JP2002111375A - リニアアレーアンテナ - Google Patents
リニアアレーアンテナInfo
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- JP2002111375A JP2002111375A JP2000303567A JP2000303567A JP2002111375A JP 2002111375 A JP2002111375 A JP 2002111375A JP 2000303567 A JP2000303567 A JP 2000303567A JP 2000303567 A JP2000303567 A JP 2000303567A JP 2002111375 A JP2002111375 A JP 2002111375A
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- element antennas
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Abstract
方向を変えるアンテナにおいて、主ビーム方向を初期チ
ルト角から変えた時のサイドローブの劣化を小さくでき
るリニアアレーアンテナを得る。 【解決手段】 両端のグループの放射素子アンテナ数を
その他のグループの放射素子アンテナ数よりも少なくす
る。
Description
局アンテナに関するものである。
動作説明図で、その基地局アンテナの使用される状態を
示す。図5において、1は一つの基地局3がもつサービ
スゾーン、2は離れた位置にある基地局3のサービスゾ
ーン、4は基地局アンテナであり、基地局屋上あるいは
鉄塔上に配置されている。5は、水平方向を示しアンテ
ナの放射特性を示す角度θの基線としている。6は、こ
の基地局アンテナ4からサービスゾーン1はあるいは2
の外縁を見込んだ角度を示し、基地局アンテナ4で必要
とされるビームチルト角θtに相当する。8は基地局ア
ンテナ4の主ビームを示している。また、7は同一周波
数を使用している他基地局のサービスゾーンへの方向を
示しており、水平方向からの角度はθ1で与えられる。
れる機能は、自基地局のサービスゾーン内では所要の電
界レベルを実現しつつ、他基地局のサービスゾーンへの
電波干渉を生じないようにすることである。この要求を
満たすため、移動体通信用基地局アンテナの垂直面指向
特性の主ビームを水平面下に傾け、放射電波を自局サー
ビスゾーンに有効に閉じ込めるようにしている。また、
θ1に示す角度領域にあるサイドローブレベルを十分低
くすることにより、他基地局のサービスゾーンへの電波
干渉を低減するようにしている。
示す「チルトアンテナ」(特開平2−174302)が
あった。
0は固定位相の位相器、11は電力分配回路、12は4
つの放射素子アンテナを1つのグループとするサブアレ
ーアンテナ、13は各サブアレーアンテナの位相を変化
させる移相器、14はアンテナ給電点ある。
を下げるように指向性合成を行うと図6に示す放射特性
を得る。ここでは、ビームチルト角を10°としてい
る。しかし、基地局の増設などによりサービスゾーンを
小さくする場合、移相器13の位相を変えることにより
主ビーム方向を変える必要が出てくる。
7(a)に示すようにサイドローブレベルは下がるが、
下方に3°変えた場合は図7(b)に示すようになり、
初期値に対しサイドローブレベルが上昇する。通常、主
ビーム方向を上方に変えることは少なく、むしろ基地局
増設によりサービスゾーンを小型化する必要がある。よ
って、主ビーム方向を下方に変える場合が多い。
ベルが変化するのは、アンテナをグループ化して位相を
変えているためである。全放射素子アンテナを例えばア
ンテナ中心からの距離に比例した分位相を変化させた場
合、放射特性はほぼ平行移動した特性となりサイドロー
ブの劣化はない。
を変える場合には、グループ内の放射素子アンテナに
は、グループ化したアンテナの中心位置に比例した位相
変化が一様に与えられる。よって個々に位相を変化させ
た場合と違う励振位相となる。この差分の放射特性が、
個々に位相変化を与えた場合の放射特性と足し合わさ
れ、その結果チルト角を上方に変える場合にはサイドロ
ーブレベルが低下し、下方に変える場合にはサイドロー
ブレベルが上昇する。
13の位相を変えることにより、主ビーム方向を変えて
いたが、主ビームを下方に変えると主ビーム上方のサイ
ドローブレベルが上昇するという問題があった。特に第
1,2サイドローブの上昇は他基地局への干渉となって
いた。
されたもので、放射素子アンテナをグループ化して主ビ
ーム方向を変えるアンテナにおいて、主ビーム方向を初
期チルト角から変えた時のサイドローブの劣化を小さく
することを目的とし、特にチルト角を下方に変えた時の
サイドローブレベルの劣化を小さくすることを目的とす
る。
アレーアンテナは、複数個の放射素子アンテナを複数個
のグループに分割し、当該グループ単位で上記放射素子
アンテナの位相を変化させるリニアアレーアンテナにお
いて、両端のグループの放射素子アンテナ数をその他の
グループの放射素子アンテナ数より少なくしたものであ
る。
は、一定間隔で直線状に配置された複数n個の放射素子
アンテナと、前記複数の放射素子アンテナを複数k個の
グループに分割し各グループ内で放射素子アンテナを所
定の振幅、位相で給電する給電回路と、前記k個のグル
ープ内に含まれる前記放射素子アンテナの位相をグルー
プ単位ごとに変化させるk個の位相制御手段と、前記k
個のグループを所定の振幅で給電する分配回路とを備
え、前記k個の位相制御手段で各放射素子アンテナの位
相を調整して放射特性の主ビーム方向を可変できるリニ
アアレーアンテナにおいて、両端のグループの放射素子
アンテナ数をその他のグループの放射素子アンテナ数よ
り少なくしたものである。
の実施の形態1を示すリニアアレーアンテナの構成図で
ある。図1において9は放射素子アンテナ、12はいく
つかの放射素子アンテナをグループとするサブアレーア
ンテナ、13は各サブアレーアンテナの位相を変化させ
る移相器、14はアンテナ給電点、15は各サブアレー
アンテナ内の給電回路、16は各サブアレーアンテナに
電力を分配する分配回路である。
テナ数を3、その他のグループの放射素子アンテナ数を
4としている。従来のアンテナと比較するために放射素
子アンテナ間隔と放射素子数の乗数を同じとする。すな
わちアンテナ長を同じにし比較する。
同様他基地局方向のサイドローブレベルを下げるように
指向性合成を行うと図2に示すような従来のアンテナと
ほぼ同等の放射特性を得る。ここでもビームチルト角は
10°としている。
たアンテナの中心位置に比例した位相変化を与え主ビー
ム方向を上方に3°変えると図3(a)に示す放射特性
となり、下方に3°変えると図3(b)に示す放射特性
となる。上方に3°変えた場合、若干のサイドローブレ
ベルの上昇はあるが、そのレベルは従来のアンテナでビ
ーム方向を3°下方にした場合と比較すると小さい。ま
た、下方に3°変えた場合は、第1サイドローブレベル
はほぼ従来のアンテナと同じであるが、第2,3サイド
ローブレベルの劣化はかなり小さいことがわかる。
を、両端の放射素子アンテナとその隣の放射素子アンテ
ナとの中間の位置に比例した量、すなわち他のグループ
と同じ放射素子数があるとして与える変化量とした場
合、主ビーム方向を上方に3°変えると図4(a)に示
す放射特性となり、下方に3°変えると図4(b)に示
す放射特性となる。上方に3°変えた場合、第1,2サ
イドローブレベルは上昇するが、下方に3°変えた場合
には第1,2サイドローブレベルは初期値より小さい値
となっている。
ナ数を少なくすることにより、個々に位相を変化させた
場合との差分の放射特性がサイドローブレベルに与える
影響が少なくなりまた、下側に主ビームを変えた時に
は、元の放射特性と位相が逆相となっているためであ
る。
子アンテナをグループ化して主ビーム方向を変える場合
にも、サイドローブレベルの劣化が小さくすることが出
来る。
の形態1を示すアンテナ構成図である。
示す図である。
の放射特性を示す図である。
の放射特性を示す図である。
ある。
す図である。
放射特性を示す図である。
分配回路、12 サブアレーアンテナ、13 移相器、
15 給電回路、16 分配回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数個の放射素子アンテナを複数個のグ
ループに分割し、当該グループ単位で上記放射素子アン
テナの位相を変化させるリニアアレーアンテナにおい
て、両端のグループの放射素子アンテナ数をその他のグ
ループの放射素子アンテナ数より少なくしたことを特徴
とするリニアアレーアンテナ。 - 【請求項2】 一定間隔で直線状に配置された複数n個
の放射素子アンテナと、前記複数の放射素子アンテナを
複数k個のグループに分割し各グループ内で放射素子ア
ンテナを所定の振幅、位相で給電する給電回路と、前記
k個のグループ内に含まれる前記放射素子アンテナの位
相をグループ単位ごとに変化させるk個の位相制御手段
と、前記k個のグループを所定の振幅で給電する分配回
路とを備え、前記k個の位相制御手段で各放射素子アン
テナの位相を調整して放射特性の主ビーム方向を可変で
きるリニアアレーアンテナにおいて、両端のグループの
放射素子アンテナ数をその他のグループの放射素子アン
テナ数より少なくしたことを特徴とするリニアアレーア
ンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303567A JP2002111375A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | リニアアレーアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303567A JP2002111375A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | リニアアレーアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002111375A true JP2002111375A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18784750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000303567A Pending JP2002111375A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | リニアアレーアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002111375A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004229220A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Ntt Docomo Inc | 基地局、アンテナの制御方法及びアンテナ制御装置 |
JP2005198185A (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Yagi Antenna Co Ltd | 並列給電コーリニアアンテナ |
KR100530657B1 (ko) * | 2002-03-26 | 2005-11-22 | 하라다 고교 가부시키가이샤 | 어레이 안테나 장치 |
JP2007329666A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Ntt Docomo Inc | アレーアンテナ装置 |
JP2008154278A (ja) * | 2008-03-10 | 2008-07-03 | Ntt Docomo Inc | 基地局、アンテナの制御方法及びアンテナ制御装置 |
JP2008219338A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Kddi Corp | 基地局装置およびセル構成方法 |
CN103733542A (zh) * | 2011-08-15 | 2014-04-16 | 株式会社Ntt都科摩 | 无线基站、用户终端、无线通信系统以及无线通信方法 |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303567A patent/JP2002111375A/ja active Pending
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