JP2002044207A - バッテリロック機構 - Google Patents
バッテリロック機構Info
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- battery
- lock
- housing
- lock mechanism
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 48
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 22
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易に損傷することがなく、信頼性が高く、
小型化が可能なバッテリロック機構を提供する。 【解決手段】 筐体3に形成された凹部3aにバッテリ
9を着脱可能に係止するロック手段と、凹部3aに装着
されたバッテリ9を凹部3aから外れる方向に付勢する
押出し手段とを備えるバッテリロック部材2を有するバ
ッテリロック機構20。ロック手段は、バッテリ9の本
体に立設されるとともにバッテリ9が筐体3に形成され
た開口から筐体3内に出没可能な突出部10に形成され
た凹部10aに出没可能なロック爪2aを有し、押出し
手段は、揺動することによりバッテリ9の突出部10b
をバッテリ9が筐体3の凹部3aから外れる方向に付勢
する傾斜面2bを有するように構成することができる。
小型化が可能なバッテリロック機構を提供する。 【解決手段】 筐体3に形成された凹部3aにバッテリ
9を着脱可能に係止するロック手段と、凹部3aに装着
されたバッテリ9を凹部3aから外れる方向に付勢する
押出し手段とを備えるバッテリロック部材2を有するバ
ッテリロック機構20。ロック手段は、バッテリ9の本
体に立設されるとともにバッテリ9が筐体3に形成され
た開口から筐体3内に出没可能な突出部10に形成され
た凹部10aに出没可能なロック爪2aを有し、押出し
手段は、揺動することによりバッテリ9の突出部10b
をバッテリ9が筐体3の凹部3aから外れる方向に付勢
する傾斜面2bを有するように構成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリロック機
構に関し、特に、交換可能なバッテリを有する携帯機器
その他の電子装置に使用されるバッテリロック機構に関
する。
構に関し、特に、交換可能なバッテリを有する携帯機器
その他の電子装置に使用されるバッテリロック機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等の携帯機器その他の電
子装置に使用されているバッテリロック機構として、例
えば、図9に示すようなものが提案されている。
子装置に使用されているバッテリロック機構として、例
えば、図9に示すようなものが提案されている。
【0003】このバッテリロック機構は、特開平10−
243066号公報に開示されたものであって、曲面形
状を有するバッテリ51や、表面が平滑なバッテリ51
でも、バッテリ51が収容された筐体52から容易に着
脱できるようにするため、筐体52のバッテリ挿着面に
突設するクッション53と、ばね54によって付勢さ
れ、バッテリ51のロック穴58と係合してこのバッテ
リ51をロック状態にする爪57と、バッテリ51をロ
ック状態から解除するための釦56とを備える。そし
て、釦56を押下することによりフック55が摺動し、
ロック穴58から爪57を抜き取ってバッテリ51のロ
ック状態を解除した後、クッション53によってバッテ
リ51を筐体52から突き出させる。
243066号公報に開示されたものであって、曲面形
状を有するバッテリ51や、表面が平滑なバッテリ51
でも、バッテリ51が収容された筐体52から容易に着
脱できるようにするため、筐体52のバッテリ挿着面に
突設するクッション53と、ばね54によって付勢さ
れ、バッテリ51のロック穴58と係合してこのバッテ
リ51をロック状態にする爪57と、バッテリ51をロ
ック状態から解除するための釦56とを備える。そし
て、釦56を押下することによりフック55が摺動し、
ロック穴58から爪57を抜き取ってバッテリ51のロ
ック状態を解除した後、クッション53によってバッテ
リ51を筐体52から突き出させる。
【0004】また、バッテリロック機構の第2従来例と
して、特開平10−275606号公報に開示されるバ
ッテリロック機構は、図10に示すように、本体61の
収納部63にバッテリパック62を着脱可能に取り付け
るため、バッテリパック62に形成されたロック溝に係
合可能なロック部を備えて本体61の表面より操作可能
なスライド操作部71と、スライド操作部71を常にロ
ック溝の方向に付勢する付勢手段とを備えたメインロッ
ク70と、メインロック70のバッテリパック62と反
対側への移動を規制するストッパ82とを備え、本体6
1の表面より操作可能なスライド操作部81を備えたサ
ブロック80と、バッテリパック62を押し上げて持ち
上げる押圧部92を有するスライド部91と、スライド
部91を常にバッテリパック62側に付勢する付勢手段
を有するポップアップ90を備え、サブロック80のス
ライド操作部81がメインロック70を規制する位置に
あるときは、ポップアップ90のバッテリパック62側
への移動が規制されるように構成されている。
して、特開平10−275606号公報に開示されるバ
ッテリロック機構は、図10に示すように、本体61の
収納部63にバッテリパック62を着脱可能に取り付け
るため、バッテリパック62に形成されたロック溝に係
合可能なロック部を備えて本体61の表面より操作可能
なスライド操作部71と、スライド操作部71を常にロ
ック溝の方向に付勢する付勢手段とを備えたメインロッ
ク70と、メインロック70のバッテリパック62と反
対側への移動を規制するストッパ82とを備え、本体6
1の表面より操作可能なスライド操作部81を備えたサ
ブロック80と、バッテリパック62を押し上げて持ち
上げる押圧部92を有するスライド部91と、スライド
部91を常にバッテリパック62側に付勢する付勢手段
を有するポップアップ90を備え、サブロック80のス
ライド操作部81がメインロック70を規制する位置に
あるときは、ポップアップ90のバッテリパック62側
への移動が規制されるように構成されている。
【0005】そして、バッテリパック62を取り外す際
には、サブロック80のスライド操作部81を「解除」
の位置にスライドさせ、メインロック70を付勢手段の
付勢力に抗してスライドさせてバッテリパック62のロ
ック溝とスライド操作部71のロック部72との係合を
解くと、押圧部92がバッテリパック62の一端を上方
に持ち上げて、バッテリパック62が取り外される。
には、サブロック80のスライド操作部81を「解除」
の位置にスライドさせ、メインロック70を付勢手段の
付勢力に抗してスライドさせてバッテリパック62のロ
ック溝とスライド操作部71のロック部72との係合を
解くと、押圧部92がバッテリパック62の一端を上方
に持ち上げて、バッテリパック62が取り外される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
ッテリロック機構においては、バッテリ押し出し部材
(クッション53、押圧部92)と、ロック部材(爪5
7、ロック部72)とが、ともにバッテリ装着部に突出
しているため、バッテリ押し出し部材またはロック部材
にバッテリ等が衝突してバッテリロック機構が損傷し易
いという問題があった。
ッテリロック機構においては、バッテリ押し出し部材
(クッション53、押圧部92)と、ロック部材(爪5
7、ロック部72)とが、ともにバッテリ装着部に突出
しているため、バッテリ押し出し部材またはロック部材
にバッテリ等が衝突してバッテリロック機構が損傷し易
いという問題があった。
【0007】また、押出し機構にばね等の弾性素材を使
用しているため、長期の使用による劣化等で押出し力が
低下し、押出し機構の信頼性が低いという問題があっ
た。
用しているため、長期の使用による劣化等で押出し力が
低下し、押出し機構の信頼性が低いという問題があっ
た。
【0008】さらに、押し出し部材または微量押出し部
材とロック部材とが別々の部品で構成されているため、
バッテリロック機構を小型化するのが困難であるという
問題があった。
材とロック部材とが別々の部品で構成されているため、
バッテリロック機構を小型化するのが困難であるという
問題があった。
【0009】そこで、本発明は上記従来のバッテリロッ
ク機構における問題点に鑑みてなされたものであって、
容易に損傷することがなく、信頼性が高く、小型化を可
能としたバッテリロック機構を提供することを目的とす
る。
ク機構における問題点に鑑みてなされたものであって、
容易に損傷することがなく、信頼性が高く、小型化を可
能としたバッテリロック機構を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、バッテリロック機構であっ
て、筐体に形成された凹部にバッテリを着脱可能に係止
するロック手段と、前記凹部に装着されたバッテリを前
記凹部から外れる方向に付勢する押出し手段とを備える
バッテリロック部材を有することを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、バッテリロック機構であっ
て、筐体に形成された凹部にバッテリを着脱可能に係止
するロック手段と、前記凹部に装着されたバッテリを前
記凹部から外れる方向に付勢する押出し手段とを備える
バッテリロック部材を有することを特徴とする。
【0011】そして、請求項1記載の発明によれば、単
一のロック部材にロック手段と押出し手段とを備えるた
め、バッテリロック機構を小型化することができる。
一のロック部材にロック手段と押出し手段とを備えるた
め、バッテリロック機構を小型化することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のバ
ッテリロック機構において、前記ロック手段は、前記バ
ッテリの本体に立設されるとともに前記バッテリが前記
筐体に形成された開口から前記筐体内に出没可能な突出
部に形成された凹部に出没可能なロック爪を有し、前記
押出し手段は、揺動することにより前記バッテリの前記
突出部を前記バッテリが前記筐体の前記凹部から外れる
方向に付勢する傾斜面を有することを特徴とする。
ッテリロック機構において、前記ロック手段は、前記バ
ッテリの本体に立設されるとともに前記バッテリが前記
筐体に形成された開口から前記筐体内に出没可能な突出
部に形成された凹部に出没可能なロック爪を有し、前記
押出し手段は、揺動することにより前記バッテリの前記
突出部を前記バッテリが前記筐体の前記凹部から外れる
方向に付勢する傾斜面を有することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明によれば、ロック手段
と押出し手段とを筐体の内部に収容することができるた
め、これらがバッテリと衝突するようなことがなく、バ
ッテリロック機構が容易に損傷することがない。また、
押出し手段に従来のようなばね等の弾性素材を使用して
いないため、長期間使用しても劣化することがなく、押
出し機構の信頼性も高い。
と押出し手段とを筐体の内部に収容することができるた
め、これらがバッテリと衝突するようなことがなく、バ
ッテリロック機構が容易に損傷することがない。また、
押出し手段に従来のようなばね等の弾性素材を使用して
いないため、長期間使用しても劣化することがなく、押
出し機構の信頼性も高い。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載のバ
ッテリロック機構において、前記筐体に、前記バッテリ
ロック部材の前記ロック爪及び前記傾斜面の揺動を規制
する第2ロック手段を備えることを特徴とする。
ッテリロック機構において、前記筐体に、前記バッテリ
ロック部材の前記ロック爪及び前記傾斜面の揺動を規制
する第2ロック手段を備えることを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明によれば、第2ロック
手段によって、バッテリをロックしているバッテリロッ
ク部材を直接ロックしているため、筐体に大きな衝撃が
加えられても、バッテリのロックが外れることがない。
手段によって、バッテリをロックしているバッテリロッ
ク部材を直接ロックしているため、筐体に大きな衝撃が
加えられても、バッテリのロックが外れることがない。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項3記載のバ
ッテリロック機構において、前記バッテリロック部材を
前記バッテリのロック位置とロック解除位置との間を移
動させる第1操作部と、前記第2ロック手段を前記バッ
テリロック部材のロック位置とロック解除位置との間を
移動させる第2操作部とを、前記筐体の外周面に備えた
ことを特徴とする。
ッテリロック機構において、前記バッテリロック部材を
前記バッテリのロック位置とロック解除位置との間を移
動させる第1操作部と、前記第2ロック手段を前記バッ
テリロック部材のロック位置とロック解除位置との間を
移動させる第2操作部とを、前記筐体の外周面に備えた
ことを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明によれば、バッテリを
筐体の凹部から外すにあたって、2つの操作部を操作す
る必要があるため、バッテリを誤って抜き取るのを防止
することができる。
筐体の凹部から外すにあたって、2つの操作部を操作す
る必要があるため、バッテリを誤って抜き取るのを防止
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるバッテリロ
ック機構の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説
明する。
ック機構の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説
明する。
【0019】図1は、本発明にかかるバッテリロック機
構の一実施例を示し、このバッテリロック機構20は、
特に、不用意なバッテリの取り外しを防止するためのバ
ッテリ誤抜防止機構を付加した例である。
構の一実施例を示し、このバッテリロック機構20は、
特に、不用意なバッテリの取り外しを防止するためのバ
ッテリ誤抜防止機構を付加した例である。
【0020】図1において、イジェクトレバー1は、装
置筐体(以下「筐体」と略称する)3の表面に形成され
たガイド凹部4に沿って、ロック位置4aとロック解除
位置4bとの間で摺動可能に装着され、筐体3の内部で
ロック部材2に勘合連結している。
置筐体(以下「筐体」と略称する)3の表面に形成され
たガイド凹部4に沿って、ロック位置4aとロック解除
位置4bとの間で摺動可能に装着され、筐体3の内部で
ロック部材2に勘合連結している。
【0021】また、ストッパつまみ5は、筐体3の表面
に形成されたガイド凹部7に沿って、ロック位置7aと
ロック解除位置7bとの間で摺動可能に装着され、装置
内部でストッパ部材6に勘合連結している。
に形成されたガイド凹部7に沿って、ロック位置7aと
ロック解除位置7bとの間で摺動可能に装着され、装置
内部でストッパ部材6に勘合連結している。
【0022】図2は、図1を矢印K方向(下面)からみ
た斜視図であり、イジェクトレバー1の勘合爪1aがロ
ック部材2の穴部2cと勘合してイジェクトレバー1と
ロック部材2が連動するように構成され、ストッパつま
み5の勘合爪5aがストッパ部材6の穴部6bと勘合し
てストッパつまみ5とストッパ部材6とが連動するよう
に構成される。ロック部材2の軸2dにはスプリング8
が装着される。また、装置側のコネクタ16が開口部3
cに装着される。
た斜視図であり、イジェクトレバー1の勘合爪1aがロ
ック部材2の穴部2cと勘合してイジェクトレバー1と
ロック部材2が連動するように構成され、ストッパつま
み5の勘合爪5aがストッパ部材6の穴部6bと勘合し
てストッパつまみ5とストッパ部材6とが連動するよう
に構成される。ロック部材2の軸2dにはスプリング8
が装着される。また、装置側のコネクタ16が開口部3
cに装着される。
【0023】ロック部材2は、図3に示すように、バッ
テリ9のフック状凹部10aと勘合してバッテリ9をロ
ックするロック爪2aと、イジェクトレバー1の勘合爪
1aとの勘合用の穴部2cと、ロック部材2の摺動とス
プリング8をガイドする軸2dとを有し、特に、バッテ
リ9を押し出すための傾斜面2bを併設していることを
特徴としている。
テリ9のフック状凹部10aと勘合してバッテリ9をロ
ックするロック爪2aと、イジェクトレバー1の勘合爪
1aとの勘合用の穴部2cと、ロック部材2の摺動とス
プリング8をガイドする軸2dとを有し、特に、バッテ
リ9を押し出すための傾斜面2bを併設していることを
特徴としている。
【0024】一方、バッテリ9は、図1に示すように、
バッテリ装着部3aにほとんど隙間なく収まる外形寸法
をなし、バッテリ9の浮き上がりを防止するとともに、
バッテリ9を容易に装着できるように、バッテリ装着部
3aの両側面に配置されたガイドリブ3b、3cに沿っ
てバッテリ装着部3aに押し込まれ、装置側のコネクタ
16とバッテリ側のコネクタ17が勘合接続することで
装置側に電力を供給するように構成されている。
バッテリ装着部3aにほとんど隙間なく収まる外形寸法
をなし、バッテリ9の浮き上がりを防止するとともに、
バッテリ9を容易に装着できるように、バッテリ装着部
3aの両側面に配置されたガイドリブ3b、3cに沿っ
てバッテリ装着部3aに押し込まれ、装置側のコネクタ
16とバッテリ側のコネクタ17が勘合接続することで
装置側に電力を供給するように構成されている。
【0025】また、バッテリ9は、勘合凸部10を有
し、勘合凸部10にはフック状凹部10aが構成されて
いる。フック状凹部10aにロック部材2のロック爪2
aが勘合した時にバッテリ9がロック状態となる。ま
た、フック状凹部10aと対向する勘合凸部10の側面
10bは、イジェクトレバー1の操作によって、ロック
部材2の傾斜面2bと摺動する部分であって、傾斜面2
bの力が側面10bを介してバッテリ9に伝わりバッテ
リ9が押し出される。
し、勘合凸部10にはフック状凹部10aが構成されて
いる。フック状凹部10aにロック部材2のロック爪2
aが勘合した時にバッテリ9がロック状態となる。ま
た、フック状凹部10aと対向する勘合凸部10の側面
10bは、イジェクトレバー1の操作によって、ロック
部材2の傾斜面2bと摺動する部分であって、傾斜面2
bの力が側面10bを介してバッテリ9に伝わりバッテ
リ9が押し出される。
【0026】以上説明したバッテリ9のロック機能、押
し出し機能を実現する各構成部材は、すべて装置内部に
構成されているため、バッテリ装着部3aに誤ってバッ
テリ9または他の物を衝突させた場合でも、これらの機
構は保護されているため破損することがない。
し出し機能を実現する各構成部材は、すべて装置内部に
構成されているため、バッテリ装着部3aに誤ってバッ
テリ9または他の物を衝突させた場合でも、これらの機
構は保護されているため破損することがない。
【0027】次に、上記構成を有するバッテリロック機
構の動作について、図1、図4及び図5を参照しながら
説明する。
構の動作について、図1、図4及び図5を参照しながら
説明する。
【0028】図4は、筐体3にバッテリ9が装着されて
ロックされている状態を示し、同図を参照しながら、バ
ッテリ9を取り出す時の動作について説明する。
ロックされている状態を示し、同図を参照しながら、バ
ッテリ9を取り出す時の動作について説明する。
【0029】まず、図1においてストッパつまみ5をロ
ック解除位置7bに向けて手動で動かすと、図4に示す
ように、ストッパつまみ5と連動動作するストッパ部材
6の位置決め突起6aが、位置決め壁12のたわみによ
り、ストップ位置溝12aから外れて移動し、解除位置
溝12bに嵌まる。これによって、図1においてストッ
パつまみ5及びストッパ部材6がロック解除位置7bに
固定される。
ック解除位置7bに向けて手動で動かすと、図4に示す
ように、ストッパつまみ5と連動動作するストッパ部材
6の位置決め突起6aが、位置決め壁12のたわみによ
り、ストップ位置溝12aから外れて移動し、解除位置
溝12bに嵌まる。これによって、図1においてストッ
パつまみ5及びストッパ部材6がロック解除位置7bに
固定される。
【0030】次に、図1においてイジェクトレバー1を
スプリング8の力に抗して図4の矢印X方向に摺動させ
ると、ロック部材2も連動して矢印X方向に移動し、バ
ッテリ9のフック状凹部10aからロック爪2aが外れ
てバッテリ9のロックが解除される。イジェクトレバー
1をスプリング8の力に抗してさらに矢印X方向に移動
させると、ロック部材2の傾斜面2bがバッテリ9のフ
ック状凹部10aと対向する側面10bと摺動しながら
移動し、バッテリ9が徐々に矢印Y方向に押し出され
る。ロック部材2は、スプリング8によって常に矢印X
方向とは反対の方向に付勢されているので、バッテリ9
が完全に押し出された状態において、イジェクトレバー
1から手を放すと、イジェクトレバー1とロック部材2
は、ロック位置4aに自動的に戻る。
スプリング8の力に抗して図4の矢印X方向に摺動させ
ると、ロック部材2も連動して矢印X方向に移動し、バ
ッテリ9のフック状凹部10aからロック爪2aが外れ
てバッテリ9のロックが解除される。イジェクトレバー
1をスプリング8の力に抗してさらに矢印X方向に移動
させると、ロック部材2の傾斜面2bがバッテリ9のフ
ック状凹部10aと対向する側面10bと摺動しながら
移動し、バッテリ9が徐々に矢印Y方向に押し出され
る。ロック部材2は、スプリング8によって常に矢印X
方向とは反対の方向に付勢されているので、バッテリ9
が完全に押し出された状態において、イジェクトレバー
1から手を放すと、イジェクトレバー1とロック部材2
は、ロック位置4aに自動的に戻る。
【0031】以上のように、バッテリロック解除は、2
つの別々のレバーを意識的に操作した結果実現するもの
であり、不用意なバッテリの抜き取りを防止することが
できる。
つの別々のレバーを意識的に操作した結果実現するもの
であり、不用意なバッテリの抜き取りを防止することが
できる。
【0032】次に、筐体3にバッテリ9を装着する際の
動作について、図1及び図5を参照しながら説明する。
動作について、図1及び図5を参照しながら説明する。
【0033】バッテリ9をバッテリ装着部3aの側面の
ガイドリブ3b、3cに沿って挿入して奥まで押しこむ
と、勘合凸部10がスプリング8で付勢されたロック部
材2のロック爪2aを押し退けながら侵入し、完全に押
しこまれるとロック爪2aがフック状凹部10aにスプ
リング8の作用で自動的に押し込まれてロックされる。
ガイドリブ3b、3cに沿って挿入して奥まで押しこむ
と、勘合凸部10がスプリング8で付勢されたロック部
材2のロック爪2aを押し退けながら侵入し、完全に押
しこまれるとロック爪2aがフック状凹部10aにスプ
リング8の作用で自動的に押し込まれてロックされる。
【0034】その後、図1においてストッパつまみ5を
ロック位置7aに移動させることにより、ストッパ部材
6が移動し、ロック部材2にストッパを施すことができ
る。この操作により、不用意なロック解除を防止するこ
とができる。
ロック位置7aに移動させることにより、ストッパ部材
6が移動し、ロック部材2にストッパを施すことができ
る。この操作により、不用意なロック解除を防止するこ
とができる。
【0035】次に、本発明にかかるバッテリロック機構
の第2実施例について説明する。
の第2実施例について説明する。
【0036】図6は上記実施例におけるロック部材2の
もう一つの例を示し、本実施例におけるロック部材13
は、ロック爪13aと、傾斜面13bと、勘合穴13c
と、軸13dとを有し、本実施例は、バッテリ9に凹部
を設けることができない場合に、特に有効である。
もう一つの例を示し、本実施例におけるロック部材13
は、ロック爪13aと、傾斜面13bと、勘合穴13c
と、軸13dとを有し、本実施例は、バッテリ9に凹部
を設けることができない場合に、特に有効である。
【0037】図7に本実施例の構成を示す。バッテリ9
は、勘合凸部10と摺動凸部14を有し、図に表示しな
い他の構造部品の位置関係、接続方式、動作は第1実施
例と同様である。
は、勘合凸部10と摺動凸部14を有し、図に表示しな
い他の構造部品の位置関係、接続方式、動作は第1実施
例と同様である。
【0038】バッテリ抜き取りる際には、ロック部材1
3が矢印X方向に動作すると、フック状凹部10aから
ロック爪13aが外れ、続いて傾斜面13bが摺動凸部
14に接し、摺動凸部14が傾斜面13b上を摺動しな
がら移動してバッテリ9が押し出される。
3が矢印X方向に動作すると、フック状凹部10aから
ロック爪13aが外れ、続いて傾斜面13bが摺動凸部
14に接し、摺動凸部14が傾斜面13b上を摺動しな
がら移動してバッテリ9が押し出される。
【0039】バッテリを装着する際には、第1実施例の
場合と同様に、バッテリ9を押し込むと勘合凸部10が
ロック爪13aを押し退けながら入り込み自動的にロッ
クがかかる。
場合と同様に、バッテリ9を押し込むと勘合凸部10が
ロック爪13aを押し退けながら入り込み自動的にロッ
クがかかる。
【0040】さらに、上記各実施例では1組のロック機
構でバッテリをロックする場合について説明したが、バ
ッテリ機構を2組用いてバッテリロックを実現する第3
実施例も容易に考えられる。上記第1の実施例で説明し
たバッテリロック機構20を2組使用した実施例を図8
に説明する。
構でバッテリをロックする場合について説明したが、バ
ッテリ機構を2組用いてバッテリロックを実現する第3
実施例も容易に考えられる。上記第1の実施例で説明し
たバッテリロック機構20を2組使用した実施例を図8
に説明する。
【0041】第1実施例のバッテリロック機構20を左
右対称に作りバッテリ9の左右に各々配置している。バ
ッテリ9の抜き差し動作は第1実施例で説明した操作
を、左右のバッテリロック機構20に対し同時に行う。
また、この実施例はバッテリが長い棒状である場合によ
り確実に保持ロックできるため特に有効である。
右対称に作りバッテリ9の左右に各々配置している。バ
ッテリ9の抜き差し動作は第1実施例で説明した操作
を、左右のバッテリロック機構20に対し同時に行う。
また、この実施例はバッテリが長い棒状である場合によ
り確実に保持ロックできるため特に有効である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容易に損傷することがなく、信頼性が高く、小型化が可
能なバッテリロック機構を提供することができる。
容易に損傷することがなく、信頼性が高く、小型化が可
能なバッテリロック機構を提供することができる。
【図1】本発明にかかるバッテリロック機構の第1実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図1の矢印K方向から見た場合を示す分解斜視
図である。
図である。
【図3】図1のバッテリロック機構のロック部材を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図1のA−A線断面図であって、筐体にバッテ
リを取り付けた状態を示す図である。
リを取り付けた状態を示す図である。
【図5】図1のA−A線断面図であって、筐体からバッ
テリを取り外した状態を示す図である。
テリを取り外した状態を示す図である。
【図6】本発明にかかるバッテリロック機構の第2実施
例におけるロック部材を示す斜視図である。
例におけるロック部材を示す斜視図である。
【図7】本発明にかかるバッテリロック機構の第2実施
例の全体構成を示す断面図である。
例の全体構成を示す断面図である。
【図8】本発明にかかるバッテリロック機構の第3実施
例の全体構成を示す断面図である。
例の全体構成を示す断面図である。
【図9】従来のバッテリロック機構の一例を示す断面図
である。
である。
【図10】従来のバッテリロック機構のもう一つの例を
示す正面図である。
示す正面図である。
1 イジェクトレバー 1a 勘合爪 2 ロック部材 2a ロック爪 2b 傾斜面 2c 穴部 2d 軸 3 筐体 3a バッテリ装着部 3b ガイドリブ 3c ガイドリブ 4 ガイド凹部 4a ロック位置 4b ロック解除位置 5 ストッパつまみ 5a 勘合爪 6 ストッパ部材 6a 位置決め突起 6b 穴部 7 ガイド凹部 7a ロック位置 7b ロック解除位置 8 スプリング 9 バッテリ 10 勘合凸部 10a フック状凹部 10b 側面 12 位置決め壁 12a ストップ位置溝 12b 解除位置溝 13 ロック部材 13a ロック爪 13b 傾斜面 13c 勘合穴 13d 軸 14 摺動凸部 16 コネクタ(装置側) 17 コネクタ(バッテリ側) 20 バッテリロック機構
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体に形成された凹部にバッテリを着脱
可能に係止するロック手段と、前記凹部に装着されたバ
ッテリを前記凹部から外れる方向に付勢する押出し手段
とを備えるバッテリロック部材を有することを特徴とす
るバッテリロック機構。 - 【請求項2】 前記ロック手段は、前記バッテリの本体
に立設されるとともに前記バッテリが前記筐体に形成さ
れた開口から前記筐体内に出没可能な突出部に形成され
た凹部に出没可能なロック爪を有し、前記押出し手段
は、揺動することにより前記バッテリの前記突出部を前
記バッテリが前記筐体の前記凹部から外れる方向に付勢
する傾斜面を有することを特徴とする請求項1記載のバ
ッテリロック機構。 - 【請求項3】 前記筐体に、前記バッテリロック部材の
前記ロック爪及び前記傾斜面の揺動を規制する第2ロッ
ク手段を備えることを特徴とする請求項2記載のバッテ
リロック機構。 - 【請求項4】 前記バッテリロック部材を前記バッテリ
のロック位置とロック解除位置との間を移動させる第1
操作部と、前記第2ロック手段を前記バッテリロック部
材のロック位置とロック解除位置との間を移動させる第
2操作部とを、前記筐体の外周面に備えたことを特徴と
する請求項3記載のバッテリロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000231129A JP2002044207A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | バッテリロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000231129A JP2002044207A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | バッテリロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002044207A true JP2002044207A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18724000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000231129A Withdrawn JP2002044207A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | バッテリロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002044207A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000231129A patent/JP2002044207A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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