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JP2002107112A - 回転角度検出装置、トルク検出装置及び舵取装置 - Google Patents

回転角度検出装置、トルク検出装置及び舵取装置

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Publication number
JP2002107112A
JP2002107112A JP2000294731A JP2000294731A JP2002107112A JP 2002107112 A JP2002107112 A JP 2002107112A JP 2000294731 A JP2000294731 A JP 2000294731A JP 2000294731 A JP2000294731 A JP 2000294731A JP 2002107112 A JP2002107112 A JP 2002107112A
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JP
Japan
Prior art keywords
target
rotation angle
detection
input shaft
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000294731A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomo Tokumoto
欣智 徳本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2000294731A priority Critical patent/JP2002107112A/ja
Priority to EP00126432A priority patent/EP1193484A3/en
Priority to US09/739,820 priority patent/US6363797B1/en
Priority to KR1020010005776A priority patent/KR20020025002A/ko
Publication of JP2002107112A publication Critical patent/JP2002107112A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
    • G01L5/221Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to steering wheels, e.g. for power assisted steering
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    • G01MEASURING; TESTING
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターゲットが形成し易く、検出手段の検出信
号のピーク値が安定し、回転角度の算出及びその補正が
容易な回転角度検出装置の提供。 【解決手段】 回転体2aと、回転体2aが回転するに
従って、検出される部位が連続的に変化すべく、回転体
2aに設けられたターゲット20aと、ターゲット20
aの近接する部位を検出する1又は複数の検出手段1
A,1B,2A,2Bとを備え、検出手段1A,1B,
2A,2Bが検出した部位に基づき、回転体2aの回転
方向の検出手段1A,1B,2A,2Bからの変位角度
を検出する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転角度を検出す
る回転角度検出装置、入力軸と出力軸とを連結する連結
軸に生じる捩れ角度によって入力軸に加わるトルクを検
出するトルク検出装置、及びこのトルク検出装置を備え
る自動車用の舵取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】舵取りのために舵輪(ステアリングホイ
ール)に加えられる操舵トルクの検出結果に基づいて操
舵補助用のモータを駆動し、モータの回転力を舵取り装
置に伝えて操舵補助する構成とした電動パワーステアリ
ング装置は、操舵補助力の発生源として油圧アクチュエ
ータを用いる油圧パワーステアリング装置と比較して、
車速の高低,操舵の頻度等、走行状態に応じた補助力特
性の制御が容易に行えるという利点を有することから、
近年、その適用範囲が拡大する傾向にある。
【0003】以上のような電動パワーステアリング装置
においては、操舵トルクの検出のためのトルク検出装置
が必要であり、舵輪と舵取機構を連絡する操舵軸を舵輪
側の入力軸と舵取機構側の出力軸とを細径のトーション
バーを介して連結し、操舵トルクの作用によるトーショ
ンバーの捩れを伴って、前記両軸の連結部に生じる相対
角変位を検出し、この検出結果に基づいて前記操舵トル
ク(回転トルク)を算出する構成としたトルク検出装置
が用いられている。
【0004】図13は、本願出願人が特願平12−49
912号等において提案している、自動車の舵取装置に
適用したトルク検出装置の構成例を模式的に示す模式図
である。舵取装置は、上端を舵輪(ステアリングホイー
ル)30に連結された入力軸31と、下端を舵取機構の
ピニオン33に連結された出力軸32とを、細径のトー
ションバー34を介して同軸上に連結し、前記舵輪30
と舵取機構とを連絡する操舵軸3が構成されており、ト
ルク検出装置は、前記入力軸31及び出力軸32の連結
部近傍に以下のように構成されている。
【0005】入力軸31には、出力軸32との連結側端
部近傍に、円板形をなすターゲット板2が同軸上に外嵌
固定されており、ターゲット板2の外周面には、複数
(図においては10個)のターゲット20が並設されて
いる。これらのターゲット20は、ターゲット板2の外
周面を展開した図14の展開図に示すように、ターゲッ
ト板2が嵌着された入力軸31の軸長方向に対して、そ
れぞれが略等角度傾斜する部分螺旋の形態をなす磁性体
製の突条であり、ターゲット板2の外周面に周方向に等
配に並設されている。
【0006】同様のターゲット板2は、出力軸32の入
力軸31との連結側端部近傍にも外嵌固定されており、
該ターゲット板2の外周には、これが嵌着された出力軸
32の軸長方向に対して、それぞれが略等角度傾斜する
複数のターゲット20が、入力軸31側のターゲット2
0と周方向に整合させて複数並設されている。
【0007】ターゲット板2の外側には、それぞれの外
周のターゲット20の外縁を周方向に異なる位置にて臨
むように2個のセンサボックス1a,1bが配設されて
いる。これらのセンサボックス1a,1bは、入力軸3
1及び出力軸32を支承するハウジング等の動かない部
位に固定支持されている。センサボックス1aの内部に
は、入力軸31側のターゲット20に対向する磁気セン
サ1Aと、出力軸32側のターゲット20に対向する磁
気センサ2Aとが、周方向位置を正しく合わせて収納さ
れており、同じくセンサボックス1bの内部には、入力
軸31側のターゲット20に対向する磁気センサ1B
と、出力軸32側のターゲット20に対向する磁気セン
サ2Bとが、周方向位置を正しく合わせて収納されてい
る。
【0008】磁気センサ1A,1B,2A,2Bは、磁
気抵抗効果素子(MR素子)等、磁界の作用により電気
的特性(抵抗)が変化する特性を有する素子を用い、対
向するターゲット20の近接する部位に応じて検出信号
が変わるように構成されたセンサであり、これらの検出
信号V1A,V1B,V2A,V2Bは、センサボック
ス1a,1b外部のマイクロプロセッサを用いてなる演
算処理部4に与えられている。
【0009】このような構成のトルク検出装置では、磁
気センサ1A,2A,1B,2Bが対向するターゲット
20は、前述したように、入力軸31及び出力軸32の
外周に軸長方向に対して所定の傾斜角度を有して並設さ
れた磁性体製の突起である。従って、入力軸31及び出
力軸32が軸回りに回転した場合、各磁気センサ1A,
2A,1B,2Bは、対応するターゲット20がそれぞ
れとの対向位置を通過する間、前記入力軸31及び出力
軸32の回転角度の変化に応じて比例的に変化する検出
信号を出力する。
【0010】このとき、磁気センサ1A,1Bの検出信
号は、これらに対応するターゲット20が設けられた入
力軸31の回転角度に対応するものとなり、磁気センサ
2A,2Bの検出信号は、これらが対向するターゲット
20が設けられた出力軸32の回転角度に対応するもの
となる。従って、演算処理部4は、磁気センサ1A,1
Bの検出信号から入力軸31の回転角度を算出すること
ができ、演算処理部4及び磁気センサ1A,1Bは入力
軸31の回転角度検出装置として作動する。また、演算
処理部4は、磁気センサ2A,2Bの検出信号から出力
軸32の回転角度を算出することができ、演算処理部4
及び磁気センサ2A,2Bは出力軸32の回転角度検出
装置として作動する。
【0011】磁気センサ1Aの検出信号と磁気センサ2
Aの検出信号との差、又は磁気センサ1Bの検出信号と
磁気センサ2Bの検出信号との差は、入力軸31と出力
軸32との回転角度の差(相対角変位)に対応するもの
となる。この相対角変位は、入力軸31に加わる回転ト
ルクの作用下において、入力軸31と出力軸32とを連
結するトーションバー34に生じる捩れ角度に対応す
る。従って、前述した検出信号の差に基づいて入力軸3
1に加わる回転トルクを算出することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したトルク検出装
置では、各磁気センサ1A,2A,1B,2Bの検出信
号は、図15の波形図に示すように、ターゲット20の
両端部付近において生じる非線形変化領域が大きく、入
力軸31及び出力軸32の回転角度の変化に応じて比例
的に変化する線形変化領域が相対的に小さい為、ピーク
値が不安定となり、回転角度及び回転トルクの算出が難
しく、また、それらを補正するのも難しいという問題が
ある。
【0013】また、ターゲットの端部が細密であるの
で、金型で成形する場合に誤差が生じ易く、金型寿命が
短くなり、製作コストを上昇させるという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたもので
あり、第1〜7発明では、ターゲットが形成し易く、検
出手段の検出信号のピーク値が安定し、回転角度の算出
及びその補正が容易な回転角度検出装置を提供すること
を目的とする。第8発明では、第1〜7発明に係る回転
角度検出装置を使用したトルク検出装置を提供すること
を目的とする。第9発明では、第8発明に係るトルク検
出装置を使用した舵取装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る回転角度
検出装置は、回転体と、該回転体が回転するに従って、
検出される部位が連続的に変化すべく、前記回転体に設
けられたターゲットと、該ターゲットの近接する部位を
検出する1又は複数の検出手段とを備え、該検出手段が
検出した部位に基づき、前記回転体の回転方向の前記検
出手段からの変位角度を検出すべくなしてあることを特
徴とする。
【0015】この回転角度検出装置では、ターゲット
は、回転体が回転するに従って、検出される部位が連続
的に変化すべく、回転体に設けられ、1又は複数の検出
手段が、ターゲットの近接する部位を検出し、検出手段
が検出した部位に基づき、回転体の回転方向の検出手段
からの変位角度を検出する。これにより、ターゲットが
形成し易く、検出手段の検出信号のピーク値が安定し、
回転角度の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置
を実現することが出来る。
【0016】第2発明に係る回転角度検出装置は、前記
ターゲットは、前記回転体の周面に沿って一方向に傾斜
して設けてある第1傾斜部と、前記回転体の周面に沿っ
て他方向に傾斜して設けてある第2傾斜部とを有するこ
とを特徴とする。
【0017】この回転角度検出装置では、ターゲット
が、回転体の周面に沿って一方向に傾斜して設けてある
第1傾斜部と、回転体の周面に沿って他方向に傾斜して
設けてある第2傾斜部とを有するので、ターゲットが形
成し易く、ターゲットの端部に生じる検出信号の非線形
領域を小さくすることが出来、検出手段の検出信号のピ
ーク値が安定し、回転角度の算出及びその補正が容易な
回転角度検出装置を実現することが出来る。
【0018】第3発明に係る回転角度検出装置は、前記
第1傾斜部及び第2傾斜部は、該両傾斜部の接続点を通
るべき前記回転体の軸長方向の直線に関して略線対称の
関係を有することを特徴とする。
【0019】この回転角度検出装置では、第1傾斜部及
び第2傾斜部が、その両傾斜部の接続点を通るべき回転
体の軸長方向の直線に関して略線対称の関係を有するの
で、ターゲットが形成し易く、その両傾斜部の接続部及
びターゲットの端部に生じる検出信号の非線形領域を小
さくすることが出来、検出信号のピーク値が安定し、回
転角度の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置を
実現することが出来る。
【0020】第4発明に係る回転角度検出装置は、前記
ターゲットは、前記回転体の周面に沿って連続して複数
設けてあることを特徴とする。
【0021】この回転角度検出装置では、ターゲット
が、回転体の周面に沿って連続して複数設けてあるの
で、ターゲットが形成し易く、検出感度を良くすること
が出来、検出手段の検出信号のピーク値が安定し、回転
角度の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置を実
現することが出来る。
【0022】第5発明に係る回転角度検出装置は、前記
ターゲットは、前記回転体の周面に沿って、熱源となる
ビームを照射してなしてあることを特徴とする。
【0023】この回転角度検出装置では、ターゲット
が、回転体の周面に沿って、熱源となるビームを照射し
てなしてあるので、ターゲットを容易に設けることが出
来、検出手段の検出信号のピーク値が安定し、回転角度
の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置を実現す
ることが出来る。
【0024】第6発明に係る回転角度検出装置は、前記
ターゲットは、前記検出手段が標準であるマスターター
ゲットの各部位を検出して出力した各検出信号値と、前
記検出手段が前記各部位を検出して出力すべき各標準検
出信号値との各偏差に基づき、前記検出手段が検出した
ときに前記各標準検出信号値を出力すべくなしてあるこ
とを特徴とする。
【0025】この回転角度検出装置では、ターゲット
が、検出手段が標準であるマスターターゲットの各部位
を検出して出力した各検出信号値と、検出手段が各部位
を検出して出力すべき各標準検出信号値との各偏差に基
づき、検出手段が検出したときに各標準検出信号値を出
力すべくなしてある。これにより、その両傾斜部の接続
部及び端部に生じる検出信号の非線形領域が小さいター
ゲットを容易に設けることが出来、検出手段の検出信号
のピーク値が安定し、回転角度の算出及びその補正が容
易な回転角度検出装置を実現することが出来る。また、
検出手段がそれぞれ有する検出誤差を、製作時に予め補
正することが出来る。
【0026】第7発明に係る回転角度検出装置は、前記
ターゲットは周辺部に対して磁性的に不連続であり、前
記検出手段は磁気センサであることを特徴とする。
【0027】この回転角度検出装置では、ターゲットは
周辺部に対して磁性的に不連続であり、検出手段は磁気
センサであるので、ターゲットが形成し易く、取り扱い
が容易で部品コストが低く、検出手段の検出信号のピー
ク値が安定し、回転角度の算出及びその補正が容易な回
転角度検出装置を実現することが出来る。
【0028】第8発明に係るトルク検出装置は、入力軸
に加わるトルクを、入力軸と出力軸とを同軸的に連結す
るトーションバーに生じる捩れ角度によって検出するト
ルク検出装置において、前記入力軸及び出力軸にそれぞ
れ取付けられた請求項1〜7の何れかに記載された回転
角度検出装置と、該回転角度検出装置がそれぞれ検出し
た変位角度の差を検出する手段とを備え、該手段が検出
した変位角度の差を前記捩れ角度とすべくなしてあるこ
とを特徴とする。
【0029】このトルク検出装置では、入力軸に加わる
トルクを、入力軸と出力軸とを同軸的に連結するトーシ
ョンバーに生じる捩れ角度によって検出する。請求項1
〜7の何れかに記載された回転角度検出装置が、入力軸
及び出力軸にそれぞれ取付けられ、検出する手段が、回
転角度検出装置がそれぞれ検出した変位角度の差を検出
し、検出する手段が検出した変位角度の差を、トーショ
ンバーに生じる捩れ角度とする。これにより、ターゲッ
トが形成し易く、検出手段の検出信号のピーク値が安定
し、回転角度の算出及びその補正が容易な回転角度検出
装置を使用したトルク検出装置を実現することが出来
る。
【0030】第9発明に係る舵取装置は、舵輪に連結さ
れた入力軸と、舵取機構に連結された出力軸と、前記入
力軸及び該出力軸を連結するトーションバーと、前記入
力軸に加わる操舵トルクを、前記トーションバーに生じ
る捩れ角度によって検出する請求項8に記載されたトル
ク検出装置とを備えることを特徴とする。
【0031】この舵取装置では、入力軸が舵輪に連結さ
れ、出力軸が舵取機構に連結され、トーションバーが入
力軸及び出力軸を連結する。請求項8に記載されたトル
ク検出装置が、入力軸に加わる操舵トルクを、トーショ
ンバーに生じる捩れ角度によって検出する。これによ
り、操舵トルクを正確に検出出来、回転角度検出装置の
ターゲットが形成し易いトルク検出装置を備えた舵取装
置を実現することが出来る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る回転角度検出装置
及びトルク検出装置の実施の形態1の構成を模式的に示
す模式図である。この回転角度検出装置及びトルク検出
装置は、自動車の舵取装置に適用しており、上端を舵輪
(ステアリングホイール)30に連結された入力軸31
と、下端を舵取機構のピニオン33に連結された出力軸
32とを、細径のトーションバー34を介して同軸上に
連結し、前記舵輪30と舵取機構とを連絡する操舵軸3
が構成されており、トルク検出装置は、前記入力軸31
及び出力軸32の連結部近傍に以下のように構成されて
いる。
【0033】入力軸31には、出力軸32との連結側端
部近傍に、円板形をなすターゲット板2a(回転体)が
同軸上に外嵌固定されており、ターゲット板2aの外周
面には、複数(図においては5個)のターゲット20a
が並設されている。図2は、ターゲット板2a及びター
ゲット20aの構成を示す斜視図である。ターゲット2
0aは、ターゲット板2aの外周面を展開した図3の展
開図に示すように、ターゲット板2aの外周面に沿って
一方向に傾斜して設けてある第1傾斜部20bと、他方
向に傾斜して設けてある第2傾斜部20cとを備えた磁
性体製の突条であり、ターゲット板2aの外周面の周方
向に等配に並設されている。第1傾斜部20b及び第2
傾斜部20cは、その接続点を通るべきターゲット板2
aの回転軸の軸長方向の直線に関して略線対称である。
【0034】上述したのと同様のターゲット20aを備
えたターゲット板2aが、出力軸32の入力軸31との
連結側端部近傍にも外嵌固定されており、出力軸32側
のターゲット板2aの各ターゲット20aと、入力軸3
1側のターゲット板2aの各ターゲット20aとは周方
向に整合されて並設されている。
【0035】両ターゲット板2aの外側には、それぞれ
の外周のターゲット20aの外縁を臨むようにセンサボ
ックス1が配設されている。センサボックス1は、入力
軸31及び出力軸32を支承するハウジング等の動かな
い部位に固定支持されている。センサボックス1の内部
には、入力軸31側のターゲット20aの周方向に異な
る部位に対向する磁気センサ1A,1Bと、出力軸32
側のターゲット20aの周方向に異なる部位に対向する
磁気センサ2A,2Bとが、周方向位置を正しく合わせ
て収納されている。
【0036】磁気センサ1A,2A,1B,2Bは、磁
気抵抗効果素子(MR素子)等、磁界の作用により電気
的特性(抵抗)が変化する特性を有する素子を用い、対
向するターゲット20aの近接する部位に応じて検出信
号が変わるように構成されたセンサであり、これらの検
出信号V1A,V2A,V1B,V2Bは、センサボッ
クス1外部のマイクロプロセッサを用いてなる演算処理
部4に与えられている。
【0037】以下に、このような構成の回転角度検出装
置及びトルク検出装置の動作を説明する。磁気センサ1
A,2A,1B,2Bが対向するターゲット20aは、
前述したように、入力軸31及び出力軸32に同軸上に
外嵌固定された各ターゲット板2aの外周面に沿って一
方向に傾斜した第1傾斜部20bと、他方向に傾斜した
第2傾斜部20cとを備えて、周方向に等配に並設され
た磁性体製の突条である。
【0038】従って、入力軸31及び出力軸32が軸回
りに回転した場合、各磁気センサ1A,2A,1B,2
Bは、対応するターゲット20aがそれぞれとの対向位
置を通過する間、図4に示すように、入力軸31及び出
力軸32の回転角度の変化に応じて、比例的に上昇し下
降する検出信号を出力する。検出信号は、上昇から下降
に又は下降から上昇に転換する付近、つまり、第1傾斜
部20b及び第2傾斜部20cの接続部付近で非線形的
に変化するが、この非線形変化領域は、接続部付近での
第1傾斜部20b及び第2傾斜部20c間の磁界の相互
影響が小さい為、図15に示す従来の検出信号に比較し
て、小さくすることが出来る。
【0039】磁気センサ1A,1Bの検出信号は、これ
らに対応するターゲット20aが設けられた入力軸31
の回転角度に対応するものとなり、磁気センサ2A,2
Bの検出信号は、これらが対向するターゲット20aが
設けられた出力軸32の回転角度に対応するものとな
る。従って、演算処理部4は、磁気センサ1A,1Bの
検出信号から入力軸31の回転角度を算出することがで
き、演算処理部4及び磁気センサ1A,1Bは入力軸3
1の回転角度検出装置として作動する。また、演算処理
部4は、磁気センサ2A,2Bの検出信号から出力軸3
2の回転角度を算出することができ、演算処理部4及び
磁気センサ2A,2Bは出力軸32の回転角度検出装置
として作動する。
【0040】入力軸31に回転トルクが加わった場合、
磁気センサ1A,1B,2A,2Bの各検出信号V1
A,V1B,V2A,V2Bは、図5に示すように変化
する。但し、磁気センサ1A,2Aと磁気センサ1B,
2Bとは、ターゲット板2aの周方向に、例えば電気各
90°位相が異なっている。従って、検出信号V1Aと
V1Bとは、非線形変化領域について相互に補完させる
ことが出来、検出信号V2A,V2Bにおいても同様で
ある。
【0041】ここで、磁気センサ1Aの検出信号と磁気
センサ1Bの検出信号との差、又は磁気センサ1Bの検
出信号と磁気センサ2Bの検出信号との差は、入力軸3
1と出力軸32との回転角度の差(相対角変位)に対応
するものとなる。この相対角変位は、入力軸31に加わ
る回転トルクの作用下において、入力軸31と出力軸3
2とを連結するトーションバー34に生じる捩れ角度に
対応する。従って、前述した検出信号の差に基づいて入
力軸31に加わる回転トルクを算出することができる。
【0042】実施の形態2.図6は、本発明に係る回転
角度検出装置及びトルク検出装置の実施の形態2の構成
を模式的に示す模式図である。実施の形態1では、ター
ゲット20aが磁性体製の突条である回転角度検出装置
及びトルク検出装置について説明したが、ターゲットは
必ずしも突条である必要はなく、実施の形態2の回転角
度検出装置及びトルク検出装置は、入力軸31には、出
力軸32との連結側端部近傍に、円板形をなすターゲッ
ト板2b(回転体)が同軸上に外嵌固定されており、タ
ーゲット板2bの外周面には、突条ではない複数(図に
おいては5個)のターゲット20dが並設されている。
【0043】ターゲット20dは、ターゲット板2bの
外周面に沿って一方向に傾斜して設けてある第1傾斜部
20eと、他方向に傾斜して設けてある第2傾斜部20
fとを備えた、磁性を有する線条であり、ターゲット板
2bの外周面の周方向に等配に並設されている。第1傾
斜部20e及び第2傾斜部20fは、その接続点を通る
べきターゲット板2bの回転軸の軸長方向の直線に関し
て略線対称である。
【0044】上述したのと同様のターゲット20dを備
えたターゲット板2bが、出力軸32の入力軸31との
連結側端部近傍にも外嵌固定されており、出力軸32側
のターゲット板2bの各ターゲット20dと、入力軸3
1側のターゲット板2bの各ターゲット20dとは周方
向に整合されて並設されている。
【0045】両ターゲット板2bの外側には、それぞれ
の外周のターゲット20bの外縁を臨むようにセンサボ
ックス45が配設されている。センサボックス45は、
入力軸31及び出力軸32を支承するハウジング等の動
かない部位に固定支持されている。センサボックス45
の内部には、入力軸31側のターゲット20dの周方向
に異なる部位に対向する磁気センサ1A,1Bと、出力
軸32側のターゲット20dの周方向に異なる部位に対
向する磁気センサ2A,2Bとが、周方向位置を正しく
合わせて収納されている。その他の構成及び動作は、実
施の形態1において説明した回転角度検出装置及びトル
ク検出装置の構成及び動作と同様であるので、説明を省
略する。
【0046】図7は、ターゲット20dの形成方法を説
明する為の説明図である。この形成方法では、ターゲッ
ト板2b及びターゲット20dの標準となるターゲット
板2c及びマスターターゲット40を模擬入力軸41に
同軸上に外嵌固定し、模擬出力軸42にも同様にターゲ
ット板2c及びマスターターゲット40を同軸上に外嵌
固定してある。これらの相互位置関係は、ターゲット板
2b、ターゲット20d、入力軸31及び出力軸32の
相互位置関係と同様にしてある。
【0047】模擬入力軸41及び模擬出力軸42は、回
転駆動装置43により回転駆動され、その回転角度は回
転角度検出器44により検出され、軌道補正部46に与
えられる。形成するターゲット20dと同じトルク検出
装置に組込む予定のセンサボックス45が、各マスター
ターゲット40の外縁を臨むように配設され固定支持さ
れている。
【0048】このセンサボックス45の内部には、上述
したように、入力軸31側のターゲット20dの周方向
に異なる部位に対向すべき磁気センサ1A,1Bと、出
力軸32側のターゲット20dの周方向に異なる部位に
対向すべき磁気センサ2A,2Bとが、周方向位置を正
しく合わせて収納されている。磁気センサ1A,1B,
2A,2Bの各検出信号は、軌道補正部46に与えられ
る。
【0049】形成するターゲット20dのターゲット板
2bは、回転駆動装置51により回転駆動され、その回
転角度は回転角度検出器50により検出され、駆動制御
装置47に与えられる。駆動制御装置47は、軌道補正
部46から与えられるデータ及び回転角度検出器50が
検出した回転角度に基づき、ターゲット&レーザ位置決
め機48を駆動制御する。ターゲット&レーザ位置決め
機48は、レーザ照射機49のレーザビームの照射位置
及び出力を制御して、ターゲット板2bの外周部にター
ゲット20dの線条を形成する。
【0050】ここで、ターゲット板2bを非磁性材であ
る準安定オーステナイト系ステンレス鋼としておけば、
上述したように、レーザビーム又は電子ビーム等のエネ
ルギー密度の高い熱源を照射し、急冷させることによ
り、強磁性であるフェライト相を析出させ、磁性的に不
連続な線条部分を形成することが出来る。
【0051】このような構成で実行されるターゲット2
0dの形成方法では、回転駆動装置43が模擬入力軸4
1及び模擬出力軸42を回転駆動し、回転角度検出器4
4がその回転角度を検出し軌道補正部46に与える。セ
ンサボックス45の磁気センサ1A,1B,2A,2B
は、それぞれマスターターゲット40の近接する部位を
検出し、その検出信号を軌道補正部46に与える。
【0052】このとき、形成するターゲット20dのタ
ーゲット板2bを、入力軸31に使用する予定であれ
ば、軌道補正部46は、磁気センサ1A,1Bの検出信
号の何れか又は両方を読込む。両方を読込んだ場合は、
位相の相違分を補正した平均(ターゲット20dの同一
部位を検出した検出信号の平均)を求める。軌道補正部
46は、図8に強調して示すように、回転角度検出器4
4が検出した回転角度に対応させた、磁気センサ1A,
1Bの検出信号(センサ出力)の何れか又は前記平均V
nと、予め記憶してある回転角度(舵角)に対応させた
目標の検出信号Vn´(センサ出力)との偏差δnを算
出する。
【0053】軌道補正部46は、次に、図10に強調し
て示すように、算出した偏差δnをキャンセルする、タ
ーゲットの偏差キャンセル軌道の位置Pnを算出し、図
9に示すようなイメージの一覧表を作成する。軌道補正
部46は、作成した一覧表の回転角度(舵角)及び偏差
キャンセル軌道の位置Pnのデータを駆動制御装置47
に与える。駆動制御装置47は、与えられたデータ及び
回転角度検出器50が検出した回転角度に基づき、回転
駆動装置51及びターゲット&レーザ位置決め機48を
駆動制御する。
【0054】回転駆動装置51は、駆動制御装置47か
ら指示された回転角度を維持するように、ターゲット板
2bを回転駆動する。ターゲット&レーザ位置決め機4
8は、駆動制御装置47から指示されたレーザ照射機4
9のレーザビームの照射位置及び出力を維持しながら、
ターゲット板2bの外周部にレーザビームを照射して高
温にし、その後の急冷により、強磁性であるフェライト
相を析出させ、磁性的に不連続な線条部分を形成する。
形成するターゲット20dのターゲット板2bを、出力
軸32に使用する予定である場合も、磁気センサ2A,
2Bの検出信号を使用して、上述したのと同様に実行す
る。尚、ターゲット20dの線条の形成は、上述したセ
ンサボックス45の磁気センサ1A,1Bの検出動作
と、同時的に実行しても、また、別の機会に実行しても
良い。
【0055】実施の形態3.図11は、本発明に係る舵
取装置の実施の形態3の要部構成を示す縦断面図であ
る。この舵取装置は、上端部にステアリングホイール3
0(舵輪)が取付けられる上部軸64を備え、上部軸6
4の下端部には、第1ダウエルピン65を介して筒状の
入力軸31及びこれの内側に挿入されるトーションバー
34の上端部が連結されている。トーションバー34の
下端部には、第2ダウエルピン60を介して筒状の出力
軸32が連結されており、上部軸64、入力軸31及び
出力軸32が軸受63,62,61を介してハウジング
54内にそれぞれ回転が可能に支持されている。ハウジ
ング54は、取付金具55により、車体の動揺しない部
分に固定されている。
【0056】このハウジング54内には、前記トーショ
ンバー34を介して連結される入力軸31及び出力軸3
2の相対変位量により操舵トルクを検出する、実施の形
態1において説明したトルク検出装置のセンサボックス
1と、トルク検出装置の検出結果に基づいて駆動される
操舵補助用の電動モータ57の回転を減速して、出力軸
32に伝達する減速機構58とを備え、ステアリングホ
イール30の回転に応じた舵取機構の動作を電動モータ
57の回転により補助し、舵取の為の運転者の労力負担
を軽減するように構成されている。出力軸32の下端部
は、ユニバーサルジョイントを介してラックピニオン式
の舵取機構に連結されている。
【0057】トルク検出装置は、実施の形態1において
説明したように、入力軸31の出力軸32との連結側端
部近傍に、円板形をなすターゲット板2a(回転体)が
同軸上に外嵌固定されており、ターゲット板2aの外周
面には、複数のターゲット20aが並設されている。同
様のターゲット20aを備えたターゲット板2aが、出
力軸32の入力軸31との連結側端部近傍にも外嵌固定
されており、出力軸32側のターゲット板2aの各ター
ゲット20aと、入力軸31側のターゲット板2aの各
ターゲット20aとは周方向に整合されて並設されてい
る。
【0058】両ターゲット板2aの外側には、それぞれ
の外周のターゲット20aの外縁を臨むようにセンサボ
ックス1が配設されている。センサボックス1は、ハウ
ジング54に設けられた貫通孔56に嵌合され固定支持
されている。センサボックス1の内部には、実施の形態
1において説明したように、入力軸31側のターゲット
20aの周方向に異なる部位に対向する磁気センサ1
A,1Bと、出力軸32側のターゲット20aの周方向
に異なる部位に対向する磁気センサ2A,2Bとが、周
方向位置を正しく合わせて収納されている。
【0059】図12は、センサボックス1の構成を示す
外観図及び断面図である。センサボックス1は、図11
の矢符Aの方向から正面視した外観図(d)において、
その中央部に、磁気センサ1A,1B,2A,2Bの検
出信号を外部へ出力する為のコネクタ67が設けられ、
電源用の1本のピン、磁気センサ1A,1B,2A,2
Bの各検出信号を出力する4本のピン及び接地用の1本
のピンを備えている。
【0060】コネクタ67の両側には、磁気センサ1A
のゲイン調整ボリューム68、磁気センサ1Aのオフセ
ット調整ボリューム69、磁気センサ2Aのゲイン調整
ボリューム70、磁気センサ2Aのオフセット調整ボリ
ューム71、磁気センサ1Bのゲイン調整ボリューム7
3、磁気センサ1Bのオフセット調整ボリューム72、
磁気センサ2Bのゲイン調整ボリューム75及び磁気セ
ンサ2Bのオフセット調整ボリューム74が設けてあ
る。コネクタ67両側の各ボリューム群の外側には、舵
取装置のハウジング54にセンサボックス1を取り付け
る為のボルト孔66がそれぞれ設けられている。
【0061】外観図(c)は、矢符Aの方向に対して垂
直方向から側面視したものであり、コネクタ67が設け
られた側の反対側は、ハウジング54の貫通孔56に嵌
合される円筒部となっている。この円筒部のX−Xにお
ける断面図(a)に示すように、円筒部内には、実施の
形態1で説明したような構成により、磁気センサ1A,
1B,2A,2Bが収納されている。図(b)は、円筒
部側からの外観図である。
【0062】以下に、このような構成の舵取装置の動作
を説明する。トーションバー34が捩れずに入力軸31
及び出力軸32が回転する場合には、入力軸31、出力
軸32及びトーションバー34は一体的に回転する。ス
テアリングホイール30に操舵トルクが加えられ、トー
ションバー34が捩れて入力軸31及び出力軸32が回
転する場合には、磁気センサ1A,1B,2A,2Bの
各検出信号V1A,V1B,V2A,V2Bには、例え
ば、図5に示すように、その捩じれ角度に応じた電圧差
が生じる。各検出信号V1A,V1B,V2A,V2B
は、コネクタ67を通じて、図示しない演算処理部に与
えられ、演算処理部は、それらの電圧差を算出すること
により、その捩じれ角度を求め、その操舵トルクに応じ
た信号を出力することが出来る。
【0063】また、演算処理部は、各検出信号V1A,
V1B,V2A,V2Bを使用して、ステアリングホイ
ール30の回転角度(舵角)を演算し出力することが出
来る。操舵トルクに応じた信号及びステアリングホイー
ル30の回転角度を示す信号は、図示しない制御部に与
えられ、制御部は、与えられた各信号に基づき、電動モ
ータ57の回転制御を行う。
【0064】
【発明の効果】第1発明に係る回転角度検出装置によれ
ば、ターゲットが形成し易く、検出手段の検出信号のピ
ーク値が安定し、回転角度の算出及びその補正が容易な
回転角度検出装置を実現することが出来る。
【0065】第2発明に係る回転角度検出装置によれ
ば、ターゲットが形成し易く、その両傾斜部の接続部及
びターゲットの端部に生じる検出信号の非線形領域を小
さくすることが出来、検出手段の検出信号のピーク値が
安定し、回転角度の算出及びその補正が容易な回転角度
検出装置を実現することが出来る。
【0066】第3発明に係る回転角度検出装置によれ
ば、ターゲットが形成し易く、その両傾斜部の接続部及
びターゲットの端部に生じる検出信号の非線形領域を小
さくすることが出来、検出信号のピーク値が安定し、回
転角度の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置を
実現することが出来る。
【0067】第4発明に係る回転角度検出装置によれ
ば、ターゲットが形成し易く、検出感度を良くすること
が出来、検出手段の検出信号のピーク値が安定し、回転
角度の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置を実
現することが出来る。
【0068】第5発明に係る回転角度検出装置によれ
ば、ターゲットを容易に設けることが出来、検出手段の
検出信号のピーク値が安定し、回転角度の算出及びその
補正が容易な回転角度検出装置を実現することが出来
る。
【0069】第6発明に係る回転角度検出装置によれ
ば、その両傾斜部の接続部及び端部に生じる検出信号の
非線形領域が小さいターゲットを容易に設けることが出
来、検出手段の検出信号のピーク値が安定し、回転角度
の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置を実現す
ることが出来る。また、検出手段がそれぞれ有する検出
誤差を、製作時に予め補正することが出来る。
【0070】第7発明に係る回転角度検出装置によれ
ば、ターゲットが形成し易く、取り扱いが容易で部品コ
ストが低く、検出手段の検出信号のピーク値が安定し、
回転角度の算出及びその補正が容易な回転角度検出装置
を実現することが出来る。
【0071】第8発明に係るトルク検出装置によれば、
ターゲットが形成し易く、検出手段の検出信号のピーク
値が安定し、回転角度の算出及びその補正が容易な回転
角度検出装置を使用したトルク検出装置を実現すること
が出来る。
【0072】第9発明に係る舵取装置によれば、操舵ト
ルクを正確に検出出来、回転角度検出装置のターゲット
が形成し易いトルク検出装置を備えた舵取装置を実現す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転角度検出装置及びトルク検出
装置の実施の形態の構成を模式的に示す模式図である。
【図2】ターゲット板及びターゲットの構成を示す斜視
図である。
【図3】ターゲット板の外周面を展開した展開図であ
る。
【図4】回転角度検出装置の検出信号の例を示す波形図
である。
【図5】回転角度検出装置の検出信号の例を示す波形図
である。
【図6】本発明に係る回転角度検出装置及びトルク検出
装置の実施の形態の構成を模式的に示す模式図である。
【図7】ターゲットの形成方法を説明する為の説明図で
ある。
【図8】ターゲットの形成方法を説明する為の説明図で
ある。
【図9】軌道補正部が作成する一覧表を説明する為の説
明図である。
【図10】ターゲットの形成方法を説明する為の説明図
である。
【図11】本発明に係る舵取装置の実施の形態の要部構
成を示す縦断面図である。
【図12】センサボックスの構成を示す外観図及び断面
図である。
【図13】自動車の舵取装置に適用した従来のトルク検
出装置の構成例を模式的に示す模式図である。
【図14】従来のターゲット板の外周面を展開した展開
図である。
【図15】従来の回転角度検出装置の検出信号の例を示
す波形図である。
【符号の説明】
1A,2A,1B、2B 磁気センサ 1,45 センサボックス 2a,2b,2c ターゲット板(回転体) 3 操舵軸(回転軸) 4 演算処理部 20a,20d ターゲット 20b,20e 第1傾斜部 20c,20f 第2傾斜部 30 舵輪(ステアリングホイール) 31 入力軸 32 出力軸 34 トーションバー 40 マスターターゲット 41 模擬入力軸 42 模擬出力軸 46 軌道補正部 48 ターゲット&レーザ位置決め機 49 レーザ照射機 54 ハウジング 56 貫通孔 57 電動モータ 64 上部軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月6日(2000.11.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】以上のような電動パワーステアリング装置
においては、操舵トルクの検出のためのトルク検出装置
が必要であり、舵輪と舵取機構を連絡する操舵軸舵輪
側の入力軸と舵取機構側の出力軸とを細径のトーション
バーを介して連結し、操舵トルクの作用によるトーショ
ンバーの捩れを伴って、前記両軸の連結部に生じる相対
角変位を検出し、この検出結果に基づいて前記操舵トル
ク(回転トルク)を算出する構成としたトルク検出装置
が用いられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】このとき、磁気センサ1A,1Bの検出信
号は、これらに対向するターゲット20が設けられた入
力軸31の回転角度に対応するものとなり、磁気センサ
2A,2Bの検出信号は、これらが対向するターゲット
20が設けられた出力軸32の回転角度に対応するもの
となる。従って、演算処理部4は、磁気センサ1A,1
Bの検出信号から入力軸31の回転角度を算出すること
ができ、演算処理部4及び磁気センサ1A,1Bは入力
軸31の回転角度検出装置として作動する。また、演算
処理部4は、磁気センサ2A,2Bの検出信号から出力
軸32の回転角度を算出することができ、演算処理部4
及び磁気センサ2A,2Bは出力軸32の回転角度検出
装置として作動する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この回転角度検出装置では、第1傾斜部及
び第2傾斜部が、その両傾斜部の接続点を通るべき回転
体の軸長方向の直線に関して略線対称の関係を有するの
で、ターゲットが形成し易く、その両傾斜部の接続部及
びターゲットの端部に生じる検出信号の非線形領域を小
さくすることが出来、検出手段の検出信号のピーク値が
安定し、回転角度の算出及びその補正が容易な回転角度
検出装置を実現することが出来る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】磁気センサ1A,1Bの検出信号は、これ
らに対向するターゲット20aが設けられた入力軸31
の回転角度に対応するものとなり、磁気センサ2A,2
Bの検出信号は、これらが対向するターゲット20aが
設けられた出力軸32の回転角度に対応するものとな
る。従って、演算処理部4は、磁気センサ1A,1Bの
検出信号から入力軸31の回転角度を算出することがで
き、演算処理部4及び磁気センサ1A,1Bは入力軸3
1の回転角度検出装置として作動する。また、演算処理
部4は、磁気センサ2A,2Bの検出信号から出力軸3
2の回転角度を算出することができ、演算処理部4及び
磁気センサ2A,2Bは出力軸32の回転角度検出装置
として作動する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】入力軸31に回転トルクが加わった場合、
磁気センサ1A,1B,2A,2Bの各検出信号V1
A,V1B,V2A,V2Bは、図5に示すように変化
する。但し、磁気センサ1A,2Aと磁気センサ1B,
2Bとは、ターゲット板2aの周方向に、例えば電気
90°位相が異なっている。従って、検出信号V1Aと
V1Bとは、非線形変化領域について相互に補完させる
ことが出来、検出信号V2A,V2Bにおいても同様で
ある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】ここで、磁気センサ1Aの検出信号と磁気
センサ2Aの検出信号との差、又は磁気センサ2Aの検
出信号と磁気センサ2Bの検出信号との差は、入力軸3
1と出力軸32との回転角度の差(相対角変位)に対応
するものとなる。この相対角変位は、入力軸31に加わ
る回転トルクの作用下において、入力軸31と出力軸3
2とを連結するトーションバー34に生じる捩れ角度に
対応する。従って、前述した検出信号の差に基づいて入
力軸31に加わる回転トルクを算出することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】両ターゲット板2bの外側には、それぞれ
の外周のターゲット20の外縁を臨むようにセンサボ
ックス45が配設されている。センサボックス45は、
入力軸31及び出力軸32を支承するハウジング等の動
かない部位に固定支持されている。センサボックス45
の内部には、入力軸31側のターゲット20dの周方向
に異なる部位に対向する磁気センサ1A,1Bと、出力
軸32側のターゲット20dの周方向に異なる部位に対
向する磁気センサ2A,2Bとが、周方向位置を正しく
合わせて収納されている。その他の構成及び動作は、実
施の形態1において説明した回転角度検出装置及びトル
ク検出装置の構成及び動作と同様であるので、説明を省
略する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月5日(2000.12.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01L 3/10 G01L 3/10 B 5/22 5/22 Fターム(参考) 2F051 AA01 AB05 BA03 2F063 AA36 BA08 CB05 CC08 DA05 DD03 EA03 GA52 GA67 GA68 GA69 GA74 GA79 KA01 2F077 AA45 CC02 NN03 NN04 NN19 NN21 PP14 QQ05 QQ13 VV01 VV33 3D033 CA16 CA17 CA28 CA29 DB05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と、該回転体が回転するに従っ
    て、検出される部位が連続的に変化すべく、前記回転体
    に設けられたターゲットと、該ターゲットの近接する部
    位を検出する1又は複数の検出手段とを備え、該検出手
    段が検出した部位に基づき、前記回転体の回転方向の前
    記検出手段からの変位角度を検出すべくなしてあること
    を特徴とする回転角度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ターゲットは、前記回転体の周面に
    沿って一方向に傾斜して設けてある第1傾斜部と、前記
    回転体の周面に沿って他方向に傾斜して設けてある第2
    傾斜部とを有する請求項1記載の回転角度検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1傾斜部及び第2傾斜部は、該両
    傾斜部の接続点を通るべき前記回転体の軸長方向の直線
    に関して略線対称の関係を有する請求項2記載の回転角
    度検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ターゲットは、前記回転体の周面に
    沿って連続して複数設けてある請求項2又は3記載の回
    転角度検出装置。
  5. 【請求項5】 前記ターゲットは、前記回転体の周面に
    沿って、熱源となるビームを照射してなしてある請求項
    1〜4の何れかに記載の回転角度検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ターゲットは、前記検出手段が標準
    であるマスターターゲットの各部位を検出して出力した
    各検出信号値と、前記検出手段が前記各部位を検出して
    出力すべき各標準検出信号値との各偏差に基づき、前記
    検出手段が検出したときに前記各標準検出信号値を出力
    すべくなしてある請求項5記載の回転角度検出装置。
  7. 【請求項7】 前記ターゲットは周辺部に対して磁性的
    に不連続であり、前記検出手段は磁気センサである請求
    項1〜6の何れかに記載の回転角度検出装置。
  8. 【請求項8】 入力軸に加わるトルクを、入力軸と出力
    軸とを同軸的に連結するトーションバーに生じる捩れ角
    度によって検出するトルク検出装置において、前記入力
    軸及び出力軸にそれぞれ取付けられた請求項1〜7の何
    れかに記載された回転角度検出装置と、該回転角度検出
    装置がそれぞれ検出した変位角度の差を検出する手段と
    を備え、該手段が検出した変位角度の差を前記捩れ角度
    とすべくなしてあることを特徴とするトルク検出装置。
  9. 【請求項9】 舵輪に連結された入力軸と、舵取機構に
    連結された出力軸と、前記入力軸及び該出力軸を連結す
    るトーションバーと、前記入力軸に加わる操舵トルク
    を、前記トーションバーに生じる捩れ角度によって検出
    する請求項8に記載されたトルク検出装置とを備えるこ
    とを特徴とする舵取装置。
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