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JP2002077619A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002077619A
JP2002077619A JP2000265631A JP2000265631A JP2002077619A JP 2002077619 A JP2002077619 A JP 2002077619A JP 2000265631 A JP2000265631 A JP 2000265631A JP 2000265631 A JP2000265631 A JP 2000265631A JP 2002077619 A JP2002077619 A JP 2002077619A
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image
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Takashi Naiki
崇 内貴
Hiroshi Nishide
弘 西出
Makoto Miyamura
真 宮村
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/943,218 priority patent/US6898330B2/en
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    • G06T5/92Dynamic range modification of images or parts thereof based on global image properties
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    • HELECTRICITY
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    • H04N23/76Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the image signals
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N5/20Circuitry for controlling amplitude response

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LOGセンサから得られる出力電圧の帯域を
広くして、コントラストを強調し、見易い画像を形成で
きる画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 受光した光の強さに対して電圧が対数の
関係で出力される対数変換イメージセンサの出力電圧を
受け、その出力電圧を分布に応じて切り出し、有効な画
素データのみを処理対象とする。そして、電圧値と光の
強さの関係を直線的と見なして、電圧帯を拡大する画像
変換を行い、簡素な処理装置で見易い画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD固体撮像素
子などのイメージセンサから出力される画像信号を処理
する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD固体撮像素子などのイメージセン
サにおいて、ダイナミックレンジを拡げるために、入力
された輝度信号を対数変換することにより、圧縮した画
像信号を出力するものが、開発されている。
【0003】この対数変換型イメージセンサ(以下、L
OGセンサ)では、図8に実線で例示されるように、そ
の輝度ー出力レベル特性は例えば夜景から晴天の雪景間
までのように広い範囲の被写体輝度に亘ってダイナミッ
クレンジが確保されている。このLOGセンサの特性
を、同図中破線で示している従来のCCDの特性と対比
するとそのダイナミックレンジが広くなっていることが
分かる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LOG
センサから得られる出力電圧は被写体輝度に対して対数
変換されているから、図8に「ΔV」として例示してい
るように一画面における帯域が狭くなっており、そのま
ま出力表示させてもコントラストの少ない画像となって
しまっていた。
【0005】また、対数変換されている出力電圧を、リ
ニアな値へ変換するためには対数逆変換するために複雑
な信号処理を必要としていた。
【0006】そこで、本発明は、LOGセンサから得ら
れる出力電圧の帯域を広くして、コントラストを強調
し、見易い画像を形成できる画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】また、その画像処理のための回路構成或い
は信号処理を簡素な手段で可能とする画像信号処理装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像処理装置
は、受光した光の強さに対して電圧が対数の関係で出力
される対数変換イメージセンサの出力電圧を受け、この
出力電圧の分布に応じて画面の電圧帯を決定する電圧帯
決定手段と、この電圧帯決定手段で決定された電圧帯の
電圧値と光の強さの関係を直線的と見なして、前記電圧
帯を拡大する画像変換を行う画像変換手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】この請求項1の画像処理装置によれば、対
数変換イメージセンサからの出力電圧をその分布に応じ
て切り出し、有効な画素データのみを処理対象とし、且
つ電圧値と光の強さの関係を直線的と見なして、電圧帯
を拡大する画像変換を行うから、簡素な処理装置で見易
い画像を形成することができる。
【0010】また、各色画素毎(例えばカラーイメージ
センサにおけるR,G,B)に画像変換を行うことによ
り、ホワイトバランス処理も同時に行うことができるの
で、システム構成が簡素化できる。
【0011】請求項2の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置において、前記画像変換手段での画像変換
を、前記電圧帯の下限値を変換後の基準電圧に合わせる
ための減算手段と、この減算後の上限値を変換後の最大
電圧に合わせるための乗算手段とにより行うことを特徴
とする。
【0012】この請求項2の画像処理装置によれば、さ
らに、電圧帯を拡大する画像変換を、まず電圧帯の下限
値を変換後の基準電圧(例えば、”0”)に合わせ、次
にその上限値を変換後の最大電圧に合わせるように乗算
することにより行うから、変換処理が容易である。
【0013】請求項3の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置において、前記画像変換手段での画像変換
を、前記電圧帯の上限値を変換後の最大電圧に合わせる
ための乗算手段と、この乗算後の下限値を変換後の基準
電圧に合わせるための演算手段とにより行うことを特徴
とする。
【0014】この請求項3の画像処理装置によれば、さ
らに、電圧帯を拡大する画像変換を、まず電圧帯の上限
値を変換後の最大電圧に合わせるように乗算し、次にそ
の下限値を変換後の基準電圧(例えば、”0”)に合わ
せるように演算することにより行うから、変換処理が容
易である。
【0015】請求項4の画像処理装置は、一部の電圧範
囲Dmin〜Dmaxに存在する全画素データDに対し
て、それまでの評価対象画素の画素データの総和に対す
るそれらの評価対象画素の画素データが最大値であると
したときの総和の比Rに所定の第1の係数Aを乗算した
値を、乗算し、その結果画素データの存在し得る変換後
の最大値Lmaxよりも大きくなった画素データを変換
後の最大値Lmaxとして、一次変換された画素データ
D′を得る第1の変換手段と、この一次変換された画素
データD′に対して、変換後の最大値Lmaxから一次
変換された画素データD′を減算し、これに所定の第2
の係数Bを乗算し、その結果画素データの存在し得る変
換後の最大値Lmaxよりも大きくなった画素データを
変換後の最大値Lmaxとし、これを変換後の最大値L
maxから減算して、二次変換された画素データD″を
得る第2の変換手段と、を組み合わせて行うことを特徴
とする。
【0016】この請求項4の画像処理装置によれば、請
求項1におけると同様な効果を奏する。また、全画素デ
ータDに対して、その時点までの評価対象画素の画素デ
ータの総和に対するそれらの評価対象画素の画素データ
が最大値であるとしたときの総和の比R及び所定の第1
の係数Aにより一次変換し、この一次変換された画素デ
ータD′に対して変換後の最大値Lmax及び所定の第
2の係数Bを用いて二次変換して画素データD″を得る
から、フレームメモリなどに画素データを蓄積する必要
がなく、画像処理は入力された画像データDに順次、乗
算、減算などの演算を施すのみで行うことができる。
【0017】請求項5の画像処理装置は、請求項4の画
像処理装置において、前記第1の変換手段で、変換後の
最大値Lmaxよりも大きくなった画素データを変換後
の最大値Lmaxと置き換えた画素の数が、評価対象の
画素全体において所定の個数N1よりも多かった場合に
前記第1の係数Aを所定の量だけ減じ、また逆に所定の
個数N2よりも少なかった場合に前記第1の係数Aを所
定の量だけ増加させるフィードバック処理を行うことを
特徴とする。
【0018】この請求項5の画像処理装置によれば、第
1の変換において、最大値Lmaxよりも大きくなった
画素データを変換後の最大値Lmaxと置き換えた画素
の数が、評価対象の画素全体において所定の個数よりも
多いか、少ないかに応じて第1の係数Aを減少或いは増
加させるから、全画素データDの有意な電圧範囲の上限
値が、変換後の最大値に自動的に調整される。
【0019】請求項6の画像処理装置は、請求項4の画
像処理装置において、前記第2の変換手段で、変換後の
最大値Lmaxよりも大きくなった画素データを変換後
の最大値Lmaxと置き換えた画素の数が、評価対象の
画素全体において所定の個数N3よりも多かった場合に
前記第2の係数Bを所定の量だけ減じ、また逆に所定の
個数N4よりも少なかった場合に前記第2の係数Bを所
定の量だけ増加させるフィードバック処理を行うことを
特徴とする。
【0020】この請求項6の画像処理装置によれば、第
2の変換において、最大値Lmaxよりも大きくなった
画素データを変換後の最大値Lmaxと置き換えた画素
の数が、評価対象の画素全体において所定の個数よりも
多いか、少ないかに応じて第2の係数Bを減少或いは増
加させるから、全画素データDの有意な電圧範囲の上限
値が、変換後の最大値に自動的に調整される。
【0021】請求項7の画像処理装置は、一部の電圧範
囲Dmin〜Dmaxに存在する全画素データDに対し
て、所定の初期値を有する第3の係数C1を乗算し、そ
の結果画素データの存在し得る変換後の最大値Lmax
よりも大きくなった画素データを変換後の最大値Lma
xとして、一次変換された画素データD′を得る第1の
変換手段と、この一次変換された画素データD′に対し
て変換後の最大値Lmaxから一次変換された画素デー
タD′を減算し、これに所定の第4の係数C2を乗算
し、その結果画素データの存在し得る変換後の最大値L
maxよりも大きくなった画素データを変換後の最大値
Lmaxとし、これを変換後の最大値Lmaxから減算
して、二次変換された画素データD′を得る第2の変換
手段と、を有し、前記第1の変換手段で、変換後の最大
値Lmaxよりも大きくなった画素データを変換後の最
大値Lmaxと置き換えた画素の数が、所定の個数N1
よりも多かった場合に前記第2の係数C1を所定の量だ
け減じ、また逆に所定の個数N2よりも少なかった場合
に前記第2の係数C1を所定の量だけ増加させ、且つ前
記第2の変換手段で、変換後の最大値Lmaxよりも大
きくなった画素データを変換後の最大値Lmaxと置き
換えた画素の数が、所定の個数N3よりも多かった場合
に前記第4の係数C1を所定の量だけ減じ、また逆に所
定の個数N4よりも少なかった場合に前記第4の係数C
2を所定の量だけ増加させるフィードバック処理を行う
ことを特徴とする。
【0022】この請求項7の画像処理装置によれば、請
求項1におけると同様な効果を奏する。また、全画素デ
ータDの有意な電圧範囲Dmin〜Dmaxを、所定の
初期値を有する第3の係数C1及び第4の係数C2によ
り決定しているから、一旦全画素のデータを取り込み統
計的手法などを使って電圧範囲Dmin〜Dmaxを求
めるためのフレームメモリや演算回路などが不要とな
り、また、それまでの評価対象画素の画素データの総和
を求める等の手段も必要としないから、さらに回路構成
が簡素化できる。
【0023】また、全画素データDに対して、所定の初
期値を有する第3の係数C1を乗算して一次変換し、こ
の一次変換された画素データD′に対して変換後の最大
値Lmax及び所定の第4の係数C2を用いて二次変換
して画素データD″を得るから、画像処理は入力された
画像データDに順次、乗算、減算などの演算を施すのみ
で行うことができる。
【0024】また、第1の変換において、最大値Lma
xよりも大きくなった画素データを変換後の最大値Lm
axと置き換えた画素の数が、所定の個数よりも多い
か、少ないかに応じて第3の係数C1を減少或いは増加
させ、さらに第2の変換において、最大値Lmaxより
も大きくなった画素データを変換後の最大値Lmaxと
置き換えた画素の数が、所定の個数よりも多いか、少な
いかに応じて第4の係数C2を減少或いは増加させるか
ら、全画素データDの有意な電圧範囲の上限値、および
下限値が、変換後の最大値及び下限値に自動的に調整さ
れる。
【0025】請求項8の画像処理装置は、請求項4〜請
求項7の画像処理装置において、変換後の最小値Lmi
nが0でなく、任意の正負の値を採る場合に、前記第1
の変換手段及び前記第2の変換手段では、変換後の最大
値Lmaxに代えて、修正された変換後の最大値Lma
x′、すなわち変換後の最大値Lmaxから変換後の最
小値Lminを減算した値、を用いて処理を行い、且つ
前記第2の変換手段で二次変換された画像データD″
に、変換後の最小値Lminを加算して、画像変換出力
とすることを特徴とする。
【0026】この請求項8の画像処理装置によれば、請
求項4〜7におけると同様な効果を奏するとともに、変
換後の最小値Lminとして、任意の正負の値を選択す
ることが出来る。また、そのための画像処理手段として
も、修正された変換後の最大値Lmax′として変換後
の最大値Lmaxから変換後の最小値Lminを減算し
た値を使用し、二次変換後に変換後の最小値Lminを
加算するだけでよいから、簡易な手段により実現するこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
画像処理装置に係る実施の形態について説明する。
【0028】本発明では、受光した光の強さに対して電
圧が対数の関係で出力される対数変換イメージセンサの
出力電圧を受け、この出力電圧の分布に応じて画面の電
圧帯を決定し、有効な画素データのみを処理対象とし、
且つ電圧値と光の強さの関係を直線的と見なして、電圧
帯を拡大する画像変換を行う。図1は、この本発明の概
念を説明するための図である。
【0029】図1(a)に示されるように、対数変換イ
メージセンサ(以下、LOGセンサ)からのある画面に
対する画素データの出力電圧は、被写体輝度に対して対
数変換された電圧が出力されることから、比較的狭い電
圧範囲Dmin〜Dmaxの中に集中することになる。
なお、Daは電圧範囲の中心値である。
【0030】この電圧範囲Dmin〜Dmax内のみに
有効な画素データが存在するから、この範囲内の電圧を
同図(b)に示されるように、画素電圧値の最大値Lm
axから最小値Lmin(通常は0である)の広い範囲
に広げて、コントラストを強調し、見易い画像を形成す
る。その際、本質的には、対数変換されている画素デー
タであるから対数逆変換して取り扱うことが考えられる
が、この画素データの電圧値が比較的狭い範囲に集中し
ていることから、本発明ではこの電圧帯の電圧値と光の
強さの関係を直線的と見なして、画像処理することによ
り、その処理を簡単にし、負担を少なくする。この場
合、微妙な誤差は存在するが、その誤差は視覚上問題と
ならない程度の影響しかないから、直線的と見なすこと
に問題はない。
【0031】図2は、本発明の画像変換を行う画像処理
装置の第1の実施の形態を示す図である。
【0032】図2において、LOGセンサ21からの画
素データは増幅器22で増幅され、アナログ/ディジタ
ル変換器(以下、ADC)23で所定ビット数(例え
ば、8ビット)のディジタル信号に変換され、画素デー
タDとなる。この画素データDが制御装置24に入力さ
れる。制御装置24は、本実施の形態の画像処理装置の
制御を行うものである。また、タイミング発生装置25
は、LOGセンサ21,ADC23,制御装置24等に
各種のタイミング信号を供給する。
【0033】さて、制御装置24は、入力された画素デ
ータDに基づいて、評価エリアとして例えば1画面分の
画素データDの電圧値から、画像データの有意な存在範
囲の画素電圧値の上限値Dmax(それ以上はノイズと
して廃棄する)と下限値Dmin(それ以下はノイズと
して廃棄する)を決定する。この上下限値Dmin、D
maxを決定するためには、通常フレームメモリなどを
用いて直前の1画面分の画像データから求める。なお、
評価エリアとしては、1画面分の外、画面の中心部と
か、複数のポイントなど、画面上の適当な部分を採用す
ることができる。
【0034】このLOGセンサ21からの画面データ
は、1秒間に数十画面(例えば30画面/sec)供給さ
れるから、直前の画面データから上下限値を求めること
で十分流である。なお、画素データDを減算器26に供
給する前に、上下限値を決定するために必要な時間に見
合った遅延時間を与えることができる。この場合には、
当該画素データDの属する画面データに基づいて上下限
値Dmin、Dmaxを決定することができる。なお、
この点は、本実施の形態に限らず、本発明の他の実施の
形態においても同様である。
【0035】制御装置24で求められた下限値Dmin
が、減算器26で画素データDから引き算されて、電圧
帯の下限値Dminが変換後の基準電圧、則ち最小値L
min(例えば、”0”)に合わせられ、第1変換後の
画素データD′となる。
【0036】そして、第1変換後の画素データD′と制
御装置24からの拡大する倍率Lmax/(Dmax−
Dmin)とを乗算器27で乗算して、第1変換後の画
素データD′の上限値を変換後の最大電圧Lmaxに合
わせ、第2変換後の画素データD″を得る。この第2変
換後の画素データD″が、本実施の形態の画像処理装置
のおける画像出力データとなる。
【0037】これにより、図1(a)の比較的狭い画素
電圧範囲Dmin〜Dmaxの画像データが、図1
(b)の広い範囲Lmin〜Lmaxの画像データに、
簡単な処理で変換される。
【0038】また、以上に説明した、対数変換イメージ
センサからの出力電圧をその分布に応じて切り出し、有
効な画素データのみを処理対象とし、且つ電圧値と光の
強さの関係を直線的と見なして、電圧帯を拡大する画像
変換を、各色画素毎(例えばカラーイメージセンサにお
けるR,G,B)に行うことにより、ホワイトバランス
処理も同時に行うことができるので、システム構成が簡
素化できる。なお、この各色画素毎に画像変換処理を行
うことによる、ホワイトバランス処理の点は、本実施の
形態に限らず、本発明の他の実施の形態においても同様
である。
【0039】図3は、本発明の画像変換を行う画像処理
装置の第2の実施の形態を示す図である。
【0040】図3において、LOGセンサ31からの画
素データは増幅器32で増幅され、アナログ/ディジタ
ル変換器(以下、ADC)33で所定ビット数(例えば
8ビット)のディジタル信号に変換され、画素データD
となる。この画素データDが制御装置34に入力され
る。制御装置34は、本実施の形態の画像処理装置の制
御を行うものである。また、タイミング発生装置35
は、LOGセンサ31,ADC33,制御装置34等に
各種のタイミング信号を供給する。
【0041】さて、制御装置34は、入力された画素デ
ータDから、第1の実施の形態におけると同様にして、
画素データDの電圧値から、画像データの有意な存在範
囲の画素電圧値の上限値Dmax(それ以上はノイズと
して廃棄する)と下限値Dmin(それ以下はノイズと
して廃棄する)を決定する。
【0042】制御装置34で求められた上限値Dmax
に対する変換後の画像データの最大値Lmaxの比(=
Lmax/Dmax)を求めて、乗算器36で画素デー
タDに比=Lmax/Dmaxを乗算し、電圧帯の上限
値Dmaxが変換後の最大値Lmax(例えば、8ビッ
トデータの場合には”255”)に合わせられ、第1変
換後の画素データD′となる。
【0043】そして、制御装置34で、変換後の画像デ
ータの最大値Lmax、及び変換後の最大値Lmaxか
ら変換後の最小値Lminを引いた値に対する変換後の
最大値Lmaxから第1変換後の最小値D′minを引
いた値の比(=(Lmax−Lmin)/(Lmax−
D′min))、を用意する。
【0044】次に、減算器37で変換後の最大値Lma
xから第1変換後の画素データD′を減算し、この減算
された値に比=(Lmax−Lmin)/(Lmax−
D′min)を乗算器38で乗算し、さらに変換後の最
大値Lmaxから減算することにより、第2変換された
画素データD″を得る。この第2変換後の画素データ
D″が、本実施の形態の画像処理装置における画像出力
データとなる。
【0045】この第2変換の処理を纏めて式表現する
と、第1変換後の全画素データD′に対して、第2変換
後の画素データD″は次のようになる。 D″=Lmax−(Lmax−D′)×(Lmax−L
min)/(Lmax−D′min) この計算式の内、減算器37,減算器39における減算
処理は、変換後の最大値Lmaxがフルスケール(例え
ば8ビットデータの場合に、”255”)であるとする
と、単に減算するデータ(例えば減算器37における
D′)を全ビット反転させるだけで良い。
【0046】これにより、本実施の形態によれば、図1
(a)の比較的狭い電圧範囲Dmin〜Dmaxの画像
データが、図1(b)の変換後の広い範囲Lmin〜L
maxの画像データに、簡単な処理で変換される。
【0047】図4、図5は、本発明の画像変換を行う画
像処理装置の第3の実施の形態を示す図であり、図4は
そのブロック構成図、図5は変換動作を説明するための
図である。
【0048】既に説明した第1の実施の形態及び第2の
実施の形態では、入力された画素データDをフレームメ
モリなどに1画面分の画像データを蓄積し、蓄積された
1画面分の画素データDの電圧値から、画像データの有
意な存在範囲の画素電圧値の上限値Dmaxと下限値D
minを求め、この上下限値Dmin、Dmaxを画像
変換処理に利用している。
【0049】本第3の実施の形態では、第1,第2の実
施の形態とは異なり、画像データの有意な存在範囲の画
素電圧値の上限値Dmaxと下限値Dminを直接求め
ることなく、画素データの平均値を利用して、同様の画
像変換処理を行う。
【0050】図4において、アナログ/ディジタル変換
器(以下、ADC)41は、LOGセンサ(図示省略)
からの画素データを所定ビット数(例えば8ビット)の
ディジタル信号に変換し、画素データDを出力する。積
算手段42は、入力される画素データDを、評価エリア
分(たとえば1画面分)だけ積算するもので、新しい画
素データを入力し、一番古い画素データを廃棄する。除
算手段43は、積算手段42の積算値ΣDに対するそれ
らの評価エリアの画素データが全て最大値(則ち白デー
タ)であるとしたときの総和の比R(=ΣW/ΣD)を
求める。
【0051】制御装置44は、本実施の形態の画像処理
装置の制御を行うものである。第1定数設定手段45
は、除算手段43からの比Rに乗算する第1の係数Aを
出力するものであり、第2定数設定手段51は、第2の
係数Bを出力するものである。その他の構成について
は、動作説明とともに説明する。なお、図示していない
が、ADC41,制御装置44等に各種のタイミング信
号を供給するタイミング発生装置が設けられている。
【0052】さて、図4とともに図5も参照して、本実
施の形態の動作を説明する。ADC41からの画素デー
タDは、乗算器48の一方の入力に供給される。また、
ADC41からの画素データDは積算手段42にも供給
され、積算手段42で評価エリアとしての一画面分の画
素データDが積算される。したがって、この積算値ΣD
は現在時点から1画面分前までの画素データを積算した
ものとなる。
【0053】次に、除算手段43でその積算値ΣDに対
するそれらの一画面分の全ての画素データが最大値(則
ち白データ)であるとしたときの総和ΣWとの比Rを求
める。さらに、切換手段46を介して第1定数設定手段
45に設定されている第1の係数Aが乗算器47に供給
され、この乗算器47で、比Rと第1の係数Aとが乗算
される。
【0054】そして、乗算器47からの比Rと第1の係
数Aとの積R×Aと、ADC41からの画素データDと
が、乗算器48で乗算される。この時、乗算器48で乗
算されたデータの値が、変換後の最大値Lmaxを越え
ているものについては、置換手段49において変換後の
最大値Lmaxに置き換え、一次変換された画素データ
D′を得る。
【0055】この一次変換の処理について、図5を参照
すると、ADC41からの画素データDは図5(a)に
示されるように、画素電圧値が狭い電圧範囲Dmin〜
Dmaxに集中しており、本実施の形態では、積算手段
42で画素データDを評価エリアとしての1画面分積算
して、その積算値ΣDから画像データDの平均値Daを
得ている。この画素データDの分布が正規分布している
場合には平均値Daは電圧範囲Dmin〜Dmaxの中
心値となる。
【0056】そして、除算手段43の比Rは、画像デー
タDの平均値Daに対する変換後の最大値Lmaxの比
を示している。したがって、画像データDに除算手段4
3の比Rを直接乗算すると、平均値Daより大きい画像
データDは変換後の最大値Lmaxを越えてしまうこと
になるから、除算手段43の比Rを調整する必要があ
る。
【0057】第1定数設定手段41に設定されている第
1の係数Aは、比Rを調整するために設けられており、
その機能から係数Aの値は1より少し小さい値(例えば
0.7〜0.9程度)に設定される。その値は、画像デ
ータDの平均値Daとその平均値Daを中心とした広が
りを推定して設定される。
【0058】このようにして、算出された比Rと設定さ
れた第1の係数Aとの積R×Aを、ADC41からの画
素データDに乗算することにより、図5(b)のよう
に、画像データDの上限値Dmaxが変換後の最大値L
maxの近傍になるように、一次変換された画素データ
D′が得られる。
【0059】次に、二次変換について説明する。一次変
換された画素データD′は、まず、減算器50で変換後
の最大値Lmaxから減算される。次に、減算器50で
減算された値と、切換手段52を介して第2定数設定手
段51に設定されている第2の係数Bが乗算器53に供
給され、乗算される。次に、乗算器53で乗算された値
が、変換後の最大値Lmaxを越えているものについて
は、置換手段54において変換後の最大値Lmaxに置
き換える。そして、置換手段54で置換された値が、減
算器55で変換後の最大値Lmaxから減算され、二次
変換された画素データD″を得る。なお、減算器50,
55における減算は、変換後の最大値Lmaxがフルス
ケールであるとすると、単に減算するデータを全ビット
反転させるだけで良い。
【0060】この二次変換の処理について、図5を参照
すると、まず、減算器50での変換後の最大値Lmax
からの減算処理は、同図(b)において、一次変換され
た画素データD′(D′min〜D′max)を、変換
後の最大値Lmaxと最小値Lmin(この場合、0)
の中間点を基準として、線対称に変換したことになる。
【0061】次に、乗算器53での第2の係数Bの乗算
処理は、減算器50で線対称に変換した画像データを第
2の係数Bにより拡大することになる。この第2の係数
Bの大きさは、同図(b)でいうと、「Lmax−D′
min」を「Lmax−Lmin」に相当した大きさと
なる。したがって、第2の係数Bは、画素データDの推
定した分布に応じて、そのように設定される。
【0062】なお、この第2の係数Bとしては、第1の
係数Aと関連させて、例えば「0.5/(1−A)」と
か、「k/(1−A)」(但し、kは任意の定数)、の
ように設定することができる。この場合には、第1の係
数Aを変更することで、その変化の程度は異なるが、第
2の係数B(=0.5/(1−A))も自動的に変更さ
れることになる。
【0063】次に、減算器55での変換後の最大値Lm
axからの減算処理は、第2の係数Bにより拡大された
画素データを、変換後の最大値Lmaxと最小値Lmi
n(この場合、0)の中間点を基準として、線対称に再
度変換したことになる。これにより同図(c)に示され
るように、二次変換され、拡大された画素データD″が
得られる。
【0064】また、本実施の形態においては、一次変換
された画素データD′の値が、変換後の最大値Lmax
を越えているものについては、置換手段49において変
換後の最大値Lmaxに置き換えている。この置き換え
が多すぎる場合には、変換後の最大値Lmaxを越える
画素データが多いから、第1の係数Aが適正値より大き
いことを意味しており、逆に置き換えが少なすぎる場合
には画像処理装置を最大値Lmax間で有効に利用して
いないから、第1の係数Aが適正値より小さいことを意
味している。
【0065】このため、二次変換された画素データD″
に含まれている変換後の最大値Lmaxの画像データを
置き換えた画素の数として、それが、評価対象の画素全
体において所定の個数N1よりも多かった場合に第1の
係数Aを所定の量だけ減じた係数A′に変更し、また逆
に所定の個数N2よりも少なかった場合に前記第1の係
数Aを所定の量だけ増加させた係数A″に変更するフィ
ードバック処理を行う。
【0066】この手段として、図4に示されるように、
制御装置44からの制御信号により、選択動作する切換
手段46を設け、制御装置44からの指令信号により、
第1定数設定手段45からの第1の係数Aと、制御装置
44からの第1の係数Aを画像変換処理結果に応じて変
更した係数A′等とを切り換えて乗算手段47に供給す
る。
【0067】これにより、第1の変換において、全画素
データDの有意な電圧範囲の上限値が、変換後の最大値
に自動的に調整される。
【0068】また、本実施の形態において、二次変換に
おいても事情は同様であり、乗算器53で第2の係数B
と乗算された画素データの値が、変換後の最大値Lma
xを越えているものについては、置換手段54において
変換後の最大値Lmaxに置き換えている。この置き換
えが多すぎる場合には、変換後の最小値Lminより小
さい画素データが多いから、第2の係数Bが適正値より
大きいことを意味しており、逆に置き換えが少なすぎる
場合には画像処理装置を最小値Lminまで有効に利用
していないから、第2の係数Bが適正値より小さいこと
を意味している。
【0069】このため、二次変換された画素データD″
に含まれている変換後の最小値Lmin(この場合0
値)の画像データを置き換えた画素の数として、それ
が、評価対象の画素全体において所定の個数N3よりも
多かった場合に第2の係数Bを所定の量だけ減じた係数
B′に変更し、また逆に所定の個数N4よりも少なかっ
た場合に前記第2の係数Bを所定の量だけ増加させた係
数B″に変更するフィードバック処理を行う。
【0070】この手段として、図4に示されるように、
制御装置44からの制御信号により、選択動作する切換
手段52を設け、制御装置44からの指令信号により、
第2定数設定手段51からの第2の係数Bと、制御装置
44からの第2の係数Bを画像変換処理結果に応じて変
更した係数B′等とを切り換えて乗算手段53に供給す
る。
【0071】これにより、第2の変換において、全画素
データDの有意な電圧範囲の下限値が、変換後の最小値
に自動的に調整される。
【0072】本実施の形態では、画像処理の結果をフィ
ードバックして、一次変換における第1の係数A及び二
次変換における第2の係数Bを調整するから、フィード
バックの対象となっている画像が静止画像である場合に
はこのフィードバックは現画像に対して繰り返しループ
的にかかるため、最適な水準へ次第に収束していく。
【0073】また、フィードバックの対象となっている
画像が動画像である場合にはこのフィードバックは次画
面の画像に対してかかることになるが、前回の画像と今
回の画像に大きな変化はないときには、このフィードバ
ックによる係数調整が有効に作用する。ただ、その間に
急なシーンチェンジがあった場合には変化後の状態に緩
やかに追従していくことになる。
【0074】この第4の実施の形態によれば、全画素デ
ータDに対して、その時点までの評価対象画素の画素デ
ータの総和ΣDに対するそれらの評価対象画素の画素デ
ータが最大値であるとしたときの総和ΣWの比R及び所
定の第1の係数Aにより一次変換し、この一次変換され
た画素データD′に対して変換後の最大値Lmax及び
所定の第2の係数Bを用いて二次変換して画素データ
D″を得るから、フレームメモリなどに画素データを蓄
積する必要がなく、画像処理は入力された画像データD
に順次、乗算、減算などの演算を施すのみで行うことが
できる。
【0075】ところで、上記第4の実施の形態において
は、変換後の最小値Lminが0である場合を想定し
て、画像変換動作を説明している。多くの場合には、変
換後の最小値Lmin=0、で使用されるが、しかし、
変換後の最小値Lmin≠0とし、正及び負の任意の値
を変換後の最小値として使用する場合もある。
【0076】このような変換後の最小値Lmin≠0で
ある場合の画像変換処理について、以下に説明する。
【0077】図4,図5の第4の実施の形態において、
変換後の最小値Lminが0でなく、任意の正負の値を
採る場合に、一次変換及び二次変換において、変換後の
最大値Lmaxに代えて、修正された変換後の最大値L
max′、すなわち変換後の最大値Lmaxから変換後
の最小値Lminを減算(シフト)した値、を用いる。
置換手段49,54での置換処理についても同様に修正
された変換後の最大値Lmax′を用いる。
【0078】又、変換後の最大値Lmaxに代えて、修
正された変換後の最大値Lmax′を用いる場合に、画
素データDに対しても同様に変換後の最小値Lmin分
を減算(シフト)して使用するように構成することが出
来る。このように、変換後の最大値とともに画素データ
Dについても、変換後の最小値Lmin分だけ減算(シ
フト)することにより、画像データ及び変換後の最大値
が同方向にシフトされるから、画像データの処理を適切
に行うことが出来る。
【0079】この修正された変換後の最大値Lmax′
を用いて、図4,図5の第4の実施の形態におけると同
様に、画像変換処理を行い、最後に、二次変換された画
像データD″に、変換後の最小値Lminを加算して、
画像変換出力とする。
【0080】この変形された画像処理装置によれば、図
4,図5の第4の実施の形態と同様な作用、効果を得る
ことが出来るとともに、変換後の最小値Lminとし
て、任意の正負の値を選択することが出来る。また、そ
のための画像処理手段としても、修正された変換後の最
大値Lmax′として変換後の最大値Lmaxから変換
後の最小値Lminを減算した値を使用し、二次変換後
に変換後の最小値Lminを加算するだけでよいから、
簡易な手段により実現することができる。
【0081】なお、この変換後の最小値Lmin≠0で
ある場合の画像変換処理については、上記の第4の実施
の形態のみでなく、後述する他の実施の形態に対して
も、同様に適用することが出来る。
【0082】図6は、本発明の画像変換を行う画像処理
装置の第4の実施の形態を示すブロック図である。
【0083】図6において、第3の実施の形態に係る図
4と相違する点は、第1の変換における乗算器63(図
4では乗算器48)に、所定の初期値を有する第3の係
数C1が、制御装置62から供給されるとともに、第2
の変換における乗算器66(図4では乗算器53)に、
所定の初期値を有する第4の係数C2が、制御装置62
から供給されることである。その他の、図5で説明し
た、変換動作の考え方は共通している。
【0084】図6で、ADC61からの、一部の電圧範
囲Dmin〜Dmaxに存在する全画素データDに対し
て、制御装置62から所定の初期値を有する第3の係数
C1を乗算器63で乗算する。この第3の係数C1が、
画像データDに対して適切に設定されれば、その乗算に
より画素データDの上限値が変換後の最大値Lmax近
傍に変換される。また、その乗算の結果、変換された画
素データが、変換後の最大値Lmaxよりも大きくなっ
たときには、置換手段64によりその画素データを変換
後の最大値Lmaxに置換し、一次変換された画素デー
タD′を得る。
【0085】この一次変換された画素データD′に対し
て、変換後の最大値Lmaxから一次変換された画素デ
ータD′を減算器65で減算し、これに所定の第4の係
数C2を乗算器66で乗算し、その結果画素データの存
在し得る変換後の最大値Lmaxよりも大きくなった画
素データを置換手段67で変換後の最大値Lmaxに置
換し、これを変換後の最大値Lmaxから減算器68で
減算し、二次変換された画素データD″を得る。
【0086】そして、一次変換において、変換後の最大
値Lmaxよりも大きくなった画素データを変換後の最
大値Lmaxへ置換手段64で置き換えた画素の数が、
所定の個数N1よりも多かった場合に前記第3の係数C
1を所定の量だけ減じ、また逆に所定の個数N2よりも
少なかった場合に前記第3の係数C1を所定の量だけ増
加させる。
【0087】また、二次変換において、変換後の最大値
Lmaxよりも大きくなった画素データを変換後の最大
値Lmaxへ置換手段67で置き換えた画素の数が、所
定の個数N3よりも多かった場合に前記第4の係数C2
を所定の量だけ減じ、また逆に所定の個数N4よりも少
なかった場合に前記第4の係数C2を所定の量だけ増加
させるフィードバック処理を行う。
【0088】これにより、第1の変換において、全画素
データDの有意な電圧範囲の上限値が変換後の最大値に
自動的に調整され、また第2の変換において、全画素デ
ータDの有意な電圧範囲の下限値が変換後の最小値に自
動的に調整される。
【0089】この第4の実施の形態によれば、全画素デ
ータDの有意な電圧範囲の特に上限値Dmaxを、所定
の初期値を有する第3の係数C1により決定しているか
ら、一旦全画素のデータを取り込み統計的手法などを使
って電圧範囲Dmin〜Dmaxを求めるためのフレー
ムメモリや演算回路などが不用となり、また、それまで
の評価対象画素の画素データの総和を求める等の手段も
必要としないから、さらに回路構成が簡素化できる。
【0090】また、全画素データDに対して、所定の初
期値を有する第3の係数C1を乗算して一次変換し、こ
の一次変換された画素データD′に対して変換後の最大
値Lmax及び所定の第4の係数C2を用いて二次変換
して画素データD″を得ている。したがって、画像処理
は入力された画像データDに順次、乗算、減算などの演
算を施すのみで行うことができる。
【0091】また、第1の変換において、最大値Lma
xよりも大きくなった画素データを変換後の最大値Lm
axと置き換えた画素の数が、所定の個数よりも多い
か、少ないかに応じて第3の係数C1を減少或いは増加
させ、さらに第2の変換において、変換後の最大値Lm
axよりも大きくなった画素データを変換後の最大値L
maxに置き換えた画素の数が、所定の個数よりも多い
か、少ないかに応じて第4の係数C2を減少或いは増加
させるから、全画素データDの有意な電圧範囲の上限値
Dmaxおよび下限値Dminが、変換後の最大値Lm
ax及び下限値Lminに自動的に調整される。
【0092】図7は、本発明の画像変換を行う画像処理
装置の第5の実施の形態を示すブロック図である。
【0093】この図7の第5の実施の形態は、図4の第
3の実施の形態及び図6の第4の実施の形態のいずれか
一方の画像処理方法を選択できるようにしたものであ
る。
【0094】具体的には、図4に乗算器47と乗算器4
8との間に切換手段71を設けて制御装置44から第3
の係数C1を供給するようにし、また切換手段52と乗
算手段53との間に切換手段72を設けて制御装置44
から第4の係数C2を供給するようにしている。
【0095】したがって、本実施の形態によれば、必要
に応じて選択的に、本発明の画像処理装置を、第3の実
施の形態(図4)として機能させることもできるし、第
4の実施の形態(図6)として機能させることもでき
る。
【0096】以上説明した本発明の各実施の形態におい
て、画像処理装置をブロック構成にて示しているが、各
実施の形態の画像処理をコンピュータを使用してソフト
ウエアで同様に行うことができる。
【0097】
【発明の効果】請求項1の画像処理装置によれば、対数
変換イメージセンサからの出力電圧をその分布に応じて
切り出し、有効な画素データのみを処理対象とし、且つ
電圧値と光の強さの関係を直線的と見なして、電圧帯を
拡大する画像変換を行うから、簡素な処理装置で見易い
画像を形成することができる。
【0098】また、各色画素毎(例えばカラーイメージ
センサにおけるR,G,B)に画像変換を行うことによ
り、ホワイトバランス処理も同時に行うことができるの
で、システム構成が簡素化できる。
【0099】請求項2の画像処理装置によれば、さら
に、電圧帯を拡大する画像変換を、まず電圧帯の下限値
を変換後の基準電圧(例えば、”0”)に合わせ、次に
その上限値を変換後の最大電圧に合わせるように乗算す
ることにより行うから、変換処理が容易である。
【0100】請求項3の画像処理装置によれば、さら
に、電圧帯を拡大する画像変換を、まず電圧帯の上限値
を変換後の最大電圧に合わせるように乗算し、次にその
下限値を変換後の基準電圧(例えば、”0”)に合わせ
るように演算することにより行うから、変換処理が容易
である。
【0101】請求項4の画像処理装置によれば、請求項
1におけると同様な効果を奏する。また、全画素データ
Dに対して、その時点までの評価対象画素の画素データ
の総和に対するそれらの評価対象画素の画素データが最
大値であるとしたときの総和の比R及び所定の第1の係
数Aにより一次変換し、この一次変換された画素データ
D′に対して変換後の最大値Lmax及び所定の第2の
係数Bを用いて二次変換して画素データD″を得るか
ら、フレームメモリなどに画素データを蓄積する必要が
なく、画像処理は入力された画像データDに順次、乗
算、減算などの演算を施すのみで行うことができる。
【0102】請求項5の画像処理装置によれば、第1の
変換において、最大値Lmaxよりも大きくなった画素
データを変換後の最大値Lmaxと置き換えた画素の数
が、評価対象の画素全体において所定の個数よりも多い
か、少ないかに応じて第1の係数Aを減少或いは増加さ
せるから、全画素データDの有意な電圧範囲の上限値
が、変換後の最大値に自動的に調整される。
【0103】請求項6の画像処理装置によれば、第2の
変換において、最大値Lmaxよりも大きくなった画素
データを変換後の最大値Lmaxと置き換えた画素の数
が、評価対象の画素全体において所定の個数よりも多い
か、少ないかに応じて第2の係数Bを減少或いは増加さ
せるから、全画素データDの有意な電圧範囲の下限値
が、変換後の最小値に自動的に調整される。
【0104】請求項7の画像処理装置によれば、請求項
1におけると同様な効果を奏する。また、全画素データ
Dの有意な電圧範囲Dmin〜Dmaxを、所定の初期
値を有する第3の係数C1及び第4の係数C2により決
定しているから、一旦全画素のデータを取り込み統計的
手法などを使って電圧範囲Dmin〜Dmaxを求める
ためのフレームメモリや演算回路などが不要となり、ま
た、それまでの評価対象画素の画素データの総和を求め
る等の手段も必要としないから、さらに回路構成が簡素
化できる。
【0105】また、全画素データDに対して、所定の初
期値を有する第3の係数C1を乗算して一次変換し、こ
の一次変換された画素データD′に対して変換後の最大
値Lmax及び所定の第4の係数C2を用いて二次変換
して画素データD″を得るから、画像処理は入力された
画像データDに順次、乗算、減算などの演算を施すのみ
で行うことができる。
【0106】また、第1の変換において、最大値Lma
xよりも大きくなった画素データを変換後の最大値Lm
axと置き換えた画素の数が、所定の個数よりも多い
か、少ないかに応じて第3の係数C1を減少或いは増加
させ、さらに第2の変換において、最大値Lmaxより
も大きくなった画素データを変換後の最大値Lmaxと
置き換えた画素の数が、所定の個数よりも多いか、少な
いかに応じて第4の係数C2を減少或いは増加させるか
ら、全画素データDの有意な電圧範囲の上限値、および
下限値が、変換後の最大値及び下限値に自動的に調整さ
れる。
【0107】請求項8の画像処理装置によれば、請求項
4〜7におけると同様な効果を奏するとともに、変換後
の最小値Lminとして、任意の正負の値を選択するこ
とが出来る。また、そのための画像処理手段としても、
修正された変換後の最大値Lmax′として、変換後の
最大値Lmaxから変換後の最小値Lminを減算した
値を使用し、二次変換後に変換後の最小値Lminを加
算するだけでよいから、簡易な手段により実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】LOGセンサの電圧帯を拡大する画像変換を行
う、本発明の概念を説明する図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る変換動作を説
明するための図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す図。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示す図。
【図8】LOGセンサの輝度ー出力レベル特性を示す
図。
【符号の説明】
21,31 対数変換センサ(LOGセンサ) 23,33、41 アナログ/ディジタル変換器(AD
C) 42 積算手段 43 除算手段 45 第1定数設定手段 49、54 置換手段 51 第2定数設定手段 D 画素データ D′第1変換後の画素データ D″第2変換後(最終変換後)の画素データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮村 真 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 Fターム(参考) 5C021 PA56 PA62 PA66 PA72 PA85 PA87 XA14 XA34 XA35 5C077 MP01 MP08 NN03 PP16 PP37 PP42 PP43 PP46 PP54 PQ12 PQ17 PQ18 PQ19 5C079 JA23 LA11 LA13 MA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光した光の強さに対して電圧が対数の
    関係で出力される対数変換イメージセンサの出力電圧を
    受け、この出力電圧の分布に応じて画面の電圧帯を決定
    する電圧帯決定手段と、 この電圧帯決定手段で決定された電圧帯の電圧値と光の
    強さの関係を直線的と見なして、前記電圧帯を拡大する
    画像変換を行う画像変換手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像処理装置において、前記
    画像変換手段での画像変換を、前記電圧帯の下限値を変
    換後の基準電圧に合わせるための減算手段と、この減算
    後の上限値を変換後の最大電圧に合わせるための乗算手
    段とにより行うことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の画像処理装置において、前記
    画像変換手段での画像変換を、前記電圧帯の上限値を変
    換後の最大電圧に合わせるための乗算手段と、この乗算
    後の下限値を変換後の基準電圧に合わせるための演算手
    段とにより行うことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 一部の電圧範囲Dmin〜Dmaxに存
    在する全画素データDに対して、それまでの評価対象画
    素の画素データの総和に対するそれらの評価対象画素の
    画素データが最大値であるとしたときの総和の比Rに所
    定の第1の係数Aを乗算した値を、乗算し、その結果画
    素データの存在し得る変換後の最大値Lmaxよりも大
    きくなった画素データを変換後の最大値Lmaxとし
    て、一次変換された画素データD′を得る第1の変換手
    段と、 この一次変換された画素データD′に対して、変換後の
    最大値Lmaxから一次変換された画素データD′を減
    算し、これに所定の第2の係数Bを乗算し、その結果画
    素データの存在し得る変換後の最大値Lmaxよりも大
    きくなった画素データを変換後の最大値Lmaxとし、
    これを変換後の最大値Lmaxから減算して、二次変換
    された画素データD″を得る第2の変換手段と、 を組み合わせて行うことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の画像処理装置において、前記
    第1の変換手段で、変換後の最大値Lmaxよりも大き
    くなった画素データを変換後の最大値Lmaxと置き換
    えた画素の数が、評価対象の画素全体において所定の個
    数N1よりも多かった場合に前記第1の係数Aを所定の
    量だけ減じ、また逆に所定の個数N2よりも少なかった
    場合に前記第1の係数Aを所定の量だけ増加させるフィ
    ードバック処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4の画像処理装置において、前記
    第2の変換手段で、変換後の最大値Lmaxよりも大き
    くなった画素データを変換後の最大値Lmaxと置き換
    えた画素の数が、評価対象の画素全体において所定の個
    数N3よりも多かった場合に前記第2の係数Bを所定の
    量だけ減じ、また逆に所定の個数N4よりも少なかった
    場合に前記第2の係数Bを所定の量だけ増加させるフィ
    ードバック処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 一部の電圧範囲Dmin〜Dmaxに存
    在する全画素データDに対して、所定の初期値を有する
    第3の係数C1を乗算し、その結果画素データの存在し
    得る変換後の最大値Lmaxよりも大きくなった画素デ
    ータを変換後の最大値Lmaxとして、一次変換された
    画素データD′を得る第1の変換手段と、 この一次変換された画素データD′に対して変換後の最
    大値Lmaxから一次変換された画素データD′を減算
    し、これに所定の第4の係数C2を乗算し、その結果画
    素データの存在し得る変換後の最大値Lmaxよりも大
    きくなった画素データを変換後の最大値Lmaxとし、
    これを変換後の最大値Lmaxから減算して、二次変換
    された画素データD′を得る第2の変換手段と、を有
    し、 前記第1の変換手段で、変換後の最大値Lmaxよりも
    大きくなった画素データを変換後の最大値Lmaxと置
    き換えた画素の数が、所定の個数N1よりも多かった場
    合に前記第2の係数C1を所定の量だけ減じ、また逆に
    所定の個数N2よりも少なかった場合に前記第2の係数
    C1を所定の量だけ増加させ、且つ前記第2の変換手段
    で、変換後の最大値Lmaxよりも大きくなった画素デ
    ータを変換後の最大値Lmaxと置き換えた画素の数
    が、所定の個数N3よりも多かった場合に前記第4の係
    数C1を所定の量だけ減じ、また逆に所定の個数N4よ
    りも少なかった場合に前記第4の係数C2を所定の量だ
    け増加させるフィードバック処理を行うことを特徴とす
    る画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項4〜請求項7の画像処理装置にお
    いて、 変換後の最小値Lminが0でなく、任意の正負の値を
    採る場合に、前記第1の変換手段及び前記第2の変換手
    段では、変換後の最大値Lmaxに代えて、修正された
    変換後の最大値Lmax′、すなわち変換後の最大値L
    maxから変換後の最小値Lminを減算した値、を用
    いて処理を行い、 且つ前記第2の変換手段で二次変換された画像データ
    D″に、変換後の最小値Lminを加算して、画像変換
    出力とすることを特徴とする画像処理装置。
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