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JP2002025875A - 半導体ウエハ - Google Patents

半導体ウエハ

Info

Publication number
JP2002025875A
JP2002025875A JP2000211950A JP2000211950A JP2002025875A JP 2002025875 A JP2002025875 A JP 2002025875A JP 2000211950 A JP2000211950 A JP 2000211950A JP 2000211950 A JP2000211950 A JP 2000211950A JP 2002025875 A JP2002025875 A JP 2002025875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
plane
notch
crystal
orientation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000211950A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shimada
隆司 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP2000211950A priority Critical patent/JP2002025875A/ja
Publication of JP2002025875A publication Critical patent/JP2002025875A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】半導体ウエハの結晶の方位を明らかにすると共
に半導体ウエハの表面と裏面の判別も可能なVノッチ付
きの半導体ウエハを提供すること 【解決手段】Vノッチは、前記半導体ウエハの中心線に
対して非対称な形状に成るように構成したもので、{1
00}面と該{100}面の垂直な{100}面、{1
10}面と該{110}面に垂直な{110}面、或い
は{100}面と{110}面のいずれかの組合せによ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ、特
に、半導体ウエハの一部分にV字形のノッチ(Vノッ
チ)を設けた半導体ウエハに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハは、使用する結晶面が決め
られており、結晶の方位を明確にするため、オリエンテ
ーションフラット(OF)とインデックスフラット(I
F)と称する平坦部が半導体ウエハの外周部に設けられ
ている。OFとIFの長さは異なるように構成され、こ
のOFとIFとの位置関係により、結晶の方位を明らか
にすると共に半導体ウエハの表面と裏面の判別をするこ
とができる。
【0003】通常の半導体ウエハの製造工程は、結晶成
長、円筒研削、スライス加工、面取り加工、ラッピング
(平面研削加工)、両面ポリッシング、片面仕上げポリ
ッシングであり、OFとIFは面取り加工工程で設けら
れる。
【0004】しかしながら、最近大型の半導体ウエハが
使用され始め、新たな問題が発生した。それは、大型の
半導体ウエハでは外径が大きいため、OFとIFの長さ
が長くなる。その結果、使用可能な半導体ウエハの面積
が減少していた。さらに、素子製作のプロセスで、長さ
が長いOF及びIFが設けられた大型の半導体ウエハを
回転させた場合、回転時の慣性モーメントが大きくなる
ことで位置ずれが発生していた。
【0005】この問題を解決するために、半導体ウエハ
の外周の一部にV字形のノッチ(切り欠き)を設けて、
結晶の方位を明らかにする方法が採られている。V字形
のノッチ(Vノッチ)は面取り加工工程で設けられ、結
晶面が{100}面の場合、Vノッチ方位は<010
>、<0−10>、<001>、<00−1>の何れか
であるのが一般的である。
【0006】図5は、従来の半導体ウエハの平面図であ
る。21は半導体ウエハ、22はVノッチ、α3及びα
4はVノッチを構成する面と半導体ウエハの中心線との
成す角度であり、α3とα4は同角になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体ウエハに
は以下に示す問題点があった。
【0008】Vノッチにより結晶の方位は明らかになる
が、半導体ウエハの表面と裏面の判別は困難であった。
そのため、面取り加工工程以降では、半導体ウエハの装
置へのセット、装置からの取り出し、ケースなどへの収
納作業においては、半導体ウエハの表面を一定方向に定
めて作業を行なっている。
【0009】しかしながら、この方法では完全に半導体
ウエハの表面と裏面の管理ができないため、作業者の思
い込みにより半導体ウエハの表面と裏面を間違えるとい
う問題があった。
【0010】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、半導体ウエハの結晶の方位を明らかに
すると共に半導体ウエハの表面と裏面の判別も可能なV
ノッチ付きの半導体ウエハを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、特定形状のVノッチを半導体ウエハに設け
た。
【0012】Vノッチは、前記半導体ウエハの中心線に
対して非対称な形状に成るように構成した。
【0013】Vノッチは、{100}面と該{100}
面に垂直な{100}面とで構成した。
【0014】また、Vノッチは、{110}面と該{1
10}面に垂直な{110}面とで構成しても良い。
【0015】さらに、Vノッチは、{100}面と{1
10}面とで構成しても良い。
【0016】以上の手段を採ることにより、半導体ウエ
ハの結晶の方位は勿論のこと、半導体ウエハの表面と裏
面の判別が可能になった。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を以下、図面に
基づいて詳述する。
【0018】図1は、本発明の半導体ウエハの第一実施
例を示した平面図である。1は半導体ウエハ、2は形状
が非対称なVノッチ、α1及びα2はVノッチを構成す
る面と半導体ウエハの中心線との成す角度であり、α1
とα2の角度は等しくなく、目で見てどちらの角度が大
きいか判別できるようになっている。このようにVノッ
チを構成することで、半導体ウエハ1の結晶の方位は勿
論のこと、半導体ウエハ1の表面と裏面の判別も容易に
行なうことができ、半導体ウエハ1の表面と裏面を間違
えるといった作業ミスは皆無になった。なお、このよう
なVノッチは、面取り加工工程で簡単に設けることがで
きる。
【0019】図2は、本発明の半導体ウエハの第二実施
例を示した斜視図である。3は半導体ウエハ、4は{1
00}面と該{100}面に垂直な{100}面とから
構成されるVノッチ、5は{100}面、6は前記の
{100}面5と垂直な{100}面である。
【0020】{100}面と該{100}面に垂直な
{100}面とから構成されるVノッチ4は、{10
0}面5と{100}面6の2つの面により構成され、
この2つの面の成す角度は、半導体ウエハ3の中心線に
対して非対称になっている。このようにVノッチを構成
することで、半導体ウエハ3の結晶の方位は勿論のこ
と、半導体ウエハ3の表面と裏面の判別も容易に行なう
ことができ、半導体ウエハ3の表面と裏面を間違えると
いった作業ミスは皆無になった。なお、このようなVノ
ッチは、面取り加工工程で簡単に設けることができる。
【0021】図3は、本発明の半導体ウエハの第三実施
例を示した斜視図である。7は半導体ウエハ、8は{1
10}面と該{110}面に垂直な{110}面とから
構成されるVノッチ、9は{110}面、10は前記の
{110}面9と垂直な{110}面である。
【0022】{110}面と該{110}面に垂直な
{110}面とから構成されるVノッチ8は、{11
0}面9と{110}面10との2つの面により構成さ
れ、この2つの面の成す角度は半導体ウエハ7の中心線
に対して非対称になっている。このようにVノッチを構
成することで、半導体ウエハ7の結晶の方位は勿論のこ
と、半導体ウエハ7の表面と裏面の判別も容易に行なう
ことができ、半導体ウエハ7の表面と裏面を間違えると
いった作業ミスは皆無になった。なお、このようなVノ
ッチは、面取り加工工程で簡単に設けることができる。
【0023】図4は、本発明の半導体ウエハの第四実施
例を示した斜視図である。11は半導体ウエハ、12は
{100}面と{110}面とから構成されるVノッ
チ、13は{100}面、14は{110}面である。
【0024】{100}面と{110}面とから構成さ
れるVノッチ12は、{100}面13と{110}面
14との2つの面により構成され、この2つの面の成す
角度は半導体ウエハ11の中心線に対して非対称になっ
ている。このようにVノッチを構成することで、半導体
ウエハ11の結晶の方位は勿論のこと、半導体ウエハ1
1の表面と裏面の判別も容易に行なうことができ、半導
体ウエハ1の表面と裏面を間違えるといった作業ミスは
皆無になった。なお、このようなVノッチは、面取り加
工工程で簡単に設けることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の半導体ウエハは、Vノッチの形
状を前記半導体ウエハの中心線に対して非対称になるよ
うに構成したので、半導体ウエハの結晶の方位を明らか
にすると共に半導体ウエハの表面と裏面の判別も可能に
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体ウエハの第一実施例を示した平
面図である。
【図2】本発明の半導体ウエハの第二実施例を示した斜
視図である。
【図3】本発明の半導体ウエハの第三実施例を示した斜
視図である。。
【図4】本発明の半導体ウエハの第四実施例を示した斜
視図である。
【図5】従来の半導体ウエハの平面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ 2 形状が非対称なVノッチ 3 半導体ウエハ 4 {100}面と該{100}面に垂直な{100}
面とから成るVノッチ 5 {100}面 6 {100}面 7 半導体ウエハ 8 {110}面と該{110}面に垂直な{110}
面とから成るVノッチ 9 {110}面 10 {110}面 11 半導体ウエハ 12 {100}面と{110}面とから成るVノッチ 13 {100}面 14 {110}面 21 半導体ウエハ 22 Vノッチ α1、α2、α3、α4 Vノッチを構成する面と半導
体ウエハの中心線との成す角度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定形状のVノッチを有して成ることを特
    徴とする半導体ウエハ。
  2. 【請求項2】Vノッチは、前記半導体ウエハの中心線に
    対して非対称な形状であることを特徴とする請求項1記
    載の半導体ウエハ。
  3. 【請求項3】Vノッチは、{100}面と該{100}
    面に垂直な{100}面とで構成して成ることを特徴と
    する請求項1又は2記載の半導体ウエハ。
  4. 【請求項4】Vノッチは、{110}面と該{110}
    面に垂直な{110}面とで構成して成ることを特徴と
    する請求項1又は2記載の半導体ウエハ。
  5. 【請求項5】Vノッチは、{100}面と{110}面
    とで構成して成ることを特徴とする請求項1又は2記載
    の半導体ウエハ。
JP2000211950A 2000-07-07 2000-07-07 半導体ウエハ Withdrawn JP2002025875A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003025985A1 (fr) * 2001-09-14 2003-03-27 Dowa Mining Co., Ltd. Tranche de semi-conducteur compose a encoche

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Effective date: 20071002