JP2002021902A - 回転ダンパおよびアシストグリップ装置 - Google Patents
回転ダンパおよびアシストグリップ装置Info
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Abstract
組立作業中に粘性流体が漏れることのない回転ダンパを
提供する。 【解決手段】 底12に孔12aが設けられ、天井が開
口したハウジング11と、フランジ22が設けられ、ハ
ウジング11内に挿入される出力軸21と、底12とフ
ランジ22との間をシールするOリング51と、ハウジ
ング11内に挿入されるとともに、フランジ22に当接
する状態まで出力軸21が挿入されて外周面がハウジン
グ11の内周面と所定の間隔で対向し、孔12aに連通
する挿通孔21aが設けられたロータ本体31と、ハウ
ジング11の天井を閉塞するとともに、出力軸21の一
部を回転可能に支持するキャップ41と、このキャップ
41と出力軸21との間をシールするOリング52と、
ハウジング11、出力軸21、ロータ本体31、Oリン
グ51、キャップ41およびOリング52で形成される
充填部内に充填される粘性流体53とを備える。
Description
るハウジングまたはロータの回転を、粘性流体の粘性抵
抗によって制動する回転ダンパ、および、この回転ダン
パを使用したアシストグリップ装置に関するものであ
る。
断面図、図6は図5のX−X線に相当する横断面図であ
る。
ジングを示し、円形の底2と、この底2の周縁に連設さ
れた円筒状の周壁3とで構成されている。そして、底2
には、中心に、後述する軸部5を周縁で回転可能に支持
する軸支孔2aが設けられるとともに、外側に、軸支孔
2aに連なった円環状の収容凹部2bが設けられてい
る。また、周壁3には、外側に軸方向へ所定の高さで延
びる突条3aが設けられ、内側に軸方向へ延びたストッ
パ3bが設けられている。
孔5aが設けられるとともに、外周に軸方向へ延びて周
壁3と所定の間隙で対向する羽根5bが設けられた軸部
5と、この軸部5の一端に連設され、外周に収容凹部6
aが周回して設けられるとともに、外側に半径方向へ延
びる突起6bが設けられたハウジング1の天井を閉塞す
るキャップとして機能するフランジ6とで構成されてい
る。
され、底2と軸部5との間をシールするものである。8
はOリングを示し、収容凹部6aに収容され、周壁3と
フランジ6との間をシールするものである。9はシリコ
ンオイルなどの粘性流体を示し、ハウジング1、ロータ
4およびOリング7,8で形成される充填部に充填され
るものである。
ジング1とロータ4とが相対的に回動すると、周壁3と
羽根5bとの間隙を通過する粘性流体9の粘性抵抗によ
り、ハウジング1とロータ4とが相対的に回動するのを
制動する。なお、このような回転ダンパは、例えば西独
特許公開公報第3513293号に開示されている。
ンパは、底2に軸支孔2aが設けられ、ロータ4がキャ
ップを兼ねているので、粘性流体9の注入が非常に困難
で、組立の作業効率が悪く、組立作業中に粘性流体9が
漏れ易いといった不都合があった。
するためになされたもので、粘性流体の注入が作業効率
よく容易に行え、組立作業中に粘性流体が漏れることの
ない回転ダンパ、および、この回転ダンパを使用したア
シストグリップ装置を提供するものである。
ンパは、底が閉塞され、天井が開口した有底筒状のハウ
ジングと、このハウジング内へ挿入されて外周面がハウ
ジングの内周面と所定の間隔で対向するロータと、ハウ
ジングの天井を閉塞するとともに、突出するロータの一
部を回転可能に支持するキャップと、このキャップとロ
ータとの間をシールするシール部材と、ハウジング、ロ
ータ、キャップおよびシール部材で形成される充填部内
に充填される粘性流体とを備えるものである(請求項
1)。
に孔が設けられ、天井が開口した有底筒状のハウジング
と、このハウジング内へ挿入されて外周面がハウジング
の内周面と所定の間隔で対向し、ハウジングの孔に連通
する挿通孔が設けられたロータと、このロータとハウジ
ングとの間をシールする第1シール部材と、ハウジング
の天井を閉塞するとともに、ロータの一部を回転可能に
支持するキャップと、このキャップとロータとの間をシ
ールする第2シール部材と、ハウジング、ロータ、第1
シール部材、キャップおよび第2シール部材で形成され
る充填部内に充填される粘性流体とを備えるものである
(請求項2)。
分またはロータの部分に少なくとも1つの凹部を設けた
り(請求項3)、さらに、ロータを、キャップに回転可
能に支持される出力軸と、この出力軸の外周に配設され
るロータ本体とで構成してもよい(請求項4)。また、
請求項2の回転ダンパにおいて、ロータを、キャップに
一端が回転可能に支持される出力軸と、この出力軸の外
周に配設されるロータ本体とで構成し、一方の面に第1
シール部材が当接し、他方の面にロータ本体が当接する
フランジを出力軸に設けてもよい(請求項5)。また、
請求項4または請求項5の回転ダンパにおいて、出力軸
とロータ本体とを一体的に回転する係合手段で係合させ
るのが望ましい(請求項6)。
たアシストグリップを、復帰位置へ付勢手段するアシス
トグリップ装置において、請求項1から請求項6のいず
れかの回転ダンパでアシストグリップの回動を制動する
ものである(請求項7)。そして、回転ダンパを、アシ
ストグリップを回転可能に支持する支軸上に配設するの
が望ましい(請求項8)。
基づいて説明する。図1はこの発明の回転ダンパの右半
分を断面とした正面図、図2は図1に示した回転ダンパ
の分解斜視図、図3はハウジングに出力軸およびOリン
グを取り付けてハウジング内に粘性流体を注入した状態
の縦断面図である。
し、有底筒状のハウジング11と、このハウジング11
内へ挿入され、一部がハウジング11から突出する出力
軸21と、ハウジング11内へ挿入され、出力軸21と
でロータを構成するロータ本体31と、ハウジング11
の天井を閉塞するキャップ41と、ハウジング11と出
力軸21との間をシールする第1シール材としてのOリ
ング51と、出力軸21とキャップ41との間をシール
する第2シール部材としてのOリング52と、ハウジン
グ11、ロータ(出力軸21およびロータ本体31)、
キャップ41およびOリング51,52で形成される充
填部に充填されるシリコンオイルなどの粘性流体53と
で構成されている。
形され、中心に円形の孔12aが設けられ、この孔12
aを中心にして内側から外側へ膨出し、孔12aに連な
った円環状の収容凹部12bが設けられた円形の底12
と、この底12の周縁に連設され、外側に軸方向へ所定
の高さで延びる突条13aが設けられた円筒状の周壁1
3とで構成されている。そして、周壁13の先端(上
端)は、内周面に沿った薄肉環状壁13bとされてい
る。
れ、中心に、孔12aと同径の挿通孔21aが軸方向へ
設けられている。そして、出力軸21には、下端からO
リング51の変形した厚みを考慮した高さにフランジ2
2が設けられ、このフランジ22の上側の外周に、周方
向へ90度間隔で軸方向へ所定長で延びた係合突条23
が設けられ、上端に、中心を挟んで対向する位置に係合
突起24が2つ設けられている。
形された筒状で、内周に、係合突状23が嵌合する係合
凹溝32が周方向へ90度間隔で下端から上端側へ所定
長設けられ、外周に、軸方向へ延びた凹部としての溝3
3が周方向へ90度間隔で設けられている。
れ、中心に、突出する出力軸21を周縁で回転可能に支
持する軸支孔42が設けられ、内側に、軸支孔42に連
なった円環状のOリング52を収容する収容凹部43が
設けられるとともに、外周面が薄肉環状壁13bの外周
に嵌合する周回した嵌合溝44が設けられている。な
お、キャップ41の外径は、周壁13の外径と同一にさ
れている。また、軸支孔42は、出力軸21を挿入し易
くするため、下端側が下側へ拡開するように面取りされ
ている。さらに、薄肉環状壁13bと嵌合溝44とを嵌
合させ易くするため、薄肉環状壁13bと嵌合溝44と
の少なくとも一方が面取りされている。
軸21のフランジ22側をOリング51内に圧入してO
リング51を出力軸21の下端に取り付ける。そして、
出力軸21をOリング51側からハウジング11内へ挿
入し、収容凹部12b内にOリング51を位置させる
と、図3に示すように、孔12aと挿通孔21aとは連
通した状態になり、ハウジング11と出力軸21との間
はOリング51によってシールされる。この状態でハウ
ジング11(充填部)内に所定量の粘性流体53を注入
する。
させるため、各係合凹溝32を係合突条23に対応させ
てロータ本体31をハウジング11内へ押し込むと、係
合凹溝32に係合突条23が嵌合することにより、図1
に示すように、ロータ本体31をフランジ22に当接す
る状態までハウジング11内へ押し込むことができ、ロ
ータ本体31を出力軸21に嵌合させることができる。
そして、出力軸21をOリング52に圧入させてロータ
本体31の上端にOリング52を位置させる。
てハウジング11の天井をキャップ41で閉塞すると、
収容凹部43内にOリング52が入って出力軸21とキ
ャップ41との間をOリング52がシールし、嵌合溝4
4内に薄肉環状壁13bが入って嵌合溝44の外周面と
薄肉環状壁13bの外周とが接触する。この状態で、薄
肉環状壁13bとキャップ41とを、例えば超音波溶着
で溶着することにより、薄肉環状壁13bとキャップ4
1との間がシールされ、図1に示す状態に組み立てるこ
とができる。
によれば、ハウジング11の底12に設けた孔12a
を、Oリング51を介した出力軸21(ロータ)で閉塞
した状態でハウジング11内に粘性流体53を注入でき
るので、粘性流体53の注入が作業効率よく容易に行え
る。そして、粘性流体53を注入した後、出力軸21に
ロータ本体31を嵌合させるので、粘性流体53が漏れ
ないように作業性よく組み立てることができ、トルク変
動がなく信頼性の高い回転ダンパDを提供することがで
きる。
けたので、この溝33を空気溜めとすることができ、充
填部に空気が混入した場合でも、トルク変動がなく信頼
性の高い回転ダンパDとすることができる。さらに、係
合突条23と係合凹溝32との係合によって出力軸21
とロータ本体31とを一体的に回転させたので、トルク
変動がなく信頼性の高い回転ダンパDを提供することが
できる。
一部を省略した分解斜視図であり、図1〜図3と同一ま
たは相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
を示し、後述するアシストグリップ81を所定位置に取
り付けるためのブラケット61A,61Bと、アシスト
グリップ81の回動を制動する回転ダンパDと、アシス
トグリップ81を復帰位置へ付勢する付勢手段としての
トーションスプリング71と、両端がブラケット61
A,61Bに回動可能に取り付けられるコ字状のアシス
トグリップ81と、ブラケット61A,61Bに回転ダ
ンパD、トーションスプリングパ71およびアシストグ
リップ81を取り付ける支軸91とで構成されている。
付孔62aが設けられた取付部62と、支軸91を支持
する軸支孔63aが設けられ、取付部62から対向して
垂下する支持片63とで構成されている。そして、支持
片63の間隔はほぼ回転ダンパDの高さ(図1に示す
H)とされ、また、ブラケット61Aの一方の支持片6
3Bの内側には、回転ダンパDの係合突起24が嵌合す
る溝63bが軸支孔63aを通過する直線状に設けられ
ている。
ト61A,61Bを覆う端部には、支軸91が挿通され
る挿通孔82が対向させて設けられている。そして、ア
シストグリップ81のブラケット61Aを覆う端部に
は、回転ダンパDの突条13aが嵌合する嵌合開口(ま
たは嵌合凹部)83が設けられている。
一例について説明する。まず、図示を省略した取付ねじ
および取付孔62aを利用して各ブラケット61A,6
1Bを、図示を省略した被取付部の所定位置にそれぞれ
取り付ける。そして、係合突起24を溝63bに嵌合さ
せて回転ダンパDをブラケット61Aの支持片63の間
に位置させる。このとき、後でアシストグリップ81を
取り付けるとき、嵌合開口83に突条13aが嵌合する
位置に、ハウジング11を回動させる。
せながら各ブラケット61A,61Bをアシストグリッ
プ81の端部で覆い、挿通孔82、孔12a、挿通孔2
1aおよび挿通孔82へ支軸91を挿通してアシストグ
リップ81の一端側をブラケット61Aに回動可能に取
り付ける。また、挿通孔82、トーションスプリング7
1および挿通孔82へ支軸91を挿通してアシストグリ
ップ81の他端側をブラケット61Bに回動可能に取り
付ける。なお、トーションスプリング71は、アシスト
グリップ81を復帰位置、例えば上方の所定位置へ復帰
させるように、付勢する状態に配設する。
に取り付けられたアシストグリップ81を使用するた
め、トーションスプリング71の付勢力に抗してアシス
トグリップ81を把持しながら引っ張って下側へ回動さ
せると、嵌合開口83に嵌合している突条13aを介し
てハウジング11が回動し、溝63bに嵌合している係
合突起24によって出力軸21は回動を規制されている
ので、アシストグリップ81の回動は制動される。
1を復帰位置へ復帰させるために手を離すと、アシスト
グリップ81はトーションスプリング71の付勢力によ
って復帰位置へ復帰する。このようにアシストグリップ
81がトーションスプリング71の付勢力によって復帰
位置へ復帰する際も、アシストグリップ81の回動は制
動される。
ば、回転ダンパDを支軸91上に配設したので、アシス
トグリップ81を軸支する部分をコンパクトにすること
ができる。
底12に孔12aを設け、出力軸21に挿通孔21aを
設けたが、孔12aおよび挿通孔21aを設けないもの
であってもよいことは言うまでもない。また、出力軸2
1に挿通孔21aを設けるとともに、出力軸21に係合
突起24を設けたが、出力軸21(ロータ)と支軸91
とに一体的に回転、回動する係合手段を設け、係合突起
24をなくすとともに、出力軸21をキャップ41から
突出しない構成としても、同様な効果を得ることができ
る。
手段としての突条13aを設け、この突条13aにアシ
ストグリップ81の嵌合開口83を係合させたが、突起
13aおよび嵌合開口83を設けずに、周壁13の外形
形状を円形以外の形状にしてアシストグリップ81と一
体的に回動する係止手段を兼ねさせてもよい。また、ロ
ータ本体31の外周に空気溜めとして機能する溝33を
4つ設けたが、少なくとも1つあればよく、また、充填
部を形成するハウジング11の部分に、同様に機能する
凹部を設けても、同様な効果を得ることができる。
31とに分割したが、両者を一部品としても、同様な効
果を得ることができることができるとともに、部品点数
を少なくすることができ、安価に製造することができ
る。また、出力軸21とロータ本体31とを一体的に回
転させる係合手段を係合突条23と係合凹溝32とで構
成したが、他の係合手段、例えば出力軸をDカットまた
はIカットとし、ロータ本体の孔の形状を出力軸の断面
形状に対応する形状としてもよい。
るとともに、出力軸21に挿通孔21aを設け、支軸9
1を孔12aおよび挿通孔21aに挿通させて回転ダン
パDを支軸91上に配設したが、回転ダンパDを支軸9
1の延長線上に配設して支軸として使用したり、また、
回転ダンパDを支軸91から外れた位置に配設し、アシ
ストグリップ81と一緒に回動する支軸91を、歯車を
介した伝達機構で出力軸21へ伝達する構成としても、
アシストグリップ81の回動を制動することができる。
よれば、ハウジング内にロータを挿入するしないに拘わ
らず、または、ハウジングの底に設けた孔を、第1シー
ル部材を介したロータで閉塞した状態で粘性流体を注入
できるので、粘性流体を漏らすことなく組み立てること
ができ、トルク変動がなく信頼性の高い回転ダンパを提
供することができる。そして、充填部を形成するハウジ
ングの部分またはロータの部分に少なくとも1つの凹部
を設けたので、この凹部を空気溜めとすることができ、
充填部に空気が混入した場合でも、トルク変動がなく信
頼性の高い回転ダンパとすることができる。
割したので、ハウジングの底に孔を設けた場合でも、ハ
ウジングの孔を、第1シール部材を介した出力軸で閉塞
した状態で粘性流体を注入できるので、粘性流体の注入
が作業効率よく容易に行えるとともに、粘性流体を漏ら
すことなく組み立てることができ、トルク変動がなく信
頼性の高い回転ダンパを提供することができる。さら
に、出力軸にフランジを設けたので、フランジによって
ハウジングと出力軸との間を確実にシールした状態で粘
性流体の注入を行うことができる。また、出力軸とロー
タ本体とを一体的に回転する係合手段で係合させたの
で、トルク変動がなく信頼性の高い回転ダンパを提供す
ることができる。
ば、この発明の回転ダンパでアシストグリップの回動を
制動させたので、確実な制動効果を得ることができる。
そして、回転ダンパを支軸上に配設したので、アシスト
グリップを軸支する部分をコンパクトにすることができ
る。
面図である。
てハウジング内に粘性流体を注入した状態の縦断面図で
ある。
した分解斜視図である。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 底が閉塞され、天井が開口した有底筒状
のハウジングと、 このハウジング内へ挿入されて外周面が前記ハウジング
の内周面と所定の間隔で対向するロータと、 前記ハウジングの天井を閉塞するとともに、突出する前
記ロータの一部を回転可能に支持するキャップと、 このキャップと前記ロータとの間をシールするシール部
材と、 前記ハウジング、前記ロータ、前記キャップおよび前記
シール部材で形成される充填部内に充填される粘性流体
と、 を備える回転ダンパ。 - 【請求項2】 底に孔が設けられ、天井が開口した有底
筒状のハウジングと 、このハウジング内へ挿入されて外周面が前記ハウジン
グの内周面と所定の間隔で対向し、前記孔に連通する挿
通孔が設けられたロータと、 このロータと前記ハウジングとの間をシールする第1シ
ール部材と、 前記ハウジングの天井を閉塞するとともに、前記ロータ
の一部を回転可能に支持するキャップと、 このキャップと前記ロータとの間をシールする第2シー
ル部材と、 前記ハウジング、前記ロータ、前記第1シール部材、前
記キャップおよび前記第2シール部材で形成される充填
部内に充填される粘性流体と、 を備える回転ダンパ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の回転ダ
ンパにおいて、 前記充填部を形成する前記ハウジングの部分または前記
ロータの部分に少なくとも1つの凹部を設けた、 ことを特徴とする回転ダンパ。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
記載の回転ダンパにおいて、 前記ロータを、前記キャップに回転可能に支持される出
力軸と、この出力軸の外周に配設されるロータ本体とで
構成した、 ことを特徴とする回転ダンパ。 - 【請求項5】 請求項2に記載の回転ダンパにおいて、 前記ロータを、前記キャップに回転可能に支持される出
力軸と、この出力軸の外周に配設されるロータ本体とで
構成し、 一方の面に前記第1シール部材が当接し、他方の面に前
記ロータ本体が当接するフランジを前記出力軸に設け
た、 ことを特徴とする回転ダンパ。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の回転ダ
ンパにおいて、 前記出力軸と前記ロータ本体とは一体的に回転する係合
手段で係合している、 ことを特徴とする回転ダンパ。 - 【請求項7】 回動可能に軸支されたアシストグリップ
を、復帰位置へ付勢手段で付勢するアシストグリップ装
置において、 請求項1から請求項6のいずれかの回転ダンパで前記ア
シストグリップの回動を制動する、 ことを特徴とするアシストグリップ装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載のアシストグリップ装置
において、 前記回転ダンパは、前記アシストグリップを回動可能に
支持する支軸上に配設されている、ことを特徴とするア
シストグリップ装置。
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