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JP2002033382A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2002033382A
JP2002033382A JP2000379115A JP2000379115A JP2002033382A JP 2002033382 A JP2002033382 A JP 2002033382A JP 2000379115 A JP2000379115 A JP 2000379115A JP 2000379115 A JP2000379115 A JP 2000379115A JP 2002033382 A JP2002033382 A JP 2002033382A
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Japan
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region
forming
ion implantation
silicon substrate
trench
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JP2000379115A
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Takayoshi Naruse
孝好 成瀬
Yoshiaki Nakayama
喜明 中山
Koji Eguchi
浩次 江口
Yasuhiro Kitamura
康宏 北村
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)
  • Element Separation (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SOI基板のトレンチ周囲に発生する結晶欠
陥に起因して、リーク電流が発生することを防止する。 【解決手段】 非デバイス形成領域3にイオン注入領域
を形成し、このイオン注入領域の表面をLOCOS酸化
することにより、非デバイス形成領域3に結晶欠陥を形
成することができるため、デバイス形成領域2に結晶欠
陥が形成されないようにできる。このため、SOI基板
1のトレンチ4周囲に発生する結晶欠陥がデバイス近傍
に形成されることによって、リーク電流が発生すること
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、意図的に結晶欠陥
を形成するように構成した半導体装置の製造方法に関す
るもので、特にSOI基板を用いる半導体装置に適用す
ると好適である。
【0002】
【従来の技術】SOI基板を使用した半導体装置では、
SOI基板の一方のシリコン層にトレンチを形成し、こ
のトレンチ内を絶縁膜で埋め込むことで、各素子間の絶
縁分離を行っている。
【0003】しかしながら、埋め込み絶縁膜とその周囲
のシリコンとの熱膨張係数差による応力により、トレン
チ周辺に結晶欠陥が発生し、この結晶欠陥がデバイスの
リーク電流等の原因となって歩留り低下を招くという問
題があった。
【0004】このため、従来ではデバイスをトレンチか
ら離す(例えば50μm)等の処置を施すことにより、
トレンチ周辺に発生した結晶欠陥の影響を受けないよう
に対処してきたが、これではデバイスの微細化に対し妨
げになる。
【0005】一方、プロセス誘起欠陥、重金属不純物汚
染による素子特性の劣化やMOSゲートの酸化膜特性の
劣化の影響を防止する手段として、基板裏面にゲッタリ
ング層を設ける方法がある。
【0006】しかしながら、ゲッタリング層が基板裏面
にあるため、重金属不純物汚染を基板表面からゲッタリ
ング層に到達させるために高温熱処理が必要となるが、
LSIの微細化に伴った低温プロセスにおいては重金属
不純物汚染がゲッタリング層まで到達せず、十分なゲッ
タリング効果が得られないという問題がある。
【0007】さらに、ウェハの中間層に酸化膜が挟まれ
ているSOI基板では、基板裏面へのゲッタリングが不
可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に鑑み
て、SOI基板のトレンチ周囲に発生する結晶欠陥に起
因して、リーク電流が発生することを防止することを第
1の目的とする。また、基板のうちデバイスが形成され
る側の表面に結晶欠陥形成されるようにし、十分なゲッ
タリング効果が得られるようにすることを第2の目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、第1のシリコン基板
(1b)と第2のシリコン基板(1c)とが絶縁膜(1
a)を介して貼り合わされたSOI基板(1)のうち、
第1のシリコン基板に対して絶縁膜に達するトレンチ
(4)を形成することにより、デバイスが形成されるデ
バイス形成領域(2)とデバイスが形成されない非デバ
イス形成領域(3)とに絶縁分離してなる半導体装置の
製造方法において、非デバイス形成領域に不純物のイオ
ン注入を行い、非デバイス形成領域における第1のシリ
コン基板の表層部にイオン注入領域(10)を形成する
工程と、イオン注入領域の表面を酸化することにより、
イオン注入領域に結晶欠陥を形成する工程と、を有する
ことを特徴としている。
【0010】このように、非デバイス形成領域にイオン
注入領域を形成し、このイオン注入領域の表面を酸化す
ることにより、非デバイス形成領域に結晶欠陥を形成す
ることができ、結晶欠陥が形成されることでトレンチ周
囲の応力が緩和され、デバイス形成領域に結晶欠陥が形
成されないようにできる。このため、SOI基板のトレ
ンチ周囲に発生する結晶欠陥に起因して、リーク電流が
発生することを防止することができる。
【0011】このイオン注入領域は、非デバイス形成領
域全域に形成してもよいが、請求項2に示すように、非
デバイス形成領域の一部にのみイオン注入を行ってイオ
ン注入領域を形成するようにしてもよい。また、請求項
3に示すように、SOI基板のうちスクライブライン
(13)となる領域にイオン注入を行ってイオン注入領
域を形成するようにしてもよい。
【0012】請求項4に記載の発明においては、前記ト
レンチとして、デバイス形成領域を囲むように第1トレ
ンチ(51a)を形成すると共に、該第1トレンチを囲
むように第2トレンチ(51b)を形成し、イオン注入
領域形成工程では、非デバイス形成領域のうち第1、第
2トレンチの間の領域にイオン注入を行い、結晶欠陥形
成工程では、第1、第2トレンチの間の領域に結晶欠陥
を形成することを特徴としている。
【0013】このように、第1、第2トレンチの間に結
晶欠陥を形成するようにしても、請求項1と同様の効果
を得ることができる。この場合、請求項5に示すよう
に、第1、第2トレンチの間の領域に部分的にイオン注
入することで、結晶欠陥が部分的に形成されるようにで
きる。これにより、第1、第2トレンチの間の領域を容
易にグランド電位にすることができる。
【0014】請求項6に記載の発明においては、結晶欠
陥を形成する工程における酸化は、非デバイス形成領域
にLOCOS酸化膜(7)を形成するLOCOS酸化に
よって行うことを特徴としている。
【0015】このようにLOCOS酸化を用いれば、イ
オン注入領域においてLOCOS増速酸化が起こり、好
適に結晶欠陥を形成することができる。
【0016】なお、請求項7に示すように、イオン注入
領域を形成する工程では、不純物としてボロンをイオン
注入するようにすると、n型不純物を用いた場合よりも
好適に結晶欠陥を形成することができる。
【0017】請求項8に記載の発明においては、トレン
チに対して垂直を成す複数のトレンチ(14)を形成す
ることを特徴としている。
【0018】このように、トレンチに対して垂直を成す
複数のトレンチを形成するようにすれば、より結晶欠陥
が形成され易くなるようにできる。
【0019】請求項9乃至11に記載の発明において
は、第1のシリコン基板(1b)に不純物のイオン注入
を行い、第1のシリコン基板の表層部にイオン注入領域
(23)を形成する工程と、少なくともイオン注入領域
の一部を含むように、第1のシリコン基板の表面をLO
COS酸化し、イオン注入領域とオーバラップするLO
COS酸化膜(22)を形成することにより、第1のシ
リコン基板の表層部に結晶欠陥を形成する工程と、を有
することを特徴としている。
【0020】このように、イオン注入領域とLOCOS
酸化膜とをオーバラップさせることにより、第1のシリ
コン基板の表層部に結晶欠陥を形成することができる。
このため、SOI基板のうちデバイスが形成される側の
基板に結晶欠陥を形成でき、十分なゲッタリング効果を
得ることができる。
【0021】請求項11に記載の発明においては、イオ
ン注入領域とLOCOS酸化膜のオーバラップ量を3μ
m以上に設定することを特徴としている。
【0022】このように、イオン注入領域とLOCOS
酸化膜のオーバラップ量を3μm以上とすれば、より結
晶欠陥の発生割合を高めることができる。
【0023】請求項12に記載の発明においては、第1
のシリコン基板(52)と第2のシリコン基板(54)
とが絶縁膜(53)を介して貼り合わされたSOI基板
のうち、第1のシリコン基板に配置されるデバイス形成
領域(50)と、第1のシリコン基板において、デバイ
ス形成領域を囲むように形成された2重のトレンチ(5
1a、51b)とを有し、2重のトレンチの間の領域
は、2重のトレンチにより、デバイス形成領域および2
重のトレンチよりも外側の領域に対して絶縁分離されて
いると共に、結晶欠陥配置領域とされていることを特徴
としている。
【0024】このように、デバイス形成領域を2重のト
レンチで囲み、2重のトレンチに囲まれる領域を結晶欠
陥配置領域とすれば、トレンチによる歪(応力)が緩和
され、デバイス形成領域に結晶欠陥が形成されないよう
にすることができる。例えば、請求項13に示すよう
に、デバイス形成領域には、パワーデバイスが形成され
る。
【0025】請求項14に記載の発明においては、2重
のトレンチの間の領域は、グランド電位とされているこ
とを特徴としている。このように2重のトレンチの間の
領域をグランド電位とすることで、結晶欠陥が形成され
ていてもリーク不良とならないようにできる。
【0026】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1実
施形態における半導体装置を正面から見た時のレイアウ
トを図1(a)に示し、図1(a)のA−A断面図を図
1(b)に示す。以下、図1(a)、(b)に基づいて
半導体装置の構成について説明する。
【0028】半導体装置は、図1(b)に示すように絶
縁膜1aを介して第1のシリコン基板1bと第2のシリ
コン基板1cとを貼り合せたSOI基板1を用いて形成
されている。半導体装置は、図1(a)に示すようにデ
バイス形成領域2と、デバイス形成領域2の間に配置さ
れるデバイスを形成しない領域3(以下、非デバイス形
成領域という)とに区別される。
【0029】これらデバイス形成領域2と非デバイス形
成領域3は、第1のシリコン基板1bに形成された絶縁
膜1aまで達するトレンチ4と、このトレンチ4内に埋
め込まれた酸化膜5及び埋め込みポリシリコン層6によ
り絶縁分離されている。
【0030】また、非デバイス形成領域3の表面にはL
OCOS酸化膜7が形成されており、基板表面における
絶縁分離も図られている。このLOCOS酸化膜7の下
層に位置する部分において、第1のシリコン基板1bの
表層部には結晶欠陥(図中×印)が形成されている。こ
の結晶欠陥は意図的に形成したものであり、この結晶欠
陥が形成された領域には不純物としてp型不純物である
ボロンが高濃度にドーピングされた状態となっている。
【0031】このような構造の半導体装置によれば、非
デバイス形成領域3に結晶欠陥を意図的に形成すること
で、デバイス形成領域2に結晶欠陥が形成されないよう
にすることができる。すなわち、従来では図1(a)、
(b)中の斜線部Sで示すような位置にデバイス形成領
域2に結晶欠陥が形成されていたが、本実施形態では斜
線部Sにおいて結晶欠陥が形成されないようにできる。
このため、結晶欠陥に起因するリーク電流の発生を防止
することができる。
【0032】図2に、図1に示す半導体装置の製造工程
を示し、この図に基づき半導体装置の製造方法について
説明する。
【0033】まず、図2(a)に示すように、絶縁膜1
aを介して第1のシリコン基板1bと第2のシリコン基
板1cとを貼り合せたSOI基板1を用意し、第1のシ
リコン基板1bに絶縁膜1aまで達するトレンチ4を形
成する。そして、熱酸化を行ってトレンチ内壁に酸化膜
5を形成したのち、トレンチ4内をポリシリコン層6で
埋め込む。この後、第1のシリコン基板1bの表面に形
成された酸化膜5及びポリシリコン層6を除去する。こ
れにより、デバイス形成領域2と非デバイス形成領域3
とがトレンチ4によって素子分離される。
【0034】続いて、図2(b)に示すように、第1の
シリコン基板1bの表面にパッド酸化膜8を形成する。
そして、図2(c)に示すように、パッド酸化膜8上に
フォトレジスト9を選択的に配置したのち、パッド酸化
膜8をスルー膜としたイオン注入を行う。このイオン注
入工程では、例えば不純物としてp型不純物であるボロ
ンをドーズ量2.0×1014cm-3、イオン注入エネル
ギー70keVで注入する。これにより、非デバイス形
成領域3における第1のシリコン基板1bの表層部に高
濃度なイオン注入領域10が形成される。
【0035】次に、フォトレジスト9を除去した後、図
2(d)に示すようにシリコン窒化膜(Si34)11
を堆積したのち、パターニングして非デバイス形成領域
3上においてシリコン窒化膜11を開口させる。
【0036】そして、LOCOS酸化を行う。例えば、
雰囲気温度を950℃としたウェット酸化を行う。これ
により、非デバイス形成領域3上にLOCOS酸化膜7
が形成される。このとき、非デバイス形成領域3におい
て第1のシリコン基板1bの表層部に高濃度なイオン注
入領域11を形成してあるため、この領域においてはL
OCOS増速酸化され、他の領域よりもLOCOS酸化
膜厚が厚くなる。例えば、上記条件でのLOCOS酸化
を行うと、LOCOS酸化膜厚が9800Å程度とな
る。
【0037】このため、非デバイス形成領域3に意図的
に結晶欠陥を誘起することができ、トレンチによる歪み
(応力)が緩和され、デバイス形成領域2に結晶欠陥が
形成されないようにすることができる。これにより、結
晶欠陥に起因するリーク電流の発生を防止することがで
きる。
【0038】また、この結晶欠陥はゲッタリング層とし
て働き、プロセス誘起欠陥、重金属不純物汚染による素
子特性の劣化やMOSゲートの酸化膜特性の劣化の影響
を防止することが可能となる。このように、SOI基板
1のうちデバイスが形成される側の第1のシリコン基板
1bの表層部に結晶欠陥を形成することにより、SOI
基板1においてもゲッタリング機能を果たすことができ
る。
【0039】なお、本実施形態の場合、図3(a)に示
すようにデバイス形成領域2がCMOSとバイポーラト
ランジスタ(Bip)とによって構成されているとする
と、これらCMOS及びバイポーラトランジスタが配置
される領域以外すべての領域(図中斜線部分)に不純物
のイオン注入を行って結晶欠陥が形成されるようにして
いるが、以下の図の斜線部分に示すように非デバイス形
成領域3の一部に形成すようにしてもよい。
【0040】例えば、図3(b)に示すように、バイポ
ーラトランジスタの両側及びCMOSの両側に結晶欠陥
が形成されるようにし、かつバイポーラトランジスタと
CMOSとの間に結晶欠陥が形成されるようにしてもよ
い。
【0041】また、図3(c)に示すように、各バイポ
ーラトランジスタ及びCMOSの周囲に隣接する領域の
みに結晶欠陥が形成されるようにしてもよい。
【0042】また、各素子間に結晶欠陥を形成するため
の専用領域を設けても良い。例えば、図3(d)に示す
ように、トレンチで囲まれた結晶欠陥形成用領域を配置
してもよい。
【0043】また、図3(e)に示すように、ダイシン
グカット前の状態において半導体装置12の間に介在す
るスクライブライン13に結晶欠陥が形成されるように
してもよい。
【0044】さらに、図3(a)〜(e)に示すように
結晶欠陥を形成する場合、結晶欠陥を発生させやすくす
るために、図3(f)に示すように、素子分離用のトレ
ンチ4に対して垂直に短いトレンチ14を複数箇所形成
するようにしてもよい。
【0045】(第2実施形態)本発明の第2実施形態に
ついて説明する。図4(a)に、本実施形態における半
導体装置を正面から見た時のレイアウトを示し、図4
(b)に、図4(a)のB−B断面図を示す。
【0046】本実施形態における半導体装置において
も、図4(b)に示すように絶縁膜1aを介して第1の
シリコン基板1bと第2のシリコン基板1cとを貼り合
せたSOI基板1を用いて形成されている。
【0047】図4(a)はダイシングカット前の状態を
示しており、製品部となる半導体装置の周囲がスクライ
ブライン20(図4(a)の点線斜線部分)となってい
る。このスクライブライン20と製品部となる半導体装
置21との間において、図4(b)に示すようにLOC
OS酸化膜22が形成されている。以下、このLOCO
S酸化膜22が形成されている領域をLOCOS酸化膜
形成領域Aとし、またLOCOS酸化膜22が形成され
ていない領域を非LOCOS酸化膜形成領域Bとする。
【0048】スクライブライン20上には不純物として
n型不純物が高濃度にイオン注入されたイオン注入領域
23(図4(a)、(b)の実線斜線部分)が形成され
ている。このイオン注入領域23は部分的にLOCOS
酸化膜形成領域Aとオーバラップするように構成されて
おり、このオーバラップ部分においてLOCOS酸化膜
22がLOCOS増速酸化されて他の領域よりも膜厚が
厚くなっている。
【0049】そして、このLOCOS増速酸化によって
膜厚が厚く構成された部分を囲むように、第1のシリコ
ン基板1bの表層部には結晶欠陥(図4(b)中×印)
が形成されている。
【0050】このようにSOI基板1のうちデバイスが
形成される側の第1のシリコン基板1bの表層部に結晶
欠陥を形成することにより、SOI基板1においてもゲ
ッタリング機能を果たすことができる。
【0051】また、LOCOS増速酸化が行われる領域
がスクライブライン20に隣接する領域となるため、製
品部となる半導体装置から離れており、デバイス形成領
域2に結晶欠陥が形成されることによるリーク電流を発
生させることはない。
【0052】なお、イオン注入領域23とLOCOS酸
化膜形成領域Aとがオーバラップするようにしている
が、このオーバラップ量と結晶欠陥の発生率との関係に
ついて調べたところ、図5に示す結果が得られた。
【0053】図5(a)は、イオン注入領域23とLO
COS酸化膜形成領域Aとのオーバラップ状態を示す図
である。LOCOS酸化膜形成領域Aは図中点線斜線部
で示す領域よりも外側の領域(すなわち点斜線部は非L
OCOS酸化膜形成領域Bに相当する)、イオン注入領
域23は図中実線斜線部で示す領域を示してある。そし
て、LOCOS酸化膜形成領域Aとイオン注入領域23
のオーバラップ状態に対して結晶欠陥の発生部位を図中
×印で示してある。但し、図中に示した距離Lとは、L
OCOS酸化膜形成領域Aの端部からイオン注入領域2
3の端部までの距離を表しており、LOCOS酸化膜形
成領域Aとイオン注入領域23がオーバラップしない時
を正、オーバラップする時を負として表してある。ま
た、図5(b)は、距離Lと結晶欠陥発生割合との関係
を示したものである。
【0054】これらの図に示されるように、高濃度にイ
オン注入されたイオン注入領域23とLOCOS酸化膜
形成領域Aとがオーバラップしていない場合には、結晶
欠陥が形成されていない。これに対し、高濃度にイオン
注入されたイオン注入領域23とLOCOS酸化膜形成
領域Aとがオーバラップしている場合には、オーバラッ
プしている領域においてLOCOS増速酸化が行われる
ため、このLOCOS増速酸化によって膜厚が厚く構成
された部分を囲むように、第1のシリコン基板1bの表
層部に結晶欠陥が形成される。
【0055】そして、距離Lと結晶欠陥発生割合との関
係を見てみると、距離Lが−3μm以上となると結晶欠
陥が安定して形成されるようにできる。このことから、
LOCOS酸化膜形成領域Aとイオン注入領域23との
オーバラップ量が3μm以上となるようにするのが好ま
しいといえる。
【0056】図6に、図4に示す半導体装置の製造工程
を示し、この図に基づき半導体装置の製造方法について
説明する。
【0057】まず、図6(a)に示すように、SOI基
板1を用意し、フォトリソグラフィ工程を経て、第1の
シリコン基板1b上にフォトレジスト30を配置する。
そして、フォトレジスト30をマスクとしてn型不純物
を高濃度にイオン注入する。例えば、リン又は砒素を3
×1015cm-3程度のドーズ量でイオン注入する。その
後、熱処理を行い、n型不純物を熱拡散させる。これに
より、n型不純物がドーピングされたイオン注入領域2
3が形成される。
【0058】続いて、図6(b)に示すように、第1の
シリコン基板1b上にシリコン窒化膜31を配置したの
ち、パターニングしてシリコン窒化膜31を開口させ
る。このとき、イオン注入領域23上の所定領域が開口
するようにする。例えば、イオン注入領域23上におい
て幅3μm程度以上が開口するようにする。
【0059】そして、LOCOS酸化を行う。例えば、
雰囲気温度を950〜1050℃としたウェット酸化を
行う。これにより、図6(c)に示されるようにシリコ
ン窒化膜31の開口部分がLOCOS酸化される。この
とき、高濃度なイオン注入領域23が形成してあるた
め、この領域においてはLOCOS増速酸化され、他の
領域よりもLOCOS酸化膜厚が厚くなる。具体的に
は、通常のLOCOS酸化膜22に対して1.5〜2倍
程度の膜厚のLOCOS酸化膜22が形成される。
【0060】このとき、LOCOS酸化膜22のうち増
速酸化された領域により、第1のシリコン基板1bに歪
み応力が生じて結晶欠陥が誘発される。
【0061】このように結晶欠陥を誘発することによ
り、プロセス誘起欠陥、重金属不純物汚染による素子特
性の劣化やMOSゲートの酸化膜特性の劣化の影響を防
止することができる。そして、このようにSOI基板1
のうちデバイスが形成される側の第1のシリコン基板1
bの表層部に結晶欠陥を形成することにより、SOI基
板1においてもゲッタリング機能を果たすことができ
る。
【0062】(第3実施形態)本実施形態では、デバイ
ス形成領域の外周を2つのトレンチによって囲み、デバ
イス形成領域と非デバイス形成領域とを絶縁分離するよ
うな2重トレンチ構造に本発明の一実施形態を適用する
場合を説明する。
【0063】図7に、本実施形態における半導体装置の
レイアウト図を示し、図8に、図7のC−C断面図を示
す。
【0064】図7、図8に示されるように、半導体装置
は、ノイズ発生源であるパワーデバイスの形成されたデ
バイス形成領域50が2重のトレンチ(第1トレンチお
よび第2トレンチ)51a、51bで囲まれた構成とな
っている。これら2重のトレンチ51a、51bで囲ま
れた領域は、パワーデバイスから他の素子領域への電位
干渉を防止するために、グランド電位とされている。
【0065】図8に示されるように、P+型基板52と
絶縁膜53およびN型基板54によって構成されたSO
I基板が用いられ、SOI基板のN型基板54側にパワ
ーデバイス等が作り込まれて半導体装置が構成されてい
る。具体的には、パワーデバイスとしてはLDMOS5
5が形成されており、このLDMOS55を囲むように
Pウェル56が形成され、さらにPウェル56を囲むよ
うにディープN+57が形成された構成となっている。
【0066】LDMOS55は以下のように構成されて
いる。N基板54のN-層54b上にはPウェル58が
形成され、Pウェル58の表層部にはN型ウェル59が
形成されていると共に、チャネルPウェル60が形成さ
れている。また、チャネルPウェル60の表層部にN型
ソース領域61が形成され、Nウェル59の表層部のう
ちチャネルPウェル60から離間した位置にN+型ドレ
イン領域62が形成されている。
【0067】また、チャネルPウェル60のうち、N+
型ソース領域61とNウェル59との間に挟まれた部分
の表面をチャネル領域63として、このチャネル領域6
3の上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極64が形成
されている。このゲート電極64は、例えばポリシリコ
ンで形成され、Nウェル59上に形成されたLOCOS
酸化膜65上まで延設されている。さらに、ゲート電極
64およびLOCOS酸化膜65を覆うように層間絶縁
膜66が形成され、この層間絶縁膜66に形成された各
コンタクトホールを介して、ソース電極67とドレイン
電極68とがそれぞれソース領域61やドレイン領域6
2に電気的に接続されている。このようにして、LDM
OS55が構成され、ゲート電極64に所望の電圧を印
加すると、チャネル領域63を介してソース、ドレイン
間に電流が流れるという動作が行われるようになってい
る。
【0068】なお、チャネルPウェル60の表層部にお
いて、N型ソース領域61に隣接するように形成された
+層69は、チャネルPウェル60をソース電極67
と同電位に固定するためのものである。
【0069】一方、LDMOS55を囲むように形成さ
れたPウェル56は、Pウェル58と接するように構成
され、その内部にはベース70が形成されている。ベー
ス70の表層部にはコンタクトP+70aが形成され、
コンタクトP+70aの表面にはソース電極67と電気
的に接続される電極71が形成されている。このような
構成により、ベース70およびPウェル56を介して、
Pウェル58の電位が確実にソース電位に固定されるよ
うになっている。
【0070】また、ディープN+57は、トレンチ51
a内に埋め込まれた絶縁膜72と接するように形成さ
れ、ディープN+57の表層部に形成されたコンタクト
+57aを介して、コンタクトN+57aの表面に形成
されたボトム電極73と電気的に接続されている。これ
らの構成により、ドレイン電極11に逆起電力が印加さ
れ、基板方向に電流が流れると、その電流がN+層54
aおよびディープN+57を介してボトム電極73で取
り出されるようにできる。
【0071】以上によりデバイス形成領域が構成されて
いる。そして、このようなデバイス形成領域を囲むよう
に形成された2つのトレンチ51a、51bの間におい
て、図中×印で示すような結晶欠陥が形成された構成と
なっている。具体的には、2つのトレンチ51a、51
bに囲まれる領域の表層部にP型不純物であるボロンを
イオン注入しておき、その上にLOCOS酸化膜65を
形成することによって結晶欠陥を形成している。
【0072】このように2つのトレンチ51a、51b
の間に結晶欠陥を形成しても、上記第1、第2実施形態
と同様に、トレンチによる歪(応力)が緩和され、デバ
イス形成領域に結晶欠陥が形成されないようにすること
ができる。そして、2つのトレンチ51a、51bの間
の領域は、グランド電位とされるだけであるため、結晶
欠陥があってもリーク不良になることがない。このた
め、2つのトレンチの間に結晶欠陥を形成することによ
り、デバイス形成領域に結晶欠陥が形成されることによ
るリーク電流の発生を防止することができる。
【0073】なお、図7、図8においては、2つのトレ
ンチ51a、51bの間の領域すべてに結晶欠陥が形成
されるようにした図を示してあるが、図9に示すよう
に、結晶欠陥が部分的に形成されるようにしてもよい。
具体的には、結晶欠陥を形成したい領域にのP型不純物
であるボロンを注入するようにすればよい。このように
すれば、P型不純物が注入されていない部分を通じて、
+層54aおよびN-層54bを容易にグランド電位に
することができる。
【0074】また、上記説明では、2重トレンチが形成
されるようなパワーデバイスの場合を例に挙げて説明し
たが、デバイス形成領域を2重のトレンチで囲み、2つ
のトレンチの間に結晶欠陥を形成するようにすれば、デ
バイス形成領域に他の素子(例えばバイポーラトランジ
スタ等)を形成するような場合においても適用可能であ
る。
【0075】また、図7〜図9に示すレイアウト構成
は、例えば図10のような半導体装置に適用される。す
なわち、トレンチによってSOI領域をバイポーラトラ
ンジスタ領域80、CMOS領域81、パワーデバイス
領域82の各領域に区画し、パワーデバイス領域82の
み2重トレンチ51a、51bで囲むと共に、バイポー
ラトランジスタ領域80およびCMOS領域81を1重
のトレンチ83で囲んだ半導体装置において、2重トレ
ンチ51a、51bの間のSOI領域84および各素子
間のフィールド領域85を結晶欠陥配置領域とし、かつ
この結晶欠陥配置領域をグランド電位とした構成にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における半導体装置であ
って、(a)は半導体装置を正面から見た時のレイアウ
トを示す図であり、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。
【図2】図1に示す半導体装置の製造工程を示す図であ
る。
【図3】結晶欠陥を形成する領域のレイアウトを説明す
るための図である。
【図4】本発明の第2実施形態における半導体装置であ
って、(a)は半導体装置を正面から見た時のレイアウ
トを示す図であり、(b)は(a)のB−B断面図であ
る。
【図5】図4に示す半導体装置の製造工程を示す図であ
る。
【図6】イオン注入領域とLOCOS酸化膜形成領域と
のオーバラップ状態と結晶欠陥発生割合との関係を示し
た図である。
【図7】本発明の第3実施形態における半導体装置を正
面から見た時のレイアウトを示す図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【図9】第3実施形態の他の例における半導体装置のレ
イアウトを示す図である。
【図10】本発明の第3実施形態の他の例として示す半
導体装置を正面から見た時のレイアウトを示す図であ
る。
【符号の説明】
1…SOI基板、2…デバイス形成領域、3…非デバイ
ス形成領域、4…トレンチ、5…酸化膜、6…ポリシリ
コン層、7…LOCOS酸化膜、10…イオン注入領
域、20…スクライブライン、21…半導体装置、22
…LOCOS酸化膜、23…イオン注入領域。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/06 H01L 21/76 M 27/08 331 21/94 A 27/12 27/06 321C 29/786 29/78 621 (72)発明者 江口 浩次 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 北村 康宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 4M108 AB05 AB06 AB14 AB18 AB27 AB29 AC50 AD13 AD14 BA10 BD17 5F032 AA09 AA14 AA16 AA25 AA35 AA44 AA47 AA84 BA01 BA02 BA05 BB01 CA17 CA18 CA24 DA41 DA43 DA60 DA63 DA71 5F048 AA04 AA07 AC05 BA16 BG05 BG12 BG14 CA04 5F110 AA06 BB12 DD05 DD11 HM12 NN62 NN63 NN65 NN66

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシリコン基板(1b)と第2のシ
    リコン基板(1c)とが絶縁膜(1a)を介して貼り合
    わされたSOI基板(1)のうち、前記第1のシリコン
    基板に対して前記絶縁膜に達するトレンチ(4)を形成
    することにより、デバイスが形成されるデバイス形成領
    域(2)とデバイスが形成されない非デバイス形成領域
    (3)とに絶縁分離してなる半導体装置の製造方法にお
    いて、 前記非デバイス形成領域に不純物のイオン注入を行い、
    前記非デバイス形成領域における前記第1のシリコン基
    板の表層部にイオン注入領域(10)を形成する工程
    と、 前記イオン注入領域の表面を酸化することにより、前記
    イオン注入領域に結晶欠陥を形成する工程と、を有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記イオン注入領域を形成する工程で
    は、前記非デバイス形成領域の一部にのみイオン注入を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記イオン注入領域を形成する工程で
    は、前記SOI基板のうちスクライブライン(13)と
    なる領域にイオン注入を行うことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記トレンチとして、前記デバイス形成
    領域を囲むように第1トレンチ(51a)を形成すると
    共に、該第1トレンチを囲むように第2トレンチ(51
    b)を形成し、前記イオン注入領域形成工程では、前記
    非デバイス形成領域のうち前記第1、第2トレンチの間
    の領域に前記イオン注入を行い、前記結晶欠陥形成工程
    では、前記第1、第2トレンチの間の領域に前記結晶欠
    陥を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記イオン注入領域形成工程では、前記
    第1、第2トレンチの間の領域に部分的に前記イオン注
    入を行うことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記結晶欠陥を形成する工程における前
    記酸化は、前記非デバイス形成領域にLOCOS酸化膜
    (7)を形成するLOCOS酸化によって行うことを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記イオン注入領域を形成する工程で
    は、前記不純物としてボロンをイオン注入することを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の半導体
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記トレンチに対して垂直を成す複数の
    トレンチ(14)を形成することを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1のシリコン基板(1b)と第2のシ
    リコン基板(1c)とが絶縁膜(1a)を介して貼り合
    わされたSOI基板(1)のうち、前記第1のシリコン
    基板に対してデバイス形成を行う半導体装置の製造方法
    において、 前記第1のシリコン基板に不純物のイオン注入を行い、
    前記第1のシリコン基板の表層部にイオン注入領域(2
    3)を形成する工程と、 少なくとも前記イオン注入領域の一部を含むように、前
    記第1のシリコン基板の表面をLOCOS酸化し、前記
    イオン注入領域とオーバラップするLOCOS酸化膜
    (22)を形成することにより、前記第1のシリコン基
    板の表層部に結晶欠陥を形成する工程と、を有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記イオン注入領域を形成する工程で
    は、前記SOI基板のうちスクライブライン(20)と
    なる領域にイオン注入を行うことを特徴とする請求項9
    に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記イオン注入領域と前記LOCOS
    酸化膜のオーバラップ量を3μm以上に設定することを
    特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 第1のシリコン基板(52)と第2の
    シリコン基板(54)とが絶縁膜(53)を介して貼り
    合わされたSOI基板のうち、前記第1のシリコン基板
    に配置されるデバイス形成領域(50)と、 前記第1のシリコン基板において、前記デバイス形成領
    域を囲むように形成された2重のトレンチ(51a、5
    1b)とを有し、 前記2重のトレンチの間の領域は、前記2重のトレンチ
    により、前記デバイス形成領域および前記2重のトレン
    チよりも外側の領域に対して絶縁分離されていると共
    に、結晶欠陥配置領域とされていることを特徴とする半
    導体装置。
  13. 【請求項13】 前記デバイス形成領域には、パワーデ
    バイスが形成されていることを特徴とする請求項12に
    記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記2重のトレンチの間の領域は、グ
    ランド電位とされていることを特徴とする請求項12又
    は13に記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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