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JP2002136171A - ハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法及びハイブリッド自動車 - Google Patents

ハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法及びハイブリッド自動車

Info

Publication number
JP2002136171A
JP2002136171A JP2000319272A JP2000319272A JP2002136171A JP 2002136171 A JP2002136171 A JP 2002136171A JP 2000319272 A JP2000319272 A JP 2000319272A JP 2000319272 A JP2000319272 A JP 2000319272A JP 2002136171 A JP2002136171 A JP 2002136171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
spindle motor
rotor position
inverter
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000319272A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Makino
康弘 牧野
Keigo Onizuka
圭吾 鬼塚
Isao Morita
功 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000319272A priority Critical patent/JP2002136171A/ja
Publication of JP2002136171A publication Critical patent/JP2002136171A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レゾルバの異常時にも車両を走行可能とする
こと。 【解決手段】 エンジン21により駆動される発電機2
6から電力が供給される、バッテリーまたは電気二重層
コンデンサ等を含む電源ライン28と、この電源ライン
からの電力がモータ駆動用三相インバータ30を経て供
給され、エンジンと協働して車輪24を駆動させる電動
モータ25と、この電動モータのロータ位置を検出する
レゾルバ42と、電動モータへ供給される電力の電流を
検出する電流センサ44、45、及び電圧を検出する電
圧センサ48、49、50と、レゾルバからのロータ位
置検出信号、電流センサからの電流・電圧信号に基づき
モータ駆動用三相インバータを制御して、電動モータの
駆動を制御する制御装置38と、を有するハイブリッド
自動車20において、制御装置は、レゾルバの異常時
に、電流センサからの電流信号を用いて電動モータのロ
ータ位置を推定し、この推定位置に基づきモータ駆動用
三相インバータを制御して、電動モータの駆動を制御す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関と電動モ
ータとを併用したハイブリッド自動車の電動モータ制御
方法、及びこの制御方法を実施したハイブリッド自動車
に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関(例えばガソリンエンジン)1
01と電動モータ102とを併用したハイブリッド自動
車100では、内燃機関101により駆動される発電機
103から発電機用三相インバータ104により直流電
力に変換された電力が電源ライン105へ供給され、更
に、この電源ライン105には、主電源バッテリー10
6に充電された直流電力が放電されて供給可能とされ
る。
【0003】電源ライン105上の直流電力は、モータ
駆動用三相インバータ107にて交流電力に変換され
て、上記電動モータ102へ供給される。ハイブリッド
自動車100は、内燃機関101と電動モータ102の
それぞれの駆動力により、車輪108が駆動されて走行
する。
【0004】上記電動モータ102の駆動制御は、モー
タ駆動用三相インバータ107を介して制御装置109
により実行される。つまり、この制御装置109は、電
動モータ102のロータ位置を検出するレゾルバ110
からのロータ位置検出信号と、モータ駆動用三相インバ
ータ107から電動モータ102へ供給される三相交流
電力の電流を検出する電流センサ111及び112から
の電流信号と、電源ライン105からモータ駆動用三相
インバータ107へ供給される直流電力の電圧を検出す
る電圧センサ113からの電圧信号とに基づき上記モー
タ駆動用三相インバータ107をベクトル制御して、電
動モータ102の駆動を制御している。
【0005】なお、図3中の符号114は専用の信号処
理回路である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電動モー
タ102の駆動制御ではレゾルバ110が基本となって
おり、このレゾルバ110に高い信頼性が要求される。
このため、このレゾルバ110が故障などにより異常と
なった時には、電動モータ102を駆動させることがで
きず、ハイブリッド自動車100の走行が不可能となっ
てしまう。
【0007】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、主軸モータのロータ位置を検出する
ロータ位置検出器の異常時にも、車両を走行可能として
その信頼性を確保できるハイブリッド自動車の主軸モー
タ制御方法及びハイブリッド自動車を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、エンジンにより駆動される発電機から発電機用イン
バータを経て電力が供給される電源ラインと、この電源
ラインからの電力がモータ駆動用インバータを経て供給
され、上記エンジンと協働して車輪を駆動させる主軸モ
ータとを有し、上記主軸モータのロータ位置を検出する
ロータ位置検出器からのロータ位置検出信号、及び上記
モータ駆動用インバータから上記主軸モータへ供給され
る電力の電流を検出する電流検出器からの電流信号に基
づき上記モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸
モータの駆動を制御するハイブリッド自動車の主軸モー
タ制御方法において、上記ロータ位置検出器の異常時
に、上記電流検出器からの電流信号を用いて上記主軸モ
ータのロータ位置を推定し、この推定位置に基づき上記
モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モータの
駆動を制御するものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、エンジンにより
駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力が
供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力が
モータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジン
と協働して車輪を駆動させる主軸モータとを有し、上記
主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出器か
らのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用インバ
ータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検出
する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆動
用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御
するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法におい
て、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記主軸モータ
へ供給される電圧を検出する電圧検出器からの電圧信号
を用いて上記主軸モータのロータ位置を推定し、この推
定位置に基づき上記モータ駆動用インバータを制御し
て、上記主軸モータの駆動を制御するものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、エンジンにより
駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力が
供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力が
モータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジン
と協働して車輪を駆動させる主軸モータとを有し、上記
主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出器か
らのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用インバ
ータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検出
する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆動
用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御
するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法におい
て、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記電流検出器
からの電流信号と、上記主軸モータへ供給される電圧を
検出する電圧検出器からの電圧信号とを用いて上記主軸
モータのロータ位置を推定し、この推定位置に基づき上
記モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モータ
の駆動を制御するものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、エンジンにより
駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力が
供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力が
モータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジン
と協働して車輪を駆動させる主軸モータと、この主軸モ
ータのロータ位置を検出するロータ位置検出器と、上記
モータ駆動用インバータから上記主軸モータへ供給され
る電力の電流を検出する電流検出器と、上記ロータ位置
検出器からのロータ位置検出信号、及び上記電流検出器
からの電流信号に基づき上記モータ駆動用インバータを
制御して、上記主軸モータの駆動を制御する制御装置
と、を有するハイブリッド自動車において、上記制御装
置は、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記電流検出
器からの電流信号を用いて上記主軸モータのロータ位置
を推定し、この推定位置に基づき上記モータ駆動用イン
バータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御するよ
う構成されたことを特徴とするものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、エンジンにより
駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力が
供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力が
モータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジン
と協働して車輪を駆動させる主軸モータと、この主軸モ
ータのロータ位置を検出するロータ位置検出器と、上記
モータ駆動用インバータから上記主軸モータへ供給され
る電力の電流を検出する電流検出器と、上記ロータ位置
検出器からのロータ位置検出信号、及び上記電流検出器
からの電流信号に基づき上記モータ駆動用インバータを
制御して、上記主軸モータの駆動を制御する制御装置
と、を有するハイブリッド自動車において、上記制御装
置は、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記主軸モー
タへ供給される電圧を検出する電圧検出器からの電圧信
号を用いて上記主軸モータのロータ位置を推定し、この
推定位置に基づき上記モータ駆動用インバータを制御し
て、上記主軸モータの駆動を制御するよう構成されたこ
とを特徴とするものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、エンジンにより
駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力が
供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力が
モータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジン
と協働して車輪を駆動させる主軸モータと、この主軸モ
ータのロータ位置を検出するロータ位置検出器と、上記
モータ駆動用インバータから上記主軸モータへ供給され
る電力の電流を検出する電流検出器と、上記ロータ位置
検出器からのロータ位置検出信号、及び上記電流検出器
からの電流信号に基づき上記モータ駆動用インバータを
制御して、上記主軸モータの駆動を制御する制御装置
と、を有するハイブリッド自動車において、上記制御装
置は、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記電流検出
器からの電流信号と、上記主軸モータへ供給される電圧
を検出する電圧検出器からの電圧信号とを用いて上記主
軸モータのロータ位置を推定し、この推定位置に基づき
上記モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モー
タの駆動を制御するよう構成されたことを特徴とするも
のである。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項4乃至6
のいずれかに記載の発明において、上記モータ駆動用イ
ンバータは三相インバータであり、上記電流検出器は、
上記モータ駆動用インバータからの異なる三本の電力線
のうち、少なくとも二本の電力線に一台以上設置された
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、上記電流検出器は、モータ駆動用イン
バータからの異なる二本の電力線に一台ずつ、若しくは
二台ずつ設置され、または異なる三本の電力線に一台ず
つ設置されたことを特徴とするものである。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、上記電源ラインは、
バッテリーまたは電気二重層コンデンサを有して電力を
供給可能とすることを特徴とするものである。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項4乃至
8のいずれかに記載の発明において、上記電源ライン
は、バッテリーまたは電気二重層コンデンサを有して電
力を供給可能とすることを特徴とするものである。
【0018】請求項1または4に記載の発明には、次の
作用がある。
【0019】主軸モータのロータ位置を検出するロータ
位置検出器の異常時に、モータ駆動用インバータから主
軸モータへ供給される電力の電流を検出する電流検出器
からの電流信号を用いて主軸モータのロータ位置を推定
し、この推定位置に基づきモータ駆動用インバータを制
御して、主軸モータの駆動を制御することから、このロ
ータ位置検出器の異常時にも主軸モータを駆動させるこ
とができる。従って、ロータ位置検出器の異常時にも車
両が走行可能となり、この車両の信頼性を確保できると
ともに、運転者の利便性を向上させることができる。請
求項2または5に記載の発明には、次の作用がある。
【0020】主軸モータのロータ位置を検出するロータ
位置検出器の異常時に、上記主軸モータへ供給される電
圧を検出する電圧検出器からの電圧信号を用いて主軸モ
ータのロータ位置を推定し、この推定位置に基づきモー
タ駆動用インバータを制御して、主軸モータの駆動を制
御することから、このロータ位置検出器の異常時にも主
軸モータを駆動させることができる。従って、ロータ位
置検出器の異常時にも車両が走行可能となり、この車両
の信頼性を確保できるとともに、運転者の利便性を向上
させることができる。請求項3または6に記載の発明に
は、次の作用がある。
【0021】主軸モータのロータ位置を検出するロータ
位置検出器の異常時に、モータ駆動用インバータから主
軸モータへ供給される電力の電流を検出する電流検出器
からの電流信号と、上記主軸モータへ供給される電圧を
検出する電圧検出器からの電圧信号とを用いて主軸モー
タのロータ位置を推定し、この推定位置に基づきモータ
駆動用インバータを制御して、主軸モータの駆動を制御
することから、このロータ位置検出器の異常時にも主軸
モータを駆動させることができる。従って、ロータ位置
検出器の異常時にも車両が走行可能となり、この車両の
信頼性を確保できるとともに、運転者の利便性を向上さ
せることができる。
【0022】この場合、電流検出器からの電流信号と電
圧検出器からの電圧信号とを用いて主軸モータのロータ
位置を推定するので、このロータ位置の推定が正確とな
り、従って、モータ駆動用インバータを高精度に制御で
き、主軸モータを良好に駆動させることができる。
【0023】請求項7または8に記載の発明には、次の
作用がある。
【0024】モータ駆動用インバータから主軸モータへ
供給される電力の電流を検出する電流検出器は、モータ
駆動用インバータからの異なる三本の電力線のうち、少
なくとも二本の電力線に一台以上設置されたことから、
電流検出器が故障しても、正常に機能する電流検出器を
異なる電力線に一台ずつ確保できる可能性が高まる。こ
のため、電流検出器からの電流信号に基づく主軸モータ
の駆動制御を良好に実施できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0026】図1は、本発明に係るハイブリッド自動車
の一実施の形態を示す系統図である。
【0027】ハイブリッド自動車20には、高速走行域
で、内燃機関としてのエンジン21の駆動力を、トラン
スミッション22及びディファレンシャルギア23を介
して車輪24へ伝達し、低速走行域で、主軸モータとし
ての電動モータ25の駆動力を、ディファレンシャルギ
ア23を介して車輪24へ伝達するようにしたものがあ
る。ここで、電動モータ25は同期モータ(DCブラシ
レスサーボモータもしくはACサーボモータ)である。
【0028】このようなハイブリッド自動車20では、
エンジン21の駆動力にて駆動される発電機26により
発電された交流電力が、発電機用三相インバータ27に
て直流電力に変換されて電源ライン28へ供給される。
更に、この電源ライン28には、主電源バッテリー29
または電源二重層コンデンサ(不図示)に充電された直
流電力が放電されて供給可能とされる。
【0029】一方、電源ライン28上の直流電力は、モ
ータ駆動用三相インバータ30により三相交流電力に変
換されて電動モータ25へ供給される。この電動モータ
25が、ハイブリッド自動車20の低速走行時、特に発
進時に車輪24を駆動させる。
【0030】電源ライン28上の直流電力は、その電圧
が約100〜300Vの範囲で変動する不安定な電力で
あるため、絶縁型のDC−DCコンバータ33により電
圧が約14Vの安定した電力に変換されて、自動車用バ
ッテリー34(例えば12Vの鉛蓄電池)及びエンジン
補機部品35へ供給される。
【0031】更に、電源ライン28上の直流電力は、自
動車用空気調和装置36へ供給される。この自動車用空
気調和装置36は、圧縮機が電動モータにより駆動され
る形式であり、この圧縮機駆動用の電動モータは、自動
車用空気調和装置36に内蔵された図示しないVVVF
(可変電圧可変周波数型)インバータにより、供給電力
が交流に変換された後、このVVVFインバータにより
モータ回転数が制御される。
【0032】上述のエンジン21、発電機用三相インバ
ータ27及びモータ駆動用三相インバータ30は、バス
ライン37を経て制御位置38により制御される。特
に、制御装置38は、モータ駆動用三相インバータ30
をベクトル制御することにより、電動モータ25の駆動
(駆動トルク及び回転速度)を制御する。
【0033】以下、この制御装置38のよる電動モータ
25の駆動制御を説明する。
【0034】制御装置38には、ロータ位置検出器とし
てのレゾルバ42からのロータ位置検出信号が専用の信
号処理回路43を経て入力される。更に、制御装置38
には、電流検出器としての電流センサ44及び45から
の電流信号、及び電圧検出器としての電圧センサ46か
らの電圧信号が入力される。
【0035】レゾルバ42は電動モータ25に設置され
て、この電動モータ25の図示しないロータ位置を検出
し、ロータ位置検出信号を信号処理回路43を経て制御
装置38へ送信する。このレゾルバ42は、ロータの一
回転につき信号パルスを2〜8回出力するものが使用さ
れる。このレゾルバ42からのロータ位置検出信号は、
制御装置38において、主に、電動モータ25の回転方
向を判断するために使用される。
【0036】上記電圧センサ46は電源ライン28に設
置されて、この電源ライン28からモータ駆動用三相イ
ンバータ30へ供給される直流電力の電圧を検出し、こ
の電圧信号を制御装置38へ送信する。
【0037】一方、モータ駆動用三相インバータ30と
電動モータ25とはU相電力線39、V相電力線40及
びW相電力線41によって接続されている。これらのU
相電力線39、V相電力線40、W相電力線41のいず
れか1本(例えばV相電力線40)に上記電流センサ4
4が、残りの2本の電力線のうちいずれか1本(例えば
W相電力線41)に上記電流センサ45が接続される。
これらの電流センサ44、45は、それぞれが設置され
た電力線(電流センサ44の場合にはV相電力線40、
電流センサ45の場合にはW相電力線41)を通ってモ
ータ駆動用三相インバータ30から電動モータ25へ向
かって供給される三相交流電力の電流を検出し、これら
の電流信号を制御装置38へ送信する。
【0038】制御装置38は、信号処理回路43からの
信号を監視して、レゾルバ42の正常、異常を常時判定
する。
【0039】レゾルバ42が正常な場合には、制御装置
38は、レゾルバ42から信号処理回路43を介して入
力されるロータ位置検出信号と、電流センサ44及び4
5からそれぞれ入力される電流信号と、電圧センサ46
から入力される電圧信号とに基づき、モータ駆動用三相
インバータ30をベクトル制御して、電動モータ25の
駆動を制御する。
【0040】レゾルバ42が故障などによって異常と判
定された場合には、制御装置38は、電流センサ44及
び45からそれぞれ入力される電流信号と、電圧センサ
48、49、50から入力される電圧信号との両者を用
いて、電動モータ25のロータ位置を推定し、この推定
位置に基づきモータ駆動用三相インバータ30をベクト
ル制御、もしくは120°通電制御等に制御して、電動
モータ25の駆動を制御する。このとき、制御装置38
は、ハイブリッド自動車20が緊急状態にあることを、
表示器47を用いて表示する。
【0041】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果及びを奏する。
【0042】電動モータ25のロータ位置を検出する
レゾルバ42の異常時に、モータ駆動用三相インバータ
30から電動モータ25へ供給される三相交流電力の電
流を検出する電流センサ44及び45からの電流信号
と、上記主軸モータへ供給される電圧を検出する電圧セ
ンサ48、49、50からの電圧信号とを用いて電動モ
ータ25のロータ位置を推定し、この推定位置に基づき
モータ駆動用三相インバータ30をベクトル制御もしく
は120°通電制御等に制御して、電動モータ25の駆
動を制御することから、このレゾルバ42の異常時にも
電動モータ25を駆動させることができる。従って、レ
ゾルバ42の異常時にもハイブリッド自動車20が走行
可能となり、このハイブリッド自動車20の信頼性を確
保できるとともに、ハイブリッド自動車20が例えば修
理工場まで自力で走行できるので、運転者の利便性を向
上させることができる。
【0043】電流センサ44及び45からの電流信号
と電圧センサ48、49、50からの電圧信号とを用い
て電動モータ25のロータ位置を推定するので、このロ
ータ位置の推定が正確となり、従って、モータ駆動用三
相インバータ30を高精度にベクトル制御でき、電動モ
ータ25を良好に駆動させることができる。
【0044】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0045】例えば、上記実施の形態では、モータ駆動
用三相インバータ30から電動モータ25へ供給される
三相交流電力の電流を検出する電流センサ44、45
は、モータ駆動用三相インバータ30からの異なる3本
の電力線(U相電力線39、V相電力線40、W相電力
線41)のうち、2本の電力線に1個ずつ設置(例えば
V相電力線40に電流センサ44が、W相電力線41に
電流センサ45がそれぞれ設置)されるものを述べた
が、異なる3本の電力線のうち少なくとも2本の電力線
に1個以上設置されてもよい。
【0046】その一例として、図2(A)に示すよう
に、U相電力線39、V相電力線40、W相電力線41
のうちの少なくとも2本の電力線(例えばV相電力線4
0、W相電力線41)に、それぞれ2個の電流センサ5
1を設置してもよい。また、図2(B)に示すように、
U相電力線39、V相電力線40、W相電力線41のそ
れぞれに電流センサ51が1個ずつ設置されてもよい。
ここで、上記電流センサ51は、電流センサ44及び4
5と同様に機能する。このような場合には、次の効果
を奏する。
【0047】モータ駆動用三相インバータ30から電
動モータ25へ供給される三相交流電力の電流を検出す
る電流センサ51は、モータ駆動用三相インバータ30
からの異なる3本の電力線(U相電力線39、V相電力
線40、W相電力線41)のうち、少なくとも2本の電
力線に1個以上設置されたことから、電流センサ51が
故障しても、正常に機能する電流センサ51を異なる電
力線(U相電力線39、V相電力線40、W相電力線4
1)に1個ずつ確保できる可能性が高まる。このため、
複数の電流センサ51からの電流信号に基づく電動モー
タ25の駆動制御を良好に実施できる。
【0048】また、上記実施の形態では、レゾルバ42
の異常時になされる電動モータ25のロータ位置の推定
を、電流センサ44及び45からの電流信号と電圧セン
サ48、49、50からの電圧信号との両者を用いて実
施するものを述べたが、これらの電流信号と電圧信号の
いずれか一方のみを用いてロータ位置を推定してもよ
い。
【0049】更に、上記実施の形態では、レゾルバ42
の正常時に、このレゾルバ42からのロータ位置検出信
号と、電流センサ44及び45からの電流信号と、電圧
センサ48、49、50からの電圧信号とを用いて、制
御装置38がモータ駆動用三相インバータ30をベクト
ル制御するものを述べたが、上記ロータ位置検出信号と
上記電流信号のみを用いて、モータ駆動用三相インバー
タ30をベクトル制御してもよい。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係るハイブリッ
ド自動車の主軸モータ制御方法によれば、エンジンによ
り駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力
が供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力
がモータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジ
ンと協働して車輪を駆動させる主軸モータとを有し、上
記主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出器
からのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用イン
バータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検
出する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆
動用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制
御するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法におい
て、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記電流検出器
からの電流信号を用いて上記主軸モータのロータ位置を
推定し、この推定位置に基づき上記モータ駆動用インバ
ータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御すること
から、主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検
出器の異常時にも、車両を走行可能としてその信頼性を
確保できる。
【0051】請求項2に記載の発明に係るハイブリッド
自動車の主軸モータ制御方法によれば、エンジンにより
駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力が
供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力が
モータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジン
と協働して車輪を駆動させる主軸モータとを有し、上記
主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出器か
らのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用インバ
ータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検出
する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆動
用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御
するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法におい
て、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記主軸モータ
へ供給される電圧を検出する電圧検出器からの電圧信号
を用いて上記主軸モータのロータ位置を推定し、この推
定位置に基づき上記モータ駆動用インバータを制御し
て、上記主軸モータの駆動を制御することから、主軸モ
ータのロータ位置を検出するロータ位置検出器の異常時
にも、車両を走行可能としてその信頼性を確保できる。
【0052】請求項3に記載の発明に係るハイブリッド
自動車の主軸モータ制御方法によれば、エンジンにより
駆動される発電機から発電機用インバータを経て電力が
供給される電源ラインと、この電源ラインからの電力が
モータ駆動用インバータを経て供給され、上記エンジン
と協働して車輪を駆動させる主軸モータとを有し、上記
主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出器か
らのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用インバ
ータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検出
する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆動
用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御
するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法におい
て、上記ロータ位置検出器の異常時に、上記電流検出器
からの電流信号と、上記主軸モータへ供給される電圧を
検出する電圧検出器からの電圧信号とを用いて上記主軸
モータのロータ位置を推定し、この推定位置に基づき上
記モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モータ
の駆動を制御することから、主軸モータのロータ位置を
検出するロータ位置検出器の異常時にも、車両を走行可
能としてその信頼性を確保できる。
【0053】請求項4に記載の発明に係るハイブリッド
自動車によれば、エンジンにより駆動される発電機から
発電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
と、この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバー
タを経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動
させる主軸モータと、この主軸モータのロータ位置を検
出するロータ位置検出器と、上記モータ駆動用インバー
タから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検出す
る電流検出器と、上記ロータ位置検出器からのロータ位
置検出信号、及び上記電流検出器からの電流信号に基づ
き上記モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モ
ータの駆動を制御する制御装置と、を有するハイブリッ
ド自動車において、上記制御装置は、上記ロータ位置検
出器の異常時に、上記電流検出器からの電流信号を用い
て上記主軸モータのロータ位置を推定し、この推定位置
に基づき上記モータ駆動用インバータを制御して、上記
主軸モータの駆動を制御するよう構成されたことから、
主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出器の
異常時にも、車両を走行可能としてその信頼性を確保で
きる。
【0054】請求項5に記載の発明に係るハイブリッド
自動車によれば、エンジンにより駆動される発電機から
発電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
と、この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバー
タを経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動
させる主軸モータと、この主軸モータのロータ位置を検
出するロータ位置検出器と、上記モータ駆動用インバー
タから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検出す
る電流検出器と、上記ロータ位置検出器からのロータ位
置検出信号、及び上記電流検出器からの電流信号に基づ
き上記モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モ
ータの駆動を制御する制御装置と、を有するハイブリッ
ド自動車において、上記制御装置は、上記ロータ位置検
出器の異常時に、上記主軸モータへ供給される電圧を検
出する電圧検出器からの電圧信号を用いて上記主軸モー
タのロータ位置を推定し、この推定位置に基づき上記モ
ータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モータの駆
動を制御するよう構成されたことから、主軸モータのロ
ータ位置を検出するロータ位置検出器の異常時にも、車
両を走行可能としてその信頼性を確保できる。
【0055】請求項6に記載の発明に係るハイブリッド
自動車によれば、エンジンにより駆動される発電機から
発電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
と、この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバー
タを経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動
させる主軸モータと、この主軸モータのロータ位置を検
出するロータ位置検出器と、上記モータ駆動用インバー
タから上記主軸モータへ供給される電力の電流を検出す
る電流検出器と、上記ロータ位置検出器からのロータ位
置検出信号、及び上記電流検出器からの電流信号に基づ
き上記モータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モ
ータの駆動を制御する制御装置と、を有するハイブリッ
ド自動車において、上記制御装置は、上記ロータ位置検
出器の異常時に、上記電流検出器からの電流信号と、上
記主軸モータへ供給される電圧を検出する電圧検出器か
らの電圧信号とを用いて上記主軸モータのロータ位置を
推定し、この推定位置に基づき上記モータ駆動用インバ
ータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御するよう
構成されたことから、主軸モータのロータ位置を検出す
るロータ位置検出器の異常時にも、車両を走行可能とし
てその信頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハイブリッド自動車の一実施の形
態を示す系統図である。
【図2】図1の電流センサにおける設置形態の他の例を
示す図である。
【図3】従来のハイブリッド自動車を示す系統図であ
る。
【符号の説明】
20 ハイブリッド自動車 21 エンジン 24 車輪 25 電動モータ(主軸モータ) 26 発電機 27 発電機用三相インバータ 28 電源ライン 30 モータ駆動用三相インバータ 38 制御装置 39 U相電力線 40 V相電力線 41 W相電力線 42 レゾルバ(ロータ位置検出器) 44、45、51 電流センサ(電流検出器) 48、49、50 電圧センサ(電圧検出器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼塚 圭吾 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 森田 功 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 5H115 PA08 PC06 PG04 PI15 PI16 PI22 PI29 PI30 PU09 PU11 PU21 PV09 RB25 RB26 SE06 TO12 TR07 TU01 TU07 5H560 AA08 BB04 DA10 DA14 DA18 DC12 EB01 JJ17 SS02 SS10 XA08 XA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動される発電機から発
    電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
    と、 この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバータを
    経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動させ
    る主軸モータとを有し、 上記主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出
    器からのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用イ
    ンバータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を
    検出する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ
    駆動用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を
    制御するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法にお
    いて、 上記ロータ位置検出器の異常時に、上記電流検出器から
    の電流信号を用いて上記主軸モータのロータ位置を推定
    し、この推定位置に基づき上記モータ駆動用インバータ
    を制御して、上記主軸モータの駆動を制御するハイブリ
    ッド自動車の主軸モータ制御方法。
  2. 【請求項2】 エンジンにより駆動される発電機から発
    電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
    と、 この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバータを
    経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動させ
    る主軸モータとを有し、 上記主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出
    器からのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用イ
    ンバータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を
    検出する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ
    駆動用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を
    制御するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法にお
    いて、 上記ロータ位置検出器の異常時に、上記主軸モータへ供
    給される電圧を検出する電圧検出器からの電圧信号を用
    いて上記主軸モータのロータ位置を推定し、この推定位
    置に基づき上記モータ駆動用インバータを制御して、上
    記主軸モータの駆動を制御するハイブリッド自動車の主
    軸モータ制御方法。
  3. 【請求項3】 エンジンにより駆動される発電機から発
    電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
    と、 この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバータを
    経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動させ
    る主軸モータとを有し、 上記主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出
    器からのロータ位置検出信号、及び上記モータ駆動用イ
    ンバータから上記主軸モータへ供給される電力の電流を
    検出する電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ
    駆動用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を
    制御するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方法にお
    いて、 上記ロータ位置検出器の異常時に、上記電流検出器から
    の電流信号と、上記主軸モータへ供給される電圧を検出
    する電圧検出器からの電圧信号とを用いて上記主軸モー
    タのロータ位置を推定し、この推定位置に基づき上記モ
    ータ駆動用インバータを制御して、上記主軸モータの駆
    動を制御するハイブリッド自動車の主軸モータ制御方
    法。
  4. 【請求項4】 エンジンにより駆動される発電機から発
    電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
    と、 この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバータを
    経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動させ
    る主軸モータと、 この主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出
    器と、 上記モータ駆動用インバータから上記主軸モータへ供給
    される電力の電流を検出する電流検出器と、 上記ロータ位置検出器からのロータ位置検出信号、及び
    上記電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆動
    用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御
    する制御装置と、を有するハイブリッド自動車におい
    て、 上記制御装置は、上記ロータ位置検出器の異常時に、上
    記電流検出器からの電流信号を用いて上記主軸モータの
    ロータ位置を推定し、この推定位置に基づき上記モータ
    駆動用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を
    制御するよう構成されたことを特徴とするハイブリッド
    自動車。
  5. 【請求項5】 エンジンにより駆動される発電機から発
    電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
    と、 この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバータを
    経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動させ
    る主軸モータと、 この主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出
    器と、 上記モータ駆動用インバータから上記主軸モータへ供給
    される電力の電流を検出する電流検出器と、 上記ロータ位置検出器からのロータ位置検出信号、及び
    上記電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆動
    用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御
    する制御装置と、を有するハイブリッド自動車におい
    て、 上記制御装置は、上記ロータ位置検出器の異常時に、上
    記主軸モータへ供給される電圧を検出する電圧検出器か
    らの電圧信号を用いて上記主軸モータのロータ位置を推
    定し、この推定位置に基づき上記モータ駆動用インバー
    タを制御して、上記主軸モータの駆動を制御するよう構
    成されたことを特徴とするハイブリッド自動車。
  6. 【請求項6】 エンジンにより駆動される発電機から発
    電機用インバータを経て電力が供給される電源ライン
    と、 この電源ラインからの電力がモータ駆動用インバータを
    経て供給され、上記エンジンと協働して車輪を駆動させ
    る主軸モータと、 この主軸モータのロータ位置を検出するロータ位置検出
    器と、 上記モータ駆動用インバータから上記主軸モータへ供給
    される電力の電流を検出する電流検出器と、 上記ロータ位置検出器からのロータ位置検出信号、及び
    上記電流検出器からの電流信号に基づき上記モータ駆動
    用インバータを制御して、上記主軸モータの駆動を制御
    する制御装置と、を有するハイブリッド自動車におい
    て、 上記制御装置は、上記ロータ位置検出器の異常時に、上
    記電流検出器からの電流信号と、上記主軸モータへ供給
    される電圧を検出する電圧検出器からの電圧信号とを用
    いて上記主軸モータのロータ位置を推定し、この推定位
    置に基づき上記モータ駆動用インバータを制御して、上
    記主軸モータの駆動を制御するよう構成されたことを特
    徴とするハイブリッド自動車。
  7. 【請求項7】 上記モータ駆動用インバータは三相イン
    バータであり、上記電流検出器は、上記モータ駆動用イ
    ンバータからの異なる三本の電力線のうち、少なくとも
    二本の電力線に一台以上設置されたことを特徴とする請
    求項4乃至6のいずれかに記載のハイブリッド自動車。
  8. 【請求項8】 上記電流検出器は、モータ駆動用インバ
    ータからの異なる二本の電力線に一台ずつ、若しくは二
    台ずつ設置され、または異なる三本の電力線に一台ずつ
    設置されたことを特徴とする請求項7に記載のハイブリ
    ッド自動車。
  9. 【請求項9】 上記電源ラインは、バッテリーまたは電
    気二重層コンデンサを有して電力を供給可能とすること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のハイブ
    リッド自動車の主軸モータ制御方法。
  10. 【請求項10】 上記電源ラインは、バッテリーまたは
    電気二重層コンデンサを有して電力を供給可能とするこ
    とを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載のハイ
    ブリッド自動車。
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