JP2002110069A - 陰極線管装置 - Google Patents
陰極線管装置Info
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- H01J2229/5687—Auxiliary coils
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Abstract
の電子ビーム変調効果が得られる陰極線管装置を提供す
る。 【解決手段】 ファンネル2のネック部3内に電子銃4
を備え、ファンネル2の外面でかつ電子銃4よりも前面
パネルの側に、水平偏向コイル51および垂直偏向コイ
ル52からなる偏向ヨーク5を備え、ネック部3の外面
に速度変調コイル6を備える陰極線管装置において、速
度変調コイル6の前面パネル側の端部が、水平偏向コイ
ル51の電子銃4側の端部よりも電子銃4側に位置し、
かつ、電子銃4の前面パネル側の端部よりも前面パネル
側に位置する。これにより、速度変調コイル6による速
度変調磁界28が、偏向磁界と干渉することがなく、ま
た、トップユニット27で渦電流となって消失するのも
防止できるので、所望の速度変調効果を得ることができ
る。
Description
し、特に電子銃および速度変調コイルの周辺部の構造に
関するものである。
す。図3に示すように、陰極線管装置は、内面に蛍光体
スクリーン面8を有する前面パネル1と、ファンネル2
と、ファンネル2のネック部3の内部に設けられた電子
銃4とを備える陰極線管と、ファンネル2の外面でかつ
電子銃4よりも前面パネル1の側に設けられた水平偏向
コイルおよび垂直偏向コイルを備える偏向ヨーク5と、
ネック部3の外面に設けられたコンバーゼンスヨーク7
および速度変調コイル6とを備えている。
る。電子銃4(断面図ではない)は、カソード21、制
御電極(G1電極)22、加速電極(G2電極)23、
集束電極(G3電極)24、G4電極26とトップユニ
ット27とからなる陽極電極25が順番に配列されて構
成される。トップユニット27は、電子ビーム通過孔が
設けられた底部と筒部とからなるカップ状の部材であ
る。カソード21から出射した電子ビーム9(図3に示
す)は、前面パネル1の内面に形成された蛍光体スクリ
ーン面8に到達するまでに、偏向ヨーク5、速度変調コ
イル6(図11では便宜上実物に即して描いていない
が、現実には後述する図2に示すような形態をと
る。)、コンバーゼンスヨーク7から発生する交流磁界
により、軌道が偏向される。このうち偏向ヨーク5は、
水平方向に偏向させる水平偏向コイル51と垂直方向に
偏向させる垂直偏向コイル52とを備え、ファンネル2
のコーン部に装着され、交流磁界を発生して電子ビーム
軌道を偏向することにより、蛍光体スクリーン面を電子
ビームで走査する。コンバーゼンスヨーク7は、ネック
部3の外側に装着され、その磁界により3本の電子ビー
ムを一点に集める。
変調コイル6によって磁界変調をかけ、電子ビームのい
わゆる速度変調を行なってフォーカス性能の向上を図っ
ている(特開平10−74465号公報)。速度変調コ
イル6は、コンバーゼンスヨーク7とネック部3との間
で、かつ、G3電極24とG4電極26とが位置する箇
所に配置され、交流磁界28(破線で“たる”状に描い
ている)を発生して電子ビームの走査速度を変調するこ
とにより、蛍光体スクリーン面上で高輝度部と低輝度部
を実現し、画像をシャープにする。
ための交流磁界28の周波数は映像周波数と同等のメガ
ヘルツオーダに及ぶため、速度変調コイル6を図11に
示す箇所に設けた場合、ステンレスなどの金属材料より
なるG3電極24およびG4電極26によって交流磁界
28が減衰を受け、所望の電子ビーム変調を得られない
という問題があった。即ち、交流磁界28によってG3
電極24及びG4電極26に渦電流が発生して、交流磁
界28が損失する。
かの部分に分割し、各々の電極の間に隙間を設け磁界の
透過性を改善しているものが提案されている(特開平8
−115684号公報)。しかし、電子銃の電極間の距
離を大きくした設計とすれば、ネック部の内部に浸透す
る電位により、蛍光体スクリーン面上で1点に集まって
いる3本の電子ビームが分離し、実用上支障が生じると
いう問題がある。また、組立精度の問題やコストが割高
になるなどの問題や、分割した各電極の機械的強度を保
つため各部品をあまり小さくできないので、磁界透過性
が大幅に改善できないという問題があった。
は、速度変調コイルを水平偏向コイルと重ねた位置に設
け、電子銃電極と速度変調コイルとが重畳しない部分を
つくり、速度変調コイルの変調感度を向上させるものが
提案されている。この場合、速度変調コイルからの交流
磁界の周波数は映像周波数より高周波のメガヘルツオー
ダに及ぶため、水平偏向コイルと干渉を起こし、テレビ
ジョン装置の信号を劣化させ、画像が劣化し、実用に耐
えないという問題があった。
になされたものであり、陰極線管外部からの速度変調磁
界の透過を妨げることなく、所望の電子ビーム変調効果
が得られる陰極線管装置を提供することを目的とするも
のである。
装置は、前面パネルおよびファンネルと前記ファンネル
のネック部内に設けられた電子銃とを備える陰極線管
と、前記ファンネルの外面でかつ前記電子銃よりも前記
前面パネルの側に設けられた水平偏向コイルおよび垂直
偏向コイルを備える偏向ヨークと、前記ネック部の外面
に設けられた速度変調コイルとを有する陰極線管装置に
おいて、前記速度変調コイルの前記前面パネル側の端部
が、前記水平偏向コイルの電子銃側の端部よりも電子銃
側に位置し、かつ、前記電子銃の前記前面パネル側の端
部よりも前記前面パネル側に位置することを特徴とす
る。
コイルと速度変調コイルとが陰極線管管軸と垂直の方向
に重畳していないため、双方の干渉によりテレビジョン
装置の信号を劣化させ、画像が劣化することがない。ま
た、速度変調コイルの前面パネル側の少なくとも一部が
電子銃電極のスクリーン側の先端と、陰極線管管軸と垂
直の方向に重畳していないため、速度変調コイルからの
交流磁界の、渦電流によるロスを少なくし、所望の電子
ビーム変調効果を得ることができる。
ル側の端部と前記電子銃の前記前面パネル側の端部との
間の陰極線管管軸方向の距離が、前記速度変調コイルの
前記管軸方向長さの10〔%〕以上であることが好まし
い。この構成によれば、速度変調コイルからの交流磁界
の、渦電流によるロスを少なくし、所望の電子ビーム変
調効果を得ることができる。
ル側の端部と前記電子銃の前記前面パネル側の端部との
間の陰極線管管軸方向の距離が、1〔mm〕以上10
〔mm〕以下であることが好ましい。この構成によれ
ば、速度変調コイルからの交流磁界の、渦電流によるロ
スを少なくし、所望の電子ビーム変調効果を得ることが
できる。
部の部品が筒状部品からなり、前記筒状部品の管軸方向
の長さが、前記筒状部品の外径の10〔%〕以上30
〔%〕以下であることが好ましい。この構成によれば、
電子銃のトップユニットの長さを短く抑えながら、強度
の低下、陰極線管ネック部の内面に塗布された導電膜と
G3電極との間の絶縁性の低下、導電膜の電位の主レン
ズへの悪影響といった不都合を回避できる。
れていることが好ましい。この構成によれば、開口が存
在することにより、渦電流の全体量が減少し、十分な損
失低減効果を得ることができる。
ル側の端部に切り欠き部が設けられていることが好まし
い。この構成によれば、切り欠き部が存在することによ
り、渦電流の全体量が減少し、十分な損失低減効果を得
ることができる。
面パネルおよびファンネルと前記ファンネルのネック部
内に設けられた電子銃とを備える陰極線管と、前記ファ
ンネルの外面でかつ前記電子銃よりも前記前面パネル側
に設けられた水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルを備
える偏向ヨークと、前記ネック部の外面に設けられた速
度変調コイルとを有する陰極線管装置において、前記電
子銃の前記前面パネル側の端部の部品が、筒状部と、前
記筒状部よりも前記前面パネル側に設けられたコイル状
部とからなり、前記速度変調コイルの前記前面パネル側
の端部が、前記水平偏向コイルの電子銃側の端部よりも
電子銃側に位置し、かつ、前記電子銃の前記筒状部の前
記前面パネル側の端部よりも前記前面パネル側に位置す
ることを特徴とする。
の発生が小さく、速度変調磁界がコイル状部を効率よく
通過するので、広い周波数帯域にわたって、所望の速度
変調効果が得られる。
隔が2.5〔mm〕以下であることが好ましい。この構
成によれば、速度変調磁界がコイル状部を効率よく通過
するので、広い周波数帯域にわたって、所望の速度変調
効果が得られる。
が接触していることが好ましい。この構成によれば、筒
状のトップユニットに比べて、渦電流の発生が小さく速
度変調磁界がコイル状部を通過しやすくなるので、広い
周波数帯域にわたって、所望の速度変調効果が得られ
る。
いて図面を用いて説明する。全体の説明は省略し、本発
明の要部である速度変調コイルの周辺部について詳細に
説明する。
管装置のネック部付近の側面断面図である。電子銃4の
基本構造は従来の電子銃と同様であり、カソード21、
G1電極22、G2電極23、G2電極23と所定間隔
をあけて配置されたG3電極24、G3電極24と所定
の間隔をあけて配置された陽極電極25を有する。陽極
電極25は、G3電極24との間に主レンズを形成する
G4電極26と、G4電極26の蛍光体スクリーン面側
に設けられた、電子銃4を支持し高電圧を導通させるた
めの筒状のトップユニット(「筒状部品」)27を備え
ている。トップユニット27はステンレス鋼からなる。
G2電極23には1〔kV〕程度の電圧が、G3電極2
4には5〜10〔kV〕程度の電圧が、G4電極26に
は20〜35〔kV〕程度の電圧がそれぞれ印加され
る。トップユニット27には、短冊状のセンタリングス
プリング29がスクリーン面側に突出するようにして、
略等角度間隔に離間して複数本(本実施の形態では3
本)設けられている。センタリングスプリング29は、
ネック部3の内面と接触して電子銃4を支持するととも
に、ネック部3の内面上に形成された導電膜(図示せ
ず)と導通して、トップユニット27を介してG4電極
26に上記の電圧を印加する。
5(簡略化して示す)が設置される。偏向ヨーク5は、
電子ビームを水平方向に偏向する水平偏向コイル51と
垂直方向に偏向する垂直偏向コイル52とを備えてい
る。
即して描いていない。)の前面パネル1側の端部は、水
平偏向コイル51の電子銃4側の端部よりも電子銃4側
に位置し、かつ、電子銃4の前面パネル1側の端部より
も前面パネル1側に位置するように設置されている。こ
こで、「電子銃4の前面パネル1側の端部」とは、本実
施の形態ではトップユニット27の前面パネル1側の端
部を意味し、センタリングスプリング29は考慮しな
い。水平偏向コイル51と速度変調コイル6との間に
は、絶縁を保つための最低限の距離を設けることが望ま
しい。但し、双方のコイルに絶縁被覆が施されている場
合には、隣接していてもよい。
変調コイル6の形状とネック部3に取り付けられている
様子を示す。速度変調コイル6は、ネック部3の上下に
一つずつ、ネック部3に沿うように設けられている。
と、トップユニット27の前面パネル1側の端部との間
の陰極線管管軸方向の距離をaとすると(図1中、寸法
線で示す)、この距離aが大きいほど、G3電極24や
陽極電極25で発生する渦電流による損失を低減するこ
とができる。具体的には、この距離aを1〔mm〕以上
に設定するのが好ましい。距離aを3〔mm〕以上にす
れば損失はさらに低減される。ただし、10〔mm〕を
超えるとネック管を長くせざるを得なくなるので好まし
くない。距離aは、速度変調コイル6の陰極線管管軸方
向長さの10〔%〕以上であれば、十分な損失低減効果
を得ることができる。
の外径がφ32.5〔mm〕の場合で24.4〔mm〕
程度、ネック部3の外径がφ29.1〔mm〕の場合で
22.3〔mm〕程度、ネック部3の外径がφ22.5
〔mm〕の場合で15.3〔mm〕程度である。トップ
ユニット27の陰極線管管軸方向の長さは、従来約10
〔mm〕であったのに対し、本発明では約5〔mm〕で
ある。トップユニット27の好ましい長さは、トップユ
ニット27の外径の10〔%〕以上30〔%〕以下の範
囲である。トップユニット27が短すぎると、トップユ
ニット27の強度の低下、ネック部3の内面に塗布され
た導電膜(図示せず)とG3電極24との間の絶縁性の
低下、導電膜の電位の主レンズへの悪影響といった数々
の不都合が生じるので好ましくない。逆にトップユニッ
ト27が長すぎると、距離aが短くなり、損失低減効果
が低下するので好ましくない。
速度変調磁界の周波数と速度変調感度との関係を示す。
ここで縦軸の「速度変調感度」とは、ある一定のパワー
(電流)を速度変調コイルに入力した場合に、電子ビー
ムの軌道がどれだけ変化したかを示し、蛍光体スクリー
ン面上での電子ビームの到達位置が横方向にどれだけ変
化したかを相対的に示す。この値が大きいほど磁界変調
の効果が大きい。図10において、曲線aは速度変調コ
イル6を図11に示す位置に設けた従来の陰極線管装置
の場合を、曲線bは本発明の場合をそれぞれ示す。本発
明によれば、広い周波数帯域にわたって、従来のものよ
りも大きな速度変調効果を得られることがわかる。
プユニットの筒部(円筒面部分)に開口が設けられてい
る。その他の部分の構造は、実施の形態1と同じであ
る。
る。トップユニット27の筒部に長辺3〔mm〕、短辺
0.5〔mm〕の長方形の開口61が4個設けられてい
る。開口61の位置は、水平偏向方向および垂直偏向方
向に対して対称の位置である。
す。本実施の形態によれば、広い周波数帯域にわたっ
て、実施の形態1の場合(曲線b)と比較してより大き
な速度変調効果が得られることがわかる。これは、開口
61が存在することにより、渦電流の全体量が減少し、
十分な損失低減効果を得ることができるからである。
プユニットの筒部(円筒面部分)の前面パネル側の先端
に切り欠き部が設けられている。その他の部分の構造
は、実施の形態1と同じである。
る。トップユニット27の筒部の先端に長辺(深さ)3
〔mm〕、短辺0.5〔mm〕の長方形の切り欠き部7
1が4個設けられている。切り欠き部71の位置は、水
平偏向方向および垂直偏向方向に対して対称の位置であ
る。
す。本実施の形態によれば、広い周波数帯域にわたっ
て、実施の形態1の場合(曲線b)と比較してより大き
な速度変調効果が得られることがわかる。これは、切り
欠き部71が存在することにより、渦電流の全体量が減
少し、十分な損失低減効果を得ることができるからであ
る。また、切り欠き部71を設けることにより、実施の
形態2の開口61と比べ、渦電流のループを小さくする
ことができる。
ユニットが筒状部と、コイル状部とからなる。また、速
度変調コイル6の位置が上記の各実施の形態と異なる点
に特徴を有する。
7は同じく側面図を示す。トップユニット27は、筒状
部82と、筒状部82よりも前面パネル1(図示せず)
側に設けられたコイル状部81とからなる。速度変調コ
イル6の位置については図示していないが、速度変調コ
イル6の前面パネル1側の端部が、水平偏向コイル51
の電子銃4側の端部よりも電子銃4側に位置し、かつ、
トップユニット27の筒状部82の前面パネル1側の端
部よりも前面パネル1側に位置する。
説明した距離aは、トップユニット27の先端部ではな
く、筒状部82の先端部を基準に測られる。距離aの好
ましい値は、実施の形態1と同様である。
〔mm〕である。隣り合う線材の間隔は、0〜2.5
〔mm〕の範囲が好ましい。
合における、本実施の形態の効果を図10の曲線eに示
す。本実施の形態によれば、広い周波数帯域にわたっ
て、実施の形態1の場合(曲線b)と比較してより大き
な速度変調効果が得られることがわかる。これは、コイ
ル状部81での渦電流による損失が小さく、速度変調磁
界がコイル状部81を効率よく通過するからである。
ときには、図8および図9に示すように、隣り合う線材
が接触することになるが、このような場合においても、
まったく継ぎ目のない筒状の場合、たとえば一枚の板材
を深絞り加工したような場合と比べて、十分大きな変調
磁界の透過効果が得られる。しかし、より大きな変調効
果を得るためには、隣り合う線材の間にわずかでも隙間
を設けることが好ましい。一方、隣り合う線材の間隔が
2.5〔mm〕より大きいと外部磁界の影響を受けやす
くなるので好ましくない。
した場合について説明したが、モノクローム陰極線管装
置に適用してもよい。
くまでも本発明の技術的内容を明らかにする意図のもの
であって、本発明はこのような具体例にのみ限定して解
釈されるものではなく、その発明の精神と請求の範囲に
記載する範囲内でいろいろと変更して実施することがで
き、本発明を広義に解釈すべきである。
速度変調磁界に対して、この磁界の透過を妨げることな
く、所望の電子ビーム変調効果を得ることができる。
断面拡大図である。
斜視透視図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
斜視図である。
側面図である。
係を示す図である。
断面拡大図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 前面パネルおよびファンネルと前記ファ
ンネルのネック部内に設けられた電子銃とを備える陰極
線管と、前記ファンネルの外面でかつ前記電子銃よりも
前記前面パネルの側に設けられた水平偏向コイルおよび
垂直偏向コイルを備える偏向ヨークと、前記ネック部の
外面に設けられた速度変調コイルとを有する陰極線管装
置において、 前記速度変調コイルの前記前面パネル側の端部が、前記
水平偏向コイルの電子銃側の端部よりも電子銃側に位置
し、かつ、前記電子銃の前記前面パネル側の端部よりも
前記前面パネル側に位置することを特徴とする陰極線管
装置。 - 【請求項2】 前記速度変調コイルの前記前面パネル側
の端部と前記電子銃の前記前面パネル側の端部との間の
陰極線管管軸方向の距離が、前記速度変調コイルの前記
管軸方向長さの10〔%〕以上である、請求項1に記載
の陰極線管装置。 - 【請求項3】 前記速度変調コイルの前記前面パネル側
の端部と前記電子銃の前記前面パネル側の端部との間の
陰極線管管軸方向の距離が、1〔mm〕以上10〔m
m〕以下である、請求項1に記載の陰極線管装置。 - 【請求項4】 前記電子銃の前記前面パネル側の端部の
部品が筒状部品からなり、前記筒状部品の管軸方向の長
さが、前記筒状部品の外径の10〔%〕以上30〔%〕
以下である、請求項1に記載の陰極線管装置。 - 【請求項5】 前記筒状部品の筒部に開口が設けられて
いる、請求項4に記載の陰極線管装置。 - 【請求項6】 前記筒状部品の筒部の前記前面パネル側
の端部に切り欠き部が設けられている、請求項4に記載
の陰極線管装置。 - 【請求項7】 前面パネルおよびファンネルと前記ファ
ンネルのネック部内に設けられた電子銃とを備える陰極
線管と、前記ファンネルの外面でかつ前記電子銃よりも
前記前面パネル側に設けられた水平偏向コイルおよび垂
直偏向コイルを備える偏向ヨークと、前記ネック部の外
面に設けられた速度変調コイルとを有する陰極線管装置
において、 前記電子銃の前記前面パネル側の端部の部品が、筒状部
と、前記筒状部よりも前記前面パネル側に設けられたコ
イル状部とからなり、 前記速度変調コイルの前記前面パネル側の端部が、前記
水平偏向コイルの電子銃側の端部よりも電子銃側に位置
し、かつ、前記電子銃の前記筒状部の前記前面パネル側
の端部よりも前記前面パネル側に位置することを特徴と
する陰極線管装置。 - 【請求項8】 前記コイル状部の隣り合う線材の間隔が
2.5〔mm〕以下である請求項7に記載の陰極線管装
置。 - 【請求項9】 前記コイル状部の隣り合う線材同士が接
触している、請求項7に記載の陰極線管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001217645A JP2002110069A (ja) | 2000-07-24 | 2001-07-18 | 陰極線管装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-222300 | 2000-07-24 | ||
JP2000222300 | 2000-07-24 | ||
JP2001217645A JP2002110069A (ja) | 2000-07-24 | 2001-07-18 | 陰極線管装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002110069A true JP2002110069A (ja) | 2002-04-12 |
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ID=26596548
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001217645A Ceased JP2002110069A (ja) | 2000-07-24 | 2001-07-18 | 陰極線管装置 |
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JP (1) | JP2002110069A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107848844A (zh) * | 2015-04-28 | 2018-03-27 | 夏普生命科学株式会社 | 电解水生成器 |
-
2001
- 2001-07-18 JP JP2001217645A patent/JP2002110069A/ja not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107848844A (zh) * | 2015-04-28 | 2018-03-27 | 夏普生命科学株式会社 | 电解水生成器 |
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