JP2002133132A - 受付整理券発行システム及びその制御方法 - Google Patents
受付整理券発行システム及びその制御方法Info
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- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 6
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成により、特に室内での電波障害を回
避して、受付順の業務処理を遅滞なく円滑かつ正常に行
えるようにする。 【解決手段】あるチャネルの表示装置(例えば第4の表
示装置5d)を発券装置1から呼び出したときに、その
チャネルの第4の表示装置5dから応答がなければ、そ
の第4の表示装置5dにもっとも近くに設置されている
他のチャネルの例えば第3の表示装置5cを中継した迂
回経路を介して、発券装置1から呼び出しの対象として
いる第4の表示装置5dに信号を送信する。
避して、受付順の業務処理を遅滞なく円滑かつ正常に行
えるようにする。 【解決手段】あるチャネルの表示装置(例えば第4の表
示装置5d)を発券装置1から呼び出したときに、その
チャネルの第4の表示装置5dから応答がなければ、そ
の第4の表示装置5dにもっとも近くに設置されている
他のチャネルの例えば第3の表示装置5cを中継した迂
回経路を介して、発券装置1から呼び出しの対象として
いる第4の表示装置5dに信号を送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、銀行や病院など
において所定の業務を受付順に処理するための整理券を
来客に対して発行する受付整理券発行システム及びその
制御方法に関する。
において所定の業務を受付順に処理するための整理券を
来客に対して発行する受付整理券発行システム及びその
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば銀行では、来客の受付順に
円滑に業務処理を行うために、受付整理券発行システム
が設けられている。この種のシステムは、銀行の入口付
近に設置され来客の待ち人数を案内すると共に受付順の
受付番号を付した整理券を発行する発券装置と、窓口カ
ウンタ内に設置され次の業務処理が可能であることを報
知操作するための操作装置と、窓口カウンタ付近に設置
され次の業務処理の対象となる受付番号の呼び出し或い
は表示を行う表示装置とを備えている。
円滑に業務処理を行うために、受付整理券発行システム
が設けられている。この種のシステムは、銀行の入口付
近に設置され来客の待ち人数を案内すると共に受付順の
受付番号を付した整理券を発行する発券装置と、窓口カ
ウンタ内に設置され次の業務処理が可能であることを報
知操作するための操作装置と、窓口カウンタ付近に設置
され次の業務処理の対象となる受付番号の呼び出し或い
は表示を行う表示装置とを備えている。
【0003】このような構成のシステムは、銀行などの
広いエリアにおいて発券装置や操作装置、表示装置が各
所に点在することになるため、これら発券装置や操作装
置等をケーブルにより相互に接続すると、エリア内に多
数のケーブルが敷設されることになり、ケーブルを床面
の下に敷設して外部から見えなくしたり、できるだけ人
目につかないようにケーブルを敷設するといった工夫が
必要になる。
広いエリアにおいて発券装置や操作装置、表示装置が各
所に点在することになるため、これら発券装置や操作装
置等をケーブルにより相互に接続すると、エリア内に多
数のケーブルが敷設されることになり、ケーブルを床面
の下に敷設して外部から見えなくしたり、できるだけ人
目につかないようにケーブルを敷設するといった工夫が
必要になる。
【0004】しかも、各装置の配置レイアウトを変更す
る場合には、上記したようなケーブルの処理を再度検討
しなければならず、レイアウト変更に容易に対応するこ
とが困難であった。
る場合には、上記したようなケーブルの処理を再度検討
しなければならず、レイアウト変更に容易に対応するこ
とが困難であった。
【0005】そこで従来、例えば登録実用新案公報第3
018840号や、特開平5−197883号公報など
に記載のように、上記した発券装置や操作装置等それぞ
れに無線による送受信機能を設け、これらの装置相互間
を有線ではなく無線により接続し、有線式の場合におけ
るケーブル処理の問題を解消することが考えられてい
る。
018840号や、特開平5−197883号公報など
に記載のように、上記した発券装置や操作装置等それぞ
れに無線による送受信機能を設け、これらの装置相互間
を有線ではなく無線により接続し、有線式の場合におけ
るケーブル処理の問題を解消することが考えられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の無線方
式の場合、電波法に基づく技術基準適用証明等が不要な
300MHz帯の微弱無線が主として使用され、この微
弱無線は省電力であることから、システムを低コスト構
成することができる反面、電波の対干渉性が弱くしかも
伝達距離も屋内見通しで約30mと短く、屋内で使用す
る際に、例えば操作装置や表示装置が、発券装置から見
て建物の構造物や内部の設置物の陰になるような位置に
設置されると、これら構造物や設置物が障害となって発
券装置からの送信電波が操作装置や表示装置により受信
できず、遅滞等によって正常な業務処理を行うことがで
きないおそれがあるという問題があった。
式の場合、電波法に基づく技術基準適用証明等が不要な
300MHz帯の微弱無線が主として使用され、この微
弱無線は省電力であることから、システムを低コスト構
成することができる反面、電波の対干渉性が弱くしかも
伝達距離も屋内見通しで約30mと短く、屋内で使用す
る際に、例えば操作装置や表示装置が、発券装置から見
て建物の構造物や内部の設置物の陰になるような位置に
設置されると、これら構造物や設置物が障害となって発
券装置からの送信電波が操作装置や表示装置により受信
できず、遅滞等によって正常な業務処理を行うことがで
きないおそれがあるという問題があった。
【0007】このような問題を解消するために、従来、
複数の中継器を設置して構造物や設置物といった電波障
害物の影響を回避することが行われているが、コストの
上昇を招くという別の不都合が生じていた。また、障害
物も上記したような固定物に限るものではなく、建物内
部に設置され移動可能なものも障害となり得るため、こ
れら移動性の障害物の影響も考慮して電波障害を回避す
ることは非常に困難であった。
複数の中継器を設置して構造物や設置物といった電波障
害物の影響を回避することが行われているが、コストの
上昇を招くという別の不都合が生じていた。また、障害
物も上記したような固定物に限るものではなく、建物内
部に設置され移動可能なものも障害となり得るため、こ
れら移動性の障害物の影響も考慮して電波障害を回避す
ることは非常に困難であった。
【0008】そこで、本発明は、簡単な構成により、特
に室内での電波障害を回避して、受付順の業務処理を遅
滞なく円滑かつ正常に行えるようにすることを目的とす
る。
に室内での電波障害を回避して、受付順の業務処理を遅
滞なく円滑かつ正常に行えるようにすることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明にかかる受付整理券発行システムは、所
定の業務を受付順に処理するための整理券を来客に対し
て発行するために、受付に設置され受付順の番号を付し
た整理券を発行すると共に発行した受付番号を送信する
発券装置と、次の業務処理の対象となる前記受付番号の
呼び出し操作用の複数の操作装置と、いずれかの前記操
作装置の呼び出し操作があったときに、前記発券装置か
ら該当する前記受付番号に対応する表示信号を受信して
表示部に表示すると共に音声化してスピーカから出力す
る複数のスピーカ付き表示装置とを備え、前記発券装
置、前記操作装置及び前記表示装置が無線により相互に
接続された受付整理券発行システムにおいて、前記発券
装置は、スペクトラム拡散無線における搬送周波数を予
め定められた周波数幅で変調した複数チャネルであっ
て、前記各操作装置及び前記各表示装置それぞれに割り
当てられた各チャネルのうち、所定チャネルの前記操作
装置または前記表示装置に向けて信号を送信し、前記各
操作装置及び前記各表示装置は、それぞれ前記発券装置
から自装置に割り当てられたチャネルの信号を受信した
ときに前記発券装置に応答を返すように構成され、前記
発券装置が所定チャネルの前記操作装置または前記表示
装置に向けて信号を送信したときに、その所定チャネル
の前記操作装置または前記表示装置から応答がなけれ
ば、その近辺に設置されている他のチャネルの前記操作
装置または前記表示装置に前記発券装置から信号を送信
し、前記他のチャネルの前記操作装置または前記表示装
置から応答があれば、この他のチャネルの前記操作装置
または前記表示装置を中継した迂回経路を介して前記所
定チャネルの前記操作装置または前記表示装置に前記発
券装置からの信号を送信することを特徴としている。
ために、本発明にかかる受付整理券発行システムは、所
定の業務を受付順に処理するための整理券を来客に対し
て発行するために、受付に設置され受付順の番号を付し
た整理券を発行すると共に発行した受付番号を送信する
発券装置と、次の業務処理の対象となる前記受付番号の
呼び出し操作用の複数の操作装置と、いずれかの前記操
作装置の呼び出し操作があったときに、前記発券装置か
ら該当する前記受付番号に対応する表示信号を受信して
表示部に表示すると共に音声化してスピーカから出力す
る複数のスピーカ付き表示装置とを備え、前記発券装
置、前記操作装置及び前記表示装置が無線により相互に
接続された受付整理券発行システムにおいて、前記発券
装置は、スペクトラム拡散無線における搬送周波数を予
め定められた周波数幅で変調した複数チャネルであっ
て、前記各操作装置及び前記各表示装置それぞれに割り
当てられた各チャネルのうち、所定チャネルの前記操作
装置または前記表示装置に向けて信号を送信し、前記各
操作装置及び前記各表示装置は、それぞれ前記発券装置
から自装置に割り当てられたチャネルの信号を受信した
ときに前記発券装置に応答を返すように構成され、前記
発券装置が所定チャネルの前記操作装置または前記表示
装置に向けて信号を送信したときに、その所定チャネル
の前記操作装置または前記表示装置から応答がなけれ
ば、その近辺に設置されている他のチャネルの前記操作
装置または前記表示装置に前記発券装置から信号を送信
し、前記他のチャネルの前記操作装置または前記表示装
置から応答があれば、この他のチャネルの前記操作装置
または前記表示装置を中継した迂回経路を介して前記所
定チャネルの前記操作装置または前記表示装置に前記発
券装置からの信号を送信することを特徴としている。
【0010】このような構成によれば、電波障害物によ
って所定チャネルの操作装置または表示装置が発券装置
からの信号を受信できないときに、その所定チャネルの
近くに設置された他のチャネルの操作装置または表示装
置を中継した迂回経路を介してその所定チャネルの操作
装置または表示装置に発券装置からの信号が送信され
る。
って所定チャネルの操作装置または表示装置が発券装置
からの信号を受信できないときに、その所定チャネルの
近くに設置された他のチャネルの操作装置または表示装
置を中継した迂回経路を介してその所定チャネルの操作
装置または表示装置に発券装置からの信号が送信され
る。
【0011】そのため、発券装置から所定チャネルの操
作装置または表示装置への直線的な経路上に電波障害物
が存在していても、発券装置からの信号は所定チャネル
の操作装置または表示装置により受信できることにな
り、銀行等の建物の構造物や設置物といった内部のレイ
アウトの制約を受けることなく、発券装置、操作装置や
表示装置を設置することができ、電波障害を簡単に回避
して受付順の業務処理を遅滞なく正常に行うことができ
る。
作装置または表示装置への直線的な経路上に電波障害物
が存在していても、発券装置からの信号は所定チャネル
の操作装置または表示装置により受信できることにな
り、銀行等の建物の構造物や設置物といった内部のレイ
アウトの制約を受けることなく、発券装置、操作装置や
表示装置を設置することができ、電波障害を簡単に回避
して受付順の業務処理を遅滞なく正常に行うことができ
る。
【0012】また、本発明にかかる受付整理券発行シス
テムは、前記各操作装置及び前記各表示装置は、前記発
券装置からの自装置以外のチャネルの信号を受信して中
継するときに、その受信信号を増幅、整形して該当する
チャネルの前記操作装置または前記表示装置に向けて送
信することを特徴としている。
テムは、前記各操作装置及び前記各表示装置は、前記発
券装置からの自装置以外のチャネルの信号を受信して中
継するときに、その受信信号を増幅、整形して該当する
チャネルの前記操作装置または前記表示装置に向けて送
信することを特徴としている。
【0013】このような構成によれば、発券装置から所
定チャネルの操作装置または表示装置向けの信号を、確
実にその操作装置または表示装置に対して送信すること
ができる。
定チャネルの操作装置または表示装置向けの信号を、確
実にその操作装置または表示装置に対して送信すること
ができる。
【0014】また、本発明にかかる受付整理券発行シス
テムは、前記発券装置は、信号を送信した前記所定チャ
ネルの前記操作装置または前記表示装置から複数回続け
て応答がないときに、前記迂回経路を介して信号を送信
することを特徴としている。
テムは、前記発券装置は、信号を送信した前記所定チャ
ネルの前記操作装置または前記表示装置から複数回続け
て応答がないときに、前記迂回経路を介して信号を送信
することを特徴としている。
【0015】このような構成によれば、所定チャネルの
操作装置または表示装置が受信できない状態が、電波障
害物に起因するのか或いは一時的なものかを確実に判断
することができ、特に電波障害物に起因する故にある程
度長く続き得る場合であっても、所定チャネルの操作装
置または表示装置に対して発券装置から信号を確実に送
信することができる。
操作装置または表示装置が受信できない状態が、電波障
害物に起因するのか或いは一時的なものかを確実に判断
することができ、特に電波障害物に起因する故にある程
度長く続き得る場合であっても、所定チャネルの操作装
置または表示装置に対して発券装置から信号を確実に送
信することができる。
【0016】また、本発明にかかる受付整理券発行シス
テムの制御方法は、スペクトラム拡散無線における搬送
周波数を予め定められた周波数幅で変調した複数チャネ
ルを、前記各操作装置及び前記各表示装置それぞれに割
り当て、前記発券装置から所定チャネルの前記操作装置
または前記表示装置に向けて信号を送信し、前記所定チ
ャネルの前記操作装置または前記表示装置から応答がな
ければ、その近辺に設置されている他のチャネルの前記
操作装置または前記表示装置に前記発券装置から信号を
送信し、前記他のチャネルの前記操作装置または前記表
示装置から応答があれば、この他のチャネルの前記操作
装置または前記表示装置を中継した迂回経路を介して前
記所定チャネルの前記操作装置または前記表示装置に前
記発券装置からの信号を送信することを特徴としてい
る。
テムの制御方法は、スペクトラム拡散無線における搬送
周波数を予め定められた周波数幅で変調した複数チャネ
ルを、前記各操作装置及び前記各表示装置それぞれに割
り当て、前記発券装置から所定チャネルの前記操作装置
または前記表示装置に向けて信号を送信し、前記所定チ
ャネルの前記操作装置または前記表示装置から応答がな
ければ、その近辺に設置されている他のチャネルの前記
操作装置または前記表示装置に前記発券装置から信号を
送信し、前記他のチャネルの前記操作装置または前記表
示装置から応答があれば、この他のチャネルの前記操作
装置または前記表示装置を中継した迂回経路を介して前
記所定チャネルの前記操作装置または前記表示装置に前
記発券装置からの信号を送信することを特徴としてい
る。
【0017】このような構成によれば、発券装置から所
定チャネルの操作装置または表示装置への直線的な経路
上に電波障害物が存在していても、発券装置からの信号
は所定チャネルの操作装置または表示装置により受信で
きることになり、銀行等の建物の構造物や設置物といっ
た内部のレイアウトの制約を受けることなく、発券装
置、操作装置や表示装置を設置することができると共
に、電波障害を簡単に回避して受付順の業務処理を遅滞
なく正常に行うことができる。
定チャネルの操作装置または表示装置への直線的な経路
上に電波障害物が存在していても、発券装置からの信号
は所定チャネルの操作装置または表示装置により受信で
きることになり、銀行等の建物の構造物や設置物といっ
た内部のレイアウトの制約を受けることなく、発券装
置、操作装置や表示装置を設置することができると共
に、電波障害を簡単に回避して受付順の業務処理を遅滞
なく正常に行うことができる。
【0018】また、本発明にかかる受付整理券発行シス
テムの制御方法は、前記各操作装置及び前記各表示装置
が、前記発券装置からの自装置以外のチャネルの信号を
受信して中継するときに、その受信信号を増幅、整形し
て該当するチャネルの前記操作装置または前記表示装置
に向けて送信することを特徴としている。
テムの制御方法は、前記各操作装置及び前記各表示装置
が、前記発券装置からの自装置以外のチャネルの信号を
受信して中継するときに、その受信信号を増幅、整形し
て該当するチャネルの前記操作装置または前記表示装置
に向けて送信することを特徴としている。
【0019】このような構成によれば、発券装置から所
定チャネルの操作装置または表示装置向けの信号を、確
実にその操作装置または表示装置に対して送信すること
ができる。
定チャネルの操作装置または表示装置向けの信号を、確
実にその操作装置または表示装置に対して送信すること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明を銀行の受付用に適用し
た場合の一実施形態について図1ないし図5を参照して
説明する。但し、図1は全体構成を示す配置図、図2は
発券装置のブロック図、図3は表示装置のブロック図、
図4は動作説明図、図5は動作説明用フローチャートで
ある。
た場合の一実施形態について図1ないし図5を参照して
説明する。但し、図1は全体構成を示す配置図、図2は
発券装置のブロック図、図3は表示装置のブロック図、
図4は動作説明図、図5は動作説明用フローチャートで
ある。
【0021】図1に示すように、銀行の入口付近に設置
される発券装置1と、この発券装置1との間で無線信号
の送受信を行う複数(ここでは2台)の操作装置3a、
3bと、発券装置1との間で無線信号の送受信を行う複
数(ここでは2台)のスピーカ付き表示装置5a、5b
とにより、受付整理券発行システム7が構成されてい
る。
される発券装置1と、この発券装置1との間で無線信号
の送受信を行う複数(ここでは2台)の操作装置3a、
3bと、発券装置1との間で無線信号の送受信を行う複
数(ここでは2台)のスピーカ付き表示装置5a、5b
とにより、受付整理券発行システム7が構成されてい
る。
【0022】発券装置1は図2に示すように構成され、
例えば来客の接近を感知するセンサSが設けられ、この
センサSが作動すると、コントローラ11によりインタ
ーフェイス12を介して音声回路13が制御され、来客
に対して「いらっしゃいませ。ご用件のボタンを押して
下さい。」といった固定メッセージが音声化され、スピ
ーカPから出力されるようになっている。
例えば来客の接近を感知するセンサSが設けられ、この
センサSが作動すると、コントローラ11によりインタ
ーフェイス12を介して音声回路13が制御され、来客
に対して「いらっしゃいませ。ご用件のボタンを押して
下さい。」といった固定メッセージが音声化され、スピ
ーカPから出力されるようになっている。
【0023】更に、発券装置1には、タッチパネル付き
液晶ディスプレイ(LCD)から成る表示器14が設け
られ、「ご入金・ご出金」、「税金・お振込」、「定期
預金」、「諸届・ご相談」等の各種の業務内容を表わす
案内メッセージと、各案内メッセージに対する受付登録
用の操作キー画像、及び各案内メッセージごとの待ち人
数等が、コントローラ11の制御によりこの表示器14
に表示され、いずれかの操作キー画像が来客によって操
作されると、例えばコントローラ11の内蔵カウンタに
よりカウントされるトータル来客数に相当する受付番号
を印字すべく、プリント部15がコントローラ11によ
り制御されてカウントされた受付番号が用紙に印字さ
れ、操作した来客に対して整理券Cが発行される。
液晶ディスプレイ(LCD)から成る表示器14が設け
られ、「ご入金・ご出金」、「税金・お振込」、「定期
預金」、「諸届・ご相談」等の各種の業務内容を表わす
案内メッセージと、各案内メッセージに対する受付登録
用の操作キー画像、及び各案内メッセージごとの待ち人
数等が、コントローラ11の制御によりこの表示器14
に表示され、いずれかの操作キー画像が来客によって操
作されると、例えばコントローラ11の内蔵カウンタに
よりカウントされるトータル来客数に相当する受付番号
を印字すべく、プリント部15がコントローラ11によ
り制御されてカウントされた受付番号が用紙に印字さ
れ、操作した来客に対して整理券Cが発行される。
【0024】そして、このように受付番号を付した整理
券Cが発行される際には、コントローラ11の制御によ
り、そのときの各業務内容ごとの待ち人数が表示器14
に表示され、来客に対して自分の順番が何番目かの報知
がなされる。
券Cが発行される際には、コントローラ11の制御によ
り、そのときの各業務内容ごとの待ち人数が表示器14
に表示され、来客に対して自分の順番が何番目かの報知
がなされる。
【0025】また、発券装置1には、無線化CPU16
と、無線モジュール17とによる無線機能が設けられ、
プリント部15により印字、発行された整理券Cの受付
番号が無線信号により送信される一方、上記した操作装
置3a、3bまたは表示装置5a、5b側から送信され
てくる無線信号が無線モジュール17及び無線化CPU
16により受信され、所定の処理、例えば窓口側でいず
れかの業務が終了して次の来客の受付番号の呼び出し操
作が行われたときには、コントローラ11によりその業
務に対応する業務内容の待ち人数が減算されて表示器1
4に表示される待ち人数がデクリメントされるようにな
っている。
と、無線モジュール17とによる無線機能が設けられ、
プリント部15により印字、発行された整理券Cの受付
番号が無線信号により送信される一方、上記した操作装
置3a、3bまたは表示装置5a、5b側から送信され
てくる無線信号が無線モジュール17及び無線化CPU
16により受信され、所定の処理、例えば窓口側でいず
れかの業務が終了して次の来客の受付番号の呼び出し操
作が行われたときには、コントローラ11によりその業
務に対応する業務内容の待ち人数が減算されて表示器1
4に表示される待ち人数がデクリメントされるようにな
っている。
【0026】このとき、無線信号として、スペクトル拡
散(Spread Spectrum)無線が使用される。このスペクト
ル拡散無線は、2.4GHzという高い周波数帯が使用
され、この2.4GHzの搬送周波数が例えば3MHz
で変調されて複数チャネルが形成され、これら各チャネ
ルが各操作装置3a、3b及び各表示装置5a、5bに
それぞれ割り当てられている。そして、発券装置1から
所定チャネルの信号が送信されることにより、そのチャ
ネルの操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bが
呼び出され、呼び出された操作装置3a、3bまたは表
示装置5a、5bから発券装置1に対して応答が返され
るようになっている。
散(Spread Spectrum)無線が使用される。このスペクト
ル拡散無線は、2.4GHzという高い周波数帯が使用
され、この2.4GHzの搬送周波数が例えば3MHz
で変調されて複数チャネルが形成され、これら各チャネ
ルが各操作装置3a、3b及び各表示装置5a、5bに
それぞれ割り当てられている。そして、発券装置1から
所定チャネルの信号が送信されることにより、そのチャ
ネルの操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bが
呼び出され、呼び出された操作装置3a、3bまたは表
示装置5a、5bから発券装置1に対して応答が返され
るようになっている。
【0027】ここで、スペクトル拡散無線は、高速伝送
が可能で、直線性が良くその伝達距離は屋外見通しで約
100m、屋内見通しで約50mと長く、対干渉性にも
優れているという利点がある。
が可能で、直線性が良くその伝達距離は屋外見通しで約
100m、屋内見通しで約50mと長く、対干渉性にも
優れているという利点がある。
【0028】尚、図2において、18は発券装置1に内
蔵された無停電電源回路であり、商用電源に接続されて
充電され、停電時に発券装置1の各部の動作を確保すべ
く給電する。
蔵された無停電電源回路であり、商用電源に接続されて
充電され、停電時に発券装置1の各部の動作を確保すべ
く給電する。
【0029】操作装置3a、3bは銀行の窓口カウンタ
内に設置され、銀行員が次の業務処理の対象となる受付
番号の呼び出し時に操作されるものであり、無線モジュ
ールと、CPUと、操作キーとを備え、操作装置3a、
3bの操作キーが操作されると、CPUにより呼出信号
が出力され、この呼出信号が無線モジュールにより無線
信号として発券装置1に送信される。そして、これを受
信した発券装置1では、次の業務処理の対象となる受付
番号の導出が行われ、その受付番号を表示装置5a、5
bにより表示すべく表示信号が無線信号として送信され
る。
内に設置され、銀行員が次の業務処理の対象となる受付
番号の呼び出し時に操作されるものであり、無線モジュ
ールと、CPUと、操作キーとを備え、操作装置3a、
3bの操作キーが操作されると、CPUにより呼出信号
が出力され、この呼出信号が無線モジュールにより無線
信号として発券装置1に送信される。そして、これを受
信した発券装置1では、次の業務処理の対象となる受付
番号の導出が行われ、その受付番号を表示装置5a、5
bにより表示すべく表示信号が無線信号として送信され
る。
【0030】表示装置5a、5bは図3に示すように構
成され、発券装置1との間で送受信を行う無線モジュー
ル51と、CPU52と、音声ボード53と、セグメン
ト表示LEDから成る表示部54と、表示部のLEDを
駆動するLEDドライバ55と、平面スピーカ56とを
備えており、通常銀行の窓口カウンタ付近、例えばカウ
ンタ上やカウンタの上方に設置される。
成され、発券装置1との間で送受信を行う無線モジュー
ル51と、CPU52と、音声ボード53と、セグメン
ト表示LEDから成る表示部54と、表示部のLEDを
駆動するLEDドライバ55と、平面スピーカ56とを
備えており、通常銀行の窓口カウンタ付近、例えばカウ
ンタ上やカウンタの上方に設置される。
【0031】そして、上記したように、操作装置3a、
3bの呼び出し操作に基づき、表示装置5a、5bが発
券装置1からの無線による表示信号を受信すると、CP
U52によりLEDドライバ55が制御され、LEDド
ライバ55により表示部54にその表示信号に基づく受
付番号が表示されると同時に、音声ボード53によって
その受付番号が音声化されてスピーカ56から音声とし
て出力され、順番待ちの来客に対して呼び出しが行われ
る。
3bの呼び出し操作に基づき、表示装置5a、5bが発
券装置1からの無線による表示信号を受信すると、CP
U52によりLEDドライバ55が制御され、LEDド
ライバ55により表示部54にその表示信号に基づく受
付番号が表示されると同時に、音声ボード53によって
その受付番号が音声化されてスピーカ56から音声とし
て出力され、順番待ちの来客に対して呼び出しが行われ
る。
【0032】ところで、上記したシステムでは、電波障
害を回避できるように、あるチャネルの操作装置3a、
3bまたは表示装置5a、5bが発券装置1から呼び出
されたときに、例えば発券装置1により呼び出しが3回
繰り返されても、そのチャネルの操作装置3a、3bま
たは表示装置5a、5bから応答がなければ、そのチャ
ネルの操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bに
もっとも近くに設置されている他のチャネルの操作装置
3a、3bまたは表示装置5a、5bを中継した迂回経
路を介して、発券装置1から呼び出しの対象としている
チャネルの操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5
bに信号が送信されるように構成されている。
害を回避できるように、あるチャネルの操作装置3a、
3bまたは表示装置5a、5bが発券装置1から呼び出
されたときに、例えば発券装置1により呼び出しが3回
繰り返されても、そのチャネルの操作装置3a、3bま
たは表示装置5a、5bから応答がなければ、そのチャ
ネルの操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bに
もっとも近くに設置されている他のチャネルの操作装置
3a、3bまたは表示装置5a、5bを中継した迂回経
路を介して、発券装置1から呼び出しの対象としている
チャネルの操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5
bに信号が送信されるように構成されている。
【0033】このとき、操作装置3a、3b及び表示装
置5a、5bは、自装置以外のチャネルの信号を受信し
て中継するときに、その受信信号を増幅、整形して送信
する機能を有している。
置5a、5bは、自装置以外のチャネルの信号を受信し
て中継するときに、その受信信号を増幅、整形して送信
する機能を有している。
【0034】次に、このような中継動作の手順を、図4
に示す例について説明する。図4では、第1〜第4の4
台の表示装置5a、5b、5c、5dを設置し、同図
(a)に示すように、発券装置1から第1〜第4の表示
装置5a〜5dを順次に或いは無作為に呼び出し、各々
の表示装置5a〜5dからの応答を確認して送受信を行
うときに、発券装置1と第4の表示装置5dとの間が電
波障害物により正常に送受信できない場合、同図(b)
に示すように、第4の表示装置5dの近くに設置されて
いる第3の表示装置5cを中継した迂回経路を介して、
発券装置1から第4の表示装置5d向けの信号を送信す
る例を示している。
に示す例について説明する。図4では、第1〜第4の4
台の表示装置5a、5b、5c、5dを設置し、同図
(a)に示すように、発券装置1から第1〜第4の表示
装置5a〜5dを順次に或いは無作為に呼び出し、各々
の表示装置5a〜5dからの応答を確認して送受信を行
うときに、発券装置1と第4の表示装置5dとの間が電
波障害物により正常に送受信できない場合、同図(b)
に示すように、第4の表示装置5dの近くに設置されて
いる第3の表示装置5cを中継した迂回経路を介して、
発券装置1から第4の表示装置5d向けの信号を送信す
る例を示している。
【0035】この場合、図5に示すように、発券装置1
から第4の表示装置5dに向けて、この表示装置5dに
割り当てられたチャネルの信号が送信されて呼び出され
ると(S1)、発券装置1のコントローラ11により第
4の表示装置5dからの応答があるか否かの判定がなさ
れ(S2)、この判定結果がNOであれば、何ら異常は
ないと判断できるため、そのまま動作は終了する。
から第4の表示装置5dに向けて、この表示装置5dに
割り当てられたチャネルの信号が送信されて呼び出され
ると(S1)、発券装置1のコントローラ11により第
4の表示装置5dからの応答があるか否かの判定がなさ
れ(S2)、この判定結果がNOであれば、何ら異常は
ないと判断できるため、そのまま動作は終了する。
【0036】一方、ステップS2の判定結果がYESで
あれば、呼び出しが3回繰り返されたか否かの判定がな
され(S3)、この判定結果がNOであれば上記したス
テップS1に戻り、判定結果がYESであれば第4の表
示装置5dからの無応答が電波障害によるものと判断さ
れ、その近くに設置された第3の表示装置5cの呼び出
し及び応答確認が行われる(S4)。
あれば、呼び出しが3回繰り返されたか否かの判定がな
され(S3)、この判定結果がNOであれば上記したス
テップS1に戻り、判定結果がYESであれば第4の表
示装置5dからの無応答が電波障害によるものと判断さ
れ、その近くに設置された第3の表示装置5cの呼び出
し及び応答確認が行われる(S4)。
【0037】そして、第3の表示装置5cから応答があ
るか否かの判定がなされ(S5)、この判定結果がYE
Sであれば、応答があった第3の表示装置5cにより第
4の表示装置5d向けの信号が増幅、整形された後、第
4の表示装置5dに向けてその信号が送信され(S
6)、第4の表示装置5dからの応答が発券装置1側で
確認され(S7)、発券装置1と第4の表示装置5dと
の間の送受信は正常に行われたと判断されてその後動作
は終了する。
るか否かの判定がなされ(S5)、この判定結果がYE
Sであれば、応答があった第3の表示装置5cにより第
4の表示装置5d向けの信号が増幅、整形された後、第
4の表示装置5dに向けてその信号が送信され(S
6)、第4の表示装置5dからの応答が発券装置1側で
確認され(S7)、発券装置1と第4の表示装置5dと
の間の送受信は正常に行われたと判断されてその後動作
は終了する。
【0038】一方、上記したステップS5の判定結果が
NOであれば、第3の表示装置5cに代わり、その他の
表示装置(ここでは、第1、第2の表示装置5a、5
b)への切り換えが行われ(S8)、切り換えられたそ
の他の表示装置からの応答確認が行われ(S9)、その
後上記したステップS5の処理に戻り、応答のあった表
示装置を中継した迂回経路を介して第4の表示装置5d
への送信が行われる。
NOであれば、第3の表示装置5cに代わり、その他の
表示装置(ここでは、第1、第2の表示装置5a、5
b)への切り換えが行われ(S8)、切り換えられたそ
の他の表示装置からの応答確認が行われ(S9)、その
後上記したステップS5の処理に戻り、応答のあった表
示装置を中継した迂回経路を介して第4の表示装置5d
への送信が行われる。
【0039】尚、この場合、操作装置3a、3bを中継
した迂回経路を介して表示装置5a、5bに信号を送信
するようにしても構わない。
した迂回経路を介して表示装置5a、5bに信号を送信
するようにしても構わない。
【0040】また、発券装置1と操作装置3a、3bと
の間における送受信を行う際に、迂回経路を介して電波
障害を回避する場合も、上記した動作と同様に行われ
る。
の間における送受信を行う際に、迂回経路を介して電波
障害を回避する場合も、上記した動作と同様に行われ
る。
【0041】従って、上記した実施形態によれば、発券
装置1から所定チャネルの操作装置3a、3bまたは表
示装置5a、5bへの直線的な経路上に電波障害物が存
在していても、発券装置1からの信号は所定チャネルの
操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bにより受
信できるため、銀行の建物の構造物や設置物といった内
部のレイアウトの制約を受けることなく、発券装置1、
操作装置3a、3b及び表示装置5a、5bを設置する
ことができる。
装置1から所定チャネルの操作装置3a、3bまたは表
示装置5a、5bへの直線的な経路上に電波障害物が存
在していても、発券装置1からの信号は所定チャネルの
操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bにより受
信できるため、銀行の建物の構造物や設置物といった内
部のレイアウトの制約を受けることなく、発券装置1、
操作装置3a、3b及び表示装置5a、5bを設置する
ことができる。
【0042】更に、電波障害を未然に回避できるため、
受付順の業務処理を遅滞することなく円滑かつ正常に行
うことができ、業務の処理効率の向上に寄与することが
可能になる。
受付順の業務処理を遅滞することなく円滑かつ正常に行
うことができ、業務の処理効率の向上に寄与することが
可能になる。
【0043】また、各操作装置3a、3b及び各表示装
置5a、5bは、発券装置1からの自装置以外のチャネ
ルの信号を受信して中継するときに、その受信信号を増
幅、整形して該当するチャネルの操作装置3a、3bま
たは表示装置5a、5bに向けて送信するようにしてい
るため、発券装置1から所定チャネルの操作装置3a、
3bまたは表示装置5a、5b向けの信号を、確実にそ
の操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bに対し
て送信することが可能になる。
置5a、5bは、発券装置1からの自装置以外のチャネ
ルの信号を受信して中継するときに、その受信信号を増
幅、整形して該当するチャネルの操作装置3a、3bま
たは表示装置5a、5bに向けて送信するようにしてい
るため、発券装置1から所定チャネルの操作装置3a、
3bまたは表示装置5a、5b向けの信号を、確実にそ
の操作装置3a、3bまたは表示装置5a、5bに対し
て送信することが可能になる。
【0044】なお、図1では、操作装置3a、3b及び
表示装置5a、5bをそれぞれ2台とした場合について
説明しているが、これらはいずれも3台以上であっても
よいのは言うまでもなく、この場合も、上記した実施形
態と同等の効果を得ることができる。
表示装置5a、5bをそれぞれ2台とした場合について
説明しているが、これらはいずれも3台以上であっても
よいのは言うまでもなく、この場合も、上記した実施形
態と同等の効果を得ることができる。
【0045】更に、上記した実施形態では、呼び出した
操作装置または表示装置からの応答が3回続けてない場
合に電波障害による通信不良と判断するようにした場合
について説明しているが、必ずしも3回応答がない場合
だけ迂回経路を介して送信するのに限定されず、例えば
1回でも応答がなければ迂回経路を介して送信するよう
にしても構わないのは勿論である。
操作装置または表示装置からの応答が3回続けてない場
合に電波障害による通信不良と判断するようにした場合
について説明しているが、必ずしも3回応答がない場合
だけ迂回経路を介して送信するのに限定されず、例えば
1回でも応答がなければ迂回経路を介して送信するよう
にしても構わないのは勿論である。
【0046】また、上記した実施形態では、発券装置1
を1台とした例を示しているが、2台以上設けてもよ構
わない。
を1台とした例を示しているが、2台以上設けてもよ構
わない。
【0047】更に、上記した各実施形態では、銀行の受
付に適用した場合について説明したが、銀行以外の金融
業務の受付の他、病院の受付や、旅行会社の受付、外食
産業の待合い整理、携帯電話の登録受付等にも本発明を
適用することができ、その場合も上記した実施形態と同
等の効果を得ることができる。
付に適用した場合について説明したが、銀行以外の金融
業務の受付の他、病院の受付や、旅行会社の受付、外食
産業の待合い整理、携帯電話の登録受付等にも本発明を
適用することができ、その場合も上記した実施形態と同
等の効果を得ることができる。
【0048】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1、4に記載の発
明によれば、発券装置から所定チャネルの操作装置また
は表示装置への直線的な経路上に電波障害物が存在して
いても、発券装置からの信号は所定チャネルの操作装置
または表示装置により受信できることになり、銀行等の
建物の構造物や設置物といった内部のレイアウトの制約
を受けることなく、発券装置、操作装置及び表示装置を
設置することが可能になる。
明によれば、発券装置から所定チャネルの操作装置また
は表示装置への直線的な経路上に電波障害物が存在して
いても、発券装置からの信号は所定チャネルの操作装置
または表示装置により受信できることになり、銀行等の
建物の構造物や設置物といった内部のレイアウトの制約
を受けることなく、発券装置、操作装置及び表示装置を
設置することが可能になる。
【0050】更に、電波障害の影響を簡単に回避するこ
とができ、受付順の業務処理を遅滞等なく円滑かつ正常
に行うことが可能になる。
とができ、受付順の業務処理を遅滞等なく円滑かつ正常
に行うことが可能になる。
【0051】また、請求項2、5に記載の発明によれ
ば、発券装置から所定チャネルの操作装置または表示装
置向けの信号を、確実にその操作装置または表示装置に
対して送信することが可能になる。
ば、発券装置から所定チャネルの操作装置または表示装
置向けの信号を、確実にその操作装置または表示装置に
対して送信することが可能になる。
【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、所
定チャネルの操作装置または表示装置が受信できない状
態が、電波障害物に起因するのか或いは一時的なものか
を確実に判断することができ、特に電波障害物に起因す
る故にある程度長く続き得る場合であっても、所定チャ
ネルの操作装置または表示装置に対して発券装置から信
号を確実に送信することが可能になる。
定チャネルの操作装置または表示装置が受信できない状
態が、電波障害物に起因するのか或いは一時的なものか
を確実に判断することができ、特に電波障害物に起因す
る故にある程度長く続き得る場合であっても、所定チャ
ネルの操作装置または表示装置に対して発券装置から信
号を確実に送信することが可能になる。
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示す配置図
である。
である。
【図2】この発明の一実施形態における発券装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】この発明の一実施形態における表示装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】この発明の一実施形態の動作説明図である。
【図5】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
ートである。
1 発券装置 3、3b 操作装置 5a、5b、5c、5d 表示装置 7 受付整理券発行システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 幸彦 大阪市淀川区西宮原1丁目7番31号 和泉 電気株式会社内 Fターム(参考) 5B055 EE13 PA42
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の業務を受付順に処理するための整
理券を来客に対して発行するために、受付に設置され受
付順の番号を付した整理券を発行すると共に発行した受
付番号を送信する発券装置と、次の業務処理の対象とな
る前記受付番号の呼び出し操作用の複数の操作装置と、
いずれかの前記操作装置の呼び出し操作があったとき
に、前記発券装置から該当する前記受付番号に対応する
表示信号を受信して表示部に表示すると共に音声化して
スピーカから出力する複数のスピーカ付き表示装置とを
備え、前記発券装置、前記操作装置及び前記表示装置が
無線により相互に接続された受付整理券発行システムに
おいて、 前記発券装置は、スペクトラム拡散無線における搬送周
波数を予め定められた周波数幅で変調した複数チャネル
であって、前記各操作装置及び前記各表示装置それぞれ
に割り当てられた各チャネルのうち、所定チャネルの前
記操作装置または前記表示装置に向けて信号を送信し、 前記各操作装置及び前記各表示装置は、それぞれ前記発
券装置から自装置に割り当てられたチャネルの信号を受
信したときに前記発券装置に応答を返すように構成さ
れ、 前記発券装置が所定チャネルの前記操作装置または前記
表示装置に向けて信号を送信したときに、その所定チャ
ネルの前記操作装置または前記表示装置から応答がなけ
れば、その近辺に設置されている他のチャネルの前記操
作装置または前記表示装置に前記発券装置から信号を送
信し、 前記他のチャネルの前記操作装置または前記表示装置か
ら応答があれば、この他のチャネルの前記操作装置また
は前記表示装置を中継した迂回経路を介して前記所定チ
ャネルの前記操作装置または前記表示装置に前記発券装
置からの信号を送信することを特徴とする受付整理券発
行システム。 - 【請求項2】 前記各操作装置及び前記各表示装置は、
前記発券装置からの自装置以外のチャネルの信号を受信
して中継するときに、その受信信号を増幅、整形して該
当するチャネルの前記操作装置または前記表示装置に向
けて送信することを特徴とする請求項1に記載の受付整
理券発行システム。 - 【請求項3】 前記発券装置は、信号を送信した前記所
定チャネルの前記操作装置または前記表示装置から複数
回続けて応答がないときに、前記迂回経路を介して信号
を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の
受付整理券発行システム。 - 【請求項4】 所定の業務を受付順に処理するための整
理券を来客に対して発行するために、受付に設置され受
付順の番号を付した整理券を発行すると共に発行した受
付番号を送信する発券装置と、次の業務処理の対象とな
る前記受付番号の呼び出し操作用の複数の操作装置と、
いずれかの前記操作装置の呼び出し操作があったとき
に、前記発券装置から該当する前記受付番号に対応する
表示信号を受信して表示部に表示すると共に音声化して
スピーカから出力する複数のスピーカ付き表示装置とを
備え、前記発券装置、前記操作装置及び前記表示装置が
無線により相互に接続された受付整理券発行システムの
制御方法において、 スペクトラム拡散無線における搬送周波数を予め定めら
れた周波数幅で変調した複数チャネルを、前記各操作装
置及び前記各表示装置それぞれに割り当て、 前記発券装置から所定チャネルの前記操作装置または前
記表示装置に向けて信号を送信し、 前記所定チャネルの前記操作装置または前記表示装置か
ら応答がなければ、その近辺に設置されている他のチャ
ネルの前記操作装置または前記表示装置に前記発券装置
から信号を送信し、 前記他のチャネルの前記操作装置または前記表示装置か
ら応答があれば、この他のチャネルの前記操作装置また
は前記表示装置を中継した迂回経路を介して前記所定チ
ャネルの前記操作装置または前記表示装置に前記発券装
置からの信号を送信することを特徴とする受付整理券発
行システムの制御方法。 - 【請求項5】 前記各操作装置及び前記各表示装置が、
前記発券装置からの自装置以外のチャネルの信号を受信
して中継するときに、その受信信号を増幅、整形して該
当するチャネルの前記操作装置または前記表示装置に向
けて送信することを特徴とする請求項4に記載の受付整
理券発行システムの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328739A JP2002133132A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 受付整理券発行システム及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000328739A JP2002133132A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 受付整理券発行システム及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002133132A true JP2002133132A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18805553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000328739A Pending JP2002133132A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 受付整理券発行システム及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002133132A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05259955A (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-08 | Toshiba Corp | 無線通信システム |
JPH07141532A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Fuji Denshi Kogyo Kk | 整理券発行システム |
JPH08274777A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-18 | Sharp Corp | 無線ローカルエリアネットワーク通信システム |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328739A patent/JP2002133132A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05259955A (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-08 | Toshiba Corp | 無線通信システム |
JPH07141532A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Fuji Denshi Kogyo Kk | 整理券発行システム |
JPH08274777A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-18 | Sharp Corp | 無線ローカルエリアネットワーク通信システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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