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JP2002117376A - 著作権情報照会装置 - Google Patents

著作権情報照会装置

Info

Publication number
JP2002117376A
JP2002117376A JP2000305302A JP2000305302A JP2002117376A JP 2002117376 A JP2002117376 A JP 2002117376A JP 2000305302 A JP2000305302 A JP 2000305302A JP 2000305302 A JP2000305302 A JP 2000305302A JP 2002117376 A JP2002117376 A JP 2002117376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
application program
card
copyright information
inquiry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000305302A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Takayama
明久 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000305302A priority Critical patent/JP2002117376A/ja
Priority to US09/790,693 priority patent/US20020040349A1/en
Priority to FR0104705A priority patent/FR2814826B1/fr
Publication of JP2002117376A publication Critical patent/JP2002117376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードに格納されたプログラムの著作権
情報を外部から照会すること。 【解決手段】 ICカード50の外部に設けられた端末
装置10を備え、端末装置10の制御部11は、ICカ
ードリーダ/ライタ40を介して、ICカード50に格
納された第1のアプリケーションプログラム521 、第
2のアプリケーションプログラム522 からアプリケー
ションプログラムを指定し、このアプリケーションプロ
グラムの著作権情報を照会する著作権照会処理部56を
起動させた後、当該著作権情報を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC(Integrated
Circuit)カード等で実行されるアプリケーションプロ
グラムの著作権情報の照会に用いられる著作権情報照会
装置に関するものである。
【0002】近時、アプリケーションプログラムを実行
するICを備えたICカードが各方面で用いられつつあ
る。ICカードの用途としては、電子マネーカード、ク
レジットカード、IDカード、自治体カード等が挙げら
れる。このように、ICカードの用途が広がっているこ
とから、上記アプリケーションプログラムの著作権保護
の重要性が高まっている。
【0003】
【従来の技術】従来のICカードにおいては、アプリケ
ーションプログラムを格納するメモリ領域が設けられて
おり、不正コピーを防止する目的で、外部端末からプロ
グラムコードを参照することができないようになってい
る。また、従来のICカードにおいては、セキュリティ
維持を目的として、アプリケーションプログラムをメモ
リ領域に格納した後、外部端末からのアクセスにより当
該アプリケーションプログラムの著作権情報を照会でき
ないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、従来のICカードにおいては、セキュリティ維持
を目的として、メモリ領域に格納されているアプリケー
ションプログラムの著作権情報を外部端末から照会でき
ない旨を述べた。
【0005】しかしながら、正規のルートで作成された
アプリケーションプログラムを第三者が不正に外部に持
ち出した場合に問題が生じる。すなわち、第三者により
不正に持ち出されたアプリケーションプログラムが、他
のICカードのメモリ領域に不正に格納された場合に
は、この不正なICカードが販売、使用されても、著作
権情報を照会できないため、このようなる不正行為を摘
発することが非常に困難であり、著作権保護の観点から
好ましくない。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
ICカードに格納されたプログラムの著作権情報を外部
から照会することができる著作権情報照会装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、通信手段を介して、ICカードに格納さ
れたプログラムを指定するプログラム指定手段と、前記
ICカードに設けられ前記プログラム指定手段により指
定されたプログラムの著作権情報を照会する著作権情報
照会手段を起動させる起動手段と、前記著作権情報照会
手段により照会された著作権情報を受信する受信手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、プログラム指定手段に
より、ICカードに格納されたプログラムを指定し、著
作権情報照会手段を起動させるようにしたので、外部か
ら当該プログラムの著作権情報を照会することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる著作権情報照会装置の実施の形態1〜8について詳
細に説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は、本発明にかかる
実施の形態1の構成を示すブロック図である。この図に
おいて、端末装置10は、ICカードリーダ/ライタ4
0を介して、ICカード50の各部と通信を行い、IC
カード50内に格納されたアプリケーションプログラム
の著作権情報を照会する著作権情報照会装置である。端
末装置10において、制御部11は、各部を制御するも
のであり、この制御部11の動作の詳細については後述
する。
【0011】通信制御部12は、外部(この場合、IC
カード50)との間で所定の通信プロトコルに従って通
信を制御する。入出力インタフェース13は、制御部1
1と出力装置20、入力装置30および記憶装置35と
の間のインタフェースをとる。出力装置20は、ディス
プレイ、プリンタ等である。入力装置30は、キーボー
ド、マウス等である。記憶装置35は、各種データを記
憶する。
【0012】ICカードリーダ/ライタ40は、ICカ
ード50内の情報をリードする機能と、ICカード50
に情報をライトする機能とを備えている。ICカード5
0は、アプリケーションプログラムを実行するIC(図
示略)を備えたカードである。このICカード50にお
いて、通信制御部51は、外部(この場合、端末装置1
0)との間で所定の通信プロトコルに従って通信を制御
する。このICカード50には、ICにより実行される
第1のアプリケーションプログラム521 および522
が格納されている。
【0013】第1のアプリケーションプログラム521
において、著作権情報格納部53は、図2(a)に示し
たように、第1のアプリケーションプログラム521
著作権情報を格納する。この著作権情報としては、「会
社名」、「プログラム名」、「製品バージョン」、「製
品名」、「作成日付」および「国名」がある。図1に戻
り、プログラムコード格納部54は、第1のアプリケー
ションプログラム52 1 のプログラムコードを格納す
る。第2のアプリケーションプログラム522 は、第1
のアプリケーションプログラム521 と同様の構成とさ
れている。
【0014】カードステータス格納部55は、カードス
テータスを格納する。具体的には、図2(b)に示した
ように、「著作権照会フラグ」、「動作中アプリケーシ
ョンプログラム識別情報」、「動作中アプリケーション
プログラムステータス」、「第1の制御情報」および
「第2の制御情報」というフィールドを備えている。
【0015】「著作権照会フラグ」は、ICカード50
内で著作権情報の照会処理(以下、著作権照会処理とい
う)を行うか否かを制御するためのフラグである。著作
権照会処理を行う場合には、「著作権照会フラグ」に0
が設定される。一方、著作権照会処理を行わない場合に
は、「著作権照会フラグ」に1が設定される。
【0016】「動作中アプリケーションプログラム識別
情報」は、ICカード50内において動作しているアプ
リケーションプログラムを識別するための情報である。
第1のアプリケーションプログラム521 が動作してい
る場合には、「動作中アプリケーションプログラム識別
情報」に1が設定される。
【0017】一方、第2のアプリケーションプログラム
522 が動作している場合には、「動作中アプリケーシ
ョンプログラム識別情報」に2が設定される。なお、い
ずれのアプリケーションプログラムも動作してない場合
には、「動作中アプリケーションプログラム識別情報」
に0が設定され、著作権照会処理が行われない。
【0018】「動作中アプリケーションプログラムステ
ータス」は、ICカード50で動作しているアプリケー
ションプログラムの著作権処理ステータス(0:著作権
照会処理未開始)が設定される。「第1の制御情報」
は、第1のアプリケーションプログラム521 に対応す
る「格納アドレス」および「著作権照会機能フラグ」か
ら構成されている。「格納アドレス」は、第1のアプリ
ケーションプログラム521 が格納されているアドレス
を示す情報である。
【0019】「著作権照会機能フラグ」は、第1のアプ
リケーションプログラム521 に関する著作権照会機能
のオフ/オンを制御するためのフラグである。第1のア
プリケーションプログラム521 に関する著作権照会機
能がオフの場合には、「著作権照会機能フラグ」に0が
設定される。一方、第1のアプリケーションプログラム
521 に関する著作権照会機能がオンの場合には、「著
作権照会機能フラグ」に1が設定される。
【0020】「第2の制御情報」は、第2のアプリケー
ションプログラム522 に対応する「格納アドレス」お
よび「著作権照会機能フラグ」から構成されている。
「格納アドレス」は、第2のアプリケーションプログラ
ム522 が格納されているアドレスを示す情報である。
【0021】「著作権照会機能フラグ」は、第2のアプ
リケーションプログラム522 に関する著作権照会機能
のオフ/オンを制御するためのフラグである。第2のア
プリケーションプログラム522 に関する著作権照会機
能がオフの場合には、「著作権照会機能フラグ」に0が
設定される。一方、第2のアプリケーションプログラム
522 に関する著作権照会機能がオンの場合には、「著
作権照会機能フラグ」に1が設定される。
【0022】著作権照会処理部56は、第1のアプリケ
ーションプログラム521 の著作権情報の照会処理を実
行する。なお、第2のアプリケーションプログラム52
2 にも、著作権照会処理部56と同様の機能を有する著
作権照会処理部(図示略)が設けられている。制御部5
7は、各部を制御するものであり、この制御部57の動
作の詳細については、後述する。
【0023】つぎに、上述した実施の形態1の動作につ
いて、図3〜図6を参照しつつ説明する。図3は、実施
の形態1の動作を説明する図である。図4は、実施の形
態1における端末装置10の制御部11の動作を説明す
るフローチャートである。図5は、実施の形態1におけ
るICカード50の制御部57の動作を説明するフロー
チャートである。図6は、ICカード50の著作権照会
処理部56の動作を説明するフローチャートである。
【0024】まず、図5に示したステップSB1では、
制御部57は、電文を受信したか否かを判断し、この判
断結果が「No」である場合、同判断を繰り返す。一
方、図4に示したステップSA1では、制御部11は、
依頼電文A10を作成する。この依頼電文A10は、I
Cカード50内に格納されたアプリケーションプログラ
ム(同図では、第1のアプリケーションプログラム52
1 、522 )を選択するための電文である。また、依頼
電文A10には、著作権照会の有無を表す著作権照会情
報が含まれている。
【0025】ステップSA2では、制御部11は、依頼
電文A10をICカード50へ送信する。ステップSA
3では、制御部11は、ICカード50からの応答電文
B10を受信したか否かを判断し、この判断結果が「N
o」である場合、同判断を繰り返す。
【0026】そして、依頼電文A10が通信制御部1
2、ICカードリーダ/ライタ40および通信制御部5
1を経由して制御部57に受信されると、制御部57
は、図5に示したステップSB1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSB2では、制御部57は、受信
した電文を解析する。ステップSB3では、制御部57
は、ステップSB2の解析結果に基づいて、受信した電
文が依頼電文A10であるか否かを判断し、この場合、
判断結果を「Yes」とする。
【0027】ステップSB4では、制御部57は、依頼
電文A10により指定されたアプリケーションプログラ
ム(この場合、第1のアプリケーションプログラム52
1 )を選択する。ステップSB5では、制御部57は、
依頼電文A10に含まれる著作権照会情報を参照して、
著作権照会が有るか否かを判断し、この場合、判断結果
を「Yes」とする。
【0028】ステップSB6では、制御部57は、著作
権照会処理部56を呼び出す。これにより、図6に示し
たステップSC1では、著作権照会処理部56は、著作
権情報格納部53から、第1のアプリケーションプログ
ラム521 の著作権情報を読み出す。ステップSC2で
は、著作権照会処理部56は、上記著作権情報を付加し
た応答電文B10を作成する。ステップSC3では、著
作権照会処理部56は、応答電文B10を端末装置10
へ送信する。
【0029】そして、応答電文B10は、制御部57、
通信制御部51、ICカードリーダ/ライタ40および
通信制御部12を経由して制御部11に受信される。こ
れにより、制御部11は、図4に示したステップSA3
の判断結果を「Yes」とする。ステップSA4では、
制御部11は、応答電文B10を解析する。ステップS
A5では、制御部11は、解析結果として、第1のアプ
リケーションプログラム521 の著作権情報を出力装置
20へ出力する。
【0030】一方、図5に示したステップSB3の判断
結果が「No」である場合、ステップSB7では、制御
部57は、応答電文を作成する。ステップSB9では、
制御部57は、応答電文を端末装置10へ送信する。ま
た、ステップSB5の判断結果が「No」である場合、
すなわち、著作権照会が無い場合、ステップSB8で
は、制御部57は、応答電文(著作権情報無付加)を作
成する。ステップSB9では、制御部57は、上記応答
電文を端末装置10へ送信する。
【0031】なお、実施の形態1では、セキュリティを
向上させる目的で、応答電文B10に付加される著作権
情報を著作権照会処理部56で暗号化し、暗号化された
著作権情報を制御部11で復号するようにしてもよい。
【0032】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、制御部11によりICカード50に格納されたアプ
リケーションプログラムを指定し、著作権照会処理部5
6を起動させるようにしたので、外部から当該アプリケ
ーションプログラムの著作権情報を照会することができ
る。
【0033】また、実施の形態1によれば、ICカード
50側で著作権情報を暗号化し、端末装置10側で復号
するようにしたので、セキュリティを向上させることが
できる。
【0034】(実施の形態2)さて、実施の形態1で
は、端末装置10とICカード50との間で依頼電文A
10と応答電文B10とをそれぞれ1回やりとりする例
について説明したが、複数回のやりとりを行うようにし
てもよい。以下では、この場合を実施の形態2として説
明する。実施の形態2の基本的な構成は、図1に示した
構成と同様である。
【0035】つぎに、上述した実施の形態2の動作につ
いて、図7〜図9を参照しつつ説明する。図7は、実施
の形態2の動作を説明する図である。図8は、実施の形
態2における端末装置10の制御部11の動作を説明す
るフローチャートである。図9は、実施の形態2におけ
るICカード50の制御部57の動作を説明するフロー
チャートである。
【0036】まず、図9に示したステップSE1では、
制御部57は、電文を受信したか否かを判断し、この判
断結果が「No」である場合、同判断を繰り返す。一
方、図8に示したステップSD1では、制御部11は、
電文受信カウント値C1に0を代入する。ステップSD
2では、制御部11は、依頼電文A20を作成する。こ
の依頼電文A20は、ICカード50内に格納されたア
プリケーションプログラム(同図では、第1のアプリケ
ーションプログラム521 、522 )を選択するための
電文である。また、依頼電文A20には、著作権照会の
有無を表す著作権照会情報が含まれている。
【0037】ステップSD3では、制御部11は、依頼
電文A20をICカード50へ送信する。ステップSD
4では、制御部11は、ICカード50からの応答電文
B20を受信したか否かを判断し、この判断結果が「N
o」である場合、同判断を繰り返す。
【0038】そして、依頼電文A20が通信制御部1
2、ICカードリーダ/ライタ40および通信制御部5
1を経由して制御部57に受信されると、制御部57
は、図9に示したステップSE1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSE2では、制御部57は、受信
した電文を解析する。ステップSE3では、制御部57
は、ステップSE2の解析結果に基づいて、受信した電
文が依頼電文A20であるか否かを判断し、この場合、
判断結果を「Yes」とする。
【0039】ステップSE4では、制御部57は、当該
電文が、初回に受信された電文であるか否かを判断し、
この場合、判断結果を「Yes」とする。なお、ステッ
プSE4の判断結果が「No」である場合、制御部57
は、ステップSE6の処理を実行する。ステップSE5
では、制御部57は、電文受信カウント値C2に0を代
入する。ステップSE6では、制御部57は、電文受信
カウント値C2を1インクリメントする。
【0040】ステップSE7では、制御部57は、依頼
電文A20により指定されたアプリケーションプログラ
ム(この場合、第1のアプリケーションプログラム52
1 )を選択する。ステップSE8では、制御部57は、
依頼電文A20に含まれる著作権照会情報を参照して、
著作権照会が有るか否かを判断し、この場合、判断結果
を「Yes」とする。
【0041】ステップSE9では、制御部57は、著作
権照会処理部56を呼び出す。これにより、図6に示し
たステップSC1では、著作権照会処理部56は、著作
権情報格納部53から、第1のアプリケーションプログ
ラム521 の著作権情報を読み出す。ステップSC2で
は、著作権照会処理部56は、上記著作権情報を付加し
た応答電文B20を作成する。ステップSC3では、著
作権照会処理部56は、応答電文B20を端末装置10
へ送信する。
【0042】そして、応答電文B20は、制御部57、
通信制御部51、ICカードリーダ/ライタ40および
通信制御部12を経由して制御部11に受信される。こ
れにより、制御部11は、図8に示したステップSD4
の判断結果を「Yes」とする。ステップSD5では、
制御部11は、応答電文B20を解析する。ステップS
D6では、制御部11は、解析結果として、第1のアプ
リケーションプログラム521 の著作権情報を出力装置
20へ出力する。
【0043】ステップSD7では、制御部11は、電文
受信カウント値C1を1インクリメントする。ステップ
SD8では、制御部11は、電文受信カウント値C1
が、予め設定されたしきい値T1未満であるか否かを判
断し、この場合、判断結果を「Yes」として、ステッ
プSD2以降の処理を実行する。以後、上述した動作が
複数回繰り返される。
【0044】一方、図9に示したステップSE3の判断
結果が「No」である場合、ステップSE10では、制
御部57は、応答電文を作成する。ステップSE12で
は、制御部57は、応答電文を端末装置10へ送信す
る。また、ステップSE8の判断結果が「No」である
場合、すなわち、著作権照会が無い場合、ステップSE
11では、制御部57は、応答電文(著作権情報無付
加)を作成する。ステップSE12では、制御部57
は、上記応答電文を端末装置10へ送信する。
【0045】そして、電文受信カウント値C1がしきい
値T1を超えると、制御部11は、ステップSD8の判
断結果を「Yes」として、一連の処理を終了する。な
お、実施の形態2では、セキュリティを向上させる目的
で、応答電文B20に付加される著作権情報を著作権照
会処理部56で暗号化し、暗号化された著作権情報を制
御部11で復号するようにしてもよい。
【0046】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、所定回数、著作権照会処理部56を繰り返し起動さ
せるようにしたので、多少の通信異常が発生した場合で
あっても著作権情報を照会することができる。
【0047】(実施の形態3)さて、実施の形態1で
は、依頼電文A10(図2参照)に含まれる著作権照会
情報に基づいて著作権照会の有無を制御するようにした
が、図2(b)に示した「著作権照会フラグ」を端末装
置10側で制御するようにしてもよい。以下では、この
場合を実施の形態3として説明する。実施の形態3の基
本的な構成は、図1に示した構成と同様である。
【0048】つぎに、上述した実施の形態3の動作につ
いて、図10〜図12を参照しつつ説明する。図10
は、実施の形態3の動作を説明する図である。図11
は、実施の形態3における端末装置10の制御部11の
動作を説明するフローチャートである。図12は、実施
の形態3におけるICカード50の制御部57の動作を
説明するフローチャートである。
【0049】まず、図12に示したステップSG1で
は、制御部57は、電文を受信したか否かを判断し、こ
の判断結果が「No」である場合、同判断を繰り返す。
一方、図11に示したステップSF1では、制御部11
は、電文受信カウント値C3に0を代入する。ステップ
SF2では、制御部11は、著作権照会フラグ制御電文
A30を作成する。この著作権照会フラグ制御電文A3
0は、図2(b)に示した「著作権照会フラグ」に0ま
たは1を設定するためのものである。
【0050】ステップSF3では、制御部11は、著作
権照会フラグ制御電文A30をICカード50へ送信す
る。ステップSF4では、制御部11は、ICカード5
0からの応答電文B30を受信したか否かを判断し、こ
の判断結果が「No」である場合、同判断を繰り返す。
【0051】そして、著作権照会フラグ制御電文A30
が通信制御部12、ICカードリーダ/ライタ40およ
び通信制御部51を経由して制御部57に受信される
と、制御部57は、図12に示したステップSG1の判
断結果を「Yes」とする。ステップSG2では、制御
部57は、受信した電文を解析する。ステップSG3で
は、制御部57は、ステップSG2の解析結果に基づい
て、受信した電文が著作権照会フラグ制御電文A30で
あるか否かを判断し、この場合、判断結果を「Yes」
とする。
【0052】ステップSG4では、制御部57は、当該
電文が、初回に受信された電文であるか否かを判断し、
この場合、判断結果を「Yes」とする。なお、ステッ
プSG4の判断結果が「No」である場合、制御部57
は、ステップSG13の著作権情報照会処理を実行す
る。この著作権情報照会処理は、図5に示したステップ
SB4〜ステップSB9の処理である。ただし、著作権
情報照会処理においては、図2(b)に示した「著作権
照会フラグ」に基づいて処理が実行される。ステップS
G5では、制御部57は、電文受信カウント値C4に0
を代入する。ステップSG6では、制御部57は、電文
受信カウント値C4を1インクリメントする。
【0053】ステップSG7では、制御部57は、著作
権照会フラグ制御電文A30が、電文カウンタに対応す
る電文であるか否かを判断する。このステップSG7の
判断結果が「No」である場合、ステップSG8では、
制御部57は、応答電文(異常完了)を作成する。
【0054】一方、ステップSG7の判断結果が「Ye
s」である場合、ステップSG9では、制御部57は、
電文受信カウント値C4が、予め設定されたしきい値T
2未満であるか否かを判断し、この場合、判断結果を
「Yes」とする。ステップSG11では、制御部57
は、応答電文B30(正常完了)を作成する。ステップ
SG12では、制御部57は、応答電文B30を端末装
置10へ送信する。
【0055】そして、応答電文B30は、制御部57、
通信制御部51、ICカードリーダ/ライタ40および
通信制御部12を経由して制御部11に受信される。こ
れにより、制御部11は、図11に示したステップSF
4の判断結果を「Yes」とする。ステップSF5で
は、制御部11は、応答電文B30が正常電文(ステッ
プSG11で作成された応答電文B30(正常完了))
であるか否かを判断し、この判断結果が「No」である
場合、一連の処理を終了する。
【0056】この場合、ステップSF5の判断結果が
「Yes」であるものとすると、ステップSF6では、
制御部11は、電文受信カウント値C3を1インクリメ
ントする。ステップSF7では、制御部11は、電文受
信カウント値C3が、予め設定されたしきい値T2未満
であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「Ye
s」として、ステップSF2以降の処理を繰り返す。
【0057】そして、図12に示したステップSG9の
判断結果が「No」になると、ステップSG10では、
制御部57は、著作権照会フラグ制御電文A30に基づ
いて図2(b)に示した「著作権照会フラグ」を設定す
る。また、図11に示したステップSF7の判断結果が
「No」になると、ステップSF8では、制御部11
は、著作権情報照会処理を実行する。この著作権照会情
報照会処理は、図4に示したステップSA1〜ステップ
SA5の処理である。
【0058】また、実施の形態3によれば、端末装置1
0とICカード50との間における通信が正常であるこ
とを確認した後に、著作権照会処理部56を起動するよ
うにしたので、通信異常等の弊害を回避することができ
る。
【0059】(実施の形態4)さて、実施の形態1で
は、依頼電文A10(図2参照)に含まれる著作権照会
情報に基づいて著作権照会の有無を制御するようにした
が、端末装置10からの依頼電文に基づいて、図2
(b)に示した「第1の制御情報」または「第2の制御
情報」の「著作権機能フラグ」を設定し、この「著作権
機能フラグ」に基づいて、著作権照会処理を実行するよ
うにしてもよい。以下では、この場合を実施の形態4と
して説明する。実施の形態4の基本的な構成は、図1に
示した構成と同様である。
【0060】つぎに、上述した実施の形態4の動作につ
いて、図13〜図15を参照しつつ説明する。図13
は、実施の形態4の動作を説明する図である。図14
は、実施の形態4における端末装置10の制御部11の
動作を説明するフローチャートである。図15は、実施
の形態4におけるICカード50の制御部57の動作を
説明するフローチャートである。
【0061】まず、図15に示したステップSI1で
は、制御部57は、電文を受信したか否かを判断し、こ
の判断結果が「No」である場合、同判断を繰り返す。
一方、図14に示したステップSH1では、制御部11
は、依頼電文A40を作成する。この依頼電文A40
は、ICカード50内に格納されたアプリケーションプ
ログラム(同図では、第1のアプリケーションプログラ
ム521 、522 )を選択するための電文である。ま
た、依頼電文A40には、図2(b)に示した「第1の
制御情報」または「第2の制御情報」の「著作権照会機
能フラグ」を設定するための情報が含まれている。
【0062】ステップSH2では、制御部11は、依頼
電文A40をICカード50へ送信する。ステップSH
3では、制御部11は、ICカード50からの応答電文
B40を受信したか否かを判断し、この判断結果が「N
o」である場合、同判断を繰り返す。
【0063】そして、依頼電文A40が通信制御部1
2、ICカードリーダ/ライタ40および通信制御部5
1を経由して制御部57に受信されると、制御部57
は、図15に示したステップSI1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSI2では、制御部57は、受信
した電文を解析する。ステップSI3では、制御部57
は、ステップSI2の解析結果に基づいて、受信した電
文が依頼電文A40であるか否かを判断し、この場合、
判断結果を「Yes」とする。
【0064】ステップSI7では、制御部57は、依頼
電文A40により指定されたアプリケーションプログラ
ム(この場合、第1のアプリケーションプログラム52
1 )を選択する。つぎに、制御部57は、図2(b)に
示した「動作中アプリケーションプログラム識別情
報」、「動作中アプリケーションプログラムステータ
ス」および「第1の制御情報」(または第2の制御情
報)の「著作権照会機能フラグ」を設定する。
【0065】ステップSI8では、制御部57は、応答
電文B40を作成する。ステップSI9では、制御部5
7は、応答電文B40を端末装置10へ送信する。この
応答電文B40は、通信制御部51、ICカードリーダ
/ライタ40および通信制御部12を経由して制御部1
1に受信される。これにより、制御部11は、図14に
示したステップSH3の判断結果を「Yes」とする。
【0066】ステップSH4では、制御部11は、依頼
電文A10を作成する。この依頼電文A10は、ICカ
ード50内に格納されたアプリケーションプログラム
(この場合、第1のアプリケーションプログラム52
1 )を選択するための電文である。ステップSH5で
は、制御部11は、依頼電文A10をICカード50へ
送信する。ステップSH6では、制御部11は、ICカ
ード50からの応答電文B10を受信したか否かを判断
し、この判断結果が「No」である場合、同判断を繰り
返す。
【0067】そして、依頼電文A10が通信制御部1
2、ICカードリーダ/ライタ40および通信制御部5
1を経由して制御部57に受信されると、制御部57
は、図15に示したステップSI1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSI2では、制御部57は、受信
した電文を解析する。ステップSI3では、制御部57
は、ステップSI2の解析結果に基づいて、受信した電
文が依頼電文A40であるか否かを判断し、この場合、
判断結果を「No」とする。
【0068】ステップSI4では、制御部57は、受信
した電文が依頼電文A10であるか否かを判断し、この
場合、判断結果を「Yes」とする。ステップSI5で
は、制御部57は、依頼電文A10に基づいて、指定さ
れたアプリケーションプログラム(この場合、第1のア
プリケーションプログラム521 )を認識する。つぎ
に、制御部57は、動作中のアプリケーションプログラ
ムに対応する、図2(b)に示した「第1の制御情報」
(または第2の制御情報)の「著作権照会機能フラグ」
(この場合、有であるものとする)を参照して、著作権
照会が有るか否かを判断する。
【0069】この場合、制御部57は、ステップSI5
の判断結果を「Yes」とする。ステップSI6では、
ステップSI6では、制御部57は、著作権照会処理部
56を呼び出す。これにより、図6に示したステップS
C1では、著作権照会処理部56は、著作権情報格納部
53から、第1のアプリケーションプログラム521
著作権情報を読み出す。ステップSC2では、著作権照
会処理部56は、上記著作権情報を付加した応答電文B
10を作成する。ステップSC3では、著作権照会処理
部56は、応答電文B10を端末装置10へ送信する。
【0070】そして、応答電文B10は、制御部57、
通信制御部51、ICカードリーダ/ライタ40および
通信制御部12を経由して制御部11に受信される。こ
れにより、制御部11は、図14に示したステップSH
6の判断結果を「Yes」とする。ステップSH7で
は、制御部11は、応答電文B10を解析する。ステッ
プSH8では、制御部11は、解析結果として、第1の
アプリケーションプログラム521 の著作権情報を出力
装置20へ出力する。
【0071】一方、図15に示したステップSI4の判
断結果が「No」である場合、ステップSI8では、制
御部57は、応答電文を作成する。ステップSI10で
は、制御部57は、応答電文を端末装置10へ送信す
る。また、ステップSI5の判断結果が「No」である
場合、ステップSI9では、制御部57は、応答電文
(著作権情報無付加)を作成する。ステップSI10で
は、制御部57は、上記応答電文を端末装置10へ送信
する。
【0072】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、端末装置10側で著作権照会の有無を設定し、この
設定が有である場合にのみ、著作権照会処理部56を起
動させるようにしたので、外部から著作権情報の照会を
制御することができる。
【0073】(実施の形態5)さて、実施の形態1で
は、依頼電文A10(図2参照)に含まれる著作権照会
情報に基づいて著作権照会の有無を制御するようにした
が、端末装置10からの依頼電文に含まれるアプリケー
ションプログラム識別子を判別し、このアプリケーショ
ンプログラム識別子に対応するアプリケーションプログ
ラムの著作権照会処理を実行するようにしてもよい。以
下では、この場合を実施の形態5として説明する。実施
の形態5の基本的な構成は、図1に示した構成と同様で
ある。
【0074】つぎに、上述した実施の形態5の動作につ
いて、図16〜図18を参照しつつ説明する。図16
は、実施の形態5の動作を説明する図である。図17
は、実施の形態5における端末装置10の制御部11の
動作を説明するフローチャートである。図18は、実施
の形態5におけるICカード50の制御部57の動作を
説明するフローチャートである。
【0075】まず、図18に示したステップSK1で
は、制御部57は、電文を受信したか否かを判断し、こ
の判断結果が「No」である場合、同判断を繰り返す。
一方、図17に示したステップSJ1では、制御部11
は、依頼電文A50を作成する。この依頼電文A50
は、ICカード50内に格納されたアプリケーションプ
ログラム(同図では、第1のアプリケーションプログラ
ム521 、522 )を選択するための電文である。
【0076】ステップSJ2では、制御部11は、依頼
電文A50をICカード50へ送信する。ステップSJ
3では、制御部11は、ICカード50からの応答電文
B50を受信したか否かを判断し、この判断結果が「N
o」である場合、同判断を繰り返す。
【0077】そして、依頼電文A50が通信制御部1
2、ICカードリーダ/ライタ40および通信制御部5
1を経由して制御部57に受信されると、制御部57
は、図18に示したステップSK1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSK2では、制御部57は、受信
した電文を解析する。
【0078】ステップSK3では、制御部57は、ステ
ップSK2の解析結果に基づいて、受信した電文が依頼
電文A50であるか否かを判断し、この場合、判断結果
を「Yes」とする。ステップSK7では、制御部57
は、依頼電文A50により指定されたアプリケーション
プログラム(この場合、第1のアプリケーションプログ
ラム521 )を選択する。つぎに、制御部57は、選択
されたアプリケーションプログラムを呼び出すための識
別子を設定する。
【0079】ステップSK8では、制御部57は、応答
電文B50を作成する。ステップSK9では、制御部5
7は、応答電文B50を端末装置10へ送信する。この
応答電文B50は、通信制御部51、ICカードリーダ
/ライタ40および通信制御部12を経由して制御部1
1に受信される。これにより、制御部11は、図17に
示したステップSJ3の判断結果を「Yes」とする。
【0080】ステップSJ4では、制御部11は、依頼
電文A10を作成する。この依頼電文A10は、ICカ
ード50内に格納されたアプリケーションプログラム
(この場合、第1のアプリケーションプログラム52
1 )を選択するための電文である。また、依頼電文A1
0には、アプリケーションプログラム(第1のアプリケ
ーションプログラム521 または522 )を識別するた
めのアプリケーションプログラム識別子が含まれてい
る。
【0081】ステップSJ5では、制御部11は、依頼
電文A10をICカード50へ送信する。ステップSJ
6では、制御部11は、ICカード50からの応答電文
B10を受信したか否かを判断し、この判断結果が「N
o」である場合、同判断を繰り返す。
【0082】そして、依頼電文A10が通信制御部1
2、ICカードリーダ/ライタ40および通信制御部5
1を経由して制御部57に受信されると、制御部57
は、図18に示したステップSK1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSK2では、制御部57は、受信
した電文を解析する。ステップSK3では、制御部57
は、ステップSK2の解析結果に基づいて、受信した電
文が依頼電文A50であるか否かを判断し、この場合、
判断結果を「No」とする。
【0083】ステップSK4では、制御部57は、受信
した電文が依頼電文A10であるか否かを判断し、この
場合、判断結果を「Yes」とする。ステップSK5で
は、制御部57は、依頼電文A10に基づいて、指定さ
れたアプリケーションプログラム(この場合、第1のア
プリケーションプログラム521 )に関するアプリケー
ションプログラム識別子と、ステップSK7で設定され
た、アプリケーションプログラムを呼び出すための識別
子とが一致するか否かを判断し、一致した場合にのみ、
図2(b)に示した「第1の制御情報」(または第2の
制御情報)の「著作権照会機能フラグ」(この場合、有
であるものとする)を参照して、著作権照会が有るか否
かを判断する。
【0084】この場合、制御部57は、ステップSK5
の判断結果を「Yes」とする。ステップSK6では、
ステップSK6では、制御部57は、著作権照会処理部
56を呼び出す。これにより、図6に示したステップS
C1では、著作権照会処理部56は、著作権情報格納部
53から、第1のアプリケーションプログラム521
著作権情報を読み出す。ステップSC2では、著作権照
会処理部56は、上記著作権情報を付加した応答電文B
10を作成する。ステップSC3では、著作権照会処理
部56は、応答電文B10を端末装置10へ送信する。
【0085】そして、応答電文B10は、制御部57、
通信制御部51、ICカードリーダ/ライタ40および
通信制御部12を経由して制御部11に受信される。こ
れにより、制御部11は、図17に示したステップSJ
6の判断結果を「Yes」とする。ステップSJ7で
は、制御部11は、応答電文B10を解析する。ステッ
プSJ8では、制御部11は、解析結果として、第1の
アプリケーションプログラム521 の著作権情報を出力
装置20へ出力する。
【0086】一方、図18に示したステップSK4の判
断結果が「No」である場合、ステップSK8では、制
御部57は、応答電文を作成する。ステップSK10で
は、制御部57は、応答電文を端末装置10へ送信す
る。また、ステップSK5の判断結果が「No」である
場合、ステップSK9では、制御部57は、応答電文
(著作権情報無付加)を作成する。ステップSK10で
は、制御部57は、上記応答電文を端末装置10へ送信
する。
【0087】以上説明したように、実施の形態5によれ
ば、端末装置10側で著作権照会の有無を設定し、この
設定が有である場合にのみ、著作権照会処理部56を起
動させるようにしたので、外部から著作権情報の照会を
制御することができる。
【0088】(実施の形態6)さて、実施の形態1で
は、図1に示したように、アプリケーションプログラム
521 、522 のそれぞれに著作権情報格納部および著
作権照会処理部を包含させるようにした例について説明
したが、著作権情報格納部をアプリケーションプログラ
ムに対して独立させるとともに、複数のアプリケーショ
ンプログラムで共用される著作権照会処理部を設けるよ
うにしてもよい。以下では、この場合を実施の形態6と
して説明する。
【0089】図19は、本発明にかかる実施の形態6の
構成を示すブロック図である。この図において、図1の
各部に対応する部分には同一の符号を付ける。図1にお
いては、図1に示したICカード60に代えて、ICカ
ード60が設けられている。このICカード60には、
ICにより実行される第1のアプリケーションプログラ
ム621 および622 が格納されている。
【0090】これらの第1のアプリケーションプログラ
ム621 および第2のアプリケーションプログラム62
2 のそれぞれには、プログラムコード格納部のみが設け
られている。第1の著作権情報格納部631 は、第1の
アプリケーションプログラム621 の著作権情報を格納
しており、第1のアプリケーションプログラム621
は独立して設けられている。
【0091】具体的には、第1の著作権情報格納部63
1 は、図20(a)に示したように、第1のアプリケー
ションプログラム621 の著作権情報を格納する。この
著作権情報としては、「会社名」、「プログラム名」、
「製品バージョン」、「製品名」、「作成日付」および
「国名」がある。
【0092】第2の著作権情報格納部632 は、第2の
アプリケーションプログラム622の著作権情報を格納
しており、第1のアプリケーションプログラム622
は独立して設けられている。具体的には、第2の著作権
情報格納部632 は、図20(b)に示したように、第
2のアプリケーションプログラム622 の著作権情報を
格納する。この著作権情報としては、「会社名」、「プ
ログラム名」、「製品バージョン」、「製品名」、「作
成日付」および「国名」がある。これらの第1の著作権
情報格納部631 および第2の著作権情報格納部632
のデータ構造は、図2(a)に示した制御部52のデー
タ構造と同様である。
【0093】図19に戻り、カードステータス格納部6
4は、カードステータスを格納する。具体的には、図2
0(c)に示したように、「著作権照会フラグ」、「動
作中アプリケーションプログラム識別情報」、「動作中
アプリケーションプログラムステータス」、「第1の制
御情報」および「第2の制御情報」というフィールドを
備えている。
【0094】「著作権照会フラグ」は、ICカード60
内で著作権情報の照会処理(以下、著作権照会処理とい
う)を行うか否かを制御するためのフラグである。著作
権照会処理を行う場合には、「著作権照会フラグ」に0
が設定される。一方、著作権照会処理を行わない場合に
は、「著作権照会フラグ」に1が設定される。
【0095】「動作中アプリケーションプログラム識別
情報」は、ICカード60内において動作しているアプ
リケーションプログラムを識別するための情報である。
第1のアプリケーションプログラム621 が動作してい
る場合には、「動作中アプリケーションプログラム識別
情報」に1が設定される。
【0096】一方、第2のアプリケーションプログラム
622 が動作している場合には、「動作中アプリケーシ
ョンプログラム識別情報」に2が設定される。なお、い
ずれのアプリケーションプログラムも動作してない場合
には、「動作中アプリケーションプログラム識別情報」
に0が設定され、著作権照会処理が行われない。
【0097】「動作中アプリケーションプログラムステ
ータス」は、ICカード60で動作しているアプリケー
ションプログラムの著作権処理ステータス(0:著作権
照会処理未開始)が設定される。「第1の制御情報」
は、第1のアプリケーションプログラム621 に対応す
る「格納アドレス」、「著作権照会機能フラグ」および
「著作権情報格納アドレス」から構成されている。「格
納アドレス」は、第1のアプリケーションプログラム6
1 が格納されているアドレスを示す情報である。
【0098】「著作権照会機能フラグ」は、第1のアプ
リケーションプログラム621 に関する著作権照会機能
のオフ/オンを制御するためのフラグである。第1のア
プリケーションプログラム621 に関する著作権照会機
能がオフの場合には、「著作権照会機能フラグ」に0が
設定される。一方、第1のアプリケーションプログラム
621 に関する著作権照会機能がオンの場合には、「著
作権照会機能フラグ」に1が設定される。「著作権情報
格納アドレス」は、第1の著作権情報格納部631 の格
納アドレスを表す情報である。
【0099】「第2の制御情報」は、第2のアプリケー
ションプログラム622 に対応する「格納アドレス」、
「著作権照会機能フラグ」および「著作権情報格納アド
レス」から構成されている。「格納アドレス」は、第2
のアプリケーションプログラム622 が格納されている
アドレスを示す情報である。
【0100】「著作権照会機能フラグ」は、第2のアプ
リケーションプログラム622 に関する著作権照会機能
のオフ/オンを制御するためのフラグである。第2のア
プリケーションプログラム622 に関する著作権照会機
能がオフの場合には、「著作権照会機能フラグ」に0が
設定される。一方、第2のアプリケーションプログラム
622 に関する著作権照会機能がオンの場合には、「著
作権照会機能フラグ」に1が設定される。「著作権情報
格納アドレス」は、第2の著作権情報格納部632 の格
納アドレスを表す情報である。
【0101】著作権照会処理部65は、第1のアプリケ
ーションプログラム621 の著作権情報の照会処理を実
行する。なお、第2のアプリケーションプログラム62
2 にも、著作権照会処理部65と同様の機能を有する著
作権照会処理部(図示略)が設けられている。制御部6
6は、各部を制御するものであり、この制御部66の動
作の詳細については、後述する。
【0102】上述した実施の形態6の動作は、図22に
示したように、実施の形態1(図3参照)の動作と同様
である。ただし、実施の形態6では、図3に示した制御
部57および著作権照会処理部56に代えて、制御部6
6および著作権照会処理部65が処理を実行する。従っ
て、実施の形態6では、図4〜図6に示したフローチャ
ートに従って各種処理が実行される。
【0103】なお、実施の形態6では、図20(c)に
示したカードステータス格納部64に代えて、図21に
示したカードステータス格納部67を設けてもよい。こ
のカードステータス格納部67は、「著作権照会フラ
グ」、「動作中アプリケーションプログラム識別情
報」、「動作中アプリケーションプログラムステータ
ス」、「第1のアプリケーションプログラム」、「第2
のアプリケーションプログラム」、「著作権照会フラ
グ」および「アプリケーションプログラムごとの著作権
照会機能フラグ」というフィールドを備えている。
【0104】「著作権照会フラグ」は、ICカード60
内で著作権情報の照会処理(以下、著作権照会処理とい
う)を行うか否かを制御するためのフラグである。著作
権照会処理を行う場合には、「著作権照会フラグ」に0
が設定される。一方、著作権照会処理を行わない場合に
は、「著作権照会フラグ」に1が設定される。
【0105】「動作中アプリケーションプログラム識別
情報」は、ICカード60内において動作しているアプ
リケーションプログラムを識別するための情報である。
第1のアプリケーションプログラム621 が動作してい
る場合には、「動作中アプリケーションプログラム識別
情報」に1が設定される。
【0106】一方、第2のアプリケーションプログラム
622 が動作している場合には、「動作中アプリケーシ
ョンプログラム識別情報」に2が設定される。なお、い
ずれのアプリケーションプログラムも動作してない場合
には、「動作中アプリケーションプログラム識別情報」
に0が設定され、著作権照会処理が行われない。
【0107】「動作中アプリケーションプログラムステ
ータス」は、ICカード60で動作しているアプリケー
ションプログラムの著作権処理ステータス(0:著作権
照会処理未開始)が設定される。「第1の制御情報」
は、第1のアプリケーションプログラム621 に対応す
る「格納アドレス」、「著作権照会機能フラグ」および
「著作権情報格納アドレス」から構成されている。「格
納アドレス」は、第1のアプリケーションプログラム6
1 が格納されているアドレスを示す情報である。
【0108】「著作権照会機能フラグ」は、第1のアプ
リケーションプログラム621 に関する著作権照会機能
のオフ/オンを制御するためのフラグである。第1のア
プリケーションプログラム621 に関する著作権照会機
能がオフの場合には、「著作権照会機能フラグ」に0が
設定される。一方、第1のアプリケーションプログラム
621 に関する著作権照会機能がオンの場合には、「著
作権照会機能フラグ」に1が設定される。「著作権情報
格納アドレス」は、第1の著作権情報格納部631 の格
納アドレスを表す情報である。
【0109】「第2の制御情報」は、第2のアプリケー
ションプログラム622 に対応する「格納アドレス」、
「著作権照会機能フラグ」および「著作権情報格納アド
レス」から構成されている。「格納アドレス」は、第2
のアプリケーションプログラム622 が格納されている
アドレスを示す情報である。
【0110】「著作権照会機能フラグ」は、第2のアプ
リケーションプログラム622 に関する著作権照会機能
のオフ/オンを制御するためのフラグである。第2のア
プリケーションプログラム622 に関する著作権照会機
能がオフの場合には、「著作権照会機能フラグ」に0が
設定される。一方、第2のアプリケーションプログラム
622 に関する著作権照会機能がオンの場合には、「著
作権照会機能フラグ」に1が設定される。「著作権情報
格納アドレス」は、第2の著作権情報格納部632 の格
納アドレスを表す情報である。この実施の形態6によれ
ば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0111】(実施の形態7)図23は、実施の形態7
の動作を説明する図である。この実施の形態7の構成
は、図19に示した構成と同様である。この実施の形態
7の動作は、図23に示したように、実施の形態2(図
7参照)の動作と同様である。ただし、実施の形態7で
は、図7に示した制御部57および著作権照会処理部5
6に代えて、制御部66および著作権照会処理部65が
処理を実行する。従って、実施の形態7では、図6、図
8および図9に示したフローチャートに従って各種処理
が実行される。この実施の形態7によれば、実施の形態
2と同様の効果が得られる。
【0112】(実施の形態8)図24は、実施の形態8
の動作を説明する図である。この実施の形態8の構成
は、図19に示した構成と同様である。この実施の形態
8の動作は、図24に示したように、実施の形態3(図
10参照)の動作と同様である。ただし、実施の形態8
では、図10に示した制御部57および著作権照会処理
部56に代えて、制御部66および著作権照会処理部6
5が処理を実行する。従って、実施の形態8では、図
6、図11および図12に示したフローチャートに従っ
て各種処理が実行される。この実施の形態8によれば、
実施の形態3と同様の効果が得られる。
【0113】以上、図面を参照して実施の形態1〜8に
ついて詳述してきたが、具体的な構成例はこれらの実施
の形態1〜8に限られるものではなく本発明の要旨を逸
脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれ
る。例えば、実施の形態1〜8においては、2つ以上の
ものを組み合わせてもよい。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プログラム指定手段により、ICカードに格納されたプ
ログラムを指定し、著作権情報照会手段を起動させるよ
うにしたので、外部から当該プログラムの著作権情報を
照会することができるという効果を奏する。
【0115】また、本発明によれば、ICカード側送受
信手段と送受信手段との間における通信が正常であるこ
とを確認した後に、著作権情報照会手段を起動するよう
にしたので、通信異常等の弊害を回避することができる
という効果を奏する。
【0116】また、本発明によれば、設定手段により、
著作権情報照会の有無を設定し、設定手段の設定が有で
ある場合にのみ、著作権情報照会手段を起動させるよう
にしたので、外部から著作権情報の照会を制御すること
ができるという効果を奏する。
【0117】また、本発明によれば、所定回数、著作権
情報照会手段を繰り返し起動させるようにしたので、多
少の通信異常が発生した場合であっても著作権情報を照
会することができるという効果を奏する。
【0118】また、本発明によれば、著作権情報を暗号
化し、復号手段で復号するようにしたので、セキュリテ
ィを向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1〜5の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した著作権情報格納部52およびカー
ドステータス格納部55のデータ構造を示す図である。
【図3】本発明にかかる実施の形態1の動作を説明する
図である。
【図4】本発明にかかる実施の形態1および6における
制御部11の動作を説明するフローチャートである。
【図5】同実施の形態1および6における制御部57お
よび66の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明にかかる実施の形態1〜8における著作
権照会処理部56および65の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図7】本発明にかかる実施の形態2の動作を説明する
図である。
【図8】本発明にかかる実施の形態2および7における
制御部11の動作を説明するフローチャートである。
【図9】同実施の形態2および7における制御部57お
よび66の動作を説明するフローチャートである。
【図10】本発明にかかる実施の形態3の動作を説明す
る図である。
【図11】本発明にかかる実施の形態3および8におけ
る制御部11の動作を説明するフローチャートである。
【図12】同実施の形態3および8における制御部57
および66の動作を説明するフローチャートである。
【図13】本発明にかかる実施の形態4の動作を説明す
る図である。
【図14】同実施の形態4における制御部11の動作を
説明するフローチャートである。
【図15】同実施の形態4における制御部57の動作を
説明するフローチャートである。
【図16】本発明にかかる実施の形態5の動作を説明す
る図である。
【図17】同実施の形態5における制御部11の動作を
説明するフローチャートである。
【図18】同実施の形態5における制御部57の動作を
説明するフローチャートである。
【図19】本発明にかかる実施の形態6〜8の構成を示
すブロック図である。
【図20】図19に示した第1の著作権情報格納部63
1 、第2の著作権情報格納部63 2 およびカードステー
タス格納部64のデータ構造を示す図である。
【図21】図19に示したカードステータス格納部67
のデータ構造を示す図である。
【図22】本発明にかかる実施の形態6の動作を説明す
る図である。
【図23】本発明にかかる実施の形態7の動作を説明す
る図である。
【図24】本発明にかかる実施の形態8の動作を説明す
る図である。
【符号の説明】
10 端末装置 11 制御部 50 ICカード 521 第1のアプリケーションプログラム 522 第2のアプリケーションプログラム 53 著作権情報格納部 55 カードステータス格納部 56 著作権照会処理部 57 制御部 60 ICカード 621 第1のアプリケーションプログラム 622 第2のアプリケーションプログラム 631 第1の著作権情報格納部 632 第2の著作権情報格納部 64 カードステータス格納部 65 著作権照会処理部 66 制御部 67 カードステータス格納部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/073 G06K 19/00 P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段を介して、ICカードに格納さ
    れたプログラムを指定するプログラム指定手段と、 前記ICカードに設けられ前記プログラム指定手段によ
    り指定されたプログラムの著作権情報を照会する著作権
    情報照会手段を起動させる起動手段と、 前記著作権情報照会手段により照会された著作権情報を
    受信する受信手段と、 を備えたことを特徴とする著作権情報照会装置。
  2. 【請求項2】 前記ICカードに設けられたICカード
    側送受信手段との間でデータの送受信を行う送受信手段
    を備え、 前記起動手段は、前記ICカード側送受信手段と前記送
    受信手段との間における通信が正常であることを確認し
    た後に、前記著作権情報照会手段を起動させることを特
    徴とする請求項1に記載の著作権情報照会装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段を介して、著作権情報照会
    の有無を設定する設定手段を備え、前記起動手段は、前
    記設定手段の設定が有である場合にのみ、前記著作権情
    報照会手段を起動させることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の著作権情報照会装置。
  4. 【請求項4】 前記起動手段は、所定回数、前記著作権
    情報照会手段を繰り返し起動させることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一つに記載の著作権情報照会装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ICカードに設けられた暗号化手段
    により暗号化された前記著作権情報を復号する復号手段
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の著作権情報照会装置。
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