JP2002041509A - 文字入力装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特定の関係にある第1文字列及び第2文字列か
らなる特定文字列の入力を効率的に行う。 【解決手段】かな漢字変換辞書12cに記憶された漢字
には第1文字列又は第2文字列のいずれかに対応するか
を示す辞書情報が付加される。キー入力部14を通じて
第1入力モードに対応して第1文字列のかな読みを入力
し、第2入力モードに対応して第2文字列のかな読みを
入力してかな漢字変換操作を行うと、第1文字列又は第
2文字列のいずれについてかな漢字変換操作中であるか
が前記第1及び第2の入力モードに基づいて判断され、
入力されたかな読みに対応し、且つ、その判断結果に対
応する前記辞書情報が付された漢字が漢字候補として表
示部15に優先表示される。これにより、第1文字列と
第2文字列でかな漢字変換時に夫々に適切な漢字候補を
得て特定文字列の入力を効率的に行うことができる。
らなる特定文字列の入力を効率的に行う。 【解決手段】かな漢字変換辞書12cに記憶された漢字
には第1文字列又は第2文字列のいずれかに対応するか
を示す辞書情報が付加される。キー入力部14を通じて
第1入力モードに対応して第1文字列のかな読みを入力
し、第2入力モードに対応して第2文字列のかな読みを
入力してかな漢字変換操作を行うと、第1文字列又は第
2文字列のいずれについてかな漢字変換操作中であるか
が前記第1及び第2の入力モードに基づいて判断され、
入力されたかな読みに対応し、且つ、その判断結果に対
応する前記辞書情報が付された漢字が漢字候補として表
示部15に優先表示される。これにより、第1文字列と
第2文字列でかな漢字変換時に夫々に適切な漢字候補を
得て特定文字列の入力を効率的に行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かな文字を漢字文
字列に変換して入力するかな漢字変換機能を備えた文字
入力装置に関する。
字列に変換して入力するかな漢字変換機能を備えた文字
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かな文字を漢字文字列に変換して入力す
る文字入力装置では、読みとその読みに対応する漢字を
記憶したかな漢字変換辞書を備えており、ユーザがかな
読みを入力して変換キーを操作すると、その入力された
かな読みに対応する漢字の候補が前記かな漢字変換辞書
から抽出されて画面上に表示される。
る文字入力装置では、読みとその読みに対応する漢字を
記憶したかな漢字変換辞書を備えており、ユーザがかな
読みを入力して変換キーを操作すると、その入力された
かな読みに対応する漢字の候補が前記かな漢字変換辞書
から抽出されて画面上に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような文字入
力装置を用いて、ある特定の関係にある複数の漢字文字
列からなる特定文字列を入力することがある。例えば、
姓と名からなる名前の入力である。このような特定文字
列では第1文字列の姓と第2文字列の名とが異なる漢字
で構成され、当然そのかな読みも異なることが多いが、
姓と名では漢字は互いに異なるものの、そのかな読みが
同一の場合も少なからず存在する。そして、姓と名の読
みが同一の場合に、姓と名の夫々に専ら使用される漢字
文字列が存在することも経験上よく知るところである。
力装置を用いて、ある特定の関係にある複数の漢字文字
列からなる特定文字列を入力することがある。例えば、
姓と名からなる名前の入力である。このような特定文字
列では第1文字列の姓と第2文字列の名とが異なる漢字
で構成され、当然そのかな読みも異なることが多いが、
姓と名では漢字は互いに異なるものの、そのかな読みが
同一の場合も少なからず存在する。そして、姓と名の読
みが同一の場合に、姓と名の夫々に専ら使用される漢字
文字列が存在することも経験上よく知るところである。
【0004】ところで、従来の文字入力装置では、姓と
名などの特定関係にある第1文字列と第2文字列からな
る特定文字列をかな漢字変換入力する場合に、せいぜい
学習機能に基づいて直前に変換処理した漢字を優先上位
で変換候補として表示する位で、第1文字列と第2文字
列で区別することなく、一律に入力されたかな読みに対
応する漢字の候補を表示していた。このため、かな読み
が同じである第1文字列と第2文字列とを続けてかな漢
字変換入力する場合に、第1文字列のかな漢字変換時に
第2文字列として専ら使用する漢字が優先上位で候補表
示されたり、第2の文字列のかな漢字変換時に第1文字
列として専ら使用する漢字が優先上位で候補表示された
りすることがあり、特に多くの候補を一覧表示できない
表示画面の小さな文字入力装置では、所望の漢字候補を
見つけて漢字変換を確定するまでの操作に手間取って文
字入力の効率が悪いという問題があった。
名などの特定関係にある第1文字列と第2文字列からな
る特定文字列をかな漢字変換入力する場合に、せいぜい
学習機能に基づいて直前に変換処理した漢字を優先上位
で変換候補として表示する位で、第1文字列と第2文字
列で区別することなく、一律に入力されたかな読みに対
応する漢字の候補を表示していた。このため、かな読み
が同じである第1文字列と第2文字列とを続けてかな漢
字変換入力する場合に、第1文字列のかな漢字変換時に
第2文字列として専ら使用する漢字が優先上位で候補表
示されたり、第2の文字列のかな漢字変換時に第1文字
列として専ら使用する漢字が優先上位で候補表示された
りすることがあり、特に多くの候補を一覧表示できない
表示画面の小さな文字入力装置では、所望の漢字候補を
見つけて漢字変換を確定するまでの操作に手間取って文
字入力の効率が悪いという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、特定の関係にある第1
文字列及び第2文字列からなる特定文字列をかな漢字変
換入力する場合に、より少ない変換操作で第1文字列と
第2文字列についての所望の漢字候補を得て前記特定文
字列の入力を効率的に行うことのできる文字入力装置を
提供することを目的とする。
文字列及び第2文字列からなる特定文字列をかな漢字変
換入力する場合に、より少ない変換操作で第1文字列と
第2文字列についての所望の漢字候補を得て前記特定文
字列の入力を効率的に行うことのできる文字入力装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かな漢字変換
機能を備え、入力されたかな読みを漢字文字列に変換し
て特定の関係にある第1文字列及び第2文字列で構成さ
れる特定文字列を入力する文字入力装置であって、かな
読みとそのかな読みに対応する漢字を記憶するととも
に、当該漢字が前記第1文字列又は前記第2文字列に対
応する場合に、その対応関係を示す辞書情報を記憶する
かな漢字変換辞書と、第1入力モードに対応して前記第
1文字列のかな読みを入力して当該かな読みを所望の漢
字に変換し、第2入力モードに対応して前記第2文字列
のかな読みを入力して当該かな読みを所望の漢字に変換
するかな漢字変換操作を行う操作手段と、前記操作手段
により入力されるかな読みを表示するとともに、前記操
作手段によるかな漢字変換操作の際に漢字候補を表示す
る表示手段と、前記操作手段が前記第1文字列又は前記
第2文字列のいずれについてかな漢字変換操作中である
かを前記第1入力モード及び前記第2入力モードに基づ
いて判断する判断手段と、前記操作手段のかな漢字変換
操作中に、前記操作手段から入力されたかな読みに対応
し、且つ前記判断手段の判断結果に対応する前記辞書情
報が付された漢字を前記かな漢字変換辞書から読み出し
て漢字候補として前記表示手段に優先的に出力する制御
手段とを備えて構成される。
機能を備え、入力されたかな読みを漢字文字列に変換し
て特定の関係にある第1文字列及び第2文字列で構成さ
れる特定文字列を入力する文字入力装置であって、かな
読みとそのかな読みに対応する漢字を記憶するととも
に、当該漢字が前記第1文字列又は前記第2文字列に対
応する場合に、その対応関係を示す辞書情報を記憶する
かな漢字変換辞書と、第1入力モードに対応して前記第
1文字列のかな読みを入力して当該かな読みを所望の漢
字に変換し、第2入力モードに対応して前記第2文字列
のかな読みを入力して当該かな読みを所望の漢字に変換
するかな漢字変換操作を行う操作手段と、前記操作手段
により入力されるかな読みを表示するとともに、前記操
作手段によるかな漢字変換操作の際に漢字候補を表示す
る表示手段と、前記操作手段が前記第1文字列又は前記
第2文字列のいずれについてかな漢字変換操作中である
かを前記第1入力モード及び前記第2入力モードに基づ
いて判断する判断手段と、前記操作手段のかな漢字変換
操作中に、前記操作手段から入力されたかな読みに対応
し、且つ前記判断手段の判断結果に対応する前記辞書情
報が付された漢字を前記かな漢字変換辞書から読み出し
て漢字候補として前記表示手段に優先的に出力する制御
手段とを備えて構成される。
【0007】このような構成の文字入力装置によれば、
入力されたかな読みに対応する漢字がかな漢字変換辞書
から漢字候補として読み出されるが、その際に、第1文
字列及び第2文字列の夫々の入力モードが判断され、そ
の判断結果に対応する辞書情報が付加された漢字が優先
して出力される。この辞書情報は、漢字そのものが第1
文字列又は第2文字列のいずれかに対応して専ら使用さ
れることを示すものである。従って、かな漢字変換操作
に応じて優先的に出力される漢字候補は、第1文字列に
ついてのかな漢字変換操作時には第1文字列として使用
される漢字が候補として優先され、また第2文字列につ
いてのかな漢字変換操作時には第2文字列として使用さ
れる漢字が候補として優先されることになる。
入力されたかな読みに対応する漢字がかな漢字変換辞書
から漢字候補として読み出されるが、その際に、第1文
字列及び第2文字列の夫々の入力モードが判断され、そ
の判断結果に対応する辞書情報が付加された漢字が優先
して出力される。この辞書情報は、漢字そのものが第1
文字列又は第2文字列のいずれかに対応して専ら使用さ
れることを示すものである。従って、かな漢字変換操作
に応じて優先的に出力される漢字候補は、第1文字列に
ついてのかな漢字変換操作時には第1文字列として使用
される漢字が候補として優先され、また第2文字列につ
いてのかな漢字変換操作時には第2文字列として使用さ
れる漢字が候補として優先されることになる。
【0008】この結果、より少ない変換操作で特定文字
列を構成する第1文字列及び第2文字列の各文字列のか
な漢字変換を行うことができ、特定文字列の入力を効率
的に行うことができる。特に、第1文字列と第2文字列
のかな読みが同一で漢字が異なるような場合であって、
第1文字列と第2文字列を続けてかな漢字変換入力する
際に、入力効率が向上する。
列を構成する第1文字列及び第2文字列の各文字列のか
な漢字変換を行うことができ、特定文字列の入力を効率
的に行うことができる。特に、第1文字列と第2文字列
のかな読みが同一で漢字が異なるような場合であって、
第1文字列と第2文字列を続けてかな漢字変換入力する
際に、入力効率が向上する。
【0009】また、前記構成の文字入力装置において、
前記操作手段は、前記表示手段上で所定の記号で区切っ
て前記第1文字列と前記第2文字列のかな漢字変換操作
を行うものであり、前記判断手段は、前記所定の記号の
位置を基準にして前記第1入力モード又は前記第2入力
モードのいずれにおいてかな漢字変換操作中であるかを
判断することを特徴とする。
前記操作手段は、前記表示手段上で所定の記号で区切っ
て前記第1文字列と前記第2文字列のかな漢字変換操作
を行うものであり、前記判断手段は、前記所定の記号の
位置を基準にして前記第1入力モード又は前記第2入力
モードのいずれにおいてかな漢字変換操作中であるかを
判断することを特徴とする。
【0010】これにより、候補漢字をかな漢字辞書から
読み出すための条件となる第1文字列と第2文字列の入
力モードを画面上の所定の記号の位置を基準にして容易
に判断することができる。
読み出すための条件となる第1文字列と第2文字列の入
力モードを画面上の所定の記号の位置を基準にして容易
に判断することができる。
【0011】また、前記構成の文字入力装置において、
前記操作手段は、前記表示手段上に設定される複数の専
用領域の夫々で前記第1文字列と前記第2文字列のかな
漢字変換操作を行うものであり、前記判断手段は、前記
複数の専用領域を識別して前記第1入力モード又は前記
第2入力モードのいずれにおいてかな漢字変換操作中で
あるかを判断することを特徴とする。
前記操作手段は、前記表示手段上に設定される複数の専
用領域の夫々で前記第1文字列と前記第2文字列のかな
漢字変換操作を行うものであり、前記判断手段は、前記
複数の専用領域を識別して前記第1入力モード又は前記
第2入力モードのいずれにおいてかな漢字変換操作中で
あるかを判断することを特徴とする。
【0012】このように、第1文字列と第2文字列のか
な漢字変換操作を行う専用領域を設定することによって
も、候補漢字をかな漢字辞書から読み出すための条件と
なる第1文字列と第2文字列の入力モードを容易に判断
することができる。
な漢字変換操作を行う専用領域を設定することによって
も、候補漢字をかな漢字辞書から読み出すための条件と
なる第1文字列と第2文字列の入力モードを容易に判断
することができる。
【0013】また、前記第1文字列は姓を表す漢字文字
列であり、前記第2文字列は名を表す漢字文字列であっ
て、前記特定文字列は姓と名で構成される名前を表す漢
字文字列であることを特徴とする。このような姓と名で
構成される名前の入力を行う場合に、かな漢字変換が効
率よく行えて特に有用である。
列であり、前記第2文字列は名を表す漢字文字列であっ
て、前記特定文字列は姓と名で構成される名前を表す漢
字文字列であることを特徴とする。このような姓と名で
構成される名前の入力を行う場合に、かな漢字変換が効
率よく行えて特に有用である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態に係る文字入力
装置の回路構成を示すブロック図である。この文字入力
装置は、かな漢字変換機能を備えており、入力されたか
な読みを漢字文字列に変換して特定の関係にある第1文
字列及び第2文字列で構成される特定文字列を入力する
ものである。以下では、姓を表す文字列(第1文字列)
と名を表す文字列(第2文字列)で構成される名前(特
定文字列)を入力する場合を想定して説明する。
装置の回路構成を示すブロック図である。この文字入力
装置は、かな漢字変換機能を備えており、入力されたか
な読みを漢字文字列に変換して特定の関係にある第1文
字列及び第2文字列で構成される特定文字列を入力する
ものである。以下では、姓を表す文字列(第1文字列)
と名を表す文字列(第2文字列)で構成される名前(特
定文字列)を入力する場合を想定して説明する。
【0016】図1に示すように、本実施形態における文
字入力装置は、制御部11と、この制御部11に接続さ
れるROM12、RAM13、キー入力部14、表示部
15、印刷部16などから構成される。
字入力装置は、制御部11と、この制御部11に接続さ
れるROM12、RAM13、キー入力部14、表示部
15、印刷部16などから構成される。
【0017】制御部11はCPUからなり、ROM12
に記憶されたプログラム、あるいは、不図示の記録媒体
又は通信媒体を介して提供されるプログラムを読み込
み、そのプログラムに記述された手順に従って各種の処
理を実行する。
に記憶されたプログラム、あるいは、不図示の記録媒体
又は通信媒体を介して提供されるプログラムを読み込
み、そのプログラムに記述された手順に従って各種の処
理を実行する。
【0018】ROM12は、各種プログラムを記憶して
いるとともに、表示用のフォントパターンを記憶した表
示用フォントメモリ12a、印刷用のフォントパターン
を記憶した印刷用フォントメモリ12b、かな漢字変換
処理に必要な情報を記憶したかな漢字変換辞書12cな
どを備える。このかな漢字変換辞書12cの構成につい
ては後に図2を参照して説明する。
いるとともに、表示用のフォントパターンを記憶した表
示用フォントメモリ12a、印刷用のフォントパターン
を記憶した印刷用フォントメモリ12b、かな漢字変換
処理に必要な情報を記憶したかな漢字変換辞書12cな
どを備える。このかな漢字変換辞書12cの構成につい
ては後に図2を参照して説明する。
【0019】RAM13は、制御部11の処理に必要な
各種データを記憶するためのメモリであり、入力/編集
用バッファ13a、表示用バッファ13b、登録用バッ
ファ13c、印刷用バッファ13dなどを備える。
各種データを記憶するためのメモリであり、入力/編集
用バッファ13a、表示用バッファ13b、登録用バッ
ファ13c、印刷用バッファ13dなどを備える。
【0020】入力/編集用バッファ13aは、入力デー
タを格納するとともに、その入力データを編集するため
の編集エリアとして用いられる。ユーザがキー入力部1
4を通じて入力したかな読みの文字列はこの入力/編集
用バッファ13aに一旦格納された後、かな漢字変換操
作により漢字文字列に置き換えられる。この入力/編集
用バッファ13aの内容は入力作業時に表示部15に表
示される。すなわち、入力/編集用バッファ13aに格
納された文字列を構成する各文字コードに対応した表示
用フォントパターンが表示用フォントメモリ12aから
読み出されて表示用バッファ13bに展開されることに
より、表示部15の画面上に表示される。登録用バッフ
ァ13cには、入力が完了した名前データが格納され
る。印刷時には、この登録用バッファ13cに格納され
た名前データを構成する各文字コードに対応した印刷用
フォントパターンが印刷用フォントメモリ12bから読
み出されて印刷用バッファ13dに展開されることによ
り、印刷部16にて記録紙上に印刷される。
タを格納するとともに、その入力データを編集するため
の編集エリアとして用いられる。ユーザがキー入力部1
4を通じて入力したかな読みの文字列はこの入力/編集
用バッファ13aに一旦格納された後、かな漢字変換操
作により漢字文字列に置き換えられる。この入力/編集
用バッファ13aの内容は入力作業時に表示部15に表
示される。すなわち、入力/編集用バッファ13aに格
納された文字列を構成する各文字コードに対応した表示
用フォントパターンが表示用フォントメモリ12aから
読み出されて表示用バッファ13bに展開されることに
より、表示部15の画面上に表示される。登録用バッフ
ァ13cには、入力が完了した名前データが格納され
る。印刷時には、この登録用バッファ13cに格納され
た名前データを構成する各文字コードに対応した印刷用
フォントパターンが印刷用フォントメモリ12bから読
み出されて印刷用バッファ13dに展開されることによ
り、印刷部16にて記録紙上に印刷される。
【0021】また、前記RAM13には、後述する名前
入力処理中に用いられる品詞コード変数p、ループ変数
i、ポインタkを記憶するための各種記憶領域13e〜
13gが設けられている。
入力処理中に用いられる品詞コード変数p、ループ変数
i、ポインタkを記憶するための各種記憶領域13e〜
13gが設けられている。
【0022】キー入力部14は、かな読みの入力ととも
に、当該かな読みを所望の漢字に変換するかな漢字変換
操作を行うための操作手段である。このキー入力部14
には、かな文字キー、数字キー、カーソルキーなどの
他、かな漢字変換を指示するための変換キー14a、他
の漢字候補の表示を指示するための次候補キー14b、
漢字候補を確定するための実行キー14cが備えられ
る。
に、当該かな読みを所望の漢字に変換するかな漢字変換
操作を行うための操作手段である。このキー入力部14
には、かな文字キー、数字キー、カーソルキーなどの
他、かな漢字変換を指示するための変換キー14a、他
の漢字候補の表示を指示するための次候補キー14b、
漢字候補を確定するための実行キー14cが備えられ
る。
【0023】表示部15は、キー入力部14により入力
されたかな読みを表示するとともに、変換キー14aの
押下によるかな漢字変換操作の際に当該かな読みに対応
した漢字候補の表示を行う。この表示部15は液晶表示
装置で構成され、図5などに示すように2行程度のデー
タしか表示できない小型の表示画面を備えている。ま
た、印刷部16は、登録用バッファ13cに登録された
名前データの印刷を行う。
されたかな読みを表示するとともに、変換キー14aの
押下によるかな漢字変換操作の際に当該かな読みに対応
した漢字候補の表示を行う。この表示部15は液晶表示
装置で構成され、図5などに示すように2行程度のデー
タしか表示できない小型の表示画面を備えている。ま
た、印刷部16は、登録用バッファ13cに登録された
名前データの印刷を行う。
【0024】図2はかな漢字変換辞書12cの構成を示
す図である。
す図である。
【0025】図2に示すように、かな漢字変換辞書12
cには、かな読みとそのかな読みに対応する漢字が記憶
されるとともに、当該漢字が専ら姓を表す文字列に使用
され、又は専ら名を表す文字列に使用される場合には、
そのことを示すための辞書情報が記憶されている。本実
施形態では、この辞書情報として品詞コードを利用して
している。
cには、かな読みとそのかな読みに対応する漢字が記憶
されるとともに、当該漢字が専ら姓を表す文字列に使用
され、又は専ら名を表す文字列に使用される場合には、
そのことを示すための辞書情報が記憶されている。本実
施形態では、この辞書情報として品詞コードを利用して
している。
【0026】すなわち、図2の辞書例では、「よしの」
といったかな読みを有する漢字として、「吉野」,「芳
野」,「佳乃」が登録されており、そのうちの「吉野」
と「芳野」に対しては姓を表す文字列であることを示す
「姓」の品詞コード、また、「佳乃」に対して名を表す
文字列であることを示す「名」の品詞コードが付加され
ている。実際には、「姓」の品詞コードは「01H」、
「名」の品詞コードは「02H」といったようなコード
番号で表される。図中の「様」といった漢字に付加され
た「尾(0CH)」の品詞コードは接尾語を示してい
る。なお、かな漢字変換辞書12cに登録されている漢
字には、他に品詞コードとして、普通名詞には「00
H」、地名の固有名詞には「03H」、動詞には「04
H」、形容詞には「05H」、形容動詞には「07
H」、副詞には「07H」、数詞には「08H」等々が
設定されている。
といったかな読みを有する漢字として、「吉野」,「芳
野」,「佳乃」が登録されており、そのうちの「吉野」
と「芳野」に対しては姓を表す文字列であることを示す
「姓」の品詞コード、また、「佳乃」に対して名を表す
文字列であることを示す「名」の品詞コードが付加され
ている。実際には、「姓」の品詞コードは「01H」、
「名」の品詞コードは「02H」といったようなコード
番号で表される。図中の「様」といった漢字に付加され
た「尾(0CH)」の品詞コードは接尾語を示してい
る。なお、かな漢字変換辞書12cに登録されている漢
字には、他に品詞コードとして、普通名詞には「00
H」、地名の固有名詞には「03H」、動詞には「04
H」、形容詞には「05H」、形容動詞には「07
H」、副詞には「07H」、数詞には「08H」等々が
設定されている。
【0027】図3(a)は本装置の文字入力画面の初期
画面を示し、図3(b)は名前の入力が完了した状態を
示す図である。
画面を示し、図3(b)は名前の入力が完了した状態を
示す図である。
【0028】名前入力を行う場合に、図3に示すような
文字入力画面21が表示部15に表示される。この文字
入力画面21上で名前の姓を表す文字列と名を表す文字
列を個別に入力することになる。ここでは、文字入力画
面21の入力エリアが区切り記号22により前後に区切
られており、前記区切り記号22の前に入力された文字
列23が第1入力モードに対応した第1文字列つまり姓
を表す文字列として扱われ、前記区切り記号22の後に
入力された文字列24が第2入力モードに対応した第2
文字列つまり名を表す文字列として扱われる。
文字入力画面21が表示部15に表示される。この文字
入力画面21上で名前の姓を表す文字列と名を表す文字
列を個別に入力することになる。ここでは、文字入力画
面21の入力エリアが区切り記号22により前後に区切
られており、前記区切り記号22の前に入力された文字
列23が第1入力モードに対応した第1文字列つまり姓
を表す文字列として扱われ、前記区切り記号22の後に
入力された文字列24が第2入力モードに対応した第2
文字列つまり名を表す文字列として扱われる。
【0029】なお、図中のCLは現在の入力位置を示す
カーソルである。ここで、この文字入力画面21につい
て、その構成及び姓名の入力操作時のカーソルと姓名の
区切り記号との位置関係を説明する。
カーソルである。ここで、この文字入力画面21につい
て、その構成及び姓名の入力操作時のカーソルと姓名の
区切り記号との位置関係を説明する。
【0030】文字入力画面21の初期画面では、第1行
目に区切り記号(スラッシュ記号)を境にしてその左右
(前後)に姓と名を入力することを示すガイド表示がな
されるとともに、第2行目の名前入力領域の先頭(1桁
目)に区切り記号22とカーソルCLが位置する。
目に区切り記号(スラッシュ記号)を境にしてその左右
(前後)に姓と名を入力することを示すガイド表示がな
されるとともに、第2行目の名前入力領域の先頭(1桁
目)に区切り記号22とカーソルCLが位置する。
【0031】姓の入力時には、カーソルCL位置と区切
り記号22位置が一致している図3(a)の初期画面の
状態でかな読みの入力が行われる。カーソルCLはかな
文字の入力の度に先頭桁から順次下位の桁にシフトし、
入力方式として挿入モードが設定されているため、区切
り記号22の前にかな文字が挿入されて区切り記号22
も順次下位の桁にシフトする。また、かな読みの漢字変
換が行われると、カーソルCLと区切り記号22とは変
換された漢字の後にシフトする。このように、姓の入力
時にはカーソルCLと区切り記号22の位置が同位置の
関係にある。
り記号22位置が一致している図3(a)の初期画面の
状態でかな読みの入力が行われる。カーソルCLはかな
文字の入力の度に先頭桁から順次下位の桁にシフトし、
入力方式として挿入モードが設定されているため、区切
り記号22の前にかな文字が挿入されて区切り記号22
も順次下位の桁にシフトする。また、かな読みの漢字変
換が行われると、カーソルCLと区切り記号22とは変
換された漢字の後にシフトする。このように、姓の入力
時にはカーソルCLと区切り記号22の位置が同位置の
関係にある。
【0032】また、名の入力は、カーソルCLが区切り
記号22の1桁下位に位置する状態で開始する。この場
合には、姓の入力が完了しているので区切り記号22は
姓を表す漢字の下位桁にあってその位置は固定されてお
り、カーソルCLは名のかな漢字変換操作の過程で常に
区切り記号22より下位の桁位置にある。
記号22の1桁下位に位置する状態で開始する。この場
合には、姓の入力が完了しているので区切り記号22は
姓を表す漢字の下位桁にあってその位置は固定されてお
り、カーソルCLは名のかな漢字変換操作の過程で常に
区切り記号22より下位の桁位置にある。
【0033】次に、本装置の動作について説明する。
【0034】図4は本装置における名前入力処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【0035】名前入力時に図3(a)に示すような文字
入力画面21の初期画面が表示される。この文字入力画
面21の区切り記号22の前又は後にかな読みが入力さ
れて(ステップS1)、そのかな読みを所望の漢字に変
換するための変換キー14aが操作されると(ステップ
S2)、区切り記号22の位置を基準にして姓を表す文
字列又は名を表す文字列のいずれについてかな漢字変換
操作中であるかが判断される(ステップS3)。前述の
ように、姓の入力時にはカーソルCLが区切り記号22
と同一桁に位置し、名の入力時にはカーソルCLが区切
り記号22より下位の桁(桁数大)に位置する。したが
って、カーソルCLと区切り記号22の桁数によって第
1入力モードで入力された文字列つまり姓を表す文字列
のかな漢字変換操作中であるか、あるいは第2入力モー
ドで入力された文字列つまり名を表す文字列のかな漢字
変換操作中であるかが判断される。
入力画面21の初期画面が表示される。この文字入力画
面21の区切り記号22の前又は後にかな読みが入力さ
れて(ステップS1)、そのかな読みを所望の漢字に変
換するための変換キー14aが操作されると(ステップ
S2)、区切り記号22の位置を基準にして姓を表す文
字列又は名を表す文字列のいずれについてかな漢字変換
操作中であるかが判断される(ステップS3)。前述の
ように、姓の入力時にはカーソルCLが区切り記号22
と同一桁に位置し、名の入力時にはカーソルCLが区切
り記号22より下位の桁(桁数大)に位置する。したが
って、カーソルCLと区切り記号22の桁数によって第
1入力モードで入力された文字列つまり姓を表す文字列
のかな漢字変換操作中であるか、あるいは第2入力モー
ドで入力された文字列つまり名を表す文字列のかな漢字
変換操作中であるかが判断される。
【0036】姓を表す文字列についてかな漢字変換操作
中であると判断された場合には(ステップS3のYe
s)、現在の入力文字列の品詞を示す品詞コード変数p
に「姓」の品詞コード(コード番号「01」)が設定さ
れる(ステップS4)。一方、名を表す文字列について
かな漢字変換操作中であると判断された場合には(ステ
ップS3のNo)、前記品詞コード変数pに「名」の品
詞コード(コード番号「02」)が設定される(ステッ
プS5)。
中であると判断された場合には(ステップS3のYe
s)、現在の入力文字列の品詞を示す品詞コード変数p
に「姓」の品詞コード(コード番号「01」)が設定さ
れる(ステップS4)。一方、名を表す文字列について
かな漢字変換操作中であると判断された場合には(ステ
ップS3のNo)、前記品詞コード変数pに「名」の品
詞コード(コード番号「02」)が設定される(ステッ
プS5)。
【0037】ここで、辞書検索が開始されるが、その際
にループ変数iの値が0に初期化される(ステップS
6)。本装置では、前記品詞コード変数pに設定された
品詞コードに基づいて、現在入力中の姓又は名の品詞コ
ードを有する漢字候補を検索して優先的に表示するもの
であるが、該当する漢字候補が見付からなかった場合あ
るいはユーザが他の漢字候補を求めた場合には、再度辞
書検索を行うことになる。つまり、入力中の姓又は名の
品詞コードを有する漢字候補を検索する場合と、姓又は
名のいずれにも該当しない品詞コードを検索する場合と
でかな漢字変換辞書12cを2回スキャンする必要があ
り、そのためのループカウンタとしてループ変数iが設
けられている。
にループ変数iの値が0に初期化される(ステップS
6)。本装置では、前記品詞コード変数pに設定された
品詞コードに基づいて、現在入力中の姓又は名の品詞コ
ードを有する漢字候補を検索して優先的に表示するもの
であるが、該当する漢字候補が見付からなかった場合あ
るいはユーザが他の漢字候補を求めた場合には、再度辞
書検索を行うことになる。つまり、入力中の姓又は名の
品詞コードを有する漢字候補を検索する場合と、姓又は
名のいずれにも該当しない品詞コードを検索する場合と
でかな漢字変換辞書12cを2回スキャンする必要があ
り、そのためのループカウンタとしてループ変数iが設
けられている。
【0038】まず、1回目のスキャン時において、辞書
検索の開始位置を示すポインタkが初期化され(ステッ
プS7)、そのポインタkが更新されながら、かな漢字
変換辞書12cの先頭から順にユーザが入力したかな読
みに対応した漢字候補の検索が行われる(ステップS
8)。この辞書検索により、該当する漢字候補が得られ
た場合には(ステップS9のYes)、その漢字候補に
付加されている品詞コードが参照される(ステップS1
0)。
検索の開始位置を示すポインタkが初期化され(ステッ
プS7)、そのポインタkが更新されながら、かな漢字
変換辞書12cの先頭から順にユーザが入力したかな読
みに対応した漢字候補の検索が行われる(ステップS
8)。この辞書検索により、該当する漢字候補が得られ
た場合には(ステップS9のYes)、その漢字候補に
付加されている品詞コードが参照される(ステップS1
0)。
【0039】このとき、ループ変数iが0であるか否か
がチェックされる(ステップS11)。最初はループ変
数i=0であり、姓又は名の品詞コードを有する漢字候
補を検索する回である。そこで、かな漢字変換辞書12
cから得られた漢字候補の品詞コードと前記品詞コード
変数pに設定された品詞コードとが比較され、両者の品
詞コードが一致すれば(ステップS12のYes)、現
在入力中の姓又は名に対応した適切な漢字候補であると
判断される。これにより、現在ポインタkが示している
漢字候補がかな漢字変換辞書12cから抽出されて表示
部15に表示される(ステップS14)。すなわち、例
えばユーザが文字入力画面21の区切り記号22の前に
かな読みを入力した場合には、品詞コード変数pに
「姓」の品詞コードが設定され、辞書検索により、その
入力されたかな読みに対応し、且つ、「姓」の品詞コー
ドを有する漢字がかな漢字変換辞書12cから抽出され
て第1候補として優先表示されることになる。
がチェックされる(ステップS11)。最初はループ変
数i=0であり、姓又は名の品詞コードを有する漢字候
補を検索する回である。そこで、かな漢字変換辞書12
cから得られた漢字候補の品詞コードと前記品詞コード
変数pに設定された品詞コードとが比較され、両者の品
詞コードが一致すれば(ステップS12のYes)、現
在入力中の姓又は名に対応した適切な漢字候補であると
判断される。これにより、現在ポインタkが示している
漢字候補がかな漢字変換辞書12cから抽出されて表示
部15に表示される(ステップS14)。すなわち、例
えばユーザが文字入力画面21の区切り記号22の前に
かな読みを入力した場合には、品詞コード変数pに
「姓」の品詞コードが設定され、辞書検索により、その
入力されたかな読みに対応し、且つ、「姓」の品詞コー
ドを有する漢字がかな漢字変換辞書12cから抽出され
て第1候補として優先表示されることになる。
【0040】漢字候補が表示されると、ユーザのキー入
力待ち状態になる(ステップS15)。そして、前記表
示された漢字候補がユーザの望む漢字であり、実行キー
14cの操作により確定指示がなされた場合には(ステ
ップS15のYes)、その確定された漢字が当該かな
読みに代えて入力/編集用バッファ13aに格納される
(ステップS23)。
力待ち状態になる(ステップS15)。そして、前記表
示された漢字候補がユーザの望む漢字であり、実行キー
14cの操作により確定指示がなされた場合には(ステ
ップS15のYes)、その確定された漢字が当該かな
読みに代えて入力/編集用バッファ13aに格納される
(ステップS23)。
【0041】また、前記表示された漢字候補がユーザの
望む漢字でなく、次候補キー14bの操作により次候補
表示が指示された場合(ステップS15のNo)、ある
いは、前記ステップS12にて品詞コードが一致しなか
った場合には(ステップS12のNo)、当該漢字候補
を示しているポインタkの値が1つ進められ(ステップ
S16)、前記ステップS8にて、そのポインタkを次
候補の検索開始位置として前記同様の辞書検索が行なわ
れる。なお、ここでは、次候補の表示指示を次候補キー
14bの操作により行うようにしているが、変換キー1
4aを続けて押下することでも良い。
望む漢字でなく、次候補キー14bの操作により次候補
表示が指示された場合(ステップS15のNo)、ある
いは、前記ステップS12にて品詞コードが一致しなか
った場合には(ステップS12のNo)、当該漢字候補
を示しているポインタkの値が1つ進められ(ステップ
S16)、前記ステップS8にて、そのポインタkを次
候補の検索開始位置として前記同様の辞書検索が行なわ
れる。なお、ここでは、次候補の表示指示を次候補キー
14bの操作により行うようにしているが、変換キー1
4aを続けて押下することでも良い。
【0042】一方、前記ステップS9において、該当す
る漢字候補がかな漢字変換辞書12cに存在しなかった
場合には、ループ変数iの値がチェックされる(ステッ
プS17)。そして、ループ変数i=0であった場合に
は(ステップS17のNo)、ループ変数iの値が1イ
ンクリメントされて(ステップS18)、前記ステップ
S7からの処理に戻って、漢字候補が最初から検索され
る。これにより、漢字候補検索において2回目のスキャ
ンが発生し、1回目では入力中の姓又は名の品詞コード
を有する漢字候補の検索がなされ、2回目では前記以外
の漢字候補の検索がなされて、前記1回目のスキャン時
に得られた入力中の姓又は名の品詞コードを有する漢字
候補の方を優先的に表示することができる。
る漢字候補がかな漢字変換辞書12cに存在しなかった
場合には、ループ変数iの値がチェックされる(ステッ
プS17)。そして、ループ変数i=0であった場合に
は(ステップS17のNo)、ループ変数iの値が1イ
ンクリメントされて(ステップS18)、前記ステップ
S7からの処理に戻って、漢字候補が最初から検索され
る。これにより、漢字候補検索において2回目のスキャ
ンが発生し、1回目では入力中の姓又は名の品詞コード
を有する漢字候補の検索がなされ、2回目では前記以外
の漢字候補の検索がなされて、前記1回目のスキャン時
に得られた入力中の姓又は名の品詞コードを有する漢字
候補の方を優先的に表示することができる。
【0043】ここで、2回目のスキャン時には、ユーザ
が入力したかな読みに対応した漢字候補が得られた際に
(ステップS7〜S9)、その漢字候補に付加された品
詞コードが品詞コード変数pに設定された品詞コードと
異なるか否かが判断される(ステップS10〜S1
3)。両者の品詞コードが異なる場合、つまり、入力中
の姓又は名の品詞コードを有する漢字候補以外であれば
(ステップS13のYes)、現在ポインタkが示して
いる漢字候補がかな漢字変換辞書12cから抽出されて
表示部15に表示される(ステップS14)。
が入力したかな読みに対応した漢字候補が得られた際に
(ステップS7〜S9)、その漢字候補に付加された品
詞コードが品詞コード変数pに設定された品詞コードと
異なるか否かが判断される(ステップS10〜S1
3)。両者の品詞コードが異なる場合、つまり、入力中
の姓又は名の品詞コードを有する漢字候補以外であれば
(ステップS13のYes)、現在ポインタkが示して
いる漢字候補がかな漢字変換辞書12cから抽出されて
表示部15に表示される(ステップS14)。
【0044】前記1回目のスキャン時と同様に、該当す
る漢字候補(姓又は名の品詞コードを有する漢字候補以
外の漢字)が表示されると、ユーザのキー入力待ち状態
になる(ステップS15)。そして、この表示された漢
字候補がユーザの望む漢字であり、実行キー14cの操
作により確定指示がなされた場合には(ステップS15
のYes)、その確定された漢字が当該かな読みに代え
て入力/編集用バッファ13aに格納される(ステップ
S23)。
る漢字候補(姓又は名の品詞コードを有する漢字候補以
外の漢字)が表示されると、ユーザのキー入力待ち状態
になる(ステップS15)。そして、この表示された漢
字候補がユーザの望む漢字であり、実行キー14cの操
作により確定指示がなされた場合には(ステップS15
のYes)、その確定された漢字が当該かな読みに代え
て入力/編集用バッファ13aに格納される(ステップ
S23)。
【0045】また、前記表示された漢字候補がユーザの
望む漢字でなく、次候補キー14bの操作により次候補
表示が指示された場合(ステップS15のNo)、ある
いは、前記ステップS13にて品詞コードが一致した場
合には(ステップS13のNo)、当該漢字候補を示し
ているポインタkの値が1つ進められ(ステップS1
6)、前記ステップS8にて、そのポインタkを次候補
の検索開始位置として前記同様の辞書検索が行なわれ
る。
望む漢字でなく、次候補キー14bの操作により次候補
表示が指示された場合(ステップS15のNo)、ある
いは、前記ステップS13にて品詞コードが一致した場
合には(ステップS13のNo)、当該漢字候補を示し
ているポインタkの値が1つ進められ(ステップS1
6)、前記ステップS8にて、そのポインタkを次候補
の検索開始位置として前記同様の辞書検索が行なわれ
る。
【0046】前記ステップS17において、ループ変数
iの値が1であった場合には(ステップS17のYe
s)、漢字候補がまったく見つからなかったか、あるい
は、すべての漢字候補を検索し終えたと判断される。こ
のような場合には、当該かな読みの文字コードをそのま
ま出力したり、当該かな読みの文字コードをカタカナ文
字のコードに置換することで、無変換候補の表示が行わ
れる(ステップS19又はステップS21)。そして、
ユーザが実行キー14cの操作により、この無変換候補
を確定すると(ステップS20のYes又はステップS
22のYes)、その確定された漢字が当該かな読みに
代えて入力/編集用バッファ13aに格納される(ステ
ップS23)。
iの値が1であった場合には(ステップS17のYe
s)、漢字候補がまったく見つからなかったか、あるい
は、すべての漢字候補を検索し終えたと判断される。こ
のような場合には、当該かな読みの文字コードをそのま
ま出力したり、当該かな読みの文字コードをカタカナ文
字のコードに置換することで、無変換候補の表示が行わ
れる(ステップS19又はステップS21)。そして、
ユーザが実行キー14cの操作により、この無変換候補
を確定すると(ステップS20のYes又はステップS
22のYes)、その確定された漢字が当該かな読みに
代えて入力/編集用バッファ13aに格納される(ステ
ップS23)。
【0047】このように、名前入力時に文字入力画面2
1の区切り記号22の位置を基準にしてユーザが姓また
は名のいずれについてかな漢字変換操作中であるかが判
断され、ユーザが入力したかな読みに対応し、且つ、そ
の判断結果に対応する品詞コードが付された漢字が漢字
候補として優先的に表示される。したがって、ユーザは
姓と名の夫々について適切な漢字候補を得て名前入力を
効率的に行うことができる。
1の区切り記号22の位置を基準にしてユーザが姓また
は名のいずれについてかな漢字変換操作中であるかが判
断され、ユーザが入力したかな読みに対応し、且つ、そ
の判断結果に対応する品詞コードが付された漢字が漢字
候補として優先的に表示される。したがって、ユーザは
姓と名の夫々について適切な漢字候補を得て名前入力を
効率的に行うことができる。
【0048】この様子を図5に示す。
【0049】図5は本装置における名前入力時の画面状
態を示す図である。
態を示す図である。
【0050】今、「吉野佳乃」といった姓と名とで同じ
読みの漢字からなる名前を入力する場合を想定する。
読みの漢字からなる名前を入力する場合を想定する。
【0051】図5(a)は文字入力画面21の初期状態
であり、カーソルCLは区切り記号22の位置にある。
まず、ユーザは姓の文字列を入力するべく、「よしの」
といったかな読みをキー入力部14の操作により1文字
ずつ入力すると、図5(b)に示すように、これらのか
な文字が区切り記号22の上位桁側に順に挿入されて区
切り記号22は下位にシフトされる。なお、このとき入
力された文字列には反転表示などの特定の文字修飾OL
が施されて、変換前のかな文字列であることが示され
る。
であり、カーソルCLは区切り記号22の位置にある。
まず、ユーザは姓の文字列を入力するべく、「よしの」
といったかな読みをキー入力部14の操作により1文字
ずつ入力すると、図5(b)に示すように、これらのか
な文字が区切り記号22の上位桁側に順に挿入されて区
切り記号22は下位にシフトされる。なお、このとき入
力された文字列には反転表示などの特定の文字修飾OL
が施されて、変換前のかな文字列であることが示され
る。
【0052】ここで、ユーザが変換キー14aを押下す
ると、ユーザが入力したかな読みに対応した漢字候補が
かな漢字変換辞書12cから検索され、その漢字候補が
図5(c)に示すように前記図5(b)で文字修飾OL
が施されたかな文字列に代えて表示される。この場合、
文字入力画面21の区切り記号22の上位桁側でかな漢
字変換操作が行われたことにより、第1入力モードに対
応した文字列つまり姓の文字列が入力されたものと判断
され、図2に示すかな漢字変換辞書12cの中から
「姓」の品詞コードを有する「吉野」といった漢字が抽
出されて漢字候補として表示される。
ると、ユーザが入力したかな読みに対応した漢字候補が
かな漢字変換辞書12cから検索され、その漢字候補が
図5(c)に示すように前記図5(b)で文字修飾OL
が施されたかな文字列に代えて表示される。この場合、
文字入力画面21の区切り記号22の上位桁側でかな漢
字変換操作が行われたことにより、第1入力モードに対
応した文字列つまり姓の文字列が入力されたものと判断
され、図2に示すかな漢字変換辞書12cの中から
「姓」の品詞コードを有する「吉野」といった漢字が抽
出されて漢字候補として表示される。
【0053】この漢字候補にはアンダーラインULが付
加され、未確定状態であることが示される。このとき、
例えば次候補キー14bを押下するか、あるいは変換キ
ー14aを再度押下すると、図6(a)に示すように、
「吉野」→「芳野」→「佳乃」→「よしの」→「ヨシ
ノ」といった順で各漢字候補が表示される。このうち、
「吉野」と「芳野」は前記図4のフローチャートで説明
した1回目のスキャン時に得られた「姓」の品詞コード
を有する漢字候補であり(ステップS11→S12→S
14)、「佳乃」は2回目のスキャン時に得られた
「名」の品詞コードを有する漢字候補である(ステップ
S11→S13→S14)。また、「よしの」と「ヨシ
ノ」は無変換候補である(ステップS19,S21)。
ここでは、ユーザが望む「吉野」が第1候補で表示され
ているため、このような次候補の選択操作は不要であ
る。実行キー14cを押下すると、図5(d)に示すよ
うに現在表示されている漢字候補「吉野」が確定され
る。
加され、未確定状態であることが示される。このとき、
例えば次候補キー14bを押下するか、あるいは変換キ
ー14aを再度押下すると、図6(a)に示すように、
「吉野」→「芳野」→「佳乃」→「よしの」→「ヨシ
ノ」といった順で各漢字候補が表示される。このうち、
「吉野」と「芳野」は前記図4のフローチャートで説明
した1回目のスキャン時に得られた「姓」の品詞コード
を有する漢字候補であり(ステップS11→S12→S
14)、「佳乃」は2回目のスキャン時に得られた
「名」の品詞コードを有する漢字候補である(ステップ
S11→S13→S14)。また、「よしの」と「ヨシ
ノ」は無変換候補である(ステップS19,S21)。
ここでは、ユーザが望む「吉野」が第1候補で表示され
ているため、このような次候補の選択操作は不要であ
る。実行キー14cを押下すると、図5(d)に示すよ
うに現在表示されている漢字候補「吉野」が確定され
る。
【0054】次に、ユーザは名の文字列を入力するべ
く、カーソルCLを区切り記号22の後に設定し、「よ
しの」といったかな読みをキー入力部14の操作により
1文字ずつ入力すると、図5(f)に示すように、これ
らのかな文字が区切り記号22の後に順に挿入される。
前述したように、このとき入力された文字列には特定の
文字修飾OLが施されて、変換前のかな文字列であるこ
とが示される。
く、カーソルCLを区切り記号22の後に設定し、「よ
しの」といったかな読みをキー入力部14の操作により
1文字ずつ入力すると、図5(f)に示すように、これ
らのかな文字が区切り記号22の後に順に挿入される。
前述したように、このとき入力された文字列には特定の
文字修飾OLが施されて、変換前のかな文字列であるこ
とが示される。
【0055】ここで、ユーザが変換キー14aを押下す
ると、ユーザが入力したかな読みに対応した漢字候補が
かな漢字変換辞書12cから検索され、その漢字候補が
図5(g)に示すように前記図5(f)で文字修飾OL
が施されたかな文字列に代えて表示される。この場合、
文字入力画面21の区切り記号22の後(下位の桁位
置)でかな漢字変換操作が行われたことにより、第2入
力モードに対応した文字列つまり名の文字列が入力され
たものと判断され、図2に示すかな漢字変換辞書12c
の中から「名」の品詞コードを有する「佳乃」といった
漢字が抽出されて漢字候補としてアンダーラインUL付
きで表示される。
ると、ユーザが入力したかな読みに対応した漢字候補が
かな漢字変換辞書12cから検索され、その漢字候補が
図5(g)に示すように前記図5(f)で文字修飾OL
が施されたかな文字列に代えて表示される。この場合、
文字入力画面21の区切り記号22の後(下位の桁位
置)でかな漢字変換操作が行われたことにより、第2入
力モードに対応した文字列つまり名の文字列が入力され
たものと判断され、図2に示すかな漢字変換辞書12c
の中から「名」の品詞コードを有する「佳乃」といった
漢字が抽出されて漢字候補としてアンダーラインUL付
きで表示される。
【0056】このとき、例えば次候補キー14bを押下
するか、あるいは変換キー14aを再度押下すれば、図
6(b)に示すように、「佳乃」→「吉野」→「芳野」
→「よしの」→「ヨシノ」といった順で各漢字候補が表
示される。このうち、「佳乃」は前記図4のフローチャ
ートで説明した1回目のスキャン時に得られた「名」の
品詞コードを有する漢字候補であり(図4のステップS
11→S12→S14)、「吉野」と「芳野」は2回目
のスキャン時に得られた「姓」の品詞コードを有する漢
字候補である(図4のステップS11→S13→S1
4)。また、「よしの」と「ヨシノ」は無変換候補であ
る(図4のステップS19,S21)。ここでは、ユー
ザが望む「佳乃」が第1候補で表示されているため、こ
のような次候補の選択操作は不要である。実行キー14
cを押下すると、図5(h)に示すように現在表示され
ている漢字候補「佳乃」が確定される。
するか、あるいは変換キー14aを再度押下すれば、図
6(b)に示すように、「佳乃」→「吉野」→「芳野」
→「よしの」→「ヨシノ」といった順で各漢字候補が表
示される。このうち、「佳乃」は前記図4のフローチャ
ートで説明した1回目のスキャン時に得られた「名」の
品詞コードを有する漢字候補であり(図4のステップS
11→S12→S14)、「吉野」と「芳野」は2回目
のスキャン時に得られた「姓」の品詞コードを有する漢
字候補である(図4のステップS11→S13→S1
4)。また、「よしの」と「ヨシノ」は無変換候補であ
る(図4のステップS19,S21)。ここでは、ユー
ザが望む「佳乃」が第1候補で表示されているため、こ
のような次候補の選択操作は不要である。実行キー14
cを押下すると、図5(h)に示すように現在表示され
ている漢字候補「佳乃」が確定される。
【0057】このように、名前の姓と名で同じかな読み
を入力した場合でも、夫々に適切な漢字候補を得ること
ができる。したがって、所望の漢字候補が表示されるま
で何度も次候補選択操作を行うことなしに、所望の名前
を効率良く入力できるようになる。
を入力した場合でも、夫々に適切な漢字候補を得ること
ができる。したがって、所望の漢字候補が表示されるま
で何度も次候補選択操作を行うことなしに、所望の名前
を効率良く入力できるようになる。
【0058】なお、前記実施形態では、かな漢字変換辞
書12c内の各漢字が姓又は名のいずれに対応するのか
を示す辞書情報として特定の品詞コードを用いたが、姓
又は名の漢字であることを識別できる情報であれば、前
記品詞コード以外の情報を用いても良い。
書12c内の各漢字が姓又は名のいずれに対応するのか
を示す辞書情報として特定の品詞コードを用いたが、姓
又は名の漢字であることを識別できる情報であれば、前
記品詞コード以外の情報を用いても良い。
【0059】また、前記実施形態では、図2に示すよう
な文字入力画面21を用いて名前入力を行うようにした
が、例えば図7に示すような文字入力画面31を用いて
名前入力を行うことも可能である。この文字入力画面3
1には、姓と名とで夫々に専用の入力領域32、33が
備えられる。名前入力時に表示画面に設定される位置に
よって、これらの専用入力領域32、33を識別するこ
とにより、姓と名のどちらの入力モードでかな漢字変換
操作中であるかを判断して、前記実施形態と同様に、姓
と名で夫々に適切な漢字候補を優先表示する。
な文字入力画面21を用いて名前入力を行うようにした
が、例えば図7に示すような文字入力画面31を用いて
名前入力を行うことも可能である。この文字入力画面3
1には、姓と名とで夫々に専用の入力領域32、33が
備えられる。名前入力時に表示画面に設定される位置に
よって、これらの専用入力領域32、33を識別するこ
とにより、姓と名のどちらの入力モードでかな漢字変換
操作中であるかを判断して、前記実施形態と同様に、姓
と名で夫々に適切な漢字候補を優先表示する。
【0060】また、前記実施形態では、姓と名からなる
名前の入力を行う場合について説明したが、本発明は名
前入力に限るものではなく、特定の関係にある第1文字
列及び第2文字列で構成される特定文字列を入力する場
合であれば、そのすべてに適用可能である。
名前の入力を行う場合について説明したが、本発明は名
前入力に限るものではなく、特定の関係にある第1文字
列及び第2文字列で構成される特定文字列を入力する場
合であれば、そのすべてに適用可能である。
【0061】さらに、前記実施形態において記載した手
法つまり図4に示される処理手順は、コンピュータに実
行させることのできるプログラムとして、例えば磁気デ
ィスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディ
スク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半
導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に適用
したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用するこ
とも可能である。
法つまり図4に示される処理手順は、コンピュータに実
行させることのできるプログラムとして、例えば磁気デ
ィスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディ
スク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半
導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に適用
したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用するこ
とも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、か
な漢字変換機能を備えた文字入力装置において、例えば
姓と名からなる名前など、特定の関係にある第1文字列
及び第2文字列から構成される特定文字列を入力する場
合に、かな漢字変換辞書に登録された各漢字に前記第1
文字列又は前記第2文字列のいずれかに対応するかを示
す辞書情報を付加しておき、前記第1文字列又は前記第
2文字列のいずれについてかな漢字変換操作中であるか
を判断し、入力されたかな読みに対応し、且つ、その判
断結果に対応する前記辞書情報が付された漢字を漢字候
補として優先的に表示するようにしたため、ユーザは前
記第1文字列と前記第2文字列でかな漢字変換時に夫々
に適切な漢字候補を得て前記特定文字列の入力を効率的
に行うことができる。
な漢字変換機能を備えた文字入力装置において、例えば
姓と名からなる名前など、特定の関係にある第1文字列
及び第2文字列から構成される特定文字列を入力する場
合に、かな漢字変換辞書に登録された各漢字に前記第1
文字列又は前記第2文字列のいずれかに対応するかを示
す辞書情報を付加しておき、前記第1文字列又は前記第
2文字列のいずれについてかな漢字変換操作中であるか
を判断し、入力されたかな読みに対応し、且つ、その判
断結果に対応する前記辞書情報が付された漢字を漢字候
補として優先的に表示するようにしたため、ユーザは前
記第1文字列と前記第2文字列でかな漢字変換時に夫々
に適切な漢字候補を得て前記特定文字列の入力を効率的
に行うことができる。
【0063】特に、第1文字列と第2文字列のかな読み
が同一で漢字が異なるような場合であって、第1文字列
と第2文字列を続けてかな漢字変換入力する際に、入力
効率が向上する。
が同一で漢字が異なるような場合であって、第1文字列
と第2文字列を続けてかな漢字変換入力する際に、入力
効率が向上する。
【図1】本発明の一実施形態に係る文字入力装置の回路
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】前記文字入力装置に備えられたかな漢字変換辞
書の構成を示す図。
書の構成を示す図。
【図3】図3(a)は前記文字入力装置の文字入力画面
の初期画面を示す図、図3(b)は前記文字入力装置の
文字入力画面で名前の入力を完了した状態を示す図。
の初期画面を示す図、図3(b)は前記文字入力装置の
文字入力画面で名前の入力を完了した状態を示す図。
【図4】前記文字入力装置における名前入力処理を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図5】前記文字入力装置における名前入力時の画面状
態を示す図。
態を示す図。
【図6】漢字候補の表示順序を説明するための図。
【図7】前記文字入力装置に用いられる他の文字入力画
面を示す図。
面を示す図。
11…制御部 12…ROM 12a…表示用フォントメモリ 12b…印刷用フォントメモリ 12c…かな漢字変換辞書 13…RAM 13a…入力/編集用バッファ 13b…表示用バッファ 13c…登録用バッファ 13d…印刷用バッファ 13e…品詞コード変数記憶領域 13f…ループ変数記憶領域 13g…ポインタ記憶領域 14…キー入力部 14a…変換キー 14b…次候補キー 14c…実行キー 15…表示部 16…印刷部 21…文字入力画面 22…区切り記号 23,24…文字列 31…文字入力画面 32…姓専用入力領域 33…名専用入力領域 CL…カーソル OL…文字修飾 UL…アンダーライン
Claims (4)
- 【請求項1】 かな漢字変換機能を備え、入力されたか
な読みを漢字文字列に変換して特定の関係にある第1文
字列及び第2文字列で構成される特定文字列を入力する
文字入力装置であって、 かな読みとそのかな読みに対応する漢字を記憶するとと
もに、当該漢字が前記第1文字列又は前記第2文字列に
対応する場合に、その対応関係を示す辞書情報を記憶す
るかな漢字変換辞書と、 第1入力モードに対応して前記第1文字列のかな読みを
入力して当該かな読みを所望の漢字に変換し、第2入力
モードに対応して前記第2文字列のかな読みを入力して
当該かな読みを所望の漢字に変換するかな漢字変換操作
を行う操作手段と、 前記操作手段により入力されるかな読みを表示するとと
もに、前記操作手段によるかな漢字変換操作の際に漢字
候補を表示する表示手段と、 前記操作手段が前記第1文字列又は前記第2文字列のい
ずれについてかな漢字変換操作中であるかを前記第1入
力モード及び前記第2入力モードに基づいて判断する判
断手段と、 前記操作手段のかな漢字変換操作中に、前記操作手段か
ら入力されたかな読みに対応し、且つ前記判断手段の判
断結果に対応する前記辞書情報が付された漢字を前記か
な漢字変換辞書から読み出して漢字候補として前記表示
手段に優先的に出力する制御手段とを備えることを特徴
とする文字入力装置。 - 【請求項2】 前記操作手段は、前記表示手段上で所定
の記号で区切って前記第1文字列と前記第2文字列のか
な漢字変換操作を行うものであり、 前記判断手段は、前記所定の記号の位置を基準にして前
記第1入力モード又は前記第2入力モードのいずれにお
いてかな漢字変換操作中であるかを判断することを特徴
とする請求項1記載の文字入力装置。 - 【請求項3】 前記操作手段は、前記表示手段上に設定
される複数の専用領域の夫々で前記第1文字列と前記第
2文字列のかな漢字変換操作を行うものであり、 前記判断手段は、前記複数の専用領域を識別して前記第
1入力モード又は前記第2入力モードのいずれにおいて
かな漢字変換操作中であるかを判断することを特徴とす
る請求項1記載の文字入力装置。 - 【請求項4】 前記第1文字列は姓を表す漢字文字列で
あり、前記第2文字列は名を表す漢字文字列であって、
前記特定文字列は姓と名で構成される名前を表す漢字文
字列であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の文字入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000227511A JP2002041509A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 文字入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000227511A JP2002041509A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 文字入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002041509A true JP2002041509A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18720947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000227511A Abandoned JP2002041509A (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 文字入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002041509A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007299217A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toshiba Corp | 映像記録装置 |
EP4242802A1 (en) | 2022-03-07 | 2023-09-13 | Omron Corporation | Character input device, character input method, and character input program |
-
2000
- 2000-07-27 JP JP2000227511A patent/JP2002041509A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007299217A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toshiba Corp | 映像記録装置 |
EP4242802A1 (en) | 2022-03-07 | 2023-09-13 | Omron Corporation | Character input device, character input method, and character input program |
US12147762B2 (en) | 2022-03-07 | 2024-11-19 | Omron Corporation | Character input device, character input method, and computer-readable storage medium storing a character input program |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051108 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20051214 |