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JP2002109257A - 物品発注承諾処理支援用サーバ、物品発注承諾処理支援用端末、納入物品検査処理支援用サーバ、物品保守依頼処理支援用サーバ、物品発注承諾処理支援方法、納入物品検査処理支援方法、物品保守依頼処理支援方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

物品発注承諾処理支援用サーバ、物品発注承諾処理支援用端末、納入物品検査処理支援用サーバ、物品保守依頼処理支援用サーバ、物品発注承諾処理支援方法、納入物品検査処理支援方法、物品保守依頼処理支援方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

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Publication number
JP2002109257A
JP2002109257A JP2000294814A JP2000294814A JP2002109257A JP 2002109257 A JP2002109257 A JP 2002109257A JP 2000294814 A JP2000294814 A JP 2000294814A JP 2000294814 A JP2000294814 A JP 2000294814A JP 2002109257 A JP2002109257 A JP 2002109257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
maintenance
article
orderer
order
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000294814A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Yanagihara
敏博 柳原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000294814A priority Critical patent/JP2002109257A/ja
Publication of JP2002109257A publication Critical patent/JP2002109257A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】発注者が多数の図書を作成することなく、発注
データを非常に容易に作成することを可能にする。 【解決手段】WWWサーバ5は、事業所Wにおける既設
電気/電子機器の配備状況を表す配備状況データを発注
者A1に提供する処理を行なう。WWWサーバ5は、提
供した配備状況データに応じて発注者A1から送られて
きた設置希望電気/電子機器の少なくとも仕様を含む発
注データを記憶するメモリ21を有し、発注データを納
入者B1に提供する。発注サーバ5は、納入者B1から
送られてきた発注データの発注仕様に対応する電気/電
子機器の承諾仕様を含む承諾願データおよびメモリ21
に記憶された発注データに基づいて、少なくとも設置希
望電気/電子機器の発注仕様および承諾仕様とを対応付
けた情報を含む発注者A1の承諾処理を支援するための
承諾支援データを作成する処理を行ない、作成した承諾
支援データを発注者A1に提供する処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事業所に対して設
置を希望する電気/電子機器等の物品の発注者における
発注承諾処理を支援するための物品発注承諾処理支援用
サーバ、物品発注承諾処理支援用端末、物品発注承諾処
理支援方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体に関
する。
【0002】また、本発明は、発注データに基づいて発
注者側に納入された物品の検査処理を支援するための物
品検査処理支援用サーバ、物品検査処理支援方法および
コンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
【0003】さらに、本発明は、事業所に設置された物
品の保守を保守者に対して依頼する依頼者の保守依頼処
理を支援するための物品保守依頼処理支援用サーバ、物
品保守依頼処理支援方法およびコンピュータ読取可能な
記憶媒体に関する。
【0004】
【従来の技術】例えば、プラントの工事事業所や監視事
業所等の各種の事業所において、その事業所に設置を希
望する電気/電子機器等の物品を発注する発注者Aは、
図14に示すように、設置希望物品に関する仕様(設置
物品自体のスペック、事業所におけ設置位置を含む配置
仕様等を含む)を含む発注図書を、例えばワードプロセ
ッサソフトウエア、表計算ソフトウエアおよび作図ソフ
トウエア等が搭載された機器(パーソナルコンピュータ
等)により文書ファイル(フロッピー(登録商標)ディ
スク等の記憶媒体に格納)、あるいは/および印字出力
書面として作成し、作成した発注図書を納入者Bに対し
て送付する(ステップS50)。
【0005】納入者Bは、送付された発注図書に基づい
て、設置希望物品に関する仕様を読取り、読取った設置
希望物品に関する仕様に基づいて、実際に発注者Aに対
して納入可能な物品の仕様(承諾仕様)を含む承諾図書
を、例えばワードプロセッサソフトウエア、表計算ソフ
トウエアおよび作図ソフトウエア等が搭載された機器
(パーソナルコンピュータ等)により文書ファイル、あ
るいは/および印字出力書面として作成し、作成した承
諾図書を発注者Aに対して送付する(ステップS5
1)。
【0006】発注者Aは、送付された承諾図書に基づい
て、その承諾図書の内容を読取り、自ら発注した発注図
書と比べて、承諾図書の内容でOKであれば、その承諾
図書の内容で承諾する旨の内容を納入者Bへ送付する
(ステップS52)。
【0007】納入者Bは、承諾図書の承諾仕様に基づく
物品を用意し、その物品の納入図書(完成図書)を上記
機器を用いて文書ファイル、あるいは/および印字出力
書面として作成し、事業所に対して物品を納入する際に
完成図書を発注者Aに渡す(ステップS53)。
【0008】発注者Aは、納入された物品を検査し、検
査した結果、納入品の仕様が発注図書および承諾図書の
仕様を満足している場合(検査合格)であれば、発注者
Aは、納入物品の代金を納入者Bに支払う(ステップS
54)。
【0009】一方、事業所に既設された物品の保守を依
頼する際においては、依頼者である発注者Aと保守者B
(通常、既設物品を納入した納入者であり、以下納入者
とする)との間には、例えば予め保守契約が締結されて
おり、納入者Bは、上記保守契約に基づいて定期的、あ
るいは発注者Aからの保守依頼(保守コール)に応じ
て、契約あるいは実際の依頼に対応する保守依頼内容に
基づいて実際に事業所の既設物品の保守点検を行なう。
【0010】そして、納入者Bは、保守処理終了後に、
その保守処理内容を表す保守図書を上記パーソナルコン
ピュータ等の機器により文書ファイル、あるいは/およ
び印字出力書面として作成し、作成した保守図書を発注
者Aに対して送付する(図15;ステップS60)。
【0011】発注者Aは、保守図書に基づく保守内容を
検査し、検査した結果、保守内容が十分であれば(保守
検査合格)、発注者Aは、保守代金を納入者Bに支払う
(ステップS61)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】電気/電子機器等の物
品を購入して事業所の所定の部屋に設置(増設)する際
に、発注者は、物品購入(設置)計画段階および発注段
階において、予め、事業所における既設物品の配備状況
を表す配備状況情報、例えば、複数の既設物品自体のス
ペック、既設物品それぞれの事業所における設置位置を
含む配置仕様および部屋別の消費電力等を予め図書とし
てそれぞれ作成しておき、作成した図書を参照しなが
ら、設置希望物品の発注情報{仕様(スペック);例え
ば、物品がコンピュータシステムであれば、CPUの処
理速度、メモリの容量、消費電力等、配置仕様(事業所
内の所定の部屋における設置位置等)、機器取扱説明
等}を決定し、決定した発注情報に基づく発注図書を作
成し、作成した発注図書を納入者に対して送付してい
る。
【0013】すなわち、従来の物品発注処理において
は、発注者は、購入設置を希望する物品の発注図書を作
成するにあたり、既設物品の配備状況を表す多数の配備
状況情報に基づく多数の図書を作成しなければならず、
発注図書作成処理を非常に面倒としていた。
【0014】また、上記多数の配備状況情報に基づく多
数の図書を作成するには、そのような配備状況情報をマ
ニュアルで収集する必要があり、発注処理作業に大幅な
時間が必要な原因の一つとなっていた。
【0015】さらに、作成した発注図書は、単なる文書
あるいは文書データであるため、承諾処理や検査処理に
おいてその文書・文書データの内容を加工して利用する
ことは非常に難しかった。
【0016】そして、送付した発注図書に基づいて納入
者から納入可能物品の承諾仕様を含む承諾図書が送られ
た際に、発注者は、承諾図書および発注図書を互いに見
比べることにより、承諾図書の内容でOKか否か判断し
ている。
【0017】しかしながら、上述したように、発注図書
および承諾図書は互いに別個の書面であるため、それぞ
れの仕様等を逐一チェックすることは非常に大変な作業
であり、また、承諾処理の際のチェックミスも発生する
危険性が高く、簡単かつ信頼性の高い承認作業が強く望
まれていた。
【0018】さらに、承諾処理後における物品納入時に
おいても同様に、発注者は、承諾図書および完成図書を
比較しながら納入物品の検査処理を行なっており、別個
の書面である承諾図書および完成図書それぞれの仕様等
の細かい項目を逐一チェックすることは多大な労力を必
要とするため、簡単かつ信頼性の高い検査作業が強く望
まれていた。
【0019】一方、事業所における電気/電子機器等の
既設物品の保守(修理・交換も含む)を依頼(発注)す
る際に、発注者は、物品保守計画段階および発注段階に
おいて、予め、事業所における既設物品の保守状況情
報、例えば、既設物品の保守の履歴を表す保守履歴情
報、および既設物品の不適合の発生状況を表す不適合発
生情報等を予め図書としてそれぞれ作成しておき、作成
した図書を参照しながら、保守を依頼する物品およびそ
の保守内容を保守情報として決定し、決定した保守情報
に基づく保守図書を作成し、作成した保守図書を納入者
に対して送付している。
【0020】すなわち、従来の保守依頼(発注)処理に
おいては、発注者は、保守対象物品およびその保守内容
を含む保守図書を作成するにあたり、既設物品の保守状
況を表す多数の保守状況情報に基づく多数の図書を作成
しなければならず、保守図書作成処理を非常に面倒とし
ていた。
【0021】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、多数の図書を発注者に作成させることなく、発注
者が承認処理や検査処理において効率良く利用可能な発
注データを非常に容易に作成することを可能にしたこと
をその第1の目的とする。
【0022】また、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、発注者が発注内容および納入者からの承諾
内容を非常に容易にチェックすることを可能にして、発
注者の承諾処理効率を大幅に向上させることをその第2
の目的とする。
【0023】さらに、本発明は上述した事情に鑑みてな
されたもので、発注者が納入者からの承諾内容および実
際に納品された物品の納入内容を非常に容易にチェック
することを可能にして、発注者の検査処理効率を大幅に
向上させることをその第3の目的とする。
【0024】そして、本発明は上述した事情に鑑みてな
されたもので、多数の図書を発注者に作成させることな
く、既設物品の保守状況を表す保守状況データを発注者
に提供することにより、発注者が保守図書に対応する保
守データを非常に容易に作成することを可能にして、発
注者の保守効率を大幅に向上させることをその第4の目
的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための請求項1記載の発明によれば、所定の事業所に設
置を希望する物品を納入者に対して発注する発注者の発
注承諾処理を支援するための物品発注承諾処理支援用サ
ーバであって、前記所定事業所における既設物品の仕様
を含む当該所定事業所の設置希望物品設置前の既設物品
の配備状況を表す配備状況データを記憶する配備状況デ
ータ記憶手段と、前記配備状況データを前記発注者に提
供する配備状況データ提供手段と、提供した配備状況デ
ータに応じて前記発注者から送られてきた前記設置希望
物品の少なくとも仕様を含む発注データを記憶する発注
データ記憶手段と、前記発注データを前記納入者に提供
する発注データ提供手段と、前記納入者から送られてき
た前記発注データの発注仕様に対応する当該物品の承諾
仕様を含む承諾願データおよび前記発注データ記憶手段
に記憶された発注データに基づいて、少なくとも前記設
置希望物品の発注仕様および前記承諾仕様とを対応付け
た情報を含む前記発注者の承諾処理を支援するための承
諾支援データを作成する支援データ作成手段と、作成し
た承諾支援データを前記発注者に提供する支援データ提
供手段とを備えている。
【0026】請求項2記載の発明によれば、前記配備状
況データは、前記既設物品の配備状況を電子的に表す電
子データおよび当該配備状況を図書として表した図書デ
ータを含んでおり、前記発注データは、前記設置希望物
品の少なくとも仕様を含む情報を電子的に表す電子デー
タおよび当該仕様を含む情報を図書として表した図書デ
ータを含む。
【0027】請求項3記載の発明によれば、前記配備状
況データ提供手段は、前記配備状況データにおける電子
データを通信回線を介して前記発注者に提供する手段で
あり、前記発注データ提供手段は、前記発注データにお
ける電子データを前記通信回線を介して前記発注者に提
供する手段であるとともに、前記支援データ提供手段
は、前記承諾支援データを前記通信回線を介して前記発
注者に提供する手段である。
【0028】請求項4記載の発明によれば、前記発注者
は前記通信回線を介して前記発注承諾処理支援用サーバ
と通信可能な端末を有している一方、前記事業所は複数
の部屋を有し、前記既設物品は複数で前記複数の部屋内
に配設されているとともに、その複数の既設物品は、前
記通信回線を介して通信可能に接続された複数の電子機
器および複数の消耗物品を含む一方、前記配備状況デー
タは、前記複数の既設物品自体のスペック、既設物品そ
れぞれの前記所定事業所における設置位置を含む現状配
置仕様および前記複数の電子機器の前記通信回線を介し
た複数の通信用アドレスを一覧表示可能にまとめた表示
用アドレス一覧情報を含むとともに、前記発注データ
は、前記発注仕様として、前記設置希望物品の発注スペ
ックと前記所定事業所における設置希望物品の設置位置
を含む発注配置仕様および前記設置希望物品の取扱を説
明する情報を含んでおり、前記承諾仕様は、前記設置希
望物品として実際に発注者に納入できる物品の承諾スペ
ックおよび実際の設置位置を含む承諾配置仕様をそれぞ
れ含んでいる一方、前記承諾支援データは、前記設置希
望物品の発注スペックおよび前記承諾スペックがそれぞ
れ対応付けられたスペック対応データと、前記現状配置
仕様および前記承諾配置仕様が互いに対応付けられた配
置対応データとを含み、前記発注者側の端末において閲
覧かつデータ入力可能な形態を有するデータである。
【0029】請求項5記載の発明によれば、前記承諾支
援データに基づいて前記納入者に対して前記承諾仕様を
承諾する内容を表す情報を送付する承諾情報送付手段
と、前記承諾情報送付に応じた前記納入者からの前記物
品の納入に際して前記納入者から提供された前記納入物
品の仕様を含む納入データを記憶する納入データ記憶手
段と、前記発注データ記憶手段に記憶された発注データ
および前記納入データ記憶手段に記憶された納入データ
に基づいて、少なくとも前記設置希望物品の発注仕様と
前記納入物品の仕様とを対応付けた情報を含む前記発注
者の検査処理を支援するための検査支援データを作成す
る検査支援データ作成手段と、作成した検査支援データ
を前記発注者に提供する検査支援データ提供手段とを備
えている。
【0030】請求項6記載の発明によれば、前記検査支
援データに応じて前記発注者から送付された前記納入物
品の検査結果が合格であった場合に、前記納入データ記
憶手段に記憶された納入データに基づいて前記配備状況
データ記憶手段に記憶された配備状況データの内容を、
前記納入物品の納入データを反映させた最新の内容に自
動的に更新する更新手段とを備えている。
【0031】請求項7記載の発明によれば、所定の事業
所に設置を希望する物品を納入者に対して発注する発注
者の発注承諾処理支援用であり、前記所定事業所におけ
る既設物品の仕様を含む当該所定事業所の物品設置前の
既設物品の配備状況を表す配備状況データを記憶するサ
ーバとデータ通信可能な端末であって、前記サーバから
提供された前記配備状況データに応じて前記サーバに対
して前記設置希望物品の少なくとも仕様を含む発注デー
タを送付する発注データ送付手段と、前記納入者から送
られてきた前記発注データの発注仕様に対応する当該物
品の承諾仕様を含む承諾願データおよび前記発注データ
に基づいて前記サーバから提供された少なくとも前記設
置希望物品の発注仕様および前記承諾仕様とを対応付け
た情報を含む前記発注者の承諾処理を支援するための承
諾支援データを受信する受信手段と、受信された承諾支
援データを画面上に表示する表示手段と、表示された承
諾支援データに基づいて、前記承諾仕様を承諾するか否
かを表す情報を前記サーバに対して送付する送付手段と
を備えている。
【0032】請求項8記載の発明によれば、発注者によ
り承諾された物品の承諾仕様を含む承諾データに基づい
て納入された物品の検査処理を支援する納入物品検査処
理支援用サーバであって、前記承諾データを記憶する承
諾データ記憶手段と、前記納入者から提供された前記納
入物品の仕様(納入仕様)を含む納入データを記憶する
納入データ記憶手段と、前記承諾データ記憶手段に記憶
された承諾データおよび前記納入データ記憶手段に記憶
された納入データに基づいて、少なくとも前記物品の承
諾仕様と納入仕様とを対応付けた情報を含む前記発注者
の検査処理を支援するための検査支援データを作成する
検査支援データ作成手段と、作成した検査支援データを
前記発注者に提供する検査支援データ提供手段とを備え
ている。
【0033】請求項9記載の発明によれば、所定の事業
所に設置された物品の保守を保守者に対して依頼する依
頼者の保守依頼処理を支援するための物品保守依頼処理
支援用サーバであって、前記所定事業所における既設物
品の保守履歴を含む保守依頼前の既設物品の保守状況を
表す保守状況データを記憶する保守状況データ記憶手段
と、前記保守状況データを前記依頼者に提供する保守状
況データ提供手段と、前記依頼者から送られた、前記保
守状況データに応じて作成された前記保守依頼の内容を
表す保守依頼内容データを記憶する記憶手段と、前記納
入者から送られた、前記依頼者の保守依頼に対応する保
守処理の内容を表す保守処理内容データを記憶する保守
処理内容データ記憶手段と、前記保守状況データ記憶手
段に記憶された保守依頼内容データおよび前記保守処理
内容データ記憶手段に記憶された保守処理内容データに
基づいて前記依頼者の前記保守処理内容検査処理を支援
するための検査支援データを作成する検査支援データ作
成手段と、作成した検査支援データを前記依頼者に提供
する検査支援データ提供手段と、前記検査支援データに
応じて前記発注者から送付された前記保守処理内容の検
査結果が合格であった場合に、前記保守処理内容データ
記憶手段に記憶された保守処理内容データに基づいて、
前記保守状況データ記憶手段に記憶された保守状況デー
タの内容を、前記保守処理データを反映させた内容に自
動的に更新する更新手段とを備えている。
【0034】請求項10記載の発明によれば、前記保守
状況データは、前記既設物品の保守履歴を一覧表示可能
にまとめた保守履歴一覧情報と、当該既設物品の不適合
発生状況を一覧表示可能にまとめた不適合発生状況一覧
情報とを含む。
【0035】請求項11記載の発明によれば、所定の事
業所に対して設置を希望する物品を発注する発注者の発
注承諾処理を支援するための物品発注承諾処理支援方法
であって、前記所定事業所における既設物品の仕様を含
む当該所定事業所の物品設置前の既設物品の配備状況を
表す配備状況データを記憶するステップと、記憶された
配備状況データを前記発注者に提供するステップと、提
供した配備状況データに応じて前記発注者から送られて
きた前記設置希望物品の少なくとも仕様を含む発注デー
タを記憶するステップと、前記発注データを前記納入者
に提供するステップと、前記納入者から送られてきた前
記発注データの発注仕様に対応する当該物品の承諾仕様
を含む承諾願データおよび前記記憶ステップにより記憶
された発注データに基づいて、少なくとも前記設置希望
物品の発注仕様および前記承諾仕様とを対応付けた情報
を含む前記発注者の承諾処理を支援するための承諾支援
データを作成するステップと、作成した承諾支援データ
を前記発注者に提供するステップとを備えている。
【0036】請求項12記載の発明によれば、発注者か
ら提供された物品の仕様を含む発注データに基づいて納
入された物品の検査処理を支援する納入物品検査処理支
援方法であって、前記発注データを記憶するステップ
と、前記納入者から提供された前記納入物品の仕様を含
む納入データを記憶するステップと、記憶された発注デ
ータおよび納入データに基づいて、少なくとも前記発注
物品の仕様と前記納入物品の仕様とを対応付けた情報を
含む前記発注者の検査処理を支援するための検査支援デ
ータを作成するステップと、作成した検査支援データを
前記発注者に提供するステップとを備えている。
【0037】請求項13記載の発明によれば、所定の事
業所に設置された物品の保守を保守者に対して依頼する
依頼者の保守依頼処理を支援するための物品保守依頼処
理支援方法であって、前記所定事業所における既設物品
の保守履歴を含む保守依頼前の既設物品の保守状況を表
す保守状況データを記憶するステップと、前記保守状況
データを前記発注者に提供するステップと、前記発注者
から送られた、前記依頼者により前記保守状況データに
応じて作成された前記保守依頼の内容を表す保守依頼内
容データを記憶するステップと、前記納入者から送られ
た、前記依頼者の保守依頼に対応する保守処理の内容を
表す保守処理内容データを記憶するステップと、記憶さ
れた保守依頼内容データおよび保守処理内容データに基
づいて前記依頼者の前記保守処理内容検査処理を支援す
るための検査支援データを作成するステップと、作成し
た検査支援データを前記依頼者に提供するステップと、
前記検査支援データに応じて前記依頼者から送付された
前記保守処理内容の検査結果が合格であった場合に、前
記保守処理内容データに基づいて、前記保守状況データ
の内容を、前記保守処理データを反映させた内容に自動
的に更新するステップとを備えている。
【0038】請求項14記載の発明によれば、所定の事
業所に対して設置を希望する物品を発注する発注者の発
注承諾処理を支援するためのコンピュータが読取可能な
記憶媒体であって、前記所定事業所における既設物品の
仕様を含む当該所定事業所の物品設置前の既設物品の配
備状況を表す配備状況データを、前記コンピュータによ
り当該コンピュータと通信可能なメモリに記憶させる手
順と、この配備状況データをコンピュータにより前記発
注者に提供させる手順と、提供した配備状況データに応
じて前記発注者から送られてきた前記設置希望物品の少
なくとも仕様を含む発注データを前記コンピュータによ
り前記メモリに記憶させる手順と、前記発注データを前
記コンピュータにより前記納入者に提供させる手順と、
前記納入者から送られてきた前記発注データの発注仕様
に対応する当該物品の承諾仕様を含む承諾願データおよ
び前記メモリに記憶された発注データに基づいて、少な
くとも前記設置希望物品の発注仕様および前記承諾仕様
とを対応付けた情報を含む前記発注者の承諾処理を支援
するための承諾支援データを前記コンピュータにより作
成させる手順と、作成した承諾支援データを前記コンピ
ュータにより前記発注者に提供させる手順とを備えてい
る。
【0039】請求項15記載の発明では、発注者から提
供された物品の仕様を含む発注データに基づいて納入さ
れた物品の検査処理を支援するためのコンピュータが読
取可能な記憶媒体であって、前記発注データをコンピュ
ータにより、そのコンピュータと通信可能なメモリに記
憶させる手順と、前記納入者から提供された前記納入物
品の仕様を含む納入データを前記コンピュータにより前
記メモリに記憶させる手順と、前記メモリに記憶された
発注データおよび納入データに基づいて、少なくとも前
記発注物品の仕様と前記納入物品の仕様とを対応付けた
情報を含む前記発注者の検査処理を支援するための検査
支援データを前記コンピュータに作成させる手順と、作
成した検査支援データを前記コンピュータにより前記発
注者に提供させる手順とを備えている。
【0040】請求項16記載の発明では、所定の事業所
に設置された物品の保守を保守者に対して依頼する依頼
者の保守依頼処理を支援するためのコンピュータが読取
り可能な記憶媒体であって、前記所定事業所における既
設物品の保守履歴を含む保守依頼前の既設物品の保守状
況を表す保守状況データをコンピュータによりそのコン
ピュータと通信可能なメモリに記憶させる手順と、前記
保守状況データを前記コンピュータにより前記発注者に
提供させる手順と、前記依頼者から送られた、前記保守
状況データに応じて作成された前記保守依頼の内容を表
す保守依頼内容データを前記コンピュータにより前記メ
モリに記憶させる手順と、前記納入者から送られた、前
記依頼者の保守依頼に対応する保守処理の内容を表す保
守処理内容データを前記コンピュータにより前記メモリ
に記憶させる手順と、前記メモリに記憶された保守依頼
内容データおよび保守処理内容データに基づいて前記依
頼者の前記保守処理内容検査処理を支援するための検査
支援データを前記コンピュータにより作成させる手順
と、作成した検査支援データを前記コンピュータにより
前記依頼者に提供させる手順と、前記検査支援データに
応じて前記依頼者から送付された前記保守処理内容の検
査結果が合格であった場合に、前記メモリに記憶された
保守処理内容データに基づいて、当該メモリに記憶され
た保守状況データの内容を、前記コンピュータにより前
記保守処理データを反映させた内容に自動的に更新させ
る手順とを備えている。
【0041】
【発明の実施形態】本発明に係る物品発注承諾処理支援
用サーバ、物品発注承諾処理支援用端末、納入物品検査
処理支援用サーバ、物品保守依頼処理支援用サーバ、物
品発注承諾処理支援方法、納入物品検査処理支援方法、
物品保守依頼処理支援方法、およびコンピュータ読取可
能な記憶媒体の実施の形態について、添付図面を参照し
て説明する。
【0042】図1は、本発明の実施の形態に係る物品発
注・承諾・検査・保守処理用クライアント/サーバシス
テム(以下、簡単にクライアント/サーバシステムと記
載する)1の全体構成を示す図である。
【0043】図1に示すように、クライアント/サーバ
システム1は、専用線2を介してインターネット3に接
続されており、事業所Wに設置を希望する物品である例
えばサーバ等の電気/電子機器に関する発注処理、承諾
処理、検査処理および保守処理を支援するためのWeb
サイトをインターネット3上に構築するWWWサーバ5
と、事業所Wに設置されており、その事業所Wの例えば
所員である発注者A1、A2、・・・が操作可能なクラ
イアント端末7a1、7a2、・・・とを備えている。
【0044】事業所Wは、それぞれ識別番号(No.)
が付与された複数の電気/電子システム(例えば1〜1
5)を有しており、各電気/電子システムは、複数の電
気/電子機器を備えている。
【0045】クライアント端末(以下、単に端末と記載
する)7a1、7a2、・・・は、コンピュータおよび
周辺機器(モニタ、このモニタ画面上での入力操作機能
を有する入力器、プリンタ、FDD等の外部記憶装置
等)を含むコンピュータシステムである。この端末7a
1、7a2、・・・は、例えば事業所W内に構築された
LAN(ローカルエリアネットワーク)等のイントラネ
ット8を介してデータ通信可能に相互接続されており、
WWWサーバ5(インターネット3)は、電話回線、I
SDN、専用線等の通信回線10を介してイントラネッ
ト8に接続されている。
【0046】端末7a1、7a2、・・・は、WWWブ
ラウザ(ソフトウエア)を内蔵しており、このWWWブ
ラウザに基づいてイントラネット8等を介してWWWサ
ーバ5にアクセスすることにより、WWWサーバ5が構
築するWebサイト上のWebページ等のコンテンツを
ダウンロードして閲覧可能になっている。
【0047】また、クライアント/サーバシステム1
は、電気/電子機器を納入販売する納入業者(納入者)
B1、B2、・・・の例えば事業所にそれぞれ設置され
ており、納入者B1、B2、・・・が操作可能なクライ
アント端末12a1、12a2、・・・とを備えてい
る。
【0048】クライアント端末(以下、単に端末と記載
する)12a1、12a2、・・・は、コンピュータお
よび周辺機器(モニタ、このモニタ画面上での入力操作
機能を有する入力器、プリンタ、FDD等の外部記憶装
置)を含むコンピュータシステムであり、DSU(Di
gital Service Unit)あるいはモデ
ム等を含む通信インタフェース15および電話回線、I
SDN、専用線等の通信回線16を介してインターネッ
ト3に接続されている。
【0049】端末12a1、12a2は、WWWブラウ
ザ(ソフトウエア)を内蔵しており、このWWWブラウ
ザに基づいてインターネット3等を介してWWWサーバ
5にアクセスすることにより、WWWサーバ5が構築す
るWebサイト上のコンテンツをダウンロードして閲覧
可能になっている。
【0050】WWWサーバ5は、所定のURLを有して
おり、図1に示すように、電気/電子機器に関する発注
処理、承諾処理、検査処理および保守処理を支援するた
めのコンテンツをハイパーテキスト形式で作成する処
理、クライアント端末に対するコンテンツ送信(ダウン
ロード)処理およびクライアント端末からアップロード
されたデータ受信処理等を行なうサーバ本体(サーバマ
シン)20と、このサーバ本体20のコンテンツ作成に
必要な多数のデータファイルを格納するデータベース2
1と、インターネット3およびイントラネット8等を介
してデータ通信を正確に行なうためのデータ通信プロト
コル(例えば、TCP/IP等)に基づくインタフェー
ス処理用の通信インタフェース22とを備えており、こ
れらサーバ本体20、データベース21および通信イン
タフェース22はLAN23を介して互いにデータ通信
可能に接続されている。
【0051】図2は、WWWサーバ5の概略構成を機能
的に示す図である。
【0052】図2によれば、サーバマシン20は、RO
M、RAM等のメモリを内蔵しており、データベース2
1に格納された各種ファイルに蓄積記憶されたデータお
よびメモリに記憶された物品発注処理・承諾処理・検査
処理および保守処理用の各種サーバソフトウエア(プロ
グラムモジュール)に基づいて物品発注処理・承諾処理
・検査処理および保守処理をそれぞれ実行するようにな
っている。
【0053】図2に示すように、データベース21は、
サーバマシン20が構築するWebサイトにおけるスタ
ートWebページ用コンテンツを記憶するスタートペー
ジファイル29を備えている。
【0054】スタートページ用Webコンテンツには、
後述する認証情報入力用ボックスが形成されており、ま
た、発注処理支援用コンテンツおよび保守依頼処理支援
用コンテンツに対するリンクがはられている。
【0055】さらに、データベース21は、複数の発注
者A1、A2、・・・の認証情報(ID、パスワード
等)をそれぞれ記憶する発注者ファイル30と、納入者
B1、B2、・・・の認証情報(ID、パスワード等)
を記憶する納入者ファイル31と、事業所W内に既設さ
れた複数の電気/電子機器自体の機器仕様(スペッ
ク)、複数の既設電気/電子機器の事業所Wにおける現
状での設置位置を含む現状配置仕様および複数の電気/
電子機器の少なくとも一部がイントラネット8に接続さ
れている場合においては、その通信用アドレス(例えば
IPアドレス)等の事業所W内の最新の配備状況を表す
配備状況データを記憶する配備状況データファイル32
とをそれぞれ備えている。
【0056】そして、データベース21は、サーバマシ
ン20による発注処理支援用コンテンツ(Webペー
ジ)および発注用コンテンツ作成処理に必要なデータを
記憶する発注コンテンツ作成用ファイル33と、サーバ
マシン20による承諾処理支援用コンテンツ作成処理に
必要な情報を記憶する承諾コンテンツ作成用ファイル3
4と、サーバマシン20による検査処理支援用コンテン
ツ作成処理に必要な情報を記憶する検査コンテンツ作成
用ファイル35と、納入者から納入された電気/電子機
器の仕様を含む納入データを記憶する納入ファイル36
と、事業所W内に既設された複数の電気/電子機器の保
守履歴および不適合発生状況(不具合の発生日およびそ
の内容)を保守状況データとして記憶する保守状況デー
タファイル37と、保守契約申込用コンテンツを予め記
憶するとともに、サーバマシン20による保守依頼処理
支援用コンテンツ作成処理に必要なデータを記憶する保
守コンテンツ作成用ファイル38とを備えている。
【0057】サーバマシン20は、図2に示すように、
データベース21に格納された発注者ファイル30およ
び納入者ファイル31に基づいて発注者および納入者の
認証処理をサーバマシン20に実行させるためのサーバ
ソフトウエア(認証サーバ)40と、データベース21
に格納された配備状況データファイル32および発注コ
ンテンツ作成用ファイル33に基づいて発注処理支援用
コンテンツおよび発注用コンテンツを作成して発注者に
提供(ダウンロード)し、発注者から発注用コンテンツ
を介して入力・送信された発注データを受信する処理を
サーバマシン20に実行させるためのサーバソフトウエ
ア(発注サーバ)41と、データベース21に格納され
た保守契約申込用コンテンツを発注者に提供(ダウンロ
ード)し、保守契約申込用コンテンツを介して入力・送
信された保守契約申込データを受信する処理をサーバマ
シン20に実行させるためのサーバソフトウエア(保守
サーバ)42とを備えている。
【0058】さらに、この保守サーバ42は、保守状況
データファイル37および保守コンテンツ作成用ファイ
ル33に基づいて保守依頼処理支援用コンテンツを作成
して発注者に提供(ダウンロード)し、発注者から保守
依頼処理支援用コンテンツを介して入力・送信された保
守依頼データを受信する処理をサーバマシン20に実行
させるようになっている。
【0059】そして、サーバマシン20は、納入者から
送信された承諾願データ、納入データおよび保守依頼デ
ータをそれぞれ受信して納入者の承諾申請、納入申請お
よび保守申請を受付ける処理をサーバマシン20に実行
させるための申請サーバ43を備えている。
【0060】また、サーバマシン20は、申請サーバ4
3に基づいて申請された承諾願データの内容に対する発
注者の承諾処理支援用コンテンツを承諾コンテンツ作成
用ファイル34に基づいて作成して発注者に提供する処
理、および発注者から送信された承諾結果を表すデータ
を受信する処理をサーバマシン20に実行させるための
サーバソフトウエア(承諾サーバ)44と、申請サーバ
43に基づいて申請された納入データおよび保守データ
の内容に対する発注者の検査処理支援用コンテンツをそ
れぞれ作成して発注者に提供し、発注者から送信された
検査結果データを受信する処理をサーバマシン20に実
行させるためのサーバソフトウエア(検査・納入サー
バ)45とを備えている。
【0061】さらに、サーバマシン20は、納入サーバ
45に基づいて受信された納入データに対する検査結果
データが“合格”を表す検査結果データである際に、納
入データの中から、納入電子機器納入後の事業所Wの配
備状況を表す配備状況データに関連するデータを抽出
し、抽出したデータに基づいて配備状況データファイル
32の内容を、上記納入データ納入後の最新の内容、す
なわち、納入データを反映させた内容に更新する処理を
サーバマシン20に実行させるためのサーバソフトウエ
ア(最新サーバ)46とを備えている。
【0062】また、サーバマシン20は、納入サーバ4
5に基づいて受信された保守データに対する検査結果デ
ータが“合格”を表す検査結果データである際に、保守
データの中から、保守対象電子機器保守後の事業所Wに
おける既設電気/電子機器の保守状況を表す保守状況デ
ータに関連するデータを抽出し、抽出しうたデータに基
づいて保守状況データファイル37の内容を、上記保守
処理後の最新の内容、すなわち、保守データを反映させ
た内容に更新する処理をサーバマシン20に実行させる
ためのサーバソフトウエア(保守用最新サーバ)47と
を備えている。
【0063】次に、本実施形態に係るクライアント/サ
ーバシステム1において、発注者が(1)事業所Wに新
たに設置したい電気/電子機器を購入する場合、(2)
事業所Wに既設された電気/電子機器の保守を依頼する
場合における全体動作について説明する。
【0064】(1)電気/電子機器購入の場合 発注者A1が事業所W内において納入者B1から新たな
電気/電子機器の購入を計画して発注する際、発注者A
1は、端末7a1を介してインターネット3にログイン
し、WWWサーバ5のURLを指定する。この結果、W
WWサーバ5および端末7a1のブラウザの処理によ
り、モニタには、WWWサーバ5に基づくWebサイト
のスタートページが表示される。
【0065】このとき、発注者A1は、端末7a1を操
作して、認証情報入力用ボックスにIDおよびパスワー
ド等の認証情報を入力し、発注処理支援用コンテンツに
対するリンクをクリックする。この結果、端末7a1か
ら認証情報および発注処理支援用コンテンツのリンク情
報(URL)がWWWサーバ5に送信される(図3;ス
テップS1)。
【0066】WWWサーバ5のサーバマシン20は、認
証サーバ40に基づく処理により、送信されてきた発注
者A1の認証情報と発注者ファイル30に記憶された認
証情報とを照合する(ステップS2)。この照合の結果
不一致であれば(ステップS2→NO)、サーバマシン
20は、発注者A1に対して再度認証情報の入力を促
す。
【0067】一方、照合した結果一致すれば(ステップ
S2→YES)、サーバマシン20は、発注サーバ41
に従って、配備状況データファイル32から事業所W内
の最新の配備状況を表す配備状況データを読み出し、読
み出した配備状況データおよび発注コンテンツ作成用フ
ァイル33に基づいて発注処理支援用コンテンツを作成
する(ステップS3)。
【0068】次いで、サーバマシン20は、作成した発
注処理支援用コンテンツを発注者A1の端末7a1に送
信(ダウンロード)する(ステップS4)。
【0069】発注者A1の端末7a1は、ブラウザに従
って、送信されてきた発注処理支援用コンテンツを閲覧
可能にモニタに表示する(ステップS5)。
【0070】図4は、端末7a1のモニタに表示された
発注処理支援用コンテンツ(Webページ)を示す図で
ある。
【0071】図4に示すように、発注処理支援用コンテ
ンツC1には、発注用コンテンツ(発注Webページ)
に対するリンクL1がはられているとともに、事業所W
に既設された複数の電気/電子機器の識別番号(N
o.)、対応するシステム名、機器名、ポート名、IP
アドレスおよび対応するホスト名が各システム毎に一覧
表示されている。
【0072】そして、各機器名を表す情報をクリックす
れば、その機器の機器仕様(スペック)および現状配置
仕様(設置部屋名、設置位置等)を示す配置仕様データ
が表示されるようになっている。
【0073】また、事業所名を表す“事業所W”をクリ
ックすれば、事業所W内の部屋別の消費電力が一覧表形
式でまとめられた消費電力一覧表示データ、既設電気/
電子機器における複数の消耗物品の次回手配予定期日が
一覧表形式でまとめられた手配予定期日一覧データおよ
び既設電気/電子機器の耐用年数における到達月が一覧
表形式でまとめられた到達月一覧データがそれぞれ表示
される。
【0074】発注者A1は、端末7a1に表示された発
注処理支援用コンテンツC1を参照しながら、新たに設
置したい電気/電子機器の仕様(機器スペック、配置仕
様)等を設定し、設定後、発注用コンテンツ(発注We
bページ)に対するリンクL1をクリックする。この結
果、端末7a1から発注用コンテンツのリンク情報(U
RL)がWWWサーバ5に送信される(ステップS
6)。
【0075】WWWサーバ5のサーバマシン20は、発
注サーバ41に基づく処理により、発注コンテンツ作成
用ファイル33を参照して発注用コンテンツを作成し、
作成した発注用コンテンツを発注者A1の端末7a1に
送信(ダウンロード)する(上記ステップS4参照)。
【0076】発注者A1の端末7a1は、ブラウザに従
って、送信されてきた発注用コンテンツを閲覧可能にモ
ニタに表示する(上記ステップS5参照)。
【0077】図5は、端末7a1のモニタに表示された
発注用コンテンツを示す図である。
【0078】図5に示すように、発注用コンテンツC2
には、機器取扱説明書(機器取扱Webページ)へのリ
ンクL2がはられているとともに、発注したい電気/電
子機器に対応するシステムの名称(システム名)、発注
する電気/電子機器名称(通信サーバ)および発注した
い電気/電子機器の設置部屋名(3階マシン室)を発注
データとして入力するためのボックスB1が形成されて
いる。
【0079】また、発注用コンテンツC2には、発注す
る電気/電子機器(通信サーバ)を構成する複数の構成
機器の区分(No.1:CPU、No.2:主メモリ、
No.3:HDD、No.4:CD―ROM)およびそ
の機器仕様(スペック)をそれぞれ発注データとして入
力するボックスB2が形成されている。
【0080】さらに、発注用コンテンツC2には、発注
データとして、発注する電気/電子機器(通信サーバ)
を構成する複数の構成機器の設置状態を表す配置仕様
(発注する電気/電子機器の設置部屋における配置状態
を示す例えば立面図、および平面図)を入力するボック
スB3が形成されている。
【0081】そして、発注用コンテンツC2には、複数
の納入者B1、B2、・・・の内の何れかを指定するた
めの納入業者指定エリアRが形成されている。
【0082】発注者A1は、端末7a1を操作すること
により、その端末7a1に表示された発注用コンテンツ
C2の各発注データ入力ボックスB1〜B3に対して発
注を希望する電気/電子機器(通信サーバ)の情報をそ
れぞれ入力し、機器取扱説明書へのリンクL2をクリッ
クして、発注用コンテンツC2における機器取扱説明書
ページを端末7a1に表示させ(図6参照)、その機器
取扱説明書ページ上において発注希望電気/電子機器全
体および各構成機器の取扱を説明する情報を入力するこ
とにより発注希望電気/電子機器に対する発注データを
入力する(ステップS7)。
【0083】そして、発注者A1は、納入者指定エリア
Rにおいて、所望の納入者(本実施形態では納入者B1
とする)を指定し、次いで、端末7a1を操作すること
により、指定納入者情報を含む全ての発注データ(コン
テンツ上の電子データ)をWWWサーバ5および指定納
入者B1の端末12a1に対してそれぞれ送信するとと
もに、上記機器取扱説明書ページを含む発注用コンテン
ツC2をプリンタを介して発注図書としてそれぞれ印字
出力し、印字出力した発注図書を郵送やファックス等を
介して指定納入者B1に送付する(ステップS8)。
【0084】WWWサーバ5のサーバマシン20は、送
信された発注データをメモリ21に格納する。一方、納
入者B1の端末12a1は、送付された発注図書を受け
取るとともに、送信されてきた発注データを受信してメ
モリに記憶する。
【0085】この後、発注者A1および納入者B1間に
おいて、上記インターネット3等を介したオンライン契
約やオフライン契約等により電気/電子機器売買契約が
締結された際に、納入者B1は、メモリに記憶した発注
データをモニタに表示し、表示した発注データを参照し
ながら、端末12a1を操作して、発注データにおける
設置希望電気/電子機器の発注仕様{機器仕様(スペッ
ク)および配置仕様}に対応して、実際に納入者B1か
ら発注者A1に納入可能な電気/電子機器の仕様(承諾
仕様;機器仕様および配置仕様)を電子データである承
諾願データとして作成し、作成した承諾願データをWW
Wサーバ5に送信するとともに、その承諾願データをプ
リンタを介して承諾願図書として印字出力し、印字出力
した承諾願図書を郵送やファックス等を介して発注者A
1に送付する(ステップS9)。
【0086】WWWサーバ5のサーバマシン20は、申
請サーバ43に従って、送信された承諾願データを受信
して納入者B1の承諾申請を受付ける(ステップS1
0)。
【0087】次いで、サーバマシン20は、承諾サーバ
44に従ってデータベース21に格納された発注データ
を読み出し、承諾コンテンツ作成用ファイル34に基づ
いて、申請受付けした承諾願データの承諾仕様と読み出
した発注データの発注仕様とを対応付けた情報を含む承
諾処理支援用コンテンツC3を作成し、作成した承諾処
理支援用コンテンツC3を発注者A1の端末7a1に送
信する(ステップS11)。
【0088】発注者A1の端末7a1は、ブラウザに従
って、送信されてきた承諾処理支援用コンテンツ(We
bページ)C3を閲覧可能にモニタに表示する。
【0089】図7は、端末7a1のモニタに表示された
承諾処理支援用コンテンツC3を示す図である。
【0090】図7に示すように、承諾処理支援用コンテ
ンツC3には、対応するシステム名および機器名が表示
されているとともに、配置仕様に関する承諾処理支援用
のページPへのリンクL3がはられている。
【0091】また、承諾処理支援用コンテンツC3に
は、申請受付けした発注電気/電子機器に関する承諾願
データの承諾仕様(同一の発注仕様に対して前回に一度
承諾仕様を送信して非承諾であった場合においては、前
回の承諾仕様と今回の承諾仕様とを含む)における機器
スペック(承諾スペック)と読み出した発注データの発
注仕様における機器スペック(発注スペック)とが各構
成機器区分毎に対応付けられた機器仕様一覧表H1が表
示されている。
【0092】この機器仕様一覧表H1においては、各構
成機器毎に、上記承諾スペックでOKか否かをチェック
記入するチェックエリアRが設けられており、発注者A
1は、各構成機器の発注スペックを参照しながら、表示
された承諾スペックで満足(OK)であれば、対応する
チェックエリアRをチェックし、反対に、不満足であれ
ば、対応するチェックエリアRをチェックしない。な
お、今回の承諾仕様の承諾スペックにおいて、前回の承
諾仕様の承諾スペックと同一の項目に対応するチェック
エリアについては、前回チェック済みであるため、デフ
ォルト表示にしておく。
【0093】このようにして、発注者A1が発注電気/
電子機器における全ての構成機器単位で対応するチェッ
クエリアRへの承諾スペックチェック処理を終了する
と、発注者A1は、配置仕様へのリンクL3をクリック
して、承諾処理支援用コンテンツC3における配置処理
に関する配置仕様承諾処理支援用WebページPを端末
7a1に表示させる(図8参照)。
【0094】図8に示すように、配置仕様承諾処理支援
用WebページPには、対応するシステム名および機器
名が表示されているとともに、申請受付けした発注電気
/電子機器に関する承諾願データの承諾仕様における承
諾配置仕様と、読み出した発注データの発注仕様におけ
る発注配置仕様とが各構成機器区分毎に対応付けられた
配置仕様一覧表H2が表示されている。
【0095】すなわち、図8に示すように、承諾配置仕
様において、発注配置仕様から変更した箇所CPについ
ては、予め例えばハッチング等により強調表示されてい
る。
【0096】発注者A1は、配置仕様一覧表H2を見な
がら、発注配置仕様と実際の承諾配置仕様とを、変更箇
所を中心に比較し、その結果、上記承諾配置仕様でOK
であれば、端末7a1を操作して配置仕様承諾支援用W
ebページP上における“承諾”をクリックし、一方、
上記承諾配置仕様では承諾できないのであれば、端末7
a1を操作して“非承諾”をクリックする。この結果、
上記機器仕様一覧表H1上のチェックエリアRのチェッ
ク結果およびWebページP上での承諾結果を含む承諾
結果データがWWWサーバ5および指定納入者B1の端
末12a1に対してそれぞれ送信される(ステップS1
2)。
【0097】納入者B1の端末12a1は、送信されて
きた承諾結果データを受信してメモリに記憶し、次いで
モニタに表示する。
【0098】そして、モニタに表示された承諾結果デー
タの内容が、機器仕様のチェックエリアRの何れかにチ
ェックなしがあるか、あるいはWebページP上での承
諾結果が“非承諾”である場合には、納入者B1は、送
信した承諾願データが不合格であるものと判断し、再
度、承諾願データおよび承諾願図書を作成して発注者A
1に送り(ステップS9)、WWWサーバ5のサーバマ
シン20は、送信された承諾願データに応じて再度ステ
ップS10以降の処理を行なう。
【0099】一方、モニタに表示された承諾結果データ
の内容が、機器仕様の全てのチェックエリアRにチェッ
ク済みで、かつWebページP上での承諾結果が“承
諾”である場合には、納入者B1は、送信した承諾願デ
ータで合格したものと判断し、WWWサーバ5のサーバ
マシン20は、発注者A1から送られた“承諾”を表す
承諾結果データに応じて、上記申請受付けした発注電気
/電子機器の承諾仕様を含む承諾願データをメモリ21
に記憶して、承諾結果データの承諾処理を実行する(ス
テップS13)。
【0100】納入者B1は、発注者A1の承諾を受けた
承諾願データに対応する発注電気/電子機器を調達し、
調達した電気/電子機器の仕様(納入仕様;機器仕様お
よび配置仕様)を電子データである納入データとして作
成し、作成した納入データをWWWサーバ5に送信し、
その納入データをプリンタを介して納入図書(完成図
書)として印字出力し、印字出力した完成図書および調
達した電気/電子機器を所持して事業所Wに出向き、実
際に事業所Wに納入する(ステップS14)。
【0101】WWWサーバ5のサーバマシン20は、申
請サーバ43に従って、送信された納入データを受信し
てメモリ21に記憶し、納入者B1の納入申請を受付け
る(ステップS15)。
【0102】次いで、サーバマシン20は、検査・納入
サーバ45に従ってメモリ21に記憶された承諾願デー
タを読み出し、検査コンテンツ作成用ファイル35に基
づいて、申請受付けした納入データの納入仕様と読み出
した承諾願データの承諾済仕様とを対応付けた情報を含
む検査処理支援用コンテンツC4を作成し、作成した検
査処理支援用コンテンツC4を発注者A1の端末7a1
に送信する(ステップS16)。
【0103】発注者A1の端末7a1は、ブラウザに従
って、送信されてきた検査処理支援用コンテンツ(We
bページ)C4を閲覧可能にモニタに表示する。
【0104】図9は、端末7a1のモニタに表示された
検査処理支援用コンテンツC4を示す図である。
【0105】図9に示すように、検査処理支援用コンテ
ンツC4には、対応するシステム名および機器名が表示
されているとともに、配置仕様に関する検査処理支援用
のページP1へのリンクL4がはられている。
【0106】また、検査処理支援用コンテンツC4に
は、申請受付けした発注電気/電子機器に関する納入デ
ータの納入仕様(前回の納入仕様と今回の納入仕様とを
含む)における機器スペック(納入スペック)と読み出
した承諾済データの承諾済仕様における機器スペック
(承諾済スペック)とが各構成機器区分毎に対応付けら
れた機器仕様一覧表G1が表示されている。
【0107】この機器仕様一覧表G1においては、承諾
処理支援用コンテンツC3と同様に、各構成機器毎に、
上記納入スペックの合否を記入するチェックエリアR1
が設けられている。
【0108】発注者A1は、各構成機器の承諾済スペッ
クを参照しながら、表示された納入スペックで合格であ
れば、対応するチェックエリアR1をチェックし、反対
に、不合格であれば、対応するチェックエリアR1をチ
ェックしない。
【0109】このようにして、発注者A1が発注電気/
電子機器における全ての構成機器単位で対応するチェッ
クエリアR1への納入スペックチェック処理を終了する
と、発注者A1は、配置仕様へのリンクL4をクリック
して、検査処理支援用コンテンツC4における配置処理
に関する配置仕様検査処理支援用WebページP1を端
末7a1に表示させる(図10参照)。
【0110】図10に示すように、配置仕様検査処理支
援用WebページP1には、承諾処理支援用コンテンツ
C3と同様に、申請受付けした発注電気/電子機器に関
する納入データの納入仕様における納入配置仕様と、読
み出した承諾済データの承諾済仕様における承諾済発注
配置仕様とが各構成機器区分毎に対応付けられた配置仕
様一覧表G2が表示されている。
【0111】発注者A1は、配置仕様一覧表G2を見な
がら、納入配置仕様および承諾済発注配置仕様を比較
し、その結果、上記納入配置仕様が承諾済発注配置仕様
に一致していれば、端末7a1を操作して配置仕様検査
支援用WebページP1上における“納入合格”をクリ
ックし、一方、上記納入配置仕様が不合格であれば、端
末7a1を操作して“納入不合格”をクリックする。こ
の結果、上記機器仕様一覧表G1上のチェックエリアR
1のチェック結果およびWebページP1上での納入合
否結果を含む検査結果データがWWWサーバ5および指
定納入者B1の端末12a1に対してそれぞれ送信され
る(ステップS17)。
【0112】納入者B1の端末12a1は、送信されて
きた検査結果データを受信してメモリに記憶し、次いで
モニタに表示する。一方、WWWサーバ5のサーバマシ
ン20は、送信されてきた検査結果データを受信してメ
モリ21に記憶する。
【0113】そして、モニタに表示された検査結果デー
タの内容が、不合格(チェックエリアR1の何れかにチ
ェックなしがあるか、あるいはWebページP1上での
検査結果が“納入不合格”である場合)である際には、
納入者B1は、納入した電気/電子機器を持ちかえっ
て、再度、納入データおよび完成図書を作成して発注者
A1およびWWWサーバ5に送り(ステップS14)、
WWWサーバ5のサーバマシン20は、送信された納入
データに応じて再度ステップS15以降の処理を行な
う。
【0114】一方、検査結果データの内容が、合格(機
器仕様の全てのチェックエリアR1にチェック済みで、
かつWebページP1上での検査結果が“納入合格”で
ある場合)において、発注者A1から納入者B1に対し
て納入電気/電子機器の購入代金が支払われた後、WW
Wサーバ5のサーバマシン20は、メモリ21に記憶し
た納入データを読み出し(ステップS18)、読み出し
た納入データの中から、納入電子機器納入後の事業所W
の配備状況を表す配備状況データに関連するデータを自
動的に抽出し(ステップS19)、抽出したデータに基
づいて配備状況データファイル32の内容を、その納入
データ納入後の最新の内容、すなわち、実際に納入され
た納入電気/電子機器の納入仕様を反映させた内容に更
新する(ステップS20)。
【0115】この結果、新たな物品の発注に係らず、配
備状況データファイル32には、事業所Wに既設された
全ての電気/電子機器の配備状況を表す配備状況データ
が常に更新記憶されることになる。
【0116】(2)既設電気/電子機器の保守の場合 (1)の電気/電子機器購入の場合と同様に、発注者A
1の端末7a1にWWWサーバ5に基づくWebサイト
のスタートページが表示された状態において、発注者
(保守依頼者)A1は、端末7a1を操作して保守依頼
処理支援用コンテンツに対するリンクをクリックする。
この結果、端末7a1から保守依頼処理支援用コンテン
ツのリンク情報(URL)がWWWサーバ5に送信され
る。
【0117】WWWサーバ5のサーバマシン20は、保
守状況データファイル37から事業所W内の最新の保守
状況を表す保守状況データを読み出し、読み出した保守
状況データおよび保守コンテンツ作成用ファイル38に
基づいて保守依頼処理支援用コンテンツC5を作成する
(図11;ステップS30)。
【0118】次いで、サーバマシン20は、作成した保
守依頼処理支援用コンテンツC5および保守コンテンツ
作成用ファイル38に記憶された保守契約申込用コンテ
ンツC6を発注者A1の端末7a1にそれぞれ送信する
(ステップS31)。
【0119】発注者A1の端末7a1は、ブラウザに従
って、送信されてきた保守依頼処理支援用コンテンツC
5をメモリに記憶するとともに、その保守依頼処理支援
用コンテンツC5を閲覧可能にモニタに表示する(ステ
ップS32)。
【0120】図12は、端末7a1のモニタに表示され
た保守依頼処理支援用コンテンツ(Webページ)C5
を示す図である。
【0121】図12に示すように、保守依頼処理支援用
コンテンツC5には、保守契約申込用コンテンツC6
(保守契約Webページ)に対するリンクL10がはら
れているとともに、事業所Wに既設された全ての電気/
電子機器における過去の不適合発生箇所およびその内
容、保守履歴(日時および内容)が各システム毎に一覧
表示されている。
【0122】発注者A1は、端末7a1に表示された保
守依頼処理支援用コンテンツC5を参照しながら、例え
ば各電気/電子機器の定期的な保守依頼内容を決定し、
決定後、保守契約申込用コンテンツ(保守契約Webペ
ージ)に対するリンクL10をクリックする。この結
果、端末7a1から保守契約申込用コンテンツのリンク
情報(URL)がWWWサーバ5に送信(アップロー
ド)される。
【0123】WWWサーバ5のサーバマシン20は、ア
ップロードされたリンク情報に応じた保守サーバ42に
基づく処理により、保守コンテンツ作成用ファイル38
からリンク情報に対応する保守契約申込用コンテンツを
読み出し、読み出した保守契約申込用コンテンツC6を
発注者A1の端末7a1に送信する(ステップS3
3)。
【0124】発注者A1の端末7a1は、ブラウザに従
って、送信されてきた保守契約申込用コンテンツ(We
bページ)C6を閲覧可能にモニタに表示する。
【0125】図13は、端末7a1のモニタに表示され
た保守契約申込用コンテンツ(Webページ)C6を示
す図である。
【0126】図13に示すように、保守契約申込用コン
テンツC6には、保守契約申込に必要な記入項目{事業
所の名称記入項目、住所記入項目、認証情報(発注者I
D、パスワード等)記入項目および保守依頼内容(定期
的保守依頼内容、および/または保守コールに応じた保
守依頼内容)記入項目}が表示されており、発注者A1
は、、端末7a1を操作することにより、決定した保守
依頼内容に従って各記入項目に必要事項を記入し、その
記入内容で正しければ、“確定・送信”をクリックす
る。なお、記入内容を取り消したければ、“取り消し”
をクリックすればよい。この結果、端末7a1の処理に
より、入力された保守契約申込書の内容を表す保守契約
申込データがWWWサーバ5および指定納入者B1の端
末12a1に送信される。
【0127】また、発注者A1は、保守契約申込用コン
テンツC6をプリンタを介して印字出力し、印字出力し
た保守契約申込書を郵送やファックス等を介して指定納
入者B1に送付する(ステップS34)。
【0128】WWWサーバ5のサーバマシン20は、送
信された保守契約申込データをメモリ21に格納する
(ステップS35)。一方、納入者B1の端末12a1
は、送付されてきた保守契約申込書を受け取るととも
に、送信されたきた保守契約申込データを受信してモリ
に記憶する。
【0129】この後、発注者A1および納入者B1間に
おいて、上記インターネット3等を介したオンライン契
約やオフライン契約等により上記保守契約申込書に対応
する保守契約が締結された後に、既設電気/電子機器の
故障等の不具合(寿命を含む)発生した際に、発注者A
1は、例えば端末7a1等を介して、認証情報を含み保
守内容を電子的に表す保守コールデータをWWWサーバ
5および納入者B1にそれぞれ送信する(ステップS3
6)。
【0130】WWWサーバ5のサーバマシン20は、認
証サーバ40に基づく処理により、送信されてきた発注
者A1の認証情報とメモリ21に記憶した保険契約申込
データの認証情報とを照合する(ステップS37)。こ
の照合の結果不一致であれば(ステップS37→N
O)、サーバマシン20は、発注者A1に対して再度認
証情報の入力を促す。
【0131】一方、照合した結果一致すれば(ステップ
S37→YES)、サーバマシン20は、送信された保
守データをメモリ21に記憶する。
【0132】納入者B1は、保守申込契約に従った保守
依頼内容および保守コールに従って、保守する電気/電
子機器名称およびその保守内容を電子データである保守
データとして作成する。
【0133】次いで、納入者B1は、作成した保守デー
タをWWWサーバ5に送信し(ステップS38)、その
保守データをプリンタを介して保守図書として印字出力
し、印字出力した保守図書および必要に応じて交換電気
/電子機器を所持して事業所Wに出向き、発注者A1に
渡す。
【0134】このとき、WWWサーバ5のサーバマシン
20は、申請サーバ43に従って、送信された保守デー
タを受信してメモリ21に記憶し、納入者B1の保守申
請を受付ける(ステップS39)。
【0135】次いで、サーバマシン20は、検査・納入
サーバ45に従ってメモリ21に記憶された保守契約申
込データ(定期的保守時の場合)あるいは保守コールデ
ータを読み出し、検査コンテンツ作成用ファイル35に
基づいて、申請受付けした保守データの保守内容と読み
出した保守契約データ(あるいは保守コールデータ)内
容とを対応付けた情報を含む検査処理支援用コンテンツ
C7を作成し、作成した検査処理支援用コンテンツC7
を発注者A1の端末7a1に送信する(ステップS4
0)。
【0136】発注者A1の端末7a1は、ブラウザに従
って、送信されてきた検査処理支援用コンテンツ(We
bページ)C7を閲覧可能にモニタに表示する。
【0137】発注者A1は、保守契約申込データ、ある
いは保守コールデータの保守内容と保守データの保守内
容とを比較して保守データの保守内容を検査し、その検
査の結果、満足する保守内容であるならば、“検査合
格”を表す検査結果データをWWWサーバ5および指定
納入者B1の端末12a1に対してそれぞれ送信する
(ステップS41)。一方、保守内容検査の結果、依頼
内容にそぐわない保守内容であるならば、“検査不合
格”を表す検査結果データをWWWサーバ5および指定
納入者B1の端末12a1に対してそれぞれ送信する
(ステップS42)。
【0138】納入者B1の端末12a1は、送信されて
きた検査結果データを受信してメモリに記憶し、次いで
モニタに表示する。一方、WWWサーバ5のサーバマシ
ン20は、送信されてきた検査結果データを受信してメ
モリ21に記憶する。
【0139】そして、モニタに表示された検査結果デー
タの内容が、検査不合格である際には、納入者B1は、
再度、保守データおよび保守図書を作成して発注者Aお
よWWWサーバ5に送り(ステップS38)、WWWサ
ーバ5のサーバマシン20は、送られた保守データに応
じて再度ステップS39以降の処理を行なう。
【0140】発注者A1から検査合格”を表す検査結果
データがWWWサーバ5に送信され、発注者A1から納
入者B1に対して保守処理代金が支払われた後、WWW
サーバ5のサーバマシン20は、メモリ21に記憶した
保守データを読み出し(ステップS43)、読み出した
保守データの中から、保守後の事業所W内の保守状況デ
ータに関連するデータを自動的に抽出し(ステップS4
4)、抽出したデータに基づいて保守状況データファイ
ル37の内容を、その保守データ受信後の最新の内容、
すなわち、実際に保守処理入された電気/電子機器の保
守内容を反映させるように更新する(ステップS4
5)。
【0141】この結果、保守処理に係らず、保守状況デ
ータファイル37には、事業所Wに既設された全ての電
気/電子機器の保守状況を表す保守状況データが常に更
新記憶されることになる。
【0142】以上、詳述したように、本実施形態によれ
ば、(1)電気/電子機器を購入する際において、発注
者A1は、WWWサーバ5の処理により、端末7a1の
モニタ画面に表示された発注処理支援用コンテンツC1
を閲覧することにより、事業所Wに既設された既設物品
の配備状況を確認することができ、さらに、(2)既設
電気/電子機器の保守依頼の際においては、端末7a1
のモニタ画面に表示された保守依頼処理支援用コンテン
ツC5を閲覧することにより、事業所Wに既設された既
設物品の保守状況を確認することができる。
【0143】したがって、従来のように、既設物品の配
備状況を表す多数の配備状況情報や保守状況に基づく多
数の図書をそれぞれ作成する必要がなくなり、発注処理
および保守依頼処理を非常に容易にすることができる。
【0144】また、マニュアルで配備状況情報や保守状
況に基づく多数の図書をそれぞれ作成する必要がなく、
さらに、WWWサーバ5から提供された発注用コンテン
ツC2上において発注データを入力することにより発注
処理を完了することができ、また、WWWサーバ5から
提供された保守契約申込用コンテンツC6上において保
守契約申込データを入力することにより保守依頼処理を
完了することができるため、発注計画段階および実際の
発注処理を含む発注処理時間、ならびに、保守計画段階
および実際の保守依頼処理を含む保守依頼処理時間をそ
れぞれ大幅に短縮することができ、発注効率および保守
依頼効率をそれぞれ大幅に向上させることができる。
【0145】さらに、本実施形態では、発注用コンテン
ツC2上で発注者A1から入力された発注データ、およ
び保守契約申込用コンテンツC6上で発注者A1から入
力された保守契約申込データを、それぞれ発注者A1の
承諾処理および検査処理において利用することができ、
データ利用効率の高いシステムを提供することができ
る。
【0146】そして、本実施形態では、WWWサーバ2
0の処理により、発注者のA1の発注仕様を含む発注デ
ータと納入者B1の承諾仕様を含む承諾願データとを互
いに対応付けた承諾処理支援用コンテンツC3を発注者
A1の端末7a1に閲覧可能に提供することができ、さ
らに、発注者のA1の保守依頼内容を含む保守契約申込
データ・保守コールデータと納入者B1の保守処理内容
を含む保守データとを互いに対応付けた検査処理支援用
コンテンツを発注者A1の端末7a1に閲覧可能に提供
することができるため、発注者A1は、端末7a1に表
示された承諾処理支援用コンテンツC3、および検査処
理支援用コンテンツを閲覧することにより、非常に容易
かつ確実に発注仕様および承諾仕様を比較することがで
きる。
【0147】同様に、本実施形態では、WWWサーバ2
0の処理により、発注者のA1の承諾済仕様を含む承諾
済データと納入者B1の納入仕様を含む納入データとを
互いに対応付けた納入処理支援用コンテンツC4を発注
者A1の端末7a1に閲覧可能に提供することができる
ため、発注者A1は、端末7a1に表示された納入処理
支援用コンテンツC4を閲覧することにより、非常に容
易かつ確実に承諾済仕様および納入仕様を比較検査する
ことができる。したがって、発注者A1は、信頼性の高
い検査作業を従来よりも簡単な作業で行なうことができ
る。
【0148】なお、本実施形態においては、事業所Wに
設置を希望する物品を電気/電子機器として説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、他のあら
ゆる物品に対して適用可能である。
【0149】また、本実施形態においては、発注者を所
定の事業所の一人として説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、同一事業所の複数の発注者に対
して、あるいは複数事業所の複数発注者からの発注処理
に対しても適用可能である。
【0150】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
サーバから発注者に対して事業所内の既設物品の配備状
況を表す電子的な配備状況データを提供することによ
り、発注者は、提供された配備状況データに基づいて電
子的な発注データを容易に作成することができるため、
発注者は、自ら多数の図書を作成する必要がなくなり、
発注者の発注処理にかかる負担を大幅に低減し、かつ発
注処理時間および効率を大幅に向上させることができ
る。
【0151】また、本発明によれば、作成した発注デー
タを利用して、発注者の発注仕様と納入者の承諾仕様と
を対応付けた発注者の承諾処理を支援するための承諾支
援データを作成して発注者に提供することができるた
め、発注者は、納入者の承諾内容を非常に容易に確認す
ることができ、発注者の承諾処理効率を大幅に向上させ
ることができる。
【0152】同様に、本発明によれば、納入者から送ら
れ、発注者から合格された承諾済データを利用して、そ
の承諾済仕様と納入者の納入仕様とを対応付けた発注者
の納入検査処理を支援するための検査支援データを作成
して発注者に提供することができるため、発注者は、納
入者の納入仕様を非常に容易に確認することができ、発
注者の納入検査処理効率を大幅に向上させることができ
る。
【0153】そして、本発明によれば、サーバから発注
者に対して事業所内の既設物品の保守状況を表す電子的
な保守状況データを提供することにより、発注者は、提
供された保守状況データに基づいて、保守依頼内容を含
む電子的な保守契約申込データを容易に作成することが
できるため、発注者は、自ら多数の図書を作成する必要
がなくなり、発注者の保守依頼処理にかかる負担を大幅
に低減し、かつ保守依頼処理時間および効率を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る物品発注・承諾・検
査・保守処理用クライアント/サーバシステムの全体構
成を示す図。
【図2】図1に示すWWWサーバの概略構成を機能的に
示す図。
【図3】事業所に新たに設置したい電気/電子機器を購
入する場合の物品発注・承諾・検査・保守処理用クライ
アント/サーバシステムの全体動作を説明するための概
略フローチャート。
【図4】図1に示す発注者側端末のモニタに表示された
発注処理支援用コンテンツを示す図。
【図5】図1に示す発注者側端末のモニタに表示された
発注用コンテンツを示す図。
【図6】図1に示す発注者側端末のモニタに表示された
機器取扱説明書ページを示す図。
【図7】図1に示す発注者側端末のモニタに表示された
承諾処理支援用コンテンツを示す図。
【図8】図1に示す発注者側端末のモニタに表示された
配置仕様承諾処理支援用Webページを示す図。
【図9】図1に示す発注者側端末のモニタに表示された
検査処理支援用コンテンツを示す図。
【図10】図1に示す発注者側端末のモニタに表示され
た配置仕様検査処理支援用Webページを示す図。
【図11】事業所に既設された電気/電子機器の保守を
依頼する場合の物品発注・承諾・検査・保守処理用クラ
イアント/サーバシステムの全体動作を説明するための
概略フローチャート。
【図12】図1に示す発注者側端末のモニタに表示され
た保守依頼処理支援用コンテンツを示す図。
【図13】図1に示す発注者側端末のモニタに表示され
た契約申込用コンテンツを示す図。
【図14】従来において、事業所に対して新たに設置し
たい物品を発注する際の作業工程を示す図。
【図15】従来において、事業所の既設された物品の保
守を依頼する際の作業工程を示す図。
【符号の説明】
1 物品発注・承諾・検査・保守処理用クライアント/
サーバシステム 2 専用線 3 インターネット 5 WWWサーバ 7a1、7a2、・・・、12a1、12a2、・・・
クライアント端末 8 イントラネット 10、15 通信回線 15、22 通信インタフェース 20 サーバマシン 21 データベース 23 LAN 29 スタートページファイル 30 発注者ファイル 31 納入者ファイル 32 配備状況データファイル 33 発注コンテンツ作成用ファイル 34 承諾コンテンツ作成用ファイル 35 検査コンテンツ作成用ファイル 36 納入ファイル 37 保守状況データファイル 38 保守コンテンツ作成用ファイル 40 認証ファイル 41 発注サーバ 42 保守サーバ 43 申請サーバ 44 承諾サーバ 45 検査・納入サーバ 46 最新サーバ 47 保守用最新サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 物品発注承諾処理支援用サーバ、物品発注承諾処理支援用端末、納入物品検査処理支援用サー バ、物品保守依頼処理支援用サーバ、物品発注承諾処理支援方法、納入物品検査処理支援方法、 物品保守依頼処理支援方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の事業所に設置を希望する物品を納
    入者に対して発注する発注者の発注承諾処理を支援する
    ための物品発注承諾処理支援用サーバであって、 前記所定事業所における既設物品の仕様を含む当該所定
    事業所の設置希望物品設置前の既設物品の配備状況を表
    す配備状況データを記憶する配備状況データ記憶手段
    と、前記配備状況データを前記発注者に提供する配備状
    況データ提供手段と、提供した配備状況データに応じて
    前記発注者から送られてきた前記設置希望物品の少なく
    とも仕様を含む発注データを記憶する発注データ記憶手
    段と、前記発注データを前記納入者に提供する発注デー
    タ提供手段と、前記納入者から送られてきた前記発注デ
    ータの発注仕様に対応する当該物品の承諾仕様を含む承
    諾願データおよび前記発注データ記憶手段に記憶された
    発注データに基づいて、少なくとも前記設置希望物品の
    発注仕様および前記承諾仕様とを対応付けた情報を含む
    前記発注者の承諾処理を支援するための承諾支援データ
    を作成する支援データ作成手段と、作成した承諾支援デ
    ータを前記発注者に提供する支援データ提供手段とを備
    えたことを特徴とする物品発注承諾処理支援用サーバ。
  2. 【請求項2】 前記配備状況データは、前記既設物品の
    配備状況を電子的に表す電子データおよび当該配備状況
    を図書として表した図書データを含んでおり、 前記発注データは、前記設置希望物品の少なくとも仕様
    を含む情報を電子的に表す電子データおよび当該仕様を
    含む情報を図書として表した図書データを含むことを特
    徴とする請求項1記載の発注承諾処理支援用サーバ。
  3. 【請求項3】 前記配備状況データ提供手段は、前記配
    備状況データにおける電子データを通信回線を介して前
    記発注者に提供する手段であり、 前記発注データ提供手段は、前記発注データにおける電
    子データを前記通信回線を介して前記発注者に提供する
    手段であるとともに、 前記支援データ提供手段は、前記承諾支援データを前記
    通信回線を介して前記発注者に提供する手段である請求
    項2記載の発注承諾処理支援用サーバ。
  4. 【請求項4】 前記発注者は前記通信回線を介して前記
    発注承諾処理支援用サーバと通信可能な端末を有してい
    る一方、 前記事業所は複数の部屋を有し、前記既設物品は複数で
    前記複数の部屋内に配設されているとともに、その複数
    の既設物品は、前記通信回線を介して通信可能に接続さ
    れた複数の電子機器および複数の消耗物品を含む一方、 前記配備状況データは、前記複数の既設物品自体のスペ
    ック、既設物品それぞれの前記所定事業所における設置
    位置を含む現状配置仕様および前記複数の電子機器の前
    記通信回線を介した複数の通信用アドレスを一覧表示可
    能にまとめた表示用アドレス一覧情報を含むとともに、 前記発注データは、前記発注仕様として、前記設置希望
    物品の発注スペックと前記所定事業所における設置希望
    物品の設置位置を含む発注配置仕様および前記設置希望
    物品の取扱を説明する情報を含んでおり、 前記承諾仕様は、前記設置希望物品として実際に発注者
    に納入できる物品の承諾スペックおよび実際の設置位置
    を含む承諾配置仕様をそれぞれ含んでいる一方、 前記承諾支援データは、前記設置希望物品の発注スペッ
    クおよび前記承諾スペックがそれぞれ対応付けられたス
    ペック対応データと、前記現状配置仕様および前記承諾
    配置仕様が互いに対応付けられた配置対応データとを含
    み、前記発注者側の端末において閲覧かつデータ入力可
    能な形態を有するデータである請求項3記載の物品発注
    承諾処理支援用サーバ。
  5. 【請求項5】 前記承諾支援データに基づいて前記納入
    者に対して前記承諾仕様を承諾する内容を表す情報を送
    付する承諾情報送付手段と、前記承諾情報送付に応じた
    前記納入者からの前記物品の納入に際して前記納入者か
    ら提供された前記納入物品の仕様を含む納入データを記
    憶する納入データ記憶手段と、前記発注データ記憶手段
    に記憶された発注データおよび前記納入データ記憶手段
    に記憶された納入データに基づいて、少なくとも前記設
    置希望物品の発注仕様と前記納入物品の仕様とを対応付
    けた情報を含む前記発注者の検査処理を支援するための
    検査支援データを作成する検査支援データ作成手段と、
    作成した検査支援データを前記発注者に提供する検査支
    援データ提供手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の物品発注承諾処理支援用サーバ。
  6. 【請求項6】 前記検査支援データに応じて前記発注者
    から送付された前記納入物品の検査結果が合格であった
    場合に、前記納入データ記憶手段に記憶された納入デー
    タに基づいて前記配備状況データ記憶手段に記憶された
    配備状況データの内容を、前記納入物品の納入データを
    反映させた最新の内容に自動的に更新する更新手段とを
    備えたことを特徴とする請求項5記載の物品発注承諾処
    理支援用サーバ。
  7. 【請求項7】 所定の事業所に設置を希望する物品を納
    入者に対して発注する発注者の発注承諾処理支援用であ
    り、前記所定事業所における既設物品の仕様を含む当該
    所定事業所の物品設置前の既設物品の配備状況を表す配
    備状況データを記憶するサーバとデータ通信可能な端末
    であって、 前記サーバから提供された前記配備状況データに応じて
    前記サーバに対して前記設置希望物品の少なくとも仕様
    を含む発注データを送付する発注データ送付手段と、前
    記納入者から送られてきた前記発注データの発注仕様に
    対応する当該物品の承諾仕様を含む承諾願データおよび
    前記発注データに基づいて前記サーバから提供された少
    なくとも前記設置希望物品の発注仕様および前記承諾仕
    様とを対応付けた情報を含む前記発注者の承諾処理を支
    援するための承諾支援データを受信する受信手段と、受
    信された承諾支援データを画面上に表示する表示手段
    と、表示された承諾支援データに基づいて、前記承諾仕
    様を承諾するか否かを表す情報を前記サーバに対して送
    付する送付手段とを備えたことを特徴とする物品発注承
    諾処理支援用端末。
  8. 【請求項8】 発注者により承諾された物品の承諾仕様
    を含む承諾データに基づいて納入された物品の検査処理
    を支援する納入物品検査処理支援用サーバであって、 前記承諾データを記憶する承諾データ記憶手段と、前記
    納入者から提供された前記納入物品の仕様(納入仕様)
    を含む納入データを記憶する納入データ記憶手段と、前
    記承諾データ記憶手段に記憶された承諾データおよび前
    記納入データ記憶手段に記憶された納入データに基づい
    て、少なくとも前記物品の承諾仕様と納入仕様とを対応
    付けた情報を含む前記発注者の検査処理を支援するため
    の検査支援データを作成する検査支援データ作成手段
    と、作成した検査支援データを前記発注者に提供する検
    査支援データ提供手段とを備えたことを特徴とする納入
    物品検査処理支援用サーバ。
  9. 【請求項9】 所定の事業所に設置された物品の保守を
    保守者に対して依頼する依頼者の保守依頼処理を支援す
    るための物品保守依頼処理支援用サーバであって、 前記所定事業所における既設物品の保守履歴を含む保守
    依頼前の既設物品の保守状況を表す保守状況データを記
    憶する保守状況データ記憶手段と、前記保守状況データ
    を前記依頼者に提供する保守状況データ提供手段と、前
    記依頼者から送られた、前記保守状況データに応じて作
    成された前記保守依頼の内容を表す保守依頼内容データ
    を記憶する記憶手段と、前記納入者から送られた、前記
    依頼者の保守依頼に対応する保守処理の内容を表す保守
    処理内容データを記憶する保守処理内容データ記憶手段
    と、前記保守状況データ記憶手段に記憶された保守依頼
    内容データおよび前記保守処理内容データ記憶手段に記
    憶された保守処理内容データに基づいて前記依頼者の前
    記保守処理内容検査処理を支援するための検査支援デー
    タを作成する検査支援データ作成手段と、作成した検査
    支援データを前記依頼者に提供する検査支援データ提供
    手段と、前記検査支援データに応じて前記発注者から送
    付された前記保守処理内容の検査結果が合格であった場
    合に、前記保守処理内容データ記憶手段に記憶された保
    守処理内容データに基づいて、前記保守状況データ記憶
    手段に記憶された保守状況データの内容を、前記保守処
    理データを反映させた内容に自動的に更新する更新手段
    とを備えたことを特徴とする物品保守依頼処理支援用サ
    ーバ。
  10. 【請求項10】 前記保守状況データは、前記既設物品
    の保守履歴を一覧表示可能にまとめた保守履歴一覧情報
    と、当該既設物品の不適合発生状況を一覧表示可能にま
    とめた不適合発生状況一覧情報とを含むことを特徴とす
    る請求項9記載の物品保守依頼処理支援用サーバ。
  11. 【請求項11】 所定の事業所に対して設置を希望する
    物品を発注する発注者の発注承諾処理を支援するための
    物品発注承諾処理支援方法であって、 前記所定事業所における既設物品の仕様を含む当該所定
    事業所の物品設置前の既設物品の配備状況を表す配備状
    況データを記憶するステップと、記憶された配備状況デ
    ータを前記発注者に提供するステップと、提供した配備
    状況データに応じて前記発注者から送られてきた前記設
    置希望物品の少なくとも仕様を含む発注データを記憶す
    るステップと、前記発注データを前記納入者に提供する
    ステップと、前記納入者から送られてきた前記発注デー
    タの発注仕様に対応する当該物品の承諾仕様を含む承諾
    願データおよび前記記憶ステップにより記憶された発注
    データに基づいて、少なくとも前記設置希望物品の発注
    仕様および前記承諾仕様とを対応付けた情報を含む前記
    発注者の承諾処理を支援するための承諾支援データを作
    成するステップと、作成した承諾支援データを前記発注
    者に提供するステップとを備えたことを特徴とする物品
    発注承諾処理支援方法。
  12. 【請求項12】 発注者から提供された物品の仕様を含
    む発注データに基づいて納入された物品の検査処理を支
    援する納入物品検査処理支援方法であって、 前記発注データを記憶するステップと、前記納入者から
    提供された前記納入物品の仕様を含む納入データを記憶
    するステップと、記憶された発注データおよび納入デー
    タに基づいて、少なくとも前記発注物品の仕様と前記納
    入物品の仕様とを対応付けた情報を含む前記発注者の検
    査処理を支援するための検査支援データを作成するステ
    ップと、作成した検査支援データを前記発注者に提供す
    るステップとを備えたことを特徴とする納入物品検査処
    理支援方法。
  13. 【請求項13】 所定の事業所に設置された物品の保守
    を保守者に対して依頼する依頼者の保守依頼処理を支援
    するための物品保守依頼処理支援方法であって、 前記所定事業所における既設物品の保守履歴を含む保守
    依頼前の既設物品の保守状況を表す保守状況データを記
    憶するステップと、前記保守状況データを前記発注者に
    提供するステップと、前記発注者から送られた、前記依
    頼者により前記保守状況データに応じて作成された前記
    保守依頼の内容を表す保守依頼内容データを記憶するス
    テップと、前記納入者から送られた、前記依頼者の保守
    依頼に対応する保守処理の内容を表す保守処理内容デー
    タを記憶するステップと、記憶された保守依頼内容デー
    タおよび保守処理内容データに基づいて前記依頼者の前
    記保守処理内容検査処理を支援するための検査支援デー
    タを作成するステップと、作成した検査支援データを前
    記依頼者に提供するステップと、前記検査支援データに
    応じて前記依頼者から送付された前記保守処理内容の検
    査結果が合格であった場合に、前記保守処理内容データ
    に基づいて、前記保守状況データの内容を、前記保守処
    理データを反映させた内容に自動的に更新するステップ
    とを備えたことを特徴とする物品保守依頼処理支援方
    法。
  14. 【請求項14】 所定の事業所に対して設置を希望する
    物品を発注する発注者の発注承諾処理を支援するための
    コンピュータが読取可能な記憶媒体であって、 前記所定事業所における既設物品の仕様を含む当該所定
    事業所の物品設置前の既設物品の配備状況を表す配備状
    況データを、前記コンピュータにより当該コンピュータ
    と通信可能なメモリに記憶させる手順と、この配備状況
    データをコンピュータにより前記発注者に提供させる手
    順と、提供した配備状況データに応じて前記発注者から
    送られてきた前記設置希望物品の少なくとも仕様を含む
    発注データを前記コンピュータにより前記メモリに記憶
    させる手順と、前記発注データを前記コンピュータによ
    り前記納入者に提供させる手順と、前記納入者から送ら
    れてきた前記発注データの発注仕様に対応する当該物品
    の承諾仕様を含む承諾願データおよび前記メモリに記憶
    された発注データに基づいて、少なくとも前記設置希望
    物品の発注仕様および前記承諾仕様とを対応付けた情報
    を含む前記発注者の承諾処理を支援するための承諾支援
    データを前記コンピュータにより作成させる手順と、作
    成した承諾支援データを前記コンピュータにより前記発
    注者に提供させる手順とを備えたことを特徴とするコン
    ピュータ読取可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】 発注者から提供された物品の仕様を含
    む発注データに基づいて納入された物品の検査処理を支
    援するためのコンピュータが読取可能な記憶媒体であっ
    て、 前記発注データをコンピュータにより、そのコンピュー
    タと通信可能なメモリに記憶させる手順と、前記納入者
    から提供された前記納入物品の仕様を含む納入データを
    前記コンピュータにより前記メモリに記憶させる手順
    と、前記メモリに記憶された発注データおよび納入デー
    タに基づいて、少なくとも前記発注物品の仕様と前記納
    入物品の仕様とを対応付けた情報を含む前記発注者の検
    査処理を支援するための検査支援データを前記コンピュ
    ータに作成させる手順と、作成した検査支援データを前
    記コンピュータにより前記発注者に提供させる手順とを
    備えたことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 所定の事業所に設置された物品の保守
    を保守者に対して依頼する依頼者の保守依頼処理を支援
    するためのコンピュータが読取り可能な記憶媒体であっ
    て、 前記所定事業所における既設物品の保守履歴を含む保守
    依頼前の既設物品の保守状況を表す保守状況データをコ
    ンピュータによりそのコンピュータと通信可能なメモリ
    に記憶させる手順と、前記保守状況データを前記コンピ
    ュータにより前記発注者に提供させる手順と、前記依頼
    者から送られた、前記保守状況データに応じて作成され
    た前記保守依頼の内容を表す保守依頼内容データを前記
    コンピュータにより前記メモリに記憶させる手順と、前
    記納入者から送られた、前記依頼者の保守依頼に対応す
    る保守処理の内容を表す保守処理内容データを前記コン
    ピュータにより前記メモリに記憶させる手順と、前記メ
    モリに記憶された保守依頼内容データおよび保守処理内
    容データに基づいて前記依頼者の前記保守処理内容検査
    処理を支援するための検査支援データを前記コンピュー
    タにより作成させる手順と、作成した検査支援データを
    前記コンピュータにより前記依頼者に提供させる手順
    と、前記検査支援データに応じて前記依頼者から送付さ
    れた前記保守処理内容の検査結果が合格であった場合
    に、前記メモリに記憶された保守処理内容データに基づ
    いて、当該メモリに記憶された保守状況データの内容
    を、前記コンピュータにより前記保守処理データを反映
    させた内容に自動的に更新させる手順とを備えたことを
    特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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