JP2002036663A - 画像出力装置 - Google Patents
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】セキュリティ上の問題を解決しつつ、画像記憶
部を利用して複数の使用者の出力画像を振り分けて、実
質的なメールボックス機能を実現する。 【解決手段】指紋センサ13により使用者の指紋を検出
することにより、使用者本人の確認を行う。ネットワー
クを介して入力される画像出力要求には、使用者識別情
報と画像データとが含まれている。この画像データは、
使用者情報と関連付けて原稿データメモリ12に格納さ
れる。原稿データ12に格納された画像データを出力す
るときには、指紋センサ13を用いて使用者を照合した
うえで、当該使用者の使用者情報に対応付けられている
画像データが原稿データ12から呼び出される。
部を利用して複数の使用者の出力画像を振り分けて、実
質的なメールボックス機能を実現する。 【解決手段】指紋センサ13により使用者の指紋を検出
することにより、使用者本人の確認を行う。ネットワー
クを介して入力される画像出力要求には、使用者識別情
報と画像データとが含まれている。この画像データは、
使用者情報と関連付けて原稿データメモリ12に格納さ
れる。原稿データ12に格納された画像データを出力す
るときには、指紋センサ13を用いて使用者を照合した
うえで、当該使用者の使用者情報に対応付けられている
画像データが原稿データ12から呼び出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくに複数の使
用者によって共有されるネットワークプリンタなどに好
適に適用される画像出力装置に関する。
用者によって共有されるネットワークプリンタなどに好
適に適用される画像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機は、原稿画像を読み取
るためのスキャナ部と、このスキャナ部によって読み取
られた原稿の画像データを記憶する画像メモリと、この
画像メモリに記憶された画像データに基づいて複写像を
形成する画像形成部とを備えている。このようなディジ
タル複写機は、パーソナルコンピュータなどからの出力
要求に応じて文書等の印刷物を出力するプリンタとして
の機能を併せて有していることが多い。すなわち、ディ
ジタル複写機は、ローカルエリアネットワークを介して
複数のパーソナルコンピュータと接続されてネットワー
クプリンタとして用いられる場合がある。パーソナルコ
ンピュータから送られてくる画像データは画像メモリに
蓄えられ、この画像メモリに蓄えられた画像データに基
づいて、用紙上に画像が形成される。
るためのスキャナ部と、このスキャナ部によって読み取
られた原稿の画像データを記憶する画像メモリと、この
画像メモリに記憶された画像データに基づいて複写像を
形成する画像形成部とを備えている。このようなディジ
タル複写機は、パーソナルコンピュータなどからの出力
要求に応じて文書等の印刷物を出力するプリンタとして
の機能を併せて有していることが多い。すなわち、ディ
ジタル複写機は、ローカルエリアネットワークを介して
複数のパーソナルコンピュータと接続されてネットワー
クプリンタとして用いられる場合がある。パーソナルコ
ンピュータから送られてくる画像データは画像メモリに
蓄えられ、この画像メモリに蓄えられた画像データに基
づいて、用紙上に画像が形成される。
【0003】画像メモリに記憶された画像データは、複
写または印刷作業の終了後に消去することとしている。
これは主としてセキュリティ面からの配慮であり、複写
または印刷の終了後に、出力者本人以外の者が勝手に画
像を出力できないようにするためである。一方、複数の
使用者によって共有されるネットワークプリンタにおい
ては、使用者毎の施錠された用紙出力部を備えたメール
ボックス機構が備えられる場合がある。このメールボッ
クス機構を上述のディジタル複写機に備えれば、各使用
者は、自己のメールボックスを指定して画像出力要求を
ディジタル複写機に送信することによって、出力物が他
人に見られる危険を回避できる。
写または印刷作業の終了後に消去することとしている。
これは主としてセキュリティ面からの配慮であり、複写
または印刷の終了後に、出力者本人以外の者が勝手に画
像を出力できないようにするためである。一方、複数の
使用者によって共有されるネットワークプリンタにおい
ては、使用者毎の施錠された用紙出力部を備えたメール
ボックス機構が備えられる場合がある。このメールボッ
クス機構を上述のディジタル複写機に備えれば、各使用
者は、自己のメールボックスを指定して画像出力要求を
ディジタル複写機に送信することによって、出力物が他
人に見られる危険を回避できる。
【0004】ところが、メールボックス機構は、大がか
りで構成が複雑であり、コストが高い。そこで、ディジ
タル複写機に備えられた画像メモリに使用者毎のメール
ボックス領域を設けておき、各使用者からの画像データ
を当該メールボックス領域に振り分けて格納することが
考えられる。しかし、このような画像メモリを利用した
メールボックス機能は、セキュリティ面の問題があり、
他人の画像データが印刷出力されてしまう可能性があ
る。
りで構成が複雑であり、コストが高い。そこで、ディジ
タル複写機に備えられた画像メモリに使用者毎のメール
ボックス領域を設けておき、各使用者からの画像データ
を当該メールボックス領域に振り分けて格納することが
考えられる。しかし、このような画像メモリを利用した
メールボックス機能は、セキュリティ面の問題があり、
他人の画像データが印刷出力されてしまう可能性があ
る。
【0005】一方、複写機の複写枚数管理や複写機使用
者の管理などの目的のために、磁気カードやユーザID
が用いられる場合がある。磁気カードが用いられる場合
には、複写機にカード読取器が備えられる。このカード
読取器は、ネットワークを介してデータベースに接続さ
れている。磁気カードには、使用者本人または所属部署
などのユーザIDが記録されている。この磁気カードを
カード読取器によって読み取らせることによって、複写
機が使用可能になる。磁気カードの読取の後に複写作業
が行われると、その複写作業の日時および複写枚数など
のデータが、データベースに記録される。
者の管理などの目的のために、磁気カードやユーザID
が用いられる場合がある。磁気カードが用いられる場合
には、複写機にカード読取器が備えられる。このカード
読取器は、ネットワークを介してデータベースに接続さ
れている。磁気カードには、使用者本人または所属部署
などのユーザIDが記録されている。この磁気カードを
カード読取器によって読み取らせることによって、複写
機が使用可能になる。磁気カードの読取の後に複写作業
が行われると、その複写作業の日時および複写枚数など
のデータが、データベースに記録される。
【0006】磁気カードを使用しない場合には、使用者
が複写機の使用に際してユーザIDをテンキーなどから
手入力することになる。この入力されたユーザIDによ
り、使用者が特定され、複写機が使用可能な状態になる
とともに、複写機の使用日時および複写枚数などがネッ
トワークを介してデータベースに記録される。
が複写機の使用に際してユーザIDをテンキーなどから
手入力することになる。この入力されたユーザIDによ
り、使用者が特定され、複写機が使用可能な状態になる
とともに、複写機の使用日時および複写枚数などがネッ
トワークを介してデータベースに記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】磁気カードを用いた使
用者の特定方法では、使用者本人以外の他人が当該磁気
カードを使用すれば、使用者の特定に誤りが生じる。ま
た、ユーザIDを手入力することによって使用者を特定
する方法では、ユーザIDを他人に知られてしまえば、
使用者特定の目的を達成することができなくなる。した
がって、ディジタル複写機に備えられた画像メモリを用
いてメールボックス機能を実現することを考慮した場合
に、磁気カードやユーザIDによる使用者特定方法で
は、セキュリティ面の問題を解決することができない。
用者の特定方法では、使用者本人以外の他人が当該磁気
カードを使用すれば、使用者の特定に誤りが生じる。ま
た、ユーザIDを手入力することによって使用者を特定
する方法では、ユーザIDを他人に知られてしまえば、
使用者特定の目的を達成することができなくなる。した
がって、ディジタル複写機に備えられた画像メモリを用
いてメールボックス機能を実現することを考慮した場合
に、磁気カードやユーザIDによる使用者特定方法で
は、セキュリティ面の問題を解決することができない。
【0008】そこで、この発明の目的は、セキュリティ
上の問題を解決しつつ、画像記憶部を利用して複数の使
用者の出力画像を振り分けて、実質的なメールボックス
機能を実現することができる画像出力装置を提供するこ
とである。
上の問題を解決しつつ、画像記憶部を利用して複数の使
用者の出力画像を振り分けて、実質的なメールボックス
機能を実現することができる画像出力装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、画像デー
タと使用者識別情報とを含む画像出力要求を受け付ける
画像出力要求受付手段(10,d1)と、使用者の固有
の身体的特徴を検出することにより使用者を認識する使
用者認識手段(13)と、上記使用者認識手段によって
検出された身体的特徴および使用者識別情報を含む使用
者情報を登録するための使用者登録手段(15)と、上
記画像出力要求受付手段によって受け付けられた画像出
力要求から使用者識別情報を抽出する手段(10,d
2)と、上記使用者登録手段に登録された、当該抽出さ
れた使用者識別情報に対応する使用者情報と関連付け
て、上記画像出力要求に含まれる画像データを記憶する
画像記憶部(12)と、この画像記憶部に記憶された画
像データに基づいてシート上に画像を再生する画像形成
部(16)と、上記使用者認識手段により検出される使
用者の身体的特徴と上記使用者登録手段に登録されてい
る使用者情報とを照合することにより、当該使用者が上
記使用者登録手段に登録された登録使用者か否かを判定
する登録判定手段(102)と、この登録判定手段によ
って登録使用者であることが確認されることを条件に、
上記画像記憶部に記憶された画像データのうち、当該登
録使用者に関連付けられた画像データの読出要求を受け
付ける画像読出受付手段(103)と、この画像読出受
付手段によって読出要求が受け付けられた画像データを
上記画像記憶部から読み出して上記画像形成部に与え、
当該画像データの画像を再生させる出力制御手段(10
4)とを含むことを特徴とする画像出力装置である。な
お、括弧内の英数字は後述の実施形態における対応構成
要素等を表す。以下、この項において同じである。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、画像デー
タと使用者識別情報とを含む画像出力要求を受け付ける
画像出力要求受付手段(10,d1)と、使用者の固有
の身体的特徴を検出することにより使用者を認識する使
用者認識手段(13)と、上記使用者認識手段によって
検出された身体的特徴および使用者識別情報を含む使用
者情報を登録するための使用者登録手段(15)と、上
記画像出力要求受付手段によって受け付けられた画像出
力要求から使用者識別情報を抽出する手段(10,d
2)と、上記使用者登録手段に登録された、当該抽出さ
れた使用者識別情報に対応する使用者情報と関連付け
て、上記画像出力要求に含まれる画像データを記憶する
画像記憶部(12)と、この画像記憶部に記憶された画
像データに基づいてシート上に画像を再生する画像形成
部(16)と、上記使用者認識手段により検出される使
用者の身体的特徴と上記使用者登録手段に登録されてい
る使用者情報とを照合することにより、当該使用者が上
記使用者登録手段に登録された登録使用者か否かを判定
する登録判定手段(102)と、この登録判定手段によ
って登録使用者であることが確認されることを条件に、
上記画像記憶部に記憶された画像データのうち、当該登
録使用者に関連付けられた画像データの読出要求を受け
付ける画像読出受付手段(103)と、この画像読出受
付手段によって読出要求が受け付けられた画像データを
上記画像記憶部から読み出して上記画像形成部に与え、
当該画像データの画像を再生させる出力制御手段(10
4)とを含むことを特徴とする画像出力装置である。な
お、括弧内の英数字は後述の実施形態における対応構成
要素等を表す。以下、この項において同じである。
【0010】この画像出力装置に接続されるコンピュー
タ側には、画像出力装置を駆動するためのドライバプロ
グラムであって、使用者識別情報入力画面を表示装置に
表示させ、使用者識別情報が入力された後に画像出力開
始のための所定の操作がされることに応答して、上記入
力された使用者識別情報と出力すべき画像データとを含
む画像出力要求を画像出力装置に送出させる、コンピュ
ータ読取可能に信号化されたドライバプログラムを組み
込んでおけばよい。このようなドライバプログラムは、
CD−ROMなどの記憶媒体に記録して配布されてもよ
いし、インターネットなどのコンピュータネットワーク
を介して画像出力装置のユーザに配信されてもよい。
タ側には、画像出力装置を駆動するためのドライバプロ
グラムであって、使用者識別情報入力画面を表示装置に
表示させ、使用者識別情報が入力された後に画像出力開
始のための所定の操作がされることに応答して、上記入
力された使用者識別情報と出力すべき画像データとを含
む画像出力要求を画像出力装置に送出させる、コンピュ
ータ読取可能に信号化されたドライバプログラムを組み
込んでおけばよい。このようなドライバプログラムは、
CD−ROMなどの記憶媒体に記録して配布されてもよ
いし、インターネットなどのコンピュータネットワーク
を介して画像出力装置のユーザに配信されてもよい。
【0011】この発明によれば、使用者固有の身体的特
徴が検出され、これによって、使用者が認識される。こ
の認識された使用者の使用者情報は、使用者登録手段に
登録される。画像出力要求受付手段によって受け付けら
れる画像出力要求は、画像データと使用者識別情報とを
含んでいる。このような画像出力要求から使用者識別情
報が抽出される。この使用者識別情報に対応する使用者
情報と関連付けて、画像出力要求に含まれている画像デ
ータが画像記憶部に記憶される。
徴が検出され、これによって、使用者が認識される。こ
の認識された使用者の使用者情報は、使用者登録手段に
登録される。画像出力要求受付手段によって受け付けら
れる画像出力要求は、画像データと使用者識別情報とを
含んでいる。このような画像出力要求から使用者識別情
報が抽出される。この使用者識別情報に対応する使用者
情報と関連付けて、画像出力要求に含まれている画像デ
ータが画像記憶部に記憶される。
【0012】画像データを画像記憶部から読み出して出
力しようとする使用者は、使用者登録手段に登録された
使用者かどうかを判定する登録判定手続(認証手続)を
経なければならない。すなわち、使用者認識手段によっ
て使用者本人の身体的特徴を認識させ、この認識された
身体的特徴に基づいて、当該使用者が登録使用者と判定
されなければならない。こうして、登録使用者であるこ
とが確認されることを条件に、画像記憶部に記憶された
画像データの読み出しが受け付けられる。ただし、登録
使用者が読み出すことができる画像データは、画像記憶
部において当該使用者に関連付けられて記憶された画像
データに限られる。
力しようとする使用者は、使用者登録手段に登録された
使用者かどうかを判定する登録判定手続(認証手続)を
経なければならない。すなわち、使用者認識手段によっ
て使用者本人の身体的特徴を認識させ、この認識された
身体的特徴に基づいて、当該使用者が登録使用者と判定
されなければならない。こうして、登録使用者であるこ
とが確認されることを条件に、画像記憶部に記憶された
画像データの読み出しが受け付けられる。ただし、登録
使用者が読み出すことができる画像データは、画像記憶
部において当該使用者に関連付けられて記憶された画像
データに限られる。
【0013】読み出された画像データは、画像形成部に
与えられ、これにより、画像がシート上に形成されて出
力されることになる。このようにこの発明においては、
使用者の固有の身体的特徴に基づいて使用者を特定して
いるので、磁気カードやユーザIDの手入力による使用
者特定の場合とは異なり、使用者本人を正確に特定する
ことができる。さらに、画像記憶部には、使用者認識手
段によって身体的特徴が検出されて登録された使用者情
報と、当該使用者の使用者識別情報とともに受け付けら
れた画像データとが関連付けられて記憶されている。こ
の2つの特徴によって、複数人が当該出力装置を共有す
る際に、セキュリティ上の問題を解決しつつ、画像記憶
部を利用したメールボックス機能を実現できる。すなわ
ち、大がかりでコストのかかるメールボックス機構を要
することなくメールボックス機能を実現できる。
与えられ、これにより、画像がシート上に形成されて出
力されることになる。このようにこの発明においては、
使用者の固有の身体的特徴に基づいて使用者を特定して
いるので、磁気カードやユーザIDの手入力による使用
者特定の場合とは異なり、使用者本人を正確に特定する
ことができる。さらに、画像記憶部には、使用者認識手
段によって身体的特徴が検出されて登録された使用者情
報と、当該使用者の使用者識別情報とともに受け付けら
れた画像データとが関連付けられて記憶されている。こ
の2つの特徴によって、複数人が当該出力装置を共有す
る際に、セキュリティ上の問題を解決しつつ、画像記憶
部を利用したメールボックス機能を実現できる。すなわ
ち、大がかりでコストのかかるメールボックス機構を要
することなくメールボックス機能を実現できる。
【0014】上記使用者認識手段は、たとえば、指紋、
網膜、虹彩、顔貌または声紋を検出するセンサ手段を含
むものであってもよい。これらの他にも、指形(指の関
節間の長さなど)、掌紋(手のひらのしわの特徴)、掌
形(手のひらの幅、長さ、指の長さ、形の特徴)、手の
血管(手の甲の血管の模様)、耳形および筆跡などを、
使用者特定のための身体的特徴として検出することとし
てもよい。使用者認識手段によって身体的特徴が検出さ
れた使用者が、使用者登録手段に登録された登録使用者
でない場合には、使用者登録を促すメッセージを表示手
段(141)に表示したり、そのようなメッセージを音
響化手段によって音声出力したりして使用者に報知する
ことが好ましい。
網膜、虹彩、顔貌または声紋を検出するセンサ手段を含
むものであってもよい。これらの他にも、指形(指の関
節間の長さなど)、掌紋(手のひらのしわの特徴)、掌
形(手のひらの幅、長さ、指の長さ、形の特徴)、手の
血管(手の甲の血管の模様)、耳形および筆跡などを、
使用者特定のための身体的特徴として検出することとし
てもよい。使用者認識手段によって身体的特徴が検出さ
れた使用者が、使用者登録手段に登録された登録使用者
でない場合には、使用者登録を促すメッセージを表示手
段(141)に表示したり、そのようなメッセージを音
響化手段によって音声出力したりして使用者に報知する
ことが好ましい。
【0015】また、上記画像出力装置は、登録使用者で
ないと判定された場合に、画像データの出力を拒否し、
その旨のメッセージを表示手段(141)に表示した
り、そのようなメッセージを音響化手段によって音声化
したりする報知手段をさらに含むことが好ましい。さら
に、上記使用者登録手段は、上記使用者認識手段によっ
て検出された固有の身体的特徴を、使用者識別情報その
ものとして、または使用者識別情報(たとえばユーザI
D)と関連付けて使用者登録手段に登録するものである
ことが好ましい。使用者の固有の身体的特徴そのものを
使用者識別情報として利用する場合には、たとえば、当
該画像出力装置に出力要求を与えるコンピュータなど
に、使用者の固有の身体的特徴を検出する機構を用意す
る必要がある。たとえば、使用者の認識を指紋センサを
用いて行うとすれば、コンピュータ側のたとえばポイン
ティングデバイス(マウスなど)に指紋センサを設けて
おくようにしてもよい。
ないと判定された場合に、画像データの出力を拒否し、
その旨のメッセージを表示手段(141)に表示した
り、そのようなメッセージを音響化手段によって音声化
したりする報知手段をさらに含むことが好ましい。さら
に、上記使用者登録手段は、上記使用者認識手段によっ
て検出された固有の身体的特徴を、使用者識別情報その
ものとして、または使用者識別情報(たとえばユーザI
D)と関連付けて使用者登録手段に登録するものである
ことが好ましい。使用者の固有の身体的特徴そのものを
使用者識別情報として利用する場合には、たとえば、当
該画像出力装置に出力要求を与えるコンピュータなど
に、使用者の固有の身体的特徴を検出する機構を用意す
る必要がある。たとえば、使用者の認識を指紋センサを
用いて行うとすれば、コンピュータ側のたとえばポイン
ティングデバイス(マウスなど)に指紋センサを設けて
おくようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の画像出力装置の一実施形態に係るディジタル複写
機1の使用態様を説明するための概念図である。このデ
ィジタル複写機1は、ローカルエリアネットワーク2を
介して、複数のパーソナルコンピュータ3などに接続さ
れている。すなわち、このディジタル複写機1は、複写
機としての基本機能の他に、パーソナルコンピュータ3
からの画像データを受信して、この画像データを用紙上
に記録するネットワークプリンタとしての機能を有して
いる。さらに、ディジタル複写機1は、ネットワーク2
を介してデータベースサーバ4に接続されている。この
データベースサーバ4において、ディジタル複写機1の
使用状況の管理が行われる。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の画像出力装置の一実施形態に係るディジタル複写
機1の使用態様を説明するための概念図である。このデ
ィジタル複写機1は、ローカルエリアネットワーク2を
介して、複数のパーソナルコンピュータ3などに接続さ
れている。すなわち、このディジタル複写機1は、複写
機としての基本機能の他に、パーソナルコンピュータ3
からの画像データを受信して、この画像データを用紙上
に記録するネットワークプリンタとしての機能を有して
いる。さらに、ディジタル複写機1は、ネットワーク2
を介してデータベースサーバ4に接続されている。この
データベースサーバ4において、ディジタル複写機1の
使用状況の管理が行われる。
【0017】図2は、ディジタル複写機1の電気的構成
を示すブロック図である。ディジタル複写機1は、原稿
を読み取るためのスキャナ部11と、このスキャナ部1
1によって読み取られた原稿の画像データを記憶するた
めの原稿データメモリ12と、この原稿データメモリ1
2に記憶された画像データに基づいて用紙に原稿の複写
像を形成するプリント部16とを備えている。スキャナ
部11、原稿データメモリ12およびプリント部16
は、マイクロコンピュータからなる制御部10に接続さ
れている。制御部10には、さらに、使用者情報を登録
するための照合用メモリ15が接続されている。
を示すブロック図である。ディジタル複写機1は、原稿
を読み取るためのスキャナ部11と、このスキャナ部1
1によって読み取られた原稿の画像データを記憶するた
めの原稿データメモリ12と、この原稿データメモリ1
2に記憶された画像データに基づいて用紙に原稿の複写
像を形成するプリント部16とを備えている。スキャナ
部11、原稿データメモリ12およびプリント部16
は、マイクロコンピュータからなる制御部10に接続さ
れている。制御部10には、さらに、使用者情報を登録
するための照合用メモリ15が接続されている。
【0018】原稿データメモリ12は、揮発性のメモリ
でも不揮発性のメモリでもよいが、ディジタル複写機1
の電源を遮断した後にも画像データを保持するために
は、不揮発性メモリで構成することが好ましい。このよ
うな不揮発性メモリは、書き換え可能なものであればよ
く、半導体メモリであってもよいし、ハードディスク装
置などの磁気メモリや光磁気ディスクなどの光磁気メモ
リであってもよい。照合用メモリ15は、使用者情報の
保持の必要性から、不揮発性メモリで構成されることが
好ましい。この不揮発性メモリは、書き換え可能なもの
であればよく、半導体メモリであってもよいし、磁気メ
モリまたは光磁気メモリなどであってもよい。むろん、
照合用メモリ15と原稿データメモリ12とに同じ記録
媒体の異なる記憶領域を割り当てても構わない。
でも不揮発性のメモリでもよいが、ディジタル複写機1
の電源を遮断した後にも画像データを保持するために
は、不揮発性メモリで構成することが好ましい。このよ
うな不揮発性メモリは、書き換え可能なものであればよ
く、半導体メモリであってもよいし、ハードディスク装
置などの磁気メモリや光磁気ディスクなどの光磁気メモ
リであってもよい。照合用メモリ15は、使用者情報の
保持の必要性から、不揮発性メモリで構成されることが
好ましい。この不揮発性メモリは、書き換え可能なもの
であればよく、半導体メモリであってもよいし、磁気メ
モリまたは光磁気メモリなどであってもよい。むろん、
照合用メモリ15と原稿データメモリ12とに同じ記録
媒体の異なる記憶領域を割り当てても構わない。
【0019】制御部10は、ネットワーク2上のパーソ
ナルコンピュータ3からの出力要求を受け付けて、出力
すべき原稿データを原稿データメモリ12に格納するこ
とができる。それとともに、制御部10は、当該ディジ
タル複写機1の使用状況に関する管理データをネットワ
ーク2上のデータベースサーバ4に送信することができ
る。このように、原稿データメモリ12には、スキャナ
部11によって読み取られた原稿の画像データの他、パ
ーソナルコンピュータ3などからネットワーク2を介し
て送られてくる画像データも格納されることになる。
ナルコンピュータ3からの出力要求を受け付けて、出力
すべき原稿データを原稿データメモリ12に格納するこ
とができる。それとともに、制御部10は、当該ディジ
タル複写機1の使用状況に関する管理データをネットワ
ーク2上のデータベースサーバ4に送信することができ
る。このように、原稿データメモリ12には、スキャナ
部11によって読み取られた原稿の画像データの他、パ
ーソナルコンピュータ3などからネットワーク2を介し
て送られてくる画像データも格納されることになる。
【0020】制御部10には、使用者の固有の身体的特
徴として指紋データを検出するための指紋センサ13が
接続されている。また、制御部10には、使用者とのイ
ンタフェースを提供する操作パネル14が接続されてい
る。この操作パネル14は、液晶表示パネルなどの表示
部141、複写部数等を入力するためのテンキー14
2、印刷開始を指示するためのプリントキー143、使
用者登録の際に操作される登録ボタン144、使用者登
録を終えた使用者が当該ディジタル複写機1を使用しよ
うとするときに登録使用者か否かを判定するための照合
手続(認証手続)を行うための照合ボタン145とが設
けられている。さらに、原稿データメモリ12に記憶さ
れた画像データを呼び出す際に操作される原稿ボタン1
46と、呼び出すべき画像データを選択するための選択
ボタン147とが、操作パネル14に備えられている。
徴として指紋データを検出するための指紋センサ13が
接続されている。また、制御部10には、使用者とのイ
ンタフェースを提供する操作パネル14が接続されてい
る。この操作パネル14は、液晶表示パネルなどの表示
部141、複写部数等を入力するためのテンキー14
2、印刷開始を指示するためのプリントキー143、使
用者登録の際に操作される登録ボタン144、使用者登
録を終えた使用者が当該ディジタル複写機1を使用しよ
うとするときに登録使用者か否かを判定するための照合
手続(認証手続)を行うための照合ボタン145とが設
けられている。さらに、原稿データメモリ12に記憶さ
れた画像データを呼び出す際に操作される原稿ボタン1
46と、呼び出すべき画像データを選択するための選択
ボタン147とが、操作パネル14に備えられている。
【0021】制御部10は、所定の動作プログラムによ
って実行されるソフトウエア処理により実現される複数
の処理機能部を備えている。すなわち、制御部10は、
使用者登録のための使用者登録機能部101と、使用者
が照合用メモリ15に登録されてた登録使用者か否かを
判定するための登録判定機能部102と、原稿データメ
モリ12からの画像データの読出しを制御する画像読出
受付機能部103と、プリント部16に適切な画像デー
タを与える出力制御機能部104とを備えている。
って実行されるソフトウエア処理により実現される複数
の処理機能部を備えている。すなわち、制御部10は、
使用者登録のための使用者登録機能部101と、使用者
が照合用メモリ15に登録されてた登録使用者か否かを
判定するための登録判定機能部102と、原稿データメ
モリ12からの画像データの読出しを制御する画像読出
受付機能部103と、プリント部16に適切な画像デー
タを与える出力制御機能部104とを備えている。
【0022】図3は、照合用メモリ15および原稿デー
タメモリ12の記憶態様を説明するための図である。照
合用メモリ15には、個々の登録使用者ごとに使用者情
報U1,U2,U3,・・・・・・が登録されている。この使
用者情報U1,U2,U3,・・・・・・は、使用者識別情報
としてのユーザIDおよび当該使用者の指紋データ、お
よび当該使用者がディジタル複写機1またはパーソナル
コンピュータ3を使用して原稿データメモリ12に格納
した画像データ(原稿データ)の格納アドレスを含む。
したがって、制御部10は、照合用メモリ15を参照す
ることによって、指紋データに基づいて、登録使用者か
否かの判定を行うことができるとともに、当該使用者に
よる画像データの蓄積状況を把握することができる。
タメモリ12の記憶態様を説明するための図である。照
合用メモリ15には、個々の登録使用者ごとに使用者情
報U1,U2,U3,・・・・・・が登録されている。この使
用者情報U1,U2,U3,・・・・・・は、使用者識別情報
としてのユーザIDおよび当該使用者の指紋データ、お
よび当該使用者がディジタル複写機1またはパーソナル
コンピュータ3を使用して原稿データメモリ12に格納
した画像データ(原稿データ)の格納アドレスを含む。
したがって、制御部10は、照合用メモリ15を参照す
ることによって、指紋データに基づいて、登録使用者か
否かの判定を行うことができるとともに、当該使用者に
よる画像データの蓄積状況を把握することができる。
【0023】図4は、照合用メモリ15に使用者登録を
行う場合の手順の流れを説明するためのフローチャート
である。この図4には、使用者登録作業時において、操
作パネル14の表示部141に表示される表示画面の例
が併せて示されている。ディジタル複写機1が使用され
ていない期間には、表示部141には、初期画面として
の待機画面D1が表示されている。この待機画面D1に
は、登録使用者か否かの照合を行うべきことが表示され
ていて、このような照合作業(認証作業)なしでは複写
を行うことかできない旨のメッセージが表示されてい
る。
行う場合の手順の流れを説明するためのフローチャート
である。この図4には、使用者登録作業時において、操
作パネル14の表示部141に表示される表示画面の例
が併せて示されている。ディジタル複写機1が使用され
ていない期間には、表示部141には、初期画面として
の待機画面D1が表示されている。この待機画面D1に
は、登録使用者か否かの照合を行うべきことが表示され
ていて、このような照合作業(認証作業)なしでは複写
を行うことかできない旨のメッセージが表示されてい
る。
【0024】この状態から、未登録の使用者は、登録ボ
タン144を操作する(ステップa1)。これにより、
制御部10は、表示部141の表示画面を使用者登録画
面D2に切り換える(ステップa2)。使用者登録画面
D2では、指紋センサ13に指を置くべき旨のメッセー
ジと、ユーザIDを入力すべき旨のメッセージとが表示
される。これに応答して未登録使用者は、指紋センサ1
3で自己の指紋を読み取らせ(ステップa3)、さらに
ユーザID入力画面D3が表示されている状態でユーザ
IDを入力する(ステップa4)。この状態で登録ボタ
ン144を押せば(ステップa5)、ユーザ登録が完了
し、表示部141の表示画面は待機画面D1に戻る(ス
テップa6)。
タン144を操作する(ステップa1)。これにより、
制御部10は、表示部141の表示画面を使用者登録画
面D2に切り換える(ステップa2)。使用者登録画面
D2では、指紋センサ13に指を置くべき旨のメッセー
ジと、ユーザIDを入力すべき旨のメッセージとが表示
される。これに応答して未登録使用者は、指紋センサ1
3で自己の指紋を読み取らせ(ステップa3)、さらに
ユーザID入力画面D3が表示されている状態でユーザ
IDを入力する(ステップa4)。この状態で登録ボタ
ン144を押せば(ステップa5)、ユーザ登録が完了
し、表示部141の表示画面は待機画面D1に戻る(ス
テップa6)。
【0025】登録ボタン144の操作に応答して、制御
部10の使用者登録機能部101は、指紋センサ13に
よって検出された指紋データとユーザIDと対応付けて
照合用メモリ15に格納する。このようにして照合用メ
モリ15への使用者情報の登録が完了する。図5は、デ
ィジタル複写機1を使用した複写、または原稿データメ
モリ12に格納された画像の出力を行うときの処理の流
れを説明するためのフローチャートである。また、図6
は、制御部10の制御による表示部141の表示の変化
を説明するための図である。
部10の使用者登録機能部101は、指紋センサ13に
よって検出された指紋データとユーザIDと対応付けて
照合用メモリ15に格納する。このようにして照合用メ
モリ15への使用者情報の登録が完了する。図5は、デ
ィジタル複写機1を使用した複写、または原稿データメ
モリ12に格納された画像の出力を行うときの処理の流
れを説明するためのフローチャートである。また、図6
は、制御部10の制御による表示部141の表示の変化
を説明するための図である。
【0026】ディジタル複写機1の初期状態では、表示
部141は、待機画面D1(図6参照)を表示してい
る。この待機画面D1には、照合ボタン145を押して
使用者認証作業を行うべき旨のメッセージが表示されて
いる。そこで、使用者は、操作パネル14に備えられた
照合ボタン145を操作する(ステップb1)。これに
より、照合画面D4が表示部141に表示される(ステ
ップb2)。この照合画面D4には、指紋センサ13に
指をおいて指紋を読み取らせるべき旨のメッセージが表
示される。使用者が指紋センサ13に指をおくと(ステ
ップb3)、制御部10の登録判定機能部102は、照
合用メモリ15に登録された指紋データを参照して、指
紋照合処理を行う(ステップb4)。
部141は、待機画面D1(図6参照)を表示してい
る。この待機画面D1には、照合ボタン145を押して
使用者認証作業を行うべき旨のメッセージが表示されて
いる。そこで、使用者は、操作パネル14に備えられた
照合ボタン145を操作する(ステップb1)。これに
より、照合画面D4が表示部141に表示される(ステ
ップb2)。この照合画面D4には、指紋センサ13に
指をおいて指紋を読み取らせるべき旨のメッセージが表
示される。使用者が指紋センサ13に指をおくと(ステ
ップb3)、制御部10の登録判定機能部102は、照
合用メモリ15に登録された指紋データを参照して、指
紋照合処理を行う(ステップb4)。
【0027】照合用メモリ15に登録されたいずれかの
指紋データと指紋センサ13により検出された指紋デー
タとが合致しなければ、当該使用者が登録使用者ではな
いものと判断される。この場合、表示部141には、拒
絶画面D5が表示される(ステップb5)。この拒絶画
面D5には、たとえば、当該使用者が登録使用者ではな
い旨のメッセージ、および使用に際しては使用者登録が
必要である旨のメッセージが表示される。制御部10
は、この拒絶画面D5をたとえば一定時間表示させた後
に、表示部141の表示画面を待機画面D1に戻す。こ
れより処理が終了し、使用者は、スキャナ部11を使用
した原稿の複写を行うことも、原稿データメモリ12か
ら画像データを呼び出して、その印刷出力を行わせるこ
ともできない。
指紋データと指紋センサ13により検出された指紋デー
タとが合致しなければ、当該使用者が登録使用者ではな
いものと判断される。この場合、表示部141には、拒
絶画面D5が表示される(ステップb5)。この拒絶画
面D5には、たとえば、当該使用者が登録使用者ではな
い旨のメッセージ、および使用に際しては使用者登録が
必要である旨のメッセージが表示される。制御部10
は、この拒絶画面D5をたとえば一定時間表示させた後
に、表示部141の表示画面を待機画面D1に戻す。こ
れより処理が終了し、使用者は、スキャナ部11を使用
した原稿の複写を行うことも、原稿データメモリ12か
ら画像データを呼び出して、その印刷出力を行わせるこ
ともできない。
【0028】一方、指紋センサ13により収集された指
紋データと照合用メモリ15に登録されたいずれかの指
紋データとが合致すれば、当該指紋データに対応したユ
ーザIDが照合用メモリ15から読み出されて、表示部
141に表示される(ステップb6)。すなわち、表示
部141には、ユーザID確認画面D6が表示される。
これに応答して、使用者は、ユーザIDが正しいことを
確認したうえで、照合ボタン145を再び押圧操作する
(ステップb7)。これにより、表示部141の表示画
面は、コピー受付画面D7に切り換わる(ステップb
8)。
紋データと照合用メモリ15に登録されたいずれかの指
紋データとが合致すれば、当該指紋データに対応したユ
ーザIDが照合用メモリ15から読み出されて、表示部
141に表示される(ステップb6)。すなわち、表示
部141には、ユーザID確認画面D6が表示される。
これに応答して、使用者は、ユーザIDが正しいことを
確認したうえで、照合ボタン145を再び押圧操作する
(ステップb7)。これにより、表示部141の表示画
面は、コピー受付画面D7に切り換わる(ステップb
8)。
【0029】この状態で、スキャナ部11に原稿を置
き、プリントキー143を操作すれば(ステップb9の
NOおよびステップb10)、その原稿の読み取りが行
われて、当該原稿に対応した画像データが原稿データメ
モリ12に格納される(ステップb11a,b11
b)。このとき、当該認証された使用者の使用者情報
に、当該画像データの格納アドレスが追加され、使用者
情報と画像データとが関連付けられる。そして、この画
像データが、原稿データメモリ12から読み出されて、
プリント部16によって印刷されることになる(ステッ
プb16)。これが終了すると、表示部141の表示画
面は、待機画面D1に戻される(ステップb17)。
き、プリントキー143を操作すれば(ステップb9の
NOおよびステップb10)、その原稿の読み取りが行
われて、当該原稿に対応した画像データが原稿データメ
モリ12に格納される(ステップb11a,b11
b)。このとき、当該認証された使用者の使用者情報
に、当該画像データの格納アドレスが追加され、使用者
情報と画像データとが関連付けられる。そして、この画
像データが、原稿データメモリ12から読み出されて、
プリント部16によって印刷されることになる(ステッ
プb16)。これが終了すると、表示部141の表示画
面は、待機画面D1に戻される(ステップb17)。
【0030】過去に複写したことのある原稿を再複写す
る場合、または、パーソナルコンピュータ3からネット
ワーク2を介して原稿データメモリ12に格納した画像
データの出力を行わせる場合には、使用者は、コピー受
付画面D7が表示されている状態で(ステップb8)、
原稿ボタン146を操作する(ステップb9のYE
S)。これにより、表示部141の表示画面は、原稿選
択画面D8へと変化する(ステップb12)。原稿選択
画面D8においては、当該使用者の使用者情報が照合用
メモリ15から読み出されて、当該使用者情報に関連付
けられて原稿データメモリ12に格納されている画像デ
ータの格納日時および原稿画像サイズなどの一覧が表示
される。
る場合、または、パーソナルコンピュータ3からネット
ワーク2を介して原稿データメモリ12に格納した画像
データの出力を行わせる場合には、使用者は、コピー受
付画面D7が表示されている状態で(ステップb8)、
原稿ボタン146を操作する(ステップb9のYE
S)。これにより、表示部141の表示画面は、原稿選
択画面D8へと変化する(ステップb12)。原稿選択
画面D8においては、当該使用者の使用者情報が照合用
メモリ15から読み出されて、当該使用者情報に関連付
けられて原稿データメモリ12に格納されている画像デ
ータの格納日時および原稿画像サイズなどの一覧が表示
される。
【0031】そこで、使用者は、操作パネル14に備え
られた選択ボタン147を用いて、印刷すべき原稿を選
択したうえで(ステップb13)、原稿ボタン146を
押圧操作する。これにより、当該選択された原稿の画像
データが、原稿データメモリ12から読み出される(ス
テップb14)。これに伴って、表示部141の表示画
面は、原稿読出完了画面D9に変化することになる。こ
の状態で、使用者がプリントキー143を押圧操作する
と(ステップb15)、当該読み出された画像データが
プリント部16に与えられ、その複写像が用紙上に再生
されることになる(ステップb16)。複写物の出力の
後には、表示部141の表示画面は、待機画面D1に戻
る(ステップb17)。
られた選択ボタン147を用いて、印刷すべき原稿を選
択したうえで(ステップb13)、原稿ボタン146を
押圧操作する。これにより、当該選択された原稿の画像
データが、原稿データメモリ12から読み出される(ス
テップb14)。これに伴って、表示部141の表示画
面は、原稿読出完了画面D9に変化することになる。こ
の状態で、使用者がプリントキー143を押圧操作する
と(ステップb15)、当該読み出された画像データが
プリント部16に与えられ、その複写像が用紙上に再生
されることになる(ステップb16)。複写物の出力の
後には、表示部141の表示画面は、待機画面D1に戻
る(ステップb17)。
【0032】ステップb15において、プリントキー1
43を押さずに、原稿ボタン146を押すと(ステップ
b9)、出力すべき原稿の画像データを選択し直すこと
ができる(ステップb12)。図7は、ネットワーク端
末としてのコンピュータ3における印刷出力処理時の動
作を説明するためのフローチャートである。使用者は、
コンピュータ3において動作するアプリケーションプロ
グラム上において印刷操作を行う(ステップc1)。こ
れにより、コンピュータ3のディスプレイ上には、図8
に示すようなプリンタドライバ入力画面が表示される
(ステップc2)。このプリンタドライバ入力画面に
は、出力先のプリンタを指定するための出力プリンタ指
定部31と、印刷範囲指定部32と、印刷部数指定部3
3と、ユーザーID入力部35と、印刷実行指示ボタン
34とが含まれている。
43を押さずに、原稿ボタン146を押すと(ステップ
b9)、出力すべき原稿の画像データを選択し直すこと
ができる(ステップb12)。図7は、ネットワーク端
末としてのコンピュータ3における印刷出力処理時の動
作を説明するためのフローチャートである。使用者は、
コンピュータ3において動作するアプリケーションプロ
グラム上において印刷操作を行う(ステップc1)。こ
れにより、コンピュータ3のディスプレイ上には、図8
に示すようなプリンタドライバ入力画面が表示される
(ステップc2)。このプリンタドライバ入力画面に
は、出力先のプリンタを指定するための出力プリンタ指
定部31と、印刷範囲指定部32と、印刷部数指定部3
3と、ユーザーID入力部35と、印刷実行指示ボタン
34とが含まれている。
【0033】出力先プリンタとしてディジタル複写機1
を選択し、ユーザID入力部35に使用者自身のユーザ
IDを記入したうえで(ステップc3)、印刷実行ボタ
ン34をポインティングデバイスまたはキーボードなど
の入力装置によって操作すると(ステップc4)、ネッ
トワーク2を介して、画像出力要求がディジタル複写機
1に送信される(ステップc5)。この画像出力要求に
は、使用者のユーザIDと印刷出力すべき画像データと
が含まれている。
を選択し、ユーザID入力部35に使用者自身のユーザ
IDを記入したうえで(ステップc3)、印刷実行ボタ
ン34をポインティングデバイスまたはキーボードなど
の入力装置によって操作すると(ステップc4)、ネッ
トワーク2を介して、画像出力要求がディジタル複写機
1に送信される(ステップc5)。この画像出力要求に
は、使用者のユーザIDと印刷出力すべき画像データと
が含まれている。
【0034】ユーザーID入力部35には、必ずしもコ
ンピュータ3を使用している使用者自身のユーザIDを
入力する必要はなく、使用者以外の他人のユーザIDを
ユーザID入力部35に入力してもよい。この場合に
は、当該入力されたユーザーIDに対応をした使用者情
報に関連付けて、画像データがディジタル複写機1の原
稿データメモリ12に格納されることになる。図9は、
ディジタル複写機1がネットワーク2を介してコンピュ
ータ3から与えられた画像出力要求を受け付けるときの
動作を説明するためのフローチャートである。画像出力
要求が受け付けられると(ステップd1)、制御部10
は、その画像出力要求からユーザIDを抽出する(ステ
ップd2)。このユーザIDに基づき、制御部10は照
合用メモリ15を参照して、いずれの使用者情報に、当
該画像出力要求に含まれている画像データを対応付ける
べきかを判断する。そして、画像出力要求に含まれてい
るユーザIDの使用者情報に、受信した画像データが書
き込まれるべき原稿データメモリ12内のアドレスを書
き込み、そのアドレスに受信した画像データを書き込む
(ステップd3)。これによって、画像出力要求に含ま
れている画像データは、ユーザIDに対応した使用者情
報と対応付けられて、原稿データメモリ12に格納され
ることになる。
ンピュータ3を使用している使用者自身のユーザIDを
入力する必要はなく、使用者以外の他人のユーザIDを
ユーザID入力部35に入力してもよい。この場合に
は、当該入力されたユーザーIDに対応をした使用者情
報に関連付けて、画像データがディジタル複写機1の原
稿データメモリ12に格納されることになる。図9は、
ディジタル複写機1がネットワーク2を介してコンピュ
ータ3から与えられた画像出力要求を受け付けるときの
動作を説明するためのフローチャートである。画像出力
要求が受け付けられると(ステップd1)、制御部10
は、その画像出力要求からユーザIDを抽出する(ステ
ップd2)。このユーザIDに基づき、制御部10は照
合用メモリ15を参照して、いずれの使用者情報に、当
該画像出力要求に含まれている画像データを対応付ける
べきかを判断する。そして、画像出力要求に含まれてい
るユーザIDの使用者情報に、受信した画像データが書
き込まれるべき原稿データメモリ12内のアドレスを書
き込み、そのアドレスに受信した画像データを書き込む
(ステップd3)。これによって、画像出力要求に含ま
れている画像データは、ユーザIDに対応した使用者情
報と対応付けられて、原稿データメモリ12に格納され
ることになる。
【0035】以上のようにこの実施形態によれば、使用
者の固有の身体的特徴である指紋を用いて使用者認証手
続きを行っている。したがって、ディジタル複写機1を
使用中の使用者が使用者本人であることを確実に保証で
きる。そこで、登録使用者に対しては、原稿データメモ
リ12を利用したメールボックス機能を提供することが
できる。すなわち、登録使用のみが、自己の使用者情報
に対応付けられた画像を出力させることができる。
者の固有の身体的特徴である指紋を用いて使用者認証手
続きを行っている。したがって、ディジタル複写機1を
使用中の使用者が使用者本人であることを確実に保証で
きる。そこで、登録使用者に対しては、原稿データメモ
リ12を利用したメールボックス機能を提供することが
できる。すなわち、登録使用のみが、自己の使用者情報
に対応付けられた画像を出力させることができる。
【0036】このようにして、この実施形態によれば、
セキュリティ上の問題を克服して、大がかりなメールボ
ックス機構を用いることなく、メールボックス機能をデ
ィジタル複写機1に付加することができる。これによっ
て、コストを増大することなく、ディジタル複写機1の
使い勝手を格段に向上することができる。以上、この発
明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形
態で実施することもできる。たとえば、上述の実施形態
では、指紋を用いて使用者本人の特定を行っているけれ
ども、たとえば、ディジタル複写機1にマイクロフォン
を備え、声紋を検出することとして、この声紋データを
使用者の固有の身体的特徴を表すデータとして照合用メ
モリ15に格納し、かつ、使用者本人の照合のために用
いることとしてもよい。また、ディジタル複写機1にC
CDカメラなどの撮像装置を備えて、網膜データや使用
者の容姿の画像データを収集して、これを使用者の固有
の身体的特徴を表すデータとして、使用者本人の確認の
ために用いることとしてもよい。
セキュリティ上の問題を克服して、大がかりなメールボ
ックス機構を用いることなく、メールボックス機能をデ
ィジタル複写機1に付加することができる。これによっ
て、コストを増大することなく、ディジタル複写機1の
使い勝手を格段に向上することができる。以上、この発
明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形
態で実施することもできる。たとえば、上述の実施形態
では、指紋を用いて使用者本人の特定を行っているけれ
ども、たとえば、ディジタル複写機1にマイクロフォン
を備え、声紋を検出することとして、この声紋データを
使用者の固有の身体的特徴を表すデータとして照合用メ
モリ15に格納し、かつ、使用者本人の照合のために用
いることとしてもよい。また、ディジタル複写機1にC
CDカメラなどの撮像装置を備えて、網膜データや使用
者の容姿の画像データを収集して、これを使用者の固有
の身体的特徴を表すデータとして、使用者本人の確認の
ために用いることとしてもよい。
【0037】また、上述の実施形態では、指紋照合の結
果、登録使用者でないと判定されると、ディジタル複写
機1の使用が許されないこととしたけれども、このよう
な場合には、スキャナ部11で原稿を読み取って、これ
を印刷出力する通常の複写動作のみが可能であることと
してもよい。むろん、当該ディジタル複写機1の使用状
況を正確に管理するためには、指紋照合の結果、登録使
用者でないと判定された場合には、複写を含めて一切の
画像出力動作ができないようにすることが好ましい。
果、登録使用者でないと判定されると、ディジタル複写
機1の使用が許されないこととしたけれども、このよう
な場合には、スキャナ部11で原稿を読み取って、これ
を印刷出力する通常の複写動作のみが可能であることと
してもよい。むろん、当該ディジタル複写機1の使用状
況を正確に管理するためには、指紋照合の結果、登録使
用者でないと判定された場合には、複写を含めて一切の
画像出力動作ができないようにすることが好ましい。
【0038】さらに、上述の実施形態では、使用者情報
には、指紋データの他に使用者識別情報としてのユーザ
IDが含まれることとしているが、指紋データ自体を使
用者識別情報として用いることとして、ユーザIDを廃
止してもよい。この場合には、指紋データを、コンピュ
ータ3からネットワーク2を介してディジタル複写機1
に送信する必要がある。したがって、コンピュータ3側
においても指紋センサを設ける必要がある。このような
指紋センサには、マウスなどのポインティングデバイス
に組み込まれたものなどを適用すれば便利である。
には、指紋データの他に使用者識別情報としてのユーザ
IDが含まれることとしているが、指紋データ自体を使
用者識別情報として用いることとして、ユーザIDを廃
止してもよい。この場合には、指紋データを、コンピュ
ータ3からネットワーク2を介してディジタル複写機1
に送信する必要がある。したがって、コンピュータ3側
においても指紋センサを設ける必要がある。このような
指紋センサには、マウスなどのポインティングデバイス
に組み込まれたものなどを適用すれば便利である。
【0039】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図1】この発明の画像出力装置の一実施形態に係るデ
ィジタル複写機の使用態様を説明するための概念図であ
る。
ィジタル複写機の使用態様を説明するための概念図であ
る。
【図2】上記ディジタル複写機の電気的構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】照合用メモリおよび原稿データメモリの記憶態
様を説明するための図である。
様を説明するための図である。
【図4】照合用メモリに使用者情報を登録する際の手順
の流れを説明するためのフローチャートである。
の流れを説明するためのフローチャートである。
【図5】上記ディジタル複写機を使用した複写、または
原稿データメモリに記憶されている画像データの出力を
行うときの処理の流れを説明するためのフローチャート
である。
原稿データメモリに記憶されている画像データの出力を
行うときの処理の流れを説明するためのフローチャート
である。
【図6】表示部の表示画面の変化を説明するための図で
ある。
ある。
【図7】ネットワーク端末としてのコンピュータにおけ
る印刷出力処理時の動作を説明するためのフローチャー
トである。
る印刷出力処理時の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】上記ディジタル複写機に対応したプリンタドラ
イバプログラムの入力画面の一例を示す図である。
イバプログラムの入力画面の一例を示す図である。
【図9】上記ディジタル複写機がネットワークを介して
コンピュータから与えられた画像出力要求を受け付ける
ときの動作を説明するためのフローチャートである。
コンピュータから与えられた画像出力要求を受け付ける
ときの動作を説明するためのフローチャートである。
1 ディジタル複写機 2 ローカルエリアネットワーク 3 パーソナルコンピュータ 4 データベースサーバ 10 制御部 11 スキャナ部 12 原稿データメモリ 13 指紋センサ 14 操作パネル 15 照合用メモリ 16 プリント部 101 使用者登録機能部 102 登録判定機能部 103 画像読出受付機能部 104 出力制御機能部 141 表示部 143 プリントキー 144 登録ボタン 145 照合ボタン 146 原稿ボタン 147 選択ボタン D1 待機画面 D2 使用者登録画面 D3 ユーザID入力画面 D4 照合画面 D5 拒絶画面 D6 ユーザID確認画面 D7 コピー受付画面 D8 原稿選択画面 D9 原稿読出完了画面 U1,U2,U3,・・・・・・ 使用者情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹村 栄司 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 (72)発明者 堤 真洋 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 CL10 HH01 HJ06 HK04 HK11 HN02 HN05 HN08 HN15 2C087 AB05 BC14 BD01 BD53 CB03 DA13 5B021 AA01 AA02 AA19 BB02 CC05 DD12 EE01 QQ01 QQ02
Claims (1)
- 【請求項1】画像データと使用者識別情報とを含む画像
出力要求を受け付ける画像出力要求受付手段と、 使用者の固有の身体的特徴を検出することにより使用者
を認識する使用者認識手段と、 上記使用者認識手段によって検出された身体的特徴およ
び使用者識別情報を含む使用者情報を登録するための使
用者登録手段と、 上記画像出力要求受付手段によって受け付けられた画像
出力要求から使用者識別情報を抽出する手段と、 上記使用者登録手段に登録された、当該抽出された使用
者識別情報に対応する使用者情報と関連付けて、上記画
像出力要求に含まれる画像データを記憶する画像記憶部
と、 この画像記憶部に記憶された画像データに基づいてシー
ト上に画像を再生する画像形成部と、 上記使用者認識手段により検出される使用者の身体的特
徴と上記使用者登録手段に登録されている使用者情報と
を照合することにより、当該使用者が上記使用者登録手
段に登録された登録使用者か否かを判定する登録判定手
段と、 この登録判定手段によって登録使用者であることが確認
されることを条件に、上記画像記憶部に記憶された画像
データのうち、当該登録使用者に関連付けられた画像デ
ータの読出要求を受け付ける画像読出受付手段と、 この画像読出受付手段によって読出要求が受け付けられ
た画像データを上記画像記憶部から読み出して上記画像
形成部に与え、当該画像データの画像を再生させる出力
制御手段とを含むことを特徴とする画像出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230540A JP2002036663A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 画像出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230540A JP2002036663A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 画像出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002036663A true JP2002036663A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18723486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000230540A Pending JP2002036663A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 画像出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002036663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006054520A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-23 | Ricoh Co Ltd | 電子機器 |
JP2008134786A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 認証システム及び認証装置及び認証方法 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000230540A patent/JP2002036663A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006054520A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-23 | Ricoh Co Ltd | 電子機器 |
JP2008134786A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 認証システム及び認証装置及び認証方法 |
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