JP2002050898A - 配線板支持装置の自動段取替え装置、配線板保持装置の自動段取替え装置および配線板支持装置のセット方法 - Google Patents
配線板支持装置の自動段取替え装置、配線板保持装置の自動段取替え装置および配線板支持装置のセット方法Info
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Abstract
縮する。 【解決手段】 プリント配線板24に電気部品を装着す
る部品装着ヘッド30を移動させるXYロボット48に
より、保持ユニット360を移動させ、プリント配線板
保持装置174の保持台に設置した保持ピン,閉塞ピン
を外して収納装置340に収納し、収納装置340から
所定の保持ピン,閉塞ピンを取り出し、保持台に設置す
る。保持台は負圧供給穴を有し、保持ピンは内部の負圧
通路が負圧供給穴に連通して負圧によりプリント配線板
24を吸着して支持し、保持ピンを設置しない負圧供給
穴は閉塞ピンが覆う。これらピンの設置,回収の自動化
により段取替え時間を短縮する。電気部品装着システム
外に自動段取替え装置を設けて段取替えを行い、電気部
品装着システムの段取替え時にプリント配線板保持装置
を交換することにより段取替え時間を短縮してもよい。
Description
支持する配線板支持装置の段取替えに関するものであ
り、特に、段取替えに要する時間の短縮に関するもので
ある。なお、プリント配線板は、電気部品が装着されれ
ば、厳密にはプリント回路板となるが、本明細書におい
ては、煩雑さを避けるために、電気部品が装着されても
されなくても、プリント配線板と称することとする。
電気部品絶縁体から成る比較的薄い基板に導電材料から
成る回路パターンが形成されたものであり、可撓性を有
する。したがって、このようなプリント配線板に電気部
品を装着する場合や、電気部品装着のために接着剤,ク
リーム状半田を塗布する場合等にはプリント配線板を裏
側の相当多数の点で支持しなければ、精度良く平面を保
って支持することができない。
189号公報に記載されているように、負圧によりプリ
ント配線板を吸着し、保持することが知られている。こ
の公報に記載のプリント配線板保持装置は、台板と、複
数の保持ピンとを備えている。台板には、その上面に開
口する複数の負圧供給穴が形成されるとともに、台板内
に設けられた負圧通路等を経て負圧源に接続されてい
る。保持ピンは、長手形状のピン部と、容器状の台座部
とを備え、ピン部には軸方向に貫通する通路が形成され
るとともに、台座部内の空間に連通させられている。保
持ピンは、台座部の下端面において、負圧供給穴の開口
周辺に密着する状態で台板の上面に取り付けられ、その
状態では、ピン部内の通路が台座部内の空間を経て負圧
供給穴に連通させられ、負圧が供給されることにより、
プリント配線板を吸着し、下方から支持する。プリント
配線板保持装置は、プリント配線板の吸着機能を備えた
プリント配線板支持装置である。
部品の装着等が行われる作業面ないし表面とは反対側の
裏面において、プリント配線板自体の凹凸や装着された
電気部品等を避けて保持する。したがって、プリント配
線板の裏面のうち、保持ピンによって保持し得る領域は
限られ、保持可能領域の位置に応じて、台板への保持ピ
ンの設置位置が制限され、台板に設けられた負圧供給穴
のうち、選択された負圧供給穴に保持ピンが取り付けら
れる。そのため、保持ピンが取り付けられない負圧供給
穴には、キャップが被せられ、負圧の漏れが防止される
ようにされている。
果】しかしながら、従来、上記保持ピンの台板上への設
置およびキャップによる負圧供給穴の被覆は作業者によ
って行われており、配線板保持装置の段取替えに時間が
かかる問題があった。作業が施されるプリント配線板の
種類が変われば、プリント配線板の保持可能領域も異な
るのが普通であり、新たに作業が施されるプリント配線
板を保持すべく、保持ピンの設置位置を替える段取替え
が行われるのであるが、その段取替えに時間がかかるの
である。この問題は、保持ピンにより、プリント配線板
を負圧により吸着して保持する配線板支持装置に限ら
ず、プリント配線板の裏面を負圧によって吸着する機能
を有さないが、支持面においてプリント配線板の裏面を
支持する支持ピンを備え、その支持ピンによってプリン
ト配線板を支持する配線板支持装置においても同様に生
ずる。この配線板支持装置においては、負圧供給穴をキ
ャップによって塞ぐ作業は不要であるが、作業者が支持
ピンを所定の設置位置にセットするのには時間がかか
り、段取替えに時間がかかるのである。
支持装置あるいは配線板保持装置の段取替え時間を短縮
することを課題としてなされたものであり、本発明によ
って、下記各態様の配線板支持装置の自動段取替え装
置,配線板保持装置の自動段取替え装置,配線板作業シ
ステムおよび配線板支持装置のセット方法が得られる。
各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付
し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載す
る。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするため
であり、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組
合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈さ
れるべきではない。また、一つの項に複数の事項が記載
されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用し
なければならないわけではない。一部の事項のみを選択
して採用することも可能なのである。 (1)支持台の表面に複数の支持部材が設置され、それ
ら支持部材によりプリント配線板の裏面を支持する配線
板支持装置の段取替え装置であって、前記複数の支持部
材を収納する支持部材収納装置と、前記支持部材を保持
可能な保持ヘッドと、その保持ヘッドと、前記支持部材
収納装置および支持台とを、少なくとも前記支持台の表
面に平行な方向に相対移動させることにより、保持ヘッ
ドに、支持部材収納装置から所定の支持部材を取り出さ
せ、前記支持台上の予め定められた設置位置に設置さ
せ、また、設置位置にある支持部材を支持部材収納装置
に収納させる相対移動装置と、その相対移動装置を制御
する制御装置とを含む配線板支持装置の自動段取替え装
置(請求項1)。本態様において支持部材は、少なくと
もプリント配線板を支持する機能を有する部材であれば
よく、プリント配線板を吸着しつつ支持する保持部材で
もよく、プリント配線板を吸着する機能を有さない単純
な支持部材でもよい。前者であれば、配線板支持装置は
配線板保持装置になる。本態様の自動段取替え装置は、
配線板支持装置により支持されたプリント配線板の表面
に対して所定の作業を行う作業装置を備えた配線板作業
システムの一部として設け、配線板作業システム内にお
いて段取替えを自動で行う装置としてもよく、配線板作
業システムとは独立して設け、配線板作業システム外に
おいて段取替えを自動で行う装置としてもよい。前者の
場合、配線板作業システムの作業装置と自動段取替え装
置とは共通の本体フレームに設けられることとなり、配
線板保持装置は、原則として本体フレームに取り付けら
れたままであり、後者の場合、配線板作業システムの本
体フレームと、自動段取替え装置の本体フレームとは互
いに独立しており、配線板支持装置は、両装置の本体フ
レームに対して取付け、取外しされることとなる。配線
板支持装置の段取替え時には、保持ヘッドと、支持部材
収納装置および支持台とが相対移動装置によって相対移
動させられ、現に支持台に設置されている支持部材が支
持台から取り外されて収納装置に収納され、次にプリン
ト配線板を支持すべき支持部材が収納装置から取り出さ
れて支持台に設置される。支持部材の取外し,収納,取
出し,設置が自動的に行われるのであり、作業者の手を
煩わすことなく、段取替えが短時間で行われる。 (2)表面に複数の負圧供給穴が開口させられた保持台
に、貫通した負圧通路を備えた複数の保持部材が設置さ
れ、それら保持部材の支持面によりプリント配線板の裏
面を支持するとともに、前記負圧供給穴から前記負圧通
路を経て前記支持面に供給される負圧によりそのプリン
ト配線板の裏面を吸着し、そのプリント配線板を保持す
る配線板保持装置の段取替え装置であって、前記複数の
保持部材を収納する保持部材収納装置と、前記保持部材
を保持可能な第一保持ヘッドと、その第一保持ヘッド
と、前記保持部材収納装置および保持台とを、少なくと
も保持台の表面に平行な方向に相対移動させることによ
り、第一保持ヘッドに、保持部材収納装置から所定の保
持部材を取り出させ、保持台上の予め定められた設置位
置に設置させ、また、設置位置にある保持部材を保持部
材収納装置に収納させる第一相対移動装置と、前記保持
台に設置され、前記複数の負圧供給穴のうち前記保持部
材が設置されない負圧供給穴を閉塞する複数の閉塞部材
と、それら複数の閉塞部材を収納する閉塞部材収納装置
と、前記閉塞部材を保持可能な第二保持ヘッドと、その
第二保持ヘッドと、前記閉塞部材収納装置および保持台
とを、少なくとも保持台の表面に平行な方向に相対移動
させることにより、第二保持ヘッドに、閉塞部材収納装
置から所定の閉塞部材を取り出させ、前記保持台上の複
数の負圧供給穴のうち前記保持部材が設置されていない
ものをそれぞれ閉塞する閉塞位置に設置させ、また、閉
塞位置にある閉塞部材を閉塞部材収納装置に収納させる
第二相対移動装置と、前記第一相対移動装置を制御する
ことにより、前記第一保持ヘッドに、前記保持部材の前
記保持部材収納装置からの取出しおよび前記設置位置へ
の設置と、設置位置から保持部材収納装置への収納とを
行わせ、また、前記第二相対移動装置を制御することに
より、前記第二保持ヘッドに、前記閉塞部材の前記閉塞
部材収納装置からの取出しおよび前記閉塞位置への設置
と、閉塞位置から閉塞部材収納装置への収納とを行わせ
る制御装置とを含む配線板保持装置の自動段取替え装置
(請求項2)。本態様の自動段取替え装置は、 (1)項に
記載の自動段取替え装置と同様に、配線板作業システム
の一部として設けてもよく、あるいは配線板作業システ
ムとは独立して設けてもよい。前述のように、プリント
配線板の裏面の保持部材によって保持し得る領域は限ら
れており、保持台に設けられた複数の負圧供給穴のうち
から選定された負圧供給穴に対応する設置位置のみに保
持部材が取り付けられ、保持部材が取り付けられない負
圧供給穴については閉塞部材が設置されて負圧の漏れが
防止される。本態様の自動段取替え装置においては、保
持部材,閉塞部材の保持台への設置および収納装置への
収納が自動で行われるため、負圧によりプリント配線板
を吸着し、支持する配線板保持装置の段取替えが短時間
で行われる。 (3)前記第一保持ヘッドが前記第二保持ヘッドを兼
ね、前記第一相対移動装置が前記第二相対移動装置を兼
ねる (2)項に記載の配線板保持装置の自動段取替え装
置。本態様によれば、自動段取替え装置を簡易に、かつ
安価に構成することができる。 (4)前記保持部材収納装置が前記閉塞部材収納装置を
兼ねる (2)項または (3)項に記載の配線板保持装置の自
動段取替え装置。支持部材収納装置において支持部材収
納領域と閉塞部材収納領域とを設け、支持部材と閉塞部
材とを分けて収納してもよく、あるいは収納領域を分け
ず、混ぜて収納してもよい。保持部材収納装置と閉塞部
材収納装置とは別々に設けてもよい。しかし、保持部材
収納装置が閉塞部材収納装置を兼ねれば、収納装置が一
つで済み、装置の構成を簡易にし得るとともに、収納装
置が二つ設けられている場合に比較して、保持ヘッドと
収納装置および保持台との相対移動距離を短くすること
が可能であり、段取替え時間を短縮することが容易であ
る。 (5)前記保持台を着脱可能に保持する保持台保持装置
を含む (2)項ないし (4)項のいずれか一つに記載の配線
板保持装置の自動段取替え装置。本項の特徴は、 (1)項
に記載の配線板支持装置の自動段取替え装置にも採用可
能である。保持台の保持台保持装置への着脱は、オペレ
ータが行うようにしてもよく、着脱装置により自動で行
われるようにしてもよい。自動段取替え装置が配線板作
業システムとは独立して設けられ、配線板作業システム
の機外において自動段取替えが行われる場合、自動段取
替え装置に対して、複数の配線板保持装置が繰り返し取
り付け、取り外しされるため、保持台保持装置が設けら
れ、保持台が着脱される。保持台保持装置が、保持台の
着脱が、配線板作業システム内に設けられる自動段取替
え装置による自動段取替えより短い時間で行われ得る構
成とされ、自動段取替えによる段取替え時間の短縮効果
が損なわれることがないようにされる場合に、本態様が
有効となる。 (6)本体フレームと、その本体フレーム上に配設され
た支持台と、その支持台の表面上に複数設置された支持
部材とを備え、それら支持部材によりプリント配線板の
裏面を支持する配線板支持装置と、前記本体フレーム上
に配設され、配線板支持装置により支持されたプリント
配線板の表面に対して所定の作業を行う作業装置と、前
記複数の支持部材を収納する支持部材収納装置と、前記
支持部材を保持可能な保持ヘッドと、その保持ヘッド
と、前記支持部材収納装置および支持台とを、少なくと
も前記支持台の表面に平行な方向に相対移動させること
により、保持ヘッドに、支持部材収納装置から所定の支
持部材を取り出させ、前記支持台上の予め定められた設
置位置に設置させ、また、設置位置にある支持部材を支
持部材収納装置に収納させる相対移動装置と、その相対
移動装置を制御する制御装置とを含む配線板作業システ
ム。作業装置には、例えば、プリント配線板の表面に電
気部品を装着する電気部品装着装置,プリント配線板の
表面にクリーム状半田をスクリーン印刷するスクリーン
印刷装置,プリント配線板の表面に接着剤等の高粘性流
体を1点または複数点ずつ順次塗布する高粘性流体塗布
装置,あるいはプリント配線板の表面に形成された回路
を検査する回路検査装置等がある。本態様においては、
配線板作業システム内において配線板支持装置の段取替
えが自動的に行われる。 (7)本体フレームと、その本体フレーム上に配設さ
れ、表面に複数の負圧供給穴が開口させられた保持台
と、その保持台に密着する底面から反対側の支持面まで
貫通する負圧通路が形成され、その負圧通路が前記負圧
供給穴と連通する状態で保持台上に設置される保持部材
とを備え、プリント配線板の裏面を前記支持面により支
持するとともに前記負圧通路を経て供給される負圧によ
り吸着して保持するプリント配線板保持装置と、前記本
体フレーム上に配設され、プリント配線板保持装置によ
り保持されたプリント配線板の表面に所定の作業を行う
作業装置と、前記本体フレーム上に配設され、前記複数
の保持部材を収納する保持部材収納装置と、前記保持部
材を保持可能な第一保持ヘッドと、その第一保持ヘッド
と、前記保持部材収納装置および保持台とを、少なくと
も保持台の表面に平行な方向に相対移動させることによ
り、第一保持ヘッドに、保持部材収納装置から所定の保
持部材を取り出させ、保持台上の予め定められた設置位
置に設置させ、また、設置位置にある保持部材を保持部
材収納装置に収納させる第一相対移動装置と、前記保持
台に設置され、前記複数の負圧供給穴のうち前記保持部
材が設置されない負圧供給穴を閉塞する複数の閉塞部材
と、前記本体フレーム上に配設され、複数の閉塞部材を
収納する閉塞部材収納装置と、前記閉塞部材を保持可能
な第二保持ヘッドと、その第二保持ヘッドと、前記閉塞
部材収納装置および保持台とを、少なくとも保持台の表
面に平行な方向に相対移動させることにより、第二保持
ヘッドに、閉塞部材収納装置から所定の閉塞部材を取り
出させ、前記保持台上の複数の負圧供給穴のうち前記保
持部材が設置されていないものをそれぞれ閉塞する閉塞
位置に設置させ、また、閉塞位置にある閉塞部材を閉塞
部材収納装置に収納させる第二相対移動装置と、前記第
一相対移動装置を制御することにより、前記第一保持ヘ
ッドに、前記保持部材の前記保持部材収納装置からの取
出しおよび前記設置位置への設置と、設置位置から保持
部材収納装置への収納とを行わせ、また、前記第二相対
移動装置を制御することにより、前記第二保持ヘッド
に、前記閉塞部材の前記閉塞部材収納装置から取出しお
よび前記閉塞位置への設置と、閉塞位置から閉塞部材収
納装置への収納とを行わせる制御装置とを含む配線板作
業システム。本態様においては、配線板作業システム内
において配線板保持装置の段取替えが自動的に行われ
る。 (8)前記前記第一保持ヘッドが前記第二保持ヘッドを
兼ね、前記第一相対移動装置が前記第二相対移動装置を
兼ねる (7)項に記載の配線板作業システム。 (9)前記保持部材収納装置が前記閉塞部材収納装置を
兼ねる (7)項または (8)項に記載の配線板作業システ
ム。 (10)前記作業装置が、前記所定の作業を行う作業ヘ
ッドを備え、前記第一相対移動装置が、その作業ヘッド
と前記配線板保持装置とを、少なくとも前記保持台の表
面に平行な方向の相対移動させることにより、作業ヘッ
ドに前記所定の作業を行わせる (7)項ないし (9)項のい
ずれか一つに記載の配線板作業システム。本態様によれ
ば、作業ヘッドと配線板保持装置とを相対移動させる装
置と、第一装置移動装置とが、少なくとも、保持台の表
面に平行な方向の相対移動を得る部分を共用する。 (11)本体フレームと、その本体フレーム上に配設さ
れた支持台と、その支持台の表面上に設置される複数の
支持部材とを備え、それら支持部材によりプリント配線
板の裏面を支持してそのプリント配線板を保持する配線
板支持装置と、前記本体フレーム上に配設され、前記配
線板支持装置により保持されたプリント配線板の表面に
対して所定の作業を行う作業装置とを含む配線板作業シ
ステムにおいて、前記配線板支持装置をセットする方法
であって、前記支持台を前記本体フレームから機外へ取
り外し、取り外した状態の支持台に前記複数の支持部材
を設置した後、それら支持台および支持部材を前記本体
フレームに取り付ける配線板支持装置のセット方法(請
求項3)。支持台の本体フレームへの取付け,取外し
は、作業者が行ってもよく、自動で行ってもよい。ま
た、支持台への支持部材の設置は、支持台が配線板作業
システムの本体フレームから取り外され、機外に位置す
る状態で行われるが、この設置は、例えば、 (1)項に記
載の自動段取替え装置と同様に構成された装置によって
自動で行うようにしてもよく、あるいは作業者が行うよ
うにしてもよい。支持台は、複数種類のプリント配線板
について共用としてもよく、プリント配線板の種類毎に
専用としてもよく、両者の併用としてもよい。複数種類
のプリント配線板が大きさを異にする場合、それらプリ
ント配線板に共用の支持台は、最も大きいプリント配線
板を保持可能な大きさを有するものとされる。本態様に
おいて支持部材は、負圧によりプリント配線板を吸着す
る機能を有し、プリント配線板を吸着して支持する保持
部材であってもよく、プリント配線板を吸着する機能を
有しない単純な支持部材であってもよい。本態様によれ
ば、配線板支持装置の段取替えは、配線板作業システム
の機外で行うことができ、配線板作業システムにおける
作業状況に拘束されることなく、任意の時期に段取替え
を行うことができる。そのため、プリント配線板に作業
が行われている間に支持台に支持部材を設置して、作業
が施されるプリント配線板の種類の交替に備えることが
でき、配線板作業システムの段取替えは配線板支持装置
の交換により行われ、配線板作業システムにおける配線
板支持装置の段取替えに要する時間が短くて済み、配線
板作業システムの稼働率を向上させることができる。 (12)前記支持台が、表面に複数の負圧供給穴が形成
された保持台であり、前記支持部材が前記支持台に密着
する底面から反対側の支持面まで貫通する負圧通路を備
えた保持部材であって、前記本体フレームから取り外し
た状態の保持台に、複数の保持部材をそれらの負圧通路
が保持台の負圧供給穴と連通する状態で設置するととも
に、保持部材が設置されない位置に開口している負圧供
給穴を閉塞部材で覆った後、それら保持台,保持部材お
よび閉塞部材を前記本体フレームに取り付ける(11)項に
記載の配線板支持装置のセット方法。例えば、本願と同
日に本出願人によって出願された「プリント配線板保持
装置」に記載されているように、保持台の各負圧供給穴
に開閉弁を設け、保持部材の保持台への設置に起因して
開閉弁が開かれるようにすることも可能であり、その場
合には、保持部材が取り付けられない負圧供給穴は開閉
弁により閉じられているため、負圧供給穴を閉塞部材に
より閉塞する必要がない。本発明はこの形態の配線板保
持装置のセットに適用しても有効である。しかし、本項
におけるように、負圧供給穴が閉塞部材により閉塞され
る形態の配線板保持装置のセットは所要時間が長いた
め、本発明が特に有効である。
基づいて詳細に説明する。図1において10は、配線板
作業システムたる電気部品装着システム12のベースで
あり、本体フレームを構成している。ベース10上に
は、電気部品装着装置16,電気部品供給装置18およ
びプリント配線板支持搬送装置20等が設けられてい
る。プリント配線板支持搬送装置20は、X軸方向(図
1において左右方向)に配設された配線板コンベア22
を有し、プリント配線板24は配線板コンベア22によ
り搬送されるとともに、予め定められた電気部品装着位
置に位置決めされ、支持される。このプリント配線板支
持搬送装置20については後に詳しく説明する。配線板
コンベア22の一側には電気部品供給装置18が設けら
れている。この電気部品供給装置18については、本発
明と直接関連がないため、説明を省略する。
許第2824378号公報に記載の電気部品装着装置と
同様に構成されており、簡単に説明する。電気部品装着
装置16は、部品装着ヘッド30が互いに直交するX軸
方向およびY軸方向に直線移動して電気部品32を搬送
し、装着するものとされている。そのため、ベース10
の配線板コンベア22のY軸方向における両側にはそれ
ぞれ、ボールねじ34がX軸方向に平行に設けられると
ともに、X軸テーブル36に設けられた図示しない2個
のナットの各々に螺合されており、これらボールねじ3
4がそれぞれ、X軸テーブル駆動用モータ38によって
回転させられることにより、X軸テーブル36がX軸方
向に移動させられる。なお、ベース10上には、2つの
ボールねじ34の下側にそれぞれ図示しない案内部材た
るガイドレールが設けられており、X軸テーブル36は
図示しない被案内部材たるガイドブロックにおいてガイ
ドレールに摺動可能に嵌合され、移動が案内される。
(図2参照)がY軸方向に平行に設けられるとともに、
Y軸テーブル42が図示しないナットにおいて螺合され
ている。このボールねじ40がY軸テーブル駆動用モー
タ44(図1参照)によって回転させられることによ
り、Y軸テーブル42は案内部材たる一対のガイドレー
ル46に案内されてY軸方向に移動させられる。以上、
ナット,ボールねじ34,X軸テーブル36およびX軸
テーブル駆動用モータ38、およびナット,ボールねじ
40,Y軸テーブル42およびY軸テーブル駆動用モー
タ44とがXYロボット48を構成し、部品装着ヘッド
30はXYロボット48により、プリント配線板24の
表面に平行な方向に移動させられる。プリント配線板2
4は水平に搬送され、位置決め支持され、部品装着ヘッ
ド30は、XYロボット48により、水平面内の任意の
位置に移動させられる。
42より下側であって、Y軸方向において電気部品供給
装置18とプリント配線板保持装置20との間の位置
に、電気部品32の保持姿勢を撮像する撮像装置として
のCCDカメラが設けられている。このCCDカメラに
ついても、本発明と直接関連がないため、説明を省略す
る。Y軸テーブル42の垂直な側面50には、図2に示
すように、部品装着ヘッド30が昇降可能かつ回転可能
に取り付けられるとともに、部品装着ヘッド30を昇降
させる昇降装置52,部品装着ヘッド30を中心線まわ
りに回転させる回転装置54,プリント配線板24に設
けられた基準マーク等を撮像するCCDカメラ56が設
けられている。なお、図示は省略するが、本実施形態に
おいては、Y軸テーブル42に、CCDカメラ56によ
る撮像時に撮像対象物を照明する照明装置が設けられて
いる。
に、電気部品32を吸着する吸着ノズル60と、その吸
着ノズル60を着脱可能に保持するホルダ62とを有
し、ホルダ62はXYロボット48により、水平面内の
任意の位置へ移動させられる。本実施形態では、吸着ノ
ズル60は、ホルダ62に負圧により吸着されて保持さ
れる。そのため、ホルダ62は、空気通路64,回転バ
ルブ66,電磁方向切換弁68を経て負圧源70および
大気に接続されており、電磁方向切換弁68の切換えに
より、ホルダ62が負圧源70と大気とに択一的に連通
させられて、吸着ノズル60を保持,開放する。また、
吸着ノズル60は、空気通路74,回転バルブ76,電
磁方向切換弁78,80を経て負圧源70,正圧源82
および大気に接続されており、電磁方向切換弁78,8
0の切換えにより、吸着ノズル60が負圧源70,正圧
源82および大気に択一的に連通させられる。吸着ノズ
ル60は負圧により電気部品32を吸着し、正圧の供給
により電気部品32を開放する。負圧源70は負圧供給
装置ないし空気吸引装置であり、正圧源82は、正圧の
エアを供給するエア供給装置である。電磁方向切換弁6
8,78,80は、本実施形態ではY軸テーブル42に
搭載されており、電磁方向切換弁68,80は、Y軸テ
ーブル42に設けられた図示しないコネクタによって負
圧源70,正圧源82に接続されている。
に示すように、配線板昇降装置170,配線板クランプ
装置172およびプリント配線板保持装置174を備え
ている。配線板昇降装置170は、配線板リフタ176
を有している。配線板リフタ176の下面からは一対の
ガイドロッド178が延び出させられ、ベース10に固
定の案内筒180に昇降可能に嵌合されている。配線板
リフタ176の下面にはまた、ボールねじ182が固定
され、ベース10に垂直軸線まわりに回転可能かつ軸方
向に移動不能に取り付けられたナット184に螺合され
ており、ナット184が昇降用モータ186(図13参
照)によって回転させられることによりボールねじ18
2が上下方向に移動し、配線板リフタ176が昇降させ
られる。
ように、配線板搬送方向(X軸方向)に平行に設けられ
た固定ガイド188と可動ガイド190とを有してい
る。これら固定ガイド188および可動ガイド190の
互いに対向する面に前述の配線板コンベア22が設けら
れ、プリント配線板24を搬送するようにされている。
固定ガイド188および可動ガイド190の上端面には
それぞれ、図3に可動ガイド190について示すよう
に、内側に僅かに突出する配線板押さえ部194が一体
的に設けられており、これら配線板押さえ部194は、
配線板コンベア22を構成する搬送部材たる搬送ベルト
196上に載せられたプリント配線板24の上面との間
に僅かな隙間を隔てて設けられている。
の互いに対向する面にはまた、図示は省略するが、上記
配線板押さえ部194と共同してプリント配線板24を
クランプする可動クランプ部材たるクランププレートが
設けられている。これらクランププレートは、固定ガイ
ド188,可動ガイド190の長手方向に平行な長手形
状を成し、それぞれ、常には、付勢手段としての複数の
スプリングの付勢により、配線板押さえ部194から離
間して、搬送ベルト196より下方に位置するアンクラ
ンプ位置に保持されており、複数の駆動装置たるクラン
プシリンダにより配線板押さえ部194に接近させら
れ、配線板押さえ部194と共同してプリント配線板2
4の縁部を挟んでクランプする。本実施形態では、これ
ら配線板押さえ部194,クランププレート,スプリン
グ,クランプシリンダ等が配線板クランプ装置172を
構成している。
線板搬送方向と直交する方向に移動可能に支持されてい
る。図3に示すように、ベース10に固定の支持ブロッ
ク198の上端面には、水平面内において配線板搬送方
向と直交する方向に延びる案内部材たるガイドレール2
00が設けられており、可動ガイド190はその下面に
固定の被案内部材たるガイドブロック202においてガ
イドレール200に移動可能に嵌合されている。可動ガ
イド190はガイドレール200に案内されて、図示し
ない送りねじ,ナットおよび駆動源たる搬送幅変更用モ
ータ204(図13参照)を含む移動装置により移動さ
せられる。それにより、可動ガイド190は固定ガイド
188に対して接近,離間させられ、搬送コンベア22
によるプリント配線板24の搬送幅が自動で変更され
る。移動装置およびガイドレール200等が搬送幅変更
装置を構成している。なお、可動ガイド190には、図
3に示すように切欠206が設けられ、固定ガイド18
8に対して接近,離間させられるとき、下降端位置に位
置するプリント配線板保持装置174と干渉しないよう
にされている。
リフタ176上に設けられており、配線板昇降装置17
0により昇降させられる。プリント配線板保持装置17
4は、図4に示すように、保持台210と、保持台21
0に取り付けられた保持部材の一種である保持ピン21
2を備えており、プリント配線板24の裏面215(図
2参照)を吸着して支持する。保持台210は、互いに
重ねられたベース218,スペーサ220,カバー22
2を含む。保持台210の本体部材としてのベース21
8は平板状を成し、強磁性材料、例えば鋼により形成さ
れている。ベース218には、厚さ方向に貫通して複数
の負圧供給穴224が形成されている。負圧供給穴22
4は、ベース218の表面であって、保持ピン212が
設置される設置面ないし支持面たる保持面である上面2
26と、スペーサ220が重ねられる裏面である下面2
28とに開口させられており、図5に示すように、千鳥
状の配置で設けられている。
の負圧供給穴224に対応する部分に、厚さ方向に貫通
する連絡通路形成用開口232が形成されている。カバ
ー222も平板状を成し、ベース218と共同してスペ
ーサ220を挟み、それにより連絡通路形成用開口23
2が両側で塞がれて連絡通路234が形成されている。
これらベース218,スペーサ220,カバー222
は、前記連絡通路234から外れた部分の外周部におい
て、ボルト等、図示しない固定手段によって互いに固定
されており、固定後は、一体の保持台210として機能
する。
さ方向に貫通し、連絡通路234と連通する連通孔(図
示省略)が形成されている。保持台210は、配線板リ
フタ176上に、図示しない固定装置によって着脱可能
に固定されており、その状態では、カバー222に形成
された上記連通孔が、配線板リフタ176内に形成され
た図示しない通路に接続され、その通路等によって負圧
源70に接続された状態となる。この通路と負圧源70
との間には、図示は省略するが、切換弁装置が設けられ
ており、切換弁装置の切換えにより、負圧供給穴224
が負圧源70と大気とに選択的に連通させられ、プリン
ト配線板24を支持する際に負圧が供給され、その他の
ときには大気に開放される。
0,カバー222は、特開平7−15189号公報に記
載のプリント配線板保持装置におけると同様に、平面度
高く形成されており、保持台210の上面226には高
い平面度が得られる。前記配線板リフタ176のプリン
ト配線板保持装置176が固定される面は、本実施形態
では水平とされており、保持台210は配線板リフタ1
76に水平な姿勢で固定され、上面226は水平とな
る。
2は、図4に示すように、ピン部280,カップ部28
2および取付座部284を有する。ピン部280を構成
するピン286は、断面形状が円形を成し、先端(上
端)ほど直径が小さくされ、先端面である上端面は平坦
な支持面288を構成している。ピン286の下面29
0の中央には、円形段面の突起292が設けられ、ピン
286内には、軸方向に貫通し、支持面288と、突起
292の突出端面とに開口する通路296が設けられて
いる。本実施形態においては、図6に示すように、通路
296の支持面288側の開口が、保持ピン212の位
置を取得するための基準マーク294として使用され
る。支持面288には、その中心を通り、直径方向に延
びる基準線298が設けられている。本実施形態におい
ては、基準線298は、支持面288が撮像されたと
き、基準線298以外の部分に対して色によって区別さ
れるように設けられており、例えば、支持面288が白
色であれば、基準線298は黒色で設けられている。
る首部材299がろう付等、適宜の固定手段によって固
定され、被把持部たる首部300を構成している。首部
300は、図4および図9に示すように、横断面形状の
外形が円形を成し、軸線方向の中間部に円環状溝302
が形成されている。円環状溝302は、軸線方向に平行
な断面形状が台形状を成し、1対の溝側面304は、首
部300の外周側ほど互いに離間する向きに傾斜させら
れている。
着脱可能にかつ抜出し不能に嵌められてカップ部282
を構成している。吸着カップ310は、本実施形態では
ゴムによって作られており、支持面288より直径が大
きく、その上部は支持面288から上方へ突出させられ
ており、上面は支持面288より大径の円環状を成し、
支持面288の周囲に位置し、平面状の上向きの密着面
312とされている。
の部分に取付座たる台座320が固定され、取付座部2
84を構成している。台座320は長手形状の容器状を
成し、内側の空間の幅は、負圧供給穴224の直径より
やや大きく、長さは幅の複数倍とされている。台座32
0の先端面が環状を為し、保持台210に密着する座面
329を構成しており、支持面288は座面329と平
行である。ピン286は突起292において、台座32
0の底壁322の長手方向の中間部に外側から、座面3
29に直角に嵌合され、ろう付等、適宜の固定手段によ
って固定されている。台座320はピン286とは反対
側に開口させられているのであり、ピン部280内に設
けられた通路296は、台座320内の空間に連通させ
られている。
が、通路296が開口する部分の両側にそれぞれ固定さ
れている。通路296は、台座320内の空間の中央に
連通させられているのである。永久磁石328は直方体
を成し、厚さは、台座320の深さよりやや小さく、台
座320の環状の先端面である座面329より内側へ引
っ込んでいる。また、永久磁石328の幅も台座320
の内側の幅よりやや小さく、永久磁石328と台座32
0との間に隙間がある。本実施形態においては、ピン2
86内に形成された通路296および台座320内の永
久磁石328との間の隙間が、保持ピン212の座面3
29により構成される保持ピン212の底面から反対側
の支持面288まで延びる負圧通路326を構成してい
る。
穴224については、後述するように、全部には保持ピ
ン212が取り付けられず、保持ピン212が設置され
ない負圧供給穴224は、閉塞部材たる閉塞ピン330
によって塞がれる。閉塞ピン330は、図4に示すよう
に、ピン部331および閉塞部332を含み、プリント
配線板保持装置174がプリント配線板24を保持する
とき、プリント配線板24の裏面に装着された電気部品
32や凸部と干渉しない高さを有する。ピン部331を
構成するピン333は、断面形状が円形を成し、先端ほ
ど直径が減少する形状を有する。ピン333の先端部に
は、その先端面に開口する円形断面の凹部334が設け
られ、その開口が基準マーク339を構成している。
端には、永久磁石335が固定されて閉塞部332を構
成している。永久磁石335は、本実施形態において
は、断面形状が、負圧供給穴224の直径より大きい直
径の円形を成す。ピン333の上端近傍部には、首部材
336がろう付等、適宜の固定手段によって固定され
て、首部337を構成している。首部337は、保持ピ
ン212の首部300と同じ形状,寸法を有し、対応す
る部分には同一の符号を付して説明を省略する。首部3
37は、閉塞部332のピン部331側とは反対側の面
であって、保持台210に密着させられる底面338か
らの距離が、保持ピン212の座面329から首部30
0までの距離と等しい位置に設けられている。保持ピン
212および閉塞ピン330が同じ高さの支持面上に載
置された状態において、首部300,337の高さが同
じになるようにされているのである。
置174に隣接してピン収納装置340(以下、収納装
置340と略称する)が設けられ、保持ピン212およ
び閉塞ピン330が複数ずつ収納されている。本実施形
態においては、保持部材収納装置が閉塞部材収納装置を
兼ねているのである。
は、X軸方向に長く、Y軸方向においては、固定ガイド
188と可動ガイド190との最小間隔よりやや小さい
長さを有するものとされるとともに、固定ガイド188
側に設けられ、収納装置340に収納されたピン21
2,330が可動ガイド190と干渉しないようにされ
ている。図3において収納装置340は図示が省略され
ている。
保持ピン212および支持ピン214を支持して収納す
る支持台ないし収納台を備えており、その支持台には、
図12に概略的に示すように、保持ピン212を複数収
納する保持ピン収納領域342と、閉塞ピン330を複
数収納する閉塞ピン収納領域344とが設けられてい
る。これら領域342,344は、本実施形態ではY軸
方向に並んで設けられ、いずれもX軸方向においてプリ
ント配線板保持装置174に隣接している。
ぞれ、保持ピン212および閉塞ピン330が収納され
る位置が予め設定されている。例えば、複数の収納位置
にはそれぞれ凹部(図示省略)が設けられ、保持ピン2
12,閉塞ピン330の台座320,永久磁石335の
下部が嵌合されるようされている。凹部は、その横断面
の形状が台座320,永久磁石335と同じにされ、寸
法が台座320,永久磁石335より僅かに大きくさ
れ、X軸,Y軸方向においてそれぞれ複数ずつ設けられ
ている。また、複数の凹部の各開口端部には、開口側ほ
ど寸法が大きいテーパ面が設けられ、保持ピン212,
閉塞ピン330の凹部への嵌合を案内するようにされて
いる。保持ピン212が嵌合される凹部は、本実施形態
では、保持ピン212が、台座320の長手方向がX軸
方向に平行となる姿勢で嵌合されるように設けられてい
る。閉塞ピン330が嵌合される凹部は、本実施形態に
おいては、閉塞ピン330が、X軸方向において隣接す
る閉塞ピン330との間に、後述するピン保持具の1対
の把持爪が開閉することを許容するスペースを隔てて収
納されるように設けられている。収納装置340への保
持ピン212および閉塞ピン330の最初の収納は、作
業者によって行われるが、自動で行うようにしてもよ
い。また、凹部に代えて、収納位置を規定するマークを
設けてもよい。例えば、形状,寸法が台座320,永久
磁石335の断面形状,寸法と同じであるマークを、収
納装置340の保持ピン212,閉塞ピン330を支持
する面に描き、そのマークが描かれた部分に保持ピン2
12,閉塞ピン330を置くようにするのである。
収納領域342,344に設けられた凹部に嵌合されて
垂直かつ上向きの姿勢で収納される。これら凹部の底
面、すなわち保持ピン212,閉塞ピン330を下方か
ら支持する支持面の高さは、下降端位置に位置するプリ
ント配線板保持装置174の保持台210の上面226
と同じ高さとされている。したがって、収納装置340
に収納された状態でのピン212,330の首部30
0,337と、下降端位置に位置するプリント配線板保
持装置174の保持台210に取り付けられた状態での
ピン212,330の首部300,337とは、高さが
同じになる。
とも表面であって、上記凹部が設けられた部分は、本実
施形態においては強磁性材料の一種である鋼によって形
成されている。そのため、保持ピン212および閉塞ピ
ン330が凹部に嵌合されれば、支持台が磁化され、保
持ピン212および閉塞ピン330が磁力によって支持
台に固定される。
210への取付け、取外しは、自動で行われ、本実施形
態においては、電気部品装着装置16のXYロボット4
8を利用して行われる。そのため、図2に示すように、
Y軸テーブル42には保持ユニット360が設けられて
いる。保持ユニット360は、保持ヘッド362,保持
ヘッド362を、保持台210の上面244に直角な軸
線であって、垂直軸線まわりに回転させる回転装置36
4および昇降させる昇降装置366を備えている。保持
ヘッド362は、保持部材保持具ないし支持部材保持具
たるピン保持具368と、ピン保持具368を構成する
1対の把持爪370を開閉させる爪駆動装置372とを
備えている。XYロボット48は、保持ユニット360
と共に、段取替え装置の機械機構部を構成し、後述する
制御装置の機械機構部を制御する部分,収納装置340
等と共に、プリント配線板保持装置174の自動段取替
え装置374を構成している。
図2および図10に示すように、案内部材たる1対のガ
イドレール376が垂直に設けられ、昇降テーブル37
8が、昇降テーブル378に設けられた被案内部材たる
複数のガイドブロック380において移動可能に嵌合さ
れている。Y軸テーブル42には、駆動源たる流体圧ア
クチュエータの一種である空気圧アクチュエータたるエ
アシリンダ382が下向きに設けられるとともに、図2
および図11に示すように、ピストンロッド384が昇
降テーブル378に係合させられている。エアシリンダ
382の2つのエア室は、制御弁たる電磁方向切換弁3
86の切換えにより、正圧源82と大気とに選択的に連
通させられ、ピストンロッド384が伸縮させられて昇
降テーブル378が昇降させられる。エアシリンダ38
2等が昇降装置366を構成している。電磁方向切換弁
386は、本実施形態においてはY軸テーブル42に搭
載されており、Y軸テーブル42に設けられた前記コネ
クタによって正圧源82に接続されている。
0に示すように、エアシリンダ394が軸受396を介
して垂直軸線まわりに相対回転可能かつ軸方向に相対移
動不能に保持されている。エアシリンダ394のシリン
ダハウジング398内には、ピストン400が液密かつ
軸方向に相対移動可能に嵌合されるとともに、ピストン
400と一体的に設けられたピストンロッド402は、
ピストン400から下方へ延び出させられ、シリンダハ
ウジング398を液密かつ相対移動可能に貫通してシリ
ンダハウジング398の外へ延び出させられている。
ン400が嵌合されることにより、ピストン400の上
側と下側とにそれぞれエア室404,406が設けら
れ、それぞれ、シリンダハウジング398に設けられた
ポート408,410および昇降テーブル378に設け
られた円環状通路412,414,通路416,418
(図10参照)および電磁方向切換弁419を経て前記
正圧源82に接続されている。電磁方向切換弁419
は、前記コネクタに接続されて正圧源82に接続されて
おり、2つのエア室404,406は、電磁方向切換弁
419の切換えにより、正圧源82と大気とに択一的に
連通させられ、ピストン400が移動させられてピスト
ンロッド402が伸縮させられる。
弁68を始めとする各種電磁方向切換弁がY軸テーブル
42に搭載され、部品装着ヘッド30等、Y軸テーブル
42に搭載されて正圧,負圧の供給を必要とする各種装
置への正圧,負圧の供給の切換えがY軸テーブル42上
で行われるため、各電磁方向切換弁と、正圧のエアある
いは負圧の供給によって作動する装置との距離が短く、
それら装置に高い作動応答性が得られる。
に示すように、1対のリンク430がピン432により
水平軸線まわりに回動可能に取り付けられている。1対
のリンク430の各自由端部にはそれぞれ、前記把持爪
370がピン434によって水平軸線まわりに回動可能
に連結されている。1対の把持爪370はそれぞれ、図
7および図8に示すように、リンク430に連結された
側に近い部分に設けられた耳部436において、シリン
ダハウジング398と一体的に設けられたブラケット4
38に支持されたピン440に回動可能に支持されてい
る。
互いに接近する向きに直角に曲げられて爪部444が設
けられている。これら爪部444の先端部にはそれぞ
れ、図9に示すように、V字形断面の切欠446が設け
られている。また、爪部444の上面と下面とはそれぞ
れ、図7に示すように、前記保持ピン212あるいは閉
塞ピン330の首部300,337に設けられた円環状
溝302の溝側面304に対応する傾斜の傾斜面448
とされている。1対の把持爪370は、各爪部444が
首部300,337の円環状溝302に嵌入して保持ピ
ン212,閉塞ピン330を把持するが、本実施形態で
は、両爪部444は、各1対ずつの傾斜面448が円環
状溝302の溝側面304に係合し、保持ピン212,
閉塞ピン330を傾くことなく把持する。切欠446に
より画定されるV字形の面は、傾斜面448の溝側面3
04への係合を妨げることなく、首部300,337に
係合するか、あるい首部300,337との間に僅かに
隙間を有する状態で保持ピン212,閉塞ピン330を
把持するように設けられている。保持ピン212,閉塞
ピン330は、首部300,337の座面329,底面
338との距離が等しくなるようにされており、ピン自
体の高さは異なっても、ピン保持具368は同様の動作
で保持ピン212,閉塞ピン330を保持することがで
きる。
02の伸長により、二点鎖線で示すように、各爪部44
4が互いに離れる向きに回動させられて保持ピン21
2,閉塞ピン330を開放し、ピストンロッド402の
収縮により、実線で示すように、爪部444が互いに接
近する向きに回動させられて保持ピン212,閉塞ピン
330を、ピン保持具368の軸線であるエアシリンダ
394の軸線と同心状に把持する。ピストンロッド40
2,リンク430,把持爪370,ブラケット438
は、一対の把持爪370がトグル機構によって保持ピン
212,閉塞ピン330を把持するように連結されてお
り、保持ピン212,閉塞ピン330はピン保持具36
8によって強固に把持される。本実施形態においては、
ブラケット438が保持具本体を構成し、リンク430
および1対の把持爪370と共にピン保持具368を構
成している。回転装置364は、ピン保持具368等と
共に昇降させられてピン保持具368を回転させる。ま
た、エアシリンダ394等が爪駆動装置372を構成し
ている。
7に示すように、被駆動ギヤ460が同心かつ相対回転
不能に設けられている。被駆動ギヤ460は、図11に
示すように、駆動ギヤ462に噛み合わされており、駆
動ギヤ462が回転駆動モータ464によって回転させ
られることにより、エアシリンダ394が垂直軸線まわ
りに回転させられ、ピン保持具368がエアシリンダ3
94の垂直な軸線まわりに回転させられる。回転駆動モ
ータ464は昇降テーブル378上に設けられ、駆動ギ
ヤ462,被駆動ギヤ460等と共に回転装置364を
構成している。エアシリンダ394のエア室404,4
06には円環状通路412,414によってエアが供給
されるようにされており、エアシリンダ394が回転さ
せられてもエアが供給される状態に保たれる。
示す制御装置500により制御される。制御装置500
は、PU502,ROM504,RAM506およびそ
れらを接続するバスを有するコンピュータ510を主体
とするものであり、コンピュータ510のバスに接続さ
れた入出力インタフェース512には、CCDカメラ5
6,入力装置514,エンコーダ516,530,53
2,534等が接続されている。エンコーダ516,5
30,532,534は回転検出装置であり、X軸テー
ブル駆動用モータ38,Y軸テーブル駆動用モータ4
4,昇降用モータ186,回転駆動モータ464の回転
角度を検出する。図13には、X軸テーブル駆動用モー
タ38等に設けられたエンコーダ516を代表的に図示
したが、X軸テーブル駆動用モータ38等以外のモータ
であって、本システムを構成する各種モータにはそれぞ
れエンコーダが設けられ、回転角度を検出するようにさ
れている。入力装置514は、テンキー,ファンクショ
ンキー等を備え、データ入力等を行うことができる。
駆動回路518を介してX軸テーブル駆動用モータ38
を始めとする各種アクチュエータの他、報知装置524
等が接続され、制御回路520を介してCCDカメラ5
6が接続されている。X軸テーブル駆動用モータ38
等、各モータは駆動源たる電動モータの一種であるサー
ボモータであるが、回転角度を制御可能なモータであれ
ば採用可能であり、ステップモータ等を用いることもで
きる。報知装置524は、例えば、ブザー,ランプ,表
示装置等により構成され、ブザーの鳴動,ランプの点
灯,点滅,ディスプレイへの表示等により、異常の発生
等をオペレータに報知する。これら駆動回路518,制
御回路520がコンピュータ510と共に制御装置50
0を構成している。
チン,図17,図18にそれぞれフローチャートで示す
ピン回収ルーチン,ピン設置ルーチン,プリント配線板
24に電気部品32を装着するためのプログラムである
複数種類の生産プログラム等が格納されており、RAM
506には、保持ピン212,閉塞ピン330を保持台
210に設置するための設置情報,収納装置340にお
けるピン収納情報等が格納されている。設置情報は、プ
リント配線板24の種類に応じて複数種類、格納されて
いる。
保持ピン212および閉塞ピン330の総数を表すデー
タが含まれるとともに、保持ピン212については、ピ
ンの種類(保持ピンであるか閉塞ピンであるか)を表す
データ,保持台210の上面226への設置位置を決め
る設置位置データおよび回転位置を決める回転位置デー
タが含まれる。本実施形態において上面226は水平面
であり、設置位置データは保持ピン212の水平方向の
位置を決める水平位置データである。回転位置は、保持
ピン212のピン286の軸線まわりの位置、本実施形
態においては垂直軸線まわりの位置であり、回転位置に
より、長手形状を成す台座320の方向が決まる。閉塞
ピン330についての設置情報には、ピンの種類を表す
データ,設置位置を決める水平位置データおよびピン保
持具368の回転位置データが含まれる。閉塞ピン33
0の設置位置は、負圧供給穴224を閉塞する閉塞位置
でもある。閉塞ピン330は永久磁石335が円柱状を
成し、設置時の回転位置を問わないため、閉塞ピン33
0については回転位置データは設けられていない。しか
し、保持台210上に閉塞ピン330を設置し、あるい
は保持台210に設置された閉塞ピン330を回収する
際に、ピン保持具368が他の保持ピン212,閉塞ピ
ン330と干渉することがないように、ピン保持具36
8の回転位置、すなわち一対の把持爪370が並ぶ方向
が設定されているのである。
本実施形態においては、プリント配線板24について設
定される保持条件と、プリント配線板保持装置174に
ついて設定される保持条件との両方を満たす位置に決定
される。プリント配線板24について設定される保持条
件は、電気部品32が装着されておらず、凹凸がなく、
かつ、吸着カップ310が電気部品32等と干渉するこ
となく、密着し得るスペースがあることである。プリン
ト配線板24の裏面における電気部品32の装着位置お
よび凹凸の位置は、プリント配線板24の設計データに
より得られる。
定される保持条件は、保持ピン212については、台座
320が他の保持ピン212,閉塞ピン330の台座3
20,永久磁石335と干渉しないこと、台座320が
負圧供給穴224の開口周辺に密着して、負圧供給穴2
24の全部を覆い、負圧供給穴224の一部のみを覆う
状態にならないことである。保持ピン212の台座32
0は長手形状を成し、ピン286は台座320の長手方
向の中間部に固定されているため、保持ピン212は保
持台210に、ピン286の軸心と負圧供給穴224の
中心との距離を半径とし、負圧供給穴224の中心を中
心とする円内の任意の位置にピン286を位置させるこ
とができる。ピン286の軸心と負圧供給穴224の中
心との距離は、負圧供給穴224と台座320の一端部
とが合致した状態で最大になり、ピン286は上記最大
距離を半径とする円内の任意の位置に位置決め可能であ
ることになる。本実施形態では、複数の負圧供給穴22
4の各々に設定されるこの領域を重ねれば、保持台21
0の上面226のほぼ全体を覆い得るようにされてお
り、ピン286は、保持台210の上面226の任意の
位置に位置決め可能なのであるが、複数の保持ピン21
2,閉塞ピン330が保持台210上に設置される場合
には、それら複数の保持ピン212,閉塞ピン330の
台座320,永久磁石335同士が互いに干渉しないよ
うにする必要があり、保持ピン212の位置はこの点か
ら制限を受けることとなる。
れた複数の負圧供給穴224のうち、保持ピン212が
取り付けられない負圧供給穴224に付いて設けられ、
その開口を塞いで負圧の漏れを塞ぐ。そのため、閉塞ピ
ン330の設置位置は、複数の負圧供給穴224のう
ち、保持ピン212が取り付けられない負圧供給穴22
4の開口周辺に密着し、その全体を覆う位置である。な
お、前述のように、閉塞ピン330については、その設
置,回収を行う際のピン保持具368の回転位置が設定
される。閉塞ピン330の首部337の周囲の少なくと
も一方向において、一対の把持爪370が開閉するスペ
ースがあることが必要であり、ピン保持具368の回転
位置が設定されるのであるが、閉塞ピン330の設置位
置は、保持ピン212が取り付けられない負圧供給穴2
24の位置に一義的に決まるため、閉塞ピン330の首
部337の周囲の少なくとも一方向において、一対の把
持爪370が開閉するスペースを確保することは、保持
ピン212の水平位置および回転位置を設定するための
条件となる。
定される条件と、プリント配線板保持装置174側に設
定される条件との両方を満たすべく、オペレータによっ
て、あるいは自動的に保持ピン212の水平位置,回転
位置および閉塞ピン330の設置位置である水平位置,
ピン保持具368の回転位置が決定される。
数の保持ピン212および閉塞ピン330の各々につい
てピン番号np が付けられ、図14に概念的に示すよう
に、各ピン番号毎に、ピンの種類を規定するデータが記
憶されるとともに、保持ピン212については水平位置
および回転位置が記憶され、閉塞ピン330については
水平位置およびピン保持具368の回転位置が記憶され
ている。水平位置は、ピン番号np に対応した各保持ピ
ン212および閉塞ピン330の中心(ピン286,3
33の軸心)についてX,Y座標(Xnp,Ynp)で記憶
され、回転位置はθnpで記憶されている。回転位置は、
例えば、本実施形態では、保持ピン212,閉塞ピン3
30を上から(支持面288側から)見た場合において
時計方向への回転方向を正方向、反時計方向への回転方
向を負方向とし、台座320の長手方向およびピン保持
具368の一対の把持爪370が並ぶ方向がX軸方向に
平行となる位置を基準(角度0)として設定されてい
る。上記ピン番号np は、ピンの種類に関係なく、保持
台210への設置順に付けられている。設置順は、本実
施形態においては、ピンの種類に関係なく、保持台21
0の収納装置340に遠い側について近い側より先にピ
ンが取り付けられる順とされている。
により入力装置514を用いてピン収納情報が入力さ
れ、RAM506に格納される。本実施形態では、ピン
収納情報には、前記収納装置340のピン収納領域34
2,344のうち、保持ピン212,閉塞ピン330が
収納された範囲を規定する番地が含まれる。図15に概
略的に示すように、保持ピン212,閉塞ピン330の
複数ずつの収納位置のそれぞれに番地Nが付されてい
る。本実施形態においては、プリント配線板保持装置1
74に近い側の収納位置から順に小さい番地が付されて
おり、番地Nと、番地により規定される収納位置を表す
X,Y座標値との関係は予めテーブルにより表されてR
OM504に記憶されている。収納位置を表すX,Y座
標値は、保持ピン212,閉塞ピン330の各ピン28
6,333の軸線について設定されている。
域344とにはそれぞれ、保持ピン212,閉塞ピン3
30が、複数種類のプリント配線板24の保持に対応し
得る数、収納されている。したがって、電気部品32を
装着すべきプリント配線板24の種類が変わり、プリン
ト配線板保持装置174の段取替えが行われるごとに変
更されるのは、設置情報のみとなる。保持ピン212,
閉塞ピン330の収納装置340への最初の収納は、前
述のように作業者によって行われ、複数ずつの保持ピン
212および閉塞ピン330は、途中で空いた収納位置
を設けることなく、詰めて収納され、複数ずつの保持ピ
ン212および閉塞ピン330が収納された収納位置の
番地のうち、最もプリント配線板保持装置174に近い
最小の番地と、最も遠い最大の番地とがピン収納情報と
して入力される。
テム12において、電気部品32のプリント配線板24
への装着は、ROM506に記憶されている生産プログ
ラムに従って行われる。オペレータは実行する生産プロ
グラムを選択し、その生産プログラムの実行前に別の生
産プログラムが実行されていたのであれば、新たに生産
プログラムの実行前に段取替えが行われる。段取替え時
には、搬送コンベア22の配線板搬送幅の変更,電気部
品供給装置18により供給される電気部品の交換,プリ
ント配線板保持装置174における保持ピン212,閉
塞ピン330の配置変更等が行われ、段取替え後、新た
に選択された生産プログラムに従って電気部品32のプ
リント配線板24への装着が行われる。以下、まず、保
持ピン212,閉塞ピン330が保持台210に取り付
けられてプリント配線板24を支持し、電気部品32の
プリント配線板24への装着が行われる状態を説明す
る。
面215、すなわち電気部品32が装着される表面とは
反対側の面には、既に電気部品32が取り付けられ、あ
るいは凹凸があり、全部の面を支持し得るわけではな
い。また、保持台210は、電気部品32が装着される
複数種類のプリント配線板24に共通に用いられ、最大
のプリント配線板24より大きいものとされている。そ
のため、全部の負圧供給穴224に保持ピン212が取
り付けられるわけではなく、図16に二点鎖線で囲んで
示すように、プリント配線板24が保持台210より小
さく、プリント配線板24から外れるために保持ピン2
12が取り付けられず、閉塞ピン330のみが取り付け
られる領域と、プリント配線板24内の領域であって、
保持ピン212,閉塞ピン330との両方が取り付けら
れる領域とがある。
石328が固定され、ベース218が磁性材料により形
成されているため、保持ピン212がベース218上に
載置されれば、ベース218が磁化され、保持ピン21
2が磁力によって保持台210に固定される。保持ピン
212は、容器状の台座320の座面329が負圧供給
穴224の開口周辺に密着する状態で保持台210上に
載置されるため、負圧供給穴224から負圧が漏れるこ
とはなく、保持ピン212内に設けられた負圧通路32
6が負圧供給穴224に連通させられ、負圧通路326
に負圧が供給される状態となる。
給穴224については、図4に示すように、閉塞ピン3
30が設置されて塞がれている。閉塞ピン330の閉塞
部332は永久磁石335によって形成されているた
め、閉塞ピン330が保持台210上に載置されればベ
ース218が磁化され、閉塞ピン330が磁力により保
持台210に吸着されて固定され、閉塞部332が負圧
供給穴224の開口部に密着し、負圧供給穴224を塞
いで負圧の漏れを防止する。
着時には、プリント配線板24が配線板コンベア22に
より搬入される。この際、プリント配線板保持装置17
4は配線板昇降装置170によって下降端位置へ下降さ
せられており、プリント配線板24がプリント配線板保
持装置174上に搬入され、図示しないストッパに当接
し、停止させられた後、プリント配線板保持装置174
が配線板昇降装置170により上昇端位置へ上昇させら
れる。プリント配線板保持装置174の上昇時には、図
示しない電磁方向切換弁の切換えにより負圧供給穴22
4が負圧源70に連通させられ、保持ピン212に負圧
が供給される。そのため、保持ピン212はプリント配
線板24を負圧により吸着しつつ上昇し、配線板コンベ
ア22の搬送ベルト196から持ち上げて配線板押さえ
部194に押し付ける。
は、本実施形態においては、下降端位置に位置する状態
における保持ピン212の支持面288と、配線板押さ
え部194との間の距離からプリント配線板24の厚さ
を引いた大きさに設定されており、吸着カップ310は
プリント配線板24を吸着しつつ弾性変形させられ、プ
リント配線板保持装置174が上昇端位置へ移動させら
れた状態では、支持面288がプリント配線板24に当
接し、押さえ部材194との間にプリント配線板24を
挟んで下方から支持する。そのため、プリント配線板2
4に上方に凸の撓みがあっても保持ピン212により吸
着されて、また、下方に凸の撓みがあっても支持面28
8により押し上げられて一平面状に矯正され、プリント
配線板24はプリント配線板保持装置174によって水
平な姿勢で保持される。閉塞ピン330は、プリント配
線板保持装置174の上昇に伴って上昇するが、プリン
ト配線板24の裏面に装着された電気部品等に当たら
ず、保持ピン212によるプリント配線板24の保持を
妨げることなく、負圧供給穴224の開口を塞いだ状態
に保たれる。プリント配線板24への電気部品32の装
着中は、保持ピン212に負圧が供給されたままの状態
とされ、プリント配線板24が水平な姿勢に保たれる。
固定ガイド188,可動ガイド190に設けられた前記
クランププレートがクランプシリンダにより上昇させら
れ、配線板押さえ部194との間にプリント配線板24
の縁部を挟んで保持する。
ント配線板保持装置174によって保持された後、XY
ロボット48によりCCDカメラ56がプリント配線板
24に設けられた配線板基準マークに対向する位置まで
移動させられ、配線板基準マークが撮像される。その取
得された配線板基準マークの像に基づいてプリント配線
板24の保持位置誤差が検出され、コンピュータ510
のRAM506に格納される。その後、部品装着ヘッド
30が電気部品供給装置18から電気部品32を取り出
し、部品装着位置へ搬送するのであるが、その途中にお
いて電気部品撮像用CCDカメラにより電気部品32の
保持姿勢が撮像され、保持位置誤差が検出され、既に撮
像されているプリント配線板24の保持位置誤差と、こ
の電気部品32の保持位置誤差とに基づいて、電気部品
32の移動距離が修正されるとともに、回転装置54に
より電気部品32が回転させられ、保持位置誤差が修正
される。電気部品24は、その修正後にプリント配線板
24に装着されるため、正確な部品装着位置に正規の姿
勢で装着される。
着終了後、プリント配線板保持装置174が下降端位置
へ下降させられる。この際、負圧供給穴224への負圧
の供給は遮断され、保持ピン212はプリント配線板2
4を吸着せず、プリント配線板24が配線板コンベア2
2の搬送ベルト196により下方から支持される状態に
なった後、保持ピン212はプリント配線板24から離
れる。そして、プリント配線板24が配線板コンベア2
2によって搬出され、次に電気部品32が装着されるプ
リント配線板24が搬入される。
替えを説明する。なお、搬送コンベア22の幅の変更は
自動で行われるが、本発明とは直接関係がないため、説
明を省略する。プリント配線板保持装置174の段取替
えは、図17および図18にそれぞれ示すピン回収ルー
チン,ピン設置ルーチンおよび保持ピン212,閉塞ピ
ン330の設置情報,収納情報に基づいて自動で行われ
る。保持ピン212,閉塞ピン330の回収は、現に保
持台210に設置されている保持ピン212,閉塞ピン
330の設置情報に基づいて行われ、設置は、次に電気
部品32が装着されるプリント配線板24を保持するプ
リント配線板保持装置174を得るために設定された設
置情報に基づいて行われる。
より指示され、コンピュータ10は段取替え開始指令を
検出すれば、ピン回収ルーチンおよびピン設置ルーチン
を実行し、自動段取替え装置を作動させて段取替えを行
わせる。段取替えの開始指令が発せられれば、ピン回収
ルーチンおよびピン設置ルーチンの両方が連続して実行
されるが、保持ピン212,閉塞ピン330の回収のみ
が必要な場合あるいは設置のみが必要な場合には、それ
らの指示に基づいて回収のみあるいは設置のみが行われ
るようにされている。なお、プリント配線板保持装置1
74の段取替えは、プリント配線板24が配線板コンベ
ア22により搬出され、プリント配線板保持装置174
上から退避させられてプリント配線板保持装置174の
上方の空間が開放された状態で行われる。また、段取替
え時には可動ガイド190が移動させられて、固定ガイ
ド188との距離が最大とされる。
に基づく保持ピン212,閉塞ピン330の回収および
設置を概略的に説明する。ピン回収時には、まず、保持
台210に現に取り付けられている全部の保持ピン21
2,閉塞ピン330が回収されて収納装置340に収納
され、その後、収納装置340から保持ピン212,閉
塞ピン330が取り出され、保持台210に設置され
る。保持ピン212,閉塞ピン330の回収は、それら
のピン設置情報およびピン収納情報に基づいて行われ
る。ピン収納情報は、オペレータにより入力されてRA
M506に記憶されており、ピン設置位置を異にする配
線板保持装置174について共用であるが、ピン設置情
報は、配線板保持装置174において、電気部品32の
装着が終了したプリント配線板24を保持していた保持
ピン212を保持台210に設置するための設置情報で
あり、RAM506に格納されている。保持ピン21
2,閉塞ピン330の回収は、設置順とは逆の順で回収
される。
収に先立って保持ピン212,閉塞ピン330の各基準
マーク294,339がCCDカメラ56によって撮像
され、保持ピン212,閉塞ピン330の水平面内にお
ける位置である水平位置が算出されるとともに、水平位
置誤差が求められる。水平位置誤差が設定量が超えてい
れば、異常の発生が報知される。保持ピン212につい
ては更に、基準線298の撮像に基づいて回転位置が算
出されるとともに、回転位置誤差が演算され、回転位置
誤差が設定量を超えていれば、異常の発生が報知され
る。水平位置誤差,回転位置誤差が設定量以下であれ
ば、ピン保持具368は水平位置誤差に基づいて停止位
置を補正されて保持ピン212,閉塞ピン330を把持
し、保持台210から外して収納装置340へ搬送し、
収納する。保持ピン212の回収時には、ピン保持具3
68は、保持ピン212の回転位置と同じ位置に位置さ
せられ、閉塞ピン330の回収時には、予め設定された
回転位置に位置させられ、他のピン212,330と干
渉しないようにされる。また、ピン保持具360は、保
持ピン212を収納装置340に収納する際には、保持
ピン212が予め設定された回転位置である収納時回転
位置に位置するようにされ、閉塞ピン330の収納時に
は、ピン保持具360が予め設定された回転位置である
収納時回転位置に位置させられる。
の保持ピン212,閉塞ピン330の収納後、続いてピ
ン設置ルーチンが実行され、次にプリント配線板24を
保持する保持ピン212,閉塞ピン330がピン設置情
報に基づいて保持台210に取り付けられる。このピン
設置情報は、次に電気部品32が装着されるプリント配
線板24を保持する保持ピン212,負圧供給穴224
を塞ぐ閉塞ピン330を保持台210に設置するための
情報であり、RAM506に格納されている。ピン保持
具368は収納装置340へ移動させられ、保持ピン2
12あるいは閉塞ピン330を把持するが、保持ピン2
12,閉塞ピン330が収納装置340から取り出され
る毎に、取出しに先立って、保持ピン212,閉塞ピン
330の各基準マーク294,339,基準線298が
CCDカメラ56によって撮像され、保持ピン212,
閉塞ピン330の水平位置および保持ピン212の回転
位置が取得されるとともに、それらの誤差が算出され
る。水平位置誤差,回転位置誤差が設定量を超えていれ
ば報知され、設定量以内であれば、ピン保持具368が
停止位置を補正されて保持ピン212,閉塞ピン330
へ移動させられ、保持ピン212,閉塞ピン330を把
持する。把持時には、ピン保持具368は、予め設定さ
れた回転位置に位置させられる。そして、ピン保持具3
68が保持ピン212,閉塞ピン330の設置情報に従
って保持台210へ移動させられ、保持ピン212,閉
塞ピン330を保持台210に設置する。この際、保持
ピン212については、ピン保持具368が回転させら
れ、保持ピン212が回転位置誤差を補正されるととも
に、設定された回転位置に位置する状態で保持台210
に設置されるようにされる。閉塞ピン330について
は、ピン保持具368が設定された回転位置へ回転させ
られ、他の保持ピン212,閉塞ピン330と干渉しな
いようにされる。
ンおよびピン設置ルーチンに基づいて、保持ピン21
2,閉塞ピン330の回収,設置を詳細に説明する。プ
リント配線板保持装置174の段取替えが指令されれ
ば、まず、ピン回収ルーチンが実行され、ステップ1
(以下、S1と略記する。他のステップについても同
じ)において、ピン番号np ,保持ピン収納番地Nh ,
閉塞ピン収納番地Nc が初期化される。保持台210に
取り付けられた複数の保持ピン212および閉塞ピン3
30は、本実施形態では、保持台210への設置順とは
逆の順で保持台210から取り外され、収納装置340
へは、取出し順とは逆の順で戻される。収納装置340
からの保持ピン212,閉塞ピン330の取出し順は、
プリント配線板保持装置174に近い収納位置(番地が
小さい収納位置)から先に取り出す順であり、保持台2
10の収納装置340に近い位置に設置されたピンから
回収され、収納装置340の保持台210に遠い収納位
置(番地が大きい収納位置)から順にピンが収納される
のであり、S1の初期化においてnp ,Nh ,Nc はそ
れぞれ、npmax,Nhmax,Ncmaxとされる。npmaxは、
保持台210に設置されるピンの総数であり、設置情報
から得られ、Nhmaxは、保持ピン収納領域342におけ
る保持ピン212の収納範囲を規定する大小二つの収納
番地のうち、大きい方の番地であり、Ncmaxは、閉塞ピ
ン収納領域344における閉塞ピン330の収納範囲を
規定する大小二つの番地のうち、大きい方の番地であ
る。これら収納番地Nhmax,Ncmaxは、収納情報から得
られる。
ン設置情報が読み出される。保持台210には、種類が
異なるピンが取り付けられており、npmax番のピンが保
持ピン212であるとすれば、ピン番号np の保持ピン
212について設定された設置情報、すなわちピンが保
持ピン212であることを表すデータ、および保持ピン
212の保持台210上における設置位置を規定する水
平位置座標(Xnp,Ynp)および回転位置θnpがRAM
506から読み出される。ピンが閉塞ピン330である
とすれば、ピン番号np の閉塞ピン330について設定
された設置情報、すなわちピンが閉塞ピン330である
ことを表すデータ、閉塞ピン330の水平位置座標(X
np,Ynp)および閉塞ピン330を回収,設置する際の
ピン保持具368の回転位置θnpがRAM506から読
み出される。
持ピン212であるか否かの判定が行われる。この判定
はS2において読み出された情報に基づいて行われる。
ピンが保持ピン212であるとすれば、S3の判定はY
ESになってS4が実行され、保持ピン212の水平位
置データに基づいて保持ユニット360がXYロボット
48により移動させられ、ピン保持具368が保持ピン
212を把持するが、把持に先立ってCCDカメラ56
により支持面288が撮像される。CCDカメラ56は
保持ユニット360と共にY軸テーブル42に搭載され
ており、保持ユニット360と共に移動させられるが、
XYロボット48は、ピン保持具368の軸線(エアシ
リンダ394の軸線)を、指示されたX,Y座標値の位
置に位置決めするように制御される。そのため、S4に
おいて保持ユニット360は、保持ピン212について
設定されたX,Y座標値が、ピン保持具368の軸線と
CCDカメラ56の光軸とのオフセット量だけ、補正さ
れたX,Y座標値に従って移動させられ、それにより、
CCDカメラ56の光軸が保持ピン212について設定
されたX,Y座標値の位置であって、支持面288の上
方に位置するように移動させられる。
の間に保持ヘッド362が回転装置364によって回転
させられ、ピン保持具368が回転させられる。ピン保
持具368は、S2において読み出された保持ピン21
2の回転位置θnpに従って回転させられ、1対の把持爪
370が並ぶ方向の回転位置が回転位置θnpに一致し、
保持ピン212の台座320の長手方向と平行となるよ
うにされる。
れ、支持面288が撮像され、基準マーク294および
基準線298が撮像される。続いてS6が実行され、C
CDカメラ56による撮像に基づいて取得された基準マ
ーク294の画像から公知の方法で、支持面288の中
心点のX,Y座標値(Xnp′,Ynp′)が演算され、基
準線298の画像から公知の方法で、保持ピン212の
回転位置θnp′が演算される。支持面288の中心点の
X,Y座標値(Xnp′,Ynp′)の演算は、ピン保持具
368の軸線とCCDカメラ56の光軸とのオフセット
量を考慮して行われる。そして、S7において中心点の
X,Y軸方向(水平方向)の位置誤差である水平位置誤
差ΔXnp,ΔYnpおよび回転方向の位置誤差である回転
位置誤差Δθn が算出される。水平位置誤差ΔXnp,Δ
Ynpは、例えば、演算により得られたX,Y座標値(X
np′,Ynp′)から、保持ピン212について設定され
た水平位置のX,Y座標値(Xnp,Ynp)を引くことに
より求められ、RAM506に正負の符号付きで記憶さ
れる。また、回転位置誤差Δθnpは角度誤差であり、演
算により得られた回転位置θnp′を表す回転角度から、
保持ピン212について設定された回転位置θnpを表す
回転角度を引くことにより求められ、RAM506に正
負の符号付きで記憶される。
np,ΔYnpおよび回転位置誤差Δθnpがそれぞれ許容範
囲内にあるか否かの判定が行われる。この判定は、例え
ば、水平位置誤差ΔXnp,ΔYnpおよび回転位置誤差Δ
θnpの各絶対値を設定値と比較することにより行われ
る。水平位置誤差ΔXnp,ΔYnpおよび回転位置誤差Δ
θnpの各絶対値の少なくとも一つが設定値を超えていれ
ば、異常であり、S8の判定がNOになってS12が実
行され、異常の発生が報知装置524によって報知され
る。異常の発生が検出されれば、段取替えは中断され
る。水平位置誤差ΔXnp,ΔYnpおよび回転位置誤差Δ
θnpの各絶対値がいずれも設定値以内であれば、S8の
判定がYESになってS9が実行され、ピン保持具36
8が保持ピン212を把持する。
保持ピン212について設定された水平位置データに従
ってXYロボット48により移動させられ、ピン保持具
368が保持ピン212のピン286の上方へ移動させ
られる。この際、保持ユニット360が移動させられる
位置は、S7において演算された水平位置誤差ΔXnp,
ΔYnpに基づいて補正され、ピン保持具368が、その
軸線がピン286の軸線と一致する位置へ移動させられ
るようにされる。そのため、保持ピン212の水平位置
にずれがあっても、ピン保持具368は正確に保持ピン
212を把持することができる。
6により下降させられ、ピン保持具368が下降させら
れる。下降時には1対の把持爪370は開かれており、
ピン保持具368が下降端位置へ下降させられた状態で
は、図7に二点鎖線で示すように、1対の把持爪370
が保持ピン212の首部300の外側に位置する。下降
後、1対の把持爪370が閉じられ、図7および図9に
示すように、爪部444が円環状溝302に嵌入し、傾
斜面448が溝側面304に係合する状態となり、保持
ピン212を把持する。
ン212上へ移動させられる途中にピン保持具368が
回転させられ、1対の把持爪370が並ぶ方向が、台座
320の長手方向と平行となるようにされており、ピン
保持具368が下降させられて保持ピン212を把持す
るとき、1対の把持爪370が保持ピン212の幅方向
に平行な方向において台座320内にあり、隣接する保
持ピン212,閉塞ピン330との干渉が回避される。
ピン保持具368は、保持ピン212を把持する際に、
回転方向において予め設定された位置に位置させられる
のである。保持ピン212に回転位置誤差Δθnpがあっ
ても、S8の判定がYESになる大きさであって、許容
範囲の大きさであれば、一対の把持爪370が台座32
0から大きくはみ出すことはなく、隣接する保持ピン2
12,閉塞ピン330とは干渉しない。なお、保持ピン
212を把持する際に、回転位置誤差Δθnpに基づいて
ピン保持具368の回転位置を補正してもよい。
持した後、昇降テーブル378が上昇させられてピン保
持具368が上昇させられ、保持ピン212が磁力に抗
して保持台210から離間させられ、持ち上げられる。
1対の把持爪370の各爪部444が円環状溝302に
嵌入し、傾斜面448が溝側面304に係合しており、
長手形状を成す保持ピン212は、保持台210から離
間させられた状態において傾くことなく把持される。
68が移動させられて、保持ピン212が収納装置34
0へ搬送され、所定の収納位置に収納される。この際、
ピン保持具368は、保持ピン収納領域342のNh 番
地の収納位置へ移動させられる。収納番地Nh により、
収納位置のX,Y座標値が得られ、その位置へピン保持
具368が移動させられる。ピン保持具368は、移動
の間に回転させられ、保持ピン212の回転位置が収納
装置340に収容される位置、本実施形態においては、
台座320の長手方向がX軸方向と平行となる位置とさ
れる。CCDカメラ56による撮像に基づいて保持ピン
212の回転位置誤差Δθnpが算出されており、ピン保
持具368は、保持ピン212の保持台210への設置
時の回転位置θnp,回転位置誤差Δθnpおよび収納時の
回転位置に基づいて回転させられ、保持ピン212が台
座320がX軸方向と平行となる状態で収納されるよう
にされる。
移動した後、下降端位置へ下降させられ、保持ピン21
2が収納装置340に収納される。収納装置340の保
持ピン212を下方から支持する支持面の高さと、下降
端位置に位置する状態におけるプリント配線板保持装置
174の保持台210の上面226の高さとは同じにさ
れており、ピン保持具368の下降により、台座320
が凹部に嵌合され、保持ピン212が収納装置340に
下方から支持される状態で収納される。下降後、1対の
把持爪370が開かれて保持ピン212を開放し、開放
後、ピン保持具368が上昇させられる。
れ、保持ピン収納番地Nh が1減少させられた後、S2
2が実行され、収納が終了したか否か、すなわち保持台
210に設置された全部の保持ピン212,閉塞ピン3
30が収納装置340に収納されたか否かの判定が行わ
れる。この判定は、例えば、ピン番号np が1になった
か否かにより行われる。この判定は、全部の保持ピン2
12,閉塞ピン330が収納装置340に戻されるまで
NOであり、S23が実行されてピン番号npが1減少
させられた後、S2が実行される。
とすれば、S3の判定がNOになってS13以下のステ
ップが実行される。閉塞ピン330自体については、回
転位置を問わず、回転位置θが設定されていないため、
回転位置の取得に関する処理が行われないことを除いて
保持ピン212の回収時と同様に閉塞ピン330の回収
が行われる。S13においてCCDカメラ56が閉塞ピ
ン330上へ移動させられるとき、ピン保持具368の
回転位置は、閉塞ピン330を回収する際の回転位置と
される。ピン設置情報において設定された回転位置であ
って、一対の把持爪370が開閉時に隣接する保持ピン
212,閉塞ピン330と干渉しない回転位置に位置さ
せられるのである。S14においては閉塞ピン330の
基準マーク339が撮像され、S15においてはピンの
中心点のX,Y座標(Xnp′,Ynp′)が求められ、S
16において水平位置誤差ΔXnp,ΔYnpが演算され
る。そして、S17においては、水平位置誤差ΔXnp,
ΔYnpが許容範囲内であるか否かの判定が行われ、許容
範囲を超えていればS17の判定がNOになり、S21
において報知される。
であれば、S17の判定がYESになってS18が実行
され、水平位置誤差ΔXnp,ΔYnpに基づいてピン保持
具368の停止位置が補正され、ピン保持具368は閉
塞ピン330上へ移動させられて閉塞ピン330を把持
し、保持台210から持ち上げる。次いで、S19が実
行されてピン保持具368が移動させられ、閉塞ピン3
30は、閉塞ピン収納領域344の閉塞ピン収納番地N
c により得られる位置に収納される。この移動の間にピ
ン保持具368が回転させられ、一対の把持爪370の
並ぶ方向がX軸方向に平行とされて、隣接する閉塞ピン
330と干渉することなく、閉塞ピン330を閉塞ピン
収納領域344に収納する。そして、S20が実行され
て閉塞ピン収納番地Nc が1減少させられる。全部の保
持ピン212,閉塞ピン330が収納装置340に戻さ
れるまで、S2〜S11,S13〜S20,S22,S
23が繰り返し実行される。
収納装置340へ戻されたならば、S22の判定がYE
Sになってピン回収ルーチンの実行が終了する。そし
て、続いてピン設置ルーチンが実行され、保持台210
への保持ピン212,閉塞ピン330の取付けが行われ
る。ピン設置ルーチンのS31においては、ピン番号n
p ,保持ピン収納番地Nh ,閉塞ピン収納番地Nc が初
期化される。ピン番号np は1に初期化され、保持ピン
収納番地Nh ,閉塞ピン収納番地Nc はそれぞれ、収納
領域342,344におけるピン212,330の各収
納範囲を規定する大小二つの番地のうち、小さい方の番
地にセットされる。次いでS32が実行され、ピン番号
np に従ってピン設置情報が読み出された後、S33に
おいてピンが保持ピン212であるか否かの判定が行わ
れる。ピンが保持ピン212であるとすれば、S33の
判定がYESになってS34が実行され、保持ピン収納
番地Nh に従って得られる収納位置へCCDカメラ56
が移動させられる。移動後、S35が実行されてCCD
カメラ56が支持面288を撮像する。
れた支持面288の基準マーク294の画像に基づい
て、支持面288の中心点のX,Y座標値(Xnp′,Y
np′)が演算されるとともに、基準線296の画像に基
づいて、保持ピン212の回転位置θnp′が演算され
る。演算後、S37が実行され、保持ピン212の水平
位置誤差ΔXnp,ΔYnpおよび回転位置誤差Δθnpが演
算される。そして、S38において、水平位置誤差ΔX
np,ΔYnpおよび回転位置誤差Δθnpが許容範囲である
か否かの判定が行われる。この判定はS8におけると同
様に行われ、いずれか一つでも許容範囲を超えていれ
ば、S38の判定はNOになってS43が実行され、異
常の発生が報知装置524により報知されるとともに、
段取替えが中断される。
置誤差Δθnpがいずれも許容範囲内にあれば、S38の
判定がYESになってS39が実行され、ピン保持具3
68が保持ピン212のピン286上へ移動させられて
保持ピン212を把持する。この際、ピン保持具368
は、保持ピン収納番地Nh について設定された水平位置
座標(Xnh,Ynh)を、水平位置誤差ΔXnp,ΔYnpに
基づいて補正した位置へ移動させられる。それによりピ
ン保持具368の軸線とピン286の軸線とが一致させ
られ、保持ピン212の水平位置がずれていても、ピン
保持具368は保持ピン212を正確に把持することが
できる。なお、ピン保持具368は、保持ピン212を
収納装置340から取り出す際には、予め設定された回
転位置、本実施形態では、1対の把持爪370が並ぶ方
向がX軸方向に平行となる位置に位置させられ、隣接す
る保持ピン212と干渉しないようにされる。このピン
保持具368の回転位置の位置決めは、ピン保持具36
8が保持ピン212を把持するまでに行われる。ピン保
持具368は、移動後、下降させられ、下降後、1対の
把持爪370が閉じられて保持ピン212を把持する。
把持後、ピン保持具368が上昇させられ、保持ピン2
12が収納装置340から取り出される。
8が保持ピン212の設置位置を決める設置位置データ
に従って保持台210へ移動させられる。保持ピン21
2には回転位置θnpが設定されており、移動の間にピン
保持具368が回転させられる。この回転は、保持ピン
212について設定された回転位置θnpおよび収納装置
340から保持ピン212を取り出す際のCCDカメラ
56の撮像により得られた回転位置誤差Δθnpに基づい
て行われ、保持ピン212の回転位置誤差Δθnpが補正
され、保持ピン212が設定された回転位置θnpに位置
する状態で保持台210に取り付けられるようにされ
る。
68が下降させられて保持台210上の設定された設置
位置に設置される。保持台210上に載置された保持ピ
ン212は、台座320が負圧供給穴224の開口周辺
に密着させられ、前述のように、磁力によって保持台2
10に吸着されて固定されるとともに、負圧通路326
が負圧供給穴224に連通させられる。ピン載置後、1
対の把持爪370が開かれて保持ピン212を開放し、
ピン保持具368が上昇させられる。
た後、S42が実行され、保持ピン収納番地Nh が1増
加させられる。次いでS54が実行され、設置すべき全
部の保持ピン212,閉塞ピン330が保持台210に
設置されたか否かの判定が行われる。この判定は、例え
ば、ピン番号np がnpmaxになったか否かにより行われ
る。全部の保持ピン212,閉塞ピン330の保持台2
10への設置が終了していなければ、S54の判定がN
OになってS55が実行され、ピン番号np が1増加さ
せられた後、S32が実行される。
330であれば、S33の判定がNOになってS44以
下のステップが実行される。閉塞ピン330は、それ自
体については回転位置を問われないため、回転位置θn
p,回転位置誤差Δθnpの演算が行われないことを除い
て、保持ピン212の保持台210への取付けと同様に
して収納装置340から取り出される。なお、ピン保持
具368は、閉塞ピン収納領域344に収納された閉塞
ピン330を把持する際、その回転位置は、一対の把持
爪370が並ぶ方向がX軸方向と平行とされ、隣接する
閉塞ピン330と干渉することなく、閉塞ピン330を
把持するようにされる。また、把持後、保持台210の
閉塞ピン330の設置位置へ移動する間に、ピン保持具
368が回転位置データに従って回転させられ、一対の
把持爪370が並ぶ方向が予め設定された方向となり、
閉塞ピン330の設置時に隣接する保持ピン212,閉
塞ピン330と干渉しないようにされる。閉塞ピン33
0は、保持台210の上面226上に設定された閉塞位
置に設置され、保持台210上の複数の負圧供給穴22
4のうち、保持ピン212が設置されていないものを閉
塞して負圧の漏れを防ぐ。設置が予定された全部の保持
ピン212の保持台210への取付けが終了するまで、
S32〜S42,S44〜S52,S54,S55が繰
り返し実行される。設置が予定された全部の保持ピン2
12,閉塞ピン330が保持台210に設置されれば、
S54の判定がYESになってルーチンの実行が終了す
る。
ト配線板保持装置174の段取替えが、オペレータの手
を煩わすことなく、自動的に行われるため、段取替え速
度が向上し、迅速に行われる。プリント配線板24を保
持する保持ピン212も、保持ピン212が取り付けら
れない負圧供給穴224を塞ぐ閉塞ピン330も自動的
に取り付けられるため、プリント配線板24の所望の箇
所を、保持台210から所望の距離の位置に保持し得る
プリント配線板保持装置174が容易にかつ短時間で得
られ、段取り替えに要する時間が短くて済み、電気部品
装着システム12の稼働率を向上させることができる。
さらに、保持台210に保持ピン212および閉塞ピン
330を載置する際、ピン保持具368は、予め設定さ
れた保持ピン212,閉塞ピン330の設置位置データ
に従ってXYロボット48により機械的に移動させられ
るため、オペレータが保持ピン212,閉塞ピン330
を保持台に載置する場合のように、オペレータの個人差
によるピンの設置位置のずれが生ずることがなくなり、
保持ピン212,閉塞ピン330を正確に予定の位置に
設置することができ、プリント配線板保持装置174の
品質が向上する。さらにまた、段取替えの自動化によ
り、オペレータが段取替えに介在する時間が減少し、段
取替えの操作性が向上するとともに、オペレータの介在
によるミスの発生が減少する効果が得られる。また、段
取替え装置は電気部品装着装置16とXYロボット48
を共用しており、安価に構成し得るとともに、電気部品
装着システムの構成を簡易にすることができる。
態においては、保持ヘッド362が第一保持ヘッドを構
成するとともに、第二保持ヘッドを兼ねている。また、
部品装着ヘッド30が作業ヘッドを構成し、電気部品装
着装置18が作業装置を構成し、XYロボット48およ
び昇降装置52が作業用相対移動装置を構成している。
さらに、XYロボット48および昇降装置366が第一
相対移動装置および第二相対移動装置を構成している。
昇降装置52は、部品装着ヘッド30とプリント配線板
24を保持するプリント配線板保持装置174とを、保
持台210の表面である上面226に直角な方向におい
て相対移動させ、昇降装置366は、保持ヘッド32と
保持台210および収納装置340の支持台とを、上面
226および収納装置340の支持台の支持面に直角な
方向において相対移動させる。XYロボット48は、保
持ヘッド362と、収納装置340および保持台210
とを、上面226に平行な方向に相対移動させるととも
に、部品装着ヘッド30と、プリント配線板保持装置1
74とを、上面226に平行な方向に相対移動させ、作
業用相対移動装置と第一相対移動装置とはXYロボット
48を共用している。また、保持ピン212は、プリン
ト配線板24を支持する機能を有し、支持部材でもあ
る。
4の段取替えは、電気部品装着システム12内で行われ
ていたが、電気部品装着システムの外で行うようにして
もよい。その実施形態を図19ないし図22に基づいて
説明する。本実施形態の自動段取替え装置600は、電
気部品装着システムの外に独立して設けられている。こ
の電気部品装着システムは、自動段取替え装置が設けら
れていないことを除いて上記実施形態の電気部品装着シ
ステム12とほぼ同様に構成されており、図示および説
明を省略するが、同じ作用を成す構成要素については同
一の名称および符号を付して説明に用いる。
たるベース602,ピン収納装置(以下、収納装置と略
称する)604,保持ユニット606,XYロボット6
08および保持台保持装置610を有する。保持ユニッ
ト606,XYロボット608は、上記実施形態の保持
ユニット360,XYロボット48と同様に構成されて
おり、同じ作用を成す部分には同一の符号を付して対応
関係を示し、説明を省略する。なお、XYロボット60
8を構成するY軸テーブル42上には、図20に示すよ
うに、撮像装置たるCCDカメラ612が下向きに設け
られ、保持ピンの基準マークおよび基準線と閉塞ピンの
基準マークとを撮像するようにされている。これら保持
ピンおよび閉塞ピンは、図示は省略するが、前記保持ピ
ン212および閉塞ピン330と同様に構成されてい
る。
0は、ベース602上であって、XYロボット608を
構成する一対のボールねじ34の間の部分に設けられて
いる。収納装置604は、前記収納装置340と同様に
構成されており、複数ずつの保持ピンおよび閉塞ピンが
それぞれ、保持ピン収納領域および閉塞ピン収納領域に
収納されている。本実施形態では、収納装置340に
は、複数の配線板保持装置について段取替えを行うのに
十分な数の保持ピンおよび閉塞ピンが収納されている。
は、X軸方向において収納装置604に隣接して設けら
れており、図21および図22に示すように、保持テー
ブル616を有する。保持テーブル616はベース60
2に水平に固定されており、X軸方向に隔たった両端部
にはそれぞれ、ガイド618が設けられている。これら
ガイド618はそれぞれ、保持テーブル616の上面6
20から立ち上がらされたレール部622と、各レール
部622の上端から他方のレール部622側へ突出させ
られ、上面620と平行な押さえ部624とを有する。
はそれぞれ、保持具630が設けられている。これら保
持具630はそれぞれ、ケーシング632内に移動可能
に収容されたボール634と、ボール634をケーシン
グ632から突出する向きに付勢する付勢装置たるスプ
リング636とを有する。ケーシング632は、レール
部622の側面に開口させられているが、その開口の直
径はボール634の直径より小さくされ、ボール634
のケーシング632からの飛出しが防止されている。
保持台640は、本実施形態においては、寸法が最大の
プリント配線板を保持可能な大きさを有し、保持テーブ
ル616は、その保持台を保持し得る大きさを有するも
のとされている。保持台640のY軸方向に平行な一対
の側面にそれぞれ、図22に示すように、係合凹部たる
V字形断面のノッチ642が設けられている。ノッチ6
42の内側面は、円錐面を成すのである。配線板保持装
置638は、本実施形態においては、前記プリント配線
板保持装置174と同様に構成され、保持台640に
は、図示は省略するが、複数の負圧供給穴が設けられ、
負圧通路を有する保持ピンが設置されるとともに、保持
ピンが設置されない負圧供給穴は閉塞ピンで覆われる。
制御装置650によって制御される。制御装置650は
コンピュータを主体として構成され、RAMには複数の
ピン設置情報等が格納され、ROMには回収ルーチンお
よび設置ルーチン等が記憶されている。
ステムの配線板昇降装置の配線板リフタ上には、上記保
持台保持装置610と同様の保持台保持装置が設けられ
ており、保持台640が、保持台保持装置610による
保持と同様にして保持され、プリント配線板保持装置6
38が配線板リフタ上にセットされるようにされてい
る。
電気部品装着システムの外に設けられているため、電気
部品装着システムにおいてプリント配線板への電気部品
の装着が行われている間、あるいは装着が行われていな
い場合等、システムにおける作業状況に拘束されること
なく、任意の時期に配線板保持装置638の段取替えを
行うことができる。また、複数の配線板保持装置638
について段取替えを済ませておくこともできる。
時には、オペレータは、保持台640に保持ピンおよび
閉塞ピン(図示省略)が設置された配線板保持装置63
8を保持台保持装置610に取り付ける。この際、オペ
レータは保持台640を持ち、保持台保持装置610に
対して、Y軸方向の一方の側から保持台640を保持テ
ーブル616に保持させる。保持台640のY軸方向に
平行な両縁部を保持テーブル616の上面620と押さ
え部624との間に嵌合し、前進させるのである。保持
テーブル616においてプリント配線板保持装置368
が取り付けられていない状態では、保持具630におい
てボール634がスプリング636の付勢により、その
一部がケーシング632の外へ突出させられ、レール部
622の側面から突出させられており、保持台640は
ボール634をスプリング636の付勢力に抗してケー
シング632内へ引っ込ませつつ嵌合される。保持台6
40の側面に形成されたノッチ642が保持具630に
至れば、ボール634がノッチ642に嵌入する。ボー
ル634は、ノッチ642の内側面に一円周状に係合
し、保持台640がX軸方向においてもY軸方向におい
ても位置決めされて保持される。
6に取り付けたならば、自動段取替え装置600におい
ては、例えば、オペレータの指示に基づいて段取替えが
開始される。前記実施形態におけると同様にXYロボッ
ト608等が作動させられ、保持ユニット606が移動
させられ、保持台640に設置された全部の保持ピンお
よび閉塞ピンが回収されて収納装置604に収納された
後、収納装置604から保持ピンあるいは閉塞ピンが取
り出され、保持台640の設置位置あるいは閉塞位置に
設置される。
よび設置ルーチンと保持ピンおよび閉塞ピンの各設置情
報とに基づいて行われる。例えば、オペレータは、現に
保持台640に設置されている保持ピンおよび閉塞ピン
の回収に用いられるピン設置情報と、次に保持台640
に設置される保持ピンおよび閉塞ピンの設置に用いられ
るピン設置情報とを指示するデータをコンピュータに入
力する。このデータは、例えば、配線板保持装置638
によって保持されるプリント配線板の種類を表すデータ
とされ、あるいは配線板保持装置638によって保持さ
れたプリント配線板についての電気部品の装着を実行す
る生産プログラムを表すデータとされる。ピン設置情報
を指示するデータと、ピン設置情報とは、予め対応付け
られてコンピュータのRAMに記憶されている。
ば、前記実施形態の回収ルーチンおよび設置ルーチンと
同様に構成される。但し、収納装置604には、複数の
配線板保持装置638について段取替えを行うのに十分
な数の保持ピンおよび閉塞ピンが収納されており、自動
段取替えが電気部品装着システム内で行われる場合のよ
うに、収納装置から取り出されているピンの数と、保持
台に設置されているピンの数とが同じであるとは限らな
い。そのため、例えば、回収ルーチンおよび設置ルーチ
ンの終了後、終了した時点における収納番地に基づい
て、回収ルーチン実行用の初期値および設置ルーチン実
行用の初期値が設定されてRAMに記憶され、次のルー
チンの実行に備えるようにされる。回収ルーチン終了時
における収納番地は、収納領域のうち、ピンが収納され
ている収納範囲を表す番地のうち、最小の番地であり、
設置ルーチン終了時における収納番地は、収納領域のう
ち、ピンが収納されていない収納範囲を表す番地のう
ち、最大の番地である。したがって、回収ルーチン終了
時には、終了時の収納番地をそのままS31のピン設置
時初期値とし、終了時の収納番地から1を引いた番地を
S1のピン回収時初期値とする。また、設置ルーチン終
了時には、終了時の収納番地をそのままS1の回収時初
期値とし、終了時の収納番地に1を加えた番地をS31
の設置時初期値とする。これら初期値はRAMに記憶さ
れ、ルーチンの実行時に使用される。なお、オペレータ
が収納装置604に最初に保持ピンおよび閉塞ピンを収
納した際の初期値は、オペレータによって入力され、R
AMに記憶される。
替えが終了したならば、オペレータは配線板保持装置6
38を保持台保持装置610から外す。オペレータは保
持台640を持って保持テーブル616から引き出す。
この際、ボール634はノッチ642の内側面から加え
られる力により、スプリング636の付勢力に抗してケ
ーシング632に引っ込まされ、保持台640の抜出し
を許容する。そして、更に別の配線板保持装置638に
ついて段取替えを行うのであれば、オペレータはその配
線板保持装置638を保持台保持装置610にセットす
る。
いて、プリント配線板への電気部品の装着が終了し、段
取替えが行われる際、現に電気部品装着システムに設け
られている配線板保持装置638と、次の生産プログラ
ムの実行により電気部品が装着されるプリント配線板を
保持する配線板保持装置638とを交換する。次に用い
られる配線板保持装置638の段取替えは、電気部品装
着システムにおいてプリント配線板への電気部品の装着
が終了する前に自動段取替え装置600により行われ、
完了している。
置の、Y軸方向において電気部品装着装置とは反対側に
おいて配線板保持装置638の交換を行う。交換時には
配線板リフタを下降させ、配線板保持装置638を下降
端位置へ下降させ、配線板リフタに設けられた保持台保
持装置から配線板保持装置638を外す。この取外し
は、配線板保持装置638の保持台保持装置610から
の取外しと同様に行われ、配線板保持装置638は水平
に移動させられ、保持台保持装置610から取り外され
るとともに、搬送コンベア22の可動ガイド190に設
けられた切欠206を通って電気部品装着システム12
の外へ出される。取外し後、新たな配線板保持装置63
8を配線板リフタの保持台保持装置に取り付ける。作業
者は新たな配線板保持装置638を持ち、可動ガイド1
90に設けられた切欠206を通って配線板リフタの保
持台保持装置に取り付ける。
品装着システムのベースと、電気部品装着システムの外
に設けられた自動段取替え装置600のベース602と
に対して取付け,取外しされるのであり、これら取付
け,取外しは、プリント配線板保持装置638を保持台
保持装置610の保持テーブルに対して移動させるのみ
で容易にかつ迅速に行うことができ、電気部品装着シス
テム内に自動段取替え装置を設けてプリント配線板保持
装置の段取替えを行う場合の段取替え時間より短い時間
で行うことができ、プリント配線板保持装置の自動段取
替えによる段取替え時間の短縮効果を損なうことがな
い。そして、電気部品装着システムの作動中に次に必要
となるプリント配線板保持装置の段取替えを行ってお
き、電気部品装着システムの段取替え時には、プリント
配線板保持装置の交換を行うのみでよく、電気部品装着
システムの段取替えに要する時間を更に短縮し、電気部
品装着システムの稼働率を向上させることができる。
らのピンの回収はオペレータが行い、設置のみを自動段
取替え装置600が自動で行うようにしてもよい。この
場合、自動段取替え装置600は、ピンセッティング装
置を構成することとなる。あるいは保持ピンおよび閉塞
ピンの保持台からの回収のみを自動段取替え装置600
によって自動で行うようにしてもよい。この場合、自動
段取替え装置600はピン回収装置を構成することとな
る。
線板保持装置の取付け,取外しと、電気部品装着システ
ムに対する配線板保持装置の取付け,取外しとの少なく
とも一方を、自動交換装置ないし自動着脱装置を設けて
自動で行うようにしてもよい。
配線板をも保持し得る大きさとすれば、大きさが異なる
複数種類のプリント配線板について保持台を共用するこ
とができる。しかし、電気部品装着システム外に設けら
れた自動段取替え装置によってプリント配線板保持装置
の段取替えを行う場合、保持台はプリント配線板の寸法
に応じた大きさを有するものとしてもよい。自動段取替
え装置が電気部品装着システム内に設けられている場
合、保持台も自動交換し、プリント配線板の寸法に応じ
た保持台を用いるようにしてもよい。
把持するのに先立って、回転位置誤差Δθnpが許容範囲
内にあるか否かの判定が行われ、ピン設置時に、保持ピ
ン212を把持するのに先立って、回転位置誤差Δθnp
が許容範囲内にあるか否かの判定が行われるようにされ
ていたが、これらの判定の少なくとも一方を省略しても
よい。
置から取り出す際の撮像は、支持台に設置された複数の
支持部材について、回収に先立ってまとめて行い、収納
装置から取り出す複数の支持部材について、取出しに先
立ってまとめて行ってもよい。
12,閉塞ピン330は、磁力によって保持台210に
固定され、保持ピン212,閉塞ピン330に設けられ
た永久磁石328,338,強磁性材料製のベース21
8が固定装置を構成していたが、固定装置は、保持ピン
212,閉塞ピン330等、支持部材を磁力以外の手段
によって支持台に固定するものとしてもよい。固定装置
は、支持部材が支持台の支持面に繰り返し取付け,取外
しされることを許容する装置であればよく、支持部材と
支持面とを、支持面に直角な方向,平行な方向あるいは
交差する方向に相対移動させることによって、支持部材
を支持面に固定し、固定が解除されるものとすることが
望ましい。例えば、所謂マジックテープ(登録商標)の
ように、互いに絡んで締結し合う部材を支持面と支持部
材の座面とにそれぞれ設けて固定装置を構成し、あるい
は支持面と支持部材の座面とにそれぞれ粘着剤層を設け
て固定装置を構成してもよい。
るものとする場合、ピンは、台座長手方向の一端部に設
けてもよい。
設置した後、それら部材を撮像し、保持台の表面に平行
な方向の位置誤差および回転位置誤差を算出して設定量
と比較し、誤差が設定量を超えていれば報知するように
してもよい。これは、保持部材あるいは閉塞部材を1
つ、支持面に設置する毎に行ってもよく、全部の保持部
材および閉塞部材を保持面に設置した後に行ってもよ
い。また、保持部材および閉塞部材を収納装置に収納し
た後、それら部材を撮像し、収納装置の支持面に平行な
方向の位置誤差および回転位置誤差を算出して設定量と
比較し、誤差が設定量を超えていれば報知するようにし
てもよい。この設定量は、保持台に設置された保持部材
および閉塞部材の位置誤差を判定する設定量より小さ
く、すなわち異常と判定する基準を緩やかにしてもよ
い。プリント配線板を吸着する機能を有さない支持部材
によってプリント配線板を支持する場合も同様である。
品装着システム12内に設けられた実施形態において、
保持ユニット360等はY軸テーブル42に搭載され、
プリント配線板24への電気部品32の装着時に吸着ノ
ズル60と共に移動するようにされていたが、保持ユニ
ット360は、段取替え時にのみ、XYロボット48に
より移動させられ、電気部品32の装着時には待機位置
ないし退避位置において待機させ、退避させるようにし
てもよい。例えば、吸着ノズル62,回転装置50,昇
降装置52等と、保持ユニット360とをそれぞれ別体
のテーブルに設け、各テーブルに連結部を設けて連結
し、切り離すようにする。2つのテーブルはまた、昇降
装置366等に正圧のエアを供給するためのエア供給接
続部が設けられ、2つのテーブルが連結部によって連結
されるのと同時にエア供給接続部が互いに接続されるよ
うにする。
は、常時、X軸テーブル36上にあって、Y軸テーブル
42として機能し、保持ユニット360が設けられたテ
ーブルは、電気部品32の装着時には、X軸テーブル3
6から降ろされ、待機位置において待機させられる。待
機位置は、例えば、X軸テーブル36が原位置に位置す
る状態において、X軸テーブル36に、Y軸方向におい
て隣接する位置に設けられ、段取り替え時にX軸テーブ
ル36が原位置へ戻った状態において、保持ユニット3
60が搭載されたテーブルが、部品装着ヘッド30等が
搭載されたテーブルに連結され、XYロボット48によ
って移動させられるようにされる。そして、保持部材等
の保持台への取付け後、X軸テーブル36が原位置へ移
動させられ、保持ユニット360が搭載されたテーブル
が、吸着ノズル60等が搭載されたテーブルから切り離
され、待機位置において待機させられる。このようにす
れば、電気部品装着時におけるY軸テーブルの重量が大
きくなることが回避される。
え時には、現に保持台に取り付けられている全部の保持
ピンおよび閉塞ピンを外した後、次に電気部品が装着さ
れるプリント配線板を保持する保持ピンおよび閉塞ピン
を取り付けるようにされていたが、現に保持台に取り付
けられている保持ピンおよび閉塞ピンと、次のプリント
配線板の保持に用いられる保持ピンおよび閉塞ピンと
に、位置および位相が共通の保持ピンおよび閉塞ピンが
あれば、共通のピンはそのまま残し、共通ではないピン
を外し、次のプリント配線板の保持および負圧供給穴の
閉塞に使用される保持ピンおよび閉塞ピンのうち、共通
の保持ピンおよび閉塞ピン以外の保持ピンおよび閉塞ピ
ンを保持台に取り付けるようにしてもよい。
態において、保持具630のボール634は一円周にお
いてノッチ642の内側面に係合し、保持台640を位
置決めするようにされていたが、保持台640の保持テ
ーブル616に対する嵌合限度を規定するストッパを設
けるとともに、ボール634がノッチ642のストッパ
側の面のみに係合し、ストッパとは反対側の面との間に
は隙間が設けられるようにしてもよい。ボール634は
ノッチ642の内側面に係合し、斜面の効果およびスプ
リング636の付勢により、保持台640をストッパに
押し付け、位置決めする。
ステム内に設ける実施形態において自動段取替え装置3
74は、電気部品装着装置16と一部、例えばXYロボ
ット48を共用することなく、電気部品装着装置16と
は別に独立して設けてもよい。
置には、保持ピンと閉塞ピンとが分けて収納されていた
が、混在した状態で収納してもよい。種類が異なるピン
毎に収納位置および設置位置が設定されていれば、プリ
ント配線板の保持および負圧供給穴の閉塞に用いられる
閉塞ピンを収納装置から取り出して保持台に設置し、保
持台から外して収納装置に収納することが可能である。
ペレータにより入力され、その収納情報を用いて制御装
置500が保持ピン212,閉塞ピン330の回収,設
置を行うようにされていたが、設置情報と収納情報とが
別々に管理されるようにしてもよい。例えば、収納情報
は収納装置に付属する収納制御装置に独自に管理させ
る。保持台上に設置されているある保持部材や閉塞部材
を収納装置に収納する必要が生じた場合には、電気部品
装着装置あるいは段取替え装置を制御する制御装置の保
持ヘッドの移動を制御する部分が、収納制御装置にその
保持部材あるいは閉塞部材を収納すべき位置を問い合わ
せ、収納制御装置により指示された位置に保持部材ある
いは閉塞部材を収納し、また、ある保持部材あるいは閉
塞部材を保持台上に設置する必要が生じた場合には、そ
の保持部材あるいは閉塞部材が収納されている収納装置
上の位置を収納制御装置に問い合わせ、収納制御装置に
より指示された位置から目的とする保持部材あるいは閉
塞部材を取り出して、保持台上に設置するようにするの
である。収納装置内の保持部材および閉塞部材の管理
は、収納制御装置により、電気部品を装着すべきプリン
ト配線板の種類とは関係なく行われる。ただし、収納制
御装置を、電気部品装着システム全体あるいは段取替え
装置を制御する制御装置と物理的に別個にする必要はな
く、後者の一部を利用して収納制御装置を構成すること
も可能である。
持装置は、保持ピンによってプリント配線板を吸着し、
支持する配線板保持装置とされていたが、吸着機能を有
する保持ピンと、吸着機能を有さない支持ピンとの両方
を保持台に設置し、プリント配線板を支持させるように
してもよい。この場合にも、保持ピンが設置されない負
圧供給穴は閉塞ピンによって覆われる。支持ピンに閉塞
ピンを兼ねさせてもよい。
ず、支持面においてプリント配線板の裏面を支持する支
持部材を含む装置としてもよい。支持部材は、例えば、
保持ピン212において、負圧通路326,吸着カップ
310を有さず、台座320が長手形状を成さない支持
ピンとされる。
ピンの少なくとも保持台あるいは支持台に取り付けられ
る側の部分を強磁性材料により形成し、保持台あるいは
支持台を永久磁石により形成してもよい。この場合、収
納装置の支持台も永久磁石により形成すればよい。
ンプ装置172は、固定ガイド188,可動ガイド19
0に移動可能に設けられたクランププレートをクランプ
シリンダにより移動させ、配線板押さえ部194と共に
プリント配線板24の縁部を挟むものとされていたが、
クランププレートを、プリント配線板保持装置の上昇時
に保持台に係合させ、保持台の上昇に伴って、スプリン
グの付勢に抗して配線板押さえ部に向かって移動させ、
プリント配線板24をクランプさせるようにしてもよ
い。あるいは保持台にクランププレートを設けてもよ
い。例えば、保持台の配線板搬送方向に平行な両縁部に
それぞれ、クランププレートを立設する。保持部材は上
端面がクランププレートの上端面と同一平面内に位置す
る高さを有するものとされる。プリント配線板保持装置
の上昇時に保持部材がプリント配線板を吸着し、保持す
るとともに、クランププレートがプリント配線板を下方
から支持し、プリント配線板の縁部を配線板押さえ部と
の間に挟んでクランプする。1対のクランププレート
は、その幅を変更可能に設け、幅変更装置により、プリ
ント配線板の幅に応じて変更するか、あるいは段取替え
時に保持台もプリント配線板の大きさに応じた大きさの
ものであって、プリント配線板の幅に応じた間隔で1対
のクランププレートが設けられたものに交換するように
してもよい。
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
置の自動段取替え装置を備えた電気部品装着システムを
概略的に示す平面図である。
の吸着ノズルおよびピン保持具がY軸テーブルに搭載さ
れた状態を示す側面図である。
線板支持搬送装置を示す正面図(一部断面)である。
ンおよび閉塞ピンが保持台に取り付けられた状態を示す
正面断面図である。
面図である。
置の保持ヘッドを示す側面図(一部断面)である。
背面図(一部断面)である。
納装置を概略的に示す平面図である。
置を概略的に示す図である。
れた設置情報を示す図表である。
おけるピンの収納を説明する図である。
ピンおよび閉塞ピンが設置された状態を概略的に示す平
面図である。
OMに記憶されたピン回収ルーチンを示すフローチャー
トである。
示すフローチャートである。
に好適な自動段取替え装置を示す平面図である。
トを示す側面図である。
装置を示す平面図である。
板保持装置の保持台がセットされた状態を示す正面図
(一部断面)である。
ロボット 174:プリント配線板保持装置 21
0:保持台 212:保持ピン 244:上面
329:座面 330:閉塞ピン 340:ピン収
納装置 360:保持ユニット 362:保持ヘッ
ド 368:ピン保持具 370:把持爪 50
0:制御装置 600:自動段取替え装置 60
4:ピン収納装置 606:保持ユニット 60
8:XYロボット 610:保持台保持装置 63
8:配線板保持装置 640:保持台 650:制
御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 支持台の表面に複数の支持部材が設置さ
れ、それら支持部材によりプリント配線板の裏面を支持
する配線板支持装置の段取替え装置であって、 前記複数の支持部材を収納する支持部材収納装置と、 前記支持部材を保持可能な保持ヘッドと、 その保持ヘッドと、前記支持部材収納装置および支持台
とを、少なくとも前記支持台の表面に平行な方向に相対
移動させることにより、保持ヘッドに、支持部材収納装
置から所定の支持部材を取り出させ、前記支持台上の予
め定められた設置位置に設置させ、また、設置位置にあ
る支持部材を支持部材収納装置に収納させる相対移動装
置と、 その相対移動装置を制御する制御装置とを含むことを特
徴とする配線板支持装置の自動段取替え装置。 - 【請求項2】 表面に複数の負圧供給穴が開口させられ
た保持台に、貫通した負圧通路を備えた複数の保持部材
が設置され、それら保持部材の支持面によりプリント配
線板の裏面を支持するとともに、前記負圧供給穴から前
記負圧通路を経て前記支持面に供給される負圧によりそ
のプリント配線板の裏面を吸着し、そのプリント配線板
を保持する配線板保持装置の段取替え装置であって、 前記複数の保持部材を収納する保持部材収納装置と、 前記保持部材を保持可能な第一保持ヘッドと、 その第一保持ヘッドと、前記保持部材収納装置および保
持台とを、少なくとも保持台の表面に平行な方向に相対
移動させることにより、第一保持ヘッドに、保持部材収
納装置から所定の保持部材を取り出させ、保持台上の予
め定められた設置位置に設置させ、また、設置位置にあ
る保持部材を保持部材収納装置に収納させる第一相対移
動装置と、 前記保持台に設置され、前記複数の負圧供給穴のうち前
記保持部材が設置されない負圧供給穴を閉塞する複数の
閉塞部材と、 それら複数の閉塞部材を収納する閉塞部材収納装置と、 前記閉塞部材を保持可能な第二保持ヘッドと、 その第二保持ヘッドと、前記閉塞部材収納装置および保
持台とを、少なくとも保持台の表面に平行な方向に相対
移動させることにより、第二保持ヘッドに、閉塞部材収
納装置から所定の閉塞部材を取り出させ、前記保持台上
の複数の負圧供給穴のうち前記保持部材が設置されてい
ないものをそれぞれ閉塞する閉塞位置に設置させ、ま
た、閉塞位置にある閉塞部材を閉塞部材収納装置に収納
させる第二相対移動装置と、 前記第一相対移動装置を制御することにより、前記第一
保持ヘッドに、前記保持部材の前記保持部材収納装置か
らの取出しおよび前記設置位置への設置と、設置位置か
ら保持部材収納装置への収納とを行わせ、また、前記第
二相対移動装置を制御することにより、前記第二保持ヘ
ッドに、前記閉塞部材の前記閉塞部材収納装置からの取
出しおよび前記閉塞位置への設置と、閉塞位置から閉塞
部材収納装置への収納とを行わせる制御装置とを含むこ
とを特徴とする配線板保持装置の自動段取替え装置。 - 【請求項3】 本体フレームと、 その本体フレーム上に配設された支持台と、その支持台
の表面上に設置される複数の支持部材とを備え、それら
支持部材によりプリント配線板の裏面を支持してそのプ
リント配線板を保持する配線板支持装置と、 前記本体フレーム上に配設され、前記配線板支持装置に
より支持されたプリント配線板の表面に対して所定の作
業を行う作業装置とを含む配線板作業システムにおい
て、前記配線板支持装置をセットする方法であって、 前記支持台を前記本体フレームから機外へ取り外し、取
り外した状態の支持台に前記複数の支持部材を設置した
後、それら支持台および支持部材を前記本体フレームに
取り付けることを特徴とする配線板支持装置のセット方
法。
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