JP2002090472A - 時計表示付照明器具 - Google Patents
時計表示付照明器具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 夜間でも天井を見るだけで、容易に時刻確認
ができる時計表示付照明器具の提供を図る。 【解決手段】 照明器具1の内部に、時計本体3と、時
計本体3の像を形成するための光源を備えた投影機構1
0とを設け、この投影機構10により拡大した時計表示
投影像を透光体2の内面に映し出させる。投影機構10
としては、2枚のレンズ4,4a及び反射鏡5,5aに
より、時計本体3の像を透光体2に結像させることがで
きるものを例示できる。
ができる時計表示付照明器具の提供を図る。 【解決手段】 照明器具1の内部に、時計本体3と、時
計本体3の像を形成するための光源を備えた投影機構1
0とを設け、この投影機構10により拡大した時計表示
投影像を透光体2の内面に映し出させる。投影機構10
としては、2枚のレンズ4,4a及び反射鏡5,5aに
より、時計本体3の像を透光体2に結像させることがで
きるものを例示できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、照明器具に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、夜間に室内にて就寝している者
が、時刻を確認しようとする際、枕元や壁にある時計を
見て確認を行っていた。
が、時刻を確認しようとする際、枕元や壁にある時計を
見て確認を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、夜間である
ため、室内は暗闇であるか、あるいは照明器具の常夜灯
の弱い明かりしかなく、また、就寝者自身も寝覚めのう
つろな目であるため、時刻を確認することが容易ではな
かった。特に、就寝者が視力の弱い人の場合、眼鏡等は
外している状態であるため、より困難であった。
ため、室内は暗闇であるか、あるいは照明器具の常夜灯
の弱い明かりしかなく、また、就寝者自身も寝覚めのう
つろな目であるため、時刻を確認することが容易ではな
かった。特に、就寝者が視力の弱い人の場合、眼鏡等は
外している状態であるため、より困難であった。
【0004】また、目覚まし時計で文字盤に照明装置を
組み込んだものが存在するが、照明の操作をボタン等に
より行う必要があるため、就寝者が枕元の時計を探し
て、前記操作を行うのは面倒であった。本願発明は上記
のことを課題として、その解決を図るものである。
組み込んだものが存在するが、照明の操作をボタン等に
より行う必要があるため、就寝者が枕元の時計を探し
て、前記操作を行うのは面倒であった。本願発明は上記
のことを課題として、その解決を図るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、天
井に直接取り付けられる形であって、発光体が内部に収
納され、外部に半透明の透光体2が設けられた照明器具
1において、内部に時計本体3と、時計本体3の像を形
成するための光源を備えた投影機構10とを備え、この
投影機構10が、時計本体3より拡大した時計表示投影
像6を透光体2の内面に映し出させることにより、拡大
された時計表示6aを透光体2の外部から視認可能とし
た時計表示付照明器具を提供することにより、上記課題
を解決する。
井に直接取り付けられる形であって、発光体が内部に収
納され、外部に半透明の透光体2が設けられた照明器具
1において、内部に時計本体3と、時計本体3の像を形
成するための光源を備えた投影機構10とを備え、この
投影機構10が、時計本体3より拡大した時計表示投影
像6を透光体2の内面に映し出させることにより、拡大
された時計表示6aを透光体2の外部から視認可能とし
た時計表示付照明器具を提供することにより、上記課題
を解決する。
【0006】また、本願の第2の発明は、天井に直接取
り付けられる形であって、発光体が内部に収納され、外
部に半透明の透光体2が設けられた照明器具1におい
て、内部に時計本体3が配位され、透光体2の一部に透
明窓が設けられ、透明窓を通して時計表示6aを視認可
能とした、時計表示付照明器具を提供することにより、
上記課題を解決する。
り付けられる形であって、発光体が内部に収納され、外
部に半透明の透光体2が設けられた照明器具1におい
て、内部に時計本体3が配位され、透光体2の一部に透
明窓が設けられ、透明窓を通して時計表示6aを視認可
能とした、時計表示付照明器具を提供することにより、
上記課題を解決する。
【0007】また、本願の第3の発明は、第1の発明に
係る時計表示付照明器具において、時計本体3が駆動部
3aと透明の文字盤3bと透明の歯車3c,3cとから
なり、歯車3c,3c上に表示された短針と長針の影に
よる像が、投光用光源8により、透光体2の内面に映し
出されることを特徴とする、時計表示付照明器具を提供
することにより、上記課題を解決する。
係る時計表示付照明器具において、時計本体3が駆動部
3aと透明の文字盤3bと透明の歯車3c,3cとから
なり、歯車3c,3c上に表示された短針と長針の影に
よる像が、投光用光源8により、透光体2の内面に映し
出されることを特徴とする、時計表示付照明器具を提供
することにより、上記課題を解決する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面と共に本願発明の
実施の形態について説明する。図1(A)は本願発明の
実施の形態に係る照明器具の側面図であり、図1(B)
は同底面図である。図2は照明器具の内部構造の説明図
であり、図3は時計表示の投影機構の説明図である。
実施の形態について説明する。図1(A)は本願発明の
実施の形態に係る照明器具の側面図であり、図1(B)
は同底面図である。図2は照明器具の内部構造の説明図
であり、図3は時計表示の投影機構の説明図である。
【0009】本願発明の実施の形態に係る照明器具1
は、蛍光ランプ11等の発光体が内部に収納された照明
器具で、照明器具全体のカバーとして例えばプラスチッ
ク製で、円盤状等の立体的加工が施された半透明の透光
体2を、蛍光ランプ11等の発光体の少なくとも下方に
設けたものである。この照明器具1の内部には、レンズ
4,4a及び反射鏡5,5aが固定され、レンズ4,4
aにより拡大された時計表示投影像6を透光体2に映し
出させることができるものである。即ち、投光用光源
8,時計本体3,レンズ4,4a,反射鏡5,5aを備
えた投影機構が、照明器具1の内部に配位されている。
は、蛍光ランプ11等の発光体が内部に収納された照明
器具で、照明器具全体のカバーとして例えばプラスチッ
ク製で、円盤状等の立体的加工が施された半透明の透光
体2を、蛍光ランプ11等の発光体の少なくとも下方に
設けたものである。この照明器具1の内部には、レンズ
4,4a及び反射鏡5,5aが固定され、レンズ4,4
aにより拡大された時計表示投影像6を透光体2に映し
出させることができるものである。即ち、投光用光源
8,時計本体3,レンズ4,4a,反射鏡5,5aを備
えた投影機構が、照明器具1の内部に配位されている。
【0010】照明器具1は、この例では、図2に示すよ
うに、2本の蛍光ランプ11,11を備えた天井直付け
型のもので、本体12の中央には電源装置及び取付機構
を備えたアダプタ13が設けられ、その外周寄りには、
点灯回路基板14と常夜灯電球15と、電源スイッチ1
6とを備える。本体12のケーシングの外周部17に
は、内枠18と外枠19とからなる枠体が着脱可能に取
り付けられ、内枠18と外枠19との間に透光体2の外
周が固定されている。本体の下面側には、反射板20が
配位され、この反射板20の内側に点灯回路基板14や
電源スイッチ16等が収められている。そして、この反
射板20の下側に、取付金具9を介して、投影機構10
が取り付けられている。
うに、2本の蛍光ランプ11,11を備えた天井直付け
型のもので、本体12の中央には電源装置及び取付機構
を備えたアダプタ13が設けられ、その外周寄りには、
点灯回路基板14と常夜灯電球15と、電源スイッチ1
6とを備える。本体12のケーシングの外周部17に
は、内枠18と外枠19とからなる枠体が着脱可能に取
り付けられ、内枠18と外枠19との間に透光体2の外
周が固定されている。本体の下面側には、反射板20が
配位され、この反射板20の内側に点灯回路基板14や
電源スイッチ16等が収められている。そして、この反
射板20の下側に、取付金具9を介して、投影機構10
が取り付けられている。
【0011】投光用光源8は、小型の電球を用いる。そ
の必要な照度は、蛍光ランプ11等の発光体の消灯時、
透光体2に時計表示投影像6を映し出せる程度のもので
良い。この例では、常夜灯用電球15と別個の光源を用
いたが、常夜灯用電球15をそのまま用いても良い。投
光用光源8は、点灯,消灯の切替えを自在にすることに
より、時計表示投影像6の投影が不要な時はそれを消す
こともできる。また、この投光用光源8を常夜灯と兼用
とした場合には、常夜灯点灯時は、常に時計表示投影像
6が透光体2に投影される。なお、投光用光源8の電源
は、蛍光ランプ等の照明器具1全体の電源を用いてもよ
く、乾電池等の別個の直流電源を用いてもよい。
の必要な照度は、蛍光ランプ11等の発光体の消灯時、
透光体2に時計表示投影像6を映し出せる程度のもので
良い。この例では、常夜灯用電球15と別個の光源を用
いたが、常夜灯用電球15をそのまま用いても良い。投
光用光源8は、点灯,消灯の切替えを自在にすることに
より、時計表示投影像6の投影が不要な時はそれを消す
こともできる。また、この投光用光源8を常夜灯と兼用
とした場合には、常夜灯点灯時は、常に時計表示投影像
6が透光体2に投影される。なお、投光用光源8の電源
は、蛍光ランプ等の照明器具1全体の電源を用いてもよ
く、乾電池等の別個の直流電源を用いてもよい。
【0012】時計本体3は、アナログ表示の投影を行う
場合、指針駆動部3aと文字盤3bと指針3cから構成
される。指針駆動部3aは、通常の壁掛け時計等で使用
されるものをそのまま使用して良い。この例では、通常
の壁掛け時計と同じものでよいが、レンズ構成により時
計表示の投影像が逆像となる場合については、逆回転す
る構造のものとする必要がある。この例では、文字盤3
bを後に説明する反射鏡5aと一体にしており、反射鏡
5a上に、直接透光体2に投影する文字や模様を配位す
る。指針3cは文字盤3b上に回転するように配位され
ている。指針3cや文字盤3b上の文字表示は不透光性
材料を用い、その影を投影するか、着色した透光性材料
を用い着色像を投影するようにする。指針駆動部3aは
反射鏡5aの表側に来ないように配位する。なお、文字
盤3bの周囲など、投影を必要としない部分は、光を反
射しないように、或いは透光させないように、あらかじ
め黒塗り等の加工をしておいてもよい。なお、図示は省
略するが、文字盤3bと反射鏡5aとを別体とすること
も可能であり、その場合は、反射鏡5a上に透光可能な
文字盤3bを配位し、文字盤3b上に文字や模様を配位
する。指針3cは、文字盤3bの表面側に配位するか、
若しくは文字盤3bの裏面側(即ち、反射鏡5aと文字
盤3bとの間)に配位する。
場合、指針駆動部3aと文字盤3bと指針3cから構成
される。指針駆動部3aは、通常の壁掛け時計等で使用
されるものをそのまま使用して良い。この例では、通常
の壁掛け時計と同じものでよいが、レンズ構成により時
計表示の投影像が逆像となる場合については、逆回転す
る構造のものとする必要がある。この例では、文字盤3
bを後に説明する反射鏡5aと一体にしており、反射鏡
5a上に、直接透光体2に投影する文字や模様を配位す
る。指針3cは文字盤3b上に回転するように配位され
ている。指針3cや文字盤3b上の文字表示は不透光性
材料を用い、その影を投影するか、着色した透光性材料
を用い着色像を投影するようにする。指針駆動部3aは
反射鏡5aの表側に来ないように配位する。なお、文字
盤3bの周囲など、投影を必要としない部分は、光を反
射しないように、或いは透光させないように、あらかじ
め黒塗り等の加工をしておいてもよい。なお、図示は省
略するが、文字盤3bと反射鏡5aとを別体とすること
も可能であり、その場合は、反射鏡5a上に透光可能な
文字盤3bを配位し、文字盤3b上に文字や模様を配位
する。指針3cは、文字盤3bの表面側に配位するか、
若しくは文字盤3bの裏面側(即ち、反射鏡5aと文字
盤3bとの間)に配位する。
【0013】他の方法として、文字盤3bや指針3cに
LED等の発光体を埋め込むか、あるいは、時計本体の
表示をLED等の発光体によるデジタル表示として、前
述の投光用光源8を省略する方法も考えられる。そうす
ることにより、時計表示投影像6の投影に係る構成部品
の点数を減らすことができる。
LED等の発光体を埋め込むか、あるいは、時計本体の
表示をLED等の発光体によるデジタル表示として、前
述の投光用光源8を省略する方法も考えられる。そうす
ることにより、時計表示投影像6の投影に係る構成部品
の点数を減らすことができる。
【0014】レンズ4,4aは、ガラスや透明プラスチ
ックにより形成される凸レンズであり、時計表示投影像
6を拡大させる作用を持つ。拡大の原理は、図4に示す
ものであり、レンズ40近傍に置いた対象物30の像3
0aがレンズの反対側に拡大されて投影される。レンズ
4,4aは、時計本体3,反射鏡5,5a,透光体2そ
れぞれの距離に合わせて最適の焦点距離を持つものを適
用する。焦点距離の短いレンズの方がコンパクトに投影
機構を構成できるが、球面収差の影響が大きく、時計表
示投影像6の特に周縁部がひずみやすいため、本願実施
例においては、比較的焦点距離の長いレンズを2枚使用
することにより時計表示投影像6を拡大することとして
いる。また、他の方法として、非球面レンズ1枚を用い
て球面収差をなくす方法も考えられる。
ックにより形成される凸レンズであり、時計表示投影像
6を拡大させる作用を持つ。拡大の原理は、図4に示す
ものであり、レンズ40近傍に置いた対象物30の像3
0aがレンズの反対側に拡大されて投影される。レンズ
4,4aは、時計本体3,反射鏡5,5a,透光体2そ
れぞれの距離に合わせて最適の焦点距離を持つものを適
用する。焦点距離の短いレンズの方がコンパクトに投影
機構を構成できるが、球面収差の影響が大きく、時計表
示投影像6の特に周縁部がひずみやすいため、本願実施
例においては、比較的焦点距離の長いレンズを2枚使用
することにより時計表示投影像6を拡大することとして
いる。また、他の方法として、非球面レンズ1枚を用い
て球面収差をなくす方法も考えられる。
【0015】反射鏡5,5aは、光路を屈曲させて、構
成部品をコンパクトに照明器具1内部に収納するために
使用するもので、平面鏡を使用する。他の方法として、
反射鏡に凹面鏡を使用して、投影像の拡大機能も持た
せ、レンズ4を省略することもできる。
成部品をコンパクトに照明器具1内部に収納するために
使用するもので、平面鏡を使用する。他の方法として、
反射鏡に凹面鏡を使用して、投影像の拡大機能も持た
せ、レンズ4を省略することもできる。
【0016】時計表示投影像6を映し出すための各構成
部品の位置関係の一例を、図3に示す。この例では、投
光用光源8、2枚の反射鏡5、5a、時計本体3(反射
鏡5aと時計本体3は、この例の場合兼ねている)、2
枚のレンズ4,4aの順に配位することにより、横向き
に配位した投光用光源8により、下方に配位される透光
体2に、時計本体3の倒立虚像を結ばせている。なお、
この透光体2に投影された倒立虚像は、透光体2の内側
から見て倒立状態であり、これを透光体2の外側から見
ると、正立状態となるため、この例では、時計本体3は
通常の時計で良いこととなる。
部品の位置関係の一例を、図3に示す。この例では、投
光用光源8、2枚の反射鏡5、5a、時計本体3(反射
鏡5aと時計本体3は、この例の場合兼ねている)、2
枚のレンズ4,4aの順に配位することにより、横向き
に配位した投光用光源8により、下方に配位される透光
体2に、時計本体3の倒立虚像を結ばせている。なお、
この透光体2に投影された倒立虚像は、透光体2の内側
から見て倒立状態であり、これを透光体2の外側から見
ると、正立状態となるため、この例では、時計本体3は
通常の時計で良いこととなる。
【0017】透光体2は、半透明のプラスチック等の板
状体を任意形状に成形したものであり、透光体2の内側
に時計表示投影像6が映し出される。その投影面が平坦
であると、図5に示すように、レンズ4aの球面収差に
より光軸Aから離れるに従って、平坦な面である仮想平
面スクリーンXと結像面Yが離れる。そのため時計表示
投影像6の周縁部がひずむことになる。よって、時計表
示投影像6各部のピントが透光体2の各面で合うよう
に、透光体2の投影面部分を結像面Yに合わせた曲面形
状にすることが望ましい。なお、図5において、Aは光
軸、fは焦点、Xは仮想平面スクリーン、Yは結像面を
示す。
状体を任意形状に成形したものであり、透光体2の内側
に時計表示投影像6が映し出される。その投影面が平坦
であると、図5に示すように、レンズ4aの球面収差に
より光軸Aから離れるに従って、平坦な面である仮想平
面スクリーンXと結像面Yが離れる。そのため時計表示
投影像6の周縁部がひずむことになる。よって、時計表
示投影像6各部のピントが透光体2の各面で合うよう
に、透光体2の投影面部分を結像面Yに合わせた曲面形
状にすることが望ましい。なお、図5において、Aは光
軸、fは焦点、Xは仮想平面スクリーン、Yは結像面を
示す。
【0018】なお、照明器具1内の構成部品レイアウト
の関係により、それぞれの部品の位置関係は任意に変更
可能であり、例えば、反射鏡を用いずに、或いは、1枚
のみを用いて実施することもでき、さらに多くの反射鏡
を用いてもよい。また、レンズと透光体との間に1枚或
いは複数枚の反射鏡を配位して、レンズと透光体との間
の光学的距離を長くして、より大きな時計表示投影像6
を投影できるようにしてもよい。なお、時計本体3の位
置は、レンズ4の焦点にできるだけ近づけた方が、時計
表示投影像6をより大きくすることができる。
の関係により、それぞれの部品の位置関係は任意に変更
可能であり、例えば、反射鏡を用いずに、或いは、1枚
のみを用いて実施することもでき、さらに多くの反射鏡
を用いてもよい。また、レンズと透光体との間に1枚或
いは複数枚の反射鏡を配位して、レンズと透光体との間
の光学的距離を長くして、より大きな時計表示投影像6
を投影できるようにしてもよい。なお、時計本体3の位
置は、レンズ4の焦点にできるだけ近づけた方が、時計
表示投影像6をより大きくすることができる。
【0019】以上の実施の形態の他にも、本願発明は、
種々変更して実施し得る。例えば、透光体2の一部を透
明な窓状のものとし、そこをのぞき窓として内部の時計
表示6を直接視認することのできるようにすることもで
きる。この場合レンズは設けないか、焦点距離の長いも
のを使用する。
種々変更して実施し得る。例えば、透光体2の一部を透
明な窓状のものとし、そこをのぞき窓として内部の時計
表示6を直接視認することのできるようにすることもで
きる。この場合レンズは設けないか、焦点距離の長いも
のを使用する。
【0020】また他には、図6に示すように、反射鏡を
使わずに焦点距離の比較的短いレンズ4bを1つだけ使
用し、光路を反射屈曲させることなく時計表示投影像6
を透光体2に拡大投影する方法も考えられる。この場
合、部品点数を減少することができるが、先に説明した
レンズ4bの球面収差の影響を考慮して透光体2の形状
を工夫する必要がある。この図6の例は、電源装置及び
取付機構を備えたアダプタ13から透光可能な文字盤3
bを備えた時計本体3を吊下げ、その下方にレンズ4b
を支持したものであり、アダプタ13に設けられた常夜
灯用電球15を投光用光源8として用いたもので、その
下方に位置する時計本体3の実像を、レンズ4bによっ
てその下方に配位される透光体2に結ばせるものであ
る。
使わずに焦点距離の比較的短いレンズ4bを1つだけ使
用し、光路を反射屈曲させることなく時計表示投影像6
を透光体2に拡大投影する方法も考えられる。この場
合、部品点数を減少することができるが、先に説明した
レンズ4bの球面収差の影響を考慮して透光体2の形状
を工夫する必要がある。この図6の例は、電源装置及び
取付機構を備えたアダプタ13から透光可能な文字盤3
bを備えた時計本体3を吊下げ、その下方にレンズ4b
を支持したものであり、アダプタ13に設けられた常夜
灯用電球15を投光用光源8として用いたもので、その
下方に位置する時計本体3の実像を、レンズ4bによっ
てその下方に配位される透光体2に結ばせるものであ
る。
【0021】また、図7に示すように、前記投影機構に
ついて、時計本体と透光体との間におけるレンズを用い
ずに、投光用光源8からの光の拡散を利用したものとす
ることもできる。即ち、投光用光源8の下方に時計本体
3を配位し、この時計本体3の下方に位置する透光体2
の内面に、透光用光源8による時計本体3の影による像
を映し出すようにしたものである。より詳しくは、照明
器具内部の時計本体3は駆動部3aと文字盤3b、歯車
3c,3cとからなる。文字盤3bは透明な板で形成さ
れ、短針と長針は透明な歯車3c,3c上にそれらがそ
れぞれ描かれ形成される。文字盤3bは照明器具内部に
配位した投光用光源8と、透光体2の間に配位され、歯
車3c,3cが文字盤3bに対して回転可能なように、
軸支されている。時計の駆動部3aは、文字盤3bの外
部に設けられており、駆動部3aの回転が歯車の噛合に
より歯車3c,3cに伝達され、短針と長針の表示が回
転する。そして、文字盤3bの表示及び歯車3c,3c
上の短針と長針の表示が、時計表示投影像6として透光
体2の内面に拡大されて映し出され、その時計表示を透
光体2の外部から視認可能としている。なお、駆動部3
a等の影が透光体2に投影されないよう、文字盤の周囲
等は黒塗り等の光を透光させない加工を施しておくこと
が望ましい。尚、このような構成、即ち、短針と長針と
を透明板上に表示する構成や、さらに短針と長針とを表
示した透明板を、外周の歯車の歯等により、外周部分等
の中心以外の位置から駆動させることにより駆動機構を
透光体2に投影させないようにする構成については、先
の各実施の形態においても適用し得るものである。尚、
この実施の形態にあっても、像を拡大するためのレンズ
を併用することもできる。
ついて、時計本体と透光体との間におけるレンズを用い
ずに、投光用光源8からの光の拡散を利用したものとす
ることもできる。即ち、投光用光源8の下方に時計本体
3を配位し、この時計本体3の下方に位置する透光体2
の内面に、透光用光源8による時計本体3の影による像
を映し出すようにしたものである。より詳しくは、照明
器具内部の時計本体3は駆動部3aと文字盤3b、歯車
3c,3cとからなる。文字盤3bは透明な板で形成さ
れ、短針と長針は透明な歯車3c,3c上にそれらがそ
れぞれ描かれ形成される。文字盤3bは照明器具内部に
配位した投光用光源8と、透光体2の間に配位され、歯
車3c,3cが文字盤3bに対して回転可能なように、
軸支されている。時計の駆動部3aは、文字盤3bの外
部に設けられており、駆動部3aの回転が歯車の噛合に
より歯車3c,3cに伝達され、短針と長針の表示が回
転する。そして、文字盤3bの表示及び歯車3c,3c
上の短針と長針の表示が、時計表示投影像6として透光
体2の内面に拡大されて映し出され、その時計表示を透
光体2の外部から視認可能としている。なお、駆動部3
a等の影が透光体2に投影されないよう、文字盤の周囲
等は黒塗り等の光を透光させない加工を施しておくこと
が望ましい。尚、このような構成、即ち、短針と長針と
を透明板上に表示する構成や、さらに短針と長針とを表
示した透明板を、外周の歯車の歯等により、外周部分等
の中心以外の位置から駆動させることにより駆動機構を
透光体2に投影させないようにする構成については、先
の各実施の形態においても適用し得るものである。尚、
この実施の形態にあっても、像を拡大するためのレンズ
を併用することもできる。
【0022】なお、時計本体3aにアラーム機能を付加
して、目覚まし時計として使用することも可能である。
また、リモートコントローラーを別に設け、各機能をそ
れにより操作することもできる。さらに、短針と長針を
備えた時計のみを照明器具の内部に配位し、他方、文字
盤は透光体の内面又は外面に直接表示し、短針と長針の
像のみを透光体に映し出すようにしてもよい。
して、目覚まし時計として使用することも可能である。
また、リモートコントローラーを別に設け、各機能をそ
れにより操作することもできる。さらに、短針と長針を
備えた時計のみを照明器具の内部に配位し、他方、文字
盤は透光体の内面又は外面に直接表示し、短針と長針の
像のみを透光体に映し出すようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本願の第1の発明は、照明器具の透光体
に時計表示投影像が大きく映し出されるため、夜間でも
天井を見るだけで、容易に時刻確認ができるようになっ
た時計表示付照明器具を提供することができたものであ
る。本願の第2の発明は、比較的簡単な構造によって、
時刻確認ができるようになった時計表示付照明器具を提
供することができたものである。本願の第3の発明は、
照明器具の透光体に時計表示の影による像を表示させる
ことができる時計表示付照明器具を提供し得たものであ
る。
に時計表示投影像が大きく映し出されるため、夜間でも
天井を見るだけで、容易に時刻確認ができるようになっ
た時計表示付照明器具を提供することができたものであ
る。本願の第2の発明は、比較的簡単な構造によって、
時刻確認ができるようになった時計表示付照明器具を提
供することができたものである。本願の第3の発明は、
照明器具の透光体に時計表示の影による像を表示させる
ことができる時計表示付照明器具を提供し得たものであ
る。
【図1】(A)は本願発明の実施の形態に係る照明器具
の側面図であり、(B)は底面図である。
の側面図であり、(B)は底面図である。
【図2】本願発明の実施の形態に係る照明器具の内部構
造説明図である。
造説明図である。
【図3】本願発明の実施の形態に係る照明器具における
時計表示の投影機構の説明図である。
時計表示の投影機構の説明図である。
【図4】本願発明の実施の形態に係る照明器具における
時計表示の投影機構の原理説明図である。
時計表示の投影機構の原理説明図である。
【図5】本願発明の実施の形態に係る照明器具における
時計表示の投影機構の説明図である。
時計表示の投影機構の説明図である。
【図6】本願発明の他の実施の形態に係る照明器具にお
ける時計表示の投影機構の説明図である。
ける時計表示の投影機構の説明図である。
【図7】本願発明の他の実施の形態に係る照明器具にお
ける時計表示の投影機構の説明図である。
ける時計表示の投影機構の説明図である。
1 照明器具 2 透光体 3 時計本体 6 時計表示投影像 6a 時計表示 10 投影機構
Claims (3)
- 【請求項1】 天井に直接取り付けられる形であって、
発光体が内部に収納され、外部に半透明の透光体(2)
が設けられた照明器具(1)において、 内部に時計本体(3)と、時計本体(3)の像を形成す
るための光源を備えた投影機構(10)とを備え、 この投影機構(10)が、時計本体(3)より拡大した
時計表示投影像(6)を透光体(2)の内面に映し出さ
せることにより、拡大された時計表示(6a)を透光体
(2)の外部から視認可能とした時計表示付照明器具。 - 【請求項2】 天井に直接取り付けられる形であって、
発光体が内部に収納され、外部に半透明の透光体(2)
が設けられた照明器具(1)において、 内部に時計本体(3)が配位され、透光体(2)の一部
に透明窓が設けられ、透明窓を通して時計表示(6a)
を視認可能とした、時計表示付照明器具。 - 【請求項3】 時計本体(3)が駆動部(3a)と透明
の文字盤(3b)と透明の歯車(3c)(3c)とから
なり、歯車(3c)(3c)上に表示された短針と長針
の影による像が、投光用光源(8)により、透光体
(2)の内面に映し出されることを特徴とする、請求項
1に記載の時計表示付照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279436A JP2002090472A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 時計表示付照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000279436A JP2002090472A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 時計表示付照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002090472A true JP2002090472A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18764441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000279436A Pending JP2002090472A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 時計表示付照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002090472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108051994A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-18 | 张雨飞 | 具有动态悬浮指针的投影时钟 |
JP2020004735A (ja) * | 2019-09-30 | 2020-01-09 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置および照明制御システム |
-
2000
- 2000-09-14 JP JP2000279436A patent/JP2002090472A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108051994A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-18 | 张雨飞 | 具有动态悬浮指针的投影时钟 |
JP2020004735A (ja) * | 2019-09-30 | 2020-01-09 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置および照明制御システム |
JP2021103688A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-07-15 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置および照明制御システム |
JP7057549B2 (ja) | 2019-09-30 | 2022-04-20 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置および照明制御システム |
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