JP2002046245A - 高吸水紙 - Google Patents
高吸水紙Info
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Landscapes
- Sanitary Thin Papers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸水性能に優れるトイレットペーパー、ペー
パータオル等を提供する。 【解決手段】 衛生薄葉紙間にパルプを主体とした解繊
繊維層を積層し一体化する。
パータオル等を提供する。 【解決手段】 衛生薄葉紙間にパルプを主体とした解繊
繊維層を積層し一体化する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は吸水性能を高めたト
イレットペーパー、ティシュペーパー、ペーパータオル
等の衛生薄葉紙に関する。
イレットペーパー、ティシュペーパー、ペーパータオル
等の衛生薄葉紙に関する。
【０００２】
【従来の技術】温水洗浄式便座で洗浄後のお尻に残った
水滴を拭き取るには現状のトイレットペーパーは薄くて
吸水量が不足しており拭き取り作業時に指先まで水が浸
透し、使用者に不快感を与えることがある。又、通常の
ペーパータオルはエンボス加工を施した２枚のシートを
貼り合せ、シート間に空間を形成することで吸水性を改
善する工夫が成されているが、その吸水性能は満足のゆ
くレベルとは言えず広範囲な吸収・拭き取りに耐えるも
のではない。
水滴を拭き取るには現状のトイレットペーパーは薄くて
吸水量が不足しており拭き取り作業時に指先まで水が浸
透し、使用者に不快感を与えることがある。又、通常の
ペーパータオルはエンボス加工を施した２枚のシートを
貼り合せ、シート間に空間を形成することで吸水性を改
善する工夫が成されているが、その吸水性能は満足のゆ
くレベルとは言えず広範囲な吸収・拭き取りに耐えるも
のではない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は衛生薄葉紙の
外観、感触等を損ねることなく、その吸水性能を高める
ことを目的としてなされたものである。
外観、感触等を損ねることなく、その吸水性能を高める
ことを目的としてなされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は両面の衛生薄葉
紙間にパルプを主成分とする解繊繊維層を積層し、一体
化することにより所期の目的を達したものである。
紙間にパルプを主成分とする解繊繊維層を積層し、一体
化することにより所期の目的を達したものである。
【０００５】本発明で用いられる衛生薄葉紙（トイレッ
トペーパー、ティシュペーパー、ペパータオル等）は目
的に応じ針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、コットン等天然
繊維各種再生紙パルプ、レーヨン等再生パルプ、その他
合成繊維を配合する。秤量は目的に応じ８ｇ／ｍ２〜１
００ｇ／ｍ２とする。
トペーパー、ティシュペーパー、ペパータオル等）は目
的に応じ針葉樹パルプ、広葉樹パルプ、コットン等天然
繊維各種再生紙パルプ、レーヨン等再生パルプ、その他
合成繊維を配合する。秤量は目的に応じ８ｇ／ｍ２〜１
００ｇ／ｍ２とする。
【０００６】また本発明で用いられるパルプを主体とす
る解繊繊維層はパルプを綿状に解繊したフラッフパルプ
（fluff pulp）の層で、目的に応じて熱融着繊維その
他種々の繊維を配合する。繊維の種類としては衛生薄葉
紙と同様のものから選択される。
る解繊繊維層はパルプを綿状に解繊したフラッフパルプ
（fluff pulp）の層で、目的に応じて熱融着繊維その
他種々の繊維を配合する。繊維の種類としては衛生薄葉
紙と同様のものから選択される。
【０００７】衛生薄葉紙と解繊繊維層とを積層し一体化
（接合一体化）する方法としては各種グルー、ホットメ
ルト等の接着剤、熱融着繊維を利用したサーマルボン
ド、ヒートエンボスロールによる熱圧着等が利用可能で
ある。
（接合一体化）する方法としては各種グルー、ホットメ
ルト等の接着剤、熱融着繊維を利用したサーマルボン
ド、ヒートエンボスロールによる熱圧着等が利用可能で
ある。
【０００８】本発明における衛生薄葉紙と解繊繊維層と
の積層方法としては２枚の衛生薄葉紙間に解繊繊維層を
介装する方法および１枚の衛生薄葉紙を２つ折りし、こ
の２つ折りの間に解繊繊維層を介装する方法がある。
の積層方法としては２枚の衛生薄葉紙間に解繊繊維層を
介装する方法および１枚の衛生薄葉紙を２つ折りし、こ
の２つ折りの間に解繊繊維層を介装する方法がある。
【０００９】本発明の高吸水紙は原則的には図１に示す
ように両面の衛生薄葉紙（１）（１）と中間の解繊繊維
層（２）とからなる３層構造であるが、２つ折りした衛
生薄葉紙を用いる場合のように解繊繊維層（２）の１つ
の側縁面または相対向する１対の側縁面が衛生薄葉紙で
覆われていてもよい。
ように両面の衛生薄葉紙（１）（１）と中間の解繊繊維
層（２）とからなる３層構造であるが、２つ折りした衛
生薄葉紙を用いる場合のように解繊繊維層（２）の１つ
の側縁面または相対向する１対の側縁面が衛生薄葉紙で
覆われていてもよい。
【００１０】また場合によっては解繊繊維層（２）の両
面および全側縁面が衛生薄葉紙で覆われていてもよい。
面および全側縁面が衛生薄葉紙で覆われていてもよい。
【００１１】解繊繊維層（２）の全面（両面および全側
縁面）を衛生薄葉紙（１）で被覆する場合には餅入り最
中のように、解繊繊維層（２）を包被した衛生薄葉紙
（１）の合わせ縁を接着、ヒートシール等の手段によっ
て接合すればよい。
縁面）を衛生薄葉紙（１）で被覆する場合には餅入り最
中のように、解繊繊維層（２）を包被した衛生薄葉紙
（１）の合わせ縁を接着、ヒートシール等の手段によっ
て接合すればよい。
【００１２】
【発明の実施の態様】次に本発明をトイレ用シート（ト
イレットペーパー）およびシートタオル（ペーパータオ
ル）に適用した場合について説明するが、本発明はこれ
のみに限定されるものではない。
イレットペーパー）およびシートタオル（ペーパータオ
ル）に適用した場合について説明するが、本発明はこれ
のみに限定されるものではない。
【００１３】
【実施例】《実施例１》 （高吸水、高パルクで水解性に優れるトイレ用シー
ト。） 図２に示すように２枚のパルプ１００％のティシュ(秤
量１５ｇ／ｍ２)（３）（３）間にフラッフパルプ１０
０％（秤量２０ｇ／ｍ２）（４）を積層し、熱エンボス
ロールによる加圧接着によって３層（３）（４）（３）
を接合一体化して高吸水、高バルクで水解性に優れるト
イレ用シートを得た。
ト。） 図２に示すように２枚のパルプ１００％のティシュ(秤
量１５ｇ／ｍ２)（３）（３）間にフラッフパルプ１０
０％（秤量２０ｇ／ｍ２）（４）を積層し、熱エンボス
ロールによる加圧接着によって３層（３）（４）（３）
を接合一体化して高吸水、高バルクで水解性に優れるト
イレ用シートを得た。
【００１４】《実施例２》 （高吸水、高ウエット（湿潤）強度なシートタオル）図
３に示すように２枚の熱融着繊維を配合したパルプのテ
ィシュ（秤量２０ｇ／ｍ２）（５）（５）の間に熱融着
繊維を配合したフラッフパルプ（秤量４０ｇ／ｍ２）
（６）を積層し、熱エンボスロールによる加圧接着によ
り高吸水、高ウエット（ｗｅｔ）強度なシートタオルを
得た。この例では熱融着繊維を配合して高ウエット強度
が得られている。
３に示すように２枚の熱融着繊維を配合したパルプのテ
ィシュ（秤量２０ｇ／ｍ２）（５）（５）の間に熱融着
繊維を配合したフラッフパルプ（秤量４０ｇ／ｍ２）
（６）を積層し、熱エンボスロールによる加圧接着によ
り高吸水、高ウエット（ｗｅｔ）強度なシートタオルを
得た。この例では熱融着繊維を配合して高ウエット強度
が得られている。
【図１】 本発明の原型を示す説明図。
【図２】 本発明の実施例１を示す説明図。
【図３】 本発明の実施例２を示す説明図。
１……衛生薄葉紙 ２……解繊繊維層 ３……パルプティシュ ４……フラッフパルプ ５……パルプ＋熱融着繊維ティシュ ６……フラッフパルプ＋熱融着繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2D034 AB00 4F100 AJ02B BA03 BA05 BA06 BA10A BA10C CB03 DG06B DG10A DG10C GB71 JD15
Claims (8)
- 【請求項１】 衛生薄葉紙間にパルプを主成分とする解
繊繊維層を積層し、一体化したことを特徴とする高吸水
紙。 - 【請求項２】 衛生薄葉紙がトイレットペーパー、ティ
シュペーパー、ペーパータオルのいずれかである請求項
１記載の高吸水紙。 - 【請求項３】 ２枚あるいはそれ以上の複数枚の衛生薄
葉紙間に解繊繊維層を介装した請求項１または２記載の
高吸水紙。 - 【請求項４】 １枚または複数枚の衛生薄葉紙を２つ折
りし、その２つ折り間に解繊繊維層を介装した請求項１
または２記載の高吸水紙。 - 【請求項５】 解繊繊維層と両面の衛生薄葉紙が、グル
ー、ホットメルト等の接着剤、熱融着繊維を利用したサ
ーマルボンド、ヒートエンボスロールによる熱圧着によ
り接合一体化されている請求項１から４までのいずれか
１項記載の高吸水紙。 - 【請求項６】 解繊繊維層がフラッフパルプである請求
項１から５までのいずれか１項記載の高吸水紙。 - 【請求項７】 解繊繊維層がフラッフパルプと熱融着繊
維との混合物である請求項１から５までのいずれか1項
記載の高吸水紙。 - 【請求項８】 解繊繊維層がその両面および側縁面で衛
生薄葉紙により包被されている請求項１から７までのい
ずれか１項記載の高吸水紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000232966A JP2002046245A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 高吸水紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000232966A JP2002046245A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 高吸水紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002046245A true JP2002046245A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18725564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000232966A Pending JP2002046245A (ja) | 2000-08-01 | 2000-08-01 | 高吸水紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002046245A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325493A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙 |
| WO2006132149A1 (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Daio Paper Corporation | 水解性衛生紙 |
| JP2007021168A (ja) * | 2005-06-16 | 2007-02-01 | Daio Paper Corp | 衛生薄葉紙 |
| WO2007034855A1 (ja) * | 2005-09-21 | 2007-03-29 | Daio Paper Corporation | 衛生薄葉紙 |
| JP2008081892A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Daio Paper Corp | 衛生薄葉用紙 |
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-
2000
- 2000-08-01 JP JP2000232966A patent/JP2002046245A/ja active Pending
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