JP2002087749A - 帯状発光体付きエスカレータ - Google Patents
帯状発光体付きエスカレータInfo
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B23/00—Component parts of escalators or moving walkways
- B66B23/22—Balustrades
- B66B23/225—Lighting systems therefor
-
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- B66B23/22—Balustrades
- B66B23/24—Handrails
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ケーブルに着目してこれをエスカレータの
照明器具として用い、経済性及び意匠性に優れた、近代
的なエスカレータを得る。 【解決手段】 エスカレータにおけるハンドレールガイ
ド3の樹脂ガイド6と固定用ガイド7を光透過性の樹脂
素材にて形成し、かつ、樹脂ガイド6内に側面から発光
する光ケーブル等の帯状発光体8を配設し、帯状発光体
8の端部を光源12と接続する。ハンドレール1自体も
透明・半透明とすれば効果的である。また、スカートパ
ネル15の溝部14に光源12と接続した帯状発光体8
aを嵌め込み、透明カバー16からステップ13を照明
させる。
照明器具として用い、経済性及び意匠性に優れた、近代
的なエスカレータを得る。 【解決手段】 エスカレータにおけるハンドレールガイ
ド3の樹脂ガイド6と固定用ガイド7を光透過性の樹脂
素材にて形成し、かつ、樹脂ガイド6内に側面から発光
する光ケーブル等の帯状発光体8を配設し、帯状発光体
8の端部を光源12と接続する。ハンドレール1自体も
透明・半透明とすれば効果的である。また、スカートパ
ネル15の溝部14に光源12と接続した帯状発光体8
aを嵌め込み、透明カバー16からステップ13を照明
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は帯状発光体付きエ
スカレータに関し、特にハンドレールガイドの一部及び
スカートパネルに光ケーブルなどの帯状発光体を配設す
ることにより、ハンドレールの下部が発光し、若しく
は、スカートパネルの一部が発光してステップを照明す
ることができて、趣向を異にした光の意匠を備えるエス
カレータとなし得るものである。
スカレータに関し、特にハンドレールガイドの一部及び
スカートパネルに光ケーブルなどの帯状発光体を配設す
ることにより、ハンドレールの下部が発光し、若しく
は、スカートパネルの一部が発光してステップを照明す
ることができて、趣向を異にした光の意匠を備えるエス
カレータとなし得るものである。
【0002】
【従来の技術】エスカレータのハンドレールは、エンド
レスに回動するステップと等速で移動してステップの乗
降客が手を添えて安全に移動できるようにしたゴムベル
トなどのエンドレス回動手段であって、ステップの左右
両側に配置したバラストレードなどの、ほぼ長円形のガ
ラスパネルに装着したハンドレールガイドに、摺動可能
に係合する。
レスに回動するステップと等速で移動してステップの乗
降客が手を添えて安全に移動できるようにしたゴムベル
トなどのエンドレス回動手段であって、ステップの左右
両側に配置したバラストレードなどの、ほぼ長円形のガ
ラスパネルに装着したハンドレールガイドに、摺動可能
に係合する。
【0003】従来より、ハンドレールガイドにはステッ
プの乗降客の足元を照明するための照明器具を配設して
ある。ハンドレールにはゴムなどの不透明の弾性体を用
いているので、その照明はハンドレールの下部におい
て、側方の乗降客やステップ側のみを照明する。
プの乗降客の足元を照明するための照明器具を配設して
ある。ハンドレールにはゴムなどの不透明の弾性体を用
いているので、その照明はハンドレールの下部におい
て、側方の乗降客やステップ側のみを照明する。
【0004】照明器具としては一般的な蛍光灯又はネオ
ン管を用いたので、エスカレータの上段又は下段の曲部
に配設すべき蛍光灯は円弧状の曲管に形成しなければな
らず、そのために特注をしたものが用いられる。
ン管を用いたので、エスカレータの上段又は下段の曲部
に配設すべき蛍光灯は円弧状の曲管に形成しなければな
らず、そのために特注をしたものが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光灯
やネオン管は、長尺にするには限りがあり、電極部が介
在するためその電極部では照明光が断たれるので、当該
部位のステップの照明が暗くなるので、照明としては十
分ではない。また、特注によるコスト高をもたらすほ
か、蛍光灯やネオン管の取付け支持部を形成することが
必要となり、また、発光時の熱によるハンドレールの劣
化が生じるほか、寿命による管の取り替え作業が必要で
あり、電力消費量の多寡による経済的デメリットも大き
い。
やネオン管は、長尺にするには限りがあり、電極部が介
在するためその電極部では照明光が断たれるので、当該
部位のステップの照明が暗くなるので、照明としては十
分ではない。また、特注によるコスト高をもたらすほ
か、蛍光灯やネオン管の取付け支持部を形成することが
必要となり、また、発光時の熱によるハンドレールの劣
化が生じるほか、寿命による管の取り替え作業が必要で
あり、電力消費量の多寡による経済的デメリットも大き
い。
【0006】しかして、種々の照明器具が提供されてい
る現状にあって、エスカレータにも近代的な照明器具を
用いることにより、従来とは興趣の異なるデザイン的に
優れたエスカレータを構成できることに相違はない。
る現状にあって、エスカレータにも近代的な照明器具を
用いることにより、従来とは興趣の異なるデザイン的に
優れたエスカレータを構成できることに相違はない。
【0007】そこで、発明者らは光ケーブルに着目して
これをエスカレータの照明器具として用い、経済性及び
意匠性に優れた、近代的なエスカレータを得ようとする
ものである。
これをエスカレータの照明器具として用い、経済性及び
意匠性に優れた、近代的なエスカレータを得ようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる帯状発
光体付きエスカレータは、請求項1記載のように、エス
カレータにおけるハンドレールガイドの一部を光透過性
の樹脂素材にて形成し、かつ、その一部内に側面から発
光する光ケーブル等の帯状発光体を配設し、該帯状発光
体の端部を光源と接続したことを特徴とする。
光体付きエスカレータは、請求項1記載のように、エス
カレータにおけるハンドレールガイドの一部を光透過性
の樹脂素材にて形成し、かつ、その一部内に側面から発
光する光ケーブル等の帯状発光体を配設し、該帯状発光
体の端部を光源と接続したことを特徴とする。
【0009】そして、前記ハンドレールガイドは、帯状
発光体を収納する凹溝を備えてガラスパネルなどのバラ
ストレードに固定する光透過性の樹脂ガイドと、該樹脂
ガイドの上部に配置されて帯状発光体を固定する光透過
性の固定用ガイドとからなることを特徴とする。
発光体を収納する凹溝を備えてガラスパネルなどのバラ
ストレードに固定する光透過性の樹脂ガイドと、該樹脂
ガイドの上部に配置されて帯状発光体を固定する光透過
性の固定用ガイドとからなることを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載のように、ステップ側
でハンドレールを隠蔽するスカートパネルに帯状発光体
を配設してステップ側の照明としたことを特徴とする。
でハンドレールを隠蔽するスカートパネルに帯状発光体
を配設してステップ側の照明としたことを特徴とする。
【0011】したがって、ハンドレールの下部及びスカ
ートパネルからの発光による照明ができ、従来の照明用
の蛍光灯に比べると、特注による曲管の必要性を省略で
きてコスト安価をもたらし、蛍光灯又はネオン管の取付
け支持部を形成することを省略でき、発光時の熱による
ハンドレールの劣化を防止でき、寿命による管の取り替
え作業を省略でき、かつ、電力消費量を軽減できるとい
う経済的効果のほか、断続光でなくて連続光とすること
ができ、発光色を時期的又は時間的に種々変更でき、か
つ、点滅等の発光状態を種々変更できるため、エスカレ
ータの装飾としての意匠的効果をもたらす。
ートパネルからの発光による照明ができ、従来の照明用
の蛍光灯に比べると、特注による曲管の必要性を省略で
きてコスト安価をもたらし、蛍光灯又はネオン管の取付
け支持部を形成することを省略でき、発光時の熱による
ハンドレールの劣化を防止でき、寿命による管の取り替
え作業を省略でき、かつ、電力消費量を軽減できるとい
う経済的効果のほか、断続光でなくて連続光とすること
ができ、発光色を時期的又は時間的に種々変更でき、か
つ、点滅等の発光状態を種々変更できるため、エスカレ
ータの装飾としての意匠的効果をもたらす。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図1から図3に示すように、無端ベ
ルト状のハンドレール1は、ニューエル部とインクライ
ン部を備えたほぼ長円形のガラスパネル等のバラストレ
ード2の周縁部に固定されたハンドレールガイド3に移
動可能に係合して、バラストレード2の下部で基台4に
配置した駆動源5にて上り又は下り方向へ移動可能であ
る。
に基づき説明する。図1から図3に示すように、無端ベ
ルト状のハンドレール1は、ニューエル部とインクライ
ン部を備えたほぼ長円形のガラスパネル等のバラストレ
ード2の周縁部に固定されたハンドレールガイド3に移
動可能に係合して、バラストレード2の下部で基台4に
配置した駆動源5にて上り又は下り方向へ移動可能であ
る。
【0013】図2に示すように、バラストレード2はそ
の下端部側が基台4に支持され、ハンドレール1はその
基台4内を前記とは逆に下り又は上り方向へ移動する。
図3に示すように、ハンドレール1はその断面形状や素
材等においては従来のものと同じで、断面形状としては
偏平な帯の両端部がU字形をした形状である。しかし最
近では、光を透過できる透明・半透明のハンドレールが
販売(ウレタン製 NT2000 エスカレーター・ハ
ンドレール・カムパニー発売)されており、したがっ
て、本発明にこれを使用すれば最適であり、意匠的にも
一層の装飾効果が得られる。
の下端部側が基台4に支持され、ハンドレール1はその
基台4内を前記とは逆に下り又は上り方向へ移動する。
図3に示すように、ハンドレール1はその断面形状や素
材等においては従来のものと同じで、断面形状としては
偏平な帯の両端部がU字形をした形状である。しかし最
近では、光を透過できる透明・半透明のハンドレールが
販売(ウレタン製 NT2000 エスカレーター・ハ
ンドレール・カムパニー発売)されており、したがっ
て、本発明にこれを使用すれば最適であり、意匠的にも
一層の装飾効果が得られる。
【0014】また、ハンドレールガイド3は、図3に示
すように、光ケーブル等の帯状発光体8を収納する凹溝
5,5を備えてガラスパネル2に固定する光透過性の樹
脂ガイド6と、該樹脂ガイド6の上部に配置されて帯状
発光体8を固定する固定用ガイド7と、及び、該固定用
ガイド7の上部に配置されてハンドレール1と摺動可能
に係合するスライディングガイド9,9とからなる。ス
ライディングガイド9,9はナイロン、アセタール等の
樹脂製がある。
すように、光ケーブル等の帯状発光体8を収納する凹溝
5,5を備えてガラスパネル2に固定する光透過性の樹
脂ガイド6と、該樹脂ガイド6の上部に配置されて帯状
発光体8を固定する固定用ガイド7と、及び、該固定用
ガイド7の上部に配置されてハンドレール1と摺動可能
に係合するスライディングガイド9,9とからなる。ス
ライディングガイド9,9はナイロン、アセタール等の
樹脂製がある。
【0015】ここで、樹脂ガイド6と固定用ガイド7と
は光透過性の合成樹脂にて形成される。光透過性の合成
樹脂には例えば、ポリカーボネイト又はアクリル、アセ
タール(POM)又はナイロン(PA)などの強化プラ
スチックを用いる。
は光透過性の合成樹脂にて形成される。光透過性の合成
樹脂には例えば、ポリカーボネイト又はアクリル、アセ
タール(POM)又はナイロン(PA)などの強化プラ
スチックを用いる。
【0016】樹脂ガイド6はハンドレール1の前記U字
形をした両端部が嵌まる側辺部6a,6aと、凹溝5,
5を形成して前記バラストレード2を嵌め込む逆凹部6
bとを有する。また、必要によっては樹脂ガイド6の内
面にハーフミラー処理を施して外部へ光が散乱する率を
向上させることとしてもよい。
形をした両端部が嵌まる側辺部6a,6aと、凹溝5,
5を形成して前記バラストレード2を嵌め込む逆凹部6
bとを有する。また、必要によっては樹脂ガイド6の内
面にハーフミラー処理を施して外部へ光が散乱する率を
向上させることとしてもよい。
【0017】固定用ガイド7は断面が略I字形をしてそ
の上面側の左右両側には凸部7a,7aが形成されて溝
7bが形成されるとともに、下面側は樹脂ガイド6の逆
凹部6bに密着する中央溝部分7cとその左右両側に位
置する押さえ部7d,7dとからなる。また、必要によ
り、スライディングガイド9と接する上面側にミラー処
理をして反射効率を向上させることとしてもよい。
の上面側の左右両側には凸部7a,7aが形成されて溝
7bが形成されるとともに、下面側は樹脂ガイド6の逆
凹部6bに密着する中央溝部分7cとその左右両側に位
置する押さえ部7d,7dとからなる。また、必要によ
り、スライディングガイド9と接する上面側にミラー処
理をして反射効率を向上させることとしてもよい。
【0018】スライディングガイド9,9は二つに分割
され、それぞれは前記樹脂ガイド6の側辺部6aを一端
側で覆ってハンドレール1の前記U字形の端部に嵌合
し、他端側が固定用ガイド7の凸部7aの内側に係止し
て両者は密着し、スライディングガイド9,9の間の溝
6bには締結具としてのビス10を挿通する透孔7cが
穿設され、かつ、樹脂ガイド6にはそのビス10を締結
するネジ穴6cが穿設されている。
され、それぞれは前記樹脂ガイド6の側辺部6aを一端
側で覆ってハンドレール1の前記U字形の端部に嵌合
し、他端側が固定用ガイド7の凸部7aの内側に係止し
て両者は密着し、スライディングガイド9,9の間の溝
6bには締結具としてのビス10を挿通する透孔7cが
穿設され、かつ、樹脂ガイド6にはそのビス10を締結
するネジ穴6cが穿設されている。
【0019】なお、スライディングガイド9,9は二つ
に分割形成しているが、樹脂ガイド6及び固定用ガイド
7とともに一体化する手段を工夫して一つに形成できれ
ばその方がよい。
に分割形成しているが、樹脂ガイド6及び固定用ガイド
7とともに一体化する手段を工夫して一つに形成できれ
ばその方がよい。
【0020】そして、樹脂ガイド6の溝5内には帯状発
光体8が挿入されて固定用ガイドの押さえ部7dにて樹
脂ガイド6及び固定用ガイド7に押圧固定される。帯状
発光体8は側面から光を出すことができる光透過性のプ
ラスチックケーブルからなり、その一端部はエスカレー
タ機械室11(図1参照)に導いてその内部に設置した
光源12に接続する。
光体8が挿入されて固定用ガイドの押さえ部7dにて樹
脂ガイド6及び固定用ガイド7に押圧固定される。帯状
発光体8は側面から光を出すことができる光透過性のプ
ラスチックケーブルからなり、その一端部はエスカレー
タ機械室11(図1参照)に導いてその内部に設置した
光源12に接続する。
【0021】帯状発光体8は裸のままで凹溝5内に収納
される。帯状発光体8としては、3Mライトファイバー
と呼称されて市販されているものも使用可能である。こ
のライトファイバーは全面的に発光し、光源の色を変化
させることで多彩なカラーを演出できるものがよい。
される。帯状発光体8としては、3Mライトファイバー
と呼称されて市販されているものも使用可能である。こ
のライトファイバーは全面的に発光し、光源の色を変化
させることで多彩なカラーを演出できるものがよい。
【0022】したがって、光源12から発射された光
は、帯状発光体8を伝ってその側面全体が発光すること
で樹脂ガイド6及びスライディングガイド9,9に光が
入射し、樹脂ガイド6内で光が乱反射して固定用ガイド
7に伝達されるので、ハンドレール1の下部から光が乱
反射するため、バラストレード2及ぶステップ13が照
明される。
は、帯状発光体8を伝ってその側面全体が発光すること
で樹脂ガイド6及びスライディングガイド9,9に光が
入射し、樹脂ガイド6内で光が乱反射して固定用ガイド
7に伝達されるので、ハンドレール1の下部から光が乱
反射するため、バラストレード2及ぶステップ13が照
明される。
【0023】光源12の光は着色光としたり、フラッシ
ュ光にしたり変化させることが可能である。したがっ
て、乗降口のみフラッシュさせて乗降客に注意を促すこ
とで安全性を向上させることもできる。また、エスカレ
ータがクロスする部分で、乗降客が首や手を挟まれる危
険性がある部位で点滅させて注意を促すような表現がで
きる。さらには、点滅以外に時間帯によって色の変更を
させることもできる。
ュ光にしたり変化させることが可能である。したがっ
て、乗降口のみフラッシュさせて乗降客に注意を促すこ
とで安全性を向上させることもできる。また、エスカレ
ータがクロスする部分で、乗降客が首や手を挟まれる危
険性がある部位で点滅させて注意を促すような表現がで
きる。さらには、点滅以外に時間帯によって色の変更を
させることもできる。
【0024】また、図2に示すように、スカートパネル
15にステップ13側で形成した凹溝14に帯状発光体
8と同性質の光透過性プラスチックからなる帯状発光体
8aを、透明材質からなる押さえ部17を長手方向へ所
定間隔で形成するとともに、上下方向で溝部14に係合
するパッチンツメを備えた透明カバー16で固定し、そ
の帯状発光体8aの一端部を適宜の光源に接続して発光
するようにし、これをステップ13側の照明としてもよ
い。光源は前記光源12と併用でもよいし、若しくは別
途でもよい。
15にステップ13側で形成した凹溝14に帯状発光体
8と同性質の光透過性プラスチックからなる帯状発光体
8aを、透明材質からなる押さえ部17を長手方向へ所
定間隔で形成するとともに、上下方向で溝部14に係合
するパッチンツメを備えた透明カバー16で固定し、そ
の帯状発光体8aの一端部を適宜の光源に接続して発光
するようにし、これをステップ13側の照明としてもよ
い。光源は前記光源12と併用でもよいし、若しくは別
途でもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、エスカ
レータの乗降客が手を添えるハンドレールの下部が発光
してガラスパネルやステップ側を照明するのは勿論、ス
カートパネルが発光してステップ側の足元照明ができる
から、従来のエスカレータと比べれば、特注による曲管
の蛍光灯やネオン管を省略できてコスト安価をもたら
し、管の取付け支持部を形成することを省略でき、発光
時の熱によるハンドレールの劣化を防止でき、管の寿命
による取り替え作業を省略でき、かつ、電力消費量を軽
減できるという経済的効果のほか、断続光でなくて連続
光とすることができ、発光色を時期的又は時間的に種々
変更でき、かつ、点滅等の発光状態を種々変更できるた
め、エスカレータの装飾としての意匠的効果をもたら
す。
レータの乗降客が手を添えるハンドレールの下部が発光
してガラスパネルやステップ側を照明するのは勿論、ス
カートパネルが発光してステップ側の足元照明ができる
から、従来のエスカレータと比べれば、特注による曲管
の蛍光灯やネオン管を省略できてコスト安価をもたら
し、管の取付け支持部を形成することを省略でき、発光
時の熱によるハンドレールの劣化を防止でき、管の寿命
による取り替え作業を省略でき、かつ、電力消費量を軽
減できるという経済的効果のほか、断続光でなくて連続
光とすることができ、発光色を時期的又は時間的に種々
変更でき、かつ、点滅等の発光状態を種々変更できるた
め、エスカレータの装飾としての意匠的効果をもたら
す。
【図1】この発明の実施の形態を示す全体概要説明図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図2の要部拡大図。
1…ハンドレール 2…バラストレード 3…ハンドレールガイド 4…基台 5…凹溝 6…樹脂ガイド 7…固定用ガイド 8,8a…帯状発光体 9…スライディングガイド 10…ビス 11…機械室 12…光源 13…ステップ 14…溝部 15…スカートパネル 16…透明カバー 17…押さえ部材
フロントページの続き (72)発明者 谷川 譲治 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿 NSビル 日本オーチス・エレベータ株式 会社内 Fターム(参考) 3F321 AA06 AA11 CE21 CE31 CF02 CF12 HA13 HA14 HA16
Claims (3)
- 【請求項1】 エスカレータにおけるハンドレールガイ
ドの一部を光透過性の樹脂素材にて形成し、かつ、その
一部内に側面から発光する光ケーブル等の帯状発光体を
配設し、該帯状発光体の端部を光源と接続したことを特
徴とする帯状発光体付きエスカレータ。 - 【請求項2】 ハンドレールガイドは、帯状発光体を収
納する凹溝を備えてガラスパネルなどのバラストレード
に固定する光透過性の樹脂ガイドと、該樹脂ガイドの上
部に配置されて帯状発光体を固定する光透過性の固定用
ガイドとからなることを特徴とする請求項1記載の帯状
発光体付きエスカレータ。 - 【請求項3】 ステップ側でハンドレールを隠蔽するス
カートパネルに帯状発光体を配設してステップ側の照明
としたことを特徴とする帯状発光体付きエスカレータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000268239A JP2002087749A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 帯状発光体付きエスカレータ |
PCT/US2001/027179 WO2002020378A1 (en) | 2000-09-05 | 2001-09-01 | Illuminant-banded escalator |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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