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JP2002095692A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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JP2002095692A
JP2002095692A JP2000290745A JP2000290745A JP2002095692A JP 2002095692 A JP2002095692 A JP 2002095692A JP 2000290745 A JP2000290745 A JP 2000290745A JP 2000290745 A JP2000290745 A JP 2000290745A JP 2002095692 A JP2002095692 A JP 2002095692A
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elastic member
fixing means
absorbent article
elastic
absorber
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JP2000290745A
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English (en)
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Shinobu Takei
忍 武井
Kenji Ando
賢治 安藤
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴周囲部弾性部材の伸長応力やその配設伸張
率を自由に決定でき、胴回りの柔軟性の悪化や肌への刺
激等の不都合を伴わずに、フィット性や吸収性能、漏れ
防止性能を向上させることができる使い捨ておむつ等を
提供すること。 【解決手段】 胴回り部Dに、胴周囲部弾性部材9が配
されている使い捨ておむつ等において、胴周囲部弾性部
材9は、吸収体4が存在する部位においては、弾性伸縮
性を発現しないようになされ、該吸収体4の両側縁4
1,41の外方においては、第1固定手段により吸収性
物品の構成材に固定されて弾性伸縮性を発現するように
なされており、胴周囲部弾性部材9は、弾性伸縮性を発
現しない部分と弾性伸縮性を発現する部分との境界部付
近において、第2固定手段により吸収性物品の構成材5
に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィット性、吸収
性能及び漏れ防止性能に優れた使い捨ておむつ等の吸収
性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
吸収性物品として、液透過性の表面シート、液不透過性
の裏面シート及び両シート間に介在された液保持性の吸
収体を備え、腹側部及び/又は背側部の幅方向に、複数
の胴周囲部弾性部材が所定間隔で配されている使い捨て
おむつが知られている。斯かる胴周囲部弾性部材を配設
することで、胴廻りにおけるフィット性を向上させ、ま
た、漏れ防止性能を向上させることができる。しかし、
他方において、着用中に吸収体に縮みやヨレが発生し、
吸収体が本来有する吸収性能が充分に発揮されなくなる
恐れがあり、また、外観が悪化する場合もある。
【0003】これらの不都合を回避するためには、胴周
囲部弾性部材を、前記吸収体の両側縁の外方にのみ配す
ることが考えられる。例えば、胴周囲部弾性部材を、腹
側部及び/又は背側部の幅方向に連続的に配し、これを
吸収体上で切断して左右に分割する方法が考えられる。
しかし、太い糸ゴム等の伸縮応力が大きい弾性部材や、
タルクが表面に付着している天然ゴム等の接着性の悪い
弾性部材を用いた場合には、切断によって、製造中又は
装着中に、ゴム抜けが生じることによって、伸長状態が
解除されて胴回りのフィット性が損なわれたり、漏れ防
止性能が低下したりする恐れがある。また、伸縮応力の
小さい弾性部材を用いた場合には、今度は、胴回りの締
め付け力が不足し、胴回りのフィット性が損なわれた
り、漏れ防止効果が低下したりする恐れがある。また、
伸縮応力の小さい弾性部材を高伸長率で配設した場合に
は、弾性部材を挟持する不織布等のシートとの接着性を
低下させることになる。
【0004】また、ゴム抜けを防止するために、弾性部
材固定用の接着剤の量を増量すると、多量の接着剤によ
って柔軟性が低下し、弾性部材が持つ伸縮物性が阻害さ
れてフィット性を低下させる原因となり、更には、装着
者の肌へ物理的な刺激を及ぼす可能性がある。また、弾
性部材を挟持する不織布等のシートから接着剤が染み出
し、べたつきによる不快感、更にはカブレの原因となる
恐れもある。
【0005】従って、本発明の目的は、製品開発時に、
胴回りに適正な締め付け力が得られるように、胴周囲部
弾性部材の伸長応力やその配設伸張率を自由に決定で
き、胴回りの柔軟性の悪化や肌への刺激等の不都合を伴
わずに、フィット性や吸収性能、漏れ防止性能を向上さ
せることのできる使い捨ておむつ等の吸収性物品を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介
在された液保持性の吸収体を備え、腹側部、背側部及び
股下部を有し、腹側部及び/又は背側部の幅方向に、複
数の胴周囲部弾性部材が所定間隔で配されている吸収性
物品において、前記胴周囲部弾性部材は、前記吸収体が
存在する部位においては、弾性伸縮性を発現しないよう
になされ、該吸収体の両側縁の外方においては、第1固
定手段により吸収性物品の構成材に固定されて弾性伸縮
性を発現するようになされており、前記胴周囲部弾性部
材は、弾性伸縮性を発現しない部分と弾性伸縮性を発現
する部分との境界部付近において、第2固定手段により
吸収性物品の構成材に固定されている吸収性物品を提供
することにより、前記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に基づいて説明する。本発明の吸収性物品の第1実
施形態である使い捨ておむつ1は、パンツ型の使い捨て
おむつであり、図1及び2に示すように、液透過性の表
面シート2、液不透過性の裏面シート3及び両シート
2,3間に介在された液保持性の吸収体4を備え、着用
者の腹側に配される腹側部Aと背側に配される背側部B
とその間に位置する股下部Cとを有し、腹側部Aの両側
縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とが、ヒー
トシール、高周波シール、超音波シール等の公知の接合
手段により接合されて、一対のレッグ開口部7、及びウ
エスト開口部8が形成されている。
【0008】使い捨ておむつ1は、表面シート2、裏面
シート3及び吸収体4を具備する吸収性本体10と、該
吸収性本体10の外側に位置して該吸収性本体10を接
合固定している外層体5とからなる。
【0009】吸収性本体10は、縦長矩形状をなし、そ
の長手方向を、使い捨ておむつの長手方向、即ちおむつ
1を平面状に展開した状態における腹側部Aと背側部B
とを結ぶ方向に一致させて、外層体5の中央部に公知の
接合手段により接合されている。吸収体4は、長手方向
中央部の括れた砂時計状をなし、表面シート2及び裏面
シート3間に挟持固定されている。吸収性本体10の長
手方向左右両側部には、吸収性本体10の幅方向内方側
に自由端を有し外方側に固定端を有する立体ガード6が
設けられている。各立体ガード6には、複数本の立体ガ
ード弾性部材(一本のみ図示)61が伸縮自在に固定さ
れており、これにより立体ガード6が起立し、吸収性本
体10の幅方向への液の流出が阻止される。
【0010】ウエスト開口部8には、その開口縁部に沿
ってウエストギャザー形成用のウエスト弾性部材81が
伸縮自在に配設されている。詳細には、外層体5におけ
る前後端部に、それぞれの端縁に沿って、複数本のウエ
スト弾性部材がその幅方向に亘って配されており、これ
らのウエスト弾性部材81により、ウエスト開口部8
に、その周縁部全周に亘って実質的に連続した環状のウ
エストギャザーが形成されている。
【0011】本実施形態の使い捨ておむつ1において
は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける胴周囲部D
に、おむつ1の幅方向に、複数の胴周囲部弾性部材9が
所定間隔で配されている。胴周囲部Dとは、ウエスト弾
性部材81が配された位置より下方で且つ股下部(両側
部にレッグ開口形成用の凹欠部を有する部分)Cよりも
上方に位置する部分である。各胴周囲部弾性部材9は、
外層体5を構成する二枚のシート材51,52間に配さ
れている。
【0012】そして、各胴周囲部弾性部材9は、吸収体
4が存在する部位において弾性伸縮性を発現しないよう
になされ、該吸収体4の両側縁41,41の外方におい
ては、第1固定手段としての接着剤Gにより、吸収性物
品の構成材としての外層体5に伸張状態で固定されて弾
性伸縮性を発現するようになされている。即ち、胴周囲
部弾性部材9は、それぞれ、左右に分断されており、吸
収体4が存在する部位(吸収体4と重ねて配置される部
位)においては、胴周囲部弾性部材9が存在しないか、
又は存在していても外層体5に固定されずに弾性伸縮性
を発現しない。他方、吸収体4の両側縁41,41の外
方においては、胴周囲部弾性部材を有する従来のおむつ
と同様に、おむつの構成材に固定され、弾性収縮性を発
現する。
【0013】胴周囲部弾性部材9は、吸収体4と重なる
部位に、外層体5に固定されていない部分を有してお
り、その外層体5に固定されていない部分の中央部にお
いて切断され、左右に分断されている。尚、弾性収縮性
を発現する部位における胴周囲部弾性部材9は、外層体
5を構成する二枚のシート材51,52の一方又は両方
に接着固定されている。
【0014】本明細書において、弾性伸縮性を発現しな
いとは、弾性部材が配されているが、その弾性部材の伸
長状態が解除されていたり、熱処理等により弾性部材の
弾性が消失していること等によって弾性伸縮性を発現し
ない場合と、該部分に弾性部材が存在しない場合の両者
を包含する意味である。また、弾性部材が分断されてい
るとは、弾性部材の弾性伸縮性を発現する部分が、弾性
伸縮性を発現しない部分を介して、分割されていること
を意味し、弾性部材の切断により分断されていることが
好ましい。
【0015】本実施形態の使い捨ておむつ1における胴
周囲部弾性部材9は、吸収体4が存在する部位に配され
て弾性伸縮性を発現しない部分と、吸収体4の左右両側
縁の外方に配されて弾性伸縮性を発現する部分との境界
部付近が、第2固定手段により、第1固定手段としての
接着剤Gによる固定部位よりも強固に吸収性物品の構成
材としての外層体5に固定されている。本実施形態にお
ける第2固定手段は、ヒートシールであり、図1及び2
には、第2固定手段としてのヒートシールを施した箇所
を符号S1で示してある。図示の如く、本実施形態の使
い捨ておむつにおいては、第1固定手段としての接着剤
Gにより胴周囲部弾性部材9が二枚のシート51,52
の一方又は双方に接着されている接着領域P1と、接着
領域P1間に位置し胴周囲部弾性部材9が二枚のシート
51,52の何れにも接着されていない非接着領域P2
とが形成されており、胴周囲部弾性部材9は、接着領域
P1と非接着領域P2との境界部近傍、より詳細には、
接着領域P1における、両領域の境界線(図2中に一点
鎖線Pで示す)寄りの位置において、ヒートシールによ
り、おむつ1の構成材としての外層体5に固定されてい
る。
【0016】各胴周囲部弾性部材9における、第2固定
手段としてのヒートシールにより外層体5に固定された
固定部位は、第1固定手段としての接着剤のみにより固
定された固定部位よりも強固に吸収性物品の構成材に固
定されている。
【0017】尚、第2固定手段としてのヒートシールに
よる固定は、両シート材51,52同士が融着して胴周
囲部弾性部材が両シート材間に挟持固定されるか、又は
弾性部材と片側又は両側のシート材とが融着することに
より達成されている。
【0018】本発明における第1固定手段は、胴周囲部
弾性部材を、弾性伸縮性を発現し得る状態で吸収性物品
の構成材(好ましくはシート材)に固定する手段であ
り、第1固定手段としては、接着剤、ヒートシール(超
音波シールを含む)等が挙げられ、本実施形態における
ように接着剤であることが好ましい。第1固定手段とし
ての接着剤としては、各種公知の接着剤を用いることが
できるが、ホットメルト接着剤が好ましく、特に、SE
BS系、SBS系、SIS系のホットメルト接着剤が好
ましい。また、接着剤の塗布パターンは、弾性部材に直
接塗布するものが好ましいが、ストライプ、スパイラ
ル、ベタ、ドット状等、特に制限されない。
【0019】また、第2固定手段は、胴周囲部弾性部材
を、第1固定手段による固定部位、即ち第1固定手段の
みにより固定された部位よりも強固に、吸収性物品の構
成材に固定するための手段であり、通常、第1固定手段
とは異なる手段、又は第1固定手段と同じ手段である
が、第1固定手段よりも強い固定強度が得られるように
施されたものである。
【0020】第1固定手段よりも強い固定強度が得られ
るように施された固定手段としては、例えば第1固定手
段として用いた接着剤よりも接着力の強い接着剤等、第
2固定手段自体の物性ないし特性により第1固定手段よ
りも強い固定強度が得られるものの他、例えば第1固定
手段としての接着剤による固定部位に追加的に重ねて施
された接着剤や第1固定手段としての接着剤よりも高坪
量に塗布された接着剤等、第1固定手段とは異なる態様
で施されたことにより第1固定手段よりも強い固定強度
が得られるものも含まれる。第2固定手段は、通常、第
1固定手段を施す工程とは異なる工程(好ましくは第1
固定手段の工程よりも後の工程)で施される。
【0021】第2固定手段としては、第1固定手段と同
様のものを用いることができる。第1及び第2固定手段
の好ましい組み合わせとしては、(1)第1固定手段が
接着剤で、第2固定手段がヒートシール(超音波シール
を含む)の組み合わせや、(2)第1固定手段及び第2
固定手段が共に接着剤で、第2固定手段が第1固定手段
よりも強い接合強度が得られるように施されたもの等を
挙げることができる。第2固定手段として、ヒートシー
ルを用いる場合は、材料コストがかからないという利点
があり、接着剤による固定手段を用いる場合は、塗布量
の調整により、より効果のある条件出しがし易いという
利点がある。
【0022】尚、第1固定手段が接着剤で、第2固定手
段がヒートシール(超音波シールを含む)の場合、外層
体5を構成する2枚のシート材51,52の何れか一方
に第1固定手段としての接着剤を塗布し、次いで胴周囲
部弾性部材9を両シート材51,52間に挟持させた
後、両シート51,52の上下面間をシールすることが
好ましい。
【0023】また、第1固定手段及び第2固定手段が何
れも接着剤である場合、外層体5を構成する2枚のシー
ト材51,52の一方のシート材に、第1固定手段とし
ての接着剤及び第2固定手段としての接着剤の両方を塗
布した後、それらの接着剤を塗布した該シート材上に胴
周囲部弾性部材9を配し、次いで、該胴周囲部弾性部材
9上に他方のシート材を配する方法、又は2枚のシート
材51,52の一方のシート材に第1固定手段としての
接着剤を塗布した後、胴周囲部弾性部材9を配し、次い
で胴周囲部弾性部材9上又は他方のシート材に第2固定
手段としての接着剤を塗布し、他方の該シート材を、胴
周囲部弾性部材9上に配する方法が好ましい。
【0024】尚、第2固定手段としての接着剤を塗布す
る箇所は、本実施形態におけるヒートシールを施した箇
所と同じであることが好ましい。また、第2固定手段と
しての接着剤を、選択された特定の部位に適用するに
は、各種公知の塗布装置と位置決め装置を用いれば良
い。
【0025】本実施形態の使い捨ておむつ1において
は、着用者の脚廻りに配される一対のレッグ部70,7
0に、一方のレッグ部70から股下部Cを横断して他方
のレッグ部70に亘るように、レッグギャザー形成用の
レッグ部弾性部材71が配されており、該レッグ部弾性
部材71は、吸収体4が存在する部位においては、弾性
伸縮性を発現しないようになされ、吸収体4の両側縁4
1,41の外方においては、吸収性物品の構成材として
の外層体5に固定されて弾性伸縮性を発現するようにな
されている。
【0026】本使い捨ておむつ1は、レッグ部弾性部材
71として、両端部が腹側部Aに位置する第1弾性部材
71aと、両端部が背側部Bに位置する第2弾性部材7
1bとを有している。第1及び第2弾性部材71a,7
1bそれぞれの両端部は、腹側部A又は背側部Bの両側
縁部に位置しており、おむつ1の腹側部Aの両側縁A
1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とが互いに接合
された状態においては、図1に示すように、おむつ1の
レッグ開口部7,7の周縁部に、その全周に亘って実質
的に連続した環状のレッグギャザーが形成されている。
【0027】また、吸収体4の両側縁41,41の外方
における両弾性部材71a,71bは、第1固定手段と
しての接着剤Gにより吸収性物品の構成材としての外層
体5に固定されており、両弾性部材71a,71bは、
弾性伸縮性を発現しない部分と弾性伸縮性を発現する部
分との境界部付近において、第2固定手段としてのヒー
トシール(図2中、S2がヒートシールを施した部分で
ある)により、第1固定手段による固定部位よりも強固
に吸収性物品の構成材としての外層体5に固定されてい
る。
【0028】レッグ部弾性部材71を固定するための第
1及び第2固定手段としては、それぞれ胴周囲部弾性部
材9を固定するための第1及び第2固定手段と同様の手
段を用いることができる。両弾性部材71a,71b
は、外層体5に固定されている部分と固定されていない
部分を有し、外層体5に固定されていない部分において
切断されている。レッグ部弾性部材71は、外層体5を
構成するシート材51,52間に揺動させて導入されて
いる。レッグ部弾性部材71の固定方法について特に説
明しない点については、好ましい態様を含めて胴周囲部
弾性部材9と同様であり、胴周囲部弾性部材9に関して
上述した説明が適宜適用される。
【0029】本実施形態の使い捨ておむつ1の構成部材
の形成材料について説明すると、表面シート2、裏面シ
ート3、吸収体4、立体ガード6形成用のシート材及び
弾性部材61、ウエスト弾性部材81の形成材料として
は、従来、使い捨ておむつ等に用いられるものを特に制
限なく用いることができる。
【0030】胴周囲部弾性部材9及びレッグ部弾性部材
71の形成材料としては、通常公知の各種の弾性材料を
用いることができ、素材としては、スチレン−ブタジエ
ン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン(登録商標)
等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィ
ン、ウレタン等の伸縮性の素材を広く用いることがで
き、形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形
状の糸状のものやテープ状のものが好ましい。また、熱
によって可塑化する性質の弾性部材も好適に用いられ
る。
【0031】胴周囲部弾性部材9及び/又はレッグ部弾
性部材71を、おむつを構成する二枚のシート材間に固
定する場合における二枚のシート材の形性材料は、両シ
ート材共に、熱融着性繊維を含むものであることが好ま
しく、特に、芯鞘型の接着性複合繊維(例えばPET芯
PE鞘の複合繊維)を含む不織布や、サイドバイサイド
型の接着性複合繊維を含む不織布、高融点と低融点の合
成繊維を含むバイコンポーネントの不織布が、高いヒー
トシール性により高い固定強度が得られるので好まし
い。特に、胴周囲部弾性部材9及び/又はレッグ部弾性
部材71を、外層体を構成する二枚のシート材51,5
2間に固定するの形成材料としては、好ましくは液抵抗
性、液不透過性で透湿性、通気性を有し、肌着に近い感
触の高可撓性シートで、具体的には織布、不織布、フィ
ルム、透湿フィルム、開孔フィルムや、これらの複合材
等が好ましい。
【0032】本実施形態の使い捨ておむつ1における外
層体5の製造方法の一例について、図3を参照して説明
する。先ず、外層体を構成する二枚のシート材51,5
2の内の少なくとも一方のシート材51に、第1固定手
段としての接着剤を所定のパターンで塗工する(塗工工
程)。具体的には、図3(a)に示すように、シート材
51の流れ方向Xに、所定の間隔で間欠的に接着剤を塗
布する。これにより、シート材51に接着剤の塗布部H
1と非塗布部H2とがシート材の流れ方向Xに亘って交
互に形成される。
【0033】次いで、胴周囲部弾性部材9並びに第1及
び第2弾性部材71a,71bを、それぞれ接着剤を介
して間欠的に両シート材51,52間に固定されるよう
に、伸長状態で導入した後、両シート材51,52同士
を貼り合わせる(導入貼り合わせ工程)。尚、両弾性部
材71a,71bは、両連続シートの流れ方向Xに直交
する方向Yに揺動させながら導入する。図3に示す例に
おいては、これらの弾性部材の導入の直後に、両シート
材51,52を互いに貼り合わせている。この導入貼り
合わせ工程において、両シート材51,52が接着剤の
塗布部H1において互いに貼り合わされて接着領域P1
が形成されると共に、両連続シートが互いに貼り合わさ
れていない非接着領域P2が形成される。尚、胴周囲部
弾性部材9並びに第1及び第2弾性部材71a,71b
は、それぞれ接着領域P1においては、両シート材間に
固定され、非接着領域P2においては、両シート材間に
固定されない。
【0034】次いで、図3(b)に示すように、胴周囲
部弾性部材9並びに第1及び第2弾性部材71a,71
bを、両シート材51,52に固定されていない部位に
おいて切断し(切断工程)、更に、図3(c)に示すよ
うに、切断された胴周囲部弾性部材9並びに両弾性部材
71a,71bそれぞれにおける所定の部位を、第2固
定手段としてのヒートシールにより、両シート材51,
52間に固定する(固定工程)。図3中、S1で示した
部分が、胴周囲部弾性部材9のヒートシールによる固定
部位であり、S2で示した部分が、レッグ部弾性部材7
1としての第1及び第2弾性部材71a,71bそれぞ
れにおけるヒートシールによる固定部位である。
【0035】前記切断工程においては、各種公知の切断
手段を用いることができ、例えばピンチカッター、ロー
タリーダイカッター、ヒートシールカッター、超音波カ
ッター、ウォータージェットカッターなどを用いること
ができる。
【0036】前記固定工程における第2固定手段として
ヒートシールを用いる場合、ヒートシールは、そのシー
ル領域をその全面亘ってシール(ベタシール)しても良
いが、シール領域が硬くなり風合いが悪くなるのを防止
する観点から、所定のパターンで部分的にシールするこ
とが好ましい。ヒートシールは、通常、レッグ部弾性部
材をこれを固定するためのシート材と共に一対のシール
ロール間に挿通して行う。一対のシールロールは、パタ
ーンロール及びバックアップロールであることが好まし
く、何れか一方のロールのみが加熱ロールでも良いし、
両方が加熱ロールでも良い。ロール温度、シール時間、
クリアランス、圧力等の因子を変化させることにより、
材料に最適な加工条件で加工することができる。
【0037】このような工程を経て、部分的に弾性化さ
れた積層シート50が得られる。外層体5は、この積層
シート50から、レッグ部形成用の余分な部分72を切
断除去すると共に、該積層シート50を個々の外層体5
の寸法に切断することにより、得られる。尚、固定工程
は、切断工程の前又は同時に行っても良い。
【0038】本実施形態の使い捨ておむつ1は、例え
ば、上述した方法により製造した外層体5に、常法に従
って製造した吸収性本体10を公知の接合手段により接
合固定し、更に腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部B
の両側縁B1,B2とを接合することにより得られる。
【0039】本実施形態の使い捨ておむつ1は、通常の
パンツ型の使い捨ておむつと同様にして使用することが
できる。そして、本実施形態の使い捨ておむつ1によれ
ば、胴周囲部Dに胴周囲部弾性部材9が配されているた
め、着用者の胴廻りにおけるフィット性が向上してお
り、漏れ防止性能にも優れている。しかも、胴周囲部弾
性部材9が、吸収体4が存在する部位において弾性伸縮
性を発現しないようになされているため、着用中におけ
る吸収体4の縮みやヨレが効果的に防止され、吸収体4
が本来有する吸収性能を充分に発揮させることができ
る。そのため、おむつ1に充分な吸収性能を維持しなが
ら、吸収体4の小型化、使用材料の削減等を図ることも
可能である。また、吸収体がひだ寄せされ難いので、す
っきりした外観であり、印刷されたデザインも見易い。
【0040】また、使い捨ておむつ1においては、胴周
囲部弾性部材の所定箇所が第2固定手段により固定され
ているため、胴周囲部弾性部材として、伸長応力が大き
い弾性部材や、タルクが表面に付着している天然ゴム等
の接着性の悪い弾性部材を用いた場合においても、ゴム
抜けが生じない。従って、胴回りに適正な締め付け力が
得られるように、胴周囲部弾性部材の伸長応力及びその
配設伸張率を適宜に決定することができ、効率的且つ経
済的に、フィット性や吸収性能、漏れ防止性能の向上を
図ることができる。また、本実施形態の使い捨ておむつ
1においては、第1固定手段のみにより胴周囲部弾性部
材を固定する場合と異なり、多量の接着剤を使用する必
要がないため、多量の接着剤による柔軟性の低下や肌へ
の悪影響、べたつきによる不快感等を生じる恐れがな
い。
【0041】また、本使い捨ておむつ1においては、レ
ッグ部弾性部材71が吸収体4が存在する部分におい
て、弾性伸縮性を発現しないようになされているため、
特に股下部におけるフィット性及び吸収性能に優れてい
る。しかも、レッグ部弾性部材71も胴周囲部弾性部材
9と同様に第1及び第2固定手段により固定されている
ため、一層、効率的且つ経済的に、フィット性や吸収性
能、漏れ防止性能の向上を図ることができる。
【0042】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能で
ある。例えば、胴周囲部弾性部材は、腹側部及び背側部
の何れか一方にのみ配されていても良い。また、腹側部
及び背側部に配されている場合であっても、腹側部及び
背側部の何れか一方のみにおいて、胴周囲部弾性部材
が、吸収体4の存在する部位において、弾性伸縮性を発
現しないようになされていても良い。
【0043】また、上記実施形態における胴周囲部弾性
部材9は、おむつ1の最外表面を形成するシート材(外
層シート)51とその内側のシート材(内層シート)5
2との間に配されていたが、これに制限されず、内層シ
ート52とその内側に配されるシート材との間や外層体
5の構成する他の二枚のシート材間、更に裏面シート3
と外層体5を構成するシート材との間等に配されていて
も良い。
【0044】また、レッグ部弾性部材71は、吸収体4
が存在する部位において、弾性伸縮性を発現するように
なされていても良い。
【0045】また、胴周囲部弾性部材9における弾性伸
縮性を発現する部分が、吸収体4が存在する部位に多少
重なっていても良い。また、吸収体4の両側縁の外方
に、胴周囲部弾性部材9が弾性伸縮性を発現しない部分
があっても良い。
【0046】また、胴周囲部弾性部材9を第2固定手段
により固定する部位は、弾性伸縮性を発現しない部分と
弾性伸縮性を発現する部分との境界線上の他、該境界線
から、弾性伸縮性を発現しない部分側又は弾性伸縮性を
発現する部分側に多少離れた位置であっても良い。
【0047】また、胴周囲部弾性部材9が、吸収体4が
存在する部位において、弾性伸縮性を発現しないように
なされている態様としては、胴周囲部弾性部材9が、複
数箇所において切断され、断片化されていても良い。
【0048】また、胴周囲部弾性部材9を固定する第1
固定手段とレッグ部弾性部材71を固定する第1固定手
段とは同一でも異なっていても良く、第2固定手段につ
いても同様である。
【0049】また、胴周囲部弾性部材9及び/又はレッ
グ部弾性部材71の切断箇所に、これらの弾性部材の切
断により生じた端部を遮蔽する遮蔽シートを設けても良
い。切断により生じた弾性部材の端部は、収縮して非機
能化されており、その切れ端が外側より透けて見えた
り、切断箇所の外層シートがダメージを受け、穴があい
たりする場合がある。その部分に隠蔽シートを設けるこ
とで、見栄えが良くなる。尚、隠蔽シートの形成材料と
しては、肌着に近い感触の高可撓性シートが好ましく、
具体的には織布、不織布、フィルム、透湿フィルム、開
孔フィルム、紙や、これらの複合材等が用いられる。
【0050】本発明は、パンツ型の使い捨ておむつの
他、一対のファスニングテープが設けられた展開型の使
い捨ておむつ、更には、パンツ型の生理用ナプキン等に
も適用することもできる。
【0051】
【発明の効果】本発明の吸収性物品によれば、製品開発
時に、胴回りに適正な締め付け力が得られるように、胴
周囲部弾性部材の伸長応力やその配設伸張率を自由に決
定でき、胴回りの柔軟性の悪化や肌への刺激等の不都合
を伴わずに、フィット性や吸収性能、漏れ防止性能を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態の使い捨ておむつ
を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す使い捨ておむつを展開状態
を示す分解斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す使い捨ておむつにおける外
層体の製造工程の一例の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 10 吸収性本体 2 表面シート 3 裏面シート 4 吸収体 41 吸収体の側縁 5 外層体 51 シート材(外層シート) 52 シート材(内層シート) 6 立体ガード 61 立体ガード弾性部材 7 レッグ開口部 70 レッグ部 71 レッグ部弾性部材 71a 第1弾性部材 71b 第2弾性部材 8 ウエスト開口部 81 ウエスト弾性部材 9 胴周囲部弾性部材 A 腹側部 B 背側部 C 股下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B029 BD09 BD10 BD12 BD13 4C098 AA09 CC01 CC03 CC07 CC10 CC11 CC12 CC15 CE05 CE09 DD22 DD23 DD24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
    面シート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体
    を備え、腹側部、背側部及び股下部を有し、腹側部及び
    /又は背側部の幅方向に、複数の胴周囲部弾性部材が所
    定間隔で配されている吸収性物品において、 前記胴周囲部弾性部材は、前記吸収体が存在する部位に
    おいては、弾性伸縮性を発現しないようになされ、該吸
    収体の両側縁の外方においては、第1固定手段により吸
    収性物品の構成材に固定されて弾性伸縮性を発現するよ
    うになされており、 前記胴周囲部弾性部材は、弾性伸縮性を発現しない部分
    と弾性伸縮性を発現する部分との境界部付近において、
    第2固定手段により吸収性物品の構成材に固定されてい
    る吸収性物品。
  2. 【請求項2】 第1固定手段が接着剤であり、第2固定
    手段がヒートシールである請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】 第1固定手段および第2固定手段が接着
    剤であり、該第2固定手段が、第1固定手段よりも強い
    接合強度を有する請求項1記載の吸収性物品。
  4. 【請求項4】 着用者の脚廻りに配される一対のレッグ
    部に、一方のレッグ部から股下部を横断して他方のレッ
    グ部に亘るように、レッグギャザー形成用のレッグ部弾
    性部材が配されており、該レッグ部弾性部材は、前記吸
    収体が存在する部位においては、弾性伸縮性を発現しな
    いようになされ、前記吸収体の両側縁の外方において
    は、吸収性物品の構成材に固定されて弾性伸縮性を発現
    するようになされている請求項1〜3の何れかに記載の
    吸収性物品。
  5. 【請求項5】 前記吸収体の両側縁の外方における前記
    レッグ部弾性部材は、第1固定手段により吸収性物品の
    構成材に固定されており、該レッグ部弾性部材は、弾性
    伸縮性を発現しない部分と弾性伸縮性を発現する部分と
    の境界部付近において、第2固定手段により吸収性物品
    の構成材に固定されている請求項4に記載の吸収性物
    品。
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