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JP2002087183A - 車両用情報処理装置および車両用情報処理プログラムが格納された記録媒体 - Google Patents

車両用情報処理装置および車両用情報処理プログラムが格納された記録媒体

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Publication number
JP2002087183A
JP2002087183A JP2000284129A JP2000284129A JP2002087183A JP 2002087183 A JP2002087183 A JP 2002087183A JP 2000284129 A JP2000284129 A JP 2000284129A JP 2000284129 A JP2000284129 A JP 2000284129A JP 2002087183 A JP2002087183 A JP 2002087183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable information
vehicle
information terminal
control device
vehicle control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000284129A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Otsubo
善徳 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2000284129A priority Critical patent/JP2002087183A/ja
Publication of JP2002087183A publication Critical patent/JP2002087183A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混乱を生じることなく携帯用情報端末によっ
て車載制御機器を適正に遠隔操作できるようにする。 【解決手段】 複数の携帯用情報端末2が通信可能に接
続される車載制御機器1を有し、各携帯用情報端末2に
よって車載制御機器1が遠隔操作されるように構成され
た車両用情報処理装置であって、上記携帯用情報端末2
による遠隔操作が行われたときにその携帯用情報端末2
を特定する特定手段10と、この特定手段0により特定
された携帯用情報端末2を識別可能に報知する報知手段
11とを備えた車両用情報処理装置および車両用情報プ
ログラムが格納された記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ナビゲーシ
ョン装置、音響機器または空調装置等からなる車載制御
装置と、携帯用コンピュータ端末機器、携帯電話機また
は携帯用録音装置等からなる携帯用情報端末とを備えた
車両用情報処理装置および車両用情報処理プログラムが
格納された記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平10−160490
号公報に示すように、車載ナビゲーション装置と、携帯
用情報端末装置と、両装置間でデータ通信するための通
信装置を含んで構成され、上記車載ナビゲーション装置
は、入力データを音声データに変換して出力する音声処
理手段を有し、上記携帯用情報端末装置は、上記通信装
置を介して入力データを上記音声処理手段に出力する出
力手段を有するナビゲーションシステムにおいて、車載
ナビゲーションシステムが備える音声出力手段を用いて
携帯用情報端末装置のデータを音声処理することが行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように車両に装
備された車載ナビゲーション装置と、乗員が個別に所持
する携帯用情報端末装置とをデータ通信可能に接続し、
車載ナビゲーション装置が備える音声処理機能を利用し
て携帯用情報端末装置のデータを音声処理するように構
成した場合には、携帯用情報端末装置のコストアップや
大型化等を招くことなく、携帯用情報端末装置で所得し
たデータを音声によって乗員に報知することができると
いう利点がある。
【0004】この反面、複数の乗員が各自の携帯用情報
端末を使用して上記車載ナビゲーション装置(車載制御
機器)との間でそれぞれ通信を行い、各乗員がそれぞれ
個別に上記車載制御機器を遠隔操作し得るように構成す
ると、上記車載制御機器の遠隔操作を複数の乗員がそれ
ぞれ別々に行った場合に、誰がどのような操作を行った
かを認識することができないために混乱を生じ易く、利
便性が悪いという問題がある。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、混乱を生じることなく携帯用情報端末によって
車載制御機器を適正に遠隔操作することができる車両用
情報処理装置および車両用情報処理プログラムが格納さ
れた記録媒体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数の携帯用情報端末が通信可能に接続される車載制御
機器を有し、各携帯用情報端末によって車載制御機器が
遠隔操作されるように構成された車両用情報処理装置で
あって、上記携帯用情報端末による遠隔操作が行われた
ときにその携帯用情報端末を特定する特定手段と、この
特定手段により特定された携帯用情報端末を識別可能に
報知する報知手段とを備えたものである。
【0007】上記構成によれば、各乗員がそれぞれ個別
に所持する携帯用情報端末のいずれかによって上記車載
制御機器の遠隔操作が行われた場合に、この遠隔操作を
行った携帯用情報端末が上記特定手段において特定され
るとともに、上記報知手段において識別可能に報知され
ることにより、他の乗員が上記車載制御機器を新たに操
作する必要があるか否か等を、混乱をすることなく容易
に判別できるため、利便性が向上することになる。
【0008】請求項2に係る発明は、上記請求項1記載
の車両用情報端末において、上記特定手段および報知手
段を車載制御機器に設けたものである。
【0009】上記構成によれば、各乗員がそれぞれ個別
に所持する携帯用情報端末のいずれかによって上記車載
制御機器の遠隔操作が行われた場合に、車載制御機器に
設けられた特定手段において、上記遠隔操作を行った携
帯用情報端末が特定されるとともに、車載制御機器に設
けられた報知手段において識別可能に報知され、この報
知情報に基づき、運転席または助手席の乗員等が、上記
車載制御機器を新たに操作する必要があるか否か等を、
混乱を生じることなく容易に判別できるため、利便性が
向上することになる。
【0010】特に、上記特定手段により特定された情報
を、車載制御機器に設けられた音声出力部を介して音声
出力するように構成した場合には、運転操作に支障を来
すことなく、上記情報を運転者に対して効果的に認識さ
せることが可能となる。
【0011】請求項3に係る発明は、車載制御機器に対
して通信可能に接続される携帯用情報端末を有し、この
携帯用情報端末によって車載制御機器を遠隔操作するよ
うに構成された車両用情報処理装置であって、上記車載
制御機器の操作が行われたときに、その操作手段を特定
する特定手段と、この特定手段により特定された操作手
段を識別可能に報知する報知手段とを上記携帯用情報端
末に設けたものである。
【0012】上記構成によれば、例えば各乗員がそれぞ
れ個別に所持する携帯用情報端末または車載制御機器に
設けられた操作スイッチ等からなる操作手段のいずれか
によって上記車載制御機器の操作が行われた場合に、こ
の操作を行った操作手段が、上記携帯用情報端末の報知
手段において識別可能に報知され、この報知情報に基づ
き、各乗員が上記車載制御機器を新たに操作する必要が
あるか否か等を、混乱を生じることなく容易に判別する
ことができるため、利便性が向上することになる。
【0013】請求項4に係る発明は、上記請求項1〜3
のいずれかに記載の車両用情報処理装置において、上記
車載制御機器に設けられた入力部による直接操作と、携
帯用情報端末による遠隔操作とが略同時に行われたとき
に、上記直接操作を優先するように優先順位を設定する
優先順位設定手段を備えたものである。
【0014】上記構成によれば、車載制御機器に設けら
れた操作スイッチ等の入力部による直接操作と、各乗員
が個別に所持する携帯用情報端末による遠隔操作とが略
同時に行われたときには、上記車載制御機器の入力部に
よる直接操作が優先されるため、車載制御機器の制御に
混乱が生じることが防止され、利便性が向上することに
なる。
【0015】なお、上記車載制御機器の全ての操作につ
いて上記入力部による直接操作を優先させる必要はな
く、特定の制御については、上記携帯用情報端末による
遠隔操作を優先させるようにしてもよい。例えば、後部
席に影響を与える車載制御機器の制御については、後部
席の携帯用情報端末による遠隔操作を、上記直接操作よ
りも優先させるように構成してもよい。
【0016】また、上記車載制御機器の特定の操作につ
いて、特定の携帯用情報端末による遠隔操作を許容し、
逆に特定の携帯用情報端末による上記車載制御機器の遠
隔操作を禁止するように構成してもよい。このように構
成した場合には、上記車載制御機器の必要な制御を容易
かつ適正に実行することが可能となるとともに、不必要
な制御が実行されるのを防止することが可能となる。
【0017】請求項5に係る発明は、上記請求項1〜4
のいずれかに記載の車両用情報処理装置において、上記
特定手段は、遠隔操作を行った携帯用情報端末の車室内
における位置を特定する機能を有し、この特定手段によ
って特定された携帯用情報端末の車室内位置を上記報知
手段により報知するように構成したものである。
【0018】上記構成によれば、各乗員がそれぞれ個別
に所持する携帯用情報端末のいずれかによって上記車載
制御機器の遠隔操作が行われた場合に、この遠隔操作を
行った者の車室内における位置が、各乗員が所持する携
帯用情報端末の報知手段において識別可能に報知される
ため、この車室内位置に関する報知情報に基づき、各乗
員が上記車載制御機器を新たに操作する必要があるか否
か等を、混乱を生じることなく容易に判別でき、利便性
がさらに向上することになる。
【0019】請求項6に係る発明は、複数の携帯用情報
端末が通信可能に接続された車載制御機器を、携帯用情
報端末による遠隔操作に応じて制御する車両用情報処理
プログラムが格納された記録媒体であって、上記携帯用
情報端末による遠隔操作が行われたときにその携帯用情
報端末を特定する端末特定ステップと、この端末特定ス
テップにより特定された携帯用情報端末を識別可能に報
知する端末報知ステップとを備えた車両用情報処理プロ
グラムが格納されたものである。
【0020】上記構成によれば、各乗員がそれぞれ個別
に所持する携帯用情報端末のいずれかによって上記車載
制御機器の遠隔操作が行われた場合に、この遠隔操作を
行った携帯用情報端末が特定されて識別可能に報知され
ることにより、他の乗員が上記車載制御機器を新たに操
作する必要があるか否か等を、混乱することなく容易に
判別することが可能な車両用情報処理装置が得られるこ
とになる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る車両用情報
処理装置の実施形態を示している。この車両用情報処理
装置は、車両に搭載されるナビゲーション装置、音響機
器、空調装置、メータ機器または電子メール送信装置等
からなる車載制御機器1と、携帯用コンピュータ端末機
器、携帯電話または携帯用録音装置機等からなる複数の
携帯用情報端末2(図1には1個のみを示す)とを有
し、これらの携帯用情報端末2が、無線または有線のデ
ータ通信回線3を介して上記車載制御機器1にそれぞれ
接続されるように構成されている。
【0022】上記車載制御機器1は、例えばナビゲーシ
ョン装置の地図表示部またはメータ機器の表示部等から
なるディスプレイ4と、入力操作スイッチ等からなる入
力部5と音声を出力するスピーカ等からなる音声出力部
6と、地図情報等の各種情報が記録されたIC、磁気デ
ィスク、CD−ROM等からなる記録媒体7と、上記デ
ィスプレイ4および音声出力部6を制御する制御部8
と、上記データ通信回線3を介して各携帯用情報端末2
との間でデータの送信および受信を行うためのモデム9
とを有している。
【0023】上記車載制御機器1の制御部8には、各携
帯用情報端末2の一つによる遠隔操作が行われたとき
に、上記モデム9を介して入力されたデータに基づいて
上記遠隔操作を行った携帯用情報端末2を特定する特定
手段10と、この特定手段10により特定された携帯用
情報端末2を上記ディスプレイ4および音声出力部6に
おいて識別可能に報知させる指令信号を出力する報知手
段11と、上記携帯用情報端末2または入力部5からの
入力信号に対応した各種情報を上記記録媒体7から読み
出して上記ディスプレイ4および音声出力部6に出力す
る出力制御手段12とが設けられている。
【0024】また、上記出力制御手段12には、特定の
携帯用情報端末2による車載制御機器1の遠隔操作が行
われた場合に、この遠隔操作に対応した上記車載制御機
器1の制御を実行すべきかについての制御態様を設定す
る制御態様設定手段と、上記入力部5による車載制御機
器1の操作と携帯用情報端末2による遠隔操作とが略同
時に行われた場合に、何れの操作を優先すべきかを設定
する優先順位設定手段とが設けられている。
【0025】上記制御態様設定手段は、例えば、上記入
力部5による操作が可能であるために遠隔操作を行う必
要がないとともに、運転中に遠隔操作を行うと運転操作
に支障を生じる可能性がある運転者の携帯用情報端末2
等を規制対象として予め設定し、あるいはいたずらによ
って上記遠隔操作を行う可能性がある小児等が所持する
携帯用情報端末2を規制対象として個別に設定する機能
を有している。
【0026】なお、上記運転操作に支障を生じる可能性
がある遠隔操作とは、例えば運転席の前方に配設された
入力部5による直接操作の方が容易であり、運転中に上
記携帯用情報端末2による遠隔操作を行うと運転者の注
意が散漫になるメータ機器の操作、または運転者の注意
が車載制御機器1に向けられることによって運転操作が
阻害される車両用ナビゲーション装置の操作等が考えら
れる。
【0027】また、上記優先順位設定手段は、例えば、
車載制御機器1の入力部5による直接操作と、車室内の
助手席または後部席に着座した乗員が所持する携帯用情
報端末2による遠隔操作とが略同時に行われた場合に、
上記入力部5による直接操作を優先するように優先順位
を予め設定し、あるいは上記入力部5の入力操作に応じ
て、上記各携帯用情報端末2の何れを優先すべきかを、
その所持者毎もしくはその車室内位置毎に設定し得るよ
うに構成されている。
【0028】一方、上記携帯用情報端末2は、例えば携
帯用コンピュータ端末機器の場合、各情報等を表示する
液晶タイプのディスプレイ13と、ディジタイザーまた
はキーボード等からなる入力部14と、各種情報を記録
する記録媒体15と、上記ディスプレイ13等を制御す
る制御部16と、上記データ通信回線3を介して上記車
載制御機器1との間でデータの送信および受信を行うた
めのモデム17とを有している。
【0029】上記携帯用情報端末2の制御部16には、
各携帯用情報端末2の一つによる遠隔操作が行われたと
きに、上記データ通信回線3およびモデム17を介して
入力された入力信号に基づいて上記遠隔操作を行った携
帯用情報端末2を特定する特定手段18と、この特定手
段18により特定された携帯用情報端末2を上記ディス
プレイ13において識別可能に表示させる指令信号を出
力する報知手段19と、上記車載制御機器1または入力
部14からの入力信号に対応した各種情報を上記ディス
プレイ13に出力して表示させる出力制御手段20とが
設けられている。
【0030】また、上記出力制御手段20には、入力部
14により車載制御機器1の遠隔操作を行う場合に、上
記携帯用情報端末2の所持者または車室内位置あるいは
上記入力部14の入力操作に基づき、上記車載制御機器
1の遠隔操作に関する制御態様を設定する制御態様設定
手段と、上記ディスプレイ13に表示される操作用のメ
ニュー画面を設定するメニュー画面設定手段と、上記車
載制御機器1の制御に関して複数の操作が略同時に行わ
れた場合に何れの操作を優先すべきかについて優先順位
を設定する優先順位設定手段とが設けられている。
【0031】上記車載制御機器1の制御部8において実
行される基本制御動作を、図2および図3に示すフロー
チャートに基づいて説明する。上記制御動作がスタート
すると、各携帯用情報端末2との接続状態を確認する後
述の接続確認制御を実行した後(ステップS1)、車載
制御機器1の制御態様を設定する後述の制御態様設定制
御を実行する(ステップS2)。次いで、上記携帯用情
報端末2がデータ通信回線3を介して車載制御機器1に
接続された状態にあるか否かを判別し(ステップS
3)、NOと判定された場合には、上記入力部5からの
入力信号にのみ基づく車載制御機器1の通常制御を実行
する(ステップS4)。
【0032】上記ステップS3においてYESと判定さ
れ、上記携帯用情報端末2がデータ通信回線3を介して
車載制御機器1に接続された状態にあることが確認され
た場合には、この車載制御機器1を遠隔操作する上記携
帯用情報端末2の操作信号が入力されたか否かを判定す
る(ステップS5)。
【0033】上記ステップS5でNOと判定され、携帯
用情報端末2の操作信号が入力されたことが確認された
場合には、上記車載制御機器1の記録媒体7に記録され
た地図情報等の表示データを、上記携帯用情報端末2に
送信するように指示する遠隔操作が行われたか否かを判
別し(ステップS6)、NOと判定された場合には、上
記ステップS4に移行して通常制御を実行する。
【0034】上記ステップS6でYESと判定され、上
記表示データの送信指示が行われたことが確認された場
合には、この表示データの送信指示を行った携帯用情報
端末2が規制対象となっているか否か、つまり表示デー
タの送信が禁止された携帯用情報端末2により上記送信
指示が行われたか否かを判定する(ステップS7)。こ
のステップS7でYESと判定された場合には、上記表
示データの送信を行うことなく、上記規制対象となって
いる旨を車載制御機器1のディスプレイ4に表示させる
とともに(ステップS8)、必要に応じて該当する携帯
用情報端末2のディスプレイ13に上記規制対象となっ
ている旨を表示させるための信号を送信する。
【0035】上記ステップS7でNOと判定され、表示
データの送信指示を行った携帯用情報端末2が上記規制
対象となっていないことが確認された場合には、上記地
図情報等の表示データを記録媒体7から読み出して、該
当する携帯用情報端末2に送信した後(ステップS
9)、上記ステップS4に移行して車載制御機器1の通
常制御を実行する。
【0036】上記ステップS5でYESと判定され、車
載制御機器1を遠隔操作する上記携帯用情報端末2の操
作信号が入力されたことが確認された場合には、この遠
隔操作を行った携帯用情報端末2が規制対象となってい
るか否か、つまり遠隔操作が禁止された携帯用情報端末
2により上記遠隔操作が行われたか否かを判定する(ス
テップS10)。このステップS10でYESと判定さ
れた場合には、上記車載制御機器1を作動させることな
く、上記遠隔操作が規制される旨を車載制御機器1のデ
ィスプレイ4に表示させるとともに(ステップS1
1)、必要に応じて上記規制対象となっている旨を該当
する携帯用情報端末2のディスプレイ13に表示させる
ための信号を送信する。
【0037】上記ステップS10でNOと判定され、所
定の遠隔操作を行った携帯用情報端末2が上記規制対象
となっていないことが確認された場合には、上記携帯用
情報端末2の遠隔操作により指示された制御内容が、優
先順位が高い他の操作手段による制御内容と干渉してい
るか否かを判定する(ステップS12)。
【0038】上記ステップS12でYESと判定され、
上記携帯用情報端末2の遠隔操作により指示された制御
内容が、他の操作手段による制御内容と干渉し、あるい
は上記携帯用情報端末2の優先順位が他の操作手段より
も低いことが確認された場合には、上記ステップS11
に移行して、上記遠隔操作が規制される旨を車載制御機
器1のディスプレイ4に表示させるとともに、必要に応
じて上記規制対象となっている旨を該当する携帯用情報
端末2のディスプレイ13に表示させるための信号を送
信する。
【0039】また、上記ステップS12でNOと判定さ
れて上記携帯用情報端末2の遠隔操作により指示された
制御内容が、他の操作手段による制御内容と干渉してい
ないこと、あるいは制御内容の干渉時に、上記携帯用情
報端末2の優先順位が他の操作手段よりも高いことが確
認された場合には、上記携帯用情報端末2から入力され
た操作信号に対応した車載制御機器1の遠隔操作制御を
実行する(ステップS13)。
【0040】次に、上記携帯用情報端末2から送信され
た信号に基づいて上記遠隔操作を行った携帯用情報端末
2を特定するとともに(ステップS14)、この携帯用
情報端末2の車室内における位置を特定する(ステップ
S15)。すなわち、上記携帯用情報端末2の出力信号
に付されたID番号等に基づいて、上記遠隔操作を行っ
た携帯用情報端末2の所持者を特定するとともに、車室
内に設けられた位置検出センサの検出信号等に基づい
て、上記携帯用情報端末2の所持者が車室内の何れの座
席に着座しているのかを特定する。
【0041】そして、上記ステップS14で特定された
上記携帯用情報端末2の所持者名、上記ID番号または
車室内位置等を車載制御機器1のディスプレイ4に表示
させて報知するとともに(ステップS16)、上記所持
者名、ID番号または車室内位置等の音声情報を車載制
御機器1の音声出力部6から出力して報知する(ステッ
プS17)。また、上記所持者名、ID番号または車室
内位置等に関する情報を、他の携帯用情報端末2に表示
させるための表示信号を出力した後(ステップS1
8)、上記ステップS4に移行してリターンする。
【0042】次に、上記基本制御動作のステップS1に
おいて実行される各携帯用情報端末2との接続状態を確
認する制御動作を、図4に示すフローチャートに基づい
て説明する。この制御動作がスタートすると、車載制御
機器1の入力部4から接続確認を実行することを指示す
るスイッチ(SW)操作がされたか否かを判定する(ス
テップS21)。このステップS21でYESと判定さ
れた場合には、接続応答要請信号を携帯用情報端末2に
送信した後(ステップS22)、携帯用情報端末2から
送信された接続応答信号を所定時間内に受信したか否か
を判定する(ステップS23)。
【0043】上記ステップS23でYESと判定され、
上記接続応答要請信号に応じて携帯用情報端末2から接
続応答信号が送信されたことが確認された場合には、こ
の接続応答信号に付されたID番号等および車室内に設
けられた位置検出センサの検出信号等に基づいて、上記
遠隔操作を行った携帯用情報端末2の所持者およびその
着座位置等の情報を特定するとともに、この特定情報を
上記記録媒体7等に記録する(ステップS24)。
【0044】また、上記ステップS21でNOと判定さ
れ、車載制御機器1の入力部4による接続確認の指示が
行われていないことが確認された場合には、以前に接続
確認を行ってから一定時間が経過したか否か、つまり予
め所定周期毎に設定された接続確認時点となったか否か
を判定し(ステップS25)、YESと判定された場合
には、上記ステップS22に移行して接続応答要請信号
を携帯用情報端末2に送信する。
【0045】上記ステップS25でNOと判定されて所
定周期毎の接続確認時点でないことが確認された場合、
または上記ステップS23でNOと判定され、所定時間
内に携帯用情報端末2からの接続応答信号を受信してい
ないことが確認された場合には、上記携帯用情報端末2
からの接続応答要請信号を受信したか否かを判定し(ス
テップS26)、NOと判定された場合には制御動作を
終了する。
【0046】上記ステップS26でYESと判定され、
上記携帯用情報端末2からの接続応答要請信号を受信し
たことが確認された場合には、この接続応答要請信号を
送信した携帯用情報端末2に対して接続応答信号を送信
した後(ステップS27)、上記ステップS24に移行
し、接続応答要請信号に付されたID番号等および車室
内に設けられた位置検出センサの検出信号等に基づい
て、上記遠隔操作を行った携帯用情報端末2の所持者お
よびその着座位置等の情報を特定するとともに、この特
定情報を上記記録媒体7等に記録する。
【0047】次に、上記基本制御動作のステップS2に
おいて実行される上記車載制御機器1の制御態様設定制
御を、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
上記制御動作がスタートすると、入力部5による上記制
御態様の設定操作が行われたか否かを判定し(ステップ
S31)、NOと判定された場合には、車両が走行状態
にあるか否かを判定する(ステップS32)。
【0048】上記ステップS32でYESと判定されて
車両が走行状態にあることが確認された場合には、予め
設定された車両走行時の制御態様を上記記録媒体7から
読み出して設定する(ステップS33)。また、上記ス
テップS32でNOと判定されて停車状態にあることが
確認された場合には、予め設定された停車時の制御態様
を上記記録媒体7から読み出して設定する(ステップS
34)。
【0049】例えば、図6に示すように、車両用ナビゲ
ーション装置、空調装置、音響機器、メータ機器および
電子メール送信装置等からなる車載制御機器1におい
て、車両の走行時には、運転者の所持する携帯用情報端
末2による全ての遠隔操作を禁止するとともに、停車時
には、運転者の所持する携帯用情報端末2による電子メ
ール送信装置の遠隔操作のみを許容するように、上記車
載制御機器1の制御態様を設定する。また、運転者によ
る上記車載制御機器1の直接操作と、他の乗員による上
記携帯用情報端末2を使用した上記車載制御機器1の遠
隔操作とが略同時に行われた場合には、運転者による直
接操作を優先するように優先順位を設定する。
【0050】一方、助手席の乗員が所持する携帯用情報
端末2については、車両が走行状態にあるか否かに拘わ
らず、上記乗員による直接操作が困難な車両用ナビゲー
ション装置および電子メール送信装置の遠隔操作を許容
するように、上記車載制御機器1の制御態様を設定す
る。
【0051】なお、上記メータ機器がインストルメント
パネルの中央部に設置されている場合には、助手席の乗
員による直接操作が可能であるため、上記携帯用情報端
末2による遠隔操作を禁止ように、上記車載制御機器1
の制御態様を設定する。これに対して上記メータ機器が
運転席側に設置されている場合には、助手席の乗員によ
る直接操作が困難であるため、上記携帯用情報端末2に
よる遠隔操作を許容するように、上記車載制御機器1の
制御態様を設定する。
【0052】さらに、後部席の乗員が所持する携帯用情
報端末2については、車両が走行状態にあるか否かに拘
わらず、上記車両用ナビゲーション装置、空調装置、音
響機器、メータ機器および電子メール送信装置等の全て
の遠隔操作を許容し、あるいは上記空調装置および音響
機器ついて携帯用情報端末2の車室内位置(後部席)に
影響を与える車載制御機器1の制御のみが実行されるよ
うに、その制御態様を設定する。
【0053】上記ステップS31でYESと判定され、
入力部5による上記制御態様の設定操作が行われたこと
が確認された場合には、この入力操作に対応した上記車
載制御機器1の制御態様を設定してこれを記録媒体7等
に記録するとともに(ステップS35)、運転者による
上記車載制御機器1の直接操作と、他の乗員による上記
携帯用情報端末2を使用した上記車載制御機器1の遠隔
操作とが略同時に行われた場合等における優先順位を、
上記入力操作に対応して設定し、これを記録媒体7等に
記録する(ステップS36)。
【0054】上記携帯用情報端末2の制御部16におい
て実行される基本制御動作を、図7および図8に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。上記制御動作がスタ
ートすると、車載制御機器1との接続状態を確認する後
述の接続確認制御を実行した後(ステップS41)、上
記携帯用情報端末2の制御態様を設定する後述の制御態
様設定制御を実行する(ステップS42)。
【0055】次いで、上記車載制御機器1にデータ通信
回線3を介して携帯用情報端末2が接続された状態にあ
るか否かを判別し(ステップS43)、NOと判定され
た場合には、上記携帯用情報端末2のディスプレイ13
に具体的操作を実行するための詳細画面を表示させる状
態にあることを示すフラグFが1にセットされているか
否かを判定する(ステップS44)。
【0056】上記ステップS44でNOと判定されて上
記詳細画面をディスプレイ13に表示させる状態にない
ことが確認された場合には、上記ディスプレイ13に通
常制御用のメニュー画面を表示させる制御を実行した後
(ステップS45)、上記通常制御用のメニュー画面に
基づいて携帯用情報端末2を作動させる入力操作が行わ
れたか否かを判定する(ステップS46)。このステッ
プS46でNOと判定された場合には、そのままリター
ンして上記制御動作を終了する。
【0057】上記ステップS46でYESと判定され、
上記メニュー画面に基づく入力操作が行われたことが確
認された場合には、上記フラグFを1にセットした後
(ステップS47)、上記詳細画面に基づく携帯用情報
端末2の通常制御を実行する(ステップS48)。例え
ば、携帯電話からなる携帯用情報端末2においては、上
記入力部14の入力操作に応じて電話をかける等の制御
を実行する。
【0058】一方、上記ステップS43においてYES
と判定され、上記車載制御機器1にデータ通信回線3を
介して携帯用情報端末2が接続された状態にあることが
確認された場合には、後述する遠隔操作の報知制御を実
行した後(ステップS49)、上記携帯用情報端末2の
ディスプレイ13に、具体的操作を実行するための詳細
画面を表示させる状態にあることを示すフラグFが1に
セットされているか否かを判定する(ステップS5
0)。
【0059】上記ステップS50でNOと判定されて上
記詳細画面をディスプレイ13に表示させる状態にない
ことが確認された場合には、上記ディスプレイ13に後
述する遠隔操作用のメニュー画面を表示させる制御を実
行した後(ステップS51)、上記遠隔操作のメニュー
画面に基づく入力操作が行われたか否かを判定する(ス
テップS52)。このステップS52でNOと判定され
た場合には、そのままリターンして上記制御動作を終了
する。
【0060】上記ステップS52でYESと判定され、
上記メニュー画面に基づく入力操作が行われたことが確
認された場合には、ディスプレイ13に上記詳細画面を
表示させるための上記フラグFを1にセットした後(ス
テップS53)、上記具体的操作用の詳細画面に基づく
後述の遠隔操作制御を実行する(ステップS54)。
【0061】次いで、上記ディスプレイ13にメニュー
画面を表示させる表示操作が行われたか否かを判定し
(ステップS55)、NOと判定された場合には、その
ままリターンする。また、上記ステップS55でYES
と判定された場合には、上記フラグFを0にセットする
ことにより(ステップS56)、ディスプレイ13にメ
ニュー画面を表示させる制御を実行した後にリターンす
る。
【0062】次に、上記基本制御動作のステップS41
において実行される車載制御機器1との接続状態を確認
する制御動作を、図9に示すフローチャートに基づいて
説明する。この制御動作がスタートすると、携帯用情報
端末2の入力部14から接続確認を実行することを指示
するスイッチ(SW)操作がされたか否かを判定する
(ステップS61)。このステップS61でYESと判
定された場合には、接続応答要請信号を上記車載制御機
器1または他の携帯用情報端末2に送信した後(ステッ
プS62)、上記車載制御機器1等から送信された接続
応答信号を所定時間内に受信したか否かを判定する(ス
テップS63)。
【0063】上記ステップS63でYESと判定され、
上記車載制御機器1または他の携帯用情報端末2からの
接続応答信号を受信したことが確認された場合には、こ
の接続応答信号に基づいて、上記車載制御機器1のID
番号または他の携帯用情報端末2の所持者およびその着
座位置等の情報を特定するとともに、この特定情報を上
記記録媒体15等に記録する(ステップS64)。
【0064】また、上記ステップS61でNOと判定さ
れ、携帯用情報端末2による接続確認の指示が行われて
いないことが確認された場合には、以前に接続確認を行
ってから一定時間が経過したか否か、つまり予め所定周
期毎に設定された接続確認時点となったか否かを判定し
(ステップS65)、YESと判定された場合には、上
記ステップS62に移行して接続応答要請信号を車載制
御機器1または他の携帯用情報端末2に送信する。
【0065】上記ステップS65でNOと判定されて所
定周期毎の接続確認時点でないことが確認された場合、
または上記ステップS63でNOと判定されて所定時間
内に車載制御機器1または他の携帯用情報端末2から送
信された接続応答信号を受信していないことが確認され
た場合には、上記他の携帯用情報端末2等からの接続応
答要請信号を受信したか否かを判定し(ステップS6
6)、NOと判定された場合には制御動作を終了する。
【0066】上記ステップS66でYESと判定され、
上記車載制御機器1または他の携帯用情報端末2から送
信された接続応答要請信号を受信したことが確認された
場合には、上記車載制御機器1等に対して接続応答信号
を送信した後(ステップS67)、上記ステップS64
に移行し、接続応答要請信号に付された情報等に基づい
て、車載制御機器1のID番号または他の携帯用情報端
末2の所持者およびその着座位置等の情報を特定すると
ともに、この特定情報を上記記録媒体13等に記録す
る。
【0067】次に、上記基本制御動作のステップS42
において実行される上記携帯用情報端末2の制御態様設
定制御を、図10に示すフローチャートに基づいて説明
する。上記制御動作がスタートすると、入力部14によ
る上記制御態様の設定操作が行われたか否かを判定し
(ステップS71)、NOと判定された場合には、予め
設定された制御態様を上記記録媒体15から読み出して
設定する(ステップS72)。
【0068】例えば、運転者の所持する携帯用情報端末
2については、車両が走行状態にある場合に、上記車載
制御機器1を構成する車両用ナビゲーション装置、空調
装置、音響機器、メータ機器および電子メール送信装置
の全ての遠隔操作を禁止するとともに、車両が停止状態
にある場合には、上記電子メール送信装置の遠隔操作の
みを許容するように、上記携帯用情報端末2の制御態様
を設定する。
【0069】一方、助手席の乗員が所持する携帯用情報
端末2については、車両が走行状態にあるか否かに拘わ
らず、上記乗員による直接操作が困難な車両用ナビゲー
ション装置および電子メール送信装置の遠隔操作を許容
するように、上記車載制御機器1の制御態様を設定す
る。
【0070】なお、上記メータ機器がインストルメント
パネルの中央部に設置されている場合には、助手席の乗
員による直接操作が可能であるため、助手席の乗員が所
持する携帯用情報端末2による遠隔操作を禁止するよう
に、上記車載制御機器1の制御態様を設定する。これに
対して上記メータ機器が運転席側に設置されている場合
には、助手席の乗員による直接操作が困難であるため、
上記携帯用情報端末2による遠隔操作を許容するよう
に、その制御態様を設定する。
【0071】また、後部席の乗員が所持する携帯用情報
端末2については、車両が走行状態にあるか否かに拘わ
らず、上記車両用ナビゲーション装置、空調装置、音響
機器、メータ機器および電子メール送信装置等の全ての
遠隔操作を許容し、あるいは上記空調装置および音響機
器ついて携帯用情報端末2の車室内位置(後部席)に影
響を与える車載制御機器1の制御のみが実行されるよう
に、その制御態様を設定する。
【0072】上記ステップS71でYESと判定され、
入力部14による上記制御態様の設定操作が行われたこ
とが確認された場合には、この入力操作に対応した上記
車載制御機器1の制御態様を設定してこれを記録媒体1
5等に記録するとともに(ステップS73)、上記車載
制御機器1の制御に関して複数の操作が略同時に行われ
た場合に、各携帯用情報端末2の所持者、その着座位置
または遠隔操作の内容等に応じ、何れの操作を優先すべ
きかについて優先順位を、上記入力操作に対応して設定
し、これを記録媒体7等に記録する(ステップS7
4)。
【0073】次に、上記基本制御動作のステップS49
において実行される上記遠隔操作の報知制御を、図11
に示すフローチャートに基づいて説明する。上記制御動
作がスタートすると、他の携帯用情報端末2から送信さ
れた遠隔操作信号を受信したか否かを判定する(ステッ
プS81)。
【0074】上記ステップS81でYESと判定された
場合には、上記遠隔操作信号に付されたID番号等に基
づいて、上記他の携帯用情報端末2の所持者を特定する
とともに(ステップS82)、車室内に設けられた位置
検出センサの検出信号等に基づいて、上記他の携帯用情
報端末2の所持者が車室内の何れの座席に着席している
のかを特定する(ステップS83)。また、上記ステッ
プS82,S83で特定された上記携帯用情報端末2の
所持者名、上記ID番号または車室内位置等に関する情
報をディスプレイ13に表示させる(ステップS8
4)。
【0075】上記ステップS81でNOと判定された場
合には、車載制御機器1から送信された表示信号、つま
り他の携帯用情報端末2に関する情報を表示させるため
の信号を受信したか否かを判定し(ステップS85)、
YESと判定された場合には、上記ステップS84に移
行して、他の携帯用情報端末2の所持者名、上記ID番
号または車室内位置等に関する情報をディスプレイ13
に表示させる。
【0076】次に、上記基本制御動作のステップS51
において実行される上記遠隔操作用メニュー画面の表示
制御を、図12に示すフローチャートに基づいて説明す
る。上記制御動作がスタートすると、上記入力部14の
入力信号等に基づいて自己の携帯用情報端末2の車室内
における位置を特定した後(ステップS91)、自己の
携帯用情報端末2の車室内における位置が運転席である
か否かを判定する(ステップS92)。このステップS
92でYESと判定された場合には、車両が走行状態に
あるか否かを判定し(ステップS93)、YESと判定
された場合には、上記ディスプレイ13に、上記遠隔操
作用のメニュー画面が表示されるのを禁止する(ステッ
プS94)。
【0077】上記ステップS93でNOと判定されて停
車状態にあることが確認された場合には、運転者による
直接操作が可能であるために遠隔操作が不要なもの、例
えば車両用ナビゲーション装置、空調装置および音響機
器等の遠隔操作を実行するためのアイコン(絵文字)等
を、上記遠隔操作用のメニュー画面から削除する(ステ
ップS95)。
【0078】次いで、上記携帯用情報端末2の制御態様
設定制御が実行されることによって表示が禁止された遠
隔操作に関する特定のアイコン等を、上記遠隔操作用の
メニュー画面から削除することにより(ステップS9
6)、上記特定のアイコン等を除く、他のアイコンを表
示するためのメニュー画面用データを作成するとともに
(ステップS97)、図13(a)に示すように、上記
メニュー画面を携帯用情報端末2のディスプレイ13に
表示させる(ステップS98)。
【0079】また、上記ステップS92でNOと判定さ
れて自己の携帯用情報端末2の車室内における位置が運
転席でないことが確認された場合には、この車室内位置
が助手席であるか否かを判定し(ステップS99)、Y
ESと判定された場合には、ステップS95に移行し
て、助手席による直接操作が可能であるために遠隔操作
が不要なもの、例えば車両用ナビゲーション装置、空調
装置および音響機器等の遠隔操作を実行するためのアイ
コン(絵文字)等を、上記遠隔操作用のメニュー画面か
ら削除する。
【0080】また、上記ステップS99でNOと判定さ
れて上記携帯用情報端末2を所持する乗員が運転席また
は助手席以外の座席、つまり後部席に着座していること
が確認された場合には、上記ステップS96に直接移行
することにより、原則として図13(b)に示すよう
に、全てのアイコン等が表示された遠隔操作用メニュー
画面をディスプレイ13に表示させる。なお、上記メニ
ュー画面を複数枚に分割してディスプレイ13上に階層
的に表示させるようにしてもよい。
【0081】なお、上記ステップS93でNOと判定さ
れて車両が走行状態にないことが確認された場合、また
は上記ステップS99でYESと判定されて上記携帯用
情報端末2の所持者が助手席の乗員であることが確認さ
れた場合に、上記ステップS95に移行することなく、
ステップS96に直接移行するようにしてもよい。
【0082】次に、上記基本制御動作のステップS54
において実行される車載制御機器1の遠隔制御動作、つ
まり上記携帯用情報端末2を使用して車載制御機器1を
遠隔操作する場合の制御動作を、図14に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。上記制御動作がスタートす
ると、上記車載制御機器1の遠隔操作が行われたか否か
を判定する(ステップS101)。
【0083】上記ステップS101でYESと判定され
た場合には、上記遠隔操作がメニュー画面に表示された
許容範囲内の操作であるか否かを判定する(ステップS
102)。上記ステップS102でYESと判定され、
上記メニュー画面に表示された許容範囲内の遠隔操作が
行われたことが確認された場合には、この遠隔操作に対
応する操作信号を上記車載制御機器1に送信する(ステ
ップS103)。
【0084】次いで、上記メニュー画面に表示された許
容範囲内において、上記携帯用情報端末2による表示デ
ータの送信指示が行われたか否か、つまり上記車載制御
機器1の記録媒体7に記録された地図情報等の表示デー
タを上記携帯用情報端末2に送信するように指示された
か否かを判定し(ステップS104)、YESと判定さ
れた場合には、これに対応する表示データの送信を要求
する信号を上記車載制御機器1に送信する(ステップS
105)。
【0085】その後、上記送信要求信号に対応した表示
データが車載制御機器1から送信されたか否かを判定し
(ステップS106)、YESと判定された場合には、
上記携帯用情報端末2のディスプレイ13が、遠隔表示
モードに設定されているか否かを判定する(ステップS
107)。このステップS107でYESと判定された
場合には、上記車載制御機器1から送信された表示デー
タに対応する表示制御を実行して所定の情報を上記ディ
スプレイ13に表示させた後(ステップS108)、ス
テップS109に移行して携帯用情報端末2の通常制御
を実行する。
【0086】上記のように複数の携帯用情報端末2が通
信可能に接続される車載制御機器1を有し、各携帯用情
報端末2によって車載制御機器1が遠隔操作されるよう
に構成された車両用情報処理装置において、上記携帯用
情報端末2による遠隔操作が行われたときにその携帯用
情報端末2を特定する特定手段10と、この特定手段1
0により特定された携帯用情報端末2を識別可能に報知
する報知手段11とを設けたため、この報知手段11の
報知情報に基づいて上記遠隔操作を行った携帯用情報端
末2を容易に確認することができる。
【0087】したがって、複数の乗員がそれぞれ個別に
所持する複数の携帯用情報端末2のいずれかによって上
記車載制御機器1の遠隔操作を行った後に、他の乗員が
上記遠隔操作に反する操作を行うとする場合等に、車載
制御機器1を新たに操作する必要があるか否か等を、上
記報知情報に基づいて容易に判別することができるた
め、混乱を生じることなく、上記車載制御機器1を適正
に制御できる等の利点がある。
【0088】例えば、上記車載制御機器1を構成する車
載ナビゲーション装置またはメータ機器等に対する遠隔
操作が後部座席の乗員により行われた場合に、車載制御
機器1のディスプレイ4に地図情報等を表示させたり、
メータ機器の表示状態を変化させたりしても意味がない
ので、その操作をキャンセルすべきであるか否かを適正
に判断することができる。
【0089】また、上記遠隔操作が後部席の携帯用情報
端末2に対する地図情報等の表示データの送信である場
合には、これをキャンセルすべきでないと判断すること
ができる。さらに、後部席の乗員が、自席に対する空調
装置の目標温度を調節したり、後部席に影響を与える音
響機器のボリュームを調節したりする等の遠隔操作を行
った場合に、これに反する操作を行うべきであるか否か
の判断等を適切に行うことができる。
【0090】上記特定手段10および報知手段11を、
インストルメントパネルの中央部等に位置する車載制御
機器1に設けた場合には、運転席または助手席の乗員等
に対して上記特定情報を正確に認識させることができ、
利便性をより向上させることができる。特に、上記実施
形態に示すように、特定手段10により特定された情報
を、車載制御機器1の音声出力部6を介して出力するよ
うに構成した場合には、運転操作に支障を来すことな
く、上記情報を運転者に対して容易に認識させることが
できるという利点がある。
【0091】また、上記実施形態に示すように、他の携
帯用情報端末2からなる操作手段による上記車載制御機
器1の操作が行われたときに、その携帯用情報端末2を
特定する特定手段18と、この特定手段18により特定
された携帯用情報端末2を識別可能に報知する報知手段
19とを、各携帯用情報端末2に設けた場合には、各乗
員にの手元において、上記報知情報を容易に認識させる
ことができるという利点がある。
【0092】したがって、上記乗員が後部席に着座し、
運転席の前方等に配設された車載制御機器1の位置から
離れている場合でも、上記報知情報に基づいて、多の携
帯用情報端末2による上記車載制御機器1の遠隔操作に
反する操作を行うべきであるか否かの判断等を容易かつ
適正に行うことができる。なお、上記入力部5による車
載制御機器1の直接操作が行われたことを、各携帯用情
報端末2に設けられた特定手段18により特定するとと
もに、上記報知手段19において報知するようにしても
よい。
【0093】また、上記実施形態に示すように、車載制
御機器1の出力制御手段12に設けられた優先順位設定
手段において、上記入力部4による直接操作と、携帯用
情報端末2による遠隔操作とが略同時に行われたとき
に、上記直接操作を優先するように優先順位を設定する
ようにした場合には、車載制御機器1の制御に関する最
終的決定権が前部席の乗員に与えることになるため、こ
の車載制御機器1の制御に混乱を生じるのを効果的に防
止することができる。
【0094】なお、車載制御機器1に設けられた入力部
4による直接操作と、携帯用情報端末2による遠隔操作
とが略同時に行われたときに、上記車載制御機器1の全
ての操作ついて上記直接操作を優先する必要はなく、特
定の操作については上記遠隔操作を優先するように優先
順位を設定してもよい。例えば、後部席に着材した乗員
が、携帯用情報端末2を使用して後部席に配設された音
響機器または空調装置の制御状態を遠隔操作した場合に
は、この遠隔操作を上記直接操作によりも優先するよう
に構成してもよい。
【0095】また、上記のように車載制御機器1の特定
の操作について、特定の携帯用情報端末2による遠隔操
作を許容し、逆に特定の携帯用情報端末2による上記車
載制御機器1の遠隔操作を禁止するように構成した場合
には、上記車載制御機器1の必要な制御を容易かつ適正
に実行することができるとともに、不必要な制御が実行
されるのを防止できるという利点がある。
【0096】すなわち、後部席の乗員が、自席に対する
空調装置の目標温度を調節したり、後部席に影響を与え
る音響機器のボリュームを調節したりする等の遠隔操作
を行った場合に、これに対応する上記車載制御機器1の
制御を、上記制御態様設定手段により許容し、後部席の
乗員が、メータ機器の遠隔操作を行った場合等に、これ
に対応する上記車載制御機器1の制御を、上記制御態様
設定手段により禁止するように構成することにより、上
記車載制御機器1の制御を、混乱することなく適正に実
行できるという利点がある。
【0097】さらに、上記実施形態に示すように、遠隔
操作を行った携帯用情報端末2の車室内における位置を
上記特定手段10,18により特定するとともに、この
特定手段10,18によって特定された携帯用情報端末
2の位置を上記報知手段11,19により報知するよう
に構成した場合には、上記携帯用情報端末2による車載
制御機器1の遠隔操作が行われた場合に、この遠隔操作
を行った者の車室内における位置を、上記報知手段1
1,19の報知情報に基づいて正確に認識することがで
きるため、他の乗員が上記車載制御機器1を新たに操作
する必要があるか否か等を容易に判別することができる
という利点がある。
【0098】例えば、後部席に着座した乗員により、後
部席以外に影響を与える空調装置の風量を増大させる遠
隔操作を行ったことが、上記報知手段11,19におい
て報知された場合には、上記遠隔操作が不適切であるた
めに、上記空調装置の風量を減少すべきであるという判
断を容易かつ適正に行うことができる。
【0099】上記携帯用情報端末2の車室内における位
置は、車室内に設けられた位置検出センサの検出信号に
応じて携帯用情報端末2の所持者が座席に着座したこと
が確認された時点で、車載制御機器1から携帯用情報端
末2に接続応答要請信号が送信されるとともに、この接
続応答要請信号に対応した接続応答信号が上記携帯用情
報端末2から車載制御機器1に送信された場合等に、上
記検出信号および接続応答信号に基づいて特定すること
ができる。
【0100】なお、上記携帯用情報端末2から車載制御
機器1の遠隔操作信号が出力された場合に、車室内に設
けられた位置検出センサにより上記遠隔操作信号の送信
位置を検出することにより、携帯用情報端末2の所持者
が着座する座席位置を特定するようにしてもよい。ま
た、車両に配線されたデータ通信回線3により上記車載
制御機器1と携帯用情報端末2とを接続する場合には、
携帯用情報端末2を上記データ通信回線3に接続した時
点で、このデータ通信回線3の配線位置に応じて上記携
帯用情報端末2の車室内における位置を特定するように
してもよい。
【0101】上記複数の携帯用情報端末2が通信可能に
接続された車載制御機器1を、携帯用情報端末2による
遠隔操作に応じて制御する車両用情報処理プログラム
を、記録媒体に格納するとともに、上記携帯用情報端末
2による遠隔操作が行われたときにその携帯用情報端末
2を特定する端末特定ステップと、この端末特定ステッ
プにより特定された携帯用情報端末2を識別可能に報知
する端末報知ステップとを備えたコンピュータ読取可能
な車両用情報処理プログラムを上記記録媒体に格納し、
この記録媒体を車載制御機器1または携帯用情報端末2
に装着することにより、上記機能を発揮させるように構
成してもよい。
【0102】上記のように構成した場合には、車載制御
機器1の遠隔操作を行った携帯用情報端末2を特定し
て、この特定情報を識別可能に報知することにより、他
の乗員が上記車載制御機器1を新たに操作する必要があ
るか否か等を、混乱することなく適正に判別できる車両
用情報処理装置が得られるという利点がある。
【0103】なお、上記実施形態では、携帯用情報端末
2により車載制御機器1を遠隔操作してその作動状態を
制御し、あるいは上記車載制御機器1の表示データ等を
携帯用情報端末2に送信するようにした例について説明
したが、上記携帯用コンピュータ端末装置等からなる携
帯用情報処理装置2の遠隔操作により、その記録データ
を上記車載制御機器1に送信して上記記録媒体7に記録
するように構成することもできる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
携帯用情報端末が通信可能に接続される車載制御機器を
有し、各携帯用情報端末によって車載制御機器が遠隔操
作されるように構成された車両用情報処理装置であっ
て、上記携帯用情報端末による遠隔操作が行われたとき
にその携帯用情報端末を特定する特定手段と、この特定
手段により特定された携帯用情報端末を識別可能に報知
する報知手段とを設け、この報知手段の報知情報に基づ
いて上記遠隔操作を行った携帯用情報端末を容易に確認
し得るように構成したため、複数の乗員がそれぞれ個別
に所持する複数の携帯用情報端末2のいずれかによって
上記車載制御機器の遠隔操作を行った場合等に、他の乗
員が上記遠隔操作に反する操作を行うとする際に、車載
制御機器を新たに操作する必要があるか否か等を容易に
判別することができるため、混乱を生じることなく、上
記車載制御機器を適正に制御できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用情報処理装置の実施形態を
示すブロック図である。
【図2】車載用制御機器の基本制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】上記車載用制御機器の基本制御動作の一部を示
すフローチャートである。
【図4】携帯用情報端末との接続状態確認の制御動作を
示すフローチャートである。
【図5】車載制御機器の制御態様の設定制御動作を示す
フローチャートである。
【図6】車載制御機器の制御態様の具体例を示す図表で
ある。
【図7】携帯用情報端末の基本制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】携帯用情報端末の基本制御動作の一部を示すフ
ローチャートである。
【図9】車載制御機器との接続状態の制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】携帯用情報端末の制御態様の設定制御動作を
示すフローチャートである。
【図11】携帯用情報端末の報知制御動作を示すフロー
チャートである。
【図12】遠隔操作用メニュー画面の表示制御動作を示
すフローチャートである。
【図13】携帯用情報端末のディスプレイに表示される
メニュー画面の具体例を示す説明図である。
【図14】車載制御機器の遠隔制御動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 車載制御機器 2 携帯用情報端末 10 特定手段 11 報知手段 18 特定手段 19 報知手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の携帯用情報端末が通信可能に接続
    される車載制御機器を有し、各携帯用情報端末によって
    車載制御機器が遠隔操作されるように構成された車両用
    情報処理装置であって、上記携帯用情報端末による遠隔
    操作が行われたときにその携帯用情報端末を特定する特
    定手段と、この特定手段により特定された携帯用情報端
    末を識別可能に報知する報知手段とを備えたことを特徴
    とする車両用情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記特定手段および報知手段を車載制御
    機器に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用情
    報端末。
  3. 【請求項3】 車載制御機器に対して通信可能に接続さ
    れる携帯用情報端末を有し、この携帯用情報端末によっ
    て車載制御機器を遠隔操作するように構成された車両用
    情報処理装置であって、他の操作手段による上記車載制
    御機器の操作が行われたときに、その操作手段を特定す
    る特定手段と、この特定手段により特定された操作手段
    を識別可能に報知する報知手段とを上記携帯用情報端末
    に設けたことを特徴とする車両用情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記車載制御機器に設けられた入力部に
    よる直接操作と、携帯用情報端末による遠隔操作とが略
    同時に行われたときに、上記直接操作を優先するように
    優先順位を設定する優先順位設定手段を備えたことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 上記特定手段は、遠隔操作を行った携帯
    用情報端末の車室内における位置を特定する機能を有
    し、この特定手段によって特定された携帯用情報端末の
    車室内位置を上記報知手段により報知するように構成し
    たことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車
    両用情報処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の携帯用情報端末が通信可能に接続
    された車載制御機器を、携帯用情報端末による遠隔操作
    に応じて制御する車両用情報処理プログラムが格納され
    た記録媒体であって、上記携帯用情報端末による遠隔操
    作が行われたときにその携帯用情報端末を特定する端末
    特定ステップと、この端末特定ステップにより特定され
    た携帯用情報端末を識別可能に報知する端末報知ステッ
    プとを備えたコンピュータ読取可能な車両用情報処理プ
    ログラムが格納された記録媒体。
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