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JP2002093613A - xDSLモデムトランス用磁心材料 - Google Patents

xDSLモデムトランス用磁心材料

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Publication number
JP2002093613A
JP2002093613A JP2000279101A JP2000279101A JP2002093613A JP 2002093613 A JP2002093613 A JP 2002093613A JP 2000279101 A JP2000279101 A JP 2000279101A JP 2000279101 A JP2000279101 A JP 2000279101A JP 2002093613 A JP2002093613 A JP 2002093613A
Authority
JP
Japan
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transformer
mol
thd
core material
frequency band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000279101A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Sezai
勇司 瀬在
Kazunori Hirai
一法 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Priority to TW090121869A priority patent/TW557455B/zh
Priority to US09/944,590 priority patent/US20020053654A1/en
Priority to EP01120755A priority patent/EP1189248A3/en
Priority to CN01133107A priority patent/CN1343991A/zh
Priority to KR10-2001-0056796A priority patent/KR100444540B1/ko
Publication of JP2002093613A publication Critical patent/JP2002093613A/ja
Priority to US10/717,579 priority patent/US20040113743A1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
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    • H01F27/255Magnetic cores made from particles

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ADSLなどの高速データ通信で使用されるモ
デムのトランス用磁心として好適な、広周波数帯域にお
いてTHD特性の優れた高性能なトランス用の磁心材料
を提供すること。 【解決手段】このため、主成分組成がMnO:22.0
〜34.5モル%およびZnO:12.0〜25.0モ
ル%を含み、残部が実質的にFe2 3 からなり、トラ
ンスのTHDが広周波数帯域において、−80dB以下
となるための、xDSLモデムトランス用磁心材料を提
供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ADSL(Asy
mmetric Digital Subscribe
r Line:非対称デジタル加入者回線)、VDSL
などのデジタル加入者回線(一般にxDSLと称され
る)におけるモデムで使用されるトランスの磁心材料に
係り、特にデータ通信時の伝送波形のTHD(Tota
l Harmonic Distortion:総高調
波歪)特性が広周波数帯域において優れたトランス用M
n−Zn系フェライト材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器分野では、機器の小型
化、薄型化、高性能化等が求められている。また通信機
器分野において、ISDN(総合デジタル通信網)等の
インターフェース用のパルストランスにおいては、伝送
特性を良くするためには広周波数帯域で1次巻線のイン
ピーダンスが高くなければならず、そのためには1次巻
線には高いインダクタンスが必要となる。このためIT
U(国際電気通信連合)−T勧告I.430等の規格で
は、パルストランスの1次巻線のインダクタンスは20
mH以上確保するように定められている。
【0003】さらに上記のように電子機器を小型化、薄
型化するためにはトランスを小型化、薄型化しなければ
ならず、そのためにトランスに使用する磁心材料を高透
磁率化したり(特開平6−263447号公報、特開平
7−94314号公報、特開平7−169612号公
報、特開平7−211530号公報、特開平7−278
764号公報、特開平7−297034号公報、特開平
8−85821号公報、特開平8−97045号公報、
特開平9−246034号公報、特開平10−1244
7号公報、特開平10−335130号公報)、トラン
スの形状を薄型化したり(特開平7−201582号公
報、特開平7−201585号公報、特開平7−201
588号公報、特開平7−201589号公報、特開平
7−201590号公報)、EE形状のような分割型の
磁心の場合には結合面を鏡面加工すること(特開平9−
246034号公報)等により必要なインダクタンスを
確保している。
【0004】また、アナログ信号を伝送する電話回線
と、デジタル信号を取り扱う情報端末機やコンピュータ
との接続に用いられるモデムにおけるトランスも同様に
高いインダクタンスが必要となる(特開平11−176
643号公報、特開平11−186044号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでインターネッ
トの急速な普及により、従来技術に比べて大容量のデー
タをより高速に通信できる通信方式への需要が高まり、
ADSLなどの新しい通信方式が開発されてきた。AD
SLにはデジタル信号とアナログ信号とを変換するモデ
ムが必要となる。
【0006】このADSL技術は、上り信号が16〜6
40kb/s、下り信号が1.5〜9Mb/sと従来技
術に比べて伝送速度が非常に高速で、動作周波数帯域も
30kHz〜1.1MHzと高い。このためモデムに使
用されるトランスは、従来技術に比べ、インピーダンス
を高くするためのインダクタンスは小さくしてもよい。
従ってトランスの磁心材料の透磁率は従来技術の場合よ
りも小さくてよく、EE形状のような分割型の磁心の場
合でも結合面を鏡面加工する必要がない。
【0007】しかし一方ではこのようなADSLによる
高速データ通信において、高速度でデータ信号を伝送す
るためには、モデムで使用されるトランスは伝送波形の
歪やノイズが小さく伝送エラーの発生割合がより小さく
なけれはならないので、THDの小さくなる磁心材料が
求められる。
【0008】このためには磁心材料は、渦電流損失、ヒ
ステリシス損失、残留損失といった交流磁場中での損失
が小さくなければならない。
【0009】なおTHDとは下記(1)式で表されるよ
うに、データ通信時の入力データの基本信号に対する総
高調波とノイズ成分の割合のことを意味するので、伝送
波形の歪やノイズが小さい程THDは小さくなる。
【0010】 従って本発明の目的は、上記課題を解決するために、A
DSL等の高速データ通信で使用されるモデムのトラン
ス用磁心として好適な、広周波数帯域においてTHD特
性の優れた高性能なトランス用の磁心材料を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような上記本発明の
目的は、下記(1)〜(5)により達成することができ
る。
【0012】(1)主成分組成がMnO:22.0〜3
4.5モル%及びZnO:12.0〜25.0モル%を
含み、残部が実質的にFe2 3 からなり、トランスの
THDが広周波数帯域において、−80dB以下となる
ための、xDSLモデムトランス用磁心材料を提供す
る。
【0013】(2)前記(1)に記載されたxDSLモ
デムトランス用磁心材料において、MnO:23.8〜
24.2モル%、ZnO:23.0〜23.4モル%、
Fe 2 3 :52.6〜53.0モル%となる組成であ
って、広周波数帯域におけるトランスのTHDを−85
dB以下となるための、xDSLモデムトランス用磁心
材料を提供する。
【0014】(3)前記(1)に記載されたxDSLモ
デムトランス用磁心材料において、MnO:26.1〜
26.5モル%、ZnO:20.1〜20.5モル%、
Fe 2 3 :53.2〜53.6モル%となる組成であ
って、広周波数帯域におけるトランスのTHDを−85
dB以下となるための、xDSLモデムトランス用磁心
材料を提供する。
【0015】(4)前記(1)に記載されたxDSLモ
デムトランス用磁心材料において、MnO:23.0〜
23.4モル%、ZnO:23.4〜23.8モル%、
Fe 2 3 :53.0〜53.4モル%となる組成であ
って、広周波数帯域におけるトランスのTHDを−40
〜+85℃の広温度帯域において−80dB以下となる
ための、xDSLモデムトランス用磁心材料を提供す
る。
【0016】(5)前記(1)〜(4)に記載されたx
DSLモデムトランス用磁心材料において、磁心の中脚
部の底板部からの高さと外脚部の一部の底板部からの高
さとを同一として、広周波数帯域におけるトランスのT
HDを−75dB以下となるためのxDSLモデムトラ
ンス用磁心材料を提供する。
【0017】これにより下記の作用効果を奏する。
【0018】(1)MnOを22.0〜34.5モル
%、ZnOを12.0〜25.0モル%、残部を実質的
にFe2 3 からなる、xDSL用のモデムのトランス
用磁心材料を提供することにより、トランスのTHD特
性が広周波数帯域において−80dB以下となり、この
ため高速データ通信における伝送波形の歪やノイズが小
さくなり、伝送エラーの発生を防止でき、高精度でデー
タ信号を伝送することができる。
【0019】(2)特にMnOを23.8〜24.2モ
ル%、ZnOを23.0〜23.4モル%、Fe2 3
を52.6〜53.0モル%の組成のxDSL用のモデ
ムのトランス用磁心材料を提供することによりトランス
のTHD特性が広周波数帯域において−85dB以下と
することができるので、高速データ通信における伝送波
形の歪やノイズを一層小さくすることができ、伝送エラ
ーの発生をさらに防止でき、より高精度でデータ信号を
伝送することができる。
【0020】(3)またMnOを26.1〜26.5モ
ル%、ZnOを20.1〜20.5モル%、Fe2 3
を53.2〜53.6モル%の組成のxDSL用のモデ
ムのトランス用磁心材料を提供することによりトランス
のTHD特性が広周波数帯域において−85dB以下と
することができるので、高速データ通信における伝送波
形の歪やノイズを一層小さくすることができ、伝送エラ
ーの発生をさらに防止でき、より高精度でデータ信号を
伝送することができる。
【0021】(4)さらにMnOを23.0〜23.4
モル%、ZnOを23.4〜23.8モル%、Fe2
3 を53.0〜53.4モル%の組成のxDSL用のモ
デムのトランス用磁心材料を提供することにより、トラ
ンスのTHD特性が−40〜+85℃の広い温度帯域に
わたって、しかも広周波数帯域において−80dB以下
とすることができるので、温度変化のはげしい雰囲気に
おいても、xDSL高速データ通信における伝送波形の
歪やノイズが小さくなり、伝送エラーの発生を防止で
き、高精度でデータ信号を伝送することができる。
【0022】(5)前記(1)〜(4)に記載したxD
SLモデムトランス用磁心材料により、磁心の中脚部の
底板部からの高さと外脚部の一部の底板部からの高さと
を同一としたので、xDSLの、広周波数帯域における
トランスのTHDを−75dB以下となるものを、前記
中脚部と外脚部の一部とを同一の研磨工程で同時に多数
研磨加工することができるので、前記トランス用磁心の
加工を量産性よく行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を表1及び
図1〜図4にもとづき説明する。表1は本発明の実施例
及び比較例を示すサンプルの組成分及び特性を示し、図
1はTHD測定を行った磁心の形状を示し、図2はTH
D測定の回路図を示し、図3はTHDの広周波数帯域特
性を示し、図4は温度変化を与えたときの測定値の一例
を示す。
【0024】本発明において、主成分の出発原料として
Fe2 3 、Mn3 4 、ZnOを使用した。また副成
分としては、SiO2 :30〜180ppm 、CaC
3 :100〜2000ppm 、Nb2 5 :0〜300
ppm 、V2 5 :0〜500ppm、MoO3 :0〜40
0ppm 、ZrO:0〜300ppm 、Bi2 3 :0〜8
00ppm 、SnO2 :0〜3500ppm 、P:0〜10
0ppm のうち2種以上を含有せしめる。
【0025】焼成後の成分が表1に示す通りになるよう
に、出発原料を秤量し、湿式混合後乾燥させ、大気中で
2時間900℃で仮焼成した。
【0026】得られた仮焼成体に副成分を添加し、粉砕
することにより混合した。混合後、適当なバインダー、
例えばポリビニルアルコールを加え、スプレードライヤ
ー等で造粒し、EP形状に成形した。さらに得られた成
形体を、酸素濃度を制御した雰囲気下において1400
℃で焼成して、図1に示す如き、Mn−Zn系フェライ
ト焼成体を得た。
【0027】次いでこれらのMn−Zn系フェライト焼
結体をトランスの磁心として用い、THD測定を行っ
た。
【0028】評価条件について説明する。磁心は、図1
に示す如く、EP形状の磁心1を使用した。すなわち、
中脚部2と外脚部3を底板部4で接続して磁心1を構成
する。中脚部2は円柱状に形成され、外脚部3はその断
面内側の線が円柱状の中脚部2の軸を中心とする凹状の
円弧を含むように形成されている。
【0029】この磁心1は2個で使用され、中脚部2、
外脚部3が互いに重なる状態で使用される。このとき中
脚部2は1次巻線と2次巻線が巻回されたボビンに挿入
される。インダクタンスを適切な値に調整するために、
必要に応じて磁心の中脚部に、ΔGのギャップを設け
る。
【0030】すなわちギャップが必要な場合、磁心1の
少なくとも1つはその中脚部2の底板4からの高さh1
と、外脚部3の底板4からの高さh2 がh2 =h1 +Δ
Gとなり、2つの磁心1を重ねて使用したとき少なくと
もΔGのギャップが存在する。
【0031】巻線はリーケージインダクタンスを小さく
するために1次巻線を2分割して、1次巻線(70ター
ン)−2次巻線(140ターン)−1次巻線(70ター
ン)というサンドイッチ巻きとした。このようなトラン
スを、オーディオアナライザに接続し、THDを測定し
た。オーディオアナライザとしては、Audio Pr
ecision社製のSystem2を使用し、図2に
示す如く、1次巻線Npを10Ωの抵抗を直列接続して
端子t1 、t2 に接続し、2次巻線Nsには50Ωの抵
抗を並列接続して端子t3 、t4 に接続する。なお、測
定機のジェネレータ側には40Ωの抵抗が直列に接続さ
れているので、トランスの1次側は50Ωの抵抗が直列
に接続されていることになる。
【0032】このようなトランスの1次巻線Npに、端
子t1 、t2 より、トランスの1次側両端の電圧2.5
V、周波数5kHz、30kHz及び100kHzのデ
ータ信号を入力し、その2次巻線Ns側の出力される伝
送波形を端子t3 、t4 より入力して分析し、25℃に
おけるTHDを測定した。このときTHD測定と同条件
でトランスの磁心の交流磁場中での損失も測定した。こ
れらの測定結果を表1に示す。
【0033】THDの周波数特性としては、図3に示す
如く、低周波数におけるTHDよりも高周波数における
THDが小さな値を示し、優れた特性となるので、例え
ば5kHzの値を測定することにより、それより上の広
周波数帯域の特定を判断することができる。
【0034】
【表1】
【0035】この表1に示す如く、Mn−Zn系フェラ
イト材料の主成分がMnO:22.0〜34.5モル%
およびZnO:12.0〜25.0モル%を含み、残部
が実質的にFe2 3 からなる場合において交流磁場中
での損失が小さくなり、その結果、トランスのTHDが
広周波数帯域において−80dB以下という小さい値に
なることが明らかとなった。
【0036】従ってトランスにこの組成のフェライト磁
心を内蔵したモデムでADSLのような高速データ通信
を行った場合、トランスでの伝送波形の歪やノイズが小
さく、伝送エラーの発生を防止できるため高精度でデー
タ信号を伝送することができる。
【0037】この表1のなかでも実施例1と実施例2と
実施例3を参照して、MnO:23.8〜24.2モル
%、ZnO:23.0〜23.4モル%、Fe2 3
52.6〜53.0モル%の組成においては、トランス
のTHD特性は広周波数帯域において−85dB以下と
いう特に優れた値となることが判明した。
【0038】更に、実施例4と実施例5と実施例6を参
照して、MnO:26.1〜26.5モル%、ZnO:
20.1〜20.5モル%、Fe2 3 :53.2〜5
3.6モル%となる組成においては、これまたトランス
のTHD特性は広周波数帯域において−85dB以下と
いう特に優れた値となることが判明した。
【0039】また実施例7と実施例8と実施例9の、M
nO:23.0〜23.4モル%、ZnO:23.4〜
23.8モル%、Fe2 3 :53.0〜53.4モル
%となる組成では、図4に示す如く、−40〜+85℃
の広い温度帯域にわたって5kHzにおいてもTHDが
−80dB以下となったことから、広周波数帯域、広温
度帯域においてトランスのTHD特性が優れることが判
明した。
【0040】次に本発明の数値範囲の限定理由について
説明する。
【0041】表1の比較例に示す如く、Mn−Zn系フ
ェライト材料の主成分組成が34.5モル%より大きく
なるが、またはZnOの組成が12.0モル%より小さ
くなると、磁心材料の交流磁場中での損失が大きくな
り、THDが高くなる。
【0042】またMnOの組成が22.0モル%より小
さくなるかまたはZnOの組成が25.0モル%より大
きくなるとキュリー点が実使用温度領域まで低下し、フ
ェライトとしての特性が失われるものとなる。
【0043】したがって、Mn−Zn系フェライト材料
の主成分が、MnO:22.0〜34.5モル%および
ZnO:12.0〜25.0モル%を含み、残部が実質
的にFe2 3 からなるという組成物範囲から外れる
と、ADSL等の高速データ通信におけるモデムに使用
されるトランス用磁心として使用した場合、高精度でデ
ータ信号を伝送することが困難であることが明らかであ
る。
【0044】表1に示す各実施例のように、Mn−Zn
系フェライト材料の主成分組成がMnO:22.0〜3
4.5モル%およびZnO:12.0〜25.0モル%
を含み、残部が実質的にFe2 3 からなる場合におい
て、広周波数帯域においてトランスのTHD特性に優れ
たMn−Zn系フェライト材料を得ることができ、AD
SLなどの高速データ通信におけるモデムに使用される
トランス用磁心として使用したとき、トランスでの伝送
波形の歪やノイズが小さく、伝送エラーの発生を防止す
ることができるため、高精度でデータ信号を伝送するこ
とができる。
【0045】また本発明において、トランスの磁心の形
状は、上記のEP形状に限らず、E形の磁心を1対組合
わせたEE形状のもの、E形の磁心とI形の磁心を組合
わせたEI形状のもの、図6の平面図(A)、斜視図
(B)に示す如く、ディスク部11とその周縁に一体に
形成されるリング部12、13と、ディスク部11の中
央部に形成されるスラグ部14等を具備するRM形状磁
心10、図7の平面図(A)、断面図(B)に示す如
く、ディスク部21の周縁に一体に形成されるリング部
22、23と、切欠部24と、ディスク部21の中心に
一体に形成されるスラグ部25等を具備するポット形状
磁心20、図8に示す如く、接続部31に側方脚部3
2、33と中間脚部34等を具備するEPC形状磁心3
0等にも適用することができ、いずれの形状において
も、広周波数帯域におけるトランスのTHDを−75d
B以下とすることができる。
【0046】本発明の第2の実施の形態では、前記図1
に示すEP形状の磁心のギャップの加工を、図5に示す
如く、量産性を高めるため矢印Aで示す如く、中脚部
2′の頭部分のみでなく、外脚部3′まで貫通させてΔ
Gのギャップ加工(以下このギャップをスルーギャップ
という)する。このギャップ加工後にトランスのTHD
測定を行ったところ、図1に示すセンターギャップのみ
の場合に比べて2dB程度しか高くならず、ギャップ加
工をこのようなスルーギャップにしてもトランスのTH
Dが広周波数帯域において−75dB以下という小さな
値になることが明らかになった。
【0047】しかもスルーギャップは、センターギャッ
プのときの研磨手段を中脚部2′から外脚部3′まで矢
印Aに示す如く、研磨させることができるので、この矢
印方向に多数の磁心を並べておき、一回の研磨工程で多
数の磁心を同時に加工することが可能となり、磁心のギ
ャップの加工を量産性良く行うことができる。
【0048】このように磁心のギャップ加工をスルーギ
ャップにしても、ADSLなどの高速データ通信におけ
るモデムに使用したときに、トランスでの伝送波形の歪
やノイズが小さく、伝送エラーの発生を防止することが
できるため、高精度でデータ信号を伝送することができ
る。
【0049】このようなスルーギャップは、EP形状の
みならず、RM形状、Pot形状、EPC形状などにも
適用できる。
【0050】なお前記説明ではADSLについて記載し
たが、本発明は勿論これに限定されるものではなくVD
SL等xDSLに広く適用可能なものである。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば下記の効果を奏すること
ができる。
【0052】(1)MnOを22.0〜34.5モル
%、ZnOを12.0〜25.0モル%、残部を実質的
にFe2 3 からなる、xDSL用のモデムのトランス
用磁心材料を提供することにより、トランスのTHD特
性が広周波数帯域において−80dB以下となり、この
ため高速データ通信における伝送波形の歪やノイズが小
さくなり、伝送エラーの発生を防止でき、高精度でデー
タ信号を伝送することができる。
【0053】(2)特にMnOを23.8〜24.2モ
ル%、ZnOを23.0〜23.4モル%、Fe2 3
を52.6〜53.0モル%の組成のxDSL用のモデ
ムのトランス用磁心材料を提供することにより、トラン
スのTHD特性が広周波数帯域において−85dB以下
とすることができるので、高速データ通信における伝送
波形の歪やノイズを一層小さくすることができ、伝送エ
ラーの発生をさらに防止でき、より高精度でデータ信号
を伝送することができる。
【0054】(3)またMnOを26.1〜26.5モ
ル%、ZnOを20.1〜20.5モル%、Fe2 3
を53.2〜53.6モル%の組成のxDSL用のモデ
ムのトランス用磁心材料を提供することにより、トラン
スのTHD特性が広周波数帯域において−85dB以下
とすることができるので、高速データ通信における伝送
波形の歪やノイズを一層小さくすることができ、伝送エ
ラーの発生をさらに防止でき、より高精度でデータ信号
を伝送することができる。
【0055】(4)さらにMnOを23.0〜23.4
モル%、ZnOを23.4〜23.8モル%、Fe2
3 を53.0〜53.4モル%の組成のxDSL用のモ
デムのトランス用磁心材料を提供することにより、トラ
ンスのTHD特性が−40〜+85℃の広い温度帯域に
わたって、しかも広周波数帯域において−80dB以下
とすることができるので、温度変化のはげしい雰囲気に
おいても、xDSL高速データ通信における伝送波形の
歪やノイズが小さくなり、伝送エラーの発生を防止で
き、高精度でデータ信号を伝送することができる。
【0056】(5)前記(1)〜(4)に記載したxD
SL高速データ通信におけるモデムのトランス用磁心材
料により、磁心の中脚部の底板部からの高さと外脚部の
一部の底板部からの高さとを同一としたので、xDSL
高速データ通信用の、広周波数帯域におけるトランスの
THDを−75dB以下となるものを、前記中脚部と外
脚部の一部とを同一の研磨工程で同時に研磨加工するこ
とができるので、効率よく前記トランス用磁心を加工す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】THD測定を行った磁心形状説明図である。
【図2】THD測定の回路図である。
【図3】THDの広周波数帯域特性である。
【図4】温度変化を与えたときのTHD測定値の1例
(実施例7、実施例8、実施例9)である。
【図5】ギャップ加工の量産性向上状態説明図である。
【図6】RM形状磁心説明図である。
【図7】ポット形状磁心説明図である。
【図8】EPC形状磁心説明図である。
【符号の説明】
1 EP形状磁心 2 中間脚 3 外脚部 4 底板部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月12日(2000.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】表1の比較例に示す如く、Mn−Zn系フ
ェライト材料の主成分組成が、MnOの組成が34.5
モル%より大きくなる、またはZnOの組成が12.
0モル%より小さくなると、磁心材料の交流磁場中での
損失が大きくなり、THDが高くなる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G018 AA01 AA02 AA08 AA16 AA17 AA18 AA21 AA25 AA31 AA33 AA35 AA37 AB02 5E041 AB02 AB19 BD01 CA02 NN00 NN02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主成分組成がMnO:22.0〜34.5
    モル%及びZnO:12.0〜25.0モル%を含み、
    残部が実質的にFe2 3 からなり、トランスのTHD
    が広周波数帯域において、−80dB以下となるため
    の、xDSLモデムトランス用磁心材料。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されたxDSLモデムトラ
    ンス用磁心材料において、MnO:23.8〜24.2
    モル%、ZnO:23.0〜23.4モル%、Fe2
    3 :52.6〜53.0モル%となる組成であって、広
    周波数帯域におけるトランスのTHDを−85dB以下
    となるための、xDSLモデムトランス用磁心材料。
  3. 【請求項3】請求項1に記載されたxDSLモデムトラ
    ンス用磁心材料において、MnO:26.1〜26.5
    モル%、ZnO:20.1〜20.5モル%、Fe2
    3 :53.2〜53.6モル%となる組成であって、広
    周波数帯域におけるトランスのTHDを−85dB以下
    となるための、xDSLモデムトランス用磁心材料。
  4. 【請求項4】請求項1に記載されたxDSLモデムトラ
    ンス用磁心材料において、MnO:23.0〜23.4
    モル%、ZnO:23.4〜23.8モル%、Fe2
    3 :53.0〜53.4モル%となる組成であって、広
    周波数帯域におけるトランスのTHDを−40〜+85
    ℃の広温度帯域において−80dB以下となるための、
    xDSLモデムトランス用磁心材料。
  5. 【請求項5】請求項1〜4に記載されたxDSLモデム
    トランス用磁心材料において、磁心の中脚部の底板部か
    らの高さと外脚部の一部の底板部からの高さとを同一と
    して、広周波数帯域におけるトランスのTHDを−75
    dB以下となるためのxDSLモデムトランス用磁心材
    料。
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