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JP2002089851A5 - - Google Patents

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JP2002089851A5
JP2002089851A5 JP2000278173A JP2000278173A JP2002089851A5 JP 2002089851 A5 JP2002089851 A5 JP 2002089851A5 JP 2000278173 A JP2000278173 A JP 2000278173A JP 2000278173 A JP2000278173 A JP 2000278173A JP 2002089851 A5 JP2002089851 A5 JP 2002089851A5
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Description

【発明の名称】加熱調理器
【特許請求の範囲】
【請求項1】加熱手段と、
火力設定を入力する一つの入力スイッチと、
この入力スイッチの入力信号に基づいて前記加熱手段を制御するとともに、
火力信号を出力する加熱制御手段と、
この加熱制御手段からの火力信号に基づいて、報知信号を出力する報知制御手段と、
この報知制御手段からの前記報知信号に基づいて設定された火力を報知音で報知する報知部と、を備え、
前記報知制御手段は、前記報知部を複数の火力設定のうち、特定の火力設定についてのみ前記報知音を変えるように制御することを特徴とする加熱調理器。
【請求項2】報知音は、その長さを変えるようにしたことをことを特徴とする請求項1項記載の加熱調理器。
【請求項3】入力スイッチを操作し始めたときに、報知音を変える特定の火力設定となるようにしたことを特徴とする請求項1項記載の加熱調理器。
【請求項4】報知音を変える特定の火力設定を、火力設定範囲の中央の火力としたことを特徴とする請求項1項記載の加熱調理器。
【請求項5】設定された火力を表示する表示部を備え、報知制御手段は報知部の報知音に同期して前記表示部を点灯させることを特徴とした請求項1〜4のいずれかに記載の加熱調理器。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ヒーターや誘導加熱コイル等の加熱手段を備えた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は例えば、特開平10−137119号公報に示された従来の加熱調理器の構成図である。図において1はヒーターや誘導加熱コイル等の加熱手段、2は加熱手段1を制御する加熱制御手段、加熱制御手段2に入力信号を与える入力スイッチ3、4、5、前記入力信号の状態を報知する報知部6とを備え、前記報知部6は報知制御手段7により前記入力信号に応じて個々のスイッチ3、4、5、に対応した異なる出力信号を報知するようになっている。
【0003】
使用者により入力スイッチ3から加熱制御手段2に入力があった場合、報知制御手段7は入力によって予め決められたように報知部6を制御し、第1の音声報知を行なう。同様に入力スイッチ4では第2の音声報知、入力スイッチ5では第3の音声報知を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の加熱調理器では、操作部に設けられた入力スイッチの数が多くなるとその数に応じた出力信号の報知音が必要となり、視覚に依存しないで入力されたスイッチを特定するためには、音声出力等、専用ICや回路が必要となるなど、安価で機器が構成できなくなり、又、単一のブザー音で入力信号を識別するのには無理があった。
【0005】
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、単一の入力スイッチの簡単な構成で加熱調理器の状態を視覚に依存することなく、容易に判別することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る加熱調理器は、加熱手段と、火力設定を入力する一つの入力スイッチと、この入力スイッチの入力信号に基づいて前記加熱手段を制御するとともに、火力信号を出力する加熱制御手段と、この加熱制御手段からの火力信号に基づいて、報知信号を出力する報知制御手段と、この報知制御手段からの前記報知信号に基づいて設定された火力を報知音で報知する報知部と、を備え、前記報知制御手段は、前記報知部を複数の火力設定のうち、特定の火力設定についてのみ前記報知音を変えるように制御するものである。
【0007】
また、報知音は、その長さを変えるようにしたものである。
【0008】
また、入力スイッチを操作し始めたときに、報知音を変える特定の火力設定となるようにしたものである。
【0009】
また、報知音を変える特定の火力設定を、火力設定範囲の中央の火力としたものである。
【0010】
また、設定された火力を表示する表示部を備え、報知制御手段は報知部の報知音に同期して前記表示部を点灯させるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1である加熱調理器の構成図、図2は同調理器の火力設定と報知音の設定の説明図である。
【0012】
図において1はヒーターや誘導加熱コイル等の加熱手段で、筐体10に1つ以上設けられている。2は加熱手段1を制御するとともに火力信号を出力する加熱制御手段、3は火力の設定をして加熱制御手段2に入力信号を与える入力スイッチ、11は入力スイッチ3を備える操作部、7は加熱制御手段2から出力された火力信号に基づいて、報知部6に報知信号を出力する報知制御手段である。
【0013】
前記のように構成された実施形態1の加熱調理器の動作を図1、2により説明する。加熱手段1の火力は、操作部11にある入力スイッチ3(例えばロータリーエンコーダースイッチ)を操作することにより、例えば、3段階(「強」、「中」、「弱」)と設定できるものとする。例えば、使用者が入力スイッチ3を「「強」」にするように切り替えると、その入力信号が加熱制御手段2に送られ、加熱制御手段2は加熱手段1に、火力「「強」」に対応する信号を送る。そして、加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を火力「「強」」に加熱する。
【0014】
このとき、加熱制御手段2は同時に、火力「強」の信号を報知制御手段7に送る。そして、報知制御手段7は、図2(c)に示すように、火力「強」に対応する報知制御信号、例えば0.1秒のパルスを報知部6に送り、報知部6は、仮にブザーとすると、0.1秒のパルスによりブザー音を発生する。
さらに、使用者が火力設定を「中」に変更するべく入力スイッチ3を操作すると、加熱制御手段2から加熱手段1と報知制御手段7に火力「中」の信号が送られ、図2(b)に示すところの火力「中」に対応する信号、例えば0.5秒のパルスを報知部6に送り、報知部6のブザーが0.5秒のブザー音を発生する。
このように、火力を「強」→「中」→「弱」→「強」、と設定を変えたとき、「中」が0.5秒と他の火力設定の報知音と異なるように変えている。
【0015】
以上のように、ある特定の火力設定に対応して報知音を変えたことにより、使用者が単一の入力スイッチによる簡単な構成により、視覚に依存することなく、聴覚により、火力の設定を容易に判別することができ、火力設定を「中」→「弱」→「強」→「中」→「弱」→「強」、のようにサイクリックに可変させても、現在の設定を報知音が異なる火力設定を基準にして、容易に判断することができる。
【0016】
なお、入力スイッチ3は、ロータリーエンコーダスイッチ、または、火力を「強」、「中」、「弱」、「強」等と設定できるスイッチであればよい。
【0017】
実施の形態2.
実施の形態1では、入力スイッチの操作開始動作と報知音を変える特定の火力設定との間の関連付けが特にされていないが、本実施の形態では、入力スイッチを操作し始めたときに、報知音を変える特定の火力設定となるようにしたものである。構成で実施の形態1の図1と異なる点は、報知制御手段7が、特定の設定(以下デフォルト設定という)を記憶するメモリーを備え、使用者が入力スイッチ3を初めて操作した時、予め決められた火力で動作するようにしている点である。デフォルト設定は、使用者が普段最も使用すると思われる火力設定を行い、例えば、実施の形態2の図2に示すように火力「中」を報知音の長さを、他の火力の設定時0.1秒とは異なる0.5秒とした。
また、入力スイッチ3は、例えば、ロータリー工ンコーダースイッチとし、3段階(「強」、「中」、「弱」)と設定できるものとした。
【0018】
次に、本実施の形態の動作を図3により説明する。図3(a)はロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を右回りに操作して火力「強」と設定するときの火力と報知音の状態を示し、図3(b)はロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を左回りに操作して火力「弱」と設定するときの火力と報知音の状態を示す。
【0019】
電源(図示せず)を入れ、火力「強」に設定するときは、図3(a)に示すように入力スイッチ3であるロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を右回りに操作する。すると、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力「中」がデフォルト設定としてあるので、まず、火力信号「中」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に0.5秒の報知信号を出力し、報知部6は0.5秒報知音を鳴らす。これが1回目の報知音である。
【0020】
そして、さらに右に回すと、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力信号「強」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に0.1秒の報知信号を出力し、報知部6は0.1秒報知音を鳴らす。これが2回目の報知音であり、火力「強」と設定されたことがわかる。このとき、加熱制御手段2は加熱手段1に、火力「強」に対応する信号を送る。加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を加熱する。
なお、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の操作により火力手段1が動作するのは、例えば、デフォルト設定とした火力「中」で報知音が鳴り始めてから2秒後となるように設定しておく。これは、火力「強」と設定する前に火力「中」で火力手段1が動作しないようにするためである。
【0021】
火力「弱」に設定するときは、図3(b)に示すようにロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を左回りに操作する。すると、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力「中」がデフォルト設定としてあるので、まず、火力信号「中」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に0.5秒の報知信号を出力し、報知部6は0.5秒報知音を鳴らす。これが1回目の報知音である。
【0022】
そして、さらに左に回すと、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力信号「弱」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に0.1秒の報知信号を出力し、報知部6は0.1秒報知音を鳴らす。これが2回目の報知音であり、火力「弱」と設定されたことがわかる。このとき、加熱制御手段2は加熱手段1に、火力「弱」に対応する信号を送る。加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を加熱する。
【0023】
以上のように、使用者が普段最も使用すると思われる火力設定を、デフォルト設定とし、この火力設定に対し報知音を他の火力と異なるようにしたので、単一の入力スイッチによる簡単な構成により、操作で視覚に依存することなく、聴覚で火力の設定を容易に判別することができ、さらに、多段階の火力設定を可能とする加熱調理器においては、多種多様な加熱調理に対して、使用頻度が高い火力の設定が、最も簡単な操作で実行できるようになる。
【0024】
実施の形態3.
実施の形態2では、火力設定が3段階の場合を示したが、本実施の形態は火力設定を多段階に設定したものである。図4はこの発明の実施の形態4である加熱調理器の火力設定と、報知音の設定の説明図、図5は入力スイッチの操作による火力設定及び報知音の説明図である。構成で実施の形態2と異なるのはデフォルト設定である。加熱制御手段2において、火力設定が、図4に示すように火力「強」、火力4、火力3、火力2、火力「弱」と5段階に設定されている。
そして、この多段階の火力設定のうち、中央値、例えば、火力設定「3」をデフォルト設定とし、この報知音の長さを、他の火力の設定時0.1秒とは異なる0.5秒とした。
また、入力スイッチ3は、例えば、ロータリー工ンコーダースイッチとし、火力「強」、火力4、火力3、火力2、火力「弱」と設定できるものとした。
【0025】
次に、本実施形態の動作を図5により説明する。図5(a)はロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を右回りに操作して火力「強」と設定するときの火力と報知音の状態を示し、図5(b)はロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を左回りに操作して火力「弱」と設定するときの火力と報知音の状態を示す。
【0026】
電源(図示せず)を入れ、火力「強」に設定するときは、図5(a)に示すようにロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を右回りに操作する。すると、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力「3」がデフォルト設定としてあるので、まず、火力信号「3」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に例えば0.5秒の報知信号を出力し、この信号により報知部6は、0.5秒の報知音を鳴らす。これが1回目の報知音である。
【0027】
そして、さらに右に回すと、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力信号「4」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に0.1秒の報知信号を出力し、報知部6は0.1秒報知音を鳴らす。これが2回目の報知音であり、さらに右に回すと、同様の動作により報知部6は0.1秒の報知音を鳴らす。これが3回目の報知音であり、火力「強」と設定されたことがわかる。このとき、加熱制御手段2は加熱手段1に、火力「強」に対応する信号を送る。加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を加熱する。
【0028】
火力「弱」に設定するときは、図5(b)に示すようにロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を左回りに操作する。すると、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力「3」がデフォルト設定としてあるので、まず、火力信号「3」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に例えば0.5秒の報知信号を出力し、この信号により報知部6は、0.5秒の報知音を鳴らす。これが1回目の報知音である。
【0029】
そして、さらに左に回すと、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)の入力信号に基づいて加熱制御手段2は、火力信号「2」を報知制御手段7に出力し、この信号に基づいて、報知制御手段7は報知部6に0.1秒の報知信号を出力し、報知部6は0.1秒報知音を鳴らす。これが2回目の報知音であり、さらに右に回すと、同様の動作により報知部6は0.1秒の報知音を鳴らす。これが3回目の報知音であり、火力「弱」と設定されたことがわかる。このとき、加熱制御手段2は加熱手段1に、火力「弱」に対応する信号を送る。加熱手段1はその信号により通電され、鍋等を加熱する。
【0030】
このように、ロータリー工ンコーダースイッチ(RE)を右に回すと、火力3→火力4→火力「強」の順に設定が変化し、左に回すと、火力3→火力2→火力「弱」の順に設定が変化し、それぞれの火力設定に対応して0.5秒→0.1秒→0.1秒の報知音を鳴らす。すなわち、デフォルト設定した中央値の火力「3」を中心として、左右同じステップ数で火力「弱」、火力「強」が設定される。
【0031】
以上のように、火力設定の中央値に対し報知音を他の火力と異なるようにしたので、単一の入力スイッチによる簡単な構成により、火力の中央値、いわゆる中火を判断することが容易になるとともに、火力「強」、火力「弱」どちらにも同じステップ数で可変させることとなるので、多段階の火力設定に対しても、聴覚による判断が容易になり、使いやすさの向上を図ることができる。
【0032】
実施の形態4
本実施の形態は、加熱手段の動作状態を表示する表示部を備えたものである。図6は実施の形態4を示す加熱調理器の構成図、図7は表示部の正面図、図8は表示中の表示部を示す正面図である。
図6において、実施の形態1の図1と同じ部分は同一の符号を付し、説明を省略する。12は加熱手段の動作状態を表示する表示部である。
【0033】
次に、本実施の形態の動作を図6〜8により説明する。まず、加熱手段1の動作を開始させるため、入力スイッチ3、例えば、ロー夕リーエンコーダースイッチで火力を設定することにより、加熱手段1の火力、例えば火力「中」を設定した時、その入力信号が加熱制御手段2に送られる。更にこの信号に基づいて火力信号が報知制御手段7に送られると、報知制御手段7は実施の形態1の図2に示すように、火力「中」に対応する信号、例えば0.5秒のパルスを報知部6に送り、報知音を鳴らすと同時に、表示部12の火力「中」を示すLED等の表示デバイスを表示させるべく点灯信号を送る。表示部12は図8に示すように火力「中」に対する表示を行なう。なお、この表示部12の点灯は、報知部6の報知音が終了しても、常に現在の火力設定を表示するようにしている。
【0034】
以上のように、火力設定の状態を表示させ、火力設定の報知音と同期させることで、多段階の火力設定を使用者が判断するための情報を単純なブザー音等で構成されていても、容易に判断することができ、ごく短い時間の報知音だけでなく、常に現在の火力設定を表示しているので、より火力設定をわかり易くすることができる。
【0035】
なお、各実施例の形態において、同様の入力スイッチを複数個有し、複数の加熱手段にそれぞれ対応させてもよし、又、1つの入力スイッチと切り替えスイッチを持ち、切り替えスイッチにて、対応させる加熱手段を選択させてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、加熱手段と、火力設定を入力する一つの入力スイッチと、この入力スイッチの入力信号に基づいて前記加熱手段を制御するとともに、火力信号を出力する加熱制御手段と、この加熱制御手段からの火力信号に基づいて、報知信号を出力する報知制御手段と、この報知制御手段からの前記報知信号に基づいて設定された火力を報知音で報知する報知部と、を備え、前記報知制御手段は、前記報知部を複数の火力設定のうち、特定の火力設定についてのみ前記報知音を変えるように制御するので、単一の入力スイッチによる簡単な構成で加熱調理器の火力設定を視覚に依存することなく、容易に判別することができる。
【0037】
また、報知音は、その長さを変えるようにしたので、多段階の火力設定を可能とする加熱調理器においては、多種多様な加熱調理に対して、使用頻度が高い火力の設定が、最も簡単な操作で実行できるようになる。
【0038】
また、入力スイッチを操作し始めたときに、報知音を変える特定の火力設定となるようにしたので、単一の入力スイッチによる簡単な構成で加熱調理器の火力設定を視覚に依存することなく、容易に判別することができ、さらに、多段階の火力設定を可能とする加熱調理器においては、多種多様な加熱調理に対して、使用頻度が高い火力の設定を簡単な操作ですることができる。
【0039】
また、報知音を変える特定の火力設定を、火力設定範囲の中央の火力としたので、単一の入力スイッチによる簡単な構成により、火力の中央値を判断することが容易になるとともに、火力の強、弱のどちらにも同じステップ数で可変させることとなるので、多段階の火力設定に対しても、聴覚による判断が容易になり、使いやすさの向上を図ることができる。
【0040】
また、設定された火力を表示する表示部を備え、報知制御手段は報知部の報知音に同期して前記表示部を点灯させるので、多段階の火力設定を使用者が判断するための情報が、単純なブザー音等で構成されていても、容易に判断することができ、ごく短い時間の報知音だけでなく、常に現在の火力設定を表示しているので、より火力設定をわかり易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す加熱調理器の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す加熱調理器の火力設定と報知音の設定を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態2を示す加熱調理器の火力設定と報知音の状態を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態3を示す加熱調理器の火力設定と報知音の設定を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態3を示す加熱調理器の火力設定と報知音の状態を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態4を示す加熱調理器の構成を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態4を示す加熱調理器の表示部の正面図である。
【図8】この発明の実施の形態4を示す加熱調理器の表示部の動作説明図である。
【図9】従来の加熱調理器のブロック図である。
【符号の説明】
1 加熱手段、2 加熱制御手段、3 入力スイッチ、6 報知部、7 報知制御手段、111 操作部、12 表示部。
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