JP2002021797A - 送風機 - Google Patents
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送風機の振動を吸収しつつ、空気漏れを防止
する。 【解決手段】 複数個(3個)の第1防振ゴム214に
てモータ212を支持し、第2防振ゴム215にてケー
シング213とモータ212(フランジ部212b)と
の隙間から空気が漏れることを防止する。これにより、
モータ212を支持する第1防振ゴム214をフランジ
部212bの全周に渡って配設する必要がない。また、
第1防振ゴム214は、3箇所にてモータ212を支持
しているので、第1防振ゴム214の弾性係数K1が過
度に大きくなってしまうことを防止しつつ、第1防振ゴ
ム214の弾性係数K1をモータ212を支持すること
ができる程度の大きさとすることができる。したがっ
て、ケーシング213とモータ212(フランジ部21
2b)との隙間から空気が漏れることを防止しつつ、モ
ータ212の振動を効果的に吸収することができる。
する。 【解決手段】 複数個(3個)の第1防振ゴム214に
てモータ212を支持し、第2防振ゴム215にてケー
シング213とモータ212(フランジ部212b)と
の隙間から空気が漏れることを防止する。これにより、
モータ212を支持する第1防振ゴム214をフランジ
部212bの全周に渡って配設する必要がない。また、
第1防振ゴム214は、3箇所にてモータ212を支持
しているので、第1防振ゴム214の弾性係数K1が過
度に大きくなってしまうことを防止しつつ、第1防振ゴ
ム214の弾性係数K1をモータ212を支持すること
ができる程度の大きさとすることができる。したがっ
て、ケーシング213とモータ212(フランジ部21
2b)との隙間から空気が漏れることを防止しつつ、モ
ータ212の振動を効果的に吸収することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機(特に、そ
の防振構造)に関するもので、車両用空調装置の送風機
に適用して有効である。
の防振構造)に関するもので、車両用空調装置の送風機
に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置の送風機は、送風用ファ
ンを駆動する電動モータをボルトにて直接、ケーシング
に固定していた。
ンを駆動する電動モータをボルトにて直接、ケーシング
に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発明者等
は、空調装置や計器類等の車両前方側ダッシュボードに
組み付けられる車両機器を、車両ボディを補強するパイ
プ状の強度部材(レインフォースバー)に組み付けた
後、その車両機器が組み付けられたレインフォースバー
ごと車両に組み付けることにより、車両の組み立て性の
向上(組立工数低減)を図る「コックピットモジュール
化」を検討していたところ、以下に述べる問題が発生し
た。
は、空調装置や計器類等の車両前方側ダッシュボードに
組み付けられる車両機器を、車両ボディを補強するパイ
プ状の強度部材(レインフォースバー)に組み付けた
後、その車両機器が組み付けられたレインフォースバー
ごと車両に組み付けることにより、車両の組み立て性の
向上(組立工数低減)を図る「コックピットモジュール
化」を検討していたところ、以下に述べる問題が発生し
た。
【0004】すなわち、コックピットモジュール化以前
においては、空調装置は、レインフォースバーに組み付
けられることなく、車室内と車室外とを仕切る隔壁(フ
ァイヤーウォール)や床に組み付けられていたので、送
風機の振動がレインフォースバーに伝わってしまうとい
ったことは発生しなかった。
においては、空調装置は、レインフォースバーに組み付
けられることなく、車室内と車室外とを仕切る隔壁(フ
ァイヤーウォール)や床に組み付けられていたので、送
風機の振動がレインフォースバーに伝わってしまうとい
ったことは発生しなかった。
【0005】しかし、コックピットモジュール化におい
ては、送風機(空調装置)はレインフォースバーに組み
付けられるので、レインフォースバーを介して送風機の
振動がレインフォースバーに組み付けれたステアリング
に伝わってしまい、ステアリングに不快な振動が発生し
てしまうという問題が発生した。
ては、送風機(空調装置)はレインフォースバーに組み
付けられるので、レインフォースバーを介して送風機の
振動がレインフォースバーに組み付けれたステアリング
に伝わってしまい、ステアリングに不快な振動が発生し
てしまうという問題が発生した。
【0006】因みに、コックピットモジュール化以前に
おいては、送風機(の電動モータ)の振動はファイヤー
ウォールや床に伝わっていたが、ファイヤーウォールや
床は車両ボディの一部であり、ステアリングに比べて十
分に質量が大きいので、ファイヤーウォールや床に伝わ
った振動の振幅は十分に小さく、乗員が不快感を感じる
ことはなかった。
おいては、送風機(の電動モータ)の振動はファイヤー
ウォールや床に伝わっていたが、ファイヤーウォールや
床は車両ボディの一部であり、ステアリングに比べて十
分に質量が大きいので、ファイヤーウォールや床に伝わ
った振動の振幅は十分に小さく、乗員が不快感を感じる
ことはなかった。
【0007】このような問題に対して、電動モータを防
振ゴム等の弾性部材を介して送風のケーシングに組み付
けるといった手段が考えられが、電動モータとケーシン
グとの間に防振ゴムを配設した場合、電動モータとケー
シングとの間に隙間が発生してしまい、この隙間から空
気が漏れてしまうという問題が新たに発生する。
振ゴム等の弾性部材を介して送風のケーシングに組み付
けるといった手段が考えられが、電動モータとケーシン
グとの間に防振ゴムを配設した場合、電動モータとケー
シングとの間に隙間が発生してしまい、この隙間から空
気が漏れてしまうという問題が新たに発生する。
【0008】これに対しては、隙間全域に防振ゴムを配
設して、防振ゴムにて隙間を密閉(シール)するといっ
た手段が考えられるが、この手段では、防振ゴムの弾性
係数が大きくってしまうので、十分な防振効果を得るこ
とができない。
設して、防振ゴムにて隙間を密閉(シール)するといっ
た手段が考えられるが、この手段では、防振ゴムの弾性
係数が大きくってしまうので、十分な防振効果を得るこ
とができない。
【0009】一方、弾性係数の小さい防振ゴムを隙間全
域に配設すれば、空気漏れを防止しつつ、防振効果を得
ることができるものの、十分な防振効果を得ることがで
きる弾性係数を有する防振ゴムは、前述のごとく弾性係
数が小さいため、電動モータに自重による変形が防振ゴ
ムの弾性限界を超えてしまう可能性が高く、防振ゴムに
て電動モータを支持することができないおそれが高い。
域に配設すれば、空気漏れを防止しつつ、防振効果を得
ることができるものの、十分な防振効果を得ることがで
きる弾性係数を有する防振ゴムは、前述のごとく弾性係
数が小さいため、電動モータに自重による変形が防振ゴ
ムの弾性限界を超えてしまう可能性が高く、防振ゴムに
て電動モータを支持することができないおそれが高い。
【0010】本発明は、上記点に鑑み、送風機の振動を
吸収しつつ、空気漏れを防止することを目的とする。
吸収しつつ、空気漏れを防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、送風用のフ
ァン(211)と、ファン(211)を回転駆動する駆
動手段(212)と、ファン(211)を収納するとと
もに、駆動手段(212)を支持するケーシング(21
3)とを有する送風機であって、駆動手段(212)
は、弾性変形可能な第1弾性部材(214)を介して複
数箇所にてケーシング(213)に支持固定されてお
り、さらに、ケーシング(213)と駆動手段(21
2)との隙間を密閉し、隙間から空気が漏れることを防
止する弾性変形可能な第2弾性部材(215)が配設さ
れていることを特徴とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、送風用のフ
ァン(211)と、ファン(211)を回転駆動する駆
動手段(212)と、ファン(211)を収納するとと
もに、駆動手段(212)を支持するケーシング(21
3)とを有する送風機であって、駆動手段(212)
は、弾性変形可能な第1弾性部材(214)を介して複
数箇所にてケーシング(213)に支持固定されてお
り、さらに、ケーシング(213)と駆動手段(21
2)との隙間を密閉し、隙間から空気が漏れることを防
止する弾性変形可能な第2弾性部材(215)が配設さ
れていることを特徴とする。
【0012】これにより、駆動手段(212)を支持す
る第1弾性部材(214)を駆動手段(212)とケー
シング(213)との隙間全周に渡って配設する必要が
ない。
る第1弾性部材(214)を駆動手段(212)とケー
シング(213)との隙間全周に渡って配設する必要が
ない。
【0013】さらに、第1弾性部材(214)は、複数
箇所にて駆動手段(212)を支持しているので、第1
弾性部材(214)の弾性係数が過度に(十分な防振効
果を得ることができない程度に)大きくなってしまうこ
とを防止しつつ、第1弾性部材(214)の弾性係数を
駆動手段(212)を支持することができる程度の大き
さとすることができる。
箇所にて駆動手段(212)を支持しているので、第1
弾性部材(214)の弾性係数が過度に(十分な防振効
果を得ることができない程度に)大きくなってしまうこ
とを防止しつつ、第1弾性部材(214)の弾性係数を
駆動手段(212)を支持することができる程度の大き
さとすることができる。
【0014】したがって、ケーシング(213)と駆動
手段(212)との隙間から空気が漏れることを防止し
つつ、駆動手段(212)の振動を効果的に吸収するこ
とができる。
手段(212)との隙間から空気が漏れることを防止し
つつ、駆動手段(212)の振動を効果的に吸収するこ
とができる。
【0015】なお、第1弾性部材(214)の弾性係数
(K1)は、請求項2に記載の発明のごとく、第2弾性
部材(215)の弾性係数(K2)と同等もしくはそれ
以上とすることが望ましい。
(K1)は、請求項2に記載の発明のごとく、第2弾性
部材(215)の弾性係数(K2)と同等もしくはそれ
以上とすることが望ましい。
【0016】また、第1、2弾性部材(214、21
5)は、請求項3に記載の発明のごとく、ゴムにて一体
成形してもよい。
5)は、請求項3に記載の発明のごとく、ゴムにて一体
成形してもよい。
【0017】また、請求項4に記載の発明のごとく、第
1弾性部材(214)の伸縮方向寸法(H1)は、第2
弾性部材(215)の伸縮方向寸法(H2)より小さく
することにより、第1弾性部材(214)の弾性係数
(K1)を第2弾性部材(215)の弾性係数(K2)
より大きくしてもよい。
1弾性部材(214)の伸縮方向寸法(H1)は、第2
弾性部材(215)の伸縮方向寸法(H2)より小さく
することにより、第1弾性部材(214)の弾性係数
(K1)を第2弾性部材(215)の弾性係数(K2)
より大きくしてもよい。
【0018】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は本
発明に係る送風機を車両用空調装置に適用したものであ
り、図1は本実施形態に係る車両用空調装置の模式図で
ある。なお、この車両用空調装置は、「発明が解決しよ
うとする課題」の欄で述べたように、レインフォースバ
ーに組み付けられる図1中、100は空気を冷却又は加
熱することにより車室内に吹き出す空気の温度及び湿度
を調節する空調ユニットであり、200は車室内空気又
は車室外空気を選択的に導入して、その導入した空気を
空調ユニット100に送風する内外気切換機構付き送風
ユニット(以下、送風ユニットと呼ぶ。)である。
発明に係る送風機を車両用空調装置に適用したものであ
り、図1は本実施形態に係る車両用空調装置の模式図で
ある。なお、この車両用空調装置は、「発明が解決しよ
うとする課題」の欄で述べたように、レインフォースバ
ーに組み付けられる図1中、100は空気を冷却又は加
熱することにより車室内に吹き出す空気の温度及び湿度
を調節する空調ユニットであり、200は車室内空気又
は車室外空気を選択的に導入して、その導入した空気を
空調ユニット100に送風する内外気切換機構付き送風
ユニット(以下、送風ユニットと呼ぶ。)である。
【0020】ここで、空調ユニット100は、空気の通
路を形成する樹脂製の空調ケーシング101、空調ケー
シング101内を流通する空気を冷却する冷却用熱交換
器102、空調ケーシング101内を流通する空気を加
熱する加熱用熱交換器103、加熱用熱交換器103を
通過する風量を調節することにより車室内に吹き出され
る空気の温度を調節するエアミックスドア(空気温度調
節手段)104、車室内に連通する吹出開口部105〜
107を開閉して吹き出しモードを制御する吹出モード
ドア108〜110等から構成されている。
路を形成する樹脂製の空調ケーシング101、空調ケー
シング101内を流通する空気を冷却する冷却用熱交換
器102、空調ケーシング101内を流通する空気を加
熱する加熱用熱交換器103、加熱用熱交換器103を
通過する風量を調節することにより車室内に吹き出され
る空気の温度を調節するエアミックスドア(空気温度調
節手段)104、車室内に連通する吹出開口部105〜
107を開閉して吹き出しモードを制御する吹出モード
ドア108〜110等から構成されている。
【0021】なお、吹出開口部105は車両窓ガラスg
に向けて空気を吹き出させるものであり、吹出開口部1
06は乗員の上半身に向けて空気を吹き出させるもので
あり、吹出開口部107は乗員の下半身に向けて空気を
吹き出させるものである。
に向けて空気を吹き出させるものであり、吹出開口部1
06は乗員の上半身に向けて空気を吹き出させるもので
あり、吹出開口部107は乗員の下半身に向けて空気を
吹き出させるものである。
【0022】図2は送風ユニット200の模式図であ
り、201は車室内空気を導入する内気導入口202及
び車室外空気を導入する外気導入口203が形成された
樹脂製の内外気切換ケーシングであり、204は内気導
入口202と外気導入口203とを切換開閉する内外気
切換ドア(内外気切換手段)である。
り、201は車室内空気を導入する内気導入口202及
び車室外空気を導入する外気導入口203が形成された
樹脂製の内外気切換ケーシングであり、204は内気導
入口202と外気導入口203とを切換開閉する内外気
切換ドア(内外気切換手段)である。
【0023】なお、外気導入口203の外縁部には、外
気導入口203に接続される空気ダクト(図示せず。)
と外気導入口203との接続部において空気漏れが発生
することを防止するパッキン203aが配設されてい
る。
気導入口203に接続される空気ダクト(図示せず。)
と外気導入口203との接続部において空気漏れが発生
することを防止するパッキン203aが配設されてい
る。
【0024】205は内外気切換ケーシング201内に
導入された空気中の塵埃を除去することにより空気を浄
化するフィルタであり、このフィルタ205より空気流
れ下流側には空調ケーシング101に空気を送風する送
風機210が配設されている。
導入された空気中の塵埃を除去することにより空気を浄
化するフィルタであり、このフィルタ205より空気流
れ下流側には空調ケーシング101に空気を送風する送
風機210が配設されている。
【0025】そして、送風機210は、送風用の遠心式
多翼ファン(以下、ファンと略す。)211、ファン2
11を回転駆動する電動モータ(回転駆動)212、及
びファン211を収納するとともに、電動モータ(以
下、モータと略す。)212を支持する樹脂製のスクロ
ールケーシング(以下、ケーシングと略す、)213等
から構成されている。
多翼ファン(以下、ファンと略す。)211、ファン2
11を回転駆動する電動モータ(回転駆動)212、及
びファン211を収納するとともに、電動モータ(以
下、モータと略す。)212を支持する樹脂製のスクロ
ールケーシング(以下、ケーシングと略す、)213等
から構成されている。
【0026】なお、ケーシング213は内外気切換ケー
シングに固定されており、このケーシング213は、フ
ァン211から吹き出す空気を集合させながら空気流の
動圧を静圧に変換する渦巻き状のものである。
シングに固定されており、このケーシング213は、フ
ァン211から吹き出す空気を集合させながら空気流の
動圧を静圧に変換する渦巻き状のものである。
【0027】ここで、モータ212は、ロータ及びステ
ータ等からなる円筒状のモータ本体212aと、モータ
本体部212aの径外方側に延出する円盤状に形成され
た金属製のモータフランジ部(以下、フランジ部と略
す。)212bとを有して構成されおり、モータ212
は、フランジ部212bの外縁側に取付られた複数個
(本実施形態では、3個)の弾性変形可能なゴム製の第
1防振ゴム214(第1弾性部材)を介してケーシング
213に部分的に支持固定されている。
ータ等からなる円筒状のモータ本体212aと、モータ
本体部212aの径外方側に延出する円盤状に形成され
た金属製のモータフランジ部(以下、フランジ部と略
す。)212bとを有して構成されおり、モータ212
は、フランジ部212bの外縁側に取付られた複数個
(本実施形態では、3個)の弾性変形可能なゴム製の第
1防振ゴム214(第1弾性部材)を介してケーシング
213に部分的に支持固定されている。
【0028】そしてさらに、フランジ部212bのうち
第1防振ゴム214より径外方側には、フランジ部21
2bの全周に渡ってケーシング213とモータ212
(フランジ部212b)との隙間を密閉し、この隙間か
ら空気が漏れることを防止するとともに、第1防振ゴム
214と共にモータ212の振動を減衰させる弾性変形
可能なゴム製の第2防振ゴム215(第2弾性部材)が
配設されており、本実施形態では、第1防振ゴム214
の硬度(材質)と第2防振ゴム215の硬度(材質)と
は同じである。
第1防振ゴム214より径外方側には、フランジ部21
2bの全周に渡ってケーシング213とモータ212
(フランジ部212b)との隙間を密閉し、この隙間か
ら空気が漏れることを防止するとともに、第1防振ゴム
214と共にモータ212の振動を減衰させる弾性変形
可能なゴム製の第2防振ゴム215(第2弾性部材)が
配設されており、本実施形態では、第1防振ゴム214
の硬度(材質)と第2防振ゴム215の硬度(材質)と
は同じである。
【0029】なお、図3は第1、2防振ゴム214、2
15部分の拡大図であり、216は第1防振ゴム214
内を上下方向に貫通する金属製のカラーであり、このカ
ラー216は、第1防振ゴム214内を貫通するパイプ
状のカラー本体216a、及びカラー本体216aの軸
方向端部に形成された円盤状のフランジ部(つば部)2
16bを有して構成されたものである。
15部分の拡大図であり、216は第1防振ゴム214
内を上下方向に貫通する金属製のカラーであり、このカ
ラー216は、第1防振ゴム214内を貫通するパイプ
状のカラー本体216a、及びカラー本体216aの軸
方向端部に形成された円盤状のフランジ部(つば部)2
16bを有して構成されたものである。
【0030】そして、フランジ部216bを下方側に位
置させた状態で下方側からボルト(締結手段)217を
カラー216(カラー本体216a)内に挿入し、ボル
ト217の雄ねじ部をケーシング213の雌ねじ部にネ
ジ結合する。これにより、モータ212は、下方側から
3個の第1防振ゴム214に介してケーシング213に
支持固定された構造となる。
置させた状態で下方側からボルト(締結手段)217を
カラー216(カラー本体216a)内に挿入し、ボル
ト217の雄ねじ部をケーシング213の雌ねじ部にネ
ジ結合する。これにより、モータ212は、下方側から
3個の第1防振ゴム214に介してケーシング213に
支持固定された構造となる。
【0031】また、第1防振ゴム214のうちモータ2
12の軸方向と平行な方向における弾性係数K1を、第
2防振ゴム215のうちモータ212の軸方向と平行な
方向における弾性係数K2より大きくすべく、本実施形
態では、第1防振ゴム214のうちモータ212の軸方
向と平行な部位の寸法H1を、第2防振ゴム215のう
ちモータ212の軸方向と平行な部位の寸法H2より小
さくしている。
12の軸方向と平行な方向における弾性係数K1を、第
2防振ゴム215のうちモータ212の軸方向と平行な
方向における弾性係数K2より大きくすべく、本実施形
態では、第1防振ゴム214のうちモータ212の軸方
向と平行な部位の寸法H1を、第2防振ゴム215のう
ちモータ212の軸方向と平行な部位の寸法H2より小
さくしている。
【0032】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0033】本実施形態によれば、第1防振ゴム214
にてモータ212を支持し、第2防振ゴム215にてケ
ーシング213とモータ212(フランジ部212b)
との隙間から空気が漏れることを防止しているので、モ
ータ212を支持する第1防振ゴム214をフランジ部
212bの全周に渡って配設する必要がない。
にてモータ212を支持し、第2防振ゴム215にてケ
ーシング213とモータ212(フランジ部212b)
との隙間から空気が漏れることを防止しているので、モ
ータ212を支持する第1防振ゴム214をフランジ部
212bの全周に渡って配設する必要がない。
【0034】さらに、第1防振ゴム214は、複数箇所
(本実施形態では、3箇所)にてモータ212を支持し
ているので、第1防振ゴム214の弾性係数K1が過度
に(十分な防振効果を得ることができない程度に)大き
くなってしまうことを防止しつつ、第1防振ゴム214
の弾性係数K1をモータ212を支持することができる
程度の大きさとすることができる。
(本実施形態では、3箇所)にてモータ212を支持し
ているので、第1防振ゴム214の弾性係数K1が過度
に(十分な防振効果を得ることができない程度に)大き
くなってしまうことを防止しつつ、第1防振ゴム214
の弾性係数K1をモータ212を支持することができる
程度の大きさとすることができる。
【0035】したがって、ケーシング213とモータ2
12(フランジ部212b)との隙間から空気が漏れる
ことを防止しつつ、モータ212の振動を効果的に吸収
することができる。延いては、コックピットモジュール
化においては、送風機210の振動がレインフォースバ
ー介してステアリングに伝わってしうことを防止でき
る。
12(フランジ部212b)との隙間から空気が漏れる
ことを防止しつつ、モータ212の振動を効果的に吸収
することができる。延いては、コックピットモジュール
化においては、送風機210の振動がレインフォースバ
ー介してステアリングに伝わってしうことを防止でき
る。
【0036】ところで、図2から明らかなように、本実
施形態では、モータ212の軸方向と平行な方向の振動
については、第1、2防振ゴム214、215が伸縮す
ることにより振動を吸収しながら振動を減衰させ、モー
タ212の軸方向と直交する方向については、第1防振
ゴム214とフランジ部212bとの接触部における摩
擦及び第2防振ゴム214とケーシング213との接触
部における摩擦により振動を減衰させる。
施形態では、モータ212の軸方向と平行な方向の振動
については、第1、2防振ゴム214、215が伸縮す
ることにより振動を吸収しながら振動を減衰させ、モー
タ212の軸方向と直交する方向については、第1防振
ゴム214とフランジ部212bとの接触部における摩
擦及び第2防振ゴム214とケーシング213との接触
部における摩擦により振動を減衰させる。
【0037】なお、第1、2防振ゴム214、215
は、主にモータ212の軸方向と平行な方向に伸縮する
ので、第1防振ゴム214のうちモータ212の軸方向
と平行な方向における弾性係数K1を、第2防振ゴム2
15のうちモータ212の軸方向と平行な方向における
弾性係数K2より大きくすれば、第1防振ゴム214の
弾性係数K1を確実にモータ212を支持することがで
きる大きさとしつつ、第2防振ゴム215の防振(吸
振)能力を発揮させることができる。
は、主にモータ212の軸方向と平行な方向に伸縮する
ので、第1防振ゴム214のうちモータ212の軸方向
と平行な方向における弾性係数K1を、第2防振ゴム2
15のうちモータ212の軸方向と平行な方向における
弾性係数K2より大きくすれば、第1防振ゴム214の
弾性係数K1を確実にモータ212を支持することがで
きる大きさとしつつ、第2防振ゴム215の防振(吸
振)能力を発揮させることができる。
【0038】因みに、第1防振ゴム214は、モータ2
12がケーシング213が離れようとする向きに変位し
たときに縮むことにより振動を吸収し、一方、第2防振
ゴム214は、モータ212がケーシング213に近づ
く向きに変位したときに縮むことにより振動を吸収す
る。つまり、本実施形態では、両防振ゴム214、21
5は圧縮加重にて使用されるようになっている。
12がケーシング213が離れようとする向きに変位し
たときに縮むことにより振動を吸収し、一方、第2防振
ゴム214は、モータ212がケーシング213に近づ
く向きに変位したときに縮むことにより振動を吸収す
る。つまり、本実施形態では、両防振ゴム214、21
5は圧縮加重にて使用されるようになっている。
【0039】(第2実施形態)本実施形態は、図4に示
すように、第1、2防振ゴム214、215を一体成形
したものである。
すように、第1、2防振ゴム214、215を一体成形
したものである。
【0040】なお、本実施形態では、第1防振ゴム21
4とフランジ部212bとの接触面積S1と第1防振ゴ
ム214のうちモータ212の軸方向と平行な部位の寸
法H1との比(S1/H1)と、第2防振ゴム214と
ケーシング213との接触面積S2と第2防振ゴム21
5のうちモータ212の軸方向と平行な部位の寸法H2
との比(S2/H2)とを略同一として、第1防振ゴム
214のうちモータ212の軸方向と平行な方向におけ
る弾性係数K1部と、第2防振ゴム215のうちモータ
212の軸方向と平行な方向における弾性係数K2とを
略等しくしている。
4とフランジ部212bとの接触面積S1と第1防振ゴ
ム214のうちモータ212の軸方向と平行な部位の寸
法H1との比(S1/H1)と、第2防振ゴム214と
ケーシング213との接触面積S2と第2防振ゴム21
5のうちモータ212の軸方向と平行な部位の寸法H2
との比(S2/H2)とを略同一として、第1防振ゴム
214のうちモータ212の軸方向と平行な方向におけ
る弾性係数K1部と、第2防振ゴム215のうちモータ
212の軸方向と平行な方向における弾性係数K2とを
略等しくしている。
【0041】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、モータ212の軸方向と上下方向とが一致していた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図
5に示すようにモータ212の軸方向を水平としてする
等してもよい。
は、モータ212の軸方向と上下方向とが一致していた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図
5に示すようにモータ212の軸方向を水平としてする
等してもよい。
【0042】また、上述の実施形態では、本発明に係る
送風機を車両用空調装置に適用したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、換気扇等のその他用途にも適
用することができる。
送風機を車両用空調装置に適用したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、換気扇等のその他用途にも適
用することができる。
【0043】また、本発明は、モータ(駆動手段)21
2を支持する第1防振ゴム(第1弾性部材)214と、
空気漏れを防止する第2防振ゴム(第2弾性部材)21
5とを設けて空気漏れを防止しつつ、モータ212を支
持するとともに、第2防振ゴム(第2弾性部材)215
の弾性係数K2を小さくし、かつ、モータ212を複数
箇所で支持することにより第1防振ゴム(第1弾性部
材)214の弾性係数K1が大きくなることを抑制して
モータ212の振動を吸収するものであるので、第1弾
性部材の材質はゴムに限定されるものではなく、金属バ
ネ等の弾性部材であってもよい。
2を支持する第1防振ゴム(第1弾性部材)214と、
空気漏れを防止する第2防振ゴム(第2弾性部材)21
5とを設けて空気漏れを防止しつつ、モータ212を支
持するとともに、第2防振ゴム(第2弾性部材)215
の弾性係数K2を小さくし、かつ、モータ212を複数
箇所で支持することにより第1防振ゴム(第1弾性部
材)214の弾性係数K1が大きくなることを抑制して
モータ212の振動を吸収するものであるので、第1弾
性部材の材質はゴムに限定されるものではなく、金属バ
ネ等の弾性部材であってもよい。
【図1】本発明の第1実施形態に係る送風機を用いた車
両用空調装置の模式図である。
両用空調装置の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る送風機の模式図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第1実施形態に係る送風機の防振ゴム
部分の拡大図である。
部分の拡大図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る送風機の模式図で
ある。
ある。
【図5】本発明のその他の実施形態に係る送風機の模式
図である。
図である。
210…送風機、211…ファン、212…モータ、2
12a…モータ本体部、212b…モータフランジ部、
213…スクロールケーシング、214…第1防振ゴム
(第1弾性部材)、215…第2防振ゴム(第2弾性部
材)。
12a…モータ本体部、212b…モータフランジ部、
213…スクロールケーシング、214…第1防振ゴム
(第1弾性部材)、215…第2防振ゴム(第2弾性部
材)。
Claims (4)
- 【請求項1】 送風用のファン(211)と、 前記ファン(211)を回転駆動する駆動手段(21
2)と、 前記ファン(211)を収納するとともに、前記駆動手
段(212)を支持するケーシング(213)とを有す
る送風機であって、 前記駆動手段(212)は、弾性変形可能な第1弾性部
材(214)を介して複数箇所にて前記ケーシング(2
13)に支持固定されており、 さらに、前記ケーシング(213)と前記駆動手段(2
12)との隙間を密閉し、前記隙間から空気が漏れるこ
とを防止する弾性変形可能な第2弾性部材(215)が
配設されていることを特徴とする送風機。 - 【請求項2】 前記第1弾性部材(214)の弾性係数
(K1)は、前記第2弾性部材(215)の弾性係数
(K2)と同等もしくはそれ以上であることを特徴とす
る請求項1に記載の送風機。 - 【請求項3】 前記第1、2弾性部材(214、21
5)は、ゴムにて一体成形されていることを特徴とする
請求項1又は2に記載の送風機。 - 【請求項4】 前記第1弾性部材(214)の伸縮方向
寸法(H1)は、前記第2弾性部材(215)の伸縮方
向寸法(H2)より小さいことを特徴とする請求項3に
記載の送風機。
Priority Applications (1)
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JP2000208822A JP2002021797A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 送風機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2000208822A Withdrawn JP2002021797A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 送風機 |
Country Status (1)
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USD729374S1 (en) | 2013-03-07 | 2015-05-12 | Dyson Technology Limited | Fan |
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USD729372S1 (en) | 2013-03-07 | 2015-05-12 | Dyson Technology Limited | Fan |
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- 2000-07-10 JP JP2000208822A patent/JP2002021797A/ja not_active Withdrawn
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