JP2002079430A - パンチ切断複合機 - Google Patents
パンチ切断複合機Info
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- JP2002079430A JP2002079430A JP2000272060A JP2000272060A JP2002079430A JP 2002079430 A JP2002079430 A JP 2002079430A JP 2000272060 A JP2000272060 A JP 2000272060A JP 2000272060 A JP2000272060 A JP 2000272060A JP 2002079430 A JP2002079430 A JP 2002079430A
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- punch
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- 238000004080 punching Methods 0.000 title claims abstract description 55
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title abstract 3
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
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- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パンチ切断複合機において、モード切り換え
時におけるサポートテーブルの移動時間を短縮すること
により、ワークの加工効率の向上を図り、サポートテー
ブルをベルトコンベアとは別個に取り付けることによ
り、ベルトコンベアのメンテナンス性能の向上を図るこ
とにある。 【解決手段】 パンチPとダイDによりワークWをパン
チ加工するパンチ加工部と、上刃41と下刃42により
ワークWを切断加工する切断加工部とが互いに隣接して
配置されたパンチ切断複合機において、上記切断加工部
の本体フレーム45に、パンチ加工モードの場合にワー
クWを支持するサポートテーブル30を取り付け、該サ
ポートテーブル30を斜め方向に連続して上下動自在と
した。
時におけるサポートテーブルの移動時間を短縮すること
により、ワークの加工効率の向上を図り、サポートテー
ブルをベルトコンベアとは別個に取り付けることによ
り、ベルトコンベアのメンテナンス性能の向上を図るこ
とにある。 【解決手段】 パンチPとダイDによりワークWをパン
チ加工するパンチ加工部と、上刃41と下刃42により
ワークWを切断加工する切断加工部とが互いに隣接して
配置されたパンチ切断複合機において、上記切断加工部
の本体フレーム45に、パンチ加工モードの場合にワー
クWを支持するサポートテーブル30を取り付け、該サ
ポートテーブル30を斜め方向に連続して上下動自在と
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパンチ切断複合機、
特にモード切り換え時におけるサポートテーブルの移動
時間を短縮することにより、ワークの加工効率の向上を
図り、サポートテーブルをベルトコンベアとは別個に取
り付けることにより、ベルトコンベアのメンテナンス性
能の向上を図るようにしたパンチ切断複合機に関する。
特にモード切り換え時におけるサポートテーブルの移動
時間を短縮することにより、ワークの加工効率の向上を
図り、サポートテーブルをベルトコンベアとは別個に取
り付けることにより、ベルトコンベアのメンテナンス性
能の向上を図るようにしたパンチ切断複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、タレットパンチプレス(図1
2(A))のタレット116に隣接してL刃140が設
けられたパンチ加工部と切断加工部から成るパンチ切断
複合機がある。
2(A))のタレット116に隣接してL刃140が設
けられたパンチ加工部と切断加工部から成るパンチ切断
複合機がある。
【0003】このパンチ切断複合機においては、ワーク
Wをクランプ113で把持し、X軸モータMxとY軸モ
ータMyを作動してボールねじ115、114を回転さ
せることにより、キャリッジ112をキャリッジべース
111上でX軸ガイド118に沿ってX軸方向に、キャ
リッジべース111をY軸方向にそれぞれ移動させるこ
とにより、該ワークWを所定の位置に位置決めするよう
になっている。
Wをクランプ113で把持し、X軸モータMxとY軸モ
ータMyを作動してボールねじ115、114を回転さ
せることにより、キャリッジ112をキャリッジべース
111上でX軸ガイド118に沿ってX軸方向に、キャ
リッジべース111をY軸方向にそれぞれ移動させるこ
とにより、該ワークWを所定の位置に位置決めするよう
になっている。
【0004】例えばクランプ113で把持したワークW
をパンチ加工位置K1に(図12(A))位置決めし、
パンチ加工を施した後、切断加工位置K2に位置決め
し、切断加工を施す。
をパンチ加工位置K1に(図12(A))位置決めし、
パンチ加工を施した後、切断加工位置K2に位置決め
し、切断加工を施す。
【0005】
【0006】ところが、パンチ加工部側のパンチpと
(図12(B))ダイdでワークWに穴開き加工などを
行う場合に、該ワークWが隣接する切断加工部側に進入
することがある。
(図12(B))ダイdでワークWに穴開き加工などを
行う場合に、該ワークWが隣接する切断加工部側に進入
することがある。
【0007】この場合、切断加工部側のL刃140は、
図13(A)に示すように、上刃141と下刃142に
より構成されている。
図13(A)に示すように、上刃141と下刃142に
より構成されている。
【0008】そして、前記パンチ加工モード(図12
(B))においては、上刃141は上昇することにより
(図13(B))上方に待機しているが、下刃142は
加工テーブル143と同じ高さ位置にある。
(B))においては、上刃141は上昇することにより
(図13(B))上方に待機しているが、下刃142は
加工テーブル143と同じ高さ位置にある。
【0009】従って、パンチ加工モード(図12
(B))において、ワークWが切断加工部側に進入した
場合には、加工テーブル143上を(図13(B))ク
ランプ113を介して搬送されるワークWが、上記下刃
142上を通過することになる。
(B))において、ワークWが切断加工部側に進入した
場合には、加工テーブル143上を(図13(B))ク
ランプ113を介して搬送されるワークWが、上記下刃
142上を通過することになる。
【0010】その結果、ワークWと下刃142が(図1
3(B))擦れ合い、該ワークWがその下面に傷が付く
などして損傷を受け、該ワークWの加工精度が低下す
る。
3(B))擦れ合い、該ワークWがその下面に傷が付く
などして損傷を受け、該ワークWの加工精度が低下す
る。
【0011】この課題を解決するために、従来は、図1
4(A)に示すように、下刃142の内側にワークWを
支持するサポートテーブル144を設けた。
4(A)に示すように、下刃142の内側にワークWを
支持するサポートテーブル144を設けた。
【0012】このサポートテーブル144は、シリンダ
146(図14(A))により左右方向(X軸方向)
に、またシリンダ145(図14(B))により上下方
向(Z軸方向)にそれぞれ移動可能となっている。
146(図14(A))により左右方向(X軸方向)
に、またシリンダ145(図14(B))により上下方
向(Z軸方向)にそれぞれ移動可能となっている。
【0013】この構成により、パンチ加工モードの場合
には(図14(A))、上記シリンダ146を作動して
サポートテーブル144を下刃142に近付けると共
に、シリンダ145を(図14(B))作動してサポー
トテーブル144を下降させる。
には(図14(A))、上記シリンダ146を作動して
サポートテーブル144を下刃142に近付けると共
に、シリンダ145を(図14(B))作動してサポー
トテーブル144を下降させる。
【0014】これにより、パンチ加工モードにおいて、
ワークWが切断加工部側に進入して下刃142上を通過
しても(図14(B))、該ワークWはサポートテーブ
ル144に支持されるので、下面に傷が付くなどして損
傷を受けることはない。
ワークWが切断加工部側に進入して下刃142上を通過
しても(図14(B))、該ワークWはサポートテーブ
ル144に支持されるので、下面に傷が付くなどして損
傷を受けることはない。
【0015】また、上記パンチ加工モードが終了して切
断加工モードに切り換わるときには、再度シリンダ14
6を(図15(A))作動して反対にサポートテーブル
144を下刃142から遠ざけると共に、シリンダ14
5を(図15(B))作動してサポートテーブル144
を上昇させる。
断加工モードに切り換わるときには、再度シリンダ14
6を(図15(A))作動して反対にサポートテーブル
144を下刃142から遠ざけると共に、シリンダ14
5を(図15(B))作動してサポートテーブル144
を上昇させる。
【0016】これにより、サポートテーブル144は退
避され、該ワークWは、上刃141と下刃142の協働
により切断加工される。
避され、該ワークWは、上刃141と下刃142の協働
により切断加工される。
【0017】しかし、従来は、既述したように、サポー
トテーブル144を駆動するために2つのシリンダ14
6、145を用いており、左右方向(X軸方向)の動作
と上下方向(Z軸方向)の動作が連続せずに独立して行
われる。
トテーブル144を駆動するために2つのシリンダ14
6、145を用いており、左右方向(X軸方向)の動作
と上下方向(Z軸方向)の動作が連続せずに独立して行
われる。
【0018】そのため、例えば、パンチ加工モードが終
了して切断加工モードに切り換わる場合に、サポートテ
ーブル144が下刃142から遠ざかり(図15
(A))更に上昇するまで(図15(B))の移動時間
が長くなる(例えばほぼ6.5秒)。
了して切断加工モードに切り換わる場合に、サポートテ
ーブル144が下刃142から遠ざかり(図15
(A))更に上昇するまで(図15(B))の移動時間
が長くなる(例えばほぼ6.5秒)。
【0019】その結果、全体の加工時間も長くなり、加
工効率が低下することは明らかである。
工効率が低下することは明らかである。
【0020】また、従来は、前記サポートテーブル14
4が(図15(A))切断加工された製品なとを搬出す
るベルトコンベア147と共に専用のフレーム148に
取り付けられている。
4が(図15(A))切断加工された製品なとを搬出す
るベルトコンベア147と共に専用のフレーム148に
取り付けられている。
【0021】そのため、サポートテーブル144が邪魔
になり、ベルトコンベア147のメンテナンス作業がや
りにくく、作業性能が低下している。
になり、ベルトコンベア147のメンテナンス作業がや
りにくく、作業性能が低下している。
【0022】本発明の目的は、パンチ切断複合機におい
て、モード切り換え時におけるサポートテーブルの移動
時間を短縮することにより、ワークの加工効率の向上を
図り、サポートテーブルをベルトコンベアとは別個に取
り付けることにより、ベルトコンベアのメンテナンス性
能の向上を図ることにある。
て、モード切り換え時におけるサポートテーブルの移動
時間を短縮することにより、ワークの加工効率の向上を
図り、サポートテーブルをベルトコンベアとは別個に取
り付けることにより、ベルトコンベアのメンテナンス性
能の向上を図ることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、図1〜図11に示すように、
(A)パンチPとダイDによりワークWをパンチ加工す
るパンチ加工部と、上刃41と下刃42によりワークW
を切断加工する切断加工部とが互いに隣接して配置され
たパンチ切断複合機において、(B)上記切断加工部の
本体フレーム45に、パンチ加工モードの場合にワーク
Wを支持するサポートテーブル30を取り付け、該サポ
ートテーブル30を斜め方向に連続して上下動自在とし
たことを特徴とするパンチ切断複合機が提供される。
め、本発明によれば、図1〜図11に示すように、
(A)パンチPとダイDによりワークWをパンチ加工す
るパンチ加工部と、上刃41と下刃42によりワークW
を切断加工する切断加工部とが互いに隣接して配置され
たパンチ切断複合機において、(B)上記切断加工部の
本体フレーム45に、パンチ加工モードの場合にワーク
Wを支持するサポートテーブル30を取り付け、該サポ
ートテーブル30を斜め方向に連続して上下動自在とし
たことを特徴とするパンチ切断複合機が提供される。
【0024】上記本発明の構成によれば、例えば切断加
工部の本体フレーム45に(図1)リンクベース21が
取り付けられ、該リンクベース21には(図4)所定の
角度で互いに平行に配置されたシリンダ26とリンク2
3、24、25を介して揺動ベース22が取り付けら
れ、該揺動ベース22にはサポートテーブル30が取り
付けられるようにしたことにより、サポートテーブル3
0は、XYZの三次元空間において(図5)例えば円弧
Cに沿って下降位置Aと上昇位置Bの間を斜め方向に連
続して上下動自在となる。
工部の本体フレーム45に(図1)リンクベース21が
取り付けられ、該リンクベース21には(図4)所定の
角度で互いに平行に配置されたシリンダ26とリンク2
3、24、25を介して揺動ベース22が取り付けら
れ、該揺動ベース22にはサポートテーブル30が取り
付けられるようにしたことにより、サポートテーブル3
0は、XYZの三次元空間において(図5)例えば円弧
Cに沿って下降位置Aと上昇位置Bの間を斜め方向に連
続して上下動自在となる。
【0025】このため、パンチ切断複合機において、モ
ード切り換え時にサポートテーブル30が上下動する場
合には、その上下動の動作が連続して行われるようにな
り、例えば切断加工モードからパンチ加工モードに切り
換わるときには(図9)、サポートテーブル30が斜め
方向に連続して下降し、例えばパンチ加工モードから切
断加工モードに切り換わるときには(図10)、サポー
トテーブル30が斜め方向に連続して上昇するので、従
来と比べてサポートテーブル30の移動時間は短縮され
る。
ード切り換え時にサポートテーブル30が上下動する場
合には、その上下動の動作が連続して行われるようにな
り、例えば切断加工モードからパンチ加工モードに切り
換わるときには(図9)、サポートテーブル30が斜め
方向に連続して下降し、例えばパンチ加工モードから切
断加工モードに切り換わるときには(図10)、サポー
トテーブル30が斜め方向に連続して上昇するので、従
来と比べてサポートテーブル30の移動時間は短縮され
る。
【0026】また、サポートテーブル30が、切断加工
部の本体フレーム45にリンクベース21などを介して
取り付けられたことにより、ベルトコンベア16とは別
個に取り付けられるようになり、該サポートテーブル3
0の下方空間が空くことにより、ベルトコンベア16
(図1)のメンテナンス性能の向上を図ることができ
る。
部の本体フレーム45にリンクベース21などを介して
取り付けられたことにより、ベルトコンベア16とは別
個に取り付けられるようになり、該サポートテーブル3
0の下方空間が空くことにより、ベルトコンベア16
(図1)のメンテナンス性能の向上を図ることができ
る。
【0027】従って、パンチ切断複合機において、モー
ド切り換え時におけるサポートテーブルの移動時間を短
縮することにより、ワークの加工効率の向上を図り、サ
ポートテーブルをベルトコンベアとは別個に取り付ける
ことにより、ベルトコンベアのメンテナンス性能の向上
を図ることが可能となる。
ド切り換え時におけるサポートテーブルの移動時間を短
縮することにより、ワークの加工効率の向上を図り、サ
ポートテーブルをベルトコンベアとは別個に取り付ける
ことにより、ベルトコンベアのメンテナンス性能の向上
を図ることが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態を示す図であり、図示するパンチ切断複合機は、互
いに隣接するパンチ加工部と切断加工部を有する。
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態を示す図であり、図示するパンチ切断複合機は、互
いに隣接するパンチ加工部と切断加工部を有する。
【0029】このうち、パンチ加工部は、図示するよう
に、上部タレット6と下部タレット7を有し、上部タレ
ット6にはパンチPが、下部タレット7にはダイDがそ
れぞれ配置されている。
に、上部タレット6と下部タレット7を有し、上部タレ
ット6にはパンチPが、下部タレット7にはダイDがそ
れぞれ配置されている。
【0030】そして、上部タレット6の回転軸8(図7
(A))と下部タレット7の回転軸9には、チェーン4
と5がそれぞれ巻回されていると共に、該チェーン4と
5は、駆動軸3に巻回されている。
(A))と下部タレット7の回転軸9には、チェーン4
と5がそれぞれ巻回されていると共に、該チェーン4と
5は、駆動軸3に巻回されている。
【0031】この構成により、モータMにより駆動軸3
を回転させることにより、チェーン4と5を循環させれ
ば、上部タレット6と下部タレット7が同期回転するの
で、パンチ加工位置K1において、パンチPとダイDか
ら成る所定の金型Mを選択することができる。
を回転させることにより、チェーン4と5を循環させれ
ば、上部タレット6と下部タレット7が同期回転するの
で、パンチ加工位置K1において、パンチPとダイDか
ら成る所定の金型Mを選択することができる。
【0032】また、パンチ加工位置K1における前記パ
ンチPの直上方であっで、パンチ加工部本体のフレーム
1には、前記パンチPを打圧するラムシリンダ2が設け
られ、パンチPとダイDの協働によりワークWに所定の
パンチ加工を施すことができる。
ンチPの直上方であっで、パンチ加工部本体のフレーム
1には、前記パンチPを打圧するラムシリンダ2が設け
られ、パンチPとダイDの協働によりワークWに所定の
パンチ加工を施すことができる。
【0033】この場合、パンチPは(図7(B))、パ
ンチガイド51内に配置され、該パンチガイド51はリ
フトスプリング52を介して上部タレット6に支持さ
れ、該パンチガイド51には、ストリッパスプリング5
3を介してパンチPの頂部のパンチヘッド54が支持さ
れている。
ンチガイド51内に配置され、該パンチガイド51はリ
フトスプリング52を介して上部タレット6に支持さ
れ、該パンチガイド51には、ストリッパスプリング5
3を介してパンチPの頂部のパンチヘッド54が支持さ
れている。
【0034】この構成により、パンチヘッド54を上記
ラムシリンダ2で打圧すると、最初にリフトスプリング
52が撓んでパンチガイド51がダイD上のワークWに
当接し、次いでストリッパスプリング53が撓んでパン
チP先端が、例えばワークWを打抜き、カスW′がカス
穴7Aを介して排出される。
ラムシリンダ2で打圧すると、最初にリフトスプリング
52が撓んでパンチガイド51がダイD上のワークWに
当接し、次いでストリッパスプリング53が撓んでパン
チP先端が、例えばワークWを打抜き、カスW′がカス
穴7Aを介して排出される。
【0035】即ち、ワークWは、パンチ加工位置K1に
おいて、穴A加工がされる(図7(B))。
おいて、穴A加工がされる(図7(B))。
【0036】一方、切断加工部は(図1)、上刃41と
下刃42から成るL刃40を有している。
下刃42から成るL刃40を有している。
【0037】上刃41は、ラム43に固定され、該ラム
43は、切断加工部本体のフレーム45に設けられたラ
ムシリンダ44により上下動するようになっている。
43は、切断加工部本体のフレーム45に設けられたラ
ムシリンダ44により上下動するようになっている。
【0038】上刃41は、互いに直交するX上刃41X
とY上刃41Yにより(図8(B))、下刃42は、互
いに直交するX下刃42XとY下刃42Yによりそれぞ
れ構成されている。
とY上刃41Yにより(図8(B))、下刃42は、互
いに直交するX下刃42XとY下刃42Yによりそれぞ
れ構成されている。
【0039】また、X上刃41Xは、レーキ角θ1を
(図8(B))、Y上刃41Yは、レーキ角θ2をそれ
ぞれ有し、レーキ角θ1とレーキ角θ2は等しい。
(図8(B))、Y上刃41Yは、レーキ角θ2をそれ
ぞれ有し、レーキ角θ1とレーキ角θ2は等しい。
【0040】この構成により、例えばワークWを右方に
移動させながら(図8(B))、上刃41を降ろすと、
当初は(図8(C)の左図)、X上刃41Xだけがワー
クWに接触しそれを切断するが、Y上刃41Yは該ワー
クWに接触しない。
移動させながら(図8(B))、上刃41を降ろすと、
当初は(図8(C)の左図)、X上刃41Xだけがワー
クWに接触しそれを切断するが、Y上刃41Yは該ワー
クWに接触しない。
【0041】しかし、X上刃41Xが、例えば最も深く
降りたときに(図8(C)の右図)、Y上刃41Yは、
ワークWと接触する。
降りたときに(図8(C)の右図)、Y上刃41Yは、
ワークWと接触する。
【0042】従って、X上刃41XだけがワークWを切
断した後に、一旦ラムシリンダ44により上刃41を上
昇させ、該ワークWをX軸方向へ移動させた後に再度ラ
ムシリンダ44により上刃41を最も深く降ろすと、X
軸方向がX上刃41Xより長い場合の切断ができる。
断した後に、一旦ラムシリンダ44により上刃41を上
昇させ、該ワークWをX軸方向へ移動させた後に再度ラ
ムシリンダ44により上刃41を最も深く降ろすと、X
軸方向がX上刃41Xより長い場合の切断ができる。
【0043】勿論、X軸方向がX上刃41Xより短い場
合は、初めからX上刃41Xを最も深く降ろすと同時に
Y上刃41Yも降ろすことにより、該ワークWを切断す
ることができる。
合は、初めからX上刃41Xを最も深く降ろすと同時に
Y上刃41Yも降ろすことにより、該ワークWを切断す
ることができる。
【0044】即ち、ワークWは、切断加工位置K2にお
いて、切断線S1、S2に沿ってW1部分が切断される
(図8(B))。
いて、切断線S1、S2に沿ってW1部分が切断される
(図8(B))。
【0045】このような上刃41と下刃42のうち、下
刃42の内側には(図1)、ワークWを支持するサポー
トテーブル30が配置されている。
刃42の内側には(図1)、ワークWを支持するサポー
トテーブル30が配置されている。
【0046】即ち、上記切断加工部の本体フレーム45
には(図3)、リンクベース21がボルト53で固定さ
れ、該リンクベース21には、シリンダ26とリンク2
3、24、25を介して揺動ベース22が取り付けられ
ている。
には(図3)、リンクベース21がボルト53で固定さ
れ、該リンクベース21には、シリンダ26とリンク2
3、24、25を介して揺動ベース22が取り付けられ
ている。
【0047】この場合、上記シリンダ26とリンク2
3、24、25は、図4に示すように、例えばY軸方向
に対して45°の角度で互いに平行に配置されている。
3、24、25は、図4に示すように、例えばY軸方向
に対して45°の角度で互いに平行に配置されている。
【0048】このうち、中央部のリンク23は(図
3)、箱状に形成されていて、その上部がヒンジピン3
4によりリンクベース21に、その下部がヒンジピン5
5により揺動ベース22にそれぞれ取り付けられてい
る。
3)、箱状に形成されていて、その上部がヒンジピン3
4によりリンクベース21に、その下部がヒンジピン5
5により揺動ベース22にそれぞれ取り付けられてい
る。
【0049】また、上記箱状のリンク23の左端前方に
は(図3)、リンク24が配置され、該リンク24は棒
状に形成されいていて、その上部がヒンジピン33によ
りリンクベース21に、その下部がヒンジピン54によ
り揺動ベース22にそれぞれ取り付けられている。
は(図3)、リンク24が配置され、該リンク24は棒
状に形成されいていて、その上部がヒンジピン33によ
りリンクベース21に、その下部がヒンジピン54によ
り揺動ベース22にそれぞれ取り付けられている。
【0050】更に、上記箱状のリンク23の右端後方に
は(図3)、リンク25が配置され、該リンク25は棒
状に形成されいていて、その上部がヒンジピン35によ
りリンクベース21に、その下部がヒンジピン56によ
り揺動ベース22にそれぞれ取り付けられている。
は(図3)、リンク25が配置され、該リンク25は棒
状に形成されいていて、その上部がヒンジピン35によ
りリンクベース21に、その下部がヒンジピン56によ
り揺動ベース22にそれぞれ取り付けられている。
【0051】そして、上記中央部の箱状リンク23に
は、開口23Aが形成され、ヒンジピン29を介してリ
ンクベース21に取り付けられたシリンダ26のピスト
ンロッド27が開口23Aを貫通し、該ピストンロッド
27はヒンジピン28により該箱状リンク23に結合し
ている。
は、開口23Aが形成され、ヒンジピン29を介してリ
ンクベース21に取り付けられたシリンダ26のピスト
ンロッド27が開口23Aを貫通し、該ピストンロッド
27はヒンジピン28により該箱状リンク23に結合し
ている。
【0052】即ち、中央部の箱状リンク23は、シリン
ダ26により駆動する駆動リンクであり、その前後の棒
状リンク24、25は、駆動リンク23の動作に追従す
る従動リンクである。
ダ26により駆動する駆動リンクであり、その前後の棒
状リンク24、25は、駆動リンク23の動作に追従す
る従動リンクである。
【0053】前記揺動ベース22の一側には、取付けプ
レート57が設けられ、該取付けプレート57を介して
前記サポートテーブル30が固定されている。
レート57が設けられ、該取付けプレート57を介して
前記サポートテーブル30が固定されている。
【0054】この構成により、パンチ加工モードの場合
には(図9(A))、サポートテーブル30をロック機
構46から解放した後に、シリンダ26を作動して駆動
リンク23を引き込むと、従動リンク24、25も引き
込まれる。
には(図9(A))、サポートテーブル30をロック機
構46から解放した後に、シリンダ26を作動して駆動
リンク23を引き込むと、従動リンク24、25も引き
込まれる。
【0055】これにより、シリンダ26とリンク23、
24、25が、リンクベース21に対して時計方向Qに
回動するので、揺動ベース22と共にそれに取り付けら
れたサポートテーブル30が、図5に示すように、XY
Zの三次元空間において円弧Cに沿って上昇位置Bから
下降位置Aまで斜め方向に下降する。
24、25が、リンクベース21に対して時計方向Qに
回動するので、揺動ベース22と共にそれに取り付けら
れたサポートテーブル30が、図5に示すように、XY
Zの三次元空間において円弧Cに沿って上昇位置Bから
下降位置Aまで斜め方向に下降する。
【0056】これにより、サポートテーブル30は、パ
ンチ加工中のワークWを支持し、該ワークWが隣接する
切断加工部に進入しても該ワークWの下面に傷を付けな
いようになっている。
ンチ加工中のワークWを支持し、該ワークWが隣接する
切断加工部に進入しても該ワークWの下面に傷を付けな
いようになっている。
【0057】また、切断加工モードの場合には(図10
(A))、シリンダ26を作動して駆動リンク23を押
し出すと、従動リンク24、25も押し出される。
(A))、シリンダ26を作動して駆動リンク23を押
し出すと、従動リンク24、25も押し出される。
【0058】これにより、シリンダ26とリンク23、
24、25が、リンクベース21に対して例えば反時計
方向Rに回動するので、揺動ベース22と共にそれに取
り付けられたサポートテーブル30が、図5に示すよう
に、XYZの三次元空間において円弧Cに沿って下降位
置Aから上昇位置Bまで斜め方向に上昇する。
24、25が、リンクベース21に対して例えば反時計
方向Rに回動するので、揺動ベース22と共にそれに取
り付けられたサポートテーブル30が、図5に示すよう
に、XYZの三次元空間において円弧Cに沿って下降位
置Aから上昇位置Bまで斜め方向に上昇する。
【0059】従って、サポートテーブル30をロック機
構46で錠止すれば、該サポートテーブル30は上昇位
置Bに位置決めされてワークWから退避し、該ワークW
の切断加工を可能にしている。
構46で錠止すれば、該サポートテーブル30は上昇位
置Bに位置決めされてワークWから退避し、該ワークW
の切断加工を可能にしている。
【0060】また、前記各リンク23、24、25の前
後であってリンクベース21上には、図6に示すよう
に、下降停止用ストッパ(ショックアブソーバ付き)3
6、37、38と上昇停止用ストッパ50、51、52
が設けられている。
後であってリンクベース21上には、図6に示すよう
に、下降停止用ストッパ(ショックアブソーバ付き)3
6、37、38と上昇停止用ストッパ50、51、52
が設けられている。
【0061】これにより、前記サポートテーブル30
は、パンチ加工モードの場合に所定の下降位置Aに停止
すると共に下降時の衝撃を和らげ(図9(A))、又は
前記サポートテーブル30は、切断加工モードの場合に
所定の上昇位置Bに停止するようになっている(図10
(A))。
は、パンチ加工モードの場合に所定の下降位置Aに停止
すると共に下降時の衝撃を和らげ(図9(A))、又は
前記サポートテーブル30は、切断加工モードの場合に
所定の上昇位置Bに停止するようになっている(図10
(A))。
【0062】一方、サポートテーブル30(図3)の近
傍には補助テーブル31が設けられ、該補助テーブル3
1は上記シリンダ26とは別のシリンダ32により垂直
方向に上下動するようになっている。
傍には補助テーブル31が設けられ、該補助テーブル3
1は上記シリンダ26とは別のシリンダ32により垂直
方向に上下動するようになっている。
【0063】この構成により、パンチ加工モードにおい
て(図9(A))、サポートテーブル30が斜め方向に
下降してワークWを支持するときには、上記補助テーブ
ル31が垂直方向に上昇して該ワークWを支持するよう
になっている。
て(図9(A))、サポートテーブル30が斜め方向に
下降してワークWを支持するときには、上記補助テーブ
ル31が垂直方向に上昇して該ワークWを支持するよう
になっている。
【0064】また、切断加工モードにおいて(図10
(A))、サポートテーブル30が斜め方向に上昇して
ワークWから退避するときには、上記補助テーブル31
が垂直方向に下降してサポートテーブル30から退避し
該ワークWから切断された製品を支持し、該製品は後述
するベルトコンベア16に搬送されるようになってい
る。
(A))、サポートテーブル30が斜め方向に上昇して
ワークWから退避するときには、上記補助テーブル31
が垂直方向に下降してサポートテーブル30から退避し
該ワークWから切断された製品を支持し、該製品は後述
するベルトコンベア16に搬送されるようになってい
る。
【0065】更に、上記サポートテーブル30(図1)
の下方には、ベルトコンベア16が設けられている。
の下方には、ベルトコンベア16が設けられている。
【0066】このベルトコンベア16は、前記サポート
テーブル30とは別のフレーム20に取り付けられ、ロ
ーラ19に巻回されて循環可能であり、パンチ加工モー
ドにおいてワークWから切断された製品などを搬出す
る。
テーブル30とは別のフレーム20に取り付けられ、ロ
ーラ19に巻回されて循環可能であり、パンチ加工モー
ドにおいてワークWから切断された製品などを搬出す
る。
【0067】一方、パンチ切断複合機は(図1、図
2)、キャリッジべース11とキャリッジ12を有し、
キャリッジべース11には、キャリッジ12を介してク
ランプ13が取り付けられ、該クランプ13によりワー
クWを把持するようになっている。
2)、キャリッジべース11とキャリッジ12を有し、
キャリッジべース11には、キャリッジ12を介してク
ランプ13が取り付けられ、該クランプ13によりワー
クWを把持するようになっている。
【0068】キャリッジ12は、キャリッジべース11
上でX軸ガイド18(図2)に滑り結合し、X軸モータ
Mxのボールねじ15に螺合し、キャリッジべース11
は、Y軸ガイド17に(図7、図8)滑り結合し、Y軸
モータMyのボールねじ14に螺合している。
上でX軸ガイド18(図2)に滑り結合し、X軸モータ
Mxのボールねじ15に螺合し、キャリッジべース11
は、Y軸ガイド17に(図7、図8)滑り結合し、Y軸
モータMyのボールねじ14に螺合している。
【0069】この構成により、X軸モータMxとY軸モ
ータMyを作動し(図1、図2)、クランプ13に把持
されたワークWをセンタテーブル10とサイドテーブル
10A、10B上で搬送し、パンチ加工部のパンチ加工
位置K1に、またそれと隣接する切断加工部の切断加工
位置K2にそれぞれ位置決めすることができる。
ータMyを作動し(図1、図2)、クランプ13に把持
されたワークWをセンタテーブル10とサイドテーブル
10A、10B上で搬送し、パンチ加工部のパンチ加工
位置K1に、またそれと隣接する切断加工部の切断加工
位置K2にそれぞれ位置決めすることができる。
【0070】以下、上記構成を有する本発明の動作を説
明する。
明する。
【0071】この場合、図11に示すように、最初に、
パンチ加工部により、ワークWに穴A加工を行い(図1
1の上図)、次に、切断加工部により、穴A加工した部
分W12とそれ以外の部分W2とを切断するものとする
(図11の下図)。
パンチ加工部により、ワークWに穴A加工を行い(図1
1の上図)、次に、切断加工部により、穴A加工した部
分W12とそれ以外の部分W2とを切断するものとする
(図11の下図)。
【0072】(1)パンチ加工モードの動作。
【0073】(1)−A パンチ加工モード(図9)へ
の切り換え動作。
の切り換え動作。
【0074】この場合は、図9(A)に示すように、先
ず、サポートテーブル30をロック機構46から解放し
()、次に、シリンダ26を作動して駆動リンク23
と従動リンク24、25を引き込むことにより、揺動ベ
ース22と共にそれに取り付けられたサポートテーブル
30を斜め方向に下降させ()、最後に、シリンダ3
2を作動し、補助テーブル31を上昇させる()。
ず、サポートテーブル30をロック機構46から解放し
()、次に、シリンダ26を作動して駆動リンク23
と従動リンク24、25を引き込むことにより、揺動ベ
ース22と共にそれに取り付けられたサポートテーブル
30を斜め方向に下降させ()、最後に、シリンダ3
2を作動し、補助テーブル31を上昇させる()。
【0075】この間、サポートテーブル30をロック機
構46から解放する時間が0.5秒、サポートテーブル
30を斜め方向に下降させる時間が1.5秒、補助テー
ブル31を上昇させる時間が0.5秒である。
構46から解放する時間が0.5秒、サポートテーブル
30を斜め方向に下降させる時間が1.5秒、補助テー
ブル31を上昇させる時間が0.5秒である。
【0076】従って、サポートテーブル30の合計移動
時間は、ほぼ2.5秒である。
時間は、ほぼ2.5秒である。
【0077】(1)−B パンチ加工動作。
【0078】この状態で、モータM(図7(A))を作
動して上部タレット6と下部タレット7を同期回転さ
せ、パンチ加工位置K1において、パンチPとダイDか
ら成る所定の金型Mを選択する。
動して上部タレット6と下部タレット7を同期回転さ
せ、パンチ加工位置K1において、パンチPとダイDか
ら成る所定の金型Mを選択する。
【0079】そして、X軸モータMxとY軸モータMy
を作動し(図1、図2)、クランプ13に把持されたワ
ークWを上記パンチ加工位置K1に位置決めすれば(図
9(B))、該パンチ加工位置K1において選択された
パンチPをラムシリンダ2で打圧することにより、図7
(B)で述べた方法により、該ワークWに穴Aが加工が
される。
を作動し(図1、図2)、クランプ13に把持されたワ
ークWを上記パンチ加工位置K1に位置決めすれば(図
9(B))、該パンチ加工位置K1において選択された
パンチPをラムシリンダ2で打圧することにより、図7
(B)で述べた方法により、該ワークWに穴Aが加工が
される。
【0080】このようにして、ワークWを順次X軸方向
に移動しながら、該ワークWに穴Aを加工すれば、図1
1に示すように、穴AがX軸方向に整列して形成され
る。
に移動しながら、該ワークWに穴Aを加工すれば、図1
1に示すように、穴AがX軸方向に整列して形成され
る。
【0081】この間、ワークWは、隣接する切断加工部
に進入し下刃42上を通過するが(図9)、該ワークW
は、下降したサポートテーブル30により支持され、下
刃42と擦れることはなく損傷を免れる。
に進入し下刃42上を通過するが(図9)、該ワークW
は、下降したサポートテーブル30により支持され、下
刃42と擦れることはなく損傷を免れる。
【0082】(2)切断加工モードの動作。
【0083】(2)−A 切断加工モード(図10)へ
の切り換え動作。
の切り換え動作。
【0084】この場合は、図10(A)に示すように、
先ず、シリンダ32を作動し、補助テーブル31を下降
させ()、次に、シリンダ26を作動して駆動リンク
23と従動リンク24、25を押し出すことにより、揺
動ベース22と共にそれに取り付けられたサポートテー
ブル30を斜め方向に上昇させ()、最後に、上昇さ
せたサポートテーブル30をロック機構46で錠止する
()。
先ず、シリンダ32を作動し、補助テーブル31を下降
させ()、次に、シリンダ26を作動して駆動リンク
23と従動リンク24、25を押し出すことにより、揺
動ベース22と共にそれに取り付けられたサポートテー
ブル30を斜め方向に上昇させ()、最後に、上昇さ
せたサポートテーブル30をロック機構46で錠止する
()。
【0085】この間、補助テーブル31を下降させる時
間が0.5秒、サポートテーブル30を斜め方向に上昇
させる時間が2秒、サポートテーブル30をロック機構
46で錠止する時間が0.5秒である。
間が0.5秒、サポートテーブル30を斜め方向に上昇
させる時間が2秒、サポートテーブル30をロック機構
46で錠止する時間が0.5秒である。
【0086】従って、サポートテーブル30の合計移動
時間は、ほぼ3秒である。
時間は、ほぼ3秒である。
【0087】これにより、サポートテーブル30はワー
クWから退避され、該ワークWの切断加工が可能とな
る。
クWから退避され、該ワークWの切断加工が可能とな
る。
【0088】(2)−B 切断加工動作。
【0089】この状態で、X軸モータMxとY軸モータ
Myを作動し(図1、図2)、前記パンチ加工が終了
し、クランプ13に把持されたワークWを切断加工位置
K2に位置決めする(図10(B))。
Myを作動し(図1、図2)、前記パンチ加工が終了
し、クランプ13に把持されたワークWを切断加工位置
K2に位置決めする(図10(B))。
【0090】そして、ラムシリンダ44を(図1)作動
してラム43に固定された上刃41を下降すれば、図8
(B)と図8(C)で述べた方法により、該ワークWが
切断加工される。
してラム43に固定された上刃41を下降すれば、図8
(B)と図8(C)で述べた方法により、該ワークWが
切断加工される。
【0091】このようにして、ワークWを順次X軸方向
に移動しながら、該ワークWを切断加工すれば、図11
に示すように、穴A加工した部分W12とそれ以外の部
分W2とが切断される。
に移動しながら、該ワークWを切断加工すれば、図11
に示すように、穴A加工した部分W12とそれ以外の部
分W2とが切断される。
【0092】上記のとおり、本発明によれば、モード切
り換え時におけるサポートテーブルの移動時間が、前記
したようにほぼ2.5秒又は3秒といったように従来と
比べて短縮されることにより、ワークの加工効率の向上
が図られ、また、サポートテーブル30を切断加工部の
本体フレーム45(図1)に取り付けたので、ベルトコ
ンベア16とは別個に取り付けられることにより、ベル
トコンベア16のメンテナンス性能の向上が図られる。
り換え時におけるサポートテーブルの移動時間が、前記
したようにほぼ2.5秒又は3秒といったように従来と
比べて短縮されることにより、ワークの加工効率の向上
が図られ、また、サポートテーブル30を切断加工部の
本体フレーム45(図1)に取り付けたので、ベルトコ
ンベア16とは別個に取り付けられることにより、ベル
トコンベア16のメンテナンス性能の向上が図られる。
【0093】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、パンチ
切断複合機において、切断加工部の本体フレームに、パ
ンチ加工モードの場合にワークWを支持するサポートテ
ーブルを取り付け、該サポートテーブルを斜め方向に連
続して上下動自在としたことにより、モード切り換え時
におけるサポートテーブルの移動時間を短縮することに
より、ワークの加工効率の向上を図り、サポートテーブ
ルをベルトコンベアとは別個に取り付けることにより、
ベルトコンベアのメンテナンス性能の向上を図るという
技術的効果を奏することとなった。
切断複合機において、切断加工部の本体フレームに、パ
ンチ加工モードの場合にワークWを支持するサポートテ
ーブルを取り付け、該サポートテーブルを斜め方向に連
続して上下動自在としたことにより、モード切り換え時
におけるサポートテーブルの移動時間を短縮することに
より、ワークの加工効率の向上を図り、サポートテーブ
ルをベルトコンベアとは別個に取り付けることにより、
ベルトコンベアのメンテナンス性能の向上を図るという
技術的効果を奏することとなった。
【0094】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明を構成するサポートテーブル30の駆動
機構を示す図である。
機構を示す図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明を構成するサポートテーブル30の斜め
方向の上下動軌跡を示す図である。
方向の上下動軌跡を示す図である。
【図6】本発明を構成するリンク23、24、25とス
トッパ36、37、38、5051、52の関係を示す
図である。
トッパ36、37、38、5051、52の関係を示す
図である。
【図7】本発明によるパンチ加工部を示す図である。
【図8】本発明による切断加工部を示す図である。
【図9】本発明のパンチ加工モードにおける動作説明図
である。
である。
【図10】本発明の切断加工モードにおける動作説明図
である。
である。
【図11】本発明により加工される製品形状を示す図で
ある。
ある。
【図12】従来技術における構成説明図である。
【図13】従来技術におけるワークWと下刃142との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図14】従来技術におけるパンチ加工モードの動作説
明図である。
明図である。
【図15】従来技術における切断加工モードの動作説明
図である。
図である。
1 パンチ加工部本体のフレーム 2 パンチ加工部のラムシリンダ 11 キャリッジべース 12 キャリッジ 13 クランプ 14、15 ボールねじ 16 ベルトコンベア 17 Y軸ガイド 18 X軸ガイド 19 ローラ 20 ベルトコンベア16取付け用フレーム 21 リンクベース 22 揺動ベース 23 板状リンク 24、25 棒状リンク 26 サポートテーブル駆動用シリンダ 27 ピストンロッド 28、29、33、34、35 ヒンジピン 30 サポートテーブル 31 補助テーブル 32 補助テーブル駆動用シリンダ 36、37、38 下降停止ストッパ 40 L刃 41 上刃 42 下刃 43 切断加工部のラム 44 切断加工部のラムシリンダ 45 切断加工部本体のフレーム 46 ロック機構 50、51、52 上昇停止ストッパ D ダイ P パンチ M 金型 W ワーク
Claims (3)
- 【請求項1】 パンチとダイによりワークをパンチ加工
するパンチ加工部と、上刃と下刃によりワークを切断加
工する切断加工部とが互いに隣接して配置されたパンチ
切断複合機において、 上記切断加工部の本体フレームに、パンチ加工モードの
場合にワークを支持するサポートテーブルを取り付け、
該サポートテーブルを斜め方向に連続して上下動自在と
したことを特徴とするパンチ切断複合機。 - 【請求項2】 上記切断加工部の本体フレームにリンク
ベースが取り付けられ、該リンクベースには所定の角度
で互いに平行に配置されたシリンダとリンクを介して揺
動ベースが取り付けられ、該揺動ベースにはサポートテ
ーブルが取り付けられている請求項1記載のパンチ切断
複合機。 - 【請求項3】 上記サポートテーブルの近傍には補助テ
ーブルが設けられ、パンチ加工モードにおいて、サポー
トテーブルが斜め方向に下降してワークを支持するとき
には補助テーブルが垂直方向に上昇して該ワークWを支
持し、切断加工モードにおいて、サポートテーブルが斜
め方向に上昇してワークから退避するときには補助テー
ブルが垂直方向に下降してサポートテーブルから退避し
該ワークから切断された製品を支持する請求項1記載の
パンチ切断複合機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000272060A JP2002079430A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | パンチ切断複合機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000272060A JP2002079430A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | パンチ切断複合機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002079430A true JP2002079430A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=18758256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000272060A Pending JP2002079430A (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | パンチ切断複合機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002079430A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102626865A (zh) * | 2012-04-12 | 2012-08-08 | 东莞市俊知自动机械有限公司 | 焊片折弯剪切机 |
WO2015019655A1 (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-12 | 株式会社アマダ | パンチ切断複合機における加工方法及びその自動プログラミング装置 |
CN108435888A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-08-24 | 浙江雅阁集成吊顶有限公司 | 一种铝板打孔装置 |
CN112894392A (zh) * | 2021-05-08 | 2021-06-04 | 新乡职业技术学院 | 一种扁铁槽钢冲孔与切割联用自动化加工装置 |
CN114654252A (zh) * | 2022-05-25 | 2022-06-24 | 常州市豪乐机械有限公司 | 一种高强度下联板锻件切边冲孔一体装置及工艺 |
CN116748899A (zh) * | 2023-08-21 | 2023-09-15 | 昆明理工大学 | 一种交互设计工作台的金属板件铸造设备 |
-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000272060A patent/JP2002079430A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2015019655A1 (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-12 | 株式会社アマダ | パンチ切断複合機における加工方法及びその自動プログラミング装置 |
JP2015030015A (ja) * | 2013-08-05 | 2015-02-16 | 株式会社アマダ | パンチ切断複合機における加工方法及びその自動プログラミング装置 |
CN108435888A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-08-24 | 浙江雅阁集成吊顶有限公司 | 一种铝板打孔装置 |
CN108435888B (zh) * | 2018-04-28 | 2023-11-17 | 浙江雅阁集成吊顶股份有限公司 | 一种铝板打孔装置 |
CN112894392A (zh) * | 2021-05-08 | 2021-06-04 | 新乡职业技术学院 | 一种扁铁槽钢冲孔与切割联用自动化加工装置 |
CN114654252A (zh) * | 2022-05-25 | 2022-06-24 | 常州市豪乐机械有限公司 | 一种高强度下联板锻件切边冲孔一体装置及工艺 |
CN116748899A (zh) * | 2023-08-21 | 2023-09-15 | 昆明理工大学 | 一种交互设计工作台的金属板件铸造设备 |
CN116748899B (zh) * | 2023-08-21 | 2023-11-03 | 昆明理工大学 | 一种交互设计工作台的金属板件铸造设备 |
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