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JP2002117407A - 動画像検索方法及びその装置 - Google Patents

動画像検索方法及びその装置

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Publication number
JP2002117407A
JP2002117407A JP2000309364A JP2000309364A JP2002117407A JP 2002117407 A JP2002117407 A JP 2002117407A JP 2000309364 A JP2000309364 A JP 2000309364A JP 2000309364 A JP2000309364 A JP 2000309364A JP 2002117407 A JP2002117407 A JP 2002117407A
Authority
JP
Japan
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feature amount
amount information
moving image
information
matching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000309364A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kodama
明 児玉
Tomoji Ikeda
朋二 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Satake Corp
Hiroshima University NUC
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
Satake Corp
Hiroshima University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd, Satake Corp, Hiroshima University NUC filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP2000309364A priority Critical patent/JP2002117407A/ja
Priority to US09/975,783 priority patent/US20020106127A1/en
Priority to FR0113077A priority patent/FR2815151A1/fr
Publication of JP2002117407A publication Critical patent/JP2002117407A/ja
Priority to US11/341,965 priority patent/US20060126942A1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/70Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of video data
    • G06F16/78Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • G06F16/783Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content
    • G06F16/7847Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content using low-level visual features of the video content
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    • GPHYSICS
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    • G06F16/70Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of video data
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  • Library & Information Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索処理時間の短縮化を図ることができる動
画像検索方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 動画像検索装置は、検索対象となる動画
像を時系列的に処理装置に入力する画像入力処理手段1
3と、画像入力処理手段13により入力された動画像の
信号から時間的に変動する特徴量情報を抽出する特徴量
抽出部16及び特徴量抽出部16によって抽出された特
徴量情報を特定の量子化幅により量子化する量子化処理
部17を含む特徴量算出手段14と、画像入力手段13
から入力された動画像の特徴量情報に対応した比較情報
としての特徴量情報を、予め記録されたデータベースか
ら抽出する比較情報選択手段15と、特徴量算出手段1
4内の量子化処理部17により求めた特徴量情報と比較
情報選択手段15により抽出された特徴量情報の比較
を、その量子化誤差を用いてマッチング処理を行うマッ
チング処理部18と、マッチング処理部18の結果を出
力する検索結果処理部19とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア情
報の利用環境において、動画像情報の検索を効率的に行
う動画像検索方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、計算機の高速化と大容量化を背景
にして、従来は扱えなかった映画やビデオなどの動画像
情報を対象にしたデータベースの構築が活発になってい
る。これに伴い、蓄積された大量の動画像の中から、所
望のシーンを効率よく選び出す検索技術の実用化が進め
られてきている。
【0003】このような所望のシーンを効率よく選び出
す検索技術としては、大きく分けて、動画像情報に予め
インデックスやキーワードを付与し、利用者が検索時に
計算機に対して言葉や条件式等を与えることで所望の動
画像を検索する方法と、画像の明るさや色などの信号を
キーとして利用することで動画像を検索する方法との2
種類がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
動画像情報に予めインデックスやキーワードを付与する
方法では、曖昧な記憶や情報しか持ち合わせていない利
用者にとっては、適切な条件設定を行うことが困難であ
り、利用者の持つ記憶や情報量、又は言語の表現方法等
によって検索結果が異なって表示されるという問題があ
る。
【0005】また、画像の明るさや色などの空間的な信
号をキーとして利用する方法では、動画像情報の方がテ
キスト情報や静止画情報と比較して情報量が多いため、
画像を表す信号をそのまま用いてマッチング(照合)を
行うと、情報量の多さからハードウェア負荷が大きくな
り、検索処理にかかる時間が増大するという問題があ
る。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、利用者の持つ
記憶や情報量、又は言語の表現方法等に依存しない検索
方法を実現するとともに、扱う情報量を低減して処理の
高速化を可能にする動画像検索方法及びその装置を提供
することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、連続する複数枚の画像からなる動画像
信号から、対象となる動画像を時系列的に処理装置に入
力し、該処理装置において、上記入力された動画像の信
号から時間的に変動する特徴量を抽出し、該抽出された
信号の時間的特徴量を特定の量子化幅で量子化して特徴
量情報を作成し、該特徴量情報と予めデータベース内に
記録してある動画像の特徴量情報とを量子化誤差を用い
てマッチングを行う、という技術的手段を講じた。
【0008】これにより、対象となる動画像を時系列に
処理装置に入力し、該処理装置では、入力された動画像
の信号から時間的に変動する特徴量を抽出する。そし
て、抽出された信号の時間的特徴量を特定の量子化幅で
量子化して特徴量情報を作成し、該特徴量情報と予めデ
ータベース内に記録してある動画像情報の量子化された
時間的特徴量とを量子化誤差を用いてマッチングを行う
のである。つまり、動画像情報はある特定のシーンにお
いて特徴量が時間的に連続しているが、激しく画像が変
化したり、シーンが変わると信号の値が大きく変化する
傾向があり、時間的に変動する特徴量を抽出することで
これらを検出することができるのである。そして、抽出
された信号の時間的特徴量を特定の量子化幅で量子化す
ることにより、波形の領域を有限個の小領域に分割し、
各小領域はその領域内の指定された値で代表されるの
で、扱うデータ量が少なくなり、ハードウエア負荷が大
きくなるという問題はなくなり、検索処理時間の短縮化
を図ることが可能となる。
【0009】また、連続する複数枚の画像からなる動画
像信号から、対象となる動画像を時系列的に処理装置に
入力する画像入力処理手段と、該画像入力処理手段によ
り入力された動画像の信号から時間的に変動する特徴量
を抽出する特徴量抽出部及び該特徴量抽出部から抽出さ
れた特徴量を特定の量子化幅により量子化する量子化処
理部を含む特徴量算出手段と、上記画像入力手段から入
力動画像に対応した比較情報を予め記録されたデータベ
ースから抽出する比較情報選択手段と、上記特徴量算出
手段内の量子化処理部により求めた特徴量情報及び上記
比較情報選択手段により抽出された特徴量情報の比較
を、その量子化誤差を用いて動画像のマッチングを行う
マッチング処理部と、該マッチング処理部の結果を出力
する検索結果処理部と、を備えたので、ハードウエア負
荷が大きくなるという問題がなくなり、検索処理時間の
短縮化を図ることができる動画像検索装置を提供するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の基本的原理を示すブ
ロック図であり、これに基づいて説明する。
【0011】動画像情報や音声情報など、時間的な軸を
有する情報(時系列的な情報)は、その時間的に推移す
る情報を波形データと見なして、大量に登録されている
情報の中から該波形データを用いてマッチングすること
で、入力情報が登録情報の中に存在しているか否かを判
定することが可能である。
【0012】そこで本発明は、動画像情報等から時間的
に推移する信号から特徴量を求め、この特徴量情報を特
定の量子化幅で量子化することにより高速なマッチング
判定を実現するものである。図1を参照すれば、検索要
求のあった動画像情報入力側Aとデータベース側Bの両
方ともに動画像情報を特徴量算出手段1,2にそれぞれ
入力して、その時間的変動する画像信号から特徴量を求
め、求めた特徴量のそれぞれを特定の量子化幅で量子化
する。そしてこれを特徴量情報としてマッチング処理手
段3に入力し、マッチングしてその結果を出力する。
【0013】ここで、動画像情報入力側Aの特徴量をF
、データベース側Bの特徴量をF とすると、両特徴
量のマッチング処理は式(1)で表される。
【数1】 式(1)のように、両特徴量情報を量子化誤差であるし
きい値Thによって判定することで、動画像情報や音声
情報等の時間的な変化量を有する情報を検索することが
可能となる。そこで、本発明ではこの時間的特徴量を効
果的に量子化することでマッチング処理で扱うデータ量
を低減し、高速な検索処理を実現することを可能とす
る。
【0014】次に、本発明の装置について具体的に説明
する。図2は、本発明を実現するためのシステム構成の
概略ブロック図の一例である。符号4はCRT等のカラ
ーディスプレイ装置であり、コンピュータ5の出力画面
を表示する。コンピュータ5に対する命令は、キーボー
ドやマウス等の入力装置6を使って行うことが可能であ
る。符号7の受信ラインには、利用者の端末装置(図示
せず)から送信された検索要求情報が送信されてくる。
【0015】検索要求情報を受信したコンピュータ5内
部では、入出力インターフェース8、メモリ10を介し
てCPU9において、メモリ10に格納されたプログラ
ムに従って、検索要求情報内に含まれる画像情報から、
時間的に変動する画像信号の特徴量を抽出し、特定の量
子化幅で量子化して特徴量情報を作成する。
【0016】コンピュータ5は外部記憶装置12に記録
されているデータベース内の特徴量情報を読み出し、入
力画像から作成された特徴量情報と量子化誤差を用いて
マッチングし検索結果を出力する。検索結果は必要に応
じて符号4のディスプレイ装置により表示されたり、入
出力インターフェース8を介して送信ライン11によっ
て検索要求を送信した利用者の端末装置(図示せず)に
返信される。ここで、コンピュータ5において、ネット
ワークを介さずに利用者端末内に記録されている画像情
報を検索する場合にも、入出力インターフェース8を介
することで、動画像の検索処理が可能である。
【0017】図3は、図2におけるCPU9内で処理さ
れる動画像検索過程のブロック図であり、この図に基づ
いて本発明の動画像検索方法を説明する。
【0018】まず、コンピュータ5において、CPU9
で処理される画像入力部13では、入出力インターフェ
ース8を介してメモリ10によって動画像情報を読み込
む。次に、読み込んだ動画像情報の信号から、時間的特
徴量を得るために、特徴量算出部14に入力するルート
Aと、該特徴量情報と照合するためのデータベース内に
記録されている特徴量情報を選択するために、比較情報
選択部15に入力するルートBとに分かれる。そして、
特徴量算出部14の特徴量抽出部16では、画像入力部
13からの画像情報を受けて、入力画像の特徴量となる
明るさや色などの信号を抽出する。
【0019】特徴量抽出部16により抽出された情報
は、量子化処理部17に入力され、該量子化処理部17
では特定の量子化幅によって特徴量を量子化し、該特徴
量を有限個の小領域に分割し、その領域内の情報を指定
された値で代表する。これにより、マッチング処理に利
用可能な特徴量情報が作成され、次のマッチング処理部
18に入力される。
【0020】一方、比較情報選択部15では、画像入力
部13に入力された画像情報に応じて、それに対応した
比較情報となる特徴量情報をデータベース側Bから選択
し、これをマッチング処理部18に入力する。そして、
マッチング処理部18では、入力側Aとデータベース側
Bとの特徴量情報を受け取り、両特徴量情報のマッチン
グ処理を行う。その処理結果は検索結果出力部19に出
力され、これにより検索結果を出力する。
【0021】次に、本発明の要部となる量子化処理部1
7について図4により詳細に説明する。
【0022】図4は動画像情報の明るさや色などの画像
信号の特徴量を時間方向の変化量で表したものである。
このように、動画像情報はある特定のシーンにおいて特
徴量が時間的に連続しているが、激しく画像が変化した
り、シーンが変わるなどの場合は、特徴量の値が大きく
変化する傾向がある。このように、時間的に変動する画
像信号の特徴量を利用し、量子化幅Tによりその変動幅
を量子化し、時間方向の長さLの区間において特徴量の
代表値Aを決定する。ここで、Aは区間Lの始点でも終
点でも、また、区間内の特徴の平均値を用いてもよい。
あるいは、量子化区間のピーク、分布の中心など、線形
又は非線形な分割を行ってもよく、均等又は重み付けな
ど様々な量子化を行うことが可能である。
【0023】また、本発明では、動画像情報の明るさや
色などの時間的に変動する信号を利用するので、コンピ
ュータ処理によって扱うことの可能な色空間において、
また、どのような画像サイズにおいても利用可能な方法
であることが特徴である。
【0024】次に、本発明の検索方法の処理手順を図5
のフローチャートに従って説明する。
【0025】ステップ101からステップ105におい
ては動画像情報入力側Aの特徴量情報算出の処理手順で
あり、ステップ106からステップ110においてはデ
ータベース側Bの特徴量情報算出の処理手順である。ス
テップ101では入力された動画像情報を取得し、ステ
ップ102ではマッチングに用いる動画像情報の特徴量
を算出し、ステップ103では量子化幅Tによって算出
した特徴量情報を量子化する。さらに、ステップ104
では量子化した区間Lを抽出し、ステップ105では
量子化区間Lの代表値Aを抽出する。一方、データ
ベース側Bも同様の処理を行い、ステップ110におい
て量子化区間Lの代表値Aを抽出する。このとき、
データベース側の特徴量の算出は処理効率を考慮して予
め算出しておくことも可能である。
【0026】さらに、ステップ111では入力側Aとデ
ータベース側Bの量子化区間LとLを選択し、ステ
ップ112ではLとLが(1)式を満たすか否かを
判定する。このとき、Yesの場合はステップ113の
処理へ移り、AとAが(1)式を満たすか否かを判
定する。Noの場合はステップ116の処理に移り、マ
ッチングの終了判定を行う。
【0027】そして、ステップ113では両方の量子化
区間の代表値AとAを選択し、ステップ114では
とAが(1)式を満たすか否かを判定する。この
とき、Yesの場合はステップ115の処理へ移りマッ
チングの結果を出力し、Noの場合はステップ117の
処理へ移りマッチングの終了判定を行う。
【0028】また、ステップ115ではマッチングの結
果を出力し、ステップ116では、次のLが存在する
か否かを判定する。Yesの場合はステップ111の処
理に移り次のLを選択してマッチング処理を継続し、
Noの場合はステップ115に移りマッチング結果を出
力する。ステップ117では、次のLが存在するか否
かを判定する。Yesの場合はステップ111の処理に
移り次のLを選択してマッチング処理を継続し、No
の場合はステップ115に移りマッチング結果を出力す
る。
【0029】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図6は本発明の動画像検索装置の一実施例
を示す概略ブロック図である。この実施例ではカメラ2
0、ビデオ21、外部記憶媒体22などを用いて動画像
情報を検索処理装置24に入力する。ここで入力装置は
動画像情報を扱うことのできる機器であれば特に限定す
る必要はなく、入力インターフェース23を介すること
で、ネットワークを利用した入力も可能である。入力さ
れた動画像情報は本発明方法により時間的な特徴量を量
子化し、効率的なマッチングを行って、その検索結果か
ら必要な情報をデータベース25より抽出し、出力イン
ターフェース26を介して表示装置27、外部記憶媒体
28などの出力装置によって利用者に検索処理結果を提
供する。ここでも出力インターフェース26を介するこ
とで、ネットワークを利用した検索結果の提供も可能で
ある。
【0030】動画像情報の時間的特徴量は、動画像情報
の色、輝度及びその平均値や分散値又は分散情報等どの
ような数値画素データから抽出された情報でも利用可能
であるが、本実施例では図7に示すように、動画像情報
の時間的変動パラメータとして輝度信号の平均値を利用
する。図7を参照すれば、入力された動画像情報から各
フレーム内の輝度値を求め、この輝度値からフレームの
平均値を算出する。そしてこれを量子化することで量子
化区間と量子化区間内の代表値を算出する。輝度値の平
均値を用いた時間的特徴量において、量子化幅Tで量子
化するとその時間的変動は図8に示すような形状を示
す。図8では入力された動画像情報の量子化区間L
らLと、量子化区間の代表値AからAを用いてマ
ッチングを行うこととする。
【0031】ここで扱う画像の輝度値を8ビット精度と
すると、入力画像フレームサイズが縦x、横yのとき、
各画素の輝度値はaxyと表すことができる。そして、
1フレーム内の輝度値の平均値は次の式(2)で表すこ
とができる。
【数2】
【0032】各フレーム毎に平均値を求め、これらを量
子化幅Tで量子化することで特徴量情報を作成する。こ
の特徴量情報には図8の量子化区間LからLや、各
量子化区間の代表値AからAといった情報が記録さ
れる。同様にしてデータベース側の特徴量情報も作成し
ていき、各値を比較していく。つまり、入力側とデータ
ベース側の量子化区間LとLや、同様に入力側とデ
ータベース側の量子化区間代表値AとAとを以下に
示す式を用いて判定していく。
【数3】
【数4】
【0033】次に、本実施例の処理手順を図9のフロー
チャートを用いて説明する。
【0034】ステップ201からステップ206におい
ては動画像情報入力側Aの特徴量情報算出の処理手順で
あり、ステップ207からステップ210においてはデ
ータベース側Bの特徴量情報算出の処理手順である。ス
テップ201では入力された動画像情報を取得し、ステ
ップ202では動画像情報の輝度値を抽出し、ステップ
203では抽出した輝度値から平均値を算出し、ステッ
プ204ではステップ203で求めた輝度値の平均値の
量子化を行う。さらに、ステップ205では量子化区間
からLの値を取得し、ステップ206では量子化
区間LからL に対応する代表値AからAの値を
取得する。一方、データベース側Bも同様の処理を行
い、ステップ207ではデータベース側の動画像情報を
取得し、ステップ208では動画像情報の輝度値を抽出
し、ステップ209では抽出した輝度値から平均値を算
出し、ステップ210ではステップ209で求めた輝度
平均値の量子化を行う。ただし、データベース側のここ
までのステップにおいて、処理効率を考慮して予め特徴
量情報を算出するという処理を行っておくことも可能で
ある。
【0035】さらに、ステップ211ではデータベース
側Bの量子化区間Lを選択し、ステップ212ではL
とLが式(3)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ213の処理へ移り、L
d+1を選択し、Noの場合はステップ236の処理に
移り、マッチングの終了判定を行う。
【0036】そして、ステップ213ではデータベース
側Bの量子化区間Ld+1を選択し、ステップ214で
はLとLd+1が式(3)を満たすか否かを判定す
る。このとき、Yesの場合はステップ215の処理に
移りLd+2を選択し、Noの場合はステップ237の
処理に移りマッチングの終了判定を行う。
【0037】ステップ215ではデータベース側Bの量
子化区間Ld+2を選択し、ステップ216ではL
d+2が式(3)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ217の処理に移りL
d+3を選択し、Noの場合はステップ238の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0038】ステップ217ではデータベース側Bの量
子化区間Ld+3を選択し、ステップ218ではL
d+3が式(3)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ219の処理に移りL
d+4を選択し、Noの場合はステップ239の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0039】ステップ219ではデータベース側Bの量
子化区間Ld+4を選択し、ステップ220ではL
d+4が式(3)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ221の処理に移りL
d+5を選択し、Noの場合はステップ240の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0040】ステップ221ではデータベース側Bの量
子化区間Ld+5を選択し、ステップ222ではL
d+5が式(3)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ223の処理に移り量子化
区間Lの代表値Aを選択し、Noの場合はステップ
241の処理に移りマッチングの終了判定を行う。
【0041】ステップ223はデータベース側Bの量子
化区間Lの代表値Aを選択し、ステップ224では
とAが式(4)を満たすか否かを判定する。この
とき、Yesの場合はステップ225の処理に移りA
d+1を選択し、Noの場合はステップ242の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0042】ステップ225ではデータベース側Bの代
表値Ad+1を選択し、ステップ226ではAとA
d+1が式(4)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ227の処理に移りA
d+2を選択し、Noの場合はステップ243の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0043】ステップ227ではデータベース側Bの代
表値Ad+2を選択し、ステップ228ではAとA
d+2が式(4)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ229の処理に移りA
d+3を選択し、Noの場合はステップ244の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0044】ステップ229ではデータベース側Bの代
表値Ad+3を選択し、ステップ230ではAとA
d+3が式(4)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ231の処理に移りA
d+4を選択し、Noの場合はステップ245の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0045】ステップ231ではデータベース側Bの代
表値Ad+4を選択し、ステップ232ではAとA
d+4が式(4)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ233の処理に移りA
d+5を選択し、Noの場合はステップ246の処理に
移りマッチングの終了判定を行う。
【0046】ステップ233ではデータベース側Bの代
表値Ad+5を選択し、ステップ234ではAとA
d+5が式(4)を満たすか否かを判定する。このと
き、Yesの場合はステップ235の処理に移りマッチ
ングの結果を出力し、Noの場合はステップ247の処
理に移りマッチングの終了判定を行う。
【0047】ステップ235では判定式を満たしている
か否かというマッチング結果を出力する。
【0048】ステップ236からステップ241におい
ては、次の量子化区間L、Ld+ 、Ld+2、L
d+3、Ld+4又はLd+5が存在するか否かを判定
する。このとき、Yesの場合はステップ211の処理
に移り次の量子化区間Lでマッチング処理を継続し、
Noの場合はステップ235の処理に移りマッチング結
果を出力する。
【0049】ステップ242からステップ247におい
ては、次の代表値A、Ad+1、Ad+2
d+3、Ad+4、Ad+5が存在するか否かを判定
する。このとき、Yesの場合はステップ211の処理
に移り次の量子化区間Lでマッチング処理を継続し、
Noの場合はステップ235の処理に移りマッチング結
果を出力する。
【0050】以上のように、量子化区間の長さをパター
ンとしたマッチングを行うことで、高速な検索が実現で
きる。同様に代表値をパターンとしたマッチングでも検
索が可能である。ここで、前述したように入力側とデー
タベース側の各特徴量情報のマッチングにおいて、すべ
てのステップを行う必要はなく、途中までのマッチング
結果を用いるなど、状況に応じて処理を制御することも
可能である。さらに、量子化区間と代表値を組み合わせ
たマッチング、また、最も量子化区間が大きいところと
いった部分的組み合わせをパターンとしたマッチングも
可能である。本発明では、量子化幅Tと量子化区間長
L、そして、各量子化区間の代表値Aについてその変化
幅を持たせることにより、検索処理として与えられる入
力画像の画像サイズがデータベース側とは異なっていた
り、画像データの情報量を低減するために用いられる画
像圧縮技術において,その情報量を決定する一因子であ
る符号化レートが異なっているような動画像情報であっ
ても検索が可能となる。
【0051】
【実施例2】次に、実施例1とは異なる実施例を説明す
る。本実施例では動画像情報の時間的特徴量として、動
画像情報のフレーム前後間の輝度信号の振幅の分布、言
い換えると輝度信号の頻度分布を用い、その相関を利用
している。図10は輝度値分布から算出した相関値を特
徴量情報に用いた一実施例を示すブロック図である。図
10を参照すれば、まず、入力された動画像情報から輝
度値を算出し、その振幅の分布を求め、フレーム前後間
においてこの分布情報から相関値を算出し、この相関値
を量子化することで量子化区間と量子化区間内の代表値
を算出するのである。図11は輝度値分布から算出した
相関値を時間的特徴量として量子化した図であり、入力
動画像の特徴量情報は相関値の量子化であるために、量
子化幅Tで量子化するとその時間的変動は図11に示す
ような形状を示す。図11では入力された動画像情報の
量子化区間の中で最大の区間Lと、その一つ前側の量
子化区間Lと、その一つ後側の量子化区間Lと、両
量子化区間の代表値Aと、Aとを用いてマッチング
を行うこととする。
【0052】ここで扱う画像の輝度値を8ビット精度と
すると、入力された画像のフレームにおける輝度値の頻
度分布を求め、次に、各フレームにおいて求めた頻度分
布を用いてフレーム前後間で相関値を求める。
【0053】つまり、i番目のフレームの頻度分布を
α、i+1番目のフレームの頻度分布をβとすると、相
関値Cは次式で求める。
【数5】 このように、フレーム前後間で算出した相関値Cを量子
化幅Tで量子化することで特徴量情報を作成する。この
特徴量情報には図11の量子化区間LからL 11や、
各量子化区間の代表値AからA11といった情報が記
録される。同様にしてデータベース側の特徴量情報も作
成していき、各値を比較していく。つまり、入力側とデ
ータベース側の量子化区間LとLと、同様に入力側
とデータベース側の量子化区間代表値AとAとを以
下に示す式を用いて判定していく。
【数6】
【数7】
【0054】次に、本実施例の処理手順を図12のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0055】ステップ301からステップ310におい
ては動画像情報入力側Aの特徴量情報算出の処理手順で
あり、ステップ311からステップ315においてはデ
ータベース側Bの特徴量情報算出の処理手順である。ス
テップ301では入力された動画像情報を取得し、ステ
ップ302では動画像情報の輝度値を算出し、ステップ
303ではステップ302で求めた輝度値より分布情報
を算出し、さらに、ステップ304ではフレーム前後間
で輝度分布の相関値を算出する。ステップ305ではス
テップ304で求めた相関値の量子化を行う。
【0056】そして、ステップ306では量子化区間の
中で最大の大きさを持つLを選択し、ステップ307
では量子化区間Lの前側にある量子化区間Lを選択
し、ステップ308では量子化区間Lの後側にある量
子化区間Lを選択する。次に、ステップ309では量
子化区間Lの代表値Aを選択し、ステップ310で
は量子化区間Lの代表値Aを選択する。
【0057】一方、ステップ311ではデータベース側
の動画像情報を取得し、ステップ312では動画像情報
の輝度値を算出する。そして、ステップ313ではステ
ップ312で求めた輝度値より分布情報を算出する。さ
らに、ステップ314ではフレーム前後間で輝度分布の
相関値を算出する。ステップ315ではステップ314
で求めた相関値の量子化を行う。ただし、データベース
側のここまでのステップにおいて、処理効率を考慮して
予め特徴量情報を算出するという処理を行っておくこと
も可能である。
【0058】ステップ316ではデータベース側の量子
化区間Lを選択し、ステップ317ではLとL
式(6)を満たすか否かを判定する。Yesの場合に
は、ステップ318の処理に移りLd−1を選択し、N
oの場合にはステップ327の処理に移り、マッチング
の終了判定を行う。
【0059】ステップ318ではデータベース側の量子
化区間Ld−1を選択し、ステップ319ではLとL
d−1が式(6)を満たすか否かを判定する。Yesの
場合には、ステップ320の処理に移りLd+1を選択
し、Noの場合にはステップ328の処理に移り、マッ
チングの終了判定を行う。
【0060】ステップ320ではデータベース側の量子
化区間Ld+1を選択し、ステップ321ではLとL
d+1が式(6)を満たすか否かを判定する。Yesの
場合には、ステップ322の処理に移りLd−1の代表
値Ad−1を選択し、Noの場合にはステップ329の
処理に移り、マッチングの終了判定を行う。
【0061】ステップ322ではデータベース側の量子
化区間Ld−1の代表値Ad−1を選択し、ステップ3
23ではAとAd−1が式(7)を満たすか否かを判
定する。Yesの場合には、ステップ324の処理に移
りLd+1の代表値Ad+1を選択し、Noの場合には
ステップ330の処理に移り、マッチングの終了判定を
行う。
【0062】ステップ324ではデータベース側の量子
化区間Ld+1の代表値Ad+1を選択し、ステップ3
25ではAとAd+1が式(7)を満たすか否かを判
定する。Yesの場合には、ステップ326の処理に移
りマッチングの結果を出力し、Noの場合にはステップ
331の処理に移り、マッチングの終了判定を行う。
【0063】ステップ326ではマッチングの処理結果
から該当するデータをデータベース中から抽出しこれを
出力する。
【0064】ステップ327からステップ329までの
処理は、次の量子化区間L、L −1又はLd+1
存在するか否かを判定し、Yesの場合はステップ31
6の処理に移り次のLでマッチング処理を継続し、N
oの場合はステップ326に移り判定式を満たしている
か否かというマッチング結果を出力する。
【0065】ステップ330からステップ331までの
処理は、次の代表値Ad−1又はA d+1が存在するか
否かを判定し、Yesの場合はステップ316の処理に
移り次のLでマッチング処理を継続し、Noの場合は
ステップ326に移りマッチング結果を出力する。
【0066】以上のように、本実施例においても量子化
幅Tと量子化区間長L、そして、各量子化区間の代表値
Aについてその変化幅を持たせることにより、検索処理
として与えられる入力画像の画像サイズがデータベース
側とは異なっていたり、画像データの情報量を低減する
ために用いられる画像圧縮技術において,その情報量を
決定する一因子である符号化レートが異なっているよう
な動画像情報であっても検索が可能となる。また、前述
したように入力側とデータベース側の各特徴量情報のマ
ッチングにおいて、すべてのステップを行う必要はな
く、途中までのマッチング結果を用いるなど、状況に応
じて処理を制御することも可能である。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、請求項1、
2、11、12に係る構成を採用することにより、入力
に用いるデータ量が少なくなるため、ハードウエア負荷
が大きくなるという問題がなくなり、検索処理時間の短
縮化を図ることができるという特有の効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における基本的原理を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施例を実現するためのハードウェア
の構成図である。
【図3】図2におけるCPU内で処理される動画像検索
過程のブロック図である。
【図4】入力側の動画像の特徴量を抽出して、これを量
子化する際の模式図である。
【図5】本発明の検索方法の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の動画像検索装置の一実施例を示す概略
ブロック図である。
【図7】輝度情報を特徴量情報の算出に用いた一実施例
を示すブロック図である。
【図8】輝度値を用いた時間的特徴量の量子化を示す図
である。
【図9】本発明の一実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】輝度値分布から算出した相関値を特徴量情報
に用いた一実施例を示すブロック図である。
【図11】輝度値分布から算出した相関値を時間的特徴
量として量子化した図である。
【図12】本発明の一実施例の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 特徴量算出手段 2 特徴量算出手段 3 マッチング処理手段 4 カラーディスプレイ装置 5 コンピュータ 6 入力装置 7 受信ライン 8 入出力インターフェース 9 CPU 10 メモリ 11 送信ライン 12 外部情報記憶装置 13 画像入力部 14 特徴量算出部 15 比較情報選択部 16 特徴量抽出部 17 量子化処理部 18 マッチング処理部 19 検索結果出力部 20 カメラ 21 ビデオ 22 外部記憶媒体 23 入力インターフェース 24 検索処理装置 25 データベース 26 出力インターフェース 27 表示装置 28 外部記憶媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 ND12 NK10 NK14 NK24 NR02 NR12 PP03 PP10 PP12 PP30 PQ02 PQ13 UU40 5L096 AA02 AA06 BA20 FA32 FA34 FA37 HA02 JA03 JA11

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索対象となる動画像信号を時系列的に
    処理装置に入力する過程と、上記入力された動画像の信
    号から時間的に変動する、ある特徴量情報を抽出する過
    程と、上記抽出された信号の時間的特徴量を特定の量子
    化幅で量子化した特徴量情報を作成する過程と、該特徴
    量情報に対応した比較のための特徴量情報を、予め記録
    されているデータベースから抽出する過程と、上記両特
    徴量情報を量子化誤差を用いて判定式によって照合 (以
    下、マッチングと呼ぶ) する過程と、を備えたことを特
    徴とする動画像検索方法。
  2. 【請求項2】 検索対象となる動画像を時系列的に処理
    装置に入力する過程と、上記入力された動画像の信号か
    ら時間的に変動する、ある特徴量情報を抽出する過程
    と、上記抽出された信号の時間的特徴量を特定の量子化
    幅で量子化した特徴量情報を作成する過程と、該特徴量
    情報をある決まった尺度で分類(以下、グループ化と呼
    ぶ)して新たに特徴量情報を作成する過程と、該特徴量
    情報に対応した比較のための特徴量情報を、予め記録さ
    れているデータベースから抽出する過程と、上記両グル
    ープ化された特徴量情報を、グループ化による誤差を用
    いてマッチング処理する過程と、を備えたことを特徴と
    する動画像検索方法。
  3. 【請求項3】 動画像の信号から抽出する特徴量情報と
    して、輝度、明度、彩度、色空間、またこれらの頻度分
    布などから明るさや色といった数値画素データを用いる
    過程を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の動画像検索方法。
  4. 【請求項4】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッチ
    ングする際に、特徴量算出過程を必要に応じて終了させ
    る過程と、それまでのマッチング結果を出力する過程を
    備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    動画像検索方法。
  5. 【請求項5】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッチ
    ングする際に、少なくとも一つの量子化区間長の値を利
    用してマッチングを行う過程を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の動画像検索方法。
  6. 【請求項6】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッチ
    ングする際に、少なくとも一つの量子化区間の代表値を
    利用してマッチングを行う過程を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の動画像検索方法。
  7. 【請求項7】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッチ
    ングする際に、少なくとも一つの量子化区間長の値と少
    なくとも一つの量子化区間の代表値を利用してマッチン
    グを行う過程を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の動画像検索方法。
  8. 【請求項8】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッチ
    ングする際に、一つ以上の量子化区間長の値と一つ以上
    の量子化区間の代表値から、平均や分散などの代表値を
    利用したグループ化を行って特徴量情報を作成する過程
    と、該特徴量情報を利用してマッチングを行う過程を備
    えたことを特徴とする請求項2に記載の動画像検索方
    法。
  9. 【請求項9】 動画像情報に付随の同期音声情報におけ
    る数値データを用いることで、動画像信号と同様の処理
    により音声信号を用いた検索を特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の動画像検索方法。
  10. 【請求項10】 動画像情報に付随の同期音声情報を対
    象として、量子化誤差を用いて特徴量情報をマッチング
    する際に、特徴量算出過程を必要に応じて終了する過程
    と、それまでのマッチング結果を出力する過程を備えた
    ことを特徴とする請求項9に記載の動画像検索方法。
  11. 【請求項11】 検索対象となる動画像を時系列的に処
    理装置に入力する画像入力処理手段と、 上記画像入力処理手段により入力された動画像の信号か
    ら時間的に変動する、ある特徴量情報を抽出する特徴量
    抽出部と、該特徴量抽出部によって抽出された特徴量情
    報を特定の量子化幅により量子化し、新たな特徴量情報
    を求める量子化処理部とを含む特徴量算出手段と、 上記画像入力手段から入力された動画像に対応した比較
    のための特徴量情報を、予め記録されたデータベースか
    ら抽出する比較情報選択手段と、 上記特徴量算出手段により求めた特徴量情報と、上記比
    較情報選択手段により抽出された特徴量情報との比較
    を、その量子化誤差を用いて判定式によってマッチング
    処理を行うマッチング処理部と、 上記マッチング処理部の結果を出力する検索結果処理部
    と、 を備えたことを特徴とする動画像検索装置。
  12. 【請求項12】 検索対象となる動画像を時系列的に処
    理装置に入力する画像入力処理手段と、 上記画像入力処理手段により入力された動画像の信号か
    ら時間的に変動する、ある特徴量情報を抽出する特徴量
    抽出部と、該特徴量抽出部によって抽出された特徴量情
    報を特定の量子化幅により量子化し、新たな特徴量情報
    を求める量子化処理部と、さらに該特徴量情報をグルー
    プ化して新たに特徴量情報を作成する手段を含む特徴量
    算出手段と、 上記画像入力手段から入力された動画像に対応した比較
    のための特徴量情報を、予め記録されたデータベースか
    ら抽出する比較情報選択手段と、 上記特徴量算出手段により求めた特徴量情報と、上記比
    較情報選択手段により抽出された特徴量情報との比較
    を、その量子化誤差を用いて判定式によってマッチング
    処理を行うマッチング処理部と、 上記マッチング処理部の結果を出力する検索結果処理部
    と、 を備えたことを特徴とする動画像検索装置。
  13. 【請求項13】 動画像の信号から抽出する特徴量情報
    として、輝度、明度、彩度、色空間、またこれらの頻度
    分布などから明るさや色といった数値画素データを用い
    る手段を備えたことを特徴とする請求項11又は請求項
    12に記載の動画像検索装置。
  14. 【請求項14】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッ
    チングするマッチング処理部が、特徴量算出手段を必要
    に応じて終了させる手段と、それまでのマッチング結果
    を出力する手段を備えたことを特徴とする請求項11又
    は請求項12に記載の動画像検索装置。
  15. 【請求項15】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッ
    チングする際に、特徴量算出手段を必要に応じて終了さ
    せる手段と、それまでのマッチング結果を出力する手段
    を備えたことを特徴とする請求項11又は請求項12に
    記載の動画像検索装置。
  16. 【請求項16】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッ
    チングする際に、少なくとも一つの量子化区間長の値を
    利用してマッチングを行う手段を備えたことを特徴とす
    る請求項11に記載の動画像検索装置。
  17. 【請求項17】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッ
    チングする際に、少なくとも一つの量子化区間の代表値
    を利用してマッチングを行う手段を備えたことを特徴と
    する請求項11に記載の動画像検索装置。
  18. 【請求項18】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッ
    チングする際に、少なくとも一つの量子化区間長の値と
    少なくとも一つの量子化区間の代表値を利用してマッチ
    ングを行う手段を備えたことを特徴とする請求項11に
    記載の動画像検索装置。
  19. 【請求項19】 量子化誤差を用いて特徴量情報をマッ
    チングする際に、一つ以上の量子化区長の間値と一つ以
    上の量子化区間の代表値から、平均や分散などの代表値
    を利用したグループ化を行って特徴量情報を作成する手
    段と、該特徴量情報を利用してマッチングを行う手段を
    備えたことを特徴とする請求項12に記載の動画像検索
    装置。
  20. 【請求項20】 動画像情報に付随の同期音声情報にお
    ける数値データを用いることで、動画像信号と同様の処
    理により音声信号を用いた検索を特徴とする請求項11
    又は請求項12に記載の動画像検索装置。
  21. 【請求項21】 動画像情報に付随の同期音声情報を対
    象として、量子化誤差を用いて特徴量情報をマッチング
    する際に、特徴量算出手段を必要に応じて終了する手段
    と、それまでのマッチング結果を出力する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項20に記載の動画像検索装置。
  22. 【請求項22】 特徴量算出手段を他の計算機に分散さ
    せ、画像入力処理機能に加えて、画像信号と特徴量情報
    とを判別し、該画像信号から特徴量情報を算出するか、
    該特徴量情報を用いてマッチングを行う手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項11に記載の動画像検索装置。
  23. 【請求項23】 特徴量算出手段を他の計算機に分散さ
    せ、画像入力処理機能に加えて、画像信号と特徴量情報
    とを判別し、該画像信号から特徴量情報を算出するか、
    該特徴量情報をグループ化して新たな特徴量情報を作成
    して、グループ化による誤差を用いてマッチングを行う
    手段を備えたことを特徴とする請求項12に記載の動画
    像検索装置。
  24. 【請求項24】 画像入力処理手段により入力された動
    画像の信号から時間的に変動する特徴量情報を抽出する
    特徴量抽出部を他の計算機に分散させ、画像入力処理機
    能に加えて、画像信号と特徴量抽出部により抽出された
    特徴量情報とを判別し、該画像信号から特徴量情報を算
    出するか、該特徴量情報を特定の量子化幅により量子化
    する量子化処理部によって特徴量情報を算出し、該特徴
    量情報を用いてマッチングを行う手段を備えたことを特
    徴とする請求項11に記載の動画像検索装置。
  25. 【請求項25】 画像入力処理手段により入力された動
    画像の信号から時間的に変動する特徴量情報を抽出する
    特徴量抽出部を他の計算機に分散させ、画像入力処理機
    能に加えて、画像信号と特徴量抽出部により抽出された
    特徴量情報とを判別し、該画像信号から特徴量情報を算
    出するか、該特徴量情報を特定の量子化幅により量子化
    する量子化処理部によって特徴量情報を算出し、該特徴
    量情報グループ化して新たな特徴量情報を作成して、グ
    ループ化による誤差を用いてマッチングを行う手段を備
    えたことを特徴とする請求項12に記載の動画像検索装
    置。
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