JP2002053412A - 2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを内包したマイクロカプセル化製剤 - Google Patents
2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを内包したマイクロカプセル化製剤Info
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- JP2002053412A JP2002053412A JP2000275661A JP2000275661A JP2002053412A JP 2002053412 A JP2002053412 A JP 2002053412A JP 2000275661 A JP2000275661 A JP 2000275661A JP 2000275661 A JP2000275661 A JP 2000275661A JP 2002053412 A JP2002053412 A JP 2002053412A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水性塗料に防カビ剤を添加する際、長期間防
カビ効果を持続させるため、防カビ剤をマイクロカプセ
ル化して添加する方法。 【構成】 水性塗料に防カビ剤2−n−オクチル−4−
イソチアゾリン−3−オンを添加する際、長期間防カビ
効果を持続させるため、マイクロカプセル化して添加す
る方法。
カビ効果を持続させるため、防カビ剤をマイクロカプセ
ル化して添加する方法。 【構成】 水性塗料に防カビ剤2−n−オクチル−4−
イソチアゾリン−3−オンを添加する際、長期間防カビ
効果を持続させるため、マイクロカプセル化して添加す
る方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防カビ剤である2
−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン(以
下、OITと呼称)がマイクロカプセル化されてなる防
カビ組成物であって、該マイクロカプセルの被膜材がメ
ラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリエステル樹脂及びこれらの複合材料で
あることを特徴とするマイクロカプセル化された防カビ
組成物に関する。
−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン(以
下、OITと呼称)がマイクロカプセル化されてなる防
カビ組成物であって、該マイクロカプセルの被膜材がメ
ラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリ
アミド樹脂、ポリエステル樹脂及びこれらの複合材料で
あることを特徴とするマイクロカプセル化された防カビ
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】水性塗料に対する防カビ剤OITの使用
方法は、疏水性であるOITを乳化剤の作用により親水
化して添加する方法である。しかし、このような方法で
は塗料表面からOITが容易に溶出してしまうため、速
効性には優れているが持続性に欠け、特に屋外暴露試験
において長期間防カビ効果を持続することが困難であ
る。
方法は、疏水性であるOITを乳化剤の作用により親水
化して添加する方法である。しかし、このような方法で
は塗料表面からOITが容易に溶出してしまうため、速
効性には優れているが持続性に欠け、特に屋外暴露試験
において長期間防カビ効果を持続することが困難であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水性塗料への防カビ加
工剤として、OITを乳化剤の作用により親水化して添
加する方法では、長期間防カビ効果を持続することは期
待できない。これを解決する方法として、疏水性のOI
Tをマイクロカプセル化して親水化し、水系塗料に添加
した例はまだ知られていない。また、このマイクロカプ
セル化により、OITの皮膚刺激性が緩和するととも
に、様々な水系製品に添加可能なマイクロカプセル剤が
得られると期待される。
工剤として、OITを乳化剤の作用により親水化して添
加する方法では、長期間防カビ効果を持続することは期
待できない。これを解決する方法として、疏水性のOI
Tをマイクロカプセル化して親水化し、水系塗料に添加
した例はまだ知られていない。また、このマイクロカプ
セル化により、OITの皮膚刺激性が緩和するととも
に、様々な水系製品に添加可能なマイクロカプセル剤が
得られると期待される。
【0004】本発明では、防カビ剤OITをマイクロカ
プセル化することにより、持続性に優れた防カビ効果を
有するマイクロカプセルを製造するために研究を行なっ
た。
プセル化することにより、持続性に優れた防カビ効果を
有するマイクロカプセルを製造するために研究を行なっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】水性塗料への防カビ加工
剤として、OITを乳化剤の作用により添加する方法で
は、長期間防カビ効果を持続することは期待できない。
これを解決するための手段としては、芯物質と芯物質の
周囲に形成された被膜材とからなるマイクロカプセルに
おいて、芯物質がOITであり、被膜材がメラミン樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエステル樹脂及びこれらの複合材料であること
を特徴とするマイクロカプセル化された防カビ組成物を
製造して、水性塗料に添加する方法が有効であることを
見い出した。
剤として、OITを乳化剤の作用により添加する方法で
は、長期間防カビ効果を持続することは期待できない。
これを解決するための手段としては、芯物質と芯物質の
周囲に形成された被膜材とからなるマイクロカプセルに
おいて、芯物質がOITであり、被膜材がメラミン樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエステル樹脂及びこれらの複合材料であること
を特徴とするマイクロカプセル化された防カビ組成物を
製造して、水性塗料に添加する方法が有効であることを
見い出した。
【0006】本発明の製剤では芯物質としてのOITを
メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリエステル樹脂及これらの複合材料で
周囲の環境から保護することにより、また、芯物質と被
膜材の割合を調節することにより、水性塗料中への芯物
質の溶出を抑制し、速効性及び持続性に優れた防カビ効
果を有するマイクロカプセル化防カビ製剤の提供が可能
となる。
メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリエステル樹脂及これらの複合材料で
周囲の環境から保護することにより、また、芯物質と被
膜材の割合を調節することにより、水性塗料中への芯物
質の溶出を抑制し、速効性及び持続性に優れた防カビ効
果を有するマイクロカプセル化防カビ製剤の提供が可能
となる。
【0007】OITを芯物質とし、OITの溶出速度を
調節可能な被膜材であって、しかも、その防カビ効果を
低下させることのない被膜材によりOITをマイクロカ
プセル化する方法としては、マイクロカプセル生成技術
において広く公知の界面重合法、in−situ法、相
分離法、液中硬化被覆法、液中乾燥法及び噴霧・造粒法
等が利用できるが、中でも界面重合法は目的とするOI
Tのマイクロカプセル化を効果的に可能にするので有用
である。
調節可能な被膜材であって、しかも、その防カビ効果を
低下させることのない被膜材によりOITをマイクロカ
プセル化する方法としては、マイクロカプセル生成技術
において広く公知の界面重合法、in−situ法、相
分離法、液中硬化被覆法、液中乾燥法及び噴霧・造粒法
等が利用できるが、中でも界面重合法は目的とするOI
Tのマイクロカプセル化を効果的に可能にするので有用
である。
【0008】本発明において用いられる被膜材として
は、OITに対して徐放性を有する物質であればいずれ
も使用可能であるが、特にメラミン樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリウレア樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル
樹脂及びこれらの複合材料が挙げられる。
は、OITに対して徐放性を有する物質であればいずれ
も使用可能であるが、特にメラミン樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリウレア樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル
樹脂及びこれらの複合材料が挙げられる。
【0009】本発明におけるOITを含む芯物質と被膜
材の好ましい割合については特に限定されないが、長期
間防カビ効果を持続させるためには被膜材は多いことが
好ましいが、速効性を考慮すると被膜材は少ないことが
好ましい。芯物質と被膜材の好ましい重量比は1:5〜
1:0.01であるが、速効性及び持続性を考慮した場
合には1:2〜1:0.1であることが好ましい。
材の好ましい割合については特に限定されないが、長期
間防カビ効果を持続させるためには被膜材は多いことが
好ましいが、速効性を考慮すると被膜材は少ないことが
好ましい。芯物質と被膜材の好ましい重量比は1:5〜
1:0.01であるが、速効性及び持続性を考慮した場
合には1:2〜1:0.1であることが好ましい。
【0010】本発明のOITを内包したマイクロカプセ
ル化製剤は、長期間にわたって防カビ効果を必要とする
場合には、水性塗料及び水性製品に対してマイクロカプ
セル化製剤として0.01%〜20%添加して使用する
ことが好ましい。
ル化製剤は、長期間にわたって防カビ効果を必要とする
場合には、水性塗料及び水性製品に対してマイクロカプ
セル化製剤として0.01%〜20%添加して使用する
ことが好ましい。
【0011】以下、実施例により詳細説明する。しか
し、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
し、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0012】
【実施例】(実験例1)スチレン−無水マレイン酸樹脂
(サンモント社製 スクリプセット520)10gを水
48gに溶解した後、酢酸2gを加えてpHを4.5に
調節した。これにOIT(ローム・アンド・ハース株式
会社製 ケーソン893T)を20g加え、平均粒径が
5μmになるまでホモミキサーで乳化を行なった。得ら
れた乳化物をゆっくり撹拌しながら、メラミン樹脂(住
友化学工業株式会社製 スミレッツレジン613)50
%水溶液を少量ずつ20g加えた。これを65℃で2時
間撹拌してメラミン樹脂被膜のマイクロカプセル分散液
を得た。 (実験例2)OIT20gに多価イソシアネート(日本
ポリウレタン工業株式会社製 ミリオネートMR−20
0)を8g加えた後、2%ポリビニルアルコール(信越
化学工業株式会社製 MA−17)水溶液50gに添加
し、平均粒径が5μmになるまでホモミキサーで乳化を
行なった。得られた乳化物をゆっくり撹拌しながら、エ
チレングリコール10%水溶液を少量ずつ22g加え
た。これを65℃で3時間撹拌してポリウレタン樹脂被
膜のマイクロカプセル分散液を得た。 (実験例3)OIT20gに多価イソシアネート8g加
えた後、2%ポリビニルアルコール水溶液50gに添加
し、平均粒径が5μmになるまでホモミキサーで乳化を
行なった。得られた乳化物をゆっくり撹拌しながら、ヘ
キサメチレンジアミン10%水溶液を少量ずつ22g加
えた。これを65℃で3時間撹拌してポリウレア樹脂被
膜のマイクロカプセル分散液を得た。 (比較例1)OIT20gに乳化剤(三洋化成工業株式
会社製 ノニポール100)を15gを添加してよく撹
拌した後、ジエチレングリコールモノエチルエーテル6
5gに溶解してOIT自己乳化物を得た。
(サンモント社製 スクリプセット520)10gを水
48gに溶解した後、酢酸2gを加えてpHを4.5に
調節した。これにOIT(ローム・アンド・ハース株式
会社製 ケーソン893T)を20g加え、平均粒径が
5μmになるまでホモミキサーで乳化を行なった。得ら
れた乳化物をゆっくり撹拌しながら、メラミン樹脂(住
友化学工業株式会社製 スミレッツレジン613)50
%水溶液を少量ずつ20g加えた。これを65℃で2時
間撹拌してメラミン樹脂被膜のマイクロカプセル分散液
を得た。 (実験例2)OIT20gに多価イソシアネート(日本
ポリウレタン工業株式会社製 ミリオネートMR−20
0)を8g加えた後、2%ポリビニルアルコール(信越
化学工業株式会社製 MA−17)水溶液50gに添加
し、平均粒径が5μmになるまでホモミキサーで乳化を
行なった。得られた乳化物をゆっくり撹拌しながら、エ
チレングリコール10%水溶液を少量ずつ22g加え
た。これを65℃で3時間撹拌してポリウレタン樹脂被
膜のマイクロカプセル分散液を得た。 (実験例3)OIT20gに多価イソシアネート8g加
えた後、2%ポリビニルアルコール水溶液50gに添加
し、平均粒径が5μmになるまでホモミキサーで乳化を
行なった。得られた乳化物をゆっくり撹拌しながら、ヘ
キサメチレンジアミン10%水溶液を少量ずつ22g加
えた。これを65℃で3時間撹拌してポリウレア樹脂被
膜のマイクロカプセル分散液を得た。 (比較例1)OIT20gに乳化剤(三洋化成工業株式
会社製 ノニポール100)を15gを添加してよく撹
拌した後、ジエチレングリコールモノエチルエーテル6
5gに溶解してOIT自己乳化物を得た。
【0013】(防カビ試験方法)実施例1から3で得ら
れたマイクロカプセル分散液及び比較例1で得られたO
IT自己乳化物の防カビ試験は、次に示す方法で行っ
た。マイクロカプセル分散液及びOIT自己乳化物をア
クリル系水性塗料に対して、それぞれ各1%添加し、こ
れをポリプロピレン板(縦2cm、横2cm、厚さ0.
1mm)に20g/m2塗工したものを試験試料とし
た。防カビ試験結果は表1に示す。 防カビ試験・・JIS Z−2911による。 供試カビ Aspergillus niger FERM S −1 Penicillium citrinum FER M S−5 Cladosporium cladosporio ides FERM S−8 Gliocladium virens FERM S−10 Aureobasidium pullulans FERM S−9 判定方法 次の表に示す表示方法による。 カビ抵抗性表示 カ ビ の 発 育 3 試料に接種したカビの発育が認められない。 2 試料に接種したカビの発育面積が1/3を超えない。 1 試料に接種したカビの発育面積が1/3を超える。 (註)この表示方法において、表示3でさらに試料の周囲に阻止帯がある 場合には、その阻止帯の大きさをmm数で右側に表示する。
れたマイクロカプセル分散液及び比較例1で得られたO
IT自己乳化物の防カビ試験は、次に示す方法で行っ
た。マイクロカプセル分散液及びOIT自己乳化物をア
クリル系水性塗料に対して、それぞれ各1%添加し、こ
れをポリプロピレン板(縦2cm、横2cm、厚さ0.
1mm)に20g/m2塗工したものを試験試料とし
た。防カビ試験結果は表1に示す。 防カビ試験・・JIS Z−2911による。 供試カビ Aspergillus niger FERM S −1 Penicillium citrinum FER M S−5 Cladosporium cladosporio ides FERM S−8 Gliocladium virens FERM S−10 Aureobasidium pullulans FERM S−9 判定方法 次の表に示す表示方法による。 カビ抵抗性表示 カ ビ の 発 育 3 試料に接種したカビの発育が認められない。 2 試料に接種したカビの発育面積が1/3を超えない。 1 試料に接種したカビの発育面積が1/3を超える。 (註)この表示方法において、表示3でさらに試料の周囲に阻止帯がある 場合には、その阻止帯の大きさをmm数で右側に表示する。
【0014】(屋外暴露試験)実施例1から3で得られ
たマイクロカプセル分散液及び比較例1で得られたOI
T自己乳化物の屋外暴露性試験は、次に示す方法で行っ
た。マイクロカプセル分散液及びOIT自己乳化物をア
クリル系水性塗料に対して、それぞれ各2%添加し、こ
れをスレート板(縦50cm、横10cm、厚さ0.5
cm)に300g/m2塗工したものを試験試料とし
た。この板を湿気の多い日陰地の土壌に垂直に半分まで
埋没させ放置し、試験期間後取り出して試験試料表面
(土壌に埋没していない部分)にカビによる変色が発生
しているか確認した。屋外暴露性試験の試験結果は表2
に示す。
たマイクロカプセル分散液及び比較例1で得られたOI
T自己乳化物の屋外暴露性試験は、次に示す方法で行っ
た。マイクロカプセル分散液及びOIT自己乳化物をア
クリル系水性塗料に対して、それぞれ各2%添加し、こ
れをスレート板(縦50cm、横10cm、厚さ0.5
cm)に300g/m2塗工したものを試験試料とし
た。この板を湿気の多い日陰地の土壌に垂直に半分まで
埋没させ放置し、試験期間後取り出して試験試料表面
(土壌に埋没していない部分)にカビによる変色が発生
しているか確認した。屋外暴露性試験の試験結果は表2
に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】本発明のOIT内包マイクロカプセル化
製剤は、表1から明らかなように、水性塗料に添加した
場合に良好な防カビ効果を示し、その効果が速効性を有
する事が明らかとなった。また、表2に示されるよう
に、屋外暴露性試験においてOIT内包マイクロカプセ
ル化製剤を添加した水性塗料にカビの発生が確認されな
かった事から、OIT内包マイクロカプセル化製剤の防
カビ効果が長期間持続する事も示された。
製剤は、表1から明らかなように、水性塗料に添加した
場合に良好な防カビ効果を示し、その効果が速効性を有
する事が明らかとなった。また、表2に示されるよう
に、屋外暴露性試験においてOIT内包マイクロカプセ
ル化製剤を添加した水性塗料にカビの発生が確認されな
かった事から、OIT内包マイクロカプセル化製剤の防
カビ効果が長期間持続する事も示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H011 AA03 BA01 BB10 BC03 BC04 BC06 BC18 BC19 DA06 DA15 DD07 DH02 DH04 DH05 DH19
Claims (1)
- 【請求項1】 防カビ剤である2−n−オクチル−4−
イソチアゾリン−3−オンがマイクロカプセル化されて
なる防カビ組成物であって、該マイクロカプセルの被膜
材がメラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂及びこれらの複
合材料であることを特徴とするマイクロカプセル化され
た防カビ組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000275661A JP2002053412A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを内包したマイクロカプセル化製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000275661A JP2002053412A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを内包したマイクロカプセル化製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002053412A true JP2002053412A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18761249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000275661A Pending JP2002053412A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンを内包したマイクロカプセル化製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002053412A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1698672A3 (de) * | 2002-06-19 | 2006-09-20 | THOR GmbH | Beschichtungsmasse mit Biozidmikrokapseln |
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DE102006061890A1 (de) | 2006-12-28 | 2008-07-03 | Thor Gmbh | Kleb- und Dichtungsmassen mit antimikrobieller Ausrüstung |
WO2008000797A3 (de) * | 2006-06-30 | 2009-01-22 | Thor Gmbh | Antimikrobielle mikropartikel |
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WO2020099567A1 (en) | 2018-11-16 | 2020-05-22 | Lonza Ltd | Encapsulated biocides |
CN113845793A (zh) * | 2021-10-08 | 2021-12-28 | 河北三棵树涂料有限公司 | 缓释型防霉涂料及其制备方法 |
-
2000
- 2000-08-09 JP JP2000275661A patent/JP2002053412A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100869489B1 (ko) | 2006-03-16 | 2008-11-19 | 롬 앤드 하아스 컴패니 | 캡슐화 살생물제의 블렌드 |
WO2008000797A3 (de) * | 2006-06-30 | 2009-01-22 | Thor Gmbh | Antimikrobielle mikropartikel |
DE102006061890A1 (de) | 2006-12-28 | 2008-07-03 | Thor Gmbh | Kleb- und Dichtungsmassen mit antimikrobieller Ausrüstung |
EP2801256A1 (de) | 2013-05-08 | 2014-11-12 | LANXESS Deutschland GmbH | Mikrokapseln enthaltend ein Algizid und ein Melamin-Formaldehyd-Polymer |
US10212935B2 (en) | 2014-02-27 | 2019-02-26 | Lanxess Deutschland Gmbh | Biocidic microcapsules |
WO2020099567A1 (en) | 2018-11-16 | 2020-05-22 | Lonza Ltd | Encapsulated biocides |
CN113845793A (zh) * | 2021-10-08 | 2021-12-28 | 河北三棵树涂料有限公司 | 缓释型防霉涂料及其制备方法 |
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