[go: up one dir, main page]

JP2002019025A - 木質化粧板の製造方法 - Google Patents

木質化粧板の製造方法

Info

Publication number
JP2002019025A
JP2002019025A JP2000205455A JP2000205455A JP2002019025A JP 2002019025 A JP2002019025 A JP 2002019025A JP 2000205455 A JP2000205455 A JP 2000205455A JP 2000205455 A JP2000205455 A JP 2000205455A JP 2002019025 A JP2002019025 A JP 2002019025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
layer
decorative
printing
absorbing layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000205455A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Oyama
靖 大山
Yasuhiro Harada
康裕 原田
Satoko Inoue
聡子 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority to JP2000205455A priority Critical patent/JP2002019025A/ja
Publication of JP2002019025A publication Critical patent/JP2002019025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finished Plywoods (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 木質化粧板について特注製品や小ロット製品
等の顧客の多用なニーズに対応できるようにするととも
に、建材として使用するに耐え得る性能が得られるよう
にする。 【解決手段】 基材2に天然木突板3を貼り合わせた化
粧材又は天然木無垢材からなる化粧基板1の表面に目止
めシーラー剤を塗布して目止め層5を形成した後、イン
クを吸収する透明ないし半透明のインク吸収層7を設
け、このインク吸収層7上にインクジェット方式で水性
インクにより絵柄模様を印刷して乾燥させた後、イソシ
アネート基が過剰となるように配合された透明ウレタン
塗料を塗布してウレタン塗膜層11を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木質化粧板の製造
方法に関し、特に、化粧基板の表面に水性インクによる
印刷により化粧加工を行う技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、突板や無垢材等の化粧基板表
面に局部的な柄付けを行う場合、転写印刷、スクリーン
印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷等の有版方式の印
刷方法が一般に知られている。この方式の印刷方法で
は、広い面積の印刷を大量に行うのに適しているが、そ
の反面、印刷のために版を作る必要があるので、特注製
品や小ロット製品に対し素早い対応が難しいという問題
がある。
【0003】一方、近年、例えば特開平9―32343
4号や特開平10―128231号の各公報に示される
ように、インクジェット方式によるダイレクト印刷法が
提案されており、このインクジェット方式では、被印刷
物に接触せずに印刷できるので、凹凸のある基板に対し
ても印刷できるという利点がある。
【0004】ところで、上記インクジェット方式におけ
るインクに水性インクを用いることが主流であり、その
ため、紙やフィルム等の印刷では、例えば親水性樹脂に
無機フィラーを添加したインク吸収層が表面に設けられ
たインクジェット用コート紙(フィルム)と称されるも
のが一般に使用され、それに関して各種のものが提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記インクジ
ェット用コート紙(フィルム)のインク吸収剤を用いる
ことで、インクジェット方式によるダイレクト印刷法に
より基板の表面に直接印刷することが考えられる。しか
し、上記インク吸収層は、水性インクの主たる溶媒であ
る水を吸収する能力が具備されているので、耐水性が悪
く、そのインク吸収剤をそのまま化粧板の用途に転用し
ただけでは、建材として耐え得るだけの耐水性を付与す
ることが困難であり、密着性等、他の性能についても同
様である。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記水性インクを用いてダイレクト印
刷法により木質化粧板を製造する方法に改良を加えるこ
とにより、化粧板について特注製品や小ロット製品等の
顧客の多用なニーズに対応できるようにするとともに、
水性インクで印刷するにも拘わらず、化粧板として使用
するに耐え得る耐水性や密着性等の性能が良好に得られ
るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、基材に天然木突板を貼り合
わせた化粧材又は天然木無垢材からなる化粧基板の表面
に目止めシーラー剤を塗布して目止め層を形成した後、
インクを吸収する透明ないし半透明のインク吸収層を設
ける。次いで、このインク吸収層上に水性インクにより
絵柄模様を印刷して乾燥させた後、イソシアネート基が
過剰となるように配合された透明ウレタン塗料を塗布す
る。
【0008】この構成により、化粧基板の表面に目止め
シーラー剤の塗布による目止め層が形成されて、その上
にインク吸収層が設けられているので、均一なインク吸
収層を形成して印刷適性を向上させることができる。し
かも、化粧板において化粧基板側(下側)から水分がイ
ンク吸収層に移行するのが目止め層によって遮られるよ
うになり、化粧板における印刷層の耐水性が向上する。
【0009】また、インク吸収層上にイソシアネート基
過剰のウレタン塗料が塗布されるので、このウレタン塗
料の塗装膜における過剰のイソシアネート基が印刷層の
インクないしインク吸収層内の水酸基と反応して、印刷
層の密着性及び耐水性が向上する。
【0010】以上により、化粧板として使用するに耐え
得る十分な性能が得られるとともに、印刷により化粧板
について特注製品や小ロット製品等の顧客の多用なニー
ズへの対応が可能となる。
【0011】さらに、上記インク吸収層が透明ないし半
透明であり、印刷後に塗布される塗料も透明ウレタン塗
料であるので、化粧基板表面の模様及び印刷の絵柄を化
粧板表面から見ることができ、木質化粧基板の自然な木
目を活かしながら、好みの柄を印刷することで、好まし
い意匠を有する化粧板が容易に得られる。
【0012】請求項2の発明では、インク吸収層上に水
性インクによる印刷をインクジェット方式で行う。この
ことで、化粧板の表面に精繊な画像を精細に直接形成し
て化粧板の様々な絵柄を容易に表現でき、特注製品や小
ロット製品等の顧客の多用なニーズへの対応がより一層
容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る木
質化粧板の製造方法について説明する。この実施形態の
方法では、図1(尚、この図1は、製造された後の木質
化粧板Aの断面構造を示している)に示すように、化粧
基板1の表面に目止めシーラー剤を塗布して目止め層5
を形成した後、インクを吸収する透明ないし半透明のイ
ンク吸収層7を設け、次いで、このインク吸収層7上に
水性インクによりデジタル画像データによる絵柄模様を
インクジェット方式で印刷し、その乾燥後に、イソシア
ネート基が過剰となるように配合された透明ウレタン塗
料による塗装を行ってウレタン塗膜層11を形成し、そ
の上に中塗り層13及び上塗り層14を順に設ける。
【0014】以上の方法の詳細を説明すると、上記化粧
基板1としては、合板、木質繊維板、無機質板等、化粧
板の基材として一般的に使用されている基材2(ボー
ド)に天然木突板3を貼り合わせた化粧材が用いられ
る。また、この他、化粧基板1として天然木無垢材を用
いてもよい。
【0015】(目止め処理)まず、この化粧基板1の表
面上に目止め層5を形成して目止め処理を行う。すなわ
ち、化粧基板1の表面に対し後述の如くインク吸収剤を
塗布するに当たり、そのインク吸収剤の吸込みムラが生
じると、印刷ムラができるので、その防止のために目止
め剤を塗布する(目止め処理がないと塗布ムラや発泡が
生じる)。
【0016】目止め剤としては、上記目止め効果の他に
耐水性や密着性等、化粧板としての性能を発揮できるも
の、例えばウレタン系、ポリエステル系、アクリル系、
エポキシ系等の塗料から適宜選んで使用する。
【0017】この目止め剤の塗布量は、インク吸収剤の
塗布ムラが生じない程度であればよく、吸込み具合に応
じて一般的に2〜20g/m2の範囲で塗布する。
【0018】尚、従来から行われているように、この目
止め処理の前に、予め化粧基板1表面の木地や導管をス
テイン等で着色しておいてもよい。
【0019】(インク吸収層の形成)次に、印刷用イン
クの滲みを防ぎかつ所望どおりの色に発色させるため
に、上記目止め層5の上に透明ないし半透明のインク吸
収層7を設ける。
【0020】このインク吸収層7には、水溶性高分子と
水性樹脂とを重量比で1:9〜9:1の割合で混合した
インク吸収剤を用いる。その他、必要に応じて消泡剤、
成膜助剤等、塗料化に必要な薬剤を適宜加えてもよい。
【0021】上記水溶性高分子としては、例えばポリビ
ニルアルコール、ポリビニルエーテル、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリル酸ナトリウム、ゼラチン、澱粉、
寒天、アラビアゴム等を用いることができる。
【0022】一方、水性樹脂としては、例えば水性ウレ
タン樹脂、水性アクリル樹脂、水性アルキド樹脂、水性
エポキシ樹脂、水性ポリブタジエン樹脂、酢酸ビニルエ
マルジョン、アクリルエマルジョン、スチレンブタジエ
ンエマルジョン等、乾燥後に透明ないし半透明になる親
水性樹脂を用いる。
【0023】インク吸収層7は、化粧基板1の表面全面
に設けるか或いはインクにより印刷する箇所に部分的に
設けるかのどちらでもよい。
【0024】インク吸収層7の形成のためのインク吸収
剤の塗布量は、乾燥時の厚さが2〜100μmとなるよ
うに、塗工適性及び印刷時のインク量に応じて決定す
る。また、塗装方法は、ロールコーター、フローコータ
ー、スプレー等の任意の方法でよい。そして、このよう
な塗装後に熱風や遠赤外線等のドライヤで乾燥させる。
【0025】(印刷処理)この後、上記インク吸収層7
上に水性インクを用いてインクジェット方式で絵柄模様
をダイレクト印刷して印刷層9を形成する。上記水性イ
ンクとしては、耐光性の観点から、水性顔料インクを用
いるのがよい。
【0026】上記印刷する画像データは、花や葉等の天
然物又は人工物から読み取った画像データ、及び/又は
人工的に作図したイラストやキャラクタ等の画像データ
をコンピュータ上で任意の大きさや形状に切り取ったも
の、又はそれらをさらに任意に繋ぎ合わせたものとすれ
ばよい。
【0027】尚、この印刷処理では、インクジェット方
式で印刷することに限らず、他の方式で絵柄模様を印刷
することもできる。
【0028】(塗装処理)上記印刷後に印刷層9上(印
刷層9のない部分ではインク吸収層7上)に透明ウレタ
ン塗料を塗装してウレタン塗膜層11を形成する。具体
的には、イソシアネート基NCOと水酸基OHとの割合
がNCO/OH=1.1〜2.5で、イソシアネート基
が過剰となるように配合されたウレタン塗料を塗布す
る。イソシアネート基の割合がNCO/OH<1.1で
あると、化粧板としての性能(耐水性)が良好に得られ
ない一方、NCO/OH>2.5であると、コスト高と
なるとともに、粘度が高くなって作業性が悪化する。
【0029】また、ウレタン塗料の塗布量は、上記と同
様の理由から2〜20g/m2とする。また、仕上がり
の色調を調えるためにウレタン塗料を染料や顔料等で着
色してもよい。
【0030】そして、上記ウレタン塗膜層11の上に、
耐摩耗性を付与する目的で、従来用いられているアルミ
ナやカーボン等の減摩剤を適宜添加した透明の塗料を塗
布して中塗り層13を形成し、その上にさらに透明の塗
料で塗装して上塗り層14を設ける。尚、これら中塗り
層13及び上塗り層14は必ずしも設ける必要はなく、
必要に応じて省略することもできる。
【0031】以上により、木質化粧基板1の自然な木目
を活かしながら、好みの印刷柄がインクジェット方式で
ダイレクト印刷された木質化粧板Aが得られる。そし
て、この木質化粧板Aにおいては、インク吸収層7の下
側(化粧基板1側)に目止めシーラー剤による目止め層
5が形成されているので、均一なインク吸収層7が形成
されて印刷適性が向上したものとなる。
【0032】また、木質化粧板Aにおいて化粧基板1側
(下側)から水分がインク吸収層7に移行するのが目止
めシーラー剤による目止め層5によって遮られるように
なり、木質化粧板Aにおける印刷層9の耐水性が向上す
る。例えば化粧板Aを床板として使用した場合には、床
下からの湿気の浸入(特にマンション等の直貼り床構造
では問題となる)や、こぼした水が床板の目地から基板
1にしみ込んでそれが床板表面側に移行する現象に対し
良好な耐水性が得られる。
【0033】しかも、インク吸収層7上にイソシアネー
ト基過剰のウレタン塗料が塗布され、このウレタン塗料
の塗膜層11における過剰のイソシアネート基が印刷層
9のインクないしインク吸収層7内の水酸基と反応する
ことで、印刷層9の密着性及び耐水性が向上する。以上
により、製造された木質化粧板Aは、建材として十分な
性能が付与された化粧板となる。
【0034】
【実施例】(実施例)具体的に実施した例について説明
すると、MDFにオークの突板を貼った化粧基板の表面
に2液硬化型のウレタンシーラーをロールコータにより
5g/m2塗布し、70℃の熱風ドライヤ中で1分間加
熱することでウレタンシーラーを硬化させて目止め層を
形成した。次いで、この目止め層の上から化粧基板表面
の全面に亘り、ポリビニルアルコールと水性ウレタン樹
脂とを重量比で1:1の割合で混合したものを主成分と
するインク吸収剤(固形分は20%)をロールコーター
により50g/m2塗布した後、105℃の熱風ドライ
ヤにより1分間乾燥させてインク吸収層を形成した。次
に、インク吸収層の上からインクジェットプリンタを用
いて水性顔料インクにより部分的に花柄を印刷して乾燥
させた後、イソシアネート基と水酸基との割合がNCO
/OH=1.5となるように調整した透明ウレタン塗料
をロールコーターにより10g/m2塗布し、このウレ
タン塗料を熱風ドライヤにより70℃で1分の条件で硬
化させてウレタン塗膜層を形成した。さらに、このウレ
タン塗膜層の上に、減摩剤としてアルミナ粒子を添加し
たアクリル系UV塗料を塗布して中塗り層を形成すると
ともに、この中塗り層上にアクリル系UV塗料を塗布し
て上塗り層を形成し、以上によって木質化粧板を得た。
【0035】(比較例1)目止め層の形成を省略した以
外は上記実施例と同様にして木質化粧板を製造した。こ
の比較例1の化粧板は、実施例のものと比べて色ムラが
多い印刷外観であった。
【0036】(比較例2)NCO/OH=1.0とし、
それ以外は実施例と同様にして木質化粧板を製造した。
この比較例2の化粧板は、実施例のものと同様の印刷外
観であった。
【0037】(評価試験)このようにして得られた実施
例及び比較例1,2の各化粧板についてJASのFタイ
プの規格の各試験を行ったところ、実施例についてはそ
の規格に合格した。尚、JASのFタイプの主な試験
は、TypeI(煮沸湯中に4時間浸漬した後に60℃
で20時間乾燥し、再度煮沸湯中に4時間浸漬した後に
60℃で3時間乾燥する)、TypeII(70℃の温水
に2時間浸漬した後に60℃で3時間乾燥する)、寒熱
繰返しA試験(80℃で2時間乾燥した後に−20℃で
2時間する保持する行程を1サイクルとして2サイクル
繰り返す)、耐水A試験(80℃の温水に1時間浸漬し
た後に60℃で2時間乾燥する行程を1サイクルとして
2サイクル繰り返す)、湿熱試験、摩耗A試験、汚染試
験、薬品試験がある。
【0038】これに対し、比較例1では、JASのFタ
イプの規格の試験のうち耐水A試験において化粧基板の
突板とインク吸収層との間で剥離が生じた。
【0039】また、比較例2については、同じ耐水A試
験においてインク吸収層とウレタン塗膜層との間で剥離
が生じた。
【0040】したがって、本発明の方法によれば、例え
ば床材等として使用に十分耐え得る性能を持つ木質化粧
板を製造できることが裏付けられた。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
木質化粧板の製造方法によると、基材に天然木突板を貼
り合わせた化粧材又は天然木無垢材からなる化粧基板の
表面に目止めシーラー剤を塗布して目止め層を形成した
後、透明ないし半透明のインク吸収層を設け、このイン
ク吸収層上に水性インクにより絵柄模様を印刷した後、
イソシアネート基が過剰となるように配合された透明ウ
レタン塗料を塗布したことにより、均一なインク吸収層
を形成して印刷適性を向上させることができ、木質化粧
板の化粧基板側からの水分のインク吸収層への移行を目
止めシーラー剤による目止め層により抑えるとともに、
ウレタン塗料の塗装膜における過剰のイソシアネート基
を印刷層のインクないしインク吸収層内の水酸基と反応
させることができ、よって建材として使用するに耐え得
る耐水性や密着性等の性能が発揮できるとともに、特注
製品や小ロット製品等の顧客の多用なニーズへの対応を
行うことができる木質化粧板が得られる。また、透明な
いし半透明のインク吸収層及び透明ウレタン塗料によ
り、木質化粧基板の自然な木目を活かしながら、好みの
柄の印刷により木質化粧板の好ましい意匠が容易に得ら
れる。
【0042】請求項2の発明によると、上記インク吸収
層上にインクジェット方式で印刷したことにより、化粧
板の表面に精繊な画像を精細に直接形成して化粧板の様
々な絵柄を容易に表現でき、特注製品や小ロット製品等
の顧客の多用なニーズへの対応がより一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態により製造された木質化粧板
の要部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
A 木質化粧板 1 化粧基板 5 目止め層 7 インク吸収層 9 印刷層 11 透明ウレタン塗膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 聡子 富山県東砺波郡井波町井波1番地の1 大 建工業株式会社内 Fターム(参考) 2B002 AA05 AA10 BB12 4D075 AC41 AE03 BB62X CA13 CA38 CB06 DA06 DB11 DB22 DB24 DC02 DC31 EA06 EA07 EA25 EA33 EA43 EB07 EB12 EB14 EB19 EB20 EB22 EB33 EB35 EB36 EB38 4F100 AK21 AK25 AK51 AK51D AK51E AP01B AR00C AS00E AT00A BA05 BA07 BA10A BA10D CC00D EG002 EH462 EJ64E GB07 HB31C JB07 JD14C JL02 JL11 JN01D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に天然木突板を貼り合わせた化粧材
    又は天然木無垢材からなる化粧基板の表面に目止めシー
    ラー剤を塗布して目止め層を形成した後、 インクを吸収する透明ないし半透明のインク吸収層を設
    け、 上記インク吸収層上に水性インクにより絵柄模様を印刷
    して乾燥させた後、 イソシアネート基が過剰となるように配合された透明ウ
    レタン塗料を塗布することを特徴とする木質化粧板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の木質化粧板の製造方法におい
    て、 インク吸収層上に水性インクによる印刷をインクジェッ
    ト方式で行うことを特徴とする木質化粧板の製造方法。
JP2000205455A 2000-07-06 2000-07-06 木質化粧板の製造方法 Pending JP2002019025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205455A JP2002019025A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 木質化粧板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000205455A JP2002019025A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 木質化粧板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002019025A true JP2002019025A (ja) 2002-01-22

Family

ID=18702537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000205455A Pending JP2002019025A (ja) 2000-07-06 2000-07-06 木質化粧板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002019025A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005000887A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Inoue Kinzoku Kogyo Co Ltd 塗工方法及び塗工装置
JP2007170014A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板
JP2007167826A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 化粧建築板
JP2007176772A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板の製造方法及び建築板
JP2008050896A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 溝加工床材およびその加工方法
CN102233600A (zh) * 2011-05-30 2011-11-09 深圳普兰太森新材料科技有限公司 人之木
JP2018052761A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 壽工業株式会社 天然木調化粧繊維強化セメント板及びその製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116470A (en) * 1979-02-28 1980-09-08 Toppan Printing Co Ltd Preparing decorative laminated sheet
JPS6044386A (ja) * 1983-08-23 1985-03-09 Teijin Ltd 記録シ−ト
JPH0524007A (ja) * 1991-07-23 1993-02-02 Toppan Printing Co Ltd 集成材化粧シートの製造方法
JPH07276312A (ja) * 1994-04-12 1995-10-24 Noda Corp 化粧単板およびその製造方法
JPH10128231A (ja) * 1996-10-29 1998-05-19 Dainippon Toryo Co Ltd 基板の塗装方法
JPH10278497A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Toppan Printing Co Ltd 化粧板及びその製造方法
JPH1110823A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 化粧材及びその製造方法
JPH11105229A (ja) * 1997-10-07 1999-04-20 Toppan Printing Co Ltd 化粧材
JP2000025187A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Toppan Printing Co Ltd 化粧板

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116470A (en) * 1979-02-28 1980-09-08 Toppan Printing Co Ltd Preparing decorative laminated sheet
JPS6044386A (ja) * 1983-08-23 1985-03-09 Teijin Ltd 記録シ−ト
JPH0524007A (ja) * 1991-07-23 1993-02-02 Toppan Printing Co Ltd 集成材化粧シートの製造方法
JPH07276312A (ja) * 1994-04-12 1995-10-24 Noda Corp 化粧単板およびその製造方法
JPH10128231A (ja) * 1996-10-29 1998-05-19 Dainippon Toryo Co Ltd 基板の塗装方法
JPH10278497A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Toppan Printing Co Ltd 化粧板及びその製造方法
JPH1110823A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Dainippon Printing Co Ltd 化粧材及びその製造方法
JPH11105229A (ja) * 1997-10-07 1999-04-20 Toppan Printing Co Ltd 化粧材
JP2000025187A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Toppan Printing Co Ltd 化粧板

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005000887A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Inoue Kinzoku Kogyo Co Ltd 塗工方法及び塗工装置
JP2007170014A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板
JP2007167826A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 化粧建築板
JP2007176772A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板の製造方法及び建築板
JP2008050896A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 溝加工床材およびその加工方法
CN102233600A (zh) * 2011-05-30 2011-11-09 深圳普兰太森新材料科技有限公司 人之木
JP2018052761A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 壽工業株式会社 天然木調化粧繊維強化セメント板及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6585369B1 (en) Preparations for ink-jet printing on common household surfaces
CN101918209B (zh) 制备层压材料的方法
JPH0631860A (ja) 高分子シート
EP2983922B1 (en) Method for the manufacture of digitally printed substrates
JP2002019025A (ja) 木質化粧板の製造方法
CN106394047A (zh) 一种水转印工艺
CN208558689U (zh) 环保型粘贴转移直印花纸
US20030048343A1 (en) Process for preparing a laminated ink jet print
CN1127815A (zh) 水转印纸及其制造工艺
US20170150839A1 (en) Process for Producing Printed Solid Objects
US7370956B2 (en) Method and media for printing aqueous ink jet inks on plastic surfaces
JP3221386B2 (ja) 化粧板およびその製法
CN1229186C (zh) 在底物上提供印记的方法
KR100928665B1 (ko) 가구 및 내외장재용 대형판넬 및 그 제조방법
JPH08318506A (ja) エンボス化粧板とその製造方法
JP2001277460A (ja) 化粧板の製造方法
EP4303360B1 (en) A printable or printed paper for decorative elements, decorative elements comprising a printed paper and a method for manufacturing said decorative element
JPH1143869A (ja) シート状印刷物の製造方法
JP2915916B2 (ja) 化粧シート及び化粧板の製造方法
US20210146671A1 (en) Method to emulate an oil painting
JPH08230342A (ja) ラベルの製造方法
CN114479678A (zh) 透明胶粘剂、透明高分子膜饰面集成板材及其制作方法
CN119119550A (zh) 一种适用于水性颜料喷墨印刷的吸墨膜材及其制备方法和应用
JP3194408B2 (ja) 転写シート
JP2000176916A (ja) 化粧板およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110913