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JP2002117536A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JP2002117536A
JP2002117536A JP2000308184A JP2000308184A JP2002117536A JP 2002117536 A JP2002117536 A JP 2002117536A JP 2000308184 A JP2000308184 A JP 2000308184A JP 2000308184 A JP2000308184 A JP 2000308184A JP 2002117536 A JP2002117536 A JP 2002117536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
signal
detection circuit
agc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000308184A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kai
勤 甲斐
Hiroyuki Takayama
浩之 高山
Kazuo Fujimoto
和生 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000308184A priority Critical patent/JP2002117536A/ja
Publication of JP2002117536A publication Critical patent/JP2002117536A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクであるDVD−Rの場合、ラジア
ルチルトやオフトラックなどが発生すると、ラジアルプ
ッシュプル信号のバランスが崩れ、ラジアルプッシュプ
ル信号に混入するノイズ成分が増加する。 【解決手段】 所定の周波数成分のウオブル信号でウオ
ブリングしたデ−タ記録用トラツクを有し、当該ウオブ
ル信号とは所定の位相関係を有するランドプリピツトを
形成した光デイスクが装着された光ディスク装置におい
て、フォトディテクターにおいて光ディスクからの反射
光を検出してトラックの接線方向で光学的に2分割され
た2つの信号を2つのAGC回路にそれぞれ入力し、差
動回路が2つのAGC回路の出力の差を示す信号をウォ
ブル検出回路とプリピット検出回路に出力して、ウォブ
ル信号とランドプリピット信号を抽出するよう構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、追記可能な光ディ
スクの如き記録媒体に情報を記録又は再生する光ディス
ク装置に関し、特に、DVDに代表される高密度記録さ
れる光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録媒体として用いられる光ディ
スクの高密度化が進み、従来のCD(コンパクトディス
ク)などより記録密度が飛躍的に向上したDVDに代表
される高密度記録ディスクが光ディスク装置に用いられ
ている。このような高密度記録ディスクのうち、追記可
能なライトワンス型の記録ディスクとして、DVD−R
が用いられている。このようなDVD−Rには、記録情
報の記録時の位置検出に必要なアドレス情報、同期信
号、回転制御情報などのプリ情報が格納されている。上
記のようなプリ情報は、DVD−Rにおけるグルーブト
ラックを遥動(ウォブリング)することにより形成され
たウォブルと、ランドトラックに形成されたランドプリ
ピットにより得られる。
【0003】ウォブル信号は前述したように、記録クロ
ックの生成、並びにディスクの回転制御などに使用する
ため、光ディスク装置においてウォブル信号の検出性能
を確保することは非常に重要である。また、ランドプリ
ピット信号はアドレス情報の検出、記録クロックの生成
などに使用するため、同じくプリピット信号の検出性能
を確保することが非常に重要である。ウォブル信号、ラ
ンドプリピット信号は、光ディスクのグルーブトラック
からの反射光をトラックの接線方向で光学的に2分割さ
れたフォトディテクターにより受光し、そのフォトディ
テクターの出力信号の差分信号であるラジアルプッシュ
プル信号を使用して検出している。従って、各信号の検
出性能を向上させるということは、すなわちラジアルプ
ッシュプル信号の品位を向上させることである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ディ
スクにおけるDVD−Rにおいては、CDなどに比べ
て、記録密度が飛躍的に向上している。一方で、光ディ
スクの記録面を照射するレーザースポット径は小さくな
ったもののトラックピッチほど小さくなっていないた
め、記録再生中のラジアルチルト又はオフトラックの影
響を受けて、ラジアルプッシュプル信号の品位が損なわ
れることがあった。
【0005】記録再生中において、ラジアルチルト又は
オフトラックなどが発生すると、2分割されたフォトデ
ィテクターにより検出された記録マークにより変調され
る反射光のバランスが崩れて、ラジアルプッシュプル信
号に混入するノイズ成分が増加する。しかし、ラジアル
チルト又はオフトラックに対して現在の機械的な精度や
制御による対処では、ラジアルプッシュプル信号に混入
するノイズ成分が大きくなり、ランドプリピットの誤検
出、ウォブル信号のジッタの増加などの問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決し、記録再生
中にラジアルチルト、又はオフトラックが生じても、ラ
ジアルプッシュプル信号に重畳する記録マークによる反
射光の変調のレベルを低減して、ランドプリピットとウ
ォブルを高精度に検出することができる光ディスク装置
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
ドライブ装置は、所定の周波数成分のウォブル信号でウ
ォブリングしたデ−タ記録用トラックを有し、当該ウォ
ブル信号とは所定の位相関係を有するランドプリピット
を形成した光デイスクが装着される光ディスク装置であ
って、前記光ディスクからの反射光を検出してトラック
の接線方向で光学的に2分割するフォトディテクター
と、前記フォトディテクターの第1の出力を入力とする
第1のAGC回路と、前記フォトディテクターの第2の
出力を入力とする第2のAGC回路と、前記第1のAG
C回路と第2のAGC回路の各出力の差を検出する差動
回路と、前記差動回路の出力に基づいてウォブル信号を
検出するウォブル検出回路と、前記差動回路の出力に基
づいてランドプリピット信号を検出するプリピット検出
回路とを具備する。このように構成された本発明の光デ
ィスク装置は、記録再生中のラジアルチルト又はオフト
ラックが生じても、ラジアルプッシュプル信号に重畳す
る記録マークによる反射光の変調のレベルを低減して、
ランドプリピットとウォブルを高精度に検出することが
できる。
【0008】本発明の光ディスクドライブ装置は、前記
第1のAGC回路と第2のAGC回路は実質的に同じ構
成を有し、各AGC回路が、入力信号をゲイン制御信号
に従い増幅する可変ゲイン増幅器と、前記可変ゲイン増
幅器の出力をランドプリピットが出力されるタイミング
でホールドするサンプルホールド回路と、前記サンプル
ホールド回路の出力のエンベロープ波形を検出するエン
ベロープ検出回路と、前記エンベロープ検出回路の出力
を平滑化するローパスフィルターと、前記ローパスフィ
ルターの出力電圧と基準電圧との差を出力する差動回路
と、前記差動回路の出力を増幅して前記可変ゲイン増幅
器に前記ゲイン制御信号を出力する増幅器とを具備す
る。このように構成された本発明の光ディスク装置は、
2つのAGC回路において2分割されたフォトディテク
ターの各検出信号の振幅を一定量とし、その差分を取っ
てラジアルプッシュプル信号とし、ラジアルプッシュプ
ル信号に混入するRF信号成分を低減する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光ディスク装
置の好ましい実施の形態を示す実施例1について添付の
図面を参照しつつ説明する。
【0010】《実施例1》図1は本発明に係る実施例1
の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。実施
例1の光ディスク装置において、光ディスクの一例とし
ては追記型のDVDであるDVD−Rを用いて説明す
る。図2は光ディスクとしてのDVD−Rのディスク記
録領域の一部を拡大し、断面を有して示した斜視図であ
る。
【0011】まず、実施例1の光ディスク装置において
用いられる追記型の光ディスクであるDVD−R(以
下、単にディスクと略称する)1について説明する。図
2に示すように、ディスク1上のディスク記録領域には
トラック位置情報などのディスク情報を表すランドプリ
ピット46が形成されている。また、ウォブル信号に対
応してディスク1の半径方向に所定の周期で僅かに揺動
(ウォブリング)したグルーブトラック42が形成され
ている。ディスク1の回転数は、グルーブトラック42
からの反射光からウォブル信号を抽出し、この周波数が
一定になるように、スピンドルモータ2の回転数を制御
することにより決められる。
【0012】また、ディスク1には、レーザービームA
を誘導するためのランドトラック43が形成されてお
り、このランドトラック43にプリピット46が形成さ
れている。グルーブトラック42はそのトラックに沿っ
て一定距離毎にウォブリングがされており、このグルー
ブトラック42からウォブル信号を抽出することにより
ディスクの回転制御及び記録用クロック信号の生成が行
われる。また、ランドトラック43に設けられたランド
プリピット46は、ディスク情報並びにアドレスを示す
プリピット信号を示しており、ウォブリングされたグル
ーブトラック42の最大変位位置に存在している。この
プリピット信号は隣接トラックとのクロストークにより
位相情報が失われることがないため、その位相精度はウ
ォブル信号と比べると高い信号である。
【0013】図2に示すように、ディスク1は有機色素
材料などで形成される記録膜41、反射膜45、及び保
護膜44を有して形成されている。ディスク1に対する
データの記録は、そのデータに応じて変調されたレーザ
ービームAをグルーブトラック42の記録膜41に照射
することにより行われる。上記のように形成されたディ
スク1にデータを記録再生する場合、ディスク1の中心
を軸としディスク1を回転させながら、ディスク記録面
に対してレーザービームAを照射する。このときのディ
スク1の回転周波数は、後述するグルーブトラック42
からの反射光を受けた光ディスク装置においてウォブル
信号を抽出して、ディスク1の回転周波数が一定になる
ようスピンドルモータの回転数を制御する。
【0014】実施例1の光ディスク装置には、所定の周
波数成分のウォブル信号でウォブリングしたデ−タ記録
用トラックであるグルーブトラック42と、ウォブル信
号とは所定の位相関係を有するランドプリピツト46と
を形成したデイスク1が装着される。図1に示す実施例
1の光ディスク装置において、スピンドルモータ2はデ
ィスク1を所望の回転周波数で回転させており、ディス
ク記録面に対してピックアップ50により記録再生を行
うよう構成されている。ピックアップ50は、対物レン
ズ3、ハーフミラー4、フォトディテクター8、及びレ
ーザー発振器5を有している。レーザー発振器5からの
レーザービームAは、ハーフミラー4によりディスク1
に導かれ、対物レンズ3によりディスク記録面の目標ト
ラックに集光されている。
【0015】ディスク記録面を検出するグループトラッ
ク42からの反射光は、そのグループトラック42の接
線方向と光学的に平行な分割線で2分割されたフォトデ
ィテクター8により受光するよう構成されている。ディ
スク1からの反射光をフォトディテクター8の差分によ
るプッシュプル法によって検出すると、ウォブルに対応
したサイン波にランドプリピットに対応したパルス信号
が重畳された信号が検出される。グルーブトラック42
からのウォブル信号は、2分割されたフォトディテクタ
ー8からの出力の差分を取り、その差分信号から抽出さ
れる。ピックアップ50は光ディスク1からの反射光を
受光し、プリピット46のプリピット信号、グルーブト
ラック42によるウォブル信号を含む記録情報データな
どを有する検出信号を生成してヘッドアンプ9に出力す
る。ヘッドアンプ9はプリピット信号及びウォブル信号
などの検出信号を増幅し、その増幅信号をデコーダ10
に出力する。デコーダ10は入力された増幅信号をデコ
ードして復調信号を生成し中央処理装置であるCPU1
6に出力する。
【0016】一方、フォトディテクター8から出力され
た検出信号は、プッシュプル信号検出回路11に入力さ
れ、ラジアルプッシュプル信号が検出される。プッシュ
プル信号検出回路11は、第1のAGC(Automatic Ga
in Control)回路11Aと第2のAGC(Automatic Ga
in Control)回路11Bと差動器11Cとを有してお
り、第1のAGC回路11Aと第2のAGC回路11B
は実質的に同じ構成である。プッシュプル信号検出回路
11においては、光学的にトラックの接線方向に2分割
されたフォトディテクター8から出力された反射光のR
F成分の平均値がそれぞれ一定となるようゲイン調整を
した後、その差分をとりラジアルプッシュプル信号を生
成する。検出されたラジアルプッシュプル信号は、ウォ
ブル検出回路12とプリピット検出回路13に入力され
る。ウォブル検出回路12はラジアルプッシュプル信号
からウォブル信号を抽出する。プリピット検出回路13
はラジアルプッシュプル信号から外周側のランドプリピ
ット信号(LPP)を検出する。アドレス検出器14は
ウォブル信号、ランドプリピット信号からディスク1の
位置を検出する。PLL15はウォブル信号とランドプ
リピット信号からデータを記録するためのクロック信号
を生成する。
【0017】インターフェース17はホストコンピュー
タからの指令信号や光ディスク装置において再生したデ
ータなどの受け渡しを行う。CPU16はインターフェ
ース17を介して入力された指令信号に基づいて、ウォ
ブル信号とランドプリピット信号から得られるアドレス
情報を用いて、再生動作や記録動作を指令する。また、
CPU16からの指令により、エンコーダ18は記録デ
ータにエラー訂正符号を付加した後、符号変換を行い、
記録変調を行う。パワー制御回路7はピックアップ50
のレーザー発振器5における発光パワーを制御し、レー
ザー発振器5はレーザー駆動回路6により駆動される。
位相比較器19はウォブル検出回路12により検出され
るウォブル信号と回転基準信号との位相差を出力する。
スピンドルドライバー20は位相比較器19の出力に基
づき一定線速でディスク1を回転させるべく、スピンド
ルモータ2を駆動するである。
【0018】次に、実施例1の光ディスク装置における
主要な構成要素であるプッシュプル信号検出回路11に
ついて図3を用いて説明する。図3はプッシュプル信号
検出回路11における各AGC回路11A,11Bの構
成を示したものである。図3において、可変ゲイン増幅
器(図3においてVGA(Variable Gain Amplifier)
と表示)21は増幅器26からのゲイン制御電圧に基づ
き入力信号のゲインを調整する。サンプルホールド回路
(図3においてSHと表示)22は外部から入力された
サンプルホールド制御信号(SH制御信号)に基づき、
可変ゲイン増幅器21からの信号をホールドする。エン
ベロープ検出回路(図3においてENVと表示)23は
サンプルホールド回路22からの包絡出力を検出し、ロ
ーパスィルター(図3においてLPFと表示)24へ出
力する。ローパスフィルター24はエンベロープ検出回
路23の出力を平滑化し、差動回路25に出力する。差
動回路25はローパスフィルター24の出力と外部で設
定された基準電圧との差をゲイン制御電圧として出力す
る。増幅器26は差動回路25の出力を増幅して、可変
ゲイン増幅器21のゲインを制御する。
【0019】上記のように構成されたプッシュプル信号
検出回路11の各AGC回路11A,11Bの動作につ
いて図4を用いて説明する。図4は図3で示したAGC
回路における各部の信号波形を示したものである。図4
の(A)は可変ゲイン増幅器(VGA)21の入力信号
を示したものである。図4の(A)の信号波形では、ウ
ォブルに対応した140kHzのサイン波成分にランド
プリピットに対応したパルス信号が重畳された様子を示
している。更に、記録済みディスク1においては、図4
の(A)においてクロスハッチングした領域がRF変調
されている。図4の(B)はサンプルホールド回路22
に入力されるサンプルホールド制御信号(SH)制御信
号)を示しており、ランドプリピット領域の周辺でホー
ルドレベルとなる信号である。図4の(C)はサンプル
ホールド回路22の出力信号であり、ランドプリピット
に相当するパルス信号が除去されたものである。
【0020】図4の(D)はエンベロープ検出回路(E
NV)23の出力信号であり、RF信号成分が除かれ非
マーク部の反射レベルが検出される。図4の(E)にお
いて実線はローパスフィルター24の出力信号であり、
一点鎖線で記載されたエンベロープ検出回路23の出力
信号を平滑化した信号である。また、図4の(E)にお
ける破線は基準レベルを示している。差動回路25にお
いては、図4の(E)における破線(基準レベル)と実
線(LPF24の出力信号)との差が出力される。図4
の(F)は可変ゲイン増幅器21においてゲイン調整さ
れた出力信号を示している。差動回路25に入力された
基準信号とLPF24からの入力信号の平均レベルとの
差を増幅して、可変ゲイン増幅器21に入力されるゲイ
ン制御信号に加算される。可変ゲイン増幅器21におい
て、加算されたゲイン制御信号が入力されることによ
り、可変ゲイン増幅器21の出力レベルの平均値が基準
レベルになるように制御される。
【0021】上記のように構成された実施例1のプッシ
ュプル信号検出回路11においては、AGC後の各RF
信号成分の平均値が基準レベルになるため、ウォブル信
号、ランドプリピット信号を損なうことなく、RF信号
の混入を抑制することが可能である。仮にラジアルチル
トやオフトラックによって、2分割されたフォトディテ
クター8の出力にアンバランスが生じても、RF信号の
混入が最大限抑制される。
【0022】次に、実施例1におけるプッシュプル信号
検出回路11のサンプルホールド回路22について説明
する。図5はグルーブトラック42とランドプリピット
46との相対位置関係を示した概略図である。図5にお
いて左側に示した構成は、通常の構成のものであり、隣
接するグルーブトラック42,42に挟まれたランドト
ラック43の中央にランドプリピット46が存在する。
このような構成とは別に、ランドプリピット46の検出
マージンを確保するために、図5の右側に示すような、
ランドプリピット46の位置を対象グルーブトラック側
に接近させた構成のDVD−Rが考えられている。
【0023】このような構成のDVD−Rを用いた場合
の光ディスク装置における、プッシュプル信号検出回路
11の動作について説明する。図6はプッシュプル信号
検出回路11における信号波形を示している。図6にお
いて、LPPレベルはランドプリピット信号レベルであ
り、WBLレベルはウォブル信号レベルを示している。
図6の左側が通常のDVD−Rを用いた場合の信号波形
であり、即ち図6の左側はランドプリピット46がラン
ドトラック43の中心に存在する場合の出力波形であ
る。図6の右側が図5の右側に示した構成を有するDV
D−Rを用いた場合の信号波形であり、即ち図6の右側
はランドプリピット46が対象グルーブトラック42に
接近させて形成された場合の出力波形である。
【0024】図6において、(A)と(B)はプッシュ
プル信号検出回路11の2つの入力信号であり、ディス
ク1のトラックの接線方向に2分割されたフォトディテ
クター8からの2つの出力信号である。図6の(C)は
プッシュプル信号検出回路11にサンプルホールド回路
22が設けられている場合の信号波形であり、図6の
(D)はプッシュプル信号検出回路にサンプルホールド
回路が設けられていない場合の信号波形である。図6の
(C)と(D)の信号波形は、それぞれがAGC処理
後、差動器11Cを介して出力されたプッシュプル信号
検出回路11の出力波形である。図6の(D)は、サン
プルホールド回路がない場合において、それぞれをAG
C処理後、差動器を介して出力されたプッシュプル信号
検出回路の出力波形である。
【0025】サンプルホールド回路が存在しない構成に
おいて、ランドプリピット46がランドトラック43の
中心に配置されない場合(図5の右側の構成)は、ラン
ドプリピット46が中心に配置される場合と比較する
と、サイン波の中心レベルがずれており、ラジアルプッ
シュプル信号へのRF信号の混入レベルは大きくなる。
従って、サンプルホールド回路22をプッシュプル信号
検出回路11に設けることにより、ランドプリピット4
6の配置が変化しても、サイン波の中心レベルはずれる
ことがないため、RF信号の混入レベルを最低レベルに
保持することが可能である。以上のように、実施例1の
プッシュプル信号検出回路11を構成することにより、
ラジアルチルト又はオフトラックなどのようなストレス
が発生しても、安定したウォブル信号及びランドプリピ
ット信号を検出することが可能となる。
【0026】《実施例2》次に、本発明に係る光ディス
ク装置の実施例2について添付の図7を用いて説明す
る。図7は実施例2の光ディスク装置の構成を示すブロ
ック図である。図7において前述の実施例1と同じ構
成、機能を有するものには同じ符号を付して、その説明
は省略する。以下の説明においては、前述の実施例1と
異なる部位を中心に説明する。図7において、第1のプ
ッシュプル信号検出回路11は、前述の実施例1のプッ
シュプル信号検出回路11と実質的に同じ構成であり、
光学的にトラックの接線方向に2分割されたフォトディ
テクター8から出力された反射光の2つの信号を受け取
り、それらの信号のRF成分の平均値がそれぞれ一定と
なるようにゲイン調整を行う。第1のプッシュプル信号
検出回路11は、それぞれの信号がゲイン調整された
後、それらの信号の差分をとってラジアルプッシュプル
信号が生成される。
【0027】第2のプッシュプル信号検出回路27は、
第1のAGC回路27Aと第2のAGC回路27Bと差
動器27Cとを有しており、第1のAGC回路27Aと
第2のAGC回路27Bは実質的に同じ構成である。第
2のプッシュプル信号検出回路27は、光学的にトラッ
クの接線方向に2分割されたフォトディテクター8から
出力された反射光の2つの信号を受け取り、それらの信
号のRF成分がそれぞれ一定となるようにゲイン調整を
行う。第2のプッシュプル信号検出回路27は、それぞ
れの信号をゲイン調整した後、それらの信号の差分をと
ってラジアルプッシュプル信号が生成される。
【0028】ウォブル検出回路12は第1のプッシュプ
ル信号検出回路11から出力されたラジアルプッシュプ
ル信号からウォブル信号成分を抽出する。プリピット検
出回路(PLL)13は第2のプッシュプル信号検出回
路27から出力されたラジアルプッシュプル信号から外
周側のランドプリピットを検出する。実施例2におい
て、上記以外の構成要素は前述の実施例1の構成要素と
同じ機能を有して設けられているので、それらの説明は
省略する。
【0029】次に、実施例2における主要な構成要素で
ある第1のプッシュプル信号検出回路11と第2のプッ
シュプル信号検出回路27について図8を用いて説明す
る。実施例2における第1のプッシュプル信号検出回路
11の構成は前述の実施例1のプッシュプル信号検出回
路11と実質的に同じであるため、その説明は省略す
る。図8は第2のプッシュプル信号検出回路27におけ
る各AGC回路の構成を示したブロック図である。図8
において、可変ゲイン増幅器(VGA)21は増幅器2
6からのゲイン制御電圧に基づき、入力信号のゲインが
調整される。サンプルホールド回路(SH)22は外部
から入力されるサンプルホールド制御信号(SH制御信
号)に基づき可変ゲイン増幅器21からの信号をホール
ドする。エンベロープ検出回路(ENV)23はサンプ
ルホールド回路22の出力信号の包絡出力を検出する。
差動回路25はエンベロープ検出回路23の出力と外部
で設定される基準電圧との差を出力する。増幅器26は
差動回路25の出力を増幅し、可変ゲイン増幅器のゲイ
ンを制御する。第1のプッシュプル信号検出回路11の
AGC回路と第2のプッシュプル信号検出回路27のA
GC回路との違いは、第2のプッシュプル信号検出回路
27のAGC回路の制御帯域がウォブル周波数よりも高
い点である。
【0030】上記のように構成された第2のプッシュプ
ル信号検出回路27におけるAGC回路の動作について
図9を用いて説明する。図9は、図8で示したAGC回
路の各部の信号波形を示したものである。図9の(A)
は可変ゲイン増幅器21の入力信号を示したものであ
る。図9の(A)の信号波形は、ウォブルに対応した1
40kHzのサイン波成分にランドプリピットに対応し
たパルス信号が重畳された様子を示している。なお、記
録済み光ディスク1の場合においては、図9の(A)に
おけるクロスハッチングした領域がRF変調されてい
る。図9の(B)はサンプルホールド回路22に入力さ
れるサンプルホールド制御信号(SH制御信号)を示し
ており、ランドプリピットの周辺でホールドレベルとな
る信号である。図9の(C)はサンプルホールド回路2
2の出力信号であり、ランドプリピットに相当するパル
ス信号が除去されている。図9の(D)はエンベロープ
検出回路23の出力信号であり、RF信号成分が除かれ
て非マーク部の反射レベルが検出される。また、図9の
(D)における破線は基準電圧のレベルを示しており、
差動回路25においては、図9の(D)で破線で示す基
準電圧のレベルと実線で示す反射レベルとの差が出力さ
れる。
【0031】図9の(E)は可変ゲイン増幅器21の出
力信号を示している。差動回路25により検出された基
準信号と入力信号の平均レベルとの差が増幅器26にお
いて増幅されて、ゲイン制御信号として可変ゲイン増幅
器21に入力される。可変ゲイン増幅器21は、ゲイン
制御信号により出力レベルを基準レベルになるように制
御する。図9の(F)は、可変ゲイン増幅器21におい
て基準レベルになるように制御されて出力されるラジア
ルプッシュプル信号である。このように第2のプッシュ
プル信号検出回路27を構成することにより、第2のプ
ッシュプル信号検出回路27のAGC回路におけるいず
れの箇所においてもRF信号の混入を最小限にすること
が可能である。このように構成された実施例2における
第1と第2のプッシュプル信号検出回路11,27にお
いては、AGC処理後のRF信号成分が基準信号レベル
に調整されるため、ランドプリピットの再生ポイントに
おいてラジアルプッシュプル信号に対するRFの混入を
抑制することが可能である。この結果、実施例2の光デ
ィスク装置は、ラジアルチルト又はオフトラックなどの
ようなストレスが発生しても、安定したウォブル信号及
びランドプリピット信号を検出することが可能となる。
【0032】《実施例3》次に、本発明に係る光ディス
ク装置の実施例3について添付の図10を用いて説明す
る。図10は実施例3の光ディスク装置の構成を示すブ
ロック図である。図10において前述の実施例1と同じ
構成、機能を有するものには同じ符号を付して、その説
明は省略する。以下の説明においては、前述の実施例1
と異なる部位を中心に説明する。図10において、第1
のプッシュプル信号検出回路11は、前述の実施例1の
プッシュプル信号検出回路11と実質的に同じ構成であ
り、光学的にトラックの接線方向に2分割されたフォト
ディテクター8から出力された反射光の2つの信号を受
け取り、それらの信号のRF成分の平均値がそれぞれ一
定となるようにゲイン調整を行う。第1のプッシュプル
信号検出回路11は、それぞれの信号がゲイン調整され
た後、それらの信号の差分をとってラジアルプッシュプ
ル信号が生成される。
【0033】第3のプッシュプル信号検出回路28は、
第1のAGC回路28Aと第2のAGC回路28Bと差
動器28Cとを有している。第3のプッシュプル信号検
出回路28は、光学的にトラックの接線方向に2分割さ
れたフォトディテクター8から出力された反射光の2つ
の信号を受け取り、それらの信号のRF成分が、ランド
プリピットに対応する位置で一定となるようにゲイン調
整を行う。第2のプッシュプル信号検出回路28は、そ
れぞれの信号をゲイン調整した後、それらの信号の差分
をとってラジアルプッシュプル信号を生成される。
【0034】ウォブル検出回路12は第1のプッシュプ
ル信号検出回路11から出力されたラジアルプッシュプ
ル信号からウォブル信号成分を抽出する。プリピット検
出回路(PLL)13は第3のプッシュプル信号検出回
路28から出力されたラジアルプッシュプル信号から外
周側のランドプリピットを検出する。実施例3におい
て、上記以外の構成要素は前述の実施例1の構成要素と
同じ機能を有して設けられているので、それらの説明は
省略する。
【0035】次に、実施例3の光ディスク装置における
主要な構成要素である第1のプッシュプル信号検出回路
11と第3のプッシュプル信号検出回路28について、
図11を用いて説明する。図11は、第3のプッシュプ
ル信号検出回路28における第1のAGC回路28Aと
第2のAGC回路28Bの構成を示したブロック図であ
る。図11に示す第1のAGC回路28Aにおいて、第
1の可変ゲイン増幅器(VGA1)21Aは増幅器26
Aからのゲイン制御信号に基づき入力信号のゲインを調
整する。サンプルホールド回路(SH)22Aは外部か
ら入力されたサンプルホールド制御信号(SH制御信
号)に基づき可変ゲイン増幅器21Aの出力信号をホー
ルドする。エンベロープ検出回路(ENV)23Aはサ
ンプルホールド回路22Aからの出力における包絡出力
を検出する。エンベロープ検出回路23Aの出力信号は
ピーク検波回路29Aを介して差動回路25Aに入力さ
れる。ピーク検波回路29Aは、エンベロープ検出回路
23Aの出力信号のピークを検出して差動回路25Aに
出力する。差動回路25Aはピーク検波回路29Aの出
力と、外部で設定される基準電圧との差を出力する。増
幅器26Aは差動回路25Aからの出力を増幅して、可
変ゲイン増幅器21Aに出力する。可変ゲイン増幅器2
1Aに入力されたゲイン制御信号により入力信号のゲイ
ンが制御される。
【0036】また、第2のAGC回路28Bにおいて、
第2の可変ゲイン増幅器(VGA2)21Bは増幅器2
6Bからのゲイン制御信号に基づき入力信号のゲインを
調整する。サンプルホールド回路(SH)22Bは外部
から入力されたサンプルホールド制御信号(SH制御信
号)に基づき可変ゲイン増幅器21Bの出力信号をホー
ルドする。エンベロープ検出回路23B(ENV)はサ
ンプルホールド回路22Bからの出力における包絡出力
を検出する。エンベロープ検出回路23Bの出力信号は
ボトム検波回路30Bを介して差動回路25Bに入力さ
れる。ボトム検出回路30はエンベロープ検出回路23
Bの出力信号のピークを検出して差動回路25Bに出力
する。差動回路25Bはボトム検波回路30Bの出力
と、外部で設定される基準電圧との差を出力する。増幅
器26Bは差動回路25Bからの出力を増幅して、可変
ゲイン増幅器21Bに出力する。可変ゲイン増幅器21
Bに入力されたゲイン制御信号により入力信号のゲイン
が制御される。
【0037】第1のプッシュプル信号検出回路11のA
GC回路と第3のプッシュプル信号検出回路28のAG
C回路との違いは、それぞれにおける比較対象が異なる
点である。第1のプッシュプル信号検出回路11のAG
C回路においては、各AGC回路において比較対象が同
じである。第3のプッシュプル信号検出回路28におい
ては、第1のAGC回路28Aの差動回路25Aの比較
対象がピーク検波回路29Aの出力信号であり、第2の
AGC回路28Bの差動回路25Bではボトム検波回路
30Bの出力信号である。
【0038】上記のように構成された第3のプッシュプ
ル信号検出回路28における各AGC回路28A,28
Bの動作について、図12を用いて説明する。図12
は、図11で示した第3のプッシュプル信号検出回路2
8の各AGC回路28A,28Bの主要部の信号波形の
一例を示したものである。図9において、(A)は第1
の可変ゲイン増幅器(VGA1)21Aの入力信号であ
り、(B)は第2の可変ゲイン増幅器(VGA2)21
Bの入力信号を示している。図12の(A)に示す信号
波形は、ディスク1の外周側に配置されたフォトディテ
クター8により検出された信号であり、ウォブルに対応
した140kHzのサイン波成分にランドプリピットに
対応したパルス信号が重畳された様子を示している。図
12の(C)は第1の可変ゲイン増幅器(VGA1)2
1Aの出力信号であり、RF信号の包絡出力のピークが
基準電位になるように制御されている。図12の(D)
は第2の可変ゲイン増幅器(VGA2)21Bの出力信
号を示しており、RF信号の包絡出力のボトムが基準電
位になるように制御されている。図12の(E)は、第
3のプッシュプル信号検出回路28からの出力されるラ
ジアルプッシュプル信号である。
【0039】上記のように構成された第3のプッシュプ
ル信号検出回路28においては、AGC処理後のRF信
号成分がランドプリピット領域において基準信号レベル
になるため、差分をとった後のラジアルプッシュプル信
号に混入するRF信号成分は、ランドプリピット領域で
最小となる。この結果、実施例3の光ディスク装置にお
いてはランドプリピットの検出性能が飛躍的に向上す
る。この結果、実施例3の光ディスク装置は、ラジアル
チルト又はオフトラックなどのようなストレスが発生し
ても、安定したウォブル信号及びランドプリピット信号
を検出することが可能となる。
【0040】《実施例4》次に、本発明に係る光ディス
ク装置の実施例4について添付の図13を用いて説明す
る。図13は実施例4の光ディスク装置の構成を示すブ
ロック図である。図13において前述の実施例1と同じ
構成、機能を有するものには同じ符号を付して、その説
明は省略する。以下の説明においては、前述の実施例1
と異なる部位を中心に説明する。
【0041】図13において、第3のプッシュプル信号
検出回路28は、第1のAGC回路28Aと第2のAG
C回路28Bと差動器28Cとを有しており、前述の図
11に示した構成を有している。第3のプッシュプル信
号検出回路28は、光学的にトラックの接線方向に2分
割されたフォトディテクター8から出力された反射光の
2つの信号を受け取り、それらの信号のRF成分がラン
ドプリピットに対応する位置で一定となるようにゲイン
調整を行う。第3のプッシュプル信号検出回路28は、
それぞれの信号をゲイン調整した後、それらの信号の差
分をとってラジアルプッシュプル信号が生成される。
【0042】ウォブル検出回路12は第3のプッシュプ
ル信号検出回路28から出力されたラジアルプッシュプ
ル信号からウォブル信号成分を抽出する。プリピット検
出回路(PLL)13は第3のプッシュプル信号検出回
路28から出力されたラジアルプッシュプル信号からラ
ンドプリピットを検出する。実施例4において、上記以
外の構成要素は前述の実施例1の構成要素と同じ機能を
有して設けられているので、それらの説明は省略する。
【0043】上記のように構成された実施例4の光ディ
スク装置における第3のプッシュプル信号検出回路28
においては、AGC処理後のRF信号成分がランドプリ
ピット領域において基準信号レベルになる。このため、
差分をとった後のラジアルプッシュプル信号に混入する
RF信号成分は、ランドプリピット領域で最小となり、
ランドプリピットの検出性能が向上する。
【0044】また、実施例4においては、第3のプッシ
ュプル信号検出回路28から出力されたラジアルプッシ
ュプル信号がウォブル検出に用いられている。第3のプ
ッシュプル信号検出回路28においては平均的なRF信
号の混入量が増加するが、ウォブルの検出においては、
帯域濾波フィルタの狭帯域化によりSN比の向上を図る
ことが可能である。このため、実施例4においては、回
路の簡略化を目的としてウォブル用に特別に構成したプ
ッシュプル信号検出回路を省略することが可能となる。
【0045】《実施例5》次に、本発明に係る光ディス
ク装置の実施例5について添付の図14を用いて説明す
る。図14は実施例5の光ディスク装置の構成を示すブ
ロック図である。図14において前述の実施例1と同じ
構成、機能を有するものには同じ符号を付して、その説
明は省略する。以下の説明においては、前述の実施例1
と異なる部位を中心に説明する。
【0046】図14において、第4のプッシュプル信号
検出回路31は、第1のAGC回路31Aと第2のAG
C回路31Bと差動器31Cとを有している。第1のA
GC回路31Aと第2のAGC回路31Bは実質的に同
じ構成を有している。第4のプッシュプル信号検出回路
31は、光学的にトラックの接線方向に2分割されたフ
ォトディテクター8から出力された反射光の2つの信号
を受け取り、それらの信号のRF成分がランドプリピッ
トに対応する位置で一定となるようにゲイン調整を行
う。第4のプッシュプル信号検出回路31は、それぞれ
の信号をゲイン調整した後、それらの信号の差分をとっ
てラジアルプッシュプル信号が生成される。
【0047】ウォブル検出回路12は第4のプッシュプ
ル信号検出回路31から出力されたラジアルプッシュプ
ル信号からウォブル信号成分を抽出する。プリピット検
出回路13は第4のプッシュプル信号検出回路31から
出力されたラジアルプッシュプル信号からランドプリピ
ットを検出する。実施例5において、上記以外の構成要
素は前述の実施例1の構成要素と同じ機能を有して設け
られているので、それらの説明は省略する。
【0048】次に、実施例5の光ディスク装置における
主要な構成要素である第4のプッシュプル信号検出回路
31について図15を用いて説明する。図15は、第4
のプッシュプル信号検出回路31における各AGC回路
の構成を示したブロック図である。可変ゲイン増幅器2
1は増幅器26からのゲイン制御電圧に基づき、入力信
号のゲインを調整する。可変ゲイン増幅器(VGA)2
1の出力信号は、サンプルホールド回路(SH)を介し
てローパスフィルター(LPF)24に入力される。差
動回路25はローパスフィルター24の出力と外部で設
定された基準電圧との差を出力する。増幅器26は差動
回路25の出力を増幅して、その増幅されたゲイン制御
信号を可変ゲイン増幅器21に入力する。このゲイン制
御信号により、可変ゲイン増幅器21は入力信号のゲイ
ンを制御する。
【0049】上記のように構成された実施例5の光ディ
スク装置の第4のプッシュプル信号検出回路31の動
作、特にAGC回路の動作について図16を用いて説明
する。図16は、図15で示したAGC回路における主
要部の信号波形を示したものである。図16の(A)は
可変ゲイン増幅器(VGA)21の入力信号を示してい
る。この入力信号は、ウォブルに対応した140kHz
のサイン波成分にランドプリピットに対応したパルス信
号が重畳された様子を示している。図16の(B)はロ
ーパスフィルター(LPF)24の出力信号であり、入
力信号を平滑化している。図16の(C)は可変ゲイン
増幅器(VGA)21の出力信号を示している。入力信
号の平均電圧は可変ゲイン増幅器において基準電位にな
るように制御されている。
【0050】上記のように構成された実施例5における
第4のプッシュプル信号検出回路31においては、AG
C処理後の各RF信号成分の平均値が基準信号レベルに
なるため、ウォブル信号とランドプリピット信号を損な
うことなく、RFの混入を抑制することが可能である。
仮にラジアルチルト又はオフトラックによって、2分割
されたフォトディテクター8からの出力信号にアンバラ
ンスが生じても、各RF信号成分の平均値が基準信号レ
ベルになるためRF信号の混入が抑制されて、ウォブル
信号とランドプリピット信号を高精度に抽出することが
できる。
【0051】なお、以上の各実施例における説明では、
基準信号レベルは外部から設定された固定電位として示
したが、図17に示すように、プッシュプル信号検出回
路への2つの入力信号の加算結果をその基準としても各
AGCに入力する構成でもよい。図17はプッシュプル
信号検出回路の構成を示すブロック図である。図17に
示すように、2つのAGC32,32には、フォトディ
テクターから出力された反射光の2つの信号がそれぞれ
入力されている。また、2つの入力信号は加算器34に
入力され、その結果が基準信号レベルとして各AGC3
2,32に入力される。ここに用いられるプッシュプル
信号検出回路のAGC32は、前述の各実施例で説明し
た構成のものが用いられる。また、以上の各実施例にお
ける説明では、記録済みのDVD−Rを再生する場合を
例として説明したが、記録中であっても同様の構成で対
応可能であり、それぞれの実施例と同様の効果を有す
る。
【0052】
【発明の効果】以上、実施例において詳細に説明したと
ころから明らかなように、本発明は次の効果を有する。
本発明の光ディスク装置は、記録再生中にラジアルチル
ト又はオフトラックが生じても、ラジアルプッシュプル
信号に重畳する記録マークによる反射光の変調のレベル
を低減して、ランドプリピットとウォブルを高精度に検
出することができる。本発明によれば、ラジアルチルト
又はオフトラックなどの悪い環境においても、ラジアル
プッシュプル信号に混入するRF信号を抑制することが
できるため、ランドプリピットとウォブルを確実に検出
でき、信頼性の高い光ディスク装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の光ディスク装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】光ディスクの一例であるDVD−Rを拡大して
示した斜視図である。
【図3】実施例1の光ディスク装置におけるプッシュプ
ル信号検出回路のAGC回路を示すブロック図である。
【図4】実施例1の光ディスク装置のプッシュプル信号
検出回路のAGC回路における信号波形図である。
【図5】グルーブトラックとランドプリピットの位置関
係を示す概略図である。
【図6】実施例1の光ディスク装置における信号波形図
である。
【図7】本発明に係る実施例2の光ディスク装置の構成
を示すブロック図である。
【図8】実施例2の光ディスク装置におけるプッシュプ
ル信号検出回路のAGC回路を示すブロック図である。
【図9】実施例2の光ディスク装置のプッシュプル信号
検出回路のAGC回路における信号波形図である。
【図10】本発明に係る実施例3の光ディスク装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】実施例3の光ディスク装置におけるプッシュ
プル信号検出回路のAGC回路を示すブロック図であ
る。
【図12】実施例3の光ディスク装置のプッシュプル信
号検出回路のAGC回路における信号波形図である。
【図13】本発明に係る実施例4の光ディスク装置の構
成を示すブロック図である。
【図14】本発明に係る実施例5の光ディスク装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】実施例5の光ディスク装置におけるプッシュ
プル信号検出回路のAGC回路を示すブロック図であ
る。
【図16】実施例5の光ディスク装置のプッシュプル信
号検出回路のAGC回路における信号波形図である。
【図17】本発明に係る別の実施例の光ディスク装置の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 DVD−R 2 スピンドルモーター 3 対物レンズ 4 ハーフミラー 5 レーザー発振器 6 レーザー駆動回路 7 パワー制御回路 8 フォトディテクター 9 ヘッドアンプ 10 デコーダー 11 プッシュプル信号検出回路 12 ウォブル検出回路 13 プリピット検出回路 14 アドレス検出器 15 PLL 16 CPU 17 インターフェース 18 エンコーダ 19 位相比較器 20 スピンドルドライバ 21 可変ゲイン増幅器 22 サンプルホールド回路 23 エンベロープ検出回路 24 ローパスフィルター 25 差動回路 26 増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 和生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 CC01 DD03 FF07 GG09 GG23

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数成分のウォブル信号でウォ
    ブリングしたデ−タ記録用トラックを有し、当該ウォブ
    ル信号とは所定の位相関係を有するランドプリピットを
    形成した光デイスクが装着される光ディスク装置であっ
    て、 前記光ディスクからの反射光を検出してトラックの接線
    方向で光学的に2分割するフォトディテクターと、 前記フォトディテクターの第1の出力を入力とする第1
    のAGC回路と、 前記フォトディテクターの第2の出力を入力とする第2
    のAGC回路と、 前記第1のAGC回路と第2のAGC回路の各出力の差
    を検出する差動回路と、 前記差動回路の出力に基づいてウォブル信号を検出する
    ウォブル検出回路と、 前記差動回路の出力に基づいてランドプリピット信号を
    検出するプリピット検出回路と、 を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のAGC回路と第2のAGC回
    路は実質的に同じ構成を有し、各AGC回路が、入力信
    号をゲイン制御信号に従い増幅する可変ゲイン増幅器
    と、前記可変ゲイン増幅器の出力をランドプリピットが
    出力されるタイミングでホールドするサンプルホールド
    回路と、前記サンプルホールド回路の出力のエンベロー
    プ波形を検出するエンベロープ検出回路と、前記エンベ
    ロープ検出回路の出力を平滑化するローパスフィルター
    と、前記ローパスフィルターの出力電圧と基準電圧との
    差を出力する差動回路と、前記差動回路の出力を増幅し
    て前記可変ゲイン増幅器に前記ゲイン制御信号を出力す
    る増幅器とを具備することを特徴とする請求項1記載の
    光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のAGC回路と第2のAGC回
    路は実質的に同じ構成を有し、各AGC回路が、入力信
    号をゲイン制御信号に従い増幅する可変ゲイン増幅器
    と、前記可変ゲイン増幅器の出力をランドプリピットが
    出力されるタイミングでホールドするサンプルホールド
    回路と、前記サンプルホールド回路の出力を平滑化する
    ローパスフィルターと、前記ローパスフィルターの出力
    電圧と基準電圧との差を出力する差動回路と、前記差動
    回路の出力を増幅して前記ゲイン制御信号として前記可
    変ゲイン増幅器に出力する増幅器とを具備することを特
    徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のAGC回路は、入力信号をゲ
    イン制御信号に従い増幅する第1の可変ゲイン増幅器
    と、前記第1の可変ゲイン増幅器の出力をランドプリピ
    ットが出力されるタイミングでホールドする第1のサン
    プルホールド回路と、前記第1のサンプルホールド回路
    の出力のエンベロープ波形を検出する第1のエンベロー
    プ検出回路と、前記第1のエンベロープ検出回路のピー
    クレベルを検出するピーク検波回路、前記ピーク検波回
    路の出力電圧と基準電圧との差を出力する第1の差動回
    路と、前記第1の差動回路の出力を増幅してゲイン制御
    信号として前記第1の可変ゲイン増幅器に出力する第1
    の増幅器とを具備し、 前記第2のAGC回路は、入力信号をゲイン制御信号に
    従い増幅する第2の可変ゲイン増幅器と、前記第2の可
    変ゲイン増幅器の出力をランドプリピットが出力される
    タイミングでホールドする第2のサンプルホールド回路
    と、前記第2のサンプルホールド回路の出力のエンベロ
    ープ波形を検出する第2のエンベロープ検出回路と、前
    記第2のエンベロープ検出回路のボトムレベルを検出す
    るボトム検波回路と、前記ボトム検波回路の出力電圧と
    基準電圧との差を出力する第2の差動回路と、前記第2
    の差動回路の出力を増幅してゲイン制御信号として前記
    第2の可変ゲイン増幅器に出力する第2の増幅器とを具
    備することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1のAGC回路と第2のAGC回
    路における各差動回路に加える基準電圧を同一とするこ
    とを特徴とする請求項2、3、又は4記載の光ディスク
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のAGC回路と第2のAGC回
    路における各差動回路に加える基準電圧を、前記第1の
    AGC回路と第2のAGC回路の入力信号の平均電圧と
    することを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 所定の周波数成分のウォブル信号でウォ
    ブリングしたデ−タ記録用トラックを有し、当該ウォブ
    ル信号とは所定の位相関係のランドプリピツトを形成し
    た光デイスクが装着される光ディスク装置であって、 前記光ディスクからの反射光を検出してトラックの接線
    方向で光学的に2分割するフォトディテクターと、 前記フォトディテクターからの2つの出力が入力され、
    その差分処理を行う第1のプッシュプル信号検出回路
    と、 前記フォトディテクターからの2つの出力が入力され、
    その差分処理を行う第2のプッシュプル信号検出回路
    と、 前記第1のプッシュプル信号検出回路の出力に基づいて
    ウォブル信号を検出するウォブル検出回路と、 前記第2のプッシュプル信号検出回路の出力に基づいて
    ランドプリピット信号を検出するプリピット検出回路
    と、 を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のプッシュプル信号検出回路
    は、前記フォトディテクターの出力振幅を同一とする2
    つのAGC回路と、前記2つのAGC回路の出力の差を
    検出する差動回路とを具備し、 前記第2のプッシュプル信号検出回路は、前記フォトデ
    ィテクターの出力がランドプリピット領域において同一
    になるようにゲイン制御された2つのAGC回路と、2
    つのAGC回路の出力の差を検出する差動回路とを具備
    することを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記各AGC回路は、入力信号をゲイン
    制御端子の出力に従い増幅する可変ゲイン増幅器と、可
    変ゲイン増幅器の出力をランドプリピットが出力される
    タイミングでホールドするサンプルホールド回路と、前
    記サンプルホールド回路の出力のエンベロープ波形を検
    出するエンベロープ検出回路と、前記エンベロープ検出
    回路の出力を平滑化するローパスフィルターと、前記ロ
    ーパスフィルターの出力電圧と基準電圧との差を出力す
    る差動回路と、前記差動回路の出力を増幅してゲイン制
    御信号として可変ゲイン増幅器に出力する増幅器と、を
    具備することを特徴とする請求項7又は8記載の光ディ
    スク装置。
  10. 【請求項10】 前記2つのAGC回路の一方は、入力
    信号をゲイン制御信号に従い増幅する第1の可変ゲイン
    増幅器と、前記第1の可変ゲイン増幅器の出力をランド
    プリピットが出力されるタイミングでホールドする第1
    のサンプルホールド回路と、前記第1のサンプルホール
    ド回路の出力のエンベロープ波形を検出する第1のエン
    ベロープ検出回路と、前記第1のエンベロープ検出回路
    のピークレベルを検出する前記ピーク検波回路と、前記
    ピーク検波回路の出力電圧と基準電圧との差を出力する
    第1の差動回路と、前記第1の差動回路の出力を増幅し
    てゲイン制御信号として前記第1の可変ゲイン増幅器に
    出力する第1の増幅器と具備し、 前記2つのAGC回路の他方は、入力信号をゲイン制御
    端子の出力に従い増幅する第2の可変ゲイン増幅器と、
    前記第2の可変ゲイン増幅器の出力をランドプリピット
    が出力されるタイミングでホールドする第2のサンプル
    ホールド回路と、前記第2のサンプルホールド回路の出
    力のエンベロープ波形を検出する第2のエンベロープ検
    出回路と、前記第2のエンベロープ検出回路のボトムレ
    ベルを検出するボトム検波回路と、前記ボトム検波回路
    の出力電圧と基準電圧との差を出力する第2の差動回路
    と、前記第2の差動回路の出力を増幅してゲイン制御信
    号として前記第2の可変ゲイン増幅器に出力する増幅器
    とを具備することを特徴とする請求項7又は8記載の光
    ディスク装置。
  11. 【請求項11】 所定の周波数成分のウォブル信号でウ
    オブリングしたデ−タ記録用トラックを有し、当該ウォ
    ブル信号とは所定の位相関係を有するランドプリピツト
    を形成した光デイスクが装着される光ディスク装置であ
    って、 光ディスクからの反射光を検出してトラックの接線方向
    で光学的に2分割するフォトディテクターと、 前記フォトディテクターの一方の出力の電圧レベルを出
    力目標とする第1のAGC回路と、 前記フォトディテクターの他方の出力の電圧レベルを出
    力目標とする第2のAGC回路と、 前記第1のAGC回路の出力と前記第2のAGC回路の
    出力との差を出力する差動回路と、 前記差動回路の出力に基づいてウォブル信号を検出する
    ウォブル検出回路と、 前記差動回路の出力に基づいてランドプリピット信号を
    検出するプリピット検出回路と、 を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のAGC回路及び前記第2の
    AGC回路における前記差動回路に加える基準電圧を同
    一とするよう構成されたことを特徴とする請求項11記
    載の光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のAGC回路及び前記第2の
    AGC回路における前記差動回路に加える基準電圧を、
    前記第1のAGC回路及び前記第2のAGC回路の各入
    力信号の平均電圧とすることを特徴とする請求項12記
    載の光ディスク装置。
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