JP2002086460A - 断熱パネルの製造方法 - Google Patents
断熱パネルの製造方法Info
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Abstract
起こすことがなく、しかも、断熱材の強度が高くて脆く
なく、且つ表面材と断熱材を強固に接着することができ
る断熱パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリイソシアネートとポリオールとイソ
シアネートの三量化触媒と発泡剤であるペンタンとを配
合してポリイソシアネート混合物1を調製する。表面材
2の表面にポリイソシアネート混合物1を供給して発泡
させることによって断熱材4を形成する。
Description
イソシアヌレート発泡体などのポリイソシアヌレート発
泡体を断熱材とする断熱パネルの製造方法に関するもの
である。
で形成される断熱材を金属板等で形成される表面材の間
に充填して断熱パネルとすることがおこなわれている
が、断熱材として用いるポリイソシアヌレート発泡体の
製造方法としては、ポリイソシアネート及びポリオール
を発泡剤の存在下に3量化触媒とカルボジイミド化触媒
を併用してポリイソシアヌレート発泡体を製造する方法
が知られている(例えば特公昭46−4591号公報参
照)。また、ポリイソシアネート及びポリオールを発泡
剤の存在下にメタノール、フルフリルアルコールまたは
フォスフォレンオキシド(カルボジイミド化触媒)及び
アルカリ金属塩(3量化触媒)を併用してポリイソシア
ヌレート発泡体を製造する方法も提案されている(米国
特許第4,166,164号明細書、特開平2−245
013号公報参照)。さらに、特開昭50−95397
号公報、特開昭50−124997号公報、特開昭51
−75799号公報、特開昭51−76395号公報、
特開昭51−80393号公報、特開昭51−1020
98号公報等には、第3級アミンとアミノアルコール等
のアルコールを共触媒としてポリイソシアヌレート発泡
体を得る方法、マンニッヒポリオールや含リンポリオー
ル等を触媒的に使用する方法、s−トリアジンとフェノ
ールを使用する方法、等が報告されている。
イソシアヌレート発泡体の製造には、発泡剤としてフロ
ンを使用するのが一般的である。しかしフロンはオゾン
層破壊の問題があり、その使用は制限されている。
アネートの反応により発生する炭酸ガスを使用する方法
が提案されている。この水とイソシアネートの反応によ
り発生する炭酸ガスを使用するポリイソシアヌレート発
泡体の製造法は、水とイソシアネートを、2R−NCO
+H2O→R−NHC(O)NH−R+CO2のように
反応させることにより炭酸ガスを発生させ、この炭酸ガ
スを発泡剤として使用するものであり、このことでフロ
ンを用いることなくポリイソシアヌレート発泡体を製造
することができ、このポリイソシアヌレート発泡体を断
熱材として使用することができるものである。
ネートの反応では炭酸ガスの発生に伴って尿素結合も同
時に生成することになり、この尿素結合がポリイソシア
ヌレート発泡体の内部に均一に分散せず、凝集体(ドメ
イン)を形成することになり、この凝集体がポリイソシ
アヌレート発泡体を脆くし、強度を低下させるという問
題があった。またこのポリイソシアヌレート発泡体を断
熱パネルの断熱材として使用すると、上記の凝集体の影
響で断熱材と表面材との接着性が低下し、表面材と断熱
材を強固に接着することができないという問題があっ
た。特に、断熱材の密度を下げる(高発泡のものを得
る)ためには、水の使用量を増やさなければならず、こ
のように水の使用量を増やすと尿素結合の生成量も多く
なり、上記問題点が多大となっていた。また、従来のポ
リイソシアヌレート発泡体の断熱材は一般的に架橋密度
が高く、このことでポリイソシアヌレート発泡体の断熱
材は脆いという問題があった。特に上記のような水によ
る発泡をおこなうと尿素結合が生成されて、ポリイソシ
アヌレート発泡体の断熱材の脆さがさらに増加するとい
う問題があった。
あり、発泡剤としてフロンを使用せずに環境破壊を起こ
すことがなく、しかも、断熱材の強度が高くて脆くな
く、且つ表面材と断熱材を強固に接着することができる
断熱パネルの製造方法を提供することを目的とするもの
である。
断熱パネルAの製造方法は、ポリイソシアネートとポリ
オールとイソシアネートの三量化触媒と発泡剤であるペ
ンタンとを配合してポリイソシアネート混合物1を調製
し、表面材2にポリイソシアネート混合物1を供給して
発泡させることによって断熱材4を形成することを特徴
とするものであり、発泡剤としてペンタンを用いること
によって、フロンや水を用いないようにすることがで
き、環境破壊を防止することができものであり、また、
尿素結合が生成されないようにして断熱材の強度が高く
て脆くなく、且つ表面材と断熱材を強固に接着すること
ができるものである。
造方法は、請求項1の構成に加えて、ペンタンがn−ペ
ンタンであることを特徴とするものである。
造方法は、請求項1又は2の構成に加えて、ポリイソシ
アネートとペンタンを混合した後、これをポリオールと
混合することを特徴とするものである。
する。
イソシアネートは有機ポリイソシアネートであって、脂
肪族系、脂環式系、芳香族系及びこれらの混合系等のい
ずれのタイプのものであってもよく、従来からポリウレ
タンやポリイソシアヌレートの製造に際して使用されて
いるものを同様に使用することができる。
ソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、粗
トリレンジイソシアネート、メチレンジフェニルジイソ
シアネート、粗メチレンジフェニルジイソシアネートな
どの芳香族ジイソシアネート;4,4’,4”−トリフ
ェニルメタントリイソシアネート、2,4,6−トリレ
ントリイソシアネートなどの芳香族トリイソシアネー
ト;4,4’−ジメチルジフェニルメタン−2,2’−
5,5’−テトライソシアネートなどの芳香族テトライ
ソシアネート;ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネ
ートの如き脂肪族イソシアネート;水添メチレンジフェ
ニルジイソシアネートの如き脂環式イソシアネート;そ
の他としてm−フェニレンジイソシアネート、ナフチレ
ン−1,5−ジイソシアネート、1−メトキシフェニル
−2,4−ジイソシアネート、4,4’−ビフェニレン
ジイソシアネート、3,3’−ジメトキシ−4,4’−
ビフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメチルジフ
ェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート等が挙げら
れる。
れ単独で使用することができ、或いは2種以上併用する
ことができる。
も、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリ
レンジイソシアネート、粗トリレンジイソシアネート、
メチレンジフェニルジイソシアネート、粗メチレンジフ
ェニルジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジ
イソシアネート、水添メチレンジフェニルジイソシアネ
ート等が好適である。
ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ひ
まし油等の如き、一分子中に二個以上の水酸基を有する
脂肪族系、糖系、芳香族系及びこれらの混合系等の化合
物が包含され、従来からポリウレタンの製造に際して使
用されるものが同様に使用可能である。また、かかるポ
リオールは低分子量及び高分子量のいずれであってもよ
い。
ルとしては、多価アルコール、多価フェノール、アミン
類、ポリカルボン酸などの活性水素含有化合物にアルキ
レンオキサイドを付加した構造の化合物が挙げられる。
ングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリ
コール、ネオペンチルグリコールなどの2価のアルコー
ル;グリセリン、ペンタエリスリトール、ショ糖などの
三価以上のアルコールが挙げられる。
ロール、ハイドロキノン、或いはビスフェノールAなど
のビスフェノール類、フェノールとホルムアルデヒドの
縮合物などが挙げられる。
ノールアミン、ジエタノールアミン、及びトリエタノー
ルアミン、イソプロパノールアミン、アミノエチルエタ
ノールアミンなどのアルカノールアミン類、炭素数1〜
22のアルキルアミン類、炭素数2〜6のアルキレンジ
アミン、ポリアルキレンポリアミンやアニリン、フェニ
レンジアミン、ジアミノトルエン、キシリレンジアミ
ン、メチレンジアニリン、ジフェニルエーテルジアミン
などの芳香族アミン類、イソホロンジアミンシクロヘキ
シレンジアミンなどの脂環式アミン類、複素環式アミン
類などが挙げられる。
酸、アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、ダイマー酸
などの脂肪族カルボン酸、フタル酸、テレフタル酸、ト
リメリット酸、ピロメリット酸などの芳香族ポリカルボ
ン酸などが挙げられる。
ル、アミン類、ポリカルボン酸などの活性水素含有化合
物は二種以上使用することができる。
キレンオキサイドとしては、例えば、プロピレンオキサ
イド、エチレンオキサイド、ブチレンオキサイド、テト
ラヒドロフランなどが挙げられる。これらのアルキレン
オキサイドは単独で用いてもよく又は2種以上併用して
もよく、後者の場合はブロック付加又はランダム付加し
たものであってもよい。
例えば、多価アルコール(上記の二価アルコール、トリ
メチロールプロパン、グリセリンなど)とカルボン酸
(上記ポリカルボン酸など)とを反応させて得られる縮
合ポリエステルポリオール、ラクトンの開環重合により
得られるポリエステルポリオール、回収ポリエステルに
ノニルフェノールのエチレンオキサイド付加物を加えた
ものなどが挙げられる。
芳香族系、脂肪族又は芳香族アミン系、ペンタエリスリ
トール系、ショ糖系のポリエーテルポリオール;芳香族
又は脂肪族カルボン酸ポリエステルポリオール;ラクト
ン系ポリエステルポリオール等が好適である。
使用することができ、或いは2種以上併用することがで
きる。また、上記の如きポリオールは、一般的に20〜
600mgKOH/g、好ましくは25〜500mgK
OH/g、さらに好ましくは50〜400mgKOH/
gの範囲内の水酸基価をもつことができる。
化触媒は、例えば、一般式(I)で示されるヒドロキシ
アルキル第四級アンモニウム化合物を用いることがで
き、ポリイソシアヌレート、ポリウレタン−ポリイソシ
アヌレート樹脂などの製造の際の触媒としてそれ自体既
知のものであり(例えば特公昭61−23214号公
報)、具体例としては(I−1)乃至(I−12)の式
で示すものを挙げることができる。
ム化合物中、(I−1)、(I−2)、(I−12)の
ものが好適に使用される。
は上記以外にDBU(1,8−ジアザビシクロ[5,
4,0]ウンデセン−7)の塩、1,3,5−トリス
(N,N−ジメチルアミノプロピル)−s−トリアジ
ン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノールなどの三級アミンも適宜使用することができる。
さらに式(II)に示す脂肪族モノカルボン酸アルカリ金
属塩を例示することができる。
塩としては、2−エチルヘキサン酸カリウムや酢酸ナト
リウムなどを好適に使用することができる。
使用することができ、あるいは二種以上併用することが
できる。
ペンタン、シクロペンタン、2−メチルペンタンなどの
ペンタンを例示することができる。これらのペンタンを
単独であるいは複数種併用することができるが、上記の
中でもn−ペンタンを用いるのが好ましい。発泡剤とし
てn−ペンタンを用いることによって、ポリイソシアネ
ートとポリオールの未反応部分を少なくすることがで
き、断熱パネルAの形成後にポリイソシアネートとポリ
オールの未反応部分が反応することが無くなって断熱材
4が膨れないようにすることができるものである。
応じて、ウレタン−尿素化触媒(例えば、トリエチレン
ジアミン、ジメチルエタノールアミン、トリエチルアミ
ン、トリメチルアミノエチルエタノールアミン、ジメチ
ルアミノエチルエーテル、ペンタメチルジエチレントリ
アミン、N−メチルモルホリン、ジブチル錫ジラウレイ
ト、オクタン酸錫、オクタン酸鉛など)、架橋剤(例え
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、トリエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、エチレンジアミン、トルエンジアミンな
ど)、整泡剤(例えば、ジメチルシロキサン−ポリエー
テルブロックコポリマーなど)、難燃剤(例えば、トリ
フェニルフォスフェイト、トリエチルフォスフェイト、
トリメチルフォスフェイト、クレジルジフェニルフォス
フェイト、トリスクレジルフォスフェイト、トリスクロ
ロエチルフォスフェイト、トリスジクロロプロピルフォ
スフェイト、トリス−β−クロロプロピルフォスフェイ
ト、トリス−β−クロロエチルフォスフェイト、トリス
(2,3−ジブロモプロピル)フォスフェイト、トリス
(ブロモクレジル)フォスフェイト、メラミン、三酸化
アンチモンなど)、着色剤、その他添加剤を、通常使用
されている量で併用することができる。
上記のポリイソシアネートとポリオールと発泡剤と三量
化触媒及びその他の原料を所定量で配合して混合するこ
とによって調製することができる。この時、ポリイソシ
アネートと発泡剤であるペンタンとを先に混合した後、
この混合物にポリオールを混合するようにするのが好ま
しい。ペンタン(n−ペンタン)は消防法で定められて
いる特殊引火物であり、一般取扱所(危険物の規制に関
する政令第19条や危険物の規制に関する規則第28条
等参照)で取り扱われる場合は保有地を設ける必要があ
るが、上記のようにポリイソシアネートと混合すること
により、ペンタンを含むこの混合物を第1石油類として
扱うことができ、従って、後述の製造ライン全体を一般
取扱所にすることがなく、且つ保有空地を設ける必要も
なく、消防法の基準をクリアすることができるものであ
る。しかも、ペンタン(n−ペンタン)はポリオールと
の相溶性は良くないが、イソシアネートとの相溶性はポ
リオールよりも良好であり、従って、ポリイソシアネー
トとペンタンとを先に混合した後、ポリオールを混合す
ることによって、ポリイソシアネートとペンタンとポリ
オールとを均一に混合することができ、ポリイソシアネ
ート混合物1の発泡時(フォームの発泡時)の発泡剤突
沸によるボイドの発生を防止することができるものであ
る。
合は、厳密に制限されるものではなく、断熱材5に望ま
れる物性や用途に応じて広範囲にわたり変えることがで
きるが、一般的には、NCO/OH当量比で示されるイ
ソシアネート指数が1.8以上、好ましくは1.8〜
5.0、特に、2.0〜4.0の範囲内となるように上
記の成分を配合して反応させることが好適である。
れるものではなく、断熱材4に望まれる物性や用途に応
じて広範囲にわたり変えることができるが、ポリイソシ
アネートの質量を基準にして0.1〜10質量%、好ま
しくは、0.5〜5質量%の範囲内にする。また、発泡
剤の配合量は断熱材4に望まれる密度等に応じて調節す
ることができる。特に、本発明は、フロンを使わなくて
もn−ペンタンだけで高い発泡倍率の製品をつくること
ができる点に大きな特徴があり、本発明の方法によれ
ば、例えば、ポリイソシアネートとポリオールの合計質
量を基準にして0.3〜20質量%、好ましくは0.5
〜10質量%の範囲内の発泡剤を配合する。このことに
より、自由発泡密度が一般に50kg/m3以下の高発
泡倍率のイソシアヌレート発泡体を容易に製造すること
ができる。
一例を示す。この製造装置は表面材成形部40と充填部
41とプレミキシング部42と仕上げ部43とを備えて
いる。表面材成形部40は着色亜鉛鉄板、カラーアルミ
ニウム板、着色アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板、ステ
ンレス鋼板、チタン鋼板、両面着色亜鉛鉄板など帯状金
属板5から表面材2を形成する箇所であって、ペイオフ
リール10a、10bから上下に配置された一対の帯状
金属板5をピンチローラ12a、12bにて引き出し、
引き出した帯状金属板5の両側縁部に成形機11a、1
1bにて折り返し成形を施して雄雌嵌合部30、32を
形成すると共に必要に応じて帯状金属板5の全面に亘っ
て凹凸を付与して断熱パネルAの表面模様などを形成す
ることによって、一対の長尺の表面材2を成形すること
ができる。このようにして形成された表面板2はサポー
トローラ13などの搬送手段によって充填部41へと連
続的に進行して搬送される。尚、表面材2としては金属
板の他に紙やプラスチックシートなどを使用することが
できる。また、図中の符号9はシャーである。
1を調製すると共にこのポリイソシアネート混合物1を
一対の表面材2、2の間に充填する箇所であって、ポリ
イソシアネート混合物1から形成される断熱材4と表面
材2の接着性を高めるために表面材2を最適温度30〜
80℃に予備加熱するためのプレヒータ15と、表面材
2の幅方向(短手方向)に往復移動して上下に配置され
た表面材2、2の間にポリイソシアネート混合物1を注
入密度30〜60kg/m3で均一に散布するためのス
プレーノズル25を備えたガントリー16と、上下に配
置された表面材2、2の間隔を所定の寸法に設定するた
めのダブルコンベア17と、ダブルコンベア17が収容
された加熱装置8と、ポリイソシアネート混合物1を調
製してスプレーノズル25に供給するための混合器50
とを備えている。
17は上下一対のコンベア17a、17bを具備してお
り、コンベア17a、17bは油圧シリンダーなどによ
り上下移動自在に形成されている。このダブルコンベア
17を用いて表面材2の上下の間隔を所定の寸法に設定
するには、コンベア17a、17bの間に上下一対の表
面材2、2を導入すると共にコンベア17a、17bを
それぞれ上下移動させて上下の間隔を変化させることに
よって表面材2、2を押圧し、表面材2の上下の間隔を
変化させるようにするのである。従って、ダブルコンベ
ア17はポリイソシアネート混合物1の発泡により破損
しないようにポリイソシアネート混合物1の発泡圧力に
耐え得る構造となっている。
1の原料を混合してポリイソシアネート混合物1を調製
するための混合タンク51と、スプレーノズル25から
のポリイソシアネート混合物1の供給量やポリイソシア
ネート混合物1の温度などを制御して管理するためのメ
ータリング装置52とを備えており、ミキシングバルブ
などで高圧で原料を混合してポリイソシアネート混合物
1を調製するものである。
はポリイソシアネート混合物1の発泡剤とその他の原料
の一部とを混合してプレ混合物を調製するためのプレミ
キサー54と、ポリイソシアネート混合物1の原料を貯
留するための原料タンク53とを具備して形成されてい
る。尚、整泡剤や難燃剤などの他の原料はポリオールタ
ンク53cでポリオールと混合されている。発泡剤タン
ク53aとプレミキサー54は発泡剤配管55によって
接続されており、発泡剤配管55の途中には中間タンク
56とポンプ57が設けられている。また、イソシアネ
ートタンク53bとプレミキサー54はイソシアネート
配管58で接続されており、イソシアネート配管58の
途中にはポンプ59が設けられている。また、プレミキ
サー54と混合器50の混合タンク51はプレ混合物配
管60により接続されていると共にポリオールタンク5
3cと混合器50の混合タンク51はポリオール配管6
1によって接続されている。
された断熱パネル原板7から断熱パネルAを仕上げる箇
所であって、断熱パネル原板7の幅寸法と厚み寸法を計
測するための幅厚み計19と、プロセスコンピュータに
より制御されて断熱パネル原板7を所定の寸法にカット
するための走間切断機20と、断熱パネルAをその長さ
と梱包枚数単位に応じて制御して積層するためのリジェ
クトパイラ22及びパイラ24とを具備している。
プレミキシング部42とこれ以外の部分(表面材成形部
40と充填部41と仕上げ部43)との間には隔壁65
が設けられている。充填部41におけるガントリー16
及び混合器50は危険物の一般取扱所となっており、原
則として、この一般取扱所の周りには3〜5mの保有空
地を設ける必要があるが、上記のように、防火上有効な
隔壁65を設けることにより安全性を確保して、保有空
地を設けることが減免されている。しかしながら、この
減免措置はガントリー16及び混合器50で特殊引火物
を取り扱う場合は除かれる。従って、特殊引火物である
ペンタンを発泡剤として用いた場合は上記のような減免
措置はとれない。断熱パネルの製造装置の全体を一般取
扱所にすれば、減免措置は可能であるが、その場合、内
部の電機設備をすべて防爆に対応する必要があり、技術
的に不可能なものがある。
レミキシング部42とこれ以外の部分とを仕切るように
し、且つプレミキシング部42で発泡剤とポリイソシア
ネートを予め混合してプレ混合物を調製した後、プレ混
合物を混合器50に供給するようにしている。このよう
に発泡剤とポリイソシアネートを混合することにより、
プレ混合物(ペンタン)の沸点を上げることにより第一
石油類にすることができ、断熱パネルの製造装置の全体
を一般取扱所にすることなく消防法の基準をクリアして
安全に断熱パネルを製造することができるものである。
は次のようにして行なう。まず、混合器50の混合タン
ク51にてプレ混合物とポリオール及びその他の原料を
混合してポリイソシアネート混合物1を調製し、所定温
度(18〜40℃)に加熱しながら混合タンク51で貯
留する。プレ混合物はプレミキシング部42のプレミキ
サー54で調製され、プレミキサー54からプレ混合物
配管60を通じて混合器50の混合タンク51に供給さ
れる。また、ポリオール及びこれに混合された他の原料
はプレミキシング部42のポリオールタンク53cから
ポリオール配管61を通じて混合器50の混合タンク5
1に供給される。
トを混合することによって調製することができる。すな
わち、ポンプ57の作動により発泡剤タンク53aから
発泡剤配管55を通じて中間タンク56に発泡剤を供給
すると共に中間タンク56から発泡剤配管55を通じて
プレミキサー54に発泡剤を供給し、ポンプ59の作動
によりイソシアネートタンク53bからイソシアネート
配管58を通じてプレミキサー54にポリイソシアネー
トを供給し、プレミキサー54でポリイソシアネートと
発泡剤を混合することによって、プレ混合物を調製する
ことができる。このプレ混合物はプレミキサー54から
プレ混合物配管60を通じて混合器50の混合タンク5
1に供給され、上記のようにしてポリオール等と混合さ
れてポリイソシアネート混合物1が調製される。
で形成された上下一対の表面材2、2は充填部41に導
入され、まず、プレヒータ15内で加熱される。次に、
加熱された表面材2、2はガントリー16の下側に導入
され、ここで、図2に示すように、ガントリー16に設
けたスプレーノズル25から混合器50で調製されたポ
リイソシアネート混合物1が表面材2、2の間に注入し
て供給される。この後、ポリイソシアネート混合物1を
介在させた状態で表面材2、2は上下のコンベア17
a、17bの間に連続的に導入され、加熱装置8でダブ
ルコンベア17を介して40〜50℃に加熱される。こ
こで、ポリイソシアネート混合物1中のポリイソシアネ
ートとポリオールが三量化触媒の存在下で反応すると共
に発泡剤により発泡して硬化することによって、表面材
2、2の間にポリイソシアヌレート発泡体である断熱材
4が表面材2の表面と接着して形成されることになり、
表面材2、2の間に断熱材4が充填された断熱パネル原
板7が連続的に成形される。
に同調して作動するサイドシールコンベア(図示省略)
が設けられており、このサイドシールコンベアによりダ
ブルコンベア17に導入された表面材2、2が幅方向に
位置変更調整される。また、サイドシールコンベアによ
り、表面材2の雌側嵌合部30に帯状のシールパッキン
31が供給されると共に雄側嵌合部32には防湿紙帯
(図示省略)が連続的に供給されるようになっており、
シールパッキン31及び防湿紙帯により発泡硬化中のポ
リイソシアネート混合物1が上下の表面材2、2の間か
ら流れ出ないようになっている。
に導入される。ここで、断熱パネル原板7は幅厚み計1
9によって寸法の計測がおこなわれ、プロセスコンピュ
ータにより制御される走間切断機20にて所定の寸法に
カットされて図4(a)に示すような断熱パネルAが形
成される。その後、断熱パネルAはリジェクトパイラ2
2及びパイラ24などの自動積載装置により長さと梱包
枚数単位が制御されて積層されるようになっている。
尚、上記の製造装置のラインスピード(表面材2を送る
スピード)は5.0〜15.0m/分にするのが好まし
い。また、このようにして形成された断熱パネルAは施
工することによって図4(b)に示すように雄側嵌合部
32と雌側嵌合部30とが嵌合される。また、上記では
ポリイソシアヌレート発泡体の断熱材4を二枚の表面材
2、2の間に充填して使用したが、これに限定されず、
一枚の表面材2上(表面材2の片面)に断熱材4を裏打
材として形成することによりサイジング材としてもよ
い。
1〜3に示す製造装置を用いて断熱パネルAを製造し
た。ポリイソシアネート混合物1はポリイソシアネー
ト、ポリオール、発泡剤、三量化触媒、整泡剤、難燃剤
を表に示す所定量(単位は質量部)で混合することによ
り調製した。表面材2は厚み0.5mmの両面着色亜鉛
鉄板から形成した。ラインスピードは8m/分とし、ま
た、ポリイソシアネート混合物1の充填時の表面材2の
温度は40〜50℃とし、ポリイソシアネート混合物1
の注入密度は50kg/m3とした。そして厚みが35
mmで幅寸法910mmの長尺の断熱パネルAを製造し
た。
Aを100×100×35mmに切断してサンプルと
し、以下の方法により、10%圧縮強度、表面材との接
着強度、脆さ、寸法安定性、低温(10℃)での切断
性、屋外暴露試験(6か月)について測定した。
枠に自由発泡し、1日後、フォームのコア部分を100
mm角にカットし、密度を算出した。
514に準拠した。
に準拠し、断熱材4と表面材2の接着強度を測定した。
は低温(−20℃)で断熱パネルAを3時間保持した時
の断熱パネルAの寸法変化量を測定した。
に示す。
しては以下のものを使用した。ポリイソシアネート:
「MR−200」(商品名)(日本ポリウレタン工業社
製の粗MDI) ポリオールA:無水フタル酸系ポリエステルポリオール
(OHV=260、粘度6000mPa.s25℃) ポリオールB:無水フタル酸系ポリエステルポリオール
(OHV=250、粘度4000mPa.s25℃) ポリオールC:無水フタル酸系ポリエステルポリオール
(OHV=315、粘度2600mPa.s25℃) ポリオールD:シュークローズ系ポリエーテルポリオー
ル(OHV=400、粘度12000mPa.s25
℃) ポリオールE:無水フタル酸系ポリエステルポリオール
(OHV=205、粘度1500mPa.s25℃) ポリオールF:無水フタル酸系ポリエステルポリオール
(OHV=185、粘度1100mPa.s25℃) 三量化触媒:「DABCO TMR」(商品名)(エア
プロダクツ社製で式(V−1)の構造式を有するもの) 三量化触媒:「DABCO K−15」(商品名)(エ
アプロダクツ社製の2−エチルヘキサン酸カリウム) 三量化触媒:「Polycat46」(商品名)(エア
プロダクツ社製の酢酸カリウムのエチレングリコール溶
液) 三量化触媒:「カオライザーNo.1」(商品名)(花
王社製のテトラメチルヘキサンジアミン) 発泡剤:丸善油化製のn−ペンタン 発泡剤:フロン 発泡剤:水 難燃剤:「TMCPP」(商品名)(大八化学社製のト
リス(ベータクロロプロピル)フォスフェート) 整泡剤:「SH−193」(商品名)(東レ・ダウコー
ニング・シリコーン社製のジメチルシロキサン−ポリエ
ーテルブロックコポリマー)
水のみを発泡剤として用いた比較例1、2よりも性能が
向上し、フロンを発泡剤として用いた比較例3と同等以
上の断熱材を形成することができた。
明は、ポリイソシアネートとポリオールとイソシアネー
トの三量化触媒と発泡剤であるペンタンとを配合してポ
リイソシアネート混合物を調製し、表面材にポリイソシ
アネート混合物を供給して発泡させることによって断熱
材を形成するので、発泡剤としてペンタンを用いること
によって、フロンや水を用いないようにすることがで
き、環境破壊を防止することができるものであり、ま
た、尿素結合が生成されないようにして断熱材の強度が
高くて脆くなく、且つ表面材と断熱材を強固に接着する
ことができるものである。
ンタンがn−ペンタンであるので、ポリイソシアネート
とポリオールの未反応部分を少なくすることができ、断
熱パネルの形成後にポリイソシアネートとポリオールの
未反応部分が反応することが無くなって断熱材が膨れな
いようにすることができるものである。
リイソシアネートとペンタンを混合した後、これをポリ
オールと混合するので、ペンタンを含むこの混合物を第
1石油類として扱うことができ、製造ライン全体を一般
取扱所にすることがなく、且つ保有空地を設ける必要も
なく、消防法の基準をクリアすることができるものであ
る。しかも、ペンタンとポリオールを先に混合した後、
ポリイソシアネートと混合するよりも、ポリイソシアネ
ートとペンタンとポリオールとを均一に混合することが
でき、ポリイソシアネート混合物の発泡時の発泡剤突沸
によるボイドの発生を防止することができるものであ
る。
る。
(b)は断熱パネルの接合状態を示す側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリイソシアネートとポリオールとイソ
シアネートの三量化触媒と発泡剤であるペンタンとを配
合してポリイソシアネート混合物を調製し、表面材にポ
リイソシアネート混合物を供給して発泡させることによ
って断熱材を形成することを特徴とする断熱パネルの製
造方法。 - 【請求項2】 ペンタンがn−ペンタンであることを特
徴とする請求項1に記載の断熱パネルの製造方法。 - 【請求項3】 ポリイソシアネートとペンタンを混合し
た後、これをポリオールと混合することを特徴とする請
求項1又は2に記載の断熱パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000280016A JP2002086460A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 断熱パネルの製造方法 |
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