JP2002125164A - データ収集システムとこのシステムで使用される携帯端末、データ収集サーバ及び回答制御プログラム - Google Patents
データ収集システムとこのシステムで使用される携帯端末、データ収集サーバ及び回答制御プログラムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ収集効率と収集データの多様化とを両
立を可能にし、しかも特殊な装置を必要とせず不特定多
数の視聴者の参加を可能にする。 【解決手段】 番組放送開始前に、番組への参加を希望
する視聴者からの要求に応じてデータ収集サーバS1か
ら要求元の視聴者の携帯端末MS1に対し回答制御プロ
グラムP1を配信する。そして携帯端末P1において、
上記回答制御プログラムP1により、番組の進行スケジ
ュールに同期させて各質問に対応する入力画面データを
表示し、その回答欄に視聴者が回答をキー入力するとそ
の回答データがデータ収集サーバS1に送信されて収集
される。データ収集サーバS1は、収集した回答データ
を集計してその集計データを有線網NW1を介してスタ
ジオの端末TM1に転送し表示させるようにしたもので
ある。
立を可能にし、しかも特殊な装置を必要とせず不特定多
数の視聴者の参加を可能にする。 【解決手段】 番組放送開始前に、番組への参加を希望
する視聴者からの要求に応じてデータ収集サーバS1か
ら要求元の視聴者の携帯端末MS1に対し回答制御プロ
グラムP1を配信する。そして携帯端末P1において、
上記回答制御プログラムP1により、番組の進行スケジ
ュールに同期させて各質問に対応する入力画面データを
表示し、その回答欄に視聴者が回答をキー入力するとそ
の回答データがデータ収集サーバS1に送信されて収集
される。データ収集サーバS1は、収集した回答データ
を集計してその集計データを有線網NW1を介してスタ
ジオの端末TM1に転送し表示させるようにしたもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば視聴者参
加型番組の放送中に視聴者の回答や意見を視聴者が所有
する携帯端末を利用して収集するデータ収集システムと
このシステムで使用される携帯端末、データ収集サーバ
及び回答制御プログラムに関する。
加型番組の放送中に視聴者の回答や意見を視聴者が所有
する携帯端末を利用して収集するデータ収集システムと
このシステムで使用される携帯端末、データ収集サーバ
及び回答制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送番組やラジオを放送番
組の中に、討論やクイズ等に対し視聴者が局外から参加
する視聴者参加型番組がある。この種の番組は、番組放
送中或いはその前後に出される質問に対し視聴者が回答
を寄せ、この回答を集計することによりその結果を番組
に反映させるものである。
組の中に、討論やクイズ等に対し視聴者が局外から参加
する視聴者参加型番組がある。この種の番組は、番組放
送中或いはその前後に出される質問に対し視聴者が回答
を寄せ、この回答を集計することによりその結果を番組
に反映させるものである。
【0003】上記視聴者の回答を収集する方法として
は、例えば (1)テレゴングによるもの (2)電話を使用するもの (3)ファクシミリを使用するもの (4)応答サーバを使用するもの が用いられている。
は、例えば (1)テレゴングによるもの (2)電話を使用するもの (3)ファクシミリを使用するもの (4)応答サーバを使用するもの が用いられている。
【0004】テレゴングによる方法は、例えば通信事業
者において、テレビジョン番組による質問に対し、回答
の選択肢に対応した電話番号にかけられたコール数を電
話番号別に集計し、この集計結果を上記番組に通知する
ものである。このため、放送局にとっては番組ごとに通
信事業者に対しテレゴング用の専用回線を契約するだけ
でよく、比較的簡単に実施できる利点がある。しかし、
回答のコール数を集計するだけのものであるため、視聴
者の付帯意見等の多様な回答を収集できないと云う欠点
がある。
者において、テレビジョン番組による質問に対し、回答
の選択肢に対応した電話番号にかけられたコール数を電
話番号別に集計し、この集計結果を上記番組に通知する
ものである。このため、放送局にとっては番組ごとに通
信事業者に対しテレゴング用の専用回線を契約するだけ
でよく、比較的簡単に実施できる利点がある。しかし、
回答のコール数を集計するだけのものであるため、視聴
者の付帯意見等の多様な回答を収集できないと云う欠点
がある。
【0005】これに対し電話やファクシミリを使用する
手法は、視聴者の声やメッセージを直接放送局で受ける
ことができるので、より多様なデータを収集できる利点
がある。しかし、その反面データ収集作業を人手に頼ら
ざるを得ないため時間と労力を要し、また同時に参加で
きる視聴者数が放送局の契約回線数によって制限される
ため、データ収集効率が悪いという問題点を有する。
手法は、視聴者の声やメッセージを直接放送局で受ける
ことができるので、より多様なデータを収集できる利点
がある。しかし、その反面データ収集作業を人手に頼ら
ざるを得ないため時間と労力を要し、また同時に参加で
きる視聴者数が放送局の契約回線数によって制限される
ため、データ収集効率が悪いという問題点を有する。
【0006】また応答サーバを使用する手法は、モデム
内蔵型の放送受信機を使用して、視聴者の回答を有線公
衆網を介して放送局の応答サーバに伝送し集計するもの
であり、効率の良いデータ収集を実現できる。しかし、
参加者がモデム内蔵型放送受信機を所有する視聴者に限
られ、しかも1台の放送受信機を複数の視聴者で共用し
ている場合にはそのうちの一人しか番組に参加できない
ため、参加上の制約が多いと云う問題がある。
内蔵型の放送受信機を使用して、視聴者の回答を有線公
衆網を介して放送局の応答サーバに伝送し集計するもの
であり、効率の良いデータ収集を実現できる。しかし、
参加者がモデム内蔵型放送受信機を所有する視聴者に限
られ、しかも1台の放送受信機を複数の視聴者で共用し
ている場合にはそのうちの一人しか番組に参加できない
ため、参加上の制約が多いと云う問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
使用されている手法は、収集データの多種多様化とデー
タ収集効率とを両立できなかったり、また特殊な放送受
信機を必要とし参加上の制約が多い等の問題点を有して
いる。
使用されている手法は、収集データの多種多様化とデー
タ収集効率とを両立できなかったり、また特殊な放送受
信機を必要とし参加上の制約が多い等の問題点を有して
いる。
【0008】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、収集データの多種多様
化とデータ収集効率との両立を可能にし、しかも特殊な
放送受信装置を必要とせず不特定多数の視聴者の参加を
可能にしたデータ収集システムとこのシステムで使用さ
れる携帯端末、データ収集サーバ及び回答制御プログラ
ムを提供することにある。
ので、その目的とするところは、収集データの多種多様
化とデータ収集効率との両立を可能にし、しかも特殊な
放送受信装置を必要とせず不特定多数の視聴者の参加を
可能にしたデータ収集システムとこのシステムで使用さ
れる携帯端末、データ収集サーバ及び回答制御プログラ
ムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、次のような手段を講じている。
にこの発明は、次のような手段を講じている。
【0010】(1)番組を放送する放送局と、この放送
局から放送される番組を受信する放送受信機と、携帯端
末と、前記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回線
を介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデー
タ収集システムにあって、前記放送局が放送する番組上
で出される質問に対して回答するための回答制御プログ
ラムを前記携帯端末に配信し、この携帯端末において、
配信された上記回答制御プログラムに従い視聴者が入力
した回答データを通信回線を介して上記データ収集サー
バへ送信する。データ収集サーバは、上記携帯端末から
送信された回答データを収集してその集計をとり、この
集計データをデータ収集サーバから通信回線を介して放
送局に転送し、て報知するように構成したものである。
局から放送される番組を受信する放送受信機と、携帯端
末と、前記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回線
を介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデー
タ収集システムにあって、前記放送局が放送する番組上
で出される質問に対して回答するための回答制御プログ
ラムを前記携帯端末に配信し、この携帯端末において、
配信された上記回答制御プログラムに従い視聴者が入力
した回答データを通信回線を介して上記データ収集サー
バへ送信する。データ収集サーバは、上記携帯端末から
送信された回答データを収集してその集計をとり、この
集計データをデータ収集サーバから通信回線を介して放
送局に転送し、て報知するように構成したものである。
【0011】この発明によれば、例えば放送番組ごと
に、その番組上で出題される質問に対し視聴者が回答す
るための回答制御プログラムが各視聴者の携帯端末に配
信され、この回答制御プログラムが携帯端末において放
送番組の進行スケジュールに同期して実行される。そし
て、視聴者が自身の携帯端末において実行される回答制
御プログラムに従い回答を入力すると、この回答データ
が通信回線を介してデータ収集サーバで収集され、その
集計結果が放送局に通知される。したがって、放送局は
放送番組上で多様な質問をすることが可能となり、また
視聴者はそれに応じて付帯意見等を含む多種多様な回答
を返送することが可能となる。
に、その番組上で出題される質問に対し視聴者が回答す
るための回答制御プログラムが各視聴者の携帯端末に配
信され、この回答制御プログラムが携帯端末において放
送番組の進行スケジュールに同期して実行される。そし
て、視聴者が自身の携帯端末において実行される回答制
御プログラムに従い回答を入力すると、この回答データ
が通信回線を介してデータ収集サーバで収集され、その
集計結果が放送局に通知される。したがって、放送局は
放送番組上で多様な質問をすることが可能となり、また
視聴者はそれに応じて付帯意見等を含む多種多様な回答
を返送することが可能となる。
【0012】しかも、視聴者の回答データは、回答制御
プログラムに従い所定のフォーマットで送信されるの
で、データ収集サーバは各視聴者から送信された回答デ
ータを効率良く収集してその集計をとり、その結果を短
時間のうちに放送局の番組関係者に通知することが可能
となる。すなわち、多種多様な回答データを取り扱うに
も拘わらず、きわめて高いデータ収集効率を実現でき
る。
プログラムに従い所定のフォーマットで送信されるの
で、データ収集サーバは各視聴者から送信された回答デ
ータを効率良く収集してその集計をとり、その結果を短
時間のうちに放送局の番組関係者に通知することが可能
となる。すなわち、多種多様な回答データを取り扱うに
も拘わらず、きわめて高いデータ収集効率を実現でき
る。
【0013】さらに、回答データの入力送信用端末とし
て、普及率が急増している携帯端末を利用するので、モ
デム内蔵型放送受信機等の特殊な装置を使用する応答サ
ーバ方式に比べ、より多くの視聴者が参加することが可
能となる。すなわち、参加上の制約を大幅に緩和でき
る。
て、普及率が急増している携帯端末を利用するので、モ
デム内蔵型放送受信機等の特殊な装置を使用する応答サ
ーバ方式に比べ、より多くの視聴者が参加することが可
能となる。すなわち、参加上の制約を大幅に緩和でき
る。
【0014】(2)(1)のデータ収集システムにおい
て、回答制御プログラムの配信後に、放送番組上で出さ
れる質問が変更になった場合に、その変更データを携帯
端末に配信し、この配信された上記変更データに基づい
て配信済みの上記回答制御プログラム内の該当するデー
タを変更するようにしたものである。この発明によれ
ば、番組進行途中で質問の内容や順番等が変更になって
も、回答制御プログラム内のデータがこの変更に応じて
更新されるので、例えば生番組等に対しても容易に対応
できる。
て、回答制御プログラムの配信後に、放送番組上で出さ
れる質問が変更になった場合に、その変更データを携帯
端末に配信し、この配信された上記変更データに基づい
て配信済みの上記回答制御プログラム内の該当するデー
タを変更するようにしたものである。この発明によれ
ば、番組進行途中で質問の内容や順番等が変更になって
も、回答制御プログラム内のデータがこの変更に応じて
更新されるので、例えば生番組等に対しても容易に対応
できる。
【0015】(3)(1)のデータ収集システムにおい
て、回答制御プログラムを、データ収集サーバから通信
回線を介して携帯端末へ配信するようにしたものであ
る。
て、回答制御プログラムを、データ収集サーバから通信
回線を介して携帯端末へ配信するようにしたものであ
る。
【0016】(4)(3)のデータ収集システムにおい
て、回答制御プログラムを配信する際に、配信対象とな
る視聴者の携帯端末に対しプログラム配信のための通信
リンクを通知し、携帯端末で上記通知した通信リンクを
選択する操作が行われた場合に、当該通信リンクを介し
て回答制御プログラムを携帯端末に配信するようにした
ものである。
て、回答制御プログラムを配信する際に、配信対象とな
る視聴者の携帯端末に対しプログラム配信のための通信
リンクを通知し、携帯端末で上記通知した通信リンクを
選択する操作が行われた場合に、当該通信リンクを介し
て回答制御プログラムを携帯端末に配信するようにした
ものである。
【0017】これら(3),(4)の発明によれば、携
帯端末が備えるデータ通信機能を利用することで、視聴
者は回答制御プログラムを公衆網等の通信回線を介して
簡単に自身の携帯端末にダウンロードすることができ
る。
帯端末が備えるデータ通信機能を利用することで、視聴
者は回答制御プログラムを公衆網等の通信回線を介して
簡単に自身の携帯端末にダウンロードすることができ
る。
【0018】(5)(1)のデータ収集システムにおい
て、回答制御プログラムを、放送局から放送番組に多重
して視聴者の放送受信機へ配信し、放送受信機により上
記回答制御プログラムを放送番組から分離したのち、ケ
ーブル又は無線回線を介して携帯端末に転送するように
したものである。
て、回答制御プログラムを、放送局から放送番組に多重
して視聴者の放送受信機へ配信し、放送受信機により上
記回答制御プログラムを放送番組から分離したのち、ケ
ーブル又は無線回線を介して携帯端末に転送するように
したものである。
【0019】この発明によれば、回答制御プログラム
は、放送局から例えばデータ放送チャネルを利用して放
送受信機に配信され、この放送受信機からケーブル又は
Blue tooth等の近距離無線データ伝送技術を利用して携
帯端末に転送される。したがって、回答制御プログラム
の配信を公衆網を使用せずに行うことが可能となり、こ
の結果公衆網のトラフィック低減と、放送局又は視聴者
の通信コストの低減が図れる。
は、放送局から例えばデータ放送チャネルを利用して放
送受信機に配信され、この放送受信機からケーブル又は
Blue tooth等の近距離無線データ伝送技術を利用して携
帯端末に転送される。したがって、回答制御プログラム
の配信を公衆網を使用せずに行うことが可能となり、こ
の結果公衆網のトラフィック低減と、放送局又は視聴者
の通信コストの低減が図れる。
【0020】(6)(1)のデータ収集システムにおい
て、回答制御プログラムをダウンロードするサイトのア
ドレス情報を携帯端末に配信し、携帯端末において、転
送された上記サイトのアドレス情報をもとに通信回線を
介して該当するサイトにアクセスし、このサイトから携
帯端末に回答制御プログラムをダウンロードするように
したものである。
て、回答制御プログラムをダウンロードするサイトのア
ドレス情報を携帯端末に配信し、携帯端末において、転
送された上記サイトのアドレス情報をもとに通信回線を
介して該当するサイトにアクセスし、このサイトから携
帯端末に回答制御プログラムをダウンロードするように
したものである。
【0021】この発明によれば、例えばインターネット
上に設けた放送局又は番組制作会社のサイトから回答制
御プログラムを携帯端末にダウンロードすることができ
る。なお、サイトのアドレス情報は、データ収集サーバ
から通信回線を介して携帯端末に配信することも、また
放送局から放送番組に多重して放送受信機に配信し、こ
の放送受信機からケーブル又は無線回線を介して携帯端
末に転送することも可能である。
上に設けた放送局又は番組制作会社のサイトから回答制
御プログラムを携帯端末にダウンロードすることができ
る。なお、サイトのアドレス情報は、データ収集サーバ
から通信回線を介して携帯端末に配信することも、また
放送局から放送番組に多重して放送受信機に配信し、こ
の放送受信機からケーブル又は無線回線を介して携帯端
末に転送することも可能である。
【0022】(7)(1)のデータ収集システムにおい
て、放送番組への参加を希望する視聴者を予め登録して
おき、この登録された視聴者の中から配信対象となる視
聴者を選択して回答制御プログラムを配信するようにし
たものである。この発明によれば、配信対象の視聴者を
効果的に選択することができる。
て、放送番組への参加を希望する視聴者を予め登録して
おき、この登録された視聴者の中から配信対象となる視
聴者を選択して回答制御プログラムを配信するようにし
たものである。この発明によれば、配信対象の視聴者を
効果的に選択することができる。
【0023】(8)(4)のデータ収集システムにおい
て、通信リンクを選択する操作を行った携帯端末の中か
ら配信対象となる視聴者を選択するようにしたものであ
る。この発明によれば、実際に通信リンクの選択操作を
行った視聴者の中から配信対象の視聴者が選択されるの
で、真に番組に参加する意志のある視聴者にのみ回答制
御プログラムを配信することができる。
て、通信リンクを選択する操作を行った携帯端末の中か
ら配信対象となる視聴者を選択するようにしたものであ
る。この発明によれば、実際に通信リンクの選択操作を
行った視聴者の中から配信対象の視聴者が選択されるの
で、真に番組に参加する意志のある視聴者にのみ回答制
御プログラムを配信することができる。
【0024】(9)番組を放送する放送局と、この放送
局から放送される番組を受信する放送受信機と、携帯端
末と、前記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回線
を介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデー
タ収集システムで使用される上記携帯端末にあって、上
記放送局から放送される番組上で出される質問に対し視
聴者が回答するための回答制御プログラムを受信するプ
ログラム受信手段と、このプログラム受信手段により受
信された回答制御プログラムを前記番組の進行に同期し
て実行させ、視聴者により入力された回答データを上記
通信回線を介して上記データ収集サーバへ送信させるプ
ログラム実行手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
局から放送される番組を受信する放送受信機と、携帯端
末と、前記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回線
を介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデー
タ収集システムで使用される上記携帯端末にあって、上
記放送局から放送される番組上で出される質問に対し視
聴者が回答するための回答制御プログラムを受信するプ
ログラム受信手段と、このプログラム受信手段により受
信された回答制御プログラムを前記番組の進行に同期し
て実行させ、視聴者により入力された回答データを上記
通信回線を介して上記データ収集サーバへ送信させるプ
ログラム実行手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0025】この発明に係わる携帯端末によれば、視聴
者が特別なインストール及びセットアップのための操作
を行うことなく、回答制御プログラムを簡単に受信し実
行させることができ、これにより手軽に番組に参加する
ことができる。
者が特別なインストール及びセットアップのための操作
を行うことなく、回答制御プログラムを簡単に受信し実
行させることができ、これにより手軽に番組に参加する
ことができる。
【0026】(10)(9)の携帯端末において、プロ
グラム実行手段により、放送局又はデータ収集サーバか
ら、番組の進行スケジュールに同期する同期データをた
とえば、ケーブルやBluetoothを介して携帯端
末が取得し、この同期データに基づいて回答制御プログ
ラムを実行させるようにしたものである。このようにす
れば、番組の進行スケジュールに同期して回答制御プロ
グラムが実行されるので、視聴者は表示操作等を一切行
う必要がなく、個々の質問に対し回答を正確に入力する
ことができる。
グラム実行手段により、放送局又はデータ収集サーバか
ら、番組の進行スケジュールに同期する同期データをた
とえば、ケーブルやBluetoothを介して携帯端
末が取得し、この同期データに基づいて回答制御プログ
ラムを実行させるようにしたものである。このようにす
れば、番組の進行スケジュールに同期して回答制御プロ
グラムが実行されるので、視聴者は表示操作等を一切行
う必要がなく、個々の質問に対し回答を正確に入力する
ことができる。
【0027】(11)(10)の携帯端末において、プ
ログラム実行手段により、回答制御プログラムが配信さ
れた場合に、放送局で使用される基準時刻データに同期
した時刻データを取得し、この時刻データと携帯端末自
身の時刻とを比較して、この比較結果をもとに回答制御
プログラムの起動時刻を補正するようにしたものであ
る。このようにすることで、携帯端末の内蔵時計の計時
時刻が放送局の時刻と一致していない場合でも、正確な
タイミングで回答制御プログラムを実行させることがで
きる。
ログラム実行手段により、回答制御プログラムが配信さ
れた場合に、放送局で使用される基準時刻データに同期
した時刻データを取得し、この時刻データと携帯端末自
身の時刻とを比較して、この比較結果をもとに回答制御
プログラムの起動時刻を補正するようにしたものであ
る。このようにすることで、携帯端末の内蔵時計の計時
時刻が放送局の時刻と一致していない場合でも、正確な
タイミングで回答制御プログラムを実行させることがで
きる。
【0028】(12)(9)の携帯端末において、プロ
グラム実行手段により、回答制御プログラムの実行に先
立ち、視聴者ごとに回答データの送信タイミングを異な
らせるためのデータ送信遅延パラメータをデータ収集サ
ーバから取得し、上記回答制御プログラムが入力された
回答データを送信する際に、上記パラメータに従いその
送信タイミングを指定するようにしたものである。この
発明によれば、複数の視聴者からの回答データの送信タ
イミングが時間的に分散される。このため、データ収集
サーバへの負荷集中が分散され、これによりサーバのシ
ステムリソースを有効に利用することができる。また通
信網へのトラフィックの集中も防止できる。
グラム実行手段により、回答制御プログラムの実行に先
立ち、視聴者ごとに回答データの送信タイミングを異な
らせるためのデータ送信遅延パラメータをデータ収集サ
ーバから取得し、上記回答制御プログラムが入力された
回答データを送信する際に、上記パラメータに従いその
送信タイミングを指定するようにしたものである。この
発明によれば、複数の視聴者からの回答データの送信タ
イミングが時間的に分散される。このため、データ収集
サーバへの負荷集中が分散され、これによりサーバのシ
ステムリソースを有効に利用することができる。また通
信網へのトラフィックの集中も防止できる。
【0029】(13)番組を放送する放送局と、携帯端
末に対し、それぞれ通信回線を介して接続されるデータ
収集サーバにおいて、上記放送局から放送される番組上
で出される質問に対し視聴者が回答するための回答制御
プログラムを、上記通信回線を介して上記視聴者の携帯
端末に配信して番組の進行に同期して実行させるプログ
ラム配信手段と、上記回答制御プログラムの実行により
上記携帯端末において入力されかつ送信された回答デー
タを収集し集計する集計処理手段と、この集計処理手段
により得られた集計データを、前記通信回線を介して前
記放送局に転送して番組関係者に報知する集計データ転
送手段とを備えたものである。
末に対し、それぞれ通信回線を介して接続されるデータ
収集サーバにおいて、上記放送局から放送される番組上
で出される質問に対し視聴者が回答するための回答制御
プログラムを、上記通信回線を介して上記視聴者の携帯
端末に配信して番組の進行に同期して実行させるプログ
ラム配信手段と、上記回答制御プログラムの実行により
上記携帯端末において入力されかつ送信された回答デー
タを収集し集計する集計処理手段と、この集計処理手段
により得られた集計データを、前記通信回線を介して前
記放送局に転送して番組関係者に報知する集計データ転
送手段とを備えたものである。
【0030】この発明によれば、データ収集サーバにお
いて、各視聴者の携帯端末に対する回答制御プログラム
の配信と、各携帯端末から送られた回答データの収集及
びその集計と、放送局への集計データの転送が一括して
行われることになる。したがって、データ収集サーバを
設置するだけで比較的簡単にシステムを実現することが
できる。
いて、各視聴者の携帯端末に対する回答制御プログラム
の配信と、各携帯端末から送られた回答データの収集及
びその集計と、放送局への集計データの転送が一括して
行われることになる。したがって、データ収集サーバを
設置するだけで比較的簡単にシステムを実現することが
できる。
【0031】(14)(13)のデータ収集サーバにお
いて、上記プログラム配信手段による回答制御プログラ
ムの配信後に、当該回答制御プログラムに対応する放送
番組上で出される質問が変更になった場合にその変更デ
ータを携帯端末に配信し、当該変更データをもとに前記
配信済みの回答制御プログラム中の該当データを更新さ
せる変更データ配信手段を、さらに備えたものである。
この発明によれば、番組変更に伴う回答制御プログラム
の変更についても、データ収集サーバで行うことができ
る。
いて、上記プログラム配信手段による回答制御プログラ
ムの配信後に、当該回答制御プログラムに対応する放送
番組上で出される質問が変更になった場合にその変更デ
ータを携帯端末に配信し、当該変更データをもとに前記
配信済みの回答制御プログラム中の該当データを更新さ
せる変更データ配信手段を、さらに備えたものである。
この発明によれば、番組変更に伴う回答制御プログラム
の変更についても、データ収集サーバで行うことができ
る。
【0032】(15)番組を放送する放送局と、この放
送局から放送される番組を受信する放送受信機と、携帯
端末と、上記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回
線を介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデ
ータ収集システムで、上記携帯端末にインストールされ
て使用される回答制御プログラムであって、上記放送番
組上で出される質問に対して回答を入力するための入力
画面データを、放送番組の進行に同期して表示する表示
手順と、上記入力画面において回答データを入力した場
合に、当該回答データを通信回線を介して上記データ収
集サーバへ送信する送信手順とを備えたものである。こ
のような回答制御プログラムを携帯端末にインストール
して実行させることにより、携帯端末では放送番組の進
行に同期して回答入力画面データが順次表示され、この
回答入力画面において視聴者が回答を入力すれば、その
回答データが自動的にデータ収集サーバに送信される。
送局から放送される番組を受信する放送受信機と、携帯
端末と、上記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回
線を介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデ
ータ収集システムで、上記携帯端末にインストールされ
て使用される回答制御プログラムであって、上記放送番
組上で出される質問に対して回答を入力するための入力
画面データを、放送番組の進行に同期して表示する表示
手順と、上記入力画面において回答データを入力した場
合に、当該回答データを通信回線を介して上記データ収
集サーバへ送信する送信手順とを備えたものである。こ
のような回答制御プログラムを携帯端末にインストール
して実行させることにより、携帯端末では放送番組の進
行に同期して回答入力画面データが順次表示され、この
回答入力画面において視聴者が回答を入力すれば、その
回答データが自動的にデータ収集サーバに送信される。
【0033】したがって、放送局は番組上で多様な質問
を出すことが可能となり、また視聴者はそれに対し誤る
ことなく簡単に回答を返送することが可能となる。ま
た、視聴者の回答データは、回答制御プログラムに従い
所定のフォーマットで送信されるので、データ収集サー
バは各視聴者から送信された回答データを効率良く収集
してその集計をとり、その結果を短時間のうちに放送局
の番組関係者に通知することができる。
を出すことが可能となり、また視聴者はそれに対し誤る
ことなく簡単に回答を返送することが可能となる。ま
た、視聴者の回答データは、回答制御プログラムに従い
所定のフォーマットで送信されるので、データ収集サー
バは各視聴者から送信された回答データを効率良く収集
してその集計をとり、その結果を短時間のうちに放送局
の番組関係者に通知することができる。
【0034】(16)(15)の回答制御プログラムに
おいて、放送番組の進行中に、定期的又は回答データの
送信時にデータ収集サーバに対し入力画面データの変更
の有無を問い合わせ、変更がある場合にデータ収集サー
バから当該変更された入力画面データを受信して、表示
画面をこの変更された入力画面データに更新する更新手
順を、さらに備えたものである。この発明によれば、番
組の進行中に携帯端末から定期的に番組内容の変更につ
いて問い合わせを行い、これに対し変更があれば即時該
当データを更新する処理が、回答制御プログラムにより
自主的に行われる。
おいて、放送番組の進行中に、定期的又は回答データの
送信時にデータ収集サーバに対し入力画面データの変更
の有無を問い合わせ、変更がある場合にデータ収集サー
バから当該変更された入力画面データを受信して、表示
画面をこの変更された入力画面データに更新する更新手
順を、さらに備えたものである。この発明によれば、番
組の進行中に携帯端末から定期的に番組内容の変更につ
いて問い合わせを行い、これに対し変更があれば即時該
当データを更新する処理が、回答制御プログラムにより
自主的に行われる。
【0035】(17)(15)の回答制御プログラムに
おいて、表示手順は、放送番組上で指示されるキーコー
ドを携帯端末に入力した場合に、このキーコードに対応
する入力画面データを複数の入力画面データの中から選
択して表示する機能を持つ。この発明によれば、番組進
行中に例えば司会者が口頭で指定したキーコードを、或
いは番組の放送画面中に表示されたキーコードを、視聴
者がキー操作により携帯端末に入力すると、そのキーコ
ードに対応する回答入力画面データが表示される。した
がって、視聴者の希望する回答入力画面を表示させるこ
とができる。また放送局又はデータ収集サーバは、番組
の進行に同期させて入力画面データを表示させるための
同期制御データを別途配信する必要が無くなる。さらに
回答制御プログラムにおいても、入力画面データの表示
タイミングを番組の進行に同期させる機能が不要とな
り、その分プログラムを簡素化することが可能となる。
おいて、表示手順は、放送番組上で指示されるキーコー
ドを携帯端末に入力した場合に、このキーコードに対応
する入力画面データを複数の入力画面データの中から選
択して表示する機能を持つ。この発明によれば、番組進
行中に例えば司会者が口頭で指定したキーコードを、或
いは番組の放送画面中に表示されたキーコードを、視聴
者がキー操作により携帯端末に入力すると、そのキーコ
ードに対応する回答入力画面データが表示される。した
がって、視聴者の希望する回答入力画面を表示させるこ
とができる。また放送局又はデータ収集サーバは、番組
の進行に同期させて入力画面データを表示させるための
同期制御データを別途配信する必要が無くなる。さらに
回答制御プログラムにおいても、入力画面データの表示
タイミングを番組の進行に同期させる機能が不要とな
り、その分プログラムを簡素化することが可能となる。
【0036】(18)(15)の回答制御プログラムに
おいて、表示手順は、入力画面データに含まれる表示時
刻指定情報と携帯端末の内蔵時計の時刻とに基づいて、
入力画面データの表示を行う機能を持つ。このようにす
ることで、携帯端末では、予め定められた番組の進行ス
ケジュールに同期して、対応する回答入力画面データが
自動的に表示されることになる。このため、視聴者は回
答入力画面データを表示させるための操作を行う必要が
一切不要となり、その分操作が簡単となり、また誤った
入力画面データが表示される不具合も防止される。
おいて、表示手順は、入力画面データに含まれる表示時
刻指定情報と携帯端末の内蔵時計の時刻とに基づいて、
入力画面データの表示を行う機能を持つ。このようにす
ることで、携帯端末では、予め定められた番組の進行ス
ケジュールに同期して、対応する回答入力画面データが
自動的に表示されることになる。このため、視聴者は回
答入力画面データを表示させるための操作を行う必要が
一切不要となり、その分操作が簡単となり、また誤った
入力画面データが表示される不具合も防止される。
【0037】(19)(18)の回答制御プログラムに
おいて、番組の放送開始前に、放送局で使用される基準
時刻データに同期した時刻データを取得し、この時刻デ
ータと携帯端末自身の時刻との差に基づいて入力画面デ
ータの表示タイミングを補正する手順をさらに備えたも
のである。このようにすることで、携帯端末の内蔵時計
の計時時刻が放送局の時刻と一致していない場合でも、
正確なタイミングで回答入力画面データを表示すること
が可能となる。
おいて、番組の放送開始前に、放送局で使用される基準
時刻データに同期した時刻データを取得し、この時刻デ
ータと携帯端末自身の時刻との差に基づいて入力画面デ
ータの表示タイミングを補正する手順をさらに備えたも
のである。このようにすることで、携帯端末の内蔵時計
の計時時刻が放送局の時刻と一致していない場合でも、
正確なタイミングで回答入力画面データを表示すること
が可能となる。
【0038】(20)(15)の回答制御プログラムに
おいて、所定の抽選アルゴリズムに従い放送番組への参
加の可否を判定し、当選した場合に表示手順の実行を許
可する抽選手順をさらに備えたものである。このように
することで、各携帯端末ごとに回答制御プログラムにお
いて抽選が行われて視聴者の参加の有無が決定される。
このため、放送局やデータ収集サーバが回答制御プログ
ラムの配信前に配信対象となる視聴者を選択する必要が
無くなる。
おいて、所定の抽選アルゴリズムに従い放送番組への参
加の可否を判定し、当選した場合に表示手順の実行を許
可する抽選手順をさらに備えたものである。このように
することで、各携帯端末ごとに回答制御プログラムにお
いて抽選が行われて視聴者の参加の有無が決定される。
このため、放送局やデータ収集サーバが回答制御プログ
ラムの配信前に配信対象となる視聴者を選択する必要が
無くなる。
【0039】(21)(15)の回答制御プログラムに
おいて、送信手順は、データ収集サーバから携帯端末ご
とに回答データの送信タイミングを異ならせるためのデ
ータ送信遅延パラメータを取得し、視聴者により入力さ
れた回答データを送信する際に、前記データ送信遅延パ
ラメータに従いその送信タイミングを設定するものであ
る。このようにすることで、各携帯端末ごとにその回答
制御プログラムによって回答データの送信タイミングが
自律的に分散制御されることになる。このため、データ
収集サーバへの負荷集中は軽減され、また通信網へのト
ラフィックの集中も防止される。
おいて、送信手順は、データ収集サーバから携帯端末ご
とに回答データの送信タイミングを異ならせるためのデ
ータ送信遅延パラメータを取得し、視聴者により入力さ
れた回答データを送信する際に、前記データ送信遅延パ
ラメータに従いその送信タイミングを設定するものであ
る。このようにすることで、各携帯端末ごとにその回答
制御プログラムによって回答データの送信タイミングが
自律的に分散制御されることになる。このため、データ
収集サーバへの負荷集中は軽減され、また通信網へのト
ラフィックの集中も防止される。
【0040】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、この
発明に係わるデータ収集システムの第1の実施形態を示
す概略構成図である。
発明に係わるデータ収集システムの第1の実施形態を示
す概略構成図である。
【0041】放送局BC1のスタジオにおいて制作され
た視聴者参加型の生放送番組は、放送局BC1からサー
ビスエリアに向け放送される。各視聴者は、上記放送局
BC1から放送された上記視聴者参加型番組をテレビジ
ョン受信機TV1で受信し視聴する。
た視聴者参加型の生放送番組は、放送局BC1からサー
ビスエリアに向け放送される。各視聴者は、上記放送局
BC1から放送された上記視聴者参加型番組をテレビジ
ョン受信機TV1で受信し視聴する。
【0042】一方、本システムはデータ収集サーバS1
を備えている。このデータ収集サーバS1は、視聴者の
携帯端末MS1に対し回答制御プログラムをダウンロー
ドする機能と、視聴者から回答データを収集して集計す
る機能とを備え、これらの機能を実現するために無線網
WN1とその基地局BS1を介して視聴者の携帯端末M
S1に接続可能となっている。またデータ収集サーバS
1は、上記視聴者から収集した回答データの集計結果を
番組制作者に通知する機能を備え、この機能を実現する
ために有線網NW1を介して放送局BC1内のスタジオ
に設置された番組制作者用端末(以後スタジオの端末と
称する)TM1に接続される。
を備えている。このデータ収集サーバS1は、視聴者の
携帯端末MS1に対し回答制御プログラムをダウンロー
ドする機能と、視聴者から回答データを収集して集計す
る機能とを備え、これらの機能を実現するために無線網
WN1とその基地局BS1を介して視聴者の携帯端末M
S1に接続可能となっている。またデータ収集サーバS
1は、上記視聴者から収集した回答データの集計結果を
番組制作者に通知する機能を備え、この機能を実現する
ために有線網NW1を介して放送局BC1内のスタジオ
に設置された番組制作者用端末(以後スタジオの端末と
称する)TM1に接続される。
【0043】図2は、上記データ収集サーバS1の機能
構成を示すブロック図である。データ収集サーバS1
は、Javaプログラム配信手段FN1と、データ収集
手段FN2と、データ集計手段FN3と、集計結果表示
手段FN4と、Javaプログラム格納部HD1とを備
えている。
構成を示すブロック図である。データ収集サーバS1
は、Javaプログラム配信手段FN1と、データ収集
手段FN2と、データ集計手段FN3と、集計結果表示
手段FN4と、Javaプログラム格納部HD1とを備
えている。
【0044】Javaプログラム格納部HD1には、視
聴者用の回答制御プログラムが格納される。回答制御プ
ログラムは、視聴者参加型番組の進行スケジュールに応
じて番組制作者により作成され、番組放送前に放送局B
C1のスタジオの端末TM1から有線網NW1を介して
データ収集サーバS1に転送され、上記Javaプログ
ラム格納部HD1に格納される。プログラム言語として
はJavaが用いられる。
聴者用の回答制御プログラムが格納される。回答制御プ
ログラムは、視聴者参加型番組の進行スケジュールに応
じて番組制作者により作成され、番組放送前に放送局B
C1のスタジオの端末TM1から有線網NW1を介して
データ収集サーバS1に転送され、上記Javaプログ
ラム格納部HD1に格納される。プログラム言語として
はJavaが用いられる。
【0045】Javaプログラム配信手段FN1は、放
送番組への参加を希望する視聴者が番組の開始に先立
ち、自身の携帯端末MS1を用いてデータ収集サーバS
1に対し回答制御プログラムのダウンロード要求を送出
した場合に、この要求に応じて回答制御プログラムをJ
avaプログラム格納部HD1から読み出して、要求元
の携帯端末MS1へ送信する。
送番組への参加を希望する視聴者が番組の開始に先立
ち、自身の携帯端末MS1を用いてデータ収集サーバS
1に対し回答制御プログラムのダウンロード要求を送出
した場合に、この要求に応じて回答制御プログラムをJ
avaプログラム格納部HD1から読み出して、要求元
の携帯端末MS1へ送信する。
【0046】データ収集手段FN2は、放送番組の進行
スケジュールに従い、その回答期間に番組に参加してい
る各視聴者が携帯端末MS1により送信した回答データ
をそれぞれ受信する。
スケジュールに従い、その回答期間に番組に参加してい
る各視聴者が携帯端末MS1により送信した回答データ
をそれぞれ受信する。
【0047】データ集計手段FN3は、上記データ収集
手段FN2により収集された各視聴者の回答データを集
計して集計データを作成する。例えば質問に対する回答
が「賛成」と「反対」の2種類であれば、これらの「賛
成」及び「反対」ごとにその回答数をカウントし、その
カウント値を集計データとする。
手段FN2により収集された各視聴者の回答データを集
計して集計データを作成する。例えば質問に対する回答
が「賛成」と「反対」の2種類であれば、これらの「賛
成」及び「反対」ごとにその回答数をカウントし、その
カウント値を集計データとする。
【0048】集計結果表示手段FN4は、上記データ集
計手段FN3により作成された集計データを、有線網N
W1を介して放送局BC1に設けられたスタジオの端末
TM1に送り、当該端末TM1に表示させる。
計手段FN3により作成された集計データを、有線網N
W1を介して放送局BC1に設けられたスタジオの端末
TM1に送り、当該端末TM1に表示させる。
【0049】ところで、上記回答制御プログラム(Ja
vaプログラム)P1は、図3に示すように入力画面表
示手段M1と、時刻検出手段M2と、入力データ検出手
段M3と、入力データ送信手段M4と、入力画面データ
格納部D1とを備えている。
vaプログラム)P1は、図3に示すように入力画面表
示手段M1と、時刻検出手段M2と、入力データ検出手
段M3と、入力データ送信手段M4と、入力画面データ
格納部D1とを備えている。
【0050】入力画面データ格納部D1には、データ収
集サーバS1から回答制御プログラムP1と共にダウン
ロードされた入力画面データが格納される。この入力画
面データは、放送番組上で出される各質問ごとに用意さ
れており、例えば図4に示すように表示開始時刻と、表
示終了時刻と、タイトルと、回答欄とから構成される。
集サーバS1から回答制御プログラムP1と共にダウン
ロードされた入力画面データが格納される。この入力画
面データは、放送番組上で出される各質問ごとに用意さ
れており、例えば図4に示すように表示開始時刻と、表
示終了時刻と、タイトルと、回答欄とから構成される。
【0051】時刻検出手段M2は、携帯端末MS1の内
蔵時計により計時されている現在時刻を監視し、現在時
刻が回答制御プログラムP1の各入力画面データに記述
された表示開始時刻及び表示終了時刻になったか否かを
判定する。
蔵時計により計時されている現在時刻を監視し、現在時
刻が回答制御プログラムP1の各入力画面データに記述
された表示開始時刻及び表示終了時刻になったか否かを
判定する。
【0052】入力画面表示手段M1は、上記時刻検出手
段M2において現在時刻が入力画面データの表示開始時
刻になったことが検出されると、当該入力画面データを
携帯端末MS1の表示器に表示させる。また、入力画面
データの表示終了時刻になったことが検出されると、当
該表示画面データの表示を終了する。
段M2において現在時刻が入力画面データの表示開始時
刻になったことが検出されると、当該入力画面データを
携帯端末MS1の表示器に表示させる。また、入力画面
データの表示終了時刻になったことが検出されると、当
該表示画面データの表示を終了する。
【0053】入力データ検出手段M3は、上記入力画面
データの表示中に視聴者が携帯端末MS1のキーを操作
して入力する回答データを検出する。回答データは、例
えば先に述べたように「賛成」又は「反対」に対応する
キーコードにより表される。
データの表示中に視聴者が携帯端末MS1のキーを操作
して入力する回答データを検出する。回答データは、例
えば先に述べたように「賛成」又は「反対」に対応する
キーコードにより表される。
【0054】入力データ送信手段M4は、上記入力デー
タ検出手段M3において回答データの入力が検出された
場合に、この回答データを無線網WN1の無線通信リン
クを介してデータ収集サーバS1へ向け送信する。上記
回答データの送信は、無線網WN1のトラフィック及び
データ収集サーバS1の処理負荷を分散するために、視
聴者ごとにデータ収集サーバS1から予め指定された時
刻に行われる。
タ検出手段M3において回答データの入力が検出された
場合に、この回答データを無線網WN1の無線通信リン
クを介してデータ収集サーバS1へ向け送信する。上記
回答データの送信は、無線網WN1のトラフィック及び
データ収集サーバS1の処理負荷を分散するために、視
聴者ごとにデータ収集サーバS1から予め指定された時
刻に行われる。
【0055】次に、以上の構成に基づいて本実施形態の
データ収集方法を説明する。図7は、スタジオの端末T
M1と、データ収集サーバS1と、携帯端末MS1との
間の信号伝送手順を示すシーケンス図である。
データ収集方法を説明する。図7は、スタジオの端末T
M1と、データ収集サーバS1と、携帯端末MS1との
間の信号伝送手順を示すシーケンス図である。
【0056】放送局BC1の番組制作者は、番組の放送
前に当該放送番組の進行スケジュールに応じJavaを
用いて回答制御プログラムP1を作成し、この回答制御
プログラムP1を例えばスタジオの端末TM1から有線
網NW1を介してデータ収集サーバS1に転送する。デ
ータ収集サーバS1は、受信した回答制御プログラムP
1をJavaプログラム格納部HD1に格納する。上記
回答制御プログラムP1には、放送番組上で出される各
質問に対応する複数の入力画面データが含まれる。
前に当該放送番組の進行スケジュールに応じJavaを
用いて回答制御プログラムP1を作成し、この回答制御
プログラムP1を例えばスタジオの端末TM1から有線
網NW1を介してデータ収集サーバS1に転送する。デ
ータ収集サーバS1は、受信した回答制御プログラムP
1をJavaプログラム格納部HD1に格納する。上記
回答制御プログラムP1には、放送番組上で出される各
質問に対応する複数の入力画面データが含まれる。
【0057】この状態で、放送局BC1から番組参加者
の募集要請が到来すると、データ収集サーバS1は予め
登録されている複数の番組参加希望者の携帯端末MS1
に対し、無線網WN1が提供しているメールサービス機
能を利用して番組参加案内を送付する。この番組参加案
内には、データ収集サーバS1へのアクセス番号つまり
電話番号又はメールアドレスが含まれている。
の募集要請が到来すると、データ収集サーバS1は予め
登録されている複数の番組参加希望者の携帯端末MS1
に対し、無線網WN1が提供しているメールサービス機
能を利用して番組参加案内を送付する。この番組参加案
内には、データ収集サーバS1へのアクセス番号つまり
電話番号又はメールアドレスが含まれている。
【0058】上記番組参加案内を受け取ると視聴者は、
番組への参加を希望する場合には指定された期間内に、
上記アクセス番号をもとに自身の携帯端末MS1からデ
ータ収集サーバS1に対しアクセスし、これにより回答
制御プログラムP1のダウンロード要求を送信する。こ
れに対しデータ収集サーバS1は、上記要求が到来する
とJavaプログラム格納部HD1から対応する回答制
御プログラムP1を読み出し、この回答制御プログラム
P1を要求元の各携帯端末MS1に対しそれぞれ無線網
WN1を介して配信する。携帯端末MS1は、上記回答
制御プログラムP1を受信すると、このプログラムP1
をプログラムメモリに記憶し、待機状態となる。
番組への参加を希望する場合には指定された期間内に、
上記アクセス番号をもとに自身の携帯端末MS1からデ
ータ収集サーバS1に対しアクセスし、これにより回答
制御プログラムP1のダウンロード要求を送信する。こ
れに対しデータ収集サーバS1は、上記要求が到来する
とJavaプログラム格納部HD1から対応する回答制
御プログラムP1を読み出し、この回答制御プログラム
P1を要求元の各携帯端末MS1に対しそれぞれ無線網
WN1を介して配信する。携帯端末MS1は、上記回答
制御プログラムP1を受信すると、このプログラムP1
をプログラムメモリに記憶し、待機状態となる。
【0059】さて、回答制御プログラムP1を受信する
と携帯端末MS1は、内蔵時計の現在時刻を監視し、こ
の現在時刻が上記回答制御プログラムP1中の起動時刻
データにより指定された起動開始指定時刻になると上記
回答制御プログラムP1を起動する。回答制御プログラ
ムP1は、番組放送中に、内蔵時計の現在時刻を監視
し、現在時刻が入力画面データ格納部D1に保持されて
いる入力画面データの表示開始時刻になると、当該入力
画面データを表示器に表示する。図5はその表示結果の
一例を示す。
と携帯端末MS1は、内蔵時計の現在時刻を監視し、こ
の現在時刻が上記回答制御プログラムP1中の起動時刻
データにより指定された起動開始指定時刻になると上記
回答制御プログラムP1を起動する。回答制御プログラ
ムP1は、番組放送中に、内蔵時計の現在時刻を監視
し、現在時刻が入力画面データ格納部D1に保持されて
いる入力画面データの表示開始時刻になると、当該入力
画面データを表示器に表示する。図5はその表示結果の
一例を示す。
【0060】上記入力画像データの表示期間中に、視聴
者が回答をキー入力すると、この回答(投票)をデータ
収集サーバS1に通知するための回答データが作成され
る。そして、回答制御プログラムP1により指定された
回答送信時刻になると、上記回答データが例えば通信事
業者メール、又はインターネットメール、あるいは、特
定のプロトコルに従った通信手順により無線網WN1を
介してデータ収集サーバS1へ送信される。
者が回答をキー入力すると、この回答(投票)をデータ
収集サーバS1に通知するための回答データが作成され
る。そして、回答制御プログラムP1により指定された
回答送信時刻になると、上記回答データが例えば通信事
業者メール、又はインターネットメール、あるいは、特
定のプロトコルに従った通信手順により無線網WN1を
介してデータ収集サーバS1へ送信される。
【0061】データ収集サーバS1は、各視聴者の携帯
端末MS1から回答データを受信すると、データ収集手
段FN3において、これらの回答データをもとに回答結
果を、例えば「賛成」と「反対」の数を集計する。そし
て、集計結果表示手段FN4により、この集計データを
有線網NW1を介してスタジオの端末TM1に転送す
る。スタジオの端末TM1は、上記集計データを受信す
ると、この集計データを所定の表示フォーマットに編集
して表示器に表示させる。図6にその表示結果の一例を
示す。
端末MS1から回答データを受信すると、データ収集手
段FN3において、これらの回答データをもとに回答結
果を、例えば「賛成」と「反対」の数を集計する。そし
て、集計結果表示手段FN4により、この集計データを
有線網NW1を介してスタジオの端末TM1に転送す
る。スタジオの端末TM1は、上記集計データを受信す
ると、この集計データを所定の表示フォーマットに編集
して表示器に表示させる。図6にその表示結果の一例を
示す。
【0062】以下同様に、放送番組中で第2問以降の質
問が出された場合にも、各視聴者の携帯端末MS1では
回答制御プログラムP1により各質問に対応する入力画
面データが番組の進行スケジュールに同期して順次表示
される。そして、視聴者がこれらの入力画面の回答欄に
回答をキー入力すると、その回答データが無線網WN1
を介してデータ収集サーバS1で収集されて集計され、
その集計データが有線網NW1を介してスタジオの端末
TM1に転送されて表示される。
問が出された場合にも、各視聴者の携帯端末MS1では
回答制御プログラムP1により各質問に対応する入力画
面データが番組の進行スケジュールに同期して順次表示
される。そして、視聴者がこれらの入力画面の回答欄に
回答をキー入力すると、その回答データが無線網WN1
を介してデータ収集サーバS1で収集されて集計され、
その集計データが有線網NW1を介してスタジオの端末
TM1に転送されて表示される。
【0063】以上述べたように第1の実施形態では、番
組放送開始前に、番組への参加を希望する視聴者からの
要求に応じてデータ収集サーバS1から要求元の視聴者
の携帯端末MS1に対し回答制御プログラムP1を配信
する。そして携帯端末P1において、上記回答制御プロ
グラムP1により、番組の進行スケジュールに同期させ
て各質問に対応する入力画面データを表示し、その回答
欄に視聴者が回答をキー入力するとその回答データがデ
ータ収集サーバS1に送信されて収集される。データ収
集サーバS1は、収集した回答データを集計してその集
計データを有線網NW1を介してスタジオの端末TM1
に転送し表示させるようにしている。
組放送開始前に、番組への参加を希望する視聴者からの
要求に応じてデータ収集サーバS1から要求元の視聴者
の携帯端末MS1に対し回答制御プログラムP1を配信
する。そして携帯端末P1において、上記回答制御プロ
グラムP1により、番組の進行スケジュールに同期させ
て各質問に対応する入力画面データを表示し、その回答
欄に視聴者が回答をキー入力するとその回答データがデ
ータ収集サーバS1に送信されて収集される。データ収
集サーバS1は、収集した回答データを集計してその集
計データを有線網NW1を介してスタジオの端末TM1
に転送し表示させるようにしている。
【0064】したがって、視聴者は携帯端末MS1さえ
持っていれば番組に参加することが可能となり、モデム
内蔵型放送受信機等の特殊な装置を使用する応答サーバ
方式に比べ、より多くの視聴者が参加することができ
る。すなわち、参加上の制約を大幅に緩和できる。
持っていれば番組に参加することが可能となり、モデム
内蔵型放送受信機等の特殊な装置を使用する応答サーバ
方式に比べ、より多くの視聴者が参加することができ
る。すなわち、参加上の制約を大幅に緩和できる。
【0065】また、番組の進行スケジュールに同期して
表示される入力画面データに従い回答を入力すればよい
ので、多種多様な質問に対しても誤ることなく的確に回
答することができる。番組制作者にとっても、多種多様
な質問を行うことができる。さらに、視聴者の回答デー
タは、回答制御プログラムP1により所定のフォーマッ
トに編集された上で送信されるので、データ収集サーバ
S1は各視聴者から送信された回答データを効率良く収
集してその集計をとることができ、これによりデータ収
集サーバS1の処理負担を軽減すると共に、集計データ
を短時間のうちにスタジオの端末TM1に通知すること
ができる。すなわち、多種多様な回答データを取り扱う
にも拘わらず、きわめて高いデータ収集効率を実現でき
る。
表示される入力画面データに従い回答を入力すればよい
ので、多種多様な質問に対しても誤ることなく的確に回
答することができる。番組制作者にとっても、多種多様
な質問を行うことができる。さらに、視聴者の回答デー
タは、回答制御プログラムP1により所定のフォーマッ
トに編集された上で送信されるので、データ収集サーバ
S1は各視聴者から送信された回答データを効率良く収
集してその集計をとることができ、これによりデータ収
集サーバS1の処理負担を軽減すると共に、集計データ
を短時間のうちにスタジオの端末TM1に通知すること
ができる。すなわち、多種多様な回答データを取り扱う
にも拘わらず、きわめて高いデータ収集効率を実現でき
る。
【0066】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態は、番組放送前に、入力画面データを含まない汎用
の回答制御プログラムを作成してこれをデータ収集サー
バから各視聴者の携帯端末にダウンロードする。そし
て、番組放送開始直前又は放送中に、上記回答制御プロ
グラムの実行により視聴者の携帯端末からデータ収集サ
ーバに対し入力画面データのダウンロード要求を送出
し、この要求に応じて、各番組ごとに作成された入力画
面データをデータ収集サーバから携帯端末にダウンロー
ドして表示させるようにしたものである。
形態は、番組放送前に、入力画面データを含まない汎用
の回答制御プログラムを作成してこれをデータ収集サー
バから各視聴者の携帯端末にダウンロードする。そし
て、番組放送開始直前又は放送中に、上記回答制御プロ
グラムの実行により視聴者の携帯端末からデータ収集サ
ーバに対し入力画面データのダウンロード要求を送出
し、この要求に応じて、各番組ごとに作成された入力画
面データをデータ収集サーバから携帯端末にダウンロー
ドして表示させるようにしたものである。
【0067】図8は、この第2の実施形態に係わるデー
タ収集方法を実現するためのデータ収集サーバS2の機
能構成を示すブロック図である。なお、同図において前
記図2と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
タ収集方法を実現するためのデータ収集サーバS2の機
能構成を示すブロック図である。なお、同図において前
記図2と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
【0068】データ収集サーバS2には、Javaプロ
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、シナリオ格納部HD
2及びシナリオ送信手段FN5が新たに設けてある。
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、シナリオ格納部HD
2及びシナリオ送信手段FN5が新たに設けてある。
【0069】Javaプログラム格納部HD2には、入
力画面データを除いた汎用の回答制御プログラムが格納
される。この汎用回答制御プログラムは、例えば毎週放
送される各報道番組又はクイズ番組に共通に使用される
もので、番組制作者により作成された後有線網NW1を
介してデータ収集サーバS2に転送されて、上記Jav
aプログラム格納部HD2に格納される。
力画面データを除いた汎用の回答制御プログラムが格納
される。この汎用回答制御プログラムは、例えば毎週放
送される各報道番組又はクイズ番組に共通に使用される
もので、番組制作者により作成された後有線網NW1を
介してデータ収集サーバS2に転送されて、上記Jav
aプログラム格納部HD2に格納される。
【0070】シナリオ格納部HD2には、入力画面デー
タが格納される。入力画面データは、各番組ごとにその
シナリオに応じて作成されるもので、各番組の放送に先
立ち、例えばスタジオの端末TM1から有線網NW1を
介してデータ収集サーバS2に転送されたのち、上記シ
ナリオ格納部HD2に格納される。
タが格納される。入力画面データは、各番組ごとにその
シナリオに応じて作成されるもので、各番組の放送に先
立ち、例えばスタジオの端末TM1から有線網NW1を
介してデータ収集サーバS2に転送されたのち、上記シ
ナリオ格納部HD2に格納される。
【0071】シナリオ送信手段FN5は、視聴者の携帯
端末MS1から無線網WN1を介して番組名や番組コー
ドが送られた場合に、それに対応する番組の入力画面デ
ータを上記シナリオ格納部HD2から読み出し、この入
力画面データを要求元の携帯端末MS1へ送信する。
端末MS1から無線網WN1を介して番組名や番組コー
ドが送られた場合に、それに対応する番組の入力画面デ
ータを上記シナリオ格納部HD2から読み出し、この入
力画面データを要求元の携帯端末MS1へ送信する。
【0072】一方、回答制御プログラムP2は、図9に
示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M2
と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段M
4と、入力画面データ格納部D1とに加え、シナリオデ
ータ取得手段M5を新たに備えている。
示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M2
と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段M
4と、入力画面データ格納部D1とに加え、シナリオデ
ータ取得手段M5を新たに備えている。
【0073】シナリオデータ取得手段M5は、番組放送
開始直前或いは番組放送中において、視聴者による番組
名又は番組コードの入力に応じてデータ収集サーバS2
に対し上記番組名又は番組コードを含むシナリオデータ
ダウンロード要求を送る。そして、この要求に対しデー
タ収集サーバS2からダウンロードされた入力画面デー
タを受信して入力画面データ格納部D1に保存する。
開始直前或いは番組放送中において、視聴者による番組
名又は番組コードの入力に応じてデータ収集サーバS2
に対し上記番組名又は番組コードを含むシナリオデータ
ダウンロード要求を送る。そして、この要求に対しデー
タ収集サーバS2からダウンロードされた入力画面デー
タを受信して入力画面データ格納部D1に保存する。
【0074】次に、以上の構成に基づいて本実施形態の
データ収集方法を説明する。図10は、スタジオの端末
TM1と、データ収集サーバS2と、携帯端末MS1と
の間の信号伝送手順を示すシーケンス図である。
データ収集方法を説明する。図10は、スタジオの端末
TM1と、データ収集サーバS2と、携帯端末MS1と
の間の信号伝送手順を示すシーケンス図である。
【0075】放送局BC1の番組制作者は、番組の放送
前に当該放送番組の進行スケジュールに応じJavaを
用いて回答制御プログラムP2を作成し、この回答制御
プログラムP2を例えばスタジオの端末TM1から有線
網NW1を介してデータ収集サーバS2に転送する。デ
ータ収集サーバS2は、受信した回答制御プログラムP
2をJavaプログラム格納部HD1に格納する。上記
回答制御プログラムP2は、毎週定期放送される報道又
はクイズ番組等で共通に使用されるように作成される。
前に当該放送番組の進行スケジュールに応じJavaを
用いて回答制御プログラムP2を作成し、この回答制御
プログラムP2を例えばスタジオの端末TM1から有線
網NW1を介してデータ収集サーバS2に転送する。デ
ータ収集サーバS2は、受信した回答制御プログラムP
2をJavaプログラム格納部HD1に格納する。上記
回答制御プログラムP2は、毎週定期放送される報道又
はクイズ番組等で共通に使用されるように作成される。
【0076】また番組制作者は、各番組ごとにその放送
前に当該放送番組上で出される質問に応じた入力画面デ
ータを作成し、この入力画面データをスタジオの端末T
M1から有線網NW1を介してデータ収集サーバS2に
転送する。データ収集サーバS2は、受信した入力画面
データをシナリオ格納部HD2に格納する。
前に当該放送番組上で出される質問に応じた入力画面デ
ータを作成し、この入力画面データをスタジオの端末T
M1から有線網NW1を介してデータ収集サーバS2に
転送する。データ収集サーバS2は、受信した入力画面
データをシナリオ格納部HD2に格納する。
【0077】この状態で、放送局BC1から番組参加者
の募集要請が到来すると、データ収集サーバS2は予め
登録されている複数の番組参加希望者の携帯端末MS1
に対し、無線網WN1が提供しているメールサービス機
能を利用して番組参加案内を送付する。この番組参加案
内には、データ収集サーバS2へのアクセス番号つまり
ネットワークアドレスが含まれている。
の募集要請が到来すると、データ収集サーバS2は予め
登録されている複数の番組参加希望者の携帯端末MS1
に対し、無線網WN1が提供しているメールサービス機
能を利用して番組参加案内を送付する。この番組参加案
内には、データ収集サーバS2へのアクセス番号つまり
ネットワークアドレスが含まれている。
【0078】上記番組参加案内を受け取ると視聴者は、
番組への参加を希望する場合には指定された期間内に、
上記アクセス番号をもとに自身の携帯端末MS1からデ
ータ収集サーバS2に対しアクセスし、これにより回答
制御プログラムP2のダウンロード要求を送信する。こ
れに対しデータ収集サーバS2は、上記要求が到来する
とJavaプログラム格納部HD1から対応する回答制
御プログラムP2を読み出し、この回答制御プログラム
P2を要求元の各携帯端末MS1に対しそれぞれ無線網
WN1を介して配信する。携帯端末MS1は、上記回答
制御プログラムP2を受信すると、このプログラムP2
を自身のプログラムメモリに記憶し、待機状態となる。
番組への参加を希望する場合には指定された期間内に、
上記アクセス番号をもとに自身の携帯端末MS1からデ
ータ収集サーバS2に対しアクセスし、これにより回答
制御プログラムP2のダウンロード要求を送信する。こ
れに対しデータ収集サーバS2は、上記要求が到来する
とJavaプログラム格納部HD1から対応する回答制
御プログラムP2を読み出し、この回答制御プログラム
P2を要求元の各携帯端末MS1に対しそれぞれ無線網
WN1を介して配信する。携帯端末MS1は、上記回答
制御プログラムP2を受信すると、このプログラムP2
を自身のプログラムメモリに記憶し、待機状態となる。
【0079】さて、番組開始時に、視聴者が自身の携帯
端末MS1において回答制御プログラムP2を起動する
と、この回答制御プログラムP2により先ず番組名或い
は番組コードの入力を促す画面が表示される。そして、
視聴者が参加を希望する番組名或いは番組コードを入力
すると、この番組名或いは番組コードを含むシナリオデ
ータダウンロード要求が生成され、このダウンロード要
求が例えば、メールや、特定のプロトコルを利用してに
よりデータ収集サーバS2へ送信される。
端末MS1において回答制御プログラムP2を起動する
と、この回答制御プログラムP2により先ず番組名或い
は番組コードの入力を促す画面が表示される。そして、
視聴者が参加を希望する番組名或いは番組コードを入力
すると、この番組名或いは番組コードを含むシナリオデ
ータダウンロード要求が生成され、このダウンロード要
求が例えば、メールや、特定のプロトコルを利用してに
よりデータ収集サーバS2へ送信される。
【0080】これに対しデータ収集サーバS2は、視聴
者の携帯端末MS1からシナリオデータのダウンロード
要求を受信すると、この要求に対応する番組の入力画面
データをシナリオ格納部HD1から選択的に読み出し、
この入力画面データをシナリオ送信手段FN5により要
求元の携帯端末MS1に向け配信する。携帯端末MS1
は、受信した入力画面データを回答制御プログラムP2
内の入力画面データ格納部D1に格納する。
者の携帯端末MS1からシナリオデータのダウンロード
要求を受信すると、この要求に対応する番組の入力画面
データをシナリオ格納部HD1から選択的に読み出し、
この入力画面データをシナリオ送信手段FN5により要
求元の携帯端末MS1に向け配信する。携帯端末MS1
は、受信した入力画面データを回答制御プログラムP2
内の入力画面データ格納部D1に格納する。
【0081】そうして入力画面データを取得すると携帯
端末MS1は、回答制御プログラムP2に従い、内蔵時
計の現在時刻を監視してこの現在時刻が入力画面データ
格納部D1に保持されている入力画面データの表示開始
時刻になったか否かを判定する。そして、現在時刻が表
示開始時刻になると、当該入力画面データを表示器に表
示する。
端末MS1は、回答制御プログラムP2に従い、内蔵時
計の現在時刻を監視してこの現在時刻が入力画面データ
格納部D1に保持されている入力画面データの表示開始
時刻になったか否かを判定する。そして、現在時刻が表
示開始時刻になると、当該入力画面データを表示器に表
示する。
【0082】また、上記入力画像データの表示期間中
に、視聴者が回答をキー入力すると、この回答(投票)
をデータ収集サーバS2に通知するための回答データが
作成される。そして、回答制御プログラムP2により指
定された回答送信時刻になると、上記回答データが例え
ば通信事業者メール又はインターネットメール、あるい
は、特定のプロトコルに従った通信手順により無線網W
N1を介してデータ収集サーバS2へ送信される。
に、視聴者が回答をキー入力すると、この回答(投票)
をデータ収集サーバS2に通知するための回答データが
作成される。そして、回答制御プログラムP2により指
定された回答送信時刻になると、上記回答データが例え
ば通信事業者メール又はインターネットメール、あるい
は、特定のプロトコルに従った通信手順により無線網W
N1を介してデータ収集サーバS2へ送信される。
【0083】データ収集サーバS2は、各視聴者の携帯
端末MS1から回答データを受信すると、データ集計手
段FN3において、これらの回答データをもとに回答結
果を、例えば「賛成」と「反対」の数を集計する。そし
て、集計結果表示手段FN4により、この集計データを
有線網NW1を介してスタジオの端末TM1に転送す
る。スタジオの端末TM1は、集計データを受信する
と、この集計データを所定の表示フォーマットに編集し
て表示器に表示させる。
端末MS1から回答データを受信すると、データ集計手
段FN3において、これらの回答データをもとに回答結
果を、例えば「賛成」と「反対」の数を集計する。そし
て、集計結果表示手段FN4により、この集計データを
有線網NW1を介してスタジオの端末TM1に転送す
る。スタジオの端末TM1は、集計データを受信する
と、この集計データを所定の表示フォーマットに編集し
て表示器に表示させる。
【0084】以下同様に、放送番組中で第2問以降の質
問が出された場合にも、各視聴者の携帯端末MS1では
回答制御プログラムP2により各質問に対応する入力画
面データが番組の進行スケジュールに同期して順次表示
される。そして、視聴者がこれらの入力画面の回答欄に
回答をキー入力すると、その回答データが無線網WN1
を介してデータ収集サーバS2で収集されて集計され、
その集計データが有線網NW1を介してスタジオの端末
TM1に転送されて表示される。
問が出された場合にも、各視聴者の携帯端末MS1では
回答制御プログラムP2により各質問に対応する入力画
面データが番組の進行スケジュールに同期して順次表示
される。そして、視聴者がこれらの入力画面の回答欄に
回答をキー入力すると、その回答データが無線網WN1
を介してデータ収集サーバS2で収集されて集計され、
その集計データが有線網NW1を介してスタジオの端末
TM1に転送されて表示される。
【0085】以上述べたように第2の実施形態では、毎
週放送される定期番組に対し共通に使用可能な汎用回答
制御プログラムP2を作成して、これを視聴者の携帯端
末MS1に予めダウンロードしておく。そして、各週ご
とにその番組の質問に応じた入力画面データを作成し
て、この入力画面データを視聴者の携帯端末MS1にダ
ウンロードして表示するようにしている。したがって、
番組制作者は各番組ごとに質問に応じた入力画面データ
のみを作成すればよく、回答制御プログラム全体をその
都度作成する必要がなくなり、これによりプログラム作
成上の手間を大幅に軽減してデータ収集に要する経費を
低減することができる。
週放送される定期番組に対し共通に使用可能な汎用回答
制御プログラムP2を作成して、これを視聴者の携帯端
末MS1に予めダウンロードしておく。そして、各週ご
とにその番組の質問に応じた入力画面データを作成し
て、この入力画面データを視聴者の携帯端末MS1にダ
ウンロードして表示するようにしている。したがって、
番組制作者は各番組ごとに質問に応じた入力画面データ
のみを作成すればよく、回答制御プログラム全体をその
都度作成する必要がなくなり、これによりプログラム作
成上の手間を大幅に軽減してデータ収集に要する経費を
低減することができる。
【0086】また、予めダウンロードした汎用回答制御
プログラムP2の実行により各携帯端末MS1がデータ
収集サーバS2に対し入力画面データのダウンロードを
要求し、この要求に応じてデータ収集サーバS2が入力
画面データをダウンロードするようにしている。このた
め、各週ごとにその番組放送開始前に入力画面データを
自動的にダウンロードして表示することが可能となり、
これにより視聴者は入力画面データを忘れることなく常
に確実にダウンロードして番組に参加することができ
る。
プログラムP2の実行により各携帯端末MS1がデータ
収集サーバS2に対し入力画面データのダウンロードを
要求し、この要求に応じてデータ収集サーバS2が入力
画面データをダウンロードするようにしている。このた
め、各週ごとにその番組放送開始前に入力画面データを
自動的にダウンロードして表示することが可能となり、
これにより視聴者は入力画面データを忘れることなく常
に確実にダウンロードして番組に参加することができ
る。
【0087】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態は、番組放送中にスタジオで質問の順番や内容等の
シナリオが変更になった場合に、スタジオの端末TM1
からデータ収集サーバS3へシナリオの変更内容を通知
する。そして、視聴者の携帯端末MS1からデータ収集
サーバS3に対し定期的又は回答データ送信時にシナリ
オ変更の有無を問い合わせ、この問い合わせに対しシナ
リオ変更内容データを携帯端末MS1に伝送して変更対
象の入力画面データを変更するようにしたものである。
形態は、番組放送中にスタジオで質問の順番や内容等の
シナリオが変更になった場合に、スタジオの端末TM1
からデータ収集サーバS3へシナリオの変更内容を通知
する。そして、視聴者の携帯端末MS1からデータ収集
サーバS3に対し定期的又は回答データ送信時にシナリ
オ変更の有無を問い合わせ、この問い合わせに対しシナ
リオ変更内容データを携帯端末MS1に伝送して変更対
象の入力画面データを変更するようにしたものである。
【0088】図11は、この第3の実施形態に係わるデ
ータ収集サーバS3の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符
号を付して説明を行う。
ータ収集サーバS3の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符
号を付して説明を行う。
【0089】データ収集サーバS3には、Javaプロ
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、シナリオ変更に必要
な制御機能を新たに備えている。この制御機能は、シナ
リオ変更受付手段FN6と、シナリオ変更送信手段FN
7と、シナリオ変更完了通知手段FN8と、シナリオ格
納部HD2とから構成される。
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、シナリオ変更に必要
な制御機能を新たに備えている。この制御機能は、シナ
リオ変更受付手段FN6と、シナリオ変更送信手段FN
7と、シナリオ変更完了通知手段FN8と、シナリオ格
納部HD2とから構成される。
【0090】シナリオ変更受付手段FN6は、スタジオ
の端末TM1からシナリオ変更要求と共にその変更内容
が送られた場合に、これを受信してシナリオ格納部HD
2に格納する。
の端末TM1からシナリオ変更要求と共にその変更内容
が送られた場合に、これを受信してシナリオ格納部HD
2に格納する。
【0091】シナリオ変更送信手段FN7は、上記シナ
リオ変更受付手段FN6によりシナリオ変更要求が受信
された場合に、各携帯端末MS1から定期的又は回答デ
ータ送信と共に送られるシナリオ変更確認要求をそれぞ
れ監視する。そして、この要求に対し、上記シナリオ格
納部HD2からシナリオ変更データを読み出してこれを
要求元の携帯端末MS1に配信する。
リオ変更受付手段FN6によりシナリオ変更要求が受信
された場合に、各携帯端末MS1から定期的又は回答デ
ータ送信と共に送られるシナリオ変更確認要求をそれぞ
れ監視する。そして、この要求に対し、上記シナリオ格
納部HD2からシナリオ変更データを読み出してこれを
要求元の携帯端末MS1に配信する。
【0092】シナリオ変更完了通知手段FN8は、上記
シナリオ変更送信手段FN7による変更対象となる各視
聴者の携帯端末MS1に対するシナリオ変更データの配
信終了を確認すると、シナリオ変更完了通知をスタジオ
の端末TM1に返送する。
シナリオ変更送信手段FN7による変更対象となる各視
聴者の携帯端末MS1に対するシナリオ変更データの配
信終了を確認すると、シナリオ変更完了通知をスタジオ
の端末TM1に返送する。
【0093】一方、回答制御プログラムP3は、図12
に示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M
2と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段
M4と、入力画面データ格納部D1とに加え、シナリオ
変更取得手段M6を新たに備えている。
に示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M
2と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段
M4と、入力画面データ格納部D1とに加え、シナリオ
変更取得手段M6を新たに備えている。
【0094】シナリオ変更取得手段M6は、番組放送中
にデータ収集サーバS3に対し定期的又は回答データの
送信と共にシナリオ変更確認要求を送信する。そして、
この要求に対しデータ収集サーバS3からシナリオ変更
データが送られると、このシナリオ変更データを入力画
面データ格納部D1中の変更対象データに上書きするこ
とで変更する。
にデータ収集サーバS3に対し定期的又は回答データの
送信と共にシナリオ変更確認要求を送信する。そして、
この要求に対しデータ収集サーバS3からシナリオ変更
データが送られると、このシナリオ変更データを入力画
面データ格納部D1中の変更対象データに上書きするこ
とで変更する。
【0095】このような構成であるから、図13に示す
ように、スタジオにおいていま仮に質問(投票)2の内
容が変更されたとする。そうすると司会進行者又は番組
制作スタッフは、スタジオの端末TM1を用いてデータ
収集サーバS3に対し、シナリオ変更要求とその変更内
容を送信する。
ように、スタジオにおいていま仮に質問(投票)2の内
容が変更されたとする。そうすると司会進行者又は番組
制作スタッフは、スタジオの端末TM1を用いてデータ
収集サーバS3に対し、シナリオ変更要求とその変更内
容を送信する。
【0096】データ収集サーバS3は、番組放送中にお
いてスタジオの端末TM1からのシナリオ変更要求の到
来を監視しており、シナリオ変更要求が到来するとこの
要求と共に到来した変更内容を受信してシナリオ格納部
HD2に格納する。そして、この状態で視聴者の各携帯
端末MS1から定期的又は回答データ送信と共に送られ
るシナリオ変更確認要求を監視し、この要求が到来する
とシナリオ格納部HD2からシナリオ変更データを読み
出してこれを要求元の携帯端末MS1へ配信する。そし
て、番組に参加している全ての視聴者の携帯端末MS1
に対するシナリオ変更データの配信を終了すると、スタ
ジオの端末TM1に対し変更完了を通知する。
いてスタジオの端末TM1からのシナリオ変更要求の到
来を監視しており、シナリオ変更要求が到来するとこの
要求と共に到来した変更内容を受信してシナリオ格納部
HD2に格納する。そして、この状態で視聴者の各携帯
端末MS1から定期的又は回答データ送信と共に送られ
るシナリオ変更確認要求を監視し、この要求が到来する
とシナリオ格納部HD2からシナリオ変更データを読み
出してこれを要求元の携帯端末MS1へ配信する。そし
て、番組に参加している全ての視聴者の携帯端末MS1
に対するシナリオ変更データの配信を終了すると、スタ
ジオの端末TM1に対し変更完了を通知する。
【0097】これに対し各携帯端末MS1は、上記シナ
リオ変更確認要求の送信に対しデータ収集サーバS3か
らシナリオ変更データが送られると、このシナリオ変更
データを入力画面データ格納部D1中の変更対象のデー
タに上書きすることで変更する。そして、この変更した
入力画面データにより指定された表示時刻になると、当
該入力画面データを表示器に表示する。
リオ変更確認要求の送信に対しデータ収集サーバS3か
らシナリオ変更データが送られると、このシナリオ変更
データを入力画面データ格納部D1中の変更対象のデー
タに上書きすることで変更する。そして、この変更した
入力画面データにより指定された表示時刻になると、当
該入力画面データを表示器に表示する。
【0098】なお、この入力画面データの表示に対し視
聴者が回答を入力した場合の回答データの送信動作か
ら、この回答データをデータ収集サーバS3で収集し集
計してその集計結果をスタジオの端末TM1に通知する
動作については、前記第1の実施形態で述べた動作と同
じである。
聴者が回答を入力した場合の回答データの送信動作か
ら、この回答データをデータ収集サーバS3で収集し集
計してその集計結果をスタジオの端末TM1に通知する
動作については、前記第1の実施形態で述べた動作と同
じである。
【0099】以上述べたように第3の実施形態であれ
ば、番組の放送途中で質問の順番や内容などが変更にな
った場合でも、この変更後の入力画面データがリアルタ
イムでデータ収集サーバS3を介して各視聴者の携帯端
末MS1に配信されて変更される。したがって、番組制
作者側にとっては生番組でも質問の順番や内容を簡単に
変更できてよりダイナミックな討論番組やクイズ番組を
放送することができ、また視聴者にとっては質問の順番
や内容が変更になっても誤ることなく常に正確に回答す
ることができる。
ば、番組の放送途中で質問の順番や内容などが変更にな
った場合でも、この変更後の入力画面データがリアルタ
イムでデータ収集サーバS3を介して各視聴者の携帯端
末MS1に配信されて変更される。したがって、番組制
作者側にとっては生番組でも質問の順番や内容を簡単に
変更できてよりダイナミックな討論番組やクイズ番組を
放送することができ、また視聴者にとっては質問の順番
や内容が変更になっても誤ることなく常に正確に回答す
ることができる。
【0100】(第4の実施形態)この発明の第4の実施
形態は、番組放送中にこの番組内で司会者が提示した回
答(投票)キーコードを、視聴者が自身の携帯端末MS
1において手動入力することで回答制御プログラムが動
作して対応する入力画面データを表示し、回答の入力及
びその送信を可能にしたものである。
形態は、番組放送中にこの番組内で司会者が提示した回
答(投票)キーコードを、視聴者が自身の携帯端末MS
1において手動入力することで回答制御プログラムが動
作して対応する入力画面データを表示し、回答の入力及
びその送信を可能にしたものである。
【0101】図14は、この第4の実施形態に係わるデ
ータ収集方法を実現するための回答制御プログラムP4
の機能構成を示すブロック図である。なお、同図におい
て前記図3と同一部分には同一符号を付して詳しい説明
は省略する。
ータ収集方法を実現するための回答制御プログラムP4
の機能構成を示すブロック図である。なお、同図におい
て前記図3と同一部分には同一符号を付して詳しい説明
は省略する。
【0102】回答制御プログラムP4は、入力画面表示
手段M1と、入力データ検出手段M3と、入力データ送
信手段M4と、入力画面データ格納部D1とを備え、さ
らに時刻検出手段M2に代えてキーコード入力手段M7
を備えている。
手段M1と、入力データ検出手段M3と、入力データ送
信手段M4と、入力画面データ格納部D1とを備え、さ
らに時刻検出手段M2に代えてキーコード入力手段M7
を備えている。
【0103】キーコード入力手段M7は、番組放送中に
視聴者によるキーコードの入力操作を監視し、この状態
で視聴者が携帯端末MS1のキー入力部を操作してキー
コードを入力すると、このキーコードにより表される入
力画面データの表示指示を入力画面表示手段M1に与え
る。
視聴者によるキーコードの入力操作を監視し、この状態
で視聴者が携帯端末MS1のキー入力部を操作してキー
コードを入力すると、このキーコードにより表される入
力画面データの表示指示を入力画面表示手段M1に与え
る。
【0104】入力画面表示手段M1は、上記キーコード
入力手段M7から入力画面データの表示指示が与えられ
ると、該当する入力画面データを入力画面データ格納部
D1から選択的に読み出して携帯端末MS1の表示器に
一定の回答許可期間だけ表示させる。なお、入力画面デ
ータは、次のキーコードが入力されるまで表示しておい
てもよい。
入力手段M7から入力画面データの表示指示が与えられ
ると、該当する入力画面データを入力画面データ格納部
D1から選択的に読み出して携帯端末MS1の表示器に
一定の回答許可期間だけ表示させる。なお、入力画面デ
ータは、次のキーコードが入力されるまで表示しておい
てもよい。
【0105】このような構成であるから、図15のシー
ケンス図に示すように、番組放送中に例えば司会者が口
頭でキーコードを提示し、これに応じて視聴者が自身の
携帯端末MS1において上記提示キーコードをキー入力
したとする。そうすると携帯端末MS1では、予めデー
タ収集サーバS1から配信されてインストールされてい
た回答制御プログラムP4が動作して、上記キーコード
に対応する入力画面データが入力画面データ格納部D1
から選択的に読み出されて表示される。そして、この表
示された入力画面データに従い視聴者が回答を入力する
と、その回答データがデータ収集サーバS1に送られ
る。
ケンス図に示すように、番組放送中に例えば司会者が口
頭でキーコードを提示し、これに応じて視聴者が自身の
携帯端末MS1において上記提示キーコードをキー入力
したとする。そうすると携帯端末MS1では、予めデー
タ収集サーバS1から配信されてインストールされてい
た回答制御プログラムP4が動作して、上記キーコード
に対応する入力画面データが入力画面データ格納部D1
から選択的に読み出されて表示される。そして、この表
示された入力画面データに従い視聴者が回答を入力する
と、その回答データがデータ収集サーバS1に送られ
る。
【0106】以後同様に、放送番組上で司会者が提示し
たキーコードを視聴者が手動入力するごとに、このキー
コードに対応する入力画面データが選択的に表示されて
回答の入力が可能となる。
たキーコードを視聴者が手動入力するごとに、このキー
コードに対応する入力画面データが選択的に表示されて
回答の入力が可能となる。
【0107】なお、キーコードは上記したように司会者
が口頭で提示してもよいが、放送番組の画面上にテロッ
プ等により表示するようにしてもよく、また口頭と表示
の併用により提示するようにしてもよい。
が口頭で提示してもよいが、放送番組の画面上にテロッ
プ等により表示するようにしてもよく、また口頭と表示
の併用により提示するようにしてもよい。
【0108】したがって第4の実施形態によれば、入力
画面データの表示が視聴者のキーコード入力に応動して
行われるため、各入力画面データを自律的に表示させる
必要がなくなる。このため、回答制御プログラム又は各
入力画面データに自律表示制御用のプログラムやタイム
スタンプデータを付加しておく必要がなくなり、これに
より回答制御プログラム又は入力画面データを簡素化す
ることができる。また、質問の順番やその出題タイミン
グが変化した場合でも容易に対応できる利点がある。こ
れは、特に生番組において有効である。
画面データの表示が視聴者のキーコード入力に応動して
行われるため、各入力画面データを自律的に表示させる
必要がなくなる。このため、回答制御プログラム又は各
入力画面データに自律表示制御用のプログラムやタイム
スタンプデータを付加しておく必要がなくなり、これに
より回答制御プログラム又は入力画面データを簡素化す
ることができる。また、質問の順番やその出題タイミン
グが変化した場合でも容易に対応できる利点がある。こ
れは、特に生番組において有効である。
【0109】(第5の実施形態)この発明の第5の実施
形態は、データ収集サーバに視聴者登録手段を設けてこ
れに番組への参加を希望する視聴者を予め登録してお
き、放送番組開始前にこの登録された各視聴者の携帯端
末に対し回答制御プログラムをダウンロードするように
したものである。また、登録者が多い場合に備えて参加
者の抽選機能を有したものである。
形態は、データ収集サーバに視聴者登録手段を設けてこ
れに番組への参加を希望する視聴者を予め登録してお
き、放送番組開始前にこの登録された各視聴者の携帯端
末に対し回答制御プログラムをダウンロードするように
したものである。また、登録者が多い場合に備えて参加
者の抽選機能を有したものである。
【0110】[実施例1]図16は、この第5の実施形
態の実施例1に係わるデータ収集方法を実現するための
データ収集サーバS4の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符
号を付して説明を行う。
態の実施例1に係わるデータ収集方法を実現するための
データ収集サーバS4の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符
号を付して説明を行う。
【0111】データ収集サーバS4には、Javaプロ
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、視聴者登録手段FN
9及びダウンロードリンク通知手段FN10が新たに設
けてある。
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、視聴者登録手段FN
9及びダウンロードリンク通知手段FN10が新たに設
けてある。
【0112】視聴者登録手段FN9は、放送開始前に募
集した視聴者を登録する。募集方法としては、例えば視
聴者が自身のパーソナル・コンピュータ又は携帯端末を
使用してインターネット経由で放送局のサイトに登録す
る方法が用いられる。登録データとしては、視聴者の氏
名や年齢、住所等の属性と共に、手持ちの携帯端末の電
話番号又はメールアドレスが登録される。
集した視聴者を登録する。募集方法としては、例えば視
聴者が自身のパーソナル・コンピュータ又は携帯端末を
使用してインターネット経由で放送局のサイトに登録す
る方法が用いられる。登録データとしては、視聴者の氏
名や年齢、住所等の属性と共に、手持ちの携帯端末の電
話番号又はメールアドレスが登録される。
【0113】ダウンロードリンク通知手段FN10は、
放送開始前に、上記視聴者登録手段FN9に登録された
視聴者登録データをそれぞれ読み出して、この登録デー
タをもとに各視聴者の携帯端末MS1に対し回答制御プ
ログラムをダウンロードするための通信リンクを通知す
る。
放送開始前に、上記視聴者登録手段FN9に登録された
視聴者登録データをそれぞれ読み出して、この登録デー
タをもとに各視聴者の携帯端末MS1に対し回答制御プ
ログラムをダウンロードするための通信リンクを通知す
る。
【0114】このような構成であるから、図17に示す
ようにデータ収集サーバS4では、放送開始に先立ち視
聴者登録手段FN9から視聴者登録データがそれぞれ読
み出され、この登録データをもとに各視聴者の携帯端末
MS1に対し回答制御プログラムをダウンロードするた
めの通信リンクが通知される。この通信リンクの通知は
例えばメールを使用して行われる。
ようにデータ収集サーバS4では、放送開始に先立ち視
聴者登録手段FN9から視聴者登録データがそれぞれ読
み出され、この登録データをもとに各視聴者の携帯端末
MS1に対し回答制御プログラムをダウンロードするた
めの通信リンクが通知される。この通信リンクの通知は
例えばメールを使用して行われる。
【0115】一方、各視聴者の携帯端末MS1は、デー
タ収集サーバS4からメールによりダウンロードリンク
が通知されると、図17に示すようにこの通知されたダ
ウンロードリンクに従いデータ収集サーバS4に対し回
答制御プログラムのダウンロード要求を送信する。
タ収集サーバS4からメールによりダウンロードリンク
が通知されると、図17に示すようにこの通知されたダ
ウンロードリンクに従いデータ収集サーバS4に対し回
答制御プログラムのダウンロード要求を送信する。
【0116】上記ダウンロード要求が到来するとデータ
収集サーバS4は、Javaプログラム配信手段FN1
によりプログラム格納部HD1から回答制御プログラム
P1を読み出して、この回答制御プログラムP1をダウ
ンロード要求元の携帯端末MS1へ送信する。
収集サーバS4は、Javaプログラム配信手段FN1
によりプログラム格納部HD1から回答制御プログラム
P1を読み出して、この回答制御プログラムP1をダウ
ンロード要求元の携帯端末MS1へ送信する。
【0117】このような構成であるから、番組参加者を
放送開始前に予め登録した視聴者のみに限定することが
でき、これにより混乱を生じることなく円滑にかつ適切
な視聴者に対し回答制御プログラムをダウンロードする
ことができる。
放送開始前に予め登録した視聴者のみに限定することが
でき、これにより混乱を生じることなく円滑にかつ適切
な視聴者に対し回答制御プログラムをダウンロードする
ことができる。
【0118】[実施例2]図18は、この第5の実施形
態にかかわる実施例2のデータ収集方法を実現するため
のデータ収集サーバS5の機能構成を示すブロック図で
ある。なお、同図において前記図16と同一部分には同
一符号を付して詳しい説明は省略する。
態にかかわる実施例2のデータ収集方法を実現するため
のデータ収集サーバS5の機能構成を示すブロック図で
ある。なお、同図において前記図16と同一部分には同
一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0119】データ収集サーバS5には、図16で述べ
た視聴者登録手段FN9及びダウンロードリンク通知手
段FN10に加えて、視聴者抽選手段FN11がさらに
設けてある。
た視聴者登録手段FN9及びダウンロードリンク通知手
段FN10に加えて、視聴者抽選手段FN11がさらに
設けてある。
【0120】この視聴者抽選手段FN11は、視聴者登
録手段FN9に登録された視聴者数が番組参加募集者数
を超えている場合に、視聴者登録手段FN9に登録され
ている多数の視聴者の中から抽選を行って参加者を選定
し、この選定した参加者をダウンロードリンク通知手段
FN10に通知する。
録手段FN9に登録された視聴者数が番組参加募集者数
を超えている場合に、視聴者登録手段FN9に登録され
ている多数の視聴者の中から抽選を行って参加者を選定
し、この選定した参加者をダウンロードリンク通知手段
FN10に通知する。
【0121】ダウンロードリンク通知手段FN10は、
放送開始前に、上記視聴者抽選手段FN11により選定
された視聴者に対し、その登録データをもとに回答制御
プログラムをダウンロードするための通信リンクを通知
する。
放送開始前に、上記視聴者抽選手段FN11により選定
された視聴者に対し、その登録データをもとに回答制御
プログラムをダウンロードするための通信リンクを通知
する。
【0122】このような構成であるから、データ収集サ
ーバS5は、番組参加者に対しダウンロードリンクを通
知する際に、図19に示すように視聴者登録手段FN9
に登録された多数の視聴者の中から、予め決められた数
の視聴者を抽選によって選定する。そして、この選定さ
れた視聴者の携帯端末S1に対しダウンロードリンクを
通知する。
ーバS5は、番組参加者に対しダウンロードリンクを通
知する際に、図19に示すように視聴者登録手段FN9
に登録された多数の視聴者の中から、予め決められた数
の視聴者を抽選によって選定する。そして、この選定さ
れた視聴者の携帯端末S1に対しダウンロードリンクを
通知する。
【0123】また、上記通知したダウンロードリンクに
従い、携帯端末MS1から回答制御プログラムのダウン
ロード要求が送られると、Javaプログラム格納部H
D1から対応する回答制御プログラムP1を読み出し、
この回答制御プログラムP1を要求元の各携帯端末MS
1に対しそれぞれ無線網WN1を介して配信する。携帯
端末MS1は、上記回答制御プログラムP1を受信する
と、このプログラムP1を自身のプログラムメモリに記
憶し、以後待機状態となる。
従い、携帯端末MS1から回答制御プログラムのダウン
ロード要求が送られると、Javaプログラム格納部H
D1から対応する回答制御プログラムP1を読み出し、
この回答制御プログラムP1を要求元の各携帯端末MS
1に対しそれぞれ無線網WN1を介して配信する。携帯
端末MS1は、上記回答制御プログラムP1を受信する
と、このプログラムP1を自身のプログラムメモリに記
憶し、以後待機状態となる。
【0124】したがってこの実施例2によれば、多数の
視聴者が登録されている場合でも参加者を自動的に効率
良くしかも公平に選定することが可能となる。また、抽
選によって選定された視聴者についてのみダウンロード
リンクが通知され、回答制御プログラムがダウンロード
されることになる。このため、回答制御プログラムのダ
ウンロードに伴う無線網WN1のトラフィック増加を抑
制して、効率的なプログラム配信を行うことができる。
視聴者が登録されている場合でも参加者を自動的に効率
良くしかも公平に選定することが可能となる。また、抽
選によって選定された視聴者についてのみダウンロード
リンクが通知され、回答制御プログラムがダウンロード
されることになる。このため、回答制御プログラムのダ
ウンロードに伴う無線網WN1のトラフィック増加を抑
制して、効率的なプログラム配信を行うことができる。
【0125】[実施例3]図20は、この第5の実施形
態に係わる実施例3のデータ収集方法を実現するための
データ収集サーバS6の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図16と同一部分には同一
符号を付して詳しい説明は省略する。
態に係わる実施例3のデータ収集方法を実現するための
データ収集サーバS6の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図16と同一部分には同一
符号を付して詳しい説明は省略する。
【0126】データ収集サーバS6には、回答制御プロ
グラムの配信時にその配信先を抽選する視聴者抽選手段
FN11が設けてある。この視聴者抽選手段FN11
は、回答制御プログラムのダウンロード要求を送信した
視聴者の中から所望の数の参加者を抽選で選定するもの
で、この選定した視聴者をJavaプログラム配信手段
FN1に通知する。Javaプログラム配信手段FN1
は、上記視聴者抽選手段FN11により選定された視聴
者の携帯端末MS1に対し回答制御プログラムをダウン
ロードする。
グラムの配信時にその配信先を抽選する視聴者抽選手段
FN11が設けてある。この視聴者抽選手段FN11
は、回答制御プログラムのダウンロード要求を送信した
視聴者の中から所望の数の参加者を抽選で選定するもの
で、この選定した視聴者をJavaプログラム配信手段
FN1に通知する。Javaプログラム配信手段FN1
は、上記視聴者抽選手段FN11により選定された視聴
者の携帯端末MS1に対し回答制御プログラムをダウン
ロードする。
【0127】このような構成であるから、図21に示す
ようにデータ収集サーバS6は、視聴者登録手段FN9
に登録された全ての視聴者に対しダウンロードリンクを
通知し、この通知に対し視聴者の携帯端末MS1からプ
ログラムダウンロード要求が到来すると、このプログラ
ムダウンロード要求を送信した視聴者の数をカウントす
る。そして、この数が番組参加募集人数を超えている
と、視聴者抽選手段FN11において上記プログラムダ
ウンロード要求を送信した複数の視聴者の中から上記番
組参加募集人数に相当する視聴者を抽選で選定する。そ
して、この選定した各視聴者の携帯端末MS1に対し、
回答制御プログラムP1をそれぞれダウンロードする。
ようにデータ収集サーバS6は、視聴者登録手段FN9
に登録された全ての視聴者に対しダウンロードリンクを
通知し、この通知に対し視聴者の携帯端末MS1からプ
ログラムダウンロード要求が到来すると、このプログラ
ムダウンロード要求を送信した視聴者の数をカウントす
る。そして、この数が番組参加募集人数を超えている
と、視聴者抽選手段FN11において上記プログラムダ
ウンロード要求を送信した複数の視聴者の中から上記番
組参加募集人数に相当する視聴者を抽選で選定する。そ
して、この選定した各視聴者の携帯端末MS1に対し、
回答制御プログラムP1をそれぞれダウンロードする。
【0128】したがってこの実施例3によれば、前記実
施例2と同様に番組参加希望者数が多い場合に参加者を
自動的に効率良くかつ公平に選定できることができる。
しかも、ダウンロードリンクの通知に対しダウンロード
要求を実際に送信してきた視聴者の中から参加者を選定
することができる。このため、参加者として参加意志の
明確な視聴者のみを選定することができ、これにより定
数割れを防ぐとともに信頼性の高いデータを収集するこ
とが可能となる。
施例2と同様に番組参加希望者数が多い場合に参加者を
自動的に効率良くかつ公平に選定できることができる。
しかも、ダウンロードリンクの通知に対しダウンロード
要求を実際に送信してきた視聴者の中から参加者を選定
することができる。このため、参加者として参加意志の
明確な視聴者のみを選定することができ、これにより定
数割れを防ぐとともに信頼性の高いデータを収集するこ
とが可能となる。
【0129】[実施例4]図22は、この実施例4に係
わるデータ収集方法を実現するための回答制御プログラ
ムP5の機能構成を示すブロック図である。なお、同図
において前記図3と同一部分には同一符号を付して詳し
い説明は省略する。
わるデータ収集方法を実現するための回答制御プログラ
ムP5の機能構成を示すブロック図である。なお、同図
において前記図3と同一部分には同一符号を付して詳し
い説明は省略する。
【0130】回答制御プログラムP5は、入力画面表示
手段M1と、時刻検出手段M2と、入力データ検出手段
M3と、入力データ送信手段M4と、入力画面データ格
納部D1とに加えて、さらに起動抽選手段M8を備えて
いる。
手段M1と、時刻検出手段M2と、入力データ検出手段
M3と、入力データ送信手段M4と、入力画面データ格
納部D1とに加えて、さらに起動抽選手段M8を備えて
いる。
【0131】この起動抽選手段M8は、回答制御プログ
ラムの起動時に先ずこの回答制御プログラムに含まれる
抽選処理プログラムを実行して抽選を行い、この抽選に
より自己が当選した場合にのみ回答制御プログラム中の
主たるプログラム、つまり入力データ表示プログラムと
回答データ送信プログラムを起動する。
ラムの起動時に先ずこの回答制御プログラムに含まれる
抽選処理プログラムを実行して抽選を行い、この抽選に
より自己が当選した場合にのみ回答制御プログラム中の
主たるプログラム、つまり入力データ表示プログラムと
回答データ送信プログラムを起動する。
【0132】このような構成であるから、図23に示す
ようにデータ収集サーバS4は、視聴者登録手段FN9
に登録された全ての視聴者に対しダウンロードリンクを
通知し、この通知に対し視聴者の携帯端末MS1からプ
ログラムダウンロード要求が到来すると、このプログラ
ムダウンロード要求を送信した全ての視聴者の携帯端末
MS1に対し回答制御プログラムP5を配信する。
ようにデータ収集サーバS4は、視聴者登録手段FN9
に登録された全ての視聴者に対しダウンロードリンクを
通知し、この通知に対し視聴者の携帯端末MS1からプ
ログラムダウンロード要求が到来すると、このプログラ
ムダウンロード要求を送信した全ての視聴者の携帯端末
MS1に対し回答制御プログラムP5を配信する。
【0133】これに対し携帯端末MS1は、回答制御プ
ログラムP5の起動に際し、先ず当該回答制御プログラ
ムP5に含まれる抽選処理プログラムに従い抽選を行
う。そして、自己が当選した場合に上記回答制御プログ
ラムP5中の入力データ表示プログラムと回答データ送
信プログラムを起動し、落選した場合には入力データ表
示プログラムと回答データ送信プログラムを起動しな
い。
ログラムP5の起動に際し、先ず当該回答制御プログラ
ムP5に含まれる抽選処理プログラムに従い抽選を行
う。そして、自己が当選した場合に上記回答制御プログ
ラムP5中の入力データ表示プログラムと回答データ送
信プログラムを起動し、落選した場合には入力データ表
示プログラムと回答データ送信プログラムを起動しな
い。
【0134】したがってこの実施例4によっても、前記
実施例2及び実施例3と同様に多くの番組参加希望者数
の中から参加者を自動的に効率良くかつ公平に選定でき
ることが可能となる。また実施例4では、抽選処理プロ
グラムを回答制御プログラム自身に持たせるようにして
いるので、データ収集サーバS4から抽選処理機能をな
くすことができ、これによりデータ収集サーバS4の処
理負担を軽減することができる。
実施例2及び実施例3と同様に多くの番組参加希望者数
の中から参加者を自動的に効率良くかつ公平に選定でき
ることが可能となる。また実施例4では、抽選処理プロ
グラムを回答制御プログラム自身に持たせるようにして
いるので、データ収集サーバS4から抽選処理機能をな
くすことができ、これによりデータ収集サーバS4の処
理負担を軽減することができる。
【0135】なお、参加者の抽選は、上記したようにデ
ータ収集サーバ単独又は携帯端末単独で行ってもよい
が、双方が協調して行ってもよい。
ータ収集サーバ単独又は携帯端末単独で行ってもよい
が、双方が協調して行ってもよい。
【0136】(第6の実施形態)この発明の第6の実施
形態は、回答制御プログラムに待機時間の問い合わせ機
能を持たせ、携帯端末にダウンロードされた状態でこの
待機時間問い合わせ機能によりデータ収集サーバに対し
番組放送開始時刻までの待機時間を問い合わせる。そし
て、この問い合わせに対しデータ収集サーバから通知さ
れた待機時間だけ待機した後に、回答制御プログラム中
の主プログラム、つまり入力データ表示プログラムと回
答データ送信プログラムを起動することにより、回答制
御プログラムの起動時刻を番組の放送開始時刻に同期さ
せるようにしたものである。
形態は、回答制御プログラムに待機時間の問い合わせ機
能を持たせ、携帯端末にダウンロードされた状態でこの
待機時間問い合わせ機能によりデータ収集サーバに対し
番組放送開始時刻までの待機時間を問い合わせる。そし
て、この問い合わせに対しデータ収集サーバから通知さ
れた待機時間だけ待機した後に、回答制御プログラム中
の主プログラム、つまり入力データ表示プログラムと回
答データ送信プログラムを起動することにより、回答制
御プログラムの起動時刻を番組の放送開始時刻に同期さ
せるようにしたものである。
【0137】図24は、この第6の実施形態に係わるデ
ータ収集方法を実現するためのデータ収集サーバS7の
機能構成を示すブロック図である。なお、同図において
前記図2と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
ータ収集方法を実現するためのデータ収集サーバS7の
機能構成を示すブロック図である。なお、同図において
前記図2と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
【0138】データ収集サーバS7には、Javaプロ
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、待機時間問い合わせ
応答手段FN12と、待機時間算出手段FN13とが新
たに設けてある。
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、待機時間問い合わせ
応答手段FN12と、待機時間算出手段FN13とが新
たに設けてある。
【0139】待機時間算出手段FN13は、回答制御プ
ログラムP6をダウンロードした各携帯端末MS1ごと
に、現在時刻から番組の放送開始時刻までの待機時間を
算出する。
ログラムP6をダウンロードした各携帯端末MS1ごと
に、現在時刻から番組の放送開始時刻までの待機時間を
算出する。
【0140】待機時間問い合わせ応答手段FN12は、
回答制御プログラムP6のダウンロード後に、ダウンロ
ード先の携帯端末MS1から待機時間の問い合わせが到
来した場合に、上記待機時間算出手段FN13において
算出された待機時間データを問い合わせ元の携帯端末M
S1に通知する。
回答制御プログラムP6のダウンロード後に、ダウンロ
ード先の携帯端末MS1から待機時間の問い合わせが到
来した場合に、上記待機時間算出手段FN13において
算出された待機時間データを問い合わせ元の携帯端末M
S1に通知する。
【0141】一方、回答制御プログラムP6は、図25
に示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M
2と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段
M4と、入力画面データ格納部D1とに加え、待機時間
問い合わせ手段M9と、待機手段M10とを新たに備え
ている。
に示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M
2と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段
M4と、入力画面データ格納部D1とに加え、待機時間
問い合わせ手段M9と、待機手段M10とを新たに備え
ている。
【0142】待機時間問い合わせ手段M9は、データ収
集サーバS7から回答制御プログラムを受信すると、こ
の回答制御プログラムに含まれる待機時間問い合わせ制
御機能に従い、データ収集サーバS7に対し待機時間の
問い合わせを送出する。そして、この問い合わせに対し
データ収集サーバS7から送られた待機時間データを受
信する。
集サーバS7から回答制御プログラムを受信すると、こ
の回答制御プログラムに含まれる待機時間問い合わせ制
御機能に従い、データ収集サーバS7に対し待機時間の
問い合わせを送出する。そして、この問い合わせに対し
データ収集サーバS7から送られた待機時間データを受
信する。
【0143】待機手段M10は、上記待機時間問い合わ
せ手段M9によりデータ収集サーバS7から取得した待
機時間データをもとに、回答制御プログラムP6中の主
プログラムの起動タイミングまで待機する。
せ手段M9によりデータ収集サーバS7から取得した待
機時間データをもとに、回答制御プログラムP6中の主
プログラムの起動タイミングまで待機する。
【0144】このような構成であるから、図26に示す
ようにデータ収集サーバS7から回答制御プログラムP
6がダウンロードされると、携帯端末MS1ではこの回
答制御プログラムP6中の待機時間問い合わせ手段M9
が起動し、これによりデータ収集サーバS7に対し待機
時間の問い合わせが送出される。問い合わせは例えばメ
ールや、特定のプロトコルに従った通信手順により送ら
れる。
ようにデータ収集サーバS7から回答制御プログラムP
6がダウンロードされると、携帯端末MS1ではこの回
答制御プログラムP6中の待機時間問い合わせ手段M9
が起動し、これによりデータ収集サーバS7に対し待機
時間の問い合わせが送出される。問い合わせは例えばメ
ールや、特定のプロトコルに従った通信手順により送ら
れる。
【0145】これに対しデータ収集サーバS7は、回答
制御プログラムP6のダウンロードを行うと、そのダウ
ンロード先の携帯端末MS1からの待機時間の問い合わ
せの到来を監視する。そして、問い合わせが到来すると
この問い合わせ元の携帯端末MS1についての起動待機
時間を算出し、この待機時間データをメールや特定のプ
ロトコルに従った通信手順等により問い合わせ元の携帯
端末MS1へ送信する。なお、起動待機時間の算出は、
放送局BC1で使用されている基準時刻をもとに番組ご
とに行われる。また、問い合わせ元の携帯端末の現在位
置と放送局の設置位置との間に時差がある場合には、こ
の時差も考慮して待機時間が算出される。
制御プログラムP6のダウンロードを行うと、そのダウ
ンロード先の携帯端末MS1からの待機時間の問い合わ
せの到来を監視する。そして、問い合わせが到来すると
この問い合わせ元の携帯端末MS1についての起動待機
時間を算出し、この待機時間データをメールや特定のプ
ロトコルに従った通信手順等により問い合わせ元の携帯
端末MS1へ送信する。なお、起動待機時間の算出は、
放送局BC1で使用されている基準時刻をもとに番組ご
とに行われる。また、問い合わせ元の携帯端末の現在位
置と放送局の設置位置との間に時差がある場合には、こ
の時差も考慮して待機時間が算出される。
【0146】上記待機時間データが通知されると携帯端
末MS1は、以後この待機時間データにより指定された
時間が経過するまで待機状態となる。この待機状態にお
いて携帯端末MS1は、上記待機時間データと内蔵時計
の時刻とをもとに起動時刻の監視を行う。そして、上記
待機時間データにより指定された時間が経過すると、そ
の時点で回答制御プログラムP6中の主プログラムを起
動して、以後入力画面データの表示制御及び入力された
回答データの送信制御をそれぞれ実行する。なお、上記
回答制御プログラムP6中の主プログラムの起動時に
は、鳴音や発光、バイブレータによりアラームを発生さ
せて視聴者に報知するとよい。
末MS1は、以後この待機時間データにより指定された
時間が経過するまで待機状態となる。この待機状態にお
いて携帯端末MS1は、上記待機時間データと内蔵時計
の時刻とをもとに起動時刻の監視を行う。そして、上記
待機時間データにより指定された時間が経過すると、そ
の時点で回答制御プログラムP6中の主プログラムを起
動して、以後入力画面データの表示制御及び入力された
回答データの送信制御をそれぞれ実行する。なお、上記
回答制御プログラムP6中の主プログラムの起動時に
は、鳴音や発光、バイブレータによりアラームを発生さ
せて視聴者に報知するとよい。
【0147】以上述べたように第6の実施形態によれ
ば、回答制御プログラムP6を番組放送開始時点で自動
的にかつ正確に起動させることができる。このため、視
聴者は回答制御プログラムP6をダウンロードされた時
点から番組放送開始時刻まで起動させたまま待機する必
要がなくなり、この期間に携帯端末MS1を通話やメー
ル通信等の本来の用途に通常通り使用することが可能と
なる。また視聴者は、待機時間において番組の開始時刻
を気にする必要がなくなり、これにより番組を見逃すこ
となく常に番組の最初から参加することが可能となる。
ば、回答制御プログラムP6を番組放送開始時点で自動
的にかつ正確に起動させることができる。このため、視
聴者は回答制御プログラムP6をダウンロードされた時
点から番組放送開始時刻まで起動させたまま待機する必
要がなくなり、この期間に携帯端末MS1を通話やメー
ル通信等の本来の用途に通常通り使用することが可能と
なる。また視聴者は、待機時間において番組の開始時刻
を気にする必要がなくなり、これにより番組を見逃すこ
となく常に番組の最初から参加することが可能となる。
【0148】(第7の実施形態)この発明の第7の実施
形態は、携帯端末がJavaプログラムのダウンロード
プログラムと外部プログラムとを元々備えている場合
に、ダウンロードプログラムに、データ収集サーバから
回答制御プログラムの起動開始時刻及びサーバのシステ
ム時刻を取得する機能を持たせる。そして、この機能に
より取得した起動開始時刻とサーバのシステム時刻とを
もとに携帯端末の内蔵時計をもとにした起動時刻を補正
し、この補正した起動時刻を外部プログラムに設定して
回答制御プログラムの起動制御を行うようにしたもので
ある。
形態は、携帯端末がJavaプログラムのダウンロード
プログラムと外部プログラムとを元々備えている場合
に、ダウンロードプログラムに、データ収集サーバから
回答制御プログラムの起動開始時刻及びサーバのシステ
ム時刻を取得する機能を持たせる。そして、この機能に
より取得した起動開始時刻とサーバのシステム時刻とを
もとに携帯端末の内蔵時計をもとにした起動時刻を補正
し、この補正した起動時刻を外部プログラムに設定して
回答制御プログラムの起動制御を行うようにしたもので
ある。
【0149】[実施例1]図27は、この第7の実施形
態に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバS8の機能構成を示すブロック図である。なお、
同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して
詳しい説明は省略する。
態に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバS8の機能構成を示すブロック図である。なお、
同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して
詳しい説明は省略する。
【0150】データ収集サーバS8には、Javaプロ
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、プログラム起動時刻
受付手段FN15と、システム時刻受付手段FN16と
が新たに設けてある。
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、プログラム起動時刻
受付手段FN15と、システム時刻受付手段FN16と
が新たに設けてある。
【0151】プログラム起動時刻受付手段FN15は、
回答制御プログラムP1のダウンロード後に、そのダウ
ンロード先の携帯端末MS1から回答制御プログラムの
起動時刻の取得要求が到来した場合に、対応する番組の
放送開始時刻をもとに設定した起動時刻データを要求元
の携帯端末MS1に通知する。
回答制御プログラムP1のダウンロード後に、そのダウ
ンロード先の携帯端末MS1から回答制御プログラムの
起動時刻の取得要求が到来した場合に、対応する番組の
放送開始時刻をもとに設定した起動時刻データを要求元
の携帯端末MS1に通知する。
【0152】システム時刻受付手段FN16は、回答制
御プログラムのダウンロード先の携帯端末MS1からデ
ータ収集サーバS8のシステム時刻の問い合わせが到来
した場合に、データ収集サーバS8の現在時刻データを
問い合わせ元の携帯端末MS1に通知する。なお、デー
タ収集サーバS8の時刻は、放送局BC1の基準時刻に
一致するように予め調整されている。
御プログラムのダウンロード先の携帯端末MS1からデ
ータ収集サーバS8のシステム時刻の問い合わせが到来
した場合に、データ収集サーバS8の現在時刻データを
問い合わせ元の携帯端末MS1に通知する。なお、デー
タ収集サーバS8の時刻は、放送局BC1の基準時刻に
一致するように予め調整されている。
【0153】一方、携帯端末MS1に予めインストール
されているダウンロードプログラムE1及び外部プログ
ラムE2は次のような機能を有している。図28はその
機能を示すフローチャートである。
されているダウンロードプログラムE1及び外部プログ
ラムE2は次のような機能を有している。図28はその
機能を示すフローチャートである。
【0154】先ずダウンロードプログラムE1は、回答
制御プログラム等のJavaプログラムをデータ収集サ
ーバS8からダウンロードする手段M11と、プログラ
ム起動時刻取得手段M12と、サーバの現在時刻取得手
段M13と、端末時刻取得手段M14と、プログラム起
動時刻補正手段M15と、起動時刻設定手段M16とを
備えている。
制御プログラム等のJavaプログラムをデータ収集サ
ーバS8からダウンロードする手段M11と、プログラ
ム起動時刻取得手段M12と、サーバの現在時刻取得手
段M13と、端末時刻取得手段M14と、プログラム起
動時刻補正手段M15と、起動時刻設定手段M16とを
備えている。
【0155】このうちプログラム起動時刻取得手段M1
2は、データ収集サーバS8から回答制御プログラムP
1がダウンロードされた場合に、当該回答制御プログラ
ムの起動時刻の取得要求をデータ収集サーバS8に送信
し、この取得要求に対しデータ収集サーバS8から到来
した起動時刻データを受信する。
2は、データ収集サーバS8から回答制御プログラムP
1がダウンロードされた場合に、当該回答制御プログラ
ムの起動時刻の取得要求をデータ収集サーバS8に送信
し、この取得要求に対しデータ収集サーバS8から到来
した起動時刻データを受信する。
【0156】サーバ現在時刻取得手段M13は、上記起
動時刻データの取得に続いて、データ収集サーバS8に
対し現在時刻の問い合わせ(取得要求)を送出し、この
問い合わせに対しデータ収集サーバS8から送信された
サーバの現在時刻データを受信する。端末時刻取得手段
M14は、携帯端末MS1の内蔵時計から現在時刻を取
得する。
動時刻データの取得に続いて、データ収集サーバS8に
対し現在時刻の問い合わせ(取得要求)を送出し、この
問い合わせに対しデータ収集サーバS8から送信された
サーバの現在時刻データを受信する。端末時刻取得手段
M14は、携帯端末MS1の内蔵時計から現在時刻を取
得する。
【0157】プログラム起動時刻補正手段M15は、上
記サーバ現在時刻取得手段M13により取得したデータ
収集サーバS8の現在時刻に対する上記端末時刻取得手
段M14により取得した端末現在時刻との差を求める。
そして、この差と上記プログラム起動時刻取得手段M1
2により取得した起動時刻データとをもとに、端末の内
蔵時計をもとにした回答制御プログラムP1の起動時刻
を補正する。起動時刻設定手段M16は、上記プログラ
ム起動時刻補正手段M15により補正された起動時刻を
外部プログラムE2に設定する。
記サーバ現在時刻取得手段M13により取得したデータ
収集サーバS8の現在時刻に対する上記端末時刻取得手
段M14により取得した端末現在時刻との差を求める。
そして、この差と上記プログラム起動時刻取得手段M1
2により取得した起動時刻データとをもとに、端末の内
蔵時計をもとにした回答制御プログラムP1の起動時刻
を補正する。起動時刻設定手段M16は、上記プログラ
ム起動時刻補正手段M15により補正された起動時刻を
外部プログラムE2に設定する。
【0158】外部プログラムE2は、起動時刻取得手段
M17と、端末時刻取得手段M18と、比較手段M19
と、プログラム起動手段M20とを備えている。
M17と、端末時刻取得手段M18と、比較手段M19
と、プログラム起動手段M20とを備えている。
【0159】起動時刻取得手段M17は、上記起動時刻
設定手段M16から起動時刻を取得する。端末時刻取得
手段M18は、携帯端末MS1の内蔵時計から現在時刻
を取得する。比較手段M19は、上記端末時刻取得手段
M18により取得した携帯端末MS1の内蔵時計の現在
時刻を、上記起動時刻取得手段M17により取得した補
正起動時刻と比較する。そして、内蔵時計の現在時刻が
補正起動時刻に一致すると、プログラム起動手段M20
にプログラム起動指示を与える。プログラム起動手段M
20は、上記起動指示に従い回答制御プログラムを起動
させる。
設定手段M16から起動時刻を取得する。端末時刻取得
手段M18は、携帯端末MS1の内蔵時計から現在時刻
を取得する。比較手段M19は、上記端末時刻取得手段
M18により取得した携帯端末MS1の内蔵時計の現在
時刻を、上記起動時刻取得手段M17により取得した補
正起動時刻と比較する。そして、内蔵時計の現在時刻が
補正起動時刻に一致すると、プログラム起動手段M20
にプログラム起動指示を与える。プログラム起動手段M
20は、上記起動指示に従い回答制御プログラムを起動
させる。
【0160】このような構成であるから、図29に示す
ように、データ収集サーバS8からJavaプログラム
を受信すると携帯端末MS1は、ダウンロードプログラ
ムE1に従い先ずデータ収集サーバS8に対しプログラ
ム起動時刻取得要求を送信し、続いてサーバ時刻の取得
要求を送信する。
ように、データ収集サーバS8からJavaプログラム
を受信すると携帯端末MS1は、ダウンロードプログラ
ムE1に従い先ずデータ収集サーバS8に対しプログラ
ム起動時刻取得要求を送信し、続いてサーバ時刻の取得
要求を送信する。
【0161】これに対しデータ収集サーバS8は、回答
制御プログラムP1のダウンロード先の携帯端末MS1
からプログラム起動時刻取得要求及びサーバ時刻の取得
要求を受信すると、それぞれ回答制御プログラムP1の
起動時刻データ及びサーバの現在時刻データを要求元の
携帯端末MS1に対し通知する。
制御プログラムP1のダウンロード先の携帯端末MS1
からプログラム起動時刻取得要求及びサーバ時刻の取得
要求を受信すると、それぞれ回答制御プログラムP1の
起動時刻データ及びサーバの現在時刻データを要求元の
携帯端末MS1に対し通知する。
【0162】携帯端末MS1は、上記プログラム起動時
刻データ及びサーバの現在時刻データを取得すると、次
にダウンロードプログラムE1に従い、内蔵時計より自
端末の現在時刻を取得する。そして、この端末現在時刻
と先に取得したサーバの現在時刻との差を求め、この差
と先に取得したプログラム起動時刻とをもとに、端末の
内蔵時計をもとにした回答制御プログラムP1の起動時
刻を補正する。そして、この補正したプログラム起動時
刻を外部プログラムE2に設定する。以後外部プログラ
ムE2は、内蔵時計の現在時刻が上記ダウンロードプロ
グラムE1より設定された補正起動時刻になったか否か
を監視し、なった時点で回答制御プログラムP1を起動
する。
刻データ及びサーバの現在時刻データを取得すると、次
にダウンロードプログラムE1に従い、内蔵時計より自
端末の現在時刻を取得する。そして、この端末現在時刻
と先に取得したサーバの現在時刻との差を求め、この差
と先に取得したプログラム起動時刻とをもとに、端末の
内蔵時計をもとにした回答制御プログラムP1の起動時
刻を補正する。そして、この補正したプログラム起動時
刻を外部プログラムE2に設定する。以後外部プログラ
ムE2は、内蔵時計の現在時刻が上記ダウンロードプロ
グラムE1より設定された補正起動時刻になったか否か
を監視し、なった時点で回答制御プログラムP1を起動
する。
【0163】したがってこの実施例によれば、データ収
集サーバS8から取得した正確なサーバ現在時刻をもと
に、携帯端末MS1の現在時刻をもとにしたプログラム
起動時刻が補正され、この補正されたプログラム起動時
刻に従い回答制御プログラムP1が起動される。このた
め、各携帯端末MS1は、たとえ内蔵時計の時刻の誤差
が大きかったとしても、常に放送開始時刻に同期した正
確な時刻で回答制御プログラムP1を起動することがで
きる。
集サーバS8から取得した正確なサーバ現在時刻をもと
に、携帯端末MS1の現在時刻をもとにしたプログラム
起動時刻が補正され、この補正されたプログラム起動時
刻に従い回答制御プログラムP1が起動される。このた
め、各携帯端末MS1は、たとえ内蔵時計の時刻の誤差
が大きかったとしても、常に放送開始時刻に同期した正
確な時刻で回答制御プログラムP1を起動することがで
きる。
【0164】[実施例2]以上述べた実施例1では、ダ
ウンロードプログラムE1においてプログラム起動時刻
の補正値を求めてこれを外部プログラムE2に設定し、
外部プログラムE2においてこの補正されたプログラム
起動時刻をもとに回答制御プログラムP1を起動するよ
うにした場合について説明した。
ウンロードプログラムE1においてプログラム起動時刻
の補正値を求めてこれを外部プログラムE2に設定し、
外部プログラムE2においてこの補正されたプログラム
起動時刻をもとに回答制御プログラムP1を起動するよ
うにした場合について説明した。
【0165】しかし、それに限らず、ダウンロードプロ
グラムにおいてプログラム起動待機時間の補正値を求め
てこれを外部プログラムに設定し、外部プログラムにお
いてこの補正されたプログラム起動待機時間をもとに回
答制御プログラムP1を起動するようにしてもよい。
グラムにおいてプログラム起動待機時間の補正値を求め
てこれを外部プログラムに設定し、外部プログラムにお
いてこの補正されたプログラム起動待機時間をもとに回
答制御プログラムP1を起動するようにしてもよい。
【0166】図30及び図31はそれぞれ、その制御手
順と制御内容を示すフローチャート及びシステムのシー
ケンス図である。
順と制御内容を示すフローチャート及びシステムのシー
ケンス図である。
【0167】すなわち、携帯端末MS1は図30に示す
ように、ダウンロードプログラムE3のプログラム起動
時刻取得手段M12及びサーバ現在時刻取得手段M13
によりそれぞれデータ収集サーバS8からプログラム起
動時刻データ及びサーバの現在時刻データを取得し、さ
らに端末時刻取得手段M14により端末の現在時刻を取
得すると、起動待機時間補正手段M21に移行する。そ
してこの起動待機時間補正手段M21において、先ず上
記プログラム起動時刻データ及びサーバの現在時刻デー
タをもとにプログラム起動待機時間を求め、次に上記サ
ーバの現在時刻データと端末現在時刻との差を求めて、
この差により上記プログラム起動待機時間を補正する。
そして、この補正したプログラム起動待機時間を、起動
待機時間設定手段M22により外部プログラムE4に与
える。
ように、ダウンロードプログラムE3のプログラム起動
時刻取得手段M12及びサーバ現在時刻取得手段M13
によりそれぞれデータ収集サーバS8からプログラム起
動時刻データ及びサーバの現在時刻データを取得し、さ
らに端末時刻取得手段M14により端末の現在時刻を取
得すると、起動待機時間補正手段M21に移行する。そ
してこの起動待機時間補正手段M21において、先ず上
記プログラム起動時刻データ及びサーバの現在時刻デー
タをもとにプログラム起動待機時間を求め、次に上記サ
ーバの現在時刻データと端末現在時刻との差を求めて、
この差により上記プログラム起動待機時間を補正する。
そして、この補正したプログラム起動待機時間を、起動
待機時間設定手段M22により外部プログラムE4に与
える。
【0168】外部プログラムE4は、上記ダウンロード
プログラムE3により補正されたプログラム起動待機時
間を起動待機時間取得手段M23で取得すると、この取
得した補正起動待機時間をプログラム起動タイマ設定手
段M24に設定して当該タイマを起動させる。そして、
タイマ処理M25において、上記タイマがタイムアウト
したか否かを監視し、上記補正起動待機時間が経過して
タイマがタイムアウトすると、プログラム起動手段M2
0が回答制御プログラムP1を起動する。
プログラムE3により補正されたプログラム起動待機時
間を起動待機時間取得手段M23で取得すると、この取
得した補正起動待機時間をプログラム起動タイマ設定手
段M24に設定して当該タイマを起動させる。そして、
タイマ処理M25において、上記タイマがタイムアウト
したか否かを監視し、上記補正起動待機時間が経過して
タイマがタイムアウトすると、プログラム起動手段M2
0が回答制御プログラムP1を起動する。
【0169】このように、ダウンロードプログラムE3
においてプログラム起動待機時間の補正値を求めてこれ
を外部プログラムE4に設定し、外部プログラムE4に
おいてこの補正されたプログラム起動待機時間をもとに
タイマを起動して回答制御プログラムP1の起動タイミ
ングを制御するようにしても、携帯端末MS1の内蔵時
計の誤差を補正することができ、これにより常に番組の
放送開始時刻に同期した正確なタイミングで回答制御プ
ログラムP1を起動させることができる。
においてプログラム起動待機時間の補正値を求めてこれ
を外部プログラムE4に設定し、外部プログラムE4に
おいてこの補正されたプログラム起動待機時間をもとに
タイマを起動して回答制御プログラムP1の起動タイミ
ングを制御するようにしても、携帯端末MS1の内蔵時
計の誤差を補正することができ、これにより常に番組の
放送開始時刻に同期した正確なタイミングで回答制御プ
ログラムP1を起動させることができる。
【0170】(第8の実施形態)この発明の第8の実施
形態は、回答制御プログラム又は携帯端末のダウンロー
ドプログラムに送信遅延パラメータ取得機能を持たせ、
この機能により携帯端末からデータ収集サーバに対し送
信遅延パラメータの取得要求を送信して自端末用の送信
遅延パラメータを取得する。そして、回答制御プログラ
ムに従い視聴者が入力した回答データを送信する際に、
その送信タイミングを上記送信遅延パラメータに応じて
可変設定するようにしたものである。
形態は、回答制御プログラム又は携帯端末のダウンロー
ドプログラムに送信遅延パラメータ取得機能を持たせ、
この機能により携帯端末からデータ収集サーバに対し送
信遅延パラメータの取得要求を送信して自端末用の送信
遅延パラメータを取得する。そして、回答制御プログラ
ムに従い視聴者が入力した回答データを送信する際に、
その送信タイミングを上記送信遅延パラメータに応じて
可変設定するようにしたものである。
【0171】[実施例1]図32は、この第8の実施形
態の実施例1に係わるデータ収集方法を実現するための
データ収集サーバS9の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
態の実施例1に係わるデータ収集方法を実現するための
データ収集サーバS9の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符
号を付して詳しい説明は省略する。
【0172】データ収集サーバS9には、Javaプロ
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、送信遅延パラメータ
受付手段FN17と、視聴者パラメータ格納部HD2と
が新たに設けてある。
グラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、データ
集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJava
プログラム格納部HD1に加えて、送信遅延パラメータ
受付手段FN17と、視聴者パラメータ格納部HD2と
が新たに設けてある。
【0173】視聴者パラメータ格納部HD2には、番組
への参加を登録している各視聴者に関する種々パラメー
タが予め格納されている。このパラメータの一つに、各
視聴者ごとにその回答データの送信タイミングを指定す
る送信遅延パラメータが含まれている。
への参加を登録している各視聴者に関する種々パラメー
タが予め格納されている。このパラメータの一つに、各
視聴者ごとにその回答データの送信タイミングを指定す
る送信遅延パラメータが含まれている。
【0174】送信遅延パラメータ受付手段FN17は、
視聴者の携帯端末MS1から送信遅延パラメータの取得
要求が到来した場合に、当該要求元の視聴者に対応する
送信遅延パラメータを上記視聴者パラメータ格納部HD
2から選択的に読み出し、この送信遅延パラメータを要
求元の携帯端末MS1へ送信する。
視聴者の携帯端末MS1から送信遅延パラメータの取得
要求が到来した場合に、当該要求元の視聴者に対応する
送信遅延パラメータを上記視聴者パラメータ格納部HD
2から選択的に読み出し、この送信遅延パラメータを要
求元の携帯端末MS1へ送信する。
【0175】一方、回答制御プログラムP7は、図33
に示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M
2と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段
M4と、入力画面データ格納部D1とに加え、送信遅延
パラメータ取得手段M26と、送信遅延手段M27とを
新たに備えている。
に示すように入力画面表示手段M1と、時刻検出手段M
2と、入力データ検出手段M3と、入力データ送信手段
M4と、入力画面データ格納部D1とに加え、送信遅延
パラメータ取得手段M26と、送信遅延手段M27とを
新たに備えている。
【0176】送信遅延パラメータ取得手段M26は、回
答制御プログラムP7が起動して、入力画面データの表
示制御及び回答データの入力送信制御が実行される前に
動作するもので、送信遅延パラメータの取得要求を例え
ばメールや特定のプロトコルに従った通信手順によりデ
ータ収集サーバS9へ送信する。そして、データ収集サ
ーバS9から例えばメールや特定のプロトコルに従った
通信手順により送られた自端末宛の送信遅延パラメータ
を受信する。
答制御プログラムP7が起動して、入力画面データの表
示制御及び回答データの入力送信制御が実行される前に
動作するもので、送信遅延パラメータの取得要求を例え
ばメールや特定のプロトコルに従った通信手順によりデ
ータ収集サーバS9へ送信する。そして、データ収集サ
ーバS9から例えばメールや特定のプロトコルに従った
通信手順により送られた自端末宛の送信遅延パラメータ
を受信する。
【0177】送信遅延手段M27は、視聴者が入力した
回答データを送信する際に、上記送信遅延パラメータ取
得手段M26により取得した送信遅延パラメータに従
い、上記回答データの送信タイミングを決定して入力デ
ータ送信手段M4に与える。
回答データを送信する際に、上記送信遅延パラメータ取
得手段M26により取得した送信遅延パラメータに従
い、上記回答データの送信タイミングを決定して入力デ
ータ送信手段M4に与える。
【0178】このような構成であるから、図34に示す
ようにデータ収集サーバS9から回答制御プログラムP
7がダウンロードされると、携帯端末MS1ではこの回
答制御プログラムP7中の送信遅延パラメータ取得手段
M26が起動し、これによりデータ収集サーバS7に対
し送信遅延パラメータ取得要求が例えばメールや特定の
プロトコルに従った通信手順により送られる。
ようにデータ収集サーバS9から回答制御プログラムP
7がダウンロードされると、携帯端末MS1ではこの回
答制御プログラムP7中の送信遅延パラメータ取得手段
M26が起動し、これによりデータ収集サーバS7に対
し送信遅延パラメータ取得要求が例えばメールや特定の
プロトコルに従った通信手順により送られる。
【0179】これに対しデータ収集サーバS9は、回答
制御プログラムP7のダウンロードを行うと、そのダウ
ンロード先の携帯端末MS1からの送信遅延パラメータ
取得要求の到来を監視する。そして、この送信遅延パラ
メータ取得要求が到来すると、要求元の携帯端末MS1
に対応する送信遅延パラメータを視聴者パラメータ格納
部HD2から選択的に読み出し、この送信遅延パラメー
タをメールや特定のプロトコルに従った通信手順等によ
り要求元の携帯端末MS1へ送信する。携帯端末MS1
は、上記自己宛の送信遅延パラメータを受信すると、こ
の送信遅延パラメータを回答制御プログラムP7中の送
信遅延手段M27に設定する。
制御プログラムP7のダウンロードを行うと、そのダウ
ンロード先の携帯端末MS1からの送信遅延パラメータ
取得要求の到来を監視する。そして、この送信遅延パラ
メータ取得要求が到来すると、要求元の携帯端末MS1
に対応する送信遅延パラメータを視聴者パラメータ格納
部HD2から選択的に読み出し、この送信遅延パラメー
タをメールや特定のプロトコルに従った通信手順等によ
り要求元の携帯端末MS1へ送信する。携帯端末MS1
は、上記自己宛の送信遅延パラメータを受信すると、こ
の送信遅延パラメータを回答制御プログラムP7中の送
信遅延手段M27に設定する。
【0180】この状態で、放送番組が始まり回答制御プ
ログラムが実行されると、携帯端末MS1では第1番目
の質問に対応する入力画面データが表示器に表示され
る。そして、この入力画面データの表示期間中に視聴者
が回答をキー入力すると、この回答(投票)をデータ収
集サーバS9に通知するための回答データが作成され、
送信待機状態となる。そして、前記送信遅延パラメータ
により指定された自端末の送信タイミングになると、上
記回答データが例えば通信事業者メール又はインターネ
ットメールや特定のプロトコルに従った通信手順により
無線網WN1を介してデータ収集サーバS9へ送信され
る。
ログラムが実行されると、携帯端末MS1では第1番目
の質問に対応する入力画面データが表示器に表示され
る。そして、この入力画面データの表示期間中に視聴者
が回答をキー入力すると、この回答(投票)をデータ収
集サーバS9に通知するための回答データが作成され、
送信待機状態となる。そして、前記送信遅延パラメータ
により指定された自端末の送信タイミングになると、上
記回答データが例えば通信事業者メール又はインターネ
ットメールや特定のプロトコルに従った通信手順により
無線網WN1を介してデータ収集サーバS9へ送信され
る。
【0181】以後同様に、放送番組中で第2問以降の質
問が出された場合にも、視聴者が入力した回答データは
一旦送信待機状態となり、送信遅延パラメータにより自
端末に指定された送信タイミングになった時点でデータ
収集サーバS9に向け送信される。
問が出された場合にも、視聴者が入力した回答データは
一旦送信待機状態となり、送信遅延パラメータにより自
端末に指定された送信タイミングになった時点でデータ
収集サーバS9に向け送信される。
【0182】したがって、この第8の実施形態の実施例
1によれば、各視聴者の携帯端末MS1は、データ収集
サーバS9から送信遅延パラメータにより個別に指定さ
れた送信タイミングで回答データを送信することにな
る。このため、データ収集サーバS9において多数の視
聴者の携帯端末MS1からの回答データが一定時間内に
集中する不具合は防止され、これによりデータ収集サー
バS9の負荷を分散して円滑なデータ収集を行うことが
可能となる。また、無線網WN1におけるトラフィック
の集中も防止できる。
1によれば、各視聴者の携帯端末MS1は、データ収集
サーバS9から送信遅延パラメータにより個別に指定さ
れた送信タイミングで回答データを送信することにな
る。このため、データ収集サーバS9において多数の視
聴者の携帯端末MS1からの回答データが一定時間内に
集中する不具合は防止され、これによりデータ収集サー
バS9の負荷を分散して円滑なデータ収集を行うことが
可能となる。また、無線網WN1におけるトラフィック
の集中も防止できる。
【0183】また、送信遅延パラメータ取得制御機能を
回答制御プログラムP7に持たせているので、如何なる
携帯端末MS1に対しても送信遅延パラメータを設定す
ることができる。
回答制御プログラムP7に持たせているので、如何なる
携帯端末MS1に対しても送信遅延パラメータを設定す
ることができる。
【0184】[実施例2]上記実施例1では、回答制御
プログラムP7に送信遅延パラメータ取得制御機能を持
たせた場合について説明したが、携帯端末MS1がダウ
ンロードプログラム及び外部プログラムを備えている場
合には、このダウンロードプログラムに送信遅延パラメ
ータ取得制御機能を持たせ、外部プログラムに回答制御
プログラムに対する送信遅延パラメータの設定機能を持
たせるようにしてもよい。
プログラムP7に送信遅延パラメータ取得制御機能を持
たせた場合について説明したが、携帯端末MS1がダウ
ンロードプログラム及び外部プログラムを備えている場
合には、このダウンロードプログラムに送信遅延パラメ
ータ取得制御機能を持たせ、外部プログラムに回答制御
プログラムに対する送信遅延パラメータの設定機能を持
たせるようにしてもよい。
【0185】図35は送信遅延パラメータの取得機能及
び設定機能を備えたダウンロードプログラムE5及び外
部プログラムE6の制御機能を示すフローチャート、図
36は携帯端末MS1とデータ収集サーバS8とスタジ
オの端末TM1との間で行われる信号伝送手順を示すシ
ーケンス図である。
び設定機能を備えたダウンロードプログラムE5及び外
部プログラムE6の制御機能を示すフローチャート、図
36は携帯端末MS1とデータ収集サーバS8とスタジ
オの端末TM1との間で行われる信号伝送手順を示すシ
ーケンス図である。
【0186】すなわち、携帯端末MS1は先ずダウンロ
ードプログラムE5を実行し、プログラムダウンロード
手段M11によりデータ収集サーバS9から回答制御プ
ログラムP8をダウンロードする。そして、この回答制
御プログラムP8のダウンロードを終了すると、送信遅
延パラメータ取得手段M28により送信遅延パラメータ
取得要求をデータ収集サーバS8に送信する。この取得
要求に対し、データ収集サーバS8が要求元の視聴者用
の送信遅延パラメータを送信すると、携帯端末MS1は
この送信遅延パラメータを上記送信遅延パラメータ取得
手段M28により受信して、送信遅延パラメータ格納部
D2に格納する。
ードプログラムE5を実行し、プログラムダウンロード
手段M11によりデータ収集サーバS9から回答制御プ
ログラムP8をダウンロードする。そして、この回答制
御プログラムP8のダウンロードを終了すると、送信遅
延パラメータ取得手段M28により送信遅延パラメータ
取得要求をデータ収集サーバS8に送信する。この取得
要求に対し、データ収集サーバS8が要求元の視聴者用
の送信遅延パラメータを送信すると、携帯端末MS1は
この送信遅延パラメータを上記送信遅延パラメータ取得
手段M28により受信して、送信遅延パラメータ格納部
D2に格納する。
【0187】そうして送信遅延パラメータを取得すると
携帯端末MS1は、次に外部プログラムE6を実行し、
送信遅延パラメータ設定手段M29により上記送信遅延
パラメータ格納部D2から送信遅延パラメータを読み出
して前記回答制御プログラムP8に設定する。そして、
プログラム起動手段M20により番組放送時刻にな流ま
で待機し、同時刻になった時点で上記回答制御プログラ
ムP8を起動する。
携帯端末MS1は、次に外部プログラムE6を実行し、
送信遅延パラメータ設定手段M29により上記送信遅延
パラメータ格納部D2から送信遅延パラメータを読み出
して前記回答制御プログラムP8に設定する。そして、
プログラム起動手段M20により番組放送時刻にな流ま
で待機し、同時刻になった時点で上記回答制御プログラ
ムP8を起動する。
【0188】以後、視聴者が回答を入力するとその回答
データが一旦送信待機状態となり、上記送信遅延パラメ
ータ設定手段M29により設定された送信遅延パラメー
タに従い、自端末に指定された送信タイミングになった
時点で上記回答データがデータ収集サーバS9へ送信さ
れる点については、前記実施例1と同様である。
データが一旦送信待機状態となり、上記送信遅延パラメ
ータ設定手段M29により設定された送信遅延パラメー
タに従い、自端末に指定された送信タイミングになった
時点で上記回答データがデータ収集サーバS9へ送信さ
れる点については、前記実施例1と同様である。
【0189】このように本実施例2においても、各視聴
者の携帯端末MS1はデータ収集サーバS9から送信遅
延パラメータにより個別に指定された送信タイミングで
回答データを送信することになり、この結果データ収集
サーバS9における負荷の集中及び無線網WN1におけ
るトラフィックの集中は回避される。
者の携帯端末MS1はデータ収集サーバS9から送信遅
延パラメータにより個別に指定された送信タイミングで
回答データを送信することになり、この結果データ収集
サーバS9における負荷の集中及び無線網WN1におけ
るトラフィックの集中は回避される。
【0190】また、携帯端末MS1のダウンロードプロ
グラムに送信遅延パラメータ取得制御機能を持たせると
共に、外部プログラムに回答制御プログラムに対する送
信遅延パラメータの設定機能を持たせるようにしている
ため、回答制御プログラムP8の処理負担を軽減できる
利点がある。
グラムに送信遅延パラメータ取得制御機能を持たせると
共に、外部プログラムに回答制御プログラムに対する送
信遅延パラメータの設定機能を持たせるようにしている
ため、回答制御プログラムP8の処理負担を軽減できる
利点がある。
【0191】なお、上記説明では、データ収集サーバS
8において各視聴者ごとの送信遅延パラメータを視聴者
パラメータ格納部HD2に予め格納する場合について述
べたが、回答制御プログラムP8或いは送信遅延パラメ
ータのダウンロードごとに送信遅延パラメータを動的に
設定するようにしてもよい。
8において各視聴者ごとの送信遅延パラメータを視聴者
パラメータ格納部HD2に予め格納する場合について述
べたが、回答制御プログラムP8或いは送信遅延パラメ
ータのダウンロードごとに送信遅延パラメータを動的に
設定するようにしてもよい。
【0192】(第9の実施形態)この発明の第9の実施
形態は、回答制御プログラムを放送信号に多重してテレ
ビジョン受信機へ送信し、テレビジョン受信機で上記回
答制御プログラムを放送信号から分離して保存する。そ
して、このテレビジョン受信機に対し視聴者の携帯端末
をケーブル又は無線チャネルを介して接続することで、
上記回答制御プログラムをテレビジョン受信機から携帯
端末にダウンロードして実行させるようにしたものであ
る。
形態は、回答制御プログラムを放送信号に多重してテレ
ビジョン受信機へ送信し、テレビジョン受信機で上記回
答制御プログラムを放送信号から分離して保存する。そ
して、このテレビジョン受信機に対し視聴者の携帯端末
をケーブル又は無線チャネルを介して接続することで、
上記回答制御プログラムをテレビジョン受信機から携帯
端末にダウンロードして実行させるようにしたものであ
る。
【0193】図37は、この発明に係わるデータ収集シ
ステムの第9の実施形態を示す概略構成図である。な
お、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付
して説明を行う。
ステムの第9の実施形態を示す概略構成図である。な
お、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付
して説明を行う。
【0194】放送局BC1のスタジオにおいて制作され
た視聴者参加型の生放送番組は、放送局BC1からサー
ビスエリアに向け放送される。各視聴者は、上記放送局
BC1から放送された上記視聴者参加型番組をテレビジ
ョン受信機TV2で受信し視聴する。
た視聴者参加型の生放送番組は、放送局BC1からサー
ビスエリアに向け放送される。各視聴者は、上記放送局
BC1から放送された上記視聴者参加型番組をテレビジ
ョン受信機TV2で受信し視聴する。
【0195】また、上記放送番組に対応して別途作成さ
れた回答制御プログラムP9は、上記放送番組の放送に
先立って放送される別の番組の放送信号に多重化され
て、視聴者のテレビジョン受信機TV2に向け送信され
る。上記回答制御プログラムP9の多重化は、例えばデ
ータ放送チャネルを用いて行われる。
れた回答制御プログラムP9は、上記放送番組の放送に
先立って放送される別の番組の放送信号に多重化され
て、視聴者のテレビジョン受信機TV2に向け送信され
る。上記回答制御プログラムP9の多重化は、例えばデ
ータ放送チャネルを用いて行われる。
【0196】テレビジョン受信機TV2と携帯端末MS
2との間は、ケーブル又はBluetoothやHome RF等の近距
離無線データ通信方式の無線チャネルIL1を介して接
続される。携帯端末MS2は、番組放送開始前にこのケ
ーブル又は無線チャネルIL1を介してテレビジョン受
信機TV2から回答制御プログラムをダウンロードす
る。
2との間は、ケーブル又はBluetoothやHome RF等の近距
離無線データ通信方式の無線チャネルIL1を介して接
続される。携帯端末MS2は、番組放送開始前にこのケ
ーブル又は無線チャネルIL1を介してテレビジョン受
信機TV2から回答制御プログラムをダウンロードす
る。
【0197】なお、視聴者が携帯端末MS2において入
力した回答データを、無線網WN1を介してデータ収集
サーバS9で収集してその集計をとり、この集計データ
を有線網NW1を介してスタジオの端末TM1へ転送す
る点については、図1で述べたシステムと同じである。
力した回答データを、無線網WN1を介してデータ収集
サーバS9で収集してその集計をとり、この集計データ
を有線網NW1を介してスタジオの端末TM1へ転送す
る点については、図1で述べたシステムと同じである。
【0198】図38は、上記テレビジョン受信機TV2
の要部構成を示す機能ブロック図である。すなわち、テ
レビジョン受信機TV2は、本来の放送受信表示機能部
に加え、データ放送受信手段FN18と、Javaプロ
グラム格納手段FN19と、Javaプログラム配信手
段FN20と、Javaプログラム格納部HD3とを備
えている。
の要部構成を示す機能ブロック図である。すなわち、テ
レビジョン受信機TV2は、本来の放送受信表示機能部
に加え、データ放送受信手段FN18と、Javaプロ
グラム格納手段FN19と、Javaプログラム配信手
段FN20と、Javaプログラム格納部HD3とを備
えている。
【0199】データ放送受信手段FN18は、放送局B
C1からデータ放送チャネルにより伝送された回答制御
プログラムP9を主放送信号から分離する。Javaプ
ログラム格納手段FN19は、上記データ放送受信手段
FN18により分離された回答制御プログラムP9をJ
avaプログラム格納部HD3に格納する。
C1からデータ放送チャネルにより伝送された回答制御
プログラムP9を主放送信号から分離する。Javaプ
ログラム格納手段FN19は、上記データ放送受信手段
FN18により分離された回答制御プログラムP9をJ
avaプログラム格納部HD3に格納する。
【0200】Javaプログラム配信手段FN20は、
携帯端末MS2からケーブル又は無線チャネルIL1を
介してプログラムダウンロード要求が到来した場合に、
上記Javaプログラム格納部HD3から該当する回答
制御プログラムP9を読み出し、この回答制御プログラ
ムP9を上記ケーブル又は無線チャネルIL1を介して
要求元の携帯端末MS2へ転送する。
携帯端末MS2からケーブル又は無線チャネルIL1を
介してプログラムダウンロード要求が到来した場合に、
上記Javaプログラム格納部HD3から該当する回答
制御プログラムP9を読み出し、この回答制御プログラ
ムP9を上記ケーブル又は無線チャネルIL1を介して
要求元の携帯端末MS2へ転送する。
【0201】一方、携帯端末MS2はJavaプログラ
ムのダウンロード制御手段を備えている。このダウンロ
ード制御手段は、視聴者のキー操作に応じて上記テレビ
ジョン受信機TV2に対しケーブル又は無線チャネルI
L1を介してプログラムダウンロード要求を送出し、こ
の要求に対しテレビジョン受信機TV2から転送された
回答制御プログラムP9を受信してプログラム格納部に
格納する。
ムのダウンロード制御手段を備えている。このダウンロ
ード制御手段は、視聴者のキー操作に応じて上記テレビ
ジョン受信機TV2に対しケーブル又は無線チャネルI
L1を介してプログラムダウンロード要求を送出し、こ
の要求に対しテレビジョン受信機TV2から転送された
回答制御プログラムP9を受信してプログラム格納部に
格納する。
【0202】次に、以上の構成に基づいて本実施形態の
データ収集方法を説明する。図39は、放送局BC1
と、スタジオの端末TM1と、データ収集サーバS9
と、視聴者のテレビジョン受信機TV2と、携帯端末M
S2との間の信号伝送手順を示すシーケンス図である。
データ収集方法を説明する。図39は、放送局BC1
と、スタジオの端末TM1と、データ収集サーバS9
と、視聴者のテレビジョン受信機TV2と、携帯端末M
S2との間の信号伝送手順を示すシーケンス図である。
【0203】回答制御プログラムP9は、例えば放送局
BC1の番組制作者から委託を受けたプログラマにより
作成されてデータ収集サーバS9に格納される。そし
て、この回答制御プログラムP9は、視聴者へのダウン
ロードに際しデータ収集サーバS9から有線網NW1を
介して放送局BC1に転送される。
BC1の番組制作者から委託を受けたプログラマにより
作成されてデータ収集サーバS9に格納される。そし
て、この回答制御プログラムP9は、視聴者へのダウン
ロードに際しデータ収集サーバS9から有線網NW1を
介して放送局BC1に転送される。
【0204】放送局BC1は、この回答制御プログラム
P9をデータ放送チャネルに含めて各視聴者へ送信す
る。各視聴者のテレビジョン受信機TV2は、主放送チ
ャネル信号からデータ放送チャネルを分離し、しかる後
このデータ放送チャネルから回答制御プログラムP9を
抽出する。そして、この回答制御プログラムP9をJa
vaプログラム格納部HD3に格納する。
P9をデータ放送チャネルに含めて各視聴者へ送信す
る。各視聴者のテレビジョン受信機TV2は、主放送チ
ャネル信号からデータ放送チャネルを分離し、しかる後
このデータ放送チャネルから回答制御プログラムP9を
抽出する。そして、この回答制御プログラムP9をJa
vaプログラム格納部HD3に格納する。
【0205】さて、この状態で視聴者が、データ収集サ
ーバS9から到来する番組参加案内に応じて、自身の携
帯端末MS2において指定期間内に回答制御プログラム
P9のダウンロード要求操作を行ったとする。そうする
と、先ず携帯端末MS2とテレビジョン受信機TV2と
の間にケーブル又は無線チャネルIL1を介して通信リ
ンクが確立され、続いてこの通信リンクを介してJav
aプログラムのダウンロード要求が携帯端末MS2から
テレビジョン受信機TV2へ送られる。そうするとテレ
ビジョン受信機TV2は、上記ダウンロード要求に応じ
て、Javaプログラム格納部HD3から回答制御プロ
グラムP9を読み出し、この回答制御プログラムP9を
上記通信リンクを介して携帯端末MS2に転送する。携
帯端末MS2は、この転送された回答制御プログラムP
9をプログラムメモリに記憶し、待機状態となる。
ーバS9から到来する番組参加案内に応じて、自身の携
帯端末MS2において指定期間内に回答制御プログラム
P9のダウンロード要求操作を行ったとする。そうする
と、先ず携帯端末MS2とテレビジョン受信機TV2と
の間にケーブル又は無線チャネルIL1を介して通信リ
ンクが確立され、続いてこの通信リンクを介してJav
aプログラムのダウンロード要求が携帯端末MS2から
テレビジョン受信機TV2へ送られる。そうするとテレ
ビジョン受信機TV2は、上記ダウンロード要求に応じ
て、Javaプログラム格納部HD3から回答制御プロ
グラムP9を読み出し、この回答制御プログラムP9を
上記通信リンクを介して携帯端末MS2に転送する。携
帯端末MS2は、この転送された回答制御プログラムP
9をプログラムメモリに記憶し、待機状態となる。
【0206】さて、上記回答制御プログラムP9を受信
すると携帯端末MS2は、内蔵時計の現在時刻を監視
し、この現在時刻が上記回答制御プログラムP9中の起
動時刻データにより指定された起動開始指定時刻になる
と上記回答制御プログラムP9を起動する。回答制御プ
ログラムP9は、番組放送中に携帯端末MS2の内蔵時
計の現在時刻を監視し、現在時刻が入力画面データ格納
部D1に保持されている入力画面データの表示開始時刻
になると、当該入力画面データを表示器に表示する。
すると携帯端末MS2は、内蔵時計の現在時刻を監視
し、この現在時刻が上記回答制御プログラムP9中の起
動時刻データにより指定された起動開始指定時刻になる
と上記回答制御プログラムP9を起動する。回答制御プ
ログラムP9は、番組放送中に携帯端末MS2の内蔵時
計の現在時刻を監視し、現在時刻が入力画面データ格納
部D1に保持されている入力画面データの表示開始時刻
になると、当該入力画面データを表示器に表示する。
【0207】そして、上記入力画像データの表示期間中
に、視聴者が回答をキー入力すると、この回答(投票)
をデータ収集サーバS9に通知するための回答データが
作成される。そして、回答制御プログラムP9により指
定された回答送信時刻になると、上記回答データが例え
ば通信事業者メール又はインターネットメールにより無
線網WN1を介してデータ収集サーバS9へ送信され
る。
に、視聴者が回答をキー入力すると、この回答(投票)
をデータ収集サーバS9に通知するための回答データが
作成される。そして、回答制御プログラムP9により指
定された回答送信時刻になると、上記回答データが例え
ば通信事業者メール又はインターネットメールにより無
線網WN1を介してデータ収集サーバS9へ送信され
る。
【0208】データ収集サーバS9は、各視聴者の携帯
端末MS2から回答データを受信すると、データ収集手
段FN3において、これらの回答データをもとに回答結
果を、例えば「賛成」と「反対」の数を集計する。そし
て、集計結果表示手段FN4により、この集計データを
有線網NW1を介してスタジオの端末TM1に転送す
る。スタジオの端末TM1は、上記集計データを受信す
ると、この集計データを所定の表示フォーマットに編集
して表示器に表示させる。
端末MS2から回答データを受信すると、データ収集手
段FN3において、これらの回答データをもとに回答結
果を、例えば「賛成」と「反対」の数を集計する。そし
て、集計結果表示手段FN4により、この集計データを
有線網NW1を介してスタジオの端末TM1に転送す
る。スタジオの端末TM1は、上記集計データを受信す
ると、この集計データを所定の表示フォーマットに編集
して表示器に表示させる。
【0209】以下同様に、放送番組中で第2問以降の質
問が出された場合にも、各視聴者の携帯端末MS2では
回答制御プログラムP9により各質問に対応する入力画
面データが番組の進行スケジュールに同期して順次表示
される。そして、視聴者がこれらの入力画面の回答欄に
回答をキー入力すると、その回答データが無線網WN1
を介してデータ収集サーバS9で収集されて集計され、
その集計データが有線網NW1を介してスタジオの端末
TM1に転送されて表示される。
問が出された場合にも、各視聴者の携帯端末MS2では
回答制御プログラムP9により各質問に対応する入力画
面データが番組の進行スケジュールに同期して順次表示
される。そして、視聴者がこれらの入力画面の回答欄に
回答をキー入力すると、その回答データが無線網WN1
を介してデータ収集サーバS9で収集されて集計され、
その集計データが有線網NW1を介してスタジオの端末
TM1に転送されて表示される。
【0210】以上述べたように第9の実施形態では、回
答制御プログラムP9を、放送局BC1からデータ放送
チャネルを介して視聴者のテレビジョン受信機TV2に
伝送し、このテレビジョン受信機TV2からケーブル又
はBluetooth等の無線チャネルIL1を介して視聴者の
携帯端末MS2にダウンロードするようにしている。し
たがって、携帯端末MS2によるデータ通信量を削減し
て、無線網WN1における通信トラフィックの低減を図
ることが可能となり、また視聴者の通信料金の負担も削
減することができる。
答制御プログラムP9を、放送局BC1からデータ放送
チャネルを介して視聴者のテレビジョン受信機TV2に
伝送し、このテレビジョン受信機TV2からケーブル又
はBluetooth等の無線チャネルIL1を介して視聴者の
携帯端末MS2にダウンロードするようにしている。し
たがって、携帯端末MS2によるデータ通信量を削減し
て、無線網WN1における通信トラフィックの低減を図
ることが可能となり、また視聴者の通信料金の負担も削
減することができる。
【0211】(第10の実施形態)この発明の第10の
実施形態は、回答制御プログラムの配信元となるサイト
の情報を放送局からデータ放送チャネルを介して各視聴
者に配信し、このサイト情報をテレビジョン受信機から
携帯端末へケーブル又は無線チャネルを介して転送す
る。そして、このサイト情報に従い携帯端末から回答制
御プログラムの配信元となるサイトに対しプログラムの
ダウンロードを要求し、この要求に対しサイトから要求
元の携帯端末に対し回答制御プログラムをダウンロード
するようにしたものである。
実施形態は、回答制御プログラムの配信元となるサイト
の情報を放送局からデータ放送チャネルを介して各視聴
者に配信し、このサイト情報をテレビジョン受信機から
携帯端末へケーブル又は無線チャネルを介して転送す
る。そして、このサイト情報に従い携帯端末から回答制
御プログラムの配信元となるサイトに対しプログラムの
ダウンロードを要求し、この要求に対しサイトから要求
元の携帯端末に対し回答制御プログラムをダウンロード
するようにしたものである。
【0212】図40は、この第10の実施形態に係わる
データ収集方法を実現するためのデータ収集サーバS1
0の機能構成を示すブロック図である。なお、同図にお
いて前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
データ収集方法を実現するためのデータ収集サーバS1
0の機能構成を示すブロック図である。なお、同図にお
いて前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
【0213】データ収集サーバS10には、Javaプ
ログラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、デー
タ集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJav
aプログラム格納部HD1に加えて、サイト情報配信手
段FN21を新たに備えている。
ログラム配信手段FN1、データ収集手段FN2、デー
タ集計手段FN3、集計結果表示手段FN4及びJav
aプログラム格納部HD1に加えて、サイト情報配信手
段FN21を新たに備えている。
【0214】サイト情報配信手段FN21は、自サーバ
が回答制御プログラムの配信元となる場合に、視聴者参
加番組の放送前日等において、自身のアドレスを含むサ
イト情報を放送局BC1へ有線網NW1を介して配信す
る。このサイト情報を受信した放送局BC1は、このサ
イト情報をデータ放送チャネルに挿入することで多数の
視聴者に向け配信する。
が回答制御プログラムの配信元となる場合に、視聴者参
加番組の放送前日等において、自身のアドレスを含むサ
イト情報を放送局BC1へ有線網NW1を介して配信す
る。このサイト情報を受信した放送局BC1は、このサ
イト情報をデータ放送チャネルに挿入することで多数の
視聴者に向け配信する。
【0215】一方、図42はテレビジョン受信機TV3
の要部構成を示す機能ブロック図である。テレビジョン
受信機TV3は、放送チャネル受信再生機能に加えて、
サイト情報受信手段FN22と、サイト情報格納手段F
N23と、サイト情報格納部HD4と、サイト情報応答
手段FN24とを備えている。
の要部構成を示す機能ブロック図である。テレビジョン
受信機TV3は、放送チャネル受信再生機能に加えて、
サイト情報受信手段FN22と、サイト情報格納手段F
N23と、サイト情報格納部HD4と、サイト情報応答
手段FN24とを備えている。
【0216】サイト情報受信手段FN22は、放送局B
C1から放送された放送信号からデータ放送チャネルを
分離し、このデータ放送チャネルからサイト情報を抽出
する。サイト情報格納手段FN23は、上記サイト情報
受信手段FN22により抽出されたサイト情報をサイト
情報格納部HD4に格納する。
C1から放送された放送信号からデータ放送チャネルを
分離し、このデータ放送チャネルからサイト情報を抽出
する。サイト情報格納手段FN23は、上記サイト情報
受信手段FN22により抽出されたサイト情報をサイト
情報格納部HD4に格納する。
【0217】サイト情報応答手段FN24は、携帯端末
MS2から後述するサイト情報取得要求が到来した場合
に、上記サイト情報格納部HD4からサイト情報を読み
出して、このサイト情報をケーブル又は無線チャネルW
N1を介して要求元の携帯端末MS2へ送信する。
MS2から後述するサイト情報取得要求が到来した場合
に、上記サイト情報格納部HD4からサイト情報を読み
出して、このサイト情報をケーブル又は無線チャネルW
N1を介して要求元の携帯端末MS2へ送信する。
【0218】また、図41は携帯端末MS2に予めイン
ストールされているダウンロードプログラムE7の制御
機能を示すもので、サイト情報取得手段M30と、プロ
グラムのダウンロード手段M31とを備えている。
ストールされているダウンロードプログラムE7の制御
機能を示すもので、サイト情報取得手段M30と、プロ
グラムのダウンロード手段M31とを備えている。
【0219】サイト情報取得手段M30は、視聴者によ
るサイト情報の取得操作に応じて、ケーブル又は無線チ
ャネルIL1を介してテレビジョン受信機TV3との間
に通信リンクを形成し、この通信リンクを介してテレビ
ジョン受信機TV3に対しサイト情報の取得要求を送信
する。そして、この要求に対しテレビジョン受信機TV
3から配信されたサイト情報を受信してプログラムダウ
ンロード手段M31に通知する。
るサイト情報の取得操作に応じて、ケーブル又は無線チ
ャネルIL1を介してテレビジョン受信機TV3との間
に通信リンクを形成し、この通信リンクを介してテレビ
ジョン受信機TV3に対しサイト情報の取得要求を送信
する。そして、この要求に対しテレビジョン受信機TV
3から配信されたサイト情報を受信してプログラムダウ
ンロード手段M31に通知する。
【0220】プログラムダウンロード手段M31は、上
記サイト情報に含まれるアドレスに基づいて、回答制御
プログラム配信元のサイトであるデータ収集サーバS1
0に対しプログラムのダウンロード要求を送信する。そ
して、このダウンロード要求に対し、データ収集サーバ
S10から回答制御プログラムP10がダウンロードさ
れると、この回答制御プログラムP10を受信してプロ
グラムメモリに記憶する。
記サイト情報に含まれるアドレスに基づいて、回答制御
プログラム配信元のサイトであるデータ収集サーバS1
0に対しプログラムのダウンロード要求を送信する。そ
して、このダウンロード要求に対し、データ収集サーバ
S10から回答制御プログラムP10がダウンロードさ
れると、この回答制御プログラムP10を受信してプロ
グラムメモリに記憶する。
【0221】次に、以上の構成に基づいてこの実施形態
に係わるデータ収集方法を説明する。図43はその信号
伝送手順を示すシーケンス図である。
に係わるデータ収集方法を説明する。図43はその信号
伝送手順を示すシーケンス図である。
【0222】すなわち、回答制御プログラムP10は、
例えば放送局BC1の番組制作者から委託を受けたプロ
グラマにより作成されて、データ収集サーバS10に格
納される。また、このときデータ収集サーバS10に
は、上記回答制御プログラムP10の配信元となるサイ
トの情報、つまりデータ収集サーバS10のアドレス情
報が格納される。そして、このサイト情報はデータ収集
サーバS10から有線網NW1を介して放送局BC1に
転送される。
例えば放送局BC1の番組制作者から委託を受けたプロ
グラマにより作成されて、データ収集サーバS10に格
納される。また、このときデータ収集サーバS10に
は、上記回答制御プログラムP10の配信元となるサイ
トの情報、つまりデータ収集サーバS10のアドレス情
報が格納される。そして、このサイト情報はデータ収集
サーバS10から有線網NW1を介して放送局BC1に
転送される。
【0223】放送局BC1は、このサイト情報をデータ
放送チャネルに挿入して各視聴者へ向け送信する。各視
聴者のテレビジョン受信機TV3は、主放送チャネル信
号からデータ放送チャネルを分離し、しかる後このデー
タ放送チャネルからサイト情報を抽出する。そして、こ
のサイト情報をJavaプログラム格納部HD3に格納
する。
放送チャネルに挿入して各視聴者へ向け送信する。各視
聴者のテレビジョン受信機TV3は、主放送チャネル信
号からデータ放送チャネルを分離し、しかる後このデー
タ放送チャネルからサイト情報を抽出する。そして、こ
のサイト情報をJavaプログラム格納部HD3に格納
する。
【0224】さて、この状態で視聴者が、データ収集サ
ーバS10から到来する番組参加案内に応じて、自身の
携帯端末MS2において指定期間内にサイト情報のダウ
ンロード要求操作を行ったとする。そうすると、携帯端
末MS2のダウンロードプログラムE7が起動し、その
サイト情報取得手段M30により先ず携帯端末MS2と
テレビジョン受信機TV3との間にケーブル又は無線チ
ャネルIL1を介して通信リンクが確立され、続いてこ
の通信リンクを介してサイト情報の取得要求が携帯端末
MS2からテレビジョン受信機TV3へ送られる。
ーバS10から到来する番組参加案内に応じて、自身の
携帯端末MS2において指定期間内にサイト情報のダウ
ンロード要求操作を行ったとする。そうすると、携帯端
末MS2のダウンロードプログラムE7が起動し、その
サイト情報取得手段M30により先ず携帯端末MS2と
テレビジョン受信機TV3との間にケーブル又は無線チ
ャネルIL1を介して通信リンクが確立され、続いてこ
の通信リンクを介してサイト情報の取得要求が携帯端末
MS2からテレビジョン受信機TV3へ送られる。
【0225】そうするとテレビジョン受信機TV3は、
上記取得要求に応じて、サイト情報格納部HD4からサ
イト情報を読み出し、このサイト情報を上記通信リンク
を介して携帯端末MS2に転送する。
上記取得要求に応じて、サイト情報格納部HD4からサ
イト情報を読み出し、このサイト情報を上記通信リンク
を介して携帯端末MS2に転送する。
【0226】上記サイト情報を取得すると携帯端末MS
2は、そのダウンロードプログラムE7中のプログラム
ダウンロード手段M31を起動し、上記サイト情報をも
とに配信元のサイト、つまりデータ収集サーバS10に
対し無線網WN1を介してプログラムのダウンロード要
求を送信する。このダウンロード要求に対しデータ収集
サーバS10は、Javaプログラム配信手段FN1に
よりJavaプログラム格納部HD1から対応する回答
制御プログラムP10を読み出し、この回答制御プログ
ラムP10を要求元の携帯端末MS2へ配信する。携帯
端末MS2は、上記回答制御プログラムP10を受信す
ると、この回答制御プログラムP10をプログラムメモ
リに記憶し、待機状態となる。
2は、そのダウンロードプログラムE7中のプログラム
ダウンロード手段M31を起動し、上記サイト情報をも
とに配信元のサイト、つまりデータ収集サーバS10に
対し無線網WN1を介してプログラムのダウンロード要
求を送信する。このダウンロード要求に対しデータ収集
サーバS10は、Javaプログラム配信手段FN1に
よりJavaプログラム格納部HD1から対応する回答
制御プログラムP10を読み出し、この回答制御プログ
ラムP10を要求元の携帯端末MS2へ配信する。携帯
端末MS2は、上記回答制御プログラムP10を受信す
ると、この回答制御プログラムP10をプログラムメモ
リに記憶し、待機状態となる。
【0227】以後、回答制御プログラムP10が起動し
て、放送番組中の各質問ごとに対応する入力画面データ
が表示され、この状態で視聴者が入力した回答データが
携帯端末MS2からデータ収集サーバS10へ送られ
て、その集計データがデータ収集サーバS10からスタ
ジオの端末TM1に転送される点については、前記第9
の実施形態と同じである。
て、放送番組中の各質問ごとに対応する入力画面データ
が表示され、この状態で視聴者が入力した回答データが
携帯端末MS2からデータ収集サーバS10へ送られ
て、その集計データがデータ収集サーバS10からスタ
ジオの端末TM1に転送される点については、前記第9
の実施形態と同じである。
【0228】このように第10の実施形態では、回答制
御プログラムP10の配信元となるデータ収集サーバS
10のサイト情報を視聴者の携帯端末MS10に配信
し、このサイト情報をもとにデータ収集サーバに対しア
クセスして回答制御プログラムをダウンロードするよう
にしている。このため、データ収集サーバが複数あっ
て、番組により回答制御プログラムの配信元がこれらの
サーバの中で変化するような場合でも、データ収集サー
バに対し誤ることなく確実にアクセスすることができ
る。
御プログラムP10の配信元となるデータ収集サーバS
10のサイト情報を視聴者の携帯端末MS10に配信
し、このサイト情報をもとにデータ収集サーバに対しア
クセスして回答制御プログラムをダウンロードするよう
にしている。このため、データ収集サーバが複数あっ
て、番組により回答制御プログラムの配信元がこれらの
サーバの中で変化するような場合でも、データ収集サー
バに対し誤ることなく確実にアクセスすることができ
る。
【0229】また、サイト情報の配信を、放送局BC1
のデータ放送チャネルを用いてテレビジョン受信機TV
3経由で行っているので、携帯端末MS2による無線網
WN1の通信トラフィックを低減すると共に、データ収
集サーバS10の処理負荷を低減することができる。
のデータ放送チャネルを用いてテレビジョン受信機TV
3経由で行っているので、携帯端末MS2による無線網
WN1の通信トラフィックを低減すると共に、データ収
集サーバS10の処理負荷を低減することができる。
【0230】(第11の実施形態)この発明の第11の
実施形態は、視聴者参加番組の放送中に、放送局BC1
から、各質問(投票)の出題タイミングに同期する回答
(投票)同期信号を、データ放送チャネルを用いて視聴
者のテレビジョン受信機TV4へ向け送信する。そし
て、テレビジョン受信機TV4で受信された回答同期信
号をケーブル又はBluetooth等の無線チャネルを介して
携帯端末に転送し、携帯端末がこの回答同期信号により
指定されたタイミングで入力画面データを表示するよう
にしたものである。
実施形態は、視聴者参加番組の放送中に、放送局BC1
から、各質問(投票)の出題タイミングに同期する回答
(投票)同期信号を、データ放送チャネルを用いて視聴
者のテレビジョン受信機TV4へ向け送信する。そし
て、テレビジョン受信機TV4で受信された回答同期信
号をケーブル又はBluetooth等の無線チャネルを介して
携帯端末に転送し、携帯端末がこの回答同期信号により
指定されたタイミングで入力画面データを表示するよう
にしたものである。
【0231】図44は、この第11の実施形態に係わる
データ収集システムで使用されるテレビジョン受信機T
V4の要部構成を示す機能ブロック図である。テレビジ
ョン受信機TV4は、通常の放送チャネル受信再生制御
機能に加えて、投票同期信号受信手段FN25と、投票
同期信号送信手段FN26とを備えている。
データ収集システムで使用されるテレビジョン受信機T
V4の要部構成を示す機能ブロック図である。テレビジ
ョン受信機TV4は、通常の放送チャネル受信再生制御
機能に加えて、投票同期信号受信手段FN25と、投票
同期信号送信手段FN26とを備えている。
【0232】投票同期信号受信手段FN25は、番組放
送中に放送局BC1からデータ放送チャネルにより伝送
される回答同期信号を分離抽出する。投票同期信号送信
手段FN26は、上記投票同期信号受信手段FN25に
より受信された回答同期信号をケーブル又は無線チャネ
ルIL1を介して携帯端末MS2に転送する。
送中に放送局BC1からデータ放送チャネルにより伝送
される回答同期信号を分離抽出する。投票同期信号送信
手段FN26は、上記投票同期信号受信手段FN25に
より受信された回答同期信号をケーブル又は無線チャネ
ルIL1を介して携帯端末MS2に転送する。
【0233】一方、図45は携帯端末MS2に配信され
て使用される回答制御プログラムP11の制御手順とそ
の内容を示すフローチャートである。なお、同図におい
て前記図3と同一部分には同一符号を付してある。
て使用される回答制御プログラムP11の制御手順とそ
の内容を示すフローチャートである。なお、同図におい
て前記図3と同一部分には同一符号を付してある。
【0234】回答制御プログラムP11は、入力画面表
示手段M1と、入力画面データ格納部D1と、入力デー
タ検出手段M3と、入力データ送信手段M4とに加え
て、投票同期信号取得手段M32を新たに備えている。
示手段M1と、入力画面データ格納部D1と、入力デー
タ検出手段M3と、入力データ送信手段M4とに加え
て、投票同期信号取得手段M32を新たに備えている。
【0235】この投票同期信号取得手段M32は、番組
放送中にテレビジョン受信機TV4からの回答同期信号
の到来を監視しており、回答同期信号が到来するとこの
回答同期信号により指定される表示タイミングを入力画
面表示手段M1に与える。入力画面表示手段M1は、上
記投票同期信号取得手段M32により与えられた表示タ
イミングに従い、入力画面データ格納部D1から対応す
る入力画面データを読み出して表示器に表示させる。
放送中にテレビジョン受信機TV4からの回答同期信号
の到来を監視しており、回答同期信号が到来するとこの
回答同期信号により指定される表示タイミングを入力画
面表示手段M1に与える。入力画面表示手段M1は、上
記投票同期信号取得手段M32により与えられた表示タ
イミングに従い、入力画面データ格納部D1から対応す
る入力画面データを読み出して表示器に表示させる。
【0236】このような構成であるから、図46に示す
ように、番組放送中に放送局BC1では、各質問ごとに
その出題タイミングに同期する回答同期信号が生成さ
れ、この回答同期信号がデータ放送チャネルにより各視
聴者のテレビジョン受信機TV4へ送信される。そし
て、この回答同期信号はテレビジョン受信機TV4で分
離抽出された後、ケーブル又は無線チャネルIL1を介
して携帯端末MS2に転送される。
ように、番組放送中に放送局BC1では、各質問ごとに
その出題タイミングに同期する回答同期信号が生成さ
れ、この回答同期信号がデータ放送チャネルにより各視
聴者のテレビジョン受信機TV4へ送信される。そし
て、この回答同期信号はテレビジョン受信機TV4で分
離抽出された後、ケーブル又は無線チャネルIL1を介
して携帯端末MS2に転送される。
【0237】携帯端末MS2では、上記回答同期信号が
到来するごとに、当該同期信号により表される表示タイ
ミングで入力画面データが表示される。そして、この入
力画面データの表示期間中にその回答欄に視聴者が回答
を入力すると、その回答データが携帯端末MS2から無
線網WN1を介してデータ収集サーバS11に送信され
る。データ収集サーバS11では、各視聴者の携帯端末
MS2から送られた回答データが収集されてその集計が
とられ、この集計データが有線網NW1を介してスタジ
オの端末TM1へ送られて表示される。
到来するごとに、当該同期信号により表される表示タイ
ミングで入力画面データが表示される。そして、この入
力画面データの表示期間中にその回答欄に視聴者が回答
を入力すると、その回答データが携帯端末MS2から無
線網WN1を介してデータ収集サーバS11に送信され
る。データ収集サーバS11では、各視聴者の携帯端末
MS2から送られた回答データが収集されてその集計が
とられ、この集計データが有線網NW1を介してスタジ
オの端末TM1へ送られて表示される。
【0238】したがって第11の実施形態によれば、各
視聴者の携帯端末MS2では、番組放送中に放送局BC
1からテレビジョン受信機TV4経由で送られる回答同
期信号に従い入力画面データが表示されるので、入力画
面データの表示を常に正確なタイミングで行うことがで
き、これにより視聴者は誤ることなく常に正確に回答を
入力することができる。
視聴者の携帯端末MS2では、番組放送中に放送局BC
1からテレビジョン受信機TV4経由で送られる回答同
期信号に従い入力画面データが表示されるので、入力画
面データの表示を常に正確なタイミングで行うことがで
き、これにより視聴者は誤ることなく常に正確に回答を
入力することができる。
【0239】また、回答同期信号を放送局BC1からテ
レビジョン受信機TV4経由で携帯端末に転送するよう
にしているので、データ収集サーバS11から無線網W
N1を介して伝送する場合に比べ、データ収集サーバS
10の処理負荷を低減すると共に、携帯端末MS2によ
る無線網WN1の通信トラフィックを低減することがで
き、さらに信頼性の高い表示タイミングの制御を実現で
きる。
レビジョン受信機TV4経由で携帯端末に転送するよう
にしているので、データ収集サーバS11から無線網W
N1を介して伝送する場合に比べ、データ収集サーバS
10の処理負荷を低減すると共に、携帯端末MS2によ
る無線網WN1の通信トラフィックを低減することがで
き、さらに信頼性の高い表示タイミングの制御を実現で
きる。
【0240】(第12の実施形態)この発明の第12の
実施形態は、番組放送中にスタジオで質問の順番や内容
等のシナリオが変更になった場合に、その変更内容を表
す変更データを放送局BC1からデータ放送チャネルを
用いて視聴者のテレビジョン受信機へ送信し、このテレ
ビジョン受信機からケーブル又はBluetooth等の無線チ
ャネルを介して携帯端末に転送する。そして、この変更
データに基づいて、対象となる入力画面データを変更す
るようにしたものである。
実施形態は、番組放送中にスタジオで質問の順番や内容
等のシナリオが変更になった場合に、その変更内容を表
す変更データを放送局BC1からデータ放送チャネルを
用いて視聴者のテレビジョン受信機へ送信し、このテレ
ビジョン受信機からケーブル又はBluetooth等の無線チ
ャネルを介して携帯端末に転送する。そして、この変更
データに基づいて、対象となる入力画面データを変更す
るようにしたものである。
【0241】図47は、この第12の実施形態に係わる
システムで使用されるテレビジョン受信機TV5の要部
構成を示す機能ブロック図である。テレビジョン受信機
TV5は、通常の放送チャネル受信再生制御機能に加え
て、変更データ受信手段FN27と、変更データ送信手
段FN28とを備えている。
システムで使用されるテレビジョン受信機TV5の要部
構成を示す機能ブロック図である。テレビジョン受信機
TV5は、通常の放送チャネル受信再生制御機能に加え
て、変更データ受信手段FN27と、変更データ送信手
段FN28とを備えている。
【0242】変更データ受信手段FN27は、番組放送
中に放送局BC1からデータ放送チャネルを用いて伝送
される変更データを分離抽出する。変更データ送信手段
FN28は、上記変更データ受信手段FN27により受
信された変更データをケーブル又は無線チャネルIL1
を介して携帯端末MS2に転送する。
中に放送局BC1からデータ放送チャネルを用いて伝送
される変更データを分離抽出する。変更データ送信手段
FN28は、上記変更データ受信手段FN27により受
信された変更データをケーブル又は無線チャネルIL1
を介して携帯端末MS2に転送する。
【0243】このような構成であるから、図48に示す
ように、スタジオにおいていま仮に質問(投票)2の内
容が変更されたとする。そうすると、その変更内容を表
す変更データが、放送局BC1からデータ放送チャネル
を用いて視聴者のテレビジョンTV5へ送られ、このテ
レビジョン受信機TV5からさらにケーブル又は無線チ
ャネルIL1を介して携帯端末MS2へ転送される。
ように、スタジオにおいていま仮に質問(投票)2の内
容が変更されたとする。そうすると、その変更内容を表
す変更データが、放送局BC1からデータ放送チャネル
を用いて視聴者のテレビジョンTV5へ送られ、このテ
レビジョン受信機TV5からさらにケーブル又は無線チ
ャネルIL1を介して携帯端末MS2へ転送される。
【0244】携帯端末MS2においては、テレビジョン
受信機TV5から変更データが転送されると、この変更
データを入力画面データ格納部中の変更対象のデータに
上書きすることで変更する。そして、この変更した入力
画面データは表示指定時刻になると表示器に表示され
る。
受信機TV5から変更データが転送されると、この変更
データを入力画面データ格納部中の変更対象のデータに
上書きすることで変更する。そして、この変更した入力
画面データは表示指定時刻になると表示器に表示され
る。
【0245】したがってこの第12の実施形態によれ
ば、番組の放送途中で質問の順番や内容などが変更にな
った場合でも、その変更内容を表す変更データが放送局
BC1からテレビジョン受信機TV4経由で携帯端末M
S2に送られて、入力画面データが即時更新される。こ
のため、番組制作者側にとっては生番組でも質問の順番
や内容を簡単に変更できてよりダイナミックな討論番組
やクイズ番組を放送することができ、また視聴者にとっ
ては質問の順番や内容が変更になっても誤ることなく常
に正確に回答することができる。
ば、番組の放送途中で質問の順番や内容などが変更にな
った場合でも、その変更内容を表す変更データが放送局
BC1からテレビジョン受信機TV4経由で携帯端末M
S2に送られて、入力画面データが即時更新される。こ
のため、番組制作者側にとっては生番組でも質問の順番
や内容を簡単に変更できてよりダイナミックな討論番組
やクイズ番組を放送することができ、また視聴者にとっ
ては質問の順番や内容が変更になっても誤ることなく常
に正確に回答することができる。
【0246】また、変更データを放送局BC1からテレ
ビジョン受信機TV5経由で携帯端末MS2に転送する
ようにしているので、データ収集サーバS12から無線
網WN1を介して伝送する場合に比べ、データ収集サー
バS10の処理負荷を低減すると共に、携帯端末MS2
による無線網WN1の通信トラフィックを低減すること
ができ、さらに信頼性の高いデータ更新制御を実現でき
る。
ビジョン受信機TV5経由で携帯端末MS2に転送する
ようにしているので、データ収集サーバS12から無線
網WN1を介して伝送する場合に比べ、データ収集サー
バS10の処理負荷を低減すると共に、携帯端末MS2
による無線網WN1の通信トラフィックを低減すること
ができ、さらに信頼性の高いデータ更新制御を実現でき
る。
【0247】(その他の実施形態)前記各実施形態で
は、回答制御プログラムをデータ収集サーバS1〜S1
2又は放送局BC1から無線網WN1或いはテレビジョ
ン受信機TV2を介して携帯端末MS1,MS2にダウ
ンロードして実行させる場合を例にとって説明した。し
かし、それに限定されるものではなく、回答制御プログ
ラムをフロッビディスクやフラッシュメモリ等の記憶媒
体に記憶し、この記憶媒体を携帯端末に装着して読み込
ませることでインストールしたり、また一旦パーソナル
・コンピュータに読み込ませたのちこのパーソナル・コ
ンピュータから携帯端末に転送してインストールするよ
うにしてもよい。
は、回答制御プログラムをデータ収集サーバS1〜S1
2又は放送局BC1から無線網WN1或いはテレビジョ
ン受信機TV2を介して携帯端末MS1,MS2にダウ
ンロードして実行させる場合を例にとって説明した。し
かし、それに限定されるものではなく、回答制御プログ
ラムをフロッビディスクやフラッシュメモリ等の記憶媒
体に記憶し、この記憶媒体を携帯端末に装着して読み込
ませることでインストールしたり、また一旦パーソナル
・コンピュータに読み込ませたのちこのパーソナル・コ
ンピュータから携帯端末に転送してインストールするよ
うにしてもよい。
【0248】その他、システムの構成や、システムを構
成する放送局、テレビジョン受信機、データ収集サーバ
及び携帯端末の構成、さらにはデータ収集サーバ及び携
帯端末の制御手順とその制御内容、回答制御プログラム
の手順及び処理内容等についても、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
成する放送局、テレビジョン受信機、データ収集サーバ
及び携帯端末の構成、さらにはデータ収集サーバ及び携
帯端末の制御手順とその制御内容、回答制御プログラム
の手順及び処理内容等についても、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0249】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、放送
番組上で出される質問に対し視聴者が回答するための回
答制御プログラムを上記視聴者の携帯端末に配信し、こ
の携帯端末において配信された上記回答制御プログラム
に従い視聴者が入力した回答データを通信回線を介して
データ収集サーバへ送信する。データ収集サーバでは、
上記携帯端末から送信された回答データを収集してその
集計をとり、この集計データをデータ収集サーバから通
信回線を介して放送局に転送して番組関係者に報知する
ようにしている。
番組上で出される質問に対し視聴者が回答するための回
答制御プログラムを上記視聴者の携帯端末に配信し、こ
の携帯端末において配信された上記回答制御プログラム
に従い視聴者が入力した回答データを通信回線を介して
データ収集サーバへ送信する。データ収集サーバでは、
上記携帯端末から送信された回答データを収集してその
集計をとり、この集計データをデータ収集サーバから通
信回線を介して放送局に転送して番組関係者に報知する
ようにしている。
【0250】したがってこの発明によれば、データ収集
効率と収集データの多様化とを両立を可能にし、しかも
特殊な装置を必要とせず不特定多数の視聴者が参加可能
なデータ収集システムとこのシステムで使用されるデー
タ収集サーバ及び回答制御プログラムを提供することが
できる。
効率と収集データの多様化とを両立を可能にし、しかも
特殊な装置を必要とせず不特定多数の視聴者が参加可能
なデータ収集システムとこのシステムで使用されるデー
タ収集サーバ及び回答制御プログラムを提供することが
できる。
【図1】 この発明に係わるデータ収集システムの第1
の実施形態を示す概略構成図。
の実施形態を示す概略構成図。
【図2】 第1の実施形態に係わるデータ収集方法を実
現するためのデータ収集サーバの機能構成を示すブロッ
ク図。
現するためのデータ収集サーバの機能構成を示すブロッ
ク図。
【図3】 第1の実施形態に係わる回答制御プログラム
の制御機能を示すフローチャート。
の制御機能を示すフローチャート。
【図4】 入力画面データの構成の一例を示す図。
【図5】 携帯端末における入力画面データの表示結果
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図6】 スタジオの端末における集計データの表示結
果の一例を示す図。
果の一例を示す図。
【図7】 第1の実施形態に係わるスタジオの端末、デ
ータ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示すシ
ーケンス図。
ータ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示すシ
ーケンス図。
【図8】 この発明の第2の実施形態に係わるデータ収
集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成を
示すブロック図。
集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成を
示すブロック図。
【図9】 第2の実施形態に係わる回答制御プログラム
の制御機能を示すフローチャート。
の制御機能を示すフローチャート。
【図10】 第2の実施形態に係わるスタジオの端末、
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図11】 この発明の第3の実施形態に係わるデータ
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
【図12】 第3の実施形態に係わる回答制御プログラ
ムの制御機能を示すフローチャート。
ムの制御機能を示すフローチャート。
【図13】 第3の実施形態に係わるスタジオの端末、
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図14】 この発明の第4の実施形態に係わるデータ
収集方法を実現するための回答制御プログラムの制御機
能を示すフローチャート。
収集方法を実現するための回答制御プログラムの制御機
能を示すフローチャート。
【図15】 第4の実施形態に係わるスタジオの端末、
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図16】 この発明の第5の実施形態における実施例
1に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバの機能構成を示すブロック図。
1に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバの機能構成を示すブロック図。
【図17】 第5の実施形態の実施例1に係わるスタジ
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
【図18】 この発明の第5の実施形態における実施例
2に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバの機能構成を示すブロック図。
2に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバの機能構成を示すブロック図。
【図19】 第5の実施形態の実施例2に係わるスタジ
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
【図20】 この発明の第5の実施形態における実施例
3に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバの機能構成を示すブロック図。
3に係わるデータ収集方法を実現するためのデータ収集
サーバの機能構成を示すブロック図。
【図21】 第5の実施形態の実施例3に係わるスタジ
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
【図22】 この発明の第5の実施形態における実施例
4に係わるデータ収集方法を実現するための回答制御プ
ログラムの制御機能を示すフローチャート。
4に係わるデータ収集方法を実現するための回答制御プ
ログラムの制御機能を示すフローチャート。
【図23】 第5の実施形態の実施例4に係わるスタジ
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
オの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送
手順を示すシーケンス図。
【図24】 この発明の第6の実施形態に係わるデータ
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
【図25】 第6の実施形態に係わる回答制御プログラ
ムの制御機能を示すフローチャート。
ムの制御機能を示すフローチャート。
【図26】 第6の実施形態に係わるスタジオの端末、
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図27】 この発明の第7の実施形態に係わるデータ
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
【図28】 第7の実施形態に係わるダウンロードプロ
グラム及び外部プログラムの制御機能を示すフローチャ
ート。
グラム及び外部プログラムの制御機能を示すフローチャ
ート。
【図29】 第7の実施形態に係わるスタジオの端末、
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図30】 この発明の第7の実施形態における他の実
施例に係わるダウンロードプログラム及び外部プログラ
ムの制御機能を示すフローチャート。
施例に係わるダウンロードプログラム及び外部プログラ
ムの制御機能を示すフローチャート。
【図31】 第7の実施形態における他の実施例に係わ
るスタジオの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の
信号伝送手順を示すシーケンス図。
るスタジオの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の
信号伝送手順を示すシーケンス図。
【図32】 この発明の第8の実施形態に係わるデータ
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
収集方法を実現するためのデータ収集サーバの機能構成
を示すブロック図。
【図33】 第8の実施形態に係わる回答制御プログラ
ムの制御機能を示すフローチャート。
ムの制御機能を示すフローチャート。
【図34】 第8の実施形態に係わるスタジオの端末、
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
データ収集サーバ及び携帯端末間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図35】 この発明の第8の実施形態における他の実
施例に係わるダウンロードプログラム及び外部プログラ
ムの制御機能を示すフローチャート。
施例に係わるダウンロードプログラム及び外部プログラ
ムの制御機能を示すフローチャート。
【図36】 第8の実施形態における他の実施例に係わ
るスタジオの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の
信号伝送手順を示すシーケンス図。
るスタジオの端末、データ収集サーバ及び携帯端末間の
信号伝送手順を示すシーケンス図。
【図37】 この発明に係わるデータ収集システムの第
9の実施形態を示す概略構成図。
9の実施形態を示す概略構成図。
【図38】 第9の実施形態に係わるシステムで使用す
るテレビジョン受信機の要部構成を示す機能ブロック
図。
るテレビジョン受信機の要部構成を示す機能ブロック
図。
【図39】 第9の実施形態に係わるシステムの放送局
とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレビ
ジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示すシ
ーケンス図。
とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレビ
ジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示すシ
ーケンス図。
【図40】 この発明の第10の実施形態に係わるシス
テムで使用するデータ収集サーバの機能構成を示すブロ
ック図。
テムで使用するデータ収集サーバの機能構成を示すブロ
ック図。
【図41】 第10の実施形態に係わるシステムで使用
する携帯端末に予めインストールされているダウンロー
ドプログラムの制御機能を示すフローチャート。
する携帯端末に予めインストールされているダウンロー
ドプログラムの制御機能を示すフローチャート。
【図42】 第10の実施形態に係わるシステムで使用
するテレビジョン受信機の要部構成を示す機能ブロック
図。
するテレビジョン受信機の要部構成を示す機能ブロック
図。
【図43】 第10の実施形態に係わるシステムの放送
局とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレ
ビジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
局とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレ
ビジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図44】 この発明の第11の実施形態に係わるデー
タ収集システムで使用されるテレビジョン受信機の要部
構成を示す機能ブロック図。
タ収集システムで使用されるテレビジョン受信機の要部
構成を示す機能ブロック図。
【図45】 第11の実施形態に係わる携帯端末に配信
されて使用される回答制御プログラムP11の制御手順
とその内容を示すフローチャート。
されて使用される回答制御プログラムP11の制御手順
とその内容を示すフローチャート。
【図46】 第11の実施形態に係わるシステムの放送
局とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレ
ビジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
局とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレ
ビジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
【図47】 この発明の第12の実施形態に係わるシス
テムで使用されるテレビジョン受信機の要部構成を示す
機能ブロック図。
テムで使用されるテレビジョン受信機の要部構成を示す
機能ブロック図。
【図48】 第12の実施形態に係わるシステムの放送
局とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレ
ビジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
局とスタジオの端末とデータ収集サーバと視聴者のテレ
ビジョン受信機と携帯端末との間の信号伝送手順を示す
シーケンス図。
BC1…放送局 S1〜S12…データ収集サーバ MS1,MS2…携帯端末 TV1〜TV5…テレビジョン受信機 TM1…スタジオの端末 NW1…有線網 WN1…無線網 BS1…基地局
Claims (21)
- 【請求項1】 番組を放送する放送局と、この放送局か
ら放送される番組を受信する放送受信機と、携帯端末
と、前記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回線を
介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデータ
収集システムであって、 前記放送局が放送する番組上で出される質問に対して回
答するための回答制御プログラムを、前記携帯端末に配
信するプログラム配信手段と、 前記携帯端末において、前記回答制御プログラムを受信
したのち前記番組の進行に同期して実行させ、この回答
制御プログラムに従い、入力された回答データを、前記
通信回線を介して前記データ収集サーバへ送信するプロ
グラム実行手段と、 前記データ収集サーバにおいて、前記携帯端末から送信
された回答データを収集し集計する集計処理手段と、 この集計処理手段により得られた集計データを、データ
収集サーバから前記通信回線を介して前記放送局に転送
して報知する集計データ転送手段とを具備したことを特
徴とするデータ収集システム。 - 【請求項2】 前記回答制御プログラムの配信後に、当
該プログラムに対応する放送番組上で出される質問が変
更になった場合に、その変更データを携帯端末に配信す
る変更データ配信手段と、 携帯端末において、配信された前記変更データに基づい
て、配信済みの前記回答制御プログラム内の該当するデ
ータを変更するデータ変更手段とを、さらに具備したこ
とを特徴とする請求項1記載のデータ収集システム。 - 【請求項3】 前記プログラム配信手段は、前記回答制
御プログラムを、データ収集サーバから通信回線を介し
て携帯端末へ配信することを特徴とする請求項1記載の
データ収集システム。 - 【請求項4】 前記プログラム配信手段は、配信対象と
なる視聴者の携帯端末に対しプログラム配信のための通
信リンクを通知し、携帯端末で前記通知した通信リンク
を選択する操作が行われた場合に、当該通信リンクを介
して前記回答制御プログラムを携帯端末に配信すること
を特徴とする請求項3記載のデータ収集システム。 - 【請求項5】 前記プログラム配信手段は、 前記回答制御プログラムを、放送局から前記放送番組に
多重して視聴者の放送受信機へ配信する手段と、 放送受信機において、放送局から配信された前記回答制
御プログラムを放送番組から分離する手段と、 分離された前記回答制御プログラムを、放送受信機から
ケーブル又は無線回線を介して携帯端末に転送する手段
とを備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ収集
システム。 - 【請求項6】 前記プログラム配信手段は、 前記回答制御プログラムをダウンロードするサイトのア
ドレス情報を、携帯端末に通知する手段と、 通知された前記サイトのアドレス情報をもとに、携帯端
末から通信回線を介して該当するサイトに対しアクセス
し、このサイトから携帯端末へ回答制御プログラムをダ
ウンロードする手段とを備えたことを特徴とする請求項
1記載のデータ配信システム。 - 【請求項7】 前記プログラム配信手段は、 放送番組への参加を希望する視聴者を登録する視聴者登
録手段と、 この視聴者登録手段に登録された視聴者の中から配信対
象となる視聴者を選択し、この選択した視聴者に対し前
記回答制御プログラムを配信する手段とを備えたことを
特徴とする請求項1記載のデータ収集システム。 - 【請求項8】 前記プログラム配信手段は、通信リンク
を選択する操作を行った携帯端末の中から配信対象とな
る視聴者を選択することを特徴とする請求項4記載のデ
ータ収集システム。 - 【請求項9】 番組を放送する放送局と、この放送局か
ら放送される番組を受信する放送受信機と、携帯端末
と、前記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回線を
介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデータ
収集システムで使用される前記携帯端末であって、 前記放送局から放送される番組上で出される質問に対し
視聴者が回答するための回答制御プログラムを受信する
プログラム受信手段と、 このプログラム受信手段により受信された回答制御プロ
グラムを前記番組の進行に同期して実行させ、視聴者に
より入力された回答データを、前記通信回線を介して前
記データ収集サーバへ送信させるプログラム実行手段と
を具備したことを特徴とする携帯端末。 - 【請求項10】 前記プログラム実行手段は、放送局又
はデータ収集サーバから、番組の進行スケジュールに同
期する同期データを取得し、この同期データに基づいて
回答制御プログラムを実行させることを特徴とする請求
項9記載の携帯端末。 - 【請求項11】 前記プログラム実行手段は、回答制御
プログラムが配信された場合に、放送局で使用される基
準時刻データに同期した時刻データを取得し、この時刻
データと携帯端末自身の時刻とを比較して、この比較結
果をもとに前記回答制御プログラムの起動時刻を補正す
ることを特徴とする請求項10記載の携帯端末。 - 【請求項12】 前記プログラム実行手段は、回答制御
プログラムの実行に先立ち、視聴者ごとに回答データの
送信タイミングを異ならせるためのデータ送信遅延パラ
メータを前記データ収集サーバから取得し、前記回答制
御プログラムが入力された回答データを送信する際に、
前記パラメータに従いその送信タイミングを指定するこ
とを特徴とする請求項9記載の携帯端末。 - 【請求項13】 番組を放送する放送局と、携帯端末に
対し、それぞれ通信回線を介して接続されるデータ収集
サーバにおいて、 前記放送局が放送する番組上で出される質問に対して回
答するための回答制御プログラムを、前記通信回線を介
して前記視聴者の携帯端末に配信して番組の進行に同期
して実行させるプログラム配信手段と、 前記回答制御プログラムの実行により前記携帯端末にお
いて入力されかつ送信された回答データを収集し集計す
る集計処理手段と、 この集計処理手段により得られた集計データを、前記通
信回線を介して前記放送局に転送して番組関係者に報知
する集計データ転送手段とを具備したことを特徴とする
データ収集サーバ。 - 【請求項14】 前記プログラム配信手段による回答制
御プログラムの配信後に、当該回答制御プログラムに対
応する放送番組上で出される質問が変更になった場合に
その変更データを携帯端末に配信し、当該変更データを
もとに前記配信済みの回答制御プログラム中の該当デー
タを更新させる変更データ配信手段を、さらに具備した
ことを特徴とする請求項13記載のデータ収集サーバ。 - 【請求項15】 番組を放送する放送局と、この放送局
から放送される番組を受信する放送受信機と、携帯端末
と、前記放送局及び携帯端末に対しそれぞれ通信回線を
介して接続されるデータ収集サーバとを具備するデータ
収集システムで、前記携帯端末にインストールして使用
される回答制御プログラムであって、 前記放送番組上で出される質問に対して回答を入力する
ための入力画面データを、放送番組の進行に同期して表
示する表示手順と、 前記入力画面において回答データを入力した場合に、当
該回答データを、通信回線を介して前記データ収集サー
バへ送信する送信手順とを具備したことを特徴とする回
答制御プログラム。 - 【請求項16】 放送番組の進行中に、定期的又は回答
データの送信時に前記データ収集サーバに対し入力画面
データの変更の有無を問い合わせ、変更がある場合にデ
ータ収集サーバから当該変更された入力画面データを受
信して、表示画面をこの変更された入力画面データに更
新する更新手順を、さらに備えたことを特徴とする請求
項15記載の回答制御プログラム。 - 【請求項17】 前記表示手順は、放送番組上で指示さ
れるキーコードを携帯端末に入力した場合に、このキー
コードに対応する入力画面データを複数の入力画面デー
タの中から選択して表示する機能を有することを特徴と
する請求項15記載の回答制御プログラム。 - 【請求項18】 前記表示手順は、入力画面データに含
まれる表示時刻指定情報と携帯端末の内蔵時計の時刻と
に基づいて、前記入力画面データの表示を行うことを特
徴とする請求項15記載の回答制御プログラム。 - 【請求項19】 番組の放送開始前に、放送局で使用さ
れる基準時刻データに同期した時刻データを取得し、こ
の時刻データと携帯端末自身の時刻との差に基づいて、
前記表示手順の実行タイミングを補正する手順を、さら
に備えたことを特徴とする請求項18記載の回答制御プ
ログラム。 - 【請求項20】 所定の抽選アルゴリズムに従い放送番
組への参加の可否を判定し、当選した場合に前記表示手
順の実行を許可する抽選手順を、さらに備えたことを特
徴とする請求項15記載の回答制御プログラム。 - 【請求項21】 前記送信手順は、データ収集サーバか
ら携帯端末毎に回答データの送信タイミングを異ならせ
るためのデータ送信遅延パラメータを取得し、視聴者に
より入力された回答データを送信する際に、前記データ
送信遅延パラメータに従いその送信タイミングを設定す
ることを特徴とする請求項15記載の回答制御プログラ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315510A JP2002125164A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | データ収集システムとこのシステムで使用される携帯端末、データ収集サーバ及び回答制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315510A JP2002125164A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | データ収集システムとこのシステムで使用される携帯端末、データ収集サーバ及び回答制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002125164A true JP2002125164A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18794603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000315510A Pending JP2002125164A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | データ収集システムとこのシステムで使用される携帯端末、データ収集サーバ及び回答制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002125164A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006508594A (ja) * | 2002-11-29 | 2006-03-09 | ユテル オサケ ユキチュア | 番組を放送するための方法並びにシステム |
JP2007272909A (ja) * | 2003-11-10 | 2007-10-18 | Eath:Kk | 集計システム |
JP2014236501A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-15 | 株式会社Tbsテレビ | 時刻同期システム |
WO2018186405A1 (ja) * | 2017-04-05 | 2018-10-11 | 株式会社ドワンゴ | 端末装置のアプリケーションプログラム、端末装置の制御方法、端末装置、および生放送配信サーバのプログラム |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000315510A patent/JP2002125164A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006508594A (ja) * | 2002-11-29 | 2006-03-09 | ユテル オサケ ユキチュア | 番組を放送するための方法並びにシステム |
JP2007272909A (ja) * | 2003-11-10 | 2007-10-18 | Eath:Kk | 集計システム |
JP2014236501A (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-15 | 株式会社Tbsテレビ | 時刻同期システム |
WO2018186405A1 (ja) * | 2017-04-05 | 2018-10-11 | 株式会社ドワンゴ | 端末装置のアプリケーションプログラム、端末装置の制御方法、端末装置、および生放送配信サーバのプログラム |
JP2018180681A (ja) * | 2017-04-05 | 2018-11-15 | 株式会社ドワンゴ | 端末装置のアプリケーションプログラム、端末装置の制御方法、端末装置、および生放送配信サーバのプログラム |
US11399212B2 (en) | 2017-04-05 | 2022-07-26 | Dwango Co., Ltd. | Terminal device application program, terminal device control method, terminal device, and live broadcast distribution server program providing questionnaire creation by terminal device |
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