JP2002031357A - 温水暖房システム - Google Patents
温水暖房システムInfo
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 61
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 14
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Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温暖房能力を確保するとともに低温暖房能
力を向上させた温水暖房システムを提供する。 【解決手段】 加熱器4で熱交換器63を通る水を加熱
して温水を生成する熱源機61に温水管を介して高温負
荷8と低温負荷9とを接続し、それぞれの負荷8、9に
温水を供給する温水暖房システム10において、前記熱
交換器63の入口部64で温水管62を分岐して熱交換
器63内に高温負荷用および低温負荷用の少なくとも2
つの温水経路65a、65bを設けた。
力を向上させた温水暖房システムを提供する。 【解決手段】 加熱器4で熱交換器63を通る水を加熱
して温水を生成する熱源機61に温水管を介して高温負
荷8と低温負荷9とを接続し、それぞれの負荷8、9に
温水を供給する温水暖房システム10において、前記熱
交換器63の入口部64で温水管62を分岐して熱交換
器63内に高温負荷用および低温負荷用の少なくとも2
つの温水経路65a、65bを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器で温水を
生成する熱源機に温水管を介して放熱器等の高温負荷と
温水床マット等の低温負荷とを接続した温水暖房システ
ムに関するものである。
生成する熱源機に温水管を介して放熱器等の高温負荷と
温水床マット等の低温負荷とを接続した温水暖房システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、温水暖房システムは温水を生成す
る熱源機に温水管を介して温水エアコン、ファンコンベ
クタ等の高温負荷、あるいは温水床マット等の低温負荷
を接続し、温水を循環供給して暖房をしている。図6は
従来の二温度方式の温水暖房システムに係る温水回路の
一例を示す説明図である。
る熱源機に温水管を介して温水エアコン、ファンコンベ
クタ等の高温負荷、あるいは温水床マット等の低温負荷
を接続し、温水を循環供給して暖房をしている。図6は
従来の二温度方式の温水暖房システムに係る温水回路の
一例を示す説明図である。
【0003】図において、温水暖房システム1は温水タ
ンク2と循環ポンプ3と加熱器4で加熱される熱交換器
5等を有し、これらを温水管6で接続した熱源機7を備
え、この熱源機7に、例えば、温水エアコン、ファンコ
ンベクタ等の高温負荷8および温水床マット等の低温負
荷9を温水管6で接続して温水を循環するようにしたも
のである。温水タンク2と循環ポンプ3とが温水管6a
で接続され、循環ポンプ3と熱交換器5とが温水管6b
で接続されている。温水管6bには低温負荷9へ低温水
(例えば60℃)を供給するための低温水供給用の温水
管6cが接続され、分岐部12が形成されている。熱交
換器5の出口部13には高温負荷8に高温水(例えば8
0℃)を供給するための高温水供給用の温水管6dが配
設されている。さらに、高温負荷8及び低温負荷9の戻
り水を熱源機7へ戻す温水管6e(以下戻り管という)
が配設され、この戻り管6eが高温負荷8及び低温負荷
9と温水タンク2とを連通している。なお、温水管6a
〜6eは同一内径の管である。
ンク2と循環ポンプ3と加熱器4で加熱される熱交換器
5等を有し、これらを温水管6で接続した熱源機7を備
え、この熱源機7に、例えば、温水エアコン、ファンコ
ンベクタ等の高温負荷8および温水床マット等の低温負
荷9を温水管6で接続して温水を循環するようにしたも
のである。温水タンク2と循環ポンプ3とが温水管6a
で接続され、循環ポンプ3と熱交換器5とが温水管6b
で接続されている。温水管6bには低温負荷9へ低温水
(例えば60℃)を供給するための低温水供給用の温水
管6cが接続され、分岐部12が形成されている。熱交
換器5の出口部13には高温負荷8に高温水(例えば8
0℃)を供給するための高温水供給用の温水管6dが配
設されている。さらに、高温負荷8及び低温負荷9の戻
り水を熱源機7へ戻す温水管6e(以下戻り管という)
が配設され、この戻り管6eが高温負荷8及び低温負荷
9と温水タンク2とを連通している。なお、温水管6a
〜6eは同一内径の管である。
【0004】14はバイパス管であり、このバイパス管
14は高温水供給用の温水管6dと戻り管6eとに接続
されている。このバイパス管14は他の温水管6a〜6
eに比べ内径が1/3〜1/4程度の細い管である。こ
のバイパス管14を通して熱交換器5で生成された高温
水を戻り管6eに流入させて負荷8、9からの戻り水と
高温水とを混合させることにより低温水を作り出してい
る。
14は高温水供給用の温水管6dと戻り管6eとに接続
されている。このバイパス管14は他の温水管6a〜6
eに比べ内径が1/3〜1/4程度の細い管である。こ
のバイパス管14を通して熱交換器5で生成された高温
水を戻り管6eに流入させて負荷8、9からの戻り水と
高温水とを混合させることにより低温水を作り出してい
る。
【0005】熱交換器出口部13の温水管6dには、熱
交換器5で生成され高温負荷8に供給される温水の温度
を検出するための第1温度センサ15a(高温用サーミ
スタ)が取り付けられている。熱交換器5の入口側の温
水管6bには、熱交換器5に流入するとともに低温負荷
9に供給される低温水の温度を検出するための第2温度
センサ15b(低温用サーミスタ)が取り付けられてい
る。
交換器5で生成され高温負荷8に供給される温水の温度
を検出するための第1温度センサ15a(高温用サーミ
スタ)が取り付けられている。熱交換器5の入口側の温
水管6bには、熱交換器5に流入するとともに低温負荷
9に供給される低温水の温度を検出するための第2温度
センサ15b(低温用サーミスタ)が取り付けられてい
る。
【0006】高温負荷8には開閉弁16が取り付けられ
ており、この開閉弁16が高温負荷8が運転されるとき
開き運転されないときに閉じる。
ており、この開閉弁16が高温負荷8が運転されるとき
開き運転されないときに閉じる。
【0007】一方、温水管6cには温水ヘッダ19が取
り付けられ、この温水ヘッダ19には開閉弁17が内蔵
されている。この開閉弁17は低温負荷9が運転される
とき開き、運転されないときには閉じる。
り付けられ、この温水ヘッダ19には開閉弁17が内蔵
されている。この開閉弁17は低温負荷9が運転される
とき開き、運転されないときには閉じる。
【0008】前記温水暖房システム1によれば、低温負
荷9のみを運転するときには、開閉弁16が閉じられ開
閉弁17が開いて、低温負荷9に低温水が供給される。
循環ポンプ3が作動して循環ポンプ3から排出された水
が、図7の太線で示すように、熱交換器5で加熱され高
温水(約80℃)となって、温水管6dを通りバイパス
管14を通って戻り管6eに流入して温水タンク2、循
環ポンプ3に戻る循環をする。また、循環ポンプ3から
排出された水が、温水管6cを通り低温負荷9内を通っ
て放熱した後、戻り水となって戻り管6eを通り温水タ
ンク2、循環ポンプ3に戻る循環をする。
荷9のみを運転するときには、開閉弁16が閉じられ開
閉弁17が開いて、低温負荷9に低温水が供給される。
循環ポンプ3が作動して循環ポンプ3から排出された水
が、図7の太線で示すように、熱交換器5で加熱され高
温水(約80℃)となって、温水管6dを通りバイパス
管14を通って戻り管6eに流入して温水タンク2、循
環ポンプ3に戻る循環をする。また、循環ポンプ3から
排出された水が、温水管6cを通り低温負荷9内を通っ
て放熱した後、戻り水となって戻り管6eを通り温水タ
ンク2、循環ポンプ3に戻る循環をする。
【0009】低温水は低温負荷9からの戻り水(例えば
約40℃)と熱交換器5で加熱された高温水とが混ぜ合
わされ、例えば60℃の低温水になるように作られる。
すなわち、熱交換器5では第2温度センサ15bの検出
温度が60℃になるように加熱器4の加熱量が制御され
熱交換器5で高温水が生成される。負荷9からの戻り水
と熱交換器5で生成された高温水とが混ぜ合わされて低
温水が作られ、この混ぜ合わされて作られた低温水の量
によってほぼ低温暖房能力が決まる。また、低温水の作
られる量は、高温水の温度と高温水の流量で決められ、
高温水の温度が80℃前後に設定されれば高温水の量に
よって決められる。この高温水の量はバイパス管14を
流れる高温水の量に特にバイパス管14の太さに依存す
る。
約40℃)と熱交換器5で加熱された高温水とが混ぜ合
わされ、例えば60℃の低温水になるように作られる。
すなわち、熱交換器5では第2温度センサ15bの検出
温度が60℃になるように加熱器4の加熱量が制御され
熱交換器5で高温水が生成される。負荷9からの戻り水
と熱交換器5で生成された高温水とが混ぜ合わされて低
温水が作られ、この混ぜ合わされて作られた低温水の量
によってほぼ低温暖房能力が決まる。また、低温水の作
られる量は、高温水の温度と高温水の流量で決められ、
高温水の温度が80℃前後に設定されれば高温水の量に
よって決められる。この高温水の量はバイパス管14を
流れる高温水の量に特にバイパス管14の太さに依存す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、暖房
能力の大きな床暖房に対する需要が高まっており、暖房
能力の大きな床マット等の低温負荷が注目され普及が拡
大している。低温暖房時の能力を向上させようとして単
にバイパス管14を太くすると、高温暖房時において熱
交換器5で生成された高温水が、高温負荷8とバイパス
管14との分岐部からバイパス管14に多量に流れ込
み、高温負荷8への温水供給量が減少することになる。
その結果高温暖房能力が減少するという問題が起きる。
能力の大きな床暖房に対する需要が高まっており、暖房
能力の大きな床マット等の低温負荷が注目され普及が拡
大している。低温暖房時の能力を向上させようとして単
にバイパス管14を太くすると、高温暖房時において熱
交換器5で生成された高温水が、高温負荷8とバイパス
管14との分岐部からバイパス管14に多量に流れ込
み、高温負荷8への温水供給量が減少することになる。
その結果高温暖房能力が減少するという問題が起きる。
【0011】本発明は上述のような従来の問題点を解消
したものであり、高温暖房能力を確保するとともに低温
暖房能力を向上させた温水暖房システムを提供すること
を目的とする。
したものであり、高温暖房能力を確保するとともに低温
暖房能力を向上させた温水暖房システムを提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、加熱器で熱交換器を通る水を加
熱して温水を生成する熱源機に温水管を介して高温負荷
と低温負荷とを接続し、それぞれの負荷に温水を供給す
る温水暖房システムにおいて、前記熱交換器の上流側で
温水管を分岐して熱交換器内に高温負荷用および低温負
荷用の少なくとも2つの温水経路を設けたことを特徴と
する。
に、請求項1の発明は、加熱器で熱交換器を通る水を加
熱して温水を生成する熱源機に温水管を介して高温負荷
と低温負荷とを接続し、それぞれの負荷に温水を供給す
る温水暖房システムにおいて、前記熱交換器の上流側で
温水管を分岐して熱交換器内に高温負荷用および低温負
荷用の少なくとも2つの温水経路を設けたことを特徴と
する。
【0013】請求項2の発明は、請求項1に記載の温水
暖房システムにおいて、前記高温負荷用の温水回路に連
なる高温水供給用の温水管と、負荷からの戻り水の通る
温水管との間に第1開閉弁を有する第1バイパス管を設
けるとともに、前記低温負用の温水経路に連なる低温水
供給用の温水管と負荷からの戻り水の通る温水管との間
に第2開閉弁を有する第2バイパス管を設けたことを特
徴とする。
暖房システムにおいて、前記高温負荷用の温水回路に連
なる高温水供給用の温水管と、負荷からの戻り水の通る
温水管との間に第1開閉弁を有する第1バイパス管を設
けるとともに、前記低温負用の温水経路に連なる低温水
供給用の温水管と負荷からの戻り水の通る温水管との間
に第2開閉弁を有する第2バイパス管を設けたことを特
徴とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項2に記載の温水
暖房システムにおいて、前記第1バイパス管に第1開閉
弁を迂回する第1バイパス細管を設けるとともに、前記
第2バイパス管に第2開閉弁を迂回する第2バイパス細
管を設けたことを特徴とする。
暖房システムにおいて、前記第1バイパス管に第1開閉
弁を迂回する第1バイパス細管を設けるとともに、前記
第2バイパス管に第2開閉弁を迂回する第2バイパス細
管を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、請求項1〜3いずれか
に記載の温水暖房システムにおいて、前記熱交換器内の
温水経路は高温負荷用の温水経路より低温負荷用の温水
経路の方が短いことを特徴とする。
に記載の温水暖房システムにおいて、前記熱交換器内の
温水経路は高温負荷用の温水経路より低温負荷用の温水
経路の方が短いことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態における温水暖
房システムの説明図である。なお、図7と同一の構成要
素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
房システムの説明図である。なお、図7と同一の構成要
素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0018】61は熱源機を示し、この熱源機61には
高温水(約80℃)が供給される温水エアコン等の高温
負荷8と低温水(約60℃)が供給される温水床マット
等の低温負荷9が接続されている。熱源機61には温水
タンク2が収容されており、この温水タンク2には温水
管62aを介して循環ポンプ3が接続され、この循環ポ
ンプ3には温水管62bが接続され、この温水管62b
が熱交換器63の入口部64で分岐され、2本の温水管
62c、62dを介して熱交換器63に接続されてい
る。
高温水(約80℃)が供給される温水エアコン等の高温
負荷8と低温水(約60℃)が供給される温水床マット
等の低温負荷9が接続されている。熱源機61には温水
タンク2が収容されており、この温水タンク2には温水
管62aを介して循環ポンプ3が接続され、この循環ポ
ンプ3には温水管62bが接続され、この温水管62b
が熱交換器63の入口部64で分岐され、2本の温水管
62c、62dを介して熱交換器63に接続されてい
る。
【0019】熱交換器63内には温水管62を配設した
2つの温水経路65a、65bが設けられ、前記温水管
62c、62dにそれぞれ接続されている。温水経路6
5a、65bには、内壁に密着してラセン状にバッフル
コイルが取り付けられており、加熱器4により加熱され
た熱交換器63の熱が熱交換器63を流れる水に伝わり
易くしている。温水経路65a、65bは同一内径の温
水管で形成され、温水経路65aは温水経路65bに比
べ、加熱器4の近傍に配置され、さらに、経路が長く形
成されている。
2つの温水経路65a、65bが設けられ、前記温水管
62c、62dにそれぞれ接続されている。温水経路6
5a、65bには、内壁に密着してラセン状にバッフル
コイルが取り付けられており、加熱器4により加熱され
た熱交換器63の熱が熱交換器63を流れる水に伝わり
易くしている。温水経路65a、65bは同一内径の温
水管で形成され、温水経路65aは温水経路65bに比
べ、加熱器4の近傍に配置され、さらに、経路が長く形
成されている。
【0020】温水経路65aの温水管62には熱交換器
63の出口部66で高温水供給用の温水管62eに接続
され、さらに、高温負荷接続用ヘッダ67を介して高温
負荷8に接続されている。この高温負荷8には熱動弁7
1が内蔵され、熱源機61からの温水(水)の流れを流
通遮断することができる。
63の出口部66で高温水供給用の温水管62eに接続
され、さらに、高温負荷接続用ヘッダ67を介して高温
負荷8に接続されている。この高温負荷8には熱動弁7
1が内蔵され、熱源機61からの温水(水)の流れを流
通遮断することができる。
【0021】一方、温水経路65bの温水管62には熱
交換器63の出口部66で低温水供給用の温水管62f
に接続され、さらに、低温負荷接続用ヘッダ68を介し
て低温負荷9に接続されている。低温負荷接続用ヘッダ
68には熱動弁71が内蔵され、熱源機61からの温水
(水)の流れを流通遮断することができる。
交換器63の出口部66で低温水供給用の温水管62f
に接続され、さらに、低温負荷接続用ヘッダ68を介し
て低温負荷9に接続されている。低温負荷接続用ヘッダ
68には熱動弁71が内蔵され、熱源機61からの温水
(水)の流れを流通遮断することができる。
【0022】また、熱源機61には高温負荷8と低温負
荷9とに接続される両負荷用の共通ヘッダ72が設けら
れ、温水管62g(以下戻り管という)を介して温水タ
ンク2に接続されている。共通ヘッダ72および戻り管
62gには負荷8、9からの戻り水が流れる。なお、温
水管62a〜62gは同一内径の管が使用されている。
荷9とに接続される両負荷用の共通ヘッダ72が設けら
れ、温水管62g(以下戻り管という)を介して温水タ
ンク2に接続されている。共通ヘッダ72および戻り管
62gには負荷8、9からの戻り水が流れる。なお、温
水管62a〜62gは同一内径の管が使用されている。
【0023】前記温水管62eと温水管62gとの間に
は熱交換器63で加熱された温水の一部を温水タンク2
に戻すための第1バイパス管73が接続されている。こ
の第1バイパス管73に第1開閉弁74が設けられ、こ
の第1開閉弁74は第1バイパス管73を通る温水を流
通遮断することができる。さらに第1バイパス管73に
は第1開閉弁74を迂回する第1バイパス細管75が設
けられている。この第1バイパス細管75は他の温水管
62a〜62gに比べ内径が1/3〜1/4程度の細い
管である。
は熱交換器63で加熱された温水の一部を温水タンク2
に戻すための第1バイパス管73が接続されている。こ
の第1バイパス管73に第1開閉弁74が設けられ、こ
の第1開閉弁74は第1バイパス管73を通る温水を流
通遮断することができる。さらに第1バイパス管73に
は第1開閉弁74を迂回する第1バイパス細管75が設
けられている。この第1バイパス細管75は他の温水管
62a〜62gに比べ内径が1/3〜1/4程度の細い
管である。
【0024】同様に、前記温水管62fと温水管62g
との間には熱交換器63で加熱された温水の一部を温水
タンク2に戻すための第2バイパス管76が接続されて
いる。この第2バイパス管76に第2開閉弁77が設け
られ、この第2開閉弁77は第2バイパス管76を通る
温水を流通遮断することができる。さらに第2バイパス
管76には第2開閉弁77を迂回する第2バイパス細管
78が設けられている。この第2バイパス細管78は他
の温水管62a〜62gに比べ内径が1/3〜1/4程
度の細い管である。
との間には熱交換器63で加熱された温水の一部を温水
タンク2に戻すための第2バイパス管76が接続されて
いる。この第2バイパス管76に第2開閉弁77が設け
られ、この第2開閉弁77は第2バイパス管76を通る
温水を流通遮断することができる。さらに第2バイパス
管76には第2開閉弁77を迂回する第2バイパス細管
78が設けられている。この第2バイパス細管78は他
の温水管62a〜62gに比べ内径が1/3〜1/4程
度の細い管である。
【0025】高温水供給用の温水管62eには熱交換器
63で生成され高温負荷8へ供給される温水の温度を検
知する第1温度センサ81aが取り付けられ、低温水供
給用の温水管62fには熱交換器63で生成され低温負
荷9へ供給される温水の温度を検知する第2温度センサ
81bが取り付けられている。
63で生成され高温負荷8へ供給される温水の温度を検
知する第1温度センサ81aが取り付けられ、低温水供
給用の温水管62fには熱交換器63で生成され低温負
荷9へ供給される温水の温度を検知する第2温度センサ
81bが取り付けられている。
【0026】熱交換器63には隣接してガスバーナ等の
加熱器4が付設され、この加熱器4による燃焼熱が熱交
換器63に供給されて、熱交換器63内の水が加熱され
る。ガスバーナ等の加熱器4にはガス管25を介して燃
料が供給される。このガス管25には、元ガス電磁弁2
6、ガス電磁弁27およびガス比例弁28が接続され
る。18は前記加熱器4に燃焼空気を供給する燃焼ファ
ンである。
加熱器4が付設され、この加熱器4による燃焼熱が熱交
換器63に供給されて、熱交換器63内の水が加熱され
る。ガスバーナ等の加熱器4にはガス管25を介して燃
料が供給される。このガス管25には、元ガス電磁弁2
6、ガス電磁弁27およびガス比例弁28が接続され
る。18は前記加熱器4に燃焼空気を供給する燃焼ファ
ンである。
【0027】31は点火プラグ、32は吸気口、33は
燃焼筒である。熱交換器63の所定位置には安全装置3
4が取り付けられ、この安全装置34は熱交換器63の
異常な温度上昇を検知すると、元ガス電磁弁26、ガス
電磁弁27を閉鎖して燃料ガスの供給を遮断する。ま
た、燃焼筒33の排気出口は排気口36となっている。
燃焼筒である。熱交換器63の所定位置には安全装置3
4が取り付けられ、この安全装置34は熱交換器63の
異常な温度上昇を検知すると、元ガス電磁弁26、ガス
電磁弁27を閉鎖して燃料ガスの供給を遮断する。ま
た、燃焼筒33の排気出口は排気口36となっている。
【0028】41は温水タンク2内に配置した水位電
極、42は温水タンク2に水を導く給水管で、自動給水
装置となる注水電磁弁43を備えている。
極、42は温水タンク2に水を導く給水管で、自動給水
装置となる注水電磁弁43を備えている。
【0029】45は熱源機61、低温負荷9を操作する
ためのリモコンであり、このリモコン45は制御装置
(制御手段)50に電気的に接続され、熱源機61の燃
焼運転や停止を遠隔操作する。また、リモコン45に
は、低温負荷9の、暖房を開始または停止する運転スイ
ッチ、設定温度を設定するスイッチ等の操作スイッチ
(図示せず)、および設定温度を表示する表示部(図示
せず)を備えている。なお、高温負荷8と制御装置50
も電気的に接続されている。
ためのリモコンであり、このリモコン45は制御装置
(制御手段)50に電気的に接続され、熱源機61の燃
焼運転や停止を遠隔操作する。また、リモコン45に
は、低温負荷9の、暖房を開始または停止する運転スイ
ッチ、設定温度を設定するスイッチ等の操作スイッチ
(図示せず)、および設定温度を表示する表示部(図示
せず)を備えている。なお、高温負荷8と制御装置50
も電気的に接続されている。
【0030】図2は本発明の制御装置の概要構成を示す
ブロック図である。制御装置50は制御用プログラムを
格納したROM、各種データを記憶するRAM、アナロ
グ/ディジタル変換を行うA/D変換器等を内蔵し、温
水暖房システム10全体の制御を行うマイクロコンピュ
ータ51(以下マイコンという)と、随時書き込み可能
な記憶手段としてEEPROMとを有している。
ブロック図である。制御装置50は制御用プログラムを
格納したROM、各種データを記憶するRAM、アナロ
グ/ディジタル変換を行うA/D変換器等を内蔵し、温
水暖房システム10全体の制御を行うマイクロコンピュ
ータ51(以下マイコンという)と、随時書き込み可能
な記憶手段としてEEPROMとを有している。
【0031】マイコン51の入力側には、高温負荷8及
び低温負荷9の運転、停止を行わせるための運転スイッ
チや設定温度スイッチ、第1温度センサ81a、第2温
度センサ81b、安全装置34等が接続されている。
び低温負荷9の運転、停止を行わせるための運転スイッ
チや設定温度スイッチ、第1温度センサ81a、第2温
度センサ81b、安全装置34等が接続されている。
【0032】一方、マイコン51の出力側には、循環ポ
ンプ3、元ガス電磁弁26、ガス電磁弁27、ガス比例
弁28、燃焼ファン18、低温負荷9の熱動弁71、第
1開閉弁74、第2開閉弁77等が接続されている。
ンプ3、元ガス電磁弁26、ガス電磁弁27、ガス比例
弁28、燃焼ファン18、低温負荷9の熱動弁71、第
1開閉弁74、第2開閉弁77等が接続されている。
【0033】図3は温水暖房システムに係る低温暖房時
の温水の流れを示す説明図である。図において、低温負
荷9のみが運転されるときには、制御装置50が第1開
閉弁74を開き第2開閉弁77を閉じる。循環ポンプ3
が作動して循環ポンプ3から排出された温水(水)が、
太線で示すように、熱交換器63に流入する。
の温水の流れを示す説明図である。図において、低温負
荷9のみが運転されるときには、制御装置50が第1開
閉弁74を開き第2開閉弁77を閉じる。循環ポンプ3
が作動して循環ポンプ3から排出された温水(水)が、
太線で示すように、熱交換器63に流入する。
【0034】温水経路65bに入った温水(水)は加熱
器4で加熱され低温水が生成される。温水管62fに取
り付けられた第2温度センサ81bの検出温度が60℃
になるように加熱量が制御される。低温水は熱交換器6
3から流出され温水管62fを介して低温負荷9に供給
され、室内を暖房して放熱した後、戻り管62gを通っ
て温水タンク2に戻る。
器4で加熱され低温水が生成される。温水管62fに取
り付けられた第2温度センサ81bの検出温度が60℃
になるように加熱量が制御される。低温水は熱交換器6
3から流出され温水管62fを介して低温負荷9に供給
され、室内を暖房して放熱した後、戻り管62gを通っ
て温水タンク2に戻る。
【0035】また、温水管62fを流れる温水の一部が
第2バイパス管76に設けられた第2バイパス細管78
を通って戻り管62gに流入する。低温負荷用温水ヘッ
ダ68内の熱動弁71が遅れて開いたり、故障して開か
なかった場合には、第2バイパス細管78に温水が流れ
ることにより、熱源機61内の機器や部品の損傷を少な
くするものである。
第2バイパス管76に設けられた第2バイパス細管78
を通って戻り管62gに流入する。低温負荷用温水ヘッ
ダ68内の熱動弁71が遅れて開いたり、故障して開か
なかった場合には、第2バイパス細管78に温水が流れ
ることにより、熱源機61内の機器や部品の損傷を少な
くするものである。
【0036】また、温水経路65aに入った温水(水)
は加熱器4で加熱され温水管62eを介して第1バイパ
ス管73および第1開閉弁74を通って戻り管62gに
流入する。第1開閉弁74が遅れて開いたり故障して開
かなかった場合には第1バイパス細管75に温水が流れ
るので、熱源機61内の機器や部品の損傷を少なくでき
る。
は加熱器4で加熱され温水管62eを介して第1バイパ
ス管73および第1開閉弁74を通って戻り管62gに
流入する。第1開閉弁74が遅れて開いたり故障して開
かなかった場合には第1バイパス細管75に温水が流れ
るので、熱源機61内の機器や部品の損傷を少なくでき
る。
【0037】戻り管62gにおいて、前記第1開閉弁7
4および第2バイパス細管78を通った温水は、低温負
荷9からの戻り水と合流するので、負荷を通らなくても
温水温度を下げることができる。
4および第2バイパス細管78を通った温水は、低温負
荷9からの戻り水と合流するので、負荷を通らなくても
温水温度を下げることができる。
【0038】低温水が熱交換器63で生成され、しかも
他の温水管62と同じ内径の低温水供給用の温水管62
fを通って低温負荷9に供給されるので、従来の温水暖
房システム1に比べ、多量の低温水を生成することがで
き、低温暖房能力を向上させることができる。
他の温水管62と同じ内径の低温水供給用の温水管62
fを通って低温負荷9に供給されるので、従来の温水暖
房システム1に比べ、多量の低温水を生成することがで
き、低温暖房能力を向上させることができる。
【0039】図4は温水暖房システムに係る高温暖房時
の温水の流れを示す説明図である。図において、高温負
荷8のみが運転されるときには、制御装置50が第1開
閉弁74を閉じ第2開閉弁77を開く。循環ポンプ3が
作動し、循環ポンプ3から排出された温水(水)が、太
線で示すように、熱交換器63に流入する。
の温水の流れを示す説明図である。図において、高温負
荷8のみが運転されるときには、制御装置50が第1開
閉弁74を閉じ第2開閉弁77を開く。循環ポンプ3が
作動し、循環ポンプ3から排出された温水(水)が、太
線で示すように、熱交換器63に流入する。
【0040】温水経路65aに入った温水(水)は加熱
器4で加熱され高温水が生成される。温水管62eに取
り付けられた第1温度センサ81aの検出温度が80℃
になるように加熱量が制御される。高温水は熱交換器6
3から流出され温水管62eを介して高温負荷8に供給
され、室内を暖房して放熱した後、戻り管62gを通っ
て温水タンク2に戻る。
器4で加熱され高温水が生成される。温水管62eに取
り付けられた第1温度センサ81aの検出温度が80℃
になるように加熱量が制御される。高温水は熱交換器6
3から流出され温水管62eを介して高温負荷8に供給
され、室内を暖房して放熱した後、戻り管62gを通っ
て温水タンク2に戻る。
【0041】また、温水管62eを流れる温水の一部が
第1バイパス管73に設けられた第1バイパス細管75
を通って戻り管62gに流入する。
第1バイパス管73に設けられた第1バイパス細管75
を通って戻り管62gに流入する。
【0042】また、温水経路65bに入った温水(水)
は加熱器4で加熱され温水管62fを介して第2バイパ
ス管76に設けられた第2開閉弁77を通って戻り管6
2gに流入する。
は加熱器4で加熱され温水管62fを介して第2バイパ
ス管76に設けられた第2開閉弁77を通って戻り管6
2gに流入する。
【0043】戻り管62gにおいて、前記第1バイパス
細管75および第2開閉弁77を通った温水は、高温負
荷8からの戻り水と合流するので、負荷を通らなても温
水温度を下げることができる。
細管75および第2開閉弁77を通った温水は、高温負
荷8からの戻り水と合流するので、負荷を通らなても温
水温度を下げることができる。
【0044】高温水が熱交換器63で生成され、しかも
他の温水管62と同じ内径の高温水供給用の管62eを
通って高温負荷8に供給されるので、従来の温水暖房シ
ステム1と同様、多量の高温水を生成することができ
る。また、同時に温水経路65bで生成される温水も高
温負荷8からの戻り水と合流させるので、負荷8で放熱
されたように温水温度を下げることができる。
他の温水管62と同じ内径の高温水供給用の管62eを
通って高温負荷8に供給されるので、従来の温水暖房シ
ステム1と同様、多量の高温水を生成することができ
る。また、同時に温水経路65bで生成される温水も高
温負荷8からの戻り水と合流させるので、負荷8で放熱
されたように温水温度を下げることができる。
【0045】図5は温水暖房システムに係る高温および
低温の同時暖房時の温水の流れを示す説明図である。図
において、同時暖房運転されるときには、制御装置50
が第1開閉弁74、第2開閉弁77ともに閉じる。循環
ポンプ3が作動し、循環ポンプ3から排出された温水
(水)が、太線で示すように、熱交換器63に流入す
る。
低温の同時暖房時の温水の流れを示す説明図である。図
において、同時暖房運転されるときには、制御装置50
が第1開閉弁74、第2開閉弁77ともに閉じる。循環
ポンプ3が作動し、循環ポンプ3から排出された温水
(水)が、太線で示すように、熱交換器63に流入す
る。
【0046】温水経路65aに入った温水(水)は加熱
器4で加熱され高温水が生成される。温水管62eに取
り付けられた第1温度センサ81aの検出温度が80℃
になるように加熱量が制御される。高温水は熱交換器6
3から流出され温水管62eを介して高温負荷8に供給
され、室内を暖房して放熱した後、戻り管62gを通っ
て温水タンク2に戻る。
器4で加熱され高温水が生成される。温水管62eに取
り付けられた第1温度センサ81aの検出温度が80℃
になるように加熱量が制御される。高温水は熱交換器6
3から流出され温水管62eを介して高温負荷8に供給
され、室内を暖房して放熱した後、戻り管62gを通っ
て温水タンク2に戻る。
【0047】また、温水管62eを流れる温水の一部が
第1バイパス管73に設けられた第1バイパス細管75
を通って戻り管62gに流入する。
第1バイパス管73に設けられた第1バイパス細管75
を通って戻り管62gに流入する。
【0048】また、温水経路65bに入った温水(水)
は加熱器4で加熱され低温水が生成される。温水経路6
5bは温水経路65aに比べて加熱器4から離れてお
り、かつ経路が短いので、加熱器4の加熱量が第1温度
センサ81aの検出温度80℃になるように制御されて
いても温水経路65bの温水温度は低く抑えられ低温水
が生成される。低温水は熱交換器63から流出され温水
管62fを介して低温負荷9に供給され、室内を暖房し
て放熱した後、戻り管62gを通って温水タンク2に戻
る。
は加熱器4で加熱され低温水が生成される。温水経路6
5bは温水経路65aに比べて加熱器4から離れてお
り、かつ経路が短いので、加熱器4の加熱量が第1温度
センサ81aの検出温度80℃になるように制御されて
いても温水経路65bの温水温度は低く抑えられ低温水
が生成される。低温水は熱交換器63から流出され温水
管62fを介して低温負荷9に供給され、室内を暖房し
て放熱した後、戻り管62gを通って温水タンク2に戻
る。
【0049】また、温水管62fを流れる温水の一部が
第2バイパス管76に設けられた第2バイパス細管78
を通って戻り管62gに流入する。
第2バイパス管76に設けられた第2バイパス細管78
を通って戻り管62gに流入する。
【0050】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では第1、第2バイパス管73、76に第1、第
2開閉弁74、77を設けているが、これらの開閉弁7
4、77は温水の流れを流通遮断するものであれば良
く、電磁開閉弁や熱動弁等の弁であっても良い。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では第1、第2バイパス管73、76に第1、第
2開閉弁74、77を設けているが、これらの開閉弁7
4、77は温水の流れを流通遮断するものであれば良
く、電磁開閉弁や熱動弁等の弁であっても良い。
【0051】また、開閉弁74、77を電磁開閉弁にし
た場合や、仮に熱動弁とした場合にも燃焼の開始を開閉
弁74、77が開いた後にすることにより、第1バイパ
ス細管75、第2バイパス細管78を削除することがで
きる。電磁開閉弁の故障などの場合は、温度センサ81
a、81bまたは安全装置34により、燃焼停止可能な
ので危険はない。
た場合や、仮に熱動弁とした場合にも燃焼の開始を開閉
弁74、77が開いた後にすることにより、第1バイパ
ス細管75、第2バイパス細管78を削除することがで
きる。電磁開閉弁の故障などの場合は、温度センサ81
a、81bまたは安全装置34により、燃焼停止可能な
ので危険はない。
【0052】また、高温負荷の数や低温負荷の数あるい
は使われている数値は限定されるものではない。また、
熱源機としてはガス以外にも例えば石油を使用したもの
を採用することができる。
は使われている数値は限定されるものではない。また、
熱源機としてはガス以外にも例えば石油を使用したもの
を採用することができる。
【0053】また、本実施形態では熱交換器63内の温
水経路65a、65bは2経路で説明しているが、3経
路以上であっても良い。また、温水経路65a、65b
を熱交換器63外の入口部64で分岐して形成している
が、分岐する箇所は入口部64に限らず、熱交換器63
内であっても良く、負荷に供給する適正な温度の温水が
得られれば、分岐箇所は熱交換器63の内外を問わな
い。
水経路65a、65bは2経路で説明しているが、3経
路以上であっても良い。また、温水経路65a、65b
を熱交換器63外の入口部64で分岐して形成している
が、分岐する箇所は入口部64に限らず、熱交換器63
内であっても良く、負荷に供給する適正な温度の温水が
得られれば、分岐箇所は熱交換器63の内外を問わな
い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、加熱器で熱交換器
を通る水を加熱して温水を生成する熱源機に温水管を介
して高温負荷と低温負荷とを接続し、それぞれの負荷に
温水を供給する温水暖房システムにおいて、熱交換器の
上流側で温水管を分岐して熱交換器内に少なくとも2つ
の温水経路を設け、それぞれ高温水と低温水とを生成さ
れるようにしたので、従来に比べ熱交換器で多くの低温
水を生成できて低温負荷に供給でき、低温暖房能力を向
上することができる。
を通る水を加熱して温水を生成する熱源機に温水管を介
して高温負荷と低温負荷とを接続し、それぞれの負荷に
温水を供給する温水暖房システムにおいて、熱交換器の
上流側で温水管を分岐して熱交換器内に少なくとも2つ
の温水経路を設け、それぞれ高温水と低温水とを生成さ
れるようにしたので、従来に比べ熱交換器で多くの低温
水を生成できて低温負荷に供給でき、低温暖房能力を向
上することができる。
【図1】本発明の一実施形態における温水暖房システム
の説明図である。
の説明図である。
【図2】本発明の制御装置の概要構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1の温水暖房システムに係る低温暖房時の温
水の流れを示す説明図である。
水の流れを示す説明図である。
【図4】図1の温水暖房システムに係る高温暖房時の温
水の流れを示す説明図である。
水の流れを示す説明図である。
【図5】図1の温水暖房システムに係る高温および低温
の同時暖房時の温水の流れを示す説明図である。
の同時暖房時の温水の流れを示す説明図である。
【図6】従来の二温度方式の温水暖房システムに係る温
水回路の一例を示す説明図である。
水回路の一例を示す説明図である。
【図7】図6の二温度方式の温水暖房システムに係る低
温暖房時の温水の流れを示す説明図である。
温暖房時の温水の流れを示す説明図である。
2 温水タンク 3 循環ポンプ 4 加熱器 8 高温負荷 9 低温負荷 10 温水暖房システム 18 燃焼ファン 25 ガス管 31 点火プラグ 45 リモコン 50 制御装置(制御手段) 51 マイコン 61 熱源機 62、62a〜62g 温水管 63 熱交換器 64 入口部 65a 高温水供給用の温水経路 65b 低温水供給用の温水経路 66 出口部 67 高温負荷用の温水ヘッダ 68 低温負荷用の温水ヘッダ 71 熱動弁 72 共通ヘッダ 73 第1バイパス管 74 第1開閉弁 75 第1バイパス細管 76 第2バイパス管 77 第2開閉弁 78 第2バイパス細管 81a 第1温度センサ 81b 第2温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 忠夫 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 笠原 正志 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 横塚 俊之 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 山岸 久純 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L036 AA05 3L070 AA09 BB02 BC11
Claims (4)
- 【請求項1】 加熱器で熱交換器を通る水を加熱して温
水を生成する熱源機に温水管を介して高温負荷と低温負
荷とを接続し、それぞれの負荷に温水を供給する温水暖
房システムにおいて、 前記熱交換器の上流側で温水管を分岐して熱交換器内に
高温負荷用および低温負荷用の少なくとも2つの温水経
路を設けたことを特徴とする温水暖房システム。 - 【請求項2】 前記高温負荷用の温水回路に連なる高温
水供給用の温水管と、負荷からの戻り水の通る温水管と
の間に第1開閉弁を有する第1バイパス管を設けるとと
もに、前記低温負用の温水経路に連なる低温水供給用の
温水管と負荷からの戻り水の通る温水管との間に第2開
閉弁を有する第2バイパス管を設けたことを特徴とする
請求項1に記載の温水暖房システム。 - 【請求項3】 前記第1バイパス管に第1開閉弁を迂回
する第1バイパス細管を設けるとともに、前記第2バイ
パス管に第2開閉弁を迂回する第2バイパス細管を設け
たことを特徴とする請求項2に記載の温水暖房システ
ム。 - 【請求項4】 前記熱交換器内の温水経路は高温負荷用
の温水経路より低温負荷用の温水経路の方が短いことを
特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の温水暖房シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218600A JP2002031357A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 温水暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218600A JP2002031357A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 温水暖房システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002031357A true JP2002031357A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18713523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000218600A Pending JP2002031357A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 温水暖房システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002031357A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016161222A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ノーリツ | 温水暖房装置 |
JP2016161223A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ノーリツ | 温水暖房装置 |
-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000218600A patent/JP2002031357A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016161222A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ノーリツ | 温水暖房装置 |
JP2016161223A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ノーリツ | 温水暖房装置 |
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