JP2002140823A - フォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ方法 - Google Patents
フォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ方法Info
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 161
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
-
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08511—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォーカスサーチ時における光ピックアップ
の対物レンズや光記録媒体の損傷を回避することを安価
に実現する。 【解決手段】 漸増する振幅でフォーカス方向へ光ピッ
クアップを駆動し、フォーカスサーボ可能な範囲内に光
ピックアップが到達した時に駆動を停止する。駆動の振
幅が漸増するので、フォーカスサーチの初期の段階で何
周期かに亙って光ピックアップを駆動しても、そきとき
の振幅はまだ小さい。そして、この周期の回数だけ、フ
ォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップが到達す
る機会があるので、光ピックアップが光記録媒体に衝突
する可能性が低い。
の対物レンズや光記録媒体の損傷を回避することを安価
に実現する。 【解決手段】 漸増する振幅でフォーカス方向へ光ピッ
クアップを駆動し、フォーカスサーボ可能な範囲内に光
ピックアップが到達した時に駆動を停止する。駆動の振
幅が漸増するので、フォーカスサーチの初期の段階で何
周期かに亙って光ピックアップを駆動しても、そきとき
の振幅はまだ小さい。そして、この周期の回数だけ、フ
ォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップが到達す
る機会があるので、光ピックアップが光記録媒体に衝突
する可能性が低い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、光記録媒体に
対する光ピックアップのフォーカスサーボに先立ってフ
ォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップを到達さ
せるためのフォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ
方法に関するものである。
対する光ピックアップのフォーカスサーボに先立ってフ
ォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップを到達さ
せるためのフォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、光ディスク記録再生装置の概略
的な構成を示している。この光ディスク記録再生装置1
1では、コンパクトディスクやミニディスクやデジタル
多用途ディスク等の光ディスク12が回転機構13に装
填され、光ディスク12の下方に光ピックアップ14が
位置する。光ピックアップ14には駆動機構15及び対
物レンズ16が備えられており、制御部17に制御され
る駆動回路18が光ピックアップ14を駆動するための
信号を駆動機構15に供給する。
的な構成を示している。この光ディスク記録再生装置1
1では、コンパクトディスクやミニディスクやデジタル
多用途ディスク等の光ディスク12が回転機構13に装
填され、光ディスク12の下方に光ピックアップ14が
位置する。光ピックアップ14には駆動機構15及び対
物レンズ16が備えられており、制御部17に制御され
る駆動回路18が光ピックアップ14を駆動するための
信号を駆動機構15に供給する。
【0003】光ピックアップ14によって光ディスク1
2に対する信号の再生や記録を行うためには、駆動機構
15によって光ピックアップ14にフォーカスサーボを
施す必要がある。光ピックアップ14が光ディスク12
に対する合焦位置の近傍にあれば、光ピックアップ14
からはS字状のフォーカス誤差信号が得られ、このS字
状のフォーカス誤差信号の最大値と最小値との間に対応
する範囲内に光ピックアップ14が位置していれば、光
ピックアップ14に対するフォーカスサーボが可能であ
る。
2に対する信号の再生や記録を行うためには、駆動機構
15によって光ピックアップ14にフォーカスサーボを
施す必要がある。光ピックアップ14が光ディスク12
に対する合焦位置の近傍にあれば、光ピックアップ14
からはS字状のフォーカス誤差信号が得られ、このS字
状のフォーカス誤差信号の最大値と最小値との間に対応
する範囲内に光ピックアップ14が位置していれば、光
ピックアップ14に対するフォーカスサーボが可能であ
る。
【0004】このため、光ピックアップ14にフォーカ
スサーボを施すためには、フォーカスサーボに先立っ
て、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップ1
4を到達させること、つまり、S字状のフォーカス誤差
信号の最大値と最小値との間に対応する範囲内に光ピッ
クアップ14を引き込むことが必要であり、この動作が
フォーカスサーチと称されている。
スサーボを施すためには、フォーカスサーボに先立っ
て、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップ1
4を到達させること、つまり、S字状のフォーカス誤差
信号の最大値と最小値との間に対応する範囲内に光ピッ
クアップ14を引き込むことが必要であり、この動作が
フォーカスサーチと称されている。
【0005】図4は、従来の光ディスク記録再生装置1
1におけるフォーカスサーチに際して制御部17が駆動
回路18から駆動機構15に供給させていた信号の電圧
波形を示している。図4中における三角波の部分が、フ
ォーカスサーチのために光ピックアップ14をフォーカ
ス方向へ駆動するための信号である。図4中の時間が0
の近傍時点に示されている初期電圧の信号が駆動機構1
5に供給されていれば、駆動機構15はフォーカス方向
への駆動力を発生させない。
1におけるフォーカスサーチに際して制御部17が駆動
回路18から駆動機構15に供給させていた信号の電圧
波形を示している。図4中における三角波の部分が、フ
ォーカスサーチのために光ピックアップ14をフォーカ
ス方向へ駆動するための信号である。図4中の時間が0
の近傍時点に示されている初期電圧の信号が駆動機構1
5に供給されていれば、駆動機構15はフォーカス方向
への駆動力を発生させない。
【0006】初期電圧よりも低い電圧の信号が駆動機構
15に供給されると、光ピックアップ14を下降させて
光ディスク12から離隔させる駆動力を駆動機構15が
発生させ、電圧が低いほど、この駆動力が強くなって光
ピックアップ14が光ディスク12から離隔する。ま
た、基準電圧よりも高い電圧の信号が駆動機構15に供
給されると、光ピックアップ14を上昇させて光ディス
ク12に接近させる駆動力を駆動機構15が発生させ、
電圧が高いほど、この駆動力が強くなって光ピックアッ
プ14が光ディスク12に接近する。
15に供給されると、光ピックアップ14を下降させて
光ディスク12から離隔させる駆動力を駆動機構15が
発生させ、電圧が低いほど、この駆動力が強くなって光
ピックアップ14が光ディスク12から離隔する。ま
た、基準電圧よりも高い電圧の信号が駆動機構15に供
給されると、光ピックアップ14を上昇させて光ディス
ク12に接近させる駆動力を駆動機構15が発生させ、
電圧が高いほど、この駆動力が強くなって光ピックアッ
プ14が光ディスク12に接近する。
【0007】フォーカスサーチは、殆どの場合に、最初
の周期の信号で成功する。三角波に続く不規則な部分は
フォーカスサーチに成功した後のフォーカスサーボ用の
信号である。しかし、例えば、この光ディスク記録再生
装置11が車載用であってフォーカスサーチ時に偶然に
光ピックアップ14に振動が加えられたり、光ディスク
12のうちでフォーカスサーチを行なわれた部分に偶然
に塵埃が付着していたり傷が存在していたりすると、最
初の周期の信号ではフォーカスサーチに失敗する。
の周期の信号で成功する。三角波に続く不規則な部分は
フォーカスサーチに成功した後のフォーカスサーボ用の
信号である。しかし、例えば、この光ディスク記録再生
装置11が車載用であってフォーカスサーチ時に偶然に
光ピックアップ14に振動が加えられたり、光ディスク
12のうちでフォーカスサーチを行なわれた部分に偶然
に塵埃が付着していたり傷が存在していたりすると、最
初の周期の信号ではフォーカスサーチに失敗する。
【0008】この場合は、図4に示されている様に何周
期かの信号が引き続き駆動回路18から駆動機構15に
供給されて、フォーカスサーチが続行される。但し、所
定の時間内にフォーカスサーチに成功しなければ、制御
部17が駆動回路18に信号の供給を停止させてフォー
カスサーチを打ち切る。図4中における三角波の部分の
電圧波形から明らかな様に、従来の光ディスク記録再生
装置11におけるフォーカスサーチ用の信号の振幅及び
周期は共に一定であった。
期かの信号が引き続き駆動回路18から駆動機構15に
供給されて、フォーカスサーチが続行される。但し、所
定の時間内にフォーカスサーチに成功しなければ、制御
部17が駆動回路18に信号の供給を停止させてフォー
カスサーチを打ち切る。図4中における三角波の部分の
電圧波形から明らかな様に、従来の光ディスク記録再生
装置11におけるフォーカスサーチ用の信号の振幅及び
周期は共に一定であった。
【0009】ところで、フォーカスサーチ用の信号の振
幅が不足していると、駆動機構15が発生させる駆動力
も不足し、S字状のフォーカス誤差信号の最大値と最小
値との間に対応する範囲内に光ピックアップ14を引き
込むことができなくて、フォーカスサーチに失敗する。
一方、光ピックアップ14や駆動回路18等には固体差
があり、また、環境の温度や経年変化等によっても光ピ
ックアップ14や駆動回路18等の動作状態が変化す
る。
幅が不足していると、駆動機構15が発生させる駆動力
も不足し、S字状のフォーカス誤差信号の最大値と最小
値との間に対応する範囲内に光ピックアップ14を引き
込むことができなくて、フォーカスサーチに失敗する。
一方、光ピックアップ14や駆動回路18等には固体差
があり、また、環境の温度や経年変化等によっても光ピ
ックアップ14や駆動回路18等の動作状態が変化す
る。
【0010】これらのために、量産される従来の光ディ
スク記録再生装置11では、固体差や様々な環境や経年
変化等を考慮して、総ての光ディスク記録再生装置11
でフォーカスサーチが確実に行われる様に、フォーカス
サーチ用の信号の振幅が大きめに設定されていた。
スク記録再生装置11では、固体差や様々な環境や経年
変化等を考慮して、総ての光ディスク記録再生装置11
でフォーカスサーチが確実に行われる様に、フォーカス
サーチ用の信号の振幅が大きめに設定されていた。
【0011】旧来の厚型の光ディスク記録再生装置11
では、対物レンズ16の焦点距離が長いので、上述の様
にフォーカスサーチ用の信号の振幅が大きめに設定され
ていても、フォーカスサーチに際して対物レンズ16が
光ディスク12に衝突することはなかった。しかし、近
時の薄型の光ディスク記録再生装置11では、対物レン
ズ16の焦点距離が短い。
では、対物レンズ16の焦点距離が長いので、上述の様
にフォーカスサーチ用の信号の振幅が大きめに設定され
ていても、フォーカスサーチに際して対物レンズ16が
光ディスク12に衝突することはなかった。しかし、近
時の薄型の光ディスク記録再生装置11では、対物レン
ズ16の焦点距離が短い。
【0012】このため、最初の周期の信号でフォーカス
サーチに失敗して、この最初の周期の信号に続く何周期
かの信号に亙ってフォーカスサーチが続行されると、従
来の個々の光ディスク記録再生装置11によっては、信
号のうちで図4中に一点鎖線で囲まれている振幅の大き
い部分で対物レンズ16が光ディスク12に衝突する可
能性があった。従って、従来の光ディスク記録再生装置
11では、フォーカスサーチ時に対物レンズ16や光デ
ィスク12が損傷する可能性があった。
サーチに失敗して、この最初の周期の信号に続く何周期
かの信号に亙ってフォーカスサーチが続行されると、従
来の個々の光ディスク記録再生装置11によっては、信
号のうちで図4中に一点鎖線で囲まれている振幅の大き
い部分で対物レンズ16が光ディスク12に衝突する可
能性があった。従って、従来の光ディスク記録再生装置
11では、フォーカスサーチ時に対物レンズ16や光デ
ィスク12が損傷する可能性があった。
【0013】また、図4から明らかな様に、フォーカス
サーチ用の信号が何れの周期においても最大値及び最小
値まで振動するので、信号の傾斜が一定であれば一周期
が長くて周波数が低い。このため、光ピックアップ14
がフォーカスサーボ可能な状態へ引き込まれる機会がフ
ォーカスサーチの初期の段階で特に多くはなく、フォー
カスサーチが必ずしも短時間で行われなかった。
サーチ用の信号が何れの周期においても最大値及び最小
値まで振動するので、信号の傾斜が一定であれば一周期
が長くて周波数が低い。このため、光ピックアップ14
がフォーカスサーボ可能な状態へ引き込まれる機会がフ
ォーカスサーチの初期の段階で特に多くはなく、フォー
カスサーチが必ずしも短時間で行われなかった。
【0014】また、フォーカスサーチ用の信号の周期が
一定であるので、自動車のエンジン等による定在的な振
動が光ピックアップ14に加えられて、この振動の周期
がフォーカスサーチ用の信号の周期と重なると、フォー
カスサーボ可能な範囲内に光ピックアップ14を到達さ
せることが阻害され続けて、フォーカスサーチが必ずし
も安定的に行われなかった。
一定であるので、自動車のエンジン等による定在的な振
動が光ピックアップ14に加えられて、この振動の周期
がフォーカスサーチ用の信号の周期と重なると、フォー
カスサーボ可能な範囲内に光ピックアップ14を到達さ
せることが阻害され続けて、フォーカスサーチが必ずし
も安定的に行われなかった。
【0015】上述の様な対物レンズ16と光ディスク1
2との衝突を回避してこれらの損傷を回避するための一
つの方法として、基準になる平らな光ディスクを用いて
フォーカスサーチを実行し、その際の信号の電圧を計測
及び記憶しておき、この電圧に見込み値を加えた電圧以
上の電圧を有する信号をフォーカスサーチ時に供給しな
い方法がある(例えば、特開平11−120599号公
報)。
2との衝突を回避してこれらの損傷を回避するための一
つの方法として、基準になる平らな光ディスクを用いて
フォーカスサーチを実行し、その際の信号の電圧を計測
及び記憶しておき、この電圧に見込み値を加えた電圧以
上の電圧を有する信号をフォーカスサーチ時に供給しな
い方法がある(例えば、特開平11−120599号公
報)。
【0016】また、別の方法として、フォーカスサーチ
時に光ピックアップが合焦位置の近傍まで光ディスクに
接近すると、光ピックアップを光ディスクから離隔させ
る電圧を有する信号を供給することによって、フォーカ
スサーチに失敗しても対物レンズと光ディスクとの衝突
を回避する方法がある(例えば、特開平7−93760
号公報)。
時に光ピックアップが合焦位置の近傍まで光ディスクに
接近すると、光ピックアップを光ディスクから離隔させ
る電圧を有する信号を供給することによって、フォーカ
スサーチに失敗しても対物レンズと光ディスクとの衝突
を回避する方法がある(例えば、特開平7−93760
号公報)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特開平
11−120599号公報に記載されている方法では、
信号の電圧を計測する手段や計測値を記憶する手段が必
要であり、また、特開平7−93760号公報に記載さ
れている方法でも、基準電圧を有する信号を発生させる
手段や光ピックアップが合焦位置の近傍に到達したこと
を検出する手段や光ピックアップを光ディスクから離隔
させる電圧を有する信号を発生させる手段が必要であ
る。
11−120599号公報に記載されている方法では、
信号の電圧を計測する手段や計測値を記憶する手段が必
要であり、また、特開平7−93760号公報に記載さ
れている方法でも、基準電圧を有する信号を発生させる
手段や光ピックアップが合焦位置の近傍に到達したこと
を検出する手段や光ピックアップを光ディスクから離隔
させる電圧を有する信号を発生させる手段が必要であ
る。
【0018】このため、これら二つの何れの方法でも、
フォーカスサーチ時における光ピックアップの対物レン
ズや光ディスクの損傷を回避することを安価に実現する
ことが困難であった。従って、本願の発明は、フォーカ
スサーチ時における光ピックアップの対物レンズや光記
録媒体の損傷を回避することを安価に実現することがで
きるフォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ方法を
提供することを目的としている。
フォーカスサーチ時における光ピックアップの対物レン
ズや光ディスクの損傷を回避することを安価に実現する
ことが困難であった。従って、本願の発明は、フォーカ
スサーチ時における光ピックアップの対物レンズや光記
録媒体の損傷を回避することを安価に実現することがで
きるフォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ方法を
提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るフォーカ
スサーチ装置では、漸増する振幅を有する信号を信号発
生手段が発生させ、フォーカスサーボ可能な範囲内に光
ピックアップが到達したと制御手段が判断するまで、信
号の振幅に対応させて光記録媒体に対するフォーカス方
向へ光ピックアップを駆動する駆動手段に制御手段が信
号発生手段から信号を供給させる。
スサーチ装置では、漸増する振幅を有する信号を信号発
生手段が発生させ、フォーカスサーボ可能な範囲内に光
ピックアップが到達したと制御手段が判断するまで、信
号の振幅に対応させて光記録媒体に対するフォーカス方
向へ光ピックアップを駆動する駆動手段に制御手段が信
号発生手段から信号を供給させる。
【0020】光ピックアップを駆動するための信号の振
幅が漸増するので、フォーカスサーチの初期の段階で駆
動手段が何周期かに亙って光ピックアップを駆動して
も、そきときの光ピックアップの駆動の振幅はまだ小さ
い。そして、この周期の回数だけ、フォーカスサーボ可
能な範囲内に光ピックアップが到達する機会があるの
で、フォーカスサーチ時に光ピックアップが光記録媒体
に衝突する可能性が低い。
幅が漸増するので、フォーカスサーチの初期の段階で駆
動手段が何周期かに亙って光ピックアップを駆動して
も、そきときの光ピックアップの駆動の振幅はまだ小さ
い。そして、この周期の回数だけ、フォーカスサーボ可
能な範囲内に光ピックアップが到達する機会があるの
で、フォーカスサーチ時に光ピックアップが光記録媒体
に衝突する可能性が低い。
【0021】しかも、光ピックアップを駆動するための
信号の振幅を漸増させることは制御手段中のソフトウェ
アを修正するだけで可能であるので、上述の様なフォー
カスサーチを実行するために新たな部品を追加する必要
はない。
信号の振幅を漸増させることは制御手段中のソフトウェ
アを修正するだけで可能であるので、上述の様なフォー
カスサーチを実行するために新たな部品を追加する必要
はない。
【0022】請求項2に係るフォーカスサーチ装置で
は、光ピックアップの駆動の開始時におけるこの光ピッ
クアップと光記録媒体との最大の距離に対応する様に、
光ピックアップを駆動するための信号における振幅の最
大値が決定されているので、フォーカスサーチ時におけ
る光ピックアップと光記録媒体との衝突が確実に回避さ
れている。
は、光ピックアップの駆動の開始時におけるこの光ピッ
クアップと光記録媒体との最大の距離に対応する様に、
光ピックアップを駆動するための信号における振幅の最
大値が決定されているので、フォーカスサーチ時におけ
る光ピックアップと光記録媒体との衝突が確実に回避さ
れている。
【0023】請求項3に係るフォーカスサーチ装置で
は、光ピックアップを駆動するための信号の周期も漸増
するので、フォーカスサーチの初期の段階では信号の周
波数が高く、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピック
アップが到達する機会がフォーカスサーチの初期の段階
で特に多い。
は、光ピックアップを駆動するための信号の周期も漸増
するので、フォーカスサーチの初期の段階では信号の周
波数が高く、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピック
アップが到達する機会がフォーカスサーチの初期の段階
で特に多い。
【0024】また、光ピックアップを駆動するための信
号の周期が漸増するので、定在的な振動が光ピックアッ
プに加えられていても、時間の経過に伴ってこの振動の
周期と信号の周期とが重ならなくなって、フォーカスサ
ーボ可能な範囲内に光ピックアップを到達させることが
阻害され続けることはない。また、光ピックアップを駆
動するための信号の振幅が漸増しても周期も漸増するの
で、信号の振幅の漸増に伴う駆動速度の増加が抑制さ
れ、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップを
到達させることがフォーカスサーチの進行に伴って却っ
て困難になることもない。
号の周期が漸増するので、定在的な振動が光ピックアッ
プに加えられていても、時間の経過に伴ってこの振動の
周期と信号の周期とが重ならなくなって、フォーカスサ
ーボ可能な範囲内に光ピックアップを到達させることが
阻害され続けることはない。また、光ピックアップを駆
動するための信号の振幅が漸増しても周期も漸増するの
で、信号の振幅の漸増に伴う駆動速度の増加が抑制さ
れ、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップを
到達させることがフォーカスサーチの進行に伴って却っ
て困難になることもない。
【0025】請求項4に係るフォーカスサーチ方法で
は、漸増する振幅で光記録媒体に対するフォーカス方向
へ光ピックアップを駆動し、フォーカスサーボ可能な範
囲内に光ピックアップが到達した時に駆動を停止する。
は、漸増する振幅で光記録媒体に対するフォーカス方向
へ光ピックアップを駆動し、フォーカスサーボ可能な範
囲内に光ピックアップが到達した時に駆動を停止する。
【0026】光ピックアップの駆動の振幅が漸増するの
で、フォーカスサーチの初期の段階で何周期かに亙って
光ピックアップを駆動しても、そきときの光ピックアッ
プの駆動の振幅はまだ小さい。そして、この周期の回数
だけ、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップ
が到達する機会があるので、フォーカスサーチ時に光ピ
ックアップが光記録媒体に衝突する可能性が低い。
で、フォーカスサーチの初期の段階で何周期かに亙って
光ピックアップを駆動しても、そきときの光ピックアッ
プの駆動の振幅はまだ小さい。そして、この周期の回数
だけ、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップ
が到達する機会があるので、フォーカスサーチ時に光ピ
ックアップが光記録媒体に衝突する可能性が低い。
【0027】しかも、光ピックアップの駆動の振幅を漸
増させることは駆動のためのソフトウェアを修正するだ
けで可能であるので、上述の様なフォーカスサーチを実
行するために新たな部品を追加する必要はない。
増させることは駆動のためのソフトウェアを修正するだ
けで可能であるので、上述の様なフォーカスサーチを実
行するために新たな部品を追加する必要はない。
【0028】請求項5に係るフォーカスサーチ方法で
は、光ピックアップの駆動の開始時におけるこの光ピッ
クアップと光記録媒体との最大の距離に対応する様に、
光ピックアップの駆動における振幅の最大値が決定され
ているので、フォーカスサーチ時における光ピックアッ
プと光記録媒体との衝突が確実に回避されている。
は、光ピックアップの駆動の開始時におけるこの光ピッ
クアップと光記録媒体との最大の距離に対応する様に、
光ピックアップの駆動における振幅の最大値が決定され
ているので、フォーカスサーチ時における光ピックアッ
プと光記録媒体との衝突が確実に回避されている。
【0029】請求項6に係るフォーカスサーチ方法で
は、光ピックアップの駆動の周期も漸増するので、フォ
ーカスサーチの初期の段階では駆動の周波数が高く、フ
ォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップが到達す
る機会がフォーカスサーチの初期の段階で特に多い。
は、光ピックアップの駆動の周期も漸増するので、フォ
ーカスサーチの初期の段階では駆動の周波数が高く、フ
ォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックアップが到達す
る機会がフォーカスサーチの初期の段階で特に多い。
【0030】また、光ピックアップの駆動の周期が漸増
するので、定在的な振動が光ピックアップに印加されて
いても、時間の経過に伴ってこの振動の周期と駆動の周
期とが重ならなくなって、フォーカスサーボ可能な範囲
内に光ピックアップを到達させることが阻害され続ける
ことはない。また、光ピックアップの駆動の振幅が漸増
しても周期も漸増するので、駆動の振幅の漸増に伴う駆
動速度の増加が抑制され、フォーカスサーボ可能な範囲
内に光ピックアップを到達させることがフォーカスサー
チの進行に伴って却って困難になることもない。
するので、定在的な振動が光ピックアップに印加されて
いても、時間の経過に伴ってこの振動の周期と駆動の周
期とが重ならなくなって、フォーカスサーボ可能な範囲
内に光ピックアップを到達させることが阻害され続ける
ことはない。また、光ピックアップの駆動の振幅が漸増
しても周期も漸増するので、駆動の振幅の漸増に伴う駆
動速度の増加が抑制され、フォーカスサーボ可能な範囲
内に光ピックアップを到達させることがフォーカスサー
チの進行に伴って却って困難になることもない。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、光ディスク記録再生装置に
適用した本願の発明の一実施形態を、図1、2を参照し
ながら説明する。本実施形態が適用されている光ディス
ク記録再生装置11も、図3に示されている構成を有し
ている。但し、制御部17中のソフトウェアが上述の従
来の光ディスク記録再生装置11とは異なっており、図
1に示されている様に振幅及び周期が漸増する電圧波形
を有する信号を制御部17がフォーカスサーチに際して
駆動回路18から駆動機構15に供給させる。
適用した本願の発明の一実施形態を、図1、2を参照し
ながら説明する。本実施形態が適用されている光ディス
ク記録再生装置11も、図3に示されている構成を有し
ている。但し、制御部17中のソフトウェアが上述の従
来の光ディスク記録再生装置11とは異なっており、図
1に示されている様に振幅及び周期が漸増する電圧波形
を有する信号を制御部17がフォーカスサーチに際して
駆動回路18から駆動機構15に供給させる。
【0032】図2は、この様なフォーカスサーチに際し
ての制御部17及び駆動回路18における具体的な処理
を示している。即ち、フォーカスサーチが開始すると、
フォーカスサーチ用の信号の電圧を初期化する。既述の
様に、この初期電圧の信号が駆動回路18から駆動機構
15に供給されても、駆動機構15はフォーカス方向へ
の駆動力を発生させない。信号の電圧の初期化に続い
て、サーチ回数を1に初期化する。
ての制御部17及び駆動回路18における具体的な処理
を示している。即ち、フォーカスサーチが開始すると、
フォーカスサーチ用の信号の電圧を初期化する。既述の
様に、この初期電圧の信号が駆動回路18から駆動機構
15に供給されても、駆動機構15はフォーカス方向へ
の駆動力を発生させない。信号の電圧の初期化に続い
て、サーチ回数を1に初期化する。
【0033】次に、制御部17は、初期電圧に所定値α
とサーチ回数との積を加えた値を制限電圧として設定し
ておいて、駆動回路18に信号の電圧の下降を開始させ
る。信号の電圧の下降に伴って、駆動機構15も光ピッ
クアップ14を下降させて光ディスク12から離隔させ
る動作を開始する。信号の電圧を下降させつつ、制御部
17はフォーカスサーチに成功したか否かを判断する。
とサーチ回数との積を加えた値を制限電圧として設定し
ておいて、駆動回路18に信号の電圧の下降を開始させ
る。信号の電圧の下降に伴って、駆動機構15も光ピッ
クアップ14を下降させて光ディスク12から離隔させ
る動作を開始する。信号の電圧を下降させつつ、制御部
17はフォーカスサーチに成功したか否かを判断する。
【0034】フォーカスサーチに成功すれば、制御部1
7は駆動回路18に信号の供給を停止させてフォーカス
サーチを終了しフォーカスサーボに移行させる。フォー
カスサーチに成功していなければ、下降基準時間に所定
値βとサーチ回数との積を加えた時間が経過するまで、
信号の電圧の下降が続行される。制御部17は、この時
間の経過を検出すると、今度は駆動回路18に信号の電
圧の上昇を開始させる。
7は駆動回路18に信号の供給を停止させてフォーカス
サーチを終了しフォーカスサーボに移行させる。フォー
カスサーチに成功していなければ、下降基準時間に所定
値βとサーチ回数との積を加えた時間が経過するまで、
信号の電圧の下降が続行される。制御部17は、この時
間の経過を検出すると、今度は駆動回路18に信号の電
圧の上昇を開始させる。
【0035】信号の電圧の上昇に伴って、駆動機構15
も光ピックアップ14を上昇させて光ディスク12に接
近させる動作を開始する。信号の電圧を上昇させつつ、
制御部17はフォーカスサーチに成功したか否かを判断
する。フォーカスサーチに成功すれば、制御部17は駆
動回路18に信号の供給を停止させてフォーカスサーチ
を終了しフォーカスサーボに移行させる。フォーカスサ
ーチに成功していなければ、上昇基準時間に所定値γと
サーチ回数との積を加えた時間が経過するまで、信号の
電圧の上昇が続行される。
も光ピックアップ14を上昇させて光ディスク12に接
近させる動作を開始する。信号の電圧を上昇させつつ、
制御部17はフォーカスサーチに成功したか否かを判断
する。フォーカスサーチに成功すれば、制御部17は駆
動回路18に信号の供給を停止させてフォーカスサーチ
を終了しフォーカスサーボに移行させる。フォーカスサ
ーチに成功していなければ、上昇基準時間に所定値γと
サーチ回数との積を加えた時間が経過するまで、信号の
電圧の上昇が続行される。
【0036】但し、信号の電圧が上昇して上述の制限電
圧に到達すると、時間が経過してもそれ以上には信号の
電圧を上昇させない様に制御部17が駆動回路18を制
御する。通常はこの様な事態にはならないが、もし何ら
かの原因でこの様な事態になれば、信号の初期電圧より
も高い部分の波形が図1の様な三角波ではなく台形波に
なって、光ピックアップ14が光ディスク12に接近し
過ぎることが防止される。制御部17は、上昇時間の経
過を検出すると、サーチ回数を1だけ増加させ、増加さ
せたサーチ回数に基づく制限電圧の設定以降の処理を繰
り返す。
圧に到達すると、時間が経過してもそれ以上には信号の
電圧を上昇させない様に制御部17が駆動回路18を制
御する。通常はこの様な事態にはならないが、もし何ら
かの原因でこの様な事態になれば、信号の初期電圧より
も高い部分の波形が図1の様な三角波ではなく台形波に
なって、光ピックアップ14が光ディスク12に接近し
過ぎることが防止される。制御部17は、上昇時間の経
過を検出すると、サーチ回数を1だけ増加させ、増加さ
せたサーチ回数に基づく制限電圧の設定以降の処理を繰
り返す。
【0037】以上の様な本実施形態では、光ピックアッ
プ14や駆動回路18等に固体差等があっても、電圧の
低い信号でもフォーカスサーチを行える固体は初期の周
期の信号でフォーカスサーチに成功し、電圧の高い信号
でなければフォーカスサーチを行えない固体でも後続の
周期の信号でフォーカスサーチに成功する。また、信号
の電圧が高くなるまでにフォーカスサーチの機会が何回
かあるので、初期の周期の信号でフォーカスサーチに失
敗しても、後続の何回かの機会でフォーカスサーチに成
功すれば、対物レンズ16と光ディスク12とは衝突し
ない。
プ14や駆動回路18等に固体差等があっても、電圧の
低い信号でもフォーカスサーチを行える固体は初期の周
期の信号でフォーカスサーチに成功し、電圧の高い信号
でなければフォーカスサーチを行えない固体でも後続の
周期の信号でフォーカスサーチに成功する。また、信号
の電圧が高くなるまでにフォーカスサーチの機会が何回
かあるので、初期の周期の信号でフォーカスサーチに失
敗しても、後続の何回かの機会でフォーカスサーチに成
功すれば、対物レンズ16と光ディスク12とは衝突し
ない。
【0038】なお、以上の実施形態では、フォーカスサ
ーチに成功するまで図2の処理が繰り返され、サーチ回
数の増加に伴って制限電圧も信号の電圧も高くなる。し
かし、フォーカスサーチの開始時における対物レンズ1
6と光ディスク12との最大の距離に対応する様に制限
電圧または信号の電圧の最大値が決定されていてもよ
く、この様にされていれば、フォーカスサーチ時におけ
る対物レンズ16と光ディスク12との衝突が確実に回
避される。
ーチに成功するまで図2の処理が繰り返され、サーチ回
数の増加に伴って制限電圧も信号の電圧も高くなる。し
かし、フォーカスサーチの開始時における対物レンズ1
6と光ディスク12との最大の距離に対応する様に制限
電圧または信号の電圧の最大値が決定されていてもよ
く、この様にされていれば、フォーカスサーチ時におけ
る対物レンズ16と光ディスク12との衝突が確実に回
避される。
【0039】また、以上の実施形態では、フォーカスサ
ーチ用の信号の電圧波形として、駆動回路18における
デジタル処理で発生させ易い三角波が用いられている
が、三角波以外の波形である正弦波等の波形が用いられ
てもよい。また、フォーカスサーチは光ディスク12の
回転中と停止中との何れに行われてもよい。更に、以上
の実施形態では、光ディスク記録再生装置11に本願の
発明が適用されているが、光ディスク以外の光記録媒体
に対して再生と記録との少なくとも一方を行う装置にも
本願の発明を適用することができる。
ーチ用の信号の電圧波形として、駆動回路18における
デジタル処理で発生させ易い三角波が用いられている
が、三角波以外の波形である正弦波等の波形が用いられ
てもよい。また、フォーカスサーチは光ディスク12の
回転中と停止中との何れに行われてもよい。更に、以上
の実施形態では、光ディスク記録再生装置11に本願の
発明が適用されているが、光ディスク以外の光記録媒体
に対して再生と記録との少なくとも一方を行う装置にも
本願の発明を適用することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1、4に係るフォーカスサーチ装
置及びフォーカスサーチ方法では、フォーカスサーチ時
に光ピックアップが光記録媒体に衝突する可能性が低い
ので、フォーカスサーチ時における光ピックアップの対
物レンズや光記録媒体の損傷を回避することができる。
しかも、上述の様なフォーカスサーチを実行するために
新たな部品を追加する必要はないので、フォーカスサー
チ時における光ピックアップの対物レンズや光記録媒体
の損傷を回避することを安価に実現することができる。
置及びフォーカスサーチ方法では、フォーカスサーチ時
に光ピックアップが光記録媒体に衝突する可能性が低い
ので、フォーカスサーチ時における光ピックアップの対
物レンズや光記録媒体の損傷を回避することができる。
しかも、上述の様なフォーカスサーチを実行するために
新たな部品を追加する必要はないので、フォーカスサー
チ時における光ピックアップの対物レンズや光記録媒体
の損傷を回避することを安価に実現することができる。
【0041】請求項2、5に係るフォーカスサーチ装置
及びフォーカスサーチ方法では、フォーカスサーチ時に
おける光ピックアップと光記録媒体との衝突が確実に回
避されているので、フォーカスサーチ時における光ピッ
クアップの対物レンズや光記録媒体の損傷が確実に回避
されている。
及びフォーカスサーチ方法では、フォーカスサーチ時に
おける光ピックアップと光記録媒体との衝突が確実に回
避されているので、フォーカスサーチ時における光ピッ
クアップの対物レンズや光記録媒体の損傷が確実に回避
されている。
【0042】請求項3、6に係るフォーカスサーチ装置
及びフォーカスサーチ方法では、フォーカスサーボ可能
な範囲内に光ピックアップが到達する機会がフォーカス
サーチの初期の段階で特に多いので、フォーカスサーチ
が短時間で行われる。また、定在的な振動が光ピックア
ップに印加されていてもフォーカスサーボ可能な範囲内
に光ピックアップを到達させることが阻害され続けるこ
とはなく、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックア
ップを到達させることがフォーカスサーチの進行に伴っ
て却って困難になることもないので、フォーカスサーチ
が安定的に行われる。
及びフォーカスサーチ方法では、フォーカスサーボ可能
な範囲内に光ピックアップが到達する機会がフォーカス
サーチの初期の段階で特に多いので、フォーカスサーチ
が短時間で行われる。また、定在的な振動が光ピックア
ップに印加されていてもフォーカスサーボ可能な範囲内
に光ピックアップを到達させることが阻害され続けるこ
とはなく、フォーカスサーボ可能な範囲内に光ピックア
ップを到達させることがフォーカスサーチの進行に伴っ
て却って困難になることもないので、フォーカスサーチ
が安定的に行われる。
【図1】本願の発明の一実施形態で用いられているフォ
ーカスサーチ用の信号及びそれに続くフォーカスサーボ
用の信号の電圧波形を示すグラフである。
ーカスサーチ用の信号及びそれに続くフォーカスサーボ
用の信号の電圧波形を示すグラフである。
【図2】一実施形態におけるフォーカスサーチの流れ図
である。
である。
【図3】本願の発明が適用され得る光ディスク記録再生
装置の概略的な構成図である。
装置の概略的な構成図である。
【図4】本願の発明の一従来例で用いられているフォー
カスサーチ用の信号及びそれに続くフォーカスサーボ用
の信号の電圧波形を示すグラフである。
カスサーチ用の信号及びそれに続くフォーカスサーボ用
の信号の電圧波形を示すグラフである。
12…光ディスク(光記録媒体)、14…光ピックアッ
プ、15…駆動機構(駆動手段)、17…制御部(制御
手段)、18…駆動回路(信号発生手段)
プ、15…駆動機構(駆動手段)、17…制御部(制御
手段)、18…駆動回路(信号発生手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 漸増する振幅を有する信号を発生する信
号発生手段と、 前記信号を供給され当該信号の前記振幅に対応させて光
記録媒体に対するフォーカス方向へ光ピックアップを駆
動する駆動手段と、 前記信号発生手段から前記駆動手段に前記信号を供給さ
せると共にフォーカスサーボ可能な範囲内に前記光ピッ
クアップが前記駆動によって到達したか否かを判断して
前記範囲内に到達したと判断した時に前記供給を停止さ
せる制御手段とを具備するフォーカスサーチ装置。 - 【請求項2】 前記駆動の開始時における前記光ピック
アップと前記光記録媒体との最大の距離に対応する様に
前記振幅の最大値が決定されている請求項1記載のフォ
ーカスサーチ装置。 - 【請求項3】 前記信号の周期が漸増する請求項1記載
のフォーカスサーチ装置。 - 【請求項4】 漸増する振幅で光記録媒体に対するフォ
ーカス方向へ光ピックアップを駆動する工程と、 フォーカスサーボ可能な範囲内に前記光ピックアップが
前記駆動によって到達した時に前記駆動を停止する工程
とを具備するフォーカスサーチ方法。 - 【請求項5】 前記駆動の開始時における前記光ピック
アップと前記光記録媒体との最大の距離に対応する様に
前記振幅の最大値が決定されている請求項4記載のフォ
ーカスサーチ方法。 - 【請求項6】 前記駆動の周期が漸増する請求項4記載
のフォーカスサーチ方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336079A JP2002140823A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | フォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ方法 |
KR1020010067350A KR20020034931A (ko) | 2000-11-02 | 2001-10-31 | 포커스 검색장치와 방법 |
US09/984,998 US20020051410A1 (en) | 2000-11-02 | 2001-11-01 | Focus search apparatus and focus search method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336079A JP2002140823A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | フォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002140823A true JP2002140823A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18811712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336079A Pending JP2002140823A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | フォーカスサーチ装置及びフォーカスサーチ方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020051410A1 (ja) |
JP (1) | JP2002140823A (ja) |
KR (1) | KR20020034931A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1908818B (zh) * | 2005-07-26 | 2010-11-03 | 索尼株式会社 | 透镜位置控制方法及装置、刻录方法以及刻录装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2004039002A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置、並びに、ピックアップ制御装置および方法 |
JP2004185741A (ja) * | 2002-12-04 | 2004-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | 光学式ディスク装置 |
EP1732071A1 (en) * | 2005-06-09 | 2006-12-13 | Sony Corporation | Lens positioning method, cutting method, positioning method and cutting apparatus |
KR100718432B1 (ko) * | 2005-12-22 | 2007-05-14 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 광디스크 기록 및 재생 시스템의 포커스 서보 제어 방법 |
WO2010074533A2 (ko) * | 2008-12-26 | 2010-07-01 | 엘지전자 주식회사 | 접근속도 제어방법, 기록/재생장치 및 기록/재생방법 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY131558A (en) * | 1993-04-02 | 2007-08-30 | Sony Corp | Focusing servo system and focus servo acquisition enable with multiple velocity acquisition modes |
JPH09102129A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-15 | Pioneer Electron Corp | フォーカスサーボ制御方法及び装置 |
JPH09106617A (ja) * | 1995-10-06 | 1997-04-22 | Pioneer Electron Corp | 情報記録媒体判別方法及び装置並びにフォーカスサーボ制御方法及び装置 |
KR0176569B1 (ko) * | 1996-01-29 | 1999-04-15 | 김광호 | 광디스크 시스템에 있어서 두께가 다른 디스크간의 자동판별방법 및 장치 |
US5859824A (en) * | 1996-06-03 | 1999-01-12 | Alpine Electronics, Inc. | Digital disk player |
JP4434318B2 (ja) * | 1997-01-10 | 2010-03-17 | ソニー株式会社 | 光ディスク装置及び光ディスク判別方法 |
JP3651208B2 (ja) * | 1997-10-17 | 2005-05-25 | ソニー株式会社 | 光学記録媒体のドライブ装置 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336079A patent/JP2002140823A/ja active Pending
-
2001
- 2001-10-31 KR KR1020010067350A patent/KR20020034931A/ko not_active Withdrawn
- 2001-11-01 US US09/984,998 patent/US20020051410A1/en not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1908818B (zh) * | 2005-07-26 | 2010-11-03 | 索尼株式会社 | 透镜位置控制方法及装置、刻录方法以及刻录装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20020034931A (ko) | 2002-05-09 |
US20020051410A1 (en) | 2002-05-02 |
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