[go: up one dir, main page]

JP2002125040A - アクセスネットワーク装置 - Google Patents

アクセスネットワーク装置

Info

Publication number
JP2002125040A
JP2002125040A JP2000313404A JP2000313404A JP2002125040A JP 2002125040 A JP2002125040 A JP 2002125040A JP 2000313404 A JP2000313404 A JP 2000313404A JP 2000313404 A JP2000313404 A JP 2000313404A JP 2002125040 A JP2002125040 A JP 2002125040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
subscriber
detour
concentrator
access network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000313404A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miyagawa
猛 宮川
Takafumi Tamai
尚文 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000313404A priority Critical patent/JP2002125040A/ja
Priority to EP01102838A priority patent/EP1198156A3/en
Publication of JP2002125040A publication Critical patent/JP2002125040A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0028Local loop
    • H04J2203/0039Topology
    • H04J2203/0041Star, e.g. cross-connect, concentrator, subscriber group equipment, remote electronics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0028Local loop
    • H04J2203/0039Topology
    • H04J2203/0042Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0046User Network Interface
    • H04J2203/0048Network termination, e.g. NT1, NT2, PBX
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0064Admission Control
    • H04J2203/0067Resource management and allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13166Fault prevention
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13167Redundant apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13298Local loop systems, access network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/13386Line concentrator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】加入者呼の接続可能な最大回線容量が規定され
ているアクセスネットワーク装置100に関し、最大回線
容量を超えた加入者呼の接続要求に対応できるようにす
る。 【解決手段】輻輳検出部が、加入者集線部13で受け付可
能な最大加入者呼数を越えて輻輳していることを検出し
たときに、迂回制御部が、例えば空いている現用回線又
は予備回線を迂回回線として設定し、局側装置30におい
て、迂回回線集線部33が該迂回回線を集線する。また、
該迂回制御部が、加入者優先順位管理テーブルに基づ
き、該迂回回線に接続する加入者呼を選択する。さら
に、遠隔加入者装置10の少なくとも1つに輻輳状態が発
生したとき、全ての遠隔加入者装置10が、該空いている
回線として予め決められた回線を迂回回線とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクセスネットワー
ク装置に関し、特に加入者呼の接続可能な最大回線容量
が規定されているアクセスネットワーク装置に関するも
のである。一般に、電話、ファクシミリ、端末等の加入
者と交換機との間を接続するアクセス(加入者系)ネッ
トワーク装置は、複数の加入者回線を交換機に接続する
ためのリンク(インタフェース)の容量から加入者呼の
接続可能な最大回線容量が規定されていた。このため、
限られた回線容量を有効に利用して加入者からの接続要
求に対応することが重要である。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のアクセスネットワーク装
置(Access Network)例を示しており、このアクセスネッ
トワーク装置100は、V5.2プロトコル(インタフェー
ス)(以後、V5プロトコルと略称することがある。)で
交換機(Local Exchannge)50に接続されている。
【0003】アクセスネットワーク装置100は、局側装
置(Central Terminal)30と、遠隔加入者装置(Remote Te
rminal)10_1〜10_3とが、光伝送路21〜24で順次接続さ
れたSDH(Synchronous Digital Hierarchy)リング型ネッ
トワーク構成になっている。そして、各遠隔加入者装置
10_1,10_2,10_3(以後、符号10で総称することがあ
る。)は、それぞれ、V5集線部13を備え、電話機(以
後、端末と称する。)1_1〜1_i(以後、符号1で総称す
ることがある。)、端末2_1〜2_j(以後、符号2で総称
することがある。)、及び端末3_1〜3_kを収容してい
る。
【0004】同図のアクセスネットワーク装置100のよ
り詳細な構成例を図11に示す。この例では、図10に示し
た加入者装置10_3が便宜的に省略されている。各加入者
装置10は、集線部13と、これに接続されたトランク17、
及び制御部16で構成され、局側装置30は、トランク32及
び制御部35で構成されている。
【0005】局側装置30のトランク32と交換機50とは、
リンクグループ41,42で接続されている。また、局側装
置30のトランク32、加入者装置10_1のトランク17、及び
加入者装置10_2のトランク17は、物理的に、左回りにST
M-1信号を伝送する現用の光伝送路と、右回りにSTM-1信
号を伝送する予備の伝送路とでリング状に接続されてい
る。
【0006】同図では、この伝送路による接続をパスの
レベルで示している。すなわち、加入者装置10_1のトラ
ンク17は局側装置30のトランク32と現用のパス群21_1並
びに予備用のパス群22_1(及びこれと同一のパス群23_
1)で接続され、加入者装置10_2のトランク17はトラン
ク32と現用のパス群22_2(及びこれと同一のパス群21_
1)並びに予備のパス群23_2で接続されている。
【0007】各加入者装置10_1,10_2の集線部13は、そ
れぞれ、400台の端末1_1〜1_400、500台の端末2_1〜2_5
00を収容している。また、端末1_1〜1_400には、それぞ
れ、レイヤ3のアドレス(L3 adrr)=“1”〜“400”が割
り付けられ、端末2_1〜2_500には、それぞれ、レイヤ3
のアドレス(L3 adrr)=“1”〜“500”が割り付けられ
ている。さらに、加入者装置10_1,10_2の集線部13に
は、それぞれ、V5インタフェース識別子(V5ID)=“h'F
7”,“h'F8”が付与されている。
【0008】加入者装置10_1に収容された端末1は、集
線部13、トランク17、現用パス21_1、トランク32、及び
リンクグループ41を経由して交換機50に接続される。同
様に、加入者装置10_2に収容された端末2は、集線部1
3、トランク17、現用パス22_1,21_2、トランク32、及
びリンクグループ42を経由して交換機50に接続される。
【0009】今、現用パス22_1に障害が発生した場合、
端末1は、集線部13、トランク17、予備用パス22_1,23_
1、トランク32、及びリンクグループ41を経由して交換
機50に接続される。同様に、現用パス22_2又は21_2に障
害が発生した場合、端末2は、集線部13、トランク17、
予備用パス23_2、トランク32、及びリンクグループ42を
経由して交換機50に接続される。
【0010】局側装置30と交換機50間は、5.2Vインタフ
ェースで接続されており、それぞれ、2Mbps(=64k×32
チャネル)のリンクを最大16本張って集線することが可
能である。この例では、加入者装置10_1,10_2には、そ
れぞれ、2本及び3本のリンクが割り当てられており、
図11では、これらのリンクのグループを、それぞれ、リ
ンクグループ41(2Mbps×2)、リンクグループ42(2Mbps
×3)としている。
【0011】従って、現用パス21_1、及び予備用パス22
_1,23_1の伝送容量は2Mbps×2であり、現用パス21_2,
22_2、及び予備用パス23_2の伝送容量は2Mbps×3であ
る。なお、1リンク(2Mbps)が集線可能な最大呼数は、2
Mbps(=64k×32チャネル(TS:タイムスロット))の中
の、例えばベアラチャンネル数E1=30とする。
【0012】従って、加入者装置10_1の集線部13が接続
可能な最大加入者(端末)数は、V5集線の制限により
“60(=E1×2)”であり、加入者装置10_2の集線部13が
接続可能な最大加入者(端末)数は、“90(=E1×3)”
である。すなわち、加入者装置10_1は、収容した400台
の端末1の中で同時に接続可能な最大端末数が“60”で
あり、加入者装置10_2は、収容した500台の端末2の中で
同時に接続可能な最大端末数が“90”である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のアク
セスネットワーク装置においては、例えば、加入者装置
10_2は、最大接続可能な端末数の“90”を越えた91番目
の呼接続要求が発生した場合、その要求を棄却していた
(同図の×印参照)。
【0014】一般に、商業ビル等の呼数は、朝から夕方
にかけた限られた時間帯で増加し、夕方以後の時間帯で
極端に下がる。このような商業ビルに従来のアクセスネ
ットワーク装置を適用した場合、時間帯により呼数に大
きな変動があるにも関わらず、その最大呼数に合わせた
伝送路を準備しなければならなず使用効率が悪かった。
【0015】従って本発明は、加入者呼の接続可能な最
大回線容量が規定されているアクセスネットワーク装置
において、最大回線容量を超えた加入者呼の接続要求に
対応できるようにすることを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る本発明のアクセスネットワーク装置
は、加入者呼の接続可能な最大数が規定されている加入
者集線部と、該加入者集線部で受け付ける該加入者呼が
該最大数を越えて輻輳しているか否かを検出する輻輳検
出部と、該輻輳検出部が該輻輳状態を検出した時に空い
ている回線を迂回回線として設定する迂回制御部と、を
有する遠隔加入者装置、及び該迂回回線を集線する迂回
回線集線部を有する局側装置、を備えたことを特徴とし
ている。
【0017】図1は、本発明に係るアクセスネットワー
ク装置の原理を示している。同図では、遠隔加入者装置
10_2において、図11に示した制御部16が便宜的に省略さ
れている。遠隔加入者装置10_2において、加入者集線部
13は、接続可能な最大呼数が、例えば“90”に規定され
ている。例えば、加入者集線部13が加入者(以後、端末
と称する。)2_1〜2_90の呼を接続しているとき、さら
に端末2_91の接続要求で輻輳が発生した場合、輻輳検出
部(図示せず)が、この輻輳状態を検出する。
【0018】輻輳検出部から輻輳状態の通知を受けた迂
回制御部(図示せず)は、例えば、空いている予備のパ
ス23_2を経由した迂回回線を設定し、この迂回回線によ
り、例えば、上記の端末2_91の呼を接続する(同図〇印
参照)。そして、局側装置30においては、迂回回線集線
部33が、パス23_2からの迂回回線を取り出して集線す
る。
【0019】これにより、遠隔加入者装置10_2は、使用
されていない、例えば、予備の回線を迂回回線とするこ
とで、接続可能な最大呼数“90”以上の呼を接続するこ
とが可能となり、ひいては、伝送路の使用効率を上げる
ことが可能となる。なお、迂回回線として使用する回線
は、予備の回線に限らずアクセスネットワーク装置内で
使用されていない空き回線を用いることが可能である
(付記1)。
【0020】また、請求項2に係る本発明においては、
該輻輳検出部が、所定の時間内に所定の呼数が受け付け
られなかったことを検出したとき該輻輳状態としてもよ
い。すなわち、輻輳検出部は、例えば、所定の時間であ
る20分以内に加入者集線部が、受け付けられなかった呼
数が10を越えた状態を輻輳状態として検出して、迂回制
御部に通知する。迂回制御部は迂回回線を設定し、呼接
続を行う(付記2)。
【0021】また、請求項3に係る本発明においては、
該局側装置の該迂回回線集線部が、所定の回線容量のリ
ンクで交換機に接続されており、該迂回制御部が該交換
機に該輻輳状態を通知することにより、該交換機は、自
局と該迂回回線集線部とを接続する予め決められた迂回
用のリンクを使用することができる。
【0022】すなわち、遠隔加入者装置10の迂回制御部
は、輻輳状態であることを交換機50に通知する。交換機
50は、この通知を認識して、自局と迂回回線集線部との
間の予め決められた空きリンクを使用する。これによ
り、遠隔加入者装置10_2と交換機50との間に迂回回線及
び迂回リンクを同時に張ることが可能になる(付記
3)。
【0023】また、請求項4に係る本発明においては、
該迂回制御部は、該迂回回線に接続する加入者呼の優先
順位を示す加入者優先順位管理テーブルを有することが
できる。すなわち、管理テーブルに、加入者の重要度に
応じて、予め迂回する加入者を設定しておく。すなわ
ち、予め、重要度の低い加入者を優先的に迂回回線に回
すようにきめておく。迂回制御部は、輻輳状態が発生し
たとき、管理テーブルの優先順位に基づき迂回回線に切
り換える加入者呼を選択して迂回回線に接続する。
【0024】これにより、重要度の高い加入者は、迂回
回線への切換動作を伴うことなく確実に通信を行うこと
が可能になる(付記4)。また、請求項5に係る本発明
においては、該遠隔加入者装置の少なくとも1つが、輻
輳状態であるとき、全ての遠隔加入者装置が、該空いて
いる回線として予め決められた回線を迂回回線とするこ
とできる。
【0025】すなわち、図1において、少なくとも遠隔
加入者装置10_1,10_2の中で例えば、加入者装置10_1が
輻輳状態になったとき、全ての加入者装置10(輻輳状態
でない加入者装置10_2も含めて)は、該管理テーブルが
指定する加入者呼を予め決められた該迂回回線に接続す
る。
【0026】一般に、輻輳状態になる時間帯は、各加入
者装置でほぼ同じであり、1つの加入者装置が輻輳状態
になったとき、他の加入者装置も輻輳状態に近い状態で
ある可能性が高い。そこで、1つの加入者装置の輻輳状
態が検出されたとき、全ての加入者装置のに迂回回線を
同時に接続すれば、加入者装置毎に迂回回線の接続を行
う場合と比較して、加入者装置及び局側装置における制
御動作が簡単になる。
【0027】このことは、全ての加入者装置が輻輳状態
でなくなったとき、全ての加入者装置の迂回回線に接続
された呼を現用の回線に戻す場合についても同じである
(付記5)。また、本発明においては、迂回制御部は、
現用回線又は予備用回線に空いている回線がある場合、
これを迂回回線として設定してもよい。これにより、伝
送路の使用効率を上げることが可能となる(付記6及び
7)。
【0028】また、本発明においては、加入者装置10の
迂回制御部は、輻輳状態であることを局側装置30の迂回
回線集線部33に通知する。これと同時に、迂回制御部及
び迂回回線集線部33は、該空き回線として予め決められ
た迂回回線を使用するようにしてよい。これにより、遠
隔加入者装置の加入者集線部と迂回回線集線部33との間
で、直ちに迂回回線を張ることが可能になる(付記
8)。
【0029】さらに、本発明においては、迂回回線集線
部は、加入者呼とこれらを集線したリンクとの対応関係
を示す管理テーブルを有し、この管理テーブルに基づき
各迂回回線からの加入者呼を単数又は複数の所定のリン
クに集線するようにしてもよい。これにより、迂回回線
集線部の集線動作は、加入者呼を接続するリンクが決定
されていない場合と比較して、処理が容易になると共
に、リンクに接続された加入者呼を接続したリンクを特
定することが可能になり保守管理が容易になる(付記
9)。
【0030】
【発明の実施の形態】実施例(1) 図1に原理的に示した本発明に係るアクセスネットワー
ク装置100の実施例(1)を図2で説明する。基本的なネッ
トワーク構成は、図11で示した従来のリング型アクセス
ネットワーク装置と同様であるが、本発明のアクセスネ
ットワーク装置はリング型の接続形態に限らず、スター
型ネットワーク等に適用することが可能である。
【0031】また、本発明のアクセスネットワーク装置
が従来の装置と異なる点は、遠隔加入者装置10及び局側
装置30の内部構成である。加入者装置10_1は、端末1_1
〜1_400を収容するチャネル(CH)カード11、このカード1
1とバス12で共通に接続された迂回回路14及びV5集線部1
3、これらの迂回回路14及びV5集線部13にトランク17_1
で接続された光ユニット18_1、及び集線部13の輻輳状態
を検出して迂回制御部15に通知する輻輳検出部19を含ん
でいる。
【0032】なお、迂回制御部15は、輻輳状態が発生し
た場合、迂回回線を設定するための迂回回路14、及びV5
集線部13及び光ユニット18_1を制御するものである。さ
らに、加入者装置10_1は、光伝送路22の一部を予備用回
線として使用するためのトランク17_2、光ユニット18_2
を備えている。
【0033】加入者装置10_2の構成は、加入者装置10_1
と同様である。局側装置30は、伝送路21を収容する光ユ
ニット31_1、この光ユニット31_1にトランク32_1で接続
されたE1ユニット36、光ユニット31_1から迂回回線を集
線してE1ユニット36に接続する迂回回線集線部33、及び
この集線部33を制御する集線制御部34で含んでいる。さ
らに、局側装置30は、予備用伝送路23を収容する光ユニ
ット31_2、この光ユニット31_2に接続されたトランク32
_2を備えている。
【0034】交換機50は、E1ユニット36に収容されたリ
ンクグループ41,42及び迂回用のリンクグループ43で局
側装置30に接続されている。図3は、各加入者装置10_
1,10_2の光ユニット18_1,18_2(同図中では、符号18
で総称)、及び局側装置30の光ユニット31_1,31_2と現
用及び予備用で構成される伝送路21〜23の接続状態を示
している。
【0035】なお、同図では、現用伝送路のパスを実線
で示し、予備用伝送路のパスを破線で示している。ま
た、現用及び予備用伝送路のパスの符号は、同一の符号
で示している。また、同図中には、便宜上、同一に局側
装置30が左右2カ所に示されている。
【0036】伝送路21〜23は、基本伝送速度である155.
52MbpsのSTM-1(Synchronous Transport Module-1:同
期伝達モジュール1)インタフェースで各光ユニット18
_1,18_2,31_1を接続している。本実施例(1)では、こ
のSTM-1インタフェースに含まれる2Mbpsのパス(回線
束)の中の7本の現用パスP1〜P5,P62,P63を利用す
る。この中のパスP62,P63に、迂回用の回線を設定す
る。
【0037】この2Mbpのパスに含まれる回線の中の30本
を、加入者呼の集線回線(ベアラチャネル)に利用して
いることは図11で述べた。加入者装置10_1の光ユニット
18_1は、現用の伝送路21のパスP4,P5(実線部)を経由
して局側装置30の光ユニット31_1に接続され、光ユニッ
ト18_2は、予備用の伝送路22,23のパスP4,P5(破線
部)を経由して光ユニット31_2に接続されている。
【0038】同様に、加入者装置10_2の光ユニット18_1
は、現用の伝送路21,22のパスP1〜P3(実線部)を経由
して光ユニット31_1に接続され、光ユニット18_2は、予
備用伝送路23のパスP1〜P3(破線部)を経由して光ユニ
ット31_2に接続されている。加入者装置10_1の迂回制御
部15は、加入者呼を迂回回線として現用パスP62に含ま
れる回線を用いて局側装置30に接続し、局側装置30の集
線部33は迂回回線を集線した迂回用リンク43で交換機50
に接続する。加入者装置10_2の加入者呼も同様にして、
現用パスP63に含まれる迂回回線、集線部33、及び迂回
リンク43を経由して交換機50に接続される。
【0039】図2において、加入者装置10_1のV5集線部
13は、カード11及びバス12を経由して端末1_1〜1_400の
中の60台の端末からの加入者呼を選択して、トランク17
_1を経由して光ユニット18_1に接続することが可能であ
る。この接続された加入者呼は、現用パスP4,P5(各30
回線、計60回線)を経由して局側装置30に接続されるこ
とになる。
【0040】同様に、加入者装置10_2のV5集線部13は、
端末2_1〜2_500の中の90台の端末からの加入者呼を選択
し、光ユニット18_1に接続すると共に、この接続された
加入者呼は、現用パスP1〜P3(各30回線、計90回線)を
経由して局側装置30に接続されることになる。
【0041】図4は、図2に示した本発明のアクセスネ
ットワーク装置100の動作手順例を示している。この動
作手順を以下に説明する。ステップS10 :輻輳が発生していない通常状態におい
て、加入者装置10_1,及び10_2は、それぞれ、最大呼数
以下の数の端末からの呼を集線して現用パスP4,P5、及
び現用パスP1〜P3を経由して局側装置30に接続してい
る。
【0042】ステップS11〜S12:例えば、加入者装置10
_2において、最大呼数以上の接続要求が発生した場合、
この輻輳状態を輻輳検出部19が検出して迂回制御部15に
通知する(図1参照)。ステップS13 :加入者装置10_2の迂回制御部15は、それ
ぞれ、迂回回路14に迂回回線を設定するように指示し、
迂回回路14は、局側装置30の集線部33との間に、空いて
いるパスP62及びP63に含まれる予め決められていた回線
(ベアラチャネル)を迂回回線として設定すると共に、
今受け付けた呼(又は後述する特定の呼)をこの迂回回
線を経由して集線部33に接続する。
【0043】ステップS14:局側装置30の集線部33は、
各加入者装置10からの迂回回線を30回線単位で2Mbpsの
迂回リンク(グループ)43に集線して、交換機50と接続
する。ステップS15,16 :輻輳検出部19が、現用回線及び迂回
回線に接続された呼数の合計が最大呼数以下になって輻
輳状態が解消されたことを検出したとき、これを迂回制
御部15に通知する。迂回制御部15は、迂回回線に接続さ
れていた呼を、V5集線部13の現用回線に切り換えるよう
に迂回回路14に指示する。
【0044】局側装置30の集線部33は、全ての加入者装
置10からの迂回回線呼が無くなったとき、交換機50との
間の迂回リンク43を解放する。これにより、ステップS1
0の輻輳状態のない通常状態に戻ったことになる。な
お、上記の動作手順では、各加入者装置10が、別々に迂
回回線への接続を行ったが、少なくとも1つの加入者装
置10の輻輳状態が検出されたとき、同時に全ての加入者
装置10に迂回回線を接続すれば、加入者装置10、局側装
置30、及び交換機50における制御動作を簡単になる。
【0045】同様に、全ての加入者装置10が輻輳状態で
なくなったとき、全ての加入者装置10の迂回回線に接続
された呼を現用の回線に戻すように制御することで制御
動作が簡単になる。ここで、ステップS12,13における
輻輳状態検出動作及び迂回回線の設定動作を図5に基づ
き説明する。
【0046】図2に示した加入者装置10おけるV5集線部
13及び迂回回路14、迂回制御部15、並びに輻輳検出部19
の機能は、それぞれ、呼割付機能、呼割付制御機能、及
び監視機能で実現することが可能である。図5の加入者
装置10では、便宜的に、V5集線部13及び迂回回路14で呼
割付部27を構成し、迂回制御部15及び輻輳検出部19で呼
割付制御/監視部28を構成している。
【0047】呼割付制御/監視部28(その中の輻輳検出
部19)は、現用回線に接続された呼数を監視すると共
に、端末からの呼接続要求を監視している。呼割付制御
/監視部19は、接続可能な最大呼数を越えない範囲で呼
接続要求を受けた場合、現用回線に呼を割り付けるよう
に呼割付部27に指示し、最大呼数を越えた呼接続要求を
受けた場合、呼割付部27に対して迂回回線を設定して、
この迂回回線を経由した呼を接続するように指示する。
【0048】呼割付制御/監視部28が、輻輳状態と判定
する輻輳呼検出閾値例を下記の表1に示している。この
例では、輻輳判定タイプ1〜3を持っており、いずれかの
タイプに適宜設定することが可能である。例えば、タイ
プ1に設定した場合、呼割付制御/監視部28は、ガード
タイム10分の間に、最大呼数を越えた呼接続要求が“2
0”回以上発生したときを輻輳状態であると判定する。
【0049】
【表1】
【0050】図6は、輻輳状態検出時における迂回回線
の設定動作を示したシーケンス図である。図2に示す加
入者装置10において、輻輳検出部19は、表1で示したタ
イプ1で輻輳状態を検出した場合、直接又は迂回制御部
15を経由して、それぞれ、輻輳状態になったことを局側
装置30及び交換機50に通知信号81,82を送る。
【0051】局側装置30及び交換機50は、それぞれ、通
知信号81,82を受けて受信通知信号83,84を返す。加入
者装置10、局側装置30、及び交換機50は、ガードタイム
数百ミリ秒後に一斉に迂回回線(迂回リンク)を設定
し、呼を接続する。
【0052】この呼接続方法として、(1)輻輳状態にな
った後に発生した呼を全て迂回回線に接続する方法と、
(2)迂回回線に接続する加入者の優先順位を決めてお
き、輻輳状態になったとき、優先順位の高い加入者(現
用回線に既に接続された加入者又は新たに呼接続を要求
した加入者)を迂回回線に切換又は接続する方法とがあ
る。
【0053】以下に、この方法(2)について説明する。
図7は、加入者装置10_1の迂回制御部15、加入者装置10
_2の迂回制御部15、及び局側装置30の集線部33が、それ
ぞれ、保持している加入者優先管理テーブル25,26,及
び37を示している。
【0054】これらの管理テーブル25,26,37は、「集
線部識別子V5ID」、各端末(加入者)の「L3アドレ
ス」、及び対応する端末を迂回回線に接続するか否かを
示す「迂回グループフラグ」で構成されている。例え
ば、管理テーブル25の「識別子V5ID」には、加入者装置
10_1の集線部13の識別子V5IDである“h'F7”が設定され
(図1参照)、優先的に迂回回線に接続される「L3アド
レス」=“1”及び“2”の加入者に対応する「迂回グ
ループフラグ」には、“1”が設定されている。従っ
て、「迂回グループフラグ」が設定されていない加入者
は、迂回回線に切り換えられることがなく確実に通信を
行うことが可能である。
【0055】また、この「フラグ」が“1”に設定され
た加入者は、迂回回線に接続される優先順に管理テーブ
ル25の上から登録されている。すなわち、L3アドレス=
“1”の加入者は、L3アドレス=“2”の加入者より、迂
回回線に接続される優先順位が高い。従って、迂回回線
が1本しかない場合、L3アドレス=“1”及び“2”の加
入者が同時に接続を要求したとき、L3アドレス=“1”
の加入者が優先的に迂回回線に接続される。
【0056】また、管理テーブル37は、管理テーブル25
を用意すると共に管理テーブル26を追加し、以て集線部
33に集線される迂回回線に接続される端末及びその優先
順位が指定される。集線部33により、集線された迂回リ
ンクの回線には新たにL3アドレスを順に付加する。
【0057】なお、図示した管理テーブル37は、各加入
者装置10から集線した迂回回線(加入者呼)を1つのリ
ンクに集線する場合を示しているが、集線する迂回回線
が多く複数のリンク(リンクグループ)に集線する必要
がある場合、例えば、管理テーブル37に迂回リンク識別
子V5IDのフィールドを追加することにより、各迂回回線
(識別子V5IDとL3アドレス)とこれを集線する迂回リン
ク識別子との対応関係を示すことができる。
【0058】例えば、加入者装置10_1の迂回制御部15
は、輻輳状態になったとき、輻輳状態になったことを局
側装置30及び交換機50に通知して、その返信信号を受け
たとき、予め決められた時間(ガードタイム)経過後
に、管理テーブル25を参照して、迂回回線に接続する加
入者をV5集線部13から外して迂回回線側に切換接続する
ように集線部13及び迂回回路14を制御する。
【0059】局側装置30の集線部33は、加入者装置10_1
からの輻輳状態通知を受けた後、予め決められた時間経
過後、管理テーブル37を参照して予め決められていた迂
回用リンクグループ43を設定した後、各加入者装置10か
らの迂回回線を集線して迂回リンクグループ43経由で交
換機50に接続する。実施例(2) 図8は、本発明のアクセスネットワーク装置100の実施
例(2)を示している。上記の実施例(1)では、現用パスに
空きがある場合に迂回回線を該空の現用パスに設定する
場合について説明したが、この実施例(2)では、現用パ
スに空きがない場合において予備用パスに設定する動作
例を示している。
【0060】図9は、図3と同様に、各加入者装置10の
光ユニット18及び局側装置30の光ユニット31_1,31_2と
伝送路21〜23との接続状態を示している。この接続状態
が、図3の接続状態が異なる点は、全ての現用パスP1〜
P64(実線部のみ)が使用されており空きが無いことで
ある。すなわち、加入者装置10_1,10_2は、それぞれ、
現用パスP1〜P30及びP31〜P63(実線部)を現用パスと
して使用しており空きがない。
【0061】この場合、加入者装置10_1と局側装置30と
の間の迂回回線として予備用パスP1,P2(破線部のみ)
に含まれる回線を予め決めておき、加入者装置10_2と局
側装置30との間の迂回回線として予備用パスP31,P32
(破線部のみ)に含まれる回線を予め決めておく。
【0062】輻輳が発生した場合、実施例(1)と同様
に、予め決めた加入者(端末)の呼を迂回回線を経由し
て局側装置30に接続し、局側装置30の集線部33は、各加
入者装置からの迂回回線を迂回リンクグループ43に集線
して交換機50と接続する。これを、図8及び図9を参照
してより詳細に説明する。
【0063】図8において、加入者装置10_1には、2000
台の端末1_1〜1_2000が収容されている。V5集線部13に
対して30本の現用パスP1〜P30(図9の実線部のパス)
が準備されている。すなわち、900(=30パス×30回線)
台の端末が同時に通話することが可能である。
【0064】同様に、加入者装置10_1にも、2000台の端
末2_1〜2_2000が収容され、現用パスP31〜P63(図9の
実線のパス)が準備されており、990(=33パス×30回
線)台の端末が同時に通話することが可能である。ま
た、加入者装置10_1,及び10_2には、現用パスP1〜P3
0、及びパスP31〜P63に障害が発生した場合を想定し
て、現用パスとは逆回りの予備用パスP1〜P30及び予備
用パスP31〜P63(図9の破線のパス)が設定されてい
る。
【0065】そして、加入者装置10_1,及び10_2におい
て、空きの現用パスがないので、それぞれ、通常使用さ
れていない予備用パスP1,P2、及び予備用パスP31,P32
に含まれる回線を輻輳状態発生時の迂回用回線として設
定する。局側装置30において、集線部33が予備用パスP
1,P2,P31,P32からの迂回回線を集線して迂回リンク
グループ43として交換機50に接続する。
【0066】これによっても、実施例(1)と同様に、最
大呼数を超えた加入者呼の接続要求に対応できるように
することができる。なお、本実施例(1)、(2)では、局側
装置30と交換機50の間がV5.2インタフェースで規定され
た場合を示したが、集線機能を有する加入者装置及び局
側装置で構成されたアクセスネットワーク装置に本発明
を適用することが可能である。
【0067】(付記1)加入者呼の接続可能な最大数が
規定されている加入者集線部と、該加入者集線部で受け
付ける該加入者呼が該最大数を越えて輻輳しているか否
かを検出する輻輳検出部と、該輻輳検出部が該輻輳状態
を検出した時に空いている回線を迂回回線として設定す
る迂回制御部と、を有する遠隔加入者装置、及び該迂回
回線を集線する迂回回線集線部を有する局側装置、を備
えたことを特徴とするアクセスネットワーク装置。
【0068】(付記2)上記の付記1において、該輻輳
検出部は、所定の時間内に所定の呼数が受け付けられな
かったことを検出したとき該輻輳状態とすることを特徴
としたアクセスネットワーク装置。 (付記3)上記の付記1において、該局側装置の該迂回
回線集線部が、所定の回線容量のリンクで交換機に接続
されており、該迂回制御部が該交換機に該輻輳状態を通
知することにより、該交換機は、自局と該迂回回線集線
部とを接続する予め決められた迂回用のリンクを使用す
ることを特徴としたアクセスネットワーク装置。
【0069】(付記4)上記の付記1において、該迂回
制御部は、該迂回回線に接続する加入者呼の優先順位を
示す加入者優先順位管理テーブルを有することを特徴と
したアクセスネットワーク装置。 (付記5)上記の付記4において、該遠隔加入者装置の
少なくとも1つが、輻輳状態であるとき、全ての遠隔加
入者装置が、該空いている回線として予め決められた回
線を迂回回線とすることを特徴としたアクセスネットワ
ーク装置。
【0070】(付記6)上記の付記1において、該空き
回線が、現用回線の空いている回線であることを特徴と
したアクセスネットワーク装置。 (付記7)上記の付記1において、該空き回線が、予備
回線の空いている回線であることを特徴としたアクセス
ネットワーク装置。
【0071】(付記8)上記の付記1において、該迂回
制御部は、該迂回回線集線部に該輻輳状態を通知すると
共に、該空き回線として、予め決められた迂回回線を使
用することを特徴としたアクセスネットワーク装置。 (付記9)上記の付記3において、該迂回回線集線部
は、迂回回線からの加入者呼とこれらを集線するリンク
との対応関係を示す管理テーブルを有することを特徴と
したアクセスネットワーク装置。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアク
セスネットワーク装置によれば、遠隔加入者装置におい
て、輻輳検出部が、加入者集線部で受け付可能な最大加
入者呼数を越えて輻輳していることを検出した時に、迂
回制御部が、例えば空いている現用回線又は予備回線を
迂回回線として設定し、局側装置において、迂回回線集
線部が該迂回回線を集線するように構成したので、加入
者集線部の最大回線容量を超えた加入者呼の接続要求に
対応できる。
【0073】また、該迂回制御部が、加入者優先順位管
理テーブルに基づき、該迂回回線に接続する加入者呼を
選択するようにしたので、重要度の高い加入者は、迂回
回線に接続されることなく現用回線を経由して確実に通
信を行うことが可能になり、すなわち、伝送路を重要度
に応じて効率良く使用することが可能になり、伝送路の
コストを抑えることができる。
【0074】さらに、加入者装置の少なくとも1つに輻
輳状態が発生したとき、全ての加入者装置が、該空いて
いる回線として予め決められた回線を迂回回線とするよ
うにしたので、時間帯により呼量の変動に合わせて伝送
路を効率良く使用することが可能になると共に、その制
御動作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアクセスネットワーク装置の原理
を示したブロック図である。
【図2】本発明に係るアクセスネットワーク装置の実施
例(1)を示したブロック図である。
【図3】本発明に係るアクセスネットワーク装置の実施
例(1)におけるパス及び迂回回線の接続状態をより詳細
に示した図である。
【図4】本発明に係るアクセスネットワーク装置の動作
手順例を示したフローチャート図である。
【図5】本発明に係るアクセスネットワーク装置におけ
る遠隔加入者装置の実施例を示したブロック図である。
【図6】本発明に係るアクセスネットワーク装置におけ
る迂回回路切換の動作手順を示したシーケンス図であ
る。
【図7】本発明に係るアクセスネットワーク装置におい
て用いられる加入者優先順位管理テーブル例を示した図
である。
【図8】本発明に係るアクセスネットワーク装置の実施
例(2)を示したブロック図である。
【図9】本発明に係るアクセスネットワーク装置の実施
例(2)におけるパス及び迂回回線の接続状態をより詳細
に示した図である。
【図10】従来のアクセスネットワーク装置の構成例を
示したブロック図である。
【図11】従来のアクセスネットワーク装置のより詳細
な構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,2,1_1〜1_i〜1_2000,2_1〜2_j〜2_90〜2_2000,3_
1〜3_k 端末、加入者 10,10_1〜10_3 遠隔加入者装置 11,11_1〜11_500
チャネルカード 12 バス 13 集線部 14 迂回回路 15 迂回制御部 16 制御部 17,17_1〜17_3
トランク 18,18_1,18_2 光ユニット 19 輻輳検出部 21〜24,21_1,21_2,22_1,22_2,23_1,23_2 光伝送
路、パス 25,26 管理テーブル 27 呼割付部 28 呼割付制御/監視部 30 局側装置 31,31_1,31_2 光ユニット 32,32_1,32_2
トランク 33 集線部 34 集線制御部 35 制御部 36 E1ユニット 37 管理テーブル 40 V5.2インタフ
ェースリンク 41〜43 リンクグループ 50 交換機 81〜84 通知信号 100 アクセスネ
ットワーク装置 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 DA11 EA33 FA01 5K030 GA13 HA01 HB01 HC02 JA02 JA08 JL08 JL10 JT01 KA16 LB02 LB08 LC11 MD02 5K049 AA04 BB09 BB23 FF01 FF43 FF55 5K051 AA01 AA05 DD13 FF02 FF17 FF18 HH01 5K069 AA08 CA06 CB03 CB08 DA06 FA23 FA26 HA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加入者呼の接続可能な最大数が規定されて
    いる加入者集線部と、該加入者集線部で受け付ける該加
    入者呼が該最大数を越えて輻輳しているか否かを検出す
    る輻輳検出部と、該輻輳検出部が該輻輳状態を検出した
    時に空いている回線を迂回回線として設定する迂回制御
    部と、を有する遠隔加入者装置、及び該迂回回線を集線
    する迂回回線集線部を有する局側装置、 を備えたことを特徴とするアクセスネットワーク装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該輻輳検出部は、所定の時間内に所定の呼数が受け付け
    られなかったことを検出したとき該輻輳状態とすること
    を特徴としたアクセスネットワーク装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 該局側装置の該迂回回線集線部が、所定の回線容量のリ
    ンクで交換機に接続されており、 該迂回制御部が該交換機に該輻輳状態を通知することに
    より、該交換機は、自局と該迂回回線集線部とを接続す
    る予め決められた迂回用のリンクを使用することを特徴
    としたアクセスネットワーク装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該迂回制御部は、該迂回回線に接続する加入者呼の優先
    順位を示す加入者優先順位管理テーブルを有することを
    特徴としたアクセスネットワーク装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 該遠隔加入者装置の少なくとも1つが、輻輳状態である
    とき、全ての遠隔加入者装置が、該空いている回線とし
    て予め決められた回線を迂回回線とすることを特徴とし
    たアクセスネットワーク装置。
JP2000313404A 2000-10-13 2000-10-13 アクセスネットワーク装置 Withdrawn JP2002125040A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313404A JP2002125040A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 アクセスネットワーク装置
EP01102838A EP1198156A3 (en) 2000-10-13 2001-02-13 Access network with alternate controller and line concentrator for handling connection requests (calls) exceeding the maximum line capacity of the network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313404A JP2002125040A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 アクセスネットワーク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002125040A true JP2002125040A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18792827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000313404A Withdrawn JP2002125040A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 アクセスネットワーク装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1198156A3 (ja)
JP (1) JP2002125040A (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8531138D0 (en) * 1985-12-18 1986-01-29 British Telecomm Telecommunications network
JP3577348B2 (ja) * 1994-12-07 2004-10-13 富士通株式会社 可変長データ交換機及び同可変長データ交換機に収容された可変長データ端末
JP2968717B2 (ja) * 1996-04-25 1999-11-02 静岡日本電気株式会社 時分割多重伝送装置
SE507754C2 (sv) * 1996-10-10 1998-07-13 Ericsson Telefon Ab L M Metod och anordning för nätverkskonfiguration vid hög belasning

Also Published As

Publication number Publication date
EP1198156A2 (en) 2002-04-17
EP1198156A3 (en) 2002-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2705839B2 (ja) ネットワークを制御する方法
EP0307401B1 (en) Method and apparatus for providing variable reliability in a telecommunication switching system
US6260071B1 (en) Method and apparatus for automatic routing of circuit switched data connections based upon stored behavorial information
EP0991294A2 (en) Method and apparatus for facilitating the call setup in an atm network
CA2240103C (en) Bandwidth control method in a network system
JP2000514960A (ja) インターネットコールの経路を指示する方法および装置
JP2520997B2 (ja) 分散交換のための呼処理方法
JPH0388534A (ja) パケット交換方式
CN1128553C (zh) 动态控制路由选择
CA2058286C (en) Maintenance communication control system in an isdn service
JPH0879309A (ja) Lan間接続装置及びlan間接続システム
JP3187403B2 (ja) リアル タイム網ルート割当て
JP3681546B2 (ja) 集線機能付き加入者系伝送装置
JP2002125040A (ja) アクセスネットワーク装置
US6618400B1 (en) System for effectively using ISDN backup channel
KR100538876B1 (ko) 패킷 교환기와 패킷 관문 교환기간의 링크 채널 관리 방법
JP3883128B2 (ja) データ伝送方法及び伝送装置
KR950008219B1 (ko) 종합정보통신망(isdn) 패킷처리장치
JP2845189B2 (ja) Atm交換網呼受付制御方法とその装置
JP2000022713A (ja) 通信帯域制御方式
KR100237473B1 (ko) 협대역 종합정보통신망에서 패킷 영구 가상채널 설정방법
JP2560270B2 (ja) 入力トラヒック分配制御システム
KR100219945B1 (ko) Tdx-100 교환기의 시스템 구조
KR100233909B1 (ko) Isdn 교환 시스템의 프레임 릴레이 교환 방법
JPH1141291A (ja) 論理チャネル管理制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080108