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JP2002021746A - ローター - Google Patents

ローター

Info

Publication number
JP2002021746A
JP2002021746A JP2000205353A JP2000205353A JP2002021746A JP 2002021746 A JP2002021746 A JP 2002021746A JP 2000205353 A JP2000205353 A JP 2000205353A JP 2000205353 A JP2000205353 A JP 2000205353A JP 2002021746 A JP2002021746 A JP 2002021746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
plates
fixing means
fixing
laminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000205353A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Aoyama
幸太郎 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONDOO SEIKOO KK
Original Assignee
KONDOO SEIKOO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KONDOO SEIKOO KK filed Critical KONDOO SEIKOO KK
Priority to JP2000205353A priority Critical patent/JP2002021746A/ja
Publication of JP2002021746A publication Critical patent/JP2002021746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/082Details specially related to intermeshing engagement type machines or pumps
    • F04C2/084Toothed wheels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/08Rotary pistons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格で、高強度と高耐摩耗性を有するベー
ンポンプ、トロコイドポンプ等に使用するローターを提
供する。 【解決手段】 ローターが、1対の挾持部材と、それら
の挾持部材の間に多数の薄い板を積層状態に配置して構
成した積層部と、挾持部材及び積層部をカシメにより固
定する固定手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベーンポンプやト
ロコイドポンプ用のローターとして最適のローターに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モーター用の薄板積層構造のロー
ターは公知である。この積層構造の強度を維持するため
に、従来は、アルミダイキャストで多数の薄板が固定さ
れていた。
【0003】従来ポンプ用のローターは、焼結、切削又
は鍛造により加工されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の薄板積層構造の
ローターは、オイルポンプ、エアーポンプ、トロコイド
ポンプ等のローターとしては、強度や耐摩耗性が不足し
ているため、適当なものではなかった。
【0005】そこで、本発明は、従来技術の欠点を解消
し、高強度と高耐摩耗性を有する薄板積層構造のロータ
ーを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の好適な解決手段
は、請求項1〜9に記載のローターである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によれば、ローターが、1
対の挾持部材と、それらの挾持部材の間に配置された積
層部を有する。積層部は、多数の薄い板を積層したもの
である。挾持部材及び積層部は固定部材のカシメにより
一体に固定する。固定部材の好適例は、リベットであ
る。
【0008】挾持部材が多数の穴を有し、固定手段たと
えばリベットの少くとも一端がその穴にカシメにより固
定されている形態が好ましい。
【0009】穴の好適な例は、皿穴である。しかも、挾
持部材と積層部の板が同心円上に多数の穴を有するのが
好ましい。たとえば、それらの穴にリベットが挿入され
ており、各リベットの少くとも一端が挾持部材の穴にカ
シメで固定されている。
【0010】本発明の別の実施形態においては、多数の
薄い板の各々に多数の凹部と凸部を所定の位置に形成
し、多数の板を積層するとともに、互いに対応する位置
の凹部と凸部を緊密に嵌合カシメして、多数の板を積層
状態で一体に固定する。
【0011】この場合、リベットその他の固定手段を使
用しなくてもよいが、より確実な固定を必要とする場合
は、リベットその他の固定手段を使用してもよい。たと
えば、多数の薄い板の各々に多数の凹部と凸部を所定の
位置に形成し、多数の板を積層して積層部を形成すると
ともに、互いに対応する位置の凹部と凸部を堅く結合し
て、多数の板を積層状態で一体に固定し、しかも、リベ
ットを併用することによりカシメで挾持部材及び積層部
を固定する。
【0012】本発明によるローターは、高強度や高耐摩
耗性が必要とされるオイルポンプ、エアポンプ、トロコ
イドポンプやベーンポンプ等のローターとして最適であ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0014】図1〜3の実施例 図1〜3は、本発明の好適な実施例の一つを示してい
る。
【0015】図1は本発明によるポンプ用ローターを示
し、図2及び図3はその構成部品を示している。
【0016】図1において、ローター10は、軸方向の
両端に配置される1対のプレート状の挾持部材12と、
それらの間に配置される積層部14から構成されてい
る。積層部14は同一形状の多数の薄い板20を積層し
たものである。
【0017】この図1〜3の実施例においては、挾持部
材12と積層部14は、リベット15のカシメにより固
定されている。リベット15の材料としては、カシメ可
能で強度的にも満足のいく、硬く、割れにくい材料(た
とえば、クロームモリブデン鋼)が好ましい。
【0018】図2には、1つの挾持部材12が示されて
いる。挾持部材12は、略円環状の薄いプレートであ
り、多数の本体16と、放射方向に形成された多数のス
リット18を有している。本体16の外周には円弧状の
傾斜面が設けられている。本体16の側面は、隣り合う
別の本体16の側面と向かい合っており、それらの間に
スリット18が形成されている。各スリット18の基部
は径の大きい円形の穴25とつながっており、その結
果、本体16の基部は、細くくびれた形状となってい
る。挾持部材12は、傾斜面を有する内周部24を有す
る。
【0019】各本体16には、貫通穴、好ましくは、皿
穴22が形成されている。皿穴22は、すべて、ロータ
ー10の軸心19を中心として同心円上に配置されてい
る。各皿穴22を通したリベット15をカシメ加工をす
ることにより、積層部14が挾持部材12に対して固定
されている。
【0020】図3には、積層部14が示されている。積
層部14は、複数枚積み重ねられた同一厚みかつ同一形
状の薄い板20から構成されている。
【0021】板20は、略円環状の薄いプレートであ
り、複数の本体26を有している。各本体26の側面
は、隣り合う別の本体26の側面と向かい合っており、
それらの間に同一形状のスリット27が形成されてい
る。各スリット27の幅は、挾持部材12のスリット1
8の幅よりもやや狭い。スリット27の幅に基づいて板
20の最大厚が決められている。各スリット27の基部
はそれにより径の大きい円形の穴35と連絡しており、
その結果、本体26の基部は細くくびれた形状となって
いる。板20は、円形の内周部28を有する。内周部2
8には、後にスプライン溝が形成される(図示省略)。
板20の材料としては、SK5又は浸炭焼入れ性の良い
材質が選択される。
【0022】本体26には、リベットを通すための穴3
0が形成されている。各穴30は、軸心19を中心とし
て同心円上に配置されている。
【0023】以上のように、図1〜3の実施例において
は、各本体16、26の穴にリベットを通し、各リベッ
トの両端をカシメることにより、2枚の挾持部材12と
多数の板20を強固に固定して、ローターの積層構造を
作っている。
【0024】厚みの一例を挙げると、挾持部材12の厚
さは0.2〜1.0mmが好ましく、特にSPCC板の
場合、厚さ1.6mmが好ましい。板20は、SK5焼
き入れ板の場合、厚さ0.2mmが好ましい。この場
合、板20は、例えば93枚積み重ねられる。実験によ
れば、板20のビッカース硬度は200〜230程度が
好ましい。
【0025】但し硬い板材の場合は打抜型の材質が超硬
の場合でも、メンテナンス作業の回数が多くなりがちで
ある。板厚を厚くする場合、型換え頻度を多くをするの
が好ましい。全体の厚みは10〜30mmが好ましい
が、この場合の全体の厚みの合計は21.09mmとな
る。実際に、積層した状態での厚みは21.8mm程度
となる。積層枚数を増加させることによる全体のバラツ
キの修正と、リベットのカシメ加工後の厚みをそろえる
ために研磨を行うとよい。
【0026】図4〜5の実施例 図4及び図5は、本発明のもう1つ別の好適な実施例を
示している。この実施例においては、リベットを使用し
ない形態のローター32の積層構造が採用されている。
【0027】図4〜5の実施例においては、固定手段
が、プレスで形成された凹部と凸部の緊密な嵌合カシメ
構造になっている。このような固定手段は、電気モータ
ーのローターに適したものである。
【0028】図4において、ローター32は、同一形状
の複数枚の板34が積み重ねられて構成されている。た
だし、図5の最下位置の板34aのみは、他の板34と
異なっていて、凹部のみが形成されいて、凸部が形成さ
れていない。
【0029】板34は、略円環状の薄いプレートであ
り、多数の本体36と、放射方向に形成された多数のス
リット37を有している。本体36の側面は、隣り合う
別の本体36の側面と向かい合っており、それらの間に
スリット37が形成されている。各スリット37の基部
は径の大きい円形の穴45とつながっており、その結
果、本体36の基部は、細くくびれた形状となってい
る。板34は、円形の内周部38を有する。
【0030】本実施例においては、ローター32の両端
付近にある板34の2枚ずつを除いて、内周部38にス
プライン溝39が形成されている。
【0031】各本体36には、固定用の凹凸部40が形
成されている。固定用の凹凸部40の中心は、すべて軸
心19を中心とする同心円上に配置されている。
【0032】図5には、固定用の凹凸部40付近の拡大
断面が示されている。
【0033】固定用の凹凸部40は、凹部42と、その
下方に位置する逆向きの凸部44から構成されている。
図5によく示されているように、凸部44は、隣接する
別の板34の凹部42に堅く緊密にはめ込まれて固定さ
れている。
【0034】同一形状の複数枚の板34を積層して固定
した後に、それらの焼入れの歪取りをし、かつ厚みをそ
ろえるために研磨を行うのが好ましい。
【0035】以上のように、図4〜5の実施例において
は、隣接する2枚の板34が積層されるとともに、凹部
42と凸部44が強固にかみ合って結合され、それによ
り、多数の板34が一体的に固定されるようになってい
る。
【0036】板34の厚みの一例を挙げると、SK5の
板の場合、厚さ1.0mmが好ましい。この場合、加工
に用いるプレス金型の耐久性が良い。
【0037】また、板30は、例えば22枚積み重ねら
れる。それらの板を積層して固定した後、ローター32
の軸方向長さが21.09mmになるまで研磨される。
また、凹部42の内径及び深さは、それぞれ1.5m
m、0.5mmが好ましい。凸部44の外径及び高さ
は、それぞれ1.5mm、0.5mmが好ましい。
【0038】多数の板を積層して固定した後、焼き入れ
を行い、板の凹凸部での固着(だきつき)強度を増加さ
せるのが好ましい。その後、歪取りと厚さをそろえるた
めに研磨を行う。
【0039】図6〜8の実施例 図6〜8は、本発明のもう1つ別の好適な実施例を示し
ている。
【0040】図6は本発明によるローターのほぼ全体を
示し、図7及び図8はその構成部品の1つを示してい
る。
【0041】図6〜8の実施例においては、リベットの
カシメ加工と固定用の凹凸部による嵌合が組み合わせて
用いられている。
【0042】図6において、ローター50は、軸方向の
両端に配置される1対のプレート状の挾持部材52と、
それらの間に配置される積層部54から構成されてい
る。積層部54は同一形状の多数の薄い板58を積層し
たものである。
【0043】この図6〜8の実施例においては、挾持部
材52と積層部54は、リベット55のカシメにより固
定されている。リベット55の材料としては、前述のリ
ベット15と同じものが好ましい。
【0044】図7には、1つの挾持部材52が示されて
いる。挾持部材52は、略円環状の薄いプレートであ
り、多数の本体56と、放射方向に形成された多数のス
リット57を有している。本体56の外周には円弧状の
傾斜面が設けられている。本体56の側面は、隣り合う
別の本体56の側面と向かい合っており、それらの間に
スリット57が形成されている。各スリット57の基部
は径の大きい円形の穴65とつながっており、その結
果、本体56の基部は、細くくびれた形状となってい
る。挾持部材52は、傾斜面を有する内周部59を有す
る。
【0045】各本体56には、貫通穴、好ましくは、皿
穴72が形成されている。皿穴72は、すべて、ロータ
ー50の軸心19を中心として同心円上に配置されてい
る。各皿穴72を通したリベット55をカシメ加工する
ことにより、積層部54が挾持部材12に対して固定さ
れている。
【0046】図6に示すように、本実施例においては、
リベット55が多数本体56の1つおきに設けられてい
る。
【0047】図7には、1つの挾持部材52が示されて
いる。挾持部材52には貫通穴、好ましくは皿穴72が
多数の本体56の1つおきに形成されている。
【0048】挾持部材52の本体56の形状は、図2に
おける本体16の形状と同様である。本体56には、図
2における皿穴22と同様の皿穴72が形成されてい
る。各皿穴72を通したリベットによるカシメが挾持部
材52に対して行われている。
【0049】図8には、積層部54が示されている。積
層部54は、複数枚重ねられて同一厚みかつ同一形状の
板58から構成されている。各板58の多数の本体に
は、リベット用の穴60と固定用の凹凸部70が交互に
形成されている。板58はSKの板が好ましい。リベッ
ト55を穴60に通して両端のカシメ加工が行われ、固
定用の凹凸部70により挾持部材52と積層部54が固
定されるようになっている。
【0050】なお、リベット用の穴60と固定用の凹凸
部70の構成と作用は、図3におけるリベット用の穴3
0と図5における固定用の凹凸部40とそれぞれ同様で
あるので、説明を省略する。
【0051】以上のように、図6〜8の実施例において
は、リベットによるカシメ加工と板の凹凸部の嵌合の両
方を組み合わせることにより挾持部材52と積層部54
を一体的に固定するようになっている。
【0052】なお、本実施例においては、挾持部材52
には、熱処理を行う必要がない。また、板58は浸炭熱
処理をすると良い。
【0053】厚みの一例を挙げると、挾持部材52は厚
さ1.6〜2.2mmが好ましいが、特にSPCC板の
場合、厚さ1.6mmが好ましい。板58はSK5の場
合、厚さ0.6mmが好ましい。この場合、板58は例
えば31枚積み重ねられる。本実施例においては、特に
カシメのない部分の反り、歪が出ないようにするのが好
ましい。
【0054】図9の実施例 図9は、挾持部材を省略して、ローター80を薄い板8
2からなる積層部のみで構成した例を示す。
【0055】積層部は、複数枚積み重ねられた同一厚み
かつ同一形状の薄い板82から構成されている。
【0056】板82は、略円環状の薄いプレートであ
り、複数の本体83を有している。各本体83の側面
は、隣り合う別の本体83の側面と向かい合っており、
それらの間に同一形状のスリット87が形成されてい
る。各スリット87の幅に基づいて板82の最大厚が決
められている。各スリット87の基部はそれにより径の
大きい円形の穴89と連絡しており、その結果、本体8
3の基部は細くくびれた形状となっている。板82は、
円形の内周部85を有する。内周部85には、スプライ
ン溝が形成されている。板82の材料としては、SK5
又は浸炭焼入れ性の良い材質が選択される。
【0057】本体83には、リベット86を通すための
穴84が形成されている。各穴84は、軸心を中心とし
て同心円上に配置されている。
【0058】各本体83の穴84にリベット86を通
し、各リベット86の両端をカシメ加工することによ
り、多数の板82を強固に固定して、ローターの積層構
造を作っている。
【0059】厚みの一例を挙げると、板82は、SK5
焼き入れ板の場合、厚さ0.2mmが好ましい。この場
合、板82は、例えば93枚積み重ねられる。実験によ
れば、板20のビッカース硬度は200〜230程度が
好ましい。
【0060】積層部の軸方向両端にある板82には、皿
穴84が形成されている。積層部の内周には、端面から
始まる円筒面88とそれに続く切頭円錐面90が形成さ
れていて、切頭円錐面90はスプライン歯に接続してい
る。
【0061】各皿穴84を通したリベット86をカシメ
加工することにより、軸方向の両端付近にある板82の
間で多数の板82を一体的に固定するようになってい
る。
【0062】板の積層の前に、バリを完全に除去するよ
うにすると良い。
【0063】なお、本発明は上述の実施例に限定されな
い。ローターの主要部分をなす本体の数は14でなくて
も良く、10や12であっても良い。また、リベットの
カシメ加工と固定用の凹凸部による結合を組み合わせて
用いる場合、その組み合わせは1つおきでなくても良
く、いずれかを2つおき等にしても良い。
【0064】
【発明の効果】本発明のローターによれば、リベットの
カシメあるいは固定用の凹凸部の嵌合を行うことによ
り、ローター自体が一体強固となり、高強度のローター
を製造することができる。
【0065】また、固定用の凹凸部により板同士を相互
に係合する場合は、他の固定用部材が不要となり、ロー
ターを低コストで製造することができる。
【0066】さらに、リベットカシメと固定用の凹凸部
による固定を組み合わせた場合には、高強度かつ低コス
トのローターを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明によるローターの実施例を示
す平面図。(B)は(A)の縦断面図。
【図2】(A)は、図1のローターの構成部品を示す平
面図。(B)は(A)の縦断面図。
【図3】(A)は、図1のローターの構成部品を示す平
面図。(B)は(A)の縦断面図。
【図4】(A)は、本発明によるローターの別の実施例
を示す平面図。(B)は(A)X−X線に沿ったの縦断
面図。
【図5】図4のローターの一部を拡大して示す拡大断面
図。
【図6】(A)は、本発明によるローターのさらに別の
実施例を示す平面図。(B)は(A)の縦断面図。
【図7】(A)は、図6のローターの構成部品を示す平
面図。(B)は(A)の縦断面図。
【図8】(A)は、図6のローターの構成部品を示す平
面図。(B)は(A)の縦断面図。
【図9】(A)は、本発明によるローターのさらに別の
実施例を示す平面図。(B)は(A)のG−G線に沿っ
た縦断面図。
【符号の説明】
10、32、50、80 ローター 12、52 挾持部材 14、54 積層部 15、55、86 リベット 16、26、36、56、66、67、82 本体 18、27、37、57、87 スリット 19 軸心 20、34、58、82 板 22、72、84 皿穴 24、28、38、85 内周部 25、35、45、65、89 円形の穴 30、60 リベット用の穴 39 スプライン歯 40、70 固定用の凹凸部 42 凹部 44 凸部 88 円筒面 90 切頭円錐面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の挾持部材と、それらの挾持部材の
    間に多数の薄い板を積層状態に配置して構成した積層部
    と、挾持部材及び積層部を固定する固定手段を有するこ
    とを特徴とするローター。
  2. 【請求項2】 挾持部材が多数の穴を有し、固定手段が
    細長い形状になっていて、固定手段の少くとも一端が挾
    持部材の穴にカシメにより固定されている請求項1に記
    載のローター。
  3. 【請求項3】 挾持部材の穴が、皿穴である請求項2に
    記載のローター。
  4. 【請求項4】 挾持部材と、積層部を構成する板が、そ
    れぞれ同心円上に多数の穴を有し、それらの穴に細長い
    形状の固定手段が挿入されており、固定手段の少くとも
    一端が挾持部材の穴にカシメにより固定されている請求
    項1に記載のローター。
  5. 【請求項5】 多数の薄い板を積層状態に配置して構成
    した積層部と、積層部をカシメにより固定する固定手段
    を有することを特徴とするローター。
  6. 【請求項6】 積層部を構成する板が、それぞれ同心円
    上に多数の穴を有し、それらの穴に細長い形状の固定手
    段が挿入されていて、固定手段の少くとも一端が穴にカ
    シメにより固定されている請求項5に記載のローター。
  7. 【請求項7】 固定手段がリベットである請求項1〜6
    のいずれか1項に記載のローター。
  8. 【請求項8】 多数の薄い板の各々が多数の凹部と凸部
    を所定の位置に有し、それらの板を積層するとともに、
    互いに対応する位置の凹部と凸部を堅く結合させること
    により、多数の板を積層状態で一体に固定したことを特
    徴とするローター。
  9. 【請求項9】 多数の薄い板の各々が多数の凹部と凸部
    を所定の位置に有し、それらの板を積層するとともに、
    互いに対応する位置の凹部と凸部を堅く結合させること
    により、多数の板を積層状態で一体に固定したことを特
    徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載したロータ
    ー。
JP2000205353A 2000-07-06 2000-07-06 ローター Pending JP2002021746A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008106198A1 (en) * 2007-02-28 2008-09-04 Borgwarner Inc. Stamped steel lamination process to produce gerotor inner and outer rotors for pump applications
JP2010130884A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 回転電機及び回転電機の製造方法
JP2011083145A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Yaskawa Electric Corp 回転子鉄心の保持構造、該保持構造を有する可変界磁埋込磁石型回転電機
JP2013123365A (ja) * 2011-11-10 2013-06-20 Nippon Densan Corp モータ

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