JP2002101491A - 音声信号処理装置、及び携帯電話機 - Google Patents
音声信号処理装置、及び携帯電話機Info
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- 102000008482 12E7 Antigen Human genes 0.000 description 8
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Landscapes
- Telephone Function (AREA)
- Headphones And Earphones (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステレオ・ヘッドホンとマイクを備えた機器
とを区別して、ステレオ音声処理に対応できる音声信号
処理装置、及び携帯電話機を提供する。 【解決手段】 CPU11が、ブレークターミナル34
の信号状態を監視することでジャック15へのピンの挿
入を検出すると、スイッチ17をONとして、ジャック
15に挿入された機器にマイク用のバイアスを供給し、
コーデック12のMIC2端子の信号を調べ、外部音声
が入力されていれば、マイクが接続されていると判断す
る音声信号処理装置、及び携帯電話機である。
とを区別して、ステレオ音声処理に対応できる音声信号
処理装置、及び携帯電話機を提供する。 【解決手段】 CPU11が、ブレークターミナル34
の信号状態を監視することでジャック15へのピンの挿
入を検出すると、スイッチ17をONとして、ジャック
15に挿入された機器にマイク用のバイアスを供給し、
コーデック12のMIC2端子の信号を調べ、外部音声
が入力されていれば、マイクが接続されていると判断す
る音声信号処理装置、及び携帯電話機である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号を処理す
るオーディオ機器等の音声信号処理装置、及びPHSを
含む携帯型の電話機に係り、特に外部マイクの有無を判
断する処理の改善に関する。
るオーディオ機器等の音声信号処理装置、及びPHSを
含む携帯型の電話機に係り、特に外部マイクの有無を判
断する処理の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、テレビを含むオーディオ機器
のステレオ対応が促進され、また、PHSを含む携帯電
話機においても音楽配信サービスの発展からステレオ音
声信号の処理が望まれている。
のステレオ対応が促進され、また、PHSを含む携帯電
話機においても音楽配信サービスの発展からステレオ音
声信号の処理が望まれている。
【0003】従来、ピンジャックに接続された機器がイ
ヤホンとマイクを含む入出力機器(ヘッドセット)であ
るか否かを判断するものとして、ピンの極数を利用する
ものがあった。
ヤホンとマイクを含む入出力機器(ヘッドセット)であ
るか否かを判断するものとして、ピンの極数を利用する
ものがあった。
【0004】すなわち、図3(a)に示すように、一般
にイヤホンなどのモノラルの出力機器のピンは、スリー
ブ部1と、チップ部2と、絶縁体3とからなり、スリー
ブ部1とチップ部2とが絶縁体3を挟んで配された2極
からなる。ここでスリーブ部1が共通端子(GND)に
接続され、チップ部2がスピーカに接続されるようにな
っている。これに対し、ヘッドセットのピンは図3
(b)に示すように、スリーブ部4と、チップ部5と、
第1絶縁体6と、リング部7と、第2絶縁体8とからな
り、スリーブ部4とリング部7とが第2絶縁体8を挟ん
で配され、このリング部7とチップ部5とが第1絶縁体
4を挟んで配された3極からなる。この3極のピンで
は、スリーブ部1が共通端子に、リング部7がスピーカ
に、チップ部5がマイクに、それぞれ接続される。
にイヤホンなどのモノラルの出力機器のピンは、スリー
ブ部1と、チップ部2と、絶縁体3とからなり、スリー
ブ部1とチップ部2とが絶縁体3を挟んで配された2極
からなる。ここでスリーブ部1が共通端子(GND)に
接続され、チップ部2がスピーカに接続されるようにな
っている。これに対し、ヘッドセットのピンは図3
(b)に示すように、スリーブ部4と、チップ部5と、
第1絶縁体6と、リング部7と、第2絶縁体8とからな
り、スリーブ部4とリング部7とが第2絶縁体8を挟ん
で配され、このリング部7とチップ部5とが第1絶縁体
4を挟んで配された3極からなる。この3極のピンで
は、スリーブ部1が共通端子に、リング部7がスピーカ
に、チップ部5がマイクに、それぞれ接続される。
【0005】また、これら2極のピンと、3極のピンと
は、相互互換性を維持するために外形を同じくし、3極
のピンでは、2極のピンのスリーブ部1を第2絶縁体8
によってリング部7と、スリーブ部4とに分離した点の
みが異なる。
は、相互互換性を維持するために外形を同じくし、3極
のピンでは、2極のピンのスリーブ部1を第2絶縁体8
によってリング部7と、スリーブ部4とに分離した点の
みが異なる。
【0006】そこで、従来のピンの極数を利用するマイ
クの有無を判断する装置は、スリーブ部1に相当する部
分のチップ側と根本側との導通状態を調べて、導通があ
れば、第2絶縁体8がないものとして2極と判断し、導
通がなければ第2絶縁体8があるものとして3極と判断
する。これにより、2極であればイヤホンとして、3極
であれば、マイクを備えているとして処理する。
クの有無を判断する装置は、スリーブ部1に相当する部
分のチップ側と根本側との導通状態を調べて、導通があ
れば、第2絶縁体8がないものとして2極と判断し、導
通がなければ第2絶縁体8があるものとして3極と判断
する。これにより、2極であればイヤホンとして、3極
であれば、マイクを備えているとして処理する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のピンの極数を利用したマイクの有無の判断では、同
じ3極のピンを用いるステレオ・ヘッドホンとマイクを
備えた機器との区別ができず、ステレオ音声処理に対応
できないという問題点があった。
来のピンの極数を利用したマイクの有無の判断では、同
じ3極のピンを用いるステレオ・ヘッドホンとマイクを
備えた機器との区別ができず、ステレオ音声処理に対応
できないという問題点があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、ステレオ音声処理に対応できる音声信号処理装置及
び携帯電話機を提供することを目的とする。
で、ステレオ音声処理に対応できる音声信号処理装置及
び携帯電話機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、ジャックを備え、当該ジャック
に接続されるマイクを検出する音声信号処理装置であっ
て、前記ジャックに入力される信号の時間変化により、
外部音声の信号が入力されているか否かを判断する手段
と、外部音声の信号が入力されていると判断したとき
に、マイクが接続されていることを検出する検出手段
と、を備えたことを特徴としている。
決するための本発明は、ジャックを備え、当該ジャック
に接続されるマイクを検出する音声信号処理装置であっ
て、前記ジャックに入力される信号の時間変化により、
外部音声の信号が入力されているか否かを判断する手段
と、外部音声の信号が入力されていると判断したとき
に、マイクが接続されていることを検出する検出手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0010】このように、外部音声信号の入力に基づい
て、マイクの接続の有無を判断することで、ピンの極数
に関係なくマイクを検出し、ステレオ音声の信号処理に
対応できる。
て、マイクの接続の有無を判断することで、ピンの極数
に関係なくマイクを検出し、ステレオ音声の信号処理に
対応できる。
【0011】またここで、前記ジャックを介してステレ
オ音声信号を出力する出力手段をさらに備え、前記検出
手段がマイクの接続を検出すると、前記出力手段は前記
ステレオ音声信号をモノラル音声信号に変換して、前記
ジャックを介して出力することも好ましい。
オ音声信号を出力する出力手段をさらに備え、前記検出
手段がマイクの接続を検出すると、前記出力手段は前記
ステレオ音声信号をモノラル音声信号に変換して、前記
ジャックを介して出力することも好ましい。
【0012】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、内蔵マイクと、外部音声機器を接続する
ジャックとを備える携帯電話機であって、前記ジャック
に接続される外部マイクを検出するために、前記ジャッ
クに入力される信号の時間変化により、外部音声の信号
が入力されているか否かを判断する手段と、外部音声の
信号が入力されていると判断したときに、外部マイクが
接続されていると検出する手段と、を有することを特徴
としている。
めの本発明は、内蔵マイクと、外部音声機器を接続する
ジャックとを備える携帯電話機であって、前記ジャック
に接続される外部マイクを検出するために、前記ジャッ
クに入力される信号の時間変化により、外部音声の信号
が入力されているか否かを判断する手段と、外部音声の
信号が入力されていると判断したときに、外部マイクが
接続されていると検出する手段と、を有することを特徴
としている。
【0013】このように、外部音声信号の入力の有無に
基づき、外部マイクの有無を判断することで、ピンの極
数に関わらず外部マイクを検出でき、ステレオ信号処理
に対応できる。
基づき、外部マイクの有無を判断することで、ピンの極
数に関わらず外部マイクを検出でき、ステレオ信号処理
に対応できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る音
声信号処理装置について、図1を参照して説明する。本
実施の形態に係る音声信号処理装置は、図1に示すよう
に、CPU11と、コーデック12と、第1増幅器13
と、第2増幅器14と、ジャック15と、内蔵マイク1
6と、スイッチ17とから基本的に構成されている。ま
た、ジャック15は、チップスプリング31と、リング
スプリング32と、スリーブ接触部33と、ブレークタ
ーミナル34とから構成されている。
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る音
声信号処理装置について、図1を参照して説明する。本
実施の形態に係る音声信号処理装置は、図1に示すよう
に、CPU11と、コーデック12と、第1増幅器13
と、第2増幅器14と、ジャック15と、内蔵マイク1
6と、スイッチ17とから基本的に構成されている。ま
た、ジャック15は、チップスプリング31と、リング
スプリング32と、スリーブ接触部33と、ブレークタ
ーミナル34とから構成されている。
【0015】CPU11は、コーデック12に対し、デ
ジタル音声信号を出力するとともに、このコーデック1
2からデジタル音声信号の入力を受けて所定処理を行
う。具体的にこのCPU11は、オーディオ装置であれ
ば、CD(Compact Disc)等の音楽ソースから入力され
るデジタル音声信号をコーデック12に出力するととも
に、コーデック12から入力される音声信号をマイクか
らの入力として合成して出力する。また、携帯電話機で
あれば、CPU11は、復調された相手側の音声のデジ
タル信号をコーデック12に出力し、コーデック12か
ら入力されるデジタル音声信号を変調・送信させる処理
を行うことになる。
ジタル音声信号を出力するとともに、このコーデック1
2からデジタル音声信号の入力を受けて所定処理を行
う。具体的にこのCPU11は、オーディオ装置であれ
ば、CD(Compact Disc)等の音楽ソースから入力され
るデジタル音声信号をコーデック12に出力するととも
に、コーデック12から入力される音声信号をマイクか
らの入力として合成して出力する。また、携帯電話機で
あれば、CPU11は、復調された相手側の音声のデジ
タル信号をコーデック12に出力し、コーデック12か
ら入力されるデジタル音声信号を変調・送信させる処理
を行うことになる。
【0016】さらに、このCPU11は、ジャック15
のブレークターミナル34の信号状態を監視して、ジャ
ック15にピンが挿入されたか否かを検出し、ピンが挿
入されると、ジャック15に接続された機器に対してマ
イク用バイアスを供給するようにスイッチ17を制御
し、マイク入力信号を調べて、当該接続された機器がマ
イクを備えているか否かを判断する。このCPU11の
処理については、後に詳しく述べる。このCPU11が
本発明の外部音声の入力の有無を判断する手段と、検出
手段とに相当する。
のブレークターミナル34の信号状態を監視して、ジャ
ック15にピンが挿入されたか否かを検出し、ピンが挿
入されると、ジャック15に接続された機器に対してマ
イク用バイアスを供給するようにスイッチ17を制御
し、マイク入力信号を調べて、当該接続された機器がマ
イクを備えているか否かを判断する。このCPU11の
処理については、後に詳しく述べる。このCPU11が
本発明の外部音声の入力の有無を判断する手段と、検出
手段とに相当する。
【0017】コーデック12は、デジタル信号の入出力
端子Dと、内蔵マイク16からの音声信号の入力を受け
る端子MIC1と、ジャックに接続されるマイクから音
声信号の入力を受ける端子MIC2と、左チャネル出力
端子L−OUTと、右チャネル出力端子R−OUTとを
備える。このコーデック12は、CPU11からデジタ
ル信号端子Dを介して入力されるステレオ・デジタル音
声信号をステレオ・アナログ音声信号に変換して、この
ステレオの音声信号の左チャネルの信号と、右チャネル
の信号をそれぞれ第1、第2の増幅器13,14に各チ
ャネルの出力端子L−OUT及びR−OUTを介して出
力する。また、このコーデック12は、内蔵マイク16
から端子MIC1を介してアナログ音声信号の入力を受
け、これをデジタル音声信号に変換してデジタル信号入
出力端子Dを介してCPU11に出力する。さらに、こ
のコーデック12は、ジャック15にマイクが接続され
ると、このマイクから端子MIC2を介してアナログ音
声信号の入力を受け、これをデジタル音声信号に変換し
てデジタル信号入出力端子Dを介してCPU11に出力
する。さらに、コーデック12は、CPU11から入力
される指示によりステレオ音声信号をモノラル音声信号
に変換する処理も行う。このコーデック12が本発明の
出力手段に相当する。
端子Dと、内蔵マイク16からの音声信号の入力を受け
る端子MIC1と、ジャックに接続されるマイクから音
声信号の入力を受ける端子MIC2と、左チャネル出力
端子L−OUTと、右チャネル出力端子R−OUTとを
備える。このコーデック12は、CPU11からデジタ
ル信号端子Dを介して入力されるステレオ・デジタル音
声信号をステレオ・アナログ音声信号に変換して、この
ステレオの音声信号の左チャネルの信号と、右チャネル
の信号をそれぞれ第1、第2の増幅器13,14に各チ
ャネルの出力端子L−OUT及びR−OUTを介して出
力する。また、このコーデック12は、内蔵マイク16
から端子MIC1を介してアナログ音声信号の入力を受
け、これをデジタル音声信号に変換してデジタル信号入
出力端子Dを介してCPU11に出力する。さらに、こ
のコーデック12は、ジャック15にマイクが接続され
ると、このマイクから端子MIC2を介してアナログ音
声信号の入力を受け、これをデジタル音声信号に変換し
てデジタル信号入出力端子Dを介してCPU11に出力
する。さらに、コーデック12は、CPU11から入力
される指示によりステレオ音声信号をモノラル音声信号
に変換する処理も行う。このコーデック12が本発明の
出力手段に相当する。
【0018】第1増幅器13は、コーデック12から左
チャネルのアナログ音声信号の入力を受けて増幅し、ジ
ャック15のチップスプリング31に出力する。第2増
幅器14は、コーデック12から右チャネルのアナログ
音声信号の入力を受けて、ジャック15のリングスプリ
ング32に出力する。
チャネルのアナログ音声信号の入力を受けて増幅し、ジ
ャック15のチップスプリング31に出力する。第2増
幅器14は、コーデック12から右チャネルのアナログ
音声信号の入力を受けて、ジャック15のリングスプリ
ング32に出力する。
【0019】ジャック15のチップスプリング31は、
挿入されたピンのチップ部に接触し、第1の増幅器13
から入力される左チャネルの音声信号をピンのチップ部
に供給する。また、このチップスプリング31は、マイ
クが接続されているときには、このマイクからの音声信
号を受けて、コーデック12に出力する。また、このチ
ップスプリング31は、スイッチ17を介してCPU1
1からマイクに対するバイアス供給を受けるようになっ
ている。
挿入されたピンのチップ部に接触し、第1の増幅器13
から入力される左チャネルの音声信号をピンのチップ部
に供給する。また、このチップスプリング31は、マイ
クが接続されているときには、このマイクからの音声信
号を受けて、コーデック12に出力する。また、このチ
ップスプリング31は、スイッチ17を介してCPU1
1からマイクに対するバイアス供給を受けるようになっ
ている。
【0020】リングスプリング32は、挿入されたピン
が3極ピンであれば、そのリング部に接触し、2極であ
ればそのスリーブ部に接触する。このリングスプリング
32は、第2増幅器14から入力される右チャネルの音
声信号をピンのリング部に供給する。スリーブ接触部3
3は、挿入されたピンのスリーブ部に接触し、このスリ
ーブ部を共通端子(GND)に接続する。
が3極ピンであれば、そのリング部に接触し、2極であ
ればそのスリーブ部に接触する。このリングスプリング
32は、第2増幅器14から入力される右チャネルの音
声信号をピンのリング部に供給する。スリーブ接触部3
3は、挿入されたピンのスリーブ部に接触し、このスリ
ーブ部を共通端子(GND)に接続する。
【0021】また、このジャック15のブレークターミ
ナル34は、電源電圧(Vcc)に抵抗器を介して接続
されており、ピンが挿入されていない間は、リングスプ
リング32に接触してLow状態となっており、ピンが
挿入されたときにリングスプリング32と非接触状態と
なって、High状態となるもので、ピンの挿入の有無
の判断のためにCPU11に接続されている。
ナル34は、電源電圧(Vcc)に抵抗器を介して接続
されており、ピンが挿入されていない間は、リングスプ
リング32に接触してLow状態となっており、ピンが
挿入されたときにリングスプリング32と非接触状態と
なって、High状態となるもので、ピンの挿入の有無
の判断のためにCPU11に接続されている。
【0022】内蔵マイク16は、電源端子(Vcc)か
らバイアスの供給を受けており、周囲の音声を拾って、
コーデック12に出力している。スイッチ17は、MO
SFET等を用いた電子的スイッチであり、CPU11
からの制御により、電源端子(Vcc)の電圧をジャッ
ク15のチップスプリング31を介して、このジャック
15に接続されたマイクにバイアスとして供給する。
らバイアスの供給を受けており、周囲の音声を拾って、
コーデック12に出力している。スイッチ17は、MO
SFET等を用いた電子的スイッチであり、CPU11
からの制御により、電源端子(Vcc)の電圧をジャッ
ク15のチップスプリング31を介して、このジャック
15に接続されたマイクにバイアスとして供給する。
【0023】ここで、CPU11のマイクの検出処理に
ついて図2を参照して説明する。CPU11は、ブレー
クターミナル34の信号を監視し、それがLow状態
(ピンが挿入されていない状態)からHigh状態(ピ
ンが挿入された状態)に変化するタイミングで、この検
出処理を開始し、まず、スイッチ17をONとする制御
の信号を出力してジャック15に接続されている機器に
マイクのバイアスを供給する(S1)。そして、コーデ
ック12から入力されるデジタル信号を調べ、コーデッ
ク12のMIC2端子に外部音声の信号が入力されてい
るか否かを判断し(S2)、入力されていれば(Yes
ならば)マイクを備えた機器がジャック15に接続され
たと判断し、コーデック12を制御してステレオ音声信
号をモノラルに変換させ、これを右チャネルからアナロ
グ音声信号として出力させ(S3)、処理を終了する。
このとき左チャネルはOFFとなり、CPU11は、コ
ーデック12のMIC2端子に入力される音声信号を選
択的に処理するようになる。
ついて図2を参照して説明する。CPU11は、ブレー
クターミナル34の信号を監視し、それがLow状態
(ピンが挿入されていない状態)からHigh状態(ピ
ンが挿入された状態)に変化するタイミングで、この検
出処理を開始し、まず、スイッチ17をONとする制御
の信号を出力してジャック15に接続されている機器に
マイクのバイアスを供給する(S1)。そして、コーデ
ック12から入力されるデジタル信号を調べ、コーデッ
ク12のMIC2端子に外部音声の信号が入力されてい
るか否かを判断し(S2)、入力されていれば(Yes
ならば)マイクを備えた機器がジャック15に接続され
たと判断し、コーデック12を制御してステレオ音声信
号をモノラルに変換させ、これを右チャネルからアナロ
グ音声信号として出力させ(S3)、処理を終了する。
このとき左チャネルはOFFとなり、CPU11は、コ
ーデック12のMIC2端子に入力される音声信号を選
択的に処理するようになる。
【0024】一方、処理S2において、コーデック12
のMIC2端子に外部音声の信号が入力されていないと
きには(Noのときには)、スイッチ17をOFFとす
る制御の信号を出力してマイクバイアスの供給を停止
し、コーデック12を制御して左チャネルと右チャネル
の双方をONとさせて、ステレオ音声信号を出力させ
(S4)、処理を終了する。このときには、CPU11
は、コーデック12のMIC1端子に入力される音声信
号を選択的に処理するようになる。また、CPU11
は、ブレークターミナル34の信号がLow状態であれ
ば、スイッチ17のOFFの状態を維持しており、この
場合にもコーデック12のMIC1端子に入力される音
声信号が選択的に処理される。尚、処理S2における外
部音声の信号の入力の有無は、例えばMIC2端子の信
号の時間変化が所定量を超えているか否かにより判断で
きる。
のMIC2端子に外部音声の信号が入力されていないと
きには(Noのときには)、スイッチ17をOFFとす
る制御の信号を出力してマイクバイアスの供給を停止
し、コーデック12を制御して左チャネルと右チャネル
の双方をONとさせて、ステレオ音声信号を出力させ
(S4)、処理を終了する。このときには、CPU11
は、コーデック12のMIC1端子に入力される音声信
号を選択的に処理するようになる。また、CPU11
は、ブレークターミナル34の信号がLow状態であれ
ば、スイッチ17のOFFの状態を維持しており、この
場合にもコーデック12のMIC1端子に入力される音
声信号が選択的に処理される。尚、処理S2における外
部音声の信号の入力の有無は、例えばMIC2端子の信
号の時間変化が所定量を超えているか否かにより判断で
きる。
【0025】このCPU11の処理により、ジャック1
5にヘッドホンが接続されたときには、マイク用のバイ
アスの供給を受けても周囲の音声信号が拾われることが
なく、MIC2端子に入力される信号の状態に変化がな
いため、CPU11は、ステレオ音声信号を出力するよ
うになり、内蔵マイク16からの音声信号が処理され
る。
5にヘッドホンが接続されたときには、マイク用のバイ
アスの供給を受けても周囲の音声信号が拾われることが
なく、MIC2端子に入力される信号の状態に変化がな
いため、CPU11は、ステレオ音声信号を出力するよ
うになり、内蔵マイク16からの音声信号が処理され
る。
【0026】一方、ジャック15にマイク付きのイヤホ
ンなどが接続されたときには、この外部のマイク用のバ
イアスの供給を受けると、このマイクが周囲の音声信号
を拾うようになって、MIC2端子に入力される信号状
態が時間変化し、CPU11がこれを検出してマイクの
接続が検出され、イヤホン側にモノラルに変換された音
声信号が供給されるとともに、このジャック15に接続
されたマイクで拾われた音声信号の処理が開始される。
ンなどが接続されたときには、この外部のマイク用のバ
イアスの供給を受けると、このマイクが周囲の音声信号
を拾うようになって、MIC2端子に入力される信号状
態が時間変化し、CPU11がこれを検出してマイクの
接続が検出され、イヤホン側にモノラルに変換された音
声信号が供給されるとともに、このジャック15に接続
されたマイクで拾われた音声信号の処理が開始される。
【0027】従って、同じ3極のピンが挿入された場合
にも、マイクを備えているか否かが判別され、ステレオ
音声信号に対応することができる。
にも、マイクを備えているか否かが判別され、ステレオ
音声信号に対応することができる。
【0028】尚、ここでは、3極のピンの場合について
のみ考慮しているが、従来例のように挿入されたピンが
2極であるか3極であるかを識別する処理を併せて行う
ことにより、2極のピンのイヤホンが挿入されたときに
はモノラル変換した音声信号を供給するとともにスイッ
チ17をOFFとしてマイク用バイアスの供給を停止
し、内蔵マイク16からの音声信号を処理するように
し、3極のピンが挿入された場合には、上記処理を行う
ようにすることも好ましい。
のみ考慮しているが、従来例のように挿入されたピンが
2極であるか3極であるかを識別する処理を併せて行う
ことにより、2極のピンのイヤホンが挿入されたときに
はモノラル変換した音声信号を供給するとともにスイッ
チ17をOFFとしてマイク用バイアスの供給を停止
し、内蔵マイク16からの音声信号を処理するように
し、3極のピンが挿入された場合には、上記処理を行う
ようにすることも好ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ジャックを備え、この
ジャックに入力される信号の時間変化により、外部音声
の信号が入力されているか否かを判断し、外部音声の信
号が入力されていると判断したときに、マイクが接続さ
れていることを検出する音声信号処理装置としているの
で、ピンの極数に関わらずに外部のマイクの有無を検出
でき、ステレオ音声信号に対応することができる。
ジャックに入力される信号の時間変化により、外部音声
の信号が入力されているか否かを判断し、外部音声の信
号が入力されていると判断したときに、マイクが接続さ
れていることを検出する音声信号処理装置としているの
で、ピンの極数に関わらずに外部のマイクの有無を検出
でき、ステレオ音声信号に対応することができる。
【0030】また、本発明によれば、内蔵マイクと、外
部音声機器を接続するジャックとを備え、このジャック
に接続される外部マイクを検出するために、ジャックに
入力される信号の時間変化により、外部音声の信号が入
力されているか否かを判断し、外部音声の信号が入力さ
れていると判断したときに、外部マイクが接続されてい
ると検出する携帯電話機としているので、ピンの極数に
関わらずに外部のマイクの有無を検出でき、ステレオ音
声信号に対応することができる。
部音声機器を接続するジャックとを備え、このジャック
に接続される外部マイクを検出するために、ジャックに
入力される信号の時間変化により、外部音声の信号が入
力されているか否かを判断し、外部音声の信号が入力さ
れていると判断したときに、外部マイクが接続されてい
ると検出する携帯電話機としているので、ピンの極数に
関わらずに外部のマイクの有無を検出でき、ステレオ音
声信号に対応することができる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る音声信号処理装置
の構成ブロック図である。
の構成ブロック図である。
【図2】 CPU11の処理の一例を表すフローチャー
ト図である。
ト図である。
【図3】 一般的なピンの形状を表す説明図である。
1,4 スリーブ部、2,5 チップ部、3,6,8
絶縁体、7 リング部、11 CPU、12 コーデッ
ク、13,14 増幅器、15 ジャック、16内蔵マ
イク、17 スイッチ、31 チップスプリング、32
リングスプリング、33 スリーブ接触部、34 ブ
レークターミナル。
絶縁体、7 リング部、11 CPU、12 コーデッ
ク、13,14 増幅器、15 ジャック、16内蔵マ
イク、17 スイッチ、31 チップスプリング、32
リングスプリング、33 スリーブ接触部、34 ブ
レークターミナル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/00 310 H04R 3/00 310 3/12 3/12 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 ジャックを備え、当該ジャックに接続さ
れるマイクを検出する音声信号処理装置であって、 前記ジャックに入力される信号の時間変化により、外部
音声の信号が入力されているか否かを判断する手段と、 外部音声の信号が入力されていると判断したときに、マ
イクが接続されていることを検出する検出手段と、 を備えたことを特徴とする音声信号処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の音声信号処理装置にお
いて、 前記ジャックを介してステレオ音声信号を出力する出力
手段をさらに備え、 前記検出手段がマイクの接続を検出すると、前記出力手
段は前記ステレオ音声信号をモノラル音声信号に変換し
て、前記ジャックを介して出力することを特徴とする音
声信号処理装置。 - 【請求項3】 内蔵マイクと、外部音声機器を接続する
ジャックとを備える携帯電話機であって、 前記ジャックに接続される外部マイクを検出するため
に、 前記ジャックに入力される信号の時間変化により、外部
音声の信号が入力されているか否かを判断する手段と、 外部音声の信号が入力されていると判断したときに、外
部マイクが接続されていると検出する手段と、 を有することを特徴とする携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290118A JP2002101491A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 音声信号処理装置、及び携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290118A JP2002101491A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 音声信号処理装置、及び携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002101491A true JP2002101491A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18773397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000290118A Pending JP2002101491A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 音声信号処理装置、及び携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002101491A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000290118A patent/JP2002101491A/ja active Pending
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