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JP2002046895A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002046895A
JP2002046895A JP2000286585A JP2000286585A JP2002046895A JP 2002046895 A JP2002046895 A JP 2002046895A JP 2000286585 A JP2000286585 A JP 2000286585A JP 2000286585 A JP2000286585 A JP 2000286585A JP 2002046895 A JP2002046895 A JP 2002046895A
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JP
Japan
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feed tray
manual
paper
manual paper
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Application number
JP2000286585A
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Osamu Kitazawa
沢 修 北
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Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Toshiba Tec Corp
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Publication date
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Publication of JP2002046895A publication Critical patent/JP2002046895A/ja
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Publication of JP3597125B2 publication Critical patent/JP3597125B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6502Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
    • G03G15/6514Manual supply devices
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00379Copy medium holder
    • G03G2215/00392Manual input tray

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が操作パネル上で用紙の種類を選択す
る等の簡単な操作を行うことにより、手差し給紙口にお
ける給紙機構条件を最適化することが可能な画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 手差し給紙部において、拡大する用紙種
類(特に坪量)への対応能力が限界に近づきつつある。
本発明では、即ち、望ましくは本体へ格納することが可
能な手差し給紙トレイが、本体に対するその位置及び角
度を、操作者からの外部入力に応じて自動的に変えるこ
とで、給紙機構条件が変わる。これにより、幅広い用紙
種類に対して安定した給紙搬送が可能となり、かつ装置
面積を増加させることなく、省スペースかつ低コストを
実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機等の画像形成装置では、カセ
ット式の自動給紙部の他に、手差し給紙部が設けられて
いる場合が多い。通常、手差し給紙部は、自動給紙トレ
イの仕様から外れた種類の用紙を、臨時的に本体側に給
紙搬送するために設けられている。このような手差し給
紙部に対する基本的な位置付けは、現在も変わっていな
い。
【0003】しかしながら、近年の手差し給紙部に対す
る要求は益々拡大している。幅広い種類の用紙(特に、
坪量)に対応するばかりでなく、自動給紙部と同様に、
手差し給紙部においても複数枚の用紙を連続的に給紙で
きることが要求されている。
【0004】これらの要求に対し、従来は、手差し給紙
部の基本的な構成要素である、用紙を取り込むための用
紙取り込みローラ、取り込んだ用紙を本体側に給紙する
給紙ローラ、用紙を停止させるブレーキパッド等のそれ
ぞれの配置、材質、形状、押圧力、あるいは用紙積載ト
レイの配置、角度、ガイドの角度等の調整により、対処
してきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような、
用紙取り込みロ一ラ、給紙ローラ、ブレーキパッド、用
紙積載トレイ等のそれぞれの構成要素の調整では、幅広
い種類の用紙に対応するには限界があった。
【0006】主な問題としては、例えば、 (1)用紙間の摩擦係数が高い紙を確実に分離して給紙
するためには、分離機構の手前において、傾斜の付いた
分離用ガイドを設ける等、プレ分離機能が必要である。
しかし、厚紙の給紙性能を考慮すると、用紙を搬送する
ときの紙搬送部のガイド形状は、限りなく直線に近づけ
る必要がある。このように、相反する問題が存在し、両
者の要求を満たす適当な角度をとることが困難であっ
た。
【0007】(2)厚さ等の条件が異なると、摩擦係数
及び給紙性能がそれぞれに異なる。このような複数種類
の用紙を的確に分離し給紙することが困難であった。
【0008】また、従来の装置には、カセット式の自動
給紙部と同様に、手差し給紙部にも用紙の枚数や坪量に
応じて昇降することができる、昇降機能付きのトレイを
具備したものも存在する。この方式によれば、用紙の枚
数や坪量の変化にかかわらず、用紙の姿勢を常に安定し
た状態に維持することができる。
【0009】しかし、手差し給紙部の機構が、自動給紙
部と同様に複雑化し大型化する。このため、装置全体の
スペースユーティリティを追求すると、不利なものとな
る。
【0010】本発明は上記事情に鑑み、小型化が可能な
簡易な機構で、種類の異なる用紙に対しても確実に分離
して本体側に給紙することが可能な画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、手差し給紙トレイを有し、前記手差し給紙トレイの
支点位置及び角度が、外部入力によって変化する。
【0012】また、本発明の画像形成装置は、手差しに
て供給される用紙が載置される手差し給紙トレイを有
し、前記手差し給紙トレイに載置された用紙の種別に応
じて、前記手差し給紙トレイの装置本体に対する取り付
け位置を調整する。
【0013】前記手差し給紙トレイは、用紙を収納する
トレイと、前記トレイにおける搬送方向先端の両端部に
設けられ、第1の回転支持点を中心として少なくとも1
部の外周領域にギヤが形成された一対の支点部材と、前
記第1の回転支持点に沿って設けられ、前記支点部材か
らそれぞれ両端へ向かって突出した一対の突起を有する
支持軸と、本体側に固定されており、前記支点部材のギ
ヤと噛み合うラックと、前記突起が挿入される一方向に
長い長穴とを有する一対のラックガイドと、前記長穴に
挿入され両端へそれぞれ突出した前記突起と遊びを持っ
て係合した状態で、第2の回転支持点を中心に回転する
一対のレバーギヤと、前記レバーギヤを回転駆動する駆
動源とを備え、前記外部入力を与えられると、前記駆動
源が前記レバーギヤを前記第2の回転支持点を中心に回
転駆動し、前記レバーギヤが前記第2の回転支持点を中
心として、係合した前記突起を駆動させ、前記突起が本
体側に固定された前記ラックガイドの前記長穴を摺動し
ながら移動することで、前記支点部材が前記第1の回転
支持点を中心に回転しつつ前記第1の回転支持点の位置
が移動し、これにより、前記手差し給紙トレイの前記支
点位置及び角度が変化するように構成してもよい。
【0014】上記画像形成装置によれば、用紙の種類に
応じて、手差し給紙トレイの支点位置及び角度を、外部
入力によって変化させることにより、幅広い用紙の種類
に対応することができる。
【0015】また、手差し給紙トレイに関し、従来のよ
うに昇降機能を付けると、機構が複雑化し大型化する。
しかし、本発明では、手差し給紙トレイ自体が、その支
点位置及び角度を変える簡易な構成により、用紙の種類
に対応した最適な条件で給紙することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1に、本発明を適用することが可能な画
像形成装置を正面から見た縦断面を示す。ここで、装置
の正面側の定義は、装置本体側の操作パネルが設置され
ている側とし、その反対側は背面側とする。
【0018】まず、手差し給紙部の給紙動作について説
明する。図1において、手差し給紙部に設けられた手差
し給紙トレイ1は、通常は画像形成装置の本体側に格納
されており、ウイングレスの状態になっている。よっ
て、操作者が手差し給紙を行う場合には、図2において
矢印Aの方向に手差し給紙トレイ1を回動させながら、
所定の姿勢になるまで開く。
【0019】次に、コピーを行うベく、用紙を手差し給
紙トレイ1上に載せる。用紙検知スイッチ2が用紙の存
在を検知すると給紙作動スイッチがオンする。これによ
り、用紙を取り込むピックアップローラ3と、給紙ロー
ラ4とが回動する。
【0020】これと同時、若しくはわずかに遅れたタイ
ミングで、ピックアップローラ3が給紙ローラ4を中心
として円弧を描きつつ、手差し給紙トレイ1上の位置ま
で下降し、給紙動作を開始する。
【0021】用紙が給紙されて本体側へ取り込まれてい
くと、用紙の先端が整位ローラ前スイッチ101をオン
させる。このスイッチ101がオンした時点から、所定
の時間間隔をあけて、ピックアップローラ3と給紙ロー
ラ4とが回転を停止する。用紙先端が整位ローラ5のニ
ップに突き当たりつつ、わずかに用紙が後押しされると
整位し、ピックアップローラ3及び給紙ローラ4が動作
を停止する。手差し給紙部の給紙動作に関与する役割
は、ここまでである。
【0022】次に、手差し給紙トレイ1が、用紙の種類
に応じて支持軸102の高さ位置と、トレイの角度を変
える動作について、図3を参照して説明する。本実施の
形態では、一例として、手差し給紙トレイが2種類の用
紙に対応して2通りの位置及び角度に変化する場合を想
定している。用紙種類が更に増加して3通り以上手差し
給紙トレイの支点位置(支持軸102の位置)及び角度
を変える必要が生じた場合においても、当業者によれ
ば、本実施の形態に基づいて容易に本発明を適用するこ
とができる。
【0023】図3において、実線で示された手差し給紙
トレイ1の支点位置及び角度は、普通紙から比較的薄手
の厚紙(坪量で、例えば約140g/m2以下)を連続
給紙する時の状態であり、この状態をディフォルト状態
とする。
【0024】このディフォルト状態において対処可能な
用紙よりも、厚紙(坪量で、例えば約141g/m2以
上)等のコシの強い紙を給紙すべく、操作パネル等にお
いて厚紙モードを選択するとする。これにより、図3に
おいて点線で示されたように、手差し給紙トレイ1が上
昇動作及び回動動作を同時に行って、支持軸102の高
さ位置と角度が変化し、厚紙給紙状態になる。
【0025】このことは、厚紙を給紙搬送する時は、手
差し給紙トレイ1の支点位置が高く、角度は用紙の後端
を持ち上げるベく傾斜角が大きい方が望ましく、逆に、
普通紙から比較的薄い厚紙を給紙する時は、手差し給紙
トレイ1の支点位置が低く、角度は水平に近く緩やかに
傾いている方が好ましいことが実験結果よりわかってい
ることに基づく。
【0026】このように、手差し給紙トレイ1自体が昇
降及び回動することで、普通紙の連続給紙を行う場合
は、手差し給紙トレイ1の傾きを緩やかとし、その支点
位置は用紙を分離する機構の手前に設けられた、傾斜し
た板を有するガイド部6(図2、図3参照のこと)によ
る紙のさばき作用を生かす。
【0027】また、厚紙等のコシの強い紙の一枚給紙を
行う場合には、ピックアップローラ3の搬送力に加担す
べく、手差し給紙トレイ1の傾きを大きくし、かつ手差
し給紙トレイ1の支点位置も上昇させることで、分離機
構に向かって直線的に搬送することで、搬送負荷を軽減
する。
【0028】このような手差し給紙トレイ1の支持軸1
02の位置及び角度を変化させるための具体的な機構に
ついて、図4、図5及び図6を参照して説明する。ここ
で、図4(a)及び図4(b)は手差し給紙トレイ1の
駆動機構部を背面から視た縦断面図であって、図4
(a)がディフォルト状態、図4(b)が厚紙給紙状態
を示す。図5が図4(b)におけるL−L線に沿う縦断
面を示した断面図、図6が図4(a)におけるT−T線
に沿う横断面であって、手差し給紙トレイの支持軸10
2周りの構造を示した詳細図である。
【0029】手差し給紙トレイ1は、図6で矢印Cで示
された手差し方向の先端部において、左右の両端にそれ
ぞれ支点部材6及び7が取り付けられている。図4
(a)及び図4(b)では、視認性を高めるために、手
差し給紙トレイ1と支点部材6、7とは、一体に描かれ
ている。
【0030】この図4(a)及び図4(b)に示された
ように、支点部材6、7は、手差し給紙トレイ1が矢印
Bの方向に回動するときの回転中心(支持軸102の回
転中心)を基準として設けられ、相互に左右対称の形状
を有する部品である。
【0031】支点部材6、7は、支持軸102の回転中
心と一致する、軸受け用に設けられた穴を回転中心とし
て、それぞれの前部にはギヤ6G、7Gが形成されてい
る。さらに、図7(a)、図7(b)に示されたよう
に、支点部材6、7には軸受け用の穴を中心として扇形
の穴103が設けられており、この扇形穴103には、
手差し給紙トレイ1の先端部の左右両端に設けられ、支
持軸102を回転中心とする扇形突起104が遊びを持
った状態で嵌合する。
【0032】この扇形突起104は、手差し給紙トレイ
1を本体側に格納する時には、図7Bに示されたよう
に、支点部材6、7の扇形穴103の上部よりの位置に
存在する。
【0033】この状態は、手差し給紙トレイ1の可動範
囲においては、時計回り(矢印Dの方向)に回転する場
合の終点となる。ここでは、手差し給紙トレイ1を本体
内に格納した場合のストッパ手段は示していないが、必
要に応じて設けることができる。また、扇形突起104
は、支点部材6、7の扇形の穴103に対して時計回り
方向(矢印Dの方向)において遊びを有している。この
ような支点部材6、7が手差しトレイ1と別部品として
設けられていることにより、画像形成装置の本体内に格
納することができる。
【0034】また、扇形突起104は、手差し給紙トレ
イ1がディフォルト状態にある時には、図7(a)に示
されたように、支点部材6、7の扇形穴103の下側に
位置し、かつ扇形穴103と扇形突起104とがX線上
において突き当たり、手差し給紙トレイ1が停止するこ
とで、ストッパとして機能する。
【0035】本実施の形態における手差し給紙トレイ1
の可動範囲は、扇形穴103と扇形突起104とが常に
突き当たった状態、即ち手差し給紙トレイ1と支点部材
6、7とが一体となった状態を維持し続ける範囲内であ
るものとする。
【0036】図4(a)、図4(b)、図6にそれぞれ
示されたように、手差し給紙トレイ1の支持軸102
は、ラックガイド17、18における一方向(図中、上
下方向)に長い長穴17H、18Hを貫通し、さらに本
体側に固定されたフレーム15、16の穴15H、16
Hを貫通し、最終的にレバーギヤ8、9に設けられた、
蟹のハサミ状の形状を有する狭持部材107、108の
切り欠き部に遊びを持って支持された状態にある。
【0037】以下に、手差し給紙トレイ1、ラックガイ
ド17、18、フレーム15、16、レバーギヤ8、9
の相互関係について説明する。
【0038】ラックガイド17、18は、フレーム1
5、16にそれぞれ固定されており、上述のように一方
向に長い穴17H、18Hが形成されている。この長穴
17H、18Hは、上下方向に長く、一水平方向には支
持軸102の直径より遊びを含めた分だけ大きい大きさ
を有する。これにより、手差し給紙トレイ1の支持軸1
02を水平方向に遊びを持った状態である程度拘束する
ことで、手差し給紙トレイ1の水平方向の動作を規制し
つつ、上下方向に滑らかに移動することができる。ま
た、ラックガイド17、18の上下方向の一側面には、
支点部材6、7のギヤ6G、7Gとそれぞれ噛み合うラ
ック17G、18Gが一体に形成されている。
【0039】手差し給紙トレイ1の支持軸6G、7Gが
貫通するフレーム15、16の穴15H、16Hの寸法
は、ラックガイド17、18の長穴17H、18Hより
も大きく設定されており、手差し給紙トレイ1の支持軸
102に対して遊びが存在する。
【0040】レバーギヤ8、9は、レバーギヤ9に設け
られた遮光板9A及び9Bと、ギヤ部9Gとを除いて、
左右対称の形状を有する。レバーギヤ8、9は、その回
転軸が、フレーム15、16に精度良く嵌合した軸受け
部材110、111にて支持されており、回動可能なレ
バーシャフト10に一体に固定されている。
【0041】レバーギヤ9の遮光板9Aは、図4(a)
のように、手差し給紙トレイ1が普通紙を給紙している
状態(ディフォルト状態)のとき、図示されていない発
光手段からの光を遮光し、光学式センサ14が光を受光
することができない。また、図4(b)に示されたよ
に、厚紙給紙状態の時には、遮光板9Bが遮光し、やは
り光学式センサ14は光を受光できない。図4(a)の
デフォルト状態と図4(b)の厚紙給紙状態との間は、
遮光板9A及び9Bの間を光が通過し、遮光されること
なく光学式センサ14が受光する。
【0042】一方のレバーギヤ9のギヤ部9Gは、手差
し給紙部における動力源に相当するモータ13に固定さ
れたピニオンギヤ112と噛み合っている。
【0043】次に、上記機構における動作について、図
4(a)、図4(b)を参照して説明する。操作者が厚
紙のコピーをとるべく、後述する操作パネルに入力を行
う等によって、装置外部から指示を入力する。これによ
り、モータ13に固定されたピニオンギヤ112が反時
計回り方向(矢印E方向)に駆動を開始する。
【0044】その駆動力により、レバーギヤ9が時計回
り方向(矢印F方向)に回転する。レバーギヤ9の遮光
板9Bが光学式センサ14への光を遮光する位置(図4
(b)の位置)まで回転すると、モータ13が動作を停
止する。この位置まで、レバーギヤ8、9が回転する
と、それぞれの狭持部107、108における切り欠き
部において支持軸102が支持されている手差し給紙ト
レイ1が、ラックガイド17、18の長穴17H、18
Hに沿って垂直方向に上昇する。同時に、支点部材6、
7のギヤ6G、7Gと、ラックガイド17、18のラッ
ク17G、18Gとが噛み合って回動し、手差し給紙ト
レイ1の支点高さ及び角度が変化する。
【0045】逆に、操作者が普通紙のコピーを取るべ
く、操作パネルにおいてその旨の指示を入力すると、モ
ータ13が、厚紙のコピーをとる場合とは逆に時計回り
方向に駆動することで、手差し給紙トレイ1がデフォル
トの位置へ戻る。レバーギヤ9の遮光板9Aが光学式セ
ンサ14を遮蔽して受光を妨げた時点(図4(a)に示
された位置)でモータ13が停止する。これにより、手
差し給紙トレイ1の支点位置及び角度がデフォルト状態
に戻る。
【0046】このように、本実施の形態によれば、安価
で、装置面積の増大を招くことなく小型化が可能な簡易
な機構で、種類の異なる用紙に対しても確実に分離して
本体側に給紙することが可能である。
【0047】ここで、用紙の種類を選択する操作である
が、次のように行ってもよい。例えば、図8に示された
ように、普通紙用スイッチ121、A3ワイド用スイッ
チ122、OHPフィルム用スイッチ123、厚紙用ス
イッチ124(91〜105g/m2)、厚紙用スイッ
チ125(106〜141g/m2)、厚紙用スイッチ
126(141〜209g/m2)等の各種スイッチが
配置された操作パネルにおいて、用紙の坪量に対応した
いずれかのスイッチを選択する。
【0048】このように、操作者が操作パネルにおい
て、用紙の種類を選択する簡単な操作を行うことによっ
て、自動的に手差し給紙トレイの支点位置及び角度を切
り換えて、複数種類の用紙に対してそれぞれ最適な給紙
搬送経路を実現することができる。
【0049】上述した実施の形態は一例であって、本発
明を限定するものではない。例えば、図1〜図7に示さ
れた機構、あるいは図8に示された操作パネルは一例で
あり、請求の範囲を逸脱しない範囲内において、様々な
変形が可能である。また、用紙の種類を選択するための
外部入力は、操作パネルにおける操作者の入力に限ら
ず、手動により与えられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用が可能な画像形成装置の正面から
視た縦断面を示した断面図。
【図2】本発明の一実施の形態による画像形成装置を手
差し給紙部の構成を示した縦断面図。
【図3】同手差し給紙部における手差し給紙トレイの高
さ位置及び角度の変化を示した縦断面図。
【図4】図4(a)は、ディフォルト状態における、手
差し給紙トレイの駆動機構部を背面側から視た縦断面を
示した断面図、図4(b)は、厚紙給紙状態における手
差し給紙トレイの駆動機構部を背面側から視た縦断面
図。
【図5】図4BにおけるL−L線に沿う縦断面を示す断
面図。
【図6】図4(a)におけるT−T線に沿う横断面を示
す断面図であって、手差し給紙トレイの支点部の構造を
示した詳細図。
【図7】図7(a)は、手差し給紙トレイを本体側から
引き出して給紙可能な状態に設定したときの縦断面構造
を示した断面図、図7(b)は手差し給紙トレイを本体
側に収納したときの縦断面構造を示した断面図。
【図8】本発明を適用することが可能な操作パネルにお
ける各ボタンの配置の一例を示した平面図。
【符号の説明】
1 手差し給紙トレイ 2 用紙検知スイッチ 3 ピックアップローラ 4 給紙ローラ 5 整位ローラ 6、7 支点部材 6G、7G ギヤ 8、9 レバーギヤ 9A、9B 遮光板 9G ギヤ部 10 レバーシャフト 13 モータ 14 光学式センサ 15、16 フレーム 15H、16H 穴 17、18 ラックガイド 17H、18H 長穴 17G、18G ラック 101 整位ローラ前スイッチ 102 支持軸 103 穴 104 扇形突起 107、108 狭持部材 110、111 軸受け部材 112 ピニオンギヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手差し給紙トレイを有する画像形成装置に
    おいて、 前記手差し給紙トレイの支点位置及び角度が、外部入力
    によって変化する画像形成装置。
  2. 【請求項2】手差しにて給紙される用紙が載置される手
    差し給紙トレイを有する画像形成装置において、 前記手差し給紙トレイに載置された用紙の種別に応じ
    て、前記手差し給紙トレイの装置本体に対する取り付け
    位置を調整する画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記手差し給紙トレイは、 用紙を収納するトレイと、 前記トレイにおける搬送方向先端の両端部に設けられ、
    第1の回転支持点を中心として少なくとも1部の外周領
    域にギヤが形成された一対の支点部材と、 前記第1の回転支持点に沿って設けられ、前記支点部材
    からそれぞれ両端へ向かって突出した一対の突起を有す
    る支持軸と、 本体側に固定されており、前記支点部材のギヤと噛み合
    うラックと、前記突起が挿入される一方向に長い長穴と
    を有する一対のラックガイドと、 前記長穴に挿入され両端へそれぞれ突出した前記突起と
    遊びを持って係合した状態で、第2の回転支持点を中心
    に回転する一対のレバーギヤと、 前記レバーギヤを回転駆動する駆動源とを備え、 前記外部入力を与えられると、前記駆動源が前記レバー
    ギヤを前記第2の回転支持点を中心に回転駆動し、前記
    レバーギヤが前記第2の回転支持点を中心として、係合
    した前記突起を駆動させ、前記突起が本体側に固定され
    た前記ラックガイドの前記長穴を摺動しながら移動する
    ことで、前記支点部材が前記第1の回転支持点を中心に
    回転しつつ前記第1の回転支持点の位置が移動し、これ
    により、前記手差し給紙トレイの前記支点位置及び角度
    が変化する、請求項1又は2記載の画像形成装置。
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