JP2002025246A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JP2002025246A JP2002025246A JP2000207444A JP2000207444A JP2002025246A JP 2002025246 A JP2002025246 A JP 2002025246A JP 2000207444 A JP2000207444 A JP 2000207444A JP 2000207444 A JP2000207444 A JP 2000207444A JP 2002025246 A JP2002025246 A JP 2002025246A
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- JP
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- bank
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- memory cell
- cell array
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不揮発性半導体記憶装置において、特定の領
域に対する書き込みを禁止することが望まれている。 【解決手段】 各バンク15a〜15dのメモリセルア
レイ21には、記憶部21aが設けられている。この記
憶部には、設定モードにおいて、メモリセルアレイに対
する書き込み禁止データが選択的に記憶される。判定回
路26は、初期化モード時に記憶部から読み出された書
き込み禁止データを保持し、この書き込み禁止データに
応じて、メモリセルアレイに対するアクセスを制御す
る。記憶部制御回路27は、設定モード及び初期化モー
ド時に前記記憶部21aの選択を可能とする。
域に対する書き込みを禁止することが望まれている。 【解決手段】 各バンク15a〜15dのメモリセルア
レイ21には、記憶部21aが設けられている。この記
憶部には、設定モードにおいて、メモリセルアレイに対
する書き込み禁止データが選択的に記憶される。判定回
路26は、初期化モード時に記憶部から読み出された書
き込み禁止データを保持し、この書き込み禁止データに
応じて、メモリセルアレイに対するアクセスを制御す
る。記憶部制御回路27は、設定モード及び初期化モー
ド時に前記記憶部21aの選択を可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばメモリのプ
ロテクト機能を有する半導体記憶装置に関する。
ロテクト機能を有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、強誘電体RAM(Ferroelectric
Random Access Memory)などの不揮発性半導体記憶装置
の開発が進んでいる。この不揮発性半導体記憶装置は電
源を切ってもデータを保持できる不揮発性と、プログラ
ムを実行するために必要なデータの高速読み書きができ
る利点を有している。この不揮発性半導体記憶装置の大
容量化が進むことにより、従来のROM及びRAMの両
方を不揮発性半導体記憶装置に置き換えることが可能に
なる。
Random Access Memory)などの不揮発性半導体記憶装置
の開発が進んでいる。この不揮発性半導体記憶装置は電
源を切ってもデータを保持できる不揮発性と、プログラ
ムを実行するために必要なデータの高速読み書きができ
る利点を有している。この不揮発性半導体記憶装置の大
容量化が進むことにより、従来のROM及びRAMの両
方を不揮発性半導体記憶装置に置き換えることが可能に
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、不揮発性半
導体記憶装置により、従来のROM及びRAMの両方を
代替した場合、制御が容易になる利点や回路の小型化が
可能になる利点が招来される。しかし、この種の不揮発
性半導体記憶装置によりシステムを構成した場合、従来
はROMに書き込まれていたため破壊されることがなか
ったプログラムやデータが、書き込み可能な不揮発性半
導体記憶装置に保存される。このため、動作検証の不十
分なアプリケーションプログラムなどにより、不揮発性
半導体記憶装置に記憶されたプログラムやデータが破壊
される虞がある。
導体記憶装置により、従来のROM及びRAMの両方を
代替した場合、制御が容易になる利点や回路の小型化が
可能になる利点が招来される。しかし、この種の不揮発
性半導体記憶装置によりシステムを構成した場合、従来
はROMに書き込まれていたため破壊されることがなか
ったプログラムやデータが、書き込み可能な不揮発性半
導体記憶装置に保存される。このため、動作検証の不十
分なアプリケーションプログラムなどにより、不揮発性
半導体記憶装置に記憶されたプログラムやデータが破壊
される虞がある。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、特定の領域
に対する書き込みを禁止することが可能な半導体記憶装
置を提供しようとするものである。
れたものであり、その目的とするところは、特定の領域
に対する書き込みを禁止することが可能な半導体記憶装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、複数のバンクに分割されたメモリセルアレ
イと、各バンクのメモリセルアレイに設けられ、書き込
み又は読み出しの可否を指定するデータが記憶される記
憶部と、前記記憶部に記憶されたデータに応じて、前記
バンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限する判別
回路とを具備している。
決するため、複数のバンクに分割されたメモリセルアレ
イと、各バンクのメモリセルアレイに設けられ、書き込
み又は読み出しの可否を指定するデータが記憶される記
憶部と、前記記憶部に記憶されたデータに応じて、前記
バンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限する判別
回路とを具備している。
【0006】また、本発明は、複数のバンクに分割され
たメモリセルアレイと、各バンクのメモリセルアレイに
設けられ、書き込み又は読み出しの可否を指定するデー
タが記憶される記憶部と、隣接する複数の前記バンクに
より共有され、前記各バンクのメモリセルアレイとデー
タを授受するデータ線と、初期化モード時に、選択され
たバンクの前記記憶部から読み出されたデータを前記デ
ータ線を介して取り込み、この取り込んだデータに応じ
て、前記バンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限
する判別回路とを具備している。
たメモリセルアレイと、各バンクのメモリセルアレイに
設けられ、書き込み又は読み出しの可否を指定するデー
タが記憶される記憶部と、隣接する複数の前記バンクに
より共有され、前記各バンクのメモリセルアレイとデー
タを授受するデータ線と、初期化モード時に、選択され
たバンクの前記記憶部から読み出されたデータを前記デ
ータ線を介して取り込み、この取り込んだデータに応じ
て、前記バンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限
する判別回路とを具備している。
【0007】さらに、本発明は、複数のバンクに分割さ
れたメモリセルアレイと、各バンクのメモリセルアレイ
に設けられ、書き込みの可否を指定するデータが記憶さ
れる記憶部と、隣接する複数の前記バンクにより共有さ
れ、前記各バンクのメモリセルアレイとデータを授受す
るデータ線と、初期化モード時に、選択されたバンクの
前記記憶部から読み出されたデータを前記データ線を介
して取り込み、この取り込んだデータに応じて、前記バ
ンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限する判別回
路と、前記データ線に挿入接続され、前記初期化モード
時にデータ線を遮断する遮断回路とを具備している。
れたメモリセルアレイと、各バンクのメモリセルアレイ
に設けられ、書き込みの可否を指定するデータが記憶さ
れる記憶部と、隣接する複数の前記バンクにより共有さ
れ、前記各バンクのメモリセルアレイとデータを授受す
るデータ線と、初期化モード時に、選択されたバンクの
前記記憶部から読み出されたデータを前記データ線を介
して取り込み、この取り込んだデータに応じて、前記バ
ンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限する判別回
路と、前記データ線に挿入接続され、前記初期化モード
時にデータ線を遮断する遮断回路とを具備している。
【0008】また、本発明は、複数のバンクに分割され
たメモリセルアレイと、前記バンクのメモリセルアレイ
への書き込みを制限する判別回路とを具備し、前記判別
回路は、ヒューズを有し、このヒューズに設定されたデ
ータに応じて前記バンクのメモリセルアレイへの書き込
みを制限する。
たメモリセルアレイと、前記バンクのメモリセルアレイ
への書き込みを制限する判別回路とを具備し、前記判別
回路は、ヒューズを有し、このヒューズに設定されたデ
ータに応じて前記バンクのメモリセルアレイへの書き込
みを制限する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施例を示すもの
であり、例えば4つのバンクを有する不揮発性半導体記
憶装置の構成を示している。このバンクの数は4つに限
定されるものではない。本実施例はカラムアドレスバッ
ファ11、ロウアドレスバッファ12、プリデコーダ1
3、コマンドデコーダ14、バンク15a、15b、1
5c、15d、メインアンプ16a、16b、ライトバ
ッファ17a、17b、出力バッファ18、入力バッフ
ァ19で構成される。
であり、例えば4つのバンクを有する不揮発性半導体記
憶装置の構成を示している。このバンクの数は4つに限
定されるものではない。本実施例はカラムアドレスバッ
ファ11、ロウアドレスバッファ12、プリデコーダ1
3、コマンドデコーダ14、バンク15a、15b、1
5c、15d、メインアンプ16a、16b、ライトバ
ッファ17a、17b、出力バッファ18、入力バッフ
ァ19で構成される。
【0011】すなわち、アドレス信号はカラムアドレス
バッファ11及びロウアドレスバッファ12を介してプ
リデコーダ13に供給される。また、2つの/RAS
(/は反転信号を示す)、/CAS、書き込み制御信号
/WE、チップイネーブル信号/CEなどがコマンドデ
コーダ14に供給される。前記プリデコーダ13から出
力されるロウアドレス信号、カラムアドレス信号、及び
バンク選択信号AS−0〜AS−3は、バンク15a、
15b、15c、15dにそれぞれ供給される。
バッファ11及びロウアドレスバッファ12を介してプ
リデコーダ13に供給される。また、2つの/RAS
(/は反転信号を示す)、/CAS、書き込み制御信号
/WE、チップイネーブル信号/CEなどがコマンドデ
コーダ14に供給される。前記プリデコーダ13から出
力されるロウアドレス信号、カラムアドレス信号、及び
バンク選択信号AS−0〜AS−3は、バンク15a、
15b、15c、15dにそれぞれ供給される。
【0012】前記各バンク15a、15b、15c、1
5dはメモリセルアレイ21、カラムデコーダ(CD
C)22、センスアンプ(S/A)群23、ロウデコー
ダ(RDC)24、ロウドライバ(RDRV)25、判
別回路26、記憶部制御回路27から構成されている。
5dはメモリセルアレイ21、カラムデコーダ(CD
C)22、センスアンプ(S/A)群23、ロウデコー
ダ(RDC)24、ロウドライバ(RDRV)25、判
別回路26、記憶部制御回路27から構成されている。
【0013】前記メモリセルアレイ21は、図示せぬ複
数の不揮発性メモリセルがマトリクス状に配置されてい
る。このメモリセルアレイ21は、記憶部21aを有し
ている。この記憶部21aには、後述するように、この
メモリセルアレイ21を書き込み禁止状態に設定するた
めの書き込み禁止データが選択的にセットされる。
数の不揮発性メモリセルがマトリクス状に配置されてい
る。このメモリセルアレイ21は、記憶部21aを有し
ている。この記憶部21aには、後述するように、この
メモリセルアレイ21を書き込み禁止状態に設定するた
めの書き込み禁止データが選択的にセットされる。
【0014】前記カラムデコーダ22は、前記プリデコ
ーダ13から供給されるアドレス信号に応じてメモリセ
ルアレイ21のカラムを選択する。センスアンプ群23
はカラムデコーダ21により選択されたカラムを駆動す
る。各センスアンプ群23には、データ線DQ、/DQ
(/は反転信号を示す)が接続されている。
ーダ13から供給されるアドレス信号に応じてメモリセ
ルアレイ21のカラムを選択する。センスアンプ群23
はカラムデコーダ21により選択されたカラムを駆動す
る。各センスアンプ群23には、データ線DQ、/DQ
(/は反転信号を示す)が接続されている。
【0015】前記ロウデコーダ24は、前記プリデコー
ダ13から供給されるアドレス信号に応じてメモリセル
アレイ21のロウを選択する。ロウドライバ25はロウ
デコーダ24により選択されたロウを駆動する。
ダ13から供給されるアドレス信号に応じてメモリセル
アレイ21のロウを選択する。ロウドライバ25はロウ
デコーダ24により選択されたロウを駆動する。
【0016】前記判別回路26は、前記記憶部21aに
設定されたデータに従ってバンクが書き込み可能かどう
か判別する。前記記憶部制御回路27は、記憶部21a
に対するアクセスを制御する。
設定されたデータに従ってバンクが書き込み可能かどう
か判別する。前記記憶部制御回路27は、記憶部21a
に対するアクセスを制御する。
【0017】前記メインアンプ16aは、データ線D
Q、/DQを介して前記バンク15a、15bのセンス
アンプ群23に接続されている。このメインアンプ16
aは、メモリセルアレイ21から読み出され、センスア
ンプ群23、データ線DQ、/DQを介して供給された
信号を増幅する。
Q、/DQを介して前記バンク15a、15bのセンス
アンプ群23に接続されている。このメインアンプ16
aは、メモリセルアレイ21から読み出され、センスア
ンプ群23、データ線DQ、/DQを介して供給された
信号を増幅する。
【0018】前記メインアンプ16bは、データ線D
Q、/DQを介して前記バンク15c、15dのセンス
アンプ群23に接続されている。このメインアンプ16
bは、メモリセルアレイ21から読み出され、センスア
ンプ群23、データ線DQ、/DQを介して供給された
信号を増幅する。
Q、/DQを介して前記バンク15c、15dのセンス
アンプ群23に接続されている。このメインアンプ16
bは、メモリセルアレイ21から読み出され、センスア
ンプ群23、データ線DQ、/DQを介して供給された
信号を増幅する。
【0019】前記メインアンプ16a、16bの出力信
号は出力バッファ18を介して外部に出力される。
号は出力バッファ18を介して外部に出力される。
【0020】入力バッファ19には、外部から書き込み
データが供給される。この書き込みデータは前記ライト
バッファ17a、17bに選択的に供給される。前記ラ
イトバッファ17aから出力される書き込みデータは、
データ線DQ、/DQを介してバンク15a、15bの
前記センスアンプ群23に供給される。このセンスアン
プ群23に供給された書き込みデータは、カラムデコー
ダ22、ロウデコーダ24により選択されたメモリセル
に書き込まれる。
データが供給される。この書き込みデータは前記ライト
バッファ17a、17bに選択的に供給される。前記ラ
イトバッファ17aから出力される書き込みデータは、
データ線DQ、/DQを介してバンク15a、15bの
前記センスアンプ群23に供給される。このセンスアン
プ群23に供給された書き込みデータは、カラムデコー
ダ22、ロウデコーダ24により選択されたメモリセル
に書き込まれる。
【0021】前記ライトバッファ17bから出力される
書き込みデータは、データ線DQ、/DQを介してバン
ク15c、15dの前記センスアンプ群23に供給され
る。このセンスアンプ群23に供給された書き込みデー
タは、カラムデコーダ22、ロウデコーダ24により選
択されたメモリセルに書き込まれる。
書き込みデータは、データ線DQ、/DQを介してバン
ク15c、15dの前記センスアンプ群23に供給され
る。このセンスアンプ群23に供給された書き込みデー
タは、カラムデコーダ22、ロウデコーダ24により選
択されたメモリセルに書き込まれる。
【0022】前記メインアンプ16a、16b、ライト
バッファ17a、17b、出力バッファ18、入力バッ
ファ19は前記コマンドデコーダ14の出力信号に応じ
て動作される。
バッファ17a、17b、出力バッファ18、入力バッ
ファ19は前記コマンドデコーダ14の出力信号に応じ
て動作される。
【0023】上記構成において、図1に示す半導体記憶
装置の通常動作モード時の動作について概略的に説明す
る。
装置の通常動作モード時の動作について概略的に説明す
る。
【0024】カラムアドレスバッファ11、ロウアドレ
スバッファ12は供給されたアドレス信号を波形整形す
るとともに増幅し、プリデコーダ13に供給する。プリ
デコーダ13は供給されたアドレス信号に基づき、対応
するバンク15a〜15dにロウアドレス信号、カラム
アドレス信号、及びバンク選択信号AS−0〜AS−3
を供給する。前記バンク選択信号により、活性化された
バンクのカラムデコーダ22、ロウデコーダ24は、ロ
ウアドレス信号、カラムアドレス信号に基づき、所定の
メモリセルを選択する。
スバッファ12は供給されたアドレス信号を波形整形す
るとともに増幅し、プリデコーダ13に供給する。プリ
デコーダ13は供給されたアドレス信号に基づき、対応
するバンク15a〜15dにロウアドレス信号、カラム
アドレス信号、及びバンク選択信号AS−0〜AS−3
を供給する。前記バンク選択信号により、活性化された
バンクのカラムデコーダ22、ロウデコーダ24は、ロ
ウアドレス信号、カラムアドレス信号に基づき、所定の
メモリセルを選択する。
【0025】データを書き込む場合、外部から供給され
たデータは入力バッファ19、ライトバッファ17a又
は17b、データ線対DQ、/DQを介して活性化され
ているバンク供給される。このバンクにおいて、前記ロ
ウアドレス信号、カラムアドレス信号により選択された
メモリセルにデータが書き込まれる。この際、記憶部2
1aに書き込み禁止データが設定されている場合、判定
回路26により、その書き込み禁止データが設定されて
いるバンクに対する書き込みが禁止される。
たデータは入力バッファ19、ライトバッファ17a又
は17b、データ線対DQ、/DQを介して活性化され
ているバンク供給される。このバンクにおいて、前記ロ
ウアドレス信号、カラムアドレス信号により選択された
メモリセルにデータが書き込まれる。この際、記憶部2
1aに書き込み禁止データが設定されている場合、判定
回路26により、その書き込み禁止データが設定されて
いるバンクに対する書き込みが禁止される。
【0026】一方、データを読み出す場合、活性化され
たバンクにおいて、前記ロウアドレス信号、カラムアド
レス信号により選択されたメモリセルからデータが読み
出される。このデータは、データ線対DQ、/DQを介
して対応するメインアンプ16a又は16bに供給され
る。このメインアンプ16a又は16bにより増幅され
たデータは出力バッファ18を通して外部に出力され
る。
たバンクにおいて、前記ロウアドレス信号、カラムアド
レス信号により選択されたメモリセルからデータが読み
出される。このデータは、データ線対DQ、/DQを介
して対応するメインアンプ16a又は16bに供給され
る。このメインアンプ16a又は16bにより増幅され
たデータは出力バッファ18を通して外部に出力され
る。
【0027】図2は、前記バンク15a〜15dの構成
を示している。これらバンクの構成はいずれも同一であ
るため、バンク15aについてのみ説明する。
を示している。これらバンクの構成はいずれも同一であ
るため、バンク15aについてのみ説明する。
【0028】図2において、カラムデコーダ22は複数
のアンド回路221、222〜22 nにより構成されて
いる。これらアンド回路221、222〜22nの入力
端にはカラムアドレス信号が選択的に供給される。これ
らアンド回路221、222〜22nの出力信号のう
ち、アンド回路222〜22nの出力信号はセンスアン
プ群23を構成するセンスアンプ232〜23nに直接
供給される。また、アンド回路221の出力信号はオア
回路22aを介してセンスアンプ群23を構成するセン
スアンプ231に供給される。
のアンド回路221、222〜22 nにより構成されて
いる。これらアンド回路221、222〜22nの入力
端にはカラムアドレス信号が選択的に供給される。これ
らアンド回路221、222〜22nの出力信号のう
ち、アンド回路222〜22nの出力信号はセンスアン
プ群23を構成するセンスアンプ232〜23nに直接
供給される。また、アンド回路221の出力信号はオア
回路22aを介してセンスアンプ群23を構成するセン
スアンプ231に供給される。
【0029】前記センスアンプ232〜23nはアンド
回路222〜22nの出力信号がハイレベルとなると活
性化され、データ線対DQ、/DQに接続される。ま
た、センスアンプ231はオア回路22aの出力信号が
ハイレベルとなると活性化され、データ線対DQ、/D
Qに接続される。
回路222〜22nの出力信号がハイレベルとなると活
性化され、データ線対DQ、/DQに接続される。ま
た、センスアンプ231はオア回路22aの出力信号が
ハイレベルとなると活性化され、データ線対DQ、/D
Qに接続される。
【0030】前記センスアンプ231、232〜23n
の一端部にはデータ線対DQ、/DQが接続され、他端
には各ビット線対BL1、/BL1、BL2、/BL2
〜BLn、/BLnがそれぞれ接続されている。
の一端部にはデータ線対DQ、/DQが接続され、他端
には各ビット線対BL1、/BL1、BL2、/BL2
〜BLn、/BLnがそれぞれ接続されている。
【0031】前記ロウデコーダ24は、複数のアンド回
路241、242〜24nにより構成されている。これ
らアンド回路241、242〜24nの入力端には、ロ
ウアドレス信号が選択的に供給される。これらアンド回
路241、242〜24nの出力信号のうち、アンド回
路242〜24nの出力信号は直接ロウドライバ25を
構成するドライバ回路252〜25nに供給される。ま
た、アンド回路241の出力信号はオア回路24aを介
してドライバ回路251に供給される。ロウアドレス信
号に応じて選択されたドライバ回路251、252〜2
5nの出力信号はハイレベルになるものとする。
路241、242〜24nにより構成されている。これ
らアンド回路241、242〜24nの入力端には、ロ
ウアドレス信号が選択的に供給される。これらアンド回
路241、242〜24nの出力信号のうち、アンド回
路242〜24nの出力信号は直接ロウドライバ25を
構成するドライバ回路252〜25nに供給される。ま
た、アンド回路241の出力信号はオア回路24aを介
してドライバ回路251に供給される。ロウアドレス信
号に応じて選択されたドライバ回路251、252〜2
5nの出力信号はハイレベルになるものとする。
【0032】前記ドライバ回路251、252〜25n
の出力端はワード線WL1、WL2〜WLnにそれぞれ
接続されている。
の出力端はワード線WL1、WL2〜WLnにそれぞれ
接続されている。
【0033】メモリセルアレイ21において、前記各ビ
ット線対BL1、/BL1、BL2、/BL2〜BL
n、/BLnと、ワード線WL1、WL2〜WLnの交
差部には、メモリセルMCが接続される。これらメモリ
セルMCの構成の一例を図11、図12に示す。
ット線対BL1、/BL1、BL2、/BL2〜BL
n、/BLnと、ワード線WL1、WL2〜WLnの交
差部には、メモリセルMCが接続される。これらメモリ
セルMCの構成の一例を図11、図12に示す。
【0034】さらに、前記ワード線WL1とビット線対
BL1、/BL1の交差部には、バンクの書き込み禁止
データを記憶する前記記憶部21aが設けられている。
この記憶部21aの構成は、他のメモリセルMCと同様
の構成とされている。
BL1、/BL1の交差部には、バンクの書き込み禁止
データを記憶する前記記憶部21aが設けられている。
この記憶部21aの構成は、他のメモリセルMCと同様
の構成とされている。
【0035】前記判別回路26には、各バンクを書き込
み可能状態に設定するための信号PRG、判別回路内2
6内に設けられた後述するラッチ回路を初期化するため
の信号INI、所定のバンクを選択するバンク選択信号
AS−i(iはバンクの番号0〜3)、書き込み、読み
出しのどちらを行っているかを示す信号WRが供給され
るとともに、データ線対DQ、/DQを介してセンスア
ンプの出力信号が供給されている。判別回路26の出力
信号BAは、ロウデコーダ24を構成する全てのアンド
回路241、242〜24nに供給されている。
み可能状態に設定するための信号PRG、判別回路内2
6内に設けられた後述するラッチ回路を初期化するため
の信号INI、所定のバンクを選択するバンク選択信号
AS−i(iはバンクの番号0〜3)、書き込み、読み
出しのどちらを行っているかを示す信号WRが供給され
るとともに、データ線対DQ、/DQを介してセンスア
ンプの出力信号が供給されている。判別回路26の出力
信号BAは、ロウデコーダ24を構成する全てのアンド
回路241、242〜24nに供給されている。
【0036】記憶部制御回路27a、27bには、前記
信号PRG、信号INI、信号AS−iが供給される。
これら記憶部制御回路27a、27bは、後述するよう
に、同一構成とされている。前記記憶部制御回路27a
の出力信号SCは、前記オア回路24aに供給され、前
記記憶部制御回路27bの出力信号SCは、パルス生成
回路32に供給され、パルス生成回路32の出力信号は
前記オア回路22に供給される。パルス生成回路32は
出力信号SCの立ち上がりに同期して、予め設定した幅
のパルス信号を予め設定した時間遅延して出力する。
信号PRG、信号INI、信号AS−iが供給される。
これら記憶部制御回路27a、27bは、後述するよう
に、同一構成とされている。前記記憶部制御回路27a
の出力信号SCは、前記オア回路24aに供給され、前
記記憶部制御回路27bの出力信号SCは、パルス生成
回路32に供給され、パルス生成回路32の出力信号は
前記オア回路22に供給される。パルス生成回路32は
出力信号SCの立ち上がりに同期して、予め設定した幅
のパルス信号を予め設定した時間遅延して出力する。
【0037】さらに、前記カラムデコーダ22のアンド
回路221の出力信号、及び前記ロウデコーダ24のア
ンド回路241の出力信号はアンド回路28に供給され
る。前記オア回路22aの出力端と接地間にはNチャネ
ルMOSトランジスタ29が接続され、前記ドライバ回
路251の出力端と接地間にはNチャネルMOSトラン
ジスタ30が接続されている。これらトランジスタ2
9、30のゲートには前記アンド回路28の出力信号が
供給されている。これらアンド回路28、トランジスタ
29、30は、通常動作モード時に、記憶部21aを非
選択とする書き込み禁止回路31を構成している。
回路221の出力信号、及び前記ロウデコーダ24のア
ンド回路241の出力信号はアンド回路28に供給され
る。前記オア回路22aの出力端と接地間にはNチャネ
ルMOSトランジスタ29が接続され、前記ドライバ回
路251の出力端と接地間にはNチャネルMOSトラン
ジスタ30が接続されている。これらトランジスタ2
9、30のゲートには前記アンド回路28の出力信号が
供給されている。これらアンド回路28、トランジスタ
29、30は、通常動作モード時に、記憶部21aを非
選択とする書き込み禁止回路31を構成している。
【0038】上記構成において、判別回路26と記憶部
制御回路27a、27bの動作について、設定モード、
初期化モード、通常動作モードの3状態に分けて説明す
る。
制御回路27a、27bの動作について、設定モード、
初期化モード、通常動作モードの3状態に分けて説明す
る。
【0039】判別回路26と記憶部制御回路27a、2
7bは、信号PRGがハイレベルになると設定モードに
移行する。判別回路26と記憶部制御回路27a、27
bは信号PRGがローレベルとなり、信号INIがハイ
レベルになると初期化モードに移行し、ローレベルにな
ると通常動作モードに移行する。
7bは、信号PRGがハイレベルになると設定モードに
移行する。判別回路26と記憶部制御回路27a、27
bは信号PRGがローレベルとなり、信号INIがハイ
レベルになると初期化モードに移行し、ローレベルにな
ると通常動作モードに移行する。
【0040】書き込みが行われるとき、信号WRはハイ
レベルとされ、読み出しが行われるとき信号WRはロー
レベルとされる。選択されたバンクに供給されるバンク
選択信号AS−iはハイレベルとされ、ローレベルの場
合、そのバンクは選択されないものとする。
レベルとされ、読み出しが行われるとき信号WRはロー
レベルとされる。選択されたバンクに供給されるバンク
選択信号AS−iはハイレベルとされ、ローレベルの場
合、そのバンクは選択されないものとする。
【0041】先ず、設定モードの動作について説明す
る。この設定モードは、任意のバンクの記憶部21a
に、そのバンクに対する書き込みを禁止するための書き
込み禁止データを設定する。設定モードにおいて、信号
PRGがハイレベルになるため、判別回路26から出力
される信号BAはローレベルに固定される。この信号B
Aはロウデコーダ24を構成する全てのアンド回路24
1、242〜24nに供給される。このため、アンド回
路241、242〜24nは、ロウアドレス信号に拘わ
らずローレベルの信号を出力する。このため、ドライバ
回路251、252〜25nは、アンド回路241、2
42〜24nの出力信号によりワード線を選択しない。
る。この設定モードは、任意のバンクの記憶部21a
に、そのバンクに対する書き込みを禁止するための書き
込み禁止データを設定する。設定モードにおいて、信号
PRGがハイレベルになるため、判別回路26から出力
される信号BAはローレベルに固定される。この信号B
Aはロウデコーダ24を構成する全てのアンド回路24
1、242〜24nに供給される。このため、アンド回
路241、242〜24nは、ロウアドレス信号に拘わ
らずローレベルの信号を出力する。このため、ドライバ
回路251、252〜25nは、アンド回路241、2
42〜24nの出力信号によりワード線を選択しない。
【0042】このとき、記憶部制御回路27a、27b
は、信号PRGがハイレベル、信号INIがハイレベル
になるため、記憶部21aを構成するメモリセルに書き
込みを行うために必要な動作を行う。すなわち、記憶部
制御回路27a、27bの出力信号SCはそれぞれハイ
レベルになる。このため、オア回路22a、24aの出
力信号は共にハイレベルになり、センスアンプ231が
活性化されるとともに、ドライバ回路251が活性化さ
れる。したがって、ビット線対BL1、/BL1とワー
ド線WL1により記憶部21aが選択される。
は、信号PRGがハイレベル、信号INIがハイレベル
になるため、記憶部21aを構成するメモリセルに書き
込みを行うために必要な動作を行う。すなわち、記憶部
制御回路27a、27bの出力信号SCはそれぞれハイ
レベルになる。このため、オア回路22a、24aの出
力信号は共にハイレベルになり、センスアンプ231が
活性化されるとともに、ドライバ回路251が活性化さ
れる。したがって、ビット線対BL1、/BL1とワー
ド線WL1により記憶部21aが選択される。
【0043】記憶部21aに接続されるバンク選択信号
AS−iがハイレベルとなり、バンクが選択されると、
データ線対DQ、/DQを介して供給されるデータが記
憶部21aに書き込まれる。判別回路26は記憶部21
aのデータを取り込むためにデータ線対DQ、/DQに
接続されている。しかし、設定モードではデータ線対D
Q、/DQのデータを取り込まないように制御されてい
る。
AS−iがハイレベルとなり、バンクが選択されると、
データ線対DQ、/DQを介して供給されるデータが記
憶部21aに書き込まれる。判別回路26は記憶部21
aのデータを取り込むためにデータ線対DQ、/DQに
接続されている。しかし、設定モードではデータ線対D
Q、/DQのデータを取り込まないように制御されてい
る。
【0044】このように、各バンクが書き込み可能かど
うかという書き込み禁止データが書き込まれると、その
データに基づき不揮発性半導体記憶装置としての動作が
可能となる。
うかという書き込み禁止データが書き込まれると、その
データに基づき不揮発性半導体記憶装置としての動作が
可能となる。
【0045】次に、不揮発性半導体記憶装置を書き込み
禁止状態として動作させる場合について説明する。
禁止状態として動作させる場合について説明する。
【0046】この不揮発性半導体記憶装置は、電源投入
後、データの読み出し、書き込みをする前に初期化モー
ドとされ、判別回路26に記憶部21aのデータが取り
込まれる。
後、データの読み出し、書き込みをする前に初期化モー
ドとされ、判別回路26に記憶部21aのデータが取り
込まれる。
【0047】先ず、初期化モードでの判別回路26、記
憶部制御回路27について説明する。初期化モードにお
いて、信号PRGはローレベルとされ、信号INIはハ
イレベルとされる。記憶部制御回路27a、27bは記
憶部21aのメモリセルからデータを読み出すために必
要な動作を行う。すなわち、記憶部制御回路27a、2
7bの出力信号SCはハイレベルとなり、オア回路22
a、24aの出力信号がハイレベルになる。このため、
記憶部21aに接続されるセンスアンプ231、ドライ
バ回路251が活性化され、ビット線対BL1、/BL
1、ワード線WL1により、記憶部21aが選択され
る。これにより、記憶部21aから読み出されたデータ
は、センスアンプ231、及びデータ線対DQ、/DQ
を介して判別回路26に供給される。このデータは信号
INIがハイレベルのとき、判別回路26の後述するラ
ッチ回路に保持される。
憶部制御回路27について説明する。初期化モードにお
いて、信号PRGはローレベルとされ、信号INIはハ
イレベルとされる。記憶部制御回路27a、27bは記
憶部21aのメモリセルからデータを読み出すために必
要な動作を行う。すなわち、記憶部制御回路27a、2
7bの出力信号SCはハイレベルとなり、オア回路22
a、24aの出力信号がハイレベルになる。このため、
記憶部21aに接続されるセンスアンプ231、ドライ
バ回路251が活性化され、ビット線対BL1、/BL
1、ワード線WL1により、記憶部21aが選択され
る。これにより、記憶部21aから読み出されたデータ
は、センスアンプ231、及びデータ線対DQ、/DQ
を介して判別回路26に供給される。このデータは信号
INIがハイレベルのとき、判別回路26の後述するラ
ッチ回路に保持される。
【0048】このようにして、バンクが書き込み可能か
否かというデータが判別回路26に記憶された後、通常
の不揮発性半導体記憶装置と同様に読み出しができ、書
き込みが可能なバンクにはデータが書き込めるようにな
る。
否かというデータが判別回路26に記憶された後、通常
の不揮発性半導体記憶装置と同様に読み出しができ、書
き込みが可能なバンクにはデータが書き込めるようにな
る。
【0049】すなわち、通常動作モード時において、信
号PRGがローレベル、且つ信号INIがローレベルと
されている。データの書き込みを行う場合、信号WRが
ハイレベルとされ、AS−iがハイレベルとされたバン
ク(選択されたバンク)の所定のセルにデータが書き込
まれる。
号PRGがローレベル、且つ信号INIがローレベルと
されている。データの書き込みを行う場合、信号WRが
ハイレベルとされ、AS−iがハイレベルとされたバン
ク(選択されたバンク)の所定のセルにデータが書き込
まれる。
【0050】このとき、選択されたバンクが書き込み禁
止である場合、判別回路26の出力信号BAはローレベ
ルに固定される。したがって、ワード線が選択されない
ため書き込みができない。このバンクに書き込みができ
る場合は、判別回路26の出力信号BAがハイレベルと
なり、ワード線が選択できる状態の場合である。このと
き、記憶部制御回路27a、27bの出力信号はローレ
ベルに固定されている。
止である場合、判別回路26の出力信号BAはローレベ
ルに固定される。したがって、ワード線が選択されない
ため書き込みができない。このバンクに書き込みができ
る場合は、判別回路26の出力信号BAがハイレベルと
なり、ワード線が選択できる状態の場合である。このと
き、記憶部制御回路27a、27bの出力信号はローレ
ベルに固定されている。
【0051】また、通常動作モード時にロウアドレス信
号、及びカラムアドレス信号により記憶部21aを選択
しようとすると、書き込み禁止回路31が動作する。す
なわち、通常動作モード時にアンド回路241と、アン
ド回路221の出力信号が同時にハイレベルになった場
合、アンド回路28の出力信号がハイレベルとなる。こ
のため、NチャネルMOSトランジスタ29、30が導
通し、記憶部21aを選択するワード線WL1はハイレ
ベルにならず、センスアンプ231も動作しない。した
がって、通常動作モード時に記憶部21aに書き込みが
行われ、書き込み禁止データが書き換えられてしまうこ
とを防止できる。
号、及びカラムアドレス信号により記憶部21aを選択
しようとすると、書き込み禁止回路31が動作する。す
なわち、通常動作モード時にアンド回路241と、アン
ド回路221の出力信号が同時にハイレベルになった場
合、アンド回路28の出力信号がハイレベルとなる。こ
のため、NチャネルMOSトランジスタ29、30が導
通し、記憶部21aを選択するワード線WL1はハイレ
ベルにならず、センスアンプ231も動作しない。した
がって、通常動作モード時に記憶部21aに書き込みが
行われ、書き込み禁止データが書き換えられてしまうこ
とを防止できる。
【0052】図3は、前記判別回路26の一例を示して
いる。前記信号INIはアンド回路26aの一方入力端
に供給され、前記信号PRGはインバータ回路26bを
介してアンド回路26aの他方入力端に供給されてい
る。
いる。前記信号INIはアンド回路26aの一方入力端
に供給され、前記信号PRGはインバータ回路26bを
介してアンド回路26aの他方入力端に供給されてい
る。
【0053】また、前記データ線DQは、パスゲート2
6cの一端部に接続されている。このパスゲート26c
は前記アンド回路26aの出力信号及びインバータ回路
26dにより反転されたアンド回路26aの出力信号に
より制御される。このパスゲート26cの他端部には2
つのインバータ回路により構成されたラッチ回路26e
の入力端が接続されている。このラッチ回路26eの出
力端はパスゲート26fの一端部に接続されている。
6cの一端部に接続されている。このパスゲート26c
は前記アンド回路26aの出力信号及びインバータ回路
26dにより反転されたアンド回路26aの出力信号に
より制御される。このパスゲート26cの他端部には2
つのインバータ回路により構成されたラッチ回路26e
の入力端が接続されている。このラッチ回路26eの出
力端はパスゲート26fの一端部に接続されている。
【0054】一方、パスゲート26gの一端部には電源
VDDが供給されている。これらパスゲート26f、2
6gは、前記信号WR及びインバータ回路26hにより
反転された信号により相補的に導通制御される。これら
パスゲート26f、26gの他端は共通接続されてい
る。この接続ノードN1はアンド回路26iの一方入力
端に接続されている。このアンド回路26iの他方入力
端にはバンク選択信号AS−iが供給されている。この
アンド回路26iの出力端から前記信号BAが出力され
る。さらに、このアンド回路26iの出力端と接地間に
はNチャネルMOSトランジスタ26jが接続されてい
る。このトランジスタ26jのゲートには、オア回路2
6kの出力端が接続されている。このオア回路26kの
入力端には前記信号INI、及び信号PRGが供給され
る。
VDDが供給されている。これらパスゲート26f、2
6gは、前記信号WR及びインバータ回路26hにより
反転された信号により相補的に導通制御される。これら
パスゲート26f、26gの他端は共通接続されてい
る。この接続ノードN1はアンド回路26iの一方入力
端に接続されている。このアンド回路26iの他方入力
端にはバンク選択信号AS−iが供給されている。この
アンド回路26iの出力端から前記信号BAが出力され
る。さらに、このアンド回路26iの出力端と接地間に
はNチャネルMOSトランジスタ26jが接続されてい
る。このトランジスタ26jのゲートには、オア回路2
6kの出力端が接続されている。このオア回路26kの
入力端には前記信号INI、及び信号PRGが供給され
る。
【0055】上記構成において、パスゲート26cは、
信号PRGがハイレベルのときと、信号INIがローレ
ベルのとき非導通となり、データ線DQの信号を伝搬さ
せない。すなわち、設定モードと通常動作モードのとき
にデータ線DQの信号を取り込まない。
信号PRGがハイレベルのときと、信号INIがローレ
ベルのとき非導通となり、データ線DQの信号を伝搬さ
せない。すなわち、設定モードと通常動作モードのとき
にデータ線DQの信号を取り込まない。
【0056】また、信号PRGがローレベル、且つ信号
INIがハイレベルのとき導通され、データ線DQの信
号をラッチ回路26eに伝播する。すなわち、初期化モ
ードにおいて、データ線DQの信号を取り込む。
INIがハイレベルのとき導通され、データ線DQの信
号をラッチ回路26eに伝播する。すなわち、初期化モ
ードにおいて、データ線DQの信号を取り込む。
【0057】一方、信号WRがハイレベルのとき、すな
わち、書き込みのとき、パスゲート26fが導通する。
このため、ラッチ回路26eにラッチされたデータはパ
スゲート26fを介してアンド回路26iに供給され
る。
わち、書き込みのとき、パスゲート26fが導通する。
このため、ラッチ回路26eにラッチされたデータはパ
スゲート26fを介してアンド回路26iに供給され
る。
【0058】書き込み禁止のときに、ラッチ回路26e
の入力端にハイレベル信号がラッチされるように設定し
た場合、信号WRがハイレベルのとき、接続ノードN1
がローレベルになる。このため、信号BAはローレベル
に固定される。したがって、ワード線が非選択状態にな
り、メモリセルアレイ21の書き込みが禁止される。
の入力端にハイレベル信号がラッチされるように設定し
た場合、信号WRがハイレベルのとき、接続ノードN1
がローレベルになる。このため、信号BAはローレベル
に固定される。したがって、ワード線が非選択状態にな
り、メモリセルアレイ21の書き込みが禁止される。
【0059】また、信号WRがローレベルのとき、すな
わち、読み出しのとき、パスゲート26gが導通する。
パスゲート26gの一端部はハイレベル(VDD)に固
定されているため、接続ノードN1はハイレベルとな
る。このため、読み出し時に、バンク選択信号AS−i
がハイレベルになると、信号BAがハイレベルになり、
ワード線が選択可能とされる。したがって、ラッチ回路
26eにハイレベルがラッチされた書き込み禁止状態で
も読み出しは可能になる。
わち、読み出しのとき、パスゲート26gが導通する。
パスゲート26gの一端部はハイレベル(VDD)に固
定されているため、接続ノードN1はハイレベルとな
る。このため、読み出し時に、バンク選択信号AS−i
がハイレベルになると、信号BAがハイレベルになり、
ワード線が選択可能とされる。したがって、ラッチ回路
26eにハイレベルがラッチされた書き込み禁止状態で
も読み出しは可能になる。
【0060】さらに、オア回路26kに供給される信号
PRG又は信号INIがハイレベルのとき、すなわち、
設定モード又は初期化モードのとき、トランジスタ26
jが導通される。このため、信号BAはローレベルに固
定され、ワード線が全て非選択状態とされる。
PRG又は信号INIがハイレベルのとき、すなわち、
設定モード又は初期化モードのとき、トランジスタ26
jが導通される。このため、信号BAはローレベルに固
定され、ワード線が全て非選択状態とされる。
【0061】図4は、前記記憶部制御回路27a、27
bの一例を示している。
bの一例を示している。
【0062】図4において、信号INIと信号AS−i
はアンド回路27cに供給されている。アンド回路27
cの出力信号はパスゲート27dの一端部に供給され
る。また、前記信号INIはパスゲート27eの一端部
に供給される。これらパスゲート27d、27eは、前
記信号PRGとインバータ回路27fにより反転された
信号PRGとにより、相補的に動作される。これらパス
ゲート27dとパスゲート27eの他端部は共通接続さ
れている。
はアンド回路27cに供給されている。アンド回路27
cの出力信号はパスゲート27dの一端部に供給され
る。また、前記信号INIはパスゲート27eの一端部
に供給される。これらパスゲート27d、27eは、前
記信号PRGとインバータ回路27fにより反転された
信号PRGとにより、相補的に動作される。これらパス
ゲート27dとパスゲート27eの他端部は共通接続さ
れている。
【0063】信号PRGがハイレベルのとき、すなわ
ち、設定モードのとき、パスゲート27dが導通する。
このため、アンド回路27cの出力信号がパスゲート2
7dを介して記憶部制御回路27a、27bの出力信号
SCとして出力される。設定モードでは、設定するバン
クを選んでバンク毎に書き込み禁止データを書き込むの
で、バンクを指定する必要がある。設定モードでは、信
号INIがハイレベル且つバンク選択信号AS−iがハ
イレベルのとき、信号SCがハイレベルになる。このた
め、バンク選択信号AS−iにより選択されたバンクの
ワード線WL1がハイレベルになり、センスアンプ23
1及びビット線対BL1、/BL1がデータ線対DQ、
/DQに接続される。したがって、記憶部21aにデー
タを書き込める状態になる。
ち、設定モードのとき、パスゲート27dが導通する。
このため、アンド回路27cの出力信号がパスゲート2
7dを介して記憶部制御回路27a、27bの出力信号
SCとして出力される。設定モードでは、設定するバン
クを選んでバンク毎に書き込み禁止データを書き込むの
で、バンクを指定する必要がある。設定モードでは、信
号INIがハイレベル且つバンク選択信号AS−iがハ
イレベルのとき、信号SCがハイレベルになる。このた
め、バンク選択信号AS−iにより選択されたバンクの
ワード線WL1がハイレベルになり、センスアンプ23
1及びビット線対BL1、/BL1がデータ線対DQ、
/DQに接続される。したがって、記憶部21aにデー
タを書き込める状態になる。
【0064】また、初期化は各バンクに対して同時に行
うことができるため、バンクを指定する必要はない。信
号PRGがローレベルで、信号INIがハイレベルにな
ると、すなわち、初期化モードになるとパスゲート27
eが導通する。このため、信号INIがパスゲート27
eを介して出力される。このため、信号SCはハイレベ
ルになる。このとき、選択されたバンクの記憶部21a
に対応するワード線WL1がハイレベルになり、センス
アンプ231、及びビット線対BL1、/BL1がデー
タ線対DQ、/DQに接続される。したがって、記憶部
21aに記憶されたデータを読み出すことができる。
うことができるため、バンクを指定する必要はない。信
号PRGがローレベルで、信号INIがハイレベルにな
ると、すなわち、初期化モードになるとパスゲート27
eが導通する。このため、信号INIがパスゲート27
eを介して出力される。このため、信号SCはハイレベ
ルになる。このとき、選択されたバンクの記憶部21a
に対応するワード線WL1がハイレベルになり、センス
アンプ231、及びビット線対BL1、/BL1がデー
タ線対DQ、/DQに接続される。したがって、記憶部
21aに記憶されたデータを読み出すことができる。
【0065】上記第1の実施例によれば、各バンク15
a〜15dに、判別回路26及び記憶部制御回路27
a、27bを設け、これら判別回路26及び記憶部制御
回路27a、27bにより、メモリセルアレイ21に設
けられた記憶部21aに書き込み禁止データを設定可能
としている。このため、記憶部21aに書き込み禁止デ
ータが設定されたバンクのメモリセルアレイに対して
は、書き込みを禁止し読み出しのみを可能とし、書き込
み禁止データが設定されていないバンクのメモリセルア
レイに対しては書き込み及び読み出しが可能とされる。
したがって、書き込みが禁止されたメモリセルアレイに
重要なプログラムやデータを記憶することにより、この
プログラムやデータが破壊されることを防止できる。
a〜15dに、判別回路26及び記憶部制御回路27
a、27bを設け、これら判別回路26及び記憶部制御
回路27a、27bにより、メモリセルアレイ21に設
けられた記憶部21aに書き込み禁止データを設定可能
としている。このため、記憶部21aに書き込み禁止デ
ータが設定されたバンクのメモリセルアレイに対して
は、書き込みを禁止し読み出しのみを可能とし、書き込
み禁止データが設定されていないバンクのメモリセルア
レイに対しては書き込み及び読み出しが可能とされる。
したがって、書き込みが禁止されたメモリセルアレイに
重要なプログラムやデータを記憶することにより、この
プログラムやデータが破壊されることを防止できる。
【0066】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0067】第1の実施例において、各バンク15a、
15bとメインアンプ16a、ライトバッファ17aの
相互間にはそれぞれデータ線対DQ、/DQが接続さ
れ、各バンク15c、15dとメインアンプ16b、ラ
イトバッファ17bの相互間にはそれぞれデータ線対D
Q、/DQが接続されている。これに対して、第2の実
施例では、バンク15aとバンク15bとでデータ線対
DQ、/DQが共有され、バンク15cとバンク15d
とでデータ線対DQ、/DQが共有されている場合につ
いて説明する。
15bとメインアンプ16a、ライトバッファ17aの
相互間にはそれぞれデータ線対DQ、/DQが接続さ
れ、各バンク15c、15dとメインアンプ16b、ラ
イトバッファ17bの相互間にはそれぞれデータ線対D
Q、/DQが接続されている。これに対して、第2の実
施例では、バンク15aとバンク15bとでデータ線対
DQ、/DQが共有され、バンク15cとバンク15d
とでデータ線対DQ、/DQが共有されている場合につ
いて説明する。
【0068】図5は、第2の実施例を示している。バン
ク15aとバンク15bとでデータ線対DQ、/DQが
共有され、バンク15cとバンク15dとでデータ線対
DQ、/DQが共有されている。このように、バンク1
5aとバンク15bとでデータ線対DQ、/DQを共有
し、バンク15cとバンク15dとでデータ線対DQ、
/DQを共有した場合、初期化モードにおいて記憶部2
1aから読み出したデータをラッチ回路26eにラッチ
する場合、あるバンクから読み出したデータがそのバン
ク内の判別回路26にのみ供給される必要がある。
ク15aとバンク15bとでデータ線対DQ、/DQが
共有され、バンク15cとバンク15dとでデータ線対
DQ、/DQが共有されている。このように、バンク1
5aとバンク15bとでデータ線対DQ、/DQを共有
し、バンク15cとバンク15dとでデータ線対DQ、
/DQを共有した場合、初期化モードにおいて記憶部2
1aから読み出したデータをラッチ回路26eにラッチ
する場合、あるバンクから読み出したデータがそのバン
ク内の判別回路26にのみ供給される必要がある。
【0069】そこで、第2の実施例では、判別回路26
の構成を工夫している。
の構成を工夫している。
【0070】図6は、第2の実施例に適用される判別回
路26の一例を示すものであり、図3と同一部分には同
一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
路26の一例を示すものであり、図3と同一部分には同
一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0071】図6において、図3に示す判別回路と相違
するのは、アンド回路26aの入力信号である。この実
施例の場合、アンド回路26aの入力端にバンク選択信
号AS−iが供給されている。このため、バンク毎に設
けられた判別回路26は同時に初期化できず、バンク選
択信号AS−iで指定されたバンクの判別回路26にの
みデータ線DQ、/DQの信号を取り込むことができ
る。
するのは、アンド回路26aの入力信号である。この実
施例の場合、アンド回路26aの入力端にバンク選択信
号AS−iが供給されている。このため、バンク毎に設
けられた判別回路26は同時に初期化できず、バンク選
択信号AS−iで指定されたバンクの判別回路26にの
みデータ線DQ、/DQの信号を取り込むことができ
る。
【0072】図7は、第2の実施例に適用される記憶部
制御回路27の一例を示している。図6に示す判別回路
26を用いた場合、記憶部制御回路27は1つのナンド
回路27gにより構成される。このナンド回路27gの
入力端には信号INIとバンク選択信号AS−iが供給
される。
制御回路27の一例を示している。図6に示す判別回路
26を用いた場合、記憶部制御回路27は1つのナンド
回路27gにより構成される。このナンド回路27gの
入力端には信号INIとバンク選択信号AS−iが供給
される。
【0073】図7に示す記憶部制御回路27を用いた場
合、設定モードと初期化モードの両モードにおいて、バ
ンクを指定する必要がある。前記信号INIは設定モー
ドと初期化モードにおいてハイレベルとされる。このた
め、バンク選択信号AS−iがハイレベルとされたバン
クに対して信号SCが出力される。したがって、選択さ
れたバンクの記憶部21aをアクセスすることができ
る。
合、設定モードと初期化モードの両モードにおいて、バ
ンクを指定する必要がある。前記信号INIは設定モー
ドと初期化モードにおいてハイレベルとされる。このた
め、バンク選択信号AS−iがハイレベルとされたバン
クに対して信号SCが出力される。したがって、選択さ
れたバンクの記憶部21aをアクセスすることができ
る。
【0074】上記第2の実施例によれば、隣接するバン
クの相互間でデータ線対DQ、/DQを共有することが
できる。したがって、各バンクとメインアンプ16、ラ
イトバッファ17を接続する配線の数を減すことができ
るため、面積を削減できる。
クの相互間でデータ線対DQ、/DQを共有することが
できる。したがって、各バンクとメインアンプ16、ラ
イトバッファ17を接続する配線の数を減すことができ
るため、面積を削減できる。
【0075】しかも、初期化モードにおいて、選択され
たバンクの記憶部21aから読み出したデータを、その
選択されたバンクの判別回路26のみに供給することが
できる。したがって、ラッチ回路26eに対するデータ
の誤設定を防止できる。
たバンクの記憶部21aから読み出したデータを、その
選択されたバンクの判別回路26のみに供給することが
できる。したがって、ラッチ回路26eに対するデータ
の誤設定を防止できる。
【0076】(第3の実施例)図8は、本発明の第3の
実施例を示している。第3の実施例もバンク15aとバ
ンク15bとでデータ線対DQ、/DQを共有し、バン
ク15cとバンク15dとでデータ線対DQ、/DQを
共有している。この際、各データ線対DQ、/DQにD
Q線遮断回路51a、51bを設けている。このDQ線
遮断回路51a、51bは、初期化モードにおいて、デ
ータ線対DQ、/DQを遮断する。したがって、データ
線対DQ、/DQを共有するバンク相互間でデータの干
渉を防止することができる。
実施例を示している。第3の実施例もバンク15aとバ
ンク15bとでデータ線対DQ、/DQを共有し、バン
ク15cとバンク15dとでデータ線対DQ、/DQを
共有している。この際、各データ線対DQ、/DQにD
Q線遮断回路51a、51bを設けている。このDQ線
遮断回路51a、51bは、初期化モードにおいて、デ
ータ線対DQ、/DQを遮断する。したがって、データ
線対DQ、/DQを共有するバンク相互間でデータの干
渉を防止することができる。
【0077】図9は、DQ線遮断回路51a、51bの
一例を示している。これらDQ線遮断回路51a、51
bは同一構成であるため、DQ線遮断回路51aについ
てのみ説明する。
一例を示している。これらDQ線遮断回路51a、51
bは同一構成であるため、DQ線遮断回路51aについ
てのみ説明する。
【0078】図9において、パスゲート51eの一端部
には信号INIが供給され、パスゲート51fの一端部
は接地されている。これらパスゲート51e、51fの
他端部は接続ノードN2に共通接続されている。これら
パスゲート51e、51fは信号PRG及びインバータ
回路51gにより反転された信号PRGにより、相補的
に動作される。
には信号INIが供給され、パスゲート51fの一端部
は接地されている。これらパスゲート51e、51fの
他端部は接続ノードN2に共通接続されている。これら
パスゲート51e、51fは信号PRG及びインバータ
回路51gにより反転された信号PRGにより、相補的
に動作される。
【0079】また、データ線DQにはパスゲート51h
が挿入接続され、データ線/DQにはパスゲート51i
が挿入接続されている。これらパスゲート51h、51
iは前記接続ノードN2の信号、及びインバータ回路5
1jにより反転された接続ノードN2の信号により同時
に導通、又は非導通とされる。
が挿入接続され、データ線/DQにはパスゲート51i
が挿入接続されている。これらパスゲート51h、51
iは前記接続ノードN2の信号、及びインバータ回路5
1jにより反転された接続ノードN2の信号により同時
に導通、又は非導通とされる。
【0080】例えば設定モード時、信号PRG、信号I
NIは共にハイレベルとされる。このため、パスゲート
51fが導通し、接続ノードN2はローレベルとされ
る。したがって、パスゲート51h、51iは共に導通
とされ、データ線DQ、/DQが接続される。
NIは共にハイレベルとされる。このため、パスゲート
51fが導通し、接続ノードN2はローレベルとされ
る。したがって、パスゲート51h、51iは共に導通
とされ、データ線DQ、/DQが接続される。
【0081】また、初期化モードにおいて、信号PRG
はローレベル、信号INIはハイレベルとされる。この
ため、パスゲート51eが導通し、接続ノードN2は信
号INIに応じてハイレベルとされる。したがって、パ
スゲート51h、51iの両方が非導通となり、データ
線DQ、/DQが遮断される。
はローレベル、信号INIはハイレベルとされる。この
ため、パスゲート51eが導通し、接続ノードN2は信
号INIに応じてハイレベルとされる。したがって、パ
スゲート51h、51iの両方が非導通となり、データ
線DQ、/DQが遮断される。
【0082】また、通常モードにおいて、信号PRGは
ローレベル、信号INIはローレベルになる。このた
め、パスゲート51eが導通され、接続ノードN2は信
号INIに応じてローレベルになる。したがって、パス
ゲート51h、51iの両方が導通氏、データ線DQ、
/DQが接続される。
ローレベル、信号INIはローレベルになる。このた
め、パスゲート51eが導通され、接続ノードN2は信
号INIに応じてローレベルになる。したがって、パス
ゲート51h、51iの両方が導通氏、データ線DQ、
/DQが接続される。
【0083】上記第3の実施例によれば、バンク相互に
共有接続されたデータ線DQ、/DQにDQ線遮断回路
51a、51bを挿入接続し、これらDQ線遮断回路5
1a、51bにより、初期化モード時にデータ線DQ、
/DQを遮断している。このため、初期化モード時に選
択されたバンクの記憶部21aから読み出されたデータ
をそのバンクの判別回路にのみ供給することができる。
したがって、データの誤設定を防止することができる。
共有接続されたデータ線DQ、/DQにDQ線遮断回路
51a、51bを挿入接続し、これらDQ線遮断回路5
1a、51bにより、初期化モード時にデータ線DQ、
/DQを遮断している。このため、初期化モード時に選
択されたバンクの記憶部21aから読み出されたデータ
をそのバンクの判別回路にのみ供給することができる。
したがって、データの誤設定を防止することができる。
【0084】また、第2の実施例の場合、初期化モード
時に複数のバンクの判別回路に書き込み禁止データを同
時に設定することが困難であるが、第3の実施例の場
合、初期化モード時にDQ線遮断回路51a、51bに
よってデータ線DQ、/DQを遮断している。このた
め、複数のバンクの判別回路に書き込み禁止データを同
時に設定することができる。したがって、第2の実施例
に比べて判別回路への書き込み禁止データの設定動作を
高速化することができる。
時に複数のバンクの判別回路に書き込み禁止データを同
時に設定することが困難であるが、第3の実施例の場
合、初期化モード時にDQ線遮断回路51a、51bに
よってデータ線DQ、/DQを遮断している。このた
め、複数のバンクの判別回路に書き込み禁止データを同
時に設定することができる。したがって、第2の実施例
に比べて判別回路への書き込み禁止データの設定動作を
高速化することができる。
【0085】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例について説明する。第1乃至第3の実施例におい
て、判別回路26はラッチ回路26eを有し、このラッ
チ回路26eに記憶部21aから読み出した書き込み禁
止データを保持している。
施例について説明する。第1乃至第3の実施例におい
て、判別回路26はラッチ回路26eを有し、このラッ
チ回路26eに記憶部21aから読み出した書き込み禁
止データを保持している。
【0086】これに対して、第4の実施例はラッチ回路
に代えてヒューズにより、書き込み禁止データを保持し
ている。
に代えてヒューズにより、書き込み禁止データを保持し
ている。
【0087】図10は、第4の実施例に適用される判別
回路61を示している。図10において、電源電圧VD
Dが供給されるノードと接地間にはヒューズ61a、6
1bが直列接続されている。これらヒューズ61a、6
1bの接続ノードはパスゲート61cの一端部に接続さ
れている。
回路61を示している。図10において、電源電圧VD
Dが供給されるノードと接地間にはヒューズ61a、6
1bが直列接続されている。これらヒューズ61a、6
1bの接続ノードはパスゲート61cの一端部に接続さ
れている。
【0088】一方、パスゲート61dの一端部には電源
電圧VDDが供給されている。これらパスゲート61d
及びパスゲート61cは前記信号WRとインバータ回路
61eにより反転された信号WRとにより、相補的に動
作される。これらパスゲート61d及びパスゲート61
cの他端部は互いに接続され、アンド回路61fの一方
入力端に接続されている。このアンド回路61fの他方
入力端にはバンク選択信号AS−iが供給されている。
電圧VDDが供給されている。これらパスゲート61d
及びパスゲート61cは前記信号WRとインバータ回路
61eにより反転された信号WRとにより、相補的に動
作される。これらパスゲート61d及びパスゲート61
cの他端部は互いに接続され、アンド回路61fの一方
入力端に接続されている。このアンド回路61fの他方
入力端にはバンク選択信号AS−iが供給されている。
【0089】このように、判別回路61にヒューズ61
a、61bを設けた場合、各バンクのメモリセルアレイ
に記憶部21aを設ける必要がなく、さらに、記憶部制
御回路27も不要となる。
a、61bを設けた場合、各バンクのメモリセルアレイ
に記憶部21aを設ける必要がなく、さらに、記憶部制
御回路27も不要となる。
【0090】上記構成において、例えばヒューズ61a
を切断した場合、パスゲート61cの一端部には常時接
地される。このため、第1乃至第3の実施例において、
ラッチ回路26eに書き込み禁止データが保持されたと
同様の状態となる。したがって、データの書き込み時に
信号WRがハイレベルとされ、パスゲート61cが導通
すると、アンド回路61fの一方入力端はローレベルと
なる。この状態で、バンク選択信号AS−iがハイレベ
ルとされた場合、この選択されたバンクの信号BAがロ
ーレベルとされ、書き込みが禁止される。
を切断した場合、パスゲート61cの一端部には常時接
地される。このため、第1乃至第3の実施例において、
ラッチ回路26eに書き込み禁止データが保持されたと
同様の状態となる。したがって、データの書き込み時に
信号WRがハイレベルとされ、パスゲート61cが導通
すると、アンド回路61fの一方入力端はローレベルと
なる。この状態で、バンク選択信号AS−iがハイレベ
ルとされた場合、この選択されたバンクの信号BAがロ
ーレベルとされ、書き込みが禁止される。
【0091】また、読み出し時において、信号WRがロ
ーレベルとされると、パスゲート61dが導通する。こ
のため、このパスゲート61dを介して、アンド回路6
1fの一方入力端に電源電圧VDDに対応してハイレベ
ルとなる。この状態で、バンク選択信号AS−iがハイ
レベルとされた場合、この選択されたバンクの信号BA
がハイレベルとされ、読み出しが可能とされる。
ーレベルとされると、パスゲート61dが導通する。こ
のため、このパスゲート61dを介して、アンド回路6
1fの一方入力端に電源電圧VDDに対応してハイレベ
ルとなる。この状態で、バンク選択信号AS−iがハイ
レベルとされた場合、この選択されたバンクの信号BA
がハイレベルとされ、読み出しが可能とされる。
【0092】上記第4の実施例によれば、ヒューズ61
a、61bを設け、このヒューズ61a、61bにより
書き込み禁止データを設定している。このため、各バン
クのメモリセルアレイに記憶部21aを設ける必要がな
く、さらに、記憶部制御回路27も不要となり、構成を
簡単化することができる。
a、61bを設け、このヒューズ61a、61bにより
書き込み禁止データを設定している。このため、各バン
クのメモリセルアレイに記憶部21aを設ける必要がな
く、さらに、記憶部制御回路27も不要となり、構成を
簡単化することができる。
【0093】(第5の実施例)次に、本発明の第5の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0094】上記第1乃至第3の実施例において、メモ
リセルとして強誘電体RAMを用いた場合、このメモリ
セルに対して書き込み及び読み出しをするときプレート
線を駆動する場合がある。このとき、記憶部21aを構
成するメモリセルのプレート線を駆動するドライバを記
憶部制御回路27の出力信号SCを用いて制御する必要
がある。
リセルとして強誘電体RAMを用いた場合、このメモリ
セルに対して書き込み及び読み出しをするときプレート
線を駆動する場合がある。このとき、記憶部21aを構
成するメモリセルのプレート線を駆動するドライバを記
憶部制御回路27の出力信号SCを用いて制御する必要
がある。
【0095】図11は、本発明の第5の実施例を示すも
のであり、記憶部21aを構成するメモリセルのプレー
ト線PL1に対応して、プレート線活性化回路70が設
けられている。このプレート活性化回路70は、オア回
路71、制御回路72、プレート線ドライバ73、パル
ス生成回路(PGC)32bを有している。前記オア回
路71の一方入力端にはパルス生成回路32bの出力信
号が供給され、他方入力端には制御回路72の出力信号
が供給されている。パルス生成回路32bの入力端には
記憶部制御回路27の出力信号SCが供給されている。
このパルス生成回路32bは信号SCの立ち上がりに同
期して、予め設定された幅のパルスを予め設定された遅
延時間遅延して出力する。制御回路72はアドレス信号
に応じてプレート線の駆動を選択する例えばデコーダで
ある。前記オア回路71の出力信号はプレート線ドライ
バ73を介してプレート線PL1に供給される。
のであり、記憶部21aを構成するメモリセルのプレー
ト線PL1に対応して、プレート線活性化回路70が設
けられている。このプレート活性化回路70は、オア回
路71、制御回路72、プレート線ドライバ73、パル
ス生成回路(PGC)32bを有している。前記オア回
路71の一方入力端にはパルス生成回路32bの出力信
号が供給され、他方入力端には制御回路72の出力信号
が供給されている。パルス生成回路32bの入力端には
記憶部制御回路27の出力信号SCが供給されている。
このパルス生成回路32bは信号SCの立ち上がりに同
期して、予め設定された幅のパルスを予め設定された遅
延時間遅延して出力する。制御回路72はアドレス信号
に応じてプレート線の駆動を選択する例えばデコーダで
ある。前記オア回路71の出力信号はプレート線ドライ
バ73を介してプレート線PL1に供給される。
【0096】上記構成によれば、プレート線PL1が記
憶部制御回路27の出力信号SCにより制御されるた
め、設定モードや初期化モード時に記憶部21aを選択
する際、プレート線も駆動される。
憶部制御回路27の出力信号SCにより制御されるた
め、設定モードや初期化モード時に記憶部21aを選択
する際、プレート線も駆動される。
【0097】図12は、本発明の変形例を示すものであ
り、図11と同一部分には同一符号を付す。この変形例
はメモリセルアレイとして、例えばセルトランジスタ
(T)のソース、ドレイン間にキャパシタ(C)の両端
をそれぞれ接続し、これをユニットセルとし、このユニ
ットセルを複数個直列に接続した「TC並列ユニット直
列接続型強誘電体RAM(STCRAM ; Series conn
ected TC unit type ferroelectric RAM)」を用いた場
合を示している。
り、図11と同一部分には同一符号を付す。この変形例
はメモリセルアレイとして、例えばセルトランジスタ
(T)のソース、ドレイン間にキャパシタ(C)の両端
をそれぞれ接続し、これをユニットセルとし、このユニ
ットセルを複数個直列に接続した「TC並列ユニット直
列接続型強誘電体RAM(STCRAM ; Series conn
ected TC unit type ferroelectric RAM)」を用いた場
合を示している。
【0098】すなわち、図12において、STCRAM
は、直列接続された複数のトランジスタT10、T1
1、T12、T13に強誘電体キャパシタC10、C1
1、C12、C13がそれぞれ並列接続されている。こ
のトランジスタT10〜T13、キャパシタC10〜C
13からなるブロックの一端部は選択トランジスタT2
1を介してビット線BLに接続されている。また、この
ブロックの他端はプレート線PLに接続されている。S
TCRAMはワード線がハイレベルではなくローレベル
とされて選択される。
は、直列接続された複数のトランジスタT10、T1
1、T12、T13に強誘電体キャパシタC10、C1
1、C12、C13がそれぞれ並列接続されている。こ
のトランジスタT10〜T13、キャパシタC10〜C
13からなるブロックの一端部は選択トランジスタT2
1を介してビット線BLに接続されている。また、この
ブロックの他端はプレート線PLに接続されている。S
TCRAMはワード線がハイレベルではなくローレベル
とされて選択される。
【0099】このようなSTCRAMにおいて、プレー
ト線PLに図11と同様のプレート線活性化回路70が
接続される。また、選択トランジスタT21のゲートに
も、プレート線活性化回路70と同様の回路75が接続
される(但し、パルス信号生成回路32c、32dはそ
れぞれ独自にパルス幅、及び遅延時間が設定可能とされ
ている)。選択トランジスタT21に接続される回路7
5において、制御回路74は、アドレス信号に応じて選
択トランジスタを選択する回路である。このような構成
とすることにより、STCRAMのブロックを信号SC
により、選択することができる。
ト線PLに図11と同様のプレート線活性化回路70が
接続される。また、選択トランジスタT21のゲートに
も、プレート線活性化回路70と同様の回路75が接続
される(但し、パルス信号生成回路32c、32dはそ
れぞれ独自にパルス幅、及び遅延時間が設定可能とされ
ている)。選択トランジスタT21に接続される回路7
5において、制御回路74は、アドレス信号に応じて選
択トランジスタを選択する回路である。このような構成
とすることにより、STCRAMのブロックを信号SC
により、選択することができる。
【0100】図13は、本発明に係る強誘電体RAMを
用いて、コンピュータシステムを構成した例を示してい
る。このコンピュータシステムは、例えば中央演算装置
(CPU)80と、記憶装置81とにより構成されてい
る。この例において、記憶装置81は、ROM及びRA
Mの両方に替えて本発明の強誘電体RAMからなる不揮
発性半導体記憶装置を適用している。記憶装置81にお
いて、各バンク151〜15nに、例えば基本ソフト、
データ1、データ2、プログラム1、プログラム2が記
憶されるとともに、作業領域が設定されている。
用いて、コンピュータシステムを構成した例を示してい
る。このコンピュータシステムは、例えば中央演算装置
(CPU)80と、記憶装置81とにより構成されてい
る。この例において、記憶装置81は、ROM及びRA
Mの両方に替えて本発明の強誘電体RAMからなる不揮
発性半導体記憶装置を適用している。記憶装置81にお
いて、各バンク151〜15nに、例えば基本ソフト、
データ1、データ2、プログラム1、プログラム2が記
憶されるとともに、作業領域が設定されている。
【0101】このような構成において、例えば基本ソフ
トや破壊されては困るデータ1、プログラム1のバンク
に設けられた記憶部21aに書き込み禁止データが設定
される。このようにすることにより、これら基本ソフ
ト、データ1、プログラム1の破壊を防止することがで
きる。したがって、強誘電体RAMを用いて、信頼性の
高いシステムを構築することができる。
トや破壊されては困るデータ1、プログラム1のバンク
に設けられた記憶部21aに書き込み禁止データが設定
される。このようにすることにより、これら基本ソフ
ト、データ1、プログラム1の破壊を防止することがで
きる。したがって、強誘電体RAMを用いて、信頼性の
高いシステムを構築することができる。
【0102】尚、上記各実施例は、本発明を強誘電体R
AMに適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、本発明を例えばMRAM(Magnetic
Random Access Memory)などの高速にデータの読み出
し、書き込みを行うことが可能な不揮発性半導体記憶装
置に適用することも可能である。
AMに適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、本発明を例えばMRAM(Magnetic
Random Access Memory)などの高速にデータの読み出
し、書き込みを行うことが可能な不揮発性半導体記憶装
置に適用することも可能である。
【0103】その他、発明の要旨を変えない範囲におい
て、種々変形実施可能なことは勿論である。
て、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0104】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
特定の領域に対する書き込みを禁止することが可能な半
導体記憶装置を提供できる。
特定の領域に対する書き込みを禁止することが可能な半
導体記憶装置を提供できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図。
【図2】図1に示すバンクの構成を示す回路図。
【図3】図1、図2に示す判別回路の一例を示す回路
図。
図。
【図4】2に示す記憶部制御回路の一例を示す回路図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す構成図。
【図6】図5に示す判別回路の一例を示す回路図。
【図7】図5に示す記憶部制御回路の一例を示す回路
図。
図。
【図8】本発明の第3の実施例を示す構成図。
【図9】図8に示すDQ線遮断回路の一例を示す回路
図。
図。
【図10】本発明の第4の実施例を示すものであり、判
別回路の一例を示す回路図。
別回路の一例を示す回路図。
【図11】本発明の第5の実施例を示すものであり、強
誘電体メモリのプレート線を駆動する回路の一例を示す
回路図。
誘電体メモリのプレート線を駆動する回路の一例を示す
回路図。
【図12】図11に示す回路をSTCRAMに適用した
場合を示す回路図。
場合を示す回路図。
【図13】本発明の半導体記憶装置を用いたコンピュー
タシステムの一例を示すブロック図。
タシステムの一例を示すブロック図。
15a、15b、15c、15d…バンク、 21…メモリセルアレイ、 21a…記憶部、 22…カラムデコーダ(CDC)、 23…センスアンプ(S/A)群、 231、232〜23n…センスアンプ、 24…ロウデコーダ(RDC)、 25…ロウドライバ(RDRV)、 26…判別回路、 26a…ラッチ回路、 27、27a、27b…記憶部制御回路、 31…書き込み禁止回路、 DQ、/DQ…データ線、 AS−0〜AS−3…バンク選択信号、 MC…メモリセル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 16/02 G11C 17/00 601A
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のバンクに分割されたメモリセルア
レイと、 各バンクのメモリセルアレイに設けられ、書き込み又は
読み出しの可否を指定するデータが記憶される記憶部
と、 前記記憶部に記憶されたデータに応じて、前記バンクの
メモリセルアレイへの書き込みを制限する判別回路とを
具備することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 複数のバンクに分割されたメモリセルア
レイと、 各バンクのメモリセルアレイに設けられ、書き込み又は
読み出しの可否を指定するデータが記憶される記憶部
と、 隣接する複数の前記バンクにより共有され、前記各バン
クのメモリセルアレイとデータを授受するデータ線と、 初期化モード時に、選択されたバンクの前記記憶部から
読み出されたデータを前記データ線を介して取り込み、
この取り込んだデータに応じて、前記バンクのメモリセ
ルアレイへの書き込みを制限する判別回路とを具備する
ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項3】 複数のバンクに分割されたメモリセルア
レイと、 各バンクのメモリセルアレイに設けられ、書き込みの可
否を指定するデータが記憶される記憶部と、 隣接する複数の前記バンクにより共有され、前記各バン
クのメモリセルアレイとデータを授受するデータ線と、 初期化モード時に、選択されたバンクの前記記憶部から
読み出されたデータを前記データ線を介して取り込み、
この取り込んだデータに応じて、前記バンクのメモリセ
ルアレイへの書き込みを制限する判別回路と、 前記データ線に挿入接続され、前記初期化モード時にデ
ータ線を遮断する遮断回路とを具備することを特徴とす
る半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記各バンクのメモリセルアレイに対す
る通常のアクセス時に前記記憶部に対するアクセスを制
限する記憶部制御回路をさらに具備することを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記判別回路は、初期化モードにおいて
前記記憶部から読み出されたデータをラッチするラッチ
回路を有し、このラッチ回路にラッチされたデータに応
じて前記バンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限
することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記記憶部制御回路は、前記記憶部にデ
ータを設定する設定モード時、及び前記記憶部に設定さ
れたデータを読み出し前記判別回路に設定する初期化モ
ード時に前記記憶部を選択可能とし、通常動作モード時
に前記記憶部の選択を禁止することを特徴とする請求項
1乃至3のいずれかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 複数のバンクに分割されたメモリセルア
レイと、 前記バンクのメモリセルアレイへの書き込みを制限する
判別回路とを具備し、 前記判別回路は、ヒューズを有し、このヒューズに設定
されたデータに応じて前記バンクのメモリセルアレイへ
の書き込みを制限することを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項8】 前記メモリセルアレイは、マトリクス状
に配置された複数の強誘電体メモリにより構成されてい
ることを特徴とする請求項1乃至3、7のいずれかに記
載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000207444A JP2002025246A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000207444A JP2002025246A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002025246A true JP2002025246A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18704204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000207444A Pending JP2002025246A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002025246A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004039220A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Agilent Technol Inc | 高速化疲労試験 |
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-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000207444A patent/JP2002025246A/ja active Pending
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