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JP2002111844A - 電話装置及び携帯電話装置 - Google Patents

電話装置及び携帯電話装置

Info

Publication number
JP2002111844A
JP2002111844A JP2000302211A JP2000302211A JP2002111844A JP 2002111844 A JP2002111844 A JP 2002111844A JP 2000302211 A JP2000302211 A JP 2000302211A JP 2000302211 A JP2000302211 A JP 2000302211A JP 2002111844 A JP2002111844 A JP 2002111844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
gateway information
telephone number
registering
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000302211A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Baba
勝 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000302211A priority Critical patent/JP2002111844A/ja
Publication of JP2002111844A publication Critical patent/JP2002111844A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子電話帳に登録した電話番号を選択して送
信する操作を行うだけでインターネット電話が掛けられ
る電話装置及び携帯電話装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 回線を通じて音声信号の送受信を行うと
共に、電話番号を登録する電子電話帳11と、インター
ネット電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲート
ウエイ情報登録部14とを備えた電話装置であって、電
子電話帳11に登録済みの電話番号に対するゲートウエ
イ情報の出力指示の有無を記憶する出力指示記憶部15
を備え、電子電話帳11から選択した電話番号に対する
ゲートウエイ情報の出力指示が出力指示記憶部15に有
れば、ゲートウエイ情報登録部14に登録したゲートウ
エイ情報をゲートウエイに送信した後に電話番号を送信
する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット電
話に対応した電話装置及び携帯電話装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを利用して電話を
掛けるインターネット電話が注目されている。以下、既
存の電話とインターネット電話との構造の違いを説明す
る。図6は既存の電話回線を利用した電話の模式図であ
り、図7はインターネット電話を利用した電話の模式図
である。
【0003】既存の電話は、図6に示すように、電話回
線を利用して発呼者から発呼者側の基地局(電話局)へ
繋ぎ、発呼者側の基地局から着呼者側の基地局を経由し
て着呼者へと繋いでいる。つまり、全ての経路で電話回
線を使用して発呼者から着呼者へと電話を繋いでいる。
【0004】それに対してインターネット電話では、図
7に示すように、ゲートウエイというインターネットの
出入口までは電話回線を利用するが、ゲートウエイ間で
はインターネットを利用して発呼者から着呼者へ繋ぐの
である。つまり、電話を発呼者から着呼者へと繋ぐに
は、電話回線とインターネットという2系列の通信網を
利用することになる。電話回線を利用するのは、発呼者
から入口のゲートウエイまでの間と出口のゲートウエイ
から着呼者までの間であり、この間は通常の電話料金が
掛かる。しかし、入口のゲートウエイから出口のゲート
ウエイまでの間はインターネットを利用するのであるか
ら、インターネットの使用料金が安ければ(現段階にお
いては、国内長距離や国際電話では格段にインターネッ
トの使用料金の方が安い)インターネット電話の方が既
存の電話回線を利用する電話より安上がりとなる。
【0005】また、発呼者も着呼者も共にCATV(ケ
ーブルテレビ)回線に繋っている場合にはCATV局自
体がゲートウエイとなり、既存の電話回線の代わりにC
ATV回線を使用することができるので、既存の電話回
線を全く使用することなくインターネット電話を利用す
ることができる。
【0006】因に、現時点においてはインターネットの
通信網は世界的に普及している既存の電話回線が主流で
あるが、既存の電話回線より通信速度や回線数で優る光
ファイバーによる通信網も既に幹線では敷設されて来て
おり、通信衛星による衛星通信網も相当普及してきてい
る。そのため、インターネット電話の将来性としては、
利用者が急増しても複数の通信網を適宜選択することで
通信量の増大に対応することは可能である。
【0007】インターネットへの出入口であるゲートウ
エイはプロバイダと呼ばれるインターネット接続業者が
管理しており、利用者はプロバイダと契約することによ
りインターネットを利用することができる。発呼者(利
用者)がインターネット電話を掛けるには、入口のゲー
トウエイに電話を繋ぎインターネットへ接続する必要が
ある。まず、ゲートウエイの電話番号,発呼者のID,
発呼者のパスワード等をゲートウエイに送信するとゲー
トウエイの入口は開かれ、発呼者の電話はインターネッ
トへ接続する。続いて、着呼者の電話番号を送信すると
インターネット及び出口のゲートウエイを介して発呼者
の電話は着呼者に繋ることになる。
【0008】従来より、インターネット電話に対応した
電話装置には、ゲートウエイの電話番号,発呼者のI
D,発呼者のパスワード等のゲートウエイ情報を予め電
話装置のゲートウエイ情報登録部に登録しておき、電話
装置のダイレクトボタンを押下すると自動的にゲートウ
エイ情報登録部からゲートウエイにゲートウエイ情報を
送信できる機種がある。このような電話装置では、ダイ
レクトボタンを押下してゲートウエイ情報をゲートウエ
イに送信してゲートウエイの入口を開いておき、電話装
置の操作部を操作して電子電話帳から選択済みの着呼者
の電話番号を送信し、発呼者から着呼者へと電話を繋ぐ
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の電話装置では、まずダイレクトボタンを押
下してゲートウエイ情報を送信し、続いて電子電話帳か
ら選択済みの着呼者の電話番号を送信しなければならな
い。そのため2段階の操作が必要になり、電話を掛ける
のに多少の手間が掛かるという課題を有していた。
【0010】本発明は以上の課題を解決し、電子電話帳
に登録した電話番号を選択して送信する操作を行うだけ
でインターネット電話が掛けられる電話装置及び携帯電
話装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、回線を通じて音声信号の送受信を行うと共
に、電話番号を登録する電子電話帳と、インターネット
電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエイ
情報登録部とを備えた電話装置であって、電子電話帳に
登録済みの電話番号に対するゲートウエイ情報の出力指
示の有無を記憶する出力指示記憶部を備え、電子電話帳
から選択した電話番号に対するゲートウエイ情報の出力
指示が出力指示記憶部に有れば、ゲートウエイ情報登録
部に登録したゲートウエイ情報をゲートウエイに送信し
た後に電話番号を送信する構成としたものである。
【0012】また、この課題を解決するために本発明
は、無線を通じて音声信号等の送受信を行うと共に、電
話番号を登録する電子電話帳と、インターネット電話に
必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエイ情報登
録部とを備えた携帯電話装置であって、電子電話帳に登
録済みの電話番号に対するゲートウエイ情報の出力指示
の有無を記憶する出力指示記憶部を備え、電子電話帳か
ら選択した電話番号に対するゲートウエイ情報の出力指
示が出力指示記憶部に有れば、ゲートウエイ情報登録部
に登録したゲートウエイ情報をゲートウエイに送信した
後に電話番号を送信する構成としたものである。
【0013】この発明によれば、電子電話帳に登録した
電話番号を選択して送信する操作を行うだけでインター
ネット電話が掛けられる電話装置及び携帯電話装置を提
供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回線を通じて音声信号の送受信を行うと共に、電話
番号を登録する電子電話帳と、インターネット電話に必
要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエイ情報登録
部とを備えた電話装置であって、電子電話帳に登録済み
の電話番号に対するゲートウエイ情報の出力指示の有無
を記憶する出力指示記憶部を備え、電子電話帳から選択
した電話番号に対するゲートウエイ情報の出力指示が出
力指示記憶部に有れば、ゲートウエイ情報登録部に登録
したゲートウエイ情報をゲートウエイに送信した後に電
話番号を送信する構成としたものであり、電子電話帳か
ら選択した電話番号がインターネット電話用の電話番号
であれば、電子電話帳から着呼者の電話番号を送信する
操作のみでゲートウエイ情報の送信と着呼者の電話番号
の送信とを立て続けに行うことができる。
【0015】そのため、インターネット電話を掛けるた
めの必須要件であるゲートウエイ情報を送信する操作は
見かけ上必要無くなり、通常の電話回線を利用した電話
を掛ける場合と同様の操作のみで良いので電話を掛ける
操作が迅速に行えるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、回線を
通じて音声信号の送受信を行うと共に、電話番号を登録
する電子電話帳と、インターネット電話に必要なゲート
ウエイ情報を登録するゲートウエイ情報登録部とを備え
た電話装置であって、電子電話帳に電話番号を登録する
際に、所定の操作によりゲートウエイ情報登録部に登録
済みのゲートウエイ情報を読み出し、登録すべき電話番
号とゲートウエイ情報とを対にして電子電話帳に登録す
る構成としたものである。
【0017】そのため、電子電話帳への電話番号の登録
に際して、電話番号と対にして登録するゲートウエイ情
報はゲートウエイ情報登録部のデータをコピーすれば良
いので、目的の電話番号の登録が迅速に行えるという作
用を有する。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、回線を
通じて音声信号の送受信を行うと共に、電話番号を登録
する電子電話帳と、インターネット電話に必要なゲート
ウエイ情報を登録するゲートウエイ情報登録部と、電子
電話帳に登録済みの電話番号に対するゲートウエイ情報
の出力指示の有無を記憶する出力指示記憶部とを備えた
電話装置であって、電子電話帳に電話番号を登録する際
に、インターネット電話を使用する電話番号に対して
は、登録すべき電話番号に対し所定の操作により出力指
示記憶部にゲートウエイ情報出力指示有りと記憶させ電
子電話帳に登録する構成としたものである。
【0019】そのため、電子電話帳への電話番号の登録
に際して、電話番号と対にして登録するのはゲートウエ
イ情報出力指示有りの情報だけであるので、電話番号と
対にしてゲートウエイ情報全体を登録するのに比べる
と、電子電話帳が使用する記憶容量の削減に役立つとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1,2,3の内のいずれか1記載の発明において、ゲー
トウエイ情報は、プロバイダの電話番号や利用者のID
やパスワードである構成としたものである。
【0021】そのため、インターネット電話を掛けるた
めの必須要件であるゲートウエイ情報を送信する操作は
見かけ上必要無くなり、通常の電話回線を利用した電話
を掛ける場合と同様の操作のみで良いので電話を掛ける
操作が迅速に行えるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項5に記載の発明は、無線を
通じて音声信号等の送受信を行うと共に、電話番号を登
録する電子電話帳と、インターネット電話に必要なゲー
トウエイ情報を登録するゲートウエイ情報登録部とを備
えた携帯電話装置であって、電子電話帳に登録済みの電
話番号に対するゲートウエイ情報の出力指示の有無を記
憶する出力指示記憶部を備え、電子電話帳から選択した
電話番号に対するゲートウエイ情報の出力指示が出力指
示記憶部に有れば、ゲートウエイ情報登録部に録したゲ
ートウエイ情報をゲートウエイに送信した後に電話番号
を送信する構成としたものであり、電子電話帳から選択
した電話番号がインターネット電話用の電話番号であれ
ば、電子電話帳から着呼者の電話番号を送信する操作の
みでゲートウエイ情報の送信と着呼者の電話番号の送信
とを立て続けに行うことができる。
【0023】そのため、インターネット電話を掛けるた
めの必須要件であるゲートウエイ情報を送信する操作は
見かけ上必要無くなり、通常の携帯電話を掛ける場合と
同様の操作のみで良いので携帯電話を掛ける操作が迅速
に行えるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項6に記載の発明は、無線を
通じて音声信号等の送受信を行うと共に、電話番号を登
録する電子電話帳と、インターネット電話に必要なゲー
トウエイ情報を登録するゲートウエイ情報登録部とを備
えた携帯電話装置であって、電子電話帳に電話番号を登
録する際に、所定の操作によりゲートウエイ情報登録部
に登録済みのゲートウエイ情報を読み出し、登録すべき
電話番号とゲートウエイ情報とを対にして電子電話帳に
登録する構成としたものである。
【0025】そのため、電子電話帳への電話番号の登録
に際して、電話番号と対にして登録するゲートウエイ情
報はゲートウエイ情報登録部のデータをコピーすれば良
いので、目的の電話番号の登録が迅速に行えるという作
用を有する。
【0026】本発明の請求項7に記載の発明は、無線を
通じて音声信号等の送受信を行うと共に、電話番号を登
録する電子電話帳と、インターネット電話に必要なゲー
トウエイ情報を登録するゲートウエイ情報登録部と、電
子電話帳に登録済みの電話番号に対するゲートウエイ情
報の出力指示の有無を記憶する出力指示記憶部とを備え
た携帯電話装置であって、電子電話帳に電話番号を登録
する際に、インターネット電話を使用する電話番号に対
しては、登録すべき電話番号に対し所定の操作により出
力指示記憶部にゲートウエイ情報出力指示有りと記憶さ
せ電子電話帳に登録する構成としたものである。
【0027】そのため、電子電話帳への電話番号の登録
に際して、電話番号と対にして登録するのはゲートウエ
イ情報出力指示有りの情報だけであるので、電話番号と
対にしてゲートウエイ情報全体を登録するのに比べる
と、電子電話帳が使用する記憶容量の削減に役立つとい
う作用を有する。
【0028】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
5,6,7の内のいずれか1記載の発明において、ゲー
トウエイ情報は、プロバイダの電話番号や利用者のID
やパスワードである構成としたものである。
【0029】そのため、インターネット電話を掛けるた
めの必須要件であるゲートウエイ情報を送信する操作は
見かけ上必要無くなり、通常の携帯電話を掛ける場合と
同様の操作のみで良いので携帯電話を掛ける操作が迅速
に行えるという作用を有する。
【0030】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。
【0031】(実施の形態1)本発明の一実施の形態の
大要は、インターネット電話を掛けるための必須の操作
であるゲートウエイ情報を送信するためだけの操作を省
くために、電子電話帳に登録済みの電話番号の内でイン
ターネット電話用にしたい電話番号にはゲートウエイ情
報の出力指示有りの情報を付加するように工夫したこと
である。
【0032】そのため、電子電話帳から選択した電話番
号がインターネット電話用の電話番号であれば、電子電
話帳から選択した着呼者の電話番号を送信する操作のみ
でゲートウエイ情報登録部に登録済みのゲートウエイ情
報を読み出して送信し、続けて着呼者の電話番号を送信
するので、見かけ上はゲートウエイ情報を送信するため
だけの操作が一つ省けたようになる。
【0033】これから説明する事柄は、電話装置の機能
の一部に関するものであり、携帯電話装置の機能の一部
とも共通する事柄なので、本発明では電話装置の説明を
以て携帯電話装置の説明をも兼ねることとする。
【0034】以下、本発明の一実施の形態の詳細を図1
〜図5を参照しながら説明する。
【0035】図1は本発明の一実施の形態による電話装
置の構造を示すブロック図である。図2は本発明の一実
施の形態による電話装置のダイレクトボタンを押下して
ゲートウエイ情報を送信する送信方法を示す模式図であ
り、図3,図4は本発明の一実施の形態による電話装置
の省操作方法によるゲートウエイ情報を送信する送信方
法を示す模式図である。図5は本発明の一実施の形態に
よる携帯電話装置の主要部の構造を示すブロック図であ
る。
【0036】図1において、電話装置は回線に接続され
た親機1と少なくとも1台の子機2とで構成されてお
り、親機1と子機2とはそれぞれ一定の距離内(100
〜150m)で双方向にコードレス通信可能である。
【0037】図1において説明する電話装置はコードレ
スであるが、電話装置自体はコードレスであってもコー
ドレスでなくてもどちらでも差し支えない。
【0038】親機1は制御部3の制御の下に電話の相手
側と音声信号の送受信を行うと共に、コードレス通信部
の無線送信部4及び無線受信部5を通じて子機2側と双
方向にコードレス通信を行う。制御部3はCPUやRA
MやROM等で構成されており、親機1の制御全般を担
っている。この親機1にはコードで接続された受話器6
が備わっているので、受話器6を取り上げてオフフック
すると子機2とのコードレス通話(内線通話)や回線を
通じての外部との通話(外線通話)が可能である。ま
た、親機1にはスピーカーホン通話部7も備わっている
ので、スピーカーホン通話部7のスイッチを押してオフ
フックすると手放しでの通話を行うこともできる。この
親機1には留守番電話部8が備わっているので、回線か
らベルが入来しても親機1側や子機2側で共にオフフッ
クしない場合には、留守番電話部8が作動して入来した
メッセージの収録ができるようになっている。この際に
は、ベルが所定回数(例えば6回)鳴動してもオフフッ
クされないと、制御部3は切り替えスイッチ9を通話回
路部10側から留守番電話部8側に切り替えるようにな
っている。
【0039】親機1には電子電話帳11が備わっている
ので、操作部12を操作して電子電話帳11を検索する
と目的の電話番号を表示部13に表示することができ
る。また、この親機1はインターネット電話に対応して
いるので、予めゲートウエイ情報登録部14にゲートウ
エイ情報としてプロバイダの電話番号や利用者のIDや
パスワード等を登録しておくと、操作部12のダイレク
トボタンを押下すればゲートウエイ情報登録部14に登
録済みのゲートウエイ情報をゲートウエイに送信するこ
とができる。
【0040】この親機1からインターネット電話を掛け
る場合は色々な方法を選択することができるが、どの場
合においてもゲートウエイ情報登録部14には既にゲー
トウエイ情報が登録されているものとする。
【0041】まず、図2に示すように、操作部12のダ
イレクトボタンを押下してゲートウエイ情報を送信する
方法を説明する。いわばダイレクトボタンモードである
が、このモードの場合は2段階の送信操作が必要にな
る。
【0042】発呼者(利用者)は操作部12を操作して
電子電話帳11を検索し、破線のブロックで囲まれた着
呼者の電話番号を選択して表示部13に表示する。この
選択された電話番号に対応する出力指示記憶部15の内
容はゲートウエイ情報の出力指示無しとなっている。そ
して第1段階の送信操作として、操作部12のダイレク
トボタンを押下してゲートウエイ情報登録部14に登録
済みのゲートウエイ情報をゲートウエイに送信する。そ
の後に第2段階の送信操作として、表示部13に表示中
の着呼者の電話番号を操作部12を操作して電子電話帳
11から送信すると、発呼者側と着呼者側とのゲートウ
エイ間はインターネットを経由して発呼者から着呼者へ
と電話が繋る。
【0043】次に、図3〜図4に示すように、電子電話
帳11から選択した電話番号を送信する操作だけでゲー
トウエイ情報も一緒に送信できる方法を説明する。いわ
ば短縮モードである。
【0044】図3は電話番号とゲートウエイ情報とを対
にして電子電話帳11に登録しておいた場合の説明であ
り、図4は電話番号と電話番号に対応するゲートウエイ
情報の出力指示の有無とを対にして電子電話帳11に登
録しておいた場合の説明である。
【0045】図3において、発呼者(利用者)は操作部
12を操作して電子電話帳11を検索し、破線のブロッ
クで囲まれた着呼者の電話番号を選択して表示部13に
表示する。この選択された電話番号に対応する出力指示
記憶部15の内容はゲートウエイ情報の出力指示無しと
なっている。
【0046】電子電話帳11に電話番号を登録する際に
は、まず表示部13に登録すべき電話番号を表示させ
る。そして、登録すべき電話番号に対し操作部12で所
定の操作を行い(例えば、ダイレクトボタンを押下す
る)、ゲートウエイ情報登録部14に登録済みのゲート
ウエイ情報を読み出す。図3では、電話番号の頭に
「¥」印が付いているが、これがゲートウエイ情報の印
である。そして、表示中の電話番号と読み出したゲート
ウエイ情報とを対にして電子電話帳11に登録してお
く。つまり、ゲートウエイ情報登録部14にゲートウエ
イ情報が登録済みであるので、ゲートウエイ情報登録部
14のデータを電子電話帳11にコピーし、電子電話帳
11へのゲートウエイ情報の入力操作を簡素化する訳で
ある。
【0047】さて、第1段階の送信操作として、表示部
13に表示中の着呼者の電話番号を操作部12を操作し
て電子電話帳11から送信すると、電子電話帳11から
は自動的にゲートウエイ情報が送信され、引き続き着呼
者の電話番号がゲートウエイに送信される。つまり、見
かけ上はゲートウエイ情報を送信するという操作が一つ
省け、インターネット電話を掛けるための操作手順は普
通の電話を掛ける場合の操作手順と比べて相違ない訳で
ある。このようにして、発呼者側と着呼者側とのゲート
ウエイ間はインターネットを経由して発呼者から着呼者
へと電話が繋る。
【0048】図4において、発呼者(利用者)は操作部
12を操作して電子電話帳11を検索し、破線のブロッ
クで囲まれた着呼者の電話番号を選択して表示部13に
表示する。この選択された電話番号に対応する出力指示
記憶部15の内容はゲートウエイ情報の出力指示有りと
なっている。
【0049】ここで、ゲートウエイ情報の出力指示の有
無の設定方法を説明しておく。電子電話帳11に電話番
号を登録する際には、まず表示部13に登録すべき電話
番号を表示させる。そして、登録すべき電話番号に対し
操作部12で所定の操作を行い出力指示記憶部15にゲ
ートウエイ情報出力指示有りと記憶させ、電話番号とゲ
ートウエイ情報出力指示の有無とを電子電話帳11に登
録しておく。ゲートウエイ情報の出力指示有りの目印と
しては、例えばフラグを立てておくと良い。このよう
に、電話番号とゲートウエイ情報出力指示の有無とを電
子電話帳11に登録しておく方法では、図3の場合の電
話番号と対にしてゲートウエイ情報全体を登録する方法
に比べると、電子電話帳が使用する記憶容量を削減する
ことができる。
【0050】さて、第1段階の送信操作として、表示部
13に表示中の着呼者の電話番号を操作部12を操作し
て電子電話帳11から送信しようとすると、制御部3は
着呼者の電話番号を送信する前にゲートウエイ情報登録
部14に登録済みのゲートウエイ情報を読み込んでゲー
トウエイに送信し、その後に着呼者の電話番号を送信す
る。つまり、制御部3は電子電話帳11の電話番号を読
み込む際に出力指示記憶部15の内容も読み取るので、
選択された電話番号に対応する出力指示記憶部15の内
容を常に把握している。出力指示記憶部15の内容がゲ
ートウエイ情報の出力指示有りであれば、制御部3はこ
の電話番号に対してはインターネット電話を使用すると
判断してゲートウエイ情報登録部14に登録済みのゲー
トウエイ情報を読み取るのである。つまり、見かけ上は
ゲートウエイ情報を送信するという操作が一つ省け、イ
ンターネット電話を掛けるための操作手順は普通の電話
を掛ける場合の操作手順と比べて相違ない訳である。こ
のようにして、発呼者側と着呼者側とのゲートウエイ間
はインターネットを経由して発呼者から着呼者へと電話
が繋る。
【0051】請求項5〜8は携帯電話装置についての記
述であり、この説明に用いる図5においては簡略化のた
めに主要部のみを示している。図5に示す携帯電話装置
16にも、図1に示す親機1と同様のゲートウエイ情報
登録部14や電子電話帳15が備わっており、親機1と
携帯電話装置16とを入れ替えて考えれば親機1で説明
したことがそっくりそのまま流用できるので重複説明は
省略する。ただし、請求項1〜4では親機1が電話回線
を通じて音声信号の送受信を行ったのに対して、請求項
5〜8では携帯電話装置16が無線を通じて音声信号や
画像信号の送受信を行うことが相違点である。
【0052】以上に述べたように、従来の技術ではイン
ターネット電話を掛けるには、第1段階の操作でゲート
ウエイ情報を送信し、第2段階の操作で電話番号を送信
しなければならなかった。しかしながら本発明では、第
1段階の操作でゲートウエイ情報を送信する手間は電話
装置が自動的に処理するので陰に隠れ、見かけ上は第2
段階の操作で電話番号を送信する手間だけとなるのでイ
ンターネット電話を迅速に掛けられるようになる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回線を通
じて音声信号の送受信を行うと共に、電話番号を登録す
る電子電話帳と、インターネット電話に必要なゲートウ
エイ情報を登録するゲートウエイ情報登録部とを備えた
電話装置であって、電子電話帳に登録済みの電話番号に
対するゲートウエイ情報の出力指示の有無を記憶する出
力指示記憶部を備え、電子電話帳から選択した電話番号
に対するゲートウエイ情報の出力指示が出力指示記憶部
に有れば、ゲートウエイ情報登録部に登録したゲートウ
エイ情報をゲートウエイに送信した後に電話番号を送信
する構成とした。
【0054】また本発明によれば、無線を通じて音声信
号等の送受信を行うと共に、電話番号を登録する電子電
話帳と、インターネット電話に必要なゲートウエイ情報
を登録するゲートウエイ情報登録部とを備えた携帯電話
装置であって、電子電話帳に登録済みの電話番号に対す
るゲートウエイ情報の出力指示の有無を記憶する出力指
示記憶部を備え、電子電話帳から選択した電話番号に対
するゲートウエイ情報の出力指示が出力指示記憶部に有
れば、ゲートウエイ情報登録部に登録したゲートウエイ
情報をゲートウエイに送信した後に電話番号を送信する
構成とした。
【0055】このことにより、電子電話帳に登録した電
話番号を選択して送信する操作を行うだけでインターネ
ット電話が掛けられるので、インターネット電話を掛け
るための必須要件であるゲートウエイ情報を送信する操
作は見かけ上必要無くなり、通常の電話回線を利用した
電話を掛ける場合と同様の操作のみで良いのでインター
ネット電話を掛ける操作が迅速に行えるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電話装置の構造を
示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態による電話装置のダイレ
クトボタンを押下してゲートウエイ情報を送信する送信
方法を示す模式図
【図3】本発明の一実施の形態による電話装置の省操作
方法によるゲートウエイ情報を送信する送信方法を示す
模式図
【図4】本発明の一実施の形態による電話装置の省操作
方法によるゲートウエイ情報を送信する送信方法を示す
模式図
【図5】本発明の一実施の形態による携帯電話装置の主
要部の構造を示すブロック図
【図6】既存の電話回線を利用した電話の模式図
【図7】インターネット電話を利用した電話の模式図
【符号の説明】
1 親機 2 子機 3 制御部 4 無線送信部 5 無線受信部 6 受話器 7 スピーカーホン通話部 8 留守番電話部 9 切り替えスイッチ 10 通話回路部 11 電子電話帳 12 操作部 13 表示部 14 ゲートウエイ情報登録部 15 出力指示記憶部 16 携帯電話装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線を通じて音声信号の送受信を行うと共
    に、電話番号を登録する電子電話帳と、インターネット
    電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエイ
    情報登録部とを備えた電話装置であって、 電子電話帳に登録済みの電話番号に対するゲートウエイ
    情報の出力指示の有無を記憶する出力指示記憶部を備
    え、電子電話帳から選択した電話番号に対するゲートウ
    エイ情報の出力指示が出力指示記憶部に有れば、ゲート
    ウエイ情報登録部に登録したゲートウエイ情報をゲート
    ウエイに送信した後に電話番号を送信することを特徴と
    する電話装置。
  2. 【請求項2】回線を通じて音声信号の送受信を行うと共
    に、電話番号を登録する電子電話帳と、インターネット
    電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエイ
    情報登録部とを備えた電話装置であって、 電子電話帳に電話番号を登録する際に、所定の操作によ
    りゲートウエイ情報登録部に登録済みのゲートウエイ情
    報を読み出し、登録すべき電話番号とゲートウエイ情報
    とを対にして電子電話帳に登録することを特徴とする電
    話装置。
  3. 【請求項3】回線を通じて音声信号の送受信を行うと共
    に、電話番号を登録する電子電話帳と、インターネット
    電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエイ
    情報登録部と、電子電話帳に登録済みの電話番号に対す
    るゲートウエイ情報の出力指示の有無を記憶する出力指
    示記憶部とを備えた電話装置であって、 電子電話帳に電話番号を登録する際に、インターネット
    電話を使用する電話番号に対しては、登録すべき電話番
    号に対し所定の操作により出力指示記憶部にゲートウエ
    イ情報出力指示有りと記憶させ電子電話帳に登録するこ
    とを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】ゲートウエイ情報は、プロバイダの電話番
    号や利用者のIDやパスワードであることを特徴とする
    請求項1,2,3の内のいずれか1記載の電話装置。
  5. 【請求項5】無線を通じて音声信号等の送受信を行うと
    共に、電話番号を登録する電子電話帳と、インターネッ
    ト電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエ
    イ情報登録部とを備えた携帯電話装置であって、 電子電話帳に登録済みの電話番号に対するゲートウエイ
    情報の出力指示の有無を記憶する出力指示記憶部を備
    え、電子電話帳から選択した電話番号に対するゲートウ
    エイ情報の出力指示が出力指示記憶部に有れば、ゲート
    ウエイ情報登録部に登録したゲートウエイ情報をゲート
    ウエイに送信した後に電話番号を送信することを特徴と
    する携帯電話装置。
  6. 【請求項6】無線を通じて音声信号等の送受信を行うと
    共に、電話番号を登録する電子電話帳と、インターネッ
    ト電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエ
    イ情報登録部とを備えた携帯電話装置であって、 電子電話帳に電話番号を登録する際に、所定の操作によ
    りゲートウエイ情報登録部に登録済みのゲートウエイ情
    報を読み出し、登録すべき電話番号とゲートウエイ情報
    とを対にして電子電話帳に登録することを特徴とする携
    帯電話装置。
  7. 【請求項7】無線を通じて音声信号等の送受信を行うと
    共に、電話番号を登録する電子電話帳と、インターネッ
    ト電話に必要なゲートウエイ情報を登録するゲートウエ
    イ情報登録部と、電子電話帳に登録済みの電話番号に対
    するゲートウエイ情報の出力指示の有無を記憶する出力
    指示記憶部とを備えた携帯電話装置であって、 電子電話帳に電話番号を登録する際に、インターネット
    電話を使用する電話番号に対しては、登録すべき電話番
    号に対し所定の操作によりゲートウエイ情報出力指示有
    りと記憶させ電子電話帳に登録することを特徴とする携
    帯電話装置。
  8. 【請求項8】ゲートウエイ情報は、プロバイダの電話番
    号や利用者のIDやパスワードであることを特徴とする
    請求項5,6,7の内のいずれか1記載の携帯電話装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006001200A1 (ja) * 2004-06-25 2008-07-31 日本電気株式会社 通信装置、通信方法、および通信用プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006001200A1 (ja) * 2004-06-25 2008-07-31 日本電気株式会社 通信装置、通信方法、および通信用プログラム

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