JP2002036115A - ショットピ−ニング処理方法及びその被処理品 - Google Patents
ショットピ−ニング処理方法及びその被処理品Info
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- B24C1/10—Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods for compacting surfaces, e.g. shot-peening
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- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D7/00—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
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- C21D7/04—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface
- C21D7/06—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface by shot-peening or the like
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高硬度の金属素材においても高い残留圧縮応
力を付与すると共に、被処理品表面粗さを小さくするこ
とを容易に得ることができるショットピ−ニング処理方
法、及び、それを用いた被処理品を提供する。 【解決手段】ビッカース硬さHvが900乃至110
0、かつ、ヤング率が200000MPa以下のピ−ニ
ング材を用いるショットピ−ニング処理方法。
力を付与すると共に、被処理品表面粗さを小さくするこ
とを容易に得ることができるショットピ−ニング処理方
法、及び、それを用いた被処理品を提供する。 【解決手段】ビッカース硬さHvが900乃至110
0、かつ、ヤング率が200000MPa以下のピ−ニ
ング材を用いるショットピ−ニング処理方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショットピ−ニン
グ処理方法及びそれを用いた被処理品に関する。
グ処理方法及びそれを用いた被処理品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製品の寿命を長くするためシ
ョットピ−ニング処理をすることは公知である。このシ
ョットピ−ニングのピ−ニング材としては様々な種類が
用いられているが、鋳鋼製のピ−ニング材が従来から広
く用いられている。しかしながら、この鋳鋼製のピ−ニ
ング材では、投射速度を高くすれば金属素材に高い残留
応力を付与することができるが、素材の表面が荒れてし
まうことがあるという問題があった。また、金属素材が
熱処理等をすることにより、その表面硬度が硬い場合に
は、鋳鋼製のピ−ニング材料ではいくら投射速度をあげ
ても金属素材に高い残留応力を付与することが困難であ
った。即ち、ピ−ニンング材料が破砕してしまうためで
ある。このため、いわゆる超硬製のピ−ニング材料を使
用する場合が増えてきている(例えば、特開平8−32
3626号公報参照)。
ョットピ−ニング処理をすることは公知である。このシ
ョットピ−ニングのピ−ニング材としては様々な種類が
用いられているが、鋳鋼製のピ−ニング材が従来から広
く用いられている。しかしながら、この鋳鋼製のピ−ニ
ング材では、投射速度を高くすれば金属素材に高い残留
応力を付与することができるが、素材の表面が荒れてし
まうことがあるという問題があった。また、金属素材が
熱処理等をすることにより、その表面硬度が硬い場合に
は、鋳鋼製のピ−ニング材料ではいくら投射速度をあげ
ても金属素材に高い残留応力を付与することが困難であ
った。即ち、ピ−ニンング材料が破砕してしまうためで
ある。このため、いわゆる超硬製のピ−ニング材料を使
用する場合が増えてきている(例えば、特開平8−32
3626号公報参照)。
【従来の技術の問題点】しかしながら、超硬製のピ−ニ
ング材料を用いた場合には、金属素材に高い残留応力を
付与することができるが、素材の表面が荒れてしまうこ
とがあるという問題があった。
ング材料を用いた場合には、金属素材に高い残留応力を
付与することができるが、素材の表面が荒れてしまうこ
とがあるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するためになされたものであり、低硬度はもちろ
ん比較的高硬度の金属素材においても高い残留圧縮応力
を付与すると共に、被処理品表面粗さを容易に小さくで
きるショットピ−ニング処理方法、及び、それを用いた
被処理品を提供することを目的とする。
を解決するためになされたものであり、低硬度はもちろ
ん比較的高硬度の金属素材においても高い残留圧縮応力
を付与すると共に、被処理品表面粗さを容易に小さくで
きるショットピ−ニング処理方法、及び、それを用いた
被処理品を提供することを目的とする。
【0004】本発明は、上記の目的を達成するため、ピ
−ニング材料を追求する中からなされたものであり、そ
の課題を解決するための手段は従来とは全く異なるもの
である。即ち、はじめに大きな径のピ−ニング材で処理
をした後、小さな径のピ−ニング材で処理するいわゆる
ダブルピ−ニング処理は慣用技術であるが、複数のピ−
ニング装置が不可欠であるという問題があった。また、
大きな径のピ−ニング材と小さな径のピ−ニング材を混
合してピ−ニングするいわゆる混合ピ−ニングが提案さ
れているが、混合割合や粒度管理など様々な未解決な問
題を有する技術であり実用化に到っていない。
−ニング材料を追求する中からなされたものであり、そ
の課題を解決するための手段は従来とは全く異なるもの
である。即ち、はじめに大きな径のピ−ニング材で処理
をした後、小さな径のピ−ニング材で処理するいわゆる
ダブルピ−ニング処理は慣用技術であるが、複数のピ−
ニング装置が不可欠であるという問題があった。また、
大きな径のピ−ニング材と小さな径のピ−ニング材を混
合してピ−ニングするいわゆる混合ピ−ニングが提案さ
れているが、混合割合や粒度管理など様々な未解決な問
題を有する技術であり実用化に到っていない。
【0005】
【課題を解決するのための手段】これらの従来技術に対
して、上記の目的を達成するために本発明におけるショ
ットピ−ニング処理方法は、ビッカース硬さHvが90
0乃至1100、かつ、ヤング率が200000MPa
以下(より好ましくは、ヤング率が50000乃至15
0000MPa)のピ−ニング材を用いることを特徴と
する。また、本発明におけるショットピ−ニング処理方
法は、上記範囲のビッカース硬さとヤング率を有するピ
−ニング材が鉄系アモルファス球状粒子を用いることを
特徴とする。
して、上記の目的を達成するために本発明におけるショ
ットピ−ニング処理方法は、ビッカース硬さHvが90
0乃至1100、かつ、ヤング率が200000MPa
以下(より好ましくは、ヤング率が50000乃至15
0000MPa)のピ−ニング材を用いることを特徴と
する。また、本発明におけるショットピ−ニング処理方
法は、上記範囲のビッカース硬さとヤング率を有するピ
−ニング材が鉄系アモルファス球状粒子を用いることを
特徴とする。
【0006】本発明によれば、高い残留圧縮応力を付与
すると共に、被処理品表面粗さを小さくすることをがで
き、それを用いた被処理品は寿命が長くなる。すなわ
ち、本発明によれば、ショットピーニング処理をした場
合、粒子が結晶構造の粒子とは異なり低弾性率体(低ヤ
ング率体)であるために被処理品の表面粗さを一定以下
に抑えながら(滑らかさを保持したまま)、高い残留圧
縮応力を被処理品に与えることができる。すなわち、表
面の滑らかさを維持したまま、硬度、降伏強さ及び引張
強さの増大をもたらすことができる。
すると共に、被処理品表面粗さを小さくすることをがで
き、それを用いた被処理品は寿命が長くなる。すなわ
ち、本発明によれば、ショットピーニング処理をした場
合、粒子が結晶構造の粒子とは異なり低弾性率体(低ヤ
ング率体)であるために被処理品の表面粗さを一定以下
に抑えながら(滑らかさを保持したまま)、高い残留圧
縮応力を被処理品に与えることができる。すなわち、表
面の滑らかさを維持したまま、硬度、降伏強さ及び引張
強さの増大をもたらすことができる。
【0007】また、本発明によれば、鉄系アモルファス
粒子は、高硬度であるため、能率よく所定のブラスト加
工ができる。
粒子は、高硬度であるため、能率よく所定のブラスト加
工ができる。
【0008】さらに、上記の目的を達成するために本発
明におけるショットピ−ニング処理方法は、上記範囲の
ビッカース硬さとヤング率を有するピ−ニング材(より
好ましくは鉄系アモルファス球状粒子)を用いて、処理
前にビッカース硬さが、Hv950以下(より好ましく
は、Hv650乃至Hv950以下)の被処理品に対し
てピーニング処理をすることを特徴とする。
明におけるショットピ−ニング処理方法は、上記範囲の
ビッカース硬さとヤング率を有するピ−ニング材(より
好ましくは鉄系アモルファス球状粒子)を用いて、処理
前にビッカース硬さが、Hv950以下(より好ましく
は、Hv650乃至Hv950以下)の被処理品に対し
てピーニング処理をすることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、上記の範囲の被処理品
(例えば、鋼材)に対してショットピーニング処理を行
った場合、被処理品に、最大圧縮残留応力が1600M
Pa以上で、表面粗さRzが5μm以下の特性を容易に
得ることができる。
(例えば、鋼材)に対してショットピーニング処理を行
った場合、被処理品に、最大圧縮残留応力が1600M
Pa以上で、表面粗さRzが5μm以下の特性を容易に
得ることができる。
【0010】上記の目的を達成するために本発明におけ
るショットピ−ニング処理方法は、上記範囲のビッカー
ス硬さとヤング率を有するピ−ニング材を、投射速度1
00m/s以下(より好ましくは投射速度50〜70m
/s)で、処理前に上記範囲のビッカース硬さの被処理
品に対してピーニング処理をすることを特徴とする。
るショットピ−ニング処理方法は、上記範囲のビッカー
ス硬さとヤング率を有するピ−ニング材を、投射速度1
00m/s以下(より好ましくは投射速度50〜70m
/s)で、処理前に上記範囲のビッカース硬さの被処理
品に対してピーニング処理をすることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、上記の範囲の被処理品に
対してショットピーニング処理を行った場合、被処理品
に、最大圧縮残留応力が1600MPa以上、表面粗さ
Rzが5μm以下の特性を容易に、かつ比較的低い投射
速度でも得ることができる。したがって、省エネに資す
るピ−ニング処理方法になる。一方、高速の投射であっ
ても、表面粗さを低くすることが可能である。
対してショットピーニング処理を行った場合、被処理品
に、最大圧縮残留応力が1600MPa以上、表面粗さ
Rzが5μm以下の特性を容易に、かつ比較的低い投射
速度でも得ることができる。したがって、省エネに資す
るピ−ニング処理方法になる。一方、高速の投射であっ
ても、表面粗さを低くすることが可能である。
【0012】さらに、上記の目的を達成するために本発
明におけるショットピ−ニング処理方法は、処理前にビ
ッカース硬さHvが950以下の鋼材の被処理品に対し
てピーニング処理をするに際して、鉄系アモルファス球
状粒子をピ−ニング材として使用し、被処理品が、最大
圧縮残留応力が1600MPa以上、表面粗さRzが5
μm以下となる特性を有するようにピーニング処理を行
なうことを特徴とするショットピーニング処理方法であ
る。
明におけるショットピ−ニング処理方法は、処理前にビ
ッカース硬さHvが950以下の鋼材の被処理品に対し
てピーニング処理をするに際して、鉄系アモルファス球
状粒子をピ−ニング材として使用し、被処理品が、最大
圧縮残留応力が1600MPa以上、表面粗さRzが5
μm以下となる特性を有するようにピーニング処理を行
なうことを特徴とするショットピーニング処理方法であ
る。
【0013】本発明によれば、鋼材に対して、容易に最
大圧縮残留応力が1600MPa以上、表面粗さRzが
5μm以下となるため、被処理品の寿命が延びる。
大圧縮残留応力が1600MPa以上、表面粗さRzが
5μm以下となるため、被処理品の寿命が延びる。
【0014】上記の目的を達成するために本発明におけ
る被処理品は、上記のショットピ−ニング処理方法を用
いて処理した被処理品である。
る被処理品は、上記のショットピ−ニング処理方法を用
いて処理した被処理品である。
【0015】ここで、本発明において、ピ−ニング材の
材質は問わないが、鉄系アモルファス球状粒子が比較的
容易にかつ低コストでの生産が可能である。
材質は問わないが、鉄系アモルファス球状粒子が比較的
容易にかつ低コストでの生産が可能である。
【0016】また、ここで、本発明において、被処理品
のピ−ニング処理前のビッカース硬さがHv950以下
としたのは、容易に被処理品に大きな圧縮残留応力と表
面粗さを付与できる被処理品の範囲の上限を示したもの
である。一方、Hv650以下であると、他の材質のピ
−ニング材でも残留応力の付与が可能になって、必ずし
も本発明にかかるピ−ニング材を使用する必要は小さく
なっていくからである。これらの硬度に該当する部品や
材料としては、例えば、歯車などの浸炭焼入れ部品や各
種の金型が該当するが、その材質は問わない。また、製
品形状を問わない。さらに、熱処理の種類を問わない。
のピ−ニング処理前のビッカース硬さがHv950以下
としたのは、容易に被処理品に大きな圧縮残留応力と表
面粗さを付与できる被処理品の範囲の上限を示したもの
である。一方、Hv650以下であると、他の材質のピ
−ニング材でも残留応力の付与が可能になって、必ずし
も本発明にかかるピ−ニング材を使用する必要は小さく
なっていくからである。これらの硬度に該当する部品や
材料としては、例えば、歯車などの浸炭焼入れ部品や各
種の金型が該当するが、その材質は問わない。また、製
品形状を問わない。さらに、熱処理の種類を問わない。
【0017】さらに、ここで、本発明において、投射速
度とは、遠心投射による投射速度のみならず、各種の空
気式噴射による噴射速度を含む概念である。尚、投射速
度50〜70m/sは、通常の遠心投射よりも低い投射
速度である。
度とは、遠心投射による投射速度のみならず、各種の空
気式噴射による噴射速度を含む概念である。尚、投射速
度50〜70m/sは、通常の遠心投射よりも低い投射
速度である。
【0018】
【試験例1】以下、試験例に基づき発明の実施の形態を
説明する。試験例1において、ピ−ニング材としてアモ
ルファス粒子を採用した場合の効果を調べるために、シ
ョットピーニング処理におけるピ−ニング材の影響につ
いて、ブラスト装置として、新東ブレーター社製『エア
ブラスト装置MY30』、被処理品として、金型(材質
SKD11 ビッカース硬度Hv770)、処理条件と
して、噴射圧0.4MPa、噴射ノズル口径6mm、噴
射距離150mm、噴射量1.3Kg/min、噴射速度
80m/S、の条件でショットピーニング処理を行っ
た。なお、各ピ−ニング材の粒径は、いずれも0.3m
mφのものを使用した。
説明する。試験例1において、ピ−ニング材としてアモ
ルファス粒子を採用した場合の効果を調べるために、シ
ョットピーニング処理におけるピ−ニング材の影響につ
いて、ブラスト装置として、新東ブレーター社製『エア
ブラスト装置MY30』、被処理品として、金型(材質
SKD11 ビッカース硬度Hv770)、処理条件と
して、噴射圧0.4MPa、噴射ノズル口径6mm、噴
射距離150mm、噴射量1.3Kg/min、噴射速度
80m/S、の条件でショットピーニング処理を行っ
た。なお、各ピ−ニング材の粒径は、いずれも0.3m
mφのものを使用した。
【0019】アモルファスショットのショットピーニン
グ効果を表1に示す。
グ効果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1により、以下のことが判る。鋳鋼ショ
ットによれば圧縮残留応力は付与できず表面粗さも荒れ
ない。一方、被処理品に高い圧縮残留応力を付与しよう
と超硬ショットでを用いると、表面粗さは非常に大きく
なってしまう。これに対して、アモルファスショットで
は、圧縮残留応力は高くしかも表面粗さを低くすること
ができる。
ットによれば圧縮残留応力は付与できず表面粗さも荒れ
ない。一方、被処理品に高い圧縮残留応力を付与しよう
と超硬ショットでを用いると、表面粗さは非常に大きく
なってしまう。これに対して、アモルファスショットで
は、圧縮残留応力は高くしかも表面粗さを低くすること
ができる。
【0022】他の材料との物性比較を以下に説明する。
【0023】本発明に用いられるアモルファス材料は、
その材質・大きさによりヤング率及び硬度が異なるが、
平均粒径0.05乃至0.5mmの範囲であれば、ヤン
グ率50000乃至1500000のアモルファスピ−
ニング材を比較的低コストでアトマイズ法で製造できる
ことが確認できた。平均粒径が0.05乃至0.3mm
の範囲であれば、更に製造が容易になる。ただし、平均
粒径が0.02乃至1.5mmであれば製造は可能であ
る。粒径が大きくなると段々球状のアモルファスが得ら
れなくなり、1.5mm以上は球形にするのが困難であ
る。平均粒径が0.02mm以下の場合は、ピ−ニング
材質を問わず表面の荒れを小さくすることが容易であ
る。また、平均粒径を大きくすると段々表面が荒れてく
る。よって、本発明に用いるピ−ニング材の平均粒径と
しては、0.05mm乃至1.5mmであることが更に
好ましい。一方、切断してショット材に用いられる鋼線
は、ヤング率200000あるにもかかわらずHv硬さ
が730であり、球状でもなくヤング率が高すぎるため
表面が荒れてしまためピ−ニング材には適さない。
その材質・大きさによりヤング率及び硬度が異なるが、
平均粒径0.05乃至0.5mmの範囲であれば、ヤン
グ率50000乃至1500000のアモルファスピ−
ニング材を比較的低コストでアトマイズ法で製造できる
ことが確認できた。平均粒径が0.05乃至0.3mm
の範囲であれば、更に製造が容易になる。ただし、平均
粒径が0.02乃至1.5mmであれば製造は可能であ
る。粒径が大きくなると段々球状のアモルファスが得ら
れなくなり、1.5mm以上は球形にするのが困難であ
る。平均粒径が0.02mm以下の場合は、ピ−ニング
材質を問わず表面の荒れを小さくすることが容易であ
る。また、平均粒径を大きくすると段々表面が荒れてく
る。よって、本発明に用いるピ−ニング材の平均粒径と
しては、0.05mm乃至1.5mmであることが更に
好ましい。一方、切断してショット材に用いられる鋼線
は、ヤング率200000あるにもかかわらずHv硬さ
が730であり、球状でもなくヤング率が高すぎるため
表面が荒れてしまためピ−ニング材には適さない。
【0024】本発明によるアモルファス材料は高硬度で
低弾性率(低ヤング率)を示していることがわかる。ア
モルファスの高硬度、低ヤング率を生かして、高圧縮応
力、低表面粗さを実現できる。
低弾性率(低ヤング率)を示していることがわかる。ア
モルファスの高硬度、低ヤング率を生かして、高圧縮応
力、低表面粗さを実現できる。
【0025】
【試験例2】次ぎに、試験例2について説明する。ピー
ニング処理におけるピ−ニング材の種類と投射速度(噴
射速度)の影響を調べるために、加圧式ピーニング装置
(装置名「MY−30」新東ブレーター社製)を用い
て、ばね材SCM420(Hv370)を処理した場合
について、最大残留圧縮応力及び表面粗さを調べた。こ
の結果を表2に示す。
ニング処理におけるピ−ニング材の種類と投射速度(噴
射速度)の影響を調べるために、加圧式ピーニング装置
(装置名「MY−30」新東ブレーター社製)を用い
て、ばね材SCM420(Hv370)を処理した場合
について、最大残留圧縮応力及び表面粗さを調べた。こ
の結果を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】表2において、本発明の条件を満たすピ−
ニング材としてアモルファス球状粒子を使用した場合、
通常使用されている鋼球のピ−ニング材を使用した場合
と比較して、より低い投射速度で、鋼球(ショット)を
用いた場合には付与することのできない1600MPa
以上の大きな残留圧縮応力を与えることができる。
ニング材としてアモルファス球状粒子を使用した場合、
通常使用されている鋼球のピ−ニング材を使用した場合
と比較して、より低い投射速度で、鋼球(ショット)を
用いた場合には付与することのできない1600MPa
以上の大きな残留圧縮応力を与えることができる。
【0028】また、高残留応力を付与するために使用さ
れる超硬のピ−ニング材を使用した場合と比較して、よ
り表面を粗さずに処理することができる。したがって一
般的に要求される表面粗さがおよそ5μm以下となるの
で、二次仕上げ等の再処理を行なう必要がない。
れる超硬のピ−ニング材を使用した場合と比較して、よ
り表面を粗さずに処理することができる。したがって一
般的に要求される表面粗さがおよそ5μm以下となるの
で、二次仕上げ等の再処理を行なう必要がない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、ビッカース硬さHvが900乃至1100、かつ、
ヤング率が200000MPa以下のピ−ニング材を用
いるショットピ−ニング処理方法であるから、硬度の鋼
材(被処理品)に、被処理物表面の表面粗さを一定以下
に抑えながら、高い残留圧縮応力有する特性を付与する
ことが可能となった。すなわち、高い残留応力を付加さ
せたいならピ−ニング材より高硬度にすればよいが、超
硬ショットのような高硬度粒子はその弾性率が高いから
表面が凄まじく荒されることになる。しかし本発明によ
るアモルファスショットは高硬度且つ低弾性率(低ヤン
グ率)体であるため、アモルファスショットでピーニン
グ処理することで、表面を粗さずに深い残留応力が得ら
れることになる。
は、ビッカース硬さHvが900乃至1100、かつ、
ヤング率が200000MPa以下のピ−ニング材を用
いるショットピ−ニング処理方法であるから、硬度の鋼
材(被処理品)に、被処理物表面の表面粗さを一定以下
に抑えながら、高い残留圧縮応力有する特性を付与する
ことが可能となった。すなわち、高い残留応力を付加さ
せたいならピ−ニング材より高硬度にすればよいが、超
硬ショットのような高硬度粒子はその弾性率が高いから
表面が凄まじく荒されることになる。しかし本発明によ
るアモルファスショットは高硬度且つ低弾性率(低ヤン
グ率)体であるため、アモルファスショットでピーニン
グ処理することで、表面を粗さずに深い残留応力が得ら
れることになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒崎 順功 愛知県西春日井郡西春町大字宇福寺神明51 番地 新東ブレーター株式会社内 (72)発明者 奥村 潔 愛知県西春日井郡西春町大字宇福寺神明51 番地 新東ブレーター株式会社内 (72)発明者 梶田 浩二 愛知県西春日井郡西春町大字宇福寺神明51 番地 新東ブレーター株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 ビッカース硬さHvが900乃至110
0、かつ、ヤング率が200000MPa以下のピ−ニ
ング材を用いるショットピ−ニング処理方法。 - 【請求項2】 ビッカース硬さHvが900乃至110
0、かつ、ヤング率が50000乃至150000MP
aのピ−ニング材を用いるショットピ−ニング処理方
法。 - 【請求項3】 前記ピ−ニング材が鉄系アモルファス球
状粒子であることを特徴とする請求項1若しくは請求項
2に記載のショットピ−ニング処理方法。 - 【請求項4】 処理前にビッカース硬さが、Hv950
以下の被処理品に対してピーニング処理をすることを特
徴とする請求項1から請求項3に記載のショットピ−ニ
ング方法。 - 【請求項5】 処理前にビッカース硬さが、Hv650
乃至Hv950以下の被処理品に対してピーニング処理
をすることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の
ショットピ−ニング方法。 - 【請求項6】 前記ショットピーニング処理を、投射速
度100m/s以下で行うことを特徴とする請求項1か
ら請求項5のいずれかに記載のショットピーニング処理
方法。 - 【請求項7】 前記ショットピーニング処理を、投射速
度50〜70m/sで行うことを特徴とする請求項1か
ら請求項5のいずれかに記載のショットピーニング処理
方法。 - 【請求項8】 処理前にビッカース硬さHvが950以
下の鋼材の被処理品に対してピーニング処理をするに際
して、鉄系アモルファス球状粒子をピ−ニング材として
使用し、被処理品が、最大圧縮残留応力が1600MP
a以上、表面粗さRzが5μm以下となる特性を有する
ようにピーニング処理を行なうことを特徴とするショッ
トピーニング処理方法。 - 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
のピ−ニング処理方法を行うことにより処理した被処理
品であって、被処理品が、最大圧縮残留応力が1600
MPa以上、表面粗さRzが5μm以下となる特性を有
することを特徴とする被処理品。
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