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JP2002030154A - メタリック調樹脂板およびその製造方法 - Google Patents

メタリック調樹脂板およびその製造方法

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Publication number
JP2002030154A
JP2002030154A JP2000217021A JP2000217021A JP2002030154A JP 2002030154 A JP2002030154 A JP 2002030154A JP 2000217021 A JP2000217021 A JP 2000217021A JP 2000217021 A JP2000217021 A JP 2000217021A JP 2002030154 A JP2002030154 A JP 2002030154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin plate
metallic
aluminum foil
aluminum
mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000217021A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Suda
哲也 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication of JP2002030154A publication Critical patent/JP2002030154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良質なメタリック調の外観を有し、深絞り成
形しても、メタリック調外観に透けが発生しない樹脂板
を提供する。 【解決手段】 樹脂板の少なくとも一方の表面層が、平
均粒子径0.01〜50μmのアルミニウム箔状物が樹
脂板表面と実質的に水平に配列されたアルミニウム含有
層であるメタリック調樹脂板。アルミニウム箔状物10
0個当たり、70個以上が、箔表面と樹脂板表面とのな
す角度が±20°以内の角度で配列されていることを特
徴とする前記のメタリック調樹脂板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタリック調樹脂
板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メタリック調樹脂板としては、樹脂中に
マイカ等のパール顔料や金属粒子を配合した板が知られ
ている。またマイカ等のパール顔料や金属粒子を含有す
るメタリック調塗料を樹脂板の表面に塗布し、その表面
をメタリック調とした板が知られている。
【0003】例えば、特開平10−330623号公報に
は、基材樹脂と、基材樹脂とは屈折率の異なる分散性粒
子とパール顔料とからなるメタリック調の板状樹脂成形
品が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイカ等のパール顔料を樹脂に配合した板状体は、樹脂
板表面にパール顔料が配向分散し難いため反射光が不均
一に散乱して良質なメタリック調の外観が得られなかっ
た。
【0005】また、箔状ではなく粒子状のアルミ粉などを樹
脂に配合し板状体としても、表面の光沢が低く、良好な
メタリック調の外観が得られなかった。
【0006】一方、メタリック調塗料による印刷や塗装にお
いては、塗りムラが発生しないように塗装、印刷加工す
るのは難しく、また、大きなサイズの製品の製造は困難
であった。
【0007】更に、予めメタリック調塗料を印刷あるいは塗
装した樹脂板を深絞り成形すると、メタリック調の塗膜
に亀裂や透けが発生しやすい傾向があった。
【0008】本発明の目的は、これらの課題を解決すること
にある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明の要旨は、樹脂板の
少なくとも一方の表面層が、平均粒子径0.01〜50
μmのアルミニウム箔状物が樹脂板表面と実質的に水平
に配列されたアルミニウム含有層であるメタリック調樹
脂板にある。
【0010】前記、アルミニウム含有層においては、アルミ
ニウム箔状物100個当たり、70個以上が、箔表面と
樹脂板表面とのなす角度が±20°以内の角度で配列さ
れていることが好ましい。
【0011】また本発明の要旨は、所定の間隔をもって対向
して走行する一対のエンドレスベルトの対向面と、前記
エンドレスベルトの走行に追随して走行する二つのガス
ケットとから形成される空間部に、平均粒子径0.01
〜50μmのアルミニウム箔状物と重合性原料との混合
物を注入し、その混合物を重合硬化させて、板状重合体
をエンドレスベルトから剥離して取り出すことを特徴と
するメタリック調樹脂板の製造方法にある。
【0012】更に本発明の要旨は、無端ガスケットと一対の
鋳型とから形成される空間部に、平均粒子径0.01〜
50μmのアルミニウム箔状物と重合性原料との混合物
を注入した後、鋳型面上でロールを往復移動させると共
に、鋳型面の垂直方向から鋳型面に向かってロールに線
荷重をかけながら混合物を重合硬化させて、板状重合体
を鋳型から剥離して取り出すことを特徴とするメタリッ
ク調樹脂板の製造方法にある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のメタリック調樹脂板を構
成する基材樹脂としては透明であるものが好ましい。例
えばアクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げら
れる。これらのなかでも透明性、耐候性の良好なアクリ
ル樹脂が好ましい。
【0014】メタリック調樹脂板の少なくとも一方の表面層
であるアルミニウム含有層に配列されるアルミニウム箔
状物の平均粒子径は、0.01〜50μmである。1〜
20μmであることが好ましい。平均粒子径が0.01
μmより小さいと、アルミニウム箔状物が凝集しやすく
なり反射光が不均一に散乱して良好なメタリック調の外
観にならない。50μmより大きいと、ギラツキを生じ
易く、きめ細やかなメタリック調の外観にならない。
【0015】アルミニウム箔状物の平均粒子径をDとした場
合、アルミニウム箔状物の厚味は、0.001×D以
上、0.05×D以下であることが好ましい。厚みが薄
すぎると、アルミニウム箔状物が破壊されやすくなり、
メタリック調が損なわれる。厚みが厚すぎると、アルミ
ニウム箔状物が樹脂板表面と実質的に水平に配列される
ことが困難になり、メタリック調が損なわれる。
【0016】アルミニウム箔状物の形状は、楕円形状または
円形状が好ましく、円形状に近い物ほど良好なメタリッ
ク調の外観が得られる。
【0017】アルミニウム箔状物は、分散性を向上させるた
めにアルミニウム箔状物表面に化学処理を行ったもの
が、凝集しにくいことから好ましい。
【0018】本発明のメタリック調樹脂板の少なくとも一方
の表面層であるアルミニウム含有層とは、樹脂板表面か
ら100μmの深さまでの層のことである。メタリック
調樹脂板の両方の表面層が、平均粒子径0.01〜50
μmのアルミニウム箔状物が樹脂板表面と実質的に水平
に配列されたアルミニウム含有層であってもよい。 メ
タリック調樹脂板の少なくとも一方の表面層であるアル
ミニウム含有層以外の層においては、アルミニウム箔状
物が含有されていても、含有されてなくてもよい。アル
ミニウム箔状物が含有されている場合は、アルミニウム
箔状物が樹脂板表面と実質的に水平に配列されていても
よく、実質的に水平には配列されてなくてもよい。
【0019】また、アルミニウム含有層内に配列されるアル
ミニウム箔状物の含有量は、アルミニウム含有層を構成
する基材樹脂とアルミニウム箔状物との合計100質量
%当たり、0.001〜10質量%の範囲であることが
好ましい。含有量が低すぎると、良好なメタリック調の
外観が得られない。含有量が高すぎると樹脂板の機械的
強度や加工性が低下する。
【0020】本発明のメタリック調樹脂板のアルミニウム含
有層において、アルミニウム箔状物は、樹脂板表面と実
質的に水平に配列されている。配列されている状態とし
ては、アルミニウム含有層の断面を顕微鏡で観察したと
きに、アルミニウム箔状物100個当たり、70個以上
が、箔表面と樹脂板表面とのなす角度が±20°以内の
角度で配列されている状態が好ましい。
【0021】本発明のメタリック調樹脂板は、アルミニウム
箔状物が樹脂板表面に対して実質的に水平に配列されて
いるため、きめ細やかなメタリック調の外観となる。ま
た、アルミニウム箔状物の含有量が低くてもメタリック
調の外観となるうえに、成形して得られる成形品の透け
を防ぐことができる。
【0022】本発明のメタリック調樹脂板を製造する方法と
しては、連続式キャスト製板法、バッチ式キャスト製板
法や押出製板法等が挙げられる。
【0023】連続式キャスト製板法としては、所定の間隔を
もって対向して走行する一対のエンドレスベルトの対向
面と、前記エンドレスベルトの走行に追随して走行する
二つのガスケットとから形成される空間部に、平均粒子
径0.01〜50μmのアルミニウム箔状物と重合性原
料との混合物を注入し、その混合物を重合硬化させて、
板状重合体をエンドレスベルトから剥離して取り出す方
法が挙げられる。ここで重合性原料とは重合してメタリ
ック調樹脂板の基材樹脂となる原料のことである。
【0024】連続式キャスト製板法に用いる重合装置におい
ては、一対のエンドレスベルト間から混合物が漏れない
ように一対のエンドレスベルト間の混合物にロール等で
線荷重が付与される。この線荷重によって重合中の樹脂
板の表面層において、アルミニウム箔状物が樹脂板表面
と実質的に水平に配列される。
【0025】この製造方法に使用する、所定の間隔をもって
対向して走行する一対のエンドレスベルトからなる重合
装置は、例えば特公昭46−41602号公報に記載さ
れている公知の装置が使用できる。その一具体例を図1
に示す。
【0026】図1において、上下に配置した一対のエンドレ
スベルト1、2はそれぞれ主プーリ3、4、5、6で張
力が与えられ、同一速度で走行するよう駆動される。上
下対になったキャリアロール7は走行するエンドレスベ
ルトを水平に支持し、ベルトの走行方向と直角かつベル
ト面の垂直方向からベルト面に対して線荷重をかける。
また線荷重をかける回数が多くなれば、得られるメタリ
ック調樹脂板のアルミニウム箔状物がより樹脂板表面と
水平に配列される。
【0027】混合物は注入装置14で一対のエンドレスベル
ト間に供給される。一対のエンドレスベルトの両側端部
付近は弾力性のある二個のガスケット12でシールされ
る。
【0028】混合物はエンドレスベルトの走行に伴い、第一
重合ゾーン8において温水スプレー9で加熱されて重合
し、次いで第二重合ゾーン10において遠赤外線ヒータ
ーで加熱されて重合を完結し、冷却ゾーン11で冷却さ
れた後、板状重合体13として取り出される。
【0029】バッチ式製板法としては、無端ガスケットと一
対の鋳型とから形成される空間部に、平均粒子径0.0
1〜50μmのアルミニウム箔状物と重合性原料との混
合物を注入した後、鋳型面上でロールを往復移動させる
と共に、鋳型面の垂直方向から鋳型面に向かってロール
に線荷重をかけながら混合物を重合硬化させて、板状重
合体を鋳型から剥離して取り出す方法が挙げられる。こ
の線荷重によって重合中の樹脂板の表面層において、ア
ルミニウム箔状物が樹脂板表面と実質的に水平に配列さ
れる。
【0030】押出製板法としては、ビーズ状もしくはペレッ
ト状の樹脂とアルミニウム箔状物との混合物、又はアル
ミニウム箔状物と樹脂とからなるペレットを1軸や2軸
の押出機によって溶融押出し、溶融樹脂を複数の鏡面ロ
ールで挟み込んで冷却することによって樹脂板を製造す
る方法が挙げられる。溶融時、または軟化時の樹脂板に
おいて樹脂板の流れ方向(MD方向)に張力がかかるこ
とにより、アルミニウム箔状物が樹脂板表面と実質的に
水平に配向される。
【0031】また、本発明のメタリック調樹脂板は着色顔
料、染料を配合することにより、色を調整し、着色メタ
リック調樹脂板とすることもできる。その他、紫外線吸
収剤、熱安定剤、帯電防止剤、抗菌剤等の添加剤を配合
する事もできる。
【0032】本発明のメタリック樹脂板の用途としては、自
動車バイザー、タイヤカバー、タイヤホイールなどの自
動車部品、カーポートなどの建築材料、あるいは家電用
品の部材、電磁波遮蔽の必要な用途での電磁波遮蔽材な
どが挙げられる。
【0033】本発明のメタリック調樹脂板を使用して成形品
を得る方法としては、真空成形、圧空成形、フリーブロ
ー成形、加熱プレス成形、折り曲げ成形などが挙げられ
る。
【0034】
【実施例】以下、実施例により具体的に詳明する。本発
明のメタリック調樹脂板を以下のようにして製造した。
【0035】[実施例1]この実施例は鋳型の上面にのみ線
荷重をかけた例である。
【0036】メチルメタクリレート重合体20質量%とメチ
ルメタクリレート80質量%とからなる重合性原料10
0質量部に対して、アルミニウム箔状物として東洋アル
ミニウム(株)製のアルペースト95−0570(平均
粒子径約10μm、平均厚味0.3μm)を0.1質量
部添加し、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリ
ルを0.05質量部、紫外線吸収剤として2−(5−メ
チル−2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾトリアゾール
0.01質量部を添加して、攪拌し、混合物を得た。
【0037】混合物から溶存酸素を脱気後、50cm×50
cm×厚さ0.15cmの鏡面加工されたステンレス板
2枚からなる鋳型と塩化ビニル製の無端ガスケットとか
ら形成される空間部に、混合物を注入し、70℃温水中
にて重合させた。その際に直径8cm、長さ27cmの
ゴムロールによって、鋳型面の垂直方向から鋳型面に向
かって2N/cmの線荷重をかけた。鋳型の辺に平行に
鋳型面の中心部からロールが回転する両方向に繰り返し
9cmずつロールを往復移動させた。ロールの移動速度
は100cm/分とした。
【0038】続いて120℃の空気浴中にて2時間かけて、
重合を完了させ、板厚3mmのメタリック調樹脂板を製
造した。樹脂板の上面側は良好なメタリック調で、樹脂
板の断面を顕微鏡で観察すると、樹脂板上面から100
μmの深さまでの層において、アルミニウム箔状物10
0個当たり、86個が、箔表面と樹脂板表面とのなす角
度が±20°以内の角度で配列されていた。
【0039】得られたメタリック調樹脂板を、160℃の加
熱炉で15分間加熱後、φ200mmのフリーブロー成
形機にて半球形状に成形した。透けがなく、良好なメタ
リック調の半球形成形品が得られた。
【0040】[実施例2]この実施例は鋳型の両面に線荷重
をかけた例である。
【0041】メチルメタクリレート重合体20質量%とメチ
ルメタクリレート80質量%とからなる重合性原料10
0質量部に対して、アルミニウム箔状物として東洋アル
ミニウム(株)製のメタシーン(平均粒径約10μm、
平均厚み0.03μm)を0.5質量部添加し、重合開
始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを0.05質量
部、紫外線吸収剤として2−(5−メチル−2−ヒドロ
キシフェニル)−ベンゾトリアゾール0.01質量部を
添加して、攪拌し、混合物を得た。
【0042】ロールで保持されたステンレス製の一対のエン
ドレスベルトにより構成された連続重合装置に溶存酸素
を脱気した原料を注入し、原料を重合硬化させ、板厚3
mmのメタリック調樹脂板を得た。
【0043】なお重合条件は、第一重合ゾーンでは70℃の
温水浴、第二重合ゾーンでは120℃の空気浴重合とし
た。得られた樹脂板は良好なメタリック調であった。樹
脂板の断面を顕微鏡で観察すると、樹脂板上面から10
0μmの深さまでの層において、アルミニウム箔状物1
00個当たり、75個が、箔表面と樹脂板表面とのなす
角度が±20°以内の角度で配列されていた。
【0044】得られたメタリック調樹脂板を赤外線ヒーター
加熱により170℃に加熱後、直径φ220mm、成形
高さ140mmの円筒状に真空成形を行った。成形品
は、透けがなく、きめ細かなメタリック調の外観であっ
た。
【0045】[比較例1]ロールを使用しないこと以外は実
施例1と同様にして、板厚3mmの樹脂板を製造した。
【0046】得られた樹脂板は、実施例1で得られたメタリ
ック調樹脂板と比較すると光沢が少なく、メタリック調
に劣っていた。樹脂板の断面を顕微鏡で観察すると、樹
脂板上面から100μmの深さまでの層においてアルミ
ニウム箔状物100個当たり、41個が、箔表面と樹脂
板表面とのなす角度が±20°以内の角度で配列されて
いた。
【0047】
【発明の効果】本発明のメタリック調樹脂板は、良質な
メタリック調の外観を有し、深絞り成形を行っても、メ
タリック調外観に透けが発生しない。
【0048】また本発明の製造方法によって、前記メタリッ
ク調樹脂板を容易に得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例2における連続式キャスト製板
法で使用した重合装置の概略図である。
【符号の説明】
1、2 エンドレスベルト 3、4、5、6 主プーリ 7 キャリヤロール 8 第一重合ゾーン 9 温水スプレー 10 第二重合ゾーン 11 冷却ゾーン 12 ガスケット 13 板状重合体 14 混合物注入装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 105:16 B29K 105:16 B29L 7:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 4F071 AA33 AB09 AE09 AH03 AH07 BB01 BB12 BC03 4F204 AA21L AB11 AB27 AF16 AG01 EA03 EB01 EB02 EF27 EK04 EK10 EK13 EK15 EK17 EK22 4J002 BC031 BD041 BG001 CF001 CG001 DA096 FD096 GL00 GN00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂板の少なくとも一方の表面層が、平
    均粒子径0.01〜50μmのアルミニウム箔状物が樹
    脂板表面と実質的に水平に配列されたアルミニウム含有
    層であるメタリック調樹脂板。
  2. 【請求項2】 アルミニウム箔状物100個当たり、7
    0個以上が、箔表面と樹脂板表面とのなす角度が±20
    °以内の角度で配列されていることを特徴とする請求項
    1に記載のメタリック調樹脂板。
  3. 【請求項3】 所定の間隔をもって対向して走行する一
    対のエンドレスベルトの対向面と、前記エンドレスベル
    トの走行に追随して走行する二つのガスケットとから形
    成される空間部に、平均粒子径0.01〜50μmのア
    ルミニウム箔状物と重合性原料との混合物を注入し、そ
    の混合物を重合硬化させて、板状重合体をエンドレスベ
    ルトから剥離して取り出すことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のメタリック調樹脂板の製造方法。
  4. 【請求項4】 無端ガスケットと一対の鋳型とから形成
    される空間部に、平均粒子径0.01〜50μmのアル
    ミニウム箔状物と重合性原料との混合物を注入した後、
    鋳型面上でロールを往復移動させると共に、鋳型面の垂
    直方向から鋳型面に向かってロールに線荷重をかけなが
    ら混合物を重合硬化させて、板状重合体を鋳型から剥離
    して取り出すことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のメタリック調樹脂板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012532038A (ja) * 2009-07-02 2012-12-13 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 異方性粒子を使用したアクリル系材料における装飾的外観の調製方法

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JP2012532038A (ja) * 2009-07-02 2012-12-13 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 異方性粒子を使用したアクリル系材料における装飾的外観の調製方法

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