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JP2002122039A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

Info

Publication number
JP2002122039A
JP2002122039A JP2000312386A JP2000312386A JP2002122039A JP 2002122039 A JP2002122039 A JP 2002122039A JP 2000312386 A JP2000312386 A JP 2000312386A JP 2000312386 A JP2000312386 A JP 2000312386A JP 2002122039 A JP2002122039 A JP 2002122039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
sensor
vehicle
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000312386A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Kato
直人 加藤
Toshinari Nagai
俊成 永井
Akira Kamoto
明 加本
Akihiro Katayama
章弘 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2000312386A priority Critical patent/JP2002122039A/ja
Priority to US09/969,642 priority patent/US6666199B2/en
Publication of JP2002122039A publication Critical patent/JP2002122039A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1493Details
    • F02D41/1494Control of sensor heater
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/22Safety or indicating devices for abnormal conditions
    • F02D41/222Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of sensors or parameter detection devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関本体の始動前に、ヒータにトリガー
を与えるセンサの故障を検出可能な内燃機関の制御装置
を提供する。 【解決手段】 この制御装置ECUにおいては、車両に
搭載された内燃機関本体と、内燃機関本体の少なくとも
始動前に特定のセンサ4からの出力をトリガーとして作
動するヒータHとを備える内燃機関の制御装置におい
て、始動前にヒータHが作動したかどうかを記憶し、ヒ
ータHの作動の記憶が無い場合には、センサ4を故障と
判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関本体の始
動前に、始動準備装置を作動させるトリガーを出力する
センサ、好ましくは着座スイッチやドア開閉スイッチ等
を備えた内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られる車両用内燃機関におい
ては、当該内燃機関に設けられる酸素センサが排気ガス
中に含まれる酸素濃度を検出している。検出された酸素
濃度は空燃比フィードバック制御に用いられる。酸素セ
ンサは、これに設けられたヒータに通電することにより
加熱され、かかる加熱によって活性化する。内燃機関始
動当初から空燃比フィードバック制御を行うためには、
内燃機関の始動前に酸素センサを加熱する必要がある。
【0003】この始動前の加熱を行う技術が、特開平5
−202785号公報に記載されている。同公報におい
ては、ドアの開閉や着座動作等をトリガーとして、加熱
を開始する旨を開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のトリガーを出力するセンサが故障した場合には、始動
前の加熱等が行われないので、内燃機関の制御が最適化
されない。そこで、このようなセンサが故障した場合に
は、その故障の検出が望まれる。本発明は、このような
課題に鑑みてなされたものであり、内燃機関本体の始動
前に始動準備装置にトリガーを与える特定のセンサの故
障の有無を検出可能な内燃機関の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る内燃機関の制御装置においては、車両
に搭載された内燃機関本体と、内燃機関本体の少なくと
も始動前に特定のセンサからの出力をトリガーとして作
動する始動準備装置とを備える内燃機関の制御装置にお
いて、車両走行時のセンサの出力が規定値と異なる場合
には、センサを故障と判定することを特徴とする。
【0006】車両走行時のセンサの出力が、規定値と異
なる場合、好ましくは、この規定値は、センサが正常で
ある場合の、車両走行時のセンサの出力に一致するが、
この場合、センサは故障しているものと判定できる。
【0007】また、本発明に係る内燃機関の制御装置に
おいては、車両に搭載された内燃機関本体と、内燃機関
本体の少なくとも始動前に特定のセンサからの出力をト
リガーとして作動する始動準備装置とを備える内燃機関
の制御装置において、前記始動前に始動準備装置が作動
したかどうかを記憶し、始動準備装置の作動の記憶が無
い場合には、センサを故障と判定することを特徴とす
る。
【0008】すなわち、作動の記憶が無い場合、すなわ
ち、履歴がない場合においては、センサが故障している
ためにトリガーが無かったものと推定できるので、この
場合においてもセンサを故障と判定する。
【0009】また、前記故障と判定される回数が、複数
の所定回数に到達した場合に、センサの故障を確定する
ことが好ましい。
【0010】特に、前記故障と判定される回数が、連続
して複数の所定回数に到達した場合に、センサの故障を
確定する方が、より確実に故障を確定できる。
【0011】上記始動準備装置は、内燃機関に設けられ
たヒータであることが好ましい。
【0012】上記ヒータは、前記内燃機関の排気ガス中
の酸素濃度を検出する酸素センサを、その作動によって
加熱するものであることが好ましい。
【0013】上記センサは、車両のドアの開閉を検知す
る開閉スイッチであることが好ましい。すなわち、車両
走行時においては、ドアは閉まっているので、車両走行
時において、開閉スイッチの出力が「閉」を示すもので
ある場合には、センサは正常であり、開閉スイッチの出
力が「開」を示すものである場合には、センサは異常で
あると故障診断できる。
【0014】上記センサは、前記車両のシート上への運
転者の着座の有無を検知する着座スイッチであることが
好ましい。すなわち、車両走行時においては、運転者は
着座しているので、車両走行時において、着座スイッチ
の出力が「着座」を示すものである場合には、センサは
正常であり、着座スイッチの出力が「非着座」を示すも
のである場合には、センサは異常であると故障診断でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に係る内燃機関
の制御装置について説明する。なお、同一要素には、同
一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
【0016】
【0017】図1は、内燃機関の制御装置を搭載した車
両のシステム構成図である。この車両は、車体BDY内
に内燃機関EGNを搭載している。
【0018】内燃機関EGNは、バッテリBから供給さ
れる電力によって始動する内燃機関本体と、内燃機関本
体の少なくとも始動前にバッテリBから供給される電力
によって作動する始動準備装置とを備えている。
【0019】内燃機関本体は、複数気筒のシリンダを含
むシリンダブロックCB、シリンダブロックCB内に空
気及び燃料を供給すると共に燃焼後の排気ガスを排気す
るシリンダヘッドCH、上記シリンダの直線往復運動を
回転運動に変換するクランクシャフトCS、始動時にク
ランクシャフトCSを回転させるスタータモータMを備
えている。
【0020】車体BDY内には燃料タンクFTが搭載さ
れている。燃料タンクFTからポンプPを介して出力さ
れた燃料は、シリンダヘッドCH内に供給される。この
燃料は、ポンプPや図示しないスロットルバルブを制御
することによって、適当な空燃比でシリンダブロックC
B内のシリンダ内に供給される。このシリンダ内で燃料
が爆発することにより、当該シリンダが直線往復運動
し、これにリンクしたクランクシャフトCSが回転す
る。なお、クランクシャフトCSの単位時間当たりの回
転数(クランキング回転数Sω)は回転センサ1によっ
て検出され、その回転駆動力FDは後輪又は前輪Wに伝
達される。回転センサ1は、クランキング回転数Sωを
示す信号を出力する。なお、説明において、各センサの
出力信号と、当該出力信号の示す物理量は同一の符号を
用いることとする。
【0021】また、シリンダ内から排出される排気ガス
は排気管EPを通って車外へと排出される。排気管EP
には酸素センサ2が取り付けられている。酸素センサ2
は、内燃機関本体から排出される排気ガス中に含まれる
酸素濃度を検出し、酸素濃度を示す信号Soを出力す
る。酸素濃度は、空燃比を示しているので、ここで検出
された空燃比に基づいて、電子制御ユニットECUは空
燃比フィードバック制御を行う。
【0022】なお、酸素センサ2は、700〜800℃
に加熱されることにより活性化するため、これを加熱す
るヒータHが酸素センサ2に付属して設けられている。
【0023】また、シリンダヘッドCH内に設けられた
インジェクタIは、インジェクタ用のヒータH’によっ
て加熱される。
【0024】更に、シリンダブロックCBの周囲に設け
られたウォータジャケットには、冷却水加熱用のヒータ
H”が取り付けられており、ヒータH”は冷却水を加熱
する。ラジエータRGからの冷却水は、シリンダブロッ
クCB及びシリンダヘッドCHを循環してラジエータR
Gに帰還するが、冷却水の温度は、ウォータジャケット
に取り付けられた水温センサ3によって検出される。水
温センサ3は、冷却水の温度を示す信号STを出力す
る。
【0025】また、車体BDYには、運転者がイグニッ
ションスイッチをオン状態として、スタータモータMを
回転させる(内燃機関本体の始動)前に行う動作、すな
わち、内燃機関始動予行動作を検出するセンサ4が取り
付けられている。
【0026】このような予行動作としては、運転者が運
転席側のドアを開放して閉鎖する動作、着座する動作、
ドアロックを行う動作、電波発信型のキーを保持してい
る場合には、その出力電波を車両が受信するような位置
に近づく動作、遠隔操作型のエンジン始動装置からの信
号を車両が受信するような動作がある。それぞれ、ドア
開閉センサ(スイッチ)、着座センサ(スイッチ)、ド
アロック検知センサ、接近用の電波受信機及びエンジン
スタータ用の電波受信機が上記センサ4として機能でき
る。センサ4は、予行動作情報SXを出力するが、予行
動作情報SXは、上記予行動作のいずれか1つ又は複数
を適宜組み合わせたものの情報であってもよい。
【0027】車体BDY内には、各種センサから入力さ
れる情報に基づいて当該車両を制御する電子制御ユニッ
トECUが設けられている。
【0028】電子制御ユニットECUへの入力情報とし
ては、バッテリBの電圧V、クランキング回転数Sω、
水温ST、予行動作情報SX、酸素濃度SO等がある。
【0029】電子制御ユニットECUからの出力信号
(制御信号)としては、酸素センサ用ヒータ加熱(通
電)用の信号(SH)、インジェクタ用ヒータ加熱(通
電)用の信号(SH')、冷却水加熱(通電)用の信号
(SH")、スタータモータMの始動(通電)用信号
M、燃料ポンプPの駆動(通電)用の信号SP等があ
る。なお、これらの各信号SH、SH'、SH"、SPによっ
て、各始動準備装置H、H’H”、PとバッテリBとが
電気的に接続され、また、スタータモータ始動用の信号
Mの入力によって、スタータモータMとバッテリBと
は接続され、クランクシャフトCSが回転する。
【0030】電子制御ユニットECUは、入力情報に基
づいて各種の制御を行う。以下、詳説する。
【0031】内燃機関本体の始動制御は以下の通りであ
る。まず、特定のトリガー、すなわち、予行動作情報S
Xが着座センサ等のセンサ4から入力されると、始動準
備が開始され、信号SH、SH'、SH"、SPが出力され、
始動準備装置H、H’、H”、Pに通電が始まる。しか
る後、イグニッションスイッチがオンされる等して、ス
タータモータMが回転し、引き続き、内燃機関本体が順
調に始動した場合、すなわち、クランキング回転数が所
定値を超えた場合には、スタータモータMへの通電は禁
止され、始動制御が終了する。
【0032】したがって、センサ4が故障していない場
合には、通電を行った旨の「履歴」が残る。電子制御ユ
ニットECUは、この履歴を記憶する。なお、通電によ
って、ヒータであれば加熱され、ポンプであれば駆動さ
れることとなる。
【0033】このような始動制御を通常とし、センサ4
の故障診断は、車両走行中、或いは、車両走行後の適当
な時期に行われる。
【0034】図2は、電子制御ユニットECUによって
行われる故障診断工程を示すフローチャートである。
【0035】まず、車両が走行を行ったことがある場合
には、まず、上記履歴の有無を判定する(S1)。セン
サ4が正常であれば、前回の内燃機関本体の停止から今
回の始動迄の間に上記履歴が記憶されているはずであ
る。したがって、履歴がある場合には、センサ4は正常
であると判定し、その旨のフラグを立てる(S6)。履
歴が無い場合には、現在、車両が走行状態であるかどう
かを判定し(S2)、走行状態ではない場合には、一応
の故障診断工程を終了する。走行状態であるかどうか
は、例えば、プロペラシャフトや車輪の回転数から検出
される車速から判定することができる。
【0036】車両が走行状態の場合、センサ4の出力信
号Sxを取り込み(S3)、この出力信号Sxが規定値
と異なるかどうかによって、当該センサ4の異常判定を
行う(S4)。出力信号Sxが規定値と異なった場合、
センサ4は故障であると判定され、その旨のフラグを立
て(S5)、一致した場合、センサ4は正常であると判
定され、その旨のフラグを立てる(S6)。なお、前記
規定値は、センサ4が正常である場合の、車両走行時の
センサ4の出力に一致する。
【0037】センサ4は、車両のドアの開閉を検知する
開閉スイッチとすることができる。すなわち、車両走行
時においては、ドアは閉まっているので、車両走行時に
おいて、開閉スイッチの出力が「閉」を示すものである
場合には、センサは正常であり、開閉スイッチの出力が
「開」を示すものである場合には、センサは異常である
と故障診断できる。この場合、「閉」を上記規定値とす
る。
【0038】センサ4は、車両のシート上への運転者の
着座の有無を検知する着座スイッチとすることができ
る。すなわち、車両走行時においては、運転者は着座し
ているので、車両走行時において、着座スイッチの出力
が「着座」を示すものである場合には、センサは正常で
あり、着座スイッチの出力が「非着座」を示すものであ
る場合には、センサは異常であると故障診断できる。こ
の場合、「着座」を上記規定値とする。
【0039】センサ4は、ドアのロック状態を示すカー
テシースイッチであることとすることもできる。この場
合、「ロック」を上記規定値とするが、車両走行中に、
ドアをロック及びアンロックし、スイッチが動作しない
場合にはセンサ4が異常であると判定することもでき
る。
【0040】以上、説明したように、本制御装置ECU
においては、車両に搭載された内燃機関本体と、内燃機
関本体の少なくとも始動前に特定のセンサ4からの出力
をトリガーとして作動する始動準備装置とを備える内燃
機関の制御装置ECUにおいて、車両走行時のセンサの
出力が規定値と異なる場合には、センサ4を故障と判定
する。車両走行時のセンサ4の出力が、規定値と異なる
場合、好ましくは、この規定値は、センサ4が正常であ
る場合の、車両走行時のセンサの出力に一致するが、こ
の場合、センサ4は故障しているものと判定できる。
【0041】次に、上記履歴からセンサ4の故障判定を
行う制御について説明する。
【0042】図3は、電子制御ユニットECUによって
行われる別の故障診断工程を示すフローチャートであ
る。簡単のため、本工程は、イグニッションスイッチを
オン状態とした際に行われるものとする。
【0043】まず、イグニッションスイッチをオン状態
とすることにより、内燃機関本体を始動させる(S1
1)。次に、今回の始動前に上記履歴があるかどうかに
ついて判定し(S12)、履歴がある場合には、センサ
4は正常であると判定でき、その旨のフラグを立てる
(S16)。履歴が無い場合には、今回の内燃機関の始
動から停止までの間(1トリップ)においては、履歴が
無いこととなるので、これを故障と判定し、このような
トリップを1つのエラートリップとしてカウントする
(S13)。数多くのトリップを重ねるに従い、エラー
トリップ数が、所定値N以上となった場合(S14)、
センサ4は故障したものと確定し、その旨のフラグを立
てる(S17)。エラートリップ数が、所定値N未満の
場合(S14)、センサ4の故障は確定せず、仮の故障
状態であると判定し、その旨のフラグを立てる(S1
5)。
【0044】なお、上記履歴を残すために、トリガーの
出力があったことを記憶してもよいし、制御対象が動作
した旨を記憶してもよい。また、上記N=1としてもよ
い。更に、図2及び図3の双方の工程において、連続で
複数回、故障と判定されて初めて故障を確定することと
してもよい。また、仮の故障状態の発生頻度から故障を
確定することもできる。
【0045】以上、説明したように、制御装置ECUに
おいては、車両に搭載された内燃機関本体と、内燃機関
本体の少なくとも始動前に特定のセンサ4からの出力を
トリガーとして作動する始動準備装置Hとを備える内燃
機関の制御装置において、始動前に始動準備装置Hが作
動したかどうかを記憶し、始動準備装置Hの作動の記憶
が無い場合には、センサ4を故障と判定する。
【0046】すなわち、作動の記憶が無い場合、すなわ
ち、履歴がない場合においては、センサ4が故障してい
るためにトリガーが無かったものと推定できるので、こ
の場合においてはセンサ4を故障と判定する。
【0047】また、図2及び図3に示した双方の判定方
法において、故障と判定される回数が、複数の所定回数
に到達した場合に、センサ4の故障を確定することが、
判定の信頼性の観点から好ましい。特に、前記故障と判
定される回数が、連続して複数の所定回数に到達した場
合に、センサ4の故障を確定する方が、より確実に故障
を確定できる。
【0048】なお、始動準備装置は、内燃機関に設けら
れたヒータH、H’,H”であることが好ましく、この
場合、履歴とは加熱の履歴となる。また、これは内燃機
関、ミッションオイルを加熱するヒータであってもよ
い。
【0049】なお、このような履歴が、内燃機関本体の
始動迄の間に無い場合においても、車両の走行迄の間に
ある場合には、これを上記仮の故障と判定することもで
きる。これにより、例えば、ドアの開放状態をトリガー
とした場合、ドアを開けずに始動する場合等の誤判定を
抑制することができる。上述のように、仮の故障判定
は、積算すると、その故障判定が確定する。
【0050】なお、このような履歴が、内燃機関本体の
始動から停止迄の間にも無い場合において、車両の走行
履歴が無い場合には、故障判定を取り消す。これによ
り、例えば、車両整備時等における誤判定を抑制するこ
とができる。上述の図2、図3、及び上述の各判定方式
は、いずれか1つ又は複数を組み合わせて、精度の高い
判定を行うこととしてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明の内燃機関の制御装置によれば、
燃機関本体の始動前に始動準備装置にトリガーを与える
特定のセンサの故障の有無を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の制御装置を搭載した車両のシステム
構成図である。
【図2】電子制御ユニットECUによって行われる故障
診断工程を示すフローチャートである。
【図3】電子制御ユニットECUによって行われる別の
故障診断工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…回転センサ、2…酸素センサ、3…水温センサ、4
…センサ、B…バッテリ、BDY…車体、CB…シリン
ダブロック、CH…シリンダヘッド、CS…クランクシ
ャフト、ECU…電子制御ユニット、EGN…内燃機
関、EP…排気管、FD…回転駆動力、FT…燃料タン
ク、H…ヒータ、H”…ヒータ、I…インジェクタ、M
…スタータモータ、P…燃料ポンプ、RG…ラジエー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加本 明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 片山 章弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G084 BA09 CA01 DA27 DA30 EA11 EB06 EB11 EB22 EB24 FA00 FA05 FA29 FA33 3G093 BA11 BA27 CA01 DA01 DA11 DB00 DB05 EA04 FA02 FA06 FA11 3G301 JA08 JB01 JB09 KA01 LB01 MA01 NB03 NC01 NC08 ND01 PD05A PE01Z PF00Z PF01Z PF16Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された内燃機関本体と、前記
    内燃機関本体の少なくとも始動前に特定のセンサからの
    出力をトリガーとして作動する始動準備装置とを備える
    内燃機関の制御装置において、前記車両走行時の前記セ
    ンサの出力が規定値と異なる場合には、前記センサを故
    障と判定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 【請求項2】 車両に搭載された内燃機関本体と、前記
    内燃機関本体の少なくとも始動前に特定のセンサからの
    出力をトリガーとして作動する始動準備装置とを備える
    内燃機関の制御装置において、前記始動前に前記始動準
    備装置が作動したかどうかを記憶し、前記始動準備装置
    の作動の記憶が無い場合には、前記センサを故障と判定
    することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記故障と判定される回数が、複数の所
    定回数に到達した場合には、前記センサの故障を確定す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記故障と判定される回数が、連続して
    複数の所定回数に到達した場合には、前記センサの故障
    を確定することを特徴とする請求項1又は2に記載の内
    燃機関の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記始動準備装置は、前記内燃機関に設
    けられたヒータであることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ヒータは、前記内燃機関の排気ガス
    中の酸素濃度を検出する酸素センサを、その作動によっ
    て加熱するものであることを特徴とする請求項5に記載
    の内燃機関の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記センサは、前記車両のドアの開閉を
    検知する開閉スイッチであることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記センサは、前記車両のシート上への
    運転者の着座の有無を検知する着座スイッチであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記規定値は、前記センサが正常である
    場合の、前記車両走行時の前記センサの出力に一致する
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装
    置。
JP2000312386A 2000-10-12 2000-10-12 内燃機関の制御装置 Pending JP2002122039A (ja)

Priority Applications (2)

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