JP2002025729A - 接触端子素子、接触端子装置およびその製造方法、ならびに半導体装置の測定方法 - Google Patents
接触端子素子、接触端子装置およびその製造方法、ならびに半導体装置の測定方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体機器などの電気的諸特性の測定を安定
に行うことができる接触端子およびその製造方法を得
る。 【解決手段】 複数の開口を形成した耐熱絶縁性フィル
ムを挟んで、上側金型と下側金型とを位置合わせし、導
電性樹脂を注入して複数の接触端子を形成し、金型を除
去して、耐熱絶縁性フィルム上に複数の接触端子を配置
した構造を得る。
に行うことができる接触端子およびその製造方法を得
る。 【解決手段】 複数の開口を形成した耐熱絶縁性フィル
ムを挟んで、上側金型と下側金型とを位置合わせし、導
電性樹脂を注入して複数の接触端子を形成し、金型を除
去して、耐熱絶縁性フィルム上に複数の接触端子を配置
した構造を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体機器など
電子部品の電気的諸特性の測定を安定に行うことができ
る接触端子およびその製造方法等に関するものである。
電子部品の電気的諸特性の測定を安定に行うことができ
る接触端子およびその製造方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のソケット製作方法を金属接触端子
(ポゴピン)を例にとって示す。図6にポゴピンを示
す。ポゴピンは大まかにプランジャー1,2、バレル
3、スプリング4の四個の部品から構成されている。こ
れらの部品はそれぞれが製作に高精度を要するため金型
加工ができず、機械加工で各部品を個別に一個づつ製作
し、最終的に図6の形状に組み立てている。
(ポゴピン)を例にとって示す。図6にポゴピンを示
す。ポゴピンは大まかにプランジャー1,2、バレル
3、スプリング4の四個の部品から構成されている。こ
れらの部品はそれぞれが製作に高精度を要するため金型
加工ができず、機械加工で各部品を個別に一個づつ製作
し、最終的に図6の形状に組み立てている。
【0003】図6のように組み立てられたポゴピンは、
図7のように組み込み、ソケットとして使用される。す
なわち被測定IC5(例としてBGAを示す)(一般に
は被測定半導体装置)の外部接続端子6(はんだボー
ル)と同数のポゴピン7を手作業で絶縁性樹脂8に組み
込み、ソケットを製作する。上記のように製作されたソ
ケットは、I/F基板10上に固定する。被測定IC5
をソケットにセットし、外力11(ソケットふたあるい
は、押し上げ具による)を加えることでポゴピン7の両
先端が沈み込み、外部接続端子6とポゴピン7の間、ポ
ゴピン7とI/F基板10上の金座9の間の二個所で電
気的接触が得られる。これにより被測定IC5の電気的
特性が測定される。
図7のように組み込み、ソケットとして使用される。す
なわち被測定IC5(例としてBGAを示す)(一般に
は被測定半導体装置)の外部接続端子6(はんだボー
ル)と同数のポゴピン7を手作業で絶縁性樹脂8に組み
込み、ソケットを製作する。上記のように製作されたソ
ケットは、I/F基板10上に固定する。被測定IC5
をソケットにセットし、外力11(ソケットふたあるい
は、押し上げ具による)を加えることでポゴピン7の両
先端が沈み込み、外部接続端子6とポゴピン7の間、ポ
ゴピン7とI/F基板10上の金座9の間の二個所で電
気的接触が得られる。これにより被測定IC5の電気的
特性が測定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のソ
ケットの製作には、次のような課題がある。 (1)ポゴピン構成部品を個別に機械加工で製作し、組
み立てているためポゴピン1本あたりの製作コストが非
常に高い。これは、製作工程を人手に頼る面が多いこと
が大きな要因となっている。そのため、被測定ICの外
部接続端子の増加に比例してソケットの製作コストも増
加する。しかも製造精度(接触端子の位置度、高さのば
らつき)にも限界がある。すなわち、ソケットに組み込
むポゴピン数でソケットの製作コストがほぼ決定されて
いるのが現状である。
ケットの製作には、次のような課題がある。 (1)ポゴピン構成部品を個別に機械加工で製作し、組
み立てているためポゴピン1本あたりの製作コストが非
常に高い。これは、製作工程を人手に頼る面が多いこと
が大きな要因となっている。そのため、被測定ICの外
部接続端子の増加に比例してソケットの製作コストも増
加する。しかも製造精度(接触端子の位置度、高さのば
らつき)にも限界がある。すなわち、ソケットに組み込
むポゴピン数でソケットの製作コストがほぼ決定されて
いるのが現状である。
【0005】(2)上記ソケットの製作工程では、ポゴ
ピン部品の個別製作、ポゴピンの組み立て、ポゴピンの
組み込みと工程数が多い上に各工程を人手に頼っている
ので製作工期の長期化を招いている。
ピン部品の個別製作、ポゴピンの組み立て、ポゴピンの
組み込みと工程数が多い上に各工程を人手に頼っている
ので製作工期の長期化を招いている。
【0006】(3)ポゴピンは、長期間使用していると
下記のような不具合が発生する。IC外部接続端子(は
んだボール)とポゴピンとの長期間にわたる電気的接触
により、ポゴピン先端部に、はんだ合金が形成され、外
部接続端子とポゴピン間の接触抵抗が増加し、良好な電
気的接触が得られない。
下記のような不具合が発生する。IC外部接続端子(は
んだボール)とポゴピンとの長期間にわたる電気的接触
により、ポゴピン先端部に、はんだ合金が形成され、外
部接続端子とポゴピン間の接触抵抗が増加し、良好な電
気的接触が得られない。
【0007】また、図6に示すポゴピンで、プランジャ
ー1、プランジャー2がバレル3に入り込んだまま出て
こないという機械的動作不良により、図7に示すポゴピ
ン7と外部接続端子6あるいはポゴピン7と金座9との
物理的接触が得られない。その場合ICが真の良品であ
るにも関わらず、不良品と誤判定されてしまうので、不
具合のあるポゴピンは直ちに交換が必要であるが、その
際、不良ポゴピンの特定、ソケットの分解、ポゴピン交
換と作業数が多い為メンテナンスに人手と時間を要す
る。
ー1、プランジャー2がバレル3に入り込んだまま出て
こないという機械的動作不良により、図7に示すポゴピ
ン7と外部接続端子6あるいはポゴピン7と金座9との
物理的接触が得られない。その場合ICが真の良品であ
るにも関わらず、不良品と誤判定されてしまうので、不
具合のあるポゴピンは直ちに交換が必要であるが、その
際、不良ポゴピンの特定、ソケットの分解、ポゴピン交
換と作業数が多い為メンテナンスに人手と時間を要す
る。
【0008】従来の金属接触端子(ポゴピン)は、長期
間使用していると、金属機械部品であることから様々な
不具合が発生し、被測定ICを正しくテストできなくな
ることがあり、不良ポゴピンの交換が必要になってく
る。ポゴピンの交換手順は大まかに以下のとおりであ
る。 (i) ポゴピンは、1本あたりが高価なため、不良ピン
1本単位で交換するのが原則である。 (ii)不良ポゴピンを目視、テスターにより碓認し、特
定する。 (iii)テストボードからソケットをはずす。 (iv)ソケットを分解し、不良ピンを確認、新品と交換
し、ソケットを組み直す。 (v)ソケットをテストボードに取り付ける。 注目すべきは、上記(i)と(iv)である。ソケットを分解
し、不良ピンを交換する際、多数有るポゴピンを床にば
ら撒いてしまう恐れがあるので細心の注意が必要であ
る。また、ピン1本単位の交換なので同じソケットの別
のピンで不具合が発生した場合は、また同じ手順でピン
交換しなければならず、メンテナンスに必要以上に人手
と時間がかかってしまう。
間使用していると、金属機械部品であることから様々な
不具合が発生し、被測定ICを正しくテストできなくな
ることがあり、不良ポゴピンの交換が必要になってく
る。ポゴピンの交換手順は大まかに以下のとおりであ
る。 (i) ポゴピンは、1本あたりが高価なため、不良ピン
1本単位で交換するのが原則である。 (ii)不良ポゴピンを目視、テスターにより碓認し、特
定する。 (iii)テストボードからソケットをはずす。 (iv)ソケットを分解し、不良ピンを確認、新品と交換
し、ソケットを組み直す。 (v)ソケットをテストボードに取り付ける。 注目すべきは、上記(i)と(iv)である。ソケットを分解
し、不良ピンを交換する際、多数有るポゴピンを床にば
ら撒いてしまう恐れがあるので細心の注意が必要であ
る。また、ピン1本単位の交換なので同じソケットの別
のピンで不具合が発生した場合は、また同じ手順でピン
交換しなければならず、メンテナンスに必要以上に人手
と時間がかかってしまう。
【0009】本発明は、上述のような従来の課題を解決
するためになされたもので、半導体機器など電子部品の
電気的諸特性の測定を安定に行うことができる接触端子
およびその製造方法を得ることを目的とする。
するためになされたもので、半導体機器など電子部品の
電気的諸特性の測定を安定に行うことができる接触端子
およびその製造方法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の接触端子素子
は、板状または膜状であって複数の開口を形成した耐熱
絶縁性部材と、導電性樹脂からなり前記耐熱絶縁性部材
に前記開口においてそれぞれ結合され前記耐熱絶縁性部
材の両面に突出した複数の接触端子を備えたものであ
る。
は、板状または膜状であって複数の開口を形成した耐熱
絶縁性部材と、導電性樹脂からなり前記耐熱絶縁性部材
に前記開口においてそれぞれ結合され前記耐熱絶縁性部
材の両面に突出した複数の接触端子を備えたものであ
る。
【0011】本発明の接触端子装置は、中空部を有する
枠部材に、前記の接触端子素子をその複数の接触端子が
前記枠部材の内側に位置するように取り付けたものであ
る。
枠部材に、前記の接触端子素子をその複数の接触端子が
前記枠部材の内側に位置するように取り付けたものであ
る。
【0012】本発明の接触端子素子の製造方法は、複数
の開口を形成した板状または膜状の耐熱絶縁性部材を挟
んで、複数の接触端子を形成するための空洞を有する上
側金型と下側金型とを前記上側金型の空洞と前記下側金
型の空洞とが耐熱絶縁性部材の開口を介して連通するよ
うに位置あわせをして、前記連通した空洞に導電性樹脂
を注入し、上側金型と下側金型とを除去して接触端子素
子を形成するものである。
の開口を形成した板状または膜状の耐熱絶縁性部材を挟
んで、複数の接触端子を形成するための空洞を有する上
側金型と下側金型とを前記上側金型の空洞と前記下側金
型の空洞とが耐熱絶縁性部材の開口を介して連通するよ
うに位置あわせをして、前記連通した空洞に導電性樹脂
を注入し、上側金型と下側金型とを除去して接触端子素
子を形成するものである。
【0013】本発明の接触端子素子の他の製造方法は、
複数の接触端子を形成するための空洞を有する上側金型
と下側金型とを前記上側金型の空洞と前記下側金型の空
洞とが連通するように位置あわせをし、前記連通した空
洞に導電性樹脂を注入して複数の接触端子を形成し、前
記上側金型と下側金型とを除去し、前記複数の接触端子
を分離し、複数の開口を形成した板状または膜状の耐熱
絶縁性部材の前記開口に前記複数の接触端子をそれぞれ
結合して接触端子素子を製造するものである。
複数の接触端子を形成するための空洞を有する上側金型
と下側金型とを前記上側金型の空洞と前記下側金型の空
洞とが連通するように位置あわせをし、前記連通した空
洞に導電性樹脂を注入して複数の接触端子を形成し、前
記上側金型と下側金型とを除去し、前記複数の接触端子
を分離し、複数の開口を形成した板状または膜状の耐熱
絶縁性部材の前記開口に前記複数の接触端子をそれぞれ
結合して接触端子素子を製造するものである。
【0014】本発明の接触端子装置の製造方法は、前記
のように製造した接触端子素子を、中空部に被測定電子
部品を受容する枠部材に取り付けて接触端子装置を製造
するものである。
のように製造した接触端子素子を、中空部に被測定電子
部品を受容する枠部材に取り付けて接触端子装置を製造
するものである。
【0015】本発明の半導体装置の測定方法は、前述し
た接触端子装置の接触端子を被測定半導体装置の外部接
続端子に接続してこの被測定半導体装置の電気的特性を
測定するものである。
た接触端子装置の接触端子を被測定半導体装置の外部接
続端子に接続してこの被測定半導体装置の電気的特性を
測定するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図中、同一の符号は同一ま
たは相当する部分を示し、その重複説明は適宜簡略化な
いし省略する場合がある。本発明は、従来の金型接触端
子(ポゴピン)の代わりに導電性樹脂接触端子を用い
る。樹脂を用いることで接触端子を金型成形によって短
時間で安価に製作することができる。
て図面を参照して説明する。図中、同一の符号は同一ま
たは相当する部分を示し、その重複説明は適宜簡略化な
いし省略する場合がある。本発明は、従来の金型接触端
子(ポゴピン)の代わりに導電性樹脂接触端子を用い
る。樹脂を用いることで接触端子を金型成形によって短
時間で安価に製作することができる。
【0017】実施の形態1.図1(a)〜(f)は実施
の形態1による接触端子の構造と製造方法を説明するた
めの図である。製造工程について説明すると、先ず図1
(a)に示すように、板状または膜状の耐熱絶縁性部材
12の所定位置に複数のスルーホール12a(開口)を
形成する。耐熱絶縁性部材12は例えば耐熱絶縁性フィ
ルム12であり、その材料としては、ポリイミド、シリ
コーンゴム等を用いる。
の形態1による接触端子の構造と製造方法を説明するた
めの図である。製造工程について説明すると、先ず図1
(a)に示すように、板状または膜状の耐熱絶縁性部材
12の所定位置に複数のスルーホール12a(開口)を
形成する。耐熱絶縁性部材12は例えば耐熱絶縁性フィ
ルム12であり、その材料としては、ポリイミド、シリ
コーンゴム等を用いる。
【0018】次に、図1(b1)または図1(b2)に
示すように、スルーホール処理済みの耐熱絶縁性フィル
ム12を、接触端子成形用の上金型13と下金型14で
上下から挟み込み金型をセットする。上金型13の側面
あるいは上面には樹脂注入口15がついている。次に、
図1(c1)または図1(c2)に示すように、樹脂注
入口15より導電性樹脂を注入する。注入する導電性樹
脂は、導電ゴム等である。なお、図1(c3)に示すよ
うに、注入する導電性樹脂の金型内部でのより均一化を
はかるために樹脂注入を大型の水槽16中で実施するよ
うにしてもよい。
示すように、スルーホール処理済みの耐熱絶縁性フィル
ム12を、接触端子成形用の上金型13と下金型14で
上下から挟み込み金型をセットする。上金型13の側面
あるいは上面には樹脂注入口15がついている。次に、
図1(c1)または図1(c2)に示すように、樹脂注
入口15より導電性樹脂を注入する。注入する導電性樹
脂は、導電ゴム等である。なお、図1(c3)に示すよ
うに、注入する導電性樹脂の金型内部でのより均一化を
はかるために樹脂注入を大型の水槽16中で実施するよ
うにしてもよい。
【0019】次に、図1(d)の側面図に示すように、
金型の冷却後、上金型13および下金型14を除去す
る。耐熱絶縁性フィルム12上には金型で一括成形され
た複数の導電性樹脂接触端子17(ピンと略称する)が
形成されている。この時点では接触端子17にバリ18
が接合されているのでバリカット線19でバリカットを
行い、バリを除去する。図1(e)はこうして形成した
接触端子素子20(コンタクタと略称する)の側面図を
示す。コンタクタ20は耐熱絶縁性フィルム12(耐熱
絶縁性部材)にスルーホール12aでそれぞれ結合され
た複数のピン17からなるピン群を形成している。すな
わち、耐熱絶縁性樹脂12の上に多数のピン17の群が
一括成形により形成されている。なお、ピン17は、上
部17aの円筒形部分と下部17bの球形部とからな
る。
金型の冷却後、上金型13および下金型14を除去す
る。耐熱絶縁性フィルム12上には金型で一括成形され
た複数の導電性樹脂接触端子17(ピンと略称する)が
形成されている。この時点では接触端子17にバリ18
が接合されているのでバリカット線19でバリカットを
行い、バリを除去する。図1(e)はこうして形成した
接触端子素子20(コンタクタと略称する)の側面図を
示す。コンタクタ20は耐熱絶縁性フィルム12(耐熱
絶縁性部材)にスルーホール12aでそれぞれ結合され
た複数のピン17からなるピン群を形成している。すな
わち、耐熱絶縁性樹脂12の上に多数のピン17の群が
一括成形により形成されている。なお、ピン17は、上
部17aの円筒形部分と下部17bの球形部とからな
る。
【0020】図1(f)は、このようにして形成したコ
ンタクタ20の中の一個のピン17の拡大斜視図を示
す。図1(f)に示すピン17は、直径0.5〜1.0
mm、高さ0.5〜3.0mm程度であり、上部17a
は円筒形、下部17bはほぼ球形であり、耐熱絶縁性フ
ィルム12との接合は、くびれ部分21で行う。
ンタクタ20の中の一個のピン17の拡大斜視図を示
す。図1(f)に示すピン17は、直径0.5〜1.0
mm、高さ0.5〜3.0mm程度であり、上部17a
は円筒形、下部17bはほぼ球形であり、耐熱絶縁性フ
ィルム12との接合は、くびれ部分21で行う。
【0021】図2(a)、(b)は、実施の形態1によ
る接触端子の変形例を説明するための図である。図2
(a)はコンタクタ20の側面図、図2(b)はそのピ
ン17の拡大斜視図を示す。ピン17は、上部17aの
円筒形部分の下方にくびれ部22を形成し、このくびれ
部22により耐熱絶縁性フィルム12との接合を行う。
つまり、導電性樹脂の注入用の下側金型が厚みが小さい
円筒部とその下に続く球形部という形での空洞を有して
いる場合である。
る接触端子の変形例を説明するための図である。図2
(a)はコンタクタ20の側面図、図2(b)はそのピ
ン17の拡大斜視図を示す。ピン17は、上部17aの
円筒形部分の下方にくびれ部22を形成し、このくびれ
部22により耐熱絶縁性フィルム12との接合を行う。
つまり、導電性樹脂の注入用の下側金型が厚みが小さい
円筒部とその下に続く球形部という形での空洞を有して
いる場合である。
【0022】以上説明したように、本実施の形態の接触
端子素子20(コンタクタ)は、板状または膜状の耐熱
絶縁性部材12の複数の開口12aに、導電性樹脂から
なり耐熱絶縁性部材12の両面に突出した複数の接触端
子17(ピン)を結合してなるものである。
端子素子20(コンタクタ)は、板状または膜状の耐熱
絶縁性部材12の複数の開口12aに、導電性樹脂から
なり耐熱絶縁性部材12の両面に突出した複数の接触端
子17(ピン)を結合してなるものである。
【0023】また、本実施の形態による接触端子素子2
0(コンタクタ)の製造方法は、複数の開口12aを形
成した板状または膜状の耐熱絶縁性部材12を、複数の
接触端子を形成するための空洞を有する上側金型13と
下側金型14とで挟む。このとき、上側金型13の空洞
と下側金型14の空洞とが耐熱絶縁性部材12の開口1
2aを介して連通するように位置あわせをする。そし
て、この連通した空洞に導電性樹脂を注入して複数の接
触端子17(ピン)を形成し、上側金型13と下側金型
14とを除去する。そして、複数のピン17を耐熱絶縁
性部材12の開口12aごとに分離し、耐熱絶縁性部材
12の上に複数のピン17を備えた接触端子素子20
(コンタクタ)を形成するものである。
0(コンタクタ)の製造方法は、複数の開口12aを形
成した板状または膜状の耐熱絶縁性部材12を、複数の
接触端子を形成するための空洞を有する上側金型13と
下側金型14とで挟む。このとき、上側金型13の空洞
と下側金型14の空洞とが耐熱絶縁性部材12の開口1
2aを介して連通するように位置あわせをする。そし
て、この連通した空洞に導電性樹脂を注入して複数の接
触端子17(ピン)を形成し、上側金型13と下側金型
14とを除去する。そして、複数のピン17を耐熱絶縁
性部材12の開口12aごとに分離し、耐熱絶縁性部材
12の上に複数のピン17を備えた接触端子素子20
(コンタクタ)を形成するものである。
【0024】以上説明したように、本実施の形態は、ソ
ケットに用いるピンの材料に導電性樹脂を用い、金型に
より耐熱絶縁性フィルム上にピンを一括成形すること
で、高精度のコンタクタを短期間に安価で大量生産する
ことを可能にする。これにより被測定ICの外部接続端
子数の増加によるソケットの製作コスト上昇を抑えるこ
とができる。特にピン数1000本以上のソケットを製
作する場合、および、単一種類のソケットを大量生産す
る場合に有効である。また、このように製作したソケッ
トを用いて、図7を参照して従来の技術について説明し
たように、被測定IC(被測定半導体装置)の電気的測
定を迅速にあるいは効率的に行なうことができる。ある
いは、被測定ICのテストを効率よく行なうことが出来
る。
ケットに用いるピンの材料に導電性樹脂を用い、金型に
より耐熱絶縁性フィルム上にピンを一括成形すること
で、高精度のコンタクタを短期間に安価で大量生産する
ことを可能にする。これにより被測定ICの外部接続端
子数の増加によるソケットの製作コスト上昇を抑えるこ
とができる。特にピン数1000本以上のソケットを製
作する場合、および、単一種類のソケットを大量生産す
る場合に有効である。また、このように製作したソケッ
トを用いて、図7を参照して従来の技術について説明し
たように、被測定IC(被測定半導体装置)の電気的測
定を迅速にあるいは効率的に行なうことができる。ある
いは、被測定ICのテストを効率よく行なうことが出来
る。
【0025】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2による導電性樹脂による接触端子(ピン)および接触
端子素子(コンタクタ)の製作工程を示す概略図であ
る。本実施の形態2では、図3(a)に示すように、先
ず金型成形にて導電性樹脂接続端子群(ピン群)23を
製作する。すなわち、実施の形態1における耐熱絶縁性
フィルム12に相当するものを用いないで、上下の金型
だけにより導電性樹脂を注入し、単一のピン25が複数
個連続したピン群23を製作する。
2による導電性樹脂による接触端子(ピン)および接触
端子素子(コンタクタ)の製作工程を示す概略図であ
る。本実施の形態2では、図3(a)に示すように、先
ず金型成形にて導電性樹脂接続端子群(ピン群)23を
製作する。すなわち、実施の形態1における耐熱絶縁性
フィルム12に相当するものを用いないで、上下の金型
だけにより導電性樹脂を注入し、単一のピン25が複数
個連続したピン群23を製作する。
【0026】次に、図3(a)に示す個片化線24にて
各ピン25を分離して個片化し、図3(b)に示すよう
に、耐熱絶縁性フィルム12(耐熱絶縁性部材)に設け
られた複数のスルーホール(開口)に圧入する。以上の
ような工程で接触端子素子(コンタクタ)20が製造で
きる。
各ピン25を分離して個片化し、図3(b)に示すよう
に、耐熱絶縁性フィルム12(耐熱絶縁性部材)に設け
られた複数のスルーホール(開口)に圧入する。以上の
ような工程で接触端子素子(コンタクタ)20が製造で
きる。
【0027】以上説明したように、本実施の形態による
接触端子素子20(コンタクタ)の製造方法は、複数の
接触端子を形成するための空洞を有する上側金型13と
下側金型14とを上側金型13の空洞と下側金型14の
空洞とが連通するように位置あわせをする。そして、連
通した空洞に導電性樹脂を注入して複数の接触端子25
(ピン)を形成し、上側金型13と下側金型14とを除
去し、さらに複数のピン25を分離する。そして、板状
または膜状の耐熱絶縁性部材12の複数の開口12a
に、それぞれピン25を結合して、耐熱絶縁性部材12
の上に複数のピン25を備えた接触端子素子20(コン
タクタ)を形成するものである。
接触端子素子20(コンタクタ)の製造方法は、複数の
接触端子を形成するための空洞を有する上側金型13と
下側金型14とを上側金型13の空洞と下側金型14の
空洞とが連通するように位置あわせをする。そして、連
通した空洞に導電性樹脂を注入して複数の接触端子25
(ピン)を形成し、上側金型13と下側金型14とを除
去し、さらに複数のピン25を分離する。そして、板状
または膜状の耐熱絶縁性部材12の複数の開口12a
に、それぞれピン25を結合して、耐熱絶縁性部材12
の上に複数のピン25を備えた接触端子素子20(コン
タクタ)を形成するものである。
【0028】実施の形態1が多数のピン(1000本以
上)を有するソケットの場合に有効であったのに対し、
本案は、ピン25のみ大量生産できるので、ソケットの
種類に限らず、比較的少数のピン(数百本)の場合、お
よび、少量生産多品種の場合に有効である。
上)を有するソケットの場合に有効であったのに対し、
本案は、ピン25のみ大量生産できるので、ソケットの
種類に限らず、比較的少数のピン(数百本)の場合、お
よび、少量生産多品種の場合に有効である。
【0029】実施の形態3.図4および図5は本発明の
実施の形態3による接触端子装置(ソケットと略称す
る)の概略構成を示す図である。 図4(a)はソケッ
トの分解斜視図、図4(b)はそのコンタクト部の断面
図を示す。本実施の形態は、実施の形態1または2で製
作した接触端子素子(コンタクタと略称する)を用いた
ソケットの製造例を示すものである。
実施の形態3による接触端子装置(ソケットと略称す
る)の概略構成を示す図である。 図4(a)はソケッ
トの分解斜視図、図4(b)はそのコンタクト部の断面
図を示す。本実施の形態は、実施の形態1または2で製
作した接触端子素子(コンタクタと略称する)を用いた
ソケットの製造例を示すものである。
【0030】この実施の形態によるソケットの構造は、
図4(a)に示すように、大まかにガイド部26とコン
タクト部27の2つのフレームからなる。ガイド部26
は、被測定ICの外形ガイドの機能を持つフレーム(枠
部材)であり、必要に応じてフタ28の取り付けが可能
であり、被測定ICの手測り用とハンドラー用の両方に
対応する。
図4(a)に示すように、大まかにガイド部26とコン
タクト部27の2つのフレームからなる。ガイド部26
は、被測定ICの外形ガイドの機能を持つフレーム(枠
部材)であり、必要に応じてフタ28の取り付けが可能
であり、被測定ICの手測り用とハンドラー用の両方に
対応する。
【0031】コンタクト部27は、被測定ICの位置決
め部29とコンタクタ20から構成される。このコンタ
クト部27は、図5に示すように、コンタクト機能を持
つために位置決め部29にコンタクタ20を接合したも
のである。位置決め部29はコンタクタ20を設置する
フレーム(枠部材)であり、コンタクタ20の位置を決
めるとともに、必要に応じて被測定ICのガイドの機能
も有する。これら、ガイド部26とコンタクト部27
は、ネジあるいは、アタッチメントによって接合してソ
ケットとしての機能を持つ。
め部29とコンタクタ20から構成される。このコンタ
クト部27は、図5に示すように、コンタクト機能を持
つために位置決め部29にコンタクタ20を接合したも
のである。位置決め部29はコンタクタ20を設置する
フレーム(枠部材)であり、コンタクタ20の位置を決
めるとともに、必要に応じて被測定ICのガイドの機能
も有する。これら、ガイド部26とコンタクト部27
は、ネジあるいは、アタッチメントによって接合してソ
ケットとしての機能を持つ。
【0032】以上説明したように、本実施の形態による
接触端子装置30(ソケット)は、中空部を有する枠部
材29あるいは26に、実施の形態1または2で説明し
た接触端子素子(コンタクタ)20を、その複数の接触
端子17,25(ピン)が枠部材29,26の内側に位
置するように取り付けたものである。
接触端子装置30(ソケット)は、中空部を有する枠部
材29あるいは26に、実施の形態1または2で説明し
た接触端子素子(コンタクタ)20を、その複数の接触
端子17,25(ピン)が枠部材29,26の内側に位
置するように取り付けたものである。
【0033】また、本実施の形態による接触端子装置3
0(ソケット)の製造方法は、実施の形態1または2で
説明した接触端子素子20(コンタクタ)の製造に続い
て、そのコンタクタ20を、中空部に被測定電子部品を
受容する枠部材29あるいは26に取り付けてソケット
を製造するものである。すなわち、導電性樹脂のピン1
7,25を実装済みの耐熱性絶縁フィルム12を着脱交
換可能なソケット構造にするものである。
0(ソケット)の製造方法は、実施の形態1または2で
説明した接触端子素子20(コンタクタ)の製造に続い
て、そのコンタクタ20を、中空部に被測定電子部品を
受容する枠部材29あるいは26に取り付けてソケット
を製造するものである。すなわち、導電性樹脂のピン1
7,25を実装済みの耐熱性絶縁フィルム12を着脱交
換可能なソケット構造にするものである。
【0034】前述したように、従来の金属接触端子(ポ
ゴピン)では、不良ポゴピンの交換などソケットのメン
テナンスに必要以上に人手と時間がかかってしまう問題
があった。しかし、本案のソケットでは、ピンに不具合
が発生した場合、コンタクト部27そのものを交換する
ので、不良ピンの存在の確認は必要であるが、特定は不
要である。また一つのソケットのピンを一括交換するた
め、同じソケットでの不具合発生率を抑えられる。よっ
て、ソケットのメンテナンスに要する人手、時間を最小
限に抑えることでメンテナンス性の向上を見込むことが
できる。
ゴピン)では、不良ポゴピンの交換などソケットのメン
テナンスに必要以上に人手と時間がかかってしまう問題
があった。しかし、本案のソケットでは、ピンに不具合
が発生した場合、コンタクト部27そのものを交換する
ので、不良ピンの存在の確認は必要であるが、特定は不
要である。また一つのソケットのピンを一括交換するた
め、同じソケットでの不具合発生率を抑えられる。よっ
て、ソケットのメンテナンスに要する人手、時間を最小
限に抑えることでメンテナンス性の向上を見込むことが
できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の一局面によれば、板状または膜
状の耐熱絶縁性部材の複数の開口に、導電性樹脂からな
る接触端子(ピン)を結合した接触端子素子(コンタク
タ)あるいは接触端子装置(ソケット)が得られる。こ
れによれば、ピン数が多く、安価で、また、メンテナン
スが容易なコンタクタおよびそれを用いたソケットが得
られる。また、半導体装置など電子部品の電気的諸特性
の測定を安定に行うことができる。
状の耐熱絶縁性部材の複数の開口に、導電性樹脂からな
る接触端子(ピン)を結合した接触端子素子(コンタク
タ)あるいは接触端子装置(ソケット)が得られる。こ
れによれば、ピン数が多く、安価で、また、メンテナン
スが容易なコンタクタおよびそれを用いたソケットが得
られる。また、半導体装置など電子部品の電気的諸特性
の測定を安定に行うことができる。
【0036】本発明の他の局面によれば、複数の開口を
形成した板状または膜状の耐熱絶縁性部材を上側金型と
下側金型とで挟んで、導電性樹脂を注入して接触端子
(ピン)を形成し、接触端子素子(コンタクタ)あるい
は接触端子装置(ソケット)を製造する。これによれ
ば、導電性樹脂コンタクトピンを絶縁性フィルム上で一
括成形することで、工程削減による製作コストの低減、
工程短縮ができる。特に1000ピン以上の多ピン用に
有効で、ピン数増によるコスト増加を抑制できる。ま
た、ソケット使用上でのメンテナンス性が向上する。
形成した板状または膜状の耐熱絶縁性部材を上側金型と
下側金型とで挟んで、導電性樹脂を注入して接触端子
(ピン)を形成し、接触端子素子(コンタクタ)あるい
は接触端子装置(ソケット)を製造する。これによれ
ば、導電性樹脂コンタクトピンを絶縁性フィルム上で一
括成形することで、工程削減による製作コストの低減、
工程短縮ができる。特に1000ピン以上の多ピン用に
有効で、ピン数増によるコスト増加を抑制できる。ま
た、ソケット使用上でのメンテナンス性が向上する。
【0037】本発明のさらに他の局面によれば、金型に
導電性樹脂を注入して複数の接触端子(ピン)を形成し
たのち複数のピンを分離し、板状または膜状の耐熱絶縁
性部材の複数の開口にピンをそれぞれ結合して、接触端
子素子(コンタクタ)あるいは接触端子装置(ソケッ
ト)を製造する。これによれば、導電性樹脂コンタクト
ピンを一括成形することで、工程削減による製作コスト
の低減、工程短縮ができる。特に、ピンを安価に大量生
産できるので、ソケットの種類に限らず、比較的少数の
ピン(数百本)の場合、および、少量生産多品種の場合
に有効である。
導電性樹脂を注入して複数の接触端子(ピン)を形成し
たのち複数のピンを分離し、板状または膜状の耐熱絶縁
性部材の複数の開口にピンをそれぞれ結合して、接触端
子素子(コンタクタ)あるいは接触端子装置(ソケッ
ト)を製造する。これによれば、導電性樹脂コンタクト
ピンを一括成形することで、工程削減による製作コスト
の低減、工程短縮ができる。特に、ピンを安価に大量生
産できるので、ソケットの種類に限らず、比較的少数の
ピン(数百本)の場合、および、少量生産多品種の場合
に有効である。
【図1】 本発明の実施の形態1による接触端子素子
(コンタクタ)の金型による一括成形の製作工程概略を
示す図。
(コンタクタ)の金型による一括成形の製作工程概略を
示す図。
【図2】 本発明の実施の形態1による接触端子(ピ
ン)の構造を示す斜視図。
ン)の構造を示す斜視図。
【図3】 本発明の実施の形態2による接触端子素子
(コンタクタ)の製作工程の概略を示す図。
(コンタクタ)の製作工程の概略を示す図。
【図4】 本発明の実施の形態3による接触端子装置
(ソケット)の概略図。
(ソケット)の概略図。
【図5】 本発明の実施の形態3による接触端子装置の
部分(コンタクト部)の断面図。
部分(コンタクト部)の断面図。
【図6】 従来の金属接触端子(ポゴピン)の概略を示
す部分断面図。
す部分断面図。
【図7】 従来の被測定ICとポゴピンソケットとのコ
ンタクト時の概略断面図。
ンタクト時の概略断面図。
12 耐熱絶縁性部材(耐熱絶縁性フィルム)、 3
上側金型、 14 下側金型、 15 樹脂注入口、
16 水槽、 17,17’ 接触端子(ピン)、 1
8 バリ、 19 バリカット線、 20 接触端子素
子(コンタクタ)、 21、22 くびれ部、 23
接続端子群(ピン群)、 24 個片化線、 25 接
触端子(ピン)、 26 ガイド部(枠部材)、 27
コンタクト部、 28 フタ、 29 位置決め部
(枠部材)、 30 接触端子装置(ソケット)。
上側金型、 14 下側金型、 15 樹脂注入口、
16 水槽、 17,17’ 接触端子(ピン)、 1
8 バリ、 19 バリカット線、 20 接触端子素
子(コンタクタ)、 21、22 くびれ部、 23
接続端子群(ピン群)、 24 個片化線、 25 接
触端子(ピン)、 26 ガイド部(枠部材)、 27
コンタクト部、 28 フタ、 29 位置決め部
(枠部材)、 30 接触端子装置(ソケット)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 43/16 H01R 43/16 43/24 43/24 // B29L 31:34 B29L 31:34 (72)発明者 安積 功 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AG01 AG07 AG12 2G011 AA15 AA16 AB04 AB05 AB06 AB08 AC05 AC14 AE22 AF05 AF07 4F204 AD05 AD08 AD24 AH33 EA03 EB01 EB12 EF27 5E024 CA01 CB06 5E063 GA10 JB01 JB03 JB04 JB06 JB09
Claims (6)
- 【請求項1】 板状または膜状であって複数の開口を形
成した耐熱絶縁性部材と、導電性樹脂からなり前記耐熱
絶縁性部材に前記開口においてそれぞれ結合され前記耐
熱絶縁性部材の両面に突出した複数の接触端子を備えた
ことを特徴とする接触端子素子。 - 【請求項2】 中空部を有する枠部材に、請求項1に記
載の接触端子素子をその複数の接触端子が前記枠部材の
内側に位置するように取り付けたことを特徴とする接触
端子装置。 - 【請求項3】 複数の開口を形成した板状または膜状の
耐熱絶縁性部材を挟んで、複数の接触端子を形成するた
めの空洞を有する上側金型と下側金型とを前記上側金型
の空洞と前記下側金型の空洞とが耐熱絶縁性部材の開口
を介して連通するように位置あわせをして、前記連通し
た空洞に導電性樹脂を注入し、上側金型と下側金型とを
除去して接触端子素子を形成することを特徴とする接触
端子素子の製造方法。 - 【請求項4】 複数の接触端子を形成するための空洞を
有する上側金型と下側金型とを前記上側金型の空洞と前
記下側金型の空洞とが連通するように位置あわせをし、
前記連通した空洞に導電性樹脂を注入して複数の接触端
子を形成し、前記上側金型と下側金型とを除去し、前記
複数の接触端子を分離し、複数の開口を形成した板状ま
たは膜状の耐熱絶縁性部材の前記開口に前記複数の接触
端子をそれぞれ結合して接触端子素子を製造することを
特徴とする接触端子素子の製造方法。 - 【請求項5】 請求項3または4に記載の製造方法によ
り製造した接触端子素子を、中空部に被測定電子部品を
受容する枠部材に取り付けて接触端子装置を製造するこ
とを特徴とする接触端子装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項2に記載の接触端子装置の接触端
子を被測定半導体装置の外部接続端子に接続してこの被
測定半導体装置の電気的特性を測定することを特徴とす
る半導体装置の測定方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000211909A JP2002025729A (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 接触端子素子、接触端子装置およびその製造方法、ならびに半導体装置の測定方法 |
US09/759,357 US6384470B2 (en) | 2000-07-12 | 2001-01-16 | Contact terminal element, contact terminal device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000211909A JP2002025729A (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 接触端子素子、接触端子装置およびその製造方法、ならびに半導体装置の測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002025729A true JP2002025729A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18707928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000211909A Withdrawn JP2002025729A (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 接触端子素子、接触端子装置およびその製造方法、ならびに半導体装置の測定方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6384470B2 (ja) |
JP (1) | JP2002025729A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007071830A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | ポゴピンソケットおよびそれを用いた半導体ウェハの検査装置と半導体ウェハの検査方法並びにポゴピンの抜取方法 |
US9470501B2 (en) | 2011-04-28 | 2016-10-18 | Fujitsu Component Limited | Contact-terminal apparatus with pressure sensor |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6674297B1 (en) | 2002-07-09 | 2004-01-06 | International Business Machines Corporation | Micro compliant interconnect apparatus for integrated circuit devices |
CN103424579A (zh) * | 2013-08-19 | 2013-12-04 | 苏州市胜能弹簧五金制品有限公司 | 一种带有保护壳的测电笔头 |
JP6017492B2 (ja) * | 2014-04-24 | 2016-11-02 | Towa株式会社 | 樹脂封止電子部品の製造方法、突起電極付き板状部材、及び樹脂封止電子部品 |
CN109425812B (zh) * | 2017-08-28 | 2021-03-12 | 创意电子股份有限公司 | 半导体封装元件的检测系统及其热阻障层元件 |
CN115008657B (zh) * | 2022-06-15 | 2023-12-29 | 山东达驰高压开关有限公司 | 一种盆式绝缘子新型环氧树脂浇注方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6129080A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-08 | アルプス電気株式会社 | フイルム被覆端子およびその製造法 |
-
2000
- 2000-07-12 JP JP2000211909A patent/JP2002025729A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-01-16 US US09/759,357 patent/US6384470B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007071830A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | ポゴピンソケットおよびそれを用いた半導体ウェハの検査装置と半導体ウェハの検査方法並びにポゴピンの抜取方法 |
US9470501B2 (en) | 2011-04-28 | 2016-10-18 | Fujitsu Component Limited | Contact-terminal apparatus with pressure sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6384470B2 (en) | 2002-05-07 |
US20020005569A1 (en) | 2002-01-17 |
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