JP2002023945A - ポインティング・デバイス、ポインティング・デバイスを含むコンピュータ・システム、並びに、表示装置上に表示された画像の操作方法 - Google Patents
ポインティング・デバイス、ポインティング・デバイスを含むコンピュータ・システム、並びに、表示装置上に表示された画像の操作方法Info
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- JP2002023945A JP2002023945A JP2001166671A JP2001166671A JP2002023945A JP 2002023945 A JP2002023945 A JP 2002023945A JP 2001166671 A JP2001166671 A JP 2001166671A JP 2001166671 A JP2001166671 A JP 2001166671A JP 2002023945 A JP2002023945 A JP 2002023945A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
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- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビデオ・モニタ上の画像を回転させるデータ
を生成することができるポインティング・デバイスを提
供する。 【解決手段】 表示装置204上に表示される画像21
0の移動を指示するポインティング・デバイス100で
あって、物体104に対して移動されるように構成され
たシャーシ102と、このシャーシ102に移動可能に
取付けられ、物体140の画像に対応するデータを出力
するように構成された第1の光センサ装置126とをそ
れぞれ含む。
を生成することができるポインティング・デバイスを提
供する。 【解決手段】 表示装置204上に表示される画像21
0の移動を指示するポインティング・デバイス100で
あって、物体104に対して移動されるように構成され
たシャーシ102と、このシャーシ102に移動可能に
取付けられ、物体140の画像に対応するデータを出力
するように構成された第1の光センサ装置126とをそ
れぞれ含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポインティング・
デバイスに関し、より詳細には、物体に対するポインテ
ィング・デバイスの回転移動を決定する複数の運動セン
サ(回転検出機構)を有するポインティング・デバイス
に関する。さらに、本発明は、ポインティング・デバイ
スを含むコンピュータ・システム、並びに、表示装置上
に表示された画像の操作方法にも関する。
デバイスに関し、より詳細には、物体に対するポインテ
ィング・デバイスの回転移動を決定する複数の運動セン
サ(回転検出機構)を有するポインティング・デバイス
に関する。さらに、本発明は、ポインティング・デバイ
スを含むコンピュータ・システム、並びに、表示装置上
に表示された画像の操作方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】ポインティング・デバイス(「マウス」
と呼ばれることがある)は、ポインティング・デバイス
をマウス・パッドなどの固定された物体に対して移動し
たときにビデオ・モニタ上のカーソルなどの画像を移動
させるために使用される。ポインティング・デバイス内
の運動センサ(移動センサ)は、物体に対するポインテ
ィング・デバイスの移動を検出し、相対的な運動量に対
応するデータを生成する。このデータは、ポインティン
グ・デバイス及びビデオ・モニタに関連するプロセッサ
に送られる。プロセッサは、このデータに基づいて、物
体に対するポインティング・デバイスの移動量に比例し
て画像を移動させる。ポインティング・デバイスは、ま
た、コンピュータ援用製図プログラムに関連した画像の
ような、ビデオ・モニタ上に表示される複雑な画像を移
動させるために使用される場合がある。
と呼ばれることがある)は、ポインティング・デバイス
をマウス・パッドなどの固定された物体に対して移動し
たときにビデオ・モニタ上のカーソルなどの画像を移動
させるために使用される。ポインティング・デバイス内
の運動センサ(移動センサ)は、物体に対するポインテ
ィング・デバイスの移動を検出し、相対的な運動量に対
応するデータを生成する。このデータは、ポインティン
グ・デバイス及びビデオ・モニタに関連するプロセッサ
に送られる。プロセッサは、このデータに基づいて、物
体に対するポインティング・デバイスの移動量に比例し
て画像を移動させる。ポインティング・デバイスは、ま
た、コンピュータ援用製図プログラムに関連した画像の
ような、ビデオ・モニタ上に表示される複雑な画像を移
動させるために使用される場合がある。
【0003】いくつかのポインティング・デバイスは、
物体との接触を得るためにポインティング・デバイスの
面から突出するボールを有する。ポインティング・デバ
イスが物体に対して移動するとき、これに従ってボール
が回転する。ポインティング・デバイス内のセンサがボ
ールの回転を測定する。例えば、センサは、一般に、ボ
ールの回転のx成分及びy成分を測定する。ボールの回
転のx成分及びy成分は、物体に対するポインティング
・デバイスのx軸方向及びy軸方向の移動量に対応す
る。センサは、ボールの回転に対応するデータを生成
し、そのデータを、ポインティング・デバイス及びビデ
オ・モニタに関連するプロセッサに送る。プロセッサ
は、ビデオ・モニタ上に画像を表示し、その画像をボー
ルの回転データに比例して移動させる。従って、画像
は、物体に対するポインティング・デバイスの移動量に
比例して移動する。
物体との接触を得るためにポインティング・デバイスの
面から突出するボールを有する。ポインティング・デバ
イスが物体に対して移動するとき、これに従ってボール
が回転する。ポインティング・デバイス内のセンサがボ
ールの回転を測定する。例えば、センサは、一般に、ボ
ールの回転のx成分及びy成分を測定する。ボールの回
転のx成分及びy成分は、物体に対するポインティング
・デバイスのx軸方向及びy軸方向の移動量に対応す
る。センサは、ボールの回転に対応するデータを生成
し、そのデータを、ポインティング・デバイス及びビデ
オ・モニタに関連するプロセッサに送る。プロセッサ
は、ビデオ・モニタ上に画像を表示し、その画像をボー
ルの回転データに比例して移動させる。従って、画像
は、物体に対するポインティング・デバイスの移動量に
比例して移動する。
【0004】いくつかのポインティング・デバイスは、
光学装置を使用した位置センサを有する。そのようなポ
インティング・デバイスの1つの例では、ポインティン
グ・デバイスは、x軸方向及びy軸方向に延びる明確に
引かれた格子線を有する面の上に配置される。ポインテ
ィング・デバイスには、格子線を検出する光センサが取
付けられている。ポインティング・デバイスが格子線に
対して移動されるとき、光センサは、面に対するポイン
ティング・デバイスのx軸方向及びy軸方向の移動量に
対応するデータを生成する。ボール・タイプのポインテ
ィング・デバイスに関して説明したように、プロセッサ
は、ポインティング・デバイスの移動量をビデオ・モニ
タ上のカーソルなどの画像の移動に変換する。
光学装置を使用した位置センサを有する。そのようなポ
インティング・デバイスの1つの例では、ポインティン
グ・デバイスは、x軸方向及びy軸方向に延びる明確に
引かれた格子線を有する面の上に配置される。ポインテ
ィング・デバイスには、格子線を検出する光センサが取
付けられている。ポインティング・デバイスが格子線に
対して移動されるとき、光センサは、面に対するポイン
ティング・デバイスのx軸方向及びy軸方向の移動量に
対応するデータを生成する。ボール・タイプのポインテ
ィング・デバイスに関して説明したように、プロセッサ
は、ポインティング・デバイスの移動量をビデオ・モニ
タ上のカーソルなどの画像の移動に変換する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ボール・タイプのポイ
ンティング・デバイスの及び光学タイプのポインティン
グ・デバイスには、両方とも、いくつかの欠点がある。
両方のタイプのポインティング・デバイスは、物体に対
するポインティング・デバイスのx軸方向及びy軸方向
の移動量に対応するデータだけを生成する。どちらのポ
インティング・デバイスも、面に対するポインティング
・デバイスの回転に対応するデータを生成しない。従っ
て、どちらのポインティング・デバイスも、ポインティ
ング・デバイスが回転されたときに、ビデオ・モニタ上
に表示された画像を回転させることができない。従っ
て、カーソルを使用してビデオ・モニタ上に表示された
画像を操作するとき、ポインティング・デバイスの回転
に比例して画像を回転させることができない。画像を回
転させるためにキーボード機能などの他のコマンドを使
用しなければならず、これは面倒になりがちである。多
くの光学タイプのポインティング・デバイスのもう1つ
の欠点は、適切な格子線のある面でしか使用できないこ
とである。そのような面が使用できない場合又は格子線
が劣化した場合は、ポインティング・デバイスは動作不
能になる。
ンティング・デバイスの及び光学タイプのポインティン
グ・デバイスには、両方とも、いくつかの欠点がある。
両方のタイプのポインティング・デバイスは、物体に対
するポインティング・デバイスのx軸方向及びy軸方向
の移動量に対応するデータだけを生成する。どちらのポ
インティング・デバイスも、面に対するポインティング
・デバイスの回転に対応するデータを生成しない。従っ
て、どちらのポインティング・デバイスも、ポインティ
ング・デバイスが回転されたときに、ビデオ・モニタ上
に表示された画像を回転させることができない。従っ
て、カーソルを使用してビデオ・モニタ上に表示された
画像を操作するとき、ポインティング・デバイスの回転
に比例して画像を回転させることができない。画像を回
転させるためにキーボード機能などの他のコマンドを使
用しなければならず、これは面倒になりがちである。多
くの光学タイプのポインティング・デバイスのもう1つ
の欠点は、適切な格子線のある面でしか使用できないこ
とである。そのような面が使用できない場合又は格子線
が劣化した場合は、ポインティング・デバイスは動作不
能になる。
【0006】ボール・タイプのポインティング・デバイ
スは、汚れがその動作に悪影響を及ぼすという欠点を有
する。例えば、油やその他の摩擦を低下させる化学物質
が、ボールと物体との間の摩擦を小さくすることがあ
る。ポインティング・デバイスが物体に対して移動され
るとき、ボールが物体に対して回転せずに滑る。従っ
て、ポインティング・デバイスは、物体に対する移動量
に対応するデータを生成することができない。その結
果、物体に対するポインティング・デバイスの移動に応
じて画像をビデオ・モニタ上で適切に移動できなくな
る。ボール・タイプのポインティング・デバイスのもう
1つの問題は、汚れが運動センサを妨害し、不正なデー
タを発生させることである。この不正データによって、
画像の移動量がポインティング・デバイスの移動量に比
例しなくなる。光学タイプのポインティング・デバイス
も汚れに弱い。例えば、汚れが格子上にあると、光セン
サは、それを格子線として検出することがある。この場
合、ポインティング・デバイスによって生成される位置
データが不正確になり、結果的に、ビデオ・モニタ上の
画像の移動量が不正確になる。
スは、汚れがその動作に悪影響を及ぼすという欠点を有
する。例えば、油やその他の摩擦を低下させる化学物質
が、ボールと物体との間の摩擦を小さくすることがあ
る。ポインティング・デバイスが物体に対して移動され
るとき、ボールが物体に対して回転せずに滑る。従っ
て、ポインティング・デバイスは、物体に対する移動量
に対応するデータを生成することができない。その結
果、物体に対するポインティング・デバイスの移動に応
じて画像をビデオ・モニタ上で適切に移動できなくな
る。ボール・タイプのポインティング・デバイスのもう
1つの問題は、汚れが運動センサを妨害し、不正なデー
タを発生させることである。この不正データによって、
画像の移動量がポインティング・デバイスの移動量に比
例しなくなる。光学タイプのポインティング・デバイス
も汚れに弱い。例えば、汚れが格子上にあると、光セン
サは、それを格子線として検出することがある。この場
合、ポインティング・デバイスによって生成される位置
データが不正確になり、結果的に、ビデオ・モニタ上の
画像の移動量が不正確になる。
【0007】従って、前述の問題を克服し、ビデオ・モ
ニタ上の画像を回転させるデータを生成することができ
るポインティング・デバイスが必要である。
ニタ上の画像を回転させるデータを生成することができ
るポインティング・デバイスが必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光センサを使
用して物体に対する移動量に対応するデータを生成する
ポインティング・デバイス(「マウス」と呼ばれる)を
対象とする。データは、物体に対するx軸方向及びy軸
方向の従来の移動の他にポインティング・デバイスの回
転に対応するデータに対応する。ポインティング・デバ
イスは、内部に配置された第1のナビゲータと第2のナ
ビゲータとを含むことができる。ナビゲータは、物体の
2つの領域部分を表す画像データを生成する2次元光セ
ンサ・アレイであってもよい。物体は、例えば、マウス
・パッドや用紙である。
用して物体に対する移動量に対応するデータを生成する
ポインティング・デバイス(「マウス」と呼ばれる)を
対象とする。データは、物体に対するx軸方向及びy軸
方向の従来の移動の他にポインティング・デバイスの回
転に対応するデータに対応する。ポインティング・デバ
イスは、内部に配置された第1のナビゲータと第2のナ
ビゲータとを含むことができる。ナビゲータは、物体の
2つの領域部分を表す画像データを生成する2次元光セ
ンサ・アレイであってもよい。物体は、例えば、マウス
・パッドや用紙である。
【0009】ポインティング・デバイスは、ビデオ・モ
ニタに電気接続されたコンピュータに電気接続される。
コンピュータは、ナビゲータによって生成された画像デ
ータを解析して、物体に対する各ナビゲータの移動量を
決定する。例えば、物体が用紙の場合、ナビゲータは、
用紙の表面の特徴(フィーチャー)を表す画像データを
生成する。ポインティング・デバイスが用紙に対して移
動するとき、表面の特徴は、ナビゲータに対して移動す
る。ナビゲータに対する表面の特徴の移動を解析するこ
とによって、物体に対するポインティング・デバイスの
動きを容易に決定することができる。さらに、2つのナ
ビゲータを使用することにより、物体に対するポインテ
ィング・デバイスの回転移動を容易に決定することがで
きる。例えば、ポインティング・デバイスの回転移動
は、2つのナビゲータによって生成された移動データの
差から導き出すことができる。
ニタに電気接続されたコンピュータに電気接続される。
コンピュータは、ナビゲータによって生成された画像デ
ータを解析して、物体に対する各ナビゲータの移動量を
決定する。例えば、物体が用紙の場合、ナビゲータは、
用紙の表面の特徴(フィーチャー)を表す画像データを
生成する。ポインティング・デバイスが用紙に対して移
動するとき、表面の特徴は、ナビゲータに対して移動す
る。ナビゲータに対する表面の特徴の移動を解析するこ
とによって、物体に対するポインティング・デバイスの
動きを容易に決定することができる。さらに、2つのナ
ビゲータを使用することにより、物体に対するポインテ
ィング・デバイスの回転移動を容易に決定することがで
きる。例えば、ポインティング・デバイスの回転移動
は、2つのナビゲータによって生成された移動データの
差から導き出すことができる。
【0010】コンピュータは、カーソルやその他の画像
をビデオ・モニタ上に表示させる。ポインティング・デ
バイスが物体に対して移動されるとき、ビデオ・モニタ
上に表示されたカーソルやその他の画像を、物体に対す
るポインティング・デバイスの移動量に比例して移動さ
せることができる。本明細書で開示したポインティング
・デバイスは、コンピュータに回転移動データを提供す
る。従って、ポインティング・デバイスの回転により、
ビデオ・モニタ上に表示されたカーソルやその他の画像
を回転させることができる。
をビデオ・モニタ上に表示させる。ポインティング・デ
バイスが物体に対して移動されるとき、ビデオ・モニタ
上に表示されたカーソルやその他の画像を、物体に対す
るポインティング・デバイスの移動量に比例して移動さ
せることができる。本明細書で開示したポインティング
・デバイスは、コンピュータに回転移動データを提供す
る。従って、ポインティング・デバイスの回転により、
ビデオ・モニタ上に表示されたカーソルやその他の画像
を回転させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図7は、一般に、表示装置204
に表示される画像210(図4参照)の移動を指示する
ポインティング・デバイス500を示している。このポ
インティング・デバイス500は、物体140に対して
移動されるように構成されたシャーシ504と、このシ
ャーシ504に移動可能に取付けられた第1の光センサ
装置510とを備えている。第1の光センサ装置510
は、物体140の画像に対応するデータを出力するよう
に構成されている。
に表示される画像210(図4参照)の移動を指示する
ポインティング・デバイス500を示している。このポ
インティング・デバイス500は、物体140に対して
移動されるように構成されたシャーシ504と、このシ
ャーシ504に移動可能に取付けられた第1の光センサ
装置510とを備えている。第1の光センサ装置510
は、物体140の画像に対応するデータを出力するよう
に構成されている。
【0012】図8は、一般に、表示装置204に表示さ
れる画像210の移動を指示するポインティング・デバ
イス600を示している。このポインティング・デバイ
ス600は、物体140に対して移動されるように構成
されたシャーシ604と、シャーシ604に取付けられ
た第1の光センサ装置610とを備えており、第1の光
センサ装置610が、物体140の第1の領域部分16
8を表す画像データを生成するように構成されている。
ポインティング・デバイス600は、さらに、第1の面
と第1の光センサ装置610との間に延びる第1の光路
630と、第1の光路630内に配置された第1のレン
ズ636とを含んでいる。この第1のレンズ636は、
第1の光センサ装置610に対して移動可能に配設され
ている。
れる画像210の移動を指示するポインティング・デバ
イス600を示している。このポインティング・デバイ
ス600は、物体140に対して移動されるように構成
されたシャーシ604と、シャーシ604に取付けられ
た第1の光センサ装置610とを備えており、第1の光
センサ装置610が、物体140の第1の領域部分16
8を表す画像データを生成するように構成されている。
ポインティング・デバイス600は、さらに、第1の面
と第1の光センサ装置610との間に延びる第1の光路
630と、第1の光路630内に配置された第1のレン
ズ636とを含んでいる。この第1のレンズ636は、
第1の光センサ装置610に対して移動可能に配設され
ている。
【0013】図1〜図3は、一般に、表示装置204に
表示される画像210の移動を指示するポインティング
・デバイス100を示している。このポインティング・
デバイス100は、第1の動作モードと第2の動作モー
ドとを有する。ポインティング・デバイス100は、物
体140に対して移動されるように構成されたシャーシ
102と、このシャーシ102に取付けられ、物体21
0の画像に対応するデータを生成するように構成された
第1の光センサ装置126と、シャーシ102に取付け
られた光源156とを含んでいる。光源156は、第1
の動作モードと第2の動作モードとを有し、ポインティ
ング・デバイス100が第1の動作モードであるときに
は光源156が第1の動作モードであり、ポインティン
グ・デバイス100が第2の動作モードであるときには
光源156が第2の動作モードである。
表示される画像210の移動を指示するポインティング
・デバイス100を示している。このポインティング・
デバイス100は、第1の動作モードと第2の動作モー
ドとを有する。ポインティング・デバイス100は、物
体140に対して移動されるように構成されたシャーシ
102と、このシャーシ102に取付けられ、物体21
0の画像に対応するデータを生成するように構成された
第1の光センサ装置126と、シャーシ102に取付け
られた光源156とを含んでいる。光源156は、第1
の動作モードと第2の動作モードとを有し、ポインティ
ング・デバイス100が第1の動作モードであるときに
は光源156が第1の動作モードであり、ポインティン
グ・デバイス100が第2の動作モードであるときには
光源156が第2の動作モードである。
【0014】図1〜図3は、一般に、表示装置204に
表示された画像210の移動を指示するポインティング
・デバイス100を示す。このポインティング・デバイ
ス100は、物体140に対して移動されるように構成
されたシャーシ102と、シャーシ102に取付けら
れ、物体140の画像に対応するデータを生成するよう
に構成された2次元光センサ・アレイ158と、シャー
シ102に取付けられ、物体140の画像に対応するデ
ータを生成するように構成された線形光センサ・アレイ
158とを含んでいる。
表示された画像210の移動を指示するポインティング
・デバイス100を示す。このポインティング・デバイ
ス100は、物体140に対して移動されるように構成
されたシャーシ102と、シャーシ102に取付けら
れ、物体140の画像に対応するデータを生成するよう
に構成された2次元光センサ・アレイ158と、シャー
シ102に取付けられ、物体140の画像に対応するデ
ータを生成するように構成された線形光センサ・アレイ
158とを含んでいる。
【0015】図1〜図3は、一般に、表示装置204に
表示される画像210を操作する方法を示している。こ
の方法は、物体140に対して移動されるように構成さ
れたシャーシ102と、シャーシ102に取付けられ、
物体140の画像を表す画像データを生成するように構
成された第1の光センサ装置126とを備えるポインテ
ィング・デバイス100を提供することを含んでいる。
この方法は、さらに、ポインティング・デバイス100
及び表示装置204に動作可能に関連付けられたプロセ
ッサ202を提供すること、物体140に対してポイン
ティング・デバイス100を移動させること、ポインテ
ィング・デバイス100を使用することによって物体1
40の画像を表す画像データを生成すること、並びに、
ポインティング・デバイス100からプロセッサ202
に画像データを送ることをそれぞれ含んでいる。画像デ
ータがプロセッサ202によって解析され、物体140
に対するポインティング・デバイス100の移動量が決
定され、物体140に対するポインティング・デバイス
100の移動量に基づいて表示装置204上の画像が操
作される。
表示される画像210を操作する方法を示している。こ
の方法は、物体140に対して移動されるように構成さ
れたシャーシ102と、シャーシ102に取付けられ、
物体140の画像を表す画像データを生成するように構
成された第1の光センサ装置126とを備えるポインテ
ィング・デバイス100を提供することを含んでいる。
この方法は、さらに、ポインティング・デバイス100
及び表示装置204に動作可能に関連付けられたプロセ
ッサ202を提供すること、物体140に対してポイン
ティング・デバイス100を移動させること、ポインテ
ィング・デバイス100を使用することによって物体1
40の画像を表す画像データを生成すること、並びに、
ポインティング・デバイス100からプロセッサ202
に画像データを送ることをそれぞれ含んでいる。画像デ
ータがプロセッサ202によって解析され、物体140
に対するポインティング・デバイス100の移動量が決
定され、物体140に対するポインティング・デバイス
100の移動量に基づいて表示装置204上の画像が操
作される。
【0016】ポインティング・デバイス100について
概略的に説明したが、次に、より詳細に説明する。
概略的に説明したが、次に、より詳細に説明する。
【0017】ポインティング・デバイス100の制限的
でない実施形態を、物体140の面142に配置された
ポインティング・デバイス100の平面図である図1に
示す。このポインティング・デバイス100は、単に
「マウス」と呼ばれることがある。このポインティング
・デバイス100は、前部104、後部105、左部1
06及び右部107を有するハウジング(シャーシ)1
02を備えている。なお、ハウジング102及びその内
部構造部材(図示せず)がシャーシと呼ばれることがあ
る。
でない実施形態を、物体140の面142に配置された
ポインティング・デバイス100の平面図である図1に
示す。このポインティング・デバイス100は、単に
「マウス」と呼ばれることがある。このポインティング
・デバイス100は、前部104、後部105、左部1
06及び右部107を有するハウジング(シャーシ)1
02を備えている。なお、ハウジング102及びその内
部構造部材(図示せず)がシャーシと呼ばれることがあ
る。
【0018】複数のボタン115、データ・ケーブル1
14及び複数のレンズを、ハウジング102に取付ける
か或るいはその中に一体的に設けることができる。ここ
で示したポインティング・デバイス100の制限的でな
い実施形態においては、ハウジング102に4つのボタ
ン115が取付けられている。これらのボタン115
は、第1のボタン116、第2のボタン118、第3の
ボタン120及び第4のボタン121と呼ばれる。第1
〜第3のボタン115,116及び118は、ユーザの
親指以外の指による操作を実現し得るように位置決めす
ることができる。第4のボタン121は、ユーザの親指
による操作を実現し得るように位置決めすることができ
る。なお、ポインティング・デバイス100には、任意
の数のボタンを取付けることができることに留意された
い。データ・ケーブル114は、従来のコンピュータ
(図示しない)に取付けられ、ポインティング・デバイ
ス100内のボタン115やその他の電子構成要素をコ
ンピュータに電気接続する機能を有する。或いは、ポイ
ンティング・デバイス100は、ポインティング・デバ
イス100をコンピュータに電気的に接続する役目をす
る従来の赤外線装置、無線装置、その他の関連装置を備
えることができる。
14及び複数のレンズを、ハウジング102に取付ける
か或るいはその中に一体的に設けることができる。ここ
で示したポインティング・デバイス100の制限的でな
い実施形態においては、ハウジング102に4つのボタ
ン115が取付けられている。これらのボタン115
は、第1のボタン116、第2のボタン118、第3の
ボタン120及び第4のボタン121と呼ばれる。第1
〜第3のボタン115,116及び118は、ユーザの
親指以外の指による操作を実現し得るように位置決めす
ることができる。第4のボタン121は、ユーザの親指
による操作を実現し得るように位置決めすることができ
る。なお、ポインティング・デバイス100には、任意
の数のボタンを取付けることができることに留意された
い。データ・ケーブル114は、従来のコンピュータ
(図示しない)に取付けられ、ポインティング・デバイ
ス100内のボタン115やその他の電子構成要素をコ
ンピュータに電気接続する機能を有する。或いは、ポイ
ンティング・デバイス100は、ポインティング・デバ
イス100をコンピュータに電気的に接続する役目をす
る従来の赤外線装置、無線装置、その他の関連装置を備
えることができる。
【0019】レンズ108は、ハウジング102の前部
104から突出されている。レンズ109は、ハウジン
グ102の後部105に埋め込まれている。レンズ11
0は、ハウジング102の左部106から突出されてい
る。レンズ108,109及び110は、ポインティン
グ・デバイス100の動作モードを示す光源として機能
することができる。より具体的には、光は、ハウジング
102の内部からレンズに入射し、レンズを光らせるこ
とができる。レンズは、光が入射したときに光を散乱さ
せてレンズを光らせる光学的装置でよい。後で説明する
ように、レンズの代わりにLED(発光ダイオーオ)や
その他の光源を使用することができる。
104から突出されている。レンズ109は、ハウジン
グ102の後部105に埋め込まれている。レンズ11
0は、ハウジング102の左部106から突出されてい
る。レンズ108,109及び110は、ポインティン
グ・デバイス100の動作モードを示す光源として機能
することができる。より具体的には、光は、ハウジング
102の内部からレンズに入射し、レンズを光らせるこ
とができる。レンズは、光が入射したときに光を散乱さ
せてレンズを光らせる光学的装置でよい。後で説明する
ように、レンズの代わりにLED(発光ダイオーオ)や
その他の光源を使用することができる。
【0020】ポインティング・デバイス100及び物体
140の側面図である図2を参照すると、ポインティン
グ・デバイス100は、上部112と下部113を有す
ることができる。上部112は、手のひらに適合するよ
うに湾曲され、それにより、ユーザがボタン115を簡
単に押すことができる。下部113は、実質的に平面で
もよく、第1の滑動体122及び第2の滑動体124が
取付けられていてよい。第1の滑動体122及び第2の
滑動体124は、物体140の表面142とポインティ
ング・デバイス100との間の摩擦を小さくする働きを
する低摩擦材料でよい。摩擦が小さいため、物体140
の表面142上におけるポインティング・デバイス10
0の移動が容易になる。また、第1の滑動体122及び
第2の滑動体124は、ポインティング・デバイス10
0の下部113と物体140の下面142との間の距離
を一定に維持する役目を果たすことができる。物体14
0の表面142は、第1のナビゲータ126の近くにあ
る撮像領域168と、第2のナビゲータ128の近くに
ある第2の撮像領域169とを有することができる。第
1の撮像領域168及び第2の撮像領域169の位置
は、ポインティング・デバイス100に対して変動する
ことなく固定される。従って、ポインティング・デバイ
ス100が、表面142に対して移動するとき、それに
伴って第1の撮像領域168及び第2の撮像領域169
も移動する。
140の側面図である図2を参照すると、ポインティン
グ・デバイス100は、上部112と下部113を有す
ることができる。上部112は、手のひらに適合するよ
うに湾曲され、それにより、ユーザがボタン115を簡
単に押すことができる。下部113は、実質的に平面で
もよく、第1の滑動体122及び第2の滑動体124が
取付けられていてよい。第1の滑動体122及び第2の
滑動体124は、物体140の表面142とポインティ
ング・デバイス100との間の摩擦を小さくする働きを
する低摩擦材料でよい。摩擦が小さいため、物体140
の表面142上におけるポインティング・デバイス10
0の移動が容易になる。また、第1の滑動体122及び
第2の滑動体124は、ポインティング・デバイス10
0の下部113と物体140の下面142との間の距離
を一定に維持する役目を果たすことができる。物体14
0の表面142は、第1のナビゲータ126の近くにあ
る撮像領域168と、第2のナビゲータ128の近くに
ある第2の撮像領域169とを有することができる。第
1の撮像領域168及び第2の撮像領域169の位置
は、ポインティング・デバイス100に対して変動する
ことなく固定される。従って、ポインティング・デバイ
ス100が、表面142に対して移動するとき、それに
伴って第1の撮像領域168及び第2の撮像領域169
も移動する。
【0021】以上簡単に説明したように、ポインティン
グ・デバイス100内には、第1のナビゲータ126及
び第2のナビゲータ128が配置されている。第1のナ
ビゲータ126と第2のナビゲータ128は、距離Dだ
け離されて配置されている。後でより詳しく説明するよ
うに、距離Dが大きくなるほど、ポインティング・デバ
イス100によって生成された回転移動データの精度が
向上する。距離Dは、「光学式位置検出装置を備えた携
帯型画像スキャナ」(PORTABLE IMAGE SCANNER WITH
OPTICAL POSITION SENSORS)と題するボーン氏等の米
国特許第6,002,124号において、ナビゲーショ
ン装置の精度の関数として説明されている。なお、この
特許公報において開示されている全ての記載は、上記特
許番号を引用することにより本明細書に組み込まれるも
のとする。第1と第2のナビゲータ126,128は、
例えば、「対象物に対するナビゲーションセンサの移動
を検出するためのナビゲーション技術」(NAVIGATION T
ECHNIQUE FOR DETECTINGMOVEMENT OF NAVIGATION
SENSORS RELATIVE TO AN OBJECT)と題するアーレ
ン氏等の米国特許第5,644,139号、及び、「非
線形移動を補償するフリーハンド式画像走査装置」(FR
EEHAND IMAGE SCANNING DEVICE WHICHCOMPENSATES
FOR NON-LINEAR MOVEMENT)と題するアーレン氏等の
米国特許第5,578,813号に開示されたナビゲー
タと実質的に同じように機能することができる。なお、
これらの両方の特許公報に開示されている全ての記載
は、上記特許番号を引用することにより本明細書に組み
込まれるのとする。
グ・デバイス100内には、第1のナビゲータ126及
び第2のナビゲータ128が配置されている。第1のナ
ビゲータ126と第2のナビゲータ128は、距離Dだ
け離されて配置されている。後でより詳しく説明するよ
うに、距離Dが大きくなるほど、ポインティング・デバ
イス100によって生成された回転移動データの精度が
向上する。距離Dは、「光学式位置検出装置を備えた携
帯型画像スキャナ」(PORTABLE IMAGE SCANNER WITH
OPTICAL POSITION SENSORS)と題するボーン氏等の米
国特許第6,002,124号において、ナビゲーショ
ン装置の精度の関数として説明されている。なお、この
特許公報において開示されている全ての記載は、上記特
許番号を引用することにより本明細書に組み込まれるも
のとする。第1と第2のナビゲータ126,128は、
例えば、「対象物に対するナビゲーションセンサの移動
を検出するためのナビゲーション技術」(NAVIGATION T
ECHNIQUE FOR DETECTINGMOVEMENT OF NAVIGATION
SENSORS RELATIVE TO AN OBJECT)と題するアーレ
ン氏等の米国特許第5,644,139号、及び、「非
線形移動を補償するフリーハンド式画像走査装置」(FR
EEHAND IMAGE SCANNING DEVICE WHICHCOMPENSATES
FOR NON-LINEAR MOVEMENT)と題するアーレン氏等の
米国特許第5,578,813号に開示されたナビゲー
タと実質的に同じように機能することができる。なお、
これらの両方の特許公報に開示されている全ての記載
は、上記特許番号を引用することにより本明細書に組み
込まれるのとする。
【0022】図1を簡単に参照すると、第1のナビゲー
タ126及び第2のナビゲータ128は、類似のサイズ
でもよく、それぞれ幅Wと高さHを有するものであって
よい。例えば、幅Wと高さHは両方とも約5ミリメート
ルである。図3に、ポインティング・デバイス100内
に配置された第1のナビゲータ126の拡大側面図を示
す。ポインティング・デバイス100は、ハウジング1
02の下部113に形成された第1のアパーチャ(開口
部)150を有することができる。第1のアパーチャ1
50内にレンズ154を配置することができる。レンズ
154は、例えば、約1.417の倍率を有する。第1
のアパーチャ150及びレンズ154の近くにLED
(発光ダイオード)156やその他の光源を配置するこ
とができる。LED156は、異なる色の光を放射する
ことができる。例えば、ポインティング・デバイス10
0が従来のマウスとして使用される場合には、LED1
56は、第1の帯域の波長を有する光を放射することが
できる。一方、ポインティング・デバイス100が、回
転移動データを生成するために使用される場合には、L
ED156は、第2の帯域の波長を有する光を生成する
ことができる。後で説明するように、LED156から
放射された光は、レンズ108〜110(図1参照)に
進み、ユーザが容易に観察することができる。
タ126及び第2のナビゲータ128は、類似のサイズ
でもよく、それぞれ幅Wと高さHを有するものであって
よい。例えば、幅Wと高さHは両方とも約5ミリメート
ルである。図3に、ポインティング・デバイス100内
に配置された第1のナビゲータ126の拡大側面図を示
す。ポインティング・デバイス100は、ハウジング1
02の下部113に形成された第1のアパーチャ(開口
部)150を有することができる。第1のアパーチャ1
50内にレンズ154を配置することができる。レンズ
154は、例えば、約1.417の倍率を有する。第1
のアパーチャ150及びレンズ154の近くにLED
(発光ダイオード)156やその他の光源を配置するこ
とができる。LED156は、異なる色の光を放射する
ことができる。例えば、ポインティング・デバイス10
0が従来のマウスとして使用される場合には、LED1
56は、第1の帯域の波長を有する光を放射することが
できる。一方、ポインティング・デバイス100が、回
転移動データを生成するために使用される場合には、L
ED156は、第2の帯域の波長を有する光を生成する
ことができる。後で説明するように、LED156から
放射された光は、レンズ108〜110(図1参照)に
進み、ユーザが容易に観察することができる。
【0023】2次元光センサ・アレイ158(本明細書
では、単に「光センサ・アレイ」と記載されることがあ
る)は、レンズ154の近くに配置されてもよい。光セ
ンサ・アレイ158は、図3に示していない複数の光検
出装置(以下、単に「光検出器」と記載されことがあ
る)が取付けられた面159を有する。光センサ・アレ
イ158は、物体140の表面142の2次元画像を機
械可読画像データ(本明細書において、単に「画像デー
タ」と記載されることがある)に変換する役目を果た
す。光検出器は、面159上に約60ミクロンのピッチ
を有することができる。レンズ154の拡大機能によ
り、表面142上に約42.333ミクロンの実効ピッ
チが現われる。後で説明するように、光センサ・アレイ
158によって生成される画像データが解析され、物体
140の表面142に対するポインティング・デバイス
100の移動量が決定される。
では、単に「光センサ・アレイ」と記載されることがあ
る)は、レンズ154の近くに配置されてもよい。光セ
ンサ・アレイ158は、図3に示していない複数の光検
出装置(以下、単に「光検出器」と記載されことがあ
る)が取付けられた面159を有する。光センサ・アレ
イ158は、物体140の表面142の2次元画像を機
械可読画像データ(本明細書において、単に「画像デー
タ」と記載されることがある)に変換する役目を果た
す。光検出器は、面159上に約60ミクロンのピッチ
を有することができる。レンズ154の拡大機能によ
り、表面142上に約42.333ミクロンの実効ピッ
チが現われる。後で説明するように、光センサ・アレイ
158によって生成される画像データが解析され、物体
140の表面142に対するポインティング・デバイス
100の移動量が決定される。
【0024】LED156と光センサ・アレイ158と
の間に光路160が形成される。この光路160は、入
射光路164と反射光路166の2つの成分を有する。
入射光路164は、LED156から、第1のアパーチ
ャ150を通って、物体140の表面142まで延び
る。入射光路164は、前記表面142の第1の撮像領
域168を照明する。入射光路164は、「かすり角」
と呼ばれることがある角度θで前記表面142と交差す
る。後に説明するように、ポインティング・デバイス1
00の多くの実施形態では、かすり角θを、比較的小さ
く、例えば20°にすることが好ましい。反射光路16
6は、前記表面142から第1のアパーチャ150を通
り、レンズ154を通って光センサ・アレイ158まで
延びる。レンズ154は、反射光路166の光を光セン
サ・アレイ158の面159の光検出器上に集束させる
役目を果たす。
の間に光路160が形成される。この光路160は、入
射光路164と反射光路166の2つの成分を有する。
入射光路164は、LED156から、第1のアパーチ
ャ150を通って、物体140の表面142まで延び
る。入射光路164は、前記表面142の第1の撮像領
域168を照明する。入射光路164は、「かすり角」
と呼ばれることがある角度θで前記表面142と交差す
る。後に説明するように、ポインティング・デバイス1
00の多くの実施形態では、かすり角θを、比較的小さ
く、例えば20°にすることが好ましい。反射光路16
6は、前記表面142から第1のアパーチャ150を通
り、レンズ154を通って光センサ・アレイ158まで
延びる。レンズ154は、反射光路166の光を光セン
サ・アレイ158の面159の光検出器上に集束させる
役目を果たす。
【0025】鏡面反射光路167は、また、第1の撮像
領域168から角度θで延びる。鏡面反射光路167
は、レンズ108,109及び110(図1参照)のう
ちの1つ若しくはこれらのうちの複数のレンズまで延び
ることができ、これらのレンズを光らせる働きをする。
後でより詳細に説明するように、LED156から放射
される光の色は、レンズから放射される光の色でもよ
く、ユーザに指示を提供するために変更されてもよい。
例えば、その色は、ポインティング・デバイス100が
生成するx、y移動量データが回転のものか通常のもの
かを示すことができる。
領域168から角度θで延びる。鏡面反射光路167
は、レンズ108,109及び110(図1参照)のう
ちの1つ若しくはこれらのうちの複数のレンズまで延び
ることができ、これらのレンズを光らせる働きをする。
後でより詳細に説明するように、LED156から放射
される光の色は、レンズから放射される光の色でもよ
く、ユーザに指示を提供するために変更されてもよい。
例えば、その色は、ポインティング・デバイス100が
生成するx、y移動量データが回転のものか通常のもの
かを示すことができる。
【0026】物体140の表面142には、テクスチャ
144が形成されてよい。テクスチャ144は、前記表
面142を構成する材料のランダムな不整合性のもので
あってよい。例えば、物体140が紙の場合、テクスチ
ャ144は、紙を製造するために使用される製紙用パル
プ20によって生じる。後でさらに詳しく説明するよう
に、光センサ・アレイ158は、表面142に対するポ
インティング・デバイス100の移動量を決定するため
に使用されるテクスチャ144を表す画像データを生成
することができる。或いは、テクスチャ144は、表面
142に印刷された書込みやその他のマークでもよい。
144が形成されてよい。テクスチャ144は、前記表
面142を構成する材料のランダムな不整合性のもので
あってよい。例えば、物体140が紙の場合、テクスチ
ャ144は、紙を製造するために使用される製紙用パル
プ20によって生じる。後でさらに詳しく説明するよう
に、光センサ・アレイ158は、表面142に対するポ
インティング・デバイス100の移動量を決定するため
に使用されるテクスチャ144を表す画像データを生成
することができる。或いは、テクスチャ144は、表面
142に印刷された書込みやその他のマークでもよい。
【0027】ポインティング・デバイス100について
説明したが、次に、コンピュータ・システムとの関連に
ついて説明する。
説明したが、次に、コンピュータ・システムとの関連に
ついて説明する。
【0028】図4は、コンピュータ・システム200と
動作可能に関連付けられたポインティング・デバイス1
00をブロック図形式で示している。図4に示したコン
ピュータ・システム200は、ポインティング・デバイ
ス100、プロセッサ202、及びビデオ・モニタ20
4(本明細書では、「表示装置」と記載されることがあ
る)を備えている。プロセッサ202は、例えば、従来
のパーソナル・コンピュータである。ビデオ・モニタ2
04は、例えば、従来のパーソナル・コンピュータと共
に使用されるタイプの従来のビデオ表示装置である。
動作可能に関連付けられたポインティング・デバイス1
00をブロック図形式で示している。図4に示したコン
ピュータ・システム200は、ポインティング・デバイ
ス100、プロセッサ202、及びビデオ・モニタ20
4(本明細書では、「表示装置」と記載されることがあ
る)を備えている。プロセッサ202は、例えば、従来
のパーソナル・コンピュータである。ビデオ・モニタ2
04は、例えば、従来のパーソナル・コンピュータと共
に使用されるタイプの従来のビデオ表示装置である。
【0029】ポインティング・デバイス100のデータ
・ケーブル114は、ポインティング・デバイス100
をプロセッサ202に電気接続する。より具体的には、
データ・ケーブル114は、ボタン115、第1のナビ
ゲータ126及び第2のナビゲータ128をプロセッサ
202に電気接続することができる。データ・ケーブル
114は、ポインティング・デバイス100とプロセッ
サ202の間でデータを送る役目をする。データ・ケー
ブル114の代わりに他の送信装置を使用することがで
きることに留意されたい。例えば、赤外線装置や無線周
波数装置が、ポインティング・デバイス100とプロセ
ッサ202の間でデータを送信するのに役立つ。
・ケーブル114は、ポインティング・デバイス100
をプロセッサ202に電気接続する。より具体的には、
データ・ケーブル114は、ボタン115、第1のナビ
ゲータ126及び第2のナビゲータ128をプロセッサ
202に電気接続することができる。データ・ケーブル
114は、ポインティング・デバイス100とプロセッ
サ202の間でデータを送る役目をする。データ・ケー
ブル114の代わりに他の送信装置を使用することがで
きることに留意されたい。例えば、赤外線装置や無線周
波数装置が、ポインティング・デバイス100とプロセ
ッサ202の間でデータを送信するのに役立つ。
【0030】データ・ケーブル208は、プロセッサ2
02をビデオ・モニタ204に電気接続する。データ・
ケーブル208は、プロセッサ202からビデオ・モニ
タ204にデータを送る役目をする。データは、従来の
方法でビデオ・モニタ204に画像を表示させる。後に
詳細に説明するように、プロセッサ202は、画像21
0がビデオ・モニタ204上に表示される場所とその動
きを決定する。データ・ケーブル208は、赤外線装
置、無線周波数装置、他の無線装置などの他の送信装置
と置き換えることができることに留意されたい。
02をビデオ・モニタ204に電気接続する。データ・
ケーブル208は、プロセッサ202からビデオ・モニ
タ204にデータを送る役目をする。データは、従来の
方法でビデオ・モニタ204に画像を表示させる。後に
詳細に説明するように、プロセッサ202は、画像21
0がビデオ・モニタ204上に表示される場所とその動
きを決定する。データ・ケーブル208は、赤外線装
置、無線周波数装置、他の無線装置などの他の送信装置
と置き換えることができることに留意されたい。
【0031】説明の目的のために、3次元画像210
が、ビデオ・モニタ204上に表示されているように示
されている。単に説明のために、図4では、画像210
が立方体形として示されている。この画像210は、上
側面212、下側面214、左側面216、右側面21
8、前側面220及び後側面222を有する。垂直軸V
が、上側面212と下側面214の間に延びる。図4で
は、垂直軸Vは、画像ビデオ・ディスプレイ(表示装
置)204に対する画像210の向きと関係なく上側面
212及び下側面214に対して実質的に垂直になるよ
うに示されている。水平軸Hは、左側面216と右側面
218の間に延びる。図4では、水平軸Hは、画像ビデ
オ・ディスプレイ204に対する画像210の向きに関
係なく左側面216及び右側面218に対して実質的に
垂直になるように示されている。軸Nは、前側面220
と裏側面222の間に延びており、画像ビデオ・ディス
プレイ204に対する画像210の向きと関係なくこれ
ら両面220,222に対して垂直である。これとは別
に、以上述べた軸は、画像210ではなく、ビデオ・デ
ィスプレイ204に対して基準にされる場合がある。
が、ビデオ・モニタ204上に表示されているように示
されている。単に説明のために、図4では、画像210
が立方体形として示されている。この画像210は、上
側面212、下側面214、左側面216、右側面21
8、前側面220及び後側面222を有する。垂直軸V
が、上側面212と下側面214の間に延びる。図4で
は、垂直軸Vは、画像ビデオ・ディスプレイ(表示装
置)204に対する画像210の向きと関係なく上側面
212及び下側面214に対して実質的に垂直になるよ
うに示されている。水平軸Hは、左側面216と右側面
218の間に延びる。図4では、水平軸Hは、画像ビデ
オ・ディスプレイ204に対する画像210の向きに関
係なく左側面216及び右側面218に対して実質的に
垂直になるように示されている。軸Nは、前側面220
と裏側面222の間に延びており、画像ビデオ・ディス
プレイ204に対する画像210の向きと関係なくこれ
ら両面220,222に対して垂直である。これとは別
に、以上述べた軸は、画像210ではなく、ビデオ・デ
ィスプレイ204に対して基準にされる場合がある。
【0032】ポインティング・デバイス100の構成要
素及びコンピュータ・システム200について説明した
が、次に、コンピュータ・システム200と協働するポ
インティング・デバイス100の動作について説明す
る。
素及びコンピュータ・システム200について説明した
が、次に、コンピュータ・システム200と協働するポ
インティング・デバイス100の動作について説明す
る。
【0033】再び図1を参照すると、ポインティング・
デバイス100は、物体140の面142上に配置され
る。後でより詳細に説明するように、ポインティング・
デバイス100は、その操作中に、物体140の表面1
42に対して移動される。図2に示したように、第1の
滑動体122と第2の滑動体124が前記表面142と
接触する。第1の滑動体122及び第2の滑動体124
は、ポインティング・デバイス100と表面142との
間の摩擦を小さくすることによって表面142に対する
ポインティング・デバイス100の動きを容易にする低
摩擦部品である。参考のため、いくつかの方向を使用し
て、物体140に対するポインティング・デバイス10
0の動き、並びに、ビデオ・ディスプレイ204におけ
る画像210の動きを説明する。回転方向Rは、回転移
動を規定する。回転方向Rは、時計方向RCW並びに反
時計方向RCCで示される。デカルト平面における移動
に関して、x軸方向Xはy軸方向Yと垂直である。x軸
方向Xは、正のx軸方向XPと負のx軸方向XNに関し
てさらに詳細に示される。同様に、y軸方向Yは、正の
y軸方向YEと負のy軸方向YNに関してさらに詳細に
示される。
デバイス100は、物体140の面142上に配置され
る。後でより詳細に説明するように、ポインティング・
デバイス100は、その操作中に、物体140の表面1
42に対して移動される。図2に示したように、第1の
滑動体122と第2の滑動体124が前記表面142と
接触する。第1の滑動体122及び第2の滑動体124
は、ポインティング・デバイス100と表面142との
間の摩擦を小さくすることによって表面142に対する
ポインティング・デバイス100の動きを容易にする低
摩擦部品である。参考のため、いくつかの方向を使用し
て、物体140に対するポインティング・デバイス10
0の動き、並びに、ビデオ・ディスプレイ204におけ
る画像210の動きを説明する。回転方向Rは、回転移
動を規定する。回転方向Rは、時計方向RCW並びに反
時計方向RCCで示される。デカルト平面における移動
に関して、x軸方向Xはy軸方向Yと垂直である。x軸
方向Xは、正のx軸方向XPと負のx軸方向XNに関し
てさらに詳細に示される。同様に、y軸方向Yは、正の
y軸方向YEと負のy軸方向YNに関してさらに詳細に
示される。
【0034】次に、第1のナビゲータ126の動作につ
いて詳細に説明する。ポインティング・デバイス100
の操作中に、第2のナビゲータ128が第1のナビゲー
タ126と実質的に同じ形で動作することに留意された
い。前述のように、ポインティング・デバイス100の
操作中に、第1のナビゲータ126及び第2のナビゲー
タ128が、物体140の表面142の画像を表す画像
データを生成する。図3を再び参照すると、ポインティ
ング・デバイス100の操作中に、LED156は、入
射光路164に沿った光を放射して表面142の第1の
撮像領域168を照明する。入射光路164は、比較的
小さいかすり角θで表面142と交差することが好まし
い。小さいかすり角θにすることにより、テクスチャ1
44は第1の撮像領域168に影(シャドウ)を作るこ
ととなる。また、小さいかすり角θにすることにより、
影の他に、テクスチャ144は、光がテクスチャ144
の頂上で反射している比較的明るい領域を作ることとな
る。従って、第1の撮像領域168の画像は、後で説明
するように、プロセッサ202(図4参照)によって容
易に識別される明るい領域と暗い領域とを有することと
なる。
いて詳細に説明する。ポインティング・デバイス100
の操作中に、第2のナビゲータ128が第1のナビゲー
タ126と実質的に同じ形で動作することに留意された
い。前述のように、ポインティング・デバイス100の
操作中に、第1のナビゲータ126及び第2のナビゲー
タ128が、物体140の表面142の画像を表す画像
データを生成する。図3を再び参照すると、ポインティ
ング・デバイス100の操作中に、LED156は、入
射光路164に沿った光を放射して表面142の第1の
撮像領域168を照明する。入射光路164は、比較的
小さいかすり角θで表面142と交差することが好まし
い。小さいかすり角θにすることにより、テクスチャ1
44は第1の撮像領域168に影(シャドウ)を作るこ
ととなる。また、小さいかすり角θにすることにより、
影の他に、テクスチャ144は、光がテクスチャ144
の頂上で反射している比較的明るい領域を作ることとな
る。従って、第1の撮像領域168の画像は、後で説明
するように、プロセッサ202(図4参照)によって容
易に識別される明るい領域と暗い領域とを有することと
なる。
【0035】テクスチャ144を含む表面142の画像
は、反射光路166内の第1の撮像領域168から反射
し、レンズ154によって光センサ・アレイ158上に
集束する。面159に置かれた光センサ・アレイ158
の複数の光検出器が、第1の撮像領域168を表す画像
データを生成する。従って、光センサ・アレイ158
は、第1の撮像領域168のテクスチャ144を表す画
像データを生成する。図2を簡単に参照すると、ポイン
ティング・デバイス100が表面142に対して移動す
るとき、第1及び第2の撮像領域168,169も表面
142に対して移動することに留意されたい。
は、反射光路166内の第1の撮像領域168から反射
し、レンズ154によって光センサ・アレイ158上に
集束する。面159に置かれた光センサ・アレイ158
の複数の光検出器が、第1の撮像領域168を表す画像
データを生成する。従って、光センサ・アレイ158
は、第1の撮像領域168のテクスチャ144を表す画
像データを生成する。図2を簡単に参照すると、ポイン
ティング・デバイス100が表面142に対して移動す
るとき、第1及び第2の撮像領域168,169も表面
142に対して移動することに留意されたい。
【0036】LED156が光を放射している間、反射
光路167はLED156によって放射された色と実質
的に似た光を有する。この光は、レンズ108,10
9,110の1つのレンズ又はこれらのうちの複数のレ
ンズに導かれる。LED156から放射される光の色
は、ユーザに指示を提供するために選択することができ
る。例えば、ポインティング・デバイス100が従来の
コンピュータ・マウスとして使用されているときには、
LED1S6は第1の色を放射する。LED156は、
制限でない例において、ポインティング・デバイス10
0を使用してビデオ・ディスプレイ204上に表示され
た画像210(図4参照)を回転させるとき、第2の色
を放射することができる。
光路167はLED156によって放射された色と実質
的に似た光を有する。この光は、レンズ108,10
9,110の1つのレンズ又はこれらのうちの複数のレ
ンズに導かれる。LED156から放射される光の色
は、ユーザに指示を提供するために選択することができ
る。例えば、ポインティング・デバイス100が従来の
コンピュータ・マウスとして使用されているときには、
LED1S6は第1の色を放射する。LED156は、
制限でない例において、ポインティング・デバイス10
0を使用してビデオ・ディスプレイ204上に表示され
た画像210(図4参照)を回転させるとき、第2の色
を放射することができる。
【0037】図4を再び参照すると、ナビゲータ12
6,128によって生成される画像データの解析に関す
る以下の説明は、前に参照したアーレン氏等による米国
特許第5,644,139号及びアーレン氏等による米
国特許第5,578,813号に詳細に説明されてい
る。第1のナビゲータ126及び第2のナビゲータ12
8によって生成される画像データは、データ・ケーブル
114を介してプロセッサ202に送られる。画像デー
タは、例えば、各値が光検出器によって受け取られる光
の量を表す数値である。
6,128によって生成される画像データの解析に関す
る以下の説明は、前に参照したアーレン氏等による米国
特許第5,644,139号及びアーレン氏等による米
国特許第5,578,813号に詳細に説明されてい
る。第1のナビゲータ126及び第2のナビゲータ12
8によって生成される画像データは、データ・ケーブル
114を介してプロセッサ202に送られる。画像デー
タは、例えば、各値が光検出器によって受け取られる光
の量を表す数値である。
【0038】プロセッサ202は、画像データを解析
し、物体140の表面142上の独特な特徴を探す。独
特な特徴は、テクスチャ144を照明するLED156
(図3参照)によって光と影のコントラストが生じてい
る領域である。プロセッサ202は、光センサ・アレイ
158(図3参照)のどの光検出器が独特な特徴の画像
データを生成したかを決定する。同じプロセスが、第2
のナビゲータ128に関しても行われる。従って、光セ
ンサ158、従って第1のナビゲータ126及び第2の
ナビゲータ128に対する独特な特徴の位置が容易に決
定される。ポインティング・デバイス100が表面14
2に対して移動されるとき、これに応じて第1のナビゲ
ータ126及び第2のナビゲータ128に対する独特な
特徴の位置が移動する。プロセッサ202は、この相対
的な移動を解析して、物体140に対するポインティン
グ・デバイス100の移動量を決定する。本明細書にお
いて、プロセッサ202は、ポインティング・デバイス
100に外部にある構成要素として説明されていること
に留意されたい。本明細書で説明した多数の処理工程を
実行するプロセッサ(図示せず)がポインティング・デ
バイス100の中に配置されていてもよいことを理解さ
れたい。
し、物体140の表面142上の独特な特徴を探す。独
特な特徴は、テクスチャ144を照明するLED156
(図3参照)によって光と影のコントラストが生じてい
る領域である。プロセッサ202は、光センサ・アレイ
158(図3参照)のどの光検出器が独特な特徴の画像
データを生成したかを決定する。同じプロセスが、第2
のナビゲータ128に関しても行われる。従って、光セ
ンサ158、従って第1のナビゲータ126及び第2の
ナビゲータ128に対する独特な特徴の位置が容易に決
定される。ポインティング・デバイス100が表面14
2に対して移動されるとき、これに応じて第1のナビゲ
ータ126及び第2のナビゲータ128に対する独特な
特徴の位置が移動する。プロセッサ202は、この相対
的な移動を解析して、物体140に対するポインティン
グ・デバイス100の移動量を決定する。本明細書にお
いて、プロセッサ202は、ポインティング・デバイス
100に外部にある構成要素として説明されていること
に留意されたい。本明細書で説明した多数の処理工程を
実行するプロセッサ(図示せず)がポインティング・デ
バイス100の中に配置されていてもよいことを理解さ
れたい。
【0039】前述のように、プロセッサ202は、ビデ
オ・モニタ204上に画像210を表示させるデータを
データ・ケーブル208を介してビデオ・モニタ204
に送る。プロセッサ202は、物体140に対するポイ
ンティング・デバイス100の移動並びに回転に基づい
て、ビデオ・モニタ204上で画像210を移動させか
つ回転させる。プロセッサ202は、第1のナビゲータ
126及び第2のナビゲータ128の画像データの変化
を解析することによって、画像210の回転移動データ
を提供する。例えば、プロセッサ202は、第1のナビ
ゲータ126が、物体140に対して正のx軸方向XE
に移動し、第2のナビゲータ128が負のx軸方向XN
に移動していることを検出することができる。この場
合、ポインティング・デバイス100は、物体140に
対して反時計方向RCCに回転している。プロセッサ2
02は、この回転を解析して、画像210を軸Nに対し
て反時計方向RCCに回転させる。画像210の回転
は、ポインティング・デバイス100の回転に直接対応
しなくてもよい。例えば、ポインティング・デバイス1
00を反時計方向RCCに10度回転すると、画像21
0が反時計方向RCCに30度回転することができる。
オ・モニタ204上に画像210を表示させるデータを
データ・ケーブル208を介してビデオ・モニタ204
に送る。プロセッサ202は、物体140に対するポイ
ンティング・デバイス100の移動並びに回転に基づい
て、ビデオ・モニタ204上で画像210を移動させか
つ回転させる。プロセッサ202は、第1のナビゲータ
126及び第2のナビゲータ128の画像データの変化
を解析することによって、画像210の回転移動データ
を提供する。例えば、プロセッサ202は、第1のナビ
ゲータ126が、物体140に対して正のx軸方向XE
に移動し、第2のナビゲータ128が負のx軸方向XN
に移動していることを検出することができる。この場
合、ポインティング・デバイス100は、物体140に
対して反時計方向RCCに回転している。プロセッサ2
02は、この回転を解析して、画像210を軸Nに対し
て反時計方向RCCに回転させる。画像210の回転
は、ポインティング・デバイス100の回転に直接対応
しなくてもよい。例えば、ポインティング・デバイス1
00を反時計方向RCCに10度回転すると、画像21
0が反時計方向RCCに30度回転することができる。
【0040】従来のコンピュータ・システム200にお
いて、画像の回転は、複数のコマンドによって達成され
る。例えば、ユーザは、画像を回転させるために、従来
のポインティング・デバイスをx軸又はy軸方向に移動
させながらキーボード上の1つ又は2つのキーを押さな
ければならない。本明細書で説明したコンピュータ・シ
ステム200は、ポインティング・デバイスを移動させ
ながらキーを押す必要をなくす利点を有する。さらに、
画像210の回転は、x軸又はy軸方向の移動を画像2
10の回転移動に変換する必要なしに、ポインティング
・デバイス100を回転させることによって達成され
る。
いて、画像の回転は、複数のコマンドによって達成され
る。例えば、ユーザは、画像を回転させるために、従来
のポインティング・デバイスをx軸又はy軸方向に移動
させながらキーボード上の1つ又は2つのキーを押さな
ければならない。本明細書で説明したコンピュータ・シ
ステム200は、ポインティング・デバイスを移動させ
ながらキーを押す必要をなくす利点を有する。さらに、
画像210の回転は、x軸又はy軸方向の移動を画像2
10の回転移動に変換する必要なしに、ポインティング
・デバイス100を回転させることによって達成され
る。
【0041】プロセッサ202は、画像210の回転の
他に、画像210をx軸方向X及びy軸方向Yに移動さ
せることができる。1つの実施形態において、ボタン1
15のうちの1つ、例えば第1のボタン116を押し
て、カーソル(図示せず)に画像210を選択させる。
次に、回転移動なしに画像210をx軸方向X及びy軸
方向Yに移動することができる。
他に、画像210をx軸方向X及びy軸方向Yに移動さ
せることができる。1つの実施形態において、ボタン1
15のうちの1つ、例えば第1のボタン116を押し
て、カーソル(図示せず)に画像210を選択させる。
次に、回転移動なしに画像210をx軸方向X及びy軸
方向Yに移動することができる。
【0042】プロセッサ202は、第4のボタン121
を押すことによって画像210を回転させるモードに入
ることができる。このモードに入ると、プロセッサ20
2は、信号をLED156(図3参照)に送り、LED
156に特定の色の光を放射させることができる。これ
により、次に、レンズ108〜110が光を放射し、こ
の光が、コンピュータ・システム200が画像210を
回転させるモードであることをユーザに伝える。画像2
10の回転は、第1のボタン116を押すことにより達
成することができ、第1のボタン116は、画像210
を、コンピュータ・システム200の回転機能に基づい
てN軸のまわりに回転させることができる。第2のボタ
ン118を押すことにより、コンピュータ・システム2
00の回転機能に基づいて画像210を垂直軸Vのまわ
りに回転させることができる。第3のボタン120を押
すことにより、画像210を、コンピュータ・システム
200の回転機能に基づいて水平軸Hのまわりに回転さ
せることができる。或いは、ユーザは、画像210の回
転中心となる画像210に関する軸を規定(設定)する
ことができる。さらに別の代替例において、軸は、ビデ
オ・ディスプレイ204に関連付けることができ、画像
210は、ビデオ・ディスプレイ204に関連したその
ような軸のまわりに回転させることができる。
を押すことによって画像210を回転させるモードに入
ることができる。このモードに入ると、プロセッサ20
2は、信号をLED156(図3参照)に送り、LED
156に特定の色の光を放射させることができる。これ
により、次に、レンズ108〜110が光を放射し、こ
の光が、コンピュータ・システム200が画像210を
回転させるモードであることをユーザに伝える。画像2
10の回転は、第1のボタン116を押すことにより達
成することができ、第1のボタン116は、画像210
を、コンピュータ・システム200の回転機能に基づい
てN軸のまわりに回転させることができる。第2のボタ
ン118を押すことにより、コンピュータ・システム2
00の回転機能に基づいて画像210を垂直軸Vのまわ
りに回転させることができる。第3のボタン120を押
すことにより、画像210を、コンピュータ・システム
200の回転機能に基づいて水平軸Hのまわりに回転さ
せることができる。或いは、ユーザは、画像210の回
転中心となる画像210に関する軸を規定(設定)する
ことができる。さらに別の代替例において、軸は、ビデ
オ・ディスプレイ204に関連付けることができ、画像
210は、ビデオ・ディスプレイ204に関連したその
ような軸のまわりに回転させることができる。
【0043】プロセッサ202は、画像210を、x軸
方向X及びy軸方向Yに同時に回転し、移動させること
ができる。例えば、第1のナビゲータ126と第2のナ
ビゲータ128が正のy軸方向YEと正のx軸方向XE
に移動していることをプロセッサ202が決定した場
合、プロセッサ202は、それに応じて画像210を正
のy軸方向YEと正のx軸方向XEに移動させる。さら
に、プロセッサ202が、第1のナビゲータ126が第
2のナビゲータ128と異なる速さで正のx軸方向XE
に移動していることを決定した場合は、プロセッサ20
2は、画像210を、画像が正のx軸方向XEと正のy
軸方向YEに移動するように回転させることができる。
プロセッサ202は、第1のナビゲータ126と第2の
ナビゲータ128の間で正のx軸方向XEの移動速度の
差を計算して、その差を回転に適用することができる。
方向X及びy軸方向Yに同時に回転し、移動させること
ができる。例えば、第1のナビゲータ126と第2のナ
ビゲータ128が正のy軸方向YEと正のx軸方向XE
に移動していることをプロセッサ202が決定した場
合、プロセッサ202は、それに応じて画像210を正
のy軸方向YEと正のx軸方向XEに移動させる。さら
に、プロセッサ202が、第1のナビゲータ126が第
2のナビゲータ128と異なる速さで正のx軸方向XE
に移動していることを決定した場合は、プロセッサ20
2は、画像210を、画像が正のx軸方向XEと正のy
軸方向YEに移動するように回転させることができる。
プロセッサ202は、第1のナビゲータ126と第2の
ナビゲータ128の間で正のx軸方向XEの移動速度の
差を計算して、その差を回転に適用することができる。
【0044】本明細書において、コンピュータ・システ
ム200は、ビデオ・モニタ上に表示された画像を回転
するように説明された。ポインティング・デバイス10
0によって生成される回転データは、ゲームなどの他の
目的にも使用することができることを理解されたい。例
えば、コンピュータ・システム200が、フライト・シ
ミュレータ・ゲームを行うために使用される場合、ポイ
ンティング・デバイス100の回転が平面の補助翼を制
御する機能を果たすことができる。ポインティング・デ
バイス100のx軸方向X及びy軸方向Yは、スタビラ
イザとラダーを制御するために使用することができる。
従って、従来のポインティング・デバイスではなく本明
細書で説明したポインティング・デバイス100によっ
て、より多くのデータを提供することができる。
ム200は、ビデオ・モニタ上に表示された画像を回転
するように説明された。ポインティング・デバイス10
0によって生成される回転データは、ゲームなどの他の
目的にも使用することができることを理解されたい。例
えば、コンピュータ・システム200が、フライト・シ
ミュレータ・ゲームを行うために使用される場合、ポイ
ンティング・デバイス100の回転が平面の補助翼を制
御する機能を果たすことができる。ポインティング・デ
バイス100のx軸方向X及びy軸方向Yは、スタビラ
イザとラダーを制御するために使用することができる。
従って、従来のポインティング・デバイスではなく本明
細書で説明したポインティング・デバイス100によっ
て、より多くのデータを提供することができる。
【0045】ポインティング・デバイス100とコンピ
ュータ・システム200の実施形態について説明した
が、次に、他の実施形態について説明する。
ュータ・システム200の実施形態について説明した
が、次に、他の実施形態について説明する。
【0046】コンピュータ・システム200の1つの実
施形態において、画像210は、前述の軸N、H及びV
と平行な様々な軸のまわりに回転することができる。こ
の実施形態の例は、垂直軸Nに関して提供される。第1
のナビゲータ126及び第2のナビゲータ128の移動
量の差を使用して、ポインティング・デバイス100の
回転軸の位置が決定される。例えば、第2のナビゲータ
128が負のx軸方向XNに移動されるのと同じ速さで
第1のナビゲータ126が正のx軸方向XEに移動され
る場合には、回転軸は、第1の回転点230にある。従
って、プロセッサ202は、画像210の前側面220
に中心に配置された第1の回転点230のまわりに画像
210を回転させることができる。正のx軸方向XEの
第1のナビゲータ126の移動が、負のx軸方向XNの
第2のナビゲータ128の移動よりも遅い場合には、ポ
インティング・デバイス100が、第1のナビゲータ1
26の近くにある軸のまわりに回転する。そのような軸
の例は、第2の回転点232である。この場合、プロセ
ッサ202は、上側面212の近くに配置された第2の
回転点232のまわりに画像210を回転させる。正の
x軸方向XEの第1のナビゲータ126の移動が、負の
x軸方向XNの第2のナビゲータ128の移動よりも速
い場合には、ポインティング・デバイス100は、第2
のナビゲータ128に近くにある軸のまわりに回転す
る。そのような軸の例は、第3の回転点234である。
これに応じて、プロセッサ202は、画像210を、下
側面214の近くに配置された第3の回転点234のま
わりに回転させる。前述の回転軸は、第1のナビゲータ
126及び第2のナビゲータ128の両方が同じ方向、
例えば正のx軸方向XEに移動している状況にも適用可
能である。
施形態において、画像210は、前述の軸N、H及びV
と平行な様々な軸のまわりに回転することができる。こ
の実施形態の例は、垂直軸Nに関して提供される。第1
のナビゲータ126及び第2のナビゲータ128の移動
量の差を使用して、ポインティング・デバイス100の
回転軸の位置が決定される。例えば、第2のナビゲータ
128が負のx軸方向XNに移動されるのと同じ速さで
第1のナビゲータ126が正のx軸方向XEに移動され
る場合には、回転軸は、第1の回転点230にある。従
って、プロセッサ202は、画像210の前側面220
に中心に配置された第1の回転点230のまわりに画像
210を回転させることができる。正のx軸方向XEの
第1のナビゲータ126の移動が、負のx軸方向XNの
第2のナビゲータ128の移動よりも遅い場合には、ポ
インティング・デバイス100が、第1のナビゲータ1
26の近くにある軸のまわりに回転する。そのような軸
の例は、第2の回転点232である。この場合、プロセ
ッサ202は、上側面212の近くに配置された第2の
回転点232のまわりに画像210を回転させる。正の
x軸方向XEの第1のナビゲータ126の移動が、負の
x軸方向XNの第2のナビゲータ128の移動よりも速
い場合には、ポインティング・デバイス100は、第2
のナビゲータ128に近くにある軸のまわりに回転す
る。そのような軸の例は、第3の回転点234である。
これに応じて、プロセッサ202は、画像210を、下
側面214の近くに配置された第3の回転点234のま
わりに回転させる。前述の回転軸は、第1のナビゲータ
126及び第2のナビゲータ128の両方が同じ方向、
例えば正のx軸方向XEに移動している状況にも適用可
能である。
【0047】もう1つの実施形態に係るポインティング
・デバイス300を図5に示す。ポインティング・デバ
イス300の側面破断図である図5に示したように、こ
のポインティング・デバイス300は、1つの光センサ
・アレイ310を備えると共に、図2のハウジング11
0と実質的に類似のハウジング304を有する。ハウジ
ング304は、第1のアパーチャ307及び第2のアパ
ーチャ308が形成された下側面306を有する。図5
に示したように、光センサ・アレイ310は、下側面3
06に対して実質的に垂直である。図5に示したよう
に、ハウジング304は、前に説明したようなレンズ1
08及び109を備える。
・デバイス300を図5に示す。ポインティング・デバ
イス300の側面破断図である図5に示したように、こ
のポインティング・デバイス300は、1つの光センサ
・アレイ310を備えると共に、図2のハウジング11
0と実質的に類似のハウジング304を有する。ハウジ
ング304は、第1のアパーチャ307及び第2のアパ
ーチャ308が形成された下側面306を有する。図5
に示したように、光センサ・アレイ310は、下側面3
06に対して実質的に垂直である。図5に示したよう
に、ハウジング304は、前に説明したようなレンズ1
08及び109を備える。
【0048】第1のアパーチャ307内には第1の窓
(ウインドウ)312が配置され、第2のアパーチャ3
08内には第2の窓314が配置される。第1のアパー
チャ307及び第2のLED322の近くに第1のLE
D320やその他の光源を配置することができ、第2の
アパーチャ308の近くに他の光源を配置することがで
きる。第1のLED320は、第1の周波数帯及び第2
の周波数帯の周波数を有する光を放射することができ
る。従って、第1のLED320は、2色の光を放射す
ることができる。第2のLED322は、第3の周波数
帯の周波数を有する光を放射することができる。
(ウインドウ)312が配置され、第2のアパーチャ3
08内には第2の窓314が配置される。第1のアパー
チャ307及び第2のLED322の近くに第1のLE
D320やその他の光源を配置することができ、第2の
アパーチャ308の近くに他の光源を配置することがで
きる。第1のLED320は、第1の周波数帯及び第2
の周波数帯の周波数を有する光を放射することができ
る。従って、第1のLED320は、2色の光を放射す
ることができる。第2のLED322は、第3の周波数
帯の周波数を有する光を放射することができる。
【0049】ハウジング304内に、第1のレンズ33
6、第2のレンズ338、第1のリフレクタ350及び
第2のリフレクタ352が配置されている。第1のリフ
レクタ350は、第1の周波数帯及び第2の周波数帯の
周波数を有する第1のLED320から放射された光を
反射する。第2のリフレクタ352は、第3の周波数帯
の周波数を有する第2のLED322から放射された光
を反射する。第2のリフレクタ352は、また、第1及
び第2の周波数帯の周波数を有する光を透過する。
6、第2のレンズ338、第1のリフレクタ350及び
第2のリフレクタ352が配置されている。第1のリフ
レクタ350は、第1の周波数帯及び第2の周波数帯の
周波数を有する第1のLED320から放射された光を
反射する。第2のリフレクタ352は、第3の周波数帯
の周波数を有する第2のLED322から放射された光
を反射する。第2のリフレクタ352は、また、第1及
び第2の周波数帯の周波数を有する光を透過する。
【0050】前述の要素の他に、ハウジング304内に
いくつかの光路があってもよい。第1のLED320と
表面142の第1の撮像領域168との間に、第1の入
射光路326が延びることができる。第2のLED32
2と表面142の第2の撮像領域169の間に第2の入
射光路328が延びるようになっている。そして、第1
の撮像領域168と光センサ・アレイ310との間に反
射光路330が延びるようになっている。第1の反射光
路330が、第1の窓312を通り、第1のリフレクタ
350で反射し、第1のレンズ336によって集束さ
れ、第2のリフレクタ352を通過する。第2の反射光
路332が、第2の窓314を通り、第2のレンズ33
8によって集束され、第2のリフレクタ352で反射す
る。
いくつかの光路があってもよい。第1のLED320と
表面142の第1の撮像領域168との間に、第1の入
射光路326が延びることができる。第2のLED32
2と表面142の第2の撮像領域169の間に第2の入
射光路328が延びるようになっている。そして、第1
の撮像領域168と光センサ・アレイ310との間に反
射光路330が延びるようになっている。第1の反射光
路330が、第1の窓312を通り、第1のリフレクタ
350で反射し、第1のレンズ336によって集束さ
れ、第2のリフレクタ352を通過する。第2の反射光
路332が、第2の窓314を通り、第2のレンズ33
8によって集束され、第2のリフレクタ352で反射す
る。
【0051】第1の撮像領域168とレンズ108との
間に第1の鏡面反射光路327が延びる。第2の撮像領
域169とレンズ109との間に第2の鏡面反射光路3
23が延びる。レンズ108,109に関して前に示し
たように、これらのレンズ108,109は、対応する
LED320,322から放射される光と実質的に類似
の光を放射する。
間に第1の鏡面反射光路327が延びる。第2の撮像領
域169とレンズ109との間に第2の鏡面反射光路3
23が延びる。レンズ108,109に関して前に示し
たように、これらのレンズ108,109は、対応する
LED320,322から放射される光と実質的に類似
の光を放射する。
【0052】第1の鏡面反射光路327及び第2の鏡面
反射光路323を除いて、ポインティング・デバイス3
00の光学素子は、1999年8月25日に出願された
「単一の光検出素子を有する位置検出装置」(POSITION
SENSING DEVICE HAVING A SINGLE PHOTOSENSING
ELEMENT)と題するボーン氏の米国特許出願第09/3
82,939号に記載されたものと同じように機能す
る。なお、この特許出願において開示された全ての記載
事項は、これを引用することにより本明細書に組み込ま
れるものとする。ポインティング・デバイス300は、
図1のポインティング・デバイス100に関して説明し
たように、物体140の表面142を撮像することによ
って、回転運動を含むポインティング・デバイス300
の運動を測定するために使用される。一方、ポインティ
ング・デバイス300は、光センサ・アレイ310を1
つだけ使用しており、これにより、ポインティング・デ
バイス300のコストが下がる。ポインティング・デバ
イス300の操作においては、第1のLED320及び
第2のLED322のどちらかを作動させることによっ
て、1度に1つの光路330,332だけが活動化され
る。プロセッサ(図5には図示しない)は、第1のLE
D320を作動させ、第2のLED322を作動させな
いようにする。第1のLED320が作動されたとき、
光センサ・アレイ310は、第1の撮像領域168を表
す画像データを生成する。画像データが生成されたと
き、プロセッサは、第1のLED320を作動させず、
第2のLED322を作動させる。従って、光センサ・
アレイ310は、第2の撮像領域169を表す画像デー
タを生成する。プロセッサは、図4のポインティング・
デバイス100に関して前に説明したのと同じように画
像データを使用する。プロセッサは、次に、ポインティ
ング・デバイス300の回転量を計算し、その回転量を
使用してビデオ・モニタ上に表示される画像を操作す
る。
反射光路323を除いて、ポインティング・デバイス3
00の光学素子は、1999年8月25日に出願された
「単一の光検出素子を有する位置検出装置」(POSITION
SENSING DEVICE HAVING A SINGLE PHOTOSENSING
ELEMENT)と題するボーン氏の米国特許出願第09/3
82,939号に記載されたものと同じように機能す
る。なお、この特許出願において開示された全ての記載
事項は、これを引用することにより本明細書に組み込ま
れるものとする。ポインティング・デバイス300は、
図1のポインティング・デバイス100に関して説明し
たように、物体140の表面142を撮像することによ
って、回転運動を含むポインティング・デバイス300
の運動を測定するために使用される。一方、ポインティ
ング・デバイス300は、光センサ・アレイ310を1
つだけ使用しており、これにより、ポインティング・デ
バイス300のコストが下がる。ポインティング・デバ
イス300の操作においては、第1のLED320及び
第2のLED322のどちらかを作動させることによっ
て、1度に1つの光路330,332だけが活動化され
る。プロセッサ(図5には図示しない)は、第1のLE
D320を作動させ、第2のLED322を作動させな
いようにする。第1のLED320が作動されたとき、
光センサ・アレイ310は、第1の撮像領域168を表
す画像データを生成する。画像データが生成されたと
き、プロセッサは、第1のLED320を作動させず、
第2のLED322を作動させる。従って、光センサ・
アレイ310は、第2の撮像領域169を表す画像デー
タを生成する。プロセッサは、図4のポインティング・
デバイス100に関して前に説明したのと同じように画
像データを使用する。プロセッサは、次に、ポインティ
ング・デバイス300の回転量を計算し、その回転量を
使用してビデオ・モニタ上に表示される画像を操作す
る。
【0053】前述のように、プロセッサは、第1のLE
D320に第1の色を有する光を放射させて、ポインテ
ィング・デバイス300がx軸方向及びy軸方向の移動
を決定するモードであることを示すことができる。プロ
セッサは、第1のLED320に第2の色の光を放射さ
せて、ポインティング・デバイス300がポインティン
グ・デバイス300の回転移動を決定するモードである
ことを示すことができる。第1と第2の色の光は、レン
ズ108から放射される。類似の指示は、第2のLED
322及びレンズ109によって達成することができ
る。
D320に第1の色を有する光を放射させて、ポインテ
ィング・デバイス300がx軸方向及びy軸方向の移動
を決定するモードであることを示すことができる。プロ
セッサは、第1のLED320に第2の色の光を放射さ
せて、ポインティング・デバイス300がポインティン
グ・デバイス300の回転移動を決定するモードである
ことを示すことができる。第1と第2の色の光は、レン
ズ108から放射される。類似の指示は、第2のLED
322及びレンズ109によって達成することができ
る。
【0054】図6に、もう1つの実施形態に係る、1つ
の光センサ・アレイ410を使用するポインティング・
デバイス400を示す。このポインティング・デバイス
400は、下側面406を有するハウジング404を有
する。下側面406は、第1のアパーチャ407及び第
2のアパーチャ408が形成されている。第1の窓41
2が、第1のアパーチャ407内に配置され、第2の窓
414が、第2のアパーチャ408に配置される。光セ
ンサ・アレイ410は、ハウジング404内の第1のア
パーチャ407と第2のアパーチャ408との間に配置
される。
の光センサ・アレイ410を使用するポインティング・
デバイス400を示す。このポインティング・デバイス
400は、下側面406を有するハウジング404を有
する。下側面406は、第1のアパーチャ407及び第
2のアパーチャ408が形成されている。第1の窓41
2が、第1のアパーチャ407内に配置され、第2の窓
414が、第2のアパーチャ408に配置される。光セ
ンサ・アレイ410は、ハウジング404内の第1のア
パーチャ407と第2のアパーチャ408との間に配置
される。
【0055】前述の構成要素の他に、ハウジング404
内に、第1のLED420、第2のLED422、第1
のレンズ436、第2のレンズ438及びいくつかの光
路を配置することができる。第1のLED420と第1
の撮像領域168との間に第1の入射光路426が延び
る。第2のLED422と第2の撮像領域169との間
に第2の入射光路428が延びる。第1の撮像領域16
8と光センサ・アレイ410の面411との間に第1の
反射光路430が延びる。反射光路430が、第1のア
パーチャ407、第1の窓412及び第1のレンズ43
6を通る。第2の撮像領域169と光センサ・アレイ4
10の面411との間に第2の反射光路432が延び
る。第2の反射光路432が、第2のアパーチャ40
8、第2の窓414、及び第2のレンズ438を通る。
第1のLED420及び第2のLED422とは、両方
とも、第1の色又は第2の色を有する光を放射すること
ができる。
内に、第1のLED420、第2のLED422、第1
のレンズ436、第2のレンズ438及びいくつかの光
路を配置することができる。第1のLED420と第1
の撮像領域168との間に第1の入射光路426が延び
る。第2のLED422と第2の撮像領域169との間
に第2の入射光路428が延びる。第1の撮像領域16
8と光センサ・アレイ410の面411との間に第1の
反射光路430が延びる。反射光路430が、第1のア
パーチャ407、第1の窓412及び第1のレンズ43
6を通る。第2の撮像領域169と光センサ・アレイ4
10の面411との間に第2の反射光路432が延び
る。第2の反射光路432が、第2のアパーチャ40
8、第2の窓414、及び第2のレンズ438を通る。
第1のLED420及び第2のLED422とは、両方
とも、第1の色又は第2の色を有する光を放射すること
ができる。
【0056】第1の撮像領域168とレンズ109との
間に第1の鏡面反射光路427が延びる。従って、レン
ズ109は、第1のLED420から放射される光の色
に対応する光を放射する。第2の撮像領域169とレン
ズ108との間に第2の鏡面反射光路429が延びる。
従って、レンズ109は、第2のLED422から放射
される光の色に対応する光を放射する。前述のように、
レンズ108,109から放射される光の色を使用し
て、ポインティング・デバイス400のモードを示すこ
とができる。
間に第1の鏡面反射光路427が延びる。従って、レン
ズ109は、第1のLED420から放射される光の色
に対応する光を放射する。第2の撮像領域169とレン
ズ108との間に第2の鏡面反射光路429が延びる。
従って、レンズ109は、第2のLED422から放射
される光の色に対応する光を放射する。前述のように、
レンズ108,109から放射される光の色を使用し
て、ポインティング・デバイス400のモードを示すこ
とができる。
【0057】第1のレンズ436及び第2のレンズ43
8は、ハウジング404内に配置されて、第1の反射光
路430及び第2反射光路432を光センサ・アレイ4
10の面411まで導く。より具体的には、光路43
0,432を導くことができるように、レンズ436,
438の焦点軸が位置決めされる。光センサ・アレイと
関連する光路を導く例は、前に参照した米国特許出願第
09/382,939号に記載されている。
8は、ハウジング404内に配置されて、第1の反射光
路430及び第2反射光路432を光センサ・アレイ4
10の面411まで導く。より具体的には、光路43
0,432を導くことができるように、レンズ436,
438の焦点軸が位置決めされる。光センサ・アレイと
関連する光路を導く例は、前に参照した米国特許出願第
09/382,939号に記載されている。
【0058】ポインティング・デバイス400は、図5
のポインティング・デバイス300と同じように、1度
に光路430,432のうちの1つだけを作動させるこ
とによって1つの光センサ・アレイ410を使用する。
図5のポインティング・デバイス300と同じように、
光路の活動化の制御は、第1のLED420及び第2の
LED422を作動させたり作動させなかったりするこ
とによって達成することができる。光センサ・アレイ4
10は、前述のように第1の撮像領域168及び第2の
撮像領域169の画像を画像データに変換し、前述のよ
うに画像データを使用してビデオ・ディスプレイ上の画
像を移動させる。
のポインティング・デバイス300と同じように、1度
に光路430,432のうちの1つだけを作動させるこ
とによって1つの光センサ・アレイ410を使用する。
図5のポインティング・デバイス300と同じように、
光路の活動化の制御は、第1のLED420及び第2の
LED422を作動させたり作動させなかったりするこ
とによって達成することができる。光センサ・アレイ4
10は、前述のように第1の撮像領域168及び第2の
撮像領域169の画像を画像データに変換し、前述のよ
うに画像データを使用してビデオ・ディスプレイ上の画
像を移動させる。
【0059】図7に、移動可能な光センサを備えたポイ
ンティング・デバイス500の実施形態を示す。撮像す
るために使用される移動可能な光センサの例は、199
9年9月29日に出願された「移動可能な光検出素子を
有する位置検出装置」(POSITION SENSING DEVICE HAVI
NG A MOVABLE PHOTOSENSING ELEMENT)と題するボーン
氏の米国特許出願第09/408,357号に開示され
ている。なお、この特許出願において開示された全ての
記載事項は、これを引用することにより本明細書に組み
込まれるものとする。ポインティング・デバイス500
は、光センサが取付けられた2つの運動センサを有す
る。本明細書では一方の運動センサ502だけを説明す
る。説明しない他方の運動センサは、運動センサ502
と同一である。ポインティング・デバイス500は、下
側面506を有するハウジング504を備える。下側面
506は、第1の窓512が開けられた第1のアパーチ
ャ507と、第2の窓514が開けられた第2のアパー
チャ508とを有する。第1の窓512が、光センサ・
アレイ510上に光を集束するレンズでもよいことに留
意されたい。
ンティング・デバイス500の実施形態を示す。撮像す
るために使用される移動可能な光センサの例は、199
9年9月29日に出願された「移動可能な光検出素子を
有する位置検出装置」(POSITION SENSING DEVICE HAVI
NG A MOVABLE PHOTOSENSING ELEMENT)と題するボーン
氏の米国特許出願第09/408,357号に開示され
ている。なお、この特許出願において開示された全ての
記載事項は、これを引用することにより本明細書に組み
込まれるものとする。ポインティング・デバイス500
は、光センサが取付けられた2つの運動センサを有す
る。本明細書では一方の運動センサ502だけを説明す
る。説明しない他方の運動センサは、運動センサ502
と同一である。ポインティング・デバイス500は、下
側面506を有するハウジング504を備える。下側面
506は、第1の窓512が開けられた第1のアパーチ
ャ507と、第2の窓514が開けられた第2のアパー
チャ508とを有する。第1の窓512が、光センサ・
アレイ510上に光を集束するレンズでもよいことに留
意されたい。
【0060】運動センサ502は、光センサ・アレイ5
10が取付けられたアクチュエータ540を備える。他
の実施形態に関して前に示したように、光センサ・アレ
イ510は、光検出器の2次元アレイを取付けることが
できる面511を有する。アクチュエータ540は、第
2の部分544に対して移動可能に取付けられた第1の
部分542を有している。第1の部分542は、ハウジ
ング504に取付けられ、光センサ・アレイ510は、
第2の部分544に取付けられる。従って、アクチュエ
ータ540は、ハウジング504及び物体140の表面
142に対して光センサ・アレイ510を移動させるこ
とができる。アクチュエータ540は、光センサ・アレ
イ510を、物体140の表面142と平行な平面に沿
う方向、並びに、表面142に対して垂直なz軸方向Z
に沿って移動させ得るように構成される。
10が取付けられたアクチュエータ540を備える。他
の実施形態に関して前に示したように、光センサ・アレ
イ510は、光検出器の2次元アレイを取付けることが
できる面511を有する。アクチュエータ540は、第
2の部分544に対して移動可能に取付けられた第1の
部分542を有している。第1の部分542は、ハウジ
ング504に取付けられ、光センサ・アレイ510は、
第2の部分544に取付けられる。従って、アクチュエ
ータ540は、ハウジング504及び物体140の表面
142に対して光センサ・アレイ510を移動させるこ
とができる。アクチュエータ540は、光センサ・アレ
イ510を、物体140の表面142と平行な平面に沿
う方向、並びに、表面142に対して垂直なz軸方向Z
に沿って移動させ得るように構成される。
【0061】第1のアパーチャ507の近くに第1のL
ED520を配置し、第2のアパーチャ508の近くに
LED522を配置する。他のLEDに関して説明した
ように、LED520,522は、異なる色を有する光
を放射する。第1のLED520と面142の第1の撮
像領域168との間に、入射光路526が延びる。第1
の撮像領域168と光センサ510の面511との間に
第1の面反射光路530が延びる。第1の反射光路53
0は、第1のアパーチャ507及び第1の窓512を通
って延びる。鏡面反射光路527が、第1の撮像領域1
68とレンズ108との間に延び、前述のように、LE
D520から放射された色の光でレンズ108を照らす
役目をする。LED522と第2の撮像領域169との
間に光路528が延びる。光路529が、第2の撮像領
域169とレンズ109との間に延び、レンズ109
に、LED522から放射される光の色と実質的に類似
の色を有する光を放射させる役目を果たす。
ED520を配置し、第2のアパーチャ508の近くに
LED522を配置する。他のLEDに関して説明した
ように、LED520,522は、異なる色を有する光
を放射する。第1のLED520と面142の第1の撮
像領域168との間に、入射光路526が延びる。第1
の撮像領域168と光センサ510の面511との間に
第1の面反射光路530が延びる。第1の反射光路53
0は、第1のアパーチャ507及び第1の窓512を通
って延びる。鏡面反射光路527が、第1の撮像領域1
68とレンズ108との間に延び、前述のように、LE
D520から放射された色の光でレンズ108を照らす
役目をする。LED522と第2の撮像領域169との
間に光路528が延びる。光路529が、第2の撮像領
域169とレンズ109との間に延び、レンズ109
に、LED522から放射される光の色と実質的に類似
の色を有する光を放射させる役目を果たす。
【0062】ポインティング・デバイス500の操作中
に、LED520は、第1の撮像領域168を照明する
光を放射する。光は、第1の撮像領域168で反射し、
第1の窓512によって光センサ・アレイ510の面5
11上に集束される。集束は、第2の部分544と、従
って光センサ・アレイ510をz軸方向Zに移動させる
ことによって達成される。ポインティング・デバイス5
00が、表面142に対して移動されるとき、図7示し
ていないプロセッサにより、アクチュエータ540は、
第2の部分544を第1の部分542に対して移動す
る。これにより、光センサ・アレイ510がハウジング
504に対して移動される。光センサ・アレイ510の
移動により、表面142の上の独特な特徴がたどられ
る。前述の光学的ナビゲーションに加えて、光センサ・
アレイ510のこの物理的移動により、ポインティング
・デバイス500のナビゲーション能力が向上する。さ
らに、ポインティング・デバイス500内に、より小さ
く安価な光センサ・アレイ510を使用することができ
る。
に、LED520は、第1の撮像領域168を照明する
光を放射する。光は、第1の撮像領域168で反射し、
第1の窓512によって光センサ・アレイ510の面5
11上に集束される。集束は、第2の部分544と、従
って光センサ・アレイ510をz軸方向Zに移動させる
ことによって達成される。ポインティング・デバイス5
00が、表面142に対して移動されるとき、図7示し
ていないプロセッサにより、アクチュエータ540は、
第2の部分544を第1の部分542に対して移動す
る。これにより、光センサ・アレイ510がハウジング
504に対して移動される。光センサ・アレイ510の
移動により、表面142の上の独特な特徴がたどられ
る。前述の光学的ナビゲーションに加えて、光センサ・
アレイ510のこの物理的移動により、ポインティング
・デバイス500のナビゲーション能力が向上する。さ
らに、ポインティング・デバイス500内に、より小さ
く安価な光センサ・アレイ510を使用することができ
る。
【0063】光センサ・アレイ510によって生成され
たデータは、図7に示していないプロセッサによって処
理される。このデータは、ビデオ・モニタ上に表示され
た画像を操作するために使用される。
たデータは、図7に示していないプロセッサによって処
理される。このデータは、ビデオ・モニタ上に表示され
た画像を操作するために使用される。
【0064】図8に、移動可能なレンズ636を備えた
ポインティング・デバイス600を示す。光検出装置と
関連した移動可能なレンズの例は、前に参照した米国特
許出願第09/408,357に示されている。ポイン
ティング・デバイス600は、下側面606が形成され
たハウジング604を有する。下側面606には、第1
の窓612が内部に形成された第1のアパーチャ607
が設けられる。2つの運動センサは、ハウジング604
内に配置することができるが、ここでは一方の運動セン
サ602だけを説明する。他方の運動センサは、運動セ
ンサ602と同じように動作する。
ポインティング・デバイス600を示す。光検出装置と
関連した移動可能なレンズの例は、前に参照した米国特
許出願第09/408,357に示されている。ポイン
ティング・デバイス600は、下側面606が形成され
たハウジング604を有する。下側面606には、第1
の窓612が内部に形成された第1のアパーチャ607
が設けられる。2つの運動センサは、ハウジング604
内に配置することができるが、ここでは一方の運動セン
サ602だけを説明する。他方の運動センサは、運動セ
ンサ602と同じように動作する。
【0065】ハウジング604内に、光センサ・アレイ
610、第1の窓612、LED620、レンズ636
及びいくつかの光路を配置することができる。LED6
20は、第1の窓612の近くに配置され、いくつかの
色の光を放射する。LED620と物体140の表面1
42上の第1の撮像領域168との間に第1の入射光路
626が延びる。第1の撮像領域168と光センサ・ア
レイ610の面611との間に、第1の反射光路630
が延びる。第1の撮像領域168とレンズ108との間
に鏡面反射光路627が延びる。前述のように、光路6
27は、レンズ108を照明してポインティング・デバ
イス600のユーザに指示を提供する役目をする。類似
の鏡面反射光路がレンズ109まで延びる。
610、第1の窓612、LED620、レンズ636
及びいくつかの光路を配置することができる。LED6
20は、第1の窓612の近くに配置され、いくつかの
色の光を放射する。LED620と物体140の表面1
42上の第1の撮像領域168との間に第1の入射光路
626が延びる。第1の撮像領域168と光センサ・ア
レイ610の面611との間に、第1の反射光路630
が延びる。第1の撮像領域168とレンズ108との間
に鏡面反射光路627が延びる。前述のように、光路6
27は、レンズ108を照明してポインティング・デバ
イス600のユーザに指示を提供する役目をする。類似
の鏡面反射光路がレンズ109まで延びる。
【0066】運動センサ602は、図7の運動センサ5
02と実質的に類似しているが、運動センサ602は、
光センサを移動させるのではなくレンズ636を表面1
42に対して移動させる。運動センサ602は、ハウジ
ング604に取付けられた第1の部分642と、レンズ
636が取付けられた第2の部分644を有するアクチ
ュエータ640を備える。第1の部分642は、第2の
部分644を移動させ、それによりレンズ636を物体
140の表面142に対して移動させる。
02と実質的に類似しているが、運動センサ602は、
光センサを移動させるのではなくレンズ636を表面1
42に対して移動させる。運動センサ602は、ハウジ
ング604に取付けられた第1の部分642と、レンズ
636が取付けられた第2の部分644を有するアクチ
ュエータ640を備える。第1の部分642は、第2の
部分644を移動させ、それによりレンズ636を物体
140の表面142に対して移動させる。
【0067】前に説明した図7のポインティング・デバ
イス500と同じように、レンズ636は、物体140
の表面142にある独特な特徴を追跡するために移動さ
れる。この移動は、ポインティング・デバイス600の
動作を強化し、ポインティング・デバイス600に使用
する光センサ・アレイ610の数を少なくすることがで
きる。また、レンズ636は、z軸方向Zに沿って移動
して表面142上の光を光センサ・アレイ610の面6
11上に集束させる。
イス500と同じように、レンズ636は、物体140
の表面142にある独特な特徴を追跡するために移動さ
れる。この移動は、ポインティング・デバイス600の
動作を強化し、ポインティング・デバイス600に使用
する光センサ・アレイ610の数を少なくすることがで
きる。また、レンズ636は、z軸方向Zに沿って移動
して表面142上の光を光センサ・アレイ610の面6
11上に集束させる。
【0068】図1を再び参照すると、ポインティング・
デバイス100とその実施形態は、ハウジング102に
レンズ108,109及び110を有するように説明し
た。レンズの代わりに他の表示器を使用することができ
ることに留意されたい。例えば、レンズの代わりに多色
のLEDを使用することができる。これにより、ポイン
ティング・デバイス100内にレンズと関連した光路を
設ける必要性が減少する。ポインティング・デバイスが
画像を回転させるために使用されているか、或いは単に
画像を移動させるためだけに使用されているかを示すた
めに、レンズ108,109,110や他の光源を使用
することができることに留意されたい。従って、レンズ
108,109,110によって放射された光を使用し
て、ポインティング・デバイス100の動作モードを示
すことができる。
デバイス100とその実施形態は、ハウジング102に
レンズ108,109及び110を有するように説明し
た。レンズの代わりに他の表示器を使用することができ
ることに留意されたい。例えば、レンズの代わりに多色
のLEDを使用することができる。これにより、ポイン
ティング・デバイス100内にレンズと関連した光路を
設ける必要性が減少する。ポインティング・デバイスが
画像を回転させるために使用されているか、或いは単に
画像を移動させるためだけに使用されているかを示すた
めに、レンズ108,109,110や他の光源を使用
することができることに留意されたい。従って、レンズ
108,109,110によって放射された光を使用し
て、ポインティング・デバイス100の動作モードを示
すことができる。
【0069】本明細書では、2つの運動センサ又は光セ
ンサ・アレイを有するポインティング・デバイス100
とその実施形態について説明した。任意の数の運動セン
サ又は光センサ・アレイを使用することができ、光セン
サ・アレイの数を多くするほど回転移動を導出する精度
を高めることができることに留意されたい。ポインティ
ング・デバイス100内に使用される光センサ・アレイ
が1つでもよいことに留意されたい。もう1つの実施形
態において、複数の光センサ・アレイを互いに近くに配
置することができる。これにより、撮像する物体の表面
積が大きくなり、これによりポインティング・デバイス
の精度が向上する。
ンサ・アレイを有するポインティング・デバイス100
とその実施形態について説明した。任意の数の運動セン
サ又は光センサ・アレイを使用することができ、光セン
サ・アレイの数を多くするほど回転移動を導出する精度
を高めることができることに留意されたい。ポインティ
ング・デバイス100内に使用される光センサ・アレイ
が1つでもよいことに留意されたい。もう1つの実施形
態において、複数の光センサ・アレイを互いに近くに配
置することができる。これにより、撮像する物体の表面
積が大きくなり、これによりポインティング・デバイス
の精度が向上する。
【0070】さらに、ポインティング・デバイス100
は、移動データを生成しているときは1つの光センサ・
アレイを使用するだけでよい。従って、第1の撮像領域
168及び第2の撮像領域169のうちのどちらか一方
を照明するだけでよい。例えば、ユーザが、x軸方向X
及びy軸方向Yなどの単純な移動データを必要とする場
合には、ユーザは、ポインティング・デバイス100
を、1つの光センサ・アレイが作動しているモードにす
ることができる。ユーザが、正確な回転移動を必要とす
る場合には、ユーザは、ポインティング・デバイス10
0を、複数の光センサ・アレイが作動しているモードに
することができる。
は、移動データを生成しているときは1つの光センサ・
アレイを使用するだけでよい。従って、第1の撮像領域
168及び第2の撮像領域169のうちのどちらか一方
を照明するだけでよい。例えば、ユーザが、x軸方向X
及びy軸方向Yなどの単純な移動データを必要とする場
合には、ユーザは、ポインティング・デバイス100
を、1つの光センサ・アレイが作動しているモードにす
ることができる。ユーザが、正確な回転移動を必要とす
る場合には、ユーザは、ポインティング・デバイス10
0を、複数の光センサ・アレイが作動しているモードに
することができる。
【0071】また、本明細書で説明したポインティング
・デバイスが、1つの2次元光センサ・アレイと1つの
線形光センサ・アレイによって機能することができるこ
とに留意されたい。図1を参照すると、第1のナビゲー
タ126は、2次元光センサ・アレイを含むことができ
る。一方、第2のナビゲータ128は、x軸方向Xに延
びる線形光センサ・アレイを含むことができる。第1の
ナビゲータ126は、x軸方向X及びy軸方向Yへの移
動に使用することができる。第2のナビゲータ128を
使用して、回転情報を提供することができる。より具体
的には、第2のナビゲータは、ポインティング・デバイ
ス100のx軸方向Xへの移動に関するデータを提供す
ることができる。このデータは、第1のナビゲータ12
6によって検出されたx軸方向Xの移動と比較され、前
述のようなポインティング・デバイス100の回転を決
定する。
・デバイスが、1つの2次元光センサ・アレイと1つの
線形光センサ・アレイによって機能することができるこ
とに留意されたい。図1を参照すると、第1のナビゲー
タ126は、2次元光センサ・アレイを含むことができ
る。一方、第2のナビゲータ128は、x軸方向Xに延
びる線形光センサ・アレイを含むことができる。第1の
ナビゲータ126は、x軸方向X及びy軸方向Yへの移
動に使用することができる。第2のナビゲータ128を
使用して、回転情報を提供することができる。より具体
的には、第2のナビゲータは、ポインティング・デバイ
ス100のx軸方向Xへの移動に関するデータを提供す
ることができる。このデータは、第1のナビゲータ12
6によって検出されたx軸方向Xの移動と比較され、前
述のようなポインティング・デバイス100の回転を決
定する。
【0072】以上、本発明について詳述したが、本発明
を要約すると、次の通りである。すなわち、ポインティ
ング・デバイス(コンピュータ・マウス)(100)
は、複数の運動センサ(126,128)を有する。こ
れらの運動センサ(126,128)は、物体(14
0)の表面(142)に対する運動量(移動量)に対応
するデータを生成し、そしてそのデータを解析のために
プロセッサ(202)に伝送する。プロセッサ(20
2)は、ポインティング・デバイス(100)の回転運
動(回転移動)を決定し、関連するビデオ・モニタ(2
04)上に表示される画像(210)をポインティング
・デバイス(100)の相対運動量に比例して回転させ
る。運動センサ(126,128)は、表面(142)
における明確な特徴の画像データを生成する2次元光セ
ンサ・アレイであってよい。ポインティング・デバイス
(100)は表面(142)に対して移動するのに伴っ
て、前記明確な特徴の位置は光センサ・アレイ(15
8)に対して移動する。この相対的な移動(運動)を解
析することにより、プロセッサ(202)はポインティ
ング・デバイス(100)の回転運動(回転移動)を決
定する。
を要約すると、次の通りである。すなわち、ポインティ
ング・デバイス(コンピュータ・マウス)(100)
は、複数の運動センサ(126,128)を有する。こ
れらの運動センサ(126,128)は、物体(14
0)の表面(142)に対する運動量(移動量)に対応
するデータを生成し、そしてそのデータを解析のために
プロセッサ(202)に伝送する。プロセッサ(20
2)は、ポインティング・デバイス(100)の回転運
動(回転移動)を決定し、関連するビデオ・モニタ(2
04)上に表示される画像(210)をポインティング
・デバイス(100)の相対運動量に比例して回転させ
る。運動センサ(126,128)は、表面(142)
における明確な特徴の画像データを生成する2次元光セ
ンサ・アレイであってよい。ポインティング・デバイス
(100)は表面(142)に対して移動するのに伴っ
て、前記明確な特徴の位置は光センサ・アレイ(15
8)に対して移動する。この相対的な移動(運動)を解
析することにより、プロセッサ(202)はポインティ
ング・デバイス(100)の回転運動(回転移動)を決
定する。
【0073】本発明の例示的な現在の好ましい実施形態
を詳細に説明したが、他の状況において本発明を様々な
形で実施し利用することができ、併記の特許請求の範囲
は、従来技術によって制限されるような範囲を除く変形
を含むように解釈されるべきであることを理解された
い。
を詳細に説明したが、他の状況において本発明を様々な
形で実施し利用することができ、併記の特許請求の範囲
は、従来技術によって制限されるような範囲を除く変形
を含むように解釈されるべきであることを理解された
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】物体上に配置されたポインティング・デバイス
の平面図である。
の平面図である。
【図2】図1のポインティング・デバイス及びこのポイ
ンティング・デバイスが載置された物体を示す側面図で
ある。
ンティング・デバイスが載置された物体を示す側面図で
ある。
【図3】図2のポインティング・デバイス内に配置され
たナビゲータの拡大側面図である。
たナビゲータの拡大側面図である。
【図4】コンピュータ・システムと共に使用される図1
のポインティング・デバイスの構成を示すブロック図で
ある。
のポインティング・デバイスの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】1つの2次元光センサ・アレイを有するポイン
ティング・デバイスの実施形態を示す概略図である。
ティング・デバイスの実施形態を示す概略図である。
【図6】1つの2次元光センサ・アレイを有するポイン
ティング・デバイスの第2の実施形態を示す概略図であ
る。
ティング・デバイスの第2の実施形態を示す概略図であ
る。
【図7】移動可能な2次元光センサ・アレイを有するポ
インティング・デバイスを示す概略図である。
インティング・デバイスを示す概略図である。
【図8】2次元光センサ・アレイと関連した可動レンズ
を有するポインティング・デバイスを示す概略図であ
る。
を有するポインティング・デバイスを示す概略図であ
る。
100,300,400,500,600 ポインティ
ング・デバイス 102,304,404,504,604 シャーシ
(ハウジング) 126 第1のナビゲータ(第1の光センサ装置) 128 第2のナビゲータ 140 物体 142 表面310,410,510,610 光セン
サ・アレイ 156,320,322,420,422,520,5
22,620,622 光源(LED) 200 コンピュータ・システム 202 プロセッサ 204 表示装置(ビデオ・モニタ) 210 画像 H,N,V 軸
ング・デバイス 102,304,404,504,604 シャーシ
(ハウジング) 126 第1のナビゲータ(第1の光センサ装置) 128 第2のナビゲータ 140 物体 142 表面310,410,510,610 光セン
サ・アレイ 156,320,322,420,422,520,5
22,620,622 光源(LED) 200 コンピュータ・システム 202 プロセッサ 204 表示装置(ビデオ・モニタ) 210 画像 H,N,V 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA36 BD09 BD18 BE08 CC17 CD05 CD06 5B087 BB08 BB11 BB21 DD03 DE07
Claims (13)
- 【請求項1】 表示装置上に表示される画像の移動を指
示するポインティング・デバイスであって、(A) 物
体に対して移動されるように構成されたシャーシと、
(B) 前記シャーシに移動可能に取付けられ、かつ、
前記物体の画像に対応するデータを出力するように構成
された第1の光センサ装置と、をそれぞれ含むことを特
徴とするポインティング・デバイス。 - 【請求項2】 前記シャーシに取付けられ、かつ、前記
物体の画像に対応するデータを出力するように構成され
た第2の光センサ装置をさらに含むことを特徴とする請
求項1に記載のポインティング・デバイス。 - 【請求項3】 表示装置上に表示された画像の移動を指
示するポインティング・デバイスであって、(A) 物
体に対して移動されるように構成されたシャーシと、
(B) 前記シャーシに取付けられ、かつ、前記物体の
第1の部分を表す画像データを生成するように構成され
た第1の光センサ装置と、(C) 第1の平面と前記第
1の光センサ装置との間に延びる第1の光路と、(D)
前記第1の光路に配置され、かつ、前記第1の光セン
サ装置に対して移動可能に配設された第1のレンズと、
をそれぞれ含むことを特徴とするポインティング・デバ
イス。 - 【請求項4】 前記第1の光センサ装置が、2次元光セ
ンサ・アレイを含むことを特徴とする請求項3に記載の
ポインティング・デバイス。 - 【請求項5】 第1の動作モード及び第2の動作モード
を有し、表示装置上に表示された画像の移動を指示する
ポインティング・デバイスであって、(A) 物体に対
して移動されるように構成されたシャーシと、(B)
前記シャーシに取付けられ、かつ、前記物体の画像に対
応するデータを出力するように構成された第1の光セン
サ装置と、(C) 前記シャーシに取付けられ、かつ、
第1の動作モード及び第2の動作モードを有する光源
と、をそれぞれ含み、 前記ポインティング・デバイスが前記第1の動作モード
のときに前記光源が前記第1の動作モードであり、前記
ポインティング・デバイスが前記第2の動作モードのと
きに前記光源が前記第2の動作モードであることを特徴
とするポインティング・デバイス。 - 【請求項6】 表示装置上に表示された画像の移動を指
示するポインティング・デバイスであって、(A) 物
体に対して移動されるように構成されたシャーシと、
(B) 前記シャーシに取付けられ、かつ、前記物体の
画像に対応するデータを生成するように構成された2次
元光センサ・アレイと、(C) 前記シャーシに取付け
られ、前記物体の画像に対応するデータを生成するよう
に構成された線形光センサ・アレイと、をそれぞれ含む
ことを特徴とするポインティング・デバイス。 - 【請求項7】 ポインティング・デバイスを含むコンピ
ュータ・システムであって、(A)(a)物体に対して
移動されるように構成されたシャーシ、及び(b)前記
シャーシに取付けられ、かつ、前記物体の画像に対応す
るデータを出力するように構成された光センサ装置、を
有するポインティング・デバイスと、(B) 前記ポイ
ンティング・デバイスに電気接続されたプロセッサと、
(C) 前記プロセッサに電気接続された表示装置と、
をそれぞれ含むことを特徴とするコンピュータ・システ
ム。 - 【請求項8】 前記プロセッサが前記表示装置にデータ
を出力して、前記表示装置上に画像を表示させ、 前記ポインティング・デバイスから出力された前記デー
タを解析して、前記物体に対する前記ポインティング・
デバイスの移動を決定し、 前記表示装置にデータを出力して、前記物体に対する前
記ポインティング・デバイスの移動に基づいて前記画像
を移動させるように構成されたことを特徴とする請求項
7に記載のコンピュータ・システム。 - 【請求項9】 表示装置上に表示された画像の移動を指
示するポインティング・デバイスであって、(A) シ
ャーシと、(B) 前記シャーシに取付けられた光セン
サ装置と、(C) 第1の平面と前記光センサ装置との
間に延びる第1の光路と、(D) 第2の平面と前記光
センサ装置との間に延びる第2の光路と、(E) 前記
第1の光路内に配置された第1の光学構成要素と、
(F) 前記第2の光路内に配置された第2の光学構成
要素と、(G) 前記第1の平面と関連付けられた第1
の光源と、(H) 前記第1の光源と前記第1の平面と
の間に延びる第3の光路と、(I) 前記第2の平面と
関連付けられた第2の光源と、(J) 前記第2の光源
と前記第2の平面との間に延びる第4の光路と、をそれ
ぞれ含むことを特徴とするポインティング・デバイス。 - 【請求項10】 表示装置上に表示された画像を操作す
る方法であって、(A)(a)物体に対して移動される
ように適合されたシャーシ、及び(b)前記シャーシに
取付けられ、前記物体の画像を表す画像データを生成す
るように構成された第1の光センサ装置、をそれぞれ含
むポインティング・デバイスを提供するステップと、
(B) 前記ポインティング・デバイス及び前記表示装
置と動作可能に関連付けられたプロセッサを提供するス
テップと、(C) 前記物体に対して前記ポインティン
グ・デバイスを移動させるステップと、(D) 前記ポ
インティング・デバイスを使用して前記物体の画像を表
す画像データを生成するステップと、(E) 前記ポイ
ンティング・デバイスから前記プロセッサに前記画像デ
ータを送るステップと、(F) 前記プロセッサを使用
して前記画像データを解析し、前記物体に対する前記ポ
インティング・デバイスの移動を決定するステップと、
(G) 前記物体に対する前記ポインティング・デバイ
スの移動に基づいて前記表示装置上の前記画像を操作す
るステップと、をそれぞれ含むことを特徴とする方法。 - 【請求項11】 前記解析するステップが、前記プロセ
ッサを使用して前記画像データを解析し、前記物体に対
する前記ポインティング・デバイスの回転移動を決定す
るステップを含み、 前記操作するステップが、前記物体に対する前記ポイン
ティング・デバイスの移動に基づいて前記表示装置上の
前記画像を回転させるステップを含むことを特徴とする
請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 前記ポインティング・デバイスが、さ
らに、前記シャーシに取付けられた第2の光センサ装置
を提供するステップを含み、前記第2の光センサ装置
が、前記物体の画像を表す画像データを生成するように
構成されることを特徴とする請求項10に記載の方法。 - 【請求項13】 前記第2の光センサ装置が、光検出器
要素の線形アレイを含むことを特徴とする請求項12に
記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/586103 | 2000-06-02 | ||
US09/586,103 US6618038B1 (en) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | Pointing device having rotational sensing mechanisms |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002023945A true JP2002023945A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=24344317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001166671A Pending JP2002023945A (ja) | 2000-06-02 | 2001-06-01 | ポインティング・デバイス、ポインティング・デバイスを含むコンピュータ・システム、並びに、表示装置上に表示された画像の操作方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6618038B1 (ja) |
EP (1) | EP1164538A2 (ja) |
JP (1) | JP2002023945A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004326744A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-18 | Microsoft Corp | 角変位検知機能を有するコンピュータ入力デバイス |
JP2009176276A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-08-06 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte Ltd | 散乱光を使用して光ナビゲーションを実行するためのシステムおよび方法 |
KR101304948B1 (ko) | 2006-09-18 | 2013-09-06 | 엘지전자 주식회사 | 센서장치 및 이를 이용한 위치인식장치 |
Families Citing this family (53)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6618038B1 (en) * | 2000-06-02 | 2003-09-09 | Hewlett-Packard Development Company, Lp. | Pointing device having rotational sensing mechanisms |
US6774351B2 (en) * | 2001-05-25 | 2004-08-10 | Agilent Technologies, Inc. | Low-power surface for an optical sensor |
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