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JP2002052029A - 内視鏡用処置具の先端連結部 - Google Patents

内視鏡用処置具の先端連結部

Info

Publication number
JP2002052029A
JP2002052029A JP2000238348A JP2000238348A JP2002052029A JP 2002052029 A JP2002052029 A JP 2002052029A JP 2000238348 A JP2000238348 A JP 2000238348A JP 2000238348 A JP2000238348 A JP 2000238348A JP 2002052029 A JP2002052029 A JP 2002052029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distal end
tip
coil sheath
endoscope
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000238348A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000238348A priority Critical patent/JP2002052029A/ja
Publication of JP2002052029A publication Critical patent/JP2002052029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コイルシースの先端に先端チップを簡単な作業
により確実かつ強固に連結固定することができる内視鏡
用処置具の先端連結部を提供すること。 【解決手段】先端チップ3の後端寄りの部分32を円筒
状に形成し、その部分をコイルシース1の先端内にきつ
くねじ込んで連結固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内視鏡用処置具の
先端連結部に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用処置具の多くは、内視鏡の処置
具挿通チャンネルに挿脱される可撓性のシースを有して
おり、そのようなシースは、ステンレス鋼線を一定の径
で螺旋状に巻いて形成されたコイルパイプか、可撓性チ
ューブの何れかによって形成されている。
【0003】コイルパイプによって形成されたシース
(以下、「コイルシース」という)は、鉗子類その他各
種の内視鏡用処置具に用いられており、コイルシースの
先端にはステンレス鋼製の先端チップ等が連結固定され
ている。
【0004】図8は、そのような内視鏡用生検鉗子のコ
イルシース1と先端チップ3との従来の連結部の構成を
示しており、先端チップ3の後端寄りの部分が円筒状に
形成され、その内側にコイルシース1の先端部分が緩く
差し込まれて、ロー付け又は半田付け等のような固着手
段によって固着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロー付け又は
半田付け等による固着を行うと、図8のA部のようにロ
ーや半田がコイルシース1の表面に沿って流れて処置具
の先端硬質部が長くなり、処置具挿通チャンネルに対す
る挿脱抵抗が大きくなって使い難くなってしまう場合が
ある。
【0006】また、ロー付け又は半田付け等による固着
作業は作業自体が面倒で時間がかかるだけでなく、さら
に固着後には十分な洗浄作業が必要であり、固着作業時
に加えられる熱により部材が焼きなまされて強度が低下
する場合もある。
【0007】そこで本発明は、コイルシースの先端に先
端チップを簡単な作業により確実かつ強固に連結固定す
ることができる内視鏡用処置具の先端連結部を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用処置具の先端連結部は、金属線を
一定の径で螺旋状に巻いて形成されたコイルシースの先
端に先端チップが連結固定された内視鏡用処置具の先端
連結部において、先端チップの後端寄りの部分を円筒状
に形成し、その部分をコイルシースの先端内にきつくね
じ込んで連結固定したものである。
【0009】なお、先端チップの円筒状部分の後端部分
の外径が先側部分の外径より大きく形成されていてもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2は代表的な内視鏡用処置具である内視鏡
用生検鉗子を示しており、コイルシース1は、例えばス
テンレス鋼線を例えば外径の直径が2mm程度の一定の
径で螺旋状に密着巻きしたコイルパイプによって形成さ
れ、その先端に先端チップ3が連結固定されている。
【0011】コイルシース1内には、操作ワイヤ2が軸
線方向に進退自在に全長にわたって挿通配置されてお
り、操作ワイヤ2を手元側から軸線方向に進退させるこ
とによって、先端チップ3に取り付けられた一対の鉗子
カップ4が開閉駆動される。
【0012】コイルシース1の手元側端部(基端部)に
は、操作ワイヤ2を進退操作するための操作部10が連
結されている。操作ワイヤ2の基端は、操作部本体11
に対して軸線方向に進退自在なスライダー12に連結さ
れ、操作部本体11とスライダー12とに各々指掛け1
3,14が取り付けられており、スライダー12を進退
操作することにより操作ワイヤ2が進退する。
【0013】図1は、内視鏡用生検鉗子の先端部分を示
しており、先端チップ3を先側から二分割するように形
成されたスリット31の先端部分を横切って先端チップ
3に取り付けられた支軸5に、一対の鉗子カップ4が回
動自在に支持されている。
【0014】スリット31内には、操作ワイヤ2の進退
動作によって動作して鉗子カップ4を開閉駆動するパン
タグラフ状のリンク機構6が配置されており、操作ワイ
ヤ2を軸線方向に進退させることにより、支軸5を中心
にして一対の鉗子カップ4が嘴状に開閉する。
【0015】先端チップ3の後端寄りの部分は、外径の
大きさがコイルシース1の内径より僅かに大きい円筒状
部32になっており、その円筒状部32がコイルシース
1の先端内にきつくねじ込まれて、先端チップ3がコイ
ルシース1に連結固定されている。
【0016】なお、コイルシース1内で進退する操作ワ
イヤ2が円筒状部32内を通過することから、円筒状部
32の内径寸法はコイルシース1の内径寸法と同程度で
あるのがよく、円筒状部32の肉厚は例えば0.05m
m〜0.2mm程度であればよい。
【0017】先端チップ3の円筒状部32をコイルシー
ス1の先端内にねじ込むには、コイルシース1をいわゆ
るピンバイスのような保持工具で保持し、図3から図4
に示されるように、コイルシース1と先端チップ3とを
軸線回りに相対的に回転させながら、先端チップ3の円
筒状部32がコイルシース1内に嵌め込まれるようにす
ればよい。
【0018】すると、コイルシース1の端部が円筒状部
32によって径方向に少し押し広げられて、コイルシー
ス1が弾性によって円筒状部32を締め付けた状態にな
り、先端チップ3がコイルシース1の先端に連結固定さ
れた状態になる。
【0019】そして、図5に示されるように、コイルシ
ース1と先端チップ3とを引き離そうとする軸線方向の
力が加わると、コイルシース1は伸びようとすることに
より径方向に縮もうとして円筒状部32との結合力が強
まるので、コイルシース1と先端チップ3との連結状態
は容易には外れない。
【0020】したがって、コイルシース1が素線の3巻
き分程度円筒状部32に被せられれば十分な連結強度が
得られる。逆に言うと、円筒状部32が、コイルシース
1の素線の3巻き分以上コイルシース1の先端内に入っ
ていればよい。
【0021】なお、図6に示されるように円筒状部32
の後端部分の肉厚を外周側に厚くしたり、図7に示され
るように円筒状部32の外周面を後方に次第に径が大き
くなるテーパ状に形成して、後端部分の外径を先側部分
の外径より大きくすれば、コイルシース1と先端チップ
3との結合強度がさらに大きくなる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば本発明は生検鉗子に限らず、シース
としてコイルパイプが用いられた各種内視鏡用処置具の
先端連結部に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、円筒状に形成された先
端チップの後端寄りの部分を、コイルシースの先端内に
きつくねじ込んで連結固定したことにより、半田付けや
ロー付け等を行うことなく、コイルシースの先端に先端
チップを簡単な作業により確実かつ強固に連結固定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の内視鏡用生検鉗子の先
端部分の側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の内視鏡用生検鉗子の全
体構成を示す外観図である。
【図3】本発明の第1の実施例のコイルシースと先端チ
ップとの連結部の連結工程を示す部分側面断面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例のコイルシースと先端チ
ップとの連結部の連結工程を示す部分側面断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例のコイルシースと先端チ
ップとの連結部の連結後の状態を示す部分側面断面図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施例の内視鏡用生検鉗子の先
端部分の側面断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例の内視鏡用生検鉗子の先
端部分の側面断面図である。
【図8】従来の内視鏡用生検鉗子の先端部分の側面断面
図である。
【符号の説明】
1 コイルシース 3 先端チップ 32 円筒状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属線を一定の径で螺旋状に巻いて形成さ
    れたコイルシースの先端に先端チップが連結固定された
    内視鏡用処置具の先端連結部において、 上記先端チップの後端寄りの部分を円筒状に形成し、そ
    の部分を上記コイルシースの先端内にきつくねじ込んで
    連結固定したことを特徴とする内視鏡用処置具の先端連
    結部。
  2. 【請求項2】上記先端チップの円筒状部分の後端部分の
    外径がそれより先側部分の外径より大きく形成されてい
    る請求項1記載の内視鏡用処置具の先端連結部。
JP2000238348A 2000-08-07 2000-08-07 内視鏡用処置具の先端連結部 Pending JP2002052029A (ja)

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