JP2002120975A - エレベータ制御装置 - Google Patents
エレベータ制御装置Info
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- JP2002120975A JP2002120975A JP2000314057A JP2000314057A JP2002120975A JP 2002120975 A JP2002120975 A JP 2002120975A JP 2000314057 A JP2000314057 A JP 2000314057A JP 2000314057 A JP2000314057 A JP 2000314057A JP 2002120975 A JP2002120975 A JP 2002120975A
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- JP
- Japan
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- battery
- car
- floor
- elevator
- charging
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗りかごと制御盤を接続するテールコードを
無くし保全作業性の向上を図り、更に感電や絶縁破壊を
防止し安全性の向上を図るエレベータ制御装置の提供。 【解決手段】 エレベータの乗りかごに無線通信装置及
び蓄電器を設け、更に昇降路内に同様な無線通信装置及
び最下階もしくは最上階に乗りかごの蓄電器を充電する
ための充電装置を設ける。更に、蓄電器の電圧低下を検
出する装置を設け、蓄電器の電圧低下時及び夜間等利用
客が無い時に自動で最下階もしくは最上階に運転し、乗
りかごの蓄電器を充電する構成とした。
無くし保全作業性の向上を図り、更に感電や絶縁破壊を
防止し安全性の向上を図るエレベータ制御装置の提供。 【解決手段】 エレベータの乗りかごに無線通信装置及
び蓄電器を設け、更に昇降路内に同様な無線通信装置及
び最下階もしくは最上階に乗りかごの蓄電器を充電する
ための充電装置を設ける。更に、蓄電器の電圧低下を検
出する装置を設け、蓄電器の電圧低下時及び夜間等利用
客が無い時に自動で最下階もしくは最上階に運転し、乗
りかごの蓄電器を充電する構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ制御装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータの乗りかごは天井照明や操作
盤等の信号や電源を、テールコードを介して機械室等に
設置された制御盤から供給されている。上記テールコー
ドは、エレベータ昇降に伴い繰り返し曲げ応力が加わり
劣化するため、定期的な交換が必要である。
盤等の信号や電源を、テールコードを介して機械室等に
設置された制御盤から供給されている。上記テールコー
ドは、エレベータ昇降に伴い繰り返し曲げ応力が加わり
劣化するため、定期的な交換が必要である。
【0003】しかし、テールコードは通常昇降路上部か
ら乗りかごまでを接続しているため、交換時は高所作業
を伴い危険性が高い。また、テールコード自体は昇降路
高さの2倍程度の長さであり、階床数が増えるほど重量
が増加し、作業性の悪化を招いている。
ら乗りかごまでを接続しているため、交換時は高所作業
を伴い危険性が高い。また、テールコード自体は昇降路
高さの2倍程度の長さであり、階床数が増えるほど重量
が増加し、作業性の悪化を招いている。
【0004】更に地震発生時、昇降路内機器と絡みつき
最悪破壊してしまうことがある。
最悪破壊してしまうことがある。
【0005】このため、従来は特開平8−310742
号公報に示されるように、ガイドレールと平行に昇降路
内に導体を敷設し、乗りかごに設置したトロリーより電
源を給電する方式や、特開平7−206318号公報に
示されるように、乗かごを吊り下げる主ロープに沿って
電源を給電する方式が考案されていた。
号公報に示されるように、ガイドレールと平行に昇降路
内に導体を敷設し、乗りかごに設置したトロリーより電
源を給電する方式や、特開平7−206318号公報に
示されるように、乗かごを吊り下げる主ロープに沿って
電源を給電する方式が考案されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエレベータ制御装置においては、トロリーが摩耗す
るため定期的な清掃作業や交換を行う必要があった。更
に、かご上保全作業時に誤って導体部分に触れてしまい
感電してしまう危険性があった。
来のエレベータ制御装置においては、トロリーが摩耗す
るため定期的な清掃作業や交換を行う必要があった。更
に、かご上保全作業時に誤って導体部分に触れてしまい
感電してしまう危険性があった。
【0007】また、主ロープに沿って電源を供給する方
式においては、乗りかご昇降時に主索部分の摩擦により
絶縁部分が破壊されてしまう恐れがあった。
式においては、乗りかご昇降時に主索部分の摩擦により
絶縁部分が破壊されてしまう恐れがあった。
【0008】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、乗りかごと制御
盤を接続するテールコードを無くし保全作業性の向上を
図り、更に感電や絶縁破壊を防止し安全性の向上を図る
ことを目的とする。
に鑑みてなされたもので、その目的は、乗りかごと制御
盤を接続するテールコードを無くし保全作業性の向上を
図り、更に感電や絶縁破壊を防止し安全性の向上を図る
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エレベータの乗りかごに無線通信装置及び
蓄電器を設け、更に昇降路内に同様な無線通信装置及び
最下階もしくは最上階に乗りかごの蓄電器を充電するた
めの充電装置を設けることで、テールコードを不要とし
たものである。
するために、エレベータの乗りかごに無線通信装置及び
蓄電器を設け、更に昇降路内に同様な無線通信装置及び
最下階もしくは最上階に乗りかごの蓄電器を充電するた
めの充電装置を設けることで、テールコードを不要とし
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態を示すエレベー
タの全体概要図、図2は制御回路図である。
タの全体概要図、図2は制御回路図である。
【0012】この実施形態にあっては、例えば乗りかご
1に設置された蓄電器2の電圧が低下してくると、電圧
検出部10が出力する。もしくは夜間等利用客が無い時
間帯に出力するように設定された時計情報11が出力す
ることにより、自動運転指令12が出力する。
1に設置された蓄電器2の電圧が低下してくると、電圧
検出部10が出力する。もしくは夜間等利用客が無い時
間帯に出力するように設定された時計情報11が出力す
ることにより、自動運転指令12が出力する。
【0013】ここで、保全作業時の感電を防止する目的
である充電許可スイッチ14が投入されていれば充電器
遮断用リレー15が励磁される。
である充電許可スイッチ14が投入されていれば充電器
遮断用リレー15が励磁される。
【0014】充電器遮断用リレー15の励磁により、第
1のa接点15aがオンし、充電器3が通電され充電可
能な状態となる。また同時に、第2のa接点15bがオ
ンし運転制御部16によりエレベータは充電を行うため
の下降または上昇運転を行う。
1のa接点15aがオンし、充電器3が通電され充電可
能な状態となる。また同時に、第2のa接点15bがオ
ンし運転制御部16によりエレベータは充電を行うため
の下降または上昇運転を行う。
【0015】このとき例えば、昇降路下部に設置した充
電器3の接触子4bと、下降してきた乗りかご1の下部
に設置した接触子4aが接触することで、蓄電器2に充
電を開始する。
電器3の接触子4bと、下降してきた乗りかご1の下部
に設置した接触子4aが接触することで、蓄電器2に充
電を開始する。
【0016】充電器2の電圧が所定の電圧となれば、電
圧検出部10により自動運転指令12の出力を止め、充
電器遮断用リレー15がオフすることにより充電器3が
電源より遮断され、運転制御部16は平常運転に復帰す
る指令を出力する。
圧検出部10により自動運転指令12の出力を止め、充
電器遮断用リレー15がオフすることにより充電器3が
電源より遮断され、運転制御部16は平常運転に復帰す
る指令を出力する。
【0017】また、蓄電器2の電圧が低下した時、外部
監視室等に設置された監視装置5の表示灯6を点灯さ
せ、管理者が手動運転装置7を操作することで手動運転
指令13が出力し、手動でエレベータを操作し充電を行
うことも可能である。ここで表示灯6の代わりにブザー
や音声案内により、管理者への通知を行っても良い。
監視室等に設置された監視装置5の表示灯6を点灯さ
せ、管理者が手動運転装置7を操作することで手動運転
指令13が出力し、手動でエレベータを操作し充電を行
うことも可能である。ここで表示灯6の代わりにブザー
や音声案内により、管理者への通知を行っても良い。
【0018】制御盤20と乗りかご1との信号の受け渡
しは、無線通信装置21a、21bを使用する。無線通
信装置21a、21bは、例えば一般的に販売されてい
る赤外線通信装置を使用する方法が考えられる。
しは、無線通信装置21a、21bを使用する。無線通
信装置21a、21bは、例えば一般的に販売されてい
る赤外線通信装置を使用する方法が考えられる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、乗
りかごと制御盤を接続するテールコードを無くすことが
でき、保全作業性の向上や地震時の機器破損防止を図る
ことができる。更に充電許可スイッチを設けることによ
り感電防止し安全性の向上を図ることができる。
りかごと制御盤を接続するテールコードを無くすことが
でき、保全作業性の向上や地震時の機器破損防止を図る
ことができる。更に充電許可スイッチを設けることによ
り感電防止し安全性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すエレベータの全体概
要図である。
要図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すエレベータの制御回
路図である。
路図である。
1 乗りかご 2 蓄電器 3 充電器 4a 接触子(かご) 4b 接触子(下部) 5 監視装置 6 表示灯 7 手動運転装置 10 電圧検出部 11 時計情報 12 自動運転指令 13 手動運転指令 14 充電許可スイッチ 15 充電器遮断用リレー 20 制御盤 21a 無線通信装置(上部) 21b 無線通信装置(かご)
Claims (3)
- 【請求項1】 エレベータの乗りかごに無線通信装置及
び蓄電器を設け、更に昇降路内に同様な無線通信装置及
び最下階もしくは最上階に乗りかごの蓄電器を充電する
ための充電装置を設けることで、テールコードを不要と
したことを特徴とするエレベータ制御装置。 - 【請求項2】 上記構成に加え、蓄電器の電圧低下を検
出する装置を設け、蓄電器の電圧低下時及び夜間等利用
客が無い時に自動で最下階もしくは最上階もしくは最上
階に運転し、乗りかごの蓄電器を充電することを特徴と
するエレベータ制御装置。 - 【請求項3】 上記構成に加え、外部監視室に設けられ
た監視装置の表示灯と、手動運転装置により、エレベー
タを最下階もしくは最上階へ運転し、乗りかごの蓄電器
を充電することを特徴とするエレベータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000314057A JP2002120975A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | エレベータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000314057A JP2002120975A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | エレベータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002120975A true JP2002120975A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18793374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000314057A Pending JP2002120975A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | エレベータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002120975A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151370A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-06-15 | Denso Corp | 車両周囲視界支援システム |
-
2000
- 2000-10-13 JP JP2000314057A patent/JP2002120975A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151370A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-06-15 | Denso Corp | 車両周囲視界支援システム |
JP4724522B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2011-07-13 | 株式会社デンソー | 車両周囲視界支援システム |
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