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JP2002132943A - 情報管理方法および情報管理システム - Google Patents

情報管理方法および情報管理システム

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Publication number
JP2002132943A
JP2002132943A JP2000321540A JP2000321540A JP2002132943A JP 2002132943 A JP2002132943 A JP 2002132943A JP 2000321540 A JP2000321540 A JP 2000321540A JP 2000321540 A JP2000321540 A JP 2000321540A JP 2002132943 A JP2002132943 A JP 2002132943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
customer
image data
data
storage data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000321540A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Aizawa
進 相澤
Gakubin Ryu
学敏 劉
Masako Fujiwara
雅子 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EM Systems Co Ltd
Original Assignee
EM Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EM Systems Co Ltd filed Critical EM Systems Co Ltd
Priority to JP2000321540A priority Critical patent/JP2002132943A/ja
Publication of JP2002132943A publication Critical patent/JP2002132943A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の所有する手帳などに記載して提供する
薬の種類および服薬指導を電子化して保管および管理で
きるようにする。 【解決手段】 手帳7をデジタイザ11のパッド11b
の上に載せて専用ペン11aで手書きのコンテンツ8を
記載する。手書きのコンテンツ8は、情報管理システム
10のデジタイザ11により画像データ31として読み
込まれ、画像データ31の余白を省いた保管データ33
としてPC12のメモリに記憶される。記憶された顧客
毎の保管データ33をディスプレイ15に並べて表示す
ることにより顧客の薬歴を見やすい状態で簡単に表示す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬に関わる業務
において、薬歴や病歴を管理するのに適した情報管理方
法および管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、病歴は病院毎にカルテとして保存
および管理されており、また、投薬の履歴は薬局毎に薬
歴として保存および管理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報開示の一貫
として病歴や薬歴に関する情報が病院および薬局の顧客
である患者にも開示されることが進められている。ま
た、患者が薬歴あるいは病歴を自分で管理することは治
療をスムーズに進めるためにも有用である。さらに、他
の病院で治療を受けるとき、他の薬局から購入するとき
には、飲み合わせの不都合などを未然に防止するために
も有用である。
【0004】このため、たとえば、日本薬剤師会からお
薬手帳という薬歴(服薬履歴)が記載可能な手帳が配布
されており、顧客(患者)に処方された薬の名前、飲む
量、回数、飲み方などの服薬指導およびその他の注意事
項を、薬を購入する都度、医師あるいは薬剤師が記入で
きるようになっている。したがって、顧客が有するお薬
手帳により、医師、歯科医師や薬剤師は、どのような薬
をどのくらいの期間使っているかなどを判断することが
可能であり、処方箋を作成するとき、薬を販売するとき
などに、同じ薬が重なっていないか、不都合な飲み合わ
せになっていないかなどを確認することができる。
【0005】このように、顧客が自己の所有する手帳で
薬歴を管理することは有用であるが、その一方で、薬局
や病院でも、自ら顧客に提供した薬の履歴を管理する必
要がある。しかしながら、顧客に渡す情報に加えて、た
とえば薬局が管理する情報を作成すると、同じ内容の情
報を2回作成する必要があり手間がかかる。また、それ
らの情報の間で齟齬が発生する可能性がある。さらに、
薬歴を電子化して管理したいという要望もある。
【0006】たとえば、薬を顧客に販売する都度、電子
化した情報を作成し、それをプリントアウトして顧客に
提供することが可能である。しかしながら、手帳に記載
されたような形態の情報と比較すると、顧客の管理も面
倒であり、プリントアウトを紛失する可能性も高い。さ
らに、多くのケースでは、顧客を前にして医師や薬剤師
が説明しながら薬に関する情報を記載し、さらに、顧客
の質問に対して注意を促すような情報もその場で記載し
なければいけないケースも多い。したがって、現状で
は、顧客の手帳に、販売する薬に関する情報を手書きで
記載しながら提供することが最も望ましいと考えられ
る。あるいは、所定の事項は電子化されたデータに基づ
きプリントするとしても、手書きの情報が付随する可能
性が常にあり、その手書きの情報も含めて管理する必要
がある。病歴についても同様であり、患部の説明などは
簡単なスケッチに基づき顧客に説明することが最も望ま
しく、やはり手書きの情報を保管および管理する必要が
ある。
【0007】患者の病状を記載するカルテも、それが患
者に手渡されるか否かの相違はあるが、患者を診察しな
がら病状を記載するために手書きで作成できることが望
ましい点、および病状を記載したカルテを保管すると共
に、そこに記載された内容を電子化して保管および管理
したいという要望がある点では共通し、上記と同様の問
題がある。
【0008】そこで、本発明においては、カルテや顧客
の手帳などに記載される、手書きの情報として顧客に提
供される顧客に販売された薬に関する情報または病状に
関する情報を、薬局や病院などにおいても、2重に情報
を作成しないで、手間をかけずに電子化し、正確に保管
および管理することができる情報管理方法および管理シ
ステムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、顧客に販売された薬に関する情報および/または
顧客の病状に関する情報を含むコンテンツ、たとえば、
メモやスケッチなどを画像データとして読み込み、記録
指示される都度、その画像データを少なくとも1つの単
位の保管データとして記録し、それらの保管データを並
べてディスプレイに表示出力したり、プリントアウトで
きるようにしている。すなわち、本発明の情報管理方法
は、顧客に販売された薬に関する情報および/または顧
客の病状に関する情報を含む手書きのコンテンツを画像
データとして読み込む工程と、記録指示される都度、読
み込まれた画像データを、顧客に関連する少なくとも1
つの単位の保管データとしてメモリに記憶する工程と、
メモリに記憶された複数の保管データを顧客毎に、その
少なくとも1部を並べて出力する工程とを有する。本発
明の情報管理方法は、これらの工程における処理を実行
可能な命令を有する本発明の情報管理プログラムを用い
て実行することが可能である。そして、情報管理プログ
ラムは、CD−ROMなどのコンピュータに読み取り可
能な記録媒体に記録して提供することが可能であり、ま
た、インターネットなどのコンピュータ間の通信により
伝送される媒体によって提供することも可能である。
【0010】さらに、本発明の情報管理プログラムを適
当なコンピュータ資源を有するパーソナルコンピュータ
などの情報処理装置にインストールすることにより、そ
の情報処理装置により本発明に係る情報管理装置として
の機能を実現することが可能である。そして、その情報
管理装置を画像データを処理してメモリに蓄積する手段
として用い、デジタイザなどの適当な画像データを読み
取り可能な手段と、ディスプレイやプリンタなどの保管
データを表示あるいは印刷出力する手段と組み合わせる
ことにより、本発明に係る情報管理システムを構築でき
る。すなわち、本発明の情報管理システムは、顧客に販
売された薬に関する情報および/または顧客の病状に関
する情報を含むコンテンツを画像データとして読み込む
手段と、記録指示される都度、読み込まれた画像データ
を、顧客に関連する少なくとも1つの単位の保管データ
としてメモリに記憶する手段と、メモリに記憶された複
数の保管データを前記顧客毎に、その少なくとも1部を
並べて出力する手段とを有する。
【0011】本発明の情報管理方法およびシステムにお
いては、顧客に販売された薬に関する情報および/また
は顧客の病状に関する情報を含むコンテンツを画像デー
タとして読み込む。したがって、メモやスケッチなどの
コンテンツが手書きの情報を含んでいたとしても、その
手書きの情報を含めて保管データとして記録することが
できる。そして、コンテンツを画像データとして読み込
むために、顧客が所有する薬歴に関する情報が記録され
る手帳または顧客の病歴に関する情報が記録されるカル
テに記載されるコンテンツそのものを保管データとして
電子化して記録および管理することができる。したがっ
て、保管データを作成するための2重の手間を防止で
き、さらに、顧客に提供した情報と薬局などが管理する
情報との間、あるいはカルテに記載された情報と電子化
された保管データとの間に齟齬が発生するのも防止でき
る。
【0012】さらに、顧客に販売された薬に関する情報
および/または顧客の病状に関する情報である読み込ま
れた画像データを、記録指示される都度、顧客に関連す
る少なくとも1つの単位の保管データとしてメモリ、た
とえば磁気記録媒体や光記録媒体などの適当な記録媒体
に記憶すると、それらの保管データを時系列に顧客毎に
管理することが可能となり、保管データにより顧客の薬
歴および/または病歴が電子化された状態で残ることに
なる。したがって、本発明の情報管理方法およびシステ
ムでは、メモリに記憶された複数の保管データを顧客毎
に、薬歴あるいは病歴として、その少なくとも1部を並
べて出力する工程を設けることが可能となる。このた
め、本発明の情報管理方法およびシステムにより、顧客
毎の薬歴を随時出力でき、処方上のトラブルを未然に防
止し、顧客に即した服薬指導を行ってサービスの向上に
役立てることができる。また、電子化された病状に関す
る保管データを並べて出力することにより、病歴も同様
に簡単にいつでも出力することができる。
【0013】このように、本発明の情報管理方法および
システムを採用すると、薬歴または病歴に関わる情報を
独自に管理することを要求される薬局や病院において、
顧客に提供する手書きの情報も含めたコンテンツそのも
のを画像データとして読み込むことで、その情報を電子
化して薬歴または病歴として管理することができる。し
たがって、顧客に提供する情報は顧客が所有する手帳に
手書きで記載したものであっても薬局などの管理上の問
題はなくなり、上述したお薬手帳のような、顧客が所有
する薬歴および/または病歴に関する情報が記録される
手帳に記載して顧客に提供することができ、顧客におけ
る情報管理が最も容易な状態で提供できる。また、カル
テに病状を手書きする現状の診察方法を変えずに、カル
テに記載された内容を電子化して保管および管理するこ
とができる。
【0014】顧客に販売された薬に関する情報および/
または顧客に病状に関する情報を含むコンテンツを画像
データとして読み込み、薬歴あるいは病歴となる保管デ
ータとして記録する場合、不必要なデータあるいは情報
はできる限り自動的にカットし、保管データを小さくす
ると共に、それらを薬歴あるいは病歴として表示すると
きにディスプレイや紙に見やすく並べて出力できるよう
にすることが望ましい。たとえば、顧客の所有する手帳
やカルテに情報を記載する場合に、記載したページをそ
のままスキャナなどで読み込んで画像データを取得する
と、そのページに以前に記載されたコンテンツも同時に
読み取られるので、古いコンテンツを削除するという処
理が必要になる。記載済みのコンテンツの日時を自動的
に判断して編集することは難しいので、記録する側で編
集作業をすると手間が増えてしまい、また、編集ミスが
生ずる可能性がある。このため、デジタイザにペンをタ
ッチしながら動かして情報を入力するペン型入力装置
(スタイラス)を用いてコンテンツを作成し、それを画
像データとして読み取るようにすれば、そのときに作成
したコンテンツを以前のコンテンツと区別することがで
きる。しかしながら、顧客の有する手帳などにその情報
を記載するためにはプリンタなどの印刷する手段が必要
となるので、手間がかかり、該当するページのどこに新
しいコンテンツを印刷するかという問題も発生する。
【0015】そこで、本発明においては、読み込む工程
および手段では、コンテンツを作成する筆記具の軌跡を
間接的に入力可能なデジタイザにより画像データを読み
込むことが望ましい。このようなデジタイザは磁界、電
界、超音波あるいは加速度センサなどを用いてペンの動
きをセンシングし、ペンの軌跡を間接的に検出できるよ
うになっており、ペンで顧客の有する手帳やカルテなど
に記載されたコンテンツを画像データとして読み込むこ
とができる。したがって、顧客に情報を提供したときの
情報だけを、手帳あるいはカルテなどに記載したそのま
まの状態で、印刷あるいはスキャンなどの余分な手間を
かけずに、画像データとして読み込むことが可能とな
る。そして、時間的に前後するコンテンツが同一のペー
ジに記載されていても、そのときに作成したコンテンツ
だけを自動的に抜き出して画像データとして読み込むこ
とができる。
【0016】さらに、記憶する工程および手段では、読
み込まれた画像データを複数のマトリックス状または縞
状の入力単位エリアに分割し、それらの入力単位エリア
の中に手入力されたとして判断される有意なデータが存
在する特定の入力単位エリアのみを抽出して保管データ
を生成することが望ましい。手書きされた画像または文
字情報を含むコンテンツの記憶容量は、データ圧縮技術
を用いて削減でき、その段階ではデータの無い部分、た
とえば、空白の領域はほとんど消去される。しかしなが
ら、それを出力するときは伸張されるために空白も合わ
せて表示されてしまい、保管データを薬歴や病歴として
シーケンシャルに並べて表示することが難しい。したが
って、余白部分を取り除くことが望ましいが、そのため
に人手に頼って編集していたのでは手間がかかり、編集
ミスがあると情報が削除されてしまう可能性が有る。
【0017】これに対し、本発明の情報管理方法および
システムでは、読み込まれた画像データを複数のマトリ
ックス状または縞状の入力単位エリアに分割し、それら
の入力単位エリアの中に手入力されたとして判断される
有意なデータが存在する特定の入力単位エリアのみを抽
出して保管データを生成するので、余白部分を自動的に
削除あるいはカットした保管データとなる。したがっ
て、メモリの記憶容量をセーブできると共に、保管デー
タをディスプレイに表示したり、プリンタで印刷する際
に1つの単位の保管データが占める出力面積を小さくす
ることができる。このため、多数の保管データを1つの
画面あるいは用紙に並べて出力することが可能となり、
顧客の履歴を把握することが容易となる。
【0018】このように保管データを生成する際に、手
書きのコンテンツが記載されている領域のタイトルなど
をOCRなどを介して自動認識して入力された画像デー
タから複数の単位の保管データを作成することも可能で
ある。また、保管データを出力する際に、出力画面また
は紙面の形状あるいはサイズにしたがって出力レイアウ
トを決めるエリア編集機能、必要ならば特定の単位の保
管データを出力時に拡大、縮小あるいは解像度の疎密化
を制御する出力画像寸法・解像度制御機能などを付加す
ることも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。図1に、薬局5にお
いて医師の処方箋に基づき薬3を顧客(患者)2に販売
する際に、薬剤師1が、本発明の情報管理システム10
を用いて顧客2に対し薬3の説明をしながら手渡すサー
ビスを行っている様子を示してある。本例の情報管理シ
ステム10は、画像データを入力可能なデジタイザ11
と、その画像データを記録可能なハードディスクなどの
メモリを搭載したパーソナルコンピュータ(PC)12
と、このPC12で実行されている機能を操作したり、
データを入力可能なキーボード13と、バーコードで提
供されるデータを読み取ってPC12に入力可能なバー
コードリーダ14と、PC12からのデータを表示出力
可能なディスプレイ15と、PC12からのデータをプ
リントアウト可能なプリンタ16とを備えている。
【0020】本例のデジタイザ11は電磁誘導方式のデ
ジタイザであり、専用ペン11aが発生する磁界の変化
をパッド11bに埋め込まれたセンサーグリッドにより
読み取り、ペン11aの軌跡を計算して画像データに変
換できるようになっている。したがって、パッド11b
の上に手帳7を置いて、その手帳7に専用ペン11aで
メモや図形などを記載すると、その記載した内容が画像
データとしてPC12に供給される。このようなペン1
1aの軌跡を磁界などの媒体を介して間接的に検出し、
画像データとして提供する装置は、上記の磁界を用いた
ものが、たとえば、武藤工業からデクリオ(Decri
o)という商品名で市販されている。
【0021】PC12には、CD−ROM25などの、
コンピュータに読み取り可能な適当な記録媒体に記録さ
れた本発明の情報管理プログラム29がインストールさ
れており、デジタイザ11から入力された画像データか
ら余白を除いた部分を保管データとして選択し、その保
管データをハードディスクなどの内蔵のメモリに記録で
きるようになっている。そして、記録された保管データ
は、適当な条件で読み出され、ディスプレイ15に表示
されたり、プリンタ16からプリントアウトされるよう
になっている。
【0022】本例の情報管理システム10を用いて顧客
2に説明しながら薬を販売する際は、まず、顧客2を識
別する情報をPC12に入力する。顧客2の名前、生年
月日、保険証の番号あるいは顧客2に付されている適当
なIDナンバーなどをキーボード13から入力すること
ができる。または、顧客2の会員証やお薬手帳7に付さ
れているバーコードをバーコードリーダ14で読みって
顧客2を識別する情報をPC12に提供するようにして
も良い。デジタイザにペンでタッチしながらデータを入
力するペン入力装置をさらにPC12に接続して顧客の
情報を入力したり、他の公知の識別情報を入力する方法
を採用することができる。
【0023】次に、薬剤師1は、顧客2の所有するお薬
手帳7をデジタイザ11のパッド11bの上に置いて、
最新の情報を記載することができるページ7aを開く。
そして、そのページ7aに、顧客2に手渡そうとする薬
3に関する情報および服薬指導のコメント、たとえば、
薬の名前、飲む量、回数、飲み方およびその他の注意す
べき点を顧客2に説明しながらペン11aで記載する。
この際、顧客2からの薬や自己の薬歴などについて質問
されたり、それに答えた内容も、随時、その手帳のペー
ジ7aにペン11aで記載する。ペン11aで記載され
た上記の情報、質問および回答の内容などを含む手書き
のコンテンツ8は、デジタイザ11によって画像データ
としてPC12に提供される。そして、ディスプレイ1
5にその画像データ31がモニター画面32として表示
される。
【0024】顧客2への説明が終わって薬3を顧客2に
渡した後に薬剤師1がキーボード13を操作して画像デ
ータ31の取り込み操作を行うと、画像データ31から
コンテンツ8の部分だけが自動的に切り取られ、薬3を
手渡した顧客2のその日時の保管データとして1つの記
録単位、たとえば、1つの画像ファイルあるいはレコー
ドとしてPC12のメモリに記録される。このようにし
て、本例の情報管理システム10を利用すると、薬局5
においては、顧客2に薬3を提供するたびに、顧客2の
手帳7に薬3の情報を記載して顧客2に提供することが
できる。同時に、顧客2に提供した情報はそのままの内
容で画像データとして読み込まれ、薬局5が管理するP
C12、すなわち、本例の情報管理システム10の情報
管理装置に電子化された保管データとして保管および管
理される。したがって、ある顧客2について情報管理シ
ステム10が管理する保管データ33をディスプレイ1
5に時系列に並べて表示すると、その顧客2の薬歴を表
示することができる。また、プリンタ16から保管デー
タ33を時系列に並べてプリントアウトすることによっ
ても各顧客2の薬歴を出力することができる。
【0025】図2に、本例の情報管理システム10の概
略の機能構成を示してある。この情報管理システム10
は、情報管理装置として機能するPC12を中心に構築
されている。PC12は、デジタイザ11から画像デー
タ31を取得することができ、また、キーボード13、
バーコードリーダ14などの他の入力機器からも様々な
入力データを取得することができる入力インタフェース
21と、入力インタフェース21を介してデジタイザ1
1から画像データ31を取得すると、キーボード13な
どからの記憶指示に基づき以下に説明するような手法に
よって保管データ33を抽出し、メモリである磁気ディ
スク(ハードディスク)などに構築される保管データベ
ース22に記憶する保管データ記憶部23と、保管デー
タベース22に記憶された保管データから顧客の識別情
報などの適当な検索データに基づき保管データを読み取
って適当な順番や配置に編集して出力することができる
保管データ出力部24と、この保管データ出力部24で
編集された出力データをプリンタ16やディスプレイ1
5に供給することができる出力インタフェース26を備
えている。また、PC12は、顧客の識別情報を管理す
る顧客データベース27を備えており、保管データ記憶
部23で保管データ33を生成したり、保管データ出力
部24で保管データ33をデータベース22から読み出
すときに参照できるようになっている。
【0026】図3に、PC12を本例の情報管理システ
ム10の中核をなす情報管理装置として機能させるため
にPC12にインストールする情報管理プログラム29
の概略の処理をフローチャートにより示してある。この
情報管理プログラム29は、CD−ROM25などのP
C12で読み取り可能な適当な記録媒体に記録して提供
することができる。あるいは、インターネットなどのコ
ンピュータ間の通信を介して配信することも可能であ
る。
【0027】まず、本例の情報管理プログラム29は、
ステップ51で顧客2の識別情報を入力することにより
処理を開始する。識別情報(ID)は、上述したよう
に、名前および生年月日、保険証の番号、会員番号など
であっても良く、キーボード13、バーコードリーダ1
4あるいはその他の入力装置で入力することができる。
次に、ステップ52で保管データの入力が指示される
と、ステップ53でデジタイザ11から供給される画像
データ31を読み込み、ステップ54でその画像データ
31からコンテンツとして有効な領域を抽出して保管デ
ータ33を作成し、ステップ55で保管データ33をデ
ータベース22に格納する。すなわち、保管データ記憶
部23としての処理が実行される。
【0028】このようにしてデータベース22に記憶さ
れた保管データ33は、情報管理プログラム29のステ
ップ56において保管データの出力が選択されると、ス
テップ57で、先に入力された顧客2の識別情報に合致
する保管データ33がデータベース22から読み込まれ
る。そして、ステップ58で読み込まれた保管データ3
3が適当な配置に並べられて時系列順に見やすいように
編集されて出力される。すなわち、保管データ出力部2
4としての処理が実行される。
【0029】保管データ33を記録および出力する処理
は特定の顧客に対して説明するサービスが終了し、ステ
ップ59で終了が選択されるまで繰り返される。そし
て、その顧客に対する一連のサービスが終了すると、ス
テップ51で別の顧客の識別情報を入力することによ
り、新たな顧客に対し、薬の情報などについて説明する
サービスが開始される。
【0030】本例の情報管理システム10は、薬局用と
して開発されており、医師から提供される処方箋に基づ
く薬を顧客2に提供する際に、図4に示すような顧客2
が所有する手帳7に薬の情報を記載して提供するように
している。手帳7には、顧客2に過去に提供された薬の
情報が時系列順に記載されており、その後のページ7a
に、最新の薬の情報を記載する。このため、図5に示す
ように、本例の管理システム10では、手帳のページ7
aを開いてデジタイザ11のパッド11bの上に載せ、
専用のペン11aで薬の情報や、顧客2との質疑などを
含めたコンテンツ8を手書きで記載する。先に説明した
ように、薬の情報は、予めワードプロセッサなどの機能
を用いて作成しておいてプリンタなどで手帳の該当する
ページ7aに打ち出したりすることも可能であるが、顧
客2と薬剤師1との面談による結果を反映することがで
きないなど、手書きによる情報を無視した管理システム
は今のところ無理が多いと考えられる。一方、手帳のペ
ージ7aに手書きなどにより記載したコンテンツ8をス
キャナによって画像データで取り込むことも可能であ
る。しかしながら、この場合、同じページ7aに以前に
提供した薬の情報も記載されていると、その情報を読み
込まれてしまうので、保管データとして保管する際には
余分な情報を手作業で削除するという作業が発生する。
【0031】これに対し、本例の管理システム10にお
いては、ペン11aの軌跡を画像データ31として読み
込むことができるデジタイザ11を用いて手帳のページ
7aに記載されるコンテンツ8を画像データ31として
取り込むようにしている。したがって、手帳のページ7
aに以前の情報や、ページのフォーマットを示す印刷が
施されていても、それは画像データとして読み取られる
ことはなく、ペン11aにより記入された該当日時の薬
の情報を含むコンテンツ8だけが図6に示すように画像
データ31として取り込まれる。このため、余分なデー
タを排除する手間を省くことができ、また、顧客の手帳
のページ7aに記載したコンテンツ8をそのままの状態
で画像データ31として読み込むことができるので、顧
客2の情報と管理システム10で管理する情報との間に
齟齬が発生することもない。
【0032】また、このデジタイザ11ではペン11a
で手帳のページ7aに直にコンテンツを記載することが
できるので、他のペン入力装置のようにデジタイザのセ
ンサ面に直にペンをタッチして文字などを手書き入力し
てから印刷するような手間をかけずに済む。したがっ
て、本例の情報管理システム10は、このようなペン1
1aの軌跡を磁場などにより間接的に検出することがで
きるデジタイザ11を採用することにより、薬剤師1
は、現在、顧客2のお薬手帳7に薬などに関するコメン
トを記載するのと同じ作業を行うだけで、手帳7に記載
した情報を電子化して管理システム10で管理すること
が可能となる。
【0033】しかしながら、デジタイザ11で読み込ま
れた画像データ31は、コンテンツ8の他に多くの空白
な領域38がある。したがって、本例の情報管理プログ
ラム29においては、ステップ54で保管データ33を
生成する際に、この余白の領域38を自動的にカットし
て保管データ33を生成するようにしている。このた
め、図7に示すように、画像データ31を縦横に64個
のマトリックス39に分割し各々のマトリックス39を
入力単位エリアとし、そのエリア内に手書き入力された
と判断される有意なデータがあるか否かを検出する。た
とえば、入力されたと考えられる画素が存在しているこ
とを判断したり、それらの画素が有意な長さに連続して
いることを判断するなどの手法により有意なデータがあ
るか否かを判断することができる。そして、画像データ
31の中から有意なデータあるマトリックス39を抽出
して保管データ33とする。
【0034】たとえば、図7に示す画像データ31で
は、横方向にX0からX7の座標が付されており、縦方
向にY0からY7の座標が付されて各々のマトリックス
39が識別できるようになっている。そして、座標X1
からX3と、座標Y4からY6のマトリックス39に有
意なデータがあると判断されるので、それら9個のマト
リックス39のデータが抽出され、保管データ33が生
成される。したがって、データベース22に記憶する保
管データ33は画像データそのものであるとしても、オ
リジナルの画像データ31の9/64に削減され、さら
に適当なアルゴリズムで圧縮することによりさらに記憶
するデータ量を削減することができる。そして、本例の
情報管理システム10においては、図3に示した情報管
理プログラム29のステップ55において、図8に示し
たように、抽出された保管データ33に、顧客2の識別
情報や保管データ33が取得された日時などの管理デー
タ35を付加してデータベース22に記録する。
【0035】そして、このように余白38をカットして
保管データ33を生成して記憶することはデータベース
22の容量を確保する点でも重要であるが、データベー
ス22に記憶された保管データ33を出力するときに余
白をカットできるために複数の保管データ33を時系列
順に見やすいように並べて出力することができるという
大きなメリットがある。たとえば、図9に、本例の情報
管理システム10のディスプレイ15の表示例を示して
あるように、右下のデジタイザ11からの供給される画
像データ31のモニター画面32を除いた領域36に、
顧客の過去の保管データ33を時系列に並べて表示する
ことが可能である。したがって、ディスプレイ15の領
域36には、顧客に対し過去に提供した薬の情報(コン
テンツ)8だけが順番に、スペース効率良く表示される
ので、薬剤師1は、ディスプレイ15を見るだけで顧客
の薬歴を正確に把握することができる。このため、顧客
の薬歴を参照して顧客に対し適切なアドバイスを行うこ
とができる。
【0036】また、処方箋にしたがって薬を調合する際
にも、本例の情報管理システム10を利用することによ
り、電子化された顧客の薬歴を極めて簡単に出力するこ
とができるので、図9に示したのと同様に画面に表示し
たり、プリンタ16からプリントアウトすることにより
顧客の薬歴を手軽に参照することが可能となる。このた
め、顧客の体質や習慣などを含めた条件に適した薬を提
供することが容易となる。
【0037】以上では、薬局において顧客に提供される
薬に関する情報を電子化して保管および管理して薬歴と
して参照できるシステムを例に本発明を説明している
が、顧客に提供されるか否かは別として病院において顧
客(患者)の病状などを記録するカルテも本発明の情報
管理システムおよび情報管理方法により上記と同様に電
子化して保管することができる。すなわち、カルテも患
者の病状を診察したり、患者から病状を聞きながら作成
するために、手書きでそれらの情報を含むコンテンツが
記載され、記載されたカルテを保管する必要がある。し
たがって、電子化しようとすると、データが二重にな
り、薬歴を管理する際と同様の問題が発生する。したが
って、本発明の情報管理方法を採用すると、カルテに記
載した情報をそのままの形で画像データとして保管およ
び管理することが可能である。さらに、ペンの軌跡を間
接的に検出して画像データとして取り込むデジタイザを
採用すれば、カルテに以前に記載された情報と分離する
手間を省くことが可能となり、また、画像データのうち
からコンテンツとして有意な部分を抽出して保管データ
とすることにより、保管データを並べて出力するだけで
病歴を非常に見やすい状態で出力することができる。
【0038】このように、本発明は、医療業務において
病歴を記載したカルテなどの手書き情報のファイリング
と表示、印刷出力に適した処理技術である。そして、多
くのケースでは、手書きされた画像または文字情報は、
一般的に画像スキャナで取り込むか、XYデジタイザ付
の面に書き込こまれているのに対し、電磁誘導方式など
のペン先の運動を検出して取り込む方法により、従来と
同様にカルテや手帳に書き込むだけでその情報を電子化
することができる。
【0039】また、これらの手書き情報を含む画像デー
タは、データ圧縮技術によって記録する際はデータの無
い部分は消去されて圧縮されるが、スキャナ、デジタイ
ザなどの入力範囲全面のデータとして記憶される。した
がって、ディスプレイなどの表示体へ出力したり、印刷
出力する場合には、圧縮したデータを伸長することによ
って余白部分も復元されてしまうので、それを取り除か
ないと、薬歴や病歴としては余白が多すぎて非常に見難
く、ほとんど役に立たない表示となってしまう。これに
対し本例の情報管理システム10では、画像データの中
から有意な情報がある部分だけ抽出して余白を自動的に
カットできるようにしているので、人手に頼った編集も
不要であり、そのまま保管されたデータを順番に出力す
るだけで病歴や薬歴として医者あるいは薬剤師が参照で
きるものとなる。上記では、画像データ31をマトリッ
クス39に区切って余白をカットできるようにしている
が、ストライプ(縞あるいは帯)状の区画で有意な情報
の有無を判断して余白をカットするようにしても良い。
【0040】したがって、本発明の情報管理システムお
よび方法においては、手書きの画像あるいは文字などを
含むコンテンツを、人手による編集作業を行わずに、医
師、薬剤師さらにはその補助者の作業能率を低下させる
ことなく、カルテやお薬手帳に記載された情報をそのま
ま電子化して保管および管理できる。したがって、従
来、医療分野に於いて、カルテ、処方箋、患者の服薬履
歴・服薬指導内容などを紙情報として保管・参照するこ
とが一般的であった方式・習慣から脱却して紙情報を電
子ファイル化しようとする場合に本発明に係る情報管理
方法およびシステムを適用することにより、蓄積された
情報をひんぱんに出力して目視による情報検索が非常に
簡単になり、その際従来の紙情報では得られなかったメ
リットを提供することができる。また、上記の手書きの
コンテンツは、手書きのデータだけに限られることはな
く、コンピュータ処理された文字などの情報に手書き情
報が混在しているコンテンツであっても同様に画像デー
タとして取り込んで処理することができる。
【0041】また、上記では、デジタイザ11により読
み込まれたコンテンツ8を1つの単位として記録してい
るが、たとえば、コンテンツ8に含まれる特殊な記号あ
るいは文字列などを判断して複数の単位にコンテンツ8
を分解して記録することも可能である。また、保管デー
タを出力する際に、単に保管データを時系列順に並べて
出力するだけでなく、出力画面または紙面の形状あるい
はサイズにしたがって出力レイアウトを決めるエリア編
集機能、必要ならば特定の単位の保管データを出力時に
拡大、縮小あるいは解像度の疎密化を制御する出力画像
寸法・解像度制御機能などを付加することも可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の情報管
理方法および情報管理システムにおいては、カルテや顧
客の手帳などに記載される、薬に関する情報および服薬
指導または病状に関する情報を手書きのまま画像データ
として余分な手間をかけずに蓄積することが可能であ
り、薬局や病院などにおいて、薬歴や病歴に関するデー
タベースを精度良く、簡単に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】薬局で本発明に係る情報管理システムを用いる
様子を示す図である。
【図2】図1に示す情報管理システムの概略構成を示す
図である。
【図3】情報管理プログラムの概略の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図4】お薬手帳の例を示す図である。
【図5】手帳を開いてデジタイザにセットした様子を示
す図である。
【図6】読み取られた画像データを示す図である。
【図7】画像データから保管データを抽出する様子を示
す図である。
【図8】データベースに保管されるデータ例を示す図で
ある。
【図9】ディスプレイに薬歴が表示された例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 薬剤師、2 顧客(患者)、3 薬 10 情報管理システム 11 デジタイザ、11a 入力用ペン、11b
センサーパッド 12 コンピュータ(PC) 13 キーボード、14 バーコードリーダ、15
ディスプレイ 16 プリンタ 21 入力インタフェース、22 薬歴データベー
ス 23 保管データ記憶部、24 保管データ出力部 26 出力インタフェース、27 顧客データベー
ス 31 画像データ、33 保管データ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客に販売された薬に関する情報および
    /または前記顧客の病状に関する情報を含むコンテンツ
    を画像データとして読み込む工程と、 記録指示される都度、読み込まれた前記画像データを、
    前記顧客に関連する少なくとも1つの単位の保管データ
    としてメモリに記憶する工程と、 前記メモリに記憶された複数の前記保管データを前記顧
    客毎に、その少なくとも1部を並べて出力する工程とを
    有する情報管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コンテンツは、
    前記顧客の薬歴に関する情報が記録される手帳または前
    記顧客の病歴に関する情報が記録されるカルテに記載さ
    れたものである情報管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記読み込む工程で
    は、前記コンテンツを作成する筆記具の軌跡を間接的に
    検出して入力可能なデジタイザにより前記画像データを
    読み込む情報管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記記憶する工程で
    は、前記読み込まれた画像データを複数のマトリックス
    状または縞状の入力単位エリアに分割し、それらの入力
    単位エリアの中に手入力されたとして判断される有意な
    データが存在する特定の前記入力単位エリアのみを抽出
    して前記保管データを生成する情報管理方法。
  5. 【請求項5】 顧客に販売された薬に関する情報および
    /または前記顧客の病状に関する情報を含むコンテンツ
    を画像データとして読み込む手段と、 記録指示される都度、読み込まれた前記画像データを、
    前記顧客に関連する少なくとも1つの単位の保管データ
    としてメモリに記憶する手段と、 前記メモリに記憶された複数の前記保管データを前記顧
    客毎に、その少なくとも1部を並べて出力する手段とを
    有する情報管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記読み込む手段
    は、前記顧客の薬歴に関する情報が記録される手帳また
    は前記顧客の病歴に関する情報が記録されるカルテに記
    載されたコンテンツを読み取り可能である情報管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記読み込む手段
    は、前記コンテンツを作成する筆記具の軌跡を間接的に
    検出して入力可能なデジタイザである情報管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記記憶する手段
    は、前記読み込まれた画像データを複数のマトリックス
    状または縞状の入力単位エリアに分割し、それらの入力
    単位エリアの中に手入力されたとして判断される有意な
    データが存在する特定の入力単位エリアのみを抽出して
    前記保管データを生成可能である情報管理システム。
  9. 【請求項9】 顧客に販売された薬に関する情報および
    /または前記顧客の病状に関する情報を含むコンテンツ
    を画像データとして読み込む処理と、 記録指示される都度、読み込まれた前記画像データを、
    前記顧客に関連する少なくとも1つの単位の保管データ
    としてメモリに記憶する処理と、 前記メモリに記憶された複数の前記保管データを前記顧
    客毎に、その少なくとも1部を並べて出力する処理とを
    実行可能な命令を有する情報管理プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記読み込む処理
    では、前記コンテンツを作成する筆記具の軌跡を間接的
    に検出して入力可能なデジタイザから前記画像データを
    取得する処理を実行可能な命令を有する情報管理プログ
    ラム。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記記憶する処理
    では、前記読み込まれた画像データを複数のマトリック
    ス状または縞状の入力単位エリアに分割し、それらの入
    力単位エリアの中に手入力されたとして判断される有意
    なデータが存在する特定の入力単位エリアのみを抽出し
    て前記保管データを生成する処理を実行可能な命令を有
    する情報管理プログラム。
  12. 【請求項12】 顧客に販売された薬に関する情報およ
    び/または前記顧客の病状に関する情報を含むコンテン
    ツを画像データとして取得可能な入力手段と、 記録指示される都度、取得された前記画像データを、前
    記顧客に関連する少なくとも1つの単位の保管データと
    してメモリに記憶する手段と、 前記メモリに記憶された複数の前記保管データを前記顧
    客毎に、その少なくとも1部を並べて出力する手段とを
    有する情報管理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記記憶する手
    段は、前記取得された画像データを複数のマトリックス
    状または縞状の入力単位エリアに分割し、それらの入力
    単位エリアの中に手入力されたとして判断される有意な
    データが存在する特定の入力単位エリアのみを抽出して
    前記保管データを生成可能である情報管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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