JP2002078056A - 携帯型音楽再生装置 - Google Patents
携帯型音楽再生装置Info
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- power supply
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Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ヘッドホンに音楽再生機能が内蔵された携帯
型音楽再生装置において、無駄な電力消費を抑えること
を図る。 【解決手段】 電源を内蔵したハウジング部4と、前記
電源によって動作する音楽データの再生装置を内蔵した
ハウジング部5とをバンド部2の両端に備えてなるヘッ
ドホン型プレーヤー1であって、バンド部2の中央部2
aにおける屈曲状態に応じてオン/オフが切り替わるス
イッチを有し、このスイッチのオン/オフ動作に従っ
て、上記音楽データの再生装置に対する電源供給状態が
切り替えられる。
型音楽再生装置において、無駄な電力消費を抑えること
を図る。 【解決手段】 電源を内蔵したハウジング部4と、前記
電源によって動作する音楽データの再生装置を内蔵した
ハウジング部5とをバンド部2の両端に備えてなるヘッ
ドホン型プレーヤー1であって、バンド部2の中央部2
aにおける屈曲状態に応じてオン/オフが切り替わるス
イッチを有し、このスイッチのオン/オフ動作に従っ
て、上記音楽データの再生装置に対する電源供給状態が
切り替えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドホン型の携
帯型音楽再生装置に関する。
帯型音楽再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型の音楽再生装置が広く利用
されている。このような携帯型音楽再生装置の本体は、
音楽データが記憶された磁気テープ、CD(Compact Di
sc)、及びMD(Mini Disc)等の記憶媒体を装着し、
各記憶媒体に対応する再生方式により音楽データを再生
する。
されている。このような携帯型音楽再生装置の本体は、
音楽データが記憶された磁気テープ、CD(Compact Di
sc)、及びMD(Mini Disc)等の記憶媒体を装着し、
各記憶媒体に対応する再生方式により音楽データを再生
する。
【0003】また、近時、半導体メモリーの高集積化、
低価格化に伴って、小型着脱式の不揮発性メモリーであ
る半導体メモリーカードを、音楽データを記憶する記憶
媒体として利用する携帯型の音楽再生装置も開発されて
いる。例えば、MP3(MPEG1 Audio Layer III)方式
による圧縮記録方式によって記録された音楽情報を再生
する音楽再生機等がある。このような携帯型の音楽再生
装置は、上記CDやMDのように駆動部を必要としない
ため、装置本体を小型化することができるとともに、振
動や衝撃に対する耐久性もあり、携帯性を向上させるこ
とができる。
低価格化に伴って、小型着脱式の不揮発性メモリーであ
る半導体メモリーカードを、音楽データを記憶する記憶
媒体として利用する携帯型の音楽再生装置も開発されて
いる。例えば、MP3(MPEG1 Audio Layer III)方式
による圧縮記録方式によって記録された音楽情報を再生
する音楽再生機等がある。このような携帯型の音楽再生
装置は、上記CDやMDのように駆動部を必要としない
ため、装置本体を小型化することができるとともに、振
動や衝撃に対する耐久性もあり、携帯性を向上させるこ
とができる。
【0004】上記音楽再生装置では、装置本体に設けら
れた操作スイッチの他に、例えばヘッドホンコードに設
けられたリモートコントロールスイッチを操作すること
によって、電源のオン/オフや再生/停止等の制御を行
うことができる。
れた操作スイッチの他に、例えばヘッドホンコードに設
けられたリモートコントロールスイッチを操作すること
によって、電源のオン/オフや再生/停止等の制御を行
うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の携帯型音楽再生機においては、以下のような
問題があった。ヘッドホンによって再生音楽を聴く携帯
型音楽再生機は、屋内で家庭用商用電源を利用する場合
とは異なり、外出先等において音楽再生機本体に内蔵さ
れているバッテリー(または電池)を用いる場合が多
い。可搬性を向上させるためには、バッテリーを小型化
して、再生機本体を軽量化する必要が生じるが、バッテ
リーの小型化に伴って、電池寿命の短縮化を避けるため
にバッテリーを効率良く使用して消費電力を抑えること
が切実な問題となっている。
うな従来の携帯型音楽再生機においては、以下のような
問題があった。ヘッドホンによって再生音楽を聴く携帯
型音楽再生機は、屋内で家庭用商用電源を利用する場合
とは異なり、外出先等において音楽再生機本体に内蔵さ
れているバッテリー(または電池)を用いる場合が多
い。可搬性を向上させるためには、バッテリーを小型化
して、再生機本体を軽量化する必要が生じるが、バッテ
リーの小型化に伴って、電池寿命の短縮化を避けるため
にバッテリーを効率良く使用して消費電力を抑えること
が切実な問題となっている。
【0006】そこで本発明の課題は、ヘッドホンに音楽
再生機能が内蔵された携帯型音楽再生装置において、無
駄な電力消費を抑えることである。
再生機能が内蔵された携帯型音楽再生装置において、無
駄な電力消費を抑えることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0008】請求項1記載の発明は、2つの音響出力部
(例えば、図1に示すハウジング部4、5)を備えて装
着者の頭部に装着される携帯型音楽再生装置(例えば、
図1に示すヘッドホン型プレーヤー1)において、前記
装着者の頭部に装着されたことを検出する検出手段(例
えば、図4に示すスイッチ部20)と、この検出手段に
より前記装着者の頭部に装着されたことを検出すると、
音楽情報を再生するように制御する制御手段(例えば、
図4に示すCPU501)と、を備えることを特徴とす
る。
(例えば、図1に示すハウジング部4、5)を備えて装
着者の頭部に装着される携帯型音楽再生装置(例えば、
図1に示すヘッドホン型プレーヤー1)において、前記
装着者の頭部に装着されたことを検出する検出手段(例
えば、図4に示すスイッチ部20)と、この検出手段に
より前記装着者の頭部に装着されたことを検出すると、
音楽情報を再生するように制御する制御手段(例えば、
図4に示すCPU501)と、を備えることを特徴とす
る。
【0009】請求項1記載の発明の携帯型音楽再生装置
によれば、2つの音響出力部を備えて装着者の頭部に装
着される携帯型音楽再生装置であって、検出手段は、前
記装着者の頭部に装着されたことを検出し、制御手段
は、この検出手段により前記装着者の頭部に装着された
ことを検出すると、音楽情報を再生するように制御する
ので、携帯型音楽再生装置を使用していない状態で電力
が無駄に消費されることがなくなり、電力消費を節約す
ることができる。このため、バッテリーの寿命を延ばす
ことが可能となる。
によれば、2つの音響出力部を備えて装着者の頭部に装
着される携帯型音楽再生装置であって、検出手段は、前
記装着者の頭部に装着されたことを検出し、制御手段
は、この検出手段により前記装着者の頭部に装着された
ことを検出すると、音楽情報を再生するように制御する
ので、携帯型音楽再生装置を使用していない状態で電力
が無駄に消費されることがなくなり、電力消費を節約す
ることができる。このため、バッテリーの寿命を延ばす
ことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。
発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明を適用した一実施の形態に
おけるヘッドホン型プレーヤー1の外観を示す斜視図で
あり、(a)は、ヘッドホン型プレーヤー1のハウジン
グ部4の側面を主に示し、(b)は、ヘッドホン型プレ
ーヤー1のハウジング部5の側面を主に示す。
おけるヘッドホン型プレーヤー1の外観を示す斜視図で
あり、(a)は、ヘッドホン型プレーヤー1のハウジン
グ部4の側面を主に示し、(b)は、ヘッドホン型プレ
ーヤー1のハウジング部5の側面を主に示す。
【0012】図1に示すように、ヘッドホン型プレーヤ
ー1は、バンド部2と、バンド部2の両端にそれぞれ湾
曲して形成される把持部材2b、2cと、把持部材2
b、2cそれぞれに設けられた支持部材3と、把持部材
2b、2cそれぞれの先端部において保持されるハウジ
ング部4、5とを備えて構成される。
ー1は、バンド部2と、バンド部2の両端にそれぞれ湾
曲して形成される把持部材2b、2cと、把持部材2
b、2cそれぞれに設けられた支持部材3と、把持部材
2b、2cそれぞれの先端部において保持されるハウジ
ング部4、5とを備えて構成される。
【0013】バンド部2は屈曲可能な弾性体であり、通
常時は、略U字型の形状を有する。この場合、ハウジン
グ部4とハウジング部5とは一定間隔に近接して保たれ
る。さらにバンド部2の中央部2aには、後述するよう
に、バンド部2の屈曲変形を検出して電源のオン/オフ
動作を行うスイッチ部20が埋設される(図4、及び図
5参照)。
常時は、略U字型の形状を有する。この場合、ハウジン
グ部4とハウジング部5とは一定間隔に近接して保たれ
る。さらにバンド部2の中央部2aには、後述するよう
に、バンド部2の屈曲変形を検出して電源のオン/オフ
動作を行うスイッチ部20が埋設される(図4、及び図
5参照)。
【0014】また後述するように、ハウジング部4、5
は、それぞれ、スピーカー41、51と、音楽データを
再生する再生機能を持った装置とを備えて構成される
(図4参照)。
は、それぞれ、スピーカー41、51と、音楽データを
再生する再生機能を持った装置とを備えて構成される
(図4参照)。
【0015】ハウジング部4の表面には、図1(a)に
示すように、外部の商用電源と接続可能な電源コネクタ
が、表面のほぼ中央部に位置するように配設されてい
る。また、図1(b)に示すように、ハウジング部5の
表面には、操作スイッチ522a、522b等を有する
リモコン52が着脱自在に配設されている。
示すように、外部の商用電源と接続可能な電源コネクタ
が、表面のほぼ中央部に位置するように配設されてい
る。また、図1(b)に示すように、ハウジング部5の
表面には、操作スイッチ522a、522b等を有する
リモコン52が着脱自在に配設されている。
【0016】図2は、ヘッドホン型プレーヤー1におけ
るリモコン52の取り付け部分の構造を示す斜視図であ
る。図2に示すように、リモコン52の取り付け部分の
裏側は、リモコン接続コード521と、リモコン接続コ
ード521を収納するコード収納部53と、メモリーカ
ード56と、メモリーカード56を差込むための差込み
部54と、メモリ−カード56と外形の形状をほぼ同じ
くする凹部55と、メモリーカード56の裏側に備えら
れているコネクタ部と電気的に接続する接点端子部57
とを備えて形成される。
るリモコン52の取り付け部分の構造を示す斜視図であ
る。図2に示すように、リモコン52の取り付け部分の
裏側は、リモコン接続コード521と、リモコン接続コ
ード521を収納するコード収納部53と、メモリーカ
ード56と、メモリーカード56を差込むための差込み
部54と、メモリ−カード56と外形の形状をほぼ同じ
くする凹部55と、メモリーカード56の裏側に備えら
れているコネクタ部と電気的に接続する接点端子部57
とを備えて形成される。
【0017】このリモコン接続コード521を介して、
リモコン52と、ヘッドホン型プレーヤー1内の音楽デ
ータの再生装置とが接続され、各種制御信号の搬送が行
われる。リモコン接続コード521は、例えば1メート
ル程度の長さを有し、リモコン52がハウジング部5に
装着された状態にあるときは、コード収納部53内に巻
き取られるように収納され、リモコン52がハウジング
部5から離脱した状態にあるときは、コード収納部53
から所定の長さだけ引き出されて用いられる。
リモコン52と、ヘッドホン型プレーヤー1内の音楽デ
ータの再生装置とが接続され、各種制御信号の搬送が行
われる。リモコン接続コード521は、例えば1メート
ル程度の長さを有し、リモコン52がハウジング部5に
装着された状態にあるときは、コード収納部53内に巻
き取られるように収納され、リモコン52がハウジング
部5から離脱した状態にあるときは、コード収納部53
から所定の長さだけ引き出されて用いられる。
【0018】また、メモリーカード56は、図中符号A
で示す方向から差込み部54に差込まれて凹部55に位
置合わせされて装着される。メモリーカード56が凹部
55に装着されると、メモリーカード56のコネクタ部
は接点端子部57と導通する。
で示す方向から差込み部54に差込まれて凹部55に位
置合わせされて装着される。メモリーカード56が凹部
55に装着されると、メモリーカード56のコネクタ部
は接点端子部57と導通する。
【0019】次に、リモコン52の構成を説明する。図
3は、リモコン52の構成を説明する外観図であり、
(a)は、リモコン52の裏面の構成を示し、(b)
は、リモコン52の表面の構成を示す。
3は、リモコン52の構成を説明する外観図であり、
(a)は、リモコン52の裏面の構成を示し、(b)
は、リモコン52の表面の構成を示す。
【0020】図3(a)、(b)に示すように、リモコ
ン52には、下方に延びるリモコン接続コード521が
接続されている。また、リモコン52は、操作時には、
図3(a)、(b)に示す向きで使用される。
ン52には、下方に延びるリモコン接続コード521が
接続されている。また、リモコン52は、操作時には、
図3(a)、(b)に示す向きで使用される。
【0021】図3(a)に示すように、リモコン52の
裏面は平面状に形成され、装着時にはメモリーカード5
6を介して凹部55と対向する。また、リモコン52の
裏面のほぼ中央部には表示部524が配設される。表示
部524は、再生中の音楽に係るインデックス情報(ト
ラック番号、曲名、歌手名、演奏時間等)やヘッドホン
型プレーヤー1の動作状態(再生中、停止中等)を表示
するとともに、後述する電源部42が備えるバッテリー
の残量を示す電池残量表示524bを表示する。
裏面は平面状に形成され、装着時にはメモリーカード5
6を介して凹部55と対向する。また、リモコン52の
裏面のほぼ中央部には表示部524が配設される。表示
部524は、再生中の音楽に係るインデックス情報(ト
ラック番号、曲名、歌手名、演奏時間等)やヘッドホン
型プレーヤー1の動作状態(再生中、停止中等)を表示
するとともに、後述する電源部42が備えるバッテリー
の残量を示す電池残量表示524bを表示する。
【0022】この表示部524を設けることにより、リ
モコン52の操作時に、電池残量表示524bによって
電源部42のバッテリーの消耗状況を容易に確認するこ
とができ、利便性に優れたものとなる。
モコン52の操作時に、電池残量表示524bによって
電源部42のバッテリーの消耗状況を容易に確認するこ
とができ、利便性に優れたものとなる。
【0023】リモコン52の表面は、図3(b)に示す
ように、装着時にハウジング部5の側面の一部分となる
ように形成され、表面上には3つの操作スイッチ522
a、522b、522cが所定の位置に配設される。こ
のうち、操作スイッチ522aは再生(一時停止)/停
止を切り替えるためのものであり、操作スイッチ522
bは早送り/早戻しを切り替えるためのものであり、操
作スイッチ522cは出力音声の音量を調整するもので
ある。
ように、装着時にハウジング部5の側面の一部分となる
ように形成され、表面上には3つの操作スイッチ522
a、522b、522cが所定の位置に配設される。こ
のうち、操作スイッチ522aは再生(一時停止)/停
止を切り替えるためのものであり、操作スイッチ522
bは早送り/早戻しを切り替えるためのものであり、操
作スイッチ522cは出力音声の音量を調整するもので
ある。
【0024】次に、前記したヘッドホン型プレーヤー1
に埋設される音楽データを再生する再生機能を持つ装置
について説明する。図4は、図1に示すヘッドホン型プ
レーヤー1の内部回路の構成を示すブロック図である。
に埋設される音楽データを再生する再生機能を持つ装置
について説明する。図4は、図1に示すヘッドホン型プ
レーヤー1の内部回路の構成を示すブロック図である。
【0025】ハウジング部4には、スピーカー41、電
源部42、及び電源コネクタ43が内蔵される。電源部
42はバンド部2に埋設されたスイッチ部20を介して
電源制御部506に接続され、スピーカー41はバンド
部2内を貫通するように配されたラインを介して、アン
プ505に接続される。また、電源部42は電源コネク
タ43と接続され、電源コネクタ43は外部の電源に接
続可能となっている。
源部42、及び電源コネクタ43が内蔵される。電源部
42はバンド部2に埋設されたスイッチ部20を介して
電源制御部506に接続され、スピーカー41はバンド
部2内を貫通するように配されたラインを介して、アン
プ505に接続される。また、電源部42は電源コネク
タ43と接続され、電源コネクタ43は外部の電源に接
続可能となっている。
【0026】電源部42は、例えば、充電可能なリチウ
ムポリマータイプのバッテリー、あるいは取り替え可能
なボタン型リチウム電池であり、電源ケーブルを介して
電源コネクタ43に接続される。さらに、電源部42は
電源コネクタ43を介して外部の電源に接続可能であ
り、外部の商用電源が供給する電源電圧により充電され
る。
ムポリマータイプのバッテリー、あるいは取り替え可能
なボタン型リチウム電池であり、電源ケーブルを介して
電源コネクタ43に接続される。さらに、電源部42は
電源コネクタ43を介して外部の電源に接続可能であ
り、外部の商用電源が供給する電源電圧により充電され
る。
【0027】また、バンド部2には、バンド部2の屈曲
変形を検出して電源のオン/オフ動作を行うスイッチ部
20が内設される。このスイッチ部20がオンの時、電
源ケーブル21aは21bに連結されるとともに、電源
部42から電源制御部506に電力が供給される。ま
た、スイッチ部20がオフの時、電源ケーブル21aと
21bとの連結が切断されるとともに、電源部42から
電源制御部506への電力供給が停止する。
変形を検出して電源のオン/オフ動作を行うスイッチ部
20が内設される。このスイッチ部20がオンの時、電
源ケーブル21aは21bに連結されるとともに、電源
部42から電源制御部506に電力が供給される。ま
た、スイッチ部20がオフの時、電源ケーブル21aと
21bとの連結が切断されるとともに、電源部42から
電源制御部506への電力供給が停止する。
【0028】ハウジング部5は、電源制御部506、C
PU501、ROM502、RAM503、メモリーカ
ード56、差込み部54、デコーダ504、アンプ50
5、スピーカー51、操作部522、表示ドライバ52
3、及び、表示部524とを備え、スピーカー51、ア
ンプ505、及び、メモリーカード56を除く各部は、
バス509によって接続されている。また、操作部52
2、表示ドライバ523、及び表示部524はリモコン
52に配設されるものであり、さらに操作部522と表
示ドライバ523はリモコン接続コード521を介して
バス509に接続される。
PU501、ROM502、RAM503、メモリーカ
ード56、差込み部54、デコーダ504、アンプ50
5、スピーカー51、操作部522、表示ドライバ52
3、及び、表示部524とを備え、スピーカー51、ア
ンプ505、及び、メモリーカード56を除く各部は、
バス509によって接続されている。また、操作部52
2、表示ドライバ523、及び表示部524はリモコン
52に配設されるものであり、さらに操作部522と表
示ドライバ523はリモコン接続コード521を介して
バス509に接続される。
【0029】電源制御部506は、バンド部2に埋設さ
れるスイッチ部20を介して電源部42に接続される。
スイッチ部20がオンの場合、電源部42から供給され
る電力を、ハウジング部5の有するCPU501〜アン
プ505、リモコン52の有する操作部522〜表示部
524、及び、スピーカー41、51の各部に供給す
る。
れるスイッチ部20を介して電源部42に接続される。
スイッチ部20がオンの場合、電源部42から供給され
る電力を、ハウジング部5の有するCPU501〜アン
プ505、リモコン52の有する操作部522〜表示部
524、及び、スピーカー41、51の各部に供給す
る。
【0030】CPU(Central Processing Unit)50
1は、操作部522から入力される制御信号に基づい
て、ROM502に格納される各種アプリケーションプ
ログラムを読み出し、RAM503内に設けられるワー
クエリア内に展開し、これらの各種プログラムを逐次実
行する。
1は、操作部522から入力される制御信号に基づい
て、ROM502に格納される各種アプリケーションプ
ログラムを読み出し、RAM503内に設けられるワー
クエリア内に展開し、これらの各種プログラムを逐次実
行する。
【0031】ROM(Read Only Memory)502は、圧
縮符号化された音楽データをデコーダ504においてデ
コードする際に用いられるデコード用プログラムや、音
声データを格納する。
縮符号化された音楽データをデコーダ504においてデ
コードする際に用いられるデコード用プログラムや、音
声データを格納する。
【0032】RAM(Random Access Memory)503
は、CPU501によってROM502から読み出され
た各種アプリケーションプログラム、及びプログラムの
実行に際して生じる各種データを一時的に記憶するワー
クエリアを形成する。
は、CPU501によってROM502から読み出され
た各種アプリケーションプログラム、及びプログラムの
実行に際して生じる各種データを一時的に記憶するワー
クエリアを形成する。
【0033】メモリーカード56は、差込み部54に対
し着脱可能な小型半導体メモリーカードであり、音楽デ
ータを複数記憶するとともに、これらの音楽データに関
するインデックス情報(トラック番号、曲名、歌手名、
演奏時間等)を記憶する(図2参照)。
し着脱可能な小型半導体メモリーカードであり、音楽デ
ータを複数記憶するとともに、これらの音楽データに関
するインデックス情報(トラック番号、曲名、歌手名、
演奏時間等)を記憶する(図2参照)。
【0034】操作部522はリモコン52に配設される
ものであり、再生(一時停止)/停止を切り替える操作
スイッチ522a、早送り/早戻しを切り替える操作ス
イッチ522b、及び出力音声の音量を調節する操作ス
イッチ522cの各種機能キーを備えている。操作部5
22は、これらの機能キーが押下されると、押下された
キーに対応する押下信号をCPU501へ出力する(図
3(b)参照)。
ものであり、再生(一時停止)/停止を切り替える操作
スイッチ522a、早送り/早戻しを切り替える操作ス
イッチ522b、及び出力音声の音量を調節する操作ス
イッチ522cの各種機能キーを備えている。操作部5
22は、これらの機能キーが押下されると、押下された
キーに対応する押下信号をCPU501へ出力する(図
3(b)参照)。
【0035】表示ドライバ523はリモコン52に内蔵
されるものであり、CPU501から出力される音楽デ
ータに関するインデックス情報(例えば、トラック番
号、曲名、歌手名、演奏時間等)、電池残量、あるいは
ヘッドホン型プレーヤー1の動作状態(例えば、再生
中、あるいは停止中等)等の各種情報に係る表示データ
を、表示部524の表示画面上に表示させる。
されるものであり、CPU501から出力される音楽デ
ータに関するインデックス情報(例えば、トラック番
号、曲名、歌手名、演奏時間等)、電池残量、あるいは
ヘッドホン型プレーヤー1の動作状態(例えば、再生
中、あるいは停止中等)等の各種情報に係る表示データ
を、表示部524の表示画面上に表示させる。
【0036】表示部524はリモコン52に内設される
ものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等の表
示画面を有する。この表示部524は、表示ドライバ5
23から出力される各種表示情報を表示する。例えば、
音楽データに関するインデックス情報(例えば、トラッ
ク番号、曲名、歌手名、演奏時間等)、ヘッドホン型プ
レーヤー1の動作状態(例えば、再生中、あるいは停止
中等)をはじめ、電池残量表示524b等を上記表示画
面上に表示する(図3(a)参照)。
ものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等の表
示画面を有する。この表示部524は、表示ドライバ5
23から出力される各種表示情報を表示する。例えば、
音楽データに関するインデックス情報(例えば、トラッ
ク番号、曲名、歌手名、演奏時間等)、ヘッドホン型プ
レーヤー1の動作状態(例えば、再生中、あるいは停止
中等)をはじめ、電池残量表示524b等を上記表示画
面上に表示する(図3(a)参照)。
【0037】デコーダ504は、RAM503上に展開
されたデコード用プログラムに基づいて、所定の圧縮符
号化方式で圧縮符号化された音楽データを復号化する。
圧縮符号化音楽データは、高品位な音質を提供すると同
時に、効率よく伝送できるよう、適切なビットレートに
圧縮符号化されている。例えば、MP3等の聴覚特性を
利用したエントロピー符号化や知覚符号化といった符号
化方式が用いられている。さらにデコーダ504は、復
号化された音楽データを、D/A変換器(図示せず)に
よりアナログ音楽データに変換し、アンプ505に出力
する。
されたデコード用プログラムに基づいて、所定の圧縮符
号化方式で圧縮符号化された音楽データを復号化する。
圧縮符号化音楽データは、高品位な音質を提供すると同
時に、効率よく伝送できるよう、適切なビットレートに
圧縮符号化されている。例えば、MP3等の聴覚特性を
利用したエントロピー符号化や知覚符号化といった符号
化方式が用いられている。さらにデコーダ504は、復
号化された音楽データを、D/A変換器(図示せず)に
よりアナログ音楽データに変換し、アンプ505に出力
する。
【0038】アンプ505は、デコーダ504から出力
されたアナログ音楽データを増幅し、スピーカー41、
51に出力し、スピーカー41、51は、アンプ505
から出力されたアナログ音声データを音に変換する。
されたアナログ音楽データを増幅し、スピーカー41、
51に出力し、スピーカー41、51は、アンプ505
から出力されたアナログ音声データを音に変換する。
【0039】従って、スイッチ部20がオンとなって電
源部42から電源制御部506へ電力が供給されると、
CPU501は、ROM502に格納される各種プログ
ラムをRAM503上に展開し、次いで差込み部54に
収納されるメモリーカード56から接点端子部57を介
して圧縮符号化音楽データを読み出してRAM503内
に格納する。次いで、CPU501は、デコーダ504
において、RAM503上に展開した各種アプリケーシ
ョンプログラムのうち、圧縮符号化された音楽データを
復号化するためのデコード用プログラムに基づいて、R
AM503内に格納された前記圧縮符号化音楽データを
復号化し、アナログ信号に変換し、アンプ505を介し
て増幅した後、スピーカー41、51へ出力させる。
源部42から電源制御部506へ電力が供給されると、
CPU501は、ROM502に格納される各種プログ
ラムをRAM503上に展開し、次いで差込み部54に
収納されるメモリーカード56から接点端子部57を介
して圧縮符号化音楽データを読み出してRAM503内
に格納する。次いで、CPU501は、デコーダ504
において、RAM503上に展開した各種アプリケーシ
ョンプログラムのうち、圧縮符号化された音楽データを
復号化するためのデコード用プログラムに基づいて、R
AM503内に格納された前記圧縮符号化音楽データを
復号化し、アナログ信号に変換し、アンプ505を介し
て増幅した後、スピーカー41、51へ出力させる。
【0040】次に、バンド部2に内設されるスイッチ部
20の構造を、図5〜図7を参照して説明する。
20の構造を、図5〜図7を参照して説明する。
【0041】図5は、図1に示すヘッドホン型プレーヤ
ー1のバンド部2に埋設されるスイッチ部20の構造を
示す図であり、(a)はヘッドホン型プレーヤー1のバ
ンド部2の形状を主に示す外観図であり、(b)はバン
ド部2の中央部2a内部に設置されているスイッチ部2
0の状態を示す。
ー1のバンド部2に埋設されるスイッチ部20の構造を
示す図であり、(a)はヘッドホン型プレーヤー1のバ
ンド部2の形状を主に示す外観図であり、(b)はバン
ド部2の中央部2a内部に設置されているスイッチ部2
0の状態を示す。
【0042】図5(a)に示すバンド部2の中央部2a
には、図5(b)に示すように、凹型接点部20aと凸
型接点部20bとから構成されるスイッチ部20が埋設
される。凹型接点部20aは凹部を有し、この凹部へは
凸型接点部20bをはめ込むように挿入可能である。ま
た、凸型接点部20bは凹型接点部20aから引き抜く
ように離脱可能である。
には、図5(b)に示すように、凹型接点部20aと凸
型接点部20bとから構成されるスイッチ部20が埋設
される。凹型接点部20aは凹部を有し、この凹部へは
凸型接点部20bをはめ込むように挿入可能である。ま
た、凸型接点部20bは凹型接点部20aから引き抜く
ように離脱可能である。
【0043】凹型接点部20aは、電源ケーブル21a
を介してハウジング部4の有する電源部42に接続さ
れ、凸型接点部20bは、電源ケーブル21bを介して
ハウジング部5の有する電源制御部506に接続される
(図4参照)。
を介してハウジング部4の有する電源部42に接続さ
れ、凸型接点部20bは、電源ケーブル21bを介して
ハウジング部5の有する電源制御部506に接続される
(図4参照)。
【0044】上記のように構成されるスイッチ部20の
オン/オフに係る動作は、バンド部2の形状に応じてな
されるものである。ここで、図6及び図7に基づいて、
バンド部2の形状とスイッチ部20のオン/オフ動作と
の関係について説明する。
オン/オフに係る動作は、バンド部2の形状に応じてな
されるものである。ここで、図6及び図7に基づいて、
バンド部2の形状とスイッチ部20のオン/オフ動作と
の関係について説明する。
【0045】図6は、ヘッドホン型プレーヤー1の非装
着状態におけるバンド部2の形状とスイッチ部20との
状態を示す図であり、(a)は非装着状態におけるヘッ
ドホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す外
観図であり、(b)は非装着状態におけるスイッチ部2
0の状態を示すものである。
着状態におけるバンド部2の形状とスイッチ部20との
状態を示す図であり、(a)は非装着状態におけるヘッ
ドホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す外
観図であり、(b)は非装着状態におけるスイッチ部2
0の状態を示すものである。
【0046】ここで、非装着状態とは、ヘッドホン型プ
レーヤー1がユーザ(装着者)の頭部に装着されていな
い状態であって、ハウジング部4とハウジング部5とが
近接している状態を示す。
レーヤー1がユーザ(装着者)の頭部に装着されていな
い状態であって、ハウジング部4とハウジング部5とが
近接している状態を示す。
【0047】ヘッドホン型プレーヤー1が非装着状態に
ある場合、図3に示すように、凸型接点部20bと凹型
接点部20aとは互いに離隔した状態にあり、凹型接点
部20aに接続される電源部42と、凸型接点部20b
に接続される電源制御部506との間の連結が切断され
ているので、電源部42から電源制御部506への電力
供給が停止する。この状態では、スイッチ部20はオフ
となる。
ある場合、図3に示すように、凸型接点部20bと凹型
接点部20aとは互いに離隔した状態にあり、凹型接点
部20aに接続される電源部42と、凸型接点部20b
に接続される電源制御部506との間の連結が切断され
ているので、電源部42から電源制御部506への電力
供給が停止する。この状態では、スイッチ部20はオフ
となる。
【0048】ここで、ハウジング部4とハウジング部5
との間隔を広げる力が作用せず、バンド部2の形状が非
装着状態を保っていれば、凹型接点部20aと凸型接点
部20bとは互いに離間したまま保持され、スイッチ部
20はオフ状態に保たれる。
との間隔を広げる力が作用せず、バンド部2の形状が非
装着状態を保っていれば、凹型接点部20aと凸型接点
部20bとは互いに離間したまま保持され、スイッチ部
20はオフ状態に保たれる。
【0049】図7は、ヘッドホン型プレーヤー1の装着
状態におけるバンド部2の形状、及びスイッチ部20の
状態を示す図であり、(a)は装着状態におけるヘッド
ホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す外観
図であり、(b)は装着状態におけるスイッチ部20の
状態を示すものである。
状態におけるバンド部2の形状、及びスイッチ部20の
状態を示す図であり、(a)は装着状態におけるヘッド
ホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す外観
図であり、(b)は装着状態におけるスイッチ部20の
状態を示すものである。
【0050】ここで、装着状態とは、ユーザ(装着者)
の頭部にヘッドホン型プレーヤー1が装着された状態で
あって、ハウジング部4、5は、それぞれユーザの左右
の耳にあてがうように接触するため、互いに離隔してい
る。
の頭部にヘッドホン型プレーヤー1が装着された状態で
あって、ハウジング部4、5は、それぞれユーザの左右
の耳にあてがうように接触するため、互いに離隔してい
る。
【0051】ヘッドホン型プレーヤー1が装着状態にあ
る場合、図7に示すように、凸型接点部20bは凹型接
点部20aに対して、はめ込むように挿入されて互いに
接触している。この場合、凹型接点部20aに接続され
る電源部42と、凸型接点部20bに接続される電源制
御部506との間がスイッチ部20を介して連結され、
電源部42から電源制御部506へ電力が供給される。
この状態では、凹型接点部20aと凸型接点部20bと
からなるスイッチ部20はオンとなる。
る場合、図7に示すように、凸型接点部20bは凹型接
点部20aに対して、はめ込むように挿入されて互いに
接触している。この場合、凹型接点部20aに接続され
る電源部42と、凸型接点部20bに接続される電源制
御部506との間がスイッチ部20を介して連結され、
電源部42から電源制御部506へ電力が供給される。
この状態では、凹型接点部20aと凸型接点部20bと
からなるスイッチ部20はオンとなる。
【0052】ここで、バンド部2にはユーザ(装着者)
の頭部からの抗力が作用しているが、この作用はバンド
部の弾性力と釣り合うため、ヘッドホン型プレーヤー1
の装着時におけるバンド部2の形状は保持される。従っ
て、凹型接点部20aと凸型接点部20bとは互いに接
触したまま保持され、スイッチはオンのまま保たれる。
の頭部からの抗力が作用しているが、この作用はバンド
部の弾性力と釣り合うため、ヘッドホン型プレーヤー1
の装着時におけるバンド部2の形状は保持される。従っ
て、凹型接点部20aと凸型接点部20bとは互いに接
触したまま保持され、スイッチはオンのまま保たれる。
【0053】また、ヘッドホン型プレーヤー1が装着状
態から非装着状態に移る際、バンド部2における中央部
2a断面の長手方向に離隔作用が生じる。その結果、凹
型接点部20aと凸型接点部20bとは互いに離隔さ
れ、凹型接点部20aと凸型接点部20bとからなるス
イッチ部20はオフとなる。この状態では、凹型接点部
20aに接続される電源部42と、凸型接点部20bに
接続される電源制御部506との間の連結が切断される
とともに、電源部42から電源制御部506への電力供
給が停止する。
態から非装着状態に移る際、バンド部2における中央部
2a断面の長手方向に離隔作用が生じる。その結果、凹
型接点部20aと凸型接点部20bとは互いに離隔さ
れ、凹型接点部20aと凸型接点部20bとからなるス
イッチ部20はオフとなる。この状態では、凹型接点部
20aに接続される電源部42と、凸型接点部20bに
接続される電源制御部506との間の連結が切断される
とともに、電源部42から電源制御部506への電力供
給が停止する。
【0054】また、ヘッドホン型プレーヤー1が非装着
状態から装着状態に移る際、バンド部2の中央部2a断
面の長手方向に近接作用が生じる。その結果、凸型接点
部20bは凹型接点部20aに対して、はめ込むように
挿入されて導通する。その結果、凹型接点部20aと凸
型接点部20bとからなるスイッチ部20はオンとな
る。この状態では、凹型接点部20aに接続される電源
部42と、凸型接点部20bに接続される電源制御部5
06との間はスイッチ部20を介して連結され、電源部
42から電源制御部506へ電力が供給される。
状態から装着状態に移る際、バンド部2の中央部2a断
面の長手方向に近接作用が生じる。その結果、凸型接点
部20bは凹型接点部20aに対して、はめ込むように
挿入されて導通する。その結果、凹型接点部20aと凸
型接点部20bとからなるスイッチ部20はオンとな
る。この状態では、凹型接点部20aに接続される電源
部42と、凸型接点部20bに接続される電源制御部5
06との間はスイッチ部20を介して連結され、電源部
42から電源制御部506へ電力が供給される。
【0055】以上のように、本発明の一実施の形態にお
けるヘッドホン型プレーヤー1によれば、バンド部2の
変形に応じてオン/オフが切り替わるスイッチ部20を
備え、ヘッドホン型プレーヤー1の装着時に電源がオン
になり、非装着時には電源がオフになるので、ヘッドホ
ン型プレーヤー1において、使用中以外の電力消費が抑
制される。
けるヘッドホン型プレーヤー1によれば、バンド部2の
変形に応じてオン/オフが切り替わるスイッチ部20を
備え、ヘッドホン型プレーヤー1の装着時に電源がオン
になり、非装着時には電源がオフになるので、ヘッドホ
ン型プレーヤー1において、使用中以外の電力消費が抑
制される。
【0056】このため、ヘッドホン型プレーヤー1を使
用していないにも拘わらず、電源がオンとなったままバ
ッテリーの電力が無駄に消費されることがなく、バッテ
リーの寿命が長くなり経済的である。さらに、バッテリ
ーの寿命が長くなることで、バッテリーの充電頻度が低
下し、充電の手間を省き、利便性の向上が図れる。ま
た、ヘッドホン型プレーヤー1の装着状況に応じた電源
制御が自動的に行われるので、電源をオン/オフする手
間が軽減され、利便性が向上する。
用していないにも拘わらず、電源がオンとなったままバ
ッテリーの電力が無駄に消費されることがなく、バッテ
リーの寿命が長くなり経済的である。さらに、バッテリ
ーの寿命が長くなることで、バッテリーの充電頻度が低
下し、充電の手間を省き、利便性の向上が図れる。ま
た、ヘッドホン型プレーヤー1の装着状況に応じた電源
制御が自動的に行われるので、電源をオン/オフする手
間が軽減され、利便性が向上する。
【0057】さらに、表示部524をリモコン52に設
けることによって、再生される音楽に関する様々な情報
やヘッドホン型プレーヤー1の動作状態とともに、電池
残量表示524bによってバッテリーの使用状況を容易
に確認することができるので、利便性に優れたものとな
る。
けることによって、再生される音楽に関する様々な情報
やヘッドホン型プレーヤー1の動作状態とともに、電池
残量表示524bによってバッテリーの使用状況を容易
に確認することができるので、利便性に優れたものとな
る。
【0058】また、差込み部54には多様な音楽データ
を記録するメモリーカード56を装着することができる
ので、ヘッドホン型プレーヤー1本体に大容量のメモリ
ーを別途設ける必要がなく、経済的である他、メモリー
カード56を交換することによって多くの楽曲を楽しむ
ことができる。
を記録するメモリーカード56を装着することができる
ので、ヘッドホン型プレーヤー1本体に大容量のメモリ
ーを別途設ける必要がなく、経済的である他、メモリー
カード56を交換することによって多くの楽曲を楽しむ
ことができる。
【0059】なお、上記実施の形態においては、バンド
部2の屈曲変形を検出するスイッチとして、接触型のス
イッチ部20を備える構成としたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、磁気によってバンド部
2の屈曲変形を検出するスイッチを用いても良いし、あ
るいは、光学的にバンド部2の屈曲変形を検出するスイ
ッチを用いても良い。以下、これらの場合について、図
8〜図11を参照して詳細に説明する。
部2の屈曲変形を検出するスイッチとして、接触型のス
イッチ部20を備える構成としたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、磁気によってバンド部
2の屈曲変形を検出するスイッチを用いても良いし、あ
るいは、光学的にバンド部2の屈曲変形を検出するスイ
ッチを用いても良い。以下、これらの場合について、図
8〜図11を参照して詳細に説明する。
【0060】まず、磁気によってバンド部2の屈曲変形
を検出するスイッチを用いる場合について説明する。
を検出するスイッチを用いる場合について説明する。
【0061】図8は、ヘッドホン型プレーヤー1におい
て、磁気感応スイッチ部200を備えてなるヘッドホン
型プレーヤー10の内部回路の構成を示すブロック図で
ある。また、図9は、ヘッドホン型プレーヤー10の構
成を示す概略図である。
て、磁気感応スイッチ部200を備えてなるヘッドホン
型プレーヤー10の内部回路の構成を示すブロック図で
ある。また、図9は、ヘッドホン型プレーヤー10の構
成を示す概略図である。
【0062】ヘッドホン型プレーヤー10は、上記実施
の形態のスイッチ部20に代えて磁気感応スイッチ部2
00を備えたことを特徴とし、ヘッドホン型プレーヤー
10の各部は磁気感応スイッチ部200を除いて上記実
施の形態と同様の構成によってなるものである。従っ
て、図8、図9を除いて、図示及び説明を省略する。
の形態のスイッチ部20に代えて磁気感応スイッチ部2
00を備えたことを特徴とし、ヘッドホン型プレーヤー
10の各部は磁気感応スイッチ部200を除いて上記実
施の形態と同様の構成によってなるものである。従っ
て、図8、図9を除いて、図示及び説明を省略する。
【0063】磁気感応スイッチ部200は、ハウジング
部5に埋設されるものであり、図中符号Bに示す外部の
磁場に感応してオン/オフ動作が行われる。
部5に埋設されるものであり、図中符号Bに示す外部の
磁場に感応してオン/オフ動作が行われる。
【0064】磁気感応スイッチ部200は、リードスイ
ッチ(図示せず)を備える。このリードスイッチの動作
部材としてはフェライト磁石が設けられており、外部に
誘起される磁場の作用に感応してこの動作部材が動作
し、磁気感応スイッチ部200の通電状態を切り替え
る。
ッチ(図示せず)を備える。このリードスイッチの動作
部材としてはフェライト磁石が設けられており、外部に
誘起される磁場の作用に感応してこの動作部材が動作
し、磁気感応スイッチ部200の通電状態を切り替え
る。
【0065】外部からの磁場は、例えば、ハウジング部
4に設けられたスピーカー41の有するフェライト磁石
が誘起する磁場等が挙げられる。この場合、このフェラ
イト磁石が誘起する磁場による作用の向きと、前記リー
ドスイッチの有する動作部材の動作する向きとが平行と
なるように、前記リードスイッチを配設する。
4に設けられたスピーカー41の有するフェライト磁石
が誘起する磁場等が挙げられる。この場合、このフェラ
イト磁石が誘起する磁場による作用の向きと、前記リー
ドスイッチの有する動作部材の動作する向きとが平行と
なるように、前記リードスイッチを配設する。
【0066】ここで、ハウジング部5に設けられたスピ
ーカー51の有するフェライト磁石による磁場の影響
は、前記リードスイッチを以下のように配設すれば除く
ことができる。すなわち、この磁場による作用の向きと
リードスイッチの有する動作部材の動作する向きとを垂
直にし、なおかつスピーカー51の有するフェライト磁
石からの磁場による作用の向きと、リードスイッチの有
する動作部材の動作する向きとを平行にすればよい。
ーカー51の有するフェライト磁石による磁場の影響
は、前記リードスイッチを以下のように配設すれば除く
ことができる。すなわち、この磁場による作用の向きと
リードスイッチの有する動作部材の動作する向きとを垂
直にし、なおかつスピーカー51の有するフェライト磁
石からの磁場による作用の向きと、リードスイッチの有
する動作部材の動作する向きとを平行にすればよい。
【0067】磁気感応スイッチ部200がオンとなる場
合は、ヘッドホン型プレーヤー10が装着状態にある場
合である。この場合、バンド部2の屈曲変形によってハ
ウジング部4とハウジング部5とが所定の間隔以上に離
隔されるので、磁気感応スイッチ部200がハウジング
部4による磁場から受ける作用が小さくなり、これによ
って磁気感応スイッチ部200がオンとなる。
合は、ヘッドホン型プレーヤー10が装着状態にある場
合である。この場合、バンド部2の屈曲変形によってハ
ウジング部4とハウジング部5とが所定の間隔以上に離
隔されるので、磁気感応スイッチ部200がハウジング
部4による磁場から受ける作用が小さくなり、これによ
って磁気感応スイッチ部200がオンとなる。
【0068】また、磁気感応スイッチ部200のリード
スイッチがオフとなる場合は、ヘッドホン型プレーヤー
10が非装着状態にある場合である。この場合、バンド
部2の屈曲変形が解消されてハウジング部4とハウジン
グ部5とが所定の間隔以内に近接するので、磁気感応ス
イッチ部200がハウジング部4による磁場から受ける
作用が大きくなり、これによって磁気感応スイッチ部2
00がオフとなる。
スイッチがオフとなる場合は、ヘッドホン型プレーヤー
10が非装着状態にある場合である。この場合、バンド
部2の屈曲変形が解消されてハウジング部4とハウジン
グ部5とが所定の間隔以内に近接するので、磁気感応ス
イッチ部200がハウジング部4による磁場から受ける
作用が大きくなり、これによって磁気感応スイッチ部2
00がオフとなる。
【0069】ここで、装着状態とは、ユーザ(装着者)
の頭部にヘッドホン型プレーヤー10が装着された状態
であって、ハウジング部4、5は、それぞれユーザの左
右の耳にあてがうように接触して、互いに離隔されてい
る状態を示し、また、非装着状態とは、ヘッドホン型プ
レーヤー10がユーザの頭部に装着されていない状態で
あって、ハウジング部4とハウジング部5とが互いに近
接している状態を示す。
の頭部にヘッドホン型プレーヤー10が装着された状態
であって、ハウジング部4、5は、それぞれユーザの左
右の耳にあてがうように接触して、互いに離隔されてい
る状態を示し、また、非装着状態とは、ヘッドホン型プ
レーヤー10がユーザの頭部に装着されていない状態で
あって、ハウジング部4とハウジング部5とが互いに近
接している状態を示す。
【0070】なお、上記外部磁場を生成する磁石とし
て、スピーカー41の有するフェライト磁石とは別の磁
石をハウジング部4に新たに設けても良い。
て、スピーカー41の有するフェライト磁石とは別の磁
石をハウジング部4に新たに設けても良い。
【0071】以上説明したように、磁気感応スイッチ部
200を備えたヘッドホン型プレーヤー10において
は、ハウジング部4とハウジング部5とが所定の間隔以
上に離隔された状態で電源がオンとなり、所定の間隔以
内に近接した状態で電源がオフとなる。
200を備えたヘッドホン型プレーヤー10において
は、ハウジング部4とハウジング部5とが所定の間隔以
上に離隔された状態で電源がオンとなり、所定の間隔以
内に近接した状態で電源がオフとなる。
【0072】従って、ヘッドホン型プレーヤー10の使
用状態に応じて電源のオン/オフを切り替えるスイッチ
部20を備え、ヘッドホン型プレーヤー10の装着時に
電源がオンになり、非装着時には電源がオフになるの
で、ヘッドホン型プレーヤー10において、使用中以外
の電力消費が抑制され、バッテリー寿命を長寿命化する
ことができる。
用状態に応じて電源のオン/オフを切り替えるスイッチ
部20を備え、ヘッドホン型プレーヤー10の装着時に
電源がオンになり、非装着時には電源がオフになるの
で、ヘッドホン型プレーヤー10において、使用中以外
の電力消費が抑制され、バッテリー寿命を長寿命化する
ことができる。
【0073】次いで、光学的にバンド部2の屈曲変形を
検出するスイッチを用いる場合について説明する。図1
0は、光感応スイッチ部201を備えたヘッドホン型プ
レーヤー11の内部回路の構成を示すブロック図であ
り、図11は、光感応スイッチ部201を備えたヘッド
ホン型プレーヤー11の構成を示す概略図(b)であ
る。ヘッドホン型プレーヤー11は、上記実施の形態の
スイッチ部20に代えて光感応スイッチ部201を備え
たことを特徴とし、ヘッドホン型プレーヤー11の各部
は光感応スイッチ部201を除いて上記実施の形態と同
様の構成によってなるものであり、光感応スイッチ部2
01のスイッチ動作を示す図10、図11を除いて、図
示及び説明を省略する。
検出するスイッチを用いる場合について説明する。図1
0は、光感応スイッチ部201を備えたヘッドホン型プ
レーヤー11の内部回路の構成を示すブロック図であ
り、図11は、光感応スイッチ部201を備えたヘッド
ホン型プレーヤー11の構成を示す概略図(b)であ
る。ヘッドホン型プレーヤー11は、上記実施の形態の
スイッチ部20に代えて光感応スイッチ部201を備え
たことを特徴とし、ヘッドホン型プレーヤー11の各部
は光感応スイッチ部201を除いて上記実施の形態と同
様の構成によってなるものであり、光感応スイッチ部2
01のスイッチ動作を示す図10、図11を除いて、図
示及び説明を省略する。
【0074】光感応スイッチ部201は、ハウジング部
5に埋設されるものであり、図中符号Cで示す外部の光
に感応してオン/オフ動作が行われる。
5に埋設されるものであり、図中符号Cで示す外部の光
に感応してオン/オフ動作が行われる。
【0075】光感応スイッチ部201は、フォトダイオ
ード(図示略)と光感応スイッチ部201の動作を直接
オン/オフするスイッチ(図示略)とを備える。このフ
ォトダイオードは、例えば、PN接合ダイオードの接合
部に光を照射すると光起電力が発生する、という性質に
基づいて動作する受光素子である。
ード(図示略)と光感応スイッチ部201の動作を直接
オン/オフするスイッチ(図示略)とを備える。このフ
ォトダイオードは、例えば、PN接合ダイオードの接合
部に光を照射すると光起電力が発生する、という性質に
基づいて動作する受光素子である。
【0076】このフォトダイオードに外光が照射される
と、この外光に感応してフォトダイオードの両端子に電
位差が生じ、この電位差により光感応スイッチ部201
が動作する。また、フォトダイオードが遮光されると、
フォトダイオードの両端子間の電位差はゼロとなり、光
感応スイッチ部201は動作しない。また、前記光感応
スイッチ部201の動作を直接オン/オフするスイッチ
は、外光の照射に応じて電源部42をオン/オフするス
イッチ動作の設定と、このスイッチ動作の解除とを切り
替えるためのスイッチである。
と、この外光に感応してフォトダイオードの両端子に電
位差が生じ、この電位差により光感応スイッチ部201
が動作する。また、フォトダイオードが遮光されると、
フォトダイオードの両端子間の電位差はゼロとなり、光
感応スイッチ部201は動作しない。また、前記光感応
スイッチ部201の動作を直接オン/オフするスイッチ
は、外光の照射に応じて電源部42をオン/オフするス
イッチ動作の設定と、このスイッチ動作の解除とを切り
替えるためのスイッチである。
【0077】ハウジング部5に設けられる前記フォトダ
イオードの受光部は、ハウジング部5とハウジング部4
とが向かい合う面にあり、ヘッドホン型プレーヤー11
の装着時には使用者の耳によって遮光されるものであ
る。
イオードの受光部は、ハウジング部5とハウジング部4
とが向かい合う面にあり、ヘッドホン型プレーヤー11
の装着時には使用者の耳によって遮光されるものであ
る。
【0078】従って、光感応スイッチ部201がオンと
なる場合は、前記フォトダイオードの受光部に対する外
光が遮られるときであり、ヘッドホン型プレーヤー11
が装着状態の場合である。この場合、電源部42と電源
制御部506との間が連結されるとともに、光感応スイ
ッチ部201を介して電源部42から電源制御部506
へ電力が供給される。
なる場合は、前記フォトダイオードの受光部に対する外
光が遮られるときであり、ヘッドホン型プレーヤー11
が装着状態の場合である。この場合、電源部42と電源
制御部506との間が連結されるとともに、光感応スイ
ッチ部201を介して電源部42から電源制御部506
へ電力が供給される。
【0079】光感応スイッチ部201がオフとなる場合
は、前記フォトダイオードの受光部に外光が照射される
ときであり、ヘッドホン型プレーヤー11が非装着状態
の場合である。この時、電源部42と電源制御部506
との間の連結が切断されるとともに、電源部42から電
源制御部506への電力供給が停止する。
は、前記フォトダイオードの受光部に外光が照射される
ときであり、ヘッドホン型プレーヤー11が非装着状態
の場合である。この時、電源部42と電源制御部506
との間の連結が切断されるとともに、電源部42から電
源制御部506への電力供給が停止する。
【0080】ここで、装着状態とは、ユーザ(装着者)
の頭部にヘッドホン型プレーヤー11が装着された状態
であって、ハウジング部4、5は、それぞれユーザの左
右の耳にあてがうように接触して、互いに離隔されてい
る状態を示し、また、非装着状態とは、ヘッドホン型プ
レーヤー11がユーザの頭部に装着されていない状態で
あって、ハウジング部4とハウジング部5とが互いに近
接している状態を示す。
の頭部にヘッドホン型プレーヤー11が装着された状態
であって、ハウジング部4、5は、それぞれユーザの左
右の耳にあてがうように接触して、互いに離隔されてい
る状態を示し、また、非装着状態とは、ヘッドホン型プ
レーヤー11がユーザの頭部に装着されていない状態で
あって、ハウジング部4とハウジング部5とが互いに近
接している状態を示す。
【0081】以上説明したように、ヘッドホン型プレー
ヤー11の装着時には、ハウジング部5に配設されたフ
ォトダイオードの受光部に対して外光が遮断されて電源
がオンとなり、非装着時には、このフォトダイオードの
受光部に対して外光が照射されて電源がオフとなる。
ヤー11の装着時には、ハウジング部5に配設されたフ
ォトダイオードの受光部に対して外光が遮断されて電源
がオンとなり、非装着時には、このフォトダイオードの
受光部に対して外光が照射されて電源がオフとなる。
【0082】従って、ヘッドホン型プレーヤー11の装
着状況に応じた電源制御が自動的に行われるので、ヘッ
ドホン型プレーヤー11を使用していないにも拘わら
ず、電源がオンとなったままバッテリーの電力が無駄に
消費されることがなく、バッテリーの寿命が長くなり経
済的である。また、ヘッドホン型プレーヤー11の装着
状況に応じた電源制御が自動的に行われることにより、
電源をオン/オフする手間が軽減されるので利便性が向
上する。さらに、バッテリーの寿命が長くなることによ
り、バッテリーを充電する回数が減少するので利便性の
向上が図れる。
着状況に応じた電源制御が自動的に行われるので、ヘッ
ドホン型プレーヤー11を使用していないにも拘わら
ず、電源がオンとなったままバッテリーの電力が無駄に
消費されることがなく、バッテリーの寿命が長くなり経
済的である。また、ヘッドホン型プレーヤー11の装着
状況に応じた電源制御が自動的に行われることにより、
電源をオン/オフする手間が軽減されるので利便性が向
上する。さらに、バッテリーの寿命が長くなることによ
り、バッテリーを充電する回数が減少するので利便性の
向上が図れる。
【0083】また、光感応スイッチ部201の動作をオ
ン/オフするスイッチを設けたことにより、ハウジング
部5に対する外光の有無によらず、ヘッドホン型プレー
ヤー11の動作を停止させておくことができるので、例
えば、夜間など、外光のない場所においてヘッドホン型
プレーヤー11が誤って動作するということがなくな
る。
ン/オフするスイッチを設けたことにより、ハウジング
部5に対する外光の有無によらず、ヘッドホン型プレー
ヤー11の動作を停止させておくことができるので、例
えば、夜間など、外光のない場所においてヘッドホン型
プレーヤー11が誤って動作するということがなくな
る。
【0084】
【発明の効果】請求項1記載の発明の携帯型音楽再生装
置によれば、使用者の頭部に携帯型音楽再生装置の装着
されたことが自動的に検出され、この検出結果に基づい
て携帯型音楽再生装置の電源が自動的にオンされるの
で、携帯型音楽再生装置を使用していない状態で電力が
無駄に消費されることがなくなり、電力消費を節約する
ことができる。このため、バッテリーの寿命を延ばすこ
とが可能となる。
置によれば、使用者の頭部に携帯型音楽再生装置の装着
されたことが自動的に検出され、この検出結果に基づい
て携帯型音楽再生装置の電源が自動的にオンされるの
で、携帯型音楽再生装置を使用していない状態で電力が
無駄に消費されることがなくなり、電力消費を節約する
ことができる。このため、バッテリーの寿命を延ばすこ
とが可能となる。
【0085】請求項2記載の発明によれば、2つの音響
出力部を保持する保持部材の形状の変化が検出される。
従って、携帯型音楽再生装置が使用者の頭部に装着され
た状態か、否か、に応じた保持部材の形状の変化を検出
し、この検出結果に基づいて携帯型音楽再生装置の電源
を自動的にオン/オフすることが可能となるので、携帯
型音楽再生装置を使用していない状態で電力が無駄に消
費されることがなくなり、電力消費を節約することがで
きる。このため、バッテリーの寿命を延ばすことが可能
となる。
出力部を保持する保持部材の形状の変化が検出される。
従って、携帯型音楽再生装置が使用者の頭部に装着され
た状態か、否か、に応じた保持部材の形状の変化を検出
し、この検出結果に基づいて携帯型音楽再生装置の電源
を自動的にオン/オフすることが可能となるので、携帯
型音楽再生装置を使用していない状態で電力が無駄に消
費されることがなくなり、電力消費を節約することがで
きる。このため、バッテリーの寿命を延ばすことが可能
となる。
【0086】請求項3記載の発明によれば、請求項1及
び請求項2記載の発明の効果に加えて、多様な音楽デー
タを記録する記録媒体を装着することができるので、前
記携帯型音楽再生装置本体に大容量のメモリーを設ける
必要がなく、経済的である。
び請求項2記載の発明の効果に加えて、多様な音楽デー
タを記録する記録媒体を装着することができるので、前
記携帯型音楽再生装置本体に大容量のメモリーを設ける
必要がなく、経済的である。
【図1】本発明を適用した一実施の形態におけるヘッド
ホン型プレーヤー1の外観を示す斜視図であり、(a)
は、ヘッドホン型プレーヤー1のハウジング部4の側面
を主に示し、(b)は、ヘッドホン型プレーヤー1のハ
ウジング部5の側面を主に示す。
ホン型プレーヤー1の外観を示す斜視図であり、(a)
は、ヘッドホン型プレーヤー1のハウジング部4の側面
を主に示し、(b)は、ヘッドホン型プレーヤー1のハ
ウジング部5の側面を主に示す。
【図2】図1に示すヘッドホンプレーヤー1におけるリ
モコン52の取り付け部分の構造を示す拡大斜視図であ
る。
モコン52の取り付け部分の構造を示す拡大斜視図であ
る。
【図3】図2に示すリモコン52の構成を示す外観図で
あり、(a)は、リモコン52の裏面の構成を示し、
(b)は、リモコン52の表面の構成を示す。
あり、(a)は、リモコン52の裏面の構成を示し、
(b)は、リモコン52の表面の構成を示す。
【図4】図1に示すヘッドホン型プレーヤー1の内部回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示すヘッドホン型プレーヤー1のバンド
部2に埋設されるスイッチ部20の構造を示す図であ
り、(a)は、ヘッドホン型プレーヤー1のバンド部2
の形状を主に示す外観図であり、(b)は、バンド部2
0の中央部2a内部に設置されているスイッチ部20の
状態を示す図である。
部2に埋設されるスイッチ部20の構造を示す図であ
り、(a)は、ヘッドホン型プレーヤー1のバンド部2
の形状を主に示す外観図であり、(b)は、バンド部2
0の中央部2a内部に設置されているスイッチ部20の
状態を示す図である。
【図6】図1に示すヘッドホン型プレーヤー1の非装着
状態におけるバンド部2の形状、及びスイッチ部20の
状態を示す図であり、(a)は、非装着状態におけるヘ
ッドホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す
外観図であり、(b)は、非装着状態におけるスイッチ
部20の状態を示す図である。
状態におけるバンド部2の形状、及びスイッチ部20の
状態を示す図であり、(a)は、非装着状態におけるヘ
ッドホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す
外観図であり、(b)は、非装着状態におけるスイッチ
部20の状態を示す図である。
【図7】図1に示すヘッドホン型プレーヤー1の装着状
態におけるバンド部2の形状、及びスイッチ部20の状
態を示す図であり、(a)は、装着状態におけるヘッド
ホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す外観
図であり、(b)は、装着状態におけるスイッチ部20
の状態を示す図である。
態におけるバンド部2の形状、及びスイッチ部20の状
態を示す図であり、(a)は、装着状態におけるヘッド
ホン型プレーヤー1のバンド部2の形状を主に示す外観
図であり、(b)は、装着状態におけるスイッチ部20
の状態を示す図である。
【図8】図1に示すヘッドホン型プレーヤー1に磁気感
応スイッチ部200を備えてなるヘッドホン型プレーヤ
ー10の内部回路の構成を示すブロック図である。
応スイッチ部200を備えてなるヘッドホン型プレーヤ
ー10の内部回路の構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示すヘッドホン型プレーヤー10の構成
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図10】図1に示すヘッドホン型プレーヤー1に光感
応スイッチ部201を備えてなるヘッドホン型プレーヤ
ー11の内部回路の構成を示すブロック図である。
応スイッチ部201を備えてなるヘッドホン型プレーヤ
ー11の内部回路の構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示すヘッドホン型プレーヤー11の
構成を示す概略図である。
構成を示す概略図である。
1、10、11 ヘッドホン型プレーヤー 2 バンド部 2a 中央部 2b 把持部材 3 支持部材 4、6 ハウジング部 20 スイッチ部 20a 凹型接点部 20b 凸型接点部 21a、21b 電源ケーブル 40 磁気感応スイッチ部 41、51 スピーカー 42 電源部 43 電源コネクタ 52、52a、52b リモコン 53 コード収納部 54 差込み部 55 凹部 56 メモリーカード 57 接点端子部57 200 磁気感応スイッチ部 201 光感応スイッチ部 501 電源 502 電源制御部 504 デコーダ 505 アンプ 506 電源制御部 509 バス 521 リモコン接続コード 522a、b、c 操作スイッチ 522 操作部 523 表示ドライバ 524b 電池残量表示 524 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 9/18 J
Claims (3)
- 【請求項1】2つの音響出力部を備えて装着者の頭部に
装着される携帯型音楽再生装置において、 前記装着者の頭部に装着されたことを検出する検出手段
と、 この検出手段により前記装着者の頭部に装着されたこと
を検出すると、音楽情報を再生するように制御する制御
手段と、 を備えることを特徴とする携帯型音楽再生装置。 - 【請求項2】前記2つの音響出力部を保持する変形可能
な保持部材を更に備え前記検出手段は、この保持部材の
変形を検出することを特徴とする請求項1に記載の携帯
型音楽再生装置。 - 【請求項3】再生される音楽に係る情報を記憶する外部
記憶媒体を装着可能な装着部をさらに備えることを特徴
とする請求項1または2に記載の携帯型音楽再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254189A JP2002078056A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 携帯型音楽再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000254189A JP2002078056A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 携帯型音楽再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002078056A true JP2002078056A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18743179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000254189A Pending JP2002078056A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 携帯型音楽再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002078056A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024241A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Sony Corp | 再生システム、両耳装着型音情報伝達機器、再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
JP2006192190A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Shimano Inc | 釣り用履き物 |
JP2007300257A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nikon Corp | 出力装置 |
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JP2008131439A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Nikon Corp | 出力機器 |
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JPWO2009001449A1 (ja) * | 2007-06-27 | 2010-08-26 | パイオニア株式会社 | 聴取装置 |
US8134593B2 (en) | 2006-11-22 | 2012-03-13 | Nikon Corporation | Output device |
KR101393675B1 (ko) * | 2012-05-08 | 2014-05-13 | 주식회사 이노디자인 | 헤드폰 장치 |
JP2016167844A (ja) * | 2016-04-21 | 2016-09-15 | ソニー株式会社 | ヘッド・マウント・ディスプレイ及びヘッド・マウント・ディスプレイの制御方法、並びに表示システム及びその制御方法 |
-
2000
- 2000-08-24 JP JP2000254189A patent/JP2002078056A/ja active Pending
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