JP2002075233A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/073—Mounting arrangements associated with shadow masks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0705—Mounting arrangement of assembly to vessel
- H01J2229/0711—Spring and plate (clip) type
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】シャドウマスクのドーミング現象を適性に補正
し、かつシャドウマスク構体の着脱作業の効率を向上さ
せる。 【解決手段】懸架スプリング8のシャドウマスク構体の
フレームと固定するベース部材81とスタッドピン9に
係止する係止穴をもつスプリング部材82の各一端を連
結部83で連結し、当該懸架スプリング8の上記連結部
83のパネル部スカート側とスタッドピン9の頂部の間
にスプリング作用部である斜面部822を位置させ、こ
の斜面部822と係止穴の間に当該係止穴及びその近傍
部分をスタッドピン9側に突出させる段差824を設け
た。
し、かつシャドウマスク構体の着脱作業の効率を向上さ
せる。 【解決手段】懸架スプリング8のシャドウマスク構体の
フレームと固定するベース部材81とスタッドピン9に
係止する係止穴をもつスプリング部材82の各一端を連
結部83で連結し、当該懸架スプリング8の上記連結部
83のパネル部スカート側とスタッドピン9の頂部の間
にスプリング作用部である斜面部822を位置させ、こ
の斜面部822と係止穴の間に当該係止穴及びその近傍
部分をスタッドピン9側に突出させる段差824を設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャドウマスク型
のカラー陰極線管に係り、特に、コーナー支持方式のシ
ャドウマスクを備えたカラー陰極線管に関する。
のカラー陰極線管に係り、特に、コーナー支持方式のシ
ャドウマスクを備えたカラー陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】画像や映像表示デバイスとして、色選択
電極として多数のビーム通過孔を有するシャドウマスク
を備えた、所謂シャドウマスク型カラー陰極線管が広く
使用されている。
電極として多数のビーム通過孔を有するシャドウマスク
を備えた、所謂シャドウマスク型カラー陰極線管が広く
使用されている。
【0003】この種のカラー陰極線管は、表面が球面ま
たは平坦あるいは略平坦で、内面が前記表面側に湾曲し
た曲面をもつ略矩形状のパネル部を有している。このパ
ネル部の内面に複数色(通常は、赤:R、緑:G、青:
Bの3色)の蛍光体をドット状あるいはすだれ状、もし
くは短冊状に配列した蛍光面を形成してある。
たは平坦あるいは略平坦で、内面が前記表面側に湾曲し
た曲面をもつ略矩形状のパネル部を有している。このパ
ネル部の内面に複数色(通常は、赤:R、緑:G、青:
Bの3色)の蛍光体をドット状あるいはすだれ状、もし
くは短冊状に配列した蛍光面を形成してある。
【0004】上記蛍光面に対して複数本(通常は3本)
の電子ビームを出射する電子銃を収納したネック部を漏
斗状のファンネル部で上記パネル部に連接して一体化
し、真空外囲器を構成している。
の電子ビームを出射する電子銃を収納したネック部を漏
斗状のファンネル部で上記パネル部に連接して一体化
し、真空外囲器を構成している。
【0005】上記パネル部の内面の蛍光面に近接させた
位置には、当該パネル部の形状に応じた略々矩形状の支
持フレーム(またはマスクフレーム。以下、単にフレー
ムとも言う)に外周を取り付けた外形が略矩形状で蛍光
面側に膨出した形状を有するシャドウマスクおよびパネ
ル部のスカート部内壁に植立したスタッドピンに係合す
る懸架スプリングとで構成したシャドウマスク構体が設
置されている。
位置には、当該パネル部の形状に応じた略々矩形状の支
持フレーム(またはマスクフレーム。以下、単にフレー
ムとも言う)に外周を取り付けた外形が略矩形状で蛍光
面側に膨出した形状を有するシャドウマスクおよびパネ
ル部のスカート部内壁に植立したスタッドピンに係合す
る懸架スプリングとで構成したシャドウマスク構体が設
置されている。
【0006】このシャドウマスク構体には、フレームの
少なくとも3ヵ所に溶接等で固定して当該フレームの辺
に沿って設けた板状スプリング(リーフスプリング)を
固定してある。このスプリングの遊端には係止穴を有
し、この係止穴をパネル部の内壁(スカート部内壁)に
埋設したスタッドピンに係合させてシャドウマスク構体
を上記蛍光面と所定の間隙を持たせて支持している。
少なくとも3ヵ所に溶接等で固定して当該フレームの辺
に沿って設けた板状スプリング(リーフスプリング)を
固定してある。このスプリングの遊端には係止穴を有
し、この係止穴をパネル部の内壁(スカート部内壁)に
埋設したスタッドピンに係合させてシャドウマスク構体
を上記蛍光面と所定の間隙を持たせて支持している。
【0007】スプリングの設置箇所は、通常は略矩形状
をなすフレームの各辺、あるいは3辺としてある。当然
のこととして、スタッドピンもパネル部のスカート部内
壁の上記板状スプリングの係止孔に対応した位置に植立
されている。
をなすフレームの各辺、あるいは3辺としてある。当然
のこととして、スタッドピンもパネル部のスカート部内
壁の上記板状スプリングの係止孔に対応した位置に植立
されている。
【0008】しかし、近年の大画面化に伴い、シャドウ
マスク構体の、特にそのフレームの重量が増大し、上位
した板状スプリングではシャドウマスク構体を適性に保
持し、かつ熱膨張による位置変化を充分に補正すること
が困難になっている。
マスク構体の、特にそのフレームの重量が増大し、上位
した板状スプリングではシャドウマスク構体を適性に保
持し、かつ熱膨張による位置変化を充分に補正すること
が困難になっている。
【0009】シャドウマスク構体、特にそのフレームの
重量を軽減する手段の一つとして、当該フレームの板厚
や幅を小さくして懸架スプリングをコーナー部に設置す
ることが有効であることが知られている。
重量を軽減する手段の一つとして、当該フレームの板厚
や幅を小さくして懸架スプリングをコーナー部に設置す
ることが有効であることが知られている。
【0010】図9は懸架スプリングをコーナー部に設置
したカラー陰極線管のパネル部を電子銃側からみた模式
図である。パネル部1の内面には蛍光面4が形成してあ
る。この蛍光面4に対して所定の間隙をもってシャドウ
マスク6を位置させ、フレーム7の4隅に取り付けた懸
架スプリング8をパネル部のスカート部内壁に植立した
スタッドピン9に係合させている。懸架スプリング8の
作動軸は、後述するように管軸と略平行な方向に設置さ
れる。
したカラー陰極線管のパネル部を電子銃側からみた模式
図である。パネル部1の内面には蛍光面4が形成してあ
る。この蛍光面4に対して所定の間隙をもってシャドウ
マスク6を位置させ、フレーム7の4隅に取り付けた懸
架スプリング8をパネル部のスカート部内壁に植立した
スタッドピン9に係合させている。懸架スプリング8の
作動軸は、後述するように管軸と略平行な方向に設置さ
れる。
【0011】図10は図9における懸架スプリングの構
成例を説明する斜視図である。この懸架スプリング全体
を符号8で示す。また、Z’−Z’は作動軸であり、こ
の作動軸Z’−Z’はカラー陰極線管の管軸と略平行な
方向である。
成例を説明する斜視図である。この懸架スプリング全体
を符号8で示す。また、Z’−Z’は作動軸であり、こ
の作動軸Z’−Z’はカラー陰極線管の管軸と略平行な
方向である。
【0012】懸架スプリング8はベース部材81の一端
にスプリング部材82の一端を溶接等の手段で固定して
ある。固定した部分を連結部(貼り合わせ部)83とし
て示す。
にスプリング部材82の一端を溶接等の手段で固定して
ある。固定した部分を連結部(貼り合わせ部)83とし
て示す。
【0013】ベース部材81は平坦部811から若干の
角度で引き起こされた斜面部822を有する。平坦部8
11はシャドウマスク構体のフレームに固定される。こ
の例では、この平坦部811に図示したような屈曲部8
13を形成し、この屈曲部813をフレームに形成した
図示しないスリットに挿入して設置位置を規制し、懸架
スプリング8の取り付け作業を容易にしている。
角度で引き起こされた斜面部822を有する。平坦部8
11はシャドウマスク構体のフレームに固定される。こ
の例では、この平坦部811に図示したような屈曲部8
13を形成し、この屈曲部813をフレームに形成した
図示しないスリットに挿入して設置位置を規制し、懸架
スプリング8の取り付け作業を容易にしている。
【0014】しかし、この屈曲部813を設けることは
任意であり、あるいは突起等のような他の適当な設置位
置の規制手段を採用することもできる。ベース部材を平
板状として直接フレーム側壁に溶接することもできる。
任意であり、あるいは突起等のような他の適当な設置位
置の規制手段を採用することもできる。ベース部材を平
板状として直接フレーム側壁に溶接することもできる。
【0015】スプリング部材82は平坦部821と、こ
の平坦部821から連結部83に延びる斜面部(作動
部)822を有する。平坦部821には図示しないスタ
ッドピンと係合する係止穴825が形成されている。ス
タッドピン9と係止孔825の間に座金を介在させる場
合もあるが、本明細書では省略する。
の平坦部821から連結部83に延びる斜面部(作動
部)822を有する。平坦部821には図示しないスタ
ッドピンと係合する係止穴825が形成されている。ス
タッドピン9と係止孔825の間に座金を介在させる場
合もあるが、本明細書では省略する。
【0016】なお、平坦部821の端部にはシャドウマ
スク構体を着脱する際にロボット等の着脱手段、あるい
は人手による着脱の際に主として斜面部822の弾性に
逆らってスプリング部材82を矢印A方向に回動させる
ためのタブ823が形成されている。このタブ823
は、平坦部821を利用して着脱できる場合には必ずし
も必要なものではない。
スク構体を着脱する際にロボット等の着脱手段、あるい
は人手による着脱の際に主として斜面部822の弾性に
逆らってスプリング部材82を矢印A方向に回動させる
ためのタブ823が形成されている。このタブ823
は、平坦部821を利用して着脱できる場合には必ずし
も必要なものではない。
【0017】この種のコーナータイプの懸架スプリング
を用いたカラー陰極線管の関する従来技術を開示したも
のとしては、例えば特開平5−89793号公報を挙げ
ることができる。
を用いたカラー陰極線管の関する従来技術を開示したも
のとしては、例えば特開平5−89793号公報を挙げ
ることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図11はパネル部の内
部にシャドウマスク構体を取り付けた状態を説明するた
めのカラー陰極線管のパネル部の部分を管軸と平行な方
向に切断した要部断面図である。図中、符号1はパネル
部を示し、このパネル部1の周縁(スカート部)の内壁
において、そのコーナー部にスタッドピン9が植立され
ている。
部にシャドウマスク構体を取り付けた状態を説明するた
めのカラー陰極線管のパネル部の部分を管軸と平行な方
向に切断した要部断面図である。図中、符号1はパネル
部を示し、このパネル部1の周縁(スカート部)の内壁
において、そのコーナー部にスタッドピン9が植立され
ている。
【0019】パネル部1のスクリーン(画面)を構成す
る内面には複数の蛍光体を塗り分けた蛍光面4が形成し
てある。シャドウマスク構体を構成するフレーム7にベ
ース部材81を固定した懸架スプリング8のスプリング
部材82に形成した係止穴をスタッドピン9を係合して
シャドウマスク6を蛍光面4に対して所定の間隙を隔て
て設置してある。
る内面には複数の蛍光体を塗り分けた蛍光面4が形成し
てある。シャドウマスク構体を構成するフレーム7にベ
ース部材81を固定した懸架スプリング8のスプリング
部材82に形成した係止穴をスタッドピン9を係合して
シャドウマスク6を蛍光面4に対して所定の間隙を隔て
て設置してある。
【0020】シャドウマスク6は、その動作中の温度上
昇で変形し、全体として蛍光面4側に接近する、所謂ド
ーミング現象が生じ、シャドウマスク6の電子ビーム通
過孔を通過した電子ビームが所定の蛍光体位置に正しく
射突しなくなって色ずれの発生を招く。
昇で変形し、全体として蛍光面4側に接近する、所謂ド
ーミング現象が生じ、シャドウマスク6の電子ビーム通
過孔を通過した電子ビームが所定の蛍光体位置に正しく
射突しなくなって色ずれの発生を招く。
【0021】このようなドーミングを低減するためにシ
ャドウマスク6の材料として低膨張のアンバー材が用い
られている。一方、フレーム7や懸架スプリング8はス
チール材であるため、温度上昇に伴うフレーム7と懸架
スプリング8の変形量がシャドウマスクの変形量よりも
大となる。
ャドウマスク6の材料として低膨張のアンバー材が用い
られている。一方、フレーム7や懸架スプリング8はス
チール材であるため、温度上昇に伴うフレーム7と懸架
スプリング8の変形量がシャドウマスクの変形量よりも
大となる。
【0022】図11において、懸架スプリング8による
ドーミング現象の補正量は、スプリング部材82の傾斜
角度θで決まる。懸架スプリング8はシャドウマスクや
フレームの熱変形を吸収して上記したドーミングを補正
するように取付けられるが、熱膨張の小さな材料のシャ
ドウマスクを用いた場合、懸架スプリングによるドーミ
ングが必要以上に補正されて(過補正)しまう。
ドーミング現象の補正量は、スプリング部材82の傾斜
角度θで決まる。懸架スプリング8はシャドウマスクや
フレームの熱変形を吸収して上記したドーミングを補正
するように取付けられるが、熱膨張の小さな材料のシャ
ドウマスクを用いた場合、懸架スプリングによるドーミ
ングが必要以上に補正されて(過補正)しまう。
【0023】懸架スプリングによるドーミングの補正量
を小さくするには、図9に示した懸架スプリング8の連
結部83を出来るだけパネル部1のスカート部内壁側に
近づける必要がある。
を小さくするには、図9に示した懸架スプリング8の連
結部83を出来るだけパネル部1のスカート部内壁側に
近づける必要がある。
【0024】しかし、懸架スプリング8の連結部83を
パネル部1のスカート部内壁側に近づけると、蛍光面の
塗布作業におけるシャドウマスク構体の着脱の際に、連
結部83とスタッドピンの頂部との間隔が小さいため
に、連結部83とスタッドピン9が干渉し(接触、ある
いは衝突し)、スタッドピン9を損傷したり、あるいは
これを避けるために作業能率が低下する。
パネル部1のスカート部内壁側に近づけると、蛍光面の
塗布作業におけるシャドウマスク構体の着脱の際に、連
結部83とスタッドピンの頂部との間隔が小さいため
に、連結部83とスタッドピン9が干渉し(接触、ある
いは衝突し)、スタッドピン9を損傷したり、あるいは
これを避けるために作業能率が低下する。
【0025】図12はドーミング補正量が大である懸架
スプリングとスタッドピンの干渉裕度の説明図である。
現実の作業におけるシャドウマスク構体の着脱機の作業
精度を考慮すると、連結部83とスタッドピン9の最小
干渉裕度(間隙dmm)は約1.9mmであり、そのと
きのスプリング部材82の必要な傾斜角度θは168.
06°である。
スプリングとスタッドピンの干渉裕度の説明図である。
現実の作業におけるシャドウマスク構体の着脱機の作業
精度を考慮すると、連結部83とスタッドピン9の最小
干渉裕度(間隙dmm)は約1.9mmであり、そのと
きのスプリング部材82の必要な傾斜角度θは168.
06°である。
【0026】シャドウマスク6をアンバー材で構成した
場合、このような傾斜角度では懸架スプリングによるド
ーミング補正量が大き過ぎ、温度上昇による色ずれは解
消されない。
場合、このような傾斜角度では懸架スプリングによるド
ーミング補正量が大き過ぎ、温度上昇による色ずれは解
消されない。
【0027】図13は懸架スプリングの連結部をパネル
部のスカート部内壁側に近づけて傾斜角度θを大とした
ときのカラー陰極線管のパネル部を管軸と平行な方向に
切断した要部断面図、図14は図13における懸架スプ
リングの取付け部分の拡大図である。
部のスカート部内壁側に近づけて傾斜角度θを大とした
ときのカラー陰極線管のパネル部を管軸と平行な方向に
切断した要部断面図、図14は図13における懸架スプ
リングの取付け部分の拡大図である。
【0028】この構成では、傾斜角度θは174.17
°と前記の角度よりも大きくすることで、ドーミング補
正量を小さくでき、前記した過補正を回避することがで
きる。しかし、懸架スプリングの連結部83とスタッド
ピン9の最小干渉裕度(間隙dmm)は約0.4mmと
なってしまい、シャドウマスク構体の着脱が実際的には
困難になる。
°と前記の角度よりも大きくすることで、ドーミング補
正量を小さくでき、前記した過補正を回避することがで
きる。しかし、懸架スプリングの連結部83とスタッド
ピン9の最小干渉裕度(間隙dmm)は約0.4mmと
なってしまい、シャドウマスク構体の着脱が実際的には
困難になる。
【0029】このように、従来の懸架スプリングの構成
では、ドーミング補正とシャドウマスク構体の着脱作業
とを両立させることができない。このことが従来のカラ
ー陰極線管における課題の一つとなっていた。
では、ドーミング補正とシャドウマスク構体の着脱作業
とを両立させることができない。このことが従来のカラ
ー陰極線管における課題の一つとなっていた。
【0030】本発明の代表的な目的は、シャドウマスク
のドーミング現象を適性に補正し、かつシャドウマスク
構体の着脱作業の効率を向上させた新規な構成をもつカ
ラー陰極線管を提供することにある。
のドーミング現象を適性に補正し、かつシャドウマスク
構体の着脱作業の効率を向上させた新規な構成をもつカ
ラー陰極線管を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の代表的な構成は、懸架スプリングの連結部
のパネル部スカート側と前記スタッドピンの頂部の間に
スプリング作用部を位置させた。これにより、懸架スプ
リングの連結部とスタッドピンの頂部の間隔を狭めるこ
となく、ドーミング補正量を決める前記図13で説明し
た角度θを大きくとることができる。
め、本発明の代表的な構成は、懸架スプリングの連結部
のパネル部スカート側と前記スタッドピンの頂部の間に
スプリング作用部を位置させた。これにより、懸架スプ
リングの連結部とスタッドピンの頂部の間隔を狭めるこ
となく、ドーミング補正量を決める前記図13で説明し
た角度θを大きくとることができる。
【0032】すなわち、本発明のカラー陰極線管に設置
するシャドウマスク構体は、枠状のフレームに周縁を固
定したシャドウマスクと、上記フレームのコーナー部に
固定した懸架スプリングとからなる。
するシャドウマスク構体は、枠状のフレームに周縁を固
定したシャドウマスクと、上記フレームのコーナー部に
固定した懸架スプリングとからなる。
【0033】上記懸架スプリングは、上記フレームのコ
ーナー部側壁に固定するベース部材と、このベース部材
のパネル部側端部に位置する連結部に一端を固定したス
プリング部材とで形成し、上記スプリング部材を、上記
連結部から電子銃側かつパネル部のスカート部側に所定
の角度で引き起こしたスプリング作用をもつ斜面部と、
スカート部内壁に植設したスタッドピンに係合する係止
孔を有する平坦部で構成し、この平坦部と上記斜面部の
間に上記平坦部を上記スタッドピン側に突出させる段差
を設けたものである。
ーナー部側壁に固定するベース部材と、このベース部材
のパネル部側端部に位置する連結部に一端を固定したス
プリング部材とで形成し、上記スプリング部材を、上記
連結部から電子銃側かつパネル部のスカート部側に所定
の角度で引き起こしたスプリング作用をもつ斜面部と、
スカート部内壁に植設したスタッドピンに係合する係止
孔を有する平坦部で構成し、この平坦部と上記斜面部の
間に上記平坦部を上記スタッドピン側に突出させる段差
を設けたものである。
【0034】そして、上記段差の典型例の一つとして、
上記平坦部を上記斜面部から上記ベース部材と略平行な
方向かつ電子銃側に延ばし、上記斜面部と平坦部の遷移
部において上記平坦部から上記ベース部材方向に落ち込
む直線状とした。
上記平坦部を上記斜面部から上記ベース部材と略平行な
方向かつ電子銃側に延ばし、上記斜面部と平坦部の遷移
部において上記平坦部から上記ベース部材方向に落ち込
む直線状とした。
【0035】また、上記段差の他の典型例として、上記
平坦部を上記斜面部から上記スタッドピン側に突出させ
た形状とした。
平坦部を上記斜面部から上記スタッドピン側に突出させ
た形状とした。
【0036】さらに、上記段差の他の典型例として上記
平坦部を上記係止孔の上記斜面部側において当該斜面部
から上記スタッドピン側に突出させた。
平坦部を上記係止孔の上記斜面部側において当該斜面部
から上記スタッドピン側に突出させた。
【0037】このような構成としたことにより、懸架ス
プリングによるドーミングの過補正が抑制され、かつシ
ャドウマスク構体の着脱作業における上記連結部とスタ
ッドピンの干渉を回避できる。
プリングによるドーミングの過補正が抑制され、かつシ
ャドウマスク構体の着脱作業における上記連結部とスタ
ッドピンの干渉を回避できる。
【0038】なお、本発明は上記の構成および後述する
実施の形態における構成に限定されるものではなく、本
発明の技術思想を逸脱することなく種々の変形が可能で
あることは言うまでもない。
実施の形態における構成に限定されるものではなく、本
発明の技術思想を逸脱することなく種々の変形が可能で
あることは言うまでもない。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるカラー陰極線
管の実施の形態について、実施例の図面を参照して詳細
に説明する。
管の実施の形態について、実施例の図面を参照して詳細
に説明する。
【0040】図1は本発明によるカラー陰極線管の第1
実施例を説明するための懸架スプリングをスタッドピン
に係止させた状態を説明する要部断面図、図2は懸架ス
プリングの斜視図、図3はシャドウマスク構体をパネル
部に着脱する際の説明図、図4はシャドウマスク構体を
パネル部に設置した状態を説明するパネル部の要部断面
図、図5は懸架スプリングを構成するスプリング部材の
平面図と側面図である。図1〜図5中、図9〜図14と
同一符号は同一機能部分を示す。
実施例を説明するための懸架スプリングをスタッドピン
に係止させた状態を説明する要部断面図、図2は懸架ス
プリングの斜視図、図3はシャドウマスク構体をパネル
部に着脱する際の説明図、図4はシャドウマスク構体を
パネル部に設置した状態を説明するパネル部の要部断面
図、図5は懸架スプリングを構成するスプリング部材の
平面図と側面図である。図1〜図5中、図9〜図14と
同一符号は同一機能部分を示す。
【0041】この懸架スプリング8は、ベース部81と
スプリング部材82とを連結部83で固定してあり、そ
の詳細は前記図9で説明したものと略同様である。
スプリング部材82とを連結部83で固定してあり、そ
の詳細は前記図9で説明したものと略同様である。
【0042】本実施例では、スプリング部材82は、連
結部83から電子銃側(図1の下側)かつパネル部1の
スカート部側に所定の角度で引き起こして主としてスプ
リング作用をもつ斜面部822と、スタッドピン9と係
合する係止穴825を有する平坦部821を持ち、平坦
部821と斜面部822の間に平坦部821をスタッド
ピン9側に突出させる段差824を有する。
結部83から電子銃側(図1の下側)かつパネル部1の
スカート部側に所定の角度で引き起こして主としてスプ
リング作用をもつ斜面部822と、スタッドピン9と係
合する係止穴825を有する平坦部821を持ち、平坦
部821と斜面部822の間に平坦部821をスタッド
ピン9側に突出させる段差824を有する。
【0043】斜面部822の引き起こし角度(傾斜角
度)θは174.17°であり、図13で説明したもの
と同様にドーミングの過補正を抑制できる角度である。
このとき、連結部83とスタッドピン9の最小干渉裕度
(間隙dmm)は約1.9mmであり、シャドウマスク
構体の着脱に要する裕度を満たしている。
度)θは174.17°であり、図13で説明したもの
と同様にドーミングの過補正を抑制できる角度である。
このとき、連結部83とスタッドピン9の最小干渉裕度
(間隙dmm)は約1.9mmであり、シャドウマスク
構体の着脱に要する裕度を満たしている。
【0044】本実施例の懸架スプリング8は、図2に示
したように、スプリング部材82を構成する連結部83
から延びる斜面部822とこの斜面部822に連接する
平坦部821の遷移部に段差824を有している。
したように、スプリング部材82を構成する連結部83
から延びる斜面部822とこの斜面部822に連接する
平坦部821の遷移部に段差824を有している。
【0045】この段差824は、斜面部822と平坦部
821の遷移部において平坦部821からベース部材8
1方向に直線状に落ち込んでいる。これにより、図3に
示したように、シャドウマスク構体の着脱時にタブ82
3を矢印P方向に押して係止穴825をスタッドピン9
から外したとき、懸架スプリング8の連結部83とスタ
ッドピン9の間に十分な間隙が確保される。
821の遷移部において平坦部821からベース部材8
1方向に直線状に落ち込んでいる。これにより、図3に
示したように、シャドウマスク構体の着脱時にタブ82
3を矢印P方向に押して係止穴825をスタッドピン9
から外したとき、懸架スプリング8の連結部83とスタ
ッドピン9の間に十分な間隙が確保される。
【0046】このように、本実施例によれば、ドーミン
グ補正を決める斜面部822の傾斜角度θは図9で説明
した従来の角度よりも大きくでき、ドーミングの過補正
を回避することができると共に、シャドウマスク構体の
着脱時に懸架スプリングとスタッドピンとの干渉を防止
できる。
グ補正を決める斜面部822の傾斜角度θは図9で説明
した従来の角度よりも大きくでき、ドーミングの過補正
を回避することができると共に、シャドウマスク構体の
着脱時に懸架スプリングとスタッドピンとの干渉を防止
できる。
【0047】図6は本発明によるカラー陰極線管の第2
実施例を説明するための懸架スプリングを構成するスプ
リング部材の平面図と側面図である。本実施例では、懸
架スプリングを構成するスプリング部材82の斜面部8
22に連接する平坦部821にスタッドピン9側に突出
する第2の平坦部827を形成した。
実施例を説明するための懸架スプリングを構成するスプ
リング部材の平面図と側面図である。本実施例では、懸
架スプリングを構成するスプリング部材82の斜面部8
22に連接する平坦部821にスタッドピン9側に突出
する第2の平坦部827を形成した。
【0048】この第2の平坦部827はプレス加工によ
り係止穴825の全周をスタッドピン方向に膨出させた
ものである。これにより、平坦部821と膨出させた第
2の平坦部827の間に段差824が形成される。
り係止穴825の全周をスタッドピン方向に膨出させた
ものである。これにより、平坦部821と膨出させた第
2の平坦部827の間に段差824が形成される。
【0049】本実施例によれば、係止穴825を形成し
た第2の平坦部827のスタッドピンと対向する面が平
坦部821から前記第1実施例の場合よりもさらにスタ
ッドピン側に位置するため、斜面部822の傾斜角度は
第1実施例の場合よりも大きくなる。
た第2の平坦部827のスタッドピンと対向する面が平
坦部821から前記第1実施例の場合よりもさらにスタ
ッドピン側に位置するため、斜面部822の傾斜角度は
第1実施例の場合よりも大きくなる。
【0050】そして、この第2の平坦部827のスタッ
ドピン方向への突出量を調整することで傾斜角度の大き
さを制御してドーミング補正量を調整できる。
ドピン方向への突出量を調整することで傾斜角度の大き
さを制御してドーミング補正量を調整できる。
【0051】図7は本発明によるカラー陰極線管の第3
実施例を説明するための懸架スプリングを構成するスプ
リング部材の平面図と側面図である。本実施例では、懸
架スプリングを構成するスプリング部材82の斜面部8
22を前記第1〜第2実施例における平坦部に想到する
部分まで延長させ、このスプリング部材82の全体を傾
斜させたものである。
実施例を説明するための懸架スプリングを構成するスプ
リング部材の平面図と側面図である。本実施例では、懸
架スプリングを構成するスプリング部材82の斜面部8
22を前記第1〜第2実施例における平坦部に想到する
部分まで延長させ、このスプリング部材82の全体を傾
斜させたものである。
【0052】そして、斜面部822の前記第1〜第2実
施例における係止穴825形成部分の連結部83側を部
分的に囲むようにプレス加工でスタッドピン方向に膨出
させ、膨出部分に平坦部821を形成した。その結果、
斜面部822と膨出させた平坦部821の間に段差82
4が形成される。
施例における係止穴825形成部分の連結部83側を部
分的に囲むようにプレス加工でスタッドピン方向に膨出
させ、膨出部分に平坦部821を形成した。その結果、
斜面部822と膨出させた平坦部821の間に段差82
4が形成される。
【0053】なお、この変形例として、係止穴825の
全周をスタッドピン方向に膨出させてもよい。
全周をスタッドピン方向に膨出させてもよい。
【0054】本実施例によれば、第2実施例と同様に、
係止穴825を形成した第2の平坦部827のスタッド
ピンと対向する面を平坦部821からさらにスタッドピ
ン側に位置させることができるため、斜面部822の傾
斜角度は第1実施例の場合よりも大きくなる。
係止穴825を形成した第2の平坦部827のスタッド
ピンと対向する面を平坦部821からさらにスタッドピ
ン側に位置させることができるため、斜面部822の傾
斜角度は第1実施例の場合よりも大きくなる。
【0055】そして、この平坦部821のスタッドピン
方向への突出量を調整することで傾斜角度の大きさを制
御してドーミング補正量を調整できる。
方向への突出量を調整することで傾斜角度の大きさを制
御してドーミング補正量を調整できる。
【0056】次に、上記した懸架スプリングを用いたカ
ラー陰極線管の全体構成例について説明する。
ラー陰極線管の全体構成例について説明する。
【0057】図8は本発明によるカラー陰極線管の全体
構成例を説明する模式断面図である。なお、図8は管軸
Z−Zからパネル部1のコーナーに到る方向に切断した
ものであり、懸架スプリング8およびスタッドピン9は
パネル部1のコーナー部におけるスカート部内壁に植立
してある。
構成例を説明する模式断面図である。なお、図8は管軸
Z−Zからパネル部1のコーナーに到る方向に切断した
ものであり、懸架スプリング8およびスタッドピン9は
パネル部1のコーナー部におけるスカート部内壁に植立
してある。
【0058】このカラー陰極線管は、周縁にスカート部
を有する略矩形の浅皿状容器の内面に蛍光面4を有し、
蛍光面4に近接してフレーム7とシャドウマスク6およ
び懸架スプリング8からなるシャドウマスク構体5を設
置したパネル部1を有し、このパネル部1から漏斗状の
ファンネル3で連接した円筒状のネック部2に電子銃1
1が収納されている。
を有する略矩形の浅皿状容器の内面に蛍光面4を有し、
蛍光面4に近接してフレーム7とシャドウマスク6およ
び懸架スプリング8からなるシャドウマスク構体5を設
置したパネル部1を有し、このパネル部1から漏斗状の
ファンネル3で連接した円筒状のネック部2に電子銃1
1が収納されている。
【0059】そして、ファンネル部3とネック部2の遷
移領域には偏向ヨーク13が外装され、ネック部2には
色純度補正や静コンバーゼンス補正用などの磁気装置1
2が外装されている。なお、符号14はパネル部1のス
カート部外周を緊締する爆縮バンド(防爆バンド)であ
る。
移領域には偏向ヨーク13が外装され、ネック部2には
色純度補正や静コンバーゼンス補正用などの磁気装置1
2が外装されている。なお、符号14はパネル部1のス
カート部外周を緊締する爆縮バンド(防爆バンド)であ
る。
【0060】このカラー陰極線管に用いられるシャドウ
マスク構体5は、そのコーナー部に固定した懸架スプリ
ング8をスタッドピン9に係止することで設置される。
懸架スプリング8は前記した実施例の何れかが使用され
る。
マスク構体5は、そのコーナー部に固定した懸架スプリ
ング8をスタッドピン9に係止することで設置される。
懸架スプリング8は前記した実施例の何れかが使用され
る。
【0061】この構成としたカラー陰極線管により、色
ずれのない高品質のカラー陰極線管を得ることができ
る。
ずれのない高品質のカラー陰極線管を得ることができ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の代表的な
構成によれば、懸架スプリングによるドーミングの過補
正を抑制することができ、温度上昇に伴う色ずれが回避
されて高品質の画像を表示できる。また、カラー陰極線
管の製造工程におけるシャドウマスク構体の着脱作業時
の懸架スプリングとスタッドピンの干渉を回避でき、ス
タッドピンの損傷を防止して作業効率を向上することが
可能となる。
構成によれば、懸架スプリングによるドーミングの過補
正を抑制することができ、温度上昇に伴う色ずれが回避
されて高品質の画像を表示できる。また、カラー陰極線
管の製造工程におけるシャドウマスク構体の着脱作業時
の懸架スプリングとスタッドピンの干渉を回避でき、ス
タッドピンの損傷を防止して作業効率を向上することが
可能となる。
【図1】本発明によるカラー陰極線管の第1実施例を説
明するための懸架スプリングをスタッドピンに係止させ
た状態を説明する要部断面図である。
明するための懸架スプリングをスタッドピンに係止させ
た状態を説明する要部断面図である。
【図2】第1実施例の懸架スプリングの全体構成を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図3】第1実施例の懸架スプリングを用いたシャドウ
マスク構体をパネル部に着脱する際の説明図である。
マスク構体をパネル部に着脱する際の説明図である。
【図4】シャドウマスク構体をパネル部に設置した状態
を説明するパネル部の要部断面図である。
を説明するパネル部の要部断面図である。
【図5】第1実施例の懸架スプリングを構成するスプリ
ング部材の平面図と側面図である。
ング部材の平面図と側面図である。
【図6】本発明によるカラー陰極線管の第2実施例を説
明するための懸架スプリングを構成するスプリング部材
の平面図と側面図である。
明するための懸架スプリングを構成するスプリング部材
の平面図と側面図である。
【図7】本発明によるカラー陰極線管の第3実施例を説
明するための懸架スプリングを構成するスプリング部材
の平面図と側面図である。
明するための懸架スプリングを構成するスプリング部材
の平面図と側面図である。
【図8】本発明によるカラー陰極線管の全体構成例を説
明する模式断面図である。
明する模式断面図である。
【図9】懸架スプリングをコーナー部に設置したカラー
陰極線管のパネル部を電子銃側からみた模式図である。
陰極線管のパネル部を電子銃側からみた模式図である。
【図10】図9における懸架スプリングの構成例を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図11】パネル部の内部にシャドウマスク構体を取り
付けた状態を説明するためのカラー陰極線管のパネル部
の部分を管軸と平行な方向に切断した要部断面図であ
る。
付けた状態を説明するためのカラー陰極線管のパネル部
の部分を管軸と平行な方向に切断した要部断面図であ
る。
【図12】ドーミング補正量が大である懸架スプリング
とスタッドピンの干渉裕度の説明図である。
とスタッドピンの干渉裕度の説明図である。
【図13】懸架スプリングの連結部をパネル部のスカー
ト部内壁側に近づけて傾斜角度θを大としたときのカラ
ー陰極線管のパネル部を管軸と平行な方向に切断した要
部断面図である。
ト部内壁側に近づけて傾斜角度θを大としたときのカラ
ー陰極線管のパネル部を管軸と平行な方向に切断した要
部断面図である。
【図14】図13における懸架スプリングの取付け部分
の拡大図である。
の拡大図である。
Z−Z 管軸 Z’−Z’ 作動軸 8 懸架スプリング 81 ベース部材 82 スプリング部材 83 連結部(貼り合わせ部) 811 平坦部 812 斜面部 813 屈曲部 821 平坦部(係合部) 822 斜面部(作動部) 825 係止穴。
Claims (4)
- 【請求項1】周縁にスカート部を有する略矩形の浅皿状
容器の内面に蛍光面を有すると共に、前記蛍光面に近接
してシャドウマスク構体を設置したパネル部と、電子銃
を収納した円筒状のネック部、および前記パネル部のス
カート部と前記ネック部とを連接した漏斗状のファンネ
ル部とで構成した真空外囲器をもつカラー陰極線管であ
って、 前記パネル部の前記スカート部のコーナー部内壁には前
記シャドウマスク構体を支持するためのスタッドピンを
植設してなり、 前記シャドウマスク構体は、枠状のフレームに周縁を固
定したシャドウマスクと、前記フレームのコーナー部に
固定した懸架スプリングとから構成され、 前記懸架スプリングは、前記フレームのコーナー部側壁
に固定するベース部材と前記ベース部材のパネル側端部
に位置する連結部に一端を固定したスプリング部材とか
ら構成され、 前記スプリング部材は、前記連結部から前記電子銃側か
つ前記スカート部側に所定の角度で引き起こして主とし
てスプリング作用をもつ斜面部と、前記スタッドピンと
係合する係止孔を有する平坦部を持ち、前記平坦部と前
記斜面部の間に前記平坦部を前記スタッドピン側に突出
させる段差を有することを特徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項2】前記平坦部が、前記斜面部から前記ベース
部材と略平行な方向かつ前記電子銃側に延び、前記段差
が、前記斜面部と平坦部の遷移部において前記平坦部か
ら前記ベース部材方向に落ち込む直線状段差であること
を特徴とする請求項1記載のカラー陰極線管。 - 【請求項3】前記平坦部が、前記斜面部から前記スタッ
ドピン側に突出して前記段差を形成したことを特徴とす
る請求項1記載のカラー陰極線管。 - 【請求項4】前記平坦部が、前記係止孔の前記斜面部側
において前記斜面部から前記スタッドピン側に突出して
前記段差を形成したことを特徴とする請求項3記載のカ
ラー陰極線管。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000266557A JP2002075233A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | カラー陰極線管 |
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CNB01125288XA CN1267950C (zh) | 2000-09-04 | 2001-08-24 | 一种具有改进的荫罩支承结构的彩色阴极射线管 |
KR10-2001-0051269A KR100436189B1 (ko) | 2000-09-04 | 2001-08-24 | 섀도우 마스크 지지 구조체를 갖는 칼라 음극선관 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266557A JP2002075233A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | カラー陰極線管 |
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---|---|
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ITMI20031685A1 (it) * | 2003-08-29 | 2005-02-28 | Videocolor Spa | Dispositivo di fissaggio di uno schermo magnetico interno su un quadro. |
CN108229001B (zh) * | 2017-12-29 | 2020-12-25 | 自贡华西能源工业有限公司 | 一种光热吸热器管束或管屏预应力的施加方法 |
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---|---|---|---|---|
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KR930000577B1 (ko) | 1990-10-27 | 1993-01-25 | 삼성전관 주식회사 | 새도우 마스크 구조체를 가지는 칼라 음극선관 |
JPH0589793A (ja) | 1991-09-30 | 1993-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | 色選択電極支持構造 |
JPH08106856A (ja) | 1994-10-04 | 1996-04-23 | Matsushita Electron Corp | カラー受像管 |
KR100319084B1 (ko) | 1994-12-28 | 2002-08-08 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라음극선관 |
JP2000067770A (ja) | 1998-08-21 | 2000-03-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラー受像管 |
JP2000133156A (ja) | 1998-10-27 | 2000-05-12 | Toshiba Corp | カラー受像管及びカラー受像管のシャドウマスク支持機構 |
JP2000277026A (ja) | 1999-03-23 | 2000-10-06 | Hitachi Ltd | カラー陰極線管 |
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2000
- 2000-09-04 JP JP2000266557A patent/JP2002075233A/ja active Pending
-
2001
- 2001-08-14 US US09/928,340 patent/US6720721B2/en not_active Expired - Fee Related
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KR20020018947A (ko) | 2002-03-09 |
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