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JP2002103104A - 自動旋盤 - Google Patents

自動旋盤

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Publication number
JP2002103104A
JP2002103104A JP2000302254A JP2000302254A JP2002103104A JP 2002103104 A JP2002103104 A JP 2002103104A JP 2000302254 A JP2000302254 A JP 2000302254A JP 2000302254 A JP2000302254 A JP 2000302254A JP 2002103104 A JP2002103104 A JP 2002103104A
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workpiece
detection
tool
contact member
axis
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Application number
JP2000302254A
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English (en)
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JP3790781B2 (ja
Inventor
Yasunao Sasai
康直 笹井
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Star Micronics Co Ltd
Original Assignee
Star Micronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Star Micronics Co Ltd filed Critical Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの揺れを抑えることができると共に、
切断用工具の破損の有無を検出するための時間を短縮し
てアイドルタイムを削減することが可能な自動旋盤を提
供すること。 【解決手段】 突切バイト5aにより被加工物Wが切断
された場合には、送りレバー12が第2の回動位置まで
回動すると、当接部材28が被加工物Wの端部に当接す
ることなく被加工物支持位置から検出位置まで移動す
る。当接部材28が検出位置まで移動することにより、
検出こま29が検出部30aと係合して検知スイッチ3
0がON状態となる。突切バイト5aにより被加工物W
が切断されなかった場合には、送りレバー12が第2の
回動位置まで回動すると、被加工物Wが残っているの
で、当接部材28が被加工物Wの端部に当接してその移
動が規制される。当接部材28の移動が規制されると、
検出こま29は検出部30aと係合せず検知スイッチ3
0がOFF状態から変化しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動旋盤、特に、
突切バイト等の切断用工具の破損の有無を検出する切断
用工具破損検出機能を有する自動旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】自動旋盤の場合には、ワークの一端側を
主軸台側で把持するとともに、その他端側をガイドブッ
シュ装置により支持した状態とし、その状態で各種刃物
台に取付けられている工具によって、ガイドブッシュ装
置の反主軸台側に突出している部分に任意の加工(メイ
ン加工)を施す。メイン加工が終了したら、刃物台に取
付けられている突切バイトによりワークに突切加工を施
して、メイン加工が施された部分を切断する。
【0003】ところで、上記突切バイトによる突切加工
時に、突切バイトが破損して突切加工が正常に行われな
いことが考えられる。そこで、突切バイトによる突切加
工が正常に行われたか否かを検知して、間接的に突切バ
イトの破損を検出することが行われている。そのための
検出手段としては、例えば、図14に示すようなものが
ある。図14は自動旋盤をガイドブッシュに向かってみ
た一部正面図であり、ガイドブッシュ101の向こう側
に図示しない主軸台が配置されている。又、ガイドブッ
シュ101の手前であって上方には櫛型刃物台103が
配置されていて、この櫛型刃物台103はX軸方向及び
Y軸方向に移動可能に構成されている。又、櫛型刃物台
103には複数個の切削用バイト105が着脱可能に取
付けられているとともに、図14中右側部分には別の工
具107が着脱可能に取付けられている。
【0004】また、上記櫛型刃物台103の図14中左
側には突切バイト破損検出手段109が設置されてい
る。この突切バイド破損検出手段109は、エアーシリ
ンダ機構によって検知アーム111を矢印a方向に揺動
させるものである。つまり、突切バイト(上記切削用バ
イト105の内の図14中左側に位置するもの)105
による突切加工が終了して、正常に突切加工が行われた
場合には、上記検知アーム111の揺動軌道上にはワー
クは存在しない。これに対して、突切バイト105が破
損して突切加工が正常に行われなかった場合には、検知
アーム111の揺動軌道上にはワークが残っており、そ
れを検知アーム111を介して検知するものである。そ
れによって、突切加工が正常に行われておらず、間接的
に突切バイト105が破損したものと判別することにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によると次のような問題があった。突切バイト
破損検出手段109及び検知アーム111は、切削用バ
イト105及び工具107等の加工用工具の動作との干
渉を避けるために、加工用工具によるワークの加工位置
から主軸に対して直交する方向に離れた位置に配設しな
ければならなかった。突切バイト破損検出手段109及
び検知アーム111が加工用工具によるワークの加工位
置から主軸に対して直交する方向に離れた位置に配設さ
れていると、突切バイト破損検出手段109が検知アー
ム111をワークに当接可能な位置まで移動(揺動)さ
せる距離(時間)、及び、検知アーム111を初期位置
まで移動(揺動)させる距離(時間)が長くなり、突切
バイト105の破損を検出するための時間が長くなって
しまう。この結果、上記従来の構成では、突切加工が終
了してから次の加工に移るまでに長いアイドルタイムが
必要となってしまう。
【0006】また、ボルトのようにワークの先端が突切
り部分よりも大きいアンバランスなワークや長尺部品等
を切り落とす場合、突切バイトがワークを切り落とす前
に、ワークの自重や揺れによってワークがちぎれ落ちる
ことがある。このように、ワークが突切バイトにより切
り落とされる前にちぎれ落ちると、ワークの突切り面に
ダボが残り、ちぎれ落ちたワークは不良品となってしま
う。これを防ぐためには、ワークを切り落とす際にワー
クの揺れを抑えることが必要となる。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、ワークを切り落とす際にワークの揺れを抑えること
ができると共に、切断用工具の破損の有無を検出するた
めの時間を短縮してアイドルタイム(非加工時間)を削
減することが可能な自動旋盤を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動旋盤
は、棒状の被加工物を切断する切断用工具と、被加工物
の軸心と平行な方向に移動可能で且つ被加工物の端部に
当接可能な当接部材と、当接部材を軸心と平行な方向に
移動させるための駆動手段と、を備え、当接部材は、被
加工物の端部に当接する被加工物支持位置と、被加工物
支持位置から離れた待機位置との間で軸心と平行な方向
に移動可能であり、当接部材は、駆動手段により、切断
用工具により被加工物を切断する際に待機位置から被加
工物支持位置まで移動し、切断用工具により被加工物が
切断された場合には、被加工物支持位置から被加工物の
端部に当接することなく被加工物側に所定量移動可能と
し、切断用工具により被加工物が切断されなかった場合
には、被加工物支持位置から被加工物の端部に当接して
被加工物側に所定量の移動が規制可能とし、当接部材が
被加工物の端部に当接して被加工物支持位置からの移動
が規制された場合に切断用工具が破損したものと判断す
ることを特徴としている。
【0009】本発明に係る自動旋盤では、当接部材は、
切断用工具により被加工物を切断する際に被加工物の端
部に当接する被加工物支持位置まで移動するので、当接
部材が被加工物の端部に当接した状態で被加工物が切断
用工具により切断されることになり、被加工物の揺れを
抑制することができる。これにより、被加工物を適切に
切断することができ、不良品の発生を抑制して切断加工
における歩留まりの低下を抑制することができる。
【0010】また、本発明に係る自動旋盤では、当接部
材が待機位置から被加工物支持位置まで移動するので、
当接部材は切断用工具による切断加工中において被加工
物に対して被加工物の軸心と平行な方向から予め近づけ
られることになる。このように、当接部材が被加工物に
被加工物の軸心と平行な方向から予め近づけられた状態
にあるので、切断加工後において切断用工具の破損を検
知するための当接部材の移動距離が少なくなり、切断加
工が終了した後に速やかに切断用工具の破損を検知する
ことができる。この結果、切断用工具の破損の有無を検
出するための時間が短縮されて、切断加工が終了してか
ら次の加工に移るまでのアイドルタイム(非加工時間)
を削減することができる。
【0011】また、被加工物の軸心と平行な方向に延び
て配設され、当接部材が設けられる検出部材と、当接部
材が所定の待機位置から被加工物の軸心と平行な方向に
移動したときに検出部材が移動するのを検知してON状
態となり、被加工物により当接部材の被加工物の軸心と
平行な方向への移動が規制されたときに検出部材の移動
が規制されるのを検知してOFF状態となる検知スイッ
チと、を更に備えることが好ましい。このように構成し
た場合には、検知スイッチにより切断用工具の破損の有
無を確実に検出することができる。また、検知スイッチ
を駆動手段により移動させられる当接部材及び検出部材
とは別に配設することが可能となり、検知スイッチ自体
が駆動手段により移動させられることがなく検知スイッ
チに接続されるケーブル等の配線を容易に行うことがで
きる。
【0012】また、被加工物を支持するためのガイドブ
ッシュと、ガイドブッシュに対向する側に配設される刃
物台と、を更に備えており、刃物台には、駆動手段と検
知スイッチとが配設されていることが好ましい。このよ
うに構成した場合には、検知スイッチに接続されるケー
ブル等の配線をより一層容易に行うことができる。
【0013】また、当接部材は、検出部材に対して着脱
可能に設けられていることが好ましい。このように、当
接部材が検出部材に対して着脱可能に設けられることに
より、被加工物に当接する当接部材の交換を容易に行う
ことができる。また、切断される被加工物の長さに対応
した長さを有する当接部材に交換することにより、所定
の検出待機位置にある当接部材と被加工物の端部との間
隔を調節することができる。この結果、切断加工後にお
いて切断用工具の破損を検知するための当接部材の移動
距離が更に少なくなるように調節することが可能とな
り、より一層速やかに切断用工具の破損を検知すること
ができる。
【0014】また、検出部材は、一方の端部に当接部材
が取り付けられる検出軸部材と、検出軸部材が内挿され
る検出筒状部材と、を含んでおり、検出軸部材と検出筒
状部材とは、被加工物の軸心と平行な方向における検出
軸部材の位置を調整可能に構成されていることが好まし
い。このように構成した場合には、所定の検出待機位置
にある当接部材と被加工物の端部との間隔を調節するこ
とができる。この結果、切断加工後において切断用工具
の破損を検知するための当接部材の移動距離が更に少な
くなるように調節することが可能となり、より一層速や
かに切断用工具の破損を検知することができる。
【0015】また、当接部材が被加工物の端部に当接し
たときに、駆動手段による当接部材の移動代を吸収する
ための緩衝部材を更に備えることが好ましい。このよう
に、当接部材が被加工物の端部に当接したときに、駆動
手段による当接部材の移動代を吸収するための緩衝部材
を更に備えることにより、切断用工具により被加工物が
切断された場合における当接部材の移動代を容易に確保
することができ、切断用工具の破損の有無をより一層確
実に検出することができる。
【0016】また、切断用工具により切断された被加工
物を受け取るための受取部材を更に備えており、受取部
材は、工具による加工作業位置の下方の被加工物受取位
置と、被加工物受取位置から離れた受取待機位置との間
で被加工物の軸心と平行な方向に移動可能であり、駆動
手段によって、当接部材の待機位置から被加工物支持位
置への移動に伴って受取待機位置から被加工物受取位置
まで移動することが好ましい。このように構成した場
合、切断用工具により切断された被加工物は、受取部材
により確実に回収することができる。また、被加工物の
揺れを抑制するための機構、切断用工具の破損検出のた
めの機構、及び、被加工物を回収するための機構におけ
る駆動源を共用することが可能となり、構成の大型化、
複雑化、高コスト化を招くのをより一層抑制することが
できる。
【0017】また、検出部材が内挿される筒状部材を更
に備えており、筒状部材には受取部材が取り付けられて
いることが好ましい。このように、受取部材が取り付け
られている筒状部材に検出部材が内挿されるので、切断
用工具の破損の有無を検出するための機構をコンパクト
にレイアウトすることができる。
【0018】また、受取部材が被加工物受取位置にある
ときに、駆動手段による受取部材の移動代を吸収するた
めの緩衝部材を更に備えることが好ましい。このよう
に、受取部材が被加工物受取位置にあるときに、駆動手
段による受取部材の移動代を吸収するための緩衝部材を
更に備えることにより、当接部材の所定の検出待機位置
からの移動代を容易に確保することができ、切断用工具
の破損の有無をより一層確実に検出することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による自動旋盤の好適な実施形態について詳細に説明す
る。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符
号を付しており、重複する説明は省略する。本実施形態
は、本発明を主軸摺動型自動旋盤に適用した例を示して
いる。
【0020】まず、図1〜図6に基づいて、自動旋盤1
の構成から説明する。自動旋盤1はガイドブッシュ2を
備えており、棒状の被加工物Wの先端部は、このガイド
ブッシュ2によって支持されるように構成されている。
ガイドブッシュ2の後方(図1中左側)には図示しない
主軸台が配設されており、この主軸台は、軸心方向に移
動可能に構成されていると共に主軸(図示せず)を備え
ている。この主軸は、チャック(図示せず)を備えてお
り、このチャックによって被加工物Wを把持するように
なっている。主軸の中心軸方向と被加工物Wの軸心方向
とは一致している。
【0021】ガイドブッシュ2の前方(図1中右側)に
は、図3に示されるように、主軸の中心軸方向(被加工
物Wの軸心方向)から見て放射状に複数(たとえば、6
体)の刃物台3が配設されている。各刃物台3は、主軸
の中心軸(被加工物Wの軸心)に直交する方向に移動可
能に取り付けられており、それぞれ対応する刃物台送り
サーボモータ(図示せず)によりその送りを制御され
る。刃物台3には工具ホルダ4を介して工具5が取り付
けられている。工具5には、切断用工具としての突切バ
イト5aも含まれている。
【0022】自動旋盤1は正面加工用刃物台6を備えて
おり、図1及び図2に示されるように、この正面加工用
刃物台6はガイドブッシュ2(主軸台)に対向する側に
配設されている。正面加工用刃物台6のベース部6aに
は、横送り台7が主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)に
直交する方向に移動可能に設けられている。この横送り
台7は、図示しないサーボモータにより案内面に沿って
主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)に直交する方向に移
動する。横送り台7には、主軸9を主軸の中心軸(被加
工物Wの軸心)と平行な方向に移動可能に支持する工具
ホルダ8が取り付けられている。主軸9には、ドリル、
タップ・ダイス等の工具10が把持されている。各工具
10は、サーボモータ及びボールネジ・ボールナット機
構部(いずれも図示せず)等を有する送り装置11(駆
動手段)によりその送りを制御される。この送り装置1
1は、正面加工用刃物台6に配設されている。
【0023】送り装置11のサーボモータの動きは、ボ
ールネジ・ボールナット機構部を介して、正面加工用刃
物台6に回動可能に軸支された送りレバー12に伝えら
れる。送りレバー12が図2中反時計回り方向に回動す
ることにより、送りレバー12に配設された回転ローラ
13が各工具10に対応して取り付けられている当て板
14に当接して、対応する工具10が被加工物Wに向っ
て近づくように移動し、加工を行うことになる。また、
各工具10に対応して、ガイドブッシュ2(被加工物
W)から離れる方向に工具10に対して付勢力を付与す
るばね(図示せず)が配設されており、送りレバー12
が図2中時計回り方向に回動することにより、ばねの付
勢力を受けて工具10は、ガイドブッシュ2から離れる
方向に移動することになる。なお、送りレバー12に
は、送りレバー12が図2中時計回り方向に回動すると
きに当て板14に当接可能な板部材16が取り付けられ
ており、ばねが折れる等の異常時においても工具10を
強制的にガイドブッシュ2から離れる方向に移動させる
ことができるようになっている。
【0024】また、各工具10は、正面加工用刃物台6
に対して主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)に直交する
方向に移動可能に取り付けられている。各工具10が、
主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)に直交する方向に移
動することにより、送りレバー12に係合可能な工具1
0の当て板14が選択されることになり、送り装置11
のサーボモータの動きを伝える工具10、すなわち加工
に用いる工具10が選択されることになる。
【0025】自動旋盤1は、突切バイト5aの破損の有
無を検出する切断バイト破損検出機能を有する被加工物
揺れ抑制装置21を備えており、この被加工物揺れ抑制
装置21は正面加工用刃物台6に配設されている。被加
工物揺れ抑制装置21は、受取部材としてのシュート2
2、第1の外側筒状部材23、第2の外側筒状部材2
4、筒状部材25、検出筒状部材26、検出軸部材2
7、当接部材28、検出こま29、及び、検知スイッチ
30等を有している。
【0026】第1の外側筒状部材23は、その軸心が主
軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と平行な方向に延びる
ように配設されており、図4に示されるように、主軸の
中心軸(被加工物Wの軸心)と平行な方向に移動可能に
ブラケット31に支持されている。このブラケット31
は、工具ホルダ8と同様に、横送り台7に取り付けられ
ており、主軸の中心軸方向(被加工物Wの軸心方向)に
直交する方向に移動可能となっている。第1の外側筒状
部材23には、送りレバー12の回転ローラ13に当接
可能な当て板32が固定されている。また、第1の外側
筒状部材23の被加工物Wから離れた側の端部には、図
6(b)に示されるように、第1の外側筒状部材23が
内挿される第2の外側筒状部材24が止めネジ33によ
り固定されている。
【0027】ブラケット31には、当て板32に対して
ガイドブッシュ2(被加工物W)から離れる方向(図2
中右方向)に付勢力を付与するためのばね34が配設さ
れており、このばね34は、ブラケット31に固定され
た軸部材35に外挿された状態で支持されている。ばね
34は、当て板32がガイドブッシュ2(被加工物W)
に近づく方向(図2中左方向)に移動することにより縮
み、当て板32に対してガイドブッシュ2から離れる方
向(図2中右方向)に付勢力を付与する。
【0028】筒状部材25は、第1の外側筒状部材23
に内挿されており、その軸心が主軸の中心軸(被加工物
Wの軸心)と平行な方向に延びるように配設されてい
る。筒状部材25の被加工物W寄りの端部には、シュー
ト22が取り付けられている。筒状部材25の外周部に
は、図6(a)に示されるように、主軸の中心軸(被加
工物Wの軸心)と平行な方向に延びる溝部41が形成さ
れており、この溝部41には、第1の外側筒状部材23
に設けられた爪部材42が係合可能となっている。爪部
材42と溝部41とが係合することにより、筒状部材2
5がその軸心回りに回転するのを規制することになる。
【0029】筒状部材25の外周部と第1の外側筒状部
材23の内周部との間には、図6(a)に示されるよう
に、緩衝部材としての第1のばね43が配設されてい
る。第1のばね43の一端は筒状部材25に当接し、第
1のばね43の他端は第1の外側筒状部材23に当接し
ている。第1のばね43は、筒状部材25と第1の外側
筒状部材23との主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と
平行な方向における相対移動を許容するように構成され
ており、筒状部材25が第1の外側筒状部材23に対し
てガイドブッシュ2から離れる方向(図6(a)中右方
向)に相対移動することにより縮んで、筒状部材25
(シュート22)の移動代を吸収するように機能する。
【0030】筒状部材25の被加工物Wから離れた側の
端部には、図6(b)に示されるように、第1の外側筒
状部材23の被加工物Wから離れた側の端部に係合可能
な爪部材44が設けられている。第1の外側筒状部材2
3がガイドブッシュ2から離れる方向(図6(b)中右
方向)に移動したときに爪部材44と第1の外側筒状部
材23とが係合して、筒状部材25が第1の外側筒状部
材23と共にガイドブッシュ2から離れる方向に移動す
ることになる。
【0031】シュート22は、工具5による加工作業位
置の下方の被加工物受取位置と、被加工物受取位置から
主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と平行な方向にガイ
ドブッシュ2から所定距離だけ離れた待機位置との間で
主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と平行な方向に筒状
部材25と共に移動可能である。シュート22は、突切
バイト5aにより突っ切られて落下した被加工物Wを受
け取り、被加工物Wを重力作用により排出する傾斜部2
2aを有している。シュート22には、切断された被加
工物Wがシュート22に落下したときに傷付くのを防止
するための衝撃吸収部材45が配設されている。
【0032】検出軸部材27は、筒状部材25に内挿さ
れており、その軸心が主軸の中心軸(被加工物Wの軸
心)と平行な方向に延びるように配設されている。検出
軸部材27の被加工物W寄りの端部には当接部材28が
設けられており、この当接部材28は止めネジ46によ
り着脱可能に取り付けられている。当接部材28は、被
加工物Wの端部に当接する被加工物支持位置と、被加工
物支持位置から離れた待機位置との間で主軸の中心軸
(被加工物Wの軸心)と平行な方向に移動可能である。
また、当接部材28は、先端形状(被加工物Wに当接す
る部分の形状)が被加工物Wの端部の形状に対応するよ
うに選択されて用いられる。たとえば、被加工物Wの端
面にセンタ支持用の穴が穿設されている場合には、当接
部材28として、先端形状が円錐形状のものが用いられ
る。
【0033】検出軸部材27の被加工物Wから離れた側
の端部には、図6(b)に示されるように、検出筒状部
材26が外挿されている。検出軸部材27と検出筒状部
材26とは、止めネジ47により固定され、一体的に移
動するようになっている。また、検出軸部材27と検出
筒状部材26とは、止めネジ47を緩めた状態で検出軸
部材27を主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と平行な
方向にスライドさせることにより、検出軸部材27の検
出筒状部材26に対する主軸の中心軸(被加工物Wの軸
心)と平行な方向での位置を調整可能に構成されてい
る。なお、被加工物Wに対する当接部材28の位置の調
整は、止めネジ47を緩めた状態で、当接部材28が被
加工物Wに当接するように検出軸部材27と検出筒状部
材26との相対位置を調節することにより行われる。
【0034】上述した検出筒状部材26は、第2の外側
筒状部材24に内挿されている。検出筒状部材26の外
周部と第2の外側筒状部材24の内周部との間には、図
6(b)に示されるように、緩衝部材としての第2のば
ね48が配設されている。第2のばね48の一端は検出
筒状部材26に当接し、第2のばね48の他端は第2の
外側筒状部材24に当接している。第2のばね48は、
主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と平行な方向におけ
る検出筒状部材26と第2の外側筒状部材24との相対
移動を許容するように構成されており、検出筒状部材2
6が第2の外側筒状部材24に対してガイドブッシュ2
から離れる方向(図6(b)中右方向)に相対移動する
ことにより縮んで、検出筒状部材26(当接部材28)
の移動代を吸収するように機能する。
【0035】検出筒状部材26の外周部の所定位置に
は、図6(b)に示されるように、第2の外側筒状部材
24の被加工物Wから離れた側の端部に係合可能な爪部
材49が設けられている。第2の外側筒状部材24がガ
イドブッシュ2から離れる方向(図6(b)中右方向)
に移動したときに爪部材49と第2の外側筒状部材24
とが係合して、検出筒状部材26が第1の外側筒状部材
23と共にガイドブッシュ2から離れる方向に移動する
ことになる。また、検出筒状部材26の被加工物Wから
離れた側の端部には、検出こま29が止めネジ50によ
り固定されている。検出こま29には雌ネジが形成さ
れ、検出筒状部材26には雄ネジが形成されていること
から、検出こま29を検出筒状部材26に螺合させた状
態で検出こま29を回転させることにより、主軸の中心
軸(被加工物Wの軸心)と平行な方向における検出こま
29の位置を調整することができる。
【0036】本実施形態においては、第1の外側筒状部
材23、第2の外側筒状部材24、筒状部材25、検出
筒状部材26、検出軸部材27、及び、当接部材28
は、同心軸上に配設されている。
【0037】検知手段としての検知スイッチ30は、図
5に示されるように、検出こま29と係合可能な検出部
30aを有しており、正面加工用刃物台6の所定の位置
に配設されている。検知スイッチ30は、検出部30a
が検出こま29と係合することにより検出軸部材27が
移動したのを検知してON状態となり、検出部30aと
検出こま29との係合が解除されるとOFF状態とな
る。検知スイッチ30は、図7に示されるように、制御
ユニット部61に接続されており、検知スイッチ30の
出力信号は制御ユニット部61に送られる。制御ユニッ
ト部61は、送り装置11のサーボモータを含む各種サ
ーボモータ62の動作等を制御するためのもので、CP
U、ROM、RAM、PLC(Program logic Contro
ller)等を有している。制御ユニット部61は、加工デ
ータ入力部63により入力された各種データ(加工形状
データ、加工条件等)に基づいて、駆動制御信号をサー
ボアンプ64に出力する。サーボアンプ64は、制御ユ
ニット部61から出力された駆動制御信号に基づいて、
各サーボモータ62への供給電力を制御する。また、制
御ユニット部61は、後述するように、突切工程後の検
知スイッチ30からの出力信号に基づいて突切バイト5
aの破損の有無を判断する。
【0038】次に、図8〜図12に基づいて、被加工物
揺れ抑制装置21の動作について説明する。
【0039】まず、被加工物揺れ抑制装置21の初期状
態では、図8に示されるように、主軸の中心軸(被加工
物Wの軸心)に直交する方向から見て、送りレバー12
は図8中時計回り方向に回動した初期位置にあり、当接
部材28はガイドブッシュ2の端面との間に所定の間隙
(たとえば、180mm程度)が形成された待機位置に
ある。また、シュート22はガイドブッシュ2の端面と
の間に所定の間隙(たとえば、50mm程度)が形成さ
れた受取待機位置にある。この初期状態において、主軸
のチャックに把持された被加工物Wが主軸台の移動に伴
って図8中右方向に移動することにより、被加工物Wが
ガイドブッシュ2から突出して、各種工具5,10によ
る外形加工、正面穴開け加工等が行われる。
【0040】次に、各種工具5により加工された被加工
物Wは、突切バイト5aによる突切加工が行われる。突
切加工に先立って、被加工物揺れ抑制装置21は、図1
及び図3に示されるように、主軸の中心軸(被加工物W
の軸心)と検出軸部材27の軸線とが一致する位置ま
で、主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)に直交する方向
(図3中矢印A方向)に移動する。被加工物揺れ抑制装
置21が主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と検出軸部
材27の軸線とが一致する位置にある状態では、図9に
示されるように、当て板32と送りレバー12(回転ロ
ーラ13)とが係合可能となる。図9に示された状態で
は、突切バイト5aによる突切加工が開始されていない
ので、シュート22は受取待機位置にあり、当接部材2
8は待機位置にある。
【0041】突切バイト5aによる突切加工が開始する
と、送り装置11(サーボモータ)が作動して、送りレ
バー12は初期位置から図9中反時計回り方向に第1の
回動位置まで回動する。送りレバー12の回動により当
て板32と送りレバー12(回転ローラ13)とが係合
して、第1の外側筒状部材23はガイドブッシュ2(被
加工物W)に近づく方向に移動(前進)する。送りレバ
ー12のストロークは、第1の外側筒状部材23、第1
のばね43を介して筒状部材25に伝わり、第1の外側
筒状部材23の移動に伴い筒状部材25が主軸の中心軸
(被加工物Wの軸心)にそってガイドブッシュ2に近づ
く方向に移動(前進)することになる。シュート22
は、筒状部材25の前進により、図9に示された待機位
置から被加工物受取位置に向けて移動(前進)する。ま
た、送りレバー12のストロークは、第1の外側筒状部
材23、第2の外側筒状部材24、第2のばね48を介
して検出筒状部材26に伝わり、第1の外側筒状部材2
3の移動に伴い当接部材28(検出軸部材27)が主軸
の中心軸(被加工物Wの軸心)にそってガイドブッシュ
2に近づく方向に移動(前進)することになる。
【0042】送り装置11(サーボモータ)は、突切バ
イト5aにより被加工物Wが実際に切削され始めるまで
に、送りレバー12を第1の回動位置まで回動させて、
シュート22が被加工物受取位置に到達すると共に当接
部材が被加工物支持位置に到達するように、その作動が
制御ユニット部61からの駆動制御信号により制御され
る。
【0043】シュート22が被加工物受取位置に到達す
ると、図10に示されるように、シュート22は、突切
バイト5aにより突っ切られる(切断される)被加工物
Wの下方に位置して、突っ切られて落下した被加工物W
を受け取り、回収することが可能となる。被加工物受取
位置では、シュート22はガイドブッシュ2の端面に当
接している。なお、被加工物受取位置においてシュート
22をガイドブッシュ2の端面に必ずしも当接させる必
要はなく、落下した被加工物Wを確実に受け取ることが
できるのであれば、シュート22の端部とガイドブッシ
ュ2の端面との間に間隙を形成するようにしてもよい。
【0044】また、送りレバー12が第1の回動位置ま
で回動することにより、上述したように検出軸部材27
が移動(前進)して、図10に示されるように、当接部
材28は、突切バイト5aにより被加工物Wが実際に切
削され始める前に被加工物支持位置に到達する。この被
加工物支持位置では、当接部材28が突切加工中にある
被加工物Wに当接しており、当接部材28の被加工物W
への当接により、被加工物Wが支持されて被加工物Wの
揺れが抑制されることになる。なお、当接部材28が被
加工物Wに当接した状態においては、第2のばね48は
圧縮されていない。
【0045】突切バイト5aによる突切加工が終了する
と、突切バイト5aの破損の有無を検出するために、送
り装置11(サーボモータ)は、制御ユニット部61か
らの駆動制御信号に基づいて、送りレバー12を図10
に示された第1の回動位置から更に反時計回り方向に第
2の回動位置まで回動させるように、作動する。送りレ
バー12のストロークは、第1の外側筒状部材23、第
2の外側筒状部材24、第2のばね48を介して検出筒
状部材26に伝わり、第1の外側筒状部材23の移動に
伴い当接部材28(検出軸部材27)が上述した被加工
物支持位置から更に主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)
にそってガイドブッシュ2に近づく方向に移動(前進)
することになる。
【0046】突切バイト5aにより被加工物Wが正常に
切断された場合には、送りレバー12が第2の回動位置
まで回動すると、図11に示されるように、当接部材2
8が被加工物Wの端部に当接することなく被加工物支持
位置から検出位置まで被加工物W側に所定量移動(前
進)する。当接部材28が検出位置まで移動(前進)す
ることにより、検出こま29が検知スイッチ30の検出
部30aと係合して、検出軸部材27が移動したのを検
知して検知スイッチ30がON状態となる。このとき、
シュート22はガイドブッシュ2の端面と当接しており
その移動が規制されるが、第1のばね43により筒状部
材25と第1の外側筒状部材23との相対移動が許容さ
れて、シュート22(筒状部材25)の移動代が吸収さ
れることになる。
【0047】一方、突切バイト5aにより被加工物Wが
正常に切断されなかった場合には、送りレバー12が第
2の回動位置まで回動すると、図12に示されるよう
に、被加工物Wが落下することなく残っているので、当
接部材28が被加工物Wの端部に当接して、被加工物W
側への所定量の移動(前進)が規制される。当接部材2
8の移動(前進)が規制されると、当接部材28は図1
1に示された検出位置まで移動(前進)することはな
く、検出こま29は検知スイッチ30の検出部30aと
係合せず、すなわち検出軸部材27の移動が規制されて
検知スイッチ30がOFF状態から変化しない。このと
き、当接部材28は被加工物Wの端部と当接しておりそ
の移動が規制されるが、第2のばね48により検出筒状
部材26と第2の外側筒状部材24との相対移動が許容
されて、当接部材28(検出軸部材27)の移動代が吸
収されることになる。
【0048】制御ユニット部61は、検知スイッチ30
からの出力信号に基づいて、当接部材28が検出位置に
達すると同時に検知スイッチ30がON状態となったか
否かを判定する。制御ユニット部61は、検知スイッチ
30がOFF状態からON状態に変化した場合には、突
切バイト5aにより被加工物Wが正常に切断されたとし
て、突切バイト5aは破損していないと判断し、新たな
被加工物Wの加工プログラムに移行する。一方、制御ユ
ニット部61は、検知スイッチ30がOFF状態から変
化しない場合には、突切バイト5aにより被加工物Wが
切断されていないとして、突切バイト5aが破損してい
ると判断し、自動旋盤1の動作を停止するとともに、突
切バイト5aが破損した旨を報知する。
【0049】突切バイト5aの破損有無の検出が終了す
ると、送り装置11(サーボモータ)は、制御ユニット
部61からの駆動制御信号に基づいて、送りレバー12
を図11又は図12に示された第2の回動位置から図中
時計回り方向に初期位置まで回動させるように、作動す
る。送りレバー12が初期位置まで回動すると、ばね3
4の付勢力により当て板32はガイドブッシュ2から離
れる方向に移動(後退)することになる。ばね34の付
勢力は、当て板32、第1の外側筒状部材23、爪部材
44を介して筒状部材25に伝わり、筒状部材25が主
軸の中心軸(被加工物Wの軸心)にそってガイドブッシ
ュ2から離れる方向に移動(後退)することになる。シ
ュート22は、筒状部材25の後退により、被加工物受
取位置から図9に示された待機位置まで移動(後退)す
る。
【0050】また、ばね34の付勢力は、当て板32、
第1の外側筒状部材23、第2の外側筒状部材24、爪
部材49を介して検出筒状部材26に伝わり、検出筒状
部材26が主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)にそって
ガイドブッシュ2から離れる方向に移動(後退)するこ
とになる。この検出筒状部材26の後退により、検出軸
部材27及び当接部材28が主軸の中心軸(被加工物W
の軸心)にそってガイドブッシュ2から離れる方向に移
動(後退)する。当接部材28は、検出位置あるいは被
加工物支持位置から図9に示された待機位置まで移動
(後退)する。
【0051】このように、本実施形態の自動旋盤1(被
加工物揺れ抑制装置21)によれば、当接部材28は、
突切バイト5aにより被加工物Wを切断する前に被加工
物Wの端部に当接する被加工物支持位置まで移動するの
で、当接部材28が被加工物Wに当接した状態で被加工
物Wが突切バイト5aにより切断されることになり、被
加工物Wの揺れを抑制することができる。これにより、
被加工物Wを適切に切断することができ、不良品の発生
を抑制して突切加工における歩留まりの低下を抑制する
ことができる。
【0052】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、当接部材28が待機位置から被加工物
支持位置まで移動するので、当接部材28は突切バイト
5aによる突切加工中において被加工物Wに対して被加
工物Wの軸心方向から予め近づけられ、被加工物Wに当
接した位置まで移動(前進)することになる。このよう
に、当接部材28が被加工物Wに被加工物Wの軸心方向
から予め近づけられ当接した被加工物支持位置にあるの
で、突切加工後において突切バイト5aの破損を検知す
るための当接部材28の移動距離(検出待機位置からの
被加工物Wの端部までの距離)が少なくなり、突切加工
が終了した後に当接部材28を主軸の中心軸(被加工物
Wの軸心)にそってガイドブッシュ2に近づく方向に移
動(前進)させることにより、速やかに突切バイト5a
の破損を検知することができる。この結果、突切バイト
5aの破損の有無を検出するための時間が短縮されて、
突切加工が終了してから次の加工に移るまでのアイドル
タイム(非加工時間)を削減することができる。もちろ
ん、突切バイト5aにより切断された被加工物Wは、シ
ュート22により確実に回収することができる。
【0053】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、当接部材28が設けられる検出軸部材
27と、検出軸部材27に固定される検出筒状部材26
と、検出筒状部材26に固定される検出こま29と、検
知スイッチ30とを備えることにより、突切バイト5a
の破損の有無を確実に検出することができる。また、検
知スイッチ30を送り装置11(サーボモータ)により
移動させられる当接部材28、検出軸部材27等とは別
に配設することが可能となり、検知スイッチ30自体が
送り装置11(サーボモータ)により移動させられるこ
とがなく検知スイッチ30に接続されるケーブル等の配
線を容易に行うことができる。
【0054】また、本実施形態の自動旋盤1において
は、ガイドブッシュ2と、正面加工用刃物台6とを備
え、正面加工用刃物台6に送り装置11と検知スイッチ
30とを配設することにより、検知スイッチ30に接続
されるケーブル等の配線をより一層容易に行うことがで
きる。
【0055】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、シュート22、当接部材28、検出軸
部材27等を主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)方向に
移動(前進)させる駆動手段として、正面加工用刃物台
6に配設された工具10を始動させるための送り装置1
1(サーボモータ)を用いているので、シュート22、
当接部材28、検出軸部材27等を移動(前進)させる
駆動手段を新たに設ける必要がなく、被加工物揺れ抑制
装置21をコンパクトに構成することができる。
【0056】また、当接部材28は、検出軸部材27に
対して着脱可能に設けられているので、被加工物Wに当
接する当接部材28の交換を容易に行うことができる。
また、図13に示されるように、切断される被加工物W
の長さ(ガイドブッシュ2からの突出長さ)に対応した
長さを有する当接部材51に交換することにより、所定
の検出待機位置にある当接部材28,51と被加工物W
の端部との間隔を調節することができる。この結果、突
切加工後において突切バイト5aの破損を検知するため
の当接部材28の移動距離(検出待機位置からの被加工
物Wの端部までの距離)が更に少なくなるように調節す
ることが可能となり、より一層速やかに突切バイト5a
の破損を検知することができる。
【0057】また、検出軸部材27と検出筒状部材26
とは、主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)と平行な方向
における検出軸部材27の位置を調整可能に構成されて
いるので、所定の検出待機位置ある当接部材28と被加
工物Wの端部との間隔を調節することができる。この結
果、突切加工後において突切バイト5aの破損を検知す
るための当接部材28の移動距離(検出待機位置からの
被加工物Wの端部までの距離)が更に少なくなるように
調節することが可能となり、より一層速やかに突切バイ
ト5aの破損を検知することができる。
【0058】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、シュート22が取り付けられる筒状部
材25を備えており、この筒状部材25に検出軸部材2
7が内挿されるので、突切バイト5aの破損の有無を検
出するための機構(検出軸部材27)をコンパクトにレ
イアウトすることができ、被加工物揺れ抑制装置21の
小型化が可能となる。
【0059】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、第2のばね48を備えることにより、
当接部材28が被加工物Wの端部に当接した状態におい
て、送り装置11(送りレバー12)による当接部材2
8の移動代を吸収して、突切バイト5aにより被加工物
が切断された場合における当接部材28の検出待機位置
から検出位置までの移動代を容易に確保することがで
き、突切バイト5aの破損の有無をより一層確実に検出
することができる。
【0060】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、第1のばね43を備えることにより、
シュート22(筒状部材25)が被加工物受取位置にあ
るときに、送り装置11(送りレバー12)によるシュ
ート22の移動代を吸収して、当接部材28の検出待機
位置からの移動代を容易に確保することができ、突切バ
イト5aの破損の有無をより一層確実に検出することが
できる。また、シュート22がガイドブッシュ2の端面
と当接したときの衝撃を吸収することができ、シュート
22及びガイドブッシュ2が傷付くのを抑制することが
できる。
【0061】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、第1の外側筒状部材23及び第2の外
側筒状部材24の内側に、筒状部材25、検出筒状部材
26、及び検出軸部材27を同心軸上に配設しているの
で、被加工物揺れ抑制装置21のより一層の小型化が可
能となる。
【0062】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、送り装置11(サーボモータ)を送り
レバー12を第1の回動位置、第2の回動位置に回動す
るようにその作動を制御することで突切バイト5aの破
損の有無が検知でき、突切バイト5aの破損検知のため
の送り装置11(サーボモータ)の作動制御を容易に行
うことができる。
【0063】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、被加工物Wの揺れを抑制するための機
構と、突切バイト5aの破損検出のための機構とを共用
することが可能となり、構成の大型化、複雑化、高コス
ト化を招くのを抑制することができる。
【0064】また、本実施形態の被加工物揺れ抑制装置
21においては、送り装置11(サーボモータ)にて、
被加工物の揺れを抑制するための機構、切断用工具の破
損検出のための機構、及び、被加工物を回収するための
機構における駆動源を共用することが可能となり、構成
の大型化、複雑化、高コスト化を招くのをより一層抑制
することができる。
【0065】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではなく、上述した数値、各構成要素の形状等も適
宜変更して設定することができ、数値制御自動旋盤、カ
ム式自動旋盤等の各種自動旋盤に本発明を適用すること
ができる。
【0066】また、本実施形態においては、第1の外側
筒状部材23、第2の外側筒状部材24、筒状部材2
5、検出筒状部材26、検出軸部材27、及び、当接部
材28を同心軸上に配設するように構成しているが、こ
れに限られるものではない。たとえば、第1の外側筒状
部材23、筒状部材25、及び検出軸部材27を別軸上
に配設するように構成してもよい。
【0067】また、本実施形態においては、第1の外側
筒状部材23と筒状部材25との間に第1のばね43を
介在させるように構成しているが、これに限られるもの
ではなく、第1の外側筒状部材23と筒状部材25とを
一体的に形成するように構成してもよい。この場合に
は、シュート22の被加工物受取位置において送りレバ
ー12を第2の回動位置に移動させるときのシュート2
2の移動代を吸収するように、予めガイドブッシュ2と
シュート22との間に所定長さの間隙を形成することが
好ましい。
【0068】また、本実施形態においては、検出軸部材
27及び当接部材28が主軸の中心軸(被加工物Wの軸
心)にそって移動(前進及び後退)するように構成され
ているが、これに限られることなく、検出軸部材27及
び当接部材28が主軸の中心軸(被加工物Wの軸心)に
平行な方向に移動するのであれば主軸の中心軸(被加工
物Wの軸心)上からずれていてもよい。
【0069】また、本実施形態においては、工具10を
送るための送り装置11をシュート22(筒状部材2
5)及び当接部材28(検出軸部材27)を移動(前進
及び後退)させるための駆動手段として用いたが、これ
に限られることなく、シュート22及び当接部材28を
移動させるための駆動手段(たとえば、サーボモータ
等)を新たに設けるようにしてもよい。また、送り装置
11のサーボモータの駆動速度に関して、送りレバー1
2を初期位置から第1の回動位置に回動させるときの駆
動速度、送りレバー12を第1の回動位置から第2の回
動位置に回動させるときの駆動速度、及び、送りレバー
12を第2の回動位置から初期位置に回動させるとき駆
動速度、のそれぞれを同じ駆動速度としてもよく、各駆
動速度を異ならせるようにしてもよい。なお、サイクル
タイムをより一層短縮するためには、送りレバー12を
第2の回動位置から初期位置に回動させるとき駆動速度
を他のときの駆動速度よりも高めることが好ましい。
【0070】また、本実施形態においては、正面加工用
刃物台6に検知スイッチ30を配設するように構成して
いるが、これに限られることなく、当接部材28にタッ
チスイッチ等の検出手段を配設するようにしてもよい。
また、当接部材28あるいは検出軸部材27の移動量を
直接検出するストロークセンサを設けて、突切バイト5
aの破損の有無を検知するように構成してもよい。
【0071】また、本実施形態においては、当接部材2
8を検出軸部材27に着脱可能に設けるように構成して
いるが、これに限られることなく、当接部材28と検出
軸部材27とを一体に形成するようにしてもよい。
【0072】また、本実施形態においては、当接部材2
8の先端形状(被加工物Wに当接する部分の形状)を円
錐形状としているが、これに限られるものではない。た
とえば、当接部材28の先端形状(被加工物Wに当接す
る部分の形状)としては、パイプ形状の半割タイプのも
のとして、この半割部分にて被加工物Wの端部を受けて
支持するようにしてもよい。なお、当接部材28の先端
形状をパイプ形状の半割タイプのものとした場合には、
被加工物Wの回転に伴って当接部材28が回転しないよ
うに、第2の外側筒状部材24と検出筒状部材26との
間に回り止め用の位置決めピンを設けることが好まし
い。
【0073】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ワークを切り落とす際にワークの揺れを抑える
ことができると共に、切断用工具の破損の有無を検出す
るための時間を短縮してアイドルタイム(非加工時間)
を削減することが可能な自動旋盤を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動旋盤の概略構成を
示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る自動旋盤の概略構成を
示す側面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図2のVI−VI線に沿う断面図であり、(a)は
被加工物寄りの部分を示し、(b)は被加工物から離れ
た側の部分を示している。
【図7】本発明の実施形態に係る自動旋盤における、制
御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態に係る自動旋盤における、被
加工物揺れ抑制装置の動作を説明するための図である。
【図9】本発明の実施形態に係る自動旋盤における、被
加工物揺れ抑制装置の動作を説明するための図である。
【図10】本発明の実施形態に係る自動旋盤における、
被加工物揺れ抑制装置の動作を説明するための図であ
る。
【図11】本発明の実施形態に係る自動旋盤における、
被加工物揺れ抑制装置の動作を説明するための図であ
る。
【図12】本発明の実施形態に係る自動旋盤における、
被加工物揺れ抑制装置の動作を説明するための図であ
る。
【図13】本発明の実施形態に係る自動旋盤を示す要部
拡大図である。
【図14】従来の技術における自動旋盤を示し、自動旋
盤をガイドブッシュに向ってみた一部正面図である。
【符号の説明】
1…自動旋盤、2…ガイドブッシュ、3…刃物台、4…
工具ホルダ、5a…突切バイト、6…正面加工用刃物
台、11…送り装置、12…送りレバー、21…被加工
物揺れ抑制装置、22…シュート、23…第1の外側筒
状部材、24…第2の外側筒状部材、25…筒状部材、
26…検出筒状部材、27…検出軸部材、28,51…
当接部材、29…検出こま、30…検知スイッチ、43
…第1のばね、48…第2のばね、61…制御ユニット
部、101…ガイドブッシュ、103…櫛型刃物台、1
05…突切バイト、109…突切バイト破損検出手段、
111…検知アーム、W…被加工物。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の被加工物を切断する切断用工具
    と、 前記被加工物の軸心と平行な方向に移動可能で且つ前記
    被加工物の端部に当接可能な当接部材と、 前記当接部材を前記軸心と平行な方向に移動させるため
    の駆動手段と、を備え、 前記当接部材は、前記被加工物の前記端部に当接する被
    加工物支持位置と、前記被加工物支持位置から離れた待
    機位置との間で前記軸心と平行な方向に移動可能であ
    り、 前記当接部材は、 前記駆動手段により、前記切断用工具により前記被加工
    物を切断する際に前記待機位置から前記被加工物支持位
    置まで移動し、 前記切断用工具により前記被加工物が切断された場合に
    は、前記被加工物支持位置から前記被加工物の前記端部
    に当接することなく前記被加工物側に所定量移動可能と
    し、 前記切断用工具により前記被加工物が切断されなかった
    場合には、前記被加工物支持位置から前記被加工物の前
    記端部に当接して前記被加工物側に前記所定量の移動が
    規制可能とし、 前記当接部材が前記被加工物の前記端部に当接して前記
    被加工物支持位置からの移動が規制された場合に前記切
    断用工具が破損したものと判断することを特徴とする自
    動旋盤。
  2. 【請求項2】 前記被加工物の前記軸心と平行な方向に
    延びて配設され、前記当接部材が設けられる検出部材
    と、 前記当接部材が前記所定の待機位置から前記被加工物の
    前記軸心と平行な方向に移動したときに前記検出部材が
    移動するのを検知してON状態となり、前記被加工物に
    より前記当接部材の前記被加工物の前記軸心と平行な方
    向への移動が規制されたときに前記検出部材の移動が規
    制されるのを検知してOFF状態となる検知スイッチ
    と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の自
    動旋盤。
  3. 【請求項3】 前記被加工物を支持するためのガイドブ
    ッシュと、前記ガイドブッシュに対向する側に配設され
    る刃物台と、を更に備えており、 前記刃物台には、前記駆動手段と前記検知スイッチとが
    配設されていることを特徴とする請求項2に記載の自動
    旋盤。
  4. 【請求項4】 前記当接部材は、前記検出部材に対して
    着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項2に
    記載の自動旋盤。
  5. 【請求項5】 前記検出部材は、一方の端部に前記当接
    部材が取り付けられる検出軸部材と、前記検出軸部材が
    内挿される検出筒状部材と、を含んでおり、 前記検出軸部材と前記検出筒状部材とは、前記被加工物
    の前記軸心と平行な方向における前記検出軸部材の位置
    を調整可能に構成されていることを特徴とする請求項2
    に記載の自動旋盤。
  6. 【請求項6】 前記当接部材が前記被加工物の前記端部
    に当接したときに、前記駆動手段による前記当接部材の
    移動代を吸収するための緩衝部材を更に備えることを特
    徴とする請求項1に記載の自動旋盤。
  7. 【請求項7】 前記切断用工具により切断された被加工
    物を受け取るための受取部材を更に備えており、 前記受取部材は、工具による加工作業位置の下方の被加
    工物受取位置と、前記被加工物受取位置から離れた受取
    待機位置との間で前記被加工物の前記軸心と平行な方向
    に移動可能であり、前記駆動手段によって、前記当接部
    材の前記待機位置から前記被加工物支持位置への移動に
    伴って前記受取待機位置から前記被加工物受取位置まで
    移動することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれ
    か一項に記載の自動旋盤。
  8. 【請求項8】 前記検出部材が内挿される筒状部材を更
    に備えており、 前記筒状部材には前記受取部材が取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項7に記載の自動旋盤。
  9. 【請求項9】 前記受取部材が前記被加工物受取位置に
    あるときに、前記駆動手段による前記受取部材の移動代
    を吸収するための緩衝部材を更に備えることを特徴とす
    る請求項7に記載の自動旋盤。
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JP2012187653A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Seiko Instruments Inc ワーク切断確認装置、ワーク切断システムおよびワーク切断確認方法

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