JP2002103255A - マニピュレータの支持装置 - Google Patents
マニピュレータの支持装置Info
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Abstract
動作範囲が広いマニピュレータの支持装置を提供する。 【解決手段】 本発明のマニピュレータの支持装置1
は、支持装置の固定部に対して回転自在に支持された第
1の回転軸10と、第1の回転軸の出力軸側11に固定
支持された第1アーム12と、第1アーム12の先端部
12aに回転自在に支持された第2アーム14と、第2
アーム先端部14bに設けられた受動回転部15と、受
動回転部15に固定された連結支持部16とを有し、受
動回転部15は、第1アーム12に、減速比が1より大
きい状態で、可撓性連結部材10を介して連結し、第1
の回転軸10の概略延長線上に第2の回転軸20を配置
した構成である。
Description
支持装置に係り、とりわけ、機構が単純化され、軽量、
コンパクトであると共に動作範囲が広い医療用マニピュ
レータの支持装置に関する。
術においては、図16に示すように、患者150の腹部
に小さな六151,152,153をいくつかあけ、そ
れらにトラカール154を取り付け、トラカール154
を介して、それらの孔に内視鏡161、鉗子171、1
72などを挿入し、術者(通常、外科医)160が内視
鏡161の映像をモニタ162で見ながら手術を行って
いる。
いため、患者への負担が少なく、術後の回復や退院まで
の日数が大幅に低減される。このため、このような手術
方法は、適用分野の拡大が期待されている。
は、患者の腹部150への負担が少ないという点で優れ
た手術方法であるが、術者160が実際に術部を見られ
ないという点が、場合によって問題となりえる。
クリッパしか設けられておらず、クリッパの姿勢を自在
に変えることは困難で、操作性に乏しい。
な処置を行えるのは、熟練した術者に限られている。ま
た、手術方法に熟練するまでには、非常に長期間を要す
る。
マニピュレータなどの遠隔操作型ロボット技術を、医療
分野へ応用する研究が行われている。
るマスタアームと、実際に術部に操作を施すスレーブア
ームとが、完全に分離したロボットシステムであり、マ
スタアームの指令値が電気信号としてスレーブアームに
伝わるものである。したがって、通常、マスタアームと
スレーブアームとは6自由度以上の関節数を有してお
り、それぞれの自由度に対応してコントローラが設けら
れており、電気的に多数の制御系、部品、配線を有する
複雑なシステムとなっている。
ピュレータシステムの操作に関する信頼性は、未だ十分
に高いと言えるレベルにはない。また、システム自体が
大掛かりであるため、購入費用やメンテナンス費用も高
価である。さらに、マスタスレーブマニピュレーダシス
テムでは、術者は患者から離れたところでマスタアーム
を操作するので、緊急時に直ちに患者に直接処置を施す
ことができない、という問題がある。
者らは、図17に示すような、操作指令部102と、一
端側が前記操作指令部102に接続された連結部103
と、前記連結部103の他端側に接続され、作業部10
1と、を備えた医療用マニピュレータ100を提案して
いる(特願平11−165961号)。医療用マニピュ
レータ100は、不動点23を有するように、支持装置
1によって、支持されている。すなわち、医療用マニピ
ュレータ100は、水平回転部105および円弧ガイド
106により、連結支持部16を介して、2軸回りに回
転自在に支持されている。
ニピュレータシステムなどで用いられている支持装置に
は、図18〜図20に示すような構成のものがある。図
18は、回転軸105と円弧ガイド106を組合せた方
式を示し、図19は、回転軸105と平行リンク107
を組合せた方式を示し、図20は、円弧ガイド106a
と円弧ガイド106bを組合せた方式を示す。
ンクを組合せた方式が採用されている。しかし、円弧ガ
イド106を用いた構成では、円弧ガイド106を限ら
れた範囲にしか設けることができないので、動作範囲が
狭く、重量が重いなどの問題がある。また、平行リンク
107を複数段用いた方法は、同様に動作範囲が狭く、
また、複数の平行リンクを形成する必要があるため機構
が複雑になりガタがあり、高い組み立て精度が要求され
るなどの問題がある。
有する問題を解消し、機構が単純化され、軽量、コンパ
クトであると共に動作範囲が広く、さらには、操作性の
良いマニピュレータシステムを可能にするマニピュレー
タシステムの支持装置を提供することである。
に、本発明のマニピュレータシステムの支持装置は、操
作指令部と、一端側が前記操作指令部に接続された連結
部と、前記連結部の他端側に接続れた作業部とを備えた
マニピュレータを、少なくとも第1の回転軸及び第2の
回転軸の2軸回りに回転自在に支持するマニピュレータ
の支持装置であって、前記第1の回転軸は前記支持装置
の固定部に対して回転自在に支持されており、前記第2
の回転軸は前記第1の回転軸のほぼ延長線上に配置され
ており、前記第1の回転軸の出力軸側に回転自在に支持
された第1アームと、前記第1アームの先端部に設けら
れた第1の受動回転部と、前記第1の受動回転部に固定
された第2アームと、前記第2アーム先端部に設けられ
た第2の受動回転部と、前記第2の受動回転部に固定さ
れた連結支持部と、前記第1の受動回転部を、前記第1
の回転軸の出力軸側に減速比が1の状態で連結する第1
の可撓性連結部材と、前記第2の受動回転部を、前記第
1アームに減速比が1の状態で連結する第2の可撓性連
結部材と、を備えることを特徴とする。
令部に接続された連結部と、前記連結部の他端側に接続
された作業部とを備えたマニピュレータを、少なくとも
第1の回転軸及び第2の回転軸の2軸回りに回転自在に
支持するマニピュレータの支持装置において、前記第1
の回転軸は前記支持装置の固定部に対して回転自在に支
持されており、前記第2の回転軸は前記第1の回転軸の
ほぼ延長線上に配置されており、前記第1の回転軸の出
力軸側に回転自在に支持された第1アームと、前記第1
アームに対して構成される平行リンク機構と、前記平行
リンク機構において前記第1の回転軸の出力軸側に対し
て平行駆動される前記平行リンク機構の第1リンクに固
定された第2アームと、前記第2アーム先端部に設けら
れた受動回転部と、前記受動回転部に固定された連結支
持部と、前記受動回転部を、前記第1アームまたは前記
平行リンク機構において前記第1アームと平行駆動され
る前記平行リンク機構の第2リンクに、減速比が1の状
態で連結する可撓性連結部材と、を備えることを特徴と
する。
令部に接続された連結部と、前記連結部の他端側に接続
された作業部とを備えたマニピュレータを、少なくとも
第1の回転軸及び第2の回転軸の2軸回りに回転自在に
支持するマニピュレータの支持装置において、前記第1
の回転軸は前記支持装置の固定部に対して回転自在に支
持されており、前記第2の回転軸は前記第1の回転軸の
ほぼ延長線上に配置されており、前記第1の回転軸の出
力軸側に固定支持された第1アームと、前記第1アーム
の先端部に回転自在に支持された第2アームと、前記第
2アーム先端部に設けられた受動回転部と、前記受動回
転部に固定された連結支持部と、前記受動回転部を、前
記第1アームに減速比が1より大きい状態で連結する可
撓性連結部材と、を備えることを特徴とする。
置は円弧ガイドを用いないで構成されているため、動作
範囲を広くとることが可能になり、重量を軽量化するこ
とが可能である。また、平行リンクを複数段用いないた
め、機構が単純化され、ガタの問題も少なく、複数段の
リンク構成ほどの組み立て精度を要求されることはな
い。動作範囲が広く、また、軽量化されているため、本
発明の支持装置により支持されるマニピュレータの操作
性は従来に比べて極めて高くなる。
施の形態について説明する。図1、図2は、本発明の第
1の実施の形態による医療用マニピュレータの支持装置
1の構成を示す斜視図と側面図である。図3は、本発明
の第1の実施の形態による医療用マニピュレータの支持
装置1の動作を説明する図である。
実施の形態による医療用マニピュレータの支持装置1
は、操作指令部102と、一端側が前記操作指令部に接
続された連結部103と、連結部103の他端側に接続
された作業部101とを備えた医療用マニピュレータ1
00を少なくとも2軸回り、即ち第1の回転軸10の回
りと第2の回転軸20の回りに回転自在に支持する支持
装置である。
自在に支持された第1の回転軸10と、第1の回転軸1
0の出力軸側11に回転自在に支持された第1アーム1
2と、第1アーム12の先端部12aに設けられた第1
の受動回転部13(図中、受動回転部13aと受動回転
部13bとは一体関係にある)と、第1の受動回転部1
3に固定された第2アーム14と、第2アーム14の先
端部14bに設けられた第2の受動回転部15と、第2
の受動回転部15に固定された連結支持部16とを有す
る。第1の受動回転部13は、第1の回転軸10の出力
軸側11(第1アーム12の固定側の部分)に、減速比
が1の状態で可撓性連結部材17を介して連結され、か
つ、第2の受動回転部15は、第1アーム12に、減速
比が1の状態で可撓性連結部材18を介して連結されて
いる。ここで、減速比が1であるように、第1の受動回
転部13の回転直径と出力軸側11の回転直径とは等し
く設定され、可撓性連結部材17は、第1の受動回転部
13と出力軸側11とを介していわば平行リンク的な動
作を行う。同様に、可撓性連結部材18は、第1の受動
回転部15と第1アーム12とを介していわば平行リン
ク的な動作を行う。第1の回転軸10の概略延長線上に
第2の回転軸20が配置され、第1の回転軸10と第2
の回転軸20とは、ほぼ不動点23またはその近傍で交
差している。
構としては、1対1のプーリとベルトを組合せて構成す
ることができる。歯付ベルトやスチールベルトなどのよ
うに、基本的にすべりを生じない動力伝達機構を利用す
れば良く、また、摩擦駆動ベルトにより、通常時はすべ
らず、過負荷時にすべる構成とすることで、安全機構
(過負荷防止機構)を兼ねることも可能である。
100を、連結部103に対して挿入方向21に直動可
能であって軸回り22に回転可能な状態で支持する機能
を有している。連結支持部16の機能は、医療用マニピ
ュレータ100そのものの自由度数や自由配置によって
決定されるものである。
よる医療用マニピュレータの支持装置1の動作を説明す
る。操作者は、操作指令部102を操作して、作業部1
01を患者腹部内の術部への位置決めを行う。例えば、
図中矢印の方向に操作した場合、支持装置1は、パッシ
ブに駆動される。第2アーム14は、第2アーム14が
連結されている第1の受動回転部13が第1の回転軸の
出力軸側11(第1アーム12の固定側)に減速比が1
の状態で可撓性連結部材17を介して連結されているた
め、平行移動する。さらに、連結支持部16は、連結支
持部16が連結されている第2の受動回転部15が第1
アーム12に減速比が1の状態で可撓性連結部材18を
介して連結されているため、第1アーム12に対して平
行移動する。したがって、手術用マニピュレータ100
は、第2の回転軸20に対して回転操作することが可能
である。一方、紙面に対して垂直方向に操作指令部10
2を操作することで、第1の回転軸10に対して回転操
作することが可能である。
しても良い。図2および図3では、重力補償機構の一例
としてカウンタウェイト24を利用した構成を点線で示
している。さらに、操作指令部102の操作(位置)に
応じて、カウンタウェイトを機械的または電気的(例え
ばモータ)に上下方向に駆動して、バランスをとる方法
も考えられる。もちろん、回転部分にねじりバネを配置
しても良い。倒立(中立)状態を、ねじりバネの中立点
とすれば、角度に応じて自重による荷重が大きくなるの
に対応して、ねじりバネの復元力も大きくなる。
による医療用マニピュレータの支持装置1の構成を示す
斜視図と側面図である。
ニピュレータの支持装置1は、支持装置1の固定部20
1に対して回転自在に支持された第1の回転軸10と、
第1の回転軸10の出力軸側11に回転自在に支持され
た第1アーム12と、第1アーム12に対して構成され
る平行リンク機構30と、平行リンク機構30の第1の
回転軸の出力軸側11に対して平行駆動されるリンク
(第1リンク)31に固定された第2アーム14と、第
2アーム先端部14bに設けられた受動回転部15と、
受動回転部15に固定された連結支持部16とを有す
る。平行リンク機構30は出力軸側11と第1アーム1
2とリンク31とリンク(第2リンク)32とを有す
る。受動回転部15は、第1アーム12または前記第1
アーム12と平行駆動されるリンク32に、減速比が1
の状態で可撓性連結部材18を介して連結されている。
第1の回転軸10の概略延長線上に第2の回転軸20が
配置され、第1の回転軸10と第2の回転軸20とは、
ほぼ不動点23またはその近傍で交差している。
ニピュレータの支持装置1の動作を図5により説明す
る。第1の実施例と同様に、操作者は、操作指令部10
2を操作して、作業部101を患者腹部内の術部への位
置決めを行う。例えば、図中矢印の方向に操作した場
合、第2アーム14は、平行リンク機構30によって、
平行移動する。さらに、連結支持部16は、連結支持部
16が連結されている第2の受動回転部15が、第1ア
ーム12(または、リンク32)に減速比が1の状態
で、可撓性連結部材18を介して連結されているため、
第1アーム12に対して平行移動する。したがって、手
術用マニピュレータ100は、第2の回転軸20に対し
て回転操作することが可能である。一方、紙面に対して
垂直方向に操作指令部102を操作することで、第1の
回転軸10に対して回転操作することが可能である。
た場合を示す図である。なお、第1の回転軸10の方向
は、水平、鉛直に限定されるものではない。
は固定部201に固定される場合を例にしたが、図14
に示すように、不動点23の位置を任意に移動できるよ
うにしてもよい。図14において、第1の回転軸10は
固定部201に代えて3次元移動機構202に取り付け
られており、3次元移動機構202は、上下移動機構4
1と回転機構42と伸縮機構43とを備えている。支持
装置1における不動点23は、3次元移動機構202に
よって所望の位置に設定することが可能になる。
び第2の実施の形態による医療用マニピュレータの支持
装置1によれば、例えば図17に示すような円弧ガイド
106を用いないで医療用マニピュレータを支持できる
ため、動作範囲が広くなり、重量を軽量化することが可
能になる。また、例えば図19に示すような複数段の平
行リンク107を用いないで医療用マニピュレータを支
持できるため、機構が単純化され、ガタの問題も少な
く、複数段のリンク構成ほどの組み立て精度を要求され
ることはない。
作範囲が広く、また、軽量化されているため、支持装置
1により医療用マニピュレータの操作性は、従来に比べ
て極めて高くなる。
者に関係なく機構的に不動点23が決まり、患者の腹部
と不動点23が若干ずれている場合には、患者側の腹部
に非常に負担がかかるという問題があった。これに対
し、本発明の第1および第2の実施の形態による医療用
マニピュレータの支持装置1によれば、可擦性連結部材
17,18の弾性を利用して、医療用マニピュレータ1
00を柔軟に支持することができ、患者の腹部と不動点
23が若干ずれている場合でも、患者側の腹部に負担が
あまりかからない構成とすることが可能である。
医療用マニピュレータの支持装置1の構成を示す斜視図
である。
ニピュレータの支持装置1は、支持装置1の固定部20
1に対して回転自在に支持された第1の回転軸10と、
第1の回転軸10の出力軸側11に固定支持された第1
アーム12と、第1アーム12の先端部12aに回転自
在に支持された第2アーム14と、第2アーム先端部1
4bに設けられた受動回転部15と、受動回転部15に
固定された連結支持部16とを有する。受動回転部15
は、第1アーム12に、減速比が1より大きい状態で、
可撓性連結部材10を介して連結されている。第1の回
転軸10の概略延長線上に第2の回転軸20が配置さ
れ、第1の回転軸10と第2の回転軸20とは、ほぼ不
動点23またはその近傍で交差している。受動回転部1
5が第1アーム12に減速比が1より大きい状態で連結
されるための減速機構は、第1および第2の実施例と同
様に、通常のベルトとプーリなどによるもので構成する
ことができる。
医療用マニピュレータの支持装置1の変形例を示す。こ
の実施例での減速機構は、遊星歯車減速機構19とベル
トとプーリを組合せたもので構成されている。もちろん
他の減速機構を利用しても良い。
態による医療用マニピュレータの支持装置1の動作を示
す図である。減速比に注目して説明する。減速比Rが1
の場合(本実施例ではない)には、第2アーム14をθ
度回転させると、連結支持部15は、第2アーム14に
対して−θ度回転させられるため、結果として連結支持
部15は平行移動させられる。したがって、連結部10
3は、下向きのまま姿勢を変化させない。ところが、図
9に示すように、減速比Rを2とすると、第2アーム1
4を第1アーム12に対してθ度回転させると、連結支
持部16は、第2アーム14の回転角度に対して−θ/
2しか回転できないため、結果として、連結支持部15
はθ−θ/2=θ/2回転することになる。したがっ
て、つねにθ/2ずつ回転することになり、第2アーム
14の長さをLとすると、第2アーム14の回転中心か
ら同じ距離Lの位置に第2の回転軸20が位置すること
になる。
3とすると、回転中心の位置xはx<L(x≒0.5
L)となり、第2アーム14の根元側14a側に近づ
く。ただし、第2の回転軸20は、固定した位置ではな
く、若干、移動することになる。第2の回転軸20は、
不動点23の概略近傍を通る。
2アーム14の長さLとすると、回転中心の位置xは、
図11に示すように、 x=Lsinθ/tan(θ−θ/R)−Lcos (1) と表せる。式(1)を図に示すと図12のように表せ
る。回転中心の位置xは、減速比を大きくしたほうが、
第2アーム14の回転中心14aに近づく。このため、
θに対して、振れる角度の大きさ(第2の回転軸20の
回転角度)θ−θ/Rは、大きくなる。
減速比R=3の場合、θ=0[゜]のときx/L=0.
5、θ=90[゜]のときx/L=0.577となる。
したがって、L=100[mm]とした場合、移動量は
±4[mm]程度となる。なお、回転中心位置xの移動
量が、数mm程度以内であれば、特に患者の負担になら
ないし、術者の操作上も問題とはならない。減速比R、
第2アームの長さLは、第2の回転軸20の位置と動作
範囲、許容移動利用に応じて、適宜、決定すれば良い。
療用マニピュレータの支持装置は、第2の回転軸20の
回転角度と、作業部101の到達位置(挿入方向の動作
範囲)との関係にも特徴がある。第1、第2の実施例で
は、図3、図5で示したように作業部101の到達位置
(挿入方向の動作範囲)は、第2の回転軸20を中心と
した円弧状(扇形状)になる。一方、第3の実施例にお
いては、図9や図10に示すように、円弧状(扇形状)
にはならず、θが大きくなるほど、作業部101の到達
位置(挿入方向の動作範囲)は深くなる。
の動作領域を考慮すると、点線で示した円弧状の動作領
域203に比べ、より広い領域まで到達することを意味
しており、理想的な動作領域であるといえる。また、支
持装置の動作領域に関しての制約をより少なくすること
ができる。
は固定部201に固定される場合を例にしたが、図15
に示すように、不動点23の位置を任意に移動できるよ
うにしてもよい。なお、第1の実施例及び第2の実施例
では、図14に示したように、不動点23の位置を任意
に設定できるようにするためには第1の回転軸10の固
定位置を3次元的に移動させる必要があり、このため、
設置スペースが増大したり患者と支持機構との干渉など
の問題が生じ得る。
変形例の場合においては、第1の回転軸10はその位置
を上下動自在に上下機構41によって支持されるとと
も、回転自在に回転機構42によって支持されており、
また、第1アーム12はスライド自在に伸縮機構43に
よって支持されている。図15に示す例によれば、図1
4に示す場合に比べて、設置スペースが増大したり患者
と支持機構との干渉などの問題を解消することができ、
不動点23の位置を任意に移動して設定することが可能
になる。
の形態による医療用マニピュレータの支持装置1によれ
ば、第1および第2の実施例の基本的な特徴を有すると
共に、より機構が単純化されており、また、患者の腹部
内150の術部の領域に適した理想的な動作領域を備え
ることができる。
れば、マニピュレータの支持装置は円弧ガイドを用いな
いで構成されているため、動作範囲を広くとることが可
能になり、重量を軽量化することが可能である。また、
平行リンクを複数段用いないため、機構が単純化され、
ガタの問題も少なく、複数段のリンク構成ほどの組み立
て精度を要求されることはない。動作範囲が広く、ま
た、軽量化されているため、本支持装置により、支持さ
れたマニピュレータの操作性は従来に比べて極めて高く
なる。
者に関係なく機構的に不動点が決まり、患者の腹部と不
動点が若干ずれている場合には、患者側の腹部に非常に
負担がかかるという問題があったが、可撓性連結部材弾
性を利用して、マニピュレータを柔軟に支持し、患者の
腹部と不動点が若干ずれている場合でも、患者側の腹部
に負担があまりかからない構成とすることが可能であ
る。
理想的なマニピュレータの動作領域を可能にする。
ュレータの支持装置を示す概略斜視図。
ュレータの支持装置を示す概略斜視図。
ュレータの支持装置を示す概略斜視図とその変形例。
ュレータの支持装置を示す概略斜視図とその変形例。
説明する図。
2の回転軸の位置xと第2アームの回転角度θとの関係
を示す図。
度θと挿入方向の到達領域を説明する図。
点の位置を任意の位置に設定可能にすることを示す図。
位置に設定可能にすることを示す図。
略図。
概略図であり、(a)と(b)は回転軸の位置が異なる
位置にある場合を示す。
概略図であり、(a)と(b)は回転軸の位置が異なる
位置にある場合を示す。
概略図。
Claims (3)
- 【請求項1】操作指令部と、一端側が前記操作指令部に
接続された連結部と、前記連結部の他端側に接続れた作
業部とを備えたマニピュレータを、少なくとも第1の回
転軸及び第2の回転軸の2軸回りに回転自在に支持する
マニピュレータの支持装置であって、 前記第1の回転軸は前記支持装置の固定部に対して回転
自在に支持されており、前記第2の回転軸は前記第1の
回転軸のほぼ延長線上に配置されており、 前記第1の回転軸の出力軸側に回転自在に支持された第
1アームと、 前記第1アームの先端部に設けられた第1の受動回転部
と、 前記第1の受動回転部に固定された第2アームと、 前記第2アーム先端部に設けられた第2の受動回転部
と、 前記第2の受動回転部に固定された連結支持部と、 前記第1の受動回転部を、前記第1の回転軸の出力軸側
に減速比が1の状態で連結する第1の可撓性連結部材
と、 前記第2の受動回転部を、前記第1アームに減速比が1
の状態で連結する第2の可撓性連結部材と、を備えるこ
とを特徴とするマニピュレータの支持装置。 - 【請求項2】操作指令部と、一端側が前記操作指令部に
接続された連結部と、前記連結部の他端側に接続された
作業部とを備えたマニピュレータを、少なくとも第1の
回転軸及び第2の回転軸の2軸回りに回転自在に支持す
るマニピュレータの支持装置において、 前記第1の回転軸は前記支持装置の固定部に対して回転
自在に支持されており、前記第2の回転軸は前記第1の
回転軸のほぼ延長線上に配置されており、 前記第1の回転軸の出力軸側に回転自在に支持された第
1アームと、 前記第1アームに対して構成される平行リンク機構と、 前記平行リンク機構において前記第1の回転軸の出力軸
側に対して平行駆動される前記平行リンク機構の第1リ
ンクに固定された第2アームと、 前記第2アーム先端部に設けられた受動回転部と、 前記受動回転部に固定された連結支持部と、 前記受動回転部を、前記第1アームまたは前記平行リン
ク機構において前記第1アームと平行駆動される前記平
行リンク機構の第2リンクに、減速比が1の状態で連結
する可撓性連結部材と、を備えることを特徴とするマニ
ピュレータの支持装置。 - 【請求項3】操作指令部と、一端側が前記操作指令部に
接続された連結部と、前記連結部の他端側に接続された
作業部とを備えたマニピュレータを、少なくとも第1の
回転軸及び第2の回転軸の2軸回りに回転自在に支持す
るマニピュレータの支持装置において、 前記第1の回転軸は前記支持装置の固定部に対して回転
自在に支持されており、前記第2の回転軸は前記第1の
回転軸のほぼ延長線上に配置されており、 前記第1の回転軸の出力軸側に固定支持された第1アー
ムと、 前記第1アームの先端部に回転自在に支持された第2ア
ームと、 前記第2アーム先端部に設けられた受動回転部と、 前記受動回転部に固定された連結支持部と、 前記受動回転部を、前記第1アームに減速比が1より大
きい状態で連結する可撓性連結部材と、を備えることを
特徴とするマニピュレータの支持装置。
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